JP7380133B2 - 液滴を吐出する装置 - Google Patents

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Description

本発明は液滴を吐出する装置に関する。
液滴を吐出する装置におけるヘッドのメンテナンスとして、ヘッドをキャップでキャッピングしてヘッドから液体を加圧又は吸引で排出させる動作や、液体を吐出して排出する空吐出動作(フラッシング、パージなどと称される動作を含む)を行うことが知られている。
従来、複数のインクジェット記録ヘッドがシート搬送方向に沿って並べて配置され、上流側から記録ヘッドのノズルの近傍に加湿空気を供給して流すことで記録ヘッドを保湿しインク乾燥を抑制するものが知られている(特許文献1)。
特開2000-255053号公報
ところで、複数のヘッドに対して複数のキャップが一体で相対移動してキャッピング及びデキャップ動作を行う場合、メンテナンス動作を行っているヘッドがデキャップ状態になると、メンテナンス動作を行っていないヘッドもデキャップ状態になる。
そのため、ノズル内の液体の増粘が進行して吐出性能が低下するという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、ヘッドの吐出性能を良好に維持することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る液滴を吐出する装置は、
液滴を吐出する複数のヘッドと、
前記複数のヘッドをそれぞれキャッピングする複数のキャップと、
前記複数のヘッドの近傍に対して水分を放出する放出手段と、
前記ヘッドに対するメンテナンス動作が行われるときに前記放出手段から水分を放出させる制御をする手段と、を備え、
前記放出手段は、前記複数のヘッドの並びの外側に配置された第1放出手段と、隣り合う2つの前記ヘッドの間に配置された第2放出手段と、を含み、
前記第2放出手段は、保湿剤を含む水分を吐出する液体吐出ヘッドである
構成とした。
本発明によれば、ヘッドの吐出性能を良好に維持することができる。
本発明に係る液滴を吐出する装置としての印刷装置の一例の概略構成図である。 同印刷装置の印刷手段の部分の平面説明図である。 同じく印刷手段の部分の側面説明図である。 本発明の第1実施形態におけるヘッドアレイとメンテナンスユニットの平面説明図である。 同じくキャッピング状態とデキャップ状態の正面説明図である。 同じくメンテナンスユニットを含むメンテナンス機構の吸引機構の説明に供する説明図である。 本発明の第1実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成の説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図である。 同実施形態における第1放出手段の一例の説明図である。 同実施形態におけるメンテナンス動作及び放出手段の制御に係る部分の説明に供するブロック説明図である。 同実施形態におけるメンテナンス動作及び加湿(水放出)動作の制御の一例の説明に供する流れ図である。 同実施形態におけるメンテナンス動作とノズル乾燥度合いの説明に供する説明図である。 メンテナンス動作の対象ヘッド群及び非対象ヘッド群のノズル乾燥度合いの説明に供する対象ヘッド群と非対象ヘッド群の一例の説明図である。 図12のヘッド群について加湿を伴わないメンテナンス動作を行ったときのノズル乾燥度合の説明図である。 図12のヘッド群について加湿を伴うメンテナンス動作を行ったときのノズル乾燥度合いの説明図である。 2種類の放出手段(第1放出手段と第2放出手段)を備える構成の作用効果の説明に供する1つの放出手段で加湿するときの放出手段からの距離と湿度の関係を説明する説明図である。 同実施形態における第2放出手段からの水分の放出量の説明に供する説明図である。 本発明の第2実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成の説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図である。 同じく側面説明図である。 同実施形態の作用説明に供する説明図である。 本発明の第3実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成の説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図である。 同じく側面説明図である。 本発明の第4実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成の説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図である。 本発明の第5実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成の説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図である。 本発明の第6実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成の説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図である。 加湿制御手段による湿度制御の一例の説明に供するフロー図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る液滴を吐出する装置としての印刷装置の一例について図1ないし図3を参照して説明する。図1は同印刷装置の一例の概略構成図、図2は同印刷装置の印刷手段の部分の平面説明図、図3は同じく印刷手段の部分の側面説明図である。
印刷装置500は、搬入手段501と、案内搬送手段503と、印刷手段505と、乾燥手段507と、搬出手段509などを備えている。
搬入手段501は、連続紙などのシート材510を搬入する。案内搬送手段503は、搬入手段501から搬入されたシート材510を印刷手段505に案内搬送する。印刷手段505は、シート材510に対して液体を吐出して画像などを形成する印刷を行う。乾燥手段507は液体が付与されたシート材510を加熱などして乾燥する。搬出手段509は、シート材510を搬出する。
シート材510は搬入手段501の元巻きローラ511から送り出され、搬入手段501、案内搬送手段503、乾燥手段507、搬出手段509の各ローラによって案内、搬送されて、搬出手段509の巻取りローラ591にて巻き取られる。
シート材510は、印刷手段505において、ヘッドユニット550及びヘッドユニット555に対向して搬送され、ヘッドユニット550から吐出される液体によって画像が形成され、ヘッドユニット555から吐出される処理液で後処理が行われる。
ヘッドユニット550には、例えば、搬送方向上流側から、4色分のフルライン型ヘッドアレイ551(551A~551D)が配置されている。
各ヘッドアレイ551は、液体吐出手段であり、それぞれ、搬送されるシート材510に対して、例えば、ブラックK,シアンC、マゼンタM、イエローYの液体を吐出する。なお、色の種類及び数はこれに限るものではない。
ヘッドアレイ551は、例えば、液体を吐出する複数のノズル104を千鳥状に2列配列した液体吐出ヘッド(これを、単に「ヘッド」という。)100をベース部材552上に千鳥状に並べて配置したものであるが、これに限らない。
ヘッドアレイ551の側方(上流側及び下流側のいずれでも良い)には、ヘッド100のメンテナンス(維持回復)を行うためのメンテナンスユニット561(561A~561D)が配置されている。
メンテナンスユニット561は、保持部材564に各ヘッド100のノズル面100aをキャッピングするキャップ563などを備えている。
メンテナンスユニット561は、図3の矢印方向に往復移動可能に配置されている。ヘッドアレイ551は、上下方向に昇降可能に配置され、キャッピングを行うときにはヘッドアレイ551が上昇して、メンテナンスユニット561がヘッド100の下方に移動する。そして、ヘッドアレイ551が下降してヘッド100のノズル面100aがキャップ563でキャッピングされる。
次に、第1実施形態におけるヘッドアレイとメンテナンスユニットについて図4及び図5を参照して説明する。図4は同ヘッドアレイとメンテナスユニットの平面説明図、図5は同じくキャッピング状態とデキャップ状態の正面説明図である。
本実施形態では、ヘッドアレイ551は、2つのヘッド100で構成されるヘッド群110を単位として、7つのヘッド群110を千鳥状に配置している。これにより、ヘッドアレイ551は複数(ここでは18個)のヘッド100を有する。一方のヘッド群110の列をヘッド群列111Aとし、他方のヘッド群110の列をヘッド群列111Bとする。
メンテナンスユニット561は、各ヘッド群110の各ヘッド100のノズル面100aをキャッピングする複数(ここでは18個)のキャップ563を有し、複数のキャップ563は、前述したように同一の保持部材564に保持されている。
これにより、複数のキャップ563は、一括で、図5(a)に示すように複数のヘッド100に対するキャッピング動作、図5(b)に示すように複数のヘッド100に対するデキャップ動作を行うことになる。
このように、本実施形態では、複数のヘッド100に対して複数のキャップ563が一体で相対移動してキャッピング動作及びデキャップ動作を行う構成としている。
次に、メンテナンスユニットを含むメンテナンス機構の吸引機構について図6を参照して説明する。図6は同説明に供する説明図である。
本実施形態では、キャップ563に通じてキャップ563内を吸引する吸引手段としての吸引ポンプ565と、吸引ポンプ565から排出される廃液を受ける廃液受け566と、キャップ563と吸引ポンプ565との間に配置された吸引経路切替手段567とを備えている。
吸引経路切替手段567は、ヘッド群110の2つのヘッド100に対応する2つのキャップ563で構成されるキャップ群568を1単位として、各キャップ群568と吸引ポンプ565との接続を切り替える。
なお、各キャップ群568(又は、キャップ563)毎に吸引手段を設ける構成とすることもできる。
次に、第1実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成について図7及び図8を参照して説明する。図7は同説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図、図8は同実施形態における第1放出手段の一例の説明図である。
である。
本実施形態では、ヘッドアレイ551の各ヘッド100のノズル面100aを払拭する払拭手段として払拭ユニット581が、複数のヘッド100の並び方向(以下、「ヘッド並び方向X」という。)の一方側をホーム位置として配置されている。
払拭ユニット581は、各ヘッド群列111A、111Bに対応して2つ(4つに分割してもよい。)のワイパブレードなどの払拭部材582を備え、ヘッド並び方向Xに往復移動可能に配置されている。なお、払拭部材582は、ウェブなどで構成することもできる。
そして、ヘッド並び方向Xにおいて、払拭ユニット581(払拭部材582)が配置された一方側とは反対の他方側には、放出手段としての第1放出手段601が配置されている。第1放出手段601は第1加湿手段でもある。
また、隣り合うヘッド群110の間、及び、一方のヘッド群列111Bのヘッド群110の外側には、それぞれ、放出手段としての第2放出手段602が配置されている。第2放出手段602は第2加湿手段でもある。
第1放出手段601は、水分を含む気流610をヘッド群110のヘッド100のノズル面100aに沿ってヘッド並び方向Xに放出する。
第1放出手段601は、例えば、図8に示すように、給水タンク611と、水を加熱する加熱手段である加熱部612と、ポンプ613と、ポンプ613で送られる加熱された水(水分)とともに送風する送風手段としてのファン614と、流路615を含んで構成される。
第1放出手段601は、水分を含む気流610をヘッド群110のヘッド100のノズル面100aに沿ってヘッド並び方向Xに放出する。
第2放出手段602は、液体を吐出する液体吐出ヘッドで構成されている。第2放出手段602は、例えば保湿剤を含む水分を下方(Z方向)に向けて放出(吐出)する。
第1放出手段601及び第2放出手段602から放出される水分は、例えばイオン交換水や、蒸留水、水分を含む(湿度が高い、水分量が多い)空気、水蒸気などがあげられる。水は、保湿剤や、その他塩化物イオンやミネラルなどの微量のイオンを含んでいてもよい。また、水分は、水分を含む(湿度が高い、水分量が多い)空気、蒸気やミスト状にして放出することが好ましい。なお、本実施形態においては、放出手段が水分を放出する形態で説明しているが、ノズル内の液体の増粘を防ぐことができる液成分であればよく、有機溶剤や水可溶性有機溶剤などを用いても良い。液成分とは、水や有機溶剤、水溶性有機溶剤、あるいはそれらの気体成分のことを指す。
ヘッド並び方向Xと直交するY方向(シート材搬送方向)におけるヘッド群列111A、111Bの間には、ヘッド100の雰囲気湿度を検知する湿度検知手段603が配置されている。本実施形態では、ヘッド並び方向Xにおいて、両端部及び中央部に、それぞれ湿度検知手段603が配置されている。
次に、第1実施形態におけるメンテナンス動作及び放出手段の制御に係る部分について図9のブロック説明図を参照して説明する。
メンテナンス制御手段701は、メンテナンス動作を制御する手段であり、CPU、ROM、RAM、I/Oなどを含むマイクロコンピュータによって構成されている。
メンテナンス制御手段701は、ヘッド駆動制御部702を通じて、ヘッドアレイ551の各ヘッド群110の各ヘッド100を駆動して、ノズル104から液体を空吐出(ヘッド維持回復用吐出)させる。
メンテナンス制御手段701は、アレイ駆動部703を介して、ヘッドアレイ551を上下動させるヘッドアレイ上下動機構571を駆動して、ヘッドアレイ551を退避位置とキャッピング位置との間で上下動させる。
メンテナンス制御手段701は、メンテナンス駆動部704を介して、メンテナンスユニット561を移動するメンテナンスユニット移動機構575を駆動し、キャップ563をヘッドアレイ551の各ヘッド100の下方に対して往復移動させる。
メンテナンス制御手段701は、メンテナンス駆動部704を介して、吸引ポンプ565を駆動制御し、吸引経路切替手段567の切り替え動作を制御する。メンテナンス制御手段701は、メンテナンス駆動部704を介して、払拭ユニット581を移動させる払拭ユニット移動機構585を駆動し、払拭ユニット581による払拭動作を制御する。
加湿制御手段751は、放出手段からの水分の放出を制御する手段であり、第1放出手段601を駆動して水分を放出させる。また、加湿制御手段751は、ヘッド駆動手段752を介して第2放出手段602を構成するヘッドを駆動して、水分を放出(吐出)させる。
加湿制御手段751は、メンテナンス制御手段701によってメンテナンス動作が行われるときに、第1放出手段601及び第2放出手段602を制御して水分を放出させる。加湿制御手段751は、ヘッドに対するメンテナンス動作が行われるときに加湿手段(第1加湿手段である第1放出手段601、第2加湿手段である第2放出手段602でヘッドの近傍を加湿させる制御をする手段でもある。
このとき、加湿制御手段751は、湿度検知手段603の検知結果に基づいて、第1放出手段601及び第2放出手段602による水分の放出及び停止を制御することで、ヘッド100の雰囲気湿度が所定湿度(設定湿度)になるようにする。
次に、本実施形態におけるメンテナンス動作及び加湿(水分放出)動作の制御の一例について図10の流れ図を参照して説明する。
先ず、印刷終了後、メンテナンス動作を実施するか否かを判定する。
ここで、メンテナンス動作を実施するときには、加湿制御手段751が第1放出手段601及び第2放出手段602から水分を放出させる。
そして、湿度検知手段603で検知した検知湿度が所定湿度に到達した後、メンテナンス制御手段701によってメンテナンス動作を開始する。加湿制御手段751は、メンテナンス動作開始後も、湿度検知手段603の検知結果に基づいて、第1放出手段601及び第2放出手段602からの水分の放出と停止を制御して、ヘッド100の雰囲気湿度を所定湿度に維持する。
その後、メンテナンス動作が終了したとき、加湿制御手段751は、第1放出手段601及び第2放出手段602からの水分の放出も終了する。
このようにメンテナンス動作を行っているときに、第1放出手段601及び第2放出手段602から水分を放出させる。
これにより、ヘッドの雰囲気湿度を所定湿度に維持して、メンテナンス動作を行っていないヘッド100がデキャップ状態になることでノズル内の液体が増粘することを抑制でき、ヘッドの吐出性能を良好に維持することができる。
次に、ヘッドのノズル内液体の水量の減少・増加について説明する。
ヘッド100のノズル104内の液体は、ノズル面100aがキャップ563でキャッピングされていないデキャップ状態では空気に晒されているために、水が減少して増粘するノズル乾燥が生じる。なお、例えば活性エネルギー線硬化型液体の場合には水が増加するが、以下では、水が減少してノズル104内の液体が増粘する例で説明する。
また、ヘッド100のノズル104内の液体は、ノズル面100aがキャップ563でキャッピングされている状態でも、キャップ563内が飽和水蒸気量になるまで水が蒸発して増粘するノズル乾燥が生じる。
次に、本実施形態におけるメンテナンス動作とノズル乾燥度合いについて図11を参照して説明する。図11は同説明に供する説明図である。
メンテナンス動作(メンテナンスシーケンス)を開始する前には、図11(a)の領域(時間領域)T1に示すように、ノズル面100aはデキャップ状態にある。
そこで、メンテナンス動作を行うときには、領域T2に示すように、キャップ563でヘッド100のノズル面100aをキャッピングして吸引ポンプ565を駆動することでノズル104から液体を吸引排出する(これを「ヘッド吸引」という。)。
そして、領域T3に示すように、デキャップ状態にしてノズル面100aを払拭部材582で払拭する。
次いで、空吐出に移行するため、メンテナンスユニット561をヘッドアレイ551の下方に移動させる間、領域T4に示すように、デキャップ状態が維持される。
メンテナンスユニット561をヘッドアレイ551の下方に移動させた後、領域T5に示すように、ヘッド100からキャップ563に向けて液体を吐出させて排出する空吐出を行う。
その後、領域T6に示すように、キャップ563でノズル面100aをキャッピングする動作を行う。
なお、メンテナンス動作では、吸引排出に代えて、或いは、吸引排出とともに、サブタンク等からヘッド100内を加圧してノズル104から液体を加圧排出させる動作を行うこともできるが、以下では吸引排出を行う例で説明する。
また、メンテナンス動作は、主として、吐出状態を検知して吐出不良が生じているヘッド100を対象として行うが、所定時間が経過する毎にすべてのヘッド100を対象として定期的に行うこともある。
ここで、複数のヘッド100に対するメンテナンス動作を行うとき、吸引排出を伴うメンテナンス動作は、ヘッドアレイ551の一部のヘッド100(ヘッド群110)毎に切り替えて行うことになる。
したがって、ヘッドアレイ551には、メンテナンス動作を行っているヘッド100(ヘッド群110)と、メンテナンス動作を行っていないヘッド100(ヘッド群110)が生じることになる。
そのため、図11(a)に示すように、メンテナンス動作を行う対象となる対象ヘッド100については、デキャップ状態からヘッド吸引、払拭、デキャップ状態の継続、空吐出、キャピングの順に動作が行われる。このメンテナンス動作を行うことによって、ノズル乾燥度合いは小さくなる。
これに対して、図11(b)に示すように、吐出状態が良好で第1メンテナンス動作の対象となっていない非対象ヘッド100に対するメンテナンス動作は何も行わない。このとき、非対象ヘッド100のキャップ563は、メンテナンス動作を行う対象ヘッド100のキャップ563と同じキャッピング状態及びデキャップ状態になる。
そのため、加湿を行わない構成(これを「比較例1」とする。)にあっては、図11(b)に一点鎖線(加湿無)で示すように、非対象ヘッド100はデキャップ状態の時間が長くなり、ノズル104内の液体の乾燥度合いが高くなる。
そこで、本実施形態では、メンテナンス動作を行っているときにヘッド100の雰囲気湿度を所定湿度に維持する。これにより、非対象ヘッド100のノズル104内の液体の増粘が抑制され、図11(b)に実線(加湿有)で示すように、乾燥度合いを低くすることができ、良好な吐出性能を維持することができる。
次に、メンテナンス動作の対象ヘッド群及び非対象ヘッド群のノズル乾燥度合いについて図12ないし図14を参照して説明する。図12は対象ヘッド群と非対象ヘッド群の一例の説明図、図13は図12のヘッド群について加湿を伴わないメンテナンス動作(比較例1)を行ったときのノズル乾燥度合の説明図、図14は図12のヘッド群について加湿を伴うメンテナンス動作(本実施形態)を行ったときのノズル乾燥度合の説明図である。
ここでは、図12に示すように、ヘッド群A~Fについては吐出状態が不良でメンテナンス動作を行う対象ヘッド群となり、他のヘッド群については吐出状態が良好でメンテナンス動作の対象となっていない非対象ヘッド群となっているものとする。
この場合、図13に示すように、メンテナンス動作は、ヘッド群Aから順に、B、C、D、E、Fの順で行うものとする。
このとき、非対象ヘッド群は、ヘッド群AないしFに対するメンテナンス動作を行っているときに生じるデキャップ状態の時間(デキャップ時間)が累積されて最も長くなるために、ノズル乾燥度合いが最も高くなる。
また、例えばヘッド群Aはメンテナンス動作を行うことでノズル乾燥度合いは低くなるが、その後のヘッド群E~Fに対するメンテナンス動作を行っているときのデキャップ状態の時間が累積されるので、非対象ヘッド群の次にノズル乾燥度合いが高くなる。
同様に、ヘッド群B→ヘッド群Fの順に、デキャップ時間の累積時間が長くなり、ノズル乾燥度合いが高くなる。
このように、特に、吐出状態が良好でメンテナンス動作の対象としなかったヘッド群のヘッドのノズル乾燥度合いが最も高くなって、所要のヘッド群に対するメンテナンス動作が終了したときには、吐出性能が低下して、吐出状態が不良になるおそれがある。
これに対して、本実施形態のように、メンテンナンス動作を行っているときに、第1放出手段601及び第2放出手段602から水を放出して加湿することで、デキャップ状態によるノズル内液体の乾燥を抑制することができる。
これにより、図14に示すように、対象ヘッド群A~F及び非対象ヘッド群のいずれについても、ノズル乾燥度合いはほぼ一定に保たれ、ノズル内の液体の増粘が抑制され、安定した吐出性能を得ることができる。
次に、2種類の放出手段(第1放出手段と第2放出手段)を備える構成の作用効果について図15も参照して説明する。図15は1つの放出手段で加湿するときの放出手段からの距離と湿度の関係を説明する説明図である。
本実施形態において、第1放出手段601は、水を加熱して送風する構成としているので、温かい水を放出することができる。一方、第2放出手段602は、液体吐出ヘッドを使用して冷たい水を放出する。
ここで、1つの第1放出手段601だけで加湿を行うと、図15にも示すように、第1放出手段601からの距離が離れるに従って湿度が低くなる。このとき、湿度全体を高くすると、ヘッド100に結露が生じるおそれがある。
そこで、ヘッド100間に第2放出手段602を配置することで、湿度の偏りを低減することができる。
この場合、第2放出手段602として冷たい水を放出するヘッドを使用していることで、第2放出手段602のみで加湿を行うと、ヘッド100の雰囲気温度が低下して、吐出する液体の粘度が高くなる。
そこで、第1放出手段601から温かい水を放出させることで、ヘッド100の雰囲気温度の低下を抑制し、吐出する液体の増粘を抑制することができる。
なお、第1放出手段601から冷たい水を放出し、第2放出手段602から温かい水を放出してもよい。
次に、本実施形態における第2放出手段からの水分の放出量について図16を参照して説明する。図16は同説明に供する説明図である。
本実施形態では、複数の第2放出手段602は、前述したように、ヘッド並び方向Xにおいて、隣り合うヘッド群110(ヘッド100)の間及び一方のヘッド列の外側に配置している。
一方、第1放出手段601は、ヘッド並び方向Xにおいて、払拭ユニット581が配置された側とは反対の他方側に配置されている。
そのため、上述した図15に示すように、第1放出手段601からの距離が離れるに従って湿度が低くなる。
そこで、加湿制御手段751は、図16に示すように、第1放出手段601から遠い側の第2放出手段602の水分の放出量が、第1放出手段601に近い側の第2放出手段602の水分の放出量よりも多くなるように水放出量を制御する。なお、図16では水分放出量を三段階としているが、二段階、あるいは、四段階以上とすることもできる。
これによって、ヘッド並び方向Xにおいて、各ヘッド群110のヘッド100の雰囲気湿度のばらつきを低減することができる。
また、払拭ユニット581を配置していない側に第1放出手段601を配置することで、メンテナンス動作としてのヘッド吸引や払拭動作を行っている間も、第1放出手段601は水分の放出を継続することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図17ないし図19を参照して説明する。図17は同実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成の説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図、図18は同じく側面説明図である。図19は同実施形態の作用説明に供する説明図である。
本実施形態では、ヘッド並び方向Xと直交する方向Yにおいて、ヘッド群列111A、111Bを挟んで、2つの第1放出手段601、601を配置している。
2つの第1放出手段601,601は、それぞれヘッド並び方向Xに沿って配置され、ヘッド群列111A、111Bのヘッド100のノズル面100aに沿う方向(方向Y)に向けて水を含む気流610を噴射する。
ここで、ヘッド並び方向Xと直交する方向Yにおいて、ヘッド群列111A、111Bの間の領域aは、ヘッド群列111A、111Bの上流側又は下流側の端部領域bよりも、相対的に第1放出手段601から遠くなる。
そのため、第1放出手段601、601によって放出される水による湿度増加は、領域aの方が領域bよりも相対的に小さくなる。
そこで、第2放出手段602について、図19に示すように、第1放出手段601から距離が遠くなるほど水分の放出量が多くなるように制御する。つまり、ヘッド群列111A、111Bの間側の水分の放出量が多くなり、第1放出手段601に近い側の水分の放出量を少なくなるように制御する。
これにより、各ヘッド100の雰囲気湿度のばらつきを低減することができる。
次に、本発明の第3実施形態について図20及び図21を参照して説明する。図20は同実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成の説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図、図21は同じく側面説明図である。
本実施形態では、ヘッド並び方向Xと直交する方向Yにおいて、ヘッド群列111Aとヘッド群列111Bとの間に、第1放出手段601を配置している。第1放出手段601は、ヘッド並び方向Xに沿って配置され、両側のヘッド群列111A、111Bに向けて水を放出する。
ここで、ヘッド並び方向Xと直交する方向Yにおいて、ヘッド群列111A、111Bの上流側又は下流側の端部領域bは、ヘッド群列111A、111Bの間の領域aよりも、相対的に第1放出手段601から遠くなる。
そのため、第1放出手段601によって放出される水による湿度増加は、領域bの方が領域aよりも相対的に小さくなる。
そこで、第2放出手段602について、前述した図19に示すと同様に、第1放出手段601から距離が遠くなるほど水分の放出量が多くなるように制御する。つまり、ヘッド群列111A、111Bの間側の水分の放出量が少なくなり、第1放出手段601から遠い側の水分の放出量を多くするように制御する。
これにより、各ヘッド100の雰囲気湿度のばらつきを低減することができる。
また、メンテナンスユニット561によってヘッド100のキャッピングを行うときには、第1放出手段601はヘッドアレイ551の下方から退避移動させる。そのため、キャッピング時にも水を放出させるときには、第2放出手段602は、ヘッド群110の端側・列間側のいずれも最大出力で水を放出させる制御をする。
次に、本発明の第4実施形態について図22を参照して説明する。図22は同実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成の説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図である。
本実施形態では、前記第1実施形態において、ヘッド並び方向Xの両側に、第1放出手段601、601を配置している。この構成では、払拭ユニット581側にも第1放出手段601が配置されることになる。
そして、払拭ユニット581側の第1放出手段601は、上下動可能に配置されており、メンテナンス動作の内の払拭動作以外を行うときには水分の放出を行う。
これに対し、払拭ユニット581側の第1放出手段601は、払拭ユニット581による払拭動作が行われるときには、水分の放出を停止し、払拭ユニット581の動作領域から退避する。
この場合、払拭ユニット581が配置されていない側の第1放出手段601による水分の放出だけになるので、第2放出手段602に水分の放出量を、払拭ユニット581が配置されていない側の第1放出手段601からの距離に応じて制御する。
例えば、前述した図19に示すと同様に、払拭ユニット581が配置されていない側の第1放出手段601からの距離が遠くなるに従って第2放出手段602からの水分の放出量を増加する。そして、水分の放出を停止した第1放出手段601側の第2放出手段602の水分の放出量を最大とする。
次に、本発明の第5実施形態について図23を参照して説明する。図23は同実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成の説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図である。
本実施形態では、前記第4実施形態における第2放出手段602を設けないで、放出手段は第1放出手段601で構成している。
このような構成であって、メンテンナンス動作を行っているときに、第1放出手段601から水を放出して加湿することができる。これにより、デキャップ状態によるノズル内液体の乾燥を抑制することができ、放出手段を備えない場合よりも、良好な吐出性能を維持することができる。
次に、本発明の第6実施形態について図24を参照して説明する。図24は同実施形態におけるヘッド雰囲気の加湿を行う構成の説明に供する1つのヘッドアレイ部分の斜視説明図である。
本実施形態では、前記第1実施形態における第1放出手段601を設けないで、放出手段は第2放出手段602で構成している。
このような構成であって、メンテンナンス動作を行っているときに、第2放出手段602から水を放出して加湿することができる。これにより、デキャップ状態によるノズル内液体の乾燥を抑制することができ、放出手段を備えない場合よりも、良好な吐出性能を維持することができる。
この場合、第2放出手段602として液体吐出ヘッドを使用し、他のヘッド100の駆動に伴う発熱で第2放出手段602に供給する水を加熱しておけば、温水を放出することもでき、ヘッド100の結露のおそれも防止できる。
次に、加湿制御手段による湿度制御の一例について図25のフロー図を参照して説明する。
まず、湿度検知手段603で検知された現在湿度を取り込み(ステップS11、以下単に「S1」というように表記する。)、現在湿度(検知湿度)が、(所定湿度+所定湿度の5%)以上か否かを判別する(S12)。
ここで、現在湿度が(所定湿度+所定湿度の5%)以上であれば、水分の放出量を減少した(S13)後、加湿終了か否かの判別(S16)に移行する。
これに対し、現在湿度が(所定湿度+所定湿度の5%)以上でなければ、現在湿度が所定湿度以下であるか否かを判別する(S14)。
ここで、現在湿度が所定湿度以下であれば、水分の放出量を増加した(S14)後、加湿終了か否かの判別(S16)に移行する。
これに対し、現在湿度が所定湿度以下であれば、そのまま、加湿終了か否かの判別(S16)に移行する。
そして、加湿終了になるまで、上記のステップS11~ステップ16の処理を繰り返す。
これにより、ヘッド100の雰囲気湿度は、所定湿度~(所定湿度+所定湿度の5%)の範囲内に維持される。なお、ここでは、(所定湿度+所定湿度の5%)を上限としているが、5%に限るものではなく、1~4%、6%以上を加算した値を上限とすることもできる。
なお、液滴を吐出する装置には、液体吐出ヘッドと液体が付着可能なものとが相対的に移動する装置があるが、これに限定するものではない。また、液滴を吐出する装置には、液体吐出手段を移動させるシリアル型装置、液体吐出手段を移動させないライン型装置などが含まれる。
また、画像形成、記録、印字、印写、印刷、造形等はいずれも同義語とする。
100 ヘッド
500 印刷装置(液滴を吐出する装置)
550 ヘッドユニット
551 ヘッドアレイ
561 メンテナンスユニット
563 キャップ
601 第1放出手段
602 第2放出手段
603 温度検知手段
701 メンテナンス制御手段
751 加湿制御手段

Claims (10)

  1. 液滴を吐出する複数のヘッドと、
    前記複数のヘッドをそれぞれキャッピングする複数のキャップと、
    前記複数のヘッドの近傍に対して水分を放出する放出手段と、
    前記ヘッドに対するメンテナンス動作が行われるときに前記放出手段から水分を放出させる制御をする手段と、を備え、
    前記放出手段は、前記複数のヘッドの並びの外側に配置された第1放出手段と、隣り合う2つの前記ヘッドの間に配置された第2放出手段と、を含み、
    前記第2放出手段は、保湿剤を含む水分を吐出する液体吐出ヘッドである
    ことを特徴とする液滴を吐出する装置。
  2. 液滴を吐出する複数のヘッドと、
    前記複数のヘッドをそれぞれキャッピングする複数のキャップと、
    前記複数のヘッドの近傍に対して水分を放出する放出手段と、
    前記ヘッドに対するメンテナンス動作が行われるときに前記放出手段から水分を放出させる制御をする手段と、
    前記複数のヘッドの並び方向に移動して前記複数のヘッドの各ノズル面を払拭する払拭部材と、を備え、
    前記放出手段は、前記複数のヘッドの並びの外側に配置された第1放出手段と、隣り合う2つの前記ヘッドの間に配置された第2放出手段と、を含み、
    前記複数のヘッドの並び方向において、一方の側に前記払拭部材が配置され、他方の側に前記第1放出手段が配置され、
    前記複数のヘッドの並び方向に複数の前記第2放出手段が配置され、
    前記払拭部材に近い側の前記第2放出手段の水分の放出量が、前記第1放出手段に近い側の前記第2放出手段の水分の放出量よりも多い
    ことを特徴とする液滴を吐出する装置。
  3. 液滴を吐出する複数のヘッドと、
    前記複数のヘッドをそれぞれキャッピングする複数のキャップと、
    前記複数のヘッドの近傍に対して水分を放出する放出手段と、
    前記ヘッドに対するメンテナンス動作が行われるときに前記放出手段から水分を放出させる制御をする手段と、
    前記複数のヘッドの並び方向に移動して前記複数のヘッドの各ノズル面を払拭する払拭部材と、を備え、
    前記放出手段は、前記複数のヘッドの並びの外側に配置された第1放出手段と、隣り合う2つの前記ヘッドの間に配置された第2放出手段と、を含み、
    前記複数のヘッドの並び方向において、前記第1放出手段は、前記複数のヘッドを挟んで両側に配置され、
    前記払拭部材で前記複数のヘッドの各ノズル面を払拭するとき、前記払拭部材と同じ側に配置された前記第1放出手段が水分の放出を停止し、前記払拭部材と反対側に配置された前記第1放出手段が水分の放出を継続する
    ことを特徴とする液滴を吐出する装置。
  4. 前記複数のヘッドの並び方向に複数の前記第2放出手段が配置され、
    前記第1放出手段から遠い前記第2放出手段の水分の放出量が、前記第1放出手段に近い前記第2放出手段の水分の放出量よりも多い
    ことを特徴とする請求項に記載の液滴を吐出する装置。
  5. 前記第1放出手段は、水を加熱する加熱手段と、加熱された水分を送る送風手段と、を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の液滴を吐出する装置。
  6. 前記第1放出手段は、前記複数のヘッドの並び方向と直交する方向の両側に配置されている
    ことを特徴とする請求項に記載の液滴を吐出する装置。
  7. 前記複数のヘッドは千鳥状に配置され、
    各ヘッド列の間に、前記複数のヘッドの並び方向に沿って前記第1放出手段が配置されている
    ことを特徴とする請求項に記載の液滴を吐出する装置。
  8. 前記ヘッドの雰囲気湿度を検出する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の液滴を吐出する装置。
  9. 液滴を吐出する複数のヘッドと、
    前記複数のヘッドをそれぞれキャッピングする複数のキャップと、
    前記複数のヘッドの近傍を加湿する加湿手段と、
    前記ヘッドに対するメンテナンス動作が行われるときに前記加湿手段で前記ヘッドの近傍を加湿させる制御をする手段と、を備え
    前記加湿手段は、前記複数のヘッドの並びの外側に配置された第1加湿手段と、隣り合う2つの前記ヘッドの間に配置された第2加湿手段と、を含み、
    前記第2加湿手段は、保湿剤を含む水分を吐出する液体吐出ヘッドである
    ことを特徴とする液滴を吐出する装置。
  10. 液滴を吐出する複数のヘッドと、
    前記複数のヘッドをそれぞれキャッピングする複数のキャップと、
    前記複数のヘッドの近傍に対して液成分を放出する放出手段と、
    前記ヘッドに対するメンテナンス動作が行われるときに前記放出手段から液成分を放出させる制御をする手段と、を備え
    前記放出手段は、前記複数のヘッドの並びの外側に配置された第1放出手段と、隣り合う2つの前記ヘッドの間に配置された第2放出手段と、を含み、
    前記第2放出手段は、保湿剤を含む水分を吐出する液体吐出ヘッドである
    ことを特徴とする液滴を吐出する装置。
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