JP7377708B2 - 電力変換器 - Google Patents

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Description

本発明は、電力変換器に関する。
従来、プラズマアクチュエータによりプラズマを発生するためには、電極間に高電圧で且つ高周波の電力を供給する必要があった。プラズマアクチュエータに電力を供給するための高電圧発生装置は、一般的には昇圧回路を用いて個別に設けている。昇圧回路としては、トランスを介して一次側の低電圧を二次側に昇圧させるフライバック方式が知られている。
昇圧回路は、簡易な構成で部品点数が少ない分、安価に低電圧から高電圧を発生させることができる。
特開2016-171238号公報
しかしながら、昇圧回路は、電力効率が低く、効率向上や所望の交流波形や制御が必要な場合には、回路や制御方式が複雑になり、部品点数が増加する。また、要求する高電圧側の出力が増加すれば、トランス等が大きくなる。
また、プラズマを必要とする機器にとっては、プラズマを発生させる素子だけではなく、プラズマ発生に個別に必要な高電圧を発生させる高電圧発生装置(昇圧回路)が必要となる。このため、全体のサイズが増加してしまう。
そこで、本発明は、プラズマ発生に個別に必要な高電圧を発生させる高電圧発生装置を不要とすることできる電力変換器を提供することを目的とする。
本発明に係る電力変換器は、電力変換処理により所定の電力を得る電力変換装置と、電力変換装置に接続され、プラズマを発生させるプラズマ発生装置とを備える。電力変換装置は、所定の電力の内の、プラズマを発生させるために必要な電力をプラズマ発生装置に供給してプラズマ発生装置を駆動する。
本発明によれば、プラズマ発生に個別に必要であった昇圧回路等の高電圧発生装置を不要とすることができる。
本発明の第1の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る電力変換器の入力電圧、出力電圧、プラズマ発生装置に印加される電圧の波形のタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る電力変換器の入力電圧、出力電圧、プラズマ発生装置に印加される電圧の波形のタイミングチャートである。 プラズマ発生装置で発生するバリア放電の等価回路である。 パッシェンの法則を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。 本発明の第4の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。 本発明の第4の実施形態の変形例に係る電力変換器を示す回路図である。 本発明の第5の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。 本発明の第6の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。 本発明の第7の実施形態に係る電力変換器のプラズマアクチュエータの断面図である。 本発明の第8の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。 本発明の第9の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。 本発明の第9の実施形態に係る電力変換器の各スイッチング素子の電圧及び電流を示すタイミングチャートである。 本発明の第10の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。 本発明の第11の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。
以下、本発明を適用した実施形態に係る電力変換器について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。電力変換器は、電力変換装置1と、プラズマ発生装置10とを備える。プラズマ発生装置10は、プラズマを発生させる。
電力変換装置1は、電力変換処理により所定の電力を得る。電力変換装置1は、昇圧型のDC-DCコンバータ(コンバータ回路)からなり、直流電源Vinの直流(DC)の入力電圧を昇圧変換して直流(DC)の出力電圧Voutを負荷Rに出力する。電力変換装置1は、所定の電力の内の、プラズマを発生させるために必要な電力をプラズマ発生装置10に供給してプラズマ発生装置10を駆動する。
電力変換装置1は、直流電源Vin、コイルL1、スイッチング素子Q1、ダイオードD1、コンデンサC1、負荷Rを備える。直流電源Vinの両端には、コイルL1とスイッチング素子Q1との直列回路が接続される。コイルL1の両端には、プラズマ発生装置10が並列に接続される。
スイッチング素子Q1は、例えば、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)やIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)からなる。図1に示すスイッチング素子Q1は、nチャネルのMOSFETからなり、ドレインとソース間には、ダイオードD1とコンデンサC1との直列回路が接続される。コンデンサC1の両端には抵抗等の負荷Rが接続される。スイッチング素子Q1のゲートには、図示しない制御回路から制御信号が印加され、スイッチング素子Q1は、制御信号によりオンオフされる。
このように構成された第1の実施形態に係る電力変換器の動作を図2に示す各電圧の波形のタイミングチャートを参照しながら説明する。図2は、図1に示す電力変換器が動作し始めて安定したある時間帯の入力電圧Vinと出力電圧VoutとコイルL1及びプラズマ発生装置10に印加される電圧を示す。
まず、時刻t1において、スイッチング素子Q1をオンすると、直流電源Vinからの入力電圧がコイルL1に印加されてコイルL1にエネルギーが蓄積される。次に、時刻t2において、スイッチング素子Q1をオフすると、コイルL1に蓄積されたエネルギーがダイオードD1を介して負荷Rに供給される。ダイオードD1とコンデンサC1により整流平滑された出力電圧Voutは、所定の直流電圧となる。
出力電圧Voutは、回路上の部品定数やスイッチング素子Q1のオンオフのデューティ比により可変することができる。コイルL1に発生する電圧は、スイッチング素子Q1のオンオフとは逆のタイミングで上下する。このとき、コイルL1に印加される電圧が正勾配時(立ち上がり時)、負勾配時(立ち下がり時)にプラズマ発生装置10にも電圧が印加されてプラズマを発生させることができる。
図2では、基本構造の一例としてコイルL1に印加される電圧をパルス形状で示した。回路方式や部品数、部品定数、導入位置によってプラズマ発生装置10に正弦波や半波等プラズマ生成に所望の電圧波形を任意に変えることができる。
(第1の実施形態の効果)
第1の実施形態に係る電力変換器よれば、電力変換装置1から、所定の電力の内の、プラズマを発生させるために必要な電力がコイルL1に並列に接続されたプラズマ発生装置10に供給される。このため、プラズマ発生に個別に必要であった昇圧回路等の高電圧発生装置を不要とすることができる。
特に、EV(電気自動車)やHEV(ハイブリッド電気自動車)等の電動車に使用される電力変換器は、レイアウトサイズへの制約が多く、小型化の要求が高い。このため、電力変換とプラズマ発生を必要とするアプリケーションにおいては、サイズとのトレードオフを改善することができる。
また、電力変換器が昇圧コンバータ回路からなることで、電力変換時に生じるパルス波や回路動作によって生じる電圧変化によって、プラズマを発生させることができる。
また、プラズマ発生装置10を電力変換装置内のコイルL1と電気的に並列に接続することで、誘導性リアクタンスで時系列に変化するコイルL1に印加される電圧によって、プラズマを発生させることができる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。図1の電力変換器は、コイルL1の両端に並列にプラズマ発生装置10を接続した。これに対して、図3の電力変換器は、スイッチング素子Q1のドレインとソース間に並列にプラズマ発生装置10を接続した。図3のその他の構成は、図1の構成と同じである。
スイッチング素子Q1は、所定の電力の内の、プラズマを発生させるために必要な電力をプラズマ発生装置10に供給する。
このように構成された第2の実施形態に係る電力変換器の動作を図4に示す各電圧の波形のタイミングチャートを参照しながら説明する。図4は、図3に示す電力変換器が動作し始めて安定したある時間帯の入力電圧Vinと出力電圧Voutとスイッチング素子Q1及びプラズマ発生装置10に印加される電圧を示す。
まず、時刻t11において、スイッチング素子Q1をオンすると、スイッチング素子Q1のドレインとソース間に印加される電圧は、略0Vとなる。このとき、直流電源Vinからの入力電圧がコイルL1に印加されてコイルL1にエネルギーが蓄積される。
次に、時刻t12において、スイッチング素子Q1をオフすると、コイルL1に蓄積されたエネルギーがダイオードD1を介して負荷Rに供給される。スイッチング素子Q1のドレインとソース間に印加される電圧は、出力電圧Voutまで上昇する。
プラズマ発生装置10は、スイッチング素子Q1と並列に接続されているので、スイッチング素子Q1のオンオフのタイミングと同期してプラズマ発生装置10に電圧が印加される。このため、プラズマ発生装置10でプラズマを発生させることができる。
電力変換装置の動作時に回路上の電気的な寄生成分によってスイッチング素子Q1に生じるサージ電圧は、スイッチング素子Q1の寿命を縮めたり、破壊されたりしてしまう。プラズマ発生装置10をスイッチング素子Q1と並列に接続することで、サージ電圧が放電開始電圧を超えると、サージ電圧によるエネルギーをプラズマ発生の消費に利用することができる。このため、スイッチング素子Q1の保護とプラズマ発生を行うことができ、好適に使用することができる。
プラズマ発生装置10が誘電体バリア放電現象を用いた構造である場合には、プラズマ放電時には誘電体の静電容量がデカップリングコンデンサの役目を担うことができる。
図5は、プラズマ発生装置10で発生するバリア放電の等価回路である。バリア放電の等価回路は、電源の両端に誘電体の静電容量Cdと空気ギャップ間の静電容量Cgとの直列回路が接続される。静電容量Cgの両端には、極性が逆に接続されたツェナーダイオードZ1とツェナーダイオードZ2との直列回路が接続されている。ツェナーダイオードZ1とツェナーダイオードZ2とで放電部を構成している。
放電部は、一定の電圧を超えると、通電するツェナーダイオードと模擬的に表すことができる。このため、放電が開始されると、電源の両端の静電容量は、誘電体の静電容量Cdのみとなり、スイッチング素子Q1と並列に接続されると、放電部をコンデンサとして振る舞うことができる。
誘電体バリア放電においては、プラズマ開始電圧は、パッシェンの法則を目安にすることができる。図6は、パッシェンの法則を示す図であり、気圧と放電ギャップ距離の積と放電開始電圧との関係を示している。ギャップが短いほど、放電開始電圧が低く、空気の大気圧上では、数百ボルトから放電されることを計算及び実験でも導かれている。比較的低電圧の電力変換器においてもプラズマ発生装置10の放電部のギャップ距離や誘電体バリア放電では、誘電体の厚みや誘電率等で低電圧にすることができる。
(第2の実施形態の効果)
第2の実施形態に係る電力変換器よれば、電力変換装置1から、所定の電力の内の、プラズマを発生させるために必要な電力がスイッチング素子Q1に並列に接続されたプラズマ発生装置10に供給される。このため、プラズマ発生に個別に必要であった昇圧回路等の高電圧発生装置を不要とすることができる。
また、プラズマ発生装置10を電力変換装置内の半導体素子であるスイッチング素子Q1と電気的に並列に接続されることで、電力変換に必要な半導体素子のオンオフのスイッチングに応じてプラズマ発生装置10に電圧変化が生じる。これにより、プラズマを発生させることができる。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。図7の電力変換器は、スイッチング素子Q1のドレインとソース間にスナバコンデンサC2が並列に接続されている。スナバコンデンサC2は、スイッチング素子Q1のオンオフにより発生するリンギングを抑制する。スナバコンデンサC2には並列にプラズマ発生装置10が接続されている。
(第3の実施形態の効果)
第3の実施形態に係る電力変換器によれば、スナバコンデンサC2に蓄積された電荷によりスイッチング素子Q1のオンオフにより発生するリンギングを抑制することができる。また、スナバコンデンサC2に蓄積された電荷によりプラズマ発生装置10が駆動してプラズマを発生することができる。
また、プラズマ発生装置10を電力変換装置内のスナバコンデンサC2と電気的に並列に接続することで、容量性リアクタンスで時系列に変化するコンデンサC2に印加される電圧によって、プラズマを発生させることができる。
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。図8の電力変換器は、コイルL1の両端に並列にプラズマ発生装置10aを接続し、スイッチング素子Q1のドレインとソース間に並列にプラズマ発生装置10bを接続した。即ち、図8の電力変換器は、図1の電力変換器の構成と図3の電力変換器の構成とを組み合わせている。
プラズマ発生装置10aをコイルL1と並列に接続することで、コイルL1に印加される電圧によって、プラズマ発生装置10aによりプラズマを発生させることができる。また、プラズマ発生装置10bをスイッチング素子Q1と並列に接続することで、スイッチング素子Q1に印加される電圧によって、プラズマ発生装置10bによりプラズマを発生させることができる。
この場合、プラズマ発生装置10aとプラズマ発生装置10bとは、電圧変化のタイミングが異なり、プラズマが発生するタイミングが異なる。このため、プラズマ発生装置10aとプラズマ発生装置10bとは、交互にプラズマを発生させることができる。
また、図9に示すように、電力変換器は、コイルL1の両端に並列にプラズマ発生装置10aとプラズマ発生装置10bを接続しても良い。この場合、プラズマ発生装置10aとプラズマ発生装置10bとは、プラズマが発生するタイミングが同じとなり、同時にプラズマを発生させることができる。あるいは、電力変換器は、図示していないが、スイッチング素子Q1の両端に並列にプラズマ発生装置10aとプラズマ発生装置10bを接続しても良い。
(第4の実施形態の効果)
第4の実施形態に係る電力変換器によれば、プラズマ発生装置10aとプラズマ発生装置10bとでプラズマを発生させることができる。
(第5の実施形態)
図10は、本発明の第5の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。図10の電力変換器は、コイルL1(一次巻線)とコイルL2(二次巻線)とが磁気コアで電磁的に結合する昇圧部としてのトランスTを備えている。コイルL1とコイルL2の●は、コイルの巻き始めを表し、コイルL1とコイルL2とは、逆相に巻回されている。コイルL2の両端にはプラズマ発生装置10が並列に接続されている。
コイルL1の巻数n1よりもコイルL2の巻数n2の方が多い。このため、コイルL1の両端に発生する電圧よりもコイルL2の両端に発生する電圧が大きい。即ち、コイルL1の両端に発生する電圧が昇圧されて、コイルL2の両端に高電圧が発生し、高電圧がプラズマ発生装置10に印加される。
(第5の実施形態の効果)
第5の実施形態に係る電力変換器によれば、電力変換装置1のトランスTを用いて二次巻線側に高電圧を発生させ、高電圧をプラズマ発生装置10に印加することでプラズマ発生装置10によりプラズマを発生させることができる。
(第6の実施形態)
図11は、本発明の第6の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。図11の電力変換器は、図10に示すトランスTと同一構成のトランスTを備えている。コイルL2の両端にはプラズマ発生装置10aが並列に接続されている。
また、スイッチング素子Q1のドレインとソース間には、並列にプラズマ発生装置10bが接続されている。
(第6の実施形態の効果)
第6の実施形態に係る電力変換器によれば、電力変換装置1のトランスTを用いて二次巻線側に高電圧を発生させ、高電圧をプラズマ発生装置10aに印加することでプラズマ発生装置10aによりプラズマを発生させることができる。
また、プラズマ発生装置10bをスイッチング素子Q1と並列に接続することで、スイッチング素子Q1に印加される電圧によって、プラズマ発生装置10bによりプラズマを発生させることができる。
この場合、プラズマ発生装置10aとプラズマ発生装置10bとは、電圧変化のタイミングが異なり、プラズマが発生するタイミングが異なる。このため、プラズマ発生装置10aとプラズマ発生装置10bとは、交互にプラズマを発生させることができる。
(第7の実施形態)
図12は、第7の実施形態に係る電力変換器のプラズマアクチュエータの断面図である。図1~図11に示したプラズマ発生装置は、図12に示すプラズマアクチュエータ17からなる。プラズマアクチュエータ17は、図12に示すように、誘電体14と、誘電体14の上面に配置された上部電極12と、誘電体14の下面に配置された下部電極13と、上部電極12と下部電極13とに高電圧を印加する電源装置15とを備える。
上部電極12と下部電極13は、銅、アルミニウム、又は鉄等の金属材料から構成される。誘電体14は、所定の絶縁材料から構成される。特に、絶縁材料としては、高電圧に対する耐性及び高絶縁性の観点からポリテトラフルオロエチレン、ポリイミド、又はナイロンを採用することが好ましい。電源装置15は、交流電源により構成される。即ち、電源装置15がプラズマアクチュエータ17の上部電極12と下部電極13とに高電圧の交流電圧を印加することで、上部電極12からX軸正方向にプラズマ雰囲気16を発生させる。
(第7の実施形態の効果)
第7の実施形態に係る電力変換器によれば、プラズマ発生装置がプラズマアクチュエータ17であることで、プラズマによる電離によりイオンと電子が発生する。電界によりイオンと電子が加速され、X軸正方向に沿って流れる誘起流と呼ばれるジェットを発生させることができる。これにより、空気等の流体を制御したり、所望の箇所にジェットを当てたりすることができる。
プラズマアクチュエータ17の誘起流を発生させる最適な周波数は、数kHz~10数kHz程度とされている。MHz級のナノパルス(nsオーダー)で、プラズマアクチュエータ17を動作させる場合には衝撃波を発生させることができる。これにより、気体の圧力分布を変えることができるので、誘起流の流れを制御することができる。
また、プラズマアクチュエータ17が空冷システムからなり、プラズマアクチュエータ17が電力変換装置の電力変換によって発生する発熱を冷却するので、電力変換装置が温度上昇しない。このため、電力変換装置は、停止することなく、連続動作させることができる。
電力変換装置が自然空冷であれば、ファン等の可動品がなくても風の流れを発生させ強制空冷できるので、自己冷却できる。冷却システムにファンやフィンがある場合には、ファンの流れをアシストする形で冷却性能を向上させることができる。
また、動作モードにより電力変換装置の出力が上がるに比例して発熱量も増加するが、出力が増加するとプラズマ発生装置へ供給できる電力も増やすことができる。このため、プラズマアクチュエータ17を冷却に用いる場合には、出力に追従して冷却性能を好適に向上させることができる。プラズマアクチュエータ17による冷却は、回路を構成する部品に直接、当てても良いし、冷却フィンの周りの熱伝達向上に使用しても効果を発揮することができる。プラズマアクチュエータ17は、一つの回路部品に複数設けていても良いし、複数の回路部品に複数設けていても良い。プラズマアクチュエータ17を複数設ける場合には、プラズマアクチュエータ17から誘起されるジェットは、一方向でなく、多方向でもよい。
(第8の実施形態)
図13は、本発明の第8の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。電力変換器は、コイルL1の両端に、プラズマ発生装置10とスイッチ21の直列回路が並列に接続される。スイッチ21は、MOSFETやIGBT等の半導体スイッチからなる。スイッチオンオフ制御部22は、スイッチ21をオンオフさせる。
(第8の実施形態の効果)
第8の実施形態に係る電力変換器によれば、スイッチオンオフ制御部22がスイッチ21を所望のタイミングでオンオフさせるので、コイルL1からプラズマ発生装置10に間欠的に(バースト動作)電力が供給される。このため、プラズマ発生装置10は、間欠的にプラズマを発生させることができる。
(第9の実施形態)
図14は、本発明の第9の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。図1では、電力変換装置がブーストコンバータ回路である例を示した。図14では、電力変換装置が、共振現象を利用したLLC共振コンバータである例を示す。図14に示す電力変換装置は、LLC共振コンバータと、プラズマ発生装置10とで構成される。
図14に示すLLC共振コンバータにおいて、直流電源Vinの両端にスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2との直列回路が接続されている。スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2とは図示しない制御回路からの制御信号が各スイッチング素子Q1,Q2のゲートに印加されることにより交互にオンオフする。
スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2とは、MOSFETらかなる。スイッチング素子Q1のドレインとソース間にはダイオードD2とコンデンサC2とが並列に接続される。スイッチング素子Q2のドレインとソース間にはダイオードD3とコンデンサC3とが並列に接続される。ダイオードD2,D3は、各スイッチング素子Q1,Q2の寄生ダイオードでも良い。コンデンサC2,C3は、各スイッチング素子Q1,Q2の寄生容量でも良い。
スイッチング素子Q1のソースとスイッチング素子Q2のドレインとの接続端と直流電源Vinの負極との間には、共振コンデンサCrと共振リアクトルLrとトランスTの励磁インダクタンスLmとの直列回路が接続されている。トランスTは、互いに電磁結合する一次巻線P1(巻数n1)と第1の二次巻線S1(巻数n2)と第2の二次巻線S2(巻数n3)とを有する。共振リアクトルLrは、トランスTの一次巻線P1と第1及び第2の二次巻線S1,S2の相互間のリーケージインダクタンスからなる。共振コンデンサCrと共振リアクトルLrと励磁インダクタンスLmとは、LLC共振回路を構成する。
共振コンデンサCrと共振リアクトルLrとの直列回路の両端には、プラズマ発生装置10が接続されている。第1の二次巻線S1の一端にはダイオードD4のアノードが接続され、第2の二次巻線S2の一端にはダイオードD5のアノードが接続されている。ダイオードD4のカソードとダイオードD5のカソードは、コンデンサC4の一端に接続されている。コンデンサC4の他端は、第1の二次巻線S1の他端と第2の二次巻線S2の他端との接続端に接続されている。コンデンサC4の両端から出力電圧Voutが出力される。
次にこのように構成された電力変換器の動作を、図15に示す各スイッチング素子Q1,Q2のタイミングチャートを参照しながら説明する。図15において、Q1v,Q2vは、スイッチング素子Q1,Q2のドレインとソース間の電圧を示す。Q1i,Q2iは、スイッチング素子Q1,Q2のドレインとソース間に流れる電流を示す。
まず、時刻t0において、スイッチング素子Q1がオンすると、Vin正極→Q1→Cr→Lr→Lm→Vin負極の経路で電流Q1iが流れる。二次側では、S1→D4→C4→S1の経路で電流が流れる。このとき、共振コンデンサCrと共振リアクトルLrとが共振し、電流Q1iが正弦波状に共振コンデンサCrと共振リアクトルLrとに流れる。時刻t0から時刻t21では、電流Q1iが上昇し、dQ1i/dtが大きく変動する。即ち、共振現象による瞬間的な高電圧が発生する。
次に、時刻t25において、スイッチング素子Q2がオンすると、Lm→Lr→Cr→Q2→Lmの経路で電流Q2iが流れる。二次側では、S2→D5→C4→S2の経路で電流が流れる。このとき、共振コンデンサCrと共振リアクトルLrとが共振し、電流Q2iが正弦波状に共振コンデンサCrと共振リアクトルLrとに流れる。時刻t25から時刻t26では、電流Q2iが上昇し、dQ2i/dtが大きく変動する。即ち、共振現象による瞬間的な高電圧が発生する。
(第9の実施形態の効果)
第9の実施形態に係る電力変換器によれば、電圧が変動する回路部品である共振コンデンサCrと共振リアクトルLrとの直列回路と並列にプラズマ発生装置10を接続することで、共振現象による瞬間的な高電圧がプラズマ発生装置10に印加される。これにより、プラズマ発生装置10によりプラズマをより発生しやすくすることができる。
また、高電圧化と電力変換装置の高効率化、さらに冷却に適した電力変換器として効果を発揮することができる。
(第10の実施形態)
図16は、本発明の第10の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。図16に示す電力変換器は、3相インバータ回路と、6つのプラズマ発生装置10a~10fとを備えている。
3相インバータ回路は、直流電源Vinの直流電圧を交流電圧に変換して交流電圧を3相モータ24に供給する。3相インバータ回路は、直流電源Vinの両端には、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2との直列回路と、スイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4との直列回路と、スイッチング素子Q5とスイッチング素子Q6との直列回路とが接続されている。スイッチング素子Q1~Q6は、MOSFETやIGBT等からなる。
6つのスイッチング素子Q1~Q6の内、U相、V相及びW相のいずれかの一相は、上アームのスイッチング素子Q1又はQ3又はQ5をオンする。また、U相、V相及びW相の他の一相は、下アームのスイッチング素子Q2又はQ4又はQ6をオンし、残りの相は、スイッチング素子を上下アームともにオフさせる。どの相のスイッチング素子も、直流電源Vinの正極と負極(グランド側)にそれぞれ120°の期間はオンし、60°の期間はオフする。
スイッチング素子Q5とスイッチング素子Q6との接続端にはモータ24のコイル25aの一端が接続されている。スイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4との接続端にはコイル25bの一端が接続されている。スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2との接続端にはコイル25cの一端が接続されている。コイル25aの他端とコイル25bの他端とコイル25cの他端とは、共通に接続されている。
スイッチング素子Q1の両端に並列にプラズマ発生装置10aが接続され、スイッチング素子Q2の両端に並列にプラズマ発生装置10bが接続されている。スイッチング素子Q3の両端に並列にプラズマ発生装置10cが接続され、スイッチング素子Q4の両端に並列にプラズマ発生装置10dが接続されている。スイッチング素子Q5の両端に並列にプラズマ発生装置10eが接続され、スイッチング素子Q6の両端に並列にプラズマ発生装置10fが接続されている。
(第10の実施形態の効果)
第10の実施形態に係る電力変換器によれば、3相インバータ回路のスイッチング素子Q1~Q6の両端に並列にプラズマ発生装置10a~10fが接続されている。このため、スイッチング素子Q1~Q6に印加される交流電圧の変動に応じて、プラズマ発生装置10a~10fにも交流電圧が発生し、電圧が所望の放電開始電圧を越えると、プラズマ発生装置10a~10fによりプラズマを発生させることができる。
また、大出力のインバータ回路では、kHz級で動作するものが多い。このため、プラズマアクチュエータを用いた場合に誘起流の生成に好適に用いることができる。
また、プラズマ発生装置を単体又は複数設けても良く、各アームのスイッチング素子はオンオフするタイミングが異なるので、プラズマ発生装置の動作タイミングを恣意的にずらすことができる。このため、新たな制御を用いることなく、プラズマ発生を制御することができる。
(第11の実施形態)
図17は、本発明の第11の実施形態に係る電力変換器を示す回路図である。図17に示す電力変換器は、3相インバータ回路のUVW相の2つの相間にプラズマ発生装置を接続したことを特徴とする。
具体的には、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2との接続端(U相)とスイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4との接続端(V相)との相間にプラズマ発生装置10bを接続している。スイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4との接続端(V相)とスイッチング素子Q5とスイッチング素子Q6との接続端(W相)との相間にプラズマ発生装置10bを接続している。スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2との接続端(U相)とスイッチング素子Q5とスイッチング素子Q6との接続端(W相)との相間にプラズマ発生装置10cを接続している。
(第11の実施形態の効果)
第11の実施形態に係る電力変換器によれば、UV相間にプラズマ発生装置10bを接続し、VW相間にプラズマ発生装置10aを接続し、UW相間にプラズマ発生装置10cを接続した。このため、インバータの電力変換に応じて、精度良い交流電圧をプラズマ発生装置10a~10cに発生させることができる。このため、プラズマ発生装置10a~10cによりプラズマを発生させることができる。
また、各相のスイッチング素子はオンオフするタイミングが異なるので、プラズマ発生装置の動作タイミングを恣意的にずらすことができる。このため、新たな制御を用いることなく、プラズマ発生を制御することができる。
なお、本発明は、第1乃至第11の実施形態に係る電力変換器に限定されるものではない。第1乃至第11の実施形態に係る電力変換器の内のいくつの実施形態に係る電力変換器を組わせても用いても良い。
Vin 入力電圧
L1,L2 コイル
Lr 共振リアクトル
Lm 励磁インダクタンス
D1~D5 ダイオード
C1,C3,C4 コンデンサ
C2 スナバコンデンサ
Cr 共振コンデンサ
Cd 誘電体の静電容量
Cg 空気ギャップ間の静電容量
Z1,Z2 放電部
P 一次巻線
S1 第1の二次巻線
S2 第2の二次巻線
Q1~Q6 スイッチング素子
R 負荷
T トランス
Vout 出力電圧
1 電力変換装置
10,10a~10f プラズマ発生装置
12 上部電極
13 下部電極
14 誘電体
15 電源装置
16 プラズマ雰囲気
17 プラズマアクチュエータ
21 スイッチ
22 スイッチオンオフ制御部
24 モータ
25a~25c コイル

Claims (10)

  1. 少なくともコイルを有する電気回路とスイッチング素子とを備えたコンバータ回路からなり、第1の電力を第2の電力に変換して負荷に出力する電力変換装置と、
    前記電気回路と前記スイッチング素子の少なくとも一方に並列に接続され、プラズマを発生させるプラズマ発生装置と
    を備え、
    前記電力変換装置は、前記電気回路と前記スイッチング素子の少なくとも一方に供給される電力を、前記プラズマを発生させるために必要な電力として前記プラズマ発生装置に供給して前記プラズマ発生装置を駆動する電力変換器。
  2. 前記電気回路は前記コイルと第1コンデンサとを有する共振回路を含み、前記プラズマ発生装置は前記共振回路に並列に接続される請求項に記載の電力変換器。
  3. 前記電力変換装置は前記スイッチング素子に並列に接続された第2コンデンサを更に備え、前記プラズマ発生装置は前記スイッチング素子および前記第2コンデンサと並列に接続される請求項1または2に記載の電力変換器。
  4. 前記電気回路は一次巻線としての前記コイルに発生する電圧を昇圧して二次巻線に出力するトランスを含み、前記プラズマ発生装置は前記二次巻線に並列に接続される請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電力変換器。
  5. 前記プラズマ発生装置に直列に接続されたスイッチ、前記スイッチをオンオフさせるスイッチオンオフ制御部を備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電力変換器。
  6. 前記プラズマ発生装置は、プラズマアクチュエータを備える請求項1乃至のいずれか1項に記載の電力変換器。
  7. 前記プラズマアクチュエータは、前記電力変換装置に発生する発熱を冷却する冷却システムからなる請求項に記載の電力変換器。
  8. 前記プラズマアクチュエータは、誘起流を発生する請求項に記載の電力変換器。
  9. 前記プラズマアクチュエータは、ナノパルス放電による衝撃波を発生する請求項に記載の電力変換器。
  10. スイッチング素子を備えたインバータ回路からなり、直流電力を交流電力に変換して負荷に出力する電力変換装置と、
    前記スイッチング素子と前記交流電力の出力との少なくとも一方に並列に接続され、プラズマを発生させるプラズマ発生装置と
    を備え、
    前記電力変換装置は、前記スイッチング素子と前記交流電力の出力との少なくとも一方に供給される電力を、前記プラズマを発生させるために必要な電力として前記プラズマ発生装置に供給して前記プラズマ発生装置を駆動する電力変換器。
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