JP7377168B2 - 共振形電源装置 - Google Patents
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Description
(モードa0:時刻t0~t1)
図3Aに示すように、モードa0では、スイッチング回路1は、スイッチング素子Q1、Q4がオン状態、スイッチング素子Q2、Q3がオフ状態である。平滑コンデンサC1の電圧がスイッチング回路1から出力され、正の電圧V1が共振コンデンサCrと共振インダクタLrと第1巻線N1に印加され、共振コンデンサCr、共振インダクタLr、第1巻線N1に電流が流れている。
(モードa1:時刻t1~t2)
図3Bに示すように、モードa1では、共振コンデンサCrと共振インダクタLrによる共振電流が流れ終わる時刻t2より前に、時刻t1でスイッチング素子Q5をターンオフする。スイッチング素子Q5を流れていた電流はダイオードD5に流れる。
(モードa2:時刻t2~t3)
図3Cに示すように、共振コンデンサCrに電荷が蓄積し、共振インダクタ電流ILrが励磁インダクタンス電流ILmまで減少し、第2巻線N2に流れる電流IN2がゼロまで減少すると、モードa2の状態になる。ダイオードD5には逆回復電流が流れ、第2巻線N2には引き続き正の電圧V2が印加され、第2巻線N2に流れる電流IN2は負の方向に増加していく。また、共振インダクタ電流ILrは励磁インダクタンス電流ILmを下回り減少していく。
(モードa3:時刻t3~t4)
図3Dに示すように、モードa3では、ダイオードD5が逆回復すると、モードa3の状態になる。スイッチング素子Q8は継続してオン状態であり、第2巻線N2に流れる電流IN2は、スイッチング素子Q8とダイオードD6を通る循環電流となる。
(モードa4:時刻t4~t5)
図2に示されるように、共振インダクタの電流がトランスTの励磁電流より大きい期間に整流回路2のオン状態であるスイッチング素子Q8は、共振インダクタの電流がトランスの励磁電流を下回ってからターンオフされることになる。もしくは、整流回路2のオン状態であるスイッチング素子Q8は、第2巻線の電流の極性が変化してからターンオフされることになる。
(モードa5:時刻t5~t6)
図3Fに示すように、共振インダクタ電流ILrが励磁インダクタンス電流ILmまで増加し、第2巻線N2に流れる電流IN2がゼロに達すると、モードa5の状態になる。引き続き、トランスTの第1巻線N1と第2巻線N2には、スイッチング回路1と整流回路2から逆極性の電圧を印加しており、共振コンデンサCrの電流すなわち共振インダクタ電流ILrは、共振コンデンサCrの電圧絶対値を大きくする向きに増加する充電期間となっている。
(モードa6:時刻t6~t7)
図3Gに示すように、スイッチング素子Q1、Q4をターンオフすると、スイッチング素子Q1、Q4を流れていた電流は、それぞれダイオードD2、D3に転流し、モードa6の状態になる。このとき、スイッチング素子Q2、Q3をターンオンする(ゼロ電圧スイッチング)。なお、スイッチング素子Q2、Q3は、共振インダクタ電流ILrが正の期間すなわち時刻t8までにターンオンすればよく、ゼロ電圧スイッチングとなる。
(モードa7:時刻t7~t8)
図3Hに示すように、第2巻線N2に流れる電流IN2がゼロに達すると、モードa7の状態になる。共振インダクタ電流ILrは励磁インダクタンス電流ILmより減少する。第2巻線N2に流れる電流IN2は負の向きに増加し、平滑コンデンサC2へのエネルギー供給が開始される。
(モードa8:時刻t8~t9)
図3Iに示すように、共振インダクタ電流ILrがゼロに達すると、モードa8の状態になる。共振インダクタ電流ILrは負の方向に増加していく。このモードa8は、モードa0の対称動作である。以降、モードa1~a7の対称動作の後にモードa0へ戻る。
制御部5は、充電期間Tpに整流回路2から第2巻線N2にエネルギーを供給する期間をさらに含むように制御する。
1、11…スイッチング回路、
2、12…整流回路、
3、13…直流電源、
4、14…負荷、
5…制御部、
6、7…電圧センサ、
8…電流センサ
Claims (7)
- 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
前記制御部は、前記負荷に供給する電圧もしくは前記負荷に供給する電流の増加に伴って前記充電期間を増加させるように制御する共振形電源装置。 - 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
前記制御部は、前記スイッチング回路に入力する電圧の低下に伴って前記充電期間を増加させるように制御する共振形電源装置。 - 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
前記第1巻線と直列に、前記トランスの漏れインダクタンス成分を備えるか、もしくは、前記第1巻線と直列に、インダクタにより構成される共振インダクタを備え、
前記制御部は、前記共振インダクタの電流が前記トランスの励磁電流より大きい期間に前記整流回路のオン状態である前記スイッチング素子を、前記共振インダクタの電流が前記トランスの励磁電流を下回ってからターンオフする共振形電源装置。 - 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
前記制御部は、前記整流回路のオン状態である前記スイッチング素子を、前記第2巻線の電流の極性が変化してからターンオフする共振形電源装置。 - 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
前記整流回路は、前記平滑コンデンサの両端間の第1ノードで直列に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子と、
前記平滑コンデンサの両端間の第2ノードで直列に接続された第3スイッチング素子と第4スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子から前記第4スイッチング素子のそれぞれに逆並列に接続された、第1逆並列ダイオードと、第2逆並列ダイオードと、第3逆並列ダイオードと、第4逆並列ダイオードとを備え、
前記第2巻線の一端が前記第1ノードに接続され、前記第2巻線の他端が前記第2ノードに接続され、
前記制御部は、前記第2巻線の電流が流れている期間に前記第1スイッチング素子から前記第4スイッチング素子のうち2つのスイッチング素子をオン状態とし、
前記第2巻線の電流の極性が変化する前に前記2つのスイッチング素子の1方をターンオフし、
前記第2巻線の電流の極性が変化した後に前記2つのスイッチング素子の他方をターンオフする共振形電源装置。 - 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
前記整流回路は,前記平滑コンデンサの両端間の第1ノードで直列に接続された第1ダイオードと第1スイッチング素子と、
前記平滑コンデンサの両端間の第2ノードで直列に接続された第2ダイオードと第2スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子と第2スイッチング素子にそれぞれ逆並列接続された第1逆並列ダイオードと第2逆並列ダイオードとを備え、
前記第2巻線の一端が前記第1ノードに接続され、前記第2巻線の他端が前記第2ノードに接続され、
前記制御部は、前記第2巻線の電流が流れている期間に前記第1スイッチング素子と第2スイッチング素子のうち一方をオン状態とし、
前記第2巻線の電流の極性が変化した後に前記オン状態とした前記一方をターンオフする共振形電源装置。 - 請求項5に記載の共振形電源装置において、
前記整流回路は、前記平滑コンデンサの両端間から直流電力を入力し、
前記スイッチング回路から直流電力を出力する共振形電源装置。
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