JP7377168B2 - 共振形電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流電源の電力を絶縁して出力する電源装置に関する。
近年、地球環境保全への意識の高まりから、蓄電池や太陽電池、燃料電池などの直流電源を備えたシステムが開発されている。これらのシステムにおいては、直流電源から負荷や他の直流電源に高い変換効率で給電するDC-DCコンバータが求められている。効率が高い絶縁型DC-DCコンバータの回路方式としては、キャパシタンスとインダクタンスの共振現象を利用した共振形コンバータが知られている。
共振形コンバータでは、スイッチング素子に流れる電流が共振により小さくなったタイミングでスイッチング素子をターンオフすると、遮断電流が小さいためスイッチング損失が小さくなり、高い効率を得ることができる。しかし、一般的に共振形コンバータでは、スイッチング周波数を変化させて出力を制御しており、出力電力を絞る時にはスイッチング周波数を高くするため、入力電圧が高い場合や出力電圧が低い場合には、スイッチング周波数が高くなる。すると、スイッチング素子に流れる電流が共振により小さくなる前にスイッチング素子をターンオフすることになり、このとき出力電流が大きいと遮断電流が大きく、かつスイッチング周波数も高いため、スイッチング損失が大きくなり効率が低下する。
そこで、特許文献1には、出力電流が大きく、かつ入力電圧が高い場合や出力電圧が低い場合においても、高い効率が得られる共振形コンバータ技術が開示されている。特許文献1では、スイッチング周波数を共振コンデンサと共振インダクタの共振周波数より低くしている。さらに特許文献1では、共振コンデンサと共振インダクタによる共振電流が流れ終わった後に、共振コンデンサと共振インダクタとトランス励磁インダクタンスによる共振電流で共振コンデンサを充電し、次にスイッチング回路の出力電圧極性を切り替えたときの入力電圧と共振コンデンサ電圧の和を高くすることで、高い出力電圧を得ている。
特開2017-99182号公報
特許文献1の共振形コンバータでは、トランスの巻数比より高い出力電圧を得ることができる。
しかし、共振形コンバータでは、出力電流が大きいと、共振コンデンサと共振インダクタの共振電流が大きくなるため、この共振電流が流れ終わった後には共振コンデンサの電圧がすでに高くなっている。
特に入力電圧よりも共振コンデンサの電圧の方が高い場合には、共振コンデンサと共振インダクタとトランス励磁インダクタンスによる共振電流で共振コンデンサを充電しようとしても、この充電電流が減少してしまうため、特許文献1に記載の技術では、共振コンデンサを更に高い電圧に充電することが難しい。
本発明の目的は、高い出力電圧を得られる共振形電源装置を提供することにある。
本発明の好ましい一例としては、直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、前記制御部は、前記負荷に供給する電圧もしくは前記負荷に供給する電流の増加に伴って前記充電期間を増加させるように制御する共振形電源装置である。
本発明によれば、高い出力電圧を得られる共振形電源装置を提供することができる。
実施例1における共振形電源装置の回路構成図。 共振形電源装置の動作を説明する動作図。 モードa0の動作を説明する波形図。 モードa1の動作を説明する波形図。 モードa2の動作を説明する波形図。 モードa3の動作を説明する波形図。 モードa4の動作を説明する波形図。 モードa5の動作を説明する波形図。 モードa6の動作を説明する波形図。 モードa7の動作を説明する波形図。 モードa8の動作を説明する波形図。 共振形電源装置の動作を説明するグラフ。 実施例2における共振形電源装置の回路構成図。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施例1における共振形電源装置10の回路構成図である。この共振形電源装置10は、直流電源3と負荷4との間に接続され、直流電源3から負荷4に給電する。
この共振形電源装置10は、直流電圧を入力し共振コンデンサCrを介して第1巻線N1に交流電圧を印加するスイッチング回路1と、第2巻線N2に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路2と、これらの回路が備えたスイッチング素子のオンオフ状態を制御する制御部5と、直流電源3に並列接続された平滑コンデンサC1と、負荷4に並列接続された平滑コンデンサC2と、第1巻線と第2巻線とを磁気結合するトランスと、を備えている。
スイッチング回路1は、平滑コンデンサC1の両端間に直列に接続されたスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2を備え、この直列接続点をノードNd1とする。また、平滑コンデンサC1の両端間に直列に接続されたスイッチング素子Q3とスイッチング素子Q4を備え、この直列接続点をノードNd2とする。このスイッチング回路1は、平滑コンデンサC1から電圧を入力し、ノードNd1-Nd2間に出力する。また、ノードNd1-Nd2間には、共振コンデンサCrと、共振インダクタLrと、トランスTの第1巻線N1が直列に接続されている。第1巻線N1と並列に、トランスTの励磁インダクタンスLmを定義している。
スイッチング素子Q1~Q4には、それぞれダイオードD1~D4が逆並列接続されている。ここで、これらスイッチング素子Q1~Q4としてMOSFETを用いた場合は、MOSFETの寄生ダイオードを利用することができるので、ダイオードD1~D4は省略可能となる。
整流回路2は、平滑コンデンサC2の両端間に直列接続されたダイオードD5とダイオードD6を備え、この直列接続点をノードNd3とする。また、平滑コンデンサC2の両端間に直列接続されたダイオードD7とダイオードD8を備え、この直列接続点をノードNd4とする。この整流回路2は、第1巻線N1と磁気結合した第2巻線N2の電流をノードNd3-Nd4間に入力し、整流して平滑コンデンサC2の両端間に出力する。
スイッチング素子Q5~Q8は、それぞれダイオードD5~D8と逆並列に接続される。スイッチング素子Q5とスイッチング素子Q6は、平滑コンデンサC2の両端間に第1ノード(ノードNd3)で直列に接続される。スイッチング素子Q7とスイッチング素子Q8は、平滑コンデンサC2の両端間に第2ノード(ノードNd4)で直列に接続される。第2巻線N2の一端は第1ノード(ノードNd3)に接続され、第2巻線N2の他端が第2ノード(ノードNd4)に接続される。
制御部5は、マイコンなどのCPUが、記録装置に記録したプログラムを読み出して、図2もしくは図3A~図3Iに示すように、スイッチング回路1や整流回路2を構成するスイッチング素子のオン状態やオフ状態を制御する。
ここで、これらスイッチング素子Q5~Q8としてMOSFETを用いた場合は、MOSFETの寄生ダイオードを利用することができるので、ダイオードD5~D8は省略可能となる。
ここで、この共振形電源装置10では、共振コンデンサCrと共振インダクタLrは、第1巻線N1と直列に接続されているが、この共振コンデンサCrと共振インダクタLrは、第2巻線N2と直列接続されるようにしてもよいし、第1巻線N1と第2巻線N2の両方に直列接続されるようにしてもよい。また、共振インダクタLrとして、トランスTの漏れインダクタンスを利用してもよい。
平滑コンデンサC1には電圧センサ6が接続され、スイッチング回路1の入力電圧を検出している。平滑コンデンサC2には電圧センサ7が接続され、整流回路2の出力電圧を検出している。また、整流回路2と平滑コンデンサC2との間には電流センサ8が接続され、整流回路2の出力電流を検出している。これらの電圧センサ6、電圧センサ7、および電流センサ8は、制御部5に接続されている。
以下、図を用いて共振形電源装置10の動作を説明する。なお、本明細書では、オン状態のスイッチング素子の両端間の電圧や、ダイオードの順方向降下電圧と同等程度かそれ以下の電圧をゼロ電圧と呼称し、スイッチング素子の両端間の電圧がゼロ電圧のときに、このスイッチング素子をターンオンすることをゼロ電圧スイッチングと呼称する。ゼロ電圧スイッチングには、スイッチング損失を抑える効果がある。
図2と、図3Aから図3Iを用いて、共振形電源装置10の回路動作を説明する。図2は波形図であり、Vg1~Vg8は、それぞれスイッチング素子Q1~Q8のゲート信号すなわちオン/オフ状態を表している。V1はスイッチング回路1のノードNd1-Nd2間の電圧を表しており、ノードNd2を基準としたノードNd1の電圧を正とする。V2は整流回路2のノードNd3-Nd4間の電圧を表しており、ノードNd4を基準としたノードNd3の電圧を正とする。
VCrは共振コンデンサCrの電圧を表しており、ノードNd1から共振コンデンサCrに向かって電流が流れたときに変化する向きを正とする。
ILrは共振インダクタの電流を表しており、ノードNd1から共振インダクタLrに流れる向きを正とする。
ILmは励磁インダクタンスLmに流れるトランスTの励磁電流を表しており、電圧V1を正に維持した時に増加する向き、および電圧V2を正に維持した時に増加する向きを正とする。IN2は第2巻線N2に流れる電流を表しており、第2巻線N2からノードNd3に流れる向きを正とする。
t0~t16は時刻を表している。また、Tpは、t4~t6までと、t12~t14までの充電期間を表している。
図3A~図3Iは、それぞれモードa0~a8における回路動作を示す。以下、各時刻およびモードにおける回路動作を説明する。
(モードa0:時刻t0~t1)
図3Aに示すように、モードa0では、スイッチング回路1は、スイッチング素子Q1、Q4がオン状態、スイッチング素子Q2、Q3がオフ状態である。平滑コンデンサC1の電圧がスイッチング回路1から出力され、正の電圧V1が共振コンデンサCrと共振インダクタLrと第1巻線N1に印加され、共振コンデンサCr、共振インダクタLr、第1巻線N1に電流が流れている。
整流回路2では、スイッチング素子Q5、Q8がオン状態、スイッチング素子Q6、Q7がオフ状態であり、第2巻線N2に誘導された電流がスイッチング素子Q5、Q8を通り、平滑コンデンサC2の両端へ流れている。スイッチング素子Q5、Q8としてMOSFETを用いている場合は、このようにスイッチング素子Q5、Q8をオン状態にすることで、電流がダイオードD5、D8に流れる場合に比べ、導通損失を低減することができる。これを同期整流と呼称する。
第2巻線N2には平滑コンデンサC2の電圧が印加され、電圧V2は正である。このモードでは、共振コンデンサCr、共振インダクタLr、第1巻線N1、第2巻線N2には、共振コンデンサCrと共振インダクタLrによる共振電流が流れている。
(モードa1:時刻t1~t2)
図3Bに示すように、モードa1では、共振コンデンサCrと共振インダクタLrによる共振電流が流れ終わる時刻t2より前に、時刻t1でスイッチング素子Q5をターンオフする。スイッチング素子Q5を流れていた電流はダイオードD5に流れる。
(モードa2:時刻t2~t3)
図3Cに示すように、共振コンデンサCrに電荷が蓄積し、共振インダクタ電流ILrが励磁インダクタンス電流ILmまで減少し、第2巻線N2に流れる電流IN2がゼロまで減少すると、モードa2の状態になる。ダイオードD5には逆回復電流が流れ、第2巻線N2には引き続き正の電圧V2が印加され、第2巻線N2に流れる電流IN2は負の方向に増加していく。また、共振インダクタ電流ILrは励磁インダクタンス電流ILmを下回り減少していく。
(モードa3:時刻t3~t4)
図3Dに示すように、モードa3では、ダイオードD5が逆回復すると、モードa3の状態になる。スイッチング素子Q8は継続してオン状態であり、第2巻線N2に流れる電流IN2は、スイッチング素子Q8とダイオードD6を通る循環電流となる。
電圧V2はゼロ電圧であり、第2巻線N2と第1巻線N1もゼロ電圧であるから、スイッチング回路1が出力する電圧V1は、共振コンデンサCrと共振インダクタLrに印加される。このとき、電圧V1より共振コンデンサCrの電圧VCrの方が高いため、共振インダクタLrの電流ILrは減少していき、第2巻線N2に流れる電流IN2は負の方向に増加していく。
(モードa4:時刻t4~t5)
図2に示されるように、共振インダクタの電流がトランスTの励磁電流より大きい期間に整流回路2のオン状態であるスイッチング素子Q8は、共振インダクタの電流がトランスの励磁電流を下回ってからターンオフされることになる。もしくは、整流回路2のオン状態であるスイッチング素子Q8は、第2巻線の電流の極性が変化してからターンオフされることになる。
図3Eに示すように、スイッチング素子Q8をターンオフすると、モードa4の状態になる。
スイッチング素子Q8を流れていた第2巻線N2電流に流れるIN2は、ダイオードD7に転流し、平滑コンデンサC2に流れる。このとき、スイッチング素子Q6、Q7をターンオンする(ゼロ電圧スイッチング)。なお、スイッチング素子Q6については、モードa3でターンオンしてもゼロ電圧スイッチングとなる。
電圧V2は負となり、第2巻線N2には平滑コンデンサC2の電圧が逆向きに印加される。一方、電圧V1には平滑コンデンサC1の電圧が引き続き正に出力されており、電圧V2を第1巻線N1と第2巻線N2の巻数比で第1巻線N1に側に換算した電圧と、電圧V1との合計電圧が、共振コンデンサCrと共振インダクタLrに印加される。この合計電圧は、共振コンデンサ電圧VCrより高い。このため、モードa3では減少していた共振インダクタ電流ILrが、モードa4では増加に転じている。これに伴い、第2巻線N2に流れる電流IN2の変化も正に転じ、負からゼロに近づいていく。この共振インダクタ電流ILrは、共振コンデンサCrを充電する電流であり、共振コンデンサ電圧VCrは更に上昇する。
このように、スイッチング回路1と整流回路2から互いに逆極性の電圧をトランスTの第1巻線N1と第2巻線N2に印加して、共振コンデンサCrの電圧絶対値を大きくする向きに共振コンデンサCrの電流を増加させる期間を充電期間と呼称する。
(モードa5:時刻t5~t6)
図3Fに示すように、共振インダクタ電流ILrが励磁インダクタンス電流ILmまで増加し、第2巻線N2に流れる電流IN2がゼロに達すると、モードa5の状態になる。引き続き、トランスTの第1巻線N1と第2巻線N2には、スイッチング回路1と整流回路2から逆極性の電圧を印加しており、共振コンデンサCrの電流すなわち共振インダクタ電流ILrは、共振コンデンサCrの電圧絶対値を大きくする向きに増加する充電期間となっている。
共振インダクタ電流ILrは励磁インダクタンス電流ILmを超えて増加し、第2巻線N2に流れる電流IN2も正の向きに増加しており、平滑コンデンサC2のエネルギーが整流回路2から第2巻線N2に供給されている。
モードa5では、制御部5が、充電期間に整流回路2から第2巻線N2にエネルギーを供給する期間をさらに含むように制御する。それにより、出力電圧を高くすることができる。
(モードa6:時刻t6~t7)
図3Gに示すように、スイッチング素子Q1、Q4をターンオフすると、スイッチング素子Q1、Q4を流れていた電流は、それぞれダイオードD2、D3に転流し、モードa6の状態になる。このとき、スイッチング素子Q2、Q3をターンオンする(ゼロ電圧スイッチング)。なお、スイッチング素子Q2、Q3は、共振インダクタ電流ILrが正の期間すなわち時刻t8までにターンオンすればよく、ゼロ電圧スイッチングとなる。
スイッチング回路1が出力する電圧V1の極性が切り替わり、電圧V1は負となっている。共振インダクタ電流ILrと第2巻線N2に流れる電流IN2は減少に転じる。
(モードa7:時刻t7~t8)
図3Hに示すように、第2巻線N2に流れる電流IN2がゼロに達すると、モードa7の状態になる。共振インダクタ電流ILrは励磁インダクタンス電流ILmより減少する。第2巻線N2に流れる電流IN2は負の向きに増加し、平滑コンデンサC2へのエネルギー供給が開始される。
(モードa8:時刻t8~t9)
図3Iに示すように、共振インダクタ電流ILrがゼロに達すると、モードa8の状態になる。共振インダクタ電流ILrは負の方向に増加していく。このモードa8は、モードa0の対称動作である。以降、モードa1~a7の対称動作の後にモードa0へ戻る。
上記のように、モードa0でオン状態としていた整流回路2が備えた2つのスイッチング素子Q5、Q8のうち、一方のスイッチング素子を、共振インダクタ電流ILrが励磁インダクタンス電流ILmに達する時刻t2より前、すなわち第2巻線N2に流れる電流IN2がゼロまで減少する前にターンオフし、他方のスイッチング素子を、時刻t2より後にターンオフしている。これにより、平滑コンデンサC2からのエネルギーの過大な逆流と、共振コンデンサCrの充電電流低下を防止しつつ、整流回路2が備えたスイッチング素子をゼロ電圧スイッチングできるようにしている。
図2や図3A~図3Iに示したように、制御部5は、スイッチング回路1と整流回路2から逆極性の電圧をトランスの第1巻線N1と第2巻線N2に印加して、共振コンデンサCrの電圧絶対値を大きくする向きに共振コンデンサCrの電流を増加させる充電期間Tpを含むようにスイッチング素子を制御する。
制御部5の制御としては、さらに、次のような構成がある。
制御部5は、充電期間Tpに整流回路2から第2巻線N2にエネルギーを供給する期間をさらに含むように制御する。
また、制御部5は、共振インダクタの電流がトランスの励磁電流より大きい期間に整流回路2のオン状態であるスイッチング素子を、共振インダクタの電流がトランスの励磁電流を下回ってからターンオフする。
また、制御部5は、整流回路2のオン状態であるスイッチング素子を、第2巻線の電流の極性が変化してからターンオフする。
また、制御部5は、第2巻線の電流が流れている期間にスイッチング素子Q5、Q6、Q7、Q8のうち2つのスイッチング素子をオン状態とし、第2巻線N2の電流の極性が変化する時刻t2の前に前記2つのスイッチング素子の1方をターンオフし、第2巻線N2の電流の極性が変化した後に前記2つのスイッチング素子の他方をターンオフする制御をする。
このように、本実施例の共振形電源装置10では、制御部5が、スイッチング回路1と整流回路2から逆極性の電圧をトランスTの第1巻線N1と第2巻線N2に印加して、共振コンデンサCrの電圧絶対値を大きくする向きに共振コンデンサCrの電流を増加させる充電期間Tpを備えることで、出力電流が大きい場合においても共振コンデンサCrをより高い電圧まで充電し、より高い出力電圧を得られるようにしている。
さらに、この充電期間Tpにおいて、平滑コンデンサC2のエネルギーを整流回路2から第2巻線N2に供給することで、さらに高い出力電圧を得られるようにしている。
なお、入出力電圧・電流の条件や充電期間Tpの長さによっては、充電期間Tpにおいて、第2巻線N2に流れる電流IN2の極性が反転しない場合がある。この場合には、モードa4の途中でスイッチング素子Q1、Q4をターンオフすることになり、モードa5及びモードa6が存在しないが、モードa4は充電期間Tpを構成する期間であり、本発明の効果は得られる。
図4は、共振形電源装置の動作を説明するグラフであり、充電期間Tpの決め方を示している。出力電圧が高いときや出力電流が大きいときに、充電期間Tpを長くする。なお、入力電圧が低下した場合についても、出力電圧を入力電圧で除した昇圧比を高くする必要があるから、出力電圧が高いときと同様に、充電期間Tpを長くすればよい。
制御部5は、負荷に供給する電圧もしくは負荷に供給する電流の増加に伴って充電期間Tpを増加させるように制御する。もしくは、制御部5は、スイッチング回路1に入力する電圧の低下に伴って充電期間Tpを増加させるように制御する。
より具体的には、制御部5は、求める出力電圧が高いときや出力電流が大きいときや入力電圧が低下した場合には、スイッチング周波数を下げて出力電圧を上げるように制御する。スイッチング周波数を下げても求める出力電圧が得られないときには、制御部5は、充電期間Tpを増加させるようにする。具体的には、図2に示すように、制御部5は、スイッチング素子Q8をオフしてからスイッチング素子Q1とQ4をオフするまでの期間を長くするように、スイッチング素子の制御をする。
ここで、充電期間Tpは、スイッチング回路1と逆極性の電圧を整流回路2から出力してから、スイッチング回路1の出力電圧の極性を切り替えるまでの期間であり、図2においては、時刻t4から時刻t6まで、および時刻t12からt14までの期間である。実用的には、スイッチング回路1の出力電圧の極性を切り替える時刻より充電期間Tpだけ早い時刻に、整流回路2からスイッチング回路1と逆極性の電圧を出力するようにすればよい。
なお、上記した回路動作の説明では、スイッチング素子Q8より先にスイッチング素子Q5をターンオフしたが、この2つのスイッチング素子の動作は入れ替えてもよい。同様に、図2では、スイッチング素子Q6より先にスイッチング素子Q7をターンオフしているが、この2つのスイッチング素子の動作も入れ替えてもよい。
また、本実施例においては、平滑コンデンサC1側から平滑コンデンサC2側に給電する動作を説明したが、スイッチング回路1と整流回路2の動作を入れ替えれば、平滑コンデンサC2側から平滑コンデンサC1側に給電することができ、その場合にも本発明の効果を得ることができる。
図5は、実施例2における共振形電源装置20の回路構成図である。この共振形電源装置20は、直流電源13と負荷14との間に接続され、直流電源13から負荷14に給電する。図1に示した制御部5、制御部5に接続されている電圧センサ6、電圧センサ7、電流センサ8は、図5では省略している。実施例2においても、制御部5、電圧センサ6、電圧センサ7、および電流センサ8は、実施例1と同じ機能を実行する。
この共振形電源装置20は、スイッチング回路11と、整流回路12と、直流電源13に並列接続された平滑コンデンサC11と、負荷14に並列接続された平滑コンデンサC12と、共振コンデンサCr1、Cr2と、共振インダクタLr1とを備えている。
スイッチング回路11は、平滑コンデンサC11の両端間に直列接続されたスイッチング素子Q11とスイッチング素子Q12を備えている。このように、共振形電源装置20は、実施例1の共振形電源装置10と比べ、回路方式をハーフブリッジにした点が異なっている。
また、整流回路12は、実施例1の整流回路2と比べ、スイッチング素子の数が4から2に減少した点が異なっている。実施例1において、入出力電圧・電流の条件や充電期間Tpの長さによっては、充電期間Tpにおいて、第2巻線N2に流れる電流IN2の極性が反転しない場合があることを説明した。
この場合には、スイッチング素子Q5、Q7がオンの状態において、スイッチング素子Q5、Q7を順方向に電流が流れる期間が存在しなくなるため、スイッチング素子Q5、Q7は省略することができる。実施例2の整流回路12は、実施例1の整流回路2におけるスイッチング素子Q5、Q7に相当するスイッチング素子を省略した回路構成となっている。
図5に示すような実施例2では、整流回路12は、平滑コンデンサC12の両端間に第1ノードで直列に接続された第1ダイオードD15と第1スイッチング素子Q13と、平滑コンデンサC12の両端間に第2ノードで直列に接続された第2ダイオードD16と第2スイッチング素子Q14と、第1スイッチング素子Q13と第2スイッチング素子Q14とそれぞれ逆並列接続された第1の逆並列ダイオードD13と第2の逆並列ダイオードD14を備え、第2巻線N12の一端が第1ノードに接続され、第2巻線N12の他端が第2ノードに接続される。
そして、制御部は、第2巻線N12の電流が流れている期間に第1スイッチング素子Q13と第2スイッチング素子Q14のうち一方をオン状態とし、第2巻線N12の電流の極性が変化した後にオン状態とした一方をターンオフする。
その他の構成および回路動作は、実施例1の共振形電源装置10と同様である。本実施例の共振形電源装置20は、実施例1の共振形電源装置10と比べ、スイッチング素子の数の削減によるコスト削減の効果がある。
以上、説明したように、本実施例の共振形電源装置では、トランスを介して入力電圧と出力電圧を直列に接続し、その合計電圧を共振回路に印加することで、共振コンデンサをより高い電圧に充電し、これにより高い出力電圧を得られるようにしている。本発明により、トランスの2次巻数比の増加を抑えることが可能であり、出力電圧が高くないときの効率を改善することができる。
また、実施例においては、スイッチング回路としてフルブリッジ回路とハーフブリッジ回路を用いて説明したが、シングルエンドプッシュプル回路やプッシュプル回路などの他の回路方式に変更しても、同様な効果を得ることができる。
本発明は、絶縁型のDC-DC変換機能を必要とし、入力電圧または出力電圧の変化範囲が比較的広い用途に適用して効果を得ることが可能である。例えば、太陽電池や燃料電池の電力を変換するコンバータや、サーバー等の情報機器向け電源、電気自動車の充電器や補機用DC-DCコンバータ、非接触給電装置、X線管用電源や加工機用電源、バッテリー充放電用やソリッドステートトランス用の双方向コンバータなど、共振形の電源装置に広く適用できる。
10、20…共振形電源装置、
1、11…スイッチング回路、
2、12…整流回路、
3、13…直流電源、
4、14…負荷、
5…制御部、
6、7…電圧センサ、
8…電流センサ

Claims (7)

  1. 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
    第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
    前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
    前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
    前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
    前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
    前記制御部は、前記負荷に供給する電圧もしくは前記負荷に供給する電流の増加に伴って前記充電期間を増加させるように制御する共振形電源装置。
  2. 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
    第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
    前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
    前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
    前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
    前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
    前記制御部は、前記スイッチング回路に入力する電圧の低下に伴って前記充電期間を増加させるように制御する共振形電源装置。
  3. 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
    第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
    前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
    前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
    前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
    前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
    前記第1巻線と直列に、前記トランスの漏れインダクタンス成分を備えるか、もしくは、前記第1巻線と直列に、インダクタにより構成される共振インダクタを備え、
    前記制御部は、前記共振インダクタの電流が前記トランスの励磁電流より大きい期間に前記整流回路のオン状態である前記スイッチング素子を、前記共振インダクタの電流が前記トランスの励磁電流を下回ってからターンオフする共振形電源装置。
  4. 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
    第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
    前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
    前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
    前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
    前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
    前記制御部は、前記整流回路のオン状態である前記スイッチング素子を、前記第2巻線の電流の極性が変化してからターンオフする共振形電源装置。
  5. 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
    第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
    前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
    前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
    前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
    前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
    前記整流回路は、前記平滑コンデンサの両端間の第1ノードで直列に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子と、
    前記平滑コンデンサの両端間の第2ノードで直列に接続された第3スイッチング素子と第4スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子から前記第4スイッチング素子のそれぞれに逆並列に接続された、第1逆並列ダイオードと、第2逆並列ダイオードと、第3逆並列ダイオードと、第4逆並列ダイオードとを備え、
    前記第2巻線の一端が前記第1ノードに接続され、前記第2巻線の他端が前記第2ノードに接続され、
    前記制御部は、前記第2巻線の電流が流れている期間に前記第1スイッチング素子から前記第4スイッチング素子のうち2つのスイッチング素子をオン状態とし、
    前記第2巻線の電流の極性が変化する前に前記2つのスイッチング素子の1方をターンオフし、
    前記第2巻線の電流の極性が変化した後に前記2つのスイッチング素子の他方をターンオフする共振形電源装置。
  6. 直流電圧を入力し、共振コンデンサを介して第1巻線に交流電圧を印加するスイッチング回路と、
    第2巻線に流れる電流を整流して平滑コンデンサの両端間に出力する整流回路と、
    前記第1巻線と前記第2巻線とを磁気結合するトランスと、
    前記スイッチング回路と前記整流回路におけるスイッチング素子を制御する制御部とを有し、
    前記平滑コンデンサの両端間から負荷に直流電力を出力する共振型電源装置であって、
    前記制御部は、前記共振コンデンサの電圧絶対値を大きくする向きに前記共振コンデンサの電流を増加させる充電期間を含むように前記スイッチング素子を制御する共振形電源装置において、
    前記整流回路は,前記平滑コンデンサの両端間の第1ノードで直列に接続された第1ダイオードと第1スイッチング素子と、
    前記平滑コンデンサの両端間の第2ノードで直列に接続された第2ダイオードと第2スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子と第2スイッチング素子にそれぞれ逆並列接続された第1逆並列ダイオードと第2逆並列ダイオードとを備え、
    前記第2巻線の一端が前記第1ノードに接続され、前記第2巻線の他端が前記第2ノードに接続され、
    前記制御部は、前記第2巻線の電流が流れている期間に前記第1スイッチング素子と第2スイッチング素子のうち一方をオン状態とし、
    前記第2巻線の電流の極性が変化した後に前記オン状態とした前記一方をターンオフする共振形電源装置。
  7. 請求項に記載の共振形電源装置において、
    前記整流回路は、前記平滑コンデンサの両端間から直流電力を入力し、
    前記スイッチング回路から直流電力を出力する共振形電源装置。
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