JP7374043B2 - resin sash - Google Patents
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Description
本発明は、建物開口部に配置される樹脂サッシに関する。 The present invention relates to a resin sash placed in an opening in a building.
従来、樹脂製の枠材と樹脂製の框材を有し、建物開口部に配置される樹脂サッシが知られている。 2. Description of the Related Art Conventionally, resin sashes have been known that include a resin frame material and a resin frame material and are placed in an opening of a building.
近年、上記文献1に記載されているような樹脂サッシにおいても、防火性が求められている。
In recent years, resin sashes such as those described in
本発明は、建物開口部に配置される樹脂サッシにおいて、防火性能をさらに高めることを目的とする。 An object of the present invention is to further improve fire prevention performance in a resin sash placed in an opening in a building.
一実施形態は、樹脂製の枠体と、樹脂製の内、外障子と、複数のクレセントとを備え、内、外障子は召合框を有し、内、外障子の召合框は、中空部を有し、中空部内には補強部材が配置されているとともに、召合框間には、複数の開き防止部材が設けられており、クレセントは、内障子の召合框に設けられるクレセント錠と、外障子の召合框に設けられるクレセント受をそれぞれ有し、開き防止部材は、内障子の召合框に設けられる内側部材と、外障子の召合框に設けられ、障子の閉鎖時に内側部材を係合する外側部材をそれぞれ有し、クレセントと開き防止部材は隣接した位置に配置されているとともに、開き防止部材はクレセントと離間した位置にも配置されており、開き防止部材の内側部材及び外側部材は、それぞれ召合框の中空部内に配置された補強部材に固定されており、クレセントのクレセント錠及びクレセント受は、それぞれ召合框の中空部内に配置された補強部材に固定されている樹脂サッシである。 One embodiment includes a frame made of resin, inner and outer shoji made of resin, and a plurality of crescents, the inner and outer shoji have a connecting frame, and the connecting frame of the inner and outer shoji is It has a hollow part, a reinforcing member is arranged in the hollow part, and a plurality of opening prevention members are provided between the folding frames, and the crescent is a crescent provided in the folding frame of the inner shoji. It has a lock and a crescent holder provided on the opening stile of the outer shoji, and the opening prevention member is provided on the inner member provided on the opening stile of the inner shoji and the opening stile of the outer shoji, and the opening prevention member is provided on the opening stile of the outer shoji. The crescent and the opening prevention member are arranged adjacent to each other , and the opening prevention member is also arranged at a position apart from the crescent , and the opening prevention member The inner member and the outer member are each fixed to a reinforcing member placed inside the hollow part of the door stile, and the crescent lock and crescent holder of the crescent are each fixed to a reinforcing member placed inside the hollow part of the door stile. It is a resin sash.
本実施形態によれば、建物開口部に配置される樹脂サッシにおいて、防火性能を高めることができる。 According to this embodiment, fire prevention performance can be improved in the resin sash placed in the opening of the building.
一実施形態の樹脂サッシについて、図面を参考にして説明する。
本実施形態の樹脂サッシは、図1に示すように、建物開口部に配置される枠体1と、枠体1に対して摺動自在に配置される内障子2及び外障子3を備えている。
A resin sash according to one embodiment will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the resin sash of this embodiment includes a
本実施形態のサッシの枠体1は、上枠11,下枠12及び左、右竪枠13,14を有しており、各枠材は枠組されることなく、上枠11,下枠12及び左、右竪枠13,14がそれぞれ建物開口部の内周面にビス等の固定手段によって固定されることで建物開口部の四周に亘る枠体1が形成されている。
The
本実施形態のサッシの内障子2は、上框21、下框22、左竪框(召合框)23及び右竪框(戸先框)24を四周に組んで、その内周にパネル体25を取り付けて形成されており、外障子3は、上框31、下框32、左竪框(戸先框)33及び右竪框(召合框)34を四周に組んで、その内周にパネル体35を取り付けて形成されている。
そして、内、外障子2,3の召合せ部には、内、外障子2,3を閉鎖状態でロックする複数のクレセント6,6が設けられている。
The
A plurality of
(枠体の構成)
枠体1の上枠11は、図2に示すように、樹脂材料からなる略平板状の上枠本体111と、アルミ合金等の金属材料からなり上枠本体111の内周面(下面)に配置された上レール部材112を有している。
上枠本体111と上レール部材112は、ビス等の固定手段bにより、建物開口部の内周面(下面)に共締め固定されている。
(Frame configuration)
As shown in FIG. 2, the
The upper frame
上枠本体111は、建物開口部の内周面に配置される上枠本体部111aと、上枠本体部111aの室内側端から垂下する室内側壁部111bを有している。
The upper frame
上レール部材112は、上枠本体111と共に建物開口部に固定される上レール固定部112aと、上レール固定部112aの室内側より下方に垂設される上内レール112bと、上レール固定部112aの室外側より下方に垂設される上外レール112cを有している。
The
上内レール112bと上外レール112cとの間であって、内障子2及び外障子3の召合框23,34の上方位置にはヒレ状の風止め部を有する風止め部材41が配置されている。
Between the upper
枠体1の下枠12は、図2に示すように、樹脂材料からなる略平板状の下枠本体121と、アルミ合金等の金属材料からなり下枠本体121の内周面(上面)に配置された下レール部材122を有している。
下枠本体121と下レール部材122は、ビス等の固定手段bにより、建物開口部の内周面(上面)に共締め固定されている。
As shown in FIG. 2, the
The lower frame
下枠本体121は、建物開口部に固定される下枠本体部121aと、下枠本体部121aの室内側端から上方に立設する室内側壁部121bを有している。
The lower frame
下レール部材122は、下枠本体121と共に建物開口部に固定される下レール固定部122aと、下レール固定部122aの室内側より上方に立設する下内レール122bと、下レール固定部122aの室外側より上方に立設する下外レール122cを有している。
The
下枠12の下内レール122bと下外レール122cとの間であって、内障子2及び外障子3の召合框23,34の下方位置にはヒレ状の風止め部を有する風止め部材42が配置されている。
A wind blocking member having a fin-shaped wind blocking part between the lower
枠体1の左、右竪枠13,14は、図3に示すように、ほぼ同様の構成をしているので、ここでは主に、右竪枠14ついて説明する。
なお、図面には、左竪枠の対応する部位に適宜符号を付与しておく。
The left and right
Note that, in the drawings, corresponding parts of the left vertical frame are given appropriate symbols.
右竪枠14は、樹脂材料からなり、略平板状に形成された右竪枠本体部141aと、右竪枠本体部141aの見込み方向略中央位置から内周方向に突設される中央壁部141bと、右竪枠本体部141aの室内側端から内周方向に突設される室内側壁部141cと、右竪枠本体部141aの室外側端から内周方向に突設される室外側壁部141dを有し、ビス等の固定手段によって建物開口部の内周面に固定されている。
The right
中央壁部141bは、内周端に室内外両側に延びるヒレ状の気密片を有している。ヒレ状の気密片は、障子の閉鎖時において、内障子2の戸先框24に当接して内障子2と右竪枠14との気密をはかっている。
The
右竪枠14は、右竪枠本体部141aの内周側であって中央壁部141bの室内側に、アルミ合金やスチール等の金属材料からなり断面略L字状もしくは断面略U字状の補強部材142を有しており、補強部材142の内周面に、内障子2の戸先框24に対向するように加熱膨張材が配置されている。
The right
なお、左竪枠13は、左竪枠本体部131aの内周側であって中央壁部131bの室外側にアルミ合金やスチール等の金属材料からなり断面略L字状もしくは断面略U字状の補強部材132を有しており、補強部材132の内周面に、外障子3の戸先框33に対向するように加熱膨張材が配置されている点で右竪枠14と異なっている。
The left
本実施形態のサッシの枠体1を建物開口部に固定するに際しては、例えば、左竪枠13→下枠12→右竪枠14→上枠11の順番で建物開口部の四周に配置、固定することで、枠体10を建物開口部の四周に対して配置することができる。
When fixing the
このとき、建物開口部の四隅において、横枠(上枠11,下枠12)の少なくとも上内レール112b、上外レール112c及び下内レール122b、下外レール122cの一部、もしくは、竪枠(左竪枠13,右竪枠14)の中央壁部131b,141bの一部を切欠くこと等によって、上枠11,下枠12及び左、右竪枠13,14同士が取付けに際して干渉することを防止することができる。
At this time, at least the upper
(内障子の構成)
内障子2の上框21は、図2に示すように、樹脂材料からなる上框本体211と、アルミ合金等の金属材料からなり上框本体211に内装される補強芯材212を有している。
上框本体211は、パネル体25を保持するためのパネル間口部211aと、パネル間口部211aの外周側に形成され上内レール112bに案内される開口部211bを有し、開口部211b内に補強芯材212が配置されている。
(Composition of internal shoji)
As shown in FIG. 2, the
The upper stile
パネル間口部211a内には、スチール等の金属材料からなる補強部材213が配置されており、パネル体25が、補強部材213及び難燃性のグレイジングチャンネルを介してパネル間口部211aに保持されている。
開口部211bを構成する室内、外側壁の上端には上内レール112bに当接もしくは近接する気密片が設けられている。
A reinforcing
An airtight piece that abuts or is close to the upper
補強芯材212は、開口部211bの底部に沿って配置される底壁部212aと、底壁部212aの室内側端部に連続して開口部211bの室内壁に沿って延びる室内壁部212bと、底壁部212aの室外側端部に連続して開口部211bの外側壁に沿って延びる室外壁部212cを有している。
The reinforcing
底壁部212aの上面には、スチール等の薄板からなる補強部材214が配置されており、開口部211bに配置された補強芯材212と薄板からなる補強部材214は、パネル間口部211aに配置された補強部材213に対して開口部211bの底壁を間に挟んで連結手段により連結されている。
A reinforcing
補強芯材212の室内壁部212bと室外壁部212cの内側面上方部位と、薄板の補強部材214の上面と、パネル間口部211aに配置された補強部材213には、必要に応じて加熱膨張材が配置されている。
なお、枠体及び障子には、適宜位置に加熱膨張材(図においては、長方形に斜線で示している)が配置されている。
The upper parts of the inner surfaces of the
It should be noted that heat-expanding materials (indicated by diagonal lines in a rectangular shape in the figure) are arranged at appropriate positions on the frame and the shoji.
内障子20の下框22は、図2に示すように、樹脂材料からなる下框本体221と、アルミ合金等の金属材料からなり下框本体221に内装される第1補強芯材222及び第2補強芯材223を有している。
下框本体221は、内周側のパネル間口部221aと、パネル間口部221aの外周に配置される中空部221bと、外周側の開口部221cとを有している。
As shown in FIG. 2, the
The lower stile
第1補強芯材222は、断面略矩形の中空形状をなしており、下框本体221の中空部221b内に配置されている。第2補強芯材223は、矩形中空部と下方に開口する開口部を備える断面形状をなしており、下框本体221の開口部221cの開口内に配置されている。
The first reinforcing
第1補強芯材222の中空部内には、スチール等からなる断面略U字状の第1補強部材224が外周方向に開口するように配置され、第2補強芯材223の中空部内及び開口部内には、断面略U字状の第2補強部材225及び第3補強部材226がそれぞれ室内方向に開口するように配置されている。
Inside the hollow part of the first reinforcing
パネル間口部221a内には、スチール等の金属材料からなる第4補強部材227が配置されており、パネル体25が、第4補強部材227及び難燃性のグレイジングチャンネルを介してパネル間口部221aに保持されている。
A fourth reinforcing
第4補強部材227と第1補強芯材222及び第1補強部材224は、パネル間口部221aの底壁を挟んで連結手段を介して連結されている。
また、第1補強芯材222と第2補強芯材223及び第2補強部材225は、下框本体221の中空部221bの底壁を挟んで連結手段により連結されており、第2補強部材225と第3補強部材226は、第2補強芯材223の中間壁を間に挟んで連結手段により連結されている。
下框本体221の開口部221cの所定位置には、下内レール122b上を走行する車輪92が配置され、下内レール122b上を走行自在に配置されている。
The fourth reinforcing
Further, the first reinforcing
At a predetermined position of the
内障子20の右竪框(戸先框)24は、図3に示すように、樹脂材料からなり、断面略矩形の中空部を有する右竪框本体部241bと、右竪框本体部241bの内周側に形成されパネル体25を保持するためのパネル間口部241aを有している。
As shown in FIG. 3, the right stile (door stile) 24 of the inner shoji 20 is made of a resin material and includes a right stile
右竪框本体部241bの中空部内には、スチール等の金属材料からなり外周側に向けて開口する断面略U字状の第1補強部材242が配置されている。パネル間口部241a内には、金属材料からなり内周側に向けて開口する断面略U字状の第2補強部材243が配置されており、パネル体25が、第2補強部材243及び難燃性のグレイジングチャンネルを介してパネル間口部241aに保持されている。
第1補強部材242と第2補強部材243とは、右竪框本体部241bの内周側の壁部を挟んで連結手段により連結されている。
なお、右竪框本体部241bの中空部内に配置される第1補強部材242は、略U字状の断面形状に限らず、例えば、断面略矩形のホロー構造等でもよい。
A first reinforcing
The first reinforcing
Note that the first reinforcing
内障子2の左竪框(召合框)23は、樹脂材料からなり、図3に示すように、中空部を有する左竪框本体部231bと左竪框本体部231bの室外側内周に形成されるパネル間口部231aを有している。
The
左竪框23の内周側端には、室外側に延びる当接片231cが形成されており、外障子3の右竪框(召合框)34の外周側端の室内側に設けられた気密材sが当接している。
左竪框23の外周面には例えば防火性能を有するクレセント錠61が取り付けられている。
A
For example, a
左竪框本体部231bの中空部内には、スチール等の金属材料からなりパネル間口部231aの底壁に沿う見込面部232aと左竪框本体部231bの室外側面に沿う見付面部232bと外周側の見込面部を有する第1補強部材232が配置されている。
Inside the hollow part of the left stile
パネル間口部231a内には、内周側に向けて開口する断面略U字状の第3補強部材234が配置されており、パネル体25が、第3補強部材234及び難燃性のグレイジングチャンネルを介してパネル間口部231aに保持されている。
A third reinforcing
第1補強部材232と第3補強部材234は、左竪框本体部231bの内周側の壁及び加熱膨張材を間に挟んで連結手段により連結されている。
内障子20に使用されるパネル体25は、耐火性、耐熱性を有するガラス、例えば、結晶化ガラスにより形成されている。
The first reinforcing
The
(外障子の構成)
以下に、外障子3について説明するが、外障子3と内障子2とは、上下枠および戸先框について基本的にその構成を同じくするものであるから、ここでは、特に外障子3の右竪框(召合框)34について説明し、内障子2の構成と同様の構成については、その説明を省略する。
(Configuration of outside shoji)
The
外障子3の右竪框(召合框)34は、樹脂材料からなり、図3に示すように、中空部を有する右竪框本体部341bと右竪框本体部341bの内周側に形成されるパネル間口部341aを有している。
The right
右竪框34の右竪框本体部341bの中空部内には、見込壁342aと室内側見付壁342bと室外側見付壁342cを有し外周方向に開口する断面略U字状の第1補強部材342が配置されており、パネル間口部341a内には、内周側に向けて開口する断面略U字状の第2補強部材343が配置されている。
In the hollow part of the right stiles
第1補強部材342と第2補強部材343は、右竪框本体部341bの内周側の壁を間に挟んで連結手段により連結されており、パネル体35が、第2補強部材343及び難燃性のグレイジングチャンネルを介してパネル間口部341aに保持されている。
第1補強部材342には、必要に応じて、火災時の加熱により膨張する加熱膨張材が配置されている。
The first reinforcing
The first reinforcing
右竪框34の内周側端には、室内側に延びる当接片341cが形成されており、内障子2の左竪框(召合框)23の外周側端の室外側に設けられた気密材sが当接している。
内障子2の左竪框23と外障子3の右竪框34との間には、開き止め部材(開き防止金具)7が設けられており、右竪框(召合框)34の室内側面に、防火性能を有するクレセント受62が設けられている。
A
An opening prevention member (opening prevention metal fitting) 7 is provided between the left
以上、本実施形態の樹脂サッシは、上下左右の枠体が略平板状の部材と上下のレール部材等により構成されているので、略平板状の部材を建物開口部に順次配置して固定し、上、下枠体の内周面に上、下レール部材を配置して、ビス等の固定手段によって建物開口部に固定して施工することができるので、例えば、室外側に建具が既に施工されている建物の開口部に対しても、後付けで簡単に施工することができ、また、施工後の開口面積の減少を少なく抑えることができる。 As described above, in the resin sash of this embodiment, the upper, lower, left, and right frames are composed of approximately flat plate-shaped members and upper and lower rail members, etc., so the approximately flat plate-shaped members are sequentially arranged and fixed in the opening of the building. The upper and lower rail members can be placed on the inner peripheral surfaces of the upper and lower frames and fixed to the opening of the building using fixing means such as screws. It can be easily installed as a retrofit for openings in existing buildings, and the reduction in opening area after installation can be kept to a minimum.
-開き防止構造-
以下、実施形態の樹脂サッシの召合せ部分の開き防止構造について、図 を参考にして説明する。
一般に、サッシは、内障子2の召合框23と外障子3の召合框34をクレセント6によって拘束しているが、高さ寸法が2000mmを超える樹脂サッシ等は、図11に示すように、風等の外圧等によって内障子2の召合框23と外障子3の召合框34を見込み方向に離間させる力F1が生じるなどしてクレセント6に大きなモーメント力F2がかかり、クレセント6や竪框が変形したり破損する危険性があった。
-Opening prevention structure-
Hereinafter, a structure for preventing opening of the joining portion of a resin sash according to an embodiment will be described with reference to the drawings.
Generally, a sash has a
また、図12(a)に示すように、火災時には、各框材の伸びや反り等の変形が発生することによってクレセント6にモーメント力F3がかかると、クレセント6が変形や破損などして内、外障子2,3の拘束が維持できないことがある。そのため、内、外障子2,3の召合框23,34に配置した加熱膨張材fが膨張しても、召合框23,34間に隙間が生じてしまい、室内外の十分な閉塞ができなかった。
In addition, as shown in Fig. 12(a), in the event of a fire, when moment force F3 is applied to the
また、図12(b)に示すように、内、外障子2,3の召合框23,34の上下端部付近においても、火災時には、各框材の伸びや反り等の変形によって内、外障子2,3の召合框23,34を見込み方向に離間させる力F4がかかると、召合框23,34の間に隙間が生じることがあり、加熱膨張材fによる室内外の十分な閉塞ができなかった。
In addition, as shown in FIG. 12(b), near the upper and lower ends of the
そこで、実施形態の樹脂サッシは、図1に示すように、内、外障子2,3の召合せ部のクレセント6に隣接して、開き防止金具7が配置されている。
なお、実施形態の樹脂サッシにおいては、開き防止金具7は、上下のクレセント6,6の下方に隣接して設けられているとともに、召合框の上端近傍、下端近傍及び上のクレセント6の上方位置にも設けられており、合計5つの開き防止金具7が設けられている。
Therefore, in the resin sash of the embodiment, as shown in FIG. 1, an opening prevention fitting 7 is arranged adjacent to the
In addition, in the resin sash of the embodiment, the
開き防止金具7は、内障子2の召合框23の室外側面に設けられる内側部材71と、外障子3の召合框34の室内側面に設けられる外側部材72を有している。
The opening prevention fitting 7 has an
-第1の実施形態の開き防止金具-
本実施形態の開き防止金具7の内側部材71は、スチール等の金属材料からなり、図4(b)に示すように、内障子2の召合框23に固定するための固定部71bと、固定部71bの室外側に配置されて内周方向に延設される引掛け部71aと、固定部71bに積層されるスペーサ71cを有している。
- Opening prevention fitting of the first embodiment -
The
内側部材71は、図4(a)に示すように、内障子2の召合框23の室外側面にクレセント錠61に隣接して配置されており、図5(a)に示すように、召合框23の中空部内に配置される補強部材232の見付面部232bにビスbにより固定されている。
なお、内側部材71は、召合框23にビス孔を形成することで、召合框23及び補強部材232に固定されるようにしてもよい。
As shown in FIG. 4(a), the
Note that the
内障子2の召合框23は、図5(b)に示すように、内側部材71が固定された領域において、当接片231cに欠除部231dが設けられており、障子の閉鎖時に外障子3の召合框34に固定した外側部材72が当接片231cに干渉することを防いでいる。
なお、スペーサ71cは必ずしも必要ではなく、スペーサ71cの積層数は、召合わせ框の寸法によって適宜設定すればよい。
As shown in FIG. 5(b), the sliding
Note that the
本実施形態の開き防止金具7の外側部材72は、スチール等の金属材料からなり、図4(c)に示すように、外障子3の召合框34に固定するための上固定部72d及び下固定部72eと、上固定部72d及び下固定部72eから立ち上がる上脚部72b及び下脚部72cと、上脚部72bと下脚部72cを連続する引掛け部72aを有している。
The
外側部材72は、図4(a)に示すように、外障子3の召合框34の室内側面にクレセント受62に隣接して配置されており、図5(c)に示すように、召合框34の中空部内に配置される補強部材342の室内側見付壁342bにビスbにより固定されている。
なお、外側部材72は、召合框34にビス孔を形成することで、召合框34及び補強部材342に固定されるようにしてもよい。
As shown in FIG. 4(a), the
Note that the
外障子3の召合框34は、図5(d)に示すように、外側部材72が固定された領域において、当接片341cに欠除部341dが設けられており、障子の閉鎖時に内障子2の召合框23に固定した内側部材71が干渉することを防いでいる。
As shown in FIG. 5(d), the
そして、内、外障子2,3が閉鎖された状態では、図4(d),図6(a),(b)に示すように、内側部材71の引掛け部71aが外側部材72の引掛け部72aの室外側に位置することとなり、風等の外圧や火災時の熱によって框材に反り等の変形が生じても内障子2の召合框23と外障子3の召合框34が室内外方向に離間することを防止してクレセント6等に過度な力が加わり、クレセント6や框等が破壊することを抑制することができる。
When the inner and
また、本実施形態の開き防止金具7においては、図6(c)に示すように、内側部材71の引掛け部71aが外側部材72の上、下脚部72b,72c間に位置しているので、内障子2の召合框23と外障子3の召合框34の熱延びに相違が生じた場合にも、内側部材71と外側部材72の上下方向のずれを防止することができ、さらに、クレセント6や框等が破壊することを抑制することができる。
Furthermore, in the opening prevention fitting 7 of this embodiment, as shown in FIG. 6(c), the
-第2の実施形態の開き防止金具-
本実施形態の開き防止金具7の内側部材71は、第1の実施形態の内側部材71と同様であり、スチール等の金属材料からなり、図7(b)に示すように、内障子2の召合框23に固定するための固定部71bと、固定部71bの室外側に配置されて内周方向に延設される引掛け部71aと、固定部71bに積層されるスペーサ71cを有している。
内側部材71は、図7(a)に示すように、召合框23の室外側面にクレセント錠61に隣接して配置されており、図8(a)に示すように、召合框23の中空部内に配置される補強部材232の見付面部232bにビスbにより固定されている。
-Opening prevention fitting of second embodiment-
The
As shown in FIG. 7(a), the
内障子2の召合框23は、図8(b)に示すように、召合框23の内側部材71が固定された領域において、当接片231cに欠除部231dが設けられており、障子の閉鎖時に外障子3の召合框34に固定した外側部材72が干渉することを防いでいる。
As shown in FIG. 8(b), the opening
本実施形態の開き防止金具7の外側部材72は、スチール等の金属材料からなり、図7(c)に示すように、外障子3の召合框34に固定するための固定部72fと、固定部72fの室内側に配置されて内周方向に延設される引掛け部72aと、固定部72fに積層されるスペーサ72gを有している。
外側部材72は、図7(a)に示すように、一部切り欠いた召合框34の室外側面にクレセント受62に隣接して配置されており、図8(c)に示すように、召合わせ框の中空部内に配置される補強部材342の室内側見付壁342bにビスbにより固定されている。
なお、外側部材72は、召合框34にビス孔を形成することで、召合框34及び補強部材342に固定されるようにしてもよい。
また、内側部材71及び外側部材72のスペーサ71c,72gは必ずしも必要ではなく、スペーサ71c,72gの積層数は、召合わせ框の寸法によって適宜設定すればよい。
The
As shown in FIG. 7(a), the
Note that the
Further, the
召合框34は、図8(d)に示すように、外側部材72が固定された領域において、当接片341cに欠除部341dが設けられており、障子の閉鎖時に内障子2の召合框23に固定した内側部材71が干渉することを防いでいる。
As shown in FIG. 8(d), the opening
そして、内、外障子2,3が閉鎖された状態では、図7(a),(d)に示すように、内側部材71の引掛け部71aが外側部材72の引掛け部72aの室外側に位置することとなり、風等の外圧や火災時の熱によって框材に反り等の変形が生じても内障子2の召合框23と外障子3の召合框34が室内外方向に離間することを防止してクレセント等に過度な力が加わり、クレセントや框等が破壊することを抑制することができる。
When the inner and
-第3の実施形態の開き防止金具-
本実施形態の開き防止金具7の内側部材71は、スチール等の金属材料からなり、図9(b)に示すように、内障子2の召合框23に固定するための固定部71bと、固定部71bの室外側に配置されて上方向及び内周方向に延設される引掛け部71aと、固定部71bに積層されるスペーサ71cを有している。
- Opening prevention fitting of third embodiment -
The
内側部材71は、図9(a)に示すように、召合框23の室外側面にクレセント錠61に隣接して配置され、図10(a)に示すように、召合框23の中空部内の補強部材232の見付面部232bにビスbにより固定されている。
The
内側部材71は、図10(b)に示すように、召合框23の内側部材71が固定された領域付近において、当接片231cに欠除部231dが設けられており、障子の閉鎖時に外障子3の召合框34に固定した外側部材72が干渉することを防いでいる。
As shown in FIG. 10(b), the
本実施形態の開き防止金具7の外側部材72は、スチール等の金属材料からなり、図9(c)に示すように、外障子3の召合框34に固定するための固定部72fと、固定部72fの室内側に配置されて下方向及び内周方向に延設される引掛け部72aと、固定部72fに積層されるスペーサ72gを有している。
The
外側部材72は、図9(a)に示すように、召合框34の室外側面にクレセント受62に隣接して配置され、図10(c)に示すように、召合わせ框の中空部内に配置される補強部材342の室内側見付壁342bにビスbにより固定されている。
なお、内側部材71及び外側部材72のスペーサ71c,72gは必ずしも必要ではなく、スペーサ71c,72gの積層数は、召合わせ框の寸法によって適宜設定すればよい。
As shown in FIG. 9(a), the
Note that the
召合框34は、図10(d)に示すように、外側部材72が固定された領域付近において、当接片341cに欠除部341dが設けられており、障子の閉鎖時に内障子2の召合框23に固定した内側部材71が干渉することを防いでいる。
As shown in FIG. 10(d), the
そして、内、外障子2,3が閉鎖された状態では、図9(a),(d)に示すように、内側部材71の引掛け部71aが外側部材72の引掛け部72aの室外側に位置することとなり、風等の外圧や火災時の熱によって框材に反り等の変形が生じても内障子2の召合框23と外障子3の召合框34が室内外方向に離間することを防止してクレセント等に過度な力が加わり、クレセントや框等が破壊することを抑制することができる。
When the inner and
以上のように、本実施形態にかかる樹脂サッシは、内、外障子2,3の召合せ部に、クレセントに隣接して開き防止部材が設けられているので、風等の外圧によってクレセントに外力がかかっても内障子2の召合框23と外障子3の召合框34が室内外方向に離間することを防止して、クレセントが破壊することを抑制することができる。
As described above, in the resin sash according to the present embodiment, the opening prevention member is provided adjacent to the crescent at the joining part of the inner and
また、火災時には、内、外障子2,3の召合框23,34が反るなど変形しても、開き止め部材の内側部材71の引掛け部71aと外側部材72の引掛け部72aとが見込み方向に係合して召合框同士が見込み方向に離間することを防止する。
このとき、図13(a)に示すように、内障子2の召合框23の中空部内に配置された補強部材232を介してクレセント錠61と開き防止金具7の内側部材71が連結され、外障子3の召合框34の中空部内に配置された補強部材342を介してクレセント受62と開き防止金具7の外側部材72が連結されているので、クレセント部分における召合框の補強部材同士の強固な連結を達成しており、図13(b)に示すように、加熱膨張材による内外の連通を確実に防止することができる。
In addition, even if the
At this time, as shown in FIG. 13(a), the
また、図14(a)に示すように、召合框23,34の上端近傍及び下端近傍に設けられた開き防止金具7は、火災時に、内、外障子2,3の召合框23,34が反るなど変形しても、図14(b)に示すように、開き防止金具7の内側部材71の引掛け部71aと外側部材72の引掛け部72aとが見込み方向に係合して召合框同士が見込み方向に離間すること防止することができる。
In addition, as shown in FIG. 14(a), the opening
そして、樹脂材料からなる召合框が火災により溶融した場合にも、同様に開き防止金具7によって召合框の中空部内に配置された補強部材が見込み方向に離間することを抑制し、合わせてガラス間口内の補強部材の分離を抑制することができるので、各補強部材間に加熱膨張材を充満させることができ、召合せ部における室内外の連通を抑制することができる。
Even if the stile made of resin material melts due to a fire, the opening
以上、実施形態の樹脂サッシについて説明したが、樹脂サッシに設けるクレセントの数は2つに限定されるものではなく、また、開き防止部材の数や位置も限定されるものではない。例えば、クレセントは一つでもよく、クレセントの上方に隣接して開き防止部材を設けてもよい。 Although the resin sash of the embodiment has been described above, the number of crescents provided on the resin sash is not limited to two, and the number and position of the opening prevention members are not limited either. For example, there may be only one crescent, or an opening prevention member may be provided above and adjacent to the crescent.
その他、以上の実施形態は,請求項に記載された発明を限定するものではなく,例示として取り扱われることは言うまでもない。 In addition, it goes without saying that the above embodiments do not limit the invention described in the claims, but are treated as illustrative examples.
23 :左竪框(召合框)
232 :補強部材(第1補強部材)
34 :右竪框(召合框)
342 :補強部材(第1補強部材)
61 :クレセント錠
62 :クレセント受
7 :開き防止金具(開き防止部材)
71 :内側部材
72 :外側部材
23: Left vertical stile (joining stile)
232: Reinforcement member (first reinforcement member)
34: Right stile (joining stile)
342: Reinforcement member (first reinforcement member)
61: Crescent lock 62: Crescent receiver 7: Opening prevention metal fitting (opening prevention member)
71: Inner member 72: Outer member
Claims (1)
内、外障子は召合框を有し、
内、外障子の召合框は、中空部を有し、中空部内には補強部材が配置されているとともに、召合框間には、複数の開き防止部材が設けられており、
クレセントは、内障子の召合框に設けられるクレセント錠と、外障子の召合框に設けられるクレセント受をそれぞれ有し、
開き防止部材は、内障子の召合框に設けられる内側部材と、外障子の召合框に設けられ、障子の閉鎖時に内側部材を係合する外側部材をそれぞれ有し、
クレセントと開き防止部材は隣接した位置に配置されているとともに、開き防止部材はクレセントと離間した位置にも配置されており、
開き防止部材の内側部材及び外側部材は、それぞれ召合框の中空部内に配置された補強部材に固定されており、
クレセントのクレセント錠及びクレセント受は、それぞれ召合框の中空部内に配置された補強部材に固定されている樹脂サッシ。 Equipped with a resin frame, resin inner and outer shoji, and multiple crescents,
The inner and outer shoji have matching frames,
The connecting frames of the inner and outer shoji have a hollow part, and a reinforcing member is arranged inside the hollow part, and a plurality of opening prevention members are provided between the connecting frames,
The crescent has a crescent lock provided in the connecting frame of the inner shoji and a crescent receiver provided in the connecting frame of the outer shoji, respectively .
The opening prevention member has an inner member provided at the opening stile of the inner shoji and an outer member provided at the opening stile of the outer shoji and engages the inner member when the shoji is closed,
The crescent and the opening prevention member are arranged at adjacent positions , and the opening prevention member is also arranged at a position apart from the crescent ,
The inner member and the outer member of the opening prevention member are each fixed to a reinforcing member disposed within the hollow part of the stile,
The crescent lock and crescent receiver of the crescent are each a resin sash that is fixed to a reinforcing member placed inside the hollow part of the frame.
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