JP7370778B2 - 回転機構及びそれを備えた装置 - Google Patents
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Description
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。特許文献1に記載の回転機構では、可動部を大きくすると、固定部側に均等に押圧する機構の製作難易度が上がる。例えば、均等に押圧する機構の実現の為には、高精度な部品の寸法管理や、表面性状の管理が必要となるためである。しかし、押圧する機構を省略すると、スラスト方向(軸方向)にガタが残るため、チルト駆動やローテーション駆動をした時に、スラスト方向のガタにより、回転軸がぶれ、撮影の作動精度に影響してしまう。そこで、本実施形態では、特許文献1と異なる構成の回転機構を備える雲台システムについて説明をする。
図6は本実施形態に係るローテータ5のベアリングユニット503付近を拡大した図であり、ベアリングユニット503と内輪502のフランジ509との関係を示した図である。内輪502が時計回りに回転する場合、ベアリング507とフランジ509の接触点では矢印516で示した円周方向における移動方向は一致している。しかし、ベアリング507と内輪502(フランジ509)の接触点を過ぎると、ベアリング507側面(フランジ509を挟持する面)とフランジ509側面(ベアリング507に挟持されている面)の移動方向517に差が生まれる。そのため、2つのベアリング507のうちフランジ509を挟持する面と、フランジ509が2つのベアリング507に挟持されている面に摺動が発生し、この摺動面が摩耗する。ベアリング507側面とフランジ509側面の摺動は低速、低負荷の回転ではそれほど問題は発生しないが、負荷が大きくなると摺動面の摩耗を引き起こす可能性があり、作動に悪影響を与える可能性がある。そこで、本実施形態では、2つのベアリング507とスペーサー508との間に摺動ワッシャ(摩耗抑制部)518をそれぞれ配置することにより、ベアリング507側面とフランジ509側面の間の摺動摩耗を軽減できる。尚、本実施形態のローテータ5は、摺動ワッシャを備える点以外は実施形態1のローテタと同様の構成であるため、詳細な説明を省略する。
上述の実施形態1、2では、同軸上にある2つのベアリングによりフランジ509を挟持した例を説明した。しかし、挟持する2つのベアリングについては、スラスト方向のガタを抑制するような、軸方向のうち対向する(相対する)方向どうしの押圧であれば、同軸上にある2つのベアリングの挟持でなくてもよい。
7 ローテーション駆動部
501 フレーム
502 内輪
503 ベアリングユニット(回転ユニット)
506 軸
507 ベアリング
508 スペーサー(調整部)
509 フランジ(突出部)
511 ビス(第1の押圧部)
Claims (13)
- フレームと、複数の回転ユニットと、前記フレームに対し前記複数の回転ユニットを介して回動可能に支持されている内輪と、前記内輪を回転させるための動力を発生するローテーション駆動部と、を有する回転機構において、
前記内輪は外周に突出部が設けられ、
前記複数の回転ユニットは、2つのベアリングと、前記2つのベアリングに対して前記内輪の回転軸方向に相対する方向に押圧力を付与する第1の押圧部と、
前記2つのベアリングの間に配置された調整部と、を有し、
前記突出部と前記調整部とは、前記押圧力により前記2つのベアリングに挟持されており、
前記調整部の前記回転軸方向の長さは、前記突出部の前記回転軸方向の長さよりも小さいことを特徴とする回転機構。 - 前記調整部と前記突出部の回転軸方向の長さの差は、前記2つのベアリングの内輪または外輪にかかるスラストガタ量を越えない範囲であることを特徴とする請求項1に記載の回転機構。
- 前記複数の回転ユニットは、前記内輪の外周に円周状に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の回転機構。
- 前記ローテーション駆動部で発生する動力は、前記ローテーション駆動部と接続し動力を伝える第1の動力伝達機構を介し、前記突出部に備えられている第2の動力伝達機構に伝えられ、前記回転ユニットにより回動自在に支持された前記内輪が回転されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回転機構。
- 前記2つのベアリングは、その曲面が前記内輪と接していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の回転機構。
- 前記回転ユニットは、前記内輪の回転で発生する、前記突出部のうち2つのベアリングに挟持されている面と、前記2つのベアリングの前記突出部を挟持する面との摺動摩耗を軽減する摩耗抑制部を有し、前記摩耗抑制部は前記2つのベアリングと前記調整部との間にそれぞれ配置され、前記突出部は前記摩耗抑制部に挟持されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の回転機構。
- フレームと、複数の回転ユニットと、前記複数の回転ユニットを介して前記フレームに対し回動可能に支持されている内輪と、前記内輪を回転させるための動力を発生するローテーション駆動部と、
前記内輪の回転軸方向に押圧力を付与する第1の押圧部と、を有する回転機構において、
前記内輪は外周に突出部が設けられ、
前記複数の回転ユニットのそれぞれは、1つのベアリングを有し、
前記第1の押圧部は、第1の回転ユニットが有する1つのベアリングに対して前記押圧力を付与し、
前記押圧力が前記1つのベアリングに対して付与されることにより生じる、前記押圧力に対向する圧力が、前記第1の回転ユニットの隣に配置された第2の回転ユニットが有する1つのベアリングに対して付与され、
前記突出部は、前記第1の回転ユニットの1つのベアリングと、前記第1の回転ユニットの隣に配置された第2の回転ユニットの1つのベアリングとに挟持されており、
前記第1の回転ユニットの1つのベアリングと第2の回転ユニットの1つのベアリングとの回転軸方向における間隙は、前記突出部の前記回転軸方向の長さよりも小さいことを特徴とする回転機構。 - 前記第1の回転ユニットの1つのベアリングと前記第2の回転ユニットの1つのベアリングとの回転軸方向における間隙と前記突出部の回転軸方向の長さの差は、前記第1の回転ユニットの1つのベアリングと、前記第2の回転ユニットの1つのベアリングの、内輪または外輪にかかるスラストガタ量を越えない範囲であることを特徴とする請求項7に記載の回転機構。
- 前記ローテーション駆動部で発生する動力は、前記ローテーション駆動部と接続し動力を伝える第1の動力伝達機構を介し、前記突出部に備えられている第2の動力伝達機構に伝えられ、前記回転ユニットにより回動自在に支持された前記内輪が回転されていることを特徴とする請求項7または8に記載の回転機構。
- 前記第1の回転ユニットの1つのベアリングと、前記第2の回転ユニットの1つのベアリングは、その曲面が前記内輪と接していることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の回転機構。
- 前記第1の回転ユニットは、1つのベアリングと前記突出部との間に、前記内輪の回転で発生する摺動摩耗を軽減する摩耗抑制部を有し、前記第2の回転ユニットは、1つのベアリングと前記突出部との間に、前記内輪の回転で発生する摺動摩耗を軽減する摩耗抑制部を有し、
前記突出部は2つの前記摩耗抑制部に挟持されていることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の回転機構。 - 撮像装置が配置可能なカメラ台と、前記カメラ台を回動可能にする回転機構と、前記回転機構が接続され、前記回転機構の回転軸に垂直な第1の方向と、前記回転軸と前記第1の方向とに垂直な第2の方向との夫々を軸として前記カメラ台を回動可能な雲台と、を有する雲台システムにおいて、
前記回転機構は請求項1乃至11のいずれか1項に記載の回転機構である雲台システム。 - 前記回転機構の回転により、前記撮像装置は、光軸を中心として回転することを特徴とする請求項12に記載の雲台システム。
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