JP7363175B2 - 液体吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体吐出装置に関する。
従来、液体吐出装置として、圧電素子(ピエゾ素子)に駆動波形信号を印加し、圧電素子を変形させることでインク室内を加減圧してインク室の圧力を上下させることにより、液体としてのインク滴を用紙などの対象物に向けて吐出させる、インクジェット記録装置が知られている。
このようなインクジェット記録装置においては、インク滴の吐出条件により、クロストークと呼ばれるインク滴の飛翔速度のばらつきが、ノズルごとに発生することがある。クロストークとしては、ヘッドの物理的な構造の変化によるメカクロストークや、駆動波形信号(圧電素子を駆動するアナログ信号)が変動するエレキクロストークがある。クロストークは、吐出インク量及び吐出速度を変化させて画像品質に影響を及ぼすため、低減させることが望ましく、そのような技術が従来様々考え出されている。
上述のようなクロストークの改善を図る技術として、例えば、圧電素子を駆動するアナログ信号(駆動波形信号、以下VCOM)を複数生成し、ノズルごとにいずれかのVCOMを選択するものがある(例えば特許文献1)。当該技術では、上記VCOMを、各々電圧が異なる(すなわちノズルから吐出されるインク滴の飛翔速度が違う)波形とし、クロストークの影響でインク適の飛翔速度が遅くなる傾向にある圧電素子には、飛翔速度が速くなるようなVCOMを選択し、またクロストークの影響で飛翔速度が速くなる圧電素子には、飛翔速度が遅くなるようなVCOMを選択することで、ノズルごとのばらつきを低減する。
しかしながら、各ノズルに対応させてVCOMを選択する制御信号(選択信号)を提供する構成であると、信号線数が多くなることによりハーネスの容積やコストが増大するデメリットに加え、選択信号とVCOMとが配線経路間で電気的に干渉し合うことにより意図しないVCOMが選択される誤動作が発生して画像不良に繋がるという問題が生じやすくなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ノズルごとにクロストーク特性に適した駆動波形信号で圧電素子を駆動するにあたり、駆動波形信号選択の誤動作による画像不良の発生を抑えることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、圧電素子が駆動波形信号で駆動されることで液体を吐出するノズルを複数備える液体吐出装置であって、複数の駆動波形信号を生成する駆動波形生成部と、前記複数の駆動波形信号のうち前記ノズルの特性に適するものを複数の前記ノズルのそれぞれに対応付ける選択データに基づいて、前記駆動波形信号のいずれかを選択するための選択信号を、複数の前記ノズルのそれぞれについて生成する選択信号生成部と、前記選択信号を元に、前記圧電素子に送信する前記駆動波形信号を、複数のうちのいずれかに切り替える波形切替部と、を備え、前記駆動波形生成部は、前記選択信号生成部が、同一の前記駆動波形信号を選択するための選択信号を複数の前記ノズルについて生成する場合に、同一の前記駆動波形信号を複数生成する。
本発明によれば、ノズルごとにクロストーク特性に適した駆動波形信号で圧電素子を駆動するにあたり、駆動波形信号選択の誤動作による画像不良の発生を抑えることができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態にかかるインクジェット記録装置の概略的な構成を示すブロック図である。 図2は、インクジェット記録装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、VCOMの切替制御を説明するブロック図である。 図4は、VCOMの波形イメージの一例を示す図である。 図5は、第2の実施の形態にかかるインクジェット記録装置の概略的な構成を示すブロック図である。
(第1の実施の形態)
以下に添付図面を参照して、液体吐出装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるインクジェット記録装置(液体吐出装置の一例)の概略的な構成を示すブロック図である。インクジェット記録装置は、ヘッド駆動基板100およびインクジェットヘッド200を備えている。ヘッド駆動基板100は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)101や複数のVCOM生成回路102を備えている。また、インクジェットヘッド200は、RAM(Random Access Memory)201やVCOM選択回路202、選択信号生成回路203、複数の圧電素子31を備えている。圧電素子31は、電圧印加を受けて変形し、これによりノズルからインク滴を吐出させる。
ASIC101は、特定用途向けに設計された集積回路であって、ここでは、入力された画像データに対する処理(例えば画像処理、並び替え処理、各種信号処理)や、装置全体を制御するための入出力信号の処理などを行う。
VCOM生成回路102は、駆動波形生成部の一例であって、圧電素子31に対応付けて設けられ、ASIC101の出力に従ってVCOMを生成し、これをインクジェットヘッド200に出力する。なお、VCOMは、圧電素子31を駆動する所定時間幅のアナログ信号(駆動波形信号)であって、その波形は、圧電素子31に印加する電圧の変動を示している。インクジェット記録装置においては、圧電素子31に印加される電圧を調整することによって、ノズルが吐出するインク滴のサイズを変更して、所望の諧調表現を行っている。
RAM201は、揮発性のメモリであって、VCOMの選択(切替)に用いるデータ(VCOM選択データ)を、例えばテーブルの形式で記憶する。なお、RAM201へのVCOM選択データの書き込み、すなわちヘッド駆動基板100からインクジェットヘッド200への制御信号の送信は、VCOMを出力していない状態で行われる。VCOM選択データ(選択データの一例)は、複数のノズルのそれぞれについて、ノズルと当該ノズルの特性に適する駆動波形信号(複数の選択肢のうちのいずれか)とを、対応付けるものである。
選択信号生成回路203は、選択信号生成部の一例であって、ヘッド駆動基板100から送信された画像データから得られる圧電素子31の駆動条件に応じて、VCOMの切り替えに用いる選択信号を生成し、生成した選択信号をVCOM選択回路202に出力する。
VCOM選択回路202は、波形切替部の一例であって、VCOM生成回路102から入力される複数のVCOMのうち、選択信号生成回路203から入力される選択信号に対応するものを選択し、選択したVCOMを該当する圧電素子31に出力する。
上述のような構成によれば、ヘッド駆動基板100において複数のVCOMを生成し、インクジェットヘッド200においてRAM201が記憶するVCOM選択データに基づいて、VCOMの選択信号を生成する。これにより、クロストークを低減することが可能となる。これにより、選択信号にVCOMのノイズが重なることで意図しないVCOMが選択されて画像不良となる従来のような不都合を、起こりにくくすることができる。
なお、選択信号生成回路203(選択信号生成部)とVCOM選択回路202(波形切替部)とを、同一の基板上に設けたり同一のIC内に収めたりした構成であると、さらにクロストークを低減し上述の不都合を起こりにくくすることができる。
以下、図1で示した概略構成を、具体化して説明する。図2は、インクジェット記録装置の構成の一例を示すブロック図である。インクジェットヘッド200は、ヘッド基板21と、圧電素子支持基板22と、複数の圧電素子31-1,31-2,…,31-nを備えている。圧電素子支持基板22は、圧電素子駆動IC(Integrated Circuit)204を備えている。ヘッド基板21は、制御部210およびROM205を備えている。
ヘッド駆動基板100は、制御部110、VCOM生成部103a,103b,…,103x、およびAMP回路104a,104b,…,104xを備えている。制御部110、VCOM生成部103a,103b,…,103xは、ASIC101に設けられている。また、当該図2の構成におけるAMP回路104a,104b,…,104xは、図1におけるVCOM生成回路102に相当する。
VCOM生成部103a,103b,…,103xおよびAMP回路104a,104b,…,104xは、各々独立に設けられている。
制御部110は、装置全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)や、CPUが実行するプログラム他固定データを格納するROM(Read Only Memory)、データを一時的に保持するRAM(Random Access Memory)を含んで構成されている。
また、制御部110は、ヘッド駆動基板100よりも画像形成工程における上流側に設置された画像処置を行うCTL(コントローラ基板)300から画像データを受信し、当該受信した画像データをインクジェットヘッド200へシリアル転送する。
また、制御部110は、タイミングデータおよび選択データを、インクジェットヘッド200へ送信する。タイミングデータは、圧電素子駆動IC204内のアナログスイッチのON/OFFおよびそのタイミングを制御するためのデータである。圧電素子駆動IC204のアナログスイッチは、タイミングデータの受信中、ONになる。圧電素子駆動IC204は、アナログスイッチがONの期間、駆動波形を圧電素子31-1,31-2,…,31-nに、印加する。アナログスイッチをON/OFFしたいタイミングでタイミングデータを送信することで、1つの駆動波形で複数の階調のインク滴を吐出できる。選択データは、VCOM選択データである。
また、VCOM生成部103a,103b,…,103xは、制御部110の制御に従って、VCOMを生成する。AMP回路104a,104b,…,104xは、VCOM生成部103a,103b,…,103xから出力されたアナログ信号を、その電圧を増幅して出力する。当該増幅して出力されたアナログ信号(VCOMa,VCOMb,…,VCOMx)は、圧電素子駆動IC204に送信される。
制御部210は、CPUや、CPUが実行するプログラム他固定データを格納するROM、データを一時的に保持するRAM201(図1参照)を含んで構成されている。また、制御部210は、図1における選択信号生成回路203に相当する構成を含む。制御部210は、ヘッド駆動基板100からシリアル転送された画像データを、デシリアライズして、圧電素子駆動IC204に出力する。なお、制御部210は、圧電素子駆動IC204内に設けられていても良い。
圧電素子駆動IC204は、図1におけるVCOM選択回路202に相当する。圧電素子駆動IC204は、ヘッド基板21から受信した画像データに応じて、VCOMa,VCOMb,…,VCOMxをアナログスイッチ等で適宜ON/OFFし、圧電素子31-1,31-2,…,31-nに印加する。
ROM205は、複数のVCOMa,VCOMb,…,VCOMxのいずれを圧電素子31-1,31-2,…,31-nに印加するかの判断(VCOMの選択、切替)に用いるデータ(VCOM選択データ)を、例えばテーブルの形式で、予め記憶している。
なお、ROM205は例えばフラッシュROMであって、制御部210は、制御部110から受信したデータによってROM205が記憶するVCOM選択データを更新する。この受信および更新は、VCOMa,VCOMb,…,VCOMxの受信と重ならない時期に行われる。
図2で示したような構成おいて、ヘッド駆動基板100において、既知のクロストークを削減するための複数のVCOMa,VCOMb,…,VCOMxを生成し、インクジェットヘッド200において、ROM205が予め記憶するVCOM選択データを元に、いずれかのVCOMa,VCOMb,…,VCOMxを選択するための信号(選択信号)を生成する。これにより、ヘッド駆動基板100上および伝送線路上にてVCOMがノイズの影響を受けて意図しないVCOMが選択されて画像不良となるような、従来の不都合の発生を低減することが可能となる。
次に図3は、VCOMの切替制御を説明するブロック図である。当該図3に示す構成例は、図2におけるインクジェットヘッド200の構成を更に具体化した例である。本例において、制御部210は、切替回路206を備え、圧電素子駆動IC204は、マルチプレクサ207-1,207-2,…,207-nを備えている。マルチプレクサ207-1,207-2,…,207-nは、圧電素子31-1,31-2,…,31-nに対応させて設けられている。
ROM205には、マルチプレクサ207-1,207-2,…,207-nに入力される切替信号1,切替信号2,…,切替信号nの生成のために必要な切替テーブルが格納されている。切替テーブルは、VCOM選択データに相当するものである。この切替テーブルには、インクジェットヘッド200上の圧電素子31-1,31-2,…,31-nおよびノズル毎のメカニカルなクロストーク特性や、インクジェットヘッド200の駆動条件に対応するクロストーク特性など、ノズルに固有の値が、格納されている。
制御部210は、切替テーブルのデータをROM205から読み出してRAM201に格納した後、切替回路206にて切替信号1,切替信号2,…,切替信号nを生成し、圧電素子駆動IC204内のマルチプレクサ207-1,207-2,…,207-nに送信する。なお、切替信号1,切替信号2,…,切替信号nは、図1および図2における選択信号に相当する。つまり切替回路206は選択信号生成部の一例である。
切替回路206は、ヘッド駆動基板100から受信した画像データやインクジェットヘッド200の動作周波数等のクロストーク特性に関係する種々の条件と、RAM201が記憶するデータ(切替テーブル)との比較結果に応じて、VCOMa,VCOMb,…,VCOMxから最適な吐出特性が得られるものを選択し、切替信号1,切替信号2,…,切替信号nを出力する。
マルチプレクサ207-1,207-2,…,207-nは、圧電素子駆動IC204内のアナログスイッチ等で構成され、切替信号1,切替信号2,…,切替信号nに適するVCOMa,VCOMb,…,VCOMxを、圧電素子31-1,31-2,…,31-nに出力する。
図4は、VCOMの波形イメージの一例を示す図である。ここでは、駆動波形信号として、強度(電圧振幅)が小,中,大の3段階のVCOMa,VCOMb,VCOMcを用いる場合を例としている。なお、一般的に、インク滴の飛翔速度は、波形の波高値や傾きなど様々な要因で変化するが、本例では、波形の最大値と最低値との差を強度として表し、一例として示している。
また、本例では、インクジェットヘッド200が、ノズル1,ノズル2,ノズル3(不図示)を備えるとし、それぞれに圧電素子31-1,圧電素子31-2,圧電素子31-3が組み付けられているとする。そして、ノズル1~3は、それぞれ下記の特性を有しているとする。
・ノズル1は、インク滴の飛翔速度が標準よりも速くなる特性を有する。
・ノズル2は、インク滴の飛翔速度が標準よりも遅くなる特性を有する。
・ノズル3は、インク滴の飛翔速度が標準である特性を有する。
ROM205は、上述の特性を記憶している。この場合、制御部210は、ROM205が記憶する各ノズル1~3の特性を参照して下記のような判断を行うことにより、各ノズル1~3に対する切替信号1~3を生成する。
・ノズル1に対しては、インク滴の飛翔速度を遅くするために、切替信号1として、強度の小さいVCOMaを選択することを指示する信号を出力する。
・ノズル2に対しては、インク滴の飛翔速度を速くするために、切替信号2として、強度の大きいVCOMcを選択することを指示する信号を出力する。
・ノズル3に対しては、インク滴の飛翔速度を変える必要がないので、切替信号3として、強度が中程度のVCOMbを選択することを指示する信号を出力する。
ここで、仮に、インクジェットヘッド200の全ての圧電素子31-1,31-2,31-3に、強度の大きい駆動波形信号(上記例のVCOMa相当)を印加する必要がある場合について考察する。この場合、全ての圧電素子31-1,31-2,31-3にVCOMaを印加するのであると、VCOMaに対する負荷が大きくなる。このため、VCOMaの波形の形状が鈍り、インク滴の飛翔速度が遅くなる不都合が生じやすくなる。
よって、全ての圧電素子31-1,31-2,31-3に、強度の大きい駆動波形信号(上記例のVCOMa相当)を印加する必要がある場合には、全ての圧電素子31-1,31-2,31-3にVCOMaを印加するのではなく、VCOMa,VCOMb,VCOMcをそれぞれ同一の波形(この場合は強度の大きいもの)として分担して印加する。
これにより、各VCOM(VCOMa,VCOMb,VCOMc)に対する負荷を1/3に減らすことができ、負荷変動によるVCOM波形の鈍りを低減し、インク滴の飛翔速度への影響を抑えることができる。これは、制御部210にて、ヘッド駆動基板100から受信した画像データに基づいて負荷の大きさを判断し、切替回路206が画像データに基づいて切替信号(選択信号)を生成していることで、実現できる。
(第2の実施の形態)
次に、第1の実施形態の変形例である第2の実施形態について説明する。本実施形態は、前実施形態の変形例であるので、前実施形態と同じ部分については同じ符号を用い、また、詳細な説明を省略する。図5は、図1と対応する図であって、第2の実施の形態にかかるインクジェット記録装置の概略的な構成を示すブロック図である。
本実施形態では、前実施形態の選択信号生成回路203に相当する処理を行う選択信号生成回路109を、ヘッド駆動基板100に備えている。選択信号生成回路109は、VCOMの選択に使用する制御信号(選択信号)を、ノズル(圧電素子31)毎に、シリアルで送信する。また、選択信号生成回路109は、VCOM選択回路202に、クロック信号(CLK)をも送信する。
また、本実施形態では、選択信号生成回路203に代えて選択信号生成回路109を備えるため、インクジェットヘッド200にVCOM選択データを転送し記憶させる必要がない。
このように構成しても、前実施形態と同様の効果を得ることができる。すなわち、ヘッド駆動基板100において、複数のVCOMを生成し、さらにVCOM選択データを元にVCOMの選択信号を生成する。これにより、信号線数が従来に比べ抑えられるので、クロストークを低減することが可能となるため、ノイズによるデータ化け等が起きる可能性を低くすることができる。これにより、選択信号にVCOMのノイズが重なることで意図しないVCOMが選択されて画像不良となる従来のような不都合を、起こりにくくすることができる。
100 :ヘッド駆動基板
101 :ASIC
102 :VCOM生成回路(駆動波形生成部の一例)
103a,103b,…,103x :VCOM生成部
104a,104b,…,104x :AMP回路
109 :選択信号生成回路(選択信号生成部の一例)
110 :制御部
200 :インクジェットヘッド
201 :RAM(記憶部の一例)
202 :VCOM選択回路(波形切替部の一例)
203 :選択信号生成回路(選択信号生成部の一例)
204 :圧電素子駆動IC
205 :ROM(記憶部の一例)
206 :切替回路(選択信号生成部の一例)
207-1,207-2,…,207-n :マルチプレクサ
210 :制御部
21 :ヘッド基板
22 :圧電素子支持基板
31-1,31-2,…,31-n :圧電素子
特開2002-120366号公報

Claims (5)

  1. 圧電素子が駆動波形信号で駆動されることで液体を吐出するノズルを複数備える液体吐出装置であって、
    複数の駆動波形信号を生成する駆動波形生成部と、
    前記複数の駆動波形信号のうち前記ノズルの特性に適するものを複数の前記ノズルのそれぞれに対応付ける選択データに基づいて、前記駆動波形信号のいずれかを選択するための選択信号を、複数の前記ノズルのそれぞれについて生成する選択信号生成部と、
    前記選択信号を元に、前記圧電素子に送信する前記駆動波形信号を、複数のうちのいずれかに切り替える波形切替部と、
    を備え
    前記駆動波形生成部は、前記選択信号生成部が、同一の前記駆動波形信号を選択するための選択信号を複数の前記ノズルについて生成する場合に、同一の前記駆動波形信号を複数生成する液体吐出装置。
  2. 前記選択信号生成部は、画像データに基づいて、前記選択信号を生成する
    請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記選択信号生成部が用いる前記選択データは、前記ノズルに固有の値である
    請求項1または2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記駆動波形生成部は、強度が異なる複数の前記駆動波形信号を生成する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記選択信号生成部と、前記波形切替部とが、同一基板上に設けられている
    請求項1~のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
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