JP7361966B1 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライスネットワークの利用に対する対価を適切に設定する。【解決手段】情報処理装置1は、ユーザ端末2から、無線通信ネットワークを仮想的に分割した通信品質が異なる一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付ける受付部131と、選択を受け付けたスライスネットワークである被選択ネットワークをユーザ端末2の通信に適用する適用部132と、被選択ネットワークがユーザ端末2の通信に適用された後の複数の期間のそれぞれにおいて、ユーザ端末2の通信品質が、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定する判定部133と、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定部133が判定した期間の長さに基づいて、被選択ネットワークの適用に対してユーザ端末2のユーザが支払う対価の額を決定する決定部134と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来、無線ネットワークを仮想的に分割したネットワークであるスライスネットワークをユーザが利用できるようにすることが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2019-041241号公報
ユーザ端末の通信にスライスネットワークが適用された場合、ユーザ端末の位置やユーザ端末の移動状況によっては、ユーザ端末が、適用されたスライスネットワークに対応する通信品質で通信を行うことができない場合がある。このため、スライスネットワークを適用して通信を行っているユーザ端末の通信状況に基づいて、適切にスライスネットワークの利用に対する対価を算出する必要がある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、スライスネットワークの利用に対する対価を適切に設定することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る情報処理装置は、ユーザ端末から、無線通信ネットワークを仮想的に分割した一以上のネットワークであって、通信品質が異なる一以上のネットワークである一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付ける受付部と、前記受付部が選択を受け付けたスライスネットワークである被選択ネットワークを前記ユーザ端末の通信に適用する適用部と、前記被選択ネットワークが前記ユーザ端末の通信に適用された後の複数の期間のそれぞれにおいて、前記ユーザ端末の通信品質が、前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定する判定部と、前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると前記判定部が判定した期間の長さに基づいて、前記被選択ネットワークの適用に対して前記ユーザ端末のユーザが支払う対価の額を決定する決定部と、を有する。
前記適用部は、前記ユーザ端末の通信品質が、前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと前記判定部が判定すると、前記被選択ネットワークの前記ユーザ端末の通信への適用を停止してもよい。
前記適用部は、前記ユーザ端末の通信品質が、前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと前記判定部が判定すると、前記ユーザ端末の通信に適用するスライスネットワークを、前記被選択ネットワークの通信品質よりも低い通信品質のスライスネットワークに切り換えてもよい。
前記判定部は、前記ユーザ端末の通信に適用するスライスネットワークを切り替えた後の複数の期間のそれぞれにおいて、前記ユーザ端末の通信品質が、切替後のスライスネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定し、前記決定部は、切替後のスライスネットワークに対応する通信品質を満たしていると前記判定部が判定した期間の長さに基づいて、切替後のスライスネットワークの適用に対して前記ユーザが支払う対価の額を決定してもよい。
前記適用部は、前記ユーザ端末の通信品質が前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと前記判定部が判定した場合に、前記被選択ネットワークの前記ユーザ端末の通信への適用を維持してもよい。
前記情報処理装置は、前記ユーザ端末の通信品質が前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると前記判定部が判定した期間と、前記ユーザ端末の通信品質が前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと前記判定部が判定した期間とを示す期間情報を前記ユーザ端末に通知する通知部を有してもよい。
前記情報処理装置は、前記ユーザ端末の通信品質が前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると前記判定部が判定した期間と、当該期間における前記被選択ネットワークの適用に対して前記ユーザが支払う対価の額とを関連付けた情報を前記ユーザ端末に通知する通知部を有してもよい。
前記対価の額の支払いはポイント又は電子マネーにより行われ、前記受付部は、前記一以上のスライスネットワークそれぞれに対応する一以上の通信品質のいずれかを選択するための受付画面であって、前記一以上のスライスネットワークそれぞれの通信品質と、前記ポイント又は電子マネーの残高を用いて前記一以上のスライスネットワークそれぞれを利用可能な期間の長さとを関連付けて表示するとともに、前記ユーザが保有しているポイント又は電子マネーの残高を表示する受付画面を前記ユーザ端末に表示させ、前記受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付けてもよい。
前記受付部は、前記ユーザ端末に対して所定期間に適用される通信品質を特定し、前記一以上のスライスネットワークそれぞれに対応する一以上の通信品質のいずれかを選択するための受付画面であって、特定した通信品質よりも高い通信品質を有する一以上のスライスネットワークそれぞれの通信品質を選択する受付画面を前記ユーザ端末に表示させ、前記受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付けてもよい。
前記受付部は、前記ユーザ端末の存在するエリアにおける前記無線通信ネットワークに対応する一以上のスライスネットワークのうち、前記ユーザ端末に適用な可能な一以上のスライスネットワークを適用可能ネットワークとして特定し、特定した一以上の適用可能ネットワークそれぞれに対応する通信品質のいずれかを選択するための受付画面を前記ユーザ端末に表示させ、前記受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上の適用可能ネットワークのいずれかの選択を受け付けてもよい。
前記受付部は、前記ユーザ端末の存在するエリアを特定し、特定したエリアの周辺に存在する一以上の周辺エリアそれぞれにおいて前記ユーザ端末に適用可能な一以上のスライスネットワークを適用可能ネットワークとして特定し、前記ユーザ端末の存在するエリアに対応する前記一以上のスライスネットワークそれぞれに対応する一以上の通信品質のいずれかを選択するための受付画面であって、一以上の周辺エリアそれぞれを示す情報と、一以上の周辺エリアそれぞれに対して特定した適用可能ネットワークとを関連付けた受付画面を、前記ユーザ端末に表示させ、前記受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付けてもよい。
前記受付部は、前記一以上のスライスネットワークそれぞれに対応する一以上の通信品質のいずれかを選択するための受付画面であって、前記一以上のスライスネットワークそれぞれの通信品質と、前記一以上のスライスネットワークを適用可能な残りのユーザ数とを関連付けた受付画面を前記ユーザ端末に表示させ、前記受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付けてもよい。
本発明の第2の態様に係る情報処理方法は、コンピュータが実行する、ユーザ端末から、無線通信ネットワークを仮想的に分割した一以上のネットワークであって、通信品質が異なる一以上のネットワークである一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付けるステップと、選択されたスライスネットワークである被選択ネットワークを前記ユーザ端末の通信に適用するステップと、前記被選択ネットワークが前記ユーザ端末の通信に適用された後の複数の期間のそれぞれにおいて、前記ユーザ端末の通信品質が、前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定するステップと、前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定した期間の長さに基づいて、前記被選択ネットワークの適用に対して前記ユーザ端末のユーザが支払う対価の額を決定するステップと、を有する。
本発明によれば、スライスネットワークの利用に対する対価を適切に設定することができるという効果を奏する。
情報処理装置の概要を説明する図である。 情報処理装置の機能構成を示す図である。 受付画面の一例を示す図である。 利用履歴画面の一例を示す図である。 情報処理装置に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ヒートマップを含む受付画面の一例を示す図である。
[情報処理装置1の概要]
図1は、情報処理装置1の概要を説明する図である。情報処理装置1は、無線通信ネットワークを仮想的に分割したネットワークであって、所定の通信品質が保証されたスライスネットワークのユーザ端末2への適用を制御するコンピュータである。
無線通信ネットワークは、例えば、第5世代通信(5G)専用の通信設備と5Gの基地局とにより無線通信を行う方式(5G SA方式)の携帯電話ネットワークである。無線通信ネットワークを利用するユーザ端末の通信に割り当てられるリソースブロックの割当を制御することにより、当該ユーザ端末の通信に対して、所定の通信品質が保証されたスライスネットワークが適用される。
本実施の形態では、1つの無線通信ネットワークにおいて、通信品質が異なる一以上のスライスネットワークのいずれかが適用可能であるものとする。また、ユーザは、所定の対価としてのポイントを支払うことにより、ユーザが使用するユーザ端末2の通信にスライスネットワークの適用を受けることができるものとする。なお、スライスネットワークの適用に対してユーザが支払う対価はポイントに限らず、電子マネーや法定通貨であってもよい。
情報処理装置1は、例えば、ユーザが使用するユーザ端末2と通信可能に接続されている。情報処理装置1は、ユーザ端末2に対し、一以上のスライスネットワークのいずれかの適用を受け付ける受付画面を表示させる(図1における(1))。情報処理装置1は、受付画面を介してユーザ端末2から、ユーザが選択したスライスネットワークのユーザ端末2の通信への適用を要求する適用要求を受信する(図1における(2))。情報処理装置1は、適用要求を受信すると、ユーザが選択したスライスネットワークをユーザ端末2の通信に適用する(図1における(3))。以下の説明において、ユーザが選択し、ユーザ端末2の通信に適用されたスライスネットワークを被選択ネットワークともいう。
ユーザ端末2の通信に被選択ネットワークが適用された後、ユーザ端末2が被選択ネットワークを適用可能なエリアから移動したり、当該エリアにおける通信が混雑したりすることにより、ユーザ端末2の通信の通信品質が、被選択ネットワークが保証する通信品質を満たさない場合がある。これに対し、情報処理装置1は、被選択ネットワークをユーザ端末2に適用した後、被選択ネットワークがユーザ端末2の通信に適用された後の複数の期間のそれぞれにおいて、ユーザ端末2の通信品質が、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定する(図1における(4))。
情報処理装置1は、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定した期間の長さに基づいて、被選択ネットワークの適用に対してユーザ端末2のユーザが支払う対価の額を決定する(図1における(5))。情報処理装置1は、決定した対価の額を示す適用結果情報をユーザ端末2に通知する(図1における(6))。このように、情報処理装置1は、ユーザ端末2の通信品質がスライスネットワークの通信品質を満たす期間に応じて対価の額を決定するので、スライスネットワークの利用に対する対価を適切に設定することができる。
[情報処理装置1の機能構成]
続いて、情報処理装置1の機能構成について説明する。図2は、情報処理装置1の機能構成を示す図である。情報処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、ユーザ端末2や、無線通信ネットワークを管理する通信装置等の外部装置とデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部12は、各種のデータを記憶する記憶媒体であり、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びハードディスク等を有する。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶する。記憶部12は、制御部13を、受付部131、適用部132、判定部133、決定部134、支払管理部135及び通知部136として機能させるプログラムを記憶する。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、受付部131、適用部132、判定部133、決定部134、支払管理部135及び通知部136として機能する。
受付部131は、ユーザ端末2から、無線通信ネットワークを仮想的に分割した複数のネットワークであって、通信品質が異なる複数のネットワークである複数のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付ける。
まず、受付部131は、ユーザ端末2から、スライスネットワークの適用に係る受付画面の表示要求を取得する。表示要求には、ユーザ端末2が接続されている無線通信ネットワークの基地局がカバーするセルのセルIDと、ユーザ端末2のユーザを識別するためのユーザIDとが含まれている。
受付部131は、受付画面の表示要求を取得すると、表示要求に含まれているセルIDに基づいて、ユーザ端末2が接続されている無線通信ネットワークを特定し、当該無線通信ネットワークに対応する複数のスライスネットワークを特定する。受付部131は、特定した複数のスライスネットワークそれぞれに対応する複数の通信品質のいずれかを選択するための受付画面をユーザ端末2に送信し、当該受付画面をユーザ端末2に表示させる。そして、受付部131は、当該受付画面において通信品質を受け付けることにより、複数のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付ける。
図3は、受付画面の一例を示す図である。ユーザ端末2は、自身の表示部に、図3に示す受付画面の一部を表示させる。図3に示すように、受付画面には、ユーザが保有するポイントの残高が表示されるとともに、複数のスライスネットワークそれぞれの通信品質と、ポイントの残高を用いて複数のスライスネットワークそれぞれを利用可能な期間の長さとが関連付けて表示されている。
また、受付画面では、通信品質の表示の左側に通信品質の選択を受け付ける選択ボタンが設けられている。図3に示す受付画面では、通信品質として、40Mbpsが選択されていることが確認できる。受付部131は、受付画面において通信品質の選択を受け付けることにより、通信品質が異なる複数のスライスネットワークのいずれかの選択、又は、スライスネットワークの適用を受けないことを受け付ける。例えば、受付部131は、受付画面において通信品質が選択されたことに応じて、ユーザを識別するためのユーザIDと、選択された通信品質を示す選択情報とを含むスライスネットワークの適用を指示する適用指示情報を取得することにより、スライスネットワークの選択を受け付ける。
また、本実施の形態では、所定のサービスに対応する通信に限定してスライスネットワークを適用することができる。図3に示す受付画面では、スライスネットワークを適用するサービスを選択する選択ボタンが表示されていることが確認できる。受付部131は、受付画面を介して、スライスネットワークの適用を受けるサービスの選択を受け付ける。
適用部132は、受付部131が選択を受け付けたスライスネットワークである被選択ネットワークをユーザ端末2の通信に適用する。適用部132は、スライスネットワークを提供する通信制御装置に対し、ユーザ端末2から取得した適用指示情報に含まれるユーザIDに対応するユーザ端末2の通信に、選択された通信品質に対応する被選択ネットワークを適用する指示を行うことにより、当該ユーザ端末2の通信に被選択ネットワークを適用する。
また、適用部132は、受付部131が、スライスネットワークを適用するサービスの選択を受け付けた場合、スライスネットワークを提供する通信制御装置に対し、ユーザ端末2の通信のうち、選択されたサービスに対応する通信に限定して被選択ネットワークを適用する指示を行う。なお、以下の説明において、スライスネットワークを提供する通信制御装置を単に通信制御装置という。
判定部133は、被選択ネットワークがユーザ端末2の通信に適用された後の複数の期間のそれぞれにおいて、ユーザ端末2の通信品質が、当該被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定する。判定部133は、被選択ネットワークがユーザ端末2の通信に適用された後に、所定時間おきに、所定時間においてユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定する。所定時間は、例えば1分や10分等の予め定められた時間である。
例えば、判定部133は、被選択ネットワークがユーザ端末2の通信に適用された後に、通信制御装置に所定時間おきにアクセスし、所定時間内においてユーザ端末2の通信に割り当てられたリソースブロック数を特定する。判定部133は、特定したリソースブロック数と、リソースブロックの容量とを乗算し、所定時間で除算することにより、所定時間内におけるユーザ端末2の実効スループットを、当該ユーザ端末2の通信品質として特定する。判定部133は、特定した通信品質が、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定する。なお、判定部133は、実行スループットを用いて通信品質が、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定したが、これに限らない。判定部133は、通信遅延時間、パケットエラー率、パケットの到達間隔のゆらぎ等を用いて通信品質が被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定してもよい。
ここで、適用部132は、ユーザ端末2の通信品質が、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと判定部133が判定した場合、又は、ユーザ端末2のユーザが被選択ネットワークの適用を受けない操作を行った場合、被選択ネットワークのユーザ端末2の通信への適用を停止する。この場合、適用部132は、通信制御装置に対し、ユーザ端末2の通信への被選択ネットワークの適用を停止する指示を行うことにより、被選択ネットワークのユーザ端末2の通信への適用を停止する。このようにすることで、ユーザ端末2の通信の通信品質が、被選択ネットワークが保証する通信品質を満たさないにもかかわらず、被選択ネットワークを適用し続けて、ユーザから被選択ネットワークの利用に対する対価を徴収することを抑制することができる。
決定部134は、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定部133が判定した期間の長さに基づいて、被選択ネットワークの適用に対してユーザ端末2のユーザが支払う対価の額を決定する。例えば、記憶部12には、無線通信ネットワークに対応する複数のスライスネットワークそれぞれを所定時間適用することに対してユーザが支払う対価の額である単位時間あたりの消費ポイントが記憶されている。消費ポイントは、複数のエリアそれぞれにおいて異なっていてもよい。
決定部134は、記憶部12を参照し、ユーザ端末2の位置に対応する無線通信ネットワークに対して設定されている被選択ネットワークの単位時間あたりの消費ポイントを特定する。そして、決定部134は、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定部133が判定した期間の長さと、単位時間あたりの消費ポイントとに基づいて、被選択ネットワークの適用に対してユーザ端末2のユーザが支払う対価の額としての消費ポイントを決定する。
支払管理部135は、決定部134が消費ポイントを決定すると、ユーザ端末2のユーザが保有しているポイントの残高から、決定した消費ポイントを減算する。なお、支払管理部135は、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしている期間の長さに基づいて決定した消費ポイントをユーザが保有しているポイントの残高から消費ポイントを減算したが、これに限らない。支払管理部135は、判定部133が、所定時間においてユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定したタイミングで、当該所定時間に対応する消費ポイントをユーザが保有しているポイントの残高から減算してもよい。
通知部136は、決定部134が決定し、被選択ネットワークの適用に対してユーザ端末2のユーザが支払った対価の額をユーザ端末2に通知する。通知部136は、例えば、ユーザ端末2に、ユーザが支払った対価の額を示す情報を含む利用履歴画面を表示させることにより、当該対価の額をユーザ端末2に通知する。
ここで、通知部136は、複数の期間それぞれにおけるユーザ端末2の通信品質を示す情報をユーザ端末2に通知する。例えば、通知部136は、ユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定部133が判定した期間である品質保証期間と、ユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと判定部133が判定した期間である非保証期間とを示す期間情報を含む利用履歴画面をユーザ端末2に通知する。
また、通知部136は、ユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定部133が判定した期間と、当該期間における被選択ネットワークの適用に対してユーザが支払う対価の額とを関連付けた情報をユーザ端末2に通知する。
図4は、利用履歴画面の一例を示す図である。図4に示す例では、「保証レート設定」と表示され、品質保証期間の開始時刻及び非保証期間の終了時刻を示すメッセージと、「非保証」と表示され、品質保証期間の終了時刻及び非保証期間の開始時刻を示すメッセージとが表示されていることが確認できる。また、図4に示す例では、時間の経過に対して、被選択ネットワークのユーザ端末2の通信への適用に伴うポイントの消費量、すなわち、ユーザが支払ったポイントの量を示すグラフが表示されていることが確認できる。このようにすることで、ユーザは、ユーザ端末2の通信に対し、被選択ネットワークがいつ適用されていたのか、及び被選択ネットワークの適用に対してどのくらいポイントが消費されたのかを把握することができる。
[動作フロー]
続いて、情報処理装置1に係る処理の流れについて説明する。図5は、情報処理装置1に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、受付部131は、ユーザ端末2から、スライスネットワークの適用に係る受付画面の表示要求を取得する(S1)。続いて、受付部131は、ユーザ端末2が接続されている無線通信ネットワークに対応する複数のスライスネットワークの通信品質の選択を受け付ける受付画面をユーザ端末2に送信する(S2)。受付部131は、受付画面を介して通信品質の選択を受け付けることにより、複数のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付ける(S3)。
続いて、適用部132は、受付部131が選択を受け付けたスライスネットワークである被選択ネットワークをユーザ端末2の通信に適用する(S4)。
続いて、判定部133は、被選択ネットワークがユーザ端末2の通信に適用された時点、又は、ユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークの通信品質を満たすかを判定した時点から所定時間経過したか否かを判定する(S5)。判定部133は、所定時間経過したと判定すると(S5のYES)、S7に処理を移し、所定時間経過していないと判定すると(S5のNO)、S6に処理を移す。
S6において、判定部133は、ユーザ端末2の通信に対する被選択ネットワークの適用を停止する操作を受け付けたか否かを判定する。判定部133は、適用を停止する操作を受け付けたと判定すると(S6のYES)、S10に処理を移し、適用を停止する操作を受け付けていないと判定すると(S6のNO)、S5に処理を移す。
S7において、判定部133は、所定時間におけるユーザ端末2の通信の通信品質を特定する。続いて、判定部133は、所定時間におけるユーザ端末2の通信の通信品質が、被選択ネットワークが保証する通信品質を満たすか否かを判定する(S8)。判定部133は、被選択ネットワークが保証する通信品質を満たすと判定すると(S8のYES)、S9に処理を移し、ユーザ端末2のユーザの保有ポイントから、被選択ネットワークに対応する所定時間あたりの消費ポイントを減算する。判定部133は、被選択ネットワークが保証する通信品質を満たさないと判定すると(S8のNO)、S10に処理を移す。
S10において、適用部132は、ユーザ端末2の通信への被選択ネットワークの適用を停止する。
[変形例1]
上述の実施の形態において、適用部132は、ユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと判定部133が判定した場合に、被選択ネットワークのユーザ端末2の通信への適用を停止することとしたが、これに限らない。適用部132は、ユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと判定部133が判定した場合に、被選択ネットワークのユーザ端末2の通信への適用を維持してもよい。この場合、支払管理部135は、ユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定部133が判定した場合に、ユーザの保有ポイントから消費ポイントを減算する。また、ユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと判定部133が判定した場合に、ユーザの保有ポイントから消費ポイントを減算しないように制御する。
このようにすることで、ユーザは、ユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークの通信品質を満たさなくなってから、ユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークの通信品質を満たすようになった場合に、受付画面において被選択ネットワークをユーザ端末2の通信に適用する操作を行うことを省略することができる。
[変形例2]
また、適用部132は、ユーザ端末2の通信品質が、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと判定部133が判定すると、ユーザ端末2の通信に適用するスライスネットワークを、被選択ネットワークの通信品質よりも低い通信品質のスライスネットワークである低品質スライスネットワークに切り換えてもよい。
この場合、適用部132は、ユーザ端末2の通信品質が被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと判定部133が判定したことに応じて、ユーザ端末2の通信に対し、低品質スライスネットワークを適用可能か否かを判定する。適用部132は、低品質スライスネットワークを適用可能と判定すると、通信制御装置に対し、ユーザ端末2の通信への被選択ネットワークの適用を停止する指示を行うとともに、ユーザ端末2の通信に低品質スライスネットワークを適用する指示を行う。この場合、適用部132は、ユーザ端末2の通信に低品質スライスネットワークを適用するか否かの選択をユーザ端末2から受け付けてもよい。そして、適用部132は、低品質スライスネットワークを適用する選択を受け付けた場合に、ユーザ端末2の通信に低品質スライスネットワークを適用してもよい。
判定部133は、ユーザ端末2の通信に適用するスライスネットワークを低品質スライスネットワークに切り替えた後の複数の期間のそれぞれにおいて、ユーザ端末2の通信品質が、切替後の低品質スライスネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定する。そして、決定部134は、切替後の低品質スライスネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定部133が判定した期間の長さに基づいて、切替後のスライスネットワークの適用に対してユーザが支払う対価の額を決定する。このようにすることで、情報処理装置1は、ユーザ端末2に適用するスライスネットワークを低品質スライスネットワークに切り換えた後における、ユーザが支払う対価の額を適切な額に決定することができる。
[変形例3]
また、上述の実施形態では、受付部131は、ユーザ端末2が接続されている無線通信ネットワークに対応する複数のスライスネットワークの選択を受け付ける受付画面をユーザ端末2に表示させたが、これに限らない。例えば、複数のスライスネットワークの中には、ユーザ端末2に対して所定期間に適用される通信品質よりも低い通信品質のスライスネットワークが存在することがある。ここで、所定期間は、ユーザが無線通信ネットワーク及びスライスネットワークを提供する通信事業者との間で合意したスライスネットワークの料金プランにおいて規定されている利用期間である。料金プランは、例えば月額の料金プランであり、所定期間は1カ月である。
これに対し、受付部131は、受付画面の表示要求に含まれるユーザIDに基づいて、ユーザ端末2に対して所定期間に適用される通信品質を特定し、特定した通信品質よりも高い通信品質を有する一以上のスライスネットワークそれぞれの通信品質を選択する受付画面をユーザ端末2に表示させる。例えば、記憶部12は、ユーザIDと、ユーザ端末2に対して所定期間に適用される通信品質を示す情報とを関連付けて記憶する。通信品質を示す情報は、例えば、無線通信ネットワーク及びスライスネットワークを提供する通信事業者が提供するスライスネットワークの利用に係る複数の料金プランのうち、ユーザが選択している料金プランに対応するスライスネットワークの通信品質を示す情報である。
受付部131は、記憶部12を参照して、受付画面の表示要求に含まれるユーザIDのユーザが選択した料金プランに対応するスライスネットワークの通信品質を示す情報を特定することにより、ユーザ端末2に対して所定期間に適用される通信品質を特定する。そして、受付部131は、特定した通信品質よりも高い通信品質を有する一以上のスライスネットワークそれぞれの通信品質を選択する受付画面をユーザ端末2に表示させる。このようにすることで、情報処理装置1は、ユーザ端末2の通信に保証されている通信品質よりも低い通信品質のスライスネットワークが選択されることを抑制することができる。
[変形例4]
また、ユーザ端末2が接続されている、ユーザ端末2の存在するエリアにおける無線通信ネットワークに対応する複数のネットワークスライスの中には、既に複数の他のユーザ端末が使用することにより、新たなユーザに対して適用されないスライスネットワークが存在することがある。
これに対し、受付部131は、ユーザ端末2の存在するエリアにおける無線通信ネットワークを管理する通信制御装置に対し、無線通信ネットワークに対応する複数のスライスネットワークそれぞれの適用状況を照会し、当該複数のスライスネットワークのうち、ユーザ端末2に適用可能な一以上のスライスネットワークを適用可能ネットワークとして特定してもよい。
そして、受付部131は、特定した一以上の適用可能ネットワークそれぞれに対応する通信品質のいずれかを選択するための受付画面をユーザ端末2に表示させ、当該受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上の適用可能ネットワークのいずれかの選択を受け付けてもよい。このようにすることで、情報処理装置1は、ユーザ端末2に適用することができないスライスネットワークが選択されることを抑制することができる。
[変形例5]
また、受付部131は、ユーザ端末2の存在するエリアにおける無線通信ネットワークを管理する通信制御装置に対し、無線通信ネットワークに対応する複数のスライスネットワークそれぞれの適用状況を照会し、複数のスライスネットワークを適用可能な残りのユーザ数を特定してもよい。そして、受付部131は、複数のスライスネットワークそれぞれの通信品質と、複数のスライスネットワークを適用可能な残りのユーザ数とを関連付けた受付画面をユーザ端末2に表示させ、当該受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上の適用可能ネットワークのいずれかの選択を受け付けてもよい。このようにすることで、情報処理装置1は、スライスネットワークの適用状況を確認し、スライスネットワークの適用を受けるかを検討することができる。
[変形例6]
また、受付部131は、ユーザ端末2の存在するエリアの周辺に存在する一以上の周辺エリアそれぞれにおいてユーザ端末2に適用可能な一以上のスライスネットワークを適用可能ネットワークとして特定してもよい。この場合、受付部131は、一以上の周辺エリアそれぞれを示す情報と、一以上の周辺エリアそれぞれに対して特定した適用可能ネットワークとを関連付けた情報を含む受付画面を、ユーザ端末2に表示させる。そして、受付部131は、当該受付画面において通信品質を受け付けることにより、複数のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付ける。
一以上の周辺エリアそれぞれを示す情報と、一以上の周辺エリアそれぞれに対して特定した適用可能ネットワークとを関連付けた情報は、例えば、一以上の周辺エリアそれぞれを、当該周辺エリアにおいて適用可能ネットワークの通信品質のうち、最高の通信品質に対応する色で色付けしたヒートマップである。図6は、ヒートマップを含む受付画面の一例を示す図である。図6に示す例では、ユーザが選択した通信品質が維持できるエリアを示すヒートマップが表示されていることが確認できる。このようにすることで、ユーザ端末2のユーザは、ヒートマップを確認して、現在の位置から移動して通信を行った場合に所望の通信品質を維持できるかを確認することができる。
[情報処理装置1による効果]
以上説明したように、本実施の形態に係る情報処理装置1は、ユーザ端末2の通信に、ユーザが選択したスライスネットワークである被選択ネットワークが適用された後の複数の期間のそれぞれにおいて、ユーザ端末2の通信品質が、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定し、被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定した期間の長さに基づいて、被選択ネットワークの適用に対してユーザ端末2のユーザが支払う対価の額を決定する。このようにすることで、情報処理装置1は、スライスネットワークの使用に対して適切な対価を設定することができる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 情報処理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
131 受付部
132 適用部
133 判定部
134 決定部
135 支払管理部
136 通知部
2 ユーザ端末

Claims (13)

  1. ユーザ端末から、無線通信ネットワークを仮想的に分割した一以上のネットワークであって、通信品質が異なる一以上のネットワークである一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付ける受付部と、
    前記受付部が選択を受け付けたスライスネットワークである被選択ネットワークを前記ユーザ端末の通信に適用する適用部と、
    前記被選択ネットワークが前記ユーザ端末の通信に適用された後の複数の期間のそれぞれにおいて、前記ユーザ端末の通信品質が、前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定する判定部と、
    前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると前記判定部が判定した期間の長さに基づいて、前記被選択ネットワークの適用に対して前記ユーザ端末のユーザが支払う対価の額を決定する決定部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記適用部は、前記ユーザ端末の通信品質が、前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと前記判定部が判定すると、前記被選択ネットワークの前記ユーザ端末の通信への適用を停止する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記適用部は、前記ユーザ端末の通信品質が、前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと前記判定部が判定すると、前記ユーザ端末の通信に適用するスライスネットワークを、前記被選択ネットワークの通信品質よりも低い通信品質のスライスネットワークに切り換える、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定部は、前記ユーザ端末の通信に適用するスライスネットワークを切り替えた後の複数の期間のそれぞれにおいて、前記ユーザ端末の通信品質が、切替後のスライスネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定し、
    前記決定部は、切替後のスライスネットワークに対応する通信品質を満たしていると前記判定部が判定した期間の長さに基づいて、切替後のスライスネットワークの適用に対して前記ユーザが支払う対価の額を決定する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記適用部は、前記ユーザ端末の通信品質が前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと前記判定部が判定した場合に、前記被選択ネットワークの前記ユーザ端末の通信への適用を維持する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記ユーザ端末の通信品質が前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると前記判定部が判定した期間と、前記ユーザ端末の通信品質が前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていないと前記判定部が判定した期間とを示す期間情報を前記ユーザ端末に通知する通知部を有する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザ端末の通信品質が前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると前記判定部が判定した期間と、当該期間における前記被選択ネットワークの適用に対して前記ユーザが支払う対価の額とを関連付けた情報を前記ユーザ端末に通知する通知部を有する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記対価の額の支払いはポイント又は電子マネーにより行われ、
    前記受付部は、前記一以上のスライスネットワークそれぞれに対応する一以上の通信品質のいずれかを選択するための受付画面であって、前記一以上のスライスネットワークそれぞれの通信品質と、前記ポイント又は電子マネーの残高を用いて前記一以上のスライスネットワークそれぞれを利用可能な期間の長さとを関連付けて表示するとともに、前記ユーザが保有しているポイント又は電子マネーの残高を表示する受付画面を前記ユーザ端末に表示させ、前記受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付ける、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記受付部は、前記ユーザ端末に対して所定期間に適用される通信品質を特定し、前記一以上のスライスネットワークそれぞれに対応する一以上の通信品質のいずれかを選択するための受付画面であって、特定した通信品質よりも高い通信品質を有する一以上のスライスネットワークそれぞれの通信品質を選択する受付画面を前記ユーザ端末に表示させ、前記受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付ける、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記受付部は、前記ユーザ端末の存在するエリアにおける前記無線通信ネットワークに対応する一以上のスライスネットワークのうち、前記ユーザ端末に適用な可能な一以上のスライスネットワークを適用可能ネットワークとして特定し、特定した一以上の適用可能ネットワークそれぞれに対応する通信品質のいずれかを選択するための受付画面を前記ユーザ端末に表示させ、前記受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上の適用可能ネットワークのいずれかの選択を受け付ける、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記受付部は、前記ユーザ端末の存在するエリアを特定し、特定したエリアの周辺に存在する一以上の周辺エリアそれぞれにおいて前記ユーザ端末に適用可能な一以上のスライスネットワークを適用可能ネットワークとして特定し、前記ユーザ端末の存在するエリアに対応する前記一以上のスライスネットワークそれぞれに対応する一以上の通信品質のいずれかを選択するための受付画面であって、一以上の周辺エリアそれぞれを示す情報と、一以上の周辺エリアそれぞれに対して特定した適用可能ネットワークとを関連付けた受付画面を、前記ユーザ端末に表示させ、前記受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付ける、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記受付部は、前記一以上のスライスネットワークそれぞれに対応する一以上の通信品質のいずれかを選択するための受付画面であって、前記一以上のスライスネットワークそれぞれの通信品質と、前記一以上のスライスネットワークを適用可能な残りのユーザ数とを関連付けた受付画面を前記ユーザ端末に表示させ、前記受付画面において通信品質を受け付けることにより、一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付ける、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13. コンピュータが実行する、
    ユーザ端末から、無線通信ネットワークを仮想的に分割した一以上のネットワークであって、通信品質が異なる一以上のネットワークである一以上のスライスネットワークのいずれかの選択を受け付けるステップと、
    選択されたスライスネットワークである被選択ネットワークを前記ユーザ端末の通信に適用するステップと、
    前記被選択ネットワークが前記ユーザ端末の通信に適用された後の複数の期間のそれぞれにおいて、前記ユーザ端末の通信品質が、前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしているか否かを判定するステップと、
    前記被選択ネットワークに対応する通信品質を満たしていると判定した期間の長さに基づいて、前記被選択ネットワークの適用に対して前記ユーザ端末のユーザが支払う対価の額を決定するステップと、
    を有する情報処理方法。

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