JP7361446B1 - コントローラ支持具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コントローラ支持具1は、動きに応じて対象体の動作を制御できるコントローラ2を保持する保持部3と、保持部3を支持する支持部5を有する。
ここで、保持部3には強磁性体の金属球体部7が設けられている。また、支持部5の上端には、磁石部9が設けられている。そして、金属球体部7と磁石部9との間にはスペーサ部16が設けられている。
これにより、金属球体部7はスペーサ部16を隔てて磁石部9に磁力により常時吸引されているため、スペーサ部16と金属球体部7との間の摺動抵抗が常時確保されている。
このため、コントローラ支持具1において、コントローラ2の動きに対する抵抗感は減衰することはない。
【選択図】図2
Description
近年、コントローラ側に多彩な機能が搭載されることによる代償としてコントローラの体格、重量が増している。
このような大型化したコントローラを長時間保持して操作し続けることは困難であるため、使用者の負担を軽減するようにコントローラを支持するコントローラ支持具が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このため、経時的にコントローラの動きに対する抵抗感がなくなり、止めるべきポイントで動きを止めることができなくなる、微妙な位置調整ができなくなる、自重により意図しない動きをしてしまう等の問題が生じてくる。
このような問題は、コントローラの体格、重量が大きくなり慣性モーメントが肥大化している昨今において、より顕著になっている。
このため、摺動面の片減りを起こしてしまう問題も生じ得る。
上記問題は、特に腕力の弱い、子供、高齢者がコントローラの操作を行う場合に顕著である。
ここで、保持部には強磁性体の金属球体部が設けられている。
また、支持部の上端には、磁石部が設けられている。
そして、金属球体部と磁石部との間にはスペーサ部が設けられている。
ここで、スペーサ部は金属球体部の外周面に沿って当接する球体接触面を介して金属球体部と接触している。
また、磁石部はネオジム磁石である。
そして、保持部に前記コントローラに対するカウンターウェイト部が設けられている。
このため、コントローラ支持具において、コントローラの動きに対する抵抗感が減衰することはない。
また、スペーサ部は、金属球体部の外周面に沿って当接する球体接触面を介して金属球体部と接触している。
これにより、スペーサ部と金属球体部との間での接触面積が増えるため、スペーサ部に対する磁石部と金属球体部による狭持力を分散でき、スペーサ部と金属球体部との間での摺動による摩耗の発生を抑制できる。
また、磁石部はネオジム磁石となっている。
ここで、ネオジム磁石は、入手性が比較的容易であり、磁力の経時的な減衰も少なくなっている。
さらに、保持部にコントローラに対するカウンターウェイト部が設けられている。
これにより、保持部におけるコントローラによる過度の傾きを抑制することができ、摺動面の片減りの発生を抑制することができる。
なお、以下の実施例は具体的な一例を開示するものであり、本開示が以下の実施例に限定されないことは言うまでもない。
実施例のコントローラ支持具1の構成を図1から図7を用いて説明する。
コントローラ支持具1は、動きに応じて対象体の動作を制御できるコントローラ2を保持する保持部3と、保持部3を支持する支持部5を有する。
なお、コントローラ2は所謂両グリップ型のゲームコントローラであり、対象体はゲーム内のキャラクター等となっている。
より具体的には、保持部3のコントローラ2を保持する側と反対側である下側に金属球体部7が配されている。
ここで、強磁性体とは、磁力により吸引されるものであり、鉄、ニッケル、コバルト、ガドリニウム等が該当する。
なお、金属球体部7は鉄製となっている。
ここで、磁石部9は、永久磁石であるネオジム磁石となっている。
なお、磁石部9は、支持部5のアルミ製のロッド12の上端に固定される磁石体との磁力によりロッド12に対して磁石部9は固定されている。
なお、球体部15は、エラストマー製であるため、床面が平滑であってもすべることなく、その位置が固定される。
ここで、スペーサ部16は、アルミ製となっており、磁石部9の上端に図示しない粘着テープで固定されている。
ここで、スペーサ部16は、金属球体部7の外周面に沿って当接する球体接触面18を介して金属球体部7と接触している。
ここで、カウンターウェイト部20とは、コントローラ2による保持部3の過度の傾きを抑制するためのものであり、カウンターウェイト部20とコントローラ2との間に金属球体部7が位置するように保持部3に配されている。
実施例のコントローラ支持具1は、動きに応じて対象体の動作を制御できるコントローラ2を保持する保持部3と、保持部3を支持する支持部5を有する。
ここで、保持部3には強磁性体の金属球体部7が設けられている。
また、支持部5の上端には、磁石部9が設けられている。
そして、金属球体部7と磁石部9との間にはスペーサ部16が設けられている。
このため、コントローラ支持具1において、コントローラ2の動作に対する抵抗感は減衰することはない。
より具体的には、スペーサ部16の厚みを厚くすることで磁石部9と金属球体部7との間の離間距離が広がることにより、スペーサ部16に対する磁石部9と金属球体部7による狭持力が減少し、スペーサ部16と金属球体部7との間の摺動抵抗を小さくすることができる。
これにより、スペーサ部16を変更することで、容易にスペーサ部16と金属球体部7との間の摺動抵抗を調節でき、自分好みの摺動抵抗を簡便に実現できる。
すなわち、このような場合であってもコントローラ支持具1において、コントローラ2の動きに対する抵抗感は減衰することはない。
これにより、スペーサ部16と金属球体部7との間での接触面積が増えるため、スペーサ部16に対する磁石部9と金属球体部7による狭持力を分散でき、スペーサ部16と金属球体部7との間での摺動による摩耗の発生を抑制できる。
なお、球体接触面18の面積を変更することにより、スペーサ部16と金属球体部7との間の摺動抵抗を変更することも容易である。
ここで、ネオジム磁石は、入手性が比較的容易であり、磁力の経時的な減衰も少なくなっている。
しかし、ネオジム磁石はさびに弱いため、通常施されているニッケルメッキ等のコーティングに剥がれが生じるとさびが発生し性能の大幅な低下を招いてしまう問題がある。
このため、スペーサ部16の存在により磁石部9の耐久性が向上している。
これにより、スペーサ部16が金属製であるため、摩耗しにくい構成となっている。
このため、スペーサ部16の耐久性が向上している。
これにより、保持部3におけるコントローラ2による過度の傾きを抑制することができ、摺動面の片減りの発生を抑制することができる。
これにより、使用時におけるコントローラ2の高さが、高すぎたり、低すぎたりすることに起因して発生する保持部3の過度の傾きを防ぎ、摺動面の片減りの発生を抑制することができる。
また、無理な体勢による操作を行う必要がないため、操作時における使用者の姿勢の悪化を防ぐこともできる。
これにより、未使用時の空間占有領域を少なくすることができるとともに、保持部3の自重による傾きに起因した摺動面の片減りも抑制できる。
本発明はその要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
実施例において、スペーサ部16は、常磁性体のアルミ製であったが、他の常磁性体であるSUS304、SUS316等の金属であってもよく、反磁性体の銅等の金属であってもよい。
なお、スペーサ部16をアルミより硬度の高いSUS304、SUS316、銅とすることによりスペーサ部16の摺動面における摩耗をより抑制することができる。
この場合、所謂エンジニアリングプラスチックであるポリアセタール樹脂等の高硬度、耐摩耗性に優れた材質とすることがより好ましい。
例えば、コントローラ2を遠隔操作用コントローラとしてもよい。
この場合、コントローラ2の動きの素早さより動きの正確性が必要な際には、スペーサ部16を強磁性体の金属とすることにより、より正確な動きに適した構成とすることができる。
この場合、片腕での操作になるため、動きに対する抵抗感が失われると操作がより難しくなる場合がある。
なお、スペーサ部16が強磁性体である場合、固定手段は特に必要ない。
これにより、使用時における床等に対する安定性がより高くなっている。また、未使用時に支持部25を自立させることもできる。
7 金属球体部 9磁石部 16 スペーサ部
Claims (3)
- 動きに応じて対象体の動作を制御できるコントローラを保持する保持部と前記保持部を支持する支持部とを有するコントローラ支持具において、
前記保持部に設けられる強磁性体の金属球体部と、
前記支持部の上端に設けられる磁石部と、
前記金属球体部と前記磁石部との間に設けられるスペーサ部とを備え、
前記スペーサ部は前記金属球体部の外周面に沿って当接する球体接触面を介して前記金属球体部と接触しており、
前記磁石部はネオジム磁石であり、
前記保持部に前記コントローラに対するカウンターウェイト部が設けられていることを特徴とするコントローラ支持具。 - 請求項1に記載のコントローラ支持具において、
前記スペーサ部は、金属製であることを特徴とするコントローラ支持具。 - 請求項1に記載のコントローラ支持具において、
前記スペーサ部は、樹脂製であることを特徴とするコントローラ支持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023103711A JP7361446B1 (ja) | 2023-06-23 | 2023-06-23 | コントローラ支持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2023103711A JP7361446B1 (ja) | 2023-06-23 | 2023-06-23 | コントローラ支持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP7361446B1 true JP7361446B1 (ja) | 2023-10-16 |
Family
ID=88328369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2023103711A Active JP7361446B1 (ja) | 2023-06-23 | 2023-06-23 | コントローラ支持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7361446B1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN200947919Y (zh) | 2006-08-23 | 2007-09-19 | 陈朝龙 | 辅助鼠标操作的支撑结构 |
US20130078855A1 (en) | 2011-08-25 | 2013-03-28 | Iomounts Llc | Apparatus and methods for supporting an article |
JP6503536B1 (ja) | 2017-07-19 | 2019-04-17 | 康二 釜 | ゲームコントローラーの操作支援器具及び操作支援方法 |
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2023
- 2023-06-23 JP JP2023103711A patent/JP7361446B1/ja active Active
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