JP7359044B2 - 認証方法、情報処理装置、及び認証プログラム - Google Patents

認証方法、情報処理装置、及び認証プログラム Download PDF

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Description

本発明は、認証方法、情報処理装置、及び認証プログラムに関する。
生体認証は、指紋、掌紋、静脈等の生体特徴を用いて本人確認を行う技術である。生体認証では、認証対象者から取得された生体特徴と、登録テンプレートに予め登録された生体特徴とが比較(照合)され、それらの生体特徴が一致するか否かを示す比較結果に基づいて、認証対象者に対する認証が行われる。登録テンプレートに登録された生体特徴は、登録生体情報と呼ばれることもある。
生体認証に関連して、人物の顔画像から抽出された顔認証データと、静脈画像から抽出された静脈認証データとを用いる認証システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2019-128880号公報
顔画像と手のひらの静脈画像とを併用するマルチ生体認証システムでは、認証対象者の顔画像の特徴量を用いて、静脈認証の対象となる登録者が絞り込まれ、絞り込みリストが生成される。しかしながら、複数のカメラにより複数のユーザが同時に撮影される環境では、ユーザが特定されない多数の絞り込みリストが生成されるため、手のひらの静脈画像に基づく静脈認証の負荷が大きくなる。
なお、かかる問題は、顔画像と手のひらの静脈画像とを併用するマルチ生体認証システムに限らず、顔画像と他の生体情報とを併用するマルチ生体認証システムにおいても生ずるものである。また、かかる問題は、顔画像の特徴量を用いて対象者を絞り込む場合に限らず、別の特徴量を用いて対象者を絞り込む場合においても生ずるものである。
1つの側面において、本発明は、複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリストを用いた生体認証において、認証処理の負荷を軽減することを目的とする。
1つの案では、コンピュータは、複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリスト各々を、複数のリストそれぞれに対応付けられた顔画像の特徴量の複数のリストの間における類似度に基づいて、複数のグループのうちいずれかのグループに分類する。コンピュータは、認証対象者の生体情報を取得する。コンピュータは、複数のグループのうち第1グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第1比較対象リストとして選択する。コンピュータは、第1比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、認証対象者の生体情報とを比較した第1比較結果に基づいて、認証対象者に対する認証を行う。
1つの側面によれば、複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリストを用いた生体認証において、認証処理の負荷を軽減することができる。
マルチ生体認証システムを示す図である。 絞り込みリストを示す図である。 マルチ生体認証システムが適用される店舗を示す図である。 情報処理装置の機能的構成図である。 生体認証処理のフローチャートである。 生体認証システムの機能的構成図である。 グループに分類されていない絞り込みリストを示す図である。 グループリストを示す図である。 分類処理を示す図である。 サーバが行う分類処理のフローチャートである。 サーバが行う特徴量比較処理のフローチャートである。 サーバが行う生体認証処理のフローチャートである。 クライアント端末が分類先を決定する生体認証システムの機能的構成図である。 グループ情報を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
昨今、店舗におけるキャッシュレス決済、銀行のATM(Automated Teller Machine)、入退室管理、空港の出入国審査等の様々な用途で、生体認証が利用されている。
図1は、顔画像と手のひらの静脈画像とを併用するマルチ生体認証シ
ステムの例を示している。図1のマルチ生体認証システムは、クライアント端末101、サーバ102、カメラ103、及び静脈センサ104を含む。クライアント端末101は、顔情報制御部111、表示部112、及び静脈情報制御部113を含む。サーバ102は、リスト生成部121、認証部122、顔ライブラリ123、顔DB(database)124、静脈DB125、及び静脈ライブラリ126を含む。
顔DB124は、登録者である複数のユーザの識別情報と登録特徴量とを含むデータベースである。登録特徴量は、ユーザの顔画像から抽出され、ユーザの識別情報と対応付けて顔DB124に登録される。静脈DB125は、登録者である複数のユーザの識別情報と登録静脈データとを含むデータベースである。登録静脈データは、ユーザの手のひらの静脈画像から抽出され、ユーザの識別情報と対応付けて静脈DB125に登録される。
顔ライブラリ123は、認証対象者であるユーザ105の顔画像の特徴量と、顔DB124に登録された登録特徴量とを比較するためのライブラリである。静脈ライブラリ126は、ユーザ105の手のひらの静脈データと、静脈DB125に登録された登録静脈データとを比較するためのライブラリである。図1のマルチ生体認証システムでは、ユーザ105に対する静脈認証が、以下の手順で行われる。
(P1)カメラ103は、ユーザ105の顔を撮影して、顔画像をクライアント端末101へ出力する。
(P2)クライアント端末101の顔情報制御部111は、ユーザ105の顔画像から特徴量を抽出し、クライアント端末101は、抽出された特徴量をサーバ102へ送信する。
(P3)サーバ102のリスト生成部121は、顔ライブラリ123を用いて、ユーザ105の顔画像の特徴量と、顔DB124に登録された登録特徴量とを比較することで、静脈認証の対象となる登録者を絞り込み、絞り込みリスト131を生成する。そして、リスト生成部121は、絞り込みリスト131を認証部122へ出力する。
図2は、絞り込みリスト131の例を示している。図2の絞り込みリスト131において、UserIdは、顔DB124及び静脈DB125に登録されたユーザの識別情報を表す。図2の絞り込みリスト131には、“User_001”~“User_nnn”が識別情報として含まれている。絞り込みリスト131に含まれる識別情報の個数は、例えば、登録者の総数の1/100~1/1000である。
(P4)静脈センサ104は、ユーザ105の手のひらを撮影して、静脈画像をクライアント端末101へ出力する。
(P5)クライアント端末101の静脈情報制御部113は、ユーザ105の手のひらの静脈画像から静脈データを抽出し、クライアント端末101は、抽出された静脈データをサーバ102へ送信する。
(P6)サーバ102の認証部122は、絞り込みリスト131に含まれる識別情報と対応付けられた登録静脈データを、静脈DB125から取得する。そして、認証部122は、静脈ライブラリ126を用いて、ユーザ105の静脈データと、静脈DB125から取得された登録静脈データとを比較することで、ユーザ105に対する静脈認証を行う。
(P7)サーバ102は、ユーザ105に対する静脈認証の認証結果をクライアント端末101へ送信する。認証結果は、例えば、ユーザ105の静脈データに対応する登録者の識別情報を含む。
(P8)クライアント端末101の静脈情報制御部113は、認証結果を表示部112へ出力し、表示部112は、認証結果を画面上に表示する。
このようなマルチ生体認証システムによれば、ユーザ105に対する静脈認証の対象となる登録者を絞り込むことができる。このため、すべての登録者を静脈認証の対象とする場合よりも、静脈認証の処理時間を短縮することができる。しかし、絞り込みリスト131の識別情報に対応する登録静脈データを静脈DB125から取得する処理には、依然として長い時間がかかる。
図3は、図2のマルチ生体認証システムが適用される店舗の例を示している。図3の店舗は、例えば、コンビニエンスストアであり、店舗内には、ドリンクコーナー201、食品コーナー202、書籍コーナー203、棚204-1~棚204-4、及びカウンター205が設けられている。カウンター205上には、キャッシュレジスタ207-1及びキャッシュレジスタ207-2が設置されている。
カメラ211-1~カメラ211-5は、店舗の天井に設置され、静脈センサ212-1は、キャッシュレジスタ207-1の近くに設置され、静脈センサ212-2は、キャッシュレジスタ207-2の近くに設置される。
ドリンクコーナー201には、飲料が陳列されており、食品コーナー202には、食品が陳列されており、書籍コーナー203には、書籍が陳列されている。棚204-1~棚204-4にも商品が陳列されている。店舗の顧客であるユーザ213-1~ユーザ213-6は、入口206から入店して店舗内の商品を手に取り、カウンター205へ移動して、キャッシュレス決済等により購入商品の清算を行う。
この場合、図2のクライアント端末101は、店舗内に設置され、サーバ102は、店舗外に設置される。クライアント端末101とサーバ102は、通信ネットワークを介して通信する。カメラ211-1~カメラ211-5は、買い物中のユーザ213-1~ユーザ213-6を撮影して、撮影された画像をクライアント端末101へ出力する。静脈センサ212-1及び静脈センサ212-2は、ユーザ213-1~ユーザ213-6の手のひらを撮影して、静脈画像をクライアント端末101へ出力する。
このようなマルチ生体認証システムによれば、ユーザ213-1がカウンター205へ移動する前に、ユーザ213-1の顔画像の特徴量を用いて絞り込みリスト131を生成しておくことができる。また、絞り込みリスト131の識別情報に対応する登録静脈データを静脈DB125から取得する処理も、事前に済ませておくことができるため、精算時にユーザ213-1が体感する認証時間が短縮される。
しかしながら、店舗内に設置された複数のカメラにより複数のユーザが同時に撮影される場合、ユーザが特定されない多数の絞り込みリスト131が、時系列にサーバ102に蓄積されていく。いずれの絞り込みリスト131がユーザ213-1の識別情報を含むかが分からないため、静脈センサ212-1を用いてユーザ213-1に対する静脈認証を行う際、多数の絞り込みリスト131を順に参照しながら、静脈データの比較が繰り返される。このため、ユーザ213-1の識別情報を含む絞り込みリスト131に基づいて認証が成功するまでに、長い時間がかかる。
図4は、実施形態の情報処理装置(コンピュータ)の機能的構成例を示している。図4の情報処理装置401は、分類部411、取得部412、選択部413、及び認証部414を含む。
図5は、図4の情報処理装置401が行う生体認証処理の例を示すフローチャートである。まず、分類部411は、複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリスト各々を、複数のグループのうちいずれかのグループに分類する(ステップ501)。
次に、取得部412は、認証対象者の生体情報を取得する(ステップ502)。次に、選択部413は、複数のグループのうち第1グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第1比較対象リストとして選択する(ステップ503)。そして、認証部414は、第1比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、認証対象者の生体情報とを比較した第1比較結果に基づいて、認証対象者に対する認証を行う(ステップ504)。
図4の情報処理装置401によれば、複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリストを用いた生体認証において、認証処理の負荷を軽減することができる。
図6は、図4の情報処理装置401を含む生体認証システムの機能的構成例を示している。図6の生体認証システムは、クライアント端末601、撮像装置602、生体センサ603、通信ネットワーク604、及びサーバ605を含む。
図6の生体認証システムは、例えば、店舗の決済システム、金融機関の金融処理システム、入退室管理システム、又は空港の出入国審査システムに含まれるシステムであってもよい。店舗の決済システムの場合、撮像装置602は、店舗の天井又は壁に設置され、生体センサ603は、キャッシュレジスタの近くに設置される。
クライアント端末601は、認証対象者の映像及び生体画像を取得する情報処理装置であり、映像取得部611、生体画像取得部612、顔情報制御部613、生体情報制御部614、記憶部615、通信部616、及び出力部617を含む。
サーバ605は、図4の情報処理装置401に対応し、顔認証部621、生成部622、選択部623、生体認証部624、通信部625、及び記憶部626を含む。生成部622、通信部616、選択部623、及び生体認証部624は、図4の分類部411、取得部412、選択部413、及び認証部414にそれぞれ対応する。
クライアント端末601の通信部616とサーバ605の通信部625は、通信ネットワーク604を介して互いに通信することができる。通信ネットワーク604は、例えば、LAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)である。
撮像装置602は、例えば、CCD(Charge-Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)等の撮像素子を有するカメラであり、認証対象者の映像を撮影する。撮像装置602によって撮影された映像には、時系列に連続する複数の画像が含まれている。各時刻の画像は、フレームと呼ばれることもある。撮像装置602は、撮影した映像をクライアント端末601へ出力する。
生体センサ603は、例えば、静脈センサ、指紋センサ、画像センサ(カメラ)等であり、手のひら、指等の生体を撮影して、静脈画像、指紋画像、掌紋画像等の生体画像を取得する。例えば、生体センサ603が静脈センサである場合、生体センサ603は、近赤外線等を手のひらに照射して、手の内部の血管等を撮影する。生体センサ603は、取得した生体画像をクライアント端末601へ出力する。
店舗の決済システムの場合、撮像装置602は、店舗内で買い物中の顧客の映像を撮影する。そして、顧客が購入商品の清算を行う際に、生体センサ603は、顧客の生体画像を認証対象者の生体画像として取得する。
まず、クライアント端末601の映像取得部611は、撮像装置602から映像を取得して、記憶部615に格納する。顔情報制御部613は、映像に含まれる各画像に対する顔認識を行い、顔が写っている顔画像を抽出する。そして、顔情報制御部613は、抽出された顔画像から、顔画像の特徴量を抽出する。
顔画像の特徴量としては、例えば、HAAR-Like特徴量、HOG(Histograms of Oriented Gradients)特徴量、SIFT(Scaled Invariance Feature Transform)特徴量、SURF(Speeded-Up Robust Features)特徴量等を用いることができる。顔画像の特徴量は、CNN(Convolutional Neural Network)により生成される特徴量であってもよい。特徴量のデータ形式は、例えば、多次元ベクトルである。
次に、通信部616は、顔画像の特徴量をサーバ605へ送信する。サーバ605の通信部625は、クライアント端末601から顔画像の特徴量を受信する。
記憶部626は、顔DB631、生体DB632、顔ライブラリ633、及び生体ライブラリ634を記憶する。顔DB631は、登録者である複数のユーザの識別情報と登録特徴量とを含むデータベースである。登録特徴量は、ユーザの顔画像から抽出され、ユーザの識別情報と対応付けて顔DB631に登録される。生体DB632は、登録者である複数のユーザの識別情報と登録生体情報とを含むデータベースである。登録生体情報は、ユーザの生体画像から抽出され、ユーザの識別情報と対応付けて生体DB632に登録される。
顔ライブラリ633は、クライアント端末601から受信した顔画像の特徴量と、顔DB631に登録された登録特徴量とを比較するためのライブラリである。生体ライブラリ634は、クライアント端末601から受信した生体情報と、生体DB632に登録された登録生体情報とを比較するためのライブラリである。
顔認証部621は、クライアント端末601から受信した顔画像の特徴量を用いて、顔認証処理を行う。顔認証処理において、顔認証部621は、顔ライブラリ633を用いて、クライアント端末601から受信した顔画像の特徴量と、顔DB631に含まれる各登録特徴量との間の類似度を計算する。
2つの特徴量の間の類似度としては、例えば、2つの多次元ベクトルの距離から計算されるスコアを用いることができる。この場合、距離が小さくなるほどスコアは大きくなり、距離が大きくなるほどスコアは小さくなる。2つの多次元ベクトルの距離としては、ハミング距離、ユークリッド距離、コサイン距離、レーベシュタイン距離等を用いることができる。
生成部622は、顔認証部621により計算された類似度に基づいて登録者を絞り込むことで、絞り込まれた登録者の識別情報を含む絞り込みリストを生成する。そして、生成部622は、複数の絞り込みリスト各々を、複数のグループのうちいずれかのグループに分類することで、グループリスト635を生成して、記憶部626に格納する。
次に、クライアント端末601の生体画像取得部612は、生体センサ603から認証対象者の生体画像を取得して、記憶部615に格納する。生体情報制御部614は、認証対象者の生体画像から生体情報を抽出し、通信部616は、認証対象者の生体情報をサーバ605へ送信する。
サーバ605の通信部625は、クライアント端末601から生体情報を受信する。選択部623は、グループリスト635に含まれるいずれかのグループを選択し、選択されたグループに含まれる1又は複数の絞り込みリストの中から、いずれかの絞り込みリストを比較対象リストとして選択する。
生体認証部624は、生体DB632から、比較対象リストに含まれる各識別情報に対応する登録生体情報を取得し、取得した登録生体情報と受信した生体情報とを比較する。そして、生体認証部624は、比較結果に基づいて認証対象者に対する認証を行い、認証結果636を生成して、記憶部626に格納する。
生体認証部624は、例えば、受信した生体情報と各登録生体情報との間の類似度を計算し、閾値T1よりも大きな類似度を有する登録生体情報に対応付けられた識別情報を、認証結果636として記憶部626に格納する。これにより、認証対象者が特定される。通信部625は、認証結果636をクライアント端末601へ送信する。
クライアント端末601の通信部616は、サーバ605から認証結果636を受信する。出力部617は、認証結果636を出力する。
図7は、グループに分類されていない絞り込みリストの例を示している。撮像装置602の映像から多数の顔画像の特徴量が抽出され、多数の絞り込みリストが生成された場合、矢印が示す順序で各絞り込みリストが選択され、選択された絞り込みリストに基づいて認証対象者に対する認証が行われる。
絞り込みリスト701~絞り込みリスト704に認証対象者の識別情報が含まれており、他の絞り込みリストには認証対象者の識別情報が含まれていない場合、絞り込みリスト701が選択された時点で認証対象者が特定され、認証が成功する。この場合、絞り込みリスト701よりも前に選択された複数の絞り込みリスト711に基づく認証処理が無駄になる。そこで、生成部622は、図7の絞り込みリストを複数のグループに分類する。
図8は、図7の絞り込みリストを含むグループリスト635の例を示している。tmpUserIDは、グループの識別情報を表し、特徴量は、グループを代表する顔画像の特徴量を表し、絞り込みリストは、グループに含まれる1又は複数の絞り込みリストを表す。
図8のグループリスト635には、“tmpUser_1”~“tmpUser_4”の4個のグループが登録されている。例えば、グループ“tmpUser_1”の特徴量は“repFD1”であり、グループ“tmpUser_1”には、8個の絞り込みリストが含まれている。また、グループ“tmpUser_3”の特徴量は“repFD3”であり、グループ“tmpUser_3”には、絞り込みリスト701~絞り込みリスト704が含まれている。
生成部622は、各絞り込みリストに対応付けられた特徴量の複数の絞り込みリストの間における類似度に基づいて、各絞り込みリストをいずれのグループに分類するかを決定する。絞り込みリストに対応付けられた特徴量としては、その絞り込みリストを生成する際にクライアント端末601から受信した顔画像の特徴量が用いられる。
この場合、互いに類似する複数の顔画像それぞれから生成された絞り込みリストは、同じグループに分類され、それらの顔画像に写っている人物は同じユーザである可能性が高い。言い換えれば、各グループに含まれる絞り込みリストを認証処理に用いることで、そのグループの顔画像に写っている認証対象者が特定される可能性が高くなる。
選択部623は、例えば、矢印が示す順序でグループを1つずつ選択し、選択されたグループから、絞り込みリストを比較対象リストとして選択する。生体認証部624は、比較対象リストが選択される度に、選択された比較対象リストに含まれる各識別情報に対応する登録生体情報を取得し、認証対象者の生体情報と登録生体情報との間の類似度を計算する。
生体認証部624は、例えば、4個のグループ各々の1番目の絞り込みリストに基づく類似度の計算が終了したとき、4個の絞り込みリストに含まれる識別情報のうち、最大の類似度を有する識別情報を特定する。そして、生体認証部624は、特定された識別情報の類似度が閾値T1よりも大きい場合、その識別情報を認証対象者の識別情報として特定する。
生体認証部624は、必ずしも、すべてのグループの絞り込みリストを用いて類似度を計算する必要はない。類似度計算の途中で閾値T1を超える類似度が最初に出現した場合、生体認証部624は、その類似度を有する識別情報を認証対象者の識別情報として特定してもよい。
いずれのグループの1番目の絞り込みリストにも、類似度が閾値T1を超える識別情報が含まれていない場合、生体認証部624は、4個のグループ各々の2番目の絞り込みリストを用いて、同様の処理を繰り返す。いずれのグループの2番目の絞り込みリストにも、類似度が閾値T1を超える識別情報が含まれていない場合、生体認証部624は、3番目以降の絞り込みリストについても、同様の処理を繰り返す。
上述したように、グループ“tmpUser_3”の絞り込みリスト701~絞り込みリスト704には、認証対象者の識別情報が含まれている。このため、グループ“tmpUser_3”の1番目の絞り込みリストとして、絞り込みリスト701が選択された時点で、認証対象者が特定され、認証が成功する。
この場合、無駄になる認証処理は、グループ“tmpUser_1”及びグループ“tmpUser_2”の1番目の絞り込みリストに基づく認証処理のみである。したがって、グループに分類されていない絞り込みリストを用いる場合よりも、無駄な認証処理を削減することができ、認証処理の負荷が軽減される。これにより、生体認証部624が行う認証処理が高速化される。
なお、グループリスト635に含まれるグループの個数は、3個以下であってもよく、5個以上であってもよい。
次に、絞り込みリストを分類する分類処理の具体例について説明する。生成部622は、クライアント端末601から受信した顔画像の特徴量と、グループリスト635に含まれる各グループの特徴量との間の類似度を計算する。いずれかの既存のグループに対する類似度が閾値T2よりも大きい場合、生成部622は、受信した顔画像の特徴量を用いて生成された絞り込みリストを、そのグループの絞り込みリストとして登録する。
一方、いずれのグループに対する類似度も閾値T2以下である場合、生成部622は、グループリスト635に新たなグループを追加する。そして、生成部622は、受信した顔画像の特徴量を、新たなグループの特徴量として登録し、受信した顔画像の特徴量を用いて生成された絞り込みリストを、新たなグループの絞り込みリストとして登録する。
図9は、絞り込みリストを分類する分類処理の例を示している。分類処理において、クライアント端末601から受信した顔画像の特徴量“FD”と、グループリスト635に含まれる特徴量“repFD1”~特徴量“repFD3”各々との間の類似度が計算される。
図9(a)は、既存のグループに絞り込みリストを分類する分類処理の例を示している。この例では、受信した顔画像の特徴量“FD”を用いて、絞り込みリスト704が生成される。特徴量“repFD1”及び特徴量“repFD2”に対する類似度が閾値T2以下であり、特徴量“repFD3”に対する類似度が閾値T2よりも大きい場合、絞り込みリスト704は、グループ“tmpUser_3”の絞り込みリストの末尾に追加される。
図9(b)は、新たなグループに絞り込みリストを分類する分類処理の例を示している。この例では、受信した顔画像の特徴量“FD”を用いて、絞り込みリスト901が生成される。特徴量“repFD1”~特徴量“repFD3”に対する類似度がいずれも閾値T2以下である場合、絞り込みリスト901は、新たなグループ“tmpUser_4”に分類され、特徴量“FD”は、グループ“tmpUser_4”の特徴量“repFD4”として登録される。
図10は、図6のサーバ605が行う分類処理の例を示すフローチャートである。まず、通信部625は、クライアント端末601から顔画像の特徴量“FD”を受信する(ステップ1001)。次に、生成部622は、受信した特徴量“FD”を、グループリスト635に含まれる各グループの特徴量と比較して、特徴量“FD”に基づく絞り込みリストの分類先を決定する(ステップ1002)。
次に、生成部622は、決定された分類先が既存のグループであるか否かをチェックする(ステップ1003)。分類先が既存のグループである場合(ステップ1003,YES)、生成部622は、特徴量“FD”を用いて絞り込みリストを生成し、生成された絞り込みリストをそのグループの絞り込みリストに追加する(ステップ1004)。
一方、分類先が新たなグループである場合(ステップ1003,NO)、生成部622は、グループリスト635に新たなグループを追加する(ステップ1005)。そして、生成部622は、特徴量“FD”を用いて絞り込みリストを生成し、特徴量“FD”を新たなグループの特徴量として登録し、生成された絞り込みリストを新たなグループの絞り込みリストとして登録する(ステップ1004)。
なお、分類先が既存のグループである場合、そのグループの既存の絞り込みリストには、特徴量“FD”と類似する顔を持つ登録者が含まれている可能性がある。このため、特徴量“FD”を用いて絞り込みリストを生成する処理を省略してもよい。これにより、類似する絞り込みリストの追加を抑止することができる。
図11は、図10のステップ1002における特徴量比較処理の例を示すフローチャートである。まず、生成部622は、分類先を示すフラグFにfalseを設定する(ステップ1101)。falseは、分類先が新たなグループであることを示す。
次に、生成部622は、グループリスト635に含まれる各グループについて、ステップ1102~ステップ1104のループ処理を行う。まず、生成部622は、特徴量“FD”とグループの特徴量との間の類似度を計算し(ステップ1102)、類似度を閾値T2と比較する(ステップ1103)。
類似度が閾値T2よりも大きい場合(ステップ1103,YES)、生成部622は、フラグFにtrueを設定する(ステップ1104)。trueは、分類先が既存のグループであることを示す。一方、類似度が閾値T2以下である場合(ステップ1103,NO)、生成部622は、フラグFの値を変更しない。
したがって、すべてのグループについてループ処理が終了した時点で、いずれか1つ以上のグループについて類似度が閾値T2よりも大きい場合、F=trueとなる。一方、すべてのグループについて類似度が閾値T2以下である場合、F=falseとなる。
図10のステップ1003において、生成部622は、フラグFの値に基づいて、分類先が既存のグループ又は新たなグループのいずれであるかを判定する。複数のグループについて類似度が閾値T2よりも大きい場合、最大の類似度を有する既存のグループが、分類先のグループに決定される。
なお、類似度が閾値T2よりも大きい場合、生成部622は、フラグFにtrueを設定した後、直ちに処理を終了してもよい。この場合、その類似度を有する既存のグループが、分類先のグループに決定される。
図12は、図6のサーバ605が行う生体認証処理の例を示すフローチャートである。
まず、通信部625は、クライアント端末601から認証対象者の生体情報を受信する(ステップ1201)。
次に、サーバ605は、グループリスト635に含まれる各絞り込みリストについて、ステップ1202~ステップ1206のループ処理を行う。外側のループは、各グループに含まれる複数の絞り込みリスト各々についての繰り返しを表す。内側のループは、複数のグループ各々についての繰り返しを表す。
まず、選択部623は、グループを示す制御変数i(i=1~N)に1を設定し、各グループの絞り込みリストを示す制御変数j(j=1~M)に1を設定する。Nは、グループリスト635に含まれるグループの個数を表し、2以上の整数である。Mは、各グループに含まれる絞り込みリストの個数の最大値を表し、1以上の整数である。選択部623は、グループリスト635のi番目のグループにj番目の絞り込みリストが存在するか否かをチェックする(ステップ1202)。
i番目のグループにj番目の絞り込みリストが存在する場合(ステップ1202,YES)、選択部623は、その絞り込みリストを比較対象リストとして選択する(ステップ1203)。
次に、生体認証部624は、生体DB632から、比較対象リストに含まれる各識別情報に対応する登録生体情報を取得する(ステップ1204)。そして、生体認証部624は、取得した登録生体情報と受信した生体情報とを比較することで、認証対象者に対する認証を行い(ステップ1205)、認証が成功したか否かをチェックする(ステップ1206)。
ステップ1205において、認証対象者の生体情報に対応する登録者が特定された場合、認証が成功したと判定され、認証対象者の生体情報に対応する登録者が特定されない場合、認証が失敗したと判定される。
絞り込みリストが存在しない場合(ステップ1202,NO)又は認証が失敗した場合(ステップ1206,NO)、サーバ605は、iを1だけインクリメントして、ステップ1202~ステップ1206の処理を繰り返す。
i=Nのときに絞り込みリストが存在しない場合(ステップ1202,NO)又は認証が失敗した場合(ステップ1206,NO)、サーバ605は、iに1を設定し、jを1だけインクリメントして、ステップ1202~ステップ1206の処理を繰り返す。
i=Nかつj=Mのときに絞り込みリストが存在しない場合(ステップ1202,NO)又は認証が失敗した場合(ステップ1206,NO)、サーバ605は、ループ処理を終了する。そして、生体認証部624は、失敗を示す認証結果636を生成し、通信部625は、認証結果636をクライアント端末601へ送信する(ステップ1207)。
認証が成功した場合(ステップ1206,YES)、サーバ605は、ループ処理を終了する。そして、生体認証部624は、特定された登録者の識別情報を含む認証結果636を生成し、通信部625は、認証結果636をクライアント端末601へ送信する(ステップ1207)。
この場合、新たな絞り込みリストを選択する処理と、新たな絞り込みリストに基づいて認証対象者に対する認証を行う処理とが抑止される。したがって、i+1番目以降のグループのj番目の絞り込みリストについての処理と、すべてのグループのj+1番目以降の絞り込みリストについての処理とが省略されるため、生体認証処理を迅速に終了することができる。
図6の生体認証システムにおいて、顔画像の特徴量の代わりに、画像に写っているユーザの衣服、骨格等の特徴を示す別の特徴量を用いて、絞り込みリストを生成することもできる。この場合、サーバ605の記憶部626は、顔DB631の代わりに、別の特徴量を含むDBを記憶し、クライアント端末601は、画像から別の特徴量を抽出して、サーバ605へ送信する。
また、生成部622は、各絞り込みリストに含まれる識別情報の複数の絞り込みリストの間における類似度に基づいて、各絞り込みリストをいずれのグループに分類するかを決定することもできる。
この場合、生成部622は、クライアント端末601から受信した顔画像の特徴量を用いて、絞り込みリストを生成し、生成された絞り込みリストと、グループリスト635に含まれる各絞り込みリストとの間の類似度を計算する。2つの絞り込みリストの間の類似度としては、例えば、各絞り込みリストに含まれる識別情報の総数に対する、2つの絞り込みリストの両方に含まれる識別情報の個数の比率を用いることができる。
生成部622は、各グループに含まれる1又は複数の絞り込みリストについて類似度の統計値を求め、いずれかのグループの統計値が閾値T3よりも大きい場合、そのグループを分類先に決定する。統計値としては、平均値、中央値、最頻値、最大値等を用いることができる。いずれのグループの統計値も閾値T3以下である場合、生成部622は、新たなグループを分類先に決定する。
絞り込みリストに含まれる識別情報の類似度に基づいて分類先のグループを決定することで、グループ間において、絞り込みリストに含まれる識別情報に差異を持たせることができる。したがって、複数のグループから絞り込みリストを1つずつ選択して認証処理を行うだけで、認証対象者が特定される可能性が高くなる。
ところで、図6の生体認証システムでは、サーバ605が絞り込みリストの分類先を決定しているが、クライアント端末が分類先を決定することも可能である。
図13は、クライアント端末が分類先を決定する生体認証システムの機能的構成例を示している。図13の生体認証システムは、クライアント端末1301-1~クライアント端末1301-K、通信ネットワーク1302、及びサーバ1303を含む。Kは、1以上の整数である。通信ネットワーク1302は、例えば、LAN又はWANである。
各クライアント端末1301-p(p=1~K)は、図6のクライアント端末601において、顔情報制御部613を顔情報制御部1311に置き換えた構成を有する。サーバ1303は、図6のサーバ605において、生成部622を生成部1321に置き換えた構成を有する。店舗の決済システムの場合、クライアント端末1301-1~クライアント端末1301-Kは、同じ店舗内に設置される。
クライアント端末1301-pの記憶部615は、グループリスト635の情報の一部を含むグループ情報を記憶する。
図14は、グループ情報の例を示している。図14のグループ情報は、図8のグループリスト635内のtmpUserID及び特徴量の情報を含む。クライアント端末1301-pは、グループ情報をサーバ1303から受信してもよく、グループ情報をサーバ1303から受信した他のクライアント端末1301-pから受信してもよい。
顔情報制御部1311は、映像取得部611により取得された映像に含まれる各画像に対する顔認識を行って、顔が写っている顔画像を抽出し、抽出された顔画像から顔画像の特徴量を抽出する。そして、顔情報制御部1311は、記憶部615が記憶するグループ情報を用いて、顔画像の特徴量から生成される絞り込みリストの分類先を決定する。
顔情報制御部1311は、図11の特徴量比較処理と同様の処理により、絞り込みリストの分類先を決定することができる。通信部616は、顔画像の特徴量とともに、分類先のグループを示す分類先情報をサーバ1303へ送信する。
サーバ1303の通信部625は、クライアント端末1301-pから顔画像の特徴量及び分類先情報を受信する。そして、生成部1321は、図10のステップ1003~ステップ1005と同様の処理により、絞り込みリストを生成して、分類先のグループに分類する。
図13の生体認証システムによれば、クライアント端末1301-pとサーバ1303とがグループ情報を共有することで、クライアント端末1301-pが分類先を決定することが可能になり、サーバ1303の負荷がさらに軽減される。
なお、分類先が既存のグループである場合、クライアント端末1301-pは、顔画像の特徴量及び分類先情報の送信を省略してもよい。これにより、類似する絞り込みリストの生成及び追加を抑止することができ、かつ、通信ネットワーク1302の負荷を軽減することができる。
図4の情報処理装置401の構成は一例に過ぎず、情報処理装置401の用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略又は変更してもよい。
図1、図6、及び図13の生体認証システムの構成は一例に過ぎず、生体認証システムの用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略又は変更してもよい。例えば、顔DB631及び生体DB632は、サーバ605又はサーバ1303の外部のデータベースに格納されていてもよい。この場合、サーバ605又はサーバ1303は、外部のデータベースから、顔DB631の登録特徴量と生体DB632の登録生体情報とを取得して、記憶部626に格納する。
図5及び図10~図12のフローチャートは一例に過ぎず、情報処理装置401又は生体認証システムの構成又は条件に応じて、一部の処理を省略又は変更してもよい。
図2に示した絞り込みリストは一例に過ぎず、絞り込みリストは、顔画像の特徴量に応じて変化する。図3に示した店舗は一例に過ぎず、店舗内のカメラ及び静脈センサの設置場所は、店舗に応じて変化する。図7に示した絞り込みリスト、図8及び図9に示したグループリスト635、及び図14に示したグループ情報は一例に過ぎず、絞り込みリスト、グループリスト635、及びグループ情報は、顔画像の特徴量に応じて変化する。
図15は、図4の情報処理装置401、図6のクライアント端末601、サーバ605、図13のクライアント端末1301-p、及びサーバ1303として用いられる情報処理装置のハードウェア構成例を示している。
図15の情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)1501、メモリ1502、入力装置1503、出力装置1504、補助記憶装置1505、媒体駆動装置1506、及びネットワーク接続装置1507を含む。これらの構成要素はハードウェアであり、バス1508により互いに接続されている。情報処理装置がクライアント端末601である場合、図6の撮像装置602及び生体センサ603は、バス1508に接続されていてもよい。
メモリ1502は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリであり、処理に用いられるプログラム及びデータを格納する。メモリ1502は、図6及び図13の記憶部615又は記憶部626として用いることができる。
CPU1501(プロセッサ)は、例えば、メモリ1502を利用してプログラムを実行することにより、図4の分類部411、選択部413、及び認証部414として動作する。
CPU1501は、プログラムを実行することにより、図6の映像取得部611、生体画像取得部612、顔情報制御部613、及び生体情報制御部614としても動作する。CPU1501は、プログラムを実行することにより、図6の顔認証部621、生成部622、選択部623、及び生体認証部624としても動作する。CPU1501は、プログラムを実行することにより、図13の顔情報制御部1311及び生成部1321としても動作する。
入力装置1503は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であり、オペレータからの指示又は情報の入力に用いられる。出力装置1504は、例えば、表示装置、プリンタ、スピーカ等であり、オペレータへの問い合わせ又は処理結果の出力に用いられる。出力装置1504は、図6及び図13の出力部617として用いることができる。処理結果は、認証結果636であってもよい。
補助記憶装置1505は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。補助記憶装置1505は、フラッシュメモリ又はハードディスクドライブであってもよい。情報処理装置は、補助記憶装置1505にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ1502にロードして使用することができる。補助記憶装置1505は、図6及び図13の記憶部615又は記憶部626として用いることができる。
媒体駆動装置1506は、可搬型記録媒体1509を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬型記録媒体1509は、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等である。可搬型記録媒体1509は、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等であってもよい。オペレータは、この可搬型記録媒体1509にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ1502にロードして使用することができる。
このように、処理に用いられるプログラム及びデータを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、メモリ1502、補助記憶装置1505、又は可搬型記録媒体1509のような、物理的な(非一時的な)記録媒体である。
ネットワーク接続装置1507は、通信ネットワーク604又は通信ネットワーク1302に接続され、通信に伴うデータ変換を行う通信インタフェース回路である。情報処理装置は、プログラム及びデータを外部の装置からネットワーク接続装置1507を介して受信し、それらをメモリ1502にロードして使用することができる。ネットワーク接続装置1507は、図6及び図13の通信部616又は通信部625として用いることができる。
なお、情報処理装置が図15のすべての構成要素を含む必要はなく、用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略することも可能である。例えば、オペレータとのインタフェースが不要である場合は、入力装置1503及び出力装置1504を省略してもよい。情報処理装置が可搬型記録媒体1509又は通信ネットワークを利用しない場合は、媒体駆動装置1506又はネットワーク接続装置1507を省略してもよい。
開示の実施形態とその利点について詳しく説明したが、当業者は、特許請求の範囲に明確に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加、省略をすることができるであろう。
図1乃至図15を参照しながら説明した実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリスト各々を、複数のグループのうちいずれかのグループに分類し、
認証対象者の生体情報を取得し、
前記複数のグループのうち第1グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第1比較対象リストとして選択し、
前記第1比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第1比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行う、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする認証方法。
(付記2)
前記複数のリスト各々をいずれかのグループに分類する処理は、前記複数のリストそれぞれに対応付けられた特徴量の前記複数のリストの間における類似度に基づいて、前記複数のリスト各々を前記複数のグループのうちいずれのグループに分類するかを決定する処理を含むことを特徴とする付記1記載の認証方法。
(付記3)
前記複数のリスト各々をいずれかのグループに分類する処理は、前記複数のリストそれぞれに含まれる複数の登録者の識別情報の前記複数のリストの間における類似度に基づいて、前記複数のリスト各々を前記複数のグループのうちいずれのグループに分類するかを決定する処理を含むことを特徴とする付記1記載の認証方法。
(付記4)
前記第1比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理において、前記認証対象者の生体情報に対応する登録者が特定されない場合、前記複数のグループのうち第2グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第2比較対象リストとして選択し、
前記第2比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第2比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行い、
前記第1比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理において、前記認証対象者の生体情報に対応する登録者が特定された場合、前記第2比較対象リストを選択する処理と、前記第2比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理とを抑止する、
処理を前記コンピュータがさらに実行することを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の認証方法。
(付記5)
複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリスト各々を、複数のグループのうちいずれかのグループに分類する分類部と、
認証対象者の生体情報を取得する取得部と、
前記複数のグループのうち第1グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第1比較対象リストとして選択する選択部と、
前記第1比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第1比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行う認証部と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記6)
前記分類部は、前記複数のリストそれぞれに対応付けられた特徴量の前記複数のリストの間における類似度に基づいて、前記複数のリスト各々を前記複数のグループのうちいずれのグループに分類するかを決定することを特徴とする付記5記載の情報処理装置。
(付記7)
前記分類部は、前記複数のリストそれぞれに含まれる複数の登録者の識別情報の前記複数のリストの間における類似度に基づいて、前記複数のリスト各々を前記複数のグループのうちいずれのグループに分類するかを決定することを特徴とする付記5記載の情報処理装置。
(付記8)
前記選択部は、前記第1比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理において、前記認証対象者の生体情報に対応する登録者が特定されない場合、前記複数のグループのうち第2グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第2比較対象リストとして選択し、
前記認証部は、前記第2比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第2比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行い、
前記情報処理装置は、前記第1比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理において、前記認証対象者の生体情報に対応する登録者が特定された場合、前記第2比較対象リストを選択する処理と、前記第2比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理とを抑止する、
ことを特徴とする付記5乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記9)
複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリスト各々を、複数のグループのうちいずれかのグループに分類し、
認証対象者の生体情報を取得し、
前記複数のグループのうち第1グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第1比較対象リストとして選択し、
前記第1比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第1比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行う、
処理をコンピュータに実行させるための認証プログラム。
(付記10)
前記複数のリスト各々をいずれかのグループに分類する処理は、前記複数のリストそれぞれに対応付けられた特徴量の前記複数のリストの間における類似度に基づいて、前記複数のリスト各々を前記複数のグループのうちいずれのグループに分類するかを決定する処理を含むことを特徴とする付記9記載の認証プログラム。
(付記11)
前記複数のリスト各々をいずれかのグループに分類する処理は、前記複数のリストそれぞれに含まれる複数の登録者の識別情報の前記複数のリストの間における類似度に基づいて、前記複数のリスト各々を前記複数のグループのうちいずれのグループに分類するかを決定する処理を含むことを特徴とする付記9記載の認証プログラム。
(付記12)
前記第1比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理において、前記認証対象者の生体情報に対応する登録者が特定されない場合、前記複数のグループのうち第2グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第2比較対象リストとして選択し、
前記第2比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第2比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行い、
前記第1比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理において、前記認証対象者の生体情報に対応する登録者が特定された場合、前記第2比較対象リストを選択する処理と、前記第2比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理とを抑止する、
処理を前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする付記9乃至11のいずれか1項に記載の認証プログラム。
101、601、1301-1~1301-K クライアント端末
102、605、1303 サーバ
103、211-1~211-5 カメラ
104、212-1、212-2 静脈センサ
105、213-1~213-6 ユーザ
111、613、1311 顔情報制御部
112 表示部
113 静脈情報制御部
121 リスト生成部
122、414 認証部
123 顔ライブラリ
124 顔DB
125 静脈DB
126 静脈ライブラリ
131、701~704、711、901 絞り込みリスト
201 ドリンクコーナー
202 食品コーナー
203 書籍コーナー
204-1~204-4 棚
205 カウンター
206 入口
207-1、207-2 キャッシュレジスタ
401 情報処理装置
411 分類部
412 取得部
413、623 選択部
602 撮像装置
603 生体センサ
604、1302 通信ネットワーク
611 映像取得部
612 生体画像取得部
614 生体情報制御部
615、626 記憶部
616、625 通信部
617 出力部
621 顔認証部
622、1321 生成部
624 生体認証部
633 顔ライブラリ
634 生体ライブラリ
635 グループリスト
636 認証結果
1501 CPU
1502 メモリ
1503 入力装置
1504 出力装置
1505 補助記憶装置
1506 媒体駆動装置
1507 ネットワーク接続装置
1508 バス
1509 可搬型記録媒体

Claims (7)

  1. 複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリスト各々を前記複数のリストそれぞれに対応付けられた顔画像の特徴量の前記複数のリストの間における類似度に基づいて複数のグループのうちいずれのグループに分類し、
    認証対象者の生体情報を取得し、
    前記複数のグループのうち第1グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第1比較対象リストとして選択し、
    前記第1比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第1比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行う、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする認証方法
  2. 複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリスト各々を前記複数のリストそれぞれに含まれる複数の登録者の識別情報の前記複数のリストの間における類似度に基づいて複数のグループのうちいずれのグループに分類し、
    認証対象者の生体情報を取得し、
    前記複数のグループのうち第1グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第1比較対象リストとして選択し、
    前記第1比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第1比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行う、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする認証方法
  3. 前記第1比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理において、前記認証対象者の生体情報に対応する登録者が特定されない場合、前記複数のグループのうち第2グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第2比較対象リストとして選択し、
    前記第2比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第2比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行い、
    前記第1比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理において、前記認証対象者の生体情報に対応する登録者が特定された場合、前記第2比較対象リストを選択する処理と、前記第2比較結果に基づいて前記認証対象者に対する認証を行う処理とを抑止する、
    処理を前記コンピュータがさらに実行することを特徴とする請求項1または2に記載の認証方法。
  4. 複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリスト各々を、前記複数のリストそれぞれに対応付けられた顔画像の特徴量の前記複数のリストの間における類似度に基づいて、複数のグループのうちいずれかのグループに分類する分類部と、
    認証対象者の生体情報を取得する取得部と、
    前記複数のグループのうち第1グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第1比較対象リストとして選択する選択部と、
    前記第1比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第1比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行う認証部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  5. 複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリスト各々を、前記複数のリストそれぞれに含まれる複数の登録者の識別情報の前記複数のリストの間における類似度に基づいて、複数のグループのうちいずれかのグループに分類する分類部と、
    認証対象者の生体情報を取得する取得部と、
    前記複数のグループのうち第1グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第1比較対象リストとして選択する選択部と、
    前記第1比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第1比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行う認証部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  6. 複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリスト各々を、前記複数のリストそれぞれに対応付けられた顔画像の特徴量の前記複数のリストの間における類似度に基づいて、複数のグループのうちいずれかのグループに分類し、
    認証対象者の生体情報を取得し、
    前記複数のグループのうち第1グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第1比較対象リストとして選択し、
    前記第1比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第1比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行う、
    処理をコンピュータに実行させるための認証プログラム。
  7. 複数の登録者の識別情報をそれぞれ含む複数のリスト各々を、前記複数のリストそれぞれに含まれる複数の登録者の識別情報の前記複数のリストの間における類似度に基づいて、複数のグループのうちいずれかのグループに分類し、
    認証対象者の生体情報を取得し、
    前記複数のグループのうち第1グループに含まれる1又は複数のリストの中から、いずれかのリストを第1比較対象リストとして選択し、
    前記第1比較対象リストに含まれる複数の登録者の識別情報それぞれに対応付けられた登録生体情報と、前記認証対象者の生体情報とを比較した第1比較結果に基づいて、前記認証対象者に対する認証を行う、
    処理をコンピュータに実行させるための認証プログラム。
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