JP7357806B2 - ventilation system - Google Patents
ventilation system Download PDFInfo
- Publication number
- JP7357806B2 JP7357806B2 JP2022553350A JP2022553350A JP7357806B2 JP 7357806 B2 JP7357806 B2 JP 7357806B2 JP 2022553350 A JP2022553350 A JP 2022553350A JP 2022553350 A JP2022553350 A JP 2022553350A JP 7357806 B2 JP7357806 B2 JP 7357806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- suction port
- connection port
- inner structure
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F7/00—Ventilation
- F24F7/04—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation
- F24F7/06—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit
- F24F7/08—Ventilation with ducting systems, e.g. by double walls; with natural circulation with forced air circulation, e.g. by fan positioning of a ventilator in or against a conduit with separate ducts for supplied and exhausted air with provisions for reversal of the input and output systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
本開示は、室外からの空気を室内に取り込む機能または室内からの空気を室外に排出する機能の少なくとも一方を有する換気装置に関する。 The present disclosure relates to a ventilation device that has at least one of a function of taking in air from the outdoors into a room or a function of discharging air from the room to the outdoors.
従来、特許文献1に示される熱交換型換気装置のように、建物に設置されて、室外からの空気と室内からの空気との間で熱交換させながら換気を行う熱交換型換気装置が知られている。このような熱交換型換気装置では、一般的に、熱交換型換気装置の内部と室外とを連通させて空気が流れるダクトが接続されるダクト接続口、および熱交換型換気装置の内部と室内とを連通させて空気が流れるダクトが接続されるダクト接続口は、ねじなどの締結部品を用いて、熱交換型換気装置の外郭を構成する筐体の部品に直接接触した状態で固定されている。
Conventionally, heat exchange type ventilation devices are known, such as the heat exchange type ventilation device shown in
しかしながら、ダクト接続口が締結部品を用いて筐体の部品に直接接触した状態で固定される場合には、ダクトの振動が熱交換型換気装置の本体にダクト接続口を介して伝わる、または熱交換型換気装置の本体の振動がダクト接続口を介してダクトに伝わるという問題があった。ダクトの振動が熱交換型換気装置の本体に伝わる場合は、熱交換型換気装置の本体の振動により異音が発生して騒音の原因となり、また長期にわたる本体の振動が熱交換型換気装置の故障の原因となる可能性がある。また、熱交換型換気装置の本体の振動がダクトに伝わる場合は、ダクトの振動により異音が発生し、騒音の原因となる。 However, if the duct connection port is fixed in direct contact with the parts of the housing using fasteners, the vibrations of the duct may be transmitted to the main body of the heat exchange type ventilation system through the duct connection port, or the heat There was a problem in that the vibration of the main body of the replaceable ventilation device was transmitted to the duct through the duct connection port. If the vibration of the duct is transmitted to the main body of the heat exchange type ventilation system, the vibration of the main body of the heat exchange type ventilation system will generate abnormal noise and cause noise. It may cause a malfunction. In addition, when vibrations of the main body of the heat exchange type ventilation device are transmitted to the duct, the vibration of the duct generates abnormal noise, which causes noise.
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、ダクトと換気装置とを接続するダクト接続口を介してダクトと換気装置との間で振動が伝わることを抑制可能な換気装置を得ることを目的とする。 The present disclosure has been made in view of the above, and an object of the present disclosure is to obtain a ventilation device that can suppress transmission of vibration between a duct and a ventilation device via a duct connection port that connects the duct and the ventilation device. With the goal.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示にかかる換気装置は、外郭を構成する筐体と、筐体の内部に設けられた風路に連通する貫通孔を有して筐体の内部に配置された内側構造体と、筐体の内部と筐体の外部とを連通させるダクトが接続される、風路に連通して筐体の外面に設けられた筒状形状のダクト接続口と、を備える。ダクト接続口は、外面を構成する外郭部品と内側構造体との間に、ダクト接続口の一部である取付部が挟持されている。取付部は、緩衝材を介して筐体の外郭部品と内側構造体との間に挟持され、ダクト接続口の外周面から突出して設けられたフランジである。フランジは、フランジの外周部から突出したフランジ凸部を備える。緩衝材は、フランジ凸部を収納する緩衝材凹部を備える。フランジ凸部が緩衝材凹部にはまることにより、ダクト接続口の筒状形状の軸を中心としたダクト接続口の回転が制限されている。 In order to solve the above-mentioned problems and achieve the purpose, a ventilation device according to the present disclosure includes a casing forming an outer shell and a through hole communicating with an air passage provided inside the casing. A cylindrical duct that communicates with the air passage and is provided on the outer surface of the casing, to which the inner structure placed inside the body is connected to the duct that communicates the inside of the casing with the outside of the casing. A connection port is provided. In the duct connection port, a mounting portion, which is a part of the duct connection port, is held between an outer shell component that constitutes the outer surface and an inner structure. The attachment portion is a flange that is sandwiched between the outer part of the housing and the inner structure via a cushioning material, and is provided to protrude from the outer circumferential surface of the duct connection port. The flange includes a flange convex portion protruding from the outer periphery of the flange. The cushioning material includes a cushioning material recess that accommodates the flange protrusion. By fitting the flange convex portion into the cushioning material recess, rotation of the duct connection port about the cylindrical axis of the duct connection port is restricted.
本開示にかかる換気装置は、ダクトと換気装置とを接続するダクト接続口を介してダクトと換気装置との間で振動が伝わることを抑制可能である、という効果を奏する。 The ventilation device according to the present disclosure has the effect of being able to suppress vibrations from being transmitted between the duct and the ventilation device via the duct connection port that connects the duct and the ventilation device.
以下に、実施の形態にかかる換気装置を図面に基づいて詳細に説明する。 Below, a ventilation device according to an embodiment will be described in detail based on the drawings.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100を示す分解斜視図である。図2は、図1に示された熱交換型換気装置100の組付状態を示す斜視図であって、熱交換型換気装置100が建物の壁面30に掛けられて設置された状態を示す図である。図3は、図2に示された熱交換型換気装置100から制御基板15を筐体1の外部に引き出した状態を示す斜視図である。図4は、図2に示された熱交換型換気装置100から各種フィルターおよび各種フィルター用蓋を取り外した状態を示す斜視図である。図4では、熱交換型換気装置100に設けられたフィルターである、外気フィルター5と、排気フィルター6と、給気フィルター7とを取り外した状態を示している。また、図4では、熱交換型換気装置100に設けられたフィルター用蓋である、外気フィルター用蓋20と、排気フィルター用蓋21と、給気フィルター用蓋22とを取り外した状態を示している。
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a heat exchange
熱交換型換気装置100は、筐体1と、熱交換素子2と、給気用送風機3と、排気用送風機4と、外気フィルター5と、排気フィルター6と、給気フィルター7とを備える。また、熱交換型換気装置100は、室外側吸込口8と、室内側吸込口9と、室内側吹出口10と、室外側吹出口11と、ドレンパン12と、排気側ドレン口13aと、給気側ドレン口13bと、操作部14と、制御基板15とを備える。熱交換型換気装置100は、室外からの空気と室内からの空気との間で熱交換させながら室内の換気を行う換気装置であり、室外からの空気を室内に取り込む機能および室内からの空気を室外に排出する機能を有する換気装置である。図2に示すように、熱交換型換気装置100は、建物の壁面30において天井面31付近に掛けられて設置されている。
The heat exchange
筐体1は、熱交換型換気装置100の外郭を構成する箱状の部材である。筐体1の形状は、立方体状でもよいが、本実施の形態では直方体状である。筐体1は、天板1aと、底板1bと、正面板1cと、背板1dと、左側板1eと、右側板1fとを有する。本実施の形態1では、筐体1のうち壁面30に接する板部を背板1dとし、背板1dを挟んで壁面30と反対側に配置される板部を正面板1cとする。なお、方向を説明する場合は、筐体1の外部に向かう方向の正面板1cの法線方向を前方とし、筐体1の外部に向かう方向の背板1dの法線方向を後方とし、正面板1cに対峙したユーザーから見た上下方向を上下方向とし、正面板1cに対峙したユーザーから見た左右方向を左右方向とする。正面板1cの法線方向および背板1dの法線方向に沿った方向である前後方向は、筐体1の奥行き方向に対応する。上下方向は、筐体1の高さ方向に対応する。左右方向は、筐体1の幅方向に対応する。
The
筐体1の外部に向かう方向の天板1aの法線は、上方を向く。天板1aの平面視形状は、矩形である。天板1aには、室外からの空気を筐体1の内部に吸い込むためのダクト接続口である室外側吸込口8と、室内からの空気を筐体1の内部に吸い込むためのダクト接続口である室内側吸込口9とが設けられている。天板1aには、室外からの空気を筐体1の外部へ吹き出すためのダクト接続口である室内側吹出口10と、室内からの空気を筐体1の外部へ吹き出すためのダクト接続口である室外側吹出口11とが設けられている。
The normal line of the
ダクト接続口である室外側吸込口8には、室外に繋がるダクト27aが接続される。ダクト接続口である室内側吸込口9には、室内に繋がるダクト27bが接続される。ダクト接続口である室内側吹出口10には、室内に繋がるダクト27cが接続される。ダクト接続口である室外側吹出口11には、室外に繋がるダクト27dが接続される。天板1aの上には、室外側吸込口8、室内側吸込口9、室内側吹出口10、室外側吹出口11および各ダクト27a,27b,27c,27dを隠すための意匠材28が配置されている。
A
図5は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の平面図である。ここで、天板1aの左右方向の中心を通って正面板1cおよび背板1dと垂直方向に延びる線を中心線Cとする。室内側吸込口9と室内側吹出口10とは、天板1aにおいて、中心線Cよりも左方に配置されている。室外側吸込口8と室外側吹出口11とは、天板1aにおいて、中心線Cよりも右方に配置されている。室外側吸込口8は、天板1aにおいて、室外側吹出口11の前方に配置されている。室内側吹出口10は、天板1aにおいて、室内側吸込口9の前方に配置されている。室外側吸込口8と室内側吹出口10とは、天板1aにおいて、前後方向において一致する位置に配置されている。室内側吸込口9と室外側吹出口11とは、天板1aにおいて、前後方向において一致する位置に配置されている。
FIG. 5 is a plan view of the heat exchange
図6は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の底面図である。筐体1の外部に向かう方向の底板1bの法線は、下方を向く。底板1bの底面視形状は、矩形である。底板1bは、天板1aの下方に天板1aから離れて配置されている。底板1bには、筐体1の内部と外部とを連通する基板用開口部16が形成されている。基板用開口部16は、筐体1の外部への制御基板15の引き出しおよび筐体1の内部への制御基板15の差し込みを行うための開口である。下方から見た基板用開口部16の形状は、矩形である。基板用開口部16は、底板1bの前後方向の中心よりも前方に配置されている。基板用開口部16は、本実施の形態1では底板1bのうち正面板1cとの境界部の近くに配置されている。底板1bには、排気側ドレン口13aと、給気側ドレン口13bとが設けられている。排気側ドレン口13aは、本実施の形態1では底板1bの右後隅部の近くに配置されている。給気側ドレン口13bは、本実施の形態1では底板1bの左後隅部の近くに配置されている。
FIG. 6 is a bottom view of the heat exchange
図7は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の正面図である。筐体1の外部に向かう方向の正面板1cの法線は、正面となる前方を向く。正面板1cは、天板1aと底板1bとの前端部同士を繋いでいる。正面板1cの正面視形状は、矩形である。図4および図7に示すように、正面板1cには、筐体1の内部と筐体1の外部とを連通する外気フィルター用開口部17、排気フィルター用開口部18および給気フィルター用開口部19が形成されている。
FIG. 7 is a front view of the heat exchange
外気フィルター用開口部17は、筐体1の内部への外気フィルター5の取り付けおよび筐体1の外部への外気フィルター5の取り出しを行うための開口である。外気フィルター用開口部17は、正面板1cの左右方向の中心よりも右方に配置されている。前方から見た外気フィルター用開口部17の形状は、長方形である。外気フィルター用開口部17は、上方から下方に向かうほど右側板1fに近付くように傾斜している。
The outside
外気フィルター用蓋20は、着脱により開閉可能である。外気フィルター用蓋20は、閉じているときに外気フィルター用開口部17を覆う。正面板1cのうち外気フィルター用開口部17よりも下方には、熱交換型換気装置100の運転開始および熱交換型換気装置100の停止などを操作するための操作部14が設けられている。操作部14は、本実施の形態1では正面板1cの右下隅部の近くに配置されている。
The outside
排気フィルター用開口部18は、筐体1の内部への排気フィルター6の取り付けおよび筐体1の外部への排気フィルター6の取り出しを行うための開口である。排気フィルター用開口部18は、正面板1cの左右方向の中心よりも左方に配置されている。また、排気フィルター用開口部18は、外気フィルター用開口部17と同じ高さ位置に設けられている。前方から見た排気フィルター用開口部18の形状は、長方形である。排気フィルター用開口部18は、上方から下方に向かうほど左側板1eに近付くように傾斜している。
The exhaust filter opening 18 is an opening for attaching the
排気フィルター用蓋21は、着脱により開閉可能である。排気フィルター用蓋21は、閉じているときに排気フィルター用開口部18を覆う。
The
給気フィルター用開口部19は、筐体1の内部への給気フィルター7の取り付けおよび筐体1の外部への給気フィルター7の取り出しを行うための開口である。給気フィルター用開口部19は、正面板1cの左右方向の中心よりも左方に配置されている。また、給気フィルター用開口部19は、排気フィルター用開口部18の下方に配置されている。前方から見た給気フィルター用開口部19の形状は、長方形である。給気フィルター用開口部19は、上方から下方に向かうほど右側板1fに近付くように傾斜している。
The air
給気フィルター用蓋22は、着脱により開閉可能である。給気フィルター用蓋22は、閉じているときに給気フィルター用開口部19を覆う。
The air
図8は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の背面図である。筐体1の外部に向かう方向の背板1dの法線は、後方を向く。背板1dは、天板1aと底板1bとの後端部同士を繋いでいる。背板1dの背面視形状は、矩形である。
FIG. 8 is a rear view of the heat exchange
図9は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の右側面図である。筐体1の外部に向かう方向の右側板1fの法線は、右方を向く。右側板1fは、天板1aと底板1bとの右端部同士を繋いでいる。右側板1fの側面視形状は、矩形である。図8に示す左側板1eにおける筐体1の外部に向かう方向の法線は、左方を向く。左側板1eは、天板1aと底板1bとの左端部同士を繋いでいる。左側板1eの側面視形状は、矩形である。
FIG. 9 is a right side view of the heat exchange
図10は、図9に示されたX-X線に沿った断面図である。図10に示す実線の矢印Xは、室外から室内に向かう空気の流れ、すなわち給気の流れを示している。図10に示す破線の矢印Yは、室内から室外に向かう空気の流れ、すなわち排気の流れを示している。なお、図10では、説明の容易化のために、室外側吸込口8、室内側吹出口10を断面にしていない。筐体1内には、室外からの空気を室内に給気するための給気風路23と、室内からの空気を室外に排気するための排気風路24とが形成されている。
FIG. 10 is a cross-sectional view taken along line XX shown in FIG. A solid arrow X shown in FIG. 10 indicates the flow of air from the outdoors to the room, that is, the flow of air supply. The broken line arrow Y shown in FIG. 10 indicates the flow of air from the indoor to the outdoor, that is, the flow of exhaust air. In addition, in FIG. 10, for ease of explanation, the outdoor
給気風路23は、室外空気を室外側吸込口8から筐体1の内部に取り入れて、室内側吹出口10から室内に向けて給気する風路である。排気風路24は、室内空気を室内側吸込口9から筐体1の内部に取り入れて室外側吹出口11から室外に向けて排気する風路である。以下の説明において、上流および下流は、給気風路23または排気風路24を流れる空気の流れ方向を基準とする。
The air
給気風路23には、上流側から順に、外気フィルター5と熱交換素子2と給気フィルター7と給気用送風機3とが配置されている。給気風路23の一部は、結露の発生を抑制するために、図1に示す断熱部品25で形成されている。
In the air
排気風路24には、上流側から順に、排気フィルター6と熱交換素子2と排気用送風機4とが配置されている。排気風路24の一部は、結露の発生を抑制するために、図1に示す断熱部品25で形成されている。
In the
熱交換素子2は、給気風路23内を流れる室外空気と排気風路24内を流れる室内空気との間で熱交換させる部材である。熱交換素子2は、筐体1内において、天板1aと台座12aとの間に設置されている。台座12aと底板1bとの間には、制御基板15を収容するためのスペース29が形成されている。熱交換素子2は、筐体1の左右方向の中央に配置されている。熱交換素子2は、本実施の形態1では前後方向に対し水平状態、左右方向に対して傾いた状態で設置されているが、いずれの方向に対しても水平または傾いた状態で設置されてもよい。
The
図11は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100の熱交換素子2を示す斜視図である。熱交換素子2の形状は、多角柱であれば特に制限されないが、本実施の形態1では六角柱である。熱交換素子2は、互いに間隔を空けて配置される複数の仕切部材2aと、仕切部材2a同士の間隔を保持する複数の間隔保持部材2bとを備える。仕切部材2aは、平坦に加工されたシート状に形成されている。仕切部材2aと間隔保持部材2bとは、交互に積層されている。
FIG. 11 is a perspective view showing the
隣り合う仕切部材2aの間には、風路が形成されている。熱交換素子2には、室外からの空気が流れる風路と、室内からの空気が流れる風路とが交互に設けられている。熱交換素子2は、本実施の形態1では室外からの空気の流れ方向と室内からの空気の流れ方向とが180度異なる対向流型の熱交換素子である。なお、熱交換素子2は、室外からの空気の流れ方向と室内からの空気の流れ方向とが互いに直交する直交型の熱交換素子でもよい。
An air passage is formed between
仕切部材2aと間隔保持部材2bとを積層させた方向である積層方向は、本実施の形態1では前後方向と一致しており、正面板1cおよび背板1dと垂直な方向である。なお、積層方向は、上下方向と一致して天板1aおよび底板1bと垂直な方向でもよいし、左右方向と一致して左側板1eおよび右側板1fと垂直な方向でもよい。仕切部材2aの材料を適宜変更することで、熱交換素子2を、顕熱交換および潜熱交換の両方を行える構成にしてもよいし、顕熱交換および潜熱交換のいずれか一方を行える構成にしてもよい。
In the first embodiment, the stacking direction, which is the direction in which the
図10に示すように、給気用送風機3は、給気風路23内に配置される送風機である。給気用送風機3は、室外側吸込口8から給気風路23内に空気を取り込み、室内側吹出口10から空気を室内へ向けて送風する。給気用送風機3は、熱交換素子2、外気フィルター5および給気フィルター7よりも下流側に配置されている。
As shown in FIG. 10, the
排気用送風機4は、排気風路24内に配置される送風機である。排気用送風機4は、室内側吸込口9から排気風路24内に空気を取り込み、室外側吹出口11から空気を室外へ向けて送風する。排気用送風機4は、排気フィルター6および熱交換素子2よりも下流側に配置されている。
The
外気フィルター5は、給気風路23内に配置されて、室外からの空気中に含まれる、塵埃および虫などの異物を捕集する部材である。外気フィルター5は、室外側吸込口8よりも下流側の位置であって且つ熱交換素子2よりも上流側の位置に配置されている。外気フィルター5は、熱交換素子2における室外空気の流入口に配置されている。外気フィルター5で塵埃などの異物を捕集することによって、異物の付着による熱交換素子2の目詰まりを抑制することができる。外気フィルター5は、筐体1の左右方向の中心よりも右方に配置されている。
The
給気フィルター7は、給気風路23内に配置されて、室外からの空気中に含まれる、塵埃および虫などの異物を捕集する部材である。給気フィルター7は、熱交換素子2よりも下流側の位置であって且つ室内側吹出口10よりも上流側の位置に配置されている。給気フィルター7は、熱交換素子2における室外空気の流出口に配置されている。給気風路23内に2枚のフィルターである外気フィルター5および給気フィルター7を設けることによって、室外からの空気をより一層清浄にすることができる。給気フィルター7は、筐体1の左右方向の中心よりも左方に配置されている。
The
排気フィルター6は、排気風路24内に配置されて、室内からの空気中に含まれる塵埃および虫などの異物を捕集する部材である。排気フィルター6は、室内側吸込口9よりも下流側の位置であって且つ熱交換素子2よりも上流側の位置に配置されている。排気フィルター6は、熱交換素子2における室内空気の流入口に配置されている。排気フィルター6は、筐体1の左右方向の中心よりも左方に配置されている。
The
ドレンパン12は、筐体1の内部において熱交換素子2の下方に配置されて、熱交換素子2で発生したドレン水を溜める部材である。ドレンパン12は、底板1bの上に配置されている。
The
排気側ドレン口13aおよび給気側ドレン口13bは、ドレンパン12に溜められたドレン水を筐体1の外部へ排出する部材である。排気側ドレン口13aおよび給気側ドレン口13bは、上下方向に延びる円筒状に形成されている。排気側ドレン口13aおよび給気側ドレン口13bは、底板1bおよびドレンパン12を貫通している。排気側ドレン口13aおよび給気側ドレン口13bの下端部は、底板1bよりも下方に突出している。排気側ドレン口13aおよび給気側ドレン口13bの上端部は、ドレンパン12の底面と同じ高さ位置に設けられている。本実施の形態1では、排気側ドレン口13aおよび給気側ドレン口13bはドレンパン12と一体に形成されている。
The exhaust
制御基板15は、筐体1の内部における熱交換素子2の下方において、スペース29内に配置されている。制御基板15は、図示しないケーブルで図1に示す操作部14と電気的に接続されている。図1に示すように、制御基板15は、第1基板15aと、第2基板15bとを有する。第1基板15aは、図示しない電源と接続される基板である。第1基板15aは、下方に開口する箱状の第1基板ケース15c内に収容される。第2基板15bは、図示しないセンサーが接続される接続部、制御設定部などを有する基板である。第2基板15bに接続されるセンサーは、例えば、湿度センサー、二酸化炭素(CO2)センサーである。第2基板15bは、第2基板ケース15dに取り付けられている。基板用蓋15fは、第2基板15bを筐体1の外部に取り出すための開口を塞ぐ蓋である。The
図12は、実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100における室外側吸込口8の取付構造部を示す断面図である。図13は、図12に示された室外側吸込口8の取付構造部における室外側吸込口フランジ40付近を拡大して示す断面図である。図14は、図5に示された熱交換型換気装置100において天板1aおよび緩衝材44を外した状態を示す図であり、室外側吸込口8と内側構造体42との構成を示す図である。図14において、内側構造体42については室外側吸込口8を固定する構造部分に注目して示しているため、内側構造体42の外縁は省略されており、内側構造体42の全体は示されていない。また、図14においては、室外側吸込口8の外周面8aのテーパー形状については省略している。また、図14は、平面図であるが、理解の容易化のために室外側吸込口8の上端面にハッチングを施してある。図15は、図14に示された室外側吸込口8の取付構造部の詳細を拡大して示す平面図である。図15では、フランジ凸部41付近を拡大して示している。図16は、図14に示された室外側吸込口8の取付構造部の詳細を拡大して示す平面図である。図16では、緩衝材44付近を拡大して示している。
FIG. 12 is a sectional view showing the mounting structure of the outdoor
天板1aは、筐体1の外郭を構成する外郭部品である。天板1aは、室外側吸込口8が挿入される開口部1aaが設けられている。ダクト接続口である室外側吸込口8は、天板1aに設けられた開口部1aaに挿入された状態で固定されている。開口部1aaは、室外側吸込口8の外周形状と同様の形状に、上下方向において天板1aと同じ位置で対向する室外側吸込口8の外周部より大きく形成されている。本実施の形態1では、開口部1aaは、上下方向において天板1aと同じ位置で対向する室外側吸込口8の外周部の直径よりも大きい直径を有する。これにより、天板1aの開口部1aaと室外側吸込口8とは、接触面を有さない位置関係となっている。
The
内側構造体42は、筐体1の内部において、天板1aと対向する位置に配置された構造体である。天板1aは、筐体1の外郭を構成する筐体1の部品である。内側構造体42は、後述する室外側吸込口8の取付部である室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41を天板1aとともに挟持して室外側吸込口8を固定する挟持部としての機能を有する。すなわち、熱交換型換気装置100では、ダクト接続口である室外側吸込口8は、室外側吸込口8の一部である室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41が内側構造体42と天板1aとの間に挟持されることにより、ねじなどの締結部品を用いることなく固定されている。
The
内側構造体42は、熱交換型換気装置100の構成として必要な構成部の一部が用いられてもよい。内側構造体42は、たとえば給気風路23の一部を構成する断熱部品25の一部を用いることができる。また、内側構造体42は、熱交換型換気装置100の構成として必要な構成部を拡張して形成されてもよい。また、内側構造体42は、筐体1の内部に空間的余裕がある場合には、挟持部として機能する専用の構成部として設けられてもよい。内側構造体42は、筐体1の内部において他の部材により支持され、固定されている。また、内側構造体42は、天板1aにより固定される場合には、筐体1の内部において他の部材により固定されなくてもかまわない。
The
室外側吸込口8は、中心軸8cを軸として上下方向に延びる筒状形状に形成されている。室外側吸込口8の外径は、上方から下方に向かうほど外径が大きくなるテーパー形状を有する円錐台状を有する。室外側吸込口8は、図12から図14に示すように、室外側吸込口8の外周面8aから中心軸8cに垂直な面に沿った方向に張り出して延びる円環状の室外側吸込口フランジ40を、下端の近くの外周面8aに有する。すなわち、室外側吸込口フランジ40は、室外側吸込口8の中心軸8cに対して垂直方向に延びて円環状に張り出している。
The outdoor
室外側吸込口フランジ40は、図12から図15に示すように、円環状の外周部40aにおいて分散配置された複数の凸部であるフランジ凸部41を有する。すなわち、複数のフランジ凸部41は、円環状の室外側吸込口フランジ40の外周部40aにおいて、外周部40aの外周方向において互いに離間した位置に設けられている。本実施の形態1においては、室外側吸込口フランジ40は、円環状の外周部40aに4つのフランジ凸部41を有する。4つのフランジ凸部41は、室外側吸込口8の中心軸8cに対して垂直な面の面内における、外周部40aの外周方向において中心軸8cを中心として90°ずつ回転した位置に設けられている。室外側吸込口フランジ40および複数のフランジ凸部41は、室外側吸込口8と一体に形成されている。
As shown in FIGS. 12 to 15, the outdoor side
室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41は、天板1aと内側構造体42との間に、後述する緩衝材44を介して挟持されて固定されている。すなわち、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41は、天板1aと内側構造体42との間に収納されて固定されている。室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41は、室外側吸込口8を天板1aに取り付けるために天板1aと内側構造体42との間に収納される室外側吸込口8の一部である取付部であり、天板1aと内側構造体42との間に挟持される被挟持部である。
The outdoor side
内側構造体42は、筐体1の内部に設けられた風路である給気風路23に連通した、円形状の貫通孔42aを有する。内側構造体42は、図13および図14に示すように、室外側吸込口フランジ40を収納する第1収納部42bと、フランジ凸部41を収納する第2収納部42cと、緩衝材44を収納する第3収納部42dと、を内周面の上部に有する。第2収納部42cは、第1収納部42bの外周部が部分的に内側構造体42の内側に拡張された凹部として構成されている。したがって、フランジ凸部41を収納する第2収納部42cは、内側構造体凹部と換言できる。
The
第1収納部42bは、室外側吸込口フランジ40と接触して室外側吸込口フランジ40を支持する面である第1支持面42eを有する。第2収納部42cは、図13に示すように、フランジ凸部41と接触してフランジ凸部41を支持する第2支持面42fを有する。第3収納部42dは、図13に示すように、緩衝材44と接触して緩衝材44を支持する第3支持面42gを有する。
The
室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41と、内側構造体42とは、接触面を有する位置関係となっている。すなわち、図13に示すように、室外側吸込口フランジ40の下面40bは、内側構造体42の第1支持面42eに支持されて、第1支持面42eに接触している。フランジ凸部41の下面41aは、内側構造体42の第2支持面42fに支持されて、第2支持面42fに接触している。また、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41と、天板1aとは、接触面を有さない位置関係となっている。
The outdoor side
熱交換型換気装置100は、天板1aの開口部1aaと室外側吸込口8とが接触面を有さず、また室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41と、天板1aとが、接触面を有さない。これにより、熱交換型換気装置100では、ダクト27aの振動がダクト接続口である室外側吸込口8を介して筐体1に伝わることがない。これにより、ダクト27aから筐体1に伝わった振動によって熱交換型換気装置100の筐体1および筐体1の内部の構成部が振動することがなく、ダクト27aから筐体1に伝わった振動に起因した異音の発生および熱交換型換気装置100の故障の発生を防止することができる。
In the heat exchange
また、熱交換型換気装置100では、熱交換型換気装置100の振動が、ダクト接続口である室外側吸込口8を介してダクト27aに伝わることがない。これにより、筐体1からダクト27aに伝わった振動によってダクト27aが振動することがなく、筐体1からダクト27aに伝わった振動に起因した異音の発生を防止することができる。
Furthermore, in the heat exchange
緩衝材44は、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41と、天板1aとが直接干渉し合うことを防止するために、フランジ凸部41および室外側吸込口フランジ40と天板1aとの間を含む領域に配置されている部品である。緩衝材44は、円環状のシート状に形成されて、室外側吸込口8の外周面8aの外側に配置されている。緩衝材44は、図12および図13に示すように、室外側吸込口8の中心軸8cに対して垂直な面の面内において、内側構造体42とフランジ凸部41と室外側吸込口フランジ40とに重なる位置関係で配置されている。
The cushioning
また、緩衝材44は、天板1aと接触している。すなわち、図13に示すように、緩衝材44の上面44aは、天板1aの下面1abと接触している。また、緩衝材44は、内側構造体42とフランジ凸部41と室外側吸込口フランジ40とに接触している。すなわち、緩衝材44の下面44bは、図13に示すように、内側構造体42の第3支持面42g、フランジ凸部41の上面41bと、室外側吸込口フランジ40の上面40cと接触している。
Further, the cushioning
内側構造体42および緩衝材44は、弾性を有する材料により構成されている。ここでの弾性を有するとは、少なくとも室外側吸込口フランジ40よりも弾性が大きいこと、すなわち少なくとも室外側吸込口8を構成する材料よりも弾性が大きいことを意味する。そして、ここでの弾性を有するとは、室外側吸込口フランジ40よりも弾性が大きいと換言できる。
The
内側構造体42が弾性を有する材料により構成されることにより、室外側吸込口8に上下方向の荷重が作用して室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41に上下方向の荷重が作用した場合に、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41から内側構造体42にかかる上下方向の荷重を、弾性を有する材料の作用により緩和できる。これにより、熱交換型換気装置100では、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41から内側構造体42にかかる上下方向の荷重に起因して内側構造体42が破損することを抑制することができる。
When the
緩衝材44が弾性を有する材料により構成されることにより、室外側吸込口8に上下方向の荷重が作用して室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41に上下方向の荷重が作用した場合に、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41から緩衝材44にかかる上下方向の荷重を、弾性を有する材料の作用により緩和できる。これにより、熱交換型換気装置100では、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41から緩衝材44にかかる上下方向の荷重に起因して緩衝材44が破損することを抑制することができる。
Since the
内側構造体42および緩衝材44は、弾性と断熱性とを共に備えている発泡材料により構成されることが好ましい。弾性と断熱性とを共に備えている発泡材料の一例は、発泡スチロールである。断熱性を備えるとは、少なくとも室外側吸込口フランジ40よりも熱伝達特性が小さいこと、すなわち少なくとも室外側吸込口8を構成する材料よりも熱伝達特性が小さいことを意味する。そして、ここでの断熱性を備えるとは、室外側吸込口フランジ40よりも断熱性が高いと換言できる。
The
内側構造体42が断熱性を有する材料により構成されることにより、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41から天板1aへの内側構造体42を介した熱伝導を抑制することができる。これにより、低い外気温度の空気が室外側吸込口8から筐体1の内部に取り込まれる際に、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41から天板1aへの内側構造体42を介した熱伝導によって天板1aが露点温度以下となり天板1aを含む筐体1が結露することを抑制することができる。
Since the
緩衝材44が断熱性を有する材料により構成されることにより、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41から天板1aへの緩衝材44を介した熱伝導を抑制することができる。これにより、低い外気温度の空気が室外側吸込口8から筐体1の内部に取り込まれる際に、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41から天板1aへの緩衝材44を介した熱伝導によって天板1aが露点温度以下となり天板1aを含む筐体1が結露することを抑制することができる。
Since the
また、内側構造体42が発泡スチロールで構成され、緩衝材44がウレタン系の発泡材で構成されてもよい。ウレタン系の発泡材は、発泡スチロールに比べて、断熱性が高く、結露しにくく、所望の形状への整形が容易である、などの利点を有する。したがって、緩衝材44にウレタン系の発泡材を用いることにより、低い外気温度の空気が室外側吸込口8から筐体1の内部に取り込まれる際に、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41から天板1aへの緩衝材44を介した熱伝導によって天板1aが露点温度以下となり天板1aを含む筐体1が結露することを、より抑制することができる。
Further, the
上述した第2収納部42c、すなわち内側構造体凹部は、第1収納部42bにおいて室外側吸込口フランジ40に対向する円環状の内周面42hにおいて、複数個が分散配置されている。すなわち、複数の第2収納部42cは、第1収納部42bにおける円環状の内周面42hにおいて、内周面42hの周方向において離間した状態で、フランジ凸部41に対応する位置に設けられている。本実施の形態1においては、内側構造体42は、4つの第2収納部42cを有する。4つの第2収納部42cは、室外側吸込口8の中心軸8cに対して垂直な面の面内における、第1収納部42bの内周面42hの周方向において中心軸8cを中心として90°ずつ回転した位置に設けられている。
A plurality of the above-mentioned
室外側吸込口8のフランジ凸部41と内側構造体42の第2収納部42cとは、互いに他方に対応した形状とされている。そして、フランジ凸部41と第2収納部42cとは、図14および図15に示すように、フランジ凸部41と第2収納部42cとをはめ合わせることにより、フランジ凸部41に対応する第2収納部42cの位置にフランジ凸部41を固定することができる構成とされている。これにより、熱交換型換気装置100においては、円環状の外周部40aの外周方向に沿った回転方向のトルクが室外側吸込口8にかかった際に、室外側吸込口8が回転方向に回転することを防止する回り止めの効果が得られる。すなわち、熱交換型換気装置100では、フランジ凸部41が第2収納部42cにはまることにより、室外側吸込口8の筒状形状の軸を中心とした回転が制限されている。
The flange
ここで、内側構造体42に第2収納部42cを設ける観点から、内側構造体42の材料には、弾性および断熱性を有する発泡スチロールのような発泡材料を用いることが好ましい。発泡スチロールのような発泡材料は、形状の作成が容易であり、第2収納部42cを容易に形成することができるため、内側構造体42の材料に適している。
Here, from the viewpoint of providing the
室外側吸込口8は、図12および図13に示すように、筐体1の高さ方向における室外側吸込口フランジ40より下方に、フランジ凸部41の延在方向と垂直な方向に延びる突起部であるフランジ突起部46が設けられている。フランジ突起部46は、室外側吸込口8の中心軸8cを中心とする円環状に形成されている。フランジ凸部41の延在方向と垂直な方向は、室外側吸込口8の中心軸8cに沿った方向である。
As shown in FIGS. 12 and 13, the
一方、内側構造体42は、貫通孔42aの内周面における第1収納部42bの下方に、フランジ突起部46の外形形状に対応した形状の内周面および底面を有する凹部である段差部47が設けられている。
On the other hand, the
本実施の形態1においては、段差部47の底面47aは、フランジ突起部46の下端部46aに沿った形状であり、内側構造体42の貫通孔42aの円形状と同軸とされた円環形状を有する。段差部47の底面47aの高さ位置は、フランジ突起部46の下端部46aの位置よりも若干低い位置とされている。フランジ突起部46の下端部46aは、室外側吸込口8の下端部と換言できる。
In the first embodiment, the
また、段差部47の内周面47bは、フランジ突起部46の外周形状に沿った形状であり、内側構造体42の貫通孔42aの円形状と同軸とされた円形状を有する。段差部47の内周面47bの直径は、フランジ突起部46の外形形状よりも若干大きく設けられている。
Furthermore, the inner
そして、フランジ突起部46が段差部47に嵌め込まれている。平常時において、フランジ突起部46は、段差部47の底面47aおよび段差部47の内周面47bに接触していない。したがって、平常時において、フランジ突起部46の下端部46aにおける外周側の角部46bも、段差部47の底面47aおよび段差部47の内周面47bに接触していない。
The
熱交換型換気装置100においては、フランジ突起部46の外形形状と段差部47の内周面47bの形状とが、中心軸8cに垂直な面の面内方向における室外側吸込口8の外周面8aの形状に合わせられている。これにより、熱交換型換気装置100においては、下方向の荷重が室外側吸込口8にかかった際に、フランジ突起部46と段差部47とを線接触させることができる。中心軸8cに垂直な面の面内方向における室外側吸込口8の外周面8aの形状は、ダクト接続口の外周面の形状といえる。したがって、フランジ突起部46の外形形状と段差部47の内周面47bの形状とは、ダクト接続口の外周面の形状に沿った形状とされている。
In the heat exchange
すなわち、中心軸8cに垂直な面の面内方向における室外側吸込口8の外周面8aの形状が円形状であれば、フランジ突起部46の外形形状と段差部47の内周面47bの形状とが、中心軸8cに垂直な面の面内方向における室外側吸込口8の外周面8aの形状に沿った円形状に合わせられる。これにより、下方向の荷重が室外側吸込口8にかかった際に、フランジ突起部46の一部であるフランジ突起部46の下端部46aにおける外周側の角部46bと段差部47の内周面47bとが線接触する。
That is, if the shape of the outer
また、中心軸8cに垂直な面の面内方向における室外側吸込口8の外周面8aの形状が矩形形状であれば、フランジ突起部46の外形形状と段差部47の内周面47bの形状とを、中心軸8cに垂直な面の面内方向における室外側吸込口8の外周面8aの形状に沿った矩形形状に合わせる。これにより、下方向の荷重が室外側吸込口8にかかった際に、フランジ突起部46の一部であるフランジ突起部46の下端部46aにおける外周側の角部46bと段差部47の内周面47bとが線接触する。
Further, if the shape of the outer
これにより、熱交換型換気装置100においては、下方向の荷重が室外側吸込口8にかかった際に、フランジ突起部46の一部であるフランジ突起部46の下端部46aにおける外周側の角部46bと段差部47の内周面47bとが線接触することで、室外側吸込口8が下方向に動くことを抑制することができる。
As a result, in the heat exchange
図17は、図12に示された室外側吸込口8の取付構造部の変形例を示す断面図であり、図13に対応する平面図である。図18は、図12に示された室外側吸込口8の取付構造部の変形例を示す断面図であり、図16に対応する平面図である。
FIG. 17 is a sectional view showing a modification of the mounting structure of the outdoor
緩衝材44は、室外側吸込口フランジ40とフランジ凸部41とを収納する緩衝材凹部44cが、フランジ凸部41に対応する位置に設けられてもよい。この場合、少なくともフランジ凸部41の上面41bの上下方向における位置が、緩衝材44の下面44bよりも上方の位置であり、且つ緩衝材44の上面44aよりも下方の位置とされる。なお、フランジ凸部41の上面41bに隣接する室外側吸込口フランジ40の上面40cについても、上下方向における位置がフランジ凸部41の上面41bと同じく緩衝材44の下面44bよりも上方の位置であり、且つ緩衝材44の上面44aよりも下方の位置とされてもよい。図17では、フランジ凸部41の上面41bおよび室外側吸込口フランジ40の上面40cの上下方向における位置が、緩衝材44の下面44bよりも上方の位置とされている状態を示している。
In the
フランジ凸部41の延在方向と垂直な方向において、緩衝材44の緩衝材凹部44cは、室外側吸込口8のフランジ凸部41を収納できる形状とされている。フランジ凸部41の延在方向と垂直な方向は、室外側吸込口8の中心軸8cに沿った方向である。そして、緩衝材44の緩衝材凹部44cと室外側吸込口8のフランジ凸部41とは、図18に示すように、緩衝材44の緩衝材凹部44cと室外側吸込口8のフランジ凸部41とをはめ合わせることにより、フランジ凸部41に対応する緩衝材凹部44cの位置にフランジ凸部41を固定することができる構成とされている。
In the direction perpendicular to the extending direction of the flange
これにより、熱交換型換気装置100においては、円環状の外周部40aの外周方向に沿った回転方向のトルクが室外側吸込口8にかかった際に、室外側吸込口8が回転方向に回転することを防止する回り止めの効果が得られる。すなわち、熱交換型換気装置100では、フランジ凸部41が緩衝材凹部44cにはまることにより、室外側吸込口8の筒状形状の軸を中心とした回転が制限されている。
As a result, in the heat exchange
ここで、緩衝材44に緩衝材凹部44cを設ける観点から、緩衝材44の材料には、弾性および断熱性を有する発泡スチロールのような発泡材料を用いることが好ましい。発泡スチロールのような発泡材料は、形状の作成が容易であり、緩衝材凹部44cを容易に形成することができるため、緩衝材44の材料に適している。
Here, from the viewpoint of providing the
図19は、図12に示された室外側吸込口8の取付構造部の変形例を示す断面図であり、図16に対応する平面図である。図19に示す室外側吸込口8の取付構造部の構成では、緩衝材44は、内側構造体42上のみに配置されている。この場合、室外側吸込口8の室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41は、天板1aと内側構造体42との間に収納されている。上下方向における室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41の位置は、緩衝材44の上面44aよりも下方の位置とされている。この構成においても、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41と、天板1aとは、接触面を有さない位置関係となっている。
FIG. 19 is a sectional view showing a modification of the mounting structure of the outdoor
ただし、室外側吸込口8の室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41は、緩衝材44を介して天板1aと内側構造体42との間に挟持されてはいない。このため、室外側吸込口8は、筐体1に完全には固定されずに筐体1に取り付けられているが、室外側吸込口8の室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41が天板1aと内側構造体42との間に収納されているため、筐体1から外れることはない。
However, the outdoor side
上記の変形例において、緩衝材44は、緩衝材凹部44cがフランジ凸部41に対応する位置に設けられている。上記の変形例においては、緩衝材凹部44cは、フランジ凸部41の延在方向と垂直な方向において、フランジ凸部41を収納する。この場合、少なくともフランジ凸部41の上面41bの上下方向における位置が、緩衝材44の下面44bよりも上方の位置であり、且つ緩衝材44の上面44aよりも下方の位置とされる。
In the above modification, the
なお、フランジ凸部41の上面41bに隣接する室外側吸込口フランジ40の上面40cについても、上下方向における位置がフランジ凸部41の上面41bと同じく緩衝材44の下面44bよりも上方の位置であり、且つ緩衝材44の上面44aよりも下方の位置とされてもよい。
Note that the
フランジ凸部41の延在方向と垂直な方向において、緩衝材44の緩衝材凹部44cは、室外側吸込口8のフランジ凸部41を収納できる形状とされている。フランジ凸部41の延在方向と垂直な方向は、室外側吸込口8の中心軸8cに沿った方向である。そして、緩衝材44の緩衝材凹部44cと室外側吸込口8のフランジ凸部41とは、図19に示すように、緩衝材44の緩衝材凹部44cと室外側吸込口8のフランジ凸部41とをはめ合わせることにより、フランジ凸部41に対応する緩衝材凹部44cの位置にフランジ凸部41を固定することができる構成とされている。
In the direction perpendicular to the extending direction of the flange
これにより、上記の変形例においては、円環状の外周部40aの外周方向に沿った回転方向のトルクが室外側吸込口8にかかった際に、室外側吸込口8が回転方向に回転することを防止する回り止めの効果が得られる。すなわち、上記の変形例では、フランジ凸部41が緩衝材凹部44cにはまることにより、室外側吸込口8の筒状形状の軸を中心とした回転が制限されている。
As a result, in the above modification, when a torque in the rotational direction along the outer circumferential direction of the annular outer
上記の変形例においても、天板1aの開口部1aaと室外側吸込口8とが接触面を有さず、また室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41と、天板1aとが、接触面を有さない。これにより、ダクト27aの振動がダクト接続口である室外側吸込口8を介して筐体1に伝わることがない。これにより、ダクト27aから筐体1に伝わった振動によって熱交換型換気装置100の筐体1および筐体1の内部の構成部が振動することがなく、ダクト27aから筐体1に伝わった振動に起因した異音の発生および熱交換型換気装置100の故障の発生を防止することができる。
Also in the above modification, the opening 1aa of the
また、上記の変形例では、熱交換型換気装置100の振動が、ダクト接続口である室外側吸込口8を介してダクト27aに伝わることがない。これにより、筐体1からダクト27aに伝わった振動によってダクト27aが振動することがなく、筐体1からダクト27aに伝わった振動に起因した異音の発生を防止することができる。
Further, in the above modification, the vibration of the heat exchange
以上、室外側吸込口8を例にして実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100におけるダクト接続口の取付構造を説明したが、室外側吸込口8以外のダクト取付口である室内側吸込口9と、室内側吹出口10と、室外側吹出口11とのいずれも、室外側吸込口8と同様の取付構造によって筐体1の天板1aに固定されている。
Above, the mounting structure of the duct connection port in the heat exchange
なお、上述したダクト接続口の取付構造を適用した室内側吸込口9の取付構造においては、内側構造体42は、筐体1の内部に設けられた風路である排気風路24に連通する貫通孔を有する。また、上述したダクト接続口の取付構造を適用した室内側吹出口10の取付構造においては、内側構造体42は、筐体1の内部に設けられた風路である給気風路23に連通する貫通孔を有する。また、上述したダクト接続口の取付構造を適用した室外側吹出口11の取付構造においては、内側構造体42は、筐体1の内部に設けられた風路である排気風路24に連通する貫通孔を有する。
In addition, in the mounting structure of the
上述したように、本実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100は、室外側吸込口8の外周面8aから中心軸8cに垂直な面に沿った方向に張り出して延びる円環状の室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41が、天板1aと内側構造体42との間に収納されて固定された構造とされている。また、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41と、内側構造体42とは、接触面を有する位置関係となっている。また、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41と、天板1aとは、接触面を有さない位置関係となっている。上述の構成とすることで、熱交換型換気装置100では、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41の上下方向への動きを抑制することができる。
As described above, the heat exchange
また、熱交換型換気装置100では、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41と、天板1aとの間を含む領域に、緩衝材44が配置されている。緩衝材44は、室外側吸込口8の中心軸8cに対して垂直な面の面内において、内側構造体42と室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41とに重なる位置関係で配置されている。また、緩衝材44は、天板1aと接触している。
Further, in the heat exchange
上述の構成とすることで、熱交換型換気装置100では、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41を、緩衝材44を介して天板1aと内側構造体42との間に挟持することができる。そして、熱交換型換気装置100では、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41と、天板1aとが直接干渉し合うことを緩衝材44によって防止することができ、室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41と、天板1aとが接触面を有さない状態を確実に保持することができる。
With the above-described configuration, in the heat exchange
また、熱交換型換気装置100では、緩衝材44が弾性を有する材料により構成され、内側構造体42も弾性を有する材料で構成されることにより、弾性を有する材料で室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41を挟み込むことができる。これにより、熱交換型換気装置100では、室外側吸込口8に上下方向の荷重が作用した際に室外側吸込口8から緩衝材44と内側構造体42とにかかる上下方向の荷重を、弾性を有する材料の作用により緩和して、緩衝材44と内側構造体42とが破損することを抑制することができる。
In addition, in the heat exchange
また、熱交換型換気装置100では、室外からの空気を室内に取り込むためのダクト27aを接続するためのダクト接続口である室外側吸込口8は、室外側吸込口8の一部である室外側吸込口フランジ40およびフランジ凸部41が内側構造体42と天板1aとの間に緩衝材44を介して挟持されている。すなわち、室外側吸込口8は、ねじなどの締結部品を用いることなく、筐体1の外郭を構成する天板1aと固定されている。
In addition, in the heat exchange
上述の構成とすることで、熱交換型換気装置100では、ダクト27aの振動がダクト接続口である室外側吸込口8を介して筐体1に伝わることがない。これにより、ダクト27aから筐体1に伝わった振動によって熱交換型換気装置100の筐体1および筐体1の内部の構成部が振動することがなく、ダクト27aから筐体1に伝わった振動に起因した異音の発生および熱交換型換気装置100の故障の発生を防止することができる。
With the above-described configuration, in the heat exchange
また、上述の構成とすることで、熱交換型換気装置100では、熱交換型換気装置100の振動が、ダクト接続口である室外側吸込口8を介してダクト27aに伝わることがない。これにより、筐体1からダクト27aに伝わった振動によってダクト27aが振動することがなく、筐体1からダクト27aに伝わった振動に起因した異音の発生を防止することができる。
Further, with the above-described configuration, in the heat exchange
ダクト接続口である室外側吸込口8を筐体1の外郭を構成する天板1aに締結部品を介して直接固定した場合には、室外側吸込口8から筐体1の内部に低い外気温度の空気を取り込む際に、室外側吸込口8と締結部品とが熱橋となり、筐体1の外郭で結露が発生する。
When the
一方、熱交換型換気装置100では、室外側吸込口8と天板1aとが締結部品を用いることなく固定されており、室外側吸込口8と天板1aとが直接固定されていない。これにより、熱交換型換気装置100では、ダクト接続口と締結部品とが熱橋となることを避けることができ、室外側吸込口8から筐体1の内部に低い外気温度の空気を取り込む際の、室外側吸込口8を介した熱橋による筐体1の外郭での結露の発生を抑制することができる。
On the other hand, in the heat exchange
また、熱交換型換気装置100では、弾性と断熱性とを共に備える発泡スチロールのような発泡材料を内側構造体42に用いることが好ましい。これにより、熱交換型換気装置100では、筐体1の外郭を構成する天板1aと内側構造体42とが接触していても、室外側吸込口8から筐体1の内部に低い外気温度の空気を取り込む際に、内側構造体42から天板1aへの熱伝導に起因して天板1aが露点温度以下となり結露することを抑制することができる。
Further, in the heat exchange
また、熱交換型換気装置100では、フランジ凸部41と第2収納部42cとが嵌り合うことで、円環状の外周部40aの外周方向に沿った回転方向のトルクが室外側吸込口8にかかった際に、室外側吸込口8が回転方向に回転することを防止する回り止めの効果が得られる。
In addition, in the heat exchange
また、熱交換型換気装置100では、フランジ凸部41と緩衝材凹部44cとが嵌り合うことで、円環状の外周部40aの外周方向に沿った回転方向のトルクが室外側吸込口8にかかった際に、室外側吸込口8が回転方向に回転することを防止する回り止めの効果が得られる。
In addition, in the heat exchange
また、室外側吸込口8の外形形状は、円錐台状に限定されない。室外側吸込口8は、ダクト27aが接続可能な筒状であればよい。室外側吸込口8の外形形状は、円筒状および角筒状などの形状であってもよく、段差が設けられた形状であってもよい。
Moreover, the external shape of the
また、上記においては室外からの空気と室内からの空気との間で熱交換させながら換気を行う熱交換型換気装置100を例に説明したが、上述したダクト接続口の取付構造は、給気のみを行う換気装置のダクト接続口および排気のみを行う換気装置のダクト接続口に用いることも可能である。すなわち、上述したダクト接続口の取付構造は、室外からの空気を室内に取り込む機能または室内からの空気を室外に排出する機能の少なくとも一方を有する換気装置におけるダクト接続口に適用可能である。
Further, in the above description, the heat exchange
そして、熱交換型換気装置100における室外側吸込口8以外のダクト取付口である、室内側吸込口9と、室内側吹出口10と、室外側吹出口11とにおいても上述した効果が得られる。
The above-mentioned effects can also be obtained at the
したがって、本実施の形態1にかかる熱交換型換気装置100によれば、ダクト接続口を介してダクトの振動が熱交換型換気装置100に伝わることに起因して熱交換型換気装置100が振動することを抑制することができる。また、熱交換型換気装置100によれば、ダクト接続口を介して熱交換型換気装置100の振動がダクトに伝わることに起因してダクトが振動することを抑制することができる。これにより、熱交換型換気装置100では、ダクトと熱交換型換気装置100とを接続するダクト接続口を介してダクトと熱交換型換気装置100との間で振動が伝わることを抑制可能である、という効果を奏する。
Therefore, according to the heat exchange
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。 The configuration shown in the above embodiments is an example, and it is possible to combine it with another known technology, and a part of the configuration can be omitted or changed without departing from the gist. It is possible.
1 筐体、1a 天板、1aa 開口部、1ab,40b,41a,44b 下面、1b 底板、1c 正面板、1d 背板、1e 左側板、1f 右側板、2 熱交換素子、2a 仕切部材、2b 間隔保持部材、3 給気用送風機、4 排気用送風機、5 外気フィルター、6 排気フィルター、7 給気フィルター、8 室外側吸込口、8c 中心軸、8a 外周面、9 室内側吸込口、10 室内側吹出口、11 室外側吹出口、12 ドレンパン、12a 台座、13a 排気側ドレン口、13b 給気側ドレン口、14 操作部、15 制御基板、15a 第1基板、15b 第2基板、15c 第1基板ケース、15d 第2基板ケース、15f 基板用蓋、16 基板用開口部、17 外気フィルター用開口部、18 排気フィルター用開口部、19 給気フィルター用開口部、20 外気フィルター用蓋、21 排気フィルター用蓋、22 給気フィルター用蓋、23 給気風路、24 排気風路、25 断熱部品、27a,27b,27c,27d ダクト、28 意匠材、29 スペース、30 壁面、31 天井面、40 室外側吸込口フランジ、40a 外周部、40c,41b,44a 上面、41 フランジ凸部、42 内側構造体、42a 貫通孔、42b 第1収納部、42c 第2収納部、42d 第3収納部、42e 第1支持面、42f 第2支持面、42g 第3支持面、42h,47b 内周面、44 緩衝材、44c 緩衝材凹部、46 フランジ突起部、46a 下端部、46b 角部、47 段差部、47a 底面、100 熱交換型換気装置、C 中心線。 1 Housing, 1a Top plate, 1aa Opening, 1ab, 40b, 41a, 44b Bottom surface, 1b Bottom plate, 1c Front plate, 1d Back plate, 1e Left side plate, 1f Right side plate, 2 Heat exchange element, 2a Partition member, 2b Spacing member, 3 Air supply blower, 4 Exhaust air blower, 5 Outside air filter, 6 Exhaust filter, 7 Air supply filter, 8 Outdoor side suction port, 8c Central shaft, 8a Outer peripheral surface, 9 Indoor side suction port, 10 Chamber Inner air outlet, 11 Outdoor air outlet, 12 Drain pan, 12a Pedestal, 13a Exhaust side drain port, 13b Air supply side drain port, 14 Operation unit, 15 Control board, 15a First board, 15b Second board, 15c First Board case, 15d Second board case, 15f Board lid, 16 Board opening, 17 Outside air filter opening, 18 Exhaust filter opening, 19 Supply air filter opening, 20 Outside air filter lid, 21 Exhaust Filter lid, 22 Air supply filter lid, 23 Air supply air path, 24 Exhaust air path, 25 Heat insulation parts, 27a, 27b, 27c, 27d duct, 28 Design material, 29 Space, 30 Wall surface, 31 Ceiling surface, 40 Room Outer suction port flange, 40a outer periphery, 40c, 41b, 44a upper surface, 41 flange convex portion, 42 inner structure, 42a through hole, 42b first storage section, 42c second storage section, 42d third storage section, 42e th 1 support surface, 42f second support surface, 42g third support surface, 42h , 47b inner peripheral surface, 44 cushioning material, 44c cushioning material recess, 46 flange protrusion, 46a lower end, 46b corner, 47 step, 47a Bottom, 100 Heat Exchange Ventilator, C Centerline.
Claims (7)
前記筐体の内部に設けられた風路に連通する貫通孔を有して前記筐体の内部に配置された内側構造体と、
前記筐体の内部と前記筐体の外部とを連通させるダクトが接続される、前記風路に連通して前記筐体の外面に設けられた筒状形状のダクト接続口と、
を備え、
前記ダクト接続口は、前記外面を構成する外郭部品と前記内側構造体との間に、前記ダクト接続口の一部である取付部が挟持されており、
前記取付部は、緩衝材を介して前記筐体の外郭部品と前記内側構造体との間に挟持され、前記ダクト接続口の外周面から突出して設けられたフランジであり、
前記フランジは、前記フランジの外周部から突出したフランジ凸部を備え、
前記緩衝材は、前記フランジ凸部を収納する緩衝材凹部を備え、
前記フランジ凸部が前記緩衝材凹部にはまることにより、前記ダクト接続口の前記筒状形状の軸を中心とした前記ダクト接続口の回転が制限されていること、
を特徴とする換気装置。 A casing that constitutes the outer shell;
an inner structure disposed inside the housing and having a through hole communicating with an air passage provided inside the housing;
a cylindrical duct connection port that communicates with the air path and is provided on the outer surface of the casing, to which a duct that communicates between the inside of the casing and the outside of the casing is connected;
Equipped with
In the duct connection port, a mounting portion that is a part of the duct connection port is sandwiched between an outer shell component that constitutes the outer surface and the inner structure,
The mounting portion is a flange that is sandwiched between the outer part of the casing and the inner structure via a cushioning material and protrudes from the outer peripheral surface of the duct connection port,
The flange includes a flange convex portion protruding from an outer peripheral portion of the flange,
The cushioning material includes a cushioning material recess that accommodates the flange convex portion,
Rotation of the duct connection port about the axis of the cylindrical shape of the duct connection port is restricted by fitting the flange convex portion into the buffer material recess;
A ventilation system featuring:
を特徴とする請求項1に記載の換気装置。 the inner structure and the cushioning material are made of a material having greater elasticity than the attachment part;
The ventilation device according to claim 1 , characterized in that:
を特徴とする請求項1または2に記載の換気装置。 the inner structure and the cushioning material are made of a material having higher heat insulation properties than the attachment part;
The ventilation device according to claim 1 or 2 , characterized in that:
を特徴とする請求項3に記載の換気装置。 the inner structure and the cushioning material are made of foamed material;
The ventilation device according to claim 3 , characterized in that:
前記緩衝材が、ウレタン系の発泡材で構成されていること、
を特徴とする請求項4に記載の換気装置。 the inner structure is made of styrofoam,
The cushioning material is made of a urethane foam material;
The ventilation device according to claim 4 , characterized in that:
前記筐体の内部に設けられた風路に連通する貫通孔を有して前記筐体の内部に配置された内側構造体と、
前記筐体の内部と前記筐体の外部とを連通させるダクトが接続される、前記風路に連通して前記筐体の外面に設けられた筒状形状のダクト接続口と、
を備え、
前記ダクト接続口は、前記外面を構成する外郭部品と前記内側構造体との間に、前記ダクト接続口の一部である取付部が挟持されており、
前記取付部が、前記ダクト接続口の外周面から突出して設けられたフランジであり、
前記フランジは、前記フランジの外周部から突出したフランジ凸部を備え、
前記内側構造体は、前記フランジ凸部を収納する内側構造体凹部を備え、
前記フランジ凸部が前記内側構造体凹部にはまることにより、前記ダクト接続口の前記筒状形状の軸を中心とした前記ダクト接続口の回転が制限されていること、
を特徴とする換気装置。 A casing that constitutes the outer shell;
an inner structure disposed inside the housing and having a through hole communicating with an air passage provided inside the housing;
a cylindrical duct connection port that communicates with the air path and is provided on the outer surface of the casing, to which a duct that communicates between the inside of the casing and the outside of the casing is connected;
Equipped with
In the duct connection port, a mounting portion that is a part of the duct connection port is sandwiched between an outer shell component that constitutes the outer surface and the inner structure,
The mounting portion is a flange protruding from the outer peripheral surface of the duct connection port,
The flange includes a flange convex portion protruding from an outer peripheral portion of the flange,
The inner structure includes an inner structure recess that accommodates the flange protrusion,
Rotation of the duct connection port about the axis of the cylindrical shape of the duct connection port is restricted by fitting the flange convex portion into the inner structure recess;
A ventilation system featuring:
前記筐体の内部に設けられた風路に連通する貫通孔を有して前記筐体の内部に配置された内側構造体と、
前記筐体の内部と前記筐体の外部とを連通させるダクトが接続される、前記風路に連通して前記筐体の外面に設けられた筒状形状のダクト接続口と、
を備え、
前記ダクト接続口は、前記外面を構成する外郭部品と前記内側構造体との間に、前記ダクト接続口の一部である取付部が挟持されており、
前記ダクト接続口は、前記貫通孔の内周面から離間して配置された突起部を前記筐体の高さ方向における前記取付部の下方に有し、
前記突起部の外形形状と前記貫通孔の内周面との形状が、前記ダクト接続口の外周面の形状に沿った形状とされ、
前記筐体の高さ方向における下方向の荷重が前記ダクト接続口にかかった際に、前記突起部の下端部における外周側の角部が前記貫通孔の内周面に線接触すること、
を特徴とする換気装置。 A casing that constitutes the outer shell;
an inner structure disposed inside the housing and having a through hole communicating with an air passage provided inside the housing;
a cylindrical duct connection port that communicates with the air path and is provided on the outer surface of the casing, to which a duct that communicates between the inside of the casing and the outside of the casing is connected;
Equipped with
In the duct connection port, a mounting portion that is a part of the duct connection port is sandwiched between an outer shell component that constitutes the outer surface and the inner structure,
The duct connection port has a protrusion spaced apart from the inner peripheral surface of the through hole below the attachment part in the height direction of the casing,
The outer shape of the protrusion and the inner peripheral surface of the through hole are shaped in accordance with the outer peripheral surface of the duct connection port,
When a downward load in the height direction of the casing is applied to the duct connection port, an outer corner of the lower end of the protrusion comes into line contact with the inner circumferential surface of the through hole;
A ventilation system featuring:
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2020/037314 WO2022070356A1 (en) | 2020-09-30 | 2020-09-30 | Ventilation device |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2022070356A1 JPWO2022070356A1 (en) | 2022-04-07 |
JPWO2022070356A5 JPWO2022070356A5 (en) | 2022-12-21 |
JP7357806B2 true JP7357806B2 (en) | 2023-10-06 |
Family
ID=80950082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022553350A Active JP7357806B2 (en) | 2020-09-30 | 2020-09-30 | ventilation system |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7357806B2 (en) |
WO (1) | WO2022070356A1 (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4729815B2 (en) | 2001-07-13 | 2011-07-20 | 日立金属株式会社 | Method for supplying hydrogen gas into the processing chamber of a vapor deposition apparatus |
JP6124592B2 (en) | 2009-12-02 | 2017-05-10 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | Use of photosensitive molecules and metal complexes as oxygen scavenging elements |
JP6249093B2 (en) | 2014-04-16 | 2017-12-20 | 株式会社リコー | Photoelectric conversion element |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012036Y2 (en) * | 1971-04-26 | 1975-04-14 | ||
JPS53132024U (en) * | 1977-03-28 | 1978-10-19 | ||
JPS6124592U (en) * | 1984-07-20 | 1986-02-13 | 東海ゴム工業株式会社 | Fixed structure of pipe and flange |
JPS6249093A (en) * | 1985-08-28 | 1987-03-03 | 松下電器産業株式会社 | Gas connector |
JP2005003345A (en) * | 2003-05-21 | 2005-01-06 | Showa Denko Kk | Ventilation-heat exchanger and air conditioning system |
KR101661481B1 (en) * | 2015-02-07 | 2016-09-30 | (주)센도리 | Flange connecting structure for duct |
-
2020
- 2020-09-30 JP JP2022553350A patent/JP7357806B2/en active Active
- 2020-09-30 WO PCT/JP2020/037314 patent/WO2022070356A1/en active Application Filing
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4729815B2 (en) | 2001-07-13 | 2011-07-20 | 日立金属株式会社 | Method for supplying hydrogen gas into the processing chamber of a vapor deposition apparatus |
JP6124592B2 (en) | 2009-12-02 | 2017-05-10 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | Use of photosensitive molecules and metal complexes as oxygen scavenging elements |
JP6249093B2 (en) | 2014-04-16 | 2017-12-20 | 株式会社リコー | Photoelectric conversion element |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2022070356A1 (en) | 2022-04-07 |
WO2022070356A1 (en) | 2022-04-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5079138B2 (en) | Heat exchange ventilator | |
JP2013134038A (en) | Ventilator | |
JP7357806B2 (en) | ventilation system | |
JP2000304327A (en) | Ventilator and manufacture of ventilator | |
JP4720263B2 (en) | Ventilation equipment | |
JP6051666B2 (en) | Air conditioner | |
JP2019184176A (en) | Heat exchange type ventilation device | |
JP7292243B2 (en) | ventilator | |
JP5079136B2 (en) | Simultaneous exhaust / exhaust fan | |
JP6210690B2 (en) | Ventilation equipment | |
JP6948515B2 (en) | Heat exchange type ventilation system | |
JP2012112546A (en) | Air conditioner | |
JP6142284B2 (en) | Ventilation equipment | |
JP5446220B2 (en) | Blower | |
JP2012112543A (en) | Air conditioner | |
JP5067180B2 (en) | Ventilation equipment | |
JP2000213785A (en) | Heat exchanging ventilation fan | |
JP2005164073A (en) | Air conditioning system | |
JP2000130814A (en) | Air conditioner | |
JP2000018634A (en) | Air conditioner | |
JPWO2022070356A5 (en) | ||
JP5076930B2 (en) | Blower | |
JP2007163018A (en) | Duct fan | |
JPH11132520A (en) | Ventilator with heat-exchanger | |
JP5335716B2 (en) | Duct ventilation fan |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221004 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221004 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230829 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7357806 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |