JP7357798B2 - データリンク上の動的ステータス情報のための報告サービス - Google Patents

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Description

種々の例は、概して、データリンクの動的ステータス情報に関する報告サービスのためのサブスクリプションに関する。種々の例は、特に、通信ネットワークの外部のノードへの動的ステータス情報の公開に関する。
移動体通信が普及している。端末(又はワイヤレス通信デバイス若しくはユーザ機器(UE))は、通信ネットワークと通信することができる。通信ネットワークは、カバレッジエリア内のそれぞれのセルに関連付けられた複数の無線アクセスノード(又は基地局(BS))を含む無線アクセスネットワーク(RAN)を有するセルラーネットワークとして実装することができる。
サービスプロバイダは、通常、通信ネットワークのオペレータとは異なり、通信ネットワークに接続されたUEにデータサービスを提供することができる。例示的なデータサービスには、例えば、接続された産業機械、自律運転、輸送物流などが含まれる。データサービスの一例は、エッジコンピューティング(EC)、例えば、モバイルエッジコンピューティング(MEC)である。ECを使用して、低レイテンシサービスが容易になる。例えば、European Telecommunications Standards Institute(ETSI)White Paper No.28(2018年6月)Sami Kekki et al.を参照されたい。
かかるデータサービスは、少なくとも1つのデータリンクに沿ってそれぞれのデータサービスに関連付けられたアプリケーションデータを通信することによってUEに提供される。少なくとも1つのデータリンクは、UEと、アプリケーションデータに関連付けられたアプリケーションを実行するサーバとの間に拡張することができる。サーバは、アプリケーションノード(AN)において実装され得るか、又はそれにより制御され得る。
例示的なANには、インターネット上のアプリケーション、ECサーバ、3GPP(登録商標) 5Gアプリケーション機能が含まれる。
この目的のために、通信ネットワークのプロトコルは、少なくとも1つのデータリンクに沿って通信することによってサービスを提供するために、通信ネットワーク(NW)の外部のANによってアクセスされ得るアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を指定することができる。APIを使用して、少なくとも1つのデータリンクを確立、管理などすることができる。3GPP仕様のセルラー通信の場合、NWは、APIを制御するために利用可能な標準化されたフレームワークである共通APIフレームワーク(CAPIF)である。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)技術仕様書(TS)23.222 V16.5.0(2019-09)を参照されたい。
ECは、概して、通信NWのエッジにあるUEにサービスを提供するために必要なアプリケーションを実行することを可能にし、それにより、低レイテンシ、近接性、高帯域幅、及び最新の無線NW情報を実装することができる。現在の無線状態に関する情報は、無線NW情報サービス(RNIS)プロトコルを介してETSI MECにおいて共有することができる。提供され得る典型的な情報には、無線NW条件に関する最新の無線NW情報、ユーザプレーンに関する測定情報が含まれる。ETSI GS MEC V1.1.1(2017-7)、セクション5.1を参照されたい。
RNISプロトコルを使用してAPIの少なくとも1つのデータリンク上に動的ステータス情報(DSI)を提供することは、特定の制限及び欠点に直面することが分かっている。例えば、かかる基準実装形態を使用して少なくとも1つのデータリンク上でDSIを提供することは、大きなレイテンシが発生する可能性がある。
European Telecommunications Standards Institute(ETSI)White Paper No.28(2018年6月)Sami Kekki et al. 共通APIフレームワーク(CAPIF)である。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)技術仕様書(TS)23.222 V16.5.0(2019-09) ETSI GS MEC V1.1.1(2017-7)、セクション5.1
したがって、少なくとも1つのデータリンク上にDSIを提供する高度な技術が必要とされている。
この必要性は、独立請求項の特徴によって満たされる。従属請求項の特徴は、実施形態を定義する。
通信ネットワークのノードを動作させる方法が提供される。ノードは、少なくとも1つのデータリンクをサポートするように構成される。少なくとも1つのデータリンクは、通信ネットワークとUEとの間にある。本方法は、通信ネットワークの公開ノードに登録データを提供することを含む。登録データは、少なくとも1つのデータリンクのDSI上の報告サービスのためのものである。本方法はまた、報告サービスへのサブスクリプションに対するサブスクリプション要求を受信すると、ノードと外部アプリケーションノードとの間で報告サービスへのサブスクリプションを確立することを含む。外部アプリケーションノードは、サブスクリプション要求に関連付けられている。本方法は、外部アプリケーションノードへのサブスクリプションに従ってDSIを提供することを更に含む。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品又はコンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行され得るプログラムコードを含む。プログラムコードを実行することにより、少なくとも1つのプロセッサに、通信ネットワークのノードを動作させる方法を実行させる。ノードは、少なくとも1つのデータリンクをサポートするように構成される。少なくとも1つのデータリンクは、通信ネットワークとUEとの間にある。本方法は、通信ネットワークの公開ノードに登録データを提供することを含む。登録データは、少なくとも1つのデータリンクのDSI上の報告サービスのためのものである。本方法はまた、報告サービスへのサブスクリプションに対するサブスクリプション要求を受信すると、ノードと外部アプリケーションノードとの間で報告サービスへのサブスクリプションを確立することを含む。外部アプリケーションノードは、サブスクリプション要求に関連付けられている。本方法は、外部アプリケーションノードへのサブスクリプションに従ってDSIを提供することを更に含む。
通信ネットワークのノードは、通信ネットワークとUEとの間の少なくとも1つのデータリンクをサポートするように構成される。ノードは、制御回路を含む。制御回路は、少なくとも1つのデータリンクのDSI上で報告サービスのための登録データを提供するように構成される。登録データは、通信ネットワークの公開ノードに提供される。制御回路はまた、報告サービスへのサブスクリプションに対するサブスクリプション要求を受信すると、ノードとサブスクリプション要求に関連付けられた外部アプリケーションノードとの間で報告サービスへのサブスクリプションを確立するように構成される。制御回路はまた、外部アプリケーションノードへのサブスクリプションに従って、DSIを提供するように構成される。
通信ネットワークの公開ノードを動作させる方法が提供される。本方法は、登録データを取得することを含む。登録データは、通信ネットワークのノードによって提供される報告サービスのためのものである。ノードは、UEと通信ネットワークとの間の少なくとも1つのデータリンクをサポートする。報告サービスは、少なくとも1つのデータリンクのDSIのためのものである。本方法はまた、報告サービスを複数の候補外部アプリケーションノードにアドバタイズすることを含む。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品又はコンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行され得るプログラムコードを含む。プログラムコードを実行することは、少なくとも1つのプロセッサに、通信ネットワークの公開ノードを動作させる方法を実行させる。本方法は、登録データを取得することを含む。登録データは、通信ネットワークのノードによって提供される報告サービスのためのものである。ノードは、UEと通信ネットワークとの間の少なくとも1つのデータリンクをサポートする。報告サービスは、少なくとも1つのデータリンクのDSIのためのものである。本方法はまた、報告サービスを複数の候補外部アプリケーションノードにアドバタイズすることを含む。
通信ネットワークの公開ノードは、制御回路を含む。制御回路は、報告サービスのための登録データを取得するように構成される。報告サービスは、通信ネットワークのノードによって提供される。ノードは、UEと通信ネットワークとの間の少なくとも1つのデータリンクをサポートする。報告サービスは、少なくとも1つのデータリンクのDSIのためのものである。制御回路は、報告サービスを複数の候補外部アプリケーションノードにアドバタイズするように更に構成される。
外部アプリケーションノードを動作させる方法が提供される。外部アプリケーションノードは、通信ネットワークに接続される。本方法は、報告サービスへのサブスクリプションを確立することを含む。報告サービスは、通信ネットワークのノードによって提供される。ノードは、少なくとも1つのデータリンクをサポートする。少なくとも1つのデータリンクは、通信ネットワークとUEとの間にある。報告サービスは、少なくとも1つのデータリンクのDSIのためのものである。本方法はまた、ノードからのサブスクリプションに従ってDSIを取得することを含む。
コンピュータプログラム又はコンピュータプログラム製品又はコンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行され得るプログラムコードを含む。プログラムコードを実行することは、少なくとも1つのプロセッサに、通信ネットワークの外部アプリケーションノードを動作させる方法を実行させる。外部アプリケーションノードは、通信ネットワークに接続される。本方法は、報告サービスへのサブスクリプションを確立することを含む。報告サービスは、通信ネットワークのノードによって提供される。ノードは、少なくとも1つのデータリンクをサポートする。少なくとも1つのデータリンクは、通信ネットワークとUEとの間にある。報告サービスは、少なくとも1つのデータリンクのDSIのためのものである。本方法はまた、ノードからのサブスクリプションに従ってDSIを取得することを含む。
外部アプリケーションノードは、通信ネットワークに接続される。外部アプリケーションノードは、制御回路を含む。制御回路は、報告サービスへのサブスクリプションを確立するように構成される。報告サービスは、通信ネットワークのノードによって提供される。ノードは、通信ネットワークとUEとの間の少なくとも1つのデータリンクをサポートする。報告サービスは、少なくとも1つのデータリンクのDSIのためのものである。制御回路は、ノードからのサブスクリプションに従って、DSIを取得するように更に構成される。
上述の特徴及び以下で更に説明される特徴は、示されたそれぞれの組み合わせだけでなく、本発明の範囲から逸脱することなく他の組み合わせ又は単独でも使用され得ることを理解されたい。
図1は、種々の例によるセルラーNW及び外部ANを概略的に示す。 図2は、種々の例によるセルラーNWのBSを概略的に示す。 図3Aは、種々の例による、セルラーNWを介してデータリンクを制御するように構成されたセッション制御ノードを概略的に示す。 図3Bは、種々の例による、セルラーNWのデータプレーンにおけるゲートウェイノードを概略的に示す。 図4は、種々の例による外部ANを概略的に示す。 図5は、種々の例による、セルラーNWをANとインターフェースするためのNW公開ノードを概略的に示す。 図6は、種々の例による方法のフローチャートである。 図7は、種々の例による方法のフローチャートである。 図8は、種々の例による方法のフローチャートである。 図9は、種々の例による種々のノード間の通信のシグナリング図である。 図10は、種々の例による種々のノード間の通信のシグナリング図である。
本開示の一部の例は、概して、複数の回路又は他の電気デバイスを提供する。回路及び他の電気デバイス、並びに各々によって提供される機能への全ての言及は、本明細書で図示及び説明されるもののみを包含することに限定されることを意図しない。開示される種々の回路又は他の電気デバイスに特定のラベルが割り当てられ得るが、かかるラベルは、回路及び他の電気デバイスのための動作の範囲を限定することを意図しない。かかる回路及び他の電気デバイスは、所望される特定のタイプの電気的実装形態に基づいて、任意の方法で、互いに組み合わせられてもよく、且つ/又は分離されてもよい。本明細書に開示される任意の回路又は他の電気デバイスは、任意の数のマイクロコントローラ、グラフィックスプロセッサユニット(GPU)、集積回路、メモリデバイス(例えば、FLASH(登録商標)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、又はそれらの他の適切な変形形態)、及び本明細書に開示される動作を実行するために互いに協働するソフトウェアを含み得ることが認識される。加えて、電気デバイスのうちの任意の1又は複数は、開示されるような任意の数の機能を行うようにプログラムされた非一時的コンピュータ可読媒体において具現化されるプログラムコードを実行するように構成されてもよい。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。以下の実施形態の説明は、限定的な意味で解釈されるべきではないことを理解されたい。本発明の範囲は、以下に説明される実施形態又は図面によって限定されることを意図しておらず、図面は例示的なものにすぎないと解釈される。
図面は概略的な表現であると見なされるべきであり、図面に示された要素は必ずしも縮尺通りに示されていない。むしろ、種々の要素は、それらの機能及び一般的な目的が当業者に明らかになるように表されている。図面に示されるか、又は本明細書で説明される機能ブロック、デバイス、構成要素、又は他の物理的若しくは機能的ユニット間の任意の接続又は結合は、間接的な接続又は結合によって実装されてもよい。構成要素間の結合は、ワイヤレス接続を介して確立されてもよい。機能ブロックは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、又はそれらの組み合わせで実装されてもよい。
以下、通信NWに接続されたUEにデータサービスを提供する技術について説明する。データサービスは、少なくとも1つのデータリンクに沿ったアプリケーションデータの通信を使用することによって提供することができる。アプリケーションデータは、UEへ及び/又はUEから通信することができる。少なくとも1つのデータリンクは、API、例えば、データサービスの特定のポリシー又はサービス品質要件を使用して影響を受ける可能性がある。一部の例では、少なくとも1つのデータリンクは、APIを使用してセットアップ、管理、及び/又は解放することができる。APIは、通信NWの外部の外部ANによって使用することができる。少なくとも1つのデータリンクは、通信NWの1又は複数のノードによってサポートされ得る。ANのサーバは、アプリケーションを実行して、少なくとも1つのデータサービスのアプリケーションデータを提供及び/又は消費することができる。サーバは、アプリケーションを実行するための実行環境をホストすることができる。アプリケーションは、APIの少なくとも1つのデータリンクに沿った通信を使用することによってUEからアプリケーションデータを受信することができ、且つ/又はAPIの少なくとも1つのデータリンクに沿った通信を使用することによってUEにアプリケーションデータを送信することができる。
原則として、データサービスなどのサービスを提供するために使用されるAPIは、CAPIFプロトコル又は別のAPIプロトコルを使用することによって構成することができる。
原則として、様々な種類及びタイプの通信NWを使用することができる。例えば、RAN及びコアNW(CN)を含むセルラー通信NWを使用することができる。例えば、3GPPロングタームエボリューション(LTE)又は新しい無線(NR:New Radio)セルラー通信NWが使用されてもよい。以下では、簡単にするために、種々の例が3GPP NRセルラー通信NWに関して説明されるが、同様の技術は、他の種類及びタイプの通信NW、例えば、IEEE Wi-Fiなどに容易に適用することができる。
種々の技術が、低レイテンシ及び高サービス品質でデータサービスを提供するのに役立つ。特に、データサービスは、少なくとも1つのデータリンクのDSIに依存してUEに提供され得る。例えば、アプリケーションの実行は、DSIに依存して構成され得る。アプリケーションの移行をトリガすることができる。少なくとも1つのデータリンクは、DSIに依存して再ルーティングされ得る。
原則として、DSIは、少なくとも1つのデータリンクの現在の状態を特徴付けることができる。したがって、DSIは、ランタイム情報と称される場合がある。例えば、DSIは、少なくとも1つのデータリンクの健康状態を示すことができる。DSIは、時間の経過とともに変化する可能性があり、したがって、プレフィックスは「動的」である。かかる時間の経過に伴う変化は、セルラーNWのトラフィック状態の変化に起因する可能性がある。
更なる一般的な規則として、DSIは、セルラーNW内の少なくとも1つのデータリンクに沿った1又は複数のセクションに関係し得る。例えば、DSIは、セルラーNWのワイヤレスリンク上で、すなわちセルラーNWのRANにおいて実装される少なくとも1つのデータリンクのセクションの現在の状態を特徴付けることができる。代替的に又は追加的に、DSIは、例えば、CNのゲートウェイ又は他のユーザプレーンノード間の少なくとも1つのデータリンクのコアNW(CN)セクションの現在の状態を特徴付けることができる。DSIは、例えば、少なくとも1つのデータリンクの現在のステータスに限定されず、DSIは、代替的に又は追加的に、少なくとも1つのデータリンクの意図された又は要求されたステータスを含んでもよい。例えば、DSIは、少なくとも1つのデータリンクの意図された利用を示してもよく、例えば、少なくとも1つのデータリンクは、100%動作可能であってもよいが、遅延がない場合もあり、アプリケーションが、所望のデータの20%のみをサポートするように、それを500%使用したい場合もある。これは、例えば、両端の保留中の送信バッファ及び受信バッファにおいて測定することができる。
DSIの決定はまた、統計及び/又はAI(例えば、ニューラルネットワーク又はサポートベクトルマシンなどの機械学習アルゴリズム)を考慮に入れることができ、例えば、一部の認識されたデータのシーケンスは、動的に調整することが可能な高負荷をすぐにもたらしてもよい。
DSIは、概して、特定のデータリンクに固有であり得る。すなわち、異なるデータリンクに関連付けられたDSIは異なっていてもよい。したがって、DSIはまた、少なくとも1つのデータリンクが使用されるデータサービスに関連付けられたUEに固有であり得る。
原則として、DSIは報告ノードによって決定することができる。報告ノードは、少なくとも1つのデータリンク、例えば、少なくとも1つのデータリンクの特定のセクションをサポートすることができる。
少なくとも1つのデータリンクをサポートすることは、少なくとも1つのデータリンクに沿ってアプリケーションデータを転送すること、少なくとも1つのデータリンクに沿ってアプリケーションデータを転送するゲートウェイノード又は別のノードを制御することのうちの1又は複数を含み得る。少なくとも1つのデータリンクのサポートは、1つのAPI又は複数のAPIに従うことができる。
DSIが関係する少なくとも1つのデータリンクのセクションの変化とともに、報告ノードも変化し得る。例えば、報告ノードは、BSによって実装されてもよい。かかるシナリオでは、DSIがセルラーNWのワイヤレスリンクに沿った少なくとも1つのデータリンクのセクションに関係することが可能である。更なる例では、報告ノードは、セルラーNWのCNノード、例えば、制御プレーンノード又はユーザプレーンノードによって実装することができる。例としては、ユーザプレーン内のデータリンクを制御するモビリティ制御ノード若しくはセッション制御ノード、又はデータリンクに沿ってデータを転送/ルーティングするユーザプレーンのゲートウェイノードが挙げられる。
本明細書で説明される技術を使用することで、DSIのための報告サービスへのサブスクリプションが容易になる。すなわち、サブスクリプションの一部として、DSIは、経時的な変化を考慮に入れるために、それぞれの加入者に繰り返し通知され得る。メッセージは、報告ノードによって繰り返し送信することができ、メッセージはDSIを含む。通常、報告サービスへのサブスクリプションの加入者は、データサービスに関連付けられたANである。
報告サービスは、APIとして実装又は提供することができる。
DSIの一部の非限定的な例を挙げると、DSIは、例えば、少なくとも1つのデータリンクに沿った、例えば、少なくとも1つのデータリンクのそれぞれのセクションに沿ったビットフローを含み得る。ビットフローは、少なくとも1つのデータリンクに沿ったデータスループットを示すことができる。DSIは、少なくとも1つのデータリンクに沿ったアプリケーションデータの通信のサービス品質を含み得る。サービス品質は、それぞれのデータサービスに関連付けられた特定のサービス品質要件に関して相対的に定義することができる。DSIは、データサービスが提供されるUEのモビリティ状態を示すことができる。例えば、DSIは、UEが、例えば、セルラー通信NWの無線アクセスNWのセルからセルへ移動しているかどうかを示すことができる。DSIは、ソースセルからターゲットセルへのハンドオーバが行われたか、又は行われようとしているかを示すことができる。DSIの別の例示的な実装形態は、少なくとも1つのデータリンクに関連付けられたネットワークノードにおける輻輳レベルを含む。例えば、輻輳レベルは、少なくとも1つのデータリンクをサポートするゲートウェイ又は他のユーザプレーンノード若しくはアクセスノードの対応する送信バッファのバッファ充填レベルに応じて決定され得る。
一般的に、DSIは、例えば数ミリ秒又は数秒又は数分など、限られた有効期限を有することができる。有効期限の満了後、DSIは期限切れになる。
DSIのかかる実装形態及び他の実装形態は、少なくとも1つのデータリンクに沿った通信を使用してUEにデータサービスを提供するとき、ANのサーバの動作を容易にする。データサービスは、DSIに応じて提供し、調整することができる。例えば、ANは、それに応じてアプリケーションを実行するサーバを制御することができる。
原則として、DSIの特定の使用は、本明細書で説明される技術の機能に密接に関係しないが、それにもかかわらず、DSIの使用に関する一部の非限定的な例が以下で説明される。例えば、DSIが、少なくとも1つのデータリンクに沿って増加する輻輳レベルを示すことが考えられる。その後、輻輳に対処するために、各アプリケーションデータの事前バッファリングがUEにおいて増加されるように、データサービスが提供され得る。別の例として、アプリケーションデータを符号化するために使用されるコーデックは、より低いビットレートをサポートするように調整することができる。輻輳レベルの増加を考慮して行うべき別の考えられる対策は、少なくとも1つのデータリンクの再ルーティングをトリガすることであり得る。例えば、輻輳したゲートウェイノードを回避することができる。また、ミッションクリティカルなアプリケーションの場合、データサービスを提供するときのレイテンシの増加のリスクを考慮して、アプリケーションを安全な状態に遷移させることが可能である。
種々の技術は、報告サービスを使用する少なくとも1つのデータリンクのDSIの低レイテンシプロビジョニングが、少なくとも1つのデータリンクに関連付けられたデータサービスを高品質で提供することを容易にすることができるという発見に基づいている。種々の例によれば、これは、DSIを決定する報告ノード(例えば、RAN又はCNにおいて、少なくとも1つのデータリンクをサポートする報告ノード)とANとの間でDSIを提供するための対応する報告サービスへのサブスクリプションを確立することによって達成される。すなわち、換言すれば、報告ノード及びANは、サブスクリプションに従って直接通信することができる。報告ノードは、ANへのサブスクリプションに従ってDSIを提供することができる。
かかる技術は、報告ノードとANとの間に確立されたサブスクリプションがない基準実装形態とは対照的であり、かかる基準実装形態では、報告ノードは、通常、セルラーNWの公開ノードにDSIを提供し、次いで、公開ノードは、DSIを外部ANに提供する。DSIのかかる2ステップ通信は、上記で説明したように、報告ノードとANとの間の直接サブスクリプションに従ってDSIが公開ノードを介してルーティングされない場合と比較して、DSIのプロビジョニングのレイテンシを増加させる。更に、公開ノードにおいて必要とされる計算リソース、並びに公開ノードへの、及び公開ノードからの対応するインターフェースが低減される。
上記で説明したように、公開ノードがDSI上の報告サービスのためのサブスクリプションに対してループ外であり得るとしても、公開ノードは、それにもかかわらず、サブスクリプションの確立をトリガし、且つ/又はサブスクリプションを管理し、且つ/又はサブスクリプションを解放することができる。例えば、公開ノードは、報告サービスを複数の候補ANにアドバタイズすることができる。アドバタイズすることとは、対応する情報が、それぞれのNWの外部にある複数の候補ANに利用可能にされることを意味し得る。原則として、かかるアドバタイズは、例えば候補ANからのそれぞれのクエリに応答することを含み得る。かかるアドバタイズは、代替的に又は追加的に、報告サービスに関する情報を候補ANに事前にブロードキャストすることを含み得る。ANは、API呼び出し部であってもよい。次いで、複数の候補ANのうちの所与のANが報告サービスに関心がある場合、そのANは、公開ノードへのサブスクリプションのそれぞれの意図を示すことができる。アドバタイズは、CAPIFプロトコルに従うことができる。アドバタイズは、報告ノードによって公開ノードに提供される報告サービスの登録データに基づき得る。例えば、報告ノードは、登録データを提供するために、報告サービスに関連付けられたAPIを公開ノードに公開することができる。例えば、登録データは、公開ノードによるクエリに応じてブロードキャストし、且つ/又は提供することができる。次いで、ANからのサブスクリプション意図を判定すると、公開ノードは、サブスクリプションの確立をトリガすることができる。これは、報告ノード及び/又はANと通信することを含み得る。例えば、それぞれの識別情報が示されてもよく、及び/又はアクセス資格情報が示されてもよい。
図1は、セルラーNW100を概略的に示している。図1の例は、3GPP NR/5GアーキテクチャによるセルラーNW100を示している。3GPP 5Gアーキテクチャの詳細は、3GPP TS 23.501、バージョン15.3.0(2017-09)に記載されている。図1及び以下の説明の更なる部分は、セルラーNWの3GPP 5Gフレームワークにおける技術を示すが、同様の技術は、他の通信プロトコルに容易に適用することができる。例としては、3GPP LTE 4G(例えば、MTC又はNB-IOTフレームワークにおける)、更には非セルラーワイヤレスシステム、例えば、IEEE Wi-Fi技術が挙げられる。
図1のシナリオでは、UE101はセルラーNW100に接続可能である。例えば、UE101は、セルラーフォン、スマートフォン、IOTデバイス、MTCデバイス、センサ、アクチュエータなどのうちの1つであり得るUE101は、1又は複数の識別情報451を使用する。
UE101は、RAN111を介してセルラーNW100のコアNW(CN)115に接続可能であり、通常、1又は複数のBS112~113によって形成される(簡略化のため、図1には2つのBS112~113のみが示されている)。ワイヤレスリンク114は、RAN111(具体的にはRAN111のBS112のうちの1又は複数)と、UE101との間に確立される。
ワイヤレスリンク114は、時間-周波数リソースグリッドを実装する。典型的には、直交周波数分割多重(OFDM)が使用され、ここで、キャリアは複数のサブキャリアを含む。次いで、(周波数領域における)サブキャリア及び(時間領域における)シンボルは、時間周波数リソースグリッドの時間周波数リソース要素を定義する。それによって、プロトコル時間ベースは、例えば、複数のシンボルを含むフレーム及びサブフレームの持続時間と、フレーム及びサブフレームの開始及び停止位置とによって定義される。異なる時間-周波数リソース要素を、ワイヤレスリンク114の異なる論理チャネル又は基準信号に割り振ることができる。例として、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)、ランダムアクセスのためのチャネルなどが挙げられる。
CN115は、ユーザプレーン(UP)191及び制御プレーン(CP)192を含む。アプリケーションデータ(例えば、データサービス)は、典型的には、UP191を介してルーティングされる。このために、UP機能(UPF)121が設けられている。UPF121は、ルータ機能を実装することができる。アプリケーションデータは、1又は複数のUPF121を通過してもよい。図1のシナリオでは、UPF121は、データNW(DN)180、例えば、インターネット又はローカルエリアNWに向かうゲートウェイとして機能する。アプリケーションデータは、UE101とデータNW180の1又は複数のサーバ181との間で通信され得る。サーバ181は、アプリケーションデータに関連するサービスを提供するアプリケーションを実行することができる。
セルラーNW100はまた、ここではアクセス及びモビリティ管理機能(AMF)131によって実装されるモビリティ制御ノードを含む。セルラーNW100は、ここではセッション管理機能(SMF)132によって実装されるセッション制御ノードも含む。セルラーNW100は、ポリシー制御機能(PCF)133と、NWスライス選択機能(NSSF)134と、認証サーバ機能(AUSF)136と、統一データ管理(UDM)137と、ここではNW公開機能(NEF)138によって実装されるNW公開ノードとを更に含む。
ANは、アプリケーション機能(AF)134によって実装される。AF134はセルラーNW100の外部にあり、セルラーNW100の信頼できるドメイン内にあってもなくてもよい。AF134が信頼できるドメイン内にない場合、NEF138(図1には図示せず)を介してPCF133に情報を提供することができる。AF134は、例えばCAPIFを使用して、NEF138にアクセスすることができる。AF134は、DN180内のサーバ181内に常駐することができる。AF134は、DN180の一部であり得る。
図1はまた、これらのノード間のプロトコル基準点N1~N22、N29を示している。
AMF131は、登録管理と称されることもある接続管理、CN115とUE101との間の通信のためのNAS終了、接続管理、到達可能性管理、モビリティ管理、接続認証、及び接続許可の機能のうちの1又は複数を提供する。NWへのUE登録後、AMF131は、UEコンテキスト459を作成し、少なくともUE101がセルラーNW100に登録されている限り、このUEコンテキストを保持する。UEコンテキスト459は、UE101の1又は複数の識別情報(UE ID)、例えば、一時的な識別情報を保持することができる。
SMF132は、データ接続をサポートする。データ接続は、それぞれのUE101が接続モードで動作する場合、SMF132によって確立される。データ接続は、UDM137によってホストされるUEサブスクリプション情報によって特徴付けられる。UE101の現在のモードを追跡するために、AMF131は、UE101をCM-CONNECTED又はCM-IDLEに設定する。CM-CONNECTEDの間、非アクセス層(NAS)接続が、UE101とAMF131との間で維持される。NAS接続は、モビリティ制御接続の一例を実装する。NAS接続は、UE101のページングに応答してセットアップされ得る。データ接続は、専用データフロー/ベアラ又はデフォルトデータフロー/ベアラなど、1又は複数のデータフロー又はベアラを含み得る。データ接続の状態はまた、RRC層、例えば、概してOSIモデルの層3上で定義される。SMF132は、セッションの確立、変更、解放を含むセッション管理(RAN111とUPF121間のUPデータフロー/ベアラのデータフロー/ベアラ設定を含む)、UPFの選択及び制御トラフィックステアリングの構成、APIに従ってデータリンク189をサポートすること、ローミング機能、NASメッセージの少なくとも一部の終了などの機能のうちの1又は複数を提供する。
データ接続は、1又は複数のデータリンク189を含み得る。例えば、データリンク189は、専用データフロー/ベアラによって実装され得る。プロトコルデータユニット(PDU)セッションは、1又は複数のデータリンク189に関連付けられ得る。データリンク189は、RAN111を介したUE101とCN115のUP191との間で、DN180に向けて確立される。サーバ181は、データリンク189を終了することができる。データリンク189は、サーバ181によって提供されるサービスに関連付けられたアプリケーションデータを通信するために使用され得る。例えば、ECサービスを提供することができる。データリンク189は、APIに従って制御することができる。
NEF138は、以下の機能、例えば、AF134への能力及びイベントの公開、AF134とのインターフェース、AF134によって提供されるアプリケーションの認証/許可、セルラーNW100とAF134との間で交換される情報の変換、APIのアドバタイズ、及びCAPIFのサポートを提供することができる。
CAPIF機構は、例えば、APIを公開するノードをサポートすることによって、公開されたAPIをアドバタイズすることによって、標準化された方法で認可、ロギング、及びチャージすることによって、API動作をサポートする。
図2は、種々の例によるBS112を概略的に示している。BS112は、セルラーNWのアクセスノードを実装する。BS112は、制御回路1122を含む。BS112はまた、セルラーNW100の他のノード又はセルラーNW100の外部のノードと通信するためのインターフェース1125を含む。インターフェース1125は、1又は複数のUEへのワイヤレスリンク114をサポートするためのアナログトランシーバ1129を含む。制御回路1122は、メモリ1123からプログラムコードをロードし、プログラムコードを実行することができる。プログラムコードを実行すると、制御回路1122は、例えば、ワイヤレスリンク114上でUE101と通信することと、データリンク189に沿ってデータを転送することを含む、UE101に提供されるデータサービスに関連付けられる1又は複数のデータリンク189をサポートすることと、例えば、APIに従って、例えば、公開ノードなどのノードにおいて報告サービスのAPIを公開することによって、データリンク189上でDSIのための報告サービスを実装することと、報告サービスのためのサブスクリプションを確立すること(サブスクリプションは、BS112とAF134との間にある)と、サブスクリプションに従ってDSIをAFに提供することと、例えば、ターゲットBSへのハンドオーバを実行するなど、UEモビリティを検出すると、サブスクリプションをターゲットBSに移行することと、などの本明細書に説明される技術を実行することができる。
図3Aは、SMF132を模式的に示している。SMF132は、CN制御プレーンノードを実装する。SMF132は、セッション管理制御ノード又は単にセッション制御ノードを実装する。SMF132は、制御回路1322を含む。SMF132はまた、セルラーNW100の他のノード又はAF134などの外部ノードと通信するためのインターフェース1325を含む。制御回路1322は、メモリ1323からプログラムコードをロードし、プログラムコードを実行することができる。プログラムコードを実行すると、制御回路1322は、例えば、UPF121を制御することを含む、UEに提供されるデータサービスに関連付けられる1又は複数のデータリンク189をサポートすることと、例えば、APIに従って、例えば、公開ノードなどのノードにおいて報告サービスのAPIを公開することによって、データリンク189のDSIのための報告サービスを実装することと、報告サービスのためのサブスクリプションを確立すること(サブスクリプションは、SMF132とAF134との間にある)と、サブスクリプションに従ってDSIをAF134に提供することと、例えば、UEモビリティに起因して、UE101がSMF132によって処理されるサービスエリアから移動したことを検出すると、サブスクリプションをターゲットSMFに移行することと、などの本明細書に説明される技術を実行することができる。
図3Bは、UPF121を概略的に示している。UPF121は、CNユーザプレーンノードを実装する。UPF121は、アプリケーションデータを転送するためのゲートウェイを実装する。UPF121は、制御回路1212を含む。UPF121はまた、セルラーNW100の他のノード又はAF134などの外部ノードと通信するためのインターフェース1215を含む。制御回路1212は、メモリ1213からプログラムコードをロードし、プログラムコードを実行することができる。プログラムコードを実行すると、制御回路1213は、例えば、1又は複数のデータリンク189に沿って通信されるアプリケーションデータを転送することによってゲートウェイとして動作することを含む、UEに提供されるデータサービスに関連付けられる1又は複数のデータリンク189をサポートすることと、例えば、APIに従って、例えば、公開ノードなどのノードにおいて報告サービスのAPIを公開することによって、データリンク189のDSIのための報告サービスを実装することと、報告サービスのためのサブスクリプションを確立すること(サブスクリプションは、UPF121とAF134との間にある)と、サブスクリプションに従ってDSIをAF134に提供することと、例えば、UEモビリティに起因して、データリンク189が別のUPFによって処理されるように再ルーティングされたことを検出すると、サブスクリプションをターゲットUPFに移行することと、などの本明細書に説明される技術を実行することができる。
図4は、AF134を模式的に示している。AF134は、制御回路1342を含む。AF134はまた、他のノード、例えばセルラーNW100のノードと通信するためのインターフェース1345を含む。制御回路1342は、メモリ1343からプログラムコードをロードし、プログラムコードを実行することができる。プログラムコードを実行すると、制御回路1342は、例えば、AF134のそれぞれのサーバを適切に制御することによって、又はデータリンクを終端するAF134によって制御されることによって、UEに提供されるデータサービスに関連付けられた1又は複数のデータリンク189を制御することと、例えば、NEF138と通信することによって、UEとの間で提供されるデータサービスを制御することと、APIを使用することを許可されることを要求し、データリンク189のDSIの報告サービスのためにNEF138の助けを借りて又は借りずに、AF134とDSIを提供する対応する報告ノードとの間にあるサブスクリプションを確立することと、例えば、UEモビリティに起因して、データリンク189が別のAFによって処理されるように再ルーティングされたことを検出すると、サブスクリプションをターゲットAFに移行することと、などの本明細書に記載の技術を実行することができる。
図5は、NEF138を概略的に示している。NEF138は、NW公開ノードを実装する。NEF138は、制御回路1382を含む。NEF138は、インターフェース1385も含む。NEF138は、インターフェース1385を介してセルラーNW100内のノードと通信することができ、インターフェース1385を介してAF134などの外部ノードと通信することもできる(図5は、NEF138がこれらのタスクのために単一のインターフェース1385を有することを示しているが、NEF138は複数のインターフェースを含むこともできる)。制御回路1382は、メモリ1383からプログラムコードをロードすることができる。プログラムコードを実行すると、制御回路1382は、本明細書に説明されるような技術、例えば、1又は複数の報告ノードから、登録データを受信することであって、登録データは、1又は複数の報告ノードによって提供される報告サービスに関連し、報告サービスは、UEに提供されるデータサービスのデータリンクのDSI上にある(登録データは、報告サービスに関連付けられるAPIを公開する1又は複数の報告ノードの一部として受信され得る)ことと、報告サービスAPIをアドバタイズ/公開することと、報告サービスへのサブスクリプションの確立をトリガすることと、ソース報告ノードからターゲット報告ノードへ、且つ/又はソースANからターゲットANへのサブスクリプションの移行を容易にすることと、APIに従って報告サービスへのサブスクリプションを確立、管理、及び/又は解放することと、などの本明細書に記載の技術を実行することができる。
図6は、種々の例による方法のフローチャートである。所望によるボックスが破線で示されている。図6の方法は、NW公開ノードによって実行することができる。例えば、NW公開ノードは、NEF138(図1参照)によって実装され得る。
図6の方法は、報告ノードによって提供される報告サービスのためのサブスクリプションを確立することを容易にし、報告ノードは、データサービスのアプリケーションデータの通信に関連するデータリンクをサポートする。このように、データサービスと報告サービスは互いに関連付けられている。報告サービスの一部として、報告ノードは、サブスクリプションに従ってDSIを提供する。DSIは、データリンクの状態を示している。
この方法はボックス6101で開始する。ボックス6101において、報告サービスのための登録データ、例えばAPIのドキュメンテーション及び情報が取得される。
原則として、登録データは、1又は複数のメッセージを使用して取得することができる。登録データは、複数のメッセージ内の複数のノードから、又は単一のメッセージ内の単一のノードから取得することができる。例えば、登録データの少なくとも一部は、報告ノードによって提供され得る。代替的又は追加的に、登録データの少なくとも一部は、セッション管理制御ノードによって、例えばSMF132(図1)によって提供され得る。
原則として、登録データは、複数の報告ノードによって提供される複数の報告サービスについて取得することができる。公開ノードは、複数の報告ノードについて登録データが記憶されるリポジトリを保持することができる。
登録データは、関連する報告サービスの構成を示すことができる。原則として、報告サービスは、特定のデータサービスに関連付けられた特定のデータリンクに対して具体的に提供されてもよく、又は、どのデータリンクがそれぞれの報告ノードによってサポートされるかに基づいて、複数のデータサービスの複数のデータリンクに対して提供されてもよい。
例えば、登録データは、報告ノードのアドレスを示す。これにより、潜在的な加入者は、報告ノードのアドレスにメッセージを送信することによって報告ノードに到達することができる。
登録データは、報告サービスに関連付けられたサービスエリアを示すことができる。サービスエリアは、特定のエリアを指定することができ、所与のデータリンクがこのエリアを通してルーティングされる場合、報告ノードは、DSIを提供することが可能であり得る。サービスエリアは、地理的エリアに関して指定されてもよく、又は例えば、それぞれの報告ノード、例えば、SMF132又はUPFによるサービスであるRANのBSのセットに関して指定されてもよい。
登録データは、特定のデータリンクの一意の識別子を含むこともできる。登録データは、報告ノードが現在それぞれのデータリンクをサポートしている1又は複数のUEの識別情報を含むこともできる。登録データのかかる動的部分は、例えば、データリンクが再ルーティングされるとき、又はUEが他のBSに再接続されるか若しくはモビリティを経験するときなどに、しばしば更新され得る。
次いで、ボックス6102において、報告サービスがアドバタイズされる。例えば、登録データに基づいて、複数の外部ANによってアクセスされ得るリポジトリ内にそれぞれのエントリを生成することができる。クエリを受信し、応答することができる。例えば、アドバタイズのために、CAPIFによる公開メカニズムを使用することができる。ブロードキャストが使用されてもよいが、一般的には必要とされない。
ボックス6102で報告サービスをアドバタイズするときに登録データの一部のみが公開/公開されること、すなわち、登録データの少なくとも別の部分が外部ANから隠されることが可能である。例えば、登録データの動的部分、例えば、所与のBS112、113に現在接続されているUEの識別情報、所与のSMF132又はUPF121によって現在サポートされている特定のデータリンクなどは、公開されない場合がある。登録データのかかる動的部分は頻繁に変化することがあるので、それらをアドバタイズすることは望ましくないことがある。更に、登録データのかかる動的部分は機密性が高く、したがって、アドバタイズされるのに適していない可能性がある。
次に、所望によるボックス6103において、複数の候補ANのうちの所与のANが報告サービスに加入する意図を有することが判定される。例えば、これは、ANからそれぞれのサブスクリプション意図メッセージを受信することを含み得る。
サブスクリプション意図メッセージは、データサービスインジケータを含み得る。データサービスインジケータは、DSIのための関連する報告サービスが必要とされるデータサービスを示すことができる。したがって、データサービスインジケータは、データサービスに関連付けられたUEの識別情報、それぞれのデータリンクの識別子、又は、例えば、地理的な観点での、若しくはUEが接続される特定のBSに対するUEの位置、又はセル識別情報を示すことができる。データサービスインジケータは、特定のデータサービスの一意の識別子を含むこともできる。
ボックス6104において、ANのサブスクリプション意図を判定すると、ANは所望により認証され得る。これは、ANの識別情報に基づき得る。ボックス6104における認証は、報告サービスへのサブスクリプションが要求されるデータサービスに関連付けられたアクセス資格情報に基づくことも可能である。例えば、ANがUEとのデータサービスを既に確立しており、データサービスのこの確立の一部として、データサービスに関連付けられたアクセス資格情報が提供されていると考えられる。次に、アクセス資格情報を検証することができる。
ボックス6104の認証が成功した場合、ボックス6105において、適切な報告ノードが決定される。これは、ANから取得されたデータサービスインジケータと登録データのそれぞれの部分との間の一致を実行することを含み得る。一致した場合、ボックス6106において、報告ノードとANとの間のサブスクリプションがトリガされる。したがって、ボックス6103においてサブスクリプションの意図を判定すると、サブスクリプションがトリガされる。
データサービスインジケータが報告ノードによって提供された登録データのそれぞれの部分と相関した場合、ボックス6105において一致が存在し得る。これは、以下の表1の一部の例に示されている。
Figure 0007357798000001
一致により、所与の報告ノードが要求された報告サービスを提供することができるかどうかをチェックする可能性、及び/又は要求されたサービスを提供するために複数の登録された報告ノードから所与の報告ノードを選択する可能性を提供することができる。後者のシナリオは、複数の報告ノードが登録データを公開ノードに提供するが、例えば、異なるサービスエリア、異なるUEなどにサービスを提供する場合に特に有用であり得る。
ボックス6106においてサブスクリプションをトリガすることは、例えば、報告ノードの識別情報及び/又は報告ノードのアドレス及び/又は報告サービスのためのアクセス資格情報をANに提供することを含み得る。それによって、ANは、ボックス6106で提供されるかかる情報に基づいて、サブスクリプション要求を報告ノードに連絡することができる。
代替的又は追加的に、ボックス6106におけるサブスクリプションの該トリガは、ANの識別情報及び/又はアドレスを報告ノードに提供することも含み得る。対応するサブスクリプション要求が、報告ノードに送信され得る。かかる情報は、サブスクリプション意図メッセージの一部としてANから取得され得る。これにより、報告ノードは、ANのサブスクリプション意図を通知され得る。サブスクリプションの確立に関するそれぞれの詳細も、図7に関連して示されている。
図7は、種々の例による方法のフローチャートである。図7の方法は、図6の方法と相互に関連している。図7の方法は、サブスクリプションの一部として、データリンクのDSIを決定及び提供する報告ノードによって実行することができる。データリンクは、データサービスに関連付けられたアプリケーションデータの通信のためのものである。このようにして、データサービスと報告サービスとを互いに関連付けることができる。報告ノードは、RANのアクセスノード、すなわち、BS、例えば、BS113(図1参照)のBS112によって実装することができる。かかるシナリオでは、DSIは、特に、BSによってサポートされる通信NWのワイヤレスリンクに沿ったデータリンクのセクションの状態に関係し得る。更なるシナリオでは、報告ノードは、CNノードによって、例えばゲートウェイノードなどのユーザプレーンのCNノード、例えばUPF121(図1参照)によって実装することができる。ここで、ゲートウェイノードは、CN内のデータリンクのそれぞれのセクションを処理することができる。また更なるシナリオでは、報告ノードは、制御プレーンCNノード、例えば、SMF132(図1参照)によって実装することができる。かかるCNノードは、CN内のそれぞれのセクションに沿ってデータリンクを制御することができる。
ボックス6001において、報告ノードは、データリンクのDSI上で報告サービスのための登録データを提供する。これは、報告サービスを公開する報告ノードと称され得る。報告ノードは、例えば、他のノードを介して直接又は間接的に、例えば、モビリティ制御ノード又はセッション制御ノードを介して間接的に、登録データを公開ノードに提供する。登録データは、報告サービスに関連付けられたAPIに従って実装することができる。したがって、登録データは、API識別子を含み得る。例えば、登録データの一部は、報告ノードによってサポートされる特定のデータリンクに関連してもよく、登録データのこの部分は、CNのモビリティ制御ノード又はセッション制御ノード、例えば、AMF131又はSMF132(図1参照)を介して報告ノードに間接的に提供されることが可能である。登録データは、1又は複数のメッセージにおいて提供され得る。ボックス6001は、ボックス6101と相互に関連している。
ボックス6002において、報告ノードは、登録データに従って報告サービスへのサブスクリプションを求めるサブスクリプション要求を受信する。サブスクリプション要求は、登録データへのポインタを含んでもよく、又は、例えば、ボックス6001で参照されるようなAPI識別子を使用して、登録データに関連付けられてもよい。一例では、サブスクリプション要求は、ボックス6001において登録データが提供された公開ノードから受信される。したがって、ボックス6002はボックス6106と相互に関連付けることができる。かかる例では、サブスクリプション要求は、サービスに加入しようとする外部ANの識別情報又はアドレスを示すことができる。別の例では、サブスクリプション要求は外部ANから直接受信することができ、かかる例では、ボックス6106に関連して上記で説明したように、外部ANに、公開ノードによって報告ノードの識別情報及び/又はアドレスを提供することができる。
原則として、外部ANを認証するために、TS 23.502のステップ2、図4.15.3.2.3-1に説明されるような参照技術を使用することができる。したがって、外部ANは、サブスクリプション要求に含まれる情報に基づいて(例えば、データ応答性をチェックすることによって)、又は公開ノードを介して認証され得る。
任意選択のボックス6003において、外部ANのアクセス資格情報を検証することができる。アクセス資格情報は、サブスクリプション要求に含まれ得る。例えば、アクセス資格情報は、ブロック6001で過去に提供された登録データに基づいて検証することができる。例えば、暗号鍵ペア、例えば、公開鍵-秘密鍵ペアを使用することができる。
アクセス資格情報の検証が成功した場合、方法はボックス6004で開始する。ボックス6004において、報告ノードとANとの間でサブスクリプションが確立される。これは、サブスクリプション要求に基づく。
サブスクリプションを確立することは、例えば、確認メッセージをANに送信することを含み得る。サブスクリプションを確立することは、例えば、DSIを繰り返し提供するためのそれぞれの内部送信タイマを設定することを含み得る。サブスクリプションを確立することは、例えば、ANのアドレス及び/又はサブスクリプションの識別子を記憶することを含み得る。サブスクリプションを確立することは、DSIの反復送信をトリガすることを含み得る。
次いで、ボックス6005において、報告サービスへの確立されたサブスクリプションに従って、DSIが外部ANに提供される。これは、DSIを含むメッセージを繰り返し送信することを含み得る。それによって、例えば、データリンクに沿って変化するビットフロー、輻輳レベルの変化などを考慮して、時間依存DSIに対する更新を提供することができる。
サブスクリプションに従ってDSIを提供することによって(サブスクリプションは報告ノードとANとの間にある)、かかるメッセージを、例えば、公開ノードを介さずに、外部ANに直接ルーティングすることが可能である。これは、例えば、DSIを含むメッセージが(例えば、公開ノードのアドレスの代わりに)外部ANのアドレスを使用して送信される可能性があることを意味する。外部ANのアドレスは、報告サービスへのサブスクリプションの確立の一部として、例えば、サブスクリプション要求の一部として取得することができる。
原則として、ボックス6001で提供される登録データの少なくとも(例えば、静的)部分は、報告ノードによってサポートされる複数のデータリンクをカバーすることが可能である。例えば、複数のデータリンクのうちの異なるデータリンクが、例えば異なるUEのための異なるサービスに関連付けられ得る。次いで、ボックス6005におけるDSIは、複数のデータリンクのうちの特定の1つに固有であり得る。例えば、ボックス6002において受信されたサブスクリプション要求は、UEの識別情報(例えば、複数のUEの複数のデータリンクが報告ノードによってサポートされている場合)又はデータリンクの識別子(例えば、1又は複数のUEの複数のデータリンクがサポートされている場合)のうちの少なくとも1つを示す可能性がある。ボックス6005において提供されるDSIは、次いで、その特定のUE又はデータリンクに固有であり得る。ボックス6005において提供されるDSIは、アプリケーションデータがデータリンクに沿って通信される特定のデータサービスに関連付けられ得る。したがって、DSIは、UEの識別情報、又はデータリンクの識別子、又は報告サービスに関連付けられたデータサービスのうちの少なくとも1つに応じて決定され得る。
しばしば、データリンクは再ルーティングされる場合がある。データリンクを再ルーティングするには様々な理由が存在し得る。例示的な理由には、終端UEのモビリティ、データリンクをサポートする1又は複数のノードの輻輳、負荷分散などが含まれる。
図7の例では、ボックス6006で再ルーティングが検出されない限り、ボックス6005でDSIが提供され続ける。ボックス6006において、再ルーティングが検出された場合、方法はボックス6007において開始する。
ボックス6007において、報告ノードからターゲット報告ノードへのデータリンクの再ルーティングを該検出すると、サブスクリプションの移行がトリガされる。サブスクリプションは、ターゲット報告ノードに移行される。すなわち、ターゲット報告ノードは、DSIの決定及び提供を引き継ぎ、決定及び報告は、移行が完了すると、初期報告ノードにおいて停止することができる。
例えば、UEモビリティに起因して-UEが異なるBSに接続する(ハンドオーバ)場合、過去にDSIを提供していたソースBSは、もはやデータリンクのそれぞれのセクションをサポートしていない。ハンドオーバのターゲットBSは、データリンクのそれぞれのセクションを新たにサポートしており、したがって、DSIの報告サービスへのサブスクリプションをソースBSからターゲットBSに移行することができる。別の例では、UEモビリティは、BSの変化を引き起こす可能性があり、それとともに、UPF及び/又はSMF、すなわち、データリンクのCNセクションをサポートするCNノードの変化を引き起こす可能性がある。また、かかるシナリオでは、サブスクリプションの移行が有用であり得る。
移行をトリガすることは、報告サービスをアドバタイズする公開ノードによって仲介されてもされなくてもよい。例えば、差し迫った移行が公開ノードに示され、次いで、移行を実行するためのそれぞれの制御シグナリングが公開ノードによって処理されることが可能である。別の例では、移行は、公開ノードに対して透過的であってもよく、又は公開ノードは、単に移行を通知されてもよいが、移行自体において能動的な役割を果たさなくてもよい。例えば、ボックス6007において移行をトリガすることは、サブスクリプションの指示をターゲット報告ノードに(直接)提供すること、及び/又はターゲット報告ノードの指示をANに(直接)提供することを含み得る。
図8は、種々の例による方法のフローチャートである。図8は、図6及び図7と相互に関連している。図8のフローチャートは、ANによって実行されてもよい。例えば、図8の方法は、AF134(図1参照)によって実行されてもよい。
この方法は、ボックス6201で始まり、ANがデータサービスを提供する。これは、データサービスに関連付けられたアプリケーションデータを提供又は消費するアプリケーションを実行するサーバを制御することを含み得る。サーバは、ANの一部であってもなくてもよい。
本明細書で説明される例示的なデータサービスは、例えば、モバイルエッジコンピューティング、自律運転、コネクテッド産業などを含む。
データサービスは、UEに提供される。これは、UEと、アプリケーションを実行するサーバとの間で、データリンクに沿って、すなわち、UEへ及び/又はUEから、アプリケーションデータを通信することを含む。データリンクは、通信NWを介してルーティングされる。通信NWは、データリンクの制御を容易にする。このために、ANは、通信NWのAPIを使用することができる。このために、ANは、通信NWの公開ノードと通信することができる。
ANは、DSIに基づいてデータサービスのプロビジョニングを強化することを意図することができる。このために、ボックス6202において、ANは、DSIのための対応する報告サービスが通信NWの公開機能によってアドバタイズされているかどうかをチェックすることができる。このチェックは、例えば、データサービス、例えば、データサービスの識別情報、データサービスが提供されるUEの位置などに基づき得る。
したがって、報告サービスはデータサービスに関連付けられる。
例えば、ボックス6202を実装するために、公開ノードによって公開された対応するリポジトリにアクセスすることができる。これは、CAPIFプロトコルに従うことができる。ボックス6202は、ボックス6102(図6参照)に対応する。
報告サービスのアドバタイズメントが利用可能である場合、ボックス6203において、サブスクリプション意図を公開ノードに提供することができる。サブスクリプション意図メッセージは、公開ノードに送信され得る。ボックス6203は、ボックス6103と相互に関連している。例えば、サブスクリプション意図メッセージは、データサービスが提供されるUEの識別情報を示すことができ、又はデータサービスが提供されるUEの位置を示すことができ、又はデータサービスを示すことができる。
次に、ボックス6204において、サブスクリプション詳細が取得される。例えば、これは、アクセスノードと報告ノードとの間のサブスクリプションが確立されたことに従ってDSIを提供することができる報告ノードのアドレスを含み得る。所望により、アクセス資格情報を取得することができる。したがって、ボックス6204はボックス6106(図6参照)に対応する。
次いで、ボックス6205において、サブスクリプションを確立するために、サブスクリプション要求が報告ノードに送信される。したがって、ボックス6205はボックス6002(図7参照)に対応する。公開ノードがサブスクリプション要求を提供するシナリオでは、ANがサブスクリプション要求を送信する必要はなく、ステップ6203で十分である。
ボックス6206において、報告ノードとANとの間でサブスクリプションが確立されると、DSIが受信される。例えば、メッセージを繰り返し受信することができ、このメッセージはANにアドレス指定され、報告ノードから発信される。ボックス6206はボックス6005と相互に関連している。
次いで、ボックス6207において、DSIに依存してデータサービスを提供することが可能である。例えば、バッファレベルは、DSIに応じて調整されてもよい。例えば、コーデックは状態情報に応じて調整されてもよい。例えば、差し迫った輻輳を緩和するために対策を講じることができる。ボックス6207において、データサービスに関連付けられたアプリケーションを適切に制御することが可能である。
ボックス6208において、データリンクがターゲットANに再ルーティングされるかどうかがチェックされる。例えば、別のANが、アプリケーションを実行するサーバを制御する全体的な責任を負う場合がある。再ルーティングが検出された場合、ボックス6209において、ターゲットANへのサブスクリプションの移行がトリガされる。通信NW内の再ルーティングが検出された場合、ANは、ターゲット報告ノードへの新しいアドレスを使用する。
これは、ターゲットANへのサブスクリプションの指示を提供することを含み得る。代替的又は追加的に、ターゲットANの指示が報告ノードに提供され得る。ターゲットANの指示を公開ノードに提供することも可能である。
図9は、図1のセルラーNW100の種々のノード間の通信のシグナリング図である。図9のシグナリングは、図6、図7、及び図8の方法を実装するために使用することができる。図9は、報告ノードがBS112によって実装される例を示しているが、他の例では、他のノードが報告ノードを実装してもよい。
4001において、BS112は、NEF138においてDSI3032の報告サービスを登録する。すなわち、BS112は、報告サービスのための登録データ3001をNEF138に提供する。図9の例では、登録データ3001は、ここでは完全修飾ドメイン名によって実装されるBS112のアドレスを含む。
登録データ3001を提供することは、APIを公開することに対応し得る。登録データ3001は、サポートされるサービスエリアを含み得る。登録データ3001は、APIの名前の一部としてサービスエリアを示すことができる。例えば、BS112は、この名前構文「rnis.<CellID>.operator.com」を有する「rnis」インターフェースを公開することができる。ここで、<CellID>は、BS112のセルIDである。又は、各BS112は、API、例えば、「rnis.operator.com」を公開することができ、BS112がNEF138にAPIを登録するとき、更に、特定のセルIDに対してのみ有効であるようにAPIを登録する。これは、APIの名前が同じであることを意味する。
報告サービスの登録は、必ずしも特定のデータリンク又は特定のUEに固有ではなく、UE101は、例えば、まだBS112に接続しておらず、したがって、BS112は、UE101へのサービスプロバイダに関連付けられたそれぞれのデータリンクを処理しない。
BS112によって提供される登録データに基づいて、NEF138は、リポジトリ内にそれぞれのエントリを作成することができる。
4002において、BS113は、その登録データ3001をNEF138に提供する。これは4001に相当する。
次に、4003において、UE101は、例えば、ランダムアクセスプロシージャ3011を使用して、ネットワークに登録するためにBS112に接続する。
4004において、BS112は、登録メッセージ3012(例えば、NASメッセージ)をAMF131(図示せず)に転送し、AMF131は、UEIDをUEに割り当て、次に、4005において、(例えば、PDUセッションをセットアップするために)UEがネットワークに登録されているという対応する通知メッセージ3013をNEF138に提供する。メッセージ3013は、UE101の識別情報(UE ID)を示すことができる。UE101のこの識別情報は、NEF138によって使用することができる登録データでもある。BS112は、登録データのこの部分を、AMF131を介してNEF138に間接的に提供する。
ボックス4011において、NEF138は、次いで、BS112によって提供される報告サービス、並びにBS113によって提供される報告サービスをアドバタイズすることができる。これは、4001~4002及び4005で受信された登録データに基づく。例えば、NEF138はそれぞれのリポジトリを維持することができ、AFはリポジトリ内の登録データをルックアップすることができる。NEF138は、AFからのクエリに応答することができる。原則として、特定のUE関連又はデータリンク関連情報を受信する前であっても、報告サービスをアドバタイズすることが可能であり、すなわち、アドバタイズは4005の前に開始してもよい。
4021において、UE101及びAF134は、それぞれの接続メッセージ3021を通信することによってデータサービスを確立する。これは、データサービスのデータリンク189を設定するためである。BS112及びSMF132は、データリンクの確立に関与する。
この時点で、AF134は、DSIを取得するために、データサービスに関連付けられた報告サービスを確立することが有用であると判定することができる。
4022において、AF134は、それに応じて、NEF138が報告サービスをアドバタイズすることに基づいて、サブスクリプション意図メッセージ3022をNEF138に送信する。
サブスクリプション意図メッセージ3022は、AF134のアクセス資格情報、UE101の識別情報、データサービスの識別子、データリンク189の識別子、及び/又はUE101の位置を含み得る。
UEの位置は、原則として、サービングセルのセル識別情報又はサービングBSのIPアドレスとして表され得る。
次に、ボックス4023において、サブスクリプション意図メッセージ3022に含まれるかかるデータを、NEF138によって維持されるそれぞれのリポジトリと一致させることができる。したがって、NEF138は、サブスクリプション意図メッセージ3022に含まれるデータを、例えば、4001及び4002においてBS112及びBS113から受信された登録メッセージ3001の登録データ、及び/又はメッセージ3013に含まれる登録データと比較し/一致させることができる。サブスクリプション意図を処理するための適切なBS112、113を選択することができる。対応する技術は、表1に関連して上で説明されている。
図9の例では、AF134がDSIを必要とするデータリンク189をBS112がサポートするので、NEF138は、報告サービスのサブスクリプションに参加するためにBS112を選択する。
図9のシナリオでは、UE101は、UE識別情報及び/又はUE101の位置に関する情報をAF134に提供しているが、他の例では、UE識別情報及び/又は位置に関するかかる情報は、AF134のそれぞれのクエリ、例えば、MSISDNなどの外部UE識別子に応じて、又はデータリンク189の識別子及び/又はデータサービスの識別子(図9には図示せず)に基づいて、NEF138によってAF134に提供されることも可能である。
ボックス4023における一致に基づいて、次に、NEF138は、サブスクリプションの構成データ3023をAF134に提供する。構成データ3023は、BS112のアドレスを含む。構成データ3032はまた、報告サービスのためのアクセス資格情報を含み得る。
次いで、AF134は、BS112のアドレス及び/又はアクセス資格情報を使用して、サブスクリプション要求3025をBS112に送信することができる。サブスクリプション要求3035は、BS112によって過去に提供された登録データに関連付けられる。したがって、BS112は、サブスクリプション要求を、要求された特定の報告サービスにリンクすることができる。
次いで、このサブスクリプション要求3025に基づいて、報告サービスへのサブスクリプション501が、BS112とAF134との間で確立される。したがって、BS112は、サブスクリプション501に従って、4032においてAF134にアドレス指定されたそれぞれのメッセージを繰り返し送信することによって、DSI3032を提供する。
データサービスがUE101に提供され、4031において、それぞれのアプリケーションデータ3031が、データリンク189に沿ってUE101とAF134をホストするサーバ182との間で通信される。データサービスは報告サービスに関連付けられる。
図9はまた、データリンク189の再ルーティングに関する態様を示している。原則として、かかる態様は任意である。かかる態様を次に以下で説明する。
次に、4033において、UEモビリティが発生する。これは、4041において、BS112からBS113へのハンドオーバシグナリング3041をトリガする。AMF131及びSMF132は、それに応じて通知されてもよい(図9に図示せず)。
4042において、BS112からBS113へのデータリンク189のそれぞれの再ルーティングを検出すると、BS112からBS113へのそれぞれの再配置メッセージ3042を送信することによって、BS112からBS113へのサブスクリプション501の移行がトリガされる。再配置メッセージ3042は、サブスクリプションの指示、例えば、報告サービスの識別子及び/又はAF134の指示を含み得る。
4043において、AF134は、例えば、それぞれのアドレス又はセル識別情報などを含めることによって、例えば、BS113を示す可能性があるそれぞれの通知メッセージ3043を送信することによって通知される。
レガシー実装形態によれば、データサービスに関連付けられたUEコンテキストもBS112からBS113に移行され得る。
図9の例では、サブスクリプションは、NEF138を伴わずにBS112からBS113に移行されるが、別の例では、データリンク189の再ルーティング時に、BS112とNEF138との間のサブスクリプションを解決することができ、AF134は、BS112とAF134との間のサブスクリプションに関して上記で説明したのと同様の方法で、BS113との新しいサブスクリプションを確立することができる。更に別の例では、NEF138は、BS112とBS113との間のそれぞれのメッセージを処理することによって移行を仲介することができる。
図9の例では、データリンク189はセルラーNW100内で再ルーティングされる。他の例では、データリンク189は、別のAFに切り替えることによって再ルーティングされてもよい。かかる例を図10に示している。
図10は、BS112と、AF134-1及びAF134-2との間のシグナリングを示している。例えば、図10のシグナリングは、図9のシグナリングの4031の後に開始することが可能である。
最初に、サブスクリプション501がBS112とAF134-1との間で確立される。したがって、BS112は、4101において、DSI3032を含むメッセージを繰り返し送信する。
次いで、4102においてアプリケーションデータ3031を送信するために使用されるデータサービスのデータリンク189は、AF134-1のサーバ182-1からAF134-2のサーバ182-2に再ルーティングされる(4106を参照)(対応する制御シグナリングは図10に示されていない)。
報告サービスは、データサービスの移行とともに移行される。すなわち、サブスクリプション501は、それぞれの再配置メッセージ3051をAF134-1からAF134-2に送信することによって、それに応じて移行される。再配置メッセージ3051は、例えば、それぞれの識別子を含むことによって、サブスクリプションを示す。代替的又は追加的に、BS112の指示、例えば、アドレスなどを提供することが可能である。アクセス資格情報は、AF134-2に提供され得る。
次に、AF134-2は、移行をBS112に通知し、その後、サブスクリプション501は、4105において、DSI3032がBS112によってAF134-2に送信され得るように、AF134-1からAF134-2に移行されている。
図10の例では、AF134-1からAF134-2へのサブスクリプションの再配置がNEF138の関与なしに実装されるシナリオが示されているが、他の例では、NEF138が関与してもよい。例えば、移行はNEF138によって処理されてもよい。また、AF134-2が、例えば、図9のAF134のサブスクリプション意図メッセージ3022に関連して説明したように、NEF138にサブスクリプション意図を提供することも考えられる。
要約すると、上記では、外部ANへのノースバウンドアドバタイズのために、NW公開ノードにおけるデータサービスのデータリンクのDSI上の報告サービスのための複数のBS又は他の報告ノードを識別することを容易にする技術について説明した。例えば、かかる報告ノードのアドレス又はセル識別情報は、外部ANへの対応するサブスクリプション意図の受信時にアドバタイズするか、又は提供され得る。同様の技術は、SMF又はUPFなどの他のコア-NWノードにも適用され得る。
DSIは、無線アクセスNW関連の「ランタイム」情報を含み得る。DSIはまた、コアNW関連の「ランタイム」情報を含み得る。
データリンクの再ルーティングの場合に報告サービスのサービス連続性を容易にする技術を説明した。
特に、3GPP NRフレームワークにおいて、報告ノード(例えば、基地局又はUPF)が、関連するDSIを用いて異なる目的のためのAPI又はAPIのセットを定義した場合、報告ノードは、AEF(API Exposing Function)としてCAPIFでAPIを公開することができる。これにより、CAPIF API呼び出し部は、例えば、RANからAMFへ、次いで、NEF/SCEFへなど、いかなるインターフェースにも影響を与えることなく、APIを直接使用することができる。このCAPIF API呼び出し部、すなわち報告サーバへの加入者は、セルラーNWのオペレータと同じ信頼できるドメイン内にあるか否かにかかわらず、インターネット上の任意のAF又はサーバとすることができる。報告ノードは、例えば、RANノード又はCN内の任意の他のNF、例えば、SMF/UPFであり得る。SMF/UPFは、例えば、実際のQoS輻輳情報などを公開することができる。
報告ノードは、DSIを提供するために、新しいインターフェース、例えば、ETSI MEC RNIS類似インターフェースに従って動作することができる。このインターフェースは、そのインターフェースをサポートする各報告ノードによってNEF/CAPIF/AEFに登録することができる。ANがそのインターフェースを使用したいとき、すなわち報告サービスに加入したいとき、それはNEFからそれを要求し、(UDMの助けを借りて)NEFはアクセス権、ポリシーなどを処理し、ANが許可されている場合、ANはその時点から報告ノードから直接報告サービスAPIを使用することができ、将来それを継続することができる。これは、AMF、SMF、及びNEFを介して転送されることなく、報告ノードからANへのDSIの低レイテンシの公開/通知を可能にする。
3GPPでは、ANが信頼できるドメインの外部に位置する可能性があり、RANがアクセス権、ポリシーなどを処理しないので、RANが外部ANによって直接使用されるインターフェースを有するべきではないという要件があった。上記の解決策では、RAN内のBSは、AMFに対する既存のインターフェースに加えて新しいインターフェースを使用することができるが、RANは、AF許可、認証、ポリシーなどを処理する必要がない。
本発明を特定の好ましい実施形態に関して示し説明してきたが、本明細書を読んで理解すると、当業者は均等物及び修正を想起するであろう。本発明は、全てのかかる均等物及び修正を含み、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
種々の例が、3GPP 5G AFによって実装されている報告サービスに加入しているANの文脈で説明されている。他の例では、ANは、別のタイプのノード、例えば、ECサーバ、インターネットサーバなどによって実装されてもよい。
サブスクリプションが報告ノードとANとの間にある種々の例について説明したが、他の例では、サブスクリプションは、報告ノードと、サービスに関連付けられたアプリケーションを実行するサーバとの間にあり得る。

Claims (25)

  1. 通信ネットワーク(100)のノード(112,113,121,132)を動作させる方法であって、前記ノード(112,113,121,132)は、前記通信ネットワーク(100)と端末(101)との間の少なくとも1つのデータリンク(189)をサポートするように構成され、前記方法は、
    前記少なくとも1つのデータリンク(189)の動的ステータス情報(3032)に関する報告サービスのための登録データ(3001)を、前記通信ネットワーク(100)の公開ノード(138)に提供することと、
    前記報告サービスへのサブスクリプション(501)に対するサブスクリプション要求(3025)を受信すると、前記ノード(112,113,121,132)と前記サブスクリプション要求(3025)に関連付けられた外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)との間で前記報告サービスへの前記サブスクリプション(501)を確立することと、
    前記サブスクリプション(501)に従って前記動的ステータス情報(3032)を前記外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)に提供することとを含み、
    前記ノード(112,113,121,132)は、前記通信ネットワーク(100)のコアネットワーク(115)の制御プレーンコアネットワークノード(132)又はユーザプレーンコアネットワークノード(121)である、方法。
  2. 前記サブスクリプション要求(3025)は、前記外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)から受信される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記サブスクリプション要求(3025)は、前記外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)のアドレスを含み、
    前記動的ステータス情報(3032)を前記提供することは、前記外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)の前記アドレスにアドレス指定されたメッセージを繰り返し送信することを含み、前記メッセージは、前記動的ステータス情報(3032)を含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記サブスクリプション要求(3025)は、前記端末(101)の識別情報、前記報告サービスに関連付けられたデータサービス、又は前記少なくとも1つのデータリンク(189)の識別子のうちの少なくとも1つを示し、
    前記方法は、
    前記端末(101)の前記識別情報、前記報告サービスに関連付けられた前記データサービス、又は前記少なくとも1つのデータリンク(189)の前記識別子のうちの前記少なくとも1つに応じて、前記動的ステータス情報(3032)を決定することを更に含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記サブスクリプション要求(3025)は、前記報告サービスのためのアクセス資格情報を含み、
    前記方法は、
    前記アクセス資格情報を検証することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記登録データ(3001)は、前記報告サービスに関連付けられたサービスエリアの指示、報告サービスAPI、前記少なくとも1つのデータリンク(189)の識別子、ワイヤレス通信デバイスの識別情報、及び前記ノード(112,113,121,132)のアドレスのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記動的ステータス情報(3032)は、前記少なくとも1つのデータリンク(189)に沿ったビットフロー、前記少なくとも1つのデータリンク(189)に沿った通信のサービス品質、前記端末(101)のモビリティ状態、又は前記少なくとも1つのデータリンク(189)に関連付けられた輻輳レベルのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記ノード(112,113,121,132)からターゲットノード(112,113,121,132)への前記少なくとも1つのデータリンク(189)の再ルーティングを検出すると、前記ターゲットノード(112,113,121,132)への前記サブスクリプション(501)の移行をトリガすること
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記移行を前記トリガすることは、前記サブスクリプション(501)の指示を前記ターゲットノード(112,113,121,132)に提供すること、前記外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)の指示を前記ターゲットノード(112,113,121,132)に提供すること、又は前記ターゲットノード(112,113,121,132)の指示を前記外部アプリケーションノードに提供することのうちの少なくとも1つを含む、
    請求項に記載の方法。
  10. 通信ネットワーク(100)の公開ノード(138)を動作させる方法であって、前記方法は、
    前記通信ネットワーク(100)のノード(112,113,121,132)によって提供される報告サービスのための登録データ(3001)を取得することであって、前記ノード(112,113,121,132)は、端末(101)と前記通信ネットワーク(100)との間の少なくとも1つのデータリンク(189)をサポートし、前記報告サービスは、前記少なくとも1つのデータリンク(189)の動的ステータス情報(3032)のためのものである、ことと、
    前記報告サービスを複数の候補外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)にアドバタイズすることとを含み、
    前記ノード(112,113,121,132)は、前記通信ネットワーク(100)のコアネットワーク(115)の制御プレーンコアネットワークノード(132)又はユーザプレーンコアネットワークノード(121)である、方法。
  11. 前記アドバタイズすることに基づいて前記複数の候補外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)のうちの外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)からサブスクリプション意図メッセージ(3022)を受信すると、前記報告サービスへの前記外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)のサブスクリプション(501)の確立をトリガすること
    を更に含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記サブスクリプション(501)を前記トリガすることは、前記ノード(112,113,121,132)のアドレス又は前記報告サービスのためのアクセス資格情報のうちの少なくとも1つを前記外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)に提供(3023)することを含む、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記サブスクリプション(501)を前記トリガすることは、前記外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)の識別情報を前記ノード(112,113,121,132)に提供することを含む、
    請求項11に記載の方法。
  14. 前記端末(101)の位置、前記外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)からの前記少なくとも1つのデータリンク(189)の識別子、前記報告サービスに関連付けられたデータサービスの識別子、又は前記端末(101)の識別情報のうちの少なくとも1つを取得し、
    前記登録データ(3001)と、前記端末(101)の前記位置、前記端末(101)の前記識別情報、前記報告サービスに関連付けられた前記データサービスの前記識別子、又は前記少なくとも1つのデータリンク(189)の前記識別子のうちの前記少なくとも1つとの間の一致を判定し、
    前記サブスクリプション(501)は、前記一致の前記判定に応じて選択的にトリガされる、
    請求項11に記載の方法。
  15. 通信ネットワーク(100)に接続された外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)を動作させる方法であって、前記方法は、
    前記通信ネットワーク(100)のノード(112,113,121,132)によって提供される報告サービスへのサブスクリプション(501)を確立することであって、前記ノード(112,113,121,132)は、前記通信ネットワーク(100)と端末(101)との間の少なくとも1つのデータリンク(189)をサポートし、前記報告サービスは、前記少なくとも1つのデータリンク(189)の動的ステータス情報(3032)のためのものである、ことと、
    前記ノード(112,113,121,132)から前記サブスクリプション(501)に従って前記動的ステータス情報(3032)を取得することとを含み、
    前記ノード(112,113,121,132)は、前記通信ネットワーク(100)のコアネットワーク(115)の制御プレーンコアネットワークノード(132)又はユーザプレーンコアネットワークノード(121)である、方法。
  16. 前記動的ステータス情報(3032)に応じて、前記少なくとも1つのデータリンク(189)に沿ったデータサービスのアプリケーションデータ(3031)の通信を使用して、前記端末(101)への及び前記端末(101)からの前記データサービスのプロビジョニングを制御すること
    を更に含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)からターゲット外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)への前記少なくとも1つのデータリンク(189)の再ルーティングを検出すると、前記ターゲット外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)への前記サブスクリプション(501)の移行をトリガする、
    請求項15に記載の方法。
  18. 前記移行を前記トリガすることは、
    前記サブスクリプション(501)の指示を前記ターゲット外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)に提供すること、
    前記ターゲット外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)の指示を前記ノード(112,113,121,132)に提供すること、
    前記ターゲット外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)の指示を公開ノード(138)に提供すること、
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記サブスクリプション(501)は、前記通信ネットワーク(100)の公開ノード(138)が前記報告サービスをアドバタイズすることに基づいて確立される、
    請求項15に記載の方法。
  20. 通信ネットワーク(100)のノード(112,113,121,132)であって、前記ノードは、前記通信ネットワークと端末(101)との間の少なくとも1つのデータリンク(189)をサポートするように構成され、前記ノードは、
    前記少なくとも1つのデータリンク(189)の動的ステータス情報(3032)に関する報告サービスのための登録データ(3001)を、前記通信ネットワーク(100)の公開ノード(138)に提供することと、
    前記報告サービスへのサブスクリプション(501)に対するサブスクリプション要求(3025)を受信すると、前記ノード(112,113,121,132)と前記サブスクリプション要求(3025)に関連付けられた外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)との間で前記報告サービスへの前記サブスクリプション(501)を確立することと、
    前記サブスクリプション(501)に従って前記動的ステータス情報(3032)を前記外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)に提供することとを行うように構成された制御回路を含み、
    前記ノード(112,113,121,132)は、前記通信ネットワーク(100)のコアネットワーク(115)の制御プレーンコアネットワークノード(132)又はユーザプレーンコアネットワークノード(121)である、ノード。
  21. 前記制御回路は、請求項1に記載の方法を実行するように構成されている、請求項20に記載のノード。
  22. 通信ネットワーク(100)の公開ノード(138)であって、前記公開ノードは、
    前記通信ネットワーク(100)のノード(112,113,121,132)によって提供される報告サービスのための登録データ(3001)を取得することであって、前記ノード(112,113,121,132)は、端末(101)と前記通信ネットワーク(100)との間の少なくとも1つのデータリンク(189)をサポートし、前記報告サービスは、前記少なくとも1つのデータリンク(189)の動的ステータス情報(3032)のためのものである、ことと、
    前記報告サービスを複数の候補外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)にアドバタイズすることとを行うように構成された制御回路を含み、
    前記ノード(112,113,121,132)は、前記通信ネットワーク(100)のコアネットワーク(115)の制御プレーンコアネットワークノード(132)又はユーザプレーンコアネットワークノード(121)である、公開ノード。
  23. 前記制御回路は、請求項10に記載の方法を実行するように構成されている、請求項22に記載の公開ノード。
  24. 通信ネットワーク(100)に接続された外部アプリケーションノード(134,134-1,134-2)であって、前記外部アプリケーションノードは、
    前記通信ネットワーク(100)のノード(112,113,121,132)によって提供される報告サービスへのサブスクリプション(501)を確立することであって、前記ノード(112,113,121,132)は、前記通信ネットワーク(100)と端末(101)との間の少なくとも1つのデータリンク(189)をサポートし、前記報告サービスは、前記少なくとも1つのデータリンク(189)の動的ステータス情報(3032)のためのものである、ことと、
    前記ノード(112,113,121,132)から前記サブスクリプション(501)に従って前記動的ステータス情報(3032)を取得することとを行うように構成された制御回路を含み、
    前記ノード(112,113,121,132)は、前記通信ネットワーク(100)のコアネットワーク(115)の制御プレーンコアネットワークノード(132)又はユーザプレーンコアネットワークノード(121)である、外部アプリケーションノード。
  25. 前記制御回路は、請求項15に記載の方法を実行するように構成されている、請求項24に記載の外部アプリケーションノード。
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