JP7355342B2 - トルク構造 - Google Patents

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Description

本発明は、トルク構造に関するものである。
従来のトルク構造(例えば、特許文献1及び特許文献2の「レンチのトルク測定機構」)は、レンチを含む。レンチは、ヘッドと、把持するハンドルと、管部材と、トルク調節装置と、トルク測定機構と、を含む。管部材は、管本体に長形孔が形成され、ハンドルが一端に接続され、トルク出力構造を介してヘッドが他端に接続されている。トルク調節装置は、ハンドルに取り付けられた調節つまみと、管部材とハンドルとの間に取り付けられ、調節つまみの回転に対応して長形孔内で可動するピンと、を含む。トルク測定機構は、レンチに取り付けられるとともに、測量スリーブと、固定リングと、カラー(collar)と、を含む。測量スリーブは、管部材の外側に嵌設され、測量スリーブの内壁に陥入されて軌道壁面がピンに接触される螺旋軌道と、測量スリーブの外表面に表示された複数の目盛と、を含む。固定リングは、管部材に取り付けられ、ハンドルを組み合わせて測量スリーブが管部材の外部で自転することが制限され、管の長手方向で変位することがない。カラーは、測量スリーブの外側に位置拘束されるとともに、目盛に対向したウィンドウを有する。
しかし、従来のレンチのトルク測定機構には、以下(1)~(3)の欠点があった。
(1)特許文献2の図1に示すように、構造上、調節つまみを回転すると、トルクを調整することができるが、調節つまみの体積は大きくなく、調節つまみのサイズでは親指及び人差し指のみでつまんで回すため、調節つまみでは力を入れてトルクを調整することが容易でなく、特に、トルクが大きい場合、弾性部材が受ける圧力が大きくなり、調節つまみを回転させる力を大きくしなければならず、調節つまみを回転させることがより困難となった。
(2)調節つまみは、最端部に位置し、構造上、マイクロウィンドウは端部近くに位置し、目盛は、中間部に位置する。マイクロウィンドウと目盛とはハンドルにより離間される。ハンドルは、一定の長さを有する。トルクの大きさは、マイクロウィンドウ及び目盛を同時に見なければならなかったが、マイクロウィンドウ及び目盛は離れてそれぞれ別々の場所にあったため、マイクロウィンドウ及び目盛を同時に見ることは容易でなかった。このようにマイクロウィンドウ及び目盛が離れてそれぞれ別々の場所にあることは、人体工学的に好ましくなかった。
(3)特許文献2の図2に示すように、螺旋軌道は、測量スリーブの内周面上に設けられ、螺旋軌道の構造は、射出成形工法により製作することができなかった。また、螺旋軌道を旋盤加工又はフライス盤などの工作機械により製作する場合、螺旋軌道の加工が容易でない上、螺旋軌道がピンを移動させる距離によりリングを一回転させ、円周率が無理数であり、ピンが移動する距離と、リングが一回転する距離との間には誤差があった。
米国特許第8371194B2号明細書 台湾特許第I372097号公報
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、第1の本体、第2の本体、第1の制限部材、第1の弾性部材、第1のロック群、調整群、表示群、第3の本体群、第2のロック群、第3のロック群及び第4の本体を備えた、トルク構造であって、第1の本体を回転させるとトルク構造のトルク値を調整し得て、第1の本体は、手で把持し得て、第1の収容槽は、円状槽に成形され、第1の本体の内部には、第1の収容槽が形成され、第1の収容槽は、第1の本体に形成され、第1の本体の一端には、第1の表示計が設けられ、第1の表示計は、間隔をおいて環状に配置された複数の目盛を含み、第1の本体の他端には、第2の収容槽が形成され、第2の収容槽は、第1の収容槽と連通し、第2の収容槽は、円状槽を呈し、第1の本体の他端には、複数の第1の位置決め部が設けられ、第1の位置決め部は、第2の収容槽の開口に設けられ、第1の位置決め部は、第1の表示計から離れ、複数の第1の位置決め部は、第1の本体を軸心として間隔をおいて環状に配置され、第1の位置決め部は、凹溝であり、第2の本体は、第1の本体に枢着され、第1の本体を第2の本体に対して回転させるとトルク値を調整し得て、第2の本体の一部は、第1の収容槽内に収容され、第2の本体の一端には、駆動部が設けられ、第2の本体の他端には、第1の案内溝が形成され、第1の案内溝の長手方向は、第2の本体の長手方向と同じ方向であり、第1の案内溝は長孔槽であり、第1の案内溝は、第1の収容槽内に隠され、第1の案内溝は、駆動部から遠く、第2の本体の他端の近端部には、複数の第1の固定部が設けられ、第1の固定部は、第1の案内溝近くに設けられ、第1の案内溝は、駆動部と第1の固定部との間に設けられ、複数の第1の固定部は、第2の本体を軸心として環状に配置され、第1の固定部は、円状貫通孔であり、第2の本体上には、第1の収容孔が形成され、第1の収容孔は、第1の収容槽内に隠され、第1の収容孔は、第1の案内溝に対向状に形成され、第1の収容孔は、円孔状を呈し、第2の本体上には、第1の組立部が設けられ、第1の組立部は、駆動部近くに設けられ、第1の組立部は、孔状を呈し、第1の制限部材は、第1の収容孔に収容され、第1の弾性部材は、第2の本体内に収容されるとともに、第2の本体内に付勢力を発生させ、第2の本体はトルク・リミッタの効果が得られ、第1のロック群は、第2の本体と組み合わされると、第2の本体に対して変位したり回転したりせず、第1のロック群は、第1の収容槽内に収容され、第1のロック群は、第1のロック部材と、複数の固定部材と、複数の第1の球体と、第1のパッキンリングと、を含み、第1のロック部材は、第2の本体の端部と組み合わされ、第1のロック部材は、第1の収容槽内に隠され、第1のロック部材は、第2の本体に対して変位したり回転したりせず、第1のロック部材は、駆動部から遠く、第1のロック部材内には、第1の枢着部が設けられ、第1の枢着部は、第1のロック部材に挿設され、第1の枢着部は、円状槽であり、第1のロック部材は、複数の第2の固定部を有し、各第2の固定部は、各第1の固定部に対してそれぞれ対向状に形成され、第2の固定部の数は、第1の固定部の数に等しく、第1のロック部材の一端には、複数の位置決め溝が形成され、第1のロック部材の端部には、球収容溝が形成され、球収容溝は、第1の枢着部の一端の開口近くに形成され、球収容溝は、位置決め溝から離れて形成され、球収容溝は、凹状環溝であり、固定部材は、第1の固定部及び第2の固定部と組み合わされ、第1のロック部材は、第2の本体と組み合わされ、複数の第1の球体は、球収容溝に収容され、各第1の球体は、球収容溝で自然に転動可能であり、第1のパッキンリングは、第1のロック部材上に嵌合され、第1のパッキンリングは、第2の本体の端部と複数の位置決め溝との間に押圧され、第1のパッキンリングは、僅かに弾性を有し、第1のパッキンリングは、第1のロック部材と第2の本体との間の間隙を減らし、調整群は、第2の本体及び第1のロック群と組み合わされ、調整群は、第1の弾性部材を直接的又は間接的に押圧し、第1の本体は、第2の本体に対して回転し、第1の本体は、調整群を作動させてトルク値を調整し、表示群は、第1の本体、第2の本体及び調整群と組み合わされ、調整群を作動させると、表示群が直線変位してトルク構造のトルク値を表示し、第3の本体群は、第1の本体に枢着され、第1の本体は、第2の本体、第1のロック群及び第3の本体群に対して回転可能であり、第3の本体群は、第2の本体と組み合わされ、第3の本体群は、第2の本体に対して変位せず、第3の本体群は、表示群の外側を覆い、表示群は、第3の本体内で変位し、トルク値を表示し、第2のロック群は、第1の本体と組み合わされ、第2のロック群は、第1のロック群に対して回転し、第2のロック群は、第2のロック部材、第1の位置決め部材、第1のリング体及び第2の位置決め部材を含み、第2のロック部材の一端は、第2の収容槽内に組み合わされ、第2のロック部材の一端と、第2の収容槽の内周面とは、密着されるか、複数の螺着部材により固設され、第2のロック部材が第1の本体に固設され、第2のロック部材は、第1の本体に伴って回転し、第2のロック部材には、第1の貫通槽が形成され、第1の貫通槽は、第2のロック部材に形成され、第1の貫通槽は、各位置決め溝にそれぞれ対向状に形成され、第2のロック部材の外周面には、第1の環溝が周設され、第1の環溝は、2つの制限槽を有し、2つの制限槽は、第1の貫通槽に対して対称に形成され、第2のロック部材は、第2の貫通槽を有し、第2の貫通槽は、各位置決め溝に対して対向状に形成され、第2の貫通槽は、第1の貫通槽に対して対向状に形成され、制限槽は、第1の貫通槽と第2の貫通槽との間に設けられ、第2のロック部材の内周面には、第3の螺合部が設けられ、第3の螺合部は雌ねじであり、第1の位置決め部材は、第1の貫通槽に収容され、第1の位置決め部材の一端には、第2の環溝が周設され、第1のリング体は、第1の環溝及び第2の環溝上に嵌設され、第1のリング体の2つの端部には、制限部がそれぞれ設けられ、制限部が制限槽に収容され、第1のリング体が第2のロック部材から外れることを防ぎ、第1の位置決め部材は、第1のリング体により制限され、第1の貫通槽から外側に外れることを防ぎ、第1のリング体は弾性を有し、第2の位置決め部材は、第2の貫通槽に収容され、第3のロック群は、第1の本体及び第2のロック群と組み合わされ、第3のロック群は、第1の本体とともにロック位置まで押圧され、第3のロック群は、第2のロック群及び第1のロック群を制限し、第1の本体が第2の本体に対して回転しないようにするか、第3のロック群を作動させ、第3のロック群は、非ロック位置まで作動させ得て、第3のロック群は、第2のロック群及び第1のロック群を制限せず、第1の本体を第2の本体に対して回転させてトルク構造のトルク値を調整し得て、第3のロック群を第1の本体に対して変位させ、第3のロック群と第1の本体とを離間させ、第3のロック群を第1の本体に対して非ロック位置まで変位させて所定角度で回転させ、第3のロック群は、第3のロック部材、制御スリーブ及び第2の弾性部材を有し、第3のロック部材は、第1の本体と組み合わされ、第1の本体に対して変位させて回転させ、第3のロック部材は、複数の第2の位置決め部を有し、各第2の位置決め部は、第1の位置決め部に対してそれぞれ対向状に形成され、第2の位置決め部を第1の位置決め部に押圧してロック位置まで移動させるか、第1の位置決め部から離して非ロック位置まで移動させ、第2の位置決め部は、第1の位置決め部の形状に対応し、第3のロック部材内には、第5の収容槽が形成され、第5の収容槽は、円状槽であり、制御スリーブは、第5の収容槽内に組み合わされ、制御スリーブと第5の収容槽の内周面とは、密着されるか、螺着部材により固着されて制御スリーブが第3のロック部材に固設され、制御スリーブは、第3のロック部材に伴って変位して回転し、第1の位置決め部材、第1のリング体及び第2の位置決め部材は、制御スリーブ内に隠され、制御スリーブは、第2のロック部材上で変位して回転し、制御スリーブの内周面には、第1の凹部及び第2の凹部が設けられ、第1の凹部及び第2の凹部は、凹弧面状を呈し、第1の凹部及び第2の凹部が最小箇所及び最大箇所を有し、第2の弾性部材は、第3のロック部材内に収容され、第2の弾性部材の一端は、第3のロック部材又は制御スリーブ上に当接されて付勢力が発生し、第2の弾性部材は、第2の位置決め部と第1の位置決め部とを近づけ、第3のロック部材は、第1の本体に対して回転し得ず、第3のロック部材が変位すると、第2の弾性部材が圧縮され、第4の本体は、第1のロック群、調整群、第2のロック群及び第3のロック群と組み合わされ、第1の本体は、第2のロック群を介して第4の本体及び調整群を作動し、第4の本体は、第3のロック群の一端に枢着されて閉じるため、第3のロック群が外れることを防ぎ、第2の弾性部材が制御スリーブと第4の本体とに当接されて付勢力を発生させ、第4の本体には、第2の嵌合部が設けられ、第2の嵌合部には、第1の嵌合部が嵌合され、第4の本体と調整部材とが組み合わされ、調整部材が回転可能であり、第2の嵌合部は、十二角槽状又は六角槽状を呈し、第4の本体は、第4の螺合部を有し、第4の螺合部は、第3の螺合部に組み合わされ、第4の本体と第2のロック部材とが互いに組み合わされて外れることを防ぎ、第3のロック群は、第4の本体により制限を受けて第2のロック部材から外れることを防ぎ得て、第4の螺合部は、雄ねじであり、第1の本体は、第2の本体及び第3の本体群に対して回転可能であり、第1の本体は、第2のロック群及び第4の本体を作動し得て、調整部材を第1のベースに対して回転させると、第1のベースが第1の制限部材に沿って、第2の本体内で直線変位し、第1の押当面を第1の弾性部材に押し当てると、第1の弾性部材の圧縮程度を調整し得て、第1のベースは、第2の制限部材を変位させ、第2の制限部材は、第1の突部を第1の案内溝で変位させ、表示部材がスライド溝で摺動し、表示部材は、指示部に対向してトルク構造のトルク値を表示することを特徴とする、トルク構造を提供する。
本発明の一実施形態に係るトルク構造を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の一部の構成要素を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の第1のロック群を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の調整群を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の第3の本体群を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の第2のロック群を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の第3のロック群を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の制御スリーブを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造を示す組立斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の一部の構成要素の第1の操作状態を示す組立斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の第1の操作状態を示す上面図である。 図11の線A-Aに沿った斷面図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の一部の構成要素の第2の操作状態を示す組立斜視図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の第2の操作状態を示す上面図である。 図14の線A-Aに沿った斷面図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造を示す側面図である。 図16の線B-Bに沿った斷面図である。 図16の線C-Cに沿った斷面図である。 本発明の一実施形態に係るトルク構造の別の操作状態を示す側面図である。 図19の線B-Bに沿った他の操作状態を示す斷面図である。 図19の線C-Cに沿った他の操作状態を示す斷面図である。 本発明の第2実施形態に係るトルク構造の一部の構成要素を示す組立斜視図である。 本発明の第3実施形態に係るトルク構造の一部の構成要素を示す組立斜視図である。
図1~図8を参照する。図1~図8に示すように、本発明の一実施形態に係るトルク構造は、少なくとも第1の本体10、第2の本体20、第1の制限部材27、第1の弾性部材28、第1のロック群30、調整群40、表示群50、第3の本体群60、第2のロック群70、第3のロック群80及び第4の本体90から構成されてなる。
第1の本体10を回転させるとトルク構造のトルク値を調整することができる。第1の本体10は、手で把持することができる。第1の本体10の内部には、第1の収容槽11が形成される。第1の収容槽11は、第1の本体10に形成される。第1の収容槽11は、円状槽に成形される。第1の本体10の一端には、第1の表示計12が設けられる。第1の表示計12は、間隔をおいて環状に配置された複数の目盛を含む。第1の本体10の他端には、第2の収容槽13が形成される。第2の収容槽13は、第1の収容槽11と連通する。第2の収容槽13は、円状槽を呈する。第1の本体10の他端には、少なくとも1つの第1の位置決め部14が設けられる。第1の位置決め部14は、第2の収容槽13の開口に設けられる。第1の位置決め部14は、第1の表示計12から離れている。第1の位置決め部14は、複数個ある。複数の第1の位置決め部14は、第1の本体10を軸心として間隔をおいて環状に配置される。第1の位置決め部14の数は6個である。第1の位置決め部14は、凹溝である。
図2を併せて参照する。図2に示すように、第2の本体20は、第1の本体10に枢着される。第1の本体10を第2の本体20に対して回転させるとトルク値を調整することができる。第2の本体20の一部は、第1の収容槽11内に収容される。第2の本体20の一端には、駆動部21が設けられる。駆動部21は、第1の本体10から突出される。駆動部21は、六角槽状、四角ヘッド状、レンチヘッド状又はその他の形状に形成される。第2の本体20の他端には、第1の案内溝22が形成される。第1の案内溝22の長手方向は、第2の本体20の長手方向と同じ方向である。第1の案内溝22は長孔槽である。第1の案内溝22は、第1の収容槽11内に隠される。第1の案内溝22は、駆動部21から遠い。第2の本体20の他端の近端部には、複数の第1の固定部23が設けられる。第1の固定部23は、第1の案内溝22近くに設けられる。第1の案内溝22は、駆動部21と第1の固定部23との間に設けられる。複数の第1の固定部23は、第2の本体20を軸心として環状に配置される。第1の固定部23の個数は2つである。2つの第1の固定部23は、対称に配置される。第1の固定部23は、円状貫通孔である。第2の本体20上には、第1の収容孔25が形成される。第1の収容孔25は、第1の収容槽11内に隠される。第1の収容孔25は、第1の案内溝22に対向状に形成される。第1の収容孔25は、円孔状を呈する。第2の本体20上には、第1の組立部26が設けられる。第1の組立部26は、駆動部21近くに設けられる。第1の組立部26は、孔状を呈する。
第1の制限部材27は、第1の収容孔25に収容される。
第1の弾性部材28は、第2の本体20に収容されるとともに、第2の本体20内に付勢力を発生させ、第2の本体20はトルク・リミッタの効果が得られる。
図3を併せて参照する。図3に示すように、第1のロック群30は、第2の本体20と組み合わされると、第2の本体20に対して変位したり回転したりすることはない。第1のロック群30は、第1の収容槽11内に収容される。第1のロック群30は、第1のロック部材31と、複数の固定部材32と、複数の第1の球体33と、第1のパッキンリング34と、を含む。
第1のロック部材31は、第2の本体20の端部と組み合わされる。第1のロック部材31は、第1の収容槽11内に隠される。第1のロック部材31は、第2の本体20に対して変位したり回転したりすることはない。第1のロック部材31は、駆動部21から遠い。第1のロック部材31内には、第1の枢着部311が設けられる。第1の枢着部311は、第1のロック部材31に挿設される。第1の枢着部311は、円状槽である。第1のロック部材31は、複数の第2の固定部312を有する。各第2の固定部312は、各第1の固定部23に対してそれぞれ対向状に形成される。第2の固定部312の数は、第1の固定部23の数に等しい。第1のロック部材31の一端には、複数の位置決め溝313が形成される。複数の位置決め溝313は、第1のロック部材31を軸心として環状に配置される。位置決め溝313の個数は、10、12又は20である。位置決め溝313は凹弧溝である。第1のロック部材31の端部には、球収容溝314が形成される。球収容溝314は、第1の枢着部311の一端の開口近くに形成される。球収容溝314は、位置決め溝313から離れて形成される。球収容溝314は、凹状環溝である。
固定部材32は、第1の固定部23及び第2の固定部312と組み合わされ、第1のロック部材31は、第2の本体20と組み合わされる。固定部材32の個数は、第1の固定部23及び第2の固定部312に等しい。固定部材32は、球体状又はピン体状を呈する。
複数の第1の球体33は、球収容溝314に収容される。各第1の球体33は、球収容溝314で自然に転動可能である。第1の球体33は、円体状、球体状又はピン体状を呈する。
第1のパッキンリング34は、第1のロック部材31上に嵌合される。第1のパッキンリング34は、第2の本体20の端部と複数の位置決め溝313との間に押圧される。第1のパッキンリング34は、僅かに弾性を有する。第1のパッキンリング34は、第1のロック部材31と第2の本体20との間の間隙を減らすことができる。
図4を併せて参照する。図4に示すように、調整群40は、第2の本体20及び第1のロック群30と組み合わされる。調整群40は、第1の弾性部材28を直接的又は間接的に押圧する。第1の本体10は、第2の本体20に対して回転する。第1の本体10は、調整群40を作動させてトルク値を調整する。調整群40は、調整部材41、第1のベース42及び第2のパッキンリング43を含む。
調整部材41は、第2の本体20及び第1の枢着部311内に挿設される。調整部材41は、第2の本体20及び第1の枢着部311内でその場で転動可能である。調整部材41は、間隔部411を有する。間隔部411は、第2の本体20内に収容される。複数の第1の球体33が間隔部411の一端に当接されているため、調整部材41は、第1のロック部材31に対して回転するとき、転動摩擦力が発生する。間隔部411は、円体状を呈する。間隔部411は、第1の螺合部412を有する。第1の螺合部412は、第2の本体20内に収容される。第1の螺合部412は、雄ねじ状を呈する。第1の螺合部412の直径は、間隔部411より小さい。間隔部411は、第2の枢着部413を有する。第2の枢着部413は、第1の枢着部311内に枢着される。第2の枢着部413は、第1のロック部材31に対して回転可能である。間隔部411は、第1の螺合部412と第2の枢着部413との間に設けられる。第2の枢着部413の直径は、間隔部411より小さい。第2の枢着部413は、円杆体状を呈する。第2の枢着部413は、第1の嵌合部414を有する。第2の枢着部413は、間隔部411と第1の嵌合部414との間に設けられる。第1の嵌合部414の形状は、六角柱である。
第1のベース42は、第2の本体20内に収容される。第1のベース42の一端には、第1の押当面421が設けられる。第1の押当面421は、直接的又は間接的に第1の弾性部材28の一端に当接される。即ち、第1の弾性部材28は、第2の本体20内と第1の押当面421との間に付勢力を発生させる。第1のベース42の他端には、第2の螺合部422が設けられる。第2の螺合部422は、第1の螺合部412と螺合される。第2の螺合部422を第1の螺合部412に対して回転させると、第1のベース42と間隔部411とを互いに近づけたり離したりすることができる。第1のベース42は、第2の本体20内で直線変位し、第1の弾性部材28の圧縮程度を調整することができる。第2の螺合部422は、雌ねじ状を呈する。第1のベース42上には、第2の収容孔423が形成される。第2の収容孔423は、第1の案内溝22に対して対向状に形成される。第2の収容孔423の軸心と第1のベース42の軸心とは垂直に交わる。第2の収容孔423は、円孔状を呈する。第1のベース42上には、第2の案内溝424が形成される。第2の案内溝424は、第1の収容孔25に対して対向状に形成される。第1の制限部材27は、第2の案内溝424に収容される。即ち、第1の制限部材27は、第1の収容孔25と第2の案内溝424との間に設けられる。第2の案内溝424は、第1の制限部材27上で変位する。第1のベース42は、第1の制限部材27により制限され、第1のベース42は、第2の本体20内で直線変位可能である。第2の案内溝424は、長溝状を呈する。第2の案内溝424は、第1のベース42の長手方向で延びる。
第2のパッキンリング43は、第2の本体20内に収容される。第2のパッキンリング43は、第1の螺合部412の端部に嵌合される。第2のパッキンリング43は、間隔部411の他端に当接される。第2のパッキンリング43は、調整部材41と第1のベース42との間に設けられる。第1のベース42は、第2の本体20内で直接変位可能であり、第1のベース42と第2のパッキンリング43とが互いに近づけられるか離される。
図2を併せて参照する。図2に示すように、表示群50は、第1の本体10、第2の本体20及び調整群40と組み合わされ、調整群40を作動させると、表示群50が変位してトルク構造のトルク値を表示する。表示群50は、表示部材51及び第2の制限部材52を含む。
表示部材51は、第2の本体20から突出され、表示部材51の一部が第1の収容槽11内に収容される。表示部材51は、第1の本体10と第2の本体20との間に設けられる。表示部材51には、調整群40が取り付けられ、調整群40が作動されると、表示部材51が第2の本体20の外側で直線変位する。表示部材51は、第1のベース42と組み合わされる。第1のベース42は、表示部材51を第2の本体20の外側で直線変位させる。表示部材51は、第2の表示計511を有する。第2の表示計511は、間隔をおいて直線に配置された複数の目盛を含む。表示部材51の一端には、第1の突部512が突設される。第1の突部512は、第1の案内溝22に収容される。第1の突部512が第1の案内溝22で変位すると、表示部材51が第2の本体20に対して直線変位する。第1の突部512は、長円形バンプに成形される。第1の突部512内には、第1の槽513が形成される。第1の槽513は、第2の収容孔423に対向状に形成される。第1の槽513は、長孔槽に成形される。第1の槽513の一端には、第2の槽514が形成される。第2の槽514は、第1の槽513と連通する。第2の槽514の長さ及び直径は、第1の槽513より大きい。第1の槽513は、第1の突部512と第2の槽514との間に形成される。第2の槽514は、長孔槽に成形される。
第2の制限部材52は、第2の収容孔423、第1の槽513及び第2の槽514に挿設され、表示部材51が第1のベース42と組み合わされる。第2の制限部材52は、リベット部材又は螺合部材である。第2の制限部材52の頭部は、第2の槽514に収容される。
第2の螺合部422は、第1の螺合部412に対して回転可能である。第1のベース42が、第1の制限部材27により制限されて第2の本体20内で直線変位すると、第1の押当面421が第1の弾性部材28に押し当てられて第1の弾性部材28の圧縮程度を調整することができる。第1のベース42は、第2の制限部材52を同時に変位させ、第2の制限部材52により第1の突部512を第1の案内溝22で変位させることができる。表示部材51は、第2の制限部材52及び第1の突部512の制限を受け、表示部材51及び第2の制限部材52が第1の本体10及び第2の本体20に対して直線変位する。
図5を併せて参照する。図5に示すように、第3の本体群60は、第1の本体10に枢着される。第1の本体10は、第2の本体20、第1のロック群30及び第3の本体群60に対して回転可能である。第3の本体群60は、第2の本体20と組み合わされる。第3の本体群60は、第2の本体20に対して変位しない。第3の本体群60は、表示群50の外側を覆う。表示群50は、第3の本体群60内で変位可能である。第3の本体群60は、第3の本体61、第1の蓋体62、第2の蓋体63及び組立部材64を含む。
第3の本体61は、第2の本体20と組み合わされる。第3の本体61内の一端には、第3の収容槽611が形成される。第2の本体20は、一部が第3の収容槽611内に収容される。駆動部21は、第3の本体61の外側に突出される。表示群50は、第1の収容槽11及び第3の収容槽611内に隠される。第3の収容槽611は、円状槽を呈する。第3の収容槽611内の一側には、スライド溝612が形成される。スライド溝612には、表示部材51が摺動可能に設けられる。表示部材51は、第1の案内溝22の範囲内でスライド溝612に沿って直線状に摺動可能である。スライド溝612は、第3の収容槽611と連通する。スライド溝612は、凹溝である。第3の本体61は、第1の中空槽613を有する。第1の中空槽613は、第2の表示計511に対向状に形成される。第2の表示計511は、第1の中空槽613に対向した箇所で変位し、調整群40が押し当てられる第1の弾性部材28の圧縮程度を表すトルク値を表示する。第1の中空槽613は、スライド溝612と連通する。第1の中空槽613は、長孔槽である。第3の本体61の外側には、第1の収容溝614が形成される。第1の収容溝614は、長孔槽を呈する。第1の中空槽613は、スライド溝612と第1の収容溝614との間に形成される。第1の収容溝614の長さ及び直径は、第1の中空槽613より大きい。第3の本体61の他端には、第2の中空槽615が形成される。第1の本体10は、第3の本体61に対して回転可能であり、第1の表示計12の各目盛と第2の中空槽615とが互いに対向状に設けられる。第2の中空槽615は、中空の円状槽である。第2の中空槽615の一端には、第2の収容溝616が形成される。第2の収容溝616は、第2の中空槽615と連通する。第2の収容溝616の直径は、第2の中空槽615より大きい。第2の収容溝616は円状溝である。第3の本体61内の他端には、第4の収容槽617が形成される。第4の収容槽617には、第1の表示計12が枢着される。第1の表示計12は、第4の収容槽617内で回転可能である。第4の収容槽617と第3の収容槽611とは連通する。第4の収容槽617の直径は、第3の収容槽611の直径より大きい。第4の収容槽617は、円状槽である。第3の本体群60には、第2の組立部618が設けられる。第2の組立部618は、第1の組立部26に対向状に形成される。第2の組立部618は、第3の収容槽611の開口近くに設けられる。第2の組立部618は貫通孔である。
第1の蓋体62は、第1の中空槽613に蓋設される。第1の蓋体62は、透明状又は半透明状である。第1の蓋体62上には、指示部621が設けられる。第2の表示計511の各目盛は、指示部621に対向状に形成され、調整群40が第1の弾性部材28に押し当てられる圧縮程度を表すトルク値を表示する。第1の蓋体62は、第1の収容溝614に収容される。
第2の蓋体63は、第2の中空槽615に蓋設される。第2の蓋体63は、透明状又は半透明状である。第2の蓋体63は、円体状を呈する。第2の蓋体63は、第2の収容溝616に収容される。第2の蓋体63は、拡大機能を有してもよい(例えば、拡大レンズである)。
組立部材64は、第2の組立部618及び第1の組立部26に挿設され、第3の本体61と第2の本体20とが組み合わされる。組立部材64は、アンカー部材又は螺合部材である。
図6を併せて参照する。図6に示すように、第2のロック群70は、第1の本体10と組み合わされる。第2のロック群70は、第1のロック群30に対して回転する。第2のロック群70は、第2のロック部材71、第1の位置決め部材72、第1のリング体73及び第2の位置決め部材74を含む。
第2のロック部材71の一端は、第2の収容槽13内に組み合わされる。第2のロック部材71の一端と、第2の収容槽13の内周面とは、密着されるか、複数の螺着部材により固設され、第2のロック部材71が第1の本体10に固設される。第2のロック部材71は、第1の本体10に伴って回転する。第2のロック部材71には、第1の貫通槽711が形成される。第1の貫通槽711は、第2のロック部材71に形成される。第1の貫通槽711は、各位置決め溝313にそれぞれ対向状に形成される。第1の貫通槽711は、長孔槽である。第2のロック部材71の外周面には、第1の環溝712が周設される。第1の環溝712は、環状凹溝である。第1の環溝712は、2つの制限槽7121を有する。2つの制限槽7121は、第1の貫通槽711に対して対称に形成される。第2のロック部材71は、第2の貫通槽713を有する。第2の貫通槽713は、各位置決め溝313に対して対向状に形成される。第2の貫通槽713は、第1の貫通槽711に対して対向状に形成される。制限槽7121は、第1の貫通槽711と第2の貫通槽713との間に設けられる。第2の貫通槽713は、円状貫通孔である。第2のロック部材71の内周面には、第3の螺合部714が設けられる。第3の螺合部714は雌ねじである。
第1の位置決め部材72は、第1の貫通槽711に収容される。第1の位置決め部材72は、金属材料からなる。第1の位置決め部材72は円柱体である。第1の位置決め部材72の一端には、第2の環溝721が周設される。第2の環溝721は、環状凹溝を呈する。第1の位置決め部材72の一端は錐形体状に形成される。第1の位置決め部材72が有する錐形体の一端は、第3の螺合部714に対向する。
第1のリング体73は、第1の環溝712及び第2の環溝721上に嵌設される。第1のリング体73の2つの端部には、制限部731がそれぞれ設けられ、制限部731が制限槽7121に収容され、第1のリング体73が第2のロック部材71から外れることを防ぐことができる。第1の位置決め部材72は、第1のリング体73により制限され、第1の貫通槽711から外側に外れることを防ぐ。第1のリング体73は弾性を有する。
第2の位置決め部材74は、第2の貫通槽713に収容される。第2の位置決め部材74は球体状である。
図7及び図8を併せて参照する。図7及び図8に示すように、第3のロック群80は、第1の本体10及び第2のロック群70と組み合わされる。第3のロック群80は、第1の本体10とともにロック位置まで押圧される。第3のロック群80は、第2のロック群70及び第1のロック群30を制限し、第1の本体10が第2の本体20に対して回転しないようにするか、第3のロック群80を作動させる。第3のロック群80は、非ロック位置まで作動させることが可能である。第3のロック群80は、第2のロック群70及び第1のロック群30を制限せず、第1の本体10を第2の本体20に対して回転させてトルク構造のトルク値を調整することができる。第3のロック群80を第1の本体10に対して変位させ、第3のロック群80と第1の本体10とを離間させ、第3のロック群80を第1の本体10に対して非ロック位置まで変位させて所定角度で回転させる。第3のロック群80は、第3のロック部材81、制御スリーブ82及び第2の弾性部材83を有する。
第3のロック部材81は、第1の本体10と組み合わされ、第1の本体10に対して変位させて回転させる。第3のロック部材81は、複数の第2の位置決め部811を有する。各第2の位置決め部811は、第1の位置決め部14に対してそれぞれ対向状に形成される。第2の位置決め部811を第1の位置決め部14に押圧してロック位置まで移動させるか、第1の位置決め部14から離して非ロック位置まで移動させる。第2の位置決め部811は、第1の位置決め部14の形状に対応する。第3のロック部材81内には、第5の収容槽812が形成される。第5の収容槽812は、円状槽である。
制御スリーブ82は、第5の収容槽812内に組み合わされる。制御スリーブ82と第5の収容槽812の内周面とは、密着されるか、螺着部材により固着されて制御スリーブ82が第3のロック部材81に固設される。制御スリーブ82は、第3のロック部材81に伴って変位して回転する。第1の位置決め部材72、第1のリング体73及び第2の位置決め部材74は、制御スリーブ82内に隠される。制御スリーブ82は、第2のロック部材71上で変位して回転する。制御スリーブ82の内周面には、第1の凹部821及び第2の凹部822が設けられる。第1の凹部821及び第2の凹部822は、凹弧面状を呈し、第1の凹部821及び第2の凹部822が最小箇所及び最大箇所を有する。
図8に示す第1の凹部821及び第2の凹部822の形状は、円形の二点鎖線により制御スリーブ82の内周面を表す。第1の凹部821及び第2の凹部822は、最小箇所及び最大箇所を有する。
第2の弾性部材83は、第3のロック部材81内に収容される。第2の弾性部材83の一端は、第3のロック部材81又は制御スリーブ82上に当接されて付勢力が発生する。第2の弾性部材83は、第2の位置決め部811と第1の位置決め部14とを近づける。第3のロック部材81は、第1の本体10に対して回転させることができない。第3のロック部材81が変位すると、第2の弾性部材83が圧縮される。
制御スリーブ82がロック位置まで作動されると、第1の凹部821の最小箇所が第1の貫通槽711に対向し、第1の凹部821により制限される。第1の位置決め部材72は、位置決め溝313に制限される。第1の本体10は、第2の本体20に対して回転しない。第2の凹部822の最小箇所は、第2の貫通槽713に対向し、第2の凹部822による制限を受け、第2の位置決め部材74は、位置決め溝313に制限される。第1の本体10は、第2の本体20に対して回転しない。
制御スリーブ82が第1の本体10上で非ロック位置まで変位されて回転されると、第1の凹部821は、第1の貫通槽711及び位置決め溝313に対向する。第1の位置決め部材72は、第1の貫通槽711及び第1の凹部821に収容される。第1の位置決め部材72は、変位空間を有し、位置決め溝313から外すことが可能である。第1の位置決め部材72は、第1のリング体73のみにより制限を受ける。第1の位置決め部材72と第1のロック部材31とは互いに制限しない。第1の本体10は、第2の本体20、第1のロック群30及び第3の本体群60に対して回転し、第1の位置決め部材72が第1のロック部材31上で変位し、何れか1つの位置決め溝313に位置決めされる。第1の位置決め部材72は、第1のロック部材31の壁面により押圧されて第1のリング体73を押し開く。第1の位置決め部材72が一位置決め溝313から次の位置決め溝313まで移動されると、第1の位置決め部材72が第1のリング体73の弾性回復力を受けて各位置決め溝313に収容されると、互いにぶつかる音を発する。第1の位置決め部材72は、各位置決め溝313との間に警告音が発する。第1の位置決め部材72が発する警告音から、第1の位置決め部材72がすでに位置決め溝313のうちの一つに対向したことが分かる。第2の凹部822は、第2の貫通槽713に対して対向状に形成される。第2の位置決め部材74は、第2の凹部822に収容される。第2の位置決め部材74は、活動空間を有する。第2の位置決め部材74は、位置決め溝313から外すことができる。
図1を併せて参照する。第4の本体90は、第1のロック群30、調整群40、第2のロック群70及び第3のロック群80と組み合わされる。第1の本体10は、第2のロック群70を介して第4の本体90及び調整群40を作動する。第4の本体90は、第3のロック群80の一端に枢着されて閉じるため、第3のロック群80が外れることを防ぎ、第2の弾性部材83が制御スリーブ82と第4の本体90とに当接されて付勢力を発生させる。
第4の本体90には、第2の嵌合部91が設けられる。第2の嵌合部91には、第1の嵌合部414が嵌合され、第4の本体90と調整部材41とが組み合わされ、調整部材41が回転可能である。第2の嵌合部91は、十二角槽状又は六角槽状を呈する。第4の本体90は、第4の螺合部92を有する。第4の螺合部92は、第3の螺合部714に組み合わされ、第4の本体90と第2のロック部材71とが互いに組み合わされて外れることを防ぐ。第3のロック群80は、第4の本体90により制限を受けて第2のロック部材71から外れることを防ぐことができる。第4の螺合部92は、雄ねじである。
第1の本体10は、第2の本体20及び第3の本体群60に対して回転可能である。第1の本体10は、第2のロック群70及び第4の本体90を作動させ得る。調整部材41を第1のベース42に対して回転させると、第1のベース42が第1の制限部材27に沿って、第2の本体20内で直線変位する。第1の押当面421を第1の弾性部材28に押し当てると、第1の弾性部材28の圧縮程度を調整することができる。第1のベース42は、第2の制限部材52を変位させ、第2の制限部材52は、第1の突部512を第1の案内溝22で変位させ、表示部材51がスライド溝612で摺動し、表示部材51は、指示部621に対向してトルク構造のトルク値を表示する。
図9~図12を参照する。図9~図12に示すように、第2の本体20は、第1の本体10に枢着される。第1のロック群30は、第2の本体20と組み合わされる。調整群40は、第2の本体20及び第1のロック群30と組み合わされる。表示群50は、第1の本体10、第2の本体20及び調整群40と組み合わされる。図10~図12は、トルク構造のトルク値が小さいときの状態である。第3の本体群60は、第1の本体10に枢着される。第3の本体群60は、第2の本体20に固設される。第3の本体群60は、表示群50と組み合わされる。第1の本体10は、第2の本体20及び第1のロック群30に対して回転可能である。第2のロック群70は、第1の本体10及び第1のロック群30と組み合わされる。第3のロック群80は、第2のロック部材71でロック位置又は非ロック位置まで作動させ、第1の本体10が第2の本体20及び第1のロック群30に対して回転させるか回転させない。第4の本体90は、第1のロック群30、調整群40及び第2のロック群70と組み合わされる。第1の本体10は、第2のロック群70を介して第4の本体90及び調整群40を回転させる。
図13~図15を参照する。図13~図15に示すように、第1の本体10は、第2の本体20及び第3の本体群60に対して回転する。第1の本体10は、第4の本体90及び調整部材41を回転させ、調整部材41を第1のベース42に対して回転させる。第1のベース42は、第2の本体20内で直線変位され、第1の弾性部材28の圧縮程度を調整してトルク値を調整し、第1のベース42と第2のパッキンリング43とを互いに近づけるか離す。トルク構造のトルクを最大値に調整したとき、第1の弾性部材28は、最も圧縮された状態となる。第1のベース42は、第2のパッキンリング43から離れる。第1のベース42は、表示部材51を第3の本体61内で第1の本体10及び第2の本体20に対して直線変位させる。第2の表示計511は、第1の中空槽613に対して変位する。第2の表示計511の目盛は、指示部621に対向し、第1の弾性部材28の圧縮程度を示すトルク値を表示する。
図16~図18を参照する。図16~図18に示すように、第3のロック群80がロック位置に作動すると、第1の本体10が第2のロック群70及び第3のロック群80により制限を受け、第1の本体10は、第2の本体20、第1のロック群30及び第3の本体群60に対して回転することができず、第1の本体10を回転させてトルク値を調整することはできない。
図19及び図21を参照する。図19及び図21に示すように、第3のロック群80が非ロック位置まで作動するとき、第1の本体10は、第2の本体20及び第1のロック群30に対して回転可能である。第1の本体10は、調整部材41を回転させ、第1の弾性部材28の長さを調整してトルク値を調整する。
図22を参照する。図22に示すように、駆動部21は、四角頭部を有するラチェットレンチ構造、メガネレンチ構造又は開口スパナ構造である。
図23を参照する。図23に示すように、駆動部21は、もう一つのトルクレンチ構造であり、内部のラチェット装置を第1の弾性部材28から外すことが可能である。
本発明の他の実施形態において、第1の槽513は、第2の収容孔423と同じ円孔状でもよい。第4の収容槽617は、第3の収容槽611と同じ直径を有する円状槽でもよい。
本発明の他の実施形態において、制御スリーブ82がロック位置まで変位されて回転されると、第1の凹部821は、第1の貫通槽711に対して対向せず、第1の位置決め部材72は、制御スリーブ82の内周面が第1の貫通槽711及び位置決め溝313に押し当てられて係合される。第1の本体10は、第1の位置決め部材72、第2のロック部材71及び第1のロック群30により制限されて回転することを防ぐ。
上述したことから分かるように、本発明のトルク構造は、以下(1)~(17)の長所を有する。
(1)第1の本体10が大きめの体積及び長さを有し、第1の本体10を回転させてトルクを調整することができるときの回転力が好ましく、掌で第1の本体10を直接把持することができるため、人体工学的に好ましい。
(2)第1の表示計12及び表示群50は、トルク構造の中央部に位置して互いに近いため、第1の本体10を手で把持して回すことにより、トルク構造のトルク値を調整することができ、ユーザは第1の表示計12及び表示群50を直接見ることができる。
(3)第1の本体10の一端には、第1の表示計12が設けられる。第1の表示計12は、複数の目盛を含んで、間隔をおいて環状に配置される。表示部材51上には、第2の表示計511が設けられる。第2の表示計511は、間隔をおいて直線状に配置された複数の目盛を含む。第1の本体10が調整群40を作動させるとき、第1の表示計12は、第4の収容槽617で第3の本体61に対して回転し、トルク値を表示する。表示部材51は、調整群40により駆動され、第3の本体61内で直線変位する。第2の表示計511は、第1の中空槽613に対応した箇所で変位し、第1の弾性部材28の圧縮程度を表示してトルク値を表示する。第1の表示計12及び第2の表示計511の目盛は、それぞれ間隔をおいて環状に配置され、間隔をおいて直線状に配置され、製作にかかる生産コストを減らすことができる。
(4)第2の蓋体63には、第1の表示計12が第2の中空槽615に対向した数値を表示してトルク値を表示する。第2の表示計511の一目盛は、指示部621に対して対向してトルク値を表示する。
(5)第3の収容槽611内の一側には、スライド溝612が形成される。スライド溝612には、表示部材51が摺設される。表示部材51は、第1の案内溝22の範囲内でスライド溝612に沿って直線状で摺動可能である。
(6)第1の突部512は、第1の案内溝22で変位する。表示部材51と第1の案内溝22との間には、大きめの嵌合体積を有する。表示部材51が直線変位するとき、位置がずれることを防ぐことができる。
(7)第1の槽513は、長孔槽を呈する。表示部材51と調整群40とを組み合わせると、表示部材51が僅かな調整位置の空間しかなく、第1の弾性部材28の弾力の不確定値を解決する。
(8)第1のロック部材31は一部品を呈する。第1のロック部材31は、加工コストが低い長所を有するか、第1のロック部材31が直接、射出成形工法により第2の固定部312が形成される。
(9)第2の弾性部材83はばね構造であり、第3のロック群80を変位させて第1の本体10を離し、第2の弾性部材83が第3のロック群80を第1の本体10に向けて押圧される。
(10)第2の嵌合部91と第1の嵌合部414とが嵌合されない場合、第3の本体61は、非常に小さな小角度で略回転可能である。調整部材41は、第2の嵌合部91と嵌合可能である。
(11)図12を併せて参照する。図12に示すように、調整群40が第1のロック群30により制限を受けるため、調整群40は、第1のロック群30から外れることはない。第4の本体90は、第2のロック群70により制限を受けるため外れることがない。第1の本体10が第2のロック群70及び第4の本体90により制限を受け、第2の本体20上に枢着される。
(12)図12と図15とを比べると、第1の本体10と、第2の本体20及び第3の本体群60とが非対応に変位し、トルク構造のトルク値の大小に関わらず、トルク構造の全長は全て同じであり、第1の弾性部材28の圧縮程度により全長が変わることはない。
(13)第3のロック群80は、第1の本体10上で非ロック位置まで回転されるとき、第3のロック群80は、第2のロック群70及び第1のロック群30を制限せず、第1の本体10を回転し、第1の本体10により第2の本体20、第1のロック群30及び第3の本体群60を回転させ、第1の本体10により第4の本体90及び調整群40を作動させてトルク値を調整する。
(14)第3のロック群80が非ロック位置に位置するとき、第1の位置決め部材72が、一位置決め溝313から次に位置決め溝313まで移動されると、第1の位置決め部材72が第1のロック部材31の壁面により押圧されて第1のリング体73を押し開く。第1の位置決め部材72が第1のリング体73の弾性回復力を受けて次の各位置決め溝313に収容されるときに、位置決め溝313に進入する音を発する。第1の位置決め部材72は、各位置決め溝313との間に回転するときの警告音を発し、トルク値を調整する状態にしてもよいし、既に知られた第1の位置決め部材72が一方の位置決め溝313にすでに収容される。もしトルク構造が所望のトルク値にすでに調整されるとき、制御スリーブ82をロック位置に作動される。
(15)第3のロック群80がロック位置に作動するとき、第1の本体10が第2のロック群70及び第1のロック群30により制限を受けて回転することができない。調整群40を作動してトルク値を調整することができない。
(16)複数の第1の球体33は、球収容溝314に収容される。複数の第1の球体33は、間隔部411の一端に当接され、調整部材41が第1のロック部材31に対して回転するときに転動摩擦力が発生する。
(17)第1のパッキンリング34は、第1のロック部材31に嵌設される。第1のパッキンリング34は、僅かに外側に張出す弾性力を有する。第1のパッキンリング34は、第1のロック部材31と第2の本体20との間の間隙を減らすことができる。
10 第1の本体
11 第1の収容槽
12 第1の表示計
13 第2の収容槽
14 第1の位置決め部
20 第2の本体
21 駆動部
22 第1の案内溝
23 第1の固定部
25 第1の収容孔
26 第1の組立部
27 第1の制限部材
28 第1の弾性部材
30 第1のロック群
31 第1のロック部材
32 固定部材
33 第1の球体
34 第1のパッキンリング
40 調整群
41 調整部材
42 第1のベース
43 第2のパッキンリング
50 表示群
51 表示部材
52 第2の制限部材
60 第3の本体群
61 第3の本体
62 第1の蓋体
63 第2の蓋体
64 組立部材
70 第2のロック群
71 第2のロック部材
72 第1の位置決め部材
73 第1のリング体
74 第2の位置決め部材
80 第3のロック群
81 第3のロック部材
82 制御スリーブ
83 第2の弾性部材
90 第4の本体
91 第2の嵌合部
92 第4の螺合部
311 第1の枢着部
312 第2の固定部
313 位置決め溝
314 球収容溝
411 間隔部
412 第1の螺合部
413 第2の枢着部
414 第1の嵌合部
421 第1の押当面
422 第2の螺合部
423 第2の収容孔
424 第2の案内溝
511 第2の表示計
512 第1の突部
513 第1の槽
514 第2の槽
611 第3の収容槽
612 スライド溝
613 第1の中空槽
614 第1の収容溝
615 第2の中空槽
616 第2の収容溝
617 第4の収容槽
618 第2の組立部
621 指示部
711 第1の貫通槽
712 第1の環溝
713 第2の貫通槽
714 第3の螺合部
721 第2の環溝
731 制限部
811 第2の位置決め部
812 第5の収容槽
821 第1の凹部
822 第2の凹部
7121 制限槽

Claims (10)

  1. 第1の本体(10)、第2の本体(20)、第1の制限部材(27)、第1の弾性部材(28)、第1のロック群(30)、調整群(40)、表示群(50)、第3の本体群(60)、第2のロック群(70)、第3のロック群(80)及び第4の本体(90)を備え、
    第2の本体(20)の駆動部(21)から対象物に掛けるトルクを調整できるレンチのトルク構造であって、
    第1の本体(10)を回転させるとトルク構造のトルク値を調整し得て、
    第1の本体(10)は、手で把持し得て、
    第1の収容槽(11)は、円状槽に成形され、
    第1の本体(10)の内部には、第1の収容槽(11)が形成され、
    第1の収容槽(11)は、第1の本体(10)に形成され、
    第1の本体(10)の一端には、第1の表示計(12)が設けられ、
    第1の表示計(12)は、間隔をおいて環状に配置された複数の目盛を含み、
    第1の本体(10)の他端には、第2の収容槽(13)が形成され、第2の収容槽(13)は、第1の収容槽(11)と連通し、第2の収容槽(13)は、円状槽を呈し、
    第1の本体(10)の他端には、複数の第1の位置決め部(14)が設けられ、第1の位置決め部(14)は、第2の収容槽(13)の開口に設けられ、第1の位置決め部(14)は、第1の表示計(12)から離れ、複数の第1の位置決め部(14)は、第1の本体(10)を軸心として間隔をおいて環状に配置され、第1の位置決め部(14)は、凹溝であり、
    第2の本体(20)は、第1の本体(10)に枢着され、第1の本体(10)を手で把持して、手で前記第1の本体(10)を第2の本体(20)に対して相対的に回転させる回転操作によって前記駆動部(21)から対象物に掛かるトルク値を調整し得て、第2の本体(20)の一部は、第1の収容槽(11)内に収容され、
    第2の本体(20)の一端には、駆動部(21)が設けられ、
    第2の本体(20)の他端には、第1の案内溝(22)が形成され、第1の案内溝(22)の長手方向は、第2の本体(20)の長手方向と同じ方向であり、第1の案内溝(22)は長孔槽であり、第1の案内溝(22)は、第1の収容槽(11)内に隠され、第1の案内溝(22)は、駆動部(21)から遠く、
    第2の本体(20)の他端の近端部には、複数の第1の固定部(23)が設けられ、第1の固定部(23)は、第1の案内溝(22)近くに設けられ、第1の案内溝(22)は、駆動部(21)と第1の固定部(23)との間に設けられ、複数の第1の固定部(23)は、第2の本体(20)を軸心として環状に配置され、第1の固定部(23)は、円状貫通孔であり、
    第2の本体(20)上には、第1の収容孔(25)が形成され、第1の収容孔(25)は、第1の収容槽(11)内に隠され、第1の収容孔(25)は、第1の案内溝(22)に対向状に形成され、第1の収容孔(25)は、円孔状を呈し、
    第2の本体(20)上には、第1の組立部(26)が設けられ、第1の組立部(26)は、駆動部(21)近くに設けられ、第1の組立部(26)は、孔状を呈し、
    第1の制限部材(27)は、第1の収容孔(25)に収容され、
    第1の弾性部材(28)は、第2の本体(20)内に収容されるとともに、第2の本体(20)内に付勢力を発生させ、第2の本体(20)はトルク・リミッタの効果が得られ、
    第1のロック群(30)は、第2の本体(20)と組み合わされると、第2の本体(20)に対して変位したり回転したりせず、第1のロック群(30)は、第1の収容槽(11)内に収容され、
    第1のロック群(30)は、第1のロック部材(31)と、複数の固定部材(32)と、複数の第1の球体(33)と、第1のパッキンリング(34)と、を含み、
    第1のロック部材(31)は、第2の本体(20)の端部と組み合わされ、第1のロック部材(31)は、第1の収容槽(11)内に隠され、第1のロック部材(31)は、第2の本体(20)に対して変位したり回転したりせず、第1のロック部材(31)は、駆動部(21)から遠く、
    第1のロック部材(31)内には、第1の枢着部(311)が設けられ、第1の枢着部(311)は、第1のロック部材(31)に挿設され、第1の枢着部(311)は、円状槽であり、第1のロック部材(31)は、複数の第2の固定部(312)を有し、各第2の固定部(312)は、各第1の固定部(23)に対してそれぞれ対向状に形成され、第2の固定部(312)の数は、第1の固定部(23)の数に等しく、第1のロック部材(31)の一端には、複数の位置決め溝(313)が形成され、第1のロック部材(31)の端部には、球収容溝(314)が形成され、球収容溝(314)は、第1の枢着部(311)の一端の開口近くに形成され、球収容溝(314)は、位置決め溝(313)から離れて形成され、球収容溝(314)は、凹状環溝であり、
    固定部材(32)は、第1の固定部(23)及び第2の固定部(312)と組み合わされ、第1のロック部材(31)は、第2の本体(20)と組み合わされ、
    複数の第1の球体(33)は、球収容溝(314)に収容され、各第1の球体(33)は、球収容溝(314)で自然に転動可能であり、
    第1のパッキンリング(34)は、第1のロック部材(31)上に嵌合され、第1のパッキンリング(34)は、第2の本体(20)の端部と複数の位置決め溝(313)との間に押圧され、第1のパッキンリング(34)は、僅かに弾性を有し、第1のパッキンリング(34)は、第1のロック部材(31)と第2の本体(20)との間の間隙を減らし、
    調整群(40)は、第2の本体(20)及び第1のロック群(30)と組み合わされ、調整群(40)は、第1の弾性部材(28)を直接的又は間接的に押圧し、第1の本体(10)は、第2の本体(20)に対して回転し、第1の本体(10)は、調整群(40)を作動させてトルク値を調整し、
    表示群(50)は、第1の本体(10)、第2の本体(20)及び調整群(40)と組み合わされ、調整群(40)を作動させると、表示群(50)が直線変位してトルク構造のトルク値を表示し、
    第3の本体群(60)は、第1の本体(10)に枢着され、第1の本体(10)は、第2の本体(20)、第1のロック群(30)及び第3の本体群(60)に対して回転可能であり、第3の本体群(60)は、第2の本体(20)と組み合わされ、第3の本体群(60)は、第2の本体(20)に対して変位せず、第3の本体群(60)は、表示群(50)の外側を覆い、表示群(50)は、第3の本体(61)内で変位し、トルク値を表示し、
    第2のロック群(70)は、第1の本体(10)と組み合わされ、第2のロック群(70)は、第1のロック群(30)に対して回転し、第2のロック群(70)は、第2のロック部材(71)、第1の位置決め部材(72)、第1のリング体(73)及び第2の位置決め部材(74)を含み、
    第2のロック部材(71)の一端は、第2の収容槽(13)内に組み合わされ、第2のロック部材(71)の一端と、第2の収容槽(13)の内周面とは、密着されるか、複数の螺着部材により固設され、第2のロック部材(71)が第1の本体(10)に固設され、第2のロック部材(71)は、第1の本体(10)に伴って回転し、第2のロック部材(71)には、第1の貫通槽(711)が形成され、第1の貫通槽(711)は、第2のロック部材(71)に形成され、第1の貫通槽(711)は、各位置決め溝(313)にそれぞれ対向状に形成され、第2のロック部材(71)の外周面には、第1の環溝(712)が周設され、第1の環溝(712)は、2つの制限槽(7121)を有し、2つの制限槽(7121)は、第1の貫通槽(711)に対して対称に形成され、第2のロック部材(71)は、第2の貫通槽(713)を有し、第2の貫通槽(713)は、各位置決め溝(313)に対して対向状に形成され、第2の貫通槽(713)は、第1の貫通槽(711)に対して対向状に形成され、制限槽(7121)は、第1の貫通槽(711)と第2の貫通槽(713)との間に設けられ、第2のロック部材(71)の内周面には、第3の螺合部(714)が設けられ、第3の螺合部(714)は雌ねじであり、
    第1の位置決め部材(72)は、第1の貫通槽(711)に収容され、第1の位置決め部材(72)の一端には、第2の環溝(721)が周設され、
    第1のリング体(73)は、第1の環溝(712)及び第2の環溝(721)上に嵌設され、第1のリング体(73)の2つの端部には、制限部(731)がそれぞれ設けられ、制限部(731)が制限槽(7121)に収容され、第1のリング体(73)が第2のロック部材(71)から外れることを防ぎ、第1の位置決め部材(72)は、第1のリング体(73)により制限され、第1の貫通槽(711)から外側に外れることを防ぎ、第1のリング体(73)は弾性を有し、
    第2の位置決め部材(74)は、第2の貫通槽(713)に収容され、
    第3のロック群(80)は、第1の本体(10)及び第2のロック群(70)と組み合わされ、第3のロック群(80)は、第1の本体(10)とともにロック位置まで押圧され、第3のロック群(80)は、第2のロック群(70)及び第1のロック群(30)を制限し、第1の本体(10)が第2の本体(20)に対して回転しないようにするか、第3のロック群(80)を作動させ、第3のロック群(80)は、非ロック位置まで作動させ得て、第3のロック群(80)は、第2のロック群(70)及び第1のロック群(30)を制限せず、第1の本体(10)を第2の本体(20)に対して回転させてトルク構造のトルク値を調整し得て、第3のロック群(80)を第1の本体(10)に対して変位させ、第3のロック群(80)と第1の本体(10)とを離間させ、第3のロック群(80)を第1の本体(10)に対して非ロック位置まで変位させて所定角度で回転させ、第3のロック群(80)は、第3のロック部材(81)、制御スリーブ(82)及び第2の弾性部材(83)を有し、
    第3のロック部材(81)は、第1の本体(10)と組み合わされ、第1の本体(10)に対して変位させて回転させ、
    第3のロック部材(81)は、複数の第2の位置決め部(811)を有し、各第2の位置決め部(811)は、第1の位置決め部(14)に対してそれぞれ対向状に形成され、第2の位置決め部(811)を第1の位置決め部(14)に押圧してロック位置まで移動させるか、第1の位置決め部(14)から離して非ロック位置まで移動させ、第2の位置決め部(811)は、第1の位置決め部(14)の形状に対応し、
    第3のロック部材(81)内には、第5の収容槽(812)が形成され、第5の収容槽(812)は、円状槽であり、
    制御スリーブ(82)は、第5の収容槽(812)内に組み合わされ、制御スリーブ(82)と第5の収容槽(812)の内周面とは、密着されるか、螺着部材により固着されて制御スリーブ(82)が第3のロック部材(81)に固設され、制御スリーブ(82)は、第3のロック部材(81)に伴って変位して回転し、第1の位置決め部材(72)、第1のリング体(73)及び第2の位置決め部材(74)は、制御スリーブ(82)内に隠され、制御スリーブ(82)は、第2のロック部材(71)上で変位して回転し、
    制御スリーブ(82)の内周面には、第1の凹部(821)及び第2の凹部(822)が設けられ、第1の凹部(821)及び第2の凹部(822)は、凹弧面状を呈し、第1の凹部(821)及び第2の凹部(822)が最小箇所及び最大箇所を有し、
    第2の弾性部材(83)は、第3のロック部材(81)内に収容され、第2の弾性部材(83)の一端は、第3のロック部材(81)又は制御スリーブ(82)上に当接されて付勢力が発生し、第2の弾性部材(83)は、第2の位置決め部(811)と第1の位置決め部(14)とを近づけ、第3のロック部材(81)は、第1の本体(10)に対して回転し得ず、第3のロック部材(81)が変位すると、第2の弾性部材(83)が圧縮され、
    第4の本体(90)は、第1のロック群(30)、調整群(40)、第2のロック群(70)及び第3のロック群(80)と組み合わされ、第1の本体(10)は、第2のロック群(70)を介して第4の本体(90)及び調整群(40)を作動し、第4の本体(90)は、第3のロック群(80)の一端に枢着されて閉じるため、第3のロック群(80)が外れることを防ぎ、第2の弾性部材(83)が制御スリーブ(82)と第4の本体(90)とに当接されて付勢力を発生させ、
    第4の本体(90)には、第2の嵌合部(91)が設けられ、第2の嵌合部(91)には、第1の嵌合部(414)が嵌合され、第4の本体(90)と調整部材(41)とが組み合わされ、調整部材(41)が回転可能であり、第2の嵌合部(91)は、十二角槽状又は六角槽状を呈し、
    第4の本体(90)は、第4の螺合部(92)を有し、第4の螺合部(92)は、第3の螺合部(714)に組み合わされ、第4の本体(90)と第2のロック部材(71)とが互いに組み合わされて外れることを防ぎ、第3のロック群(80)は、第4の本体(90)により制限を受けて第2のロック部材(71)から外れることを防ぎ得て、第4の螺合部(92)は、雄ねじであり、
    第1の本体(10)は、第2の本体(20)及び第3の本体群(60)に対して回転可能であり、第1の本体(10)は、第2のロック群(70)及び第4の本体(90)を作動し得て、調整部材(41)を第1のベース(42)に対して回転させると、第1のベース(42)が第1の制限部材(27)に沿って、第2の本体(20)内で直線変位し、第1の押当面(421)を第1の弾性部材(28)に押し当てると、第1の弾性部材(28)の圧縮程度を調整し得て、第1のベース(42)は、第2の制限部材(52)を変位させ、第2の制限部材(52)は、第1の突部(512)を第1の案内溝(22)で変位させ、表示部材(51)がスライド溝(612)で摺動し、表示部材(51)は、指示部(621)に対向してトルク構造のトルク値を表示する
    ことを特徴とするトルク構造。
  2. 請求項1に記載のトルク構造において、
    駆動部(21)は、第1の本体(10)から突出され、駆動部(21)は、六角槽状、四角ヘッド状又はレンチヘッド状に形成され、
    複数の位置決め溝(313)は、第1のロック部材(31)を軸心として環状に配置され、位置決め溝(313)の個数は、10、12又は20であり、位置決め溝(313)は凹弧溝であり、
    固定部材(32)の個数は、第1の固定部(23)及び第2の固定部(312)に等しく、固定部材(32)は、球体状又はピン体状を呈し、第1の球体(33)は、円体状、球体状又はピン体状を呈する
    ことを特徴とするトルク構造。
  3. 請求項1に記載のトルク構造において、
    調整群(40)は、調整部材(41)、第1のベース(42)及び第2のパッキンリング(43)を含み、
    調整部材(41)は、第2の本体(20)及び第1の枢着部(311)内に挿設され、調整部材(41)は、第2の本体(20)及び第1の枢着部(311)内でその場で転動可能であり、
    調整部材(41)は、間隔部(411)を有し、間隔部(411)は、第2の本体(20)内に収容され、複数の第1の球体(33)が間隔部(411)の一端に当接されているため、調整部材(41)は、第1のロック部材(31)に対して回転するとき、転動摩擦力が発生し、間隔部(411)は、円体状を呈し、
    間隔部(411)は、第1の螺合部(412)を有し、第1の螺合部(412)は、第2の本体(20)内に収容され、第1の螺合部(412)は、雄ねじ状を呈し、第1の螺合部(412)の直径は、間隔部(411)より小さく、
    間隔部(411)は、第2の枢着部(413)を有し、第2の枢着部(413)は、第1の枢着部(311)内に枢着され、第2の枢着部(413)は、第1のロック部材(31)に対して回転可能であり、間隔部(411)は、第1の螺合部(412)と第2の枢着部(413)との間に設けられ、第2の枢着部(413)の直径は、間隔部(411)より小さく、第2の枢着部(413)は、円杆体状を呈し、第2の枢着部(413)は、第1の嵌合部(414)を有し、第2の枢着部(413)は、間隔部(411)と第1の嵌合部(414)との間に設けられ、第1の嵌合部(414)の形状は、六角柱であり、
    第1のベース(42)は、第2の本体(20)内に収容され、第1のベース(42)の一端には、第1の押当面(421)が設けられ、第1の押当面(421)は、直接的又は間接的に第1の弾性部材(28)の一端に当接され、即ち、第1の弾性部材(28)は、第2の本体(20)内と第1の押当面(421)との間に付勢力を発生させ、
    第1のベース(42)の他端には、第2の螺合部(422)が設けられ、第2の螺合部(422)は、第1の螺合部(412)と螺合され、第2の螺合部(422)を第1の螺合部(412)に対して回転させると、第1のベース(42)と間隔部(411)とを互いに近づけたり離したりし得て、第1のベース(42)は、第2の本体(20)内で直線変位し、第1の弾性部材(28)の圧縮程度を調整し得て、第2の螺合部(422)は、雌ねじ状を呈し、第1のベース(42)上には、第2の収容孔(423)が形成され、第2の収容孔(423)は、第1の案内溝(22)に対して対向状に形成され、
    第1のベース(42)上には、第2の案内溝(424)が形成され、第2の案内溝(424)は、第1の収容孔(25)に対して対向状に形成され、第2の収容孔(423)の軸心と第1のベース(42)の軸心とは垂直に交わり、第2の収容孔(423)は、円孔状を呈し、第1の制限部材(27)は、第2の案内溝(424)に収容され、即ち、第1の制限部材(27)は、第1の収容孔(25)と第2の案内溝(424)との間に設けられ、第2の案内溝(424)は、第1の制限部材(27)上で変位し、第1のベース(42)は、第1の制限部材(27)により制限され、第1のベース(42)は、第2の本体(20)内で直線変位可能であり、第2の案内溝(424)は、長溝状を呈し、第2の案内溝(424)は、第1のベース(42)の長手方向で延び、
    第2のパッキンリング(43)は、第2の本体(20)内に収容され、第2のパッキンリング(43)は、第1の螺合部(412)の端部に嵌合され、第2のパッキンリング(43)は、間隔部(411)の他端に当接され、第2のパッキンリング(43)は、調整部材(41)と第1のベース(42)との間に設けられ、第1のベース(42)は、第2の本体(20)内で直接変位可能であり、第1のベース(42)と第2のパッキンリング(43)とが互いに近づけられるか離される
    ことを特徴とするトルク構造。
  4. 請求項3に記載のトルク構造において、
    表示群(50)は、表示部材(51)及び第2の制限部材(52)を含み、
    表示部材(51)は、第2の本体(20)から突出され、表示部材(51)の一部が第1の収容槽(11)内に収容され、表示部材(51)は、第1の本体(10)と第2の本体(20)との間に設けられ、表示部材(51)には、調整群(40)が取り付けられ、調整群(40)が作動されると、表示部材(51)が第2の本体(20)の外側で直線変位し、表示部材(51)は、第1のベース(42)と組み合わされ、第1のベース(42)は、表示部材(51)を第2の本体(20)の外側で直線変位させ、表示部材(51)は、第2の表示計(511)を有し、第2の表示計(511)は、間隔をおいて直線に配置された複数の目盛を含み、表示部材(51)の一端には、第1の突部(512)が突設され、第1の突部(512)は、第1の案内溝(22)に収容され、第1の突部(512)が第1の案内溝(22)で変位すると、表示部材(51)が第2の本体(20)に対して直線変位し、第1の突部(512)は、長円形バンプに成形され、第1の突部(512)内には、第1の槽(513)が形成され、第1の槽(513)は、第2の収容孔(423)に対向状に形成され、第1の槽(513)は、長孔槽に成形され、第1の槽(513)の一端には、第2の槽(514)が形成され、第2の槽(514)は、第1の槽(513)と連通し、第2の槽(514)の長さ及び直径は、第1の槽(513)より大きく、第1の槽(513)は、第1の突部(512)と第2の槽(514)との間に形成され、第2の槽(514)は、長孔槽に成形され、
    第2の制限部材(52)は、第2の収容孔(423)、第1の槽(513)及び第2の槽(514)に挿設され、表示部材(51)が第1のベース(42)と組み合わされ、第2の制限部材(52)は、リベット部材又は螺合部材であり、第2の制限部材(52)の頭部は、第2の槽(514)に収容され、
    第2の螺合部(422)は、第1の螺合部(412)に対して回転可能であり、第1のベース(42)が、第1の制限部材(27)により制限されて第2の本体(20)内で直線変位すると、第1の押当面(421)が第1の弾性部材(28)に押し当てられて第1の弾性部材(28)の圧縮程度を調整し得て、第1のベース(42)は、第2の制限部材(52)を同時に変位させ、第2の制限部材(52)により第1の突部(512)を第1の案内溝(22)で変位させ得て、表示部材(51)は、第2の制限部材(52)及び第1の突部(512)の制限を受け、表示部材(51)及び第2の制限部材(52)が第1の本体(10)及び第2の本体(20)に対して直線変位する
    ことを特徴とするトルク構造。
  5. 請求項4に記載のトルク構造において、
    第3の本体群(60)は、第3の本体(61)、第1の蓋体(62)、第2の蓋体(63)及び組立部材(64)を含み、
    第3の本体(61)は、第2の本体(20)と組み合わされ、第3の本体(61)内の一端には、第3の収容槽(611)が形成され、第2の本体(20)は、一部が第3の収容槽(611)内に収容され、駆動部(21)は、第3の本体(61)の外側に突出され、表示群(50)は、第1の収容槽(11)及び第3の収容槽(611)内に隠され、第3の収容槽(611)内の一側には、スライド溝(612)が形成され、スライド溝(612)には、表示部材(51)が摺動可能に設けられ、表示部材(51)は、第1の案内溝(22)の範囲内でスライド溝(612)に沿って直線状に摺動可能であり、スライド溝(612)は、第3の収容槽(611)と連通し、第3の本体(61)は、第1の中空槽(613)を有し、第1の中空槽(613)は、第2の表示計(511)に対向状に形成され、第2の表示計(511)は、第1の中空槽(613)に対向した箇所で変位し、調整群(40)が押し当てられる第1の弾性部材(28)の圧縮程度を表すトルク値を表示し、第1の中空槽(613)は、スライド溝(612)と連通し、第3の本体(61)の外側には、第1の収容溝(614)が形成され、第3の本体(61)の他端には、第2の中空槽(615)が形成され、第1の本体(10)は、第3の本体(61)に対して回転可能であり、第1の表示計(12)の各目盛と第2の中空槽(615)とが互いに対向状に設けられ、第2の中空槽(615)の一端には、第2の収容溝(616)が形成され、第2の収容溝(616)は、第2の中空槽(615)と連通し、第3の本体(61)内の他端には、第4の収容槽(617)が形成され、第4の収容槽(617)には、第1の表示計(12)が枢着され、第1の表示計(12)は、第4の収容槽(617)内で回転可能であり、第4の収容槽(617)と第3の収容槽(611)とは連通し、第3の本体群(60)には、第2の組立部(618)が設けられ、第2の組立部(618)は、第1の組立部(26)に対向状に形成され、第2の組立部(618)は、第3の収容槽(611)の開口近くに設けられ、
    第1の蓋体(62)は、第1の中空槽(613)に蓋設され、第1の蓋体(62)は、透明状又は半透明状であり、第1の蓋体(62)上には、指示部(621)が設けられ、第2の表示計(511)の各目盛は、指示部(621)に対向状に形成され、調整群(40)が第1の弾性部材(28)に押し当てられる圧縮程度を表すトルク値を表示し、第1の蓋体(62)は、第1の収容溝(614)に収容され、
    第2の蓋体(63)は、第2の中空槽(615)に蓋設され、第2の蓋体(63)は、透明状又は半透明状であり、第2の蓋体(63)は、第2の収容溝(616)に収容され、
    組立部材(64)は、第2の組立部(618)及び第1の組立部(26)に挿設され、第3の本体(61)と第2の本体(20)とが組み合わされる
    ことを特徴とするトルク構造。
  6. 請求項5に記載のトルク構造において、
    第3の収容槽(611)は、円状槽を呈し、スライド溝(612)は、凹溝であり、第1の中空槽(613)は、長孔槽であり、第1の収容溝(614)は、長孔槽を呈し、第1の中空槽(613)は、スライド溝(612)と第1の収容溝(614)との間に形成され、第1の収容溝(614)の長さ及び直径は、第1の中空槽(613)より大きく、第2の中空槽(615)は、中空の円状槽であり、第2の収容溝(616)の直径は、第2の中空槽(615)より大きく、第2の収容溝(616)は円状溝であり、第4の収容槽(617)の直径は、第3の収容槽(611)の直径より大きく、第4の収容槽(617)は、円状槽であり、第2の組立部(618)は貫通孔であり、第2の蓋体(63)は、円体状を呈し、第2の蓋体(63)は、拡大機能を有する拡大レンズであり、組立部材(64)は、アンカー部材又は螺合部材である
    ことを特徴とするトルク構造。
  7. 請求項1に記載のトルク構造において、
    第1の貫通槽(711)は、長孔槽であり、第1の環溝(712)は、環状凹溝であり、第2の貫通槽(713)は、円状貫通孔であり、第1の位置決め部材(72)は、金属材料からなり、第1の位置決め部材(72)は円柱体であり、第2の環溝(721)は、環状凹溝を呈し、第1の位置決め部材(72)の一端は錐形体状に形成され、第1の位置決め部材(72)が有する錐形体の一端は、第3の螺合部(714)に対向する
    ことを特徴とするトルク構造。
  8. 請求項1に記載のトルク構造において、
    制御スリーブ(82)がロック位置まで作動されると、第1の凹部(821)の最小箇所が第1の貫通槽(711)に対向し、第1の凹部(821)により制限され、第1の位置決め部材(72)は、位置決め溝(313)に制限され、第1の本体(10)は、第2の本体(20)に対して回転せず、第2の凹部(822)の最小箇所は、第2の貫通槽(713)に対向し、第2の凹部(822)による制限を受け、第2の位置決め部材(74)は、位置決め溝(313)に制限され、第1の本体(10)は、第2の本体(20)に対して回転せず、制御スリーブ(82)が第1の本体(10)上で非ロック位置まで変位されて回転されると、第1の凹部(821)は、第1の貫通槽(711)及び位置決め溝(313)に対向し、第1の位置決め部材(72)は、第1の貫通槽(711)及び第1の凹部(821)に収容され、第1の位置決め部材(72)は、変位空間を有し、位置決め溝(313)から外し得て、第1の位置決め部材(72)は、第1のリング体(73)のみにより制限を受け、第1の位置決め部材(72)と第1のロック部材(31)とは互いに制限せず、第1の本体(10)は、第2の本体(20)、第1のロック群(30)及び第3の本体群(60)に対して回転し、第1の位置決め部材(72)が第1のロック部材(31)上で変位し、何れか1つの位置決め溝(313)に位置決めされ、第1の位置決め部材(72)は、第1のロック部材(31)の壁面により押圧されて第1のリング体(73)を押し開き、第1の位置決め部材(72)が一位置決め溝(313)から次の位置決め溝(313)まで移動されると、第1の位置決め部材(72)が第1のリング体(73)の弾性回復力を受けて各位置決め溝(313)に収容されると、互いにぶつかる音を発し、第1の位置決め部材(72)は、各位置決め溝(313)との間に警告音が発し、第1の位置決め部材(72)が発する警告音から、第1の位置決め部材(72)がすでに位置決め溝(313)のうちの一つに対向したことが分かり、第2の凹部(822)は、第2の貫通槽(713)に対して対向状に形成され、第2の位置決め部材(74)は、第2の凹部(822)に収容され、第2の位置決め部材(74)は、活動空間を有し、第2の位置決め部材(74)は、位置決め溝(313)から外し得る
    ことを特徴とするトルク構造。
  9. 請求項1に記載のトルク構造において、
    第1の槽(513)は、第2の収容孔(423)と同じ円孔状であり、第4の収容槽(617)は、第3の収容槽(611)と同じ直径を有する円状槽である
    ことを特徴とするトルク構造。
  10. 請求項1に記載のトルク構造において、
    制御スリーブ(82)がロック位置まで変位されて回転されると、第1の凹部(821)は、第1の貫通槽(711)に対して対向せず、第1の位置決め部材(72)は、制御スリーブ(82)の内周面が第1の貫通槽(711)及び位置決め溝(313)に押し当てられて係合され、第1の本体(10)は、第1の位置決め部材(72)、第2のロック部材(71)及び第1のロック群(30)により制限されて回転することを防ぐ
    ことを特徴とするトルク構造。
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