JP7355342B2 - トルク構造 - Google Patents
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Description
(1)特許文献2の図1に示すように、構造上、調節つまみを回転すると、トルクを調整することができるが、調節つまみの体積は大きくなく、調節つまみのサイズでは親指及び人差し指のみでつまんで回すため、調節つまみでは力を入れてトルクを調整することが容易でなく、特に、トルクが大きい場合、弾性部材が受ける圧力が大きくなり、調節つまみを回転させる力を大きくしなければならず、調節つまみを回転させることがより困難となった。
(2)調節つまみは、最端部に位置し、構造上、マイクロウィンドウは端部近くに位置し、目盛は、中間部に位置する。マイクロウィンドウと目盛とはハンドルにより離間される。ハンドルは、一定の長さを有する。トルクの大きさは、マイクロウィンドウ及び目盛を同時に見なければならなかったが、マイクロウィンドウ及び目盛は離れてそれぞれ別々の場所にあったため、マイクロウィンドウ及び目盛を同時に見ることは容易でなかった。このようにマイクロウィンドウ及び目盛が離れてそれぞれ別々の場所にあることは、人体工学的に好ましくなかった。
(3)特許文献2の図2に示すように、螺旋軌道は、測量スリーブの内周面上に設けられ、螺旋軌道の構造は、射出成形工法により製作することができなかった。また、螺旋軌道を旋盤加工又はフライス盤などの工作機械により製作する場合、螺旋軌道の加工が容易でない上、螺旋軌道がピンを移動させる距離によりリングを一回転させ、円周率が無理数であり、ピンが移動する距離と、リングが一回転する距離との間には誤差があった。
(1)第1の本体10が大きめの体積及び長さを有し、第1の本体10を回転させてトルクを調整することができるときの回転力が好ましく、掌で第1の本体10を直接把持することができるため、人体工学的に好ましい。
(2)第1の表示計12及び表示群50は、トルク構造の中央部に位置して互いに近いため、第1の本体10を手で把持して回すことにより、トルク構造のトルク値を調整することができ、ユーザは第1の表示計12及び表示群50を直接見ることができる。
(3)第1の本体10の一端には、第1の表示計12が設けられる。第1の表示計12は、複数の目盛を含んで、間隔をおいて環状に配置される。表示部材51上には、第2の表示計511が設けられる。第2の表示計511は、間隔をおいて直線状に配置された複数の目盛を含む。第1の本体10が調整群40を作動させるとき、第1の表示計12は、第4の収容槽617で第3の本体61に対して回転し、トルク値を表示する。表示部材51は、調整群40により駆動され、第3の本体61内で直線変位する。第2の表示計511は、第1の中空槽613に対応した箇所で変位し、第1の弾性部材28の圧縮程度を表示してトルク値を表示する。第1の表示計12及び第2の表示計511の目盛は、それぞれ間隔をおいて環状に配置され、間隔をおいて直線状に配置され、製作にかかる生産コストを減らすことができる。
(4)第2の蓋体63には、第1の表示計12が第2の中空槽615に対向した数値を表示してトルク値を表示する。第2の表示計511の一目盛は、指示部621に対して対向してトルク値を表示する。
(5)第3の収容槽611内の一側には、スライド溝612が形成される。スライド溝612には、表示部材51が摺設される。表示部材51は、第1の案内溝22の範囲内でスライド溝612に沿って直線状で摺動可能である。
(6)第1の突部512は、第1の案内溝22で変位する。表示部材51と第1の案内溝22との間には、大きめの嵌合体積を有する。表示部材51が直線変位するとき、位置がずれることを防ぐことができる。
(7)第1の槽513は、長孔槽を呈する。表示部材51と調整群40とを組み合わせると、表示部材51が僅かな調整位置の空間しかなく、第1の弾性部材28の弾力の不確定値を解決する。
(8)第1のロック部材31は一部品を呈する。第1のロック部材31は、加工コストが低い長所を有するか、第1のロック部材31が直接、射出成形工法により第2の固定部312が形成される。
(9)第2の弾性部材83はばね構造であり、第3のロック群80を変位させて第1の本体10を離し、第2の弾性部材83が第3のロック群80を第1の本体10に向けて押圧される。
(10)第2の嵌合部91と第1の嵌合部414とが嵌合されない場合、第3の本体61は、非常に小さな小角度で略回転可能である。調整部材41は、第2の嵌合部91と嵌合可能である。
(11)図12を併せて参照する。図12に示すように、調整群40が第1のロック群30により制限を受けるため、調整群40は、第1のロック群30から外れることはない。第4の本体90は、第2のロック群70により制限を受けるため外れることがない。第1の本体10が第2のロック群70及び第4の本体90により制限を受け、第2の本体20上に枢着される。
(12)図12と図15とを比べると、第1の本体10と、第2の本体20及び第3の本体群60とが非対応に変位し、トルク構造のトルク値の大小に関わらず、トルク構造の全長は全て同じであり、第1の弾性部材28の圧縮程度により全長が変わることはない。
(13)第3のロック群80は、第1の本体10上で非ロック位置まで回転されるとき、第3のロック群80は、第2のロック群70及び第1のロック群30を制限せず、第1の本体10を回転し、第1の本体10により第2の本体20、第1のロック群30及び第3の本体群60を回転させ、第1の本体10により第4の本体90及び調整群40を作動させてトルク値を調整する。
(14)第3のロック群80が非ロック位置に位置するとき、第1の位置決め部材72が、一位置決め溝313から次に位置決め溝313まで移動されると、第1の位置決め部材72が第1のロック部材31の壁面により押圧されて第1のリング体73を押し開く。第1の位置決め部材72が第1のリング体73の弾性回復力を受けて次の各位置決め溝313に収容されるときに、位置決め溝313に進入する音を発する。第1の位置決め部材72は、各位置決め溝313との間に回転するときの警告音を発し、トルク値を調整する状態にしてもよいし、既に知られた第1の位置決め部材72が一方の位置決め溝313にすでに収容される。もしトルク構造が所望のトルク値にすでに調整されるとき、制御スリーブ82をロック位置に作動される。
(15)第3のロック群80がロック位置に作動するとき、第1の本体10が第2のロック群70及び第1のロック群30により制限を受けて回転することができない。調整群40を作動してトルク値を調整することができない。
(16)複数の第1の球体33は、球収容溝314に収容される。複数の第1の球体33は、間隔部411の一端に当接され、調整部材41が第1のロック部材31に対して回転するときに転動摩擦力が発生する。
(17)第1のパッキンリング34は、第1のロック部材31に嵌設される。第1のパッキンリング34は、僅かに外側に張出す弾性力を有する。第1のパッキンリング34は、第1のロック部材31と第2の本体20との間の間隙を減らすことができる。
11 第1の収容槽
12 第1の表示計
13 第2の収容槽
14 第1の位置決め部
20 第2の本体
21 駆動部
22 第1の案内溝
23 第1の固定部
25 第1の収容孔
26 第1の組立部
27 第1の制限部材
28 第1の弾性部材
30 第1のロック群
31 第1のロック部材
32 固定部材
33 第1の球体
34 第1のパッキンリング
40 調整群
41 調整部材
42 第1のベース
43 第2のパッキンリング
50 表示群
51 表示部材
52 第2の制限部材
60 第3の本体群
61 第3の本体
62 第1の蓋体
63 第2の蓋体
64 組立部材
70 第2のロック群
71 第2のロック部材
72 第1の位置決め部材
73 第1のリング体
74 第2の位置決め部材
80 第3のロック群
81 第3のロック部材
82 制御スリーブ
83 第2の弾性部材
90 第4の本体
91 第2の嵌合部
92 第4の螺合部
311 第1の枢着部
312 第2の固定部
313 位置決め溝
314 球収容溝
411 間隔部
412 第1の螺合部
413 第2の枢着部
414 第1の嵌合部
421 第1の押当面
422 第2の螺合部
423 第2の収容孔
424 第2の案内溝
511 第2の表示計
512 第1の突部
513 第1の槽
514 第2の槽
611 第3の収容槽
612 スライド溝
613 第1の中空槽
614 第1の収容溝
615 第2の中空槽
616 第2の収容溝
617 第4の収容槽
618 第2の組立部
621 指示部
711 第1の貫通槽
712 第1の環溝
713 第2の貫通槽
714 第3の螺合部
721 第2の環溝
731 制限部
811 第2の位置決め部
812 第5の収容槽
821 第1の凹部
822 第2の凹部
7121 制限槽
Claims (10)
- 第1の本体(10)、第2の本体(20)、第1の制限部材(27)、第1の弾性部材(28)、第1のロック群(30)、調整群(40)、表示群(50)、第3の本体群(60)、第2のロック群(70)、第3のロック群(80)及び第4の本体(90)を備え、
第2の本体(20)の駆動部(21)から対象物に掛けるトルクを調整できるレンチのトルク構造であって、
第1の本体(10)を回転させるとトルク構造のトルク値を調整し得て、
第1の本体(10)は、手で把持し得て、
第1の収容槽(11)は、円状槽に成形され、
第1の本体(10)の内部には、第1の収容槽(11)が形成され、
第1の収容槽(11)は、第1の本体(10)に形成され、
第1の本体(10)の一端には、第1の表示計(12)が設けられ、
第1の表示計(12)は、間隔をおいて環状に配置された複数の目盛を含み、
第1の本体(10)の他端には、第2の収容槽(13)が形成され、第2の収容槽(13)は、第1の収容槽(11)と連通し、第2の収容槽(13)は、円状槽を呈し、
第1の本体(10)の他端には、複数の第1の位置決め部(14)が設けられ、第1の位置決め部(14)は、第2の収容槽(13)の開口に設けられ、第1の位置決め部(14)は、第1の表示計(12)から離れ、複数の第1の位置決め部(14)は、第1の本体(10)を軸心として間隔をおいて環状に配置され、第1の位置決め部(14)は、凹溝であり、
第2の本体(20)は、第1の本体(10)に枢着され、第1の本体(10)を手で把持して、手で前記第1の本体(10)を第2の本体(20)に対して相対的に回転させる回転操作によって前記駆動部(21)から対象物に掛かるトルク値を調整し得て、第2の本体(20)の一部は、第1の収容槽(11)内に収容され、
第2の本体(20)の一端には、駆動部(21)が設けられ、
第2の本体(20)の他端には、第1の案内溝(22)が形成され、第1の案内溝(22)の長手方向は、第2の本体(20)の長手方向と同じ方向であり、第1の案内溝(22)は長孔槽であり、第1の案内溝(22)は、第1の収容槽(11)内に隠され、第1の案内溝(22)は、駆動部(21)から遠く、
第2の本体(20)の他端の近端部には、複数の第1の固定部(23)が設けられ、第1の固定部(23)は、第1の案内溝(22)近くに設けられ、第1の案内溝(22)は、駆動部(21)と第1の固定部(23)との間に設けられ、複数の第1の固定部(23)は、第2の本体(20)を軸心として環状に配置され、第1の固定部(23)は、円状貫通孔であり、
第2の本体(20)上には、第1の収容孔(25)が形成され、第1の収容孔(25)は、第1の収容槽(11)内に隠され、第1の収容孔(25)は、第1の案内溝(22)に対向状に形成され、第1の収容孔(25)は、円孔状を呈し、
第2の本体(20)上には、第1の組立部(26)が設けられ、第1の組立部(26)は、駆動部(21)近くに設けられ、第1の組立部(26)は、孔状を呈し、
第1の制限部材(27)は、第1の収容孔(25)に収容され、
第1の弾性部材(28)は、第2の本体(20)内に収容されるとともに、第2の本体(20)内に付勢力を発生させ、第2の本体(20)はトルク・リミッタの効果が得られ、
第1のロック群(30)は、第2の本体(20)と組み合わされると、第2の本体(20)に対して変位したり回転したりせず、第1のロック群(30)は、第1の収容槽(11)内に収容され、
第1のロック群(30)は、第1のロック部材(31)と、複数の固定部材(32)と、複数の第1の球体(33)と、第1のパッキンリング(34)と、を含み、
第1のロック部材(31)は、第2の本体(20)の端部と組み合わされ、第1のロック部材(31)は、第1の収容槽(11)内に隠され、第1のロック部材(31)は、第2の本体(20)に対して変位したり回転したりせず、第1のロック部材(31)は、駆動部(21)から遠く、
第1のロック部材(31)内には、第1の枢着部(311)が設けられ、第1の枢着部(311)は、第1のロック部材(31)に挿設され、第1の枢着部(311)は、円状槽であり、第1のロック部材(31)は、複数の第2の固定部(312)を有し、各第2の固定部(312)は、各第1の固定部(23)に対してそれぞれ対向状に形成され、第2の固定部(312)の数は、第1の固定部(23)の数に等しく、第1のロック部材(31)の一端には、複数の位置決め溝(313)が形成され、第1のロック部材(31)の端部には、球収容溝(314)が形成され、球収容溝(314)は、第1の枢着部(311)の一端の開口近くに形成され、球収容溝(314)は、位置決め溝(313)から離れて形成され、球収容溝(314)は、凹状環溝であり、
固定部材(32)は、第1の固定部(23)及び第2の固定部(312)と組み合わされ、第1のロック部材(31)は、第2の本体(20)と組み合わされ、
複数の第1の球体(33)は、球収容溝(314)に収容され、各第1の球体(33)は、球収容溝(314)で自然に転動可能であり、
第1のパッキンリング(34)は、第1のロック部材(31)上に嵌合され、第1のパッキンリング(34)は、第2の本体(20)の端部と複数の位置決め溝(313)との間に押圧され、第1のパッキンリング(34)は、僅かに弾性を有し、第1のパッキンリング(34)は、第1のロック部材(31)と第2の本体(20)との間の間隙を減らし、
調整群(40)は、第2の本体(20)及び第1のロック群(30)と組み合わされ、調整群(40)は、第1の弾性部材(28)を直接的又は間接的に押圧し、第1の本体(10)は、第2の本体(20)に対して回転し、第1の本体(10)は、調整群(40)を作動させてトルク値を調整し、
表示群(50)は、第1の本体(10)、第2の本体(20)及び調整群(40)と組み合わされ、調整群(40)を作動させると、表示群(50)が直線変位してトルク構造のトルク値を表示し、
第3の本体群(60)は、第1の本体(10)に枢着され、第1の本体(10)は、第2の本体(20)、第1のロック群(30)及び第3の本体群(60)に対して回転可能であり、第3の本体群(60)は、第2の本体(20)と組み合わされ、第3の本体群(60)は、第2の本体(20)に対して変位せず、第3の本体群(60)は、表示群(50)の外側を覆い、表示群(50)は、第3の本体(61)内で変位し、トルク値を表示し、
第2のロック群(70)は、第1の本体(10)と組み合わされ、第2のロック群(70)は、第1のロック群(30)に対して回転し、第2のロック群(70)は、第2のロック部材(71)、第1の位置決め部材(72)、第1のリング体(73)及び第2の位置決め部材(74)を含み、
第2のロック部材(71)の一端は、第2の収容槽(13)内に組み合わされ、第2のロック部材(71)の一端と、第2の収容槽(13)の内周面とは、密着されるか、複数の螺着部材により固設され、第2のロック部材(71)が第1の本体(10)に固設され、第2のロック部材(71)は、第1の本体(10)に伴って回転し、第2のロック部材(71)には、第1の貫通槽(711)が形成され、第1の貫通槽(711)は、第2のロック部材(71)に形成され、第1の貫通槽(711)は、各位置決め溝(313)にそれぞれ対向状に形成され、第2のロック部材(71)の外周面には、第1の環溝(712)が周設され、第1の環溝(712)は、2つの制限槽(7121)を有し、2つの制限槽(7121)は、第1の貫通槽(711)に対して対称に形成され、第2のロック部材(71)は、第2の貫通槽(713)を有し、第2の貫通槽(713)は、各位置決め溝(313)に対して対向状に形成され、第2の貫通槽(713)は、第1の貫通槽(711)に対して対向状に形成され、制限槽(7121)は、第1の貫通槽(711)と第2の貫通槽(713)との間に設けられ、第2のロック部材(71)の内周面には、第3の螺合部(714)が設けられ、第3の螺合部(714)は雌ねじであり、
第1の位置決め部材(72)は、第1の貫通槽(711)に収容され、第1の位置決め部材(72)の一端には、第2の環溝(721)が周設され、
第1のリング体(73)は、第1の環溝(712)及び第2の環溝(721)上に嵌設され、第1のリング体(73)の2つの端部には、制限部(731)がそれぞれ設けられ、制限部(731)が制限槽(7121)に収容され、第1のリング体(73)が第2のロック部材(71)から外れることを防ぎ、第1の位置決め部材(72)は、第1のリング体(73)により制限され、第1の貫通槽(711)から外側に外れることを防ぎ、第1のリング体(73)は弾性を有し、
第2の位置決め部材(74)は、第2の貫通槽(713)に収容され、
第3のロック群(80)は、第1の本体(10)及び第2のロック群(70)と組み合わされ、第3のロック群(80)は、第1の本体(10)とともにロック位置まで押圧され、第3のロック群(80)は、第2のロック群(70)及び第1のロック群(30)を制限し、第1の本体(10)が第2の本体(20)に対して回転しないようにするか、第3のロック群(80)を作動させ、第3のロック群(80)は、非ロック位置まで作動させ得て、第3のロック群(80)は、第2のロック群(70)及び第1のロック群(30)を制限せず、第1の本体(10)を第2の本体(20)に対して回転させてトルク構造のトルク値を調整し得て、第3のロック群(80)を第1の本体(10)に対して変位させ、第3のロック群(80)と第1の本体(10)とを離間させ、第3のロック群(80)を第1の本体(10)に対して非ロック位置まで変位させて所定角度で回転させ、第3のロック群(80)は、第3のロック部材(81)、制御スリーブ(82)及び第2の弾性部材(83)を有し、
第3のロック部材(81)は、第1の本体(10)と組み合わされ、第1の本体(10)に対して変位させて回転させ、
第3のロック部材(81)は、複数の第2の位置決め部(811)を有し、各第2の位置決め部(811)は、第1の位置決め部(14)に対してそれぞれ対向状に形成され、第2の位置決め部(811)を第1の位置決め部(14)に押圧してロック位置まで移動させるか、第1の位置決め部(14)から離して非ロック位置まで移動させ、第2の位置決め部(811)は、第1の位置決め部(14)の形状に対応し、
第3のロック部材(81)内には、第5の収容槽(812)が形成され、第5の収容槽(812)は、円状槽であり、
制御スリーブ(82)は、第5の収容槽(812)内に組み合わされ、制御スリーブ(82)と第5の収容槽(812)の内周面とは、密着されるか、螺着部材により固着されて制御スリーブ(82)が第3のロック部材(81)に固設され、制御スリーブ(82)は、第3のロック部材(81)に伴って変位して回転し、第1の位置決め部材(72)、第1のリング体(73)及び第2の位置決め部材(74)は、制御スリーブ(82)内に隠され、制御スリーブ(82)は、第2のロック部材(71)上で変位して回転し、
制御スリーブ(82)の内周面には、第1の凹部(821)及び第2の凹部(822)が設けられ、第1の凹部(821)及び第2の凹部(822)は、凹弧面状を呈し、第1の凹部(821)及び第2の凹部(822)が最小箇所及び最大箇所を有し、
第2の弾性部材(83)は、第3のロック部材(81)内に収容され、第2の弾性部材(83)の一端は、第3のロック部材(81)又は制御スリーブ(82)上に当接されて付勢力が発生し、第2の弾性部材(83)は、第2の位置決め部(811)と第1の位置決め部(14)とを近づけ、第3のロック部材(81)は、第1の本体(10)に対して回転し得ず、第3のロック部材(81)が変位すると、第2の弾性部材(83)が圧縮され、
第4の本体(90)は、第1のロック群(30)、調整群(40)、第2のロック群(70)及び第3のロック群(80)と組み合わされ、第1の本体(10)は、第2のロック群(70)を介して第4の本体(90)及び調整群(40)を作動し、第4の本体(90)は、第3のロック群(80)の一端に枢着されて閉じるため、第3のロック群(80)が外れることを防ぎ、第2の弾性部材(83)が制御スリーブ(82)と第4の本体(90)とに当接されて付勢力を発生させ、
第4の本体(90)には、第2の嵌合部(91)が設けられ、第2の嵌合部(91)には、第1の嵌合部(414)が嵌合され、第4の本体(90)と調整部材(41)とが組み合わされ、調整部材(41)が回転可能であり、第2の嵌合部(91)は、十二角槽状又は六角槽状を呈し、
第4の本体(90)は、第4の螺合部(92)を有し、第4の螺合部(92)は、第3の螺合部(714)に組み合わされ、第4の本体(90)と第2のロック部材(71)とが互いに組み合わされて外れることを防ぎ、第3のロック群(80)は、第4の本体(90)により制限を受けて第2のロック部材(71)から外れることを防ぎ得て、第4の螺合部(92)は、雄ねじであり、
第1の本体(10)は、第2の本体(20)及び第3の本体群(60)に対して回転可能であり、第1の本体(10)は、第2のロック群(70)及び第4の本体(90)を作動し得て、調整部材(41)を第1のベース(42)に対して回転させると、第1のベース(42)が第1の制限部材(27)に沿って、第2の本体(20)内で直線変位し、第1の押当面(421)を第1の弾性部材(28)に押し当てると、第1の弾性部材(28)の圧縮程度を調整し得て、第1のベース(42)は、第2の制限部材(52)を変位させ、第2の制限部材(52)は、第1の突部(512)を第1の案内溝(22)で変位させ、表示部材(51)がスライド溝(612)で摺動し、表示部材(51)は、指示部(621)に対向してトルク構造のトルク値を表示する
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項1に記載のトルク構造において、
駆動部(21)は、第1の本体(10)から突出され、駆動部(21)は、六角槽状、四角ヘッド状又はレンチヘッド状に形成され、
複数の位置決め溝(313)は、第1のロック部材(31)を軸心として環状に配置され、位置決め溝(313)の個数は、10、12又は20であり、位置決め溝(313)は凹弧溝であり、
固定部材(32)の個数は、第1の固定部(23)及び第2の固定部(312)に等しく、固定部材(32)は、球体状又はピン体状を呈し、第1の球体(33)は、円体状、球体状又はピン体状を呈する
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項1に記載のトルク構造において、
調整群(40)は、調整部材(41)、第1のベース(42)及び第2のパッキンリング(43)を含み、
調整部材(41)は、第2の本体(20)及び第1の枢着部(311)内に挿設され、調整部材(41)は、第2の本体(20)及び第1の枢着部(311)内でその場で転動可能であり、
調整部材(41)は、間隔部(411)を有し、間隔部(411)は、第2の本体(20)内に収容され、複数の第1の球体(33)が間隔部(411)の一端に当接されているため、調整部材(41)は、第1のロック部材(31)に対して回転するとき、転動摩擦力が発生し、間隔部(411)は、円体状を呈し、
間隔部(411)は、第1の螺合部(412)を有し、第1の螺合部(412)は、第2の本体(20)内に収容され、第1の螺合部(412)は、雄ねじ状を呈し、第1の螺合部(412)の直径は、間隔部(411)より小さく、
間隔部(411)は、第2の枢着部(413)を有し、第2の枢着部(413)は、第1の枢着部(311)内に枢着され、第2の枢着部(413)は、第1のロック部材(31)に対して回転可能であり、間隔部(411)は、第1の螺合部(412)と第2の枢着部(413)との間に設けられ、第2の枢着部(413)の直径は、間隔部(411)より小さく、第2の枢着部(413)は、円杆体状を呈し、第2の枢着部(413)は、第1の嵌合部(414)を有し、第2の枢着部(413)は、間隔部(411)と第1の嵌合部(414)との間に設けられ、第1の嵌合部(414)の形状は、六角柱であり、
第1のベース(42)は、第2の本体(20)内に収容され、第1のベース(42)の一端には、第1の押当面(421)が設けられ、第1の押当面(421)は、直接的又は間接的に第1の弾性部材(28)の一端に当接され、即ち、第1の弾性部材(28)は、第2の本体(20)内と第1の押当面(421)との間に付勢力を発生させ、
第1のベース(42)の他端には、第2の螺合部(422)が設けられ、第2の螺合部(422)は、第1の螺合部(412)と螺合され、第2の螺合部(422)を第1の螺合部(412)に対して回転させると、第1のベース(42)と間隔部(411)とを互いに近づけたり離したりし得て、第1のベース(42)は、第2の本体(20)内で直線変位し、第1の弾性部材(28)の圧縮程度を調整し得て、第2の螺合部(422)は、雌ねじ状を呈し、第1のベース(42)上には、第2の収容孔(423)が形成され、第2の収容孔(423)は、第1の案内溝(22)に対して対向状に形成され、
第1のベース(42)上には、第2の案内溝(424)が形成され、第2の案内溝(424)は、第1の収容孔(25)に対して対向状に形成され、第2の収容孔(423)の軸心と第1のベース(42)の軸心とは垂直に交わり、第2の収容孔(423)は、円孔状を呈し、第1の制限部材(27)は、第2の案内溝(424)に収容され、即ち、第1の制限部材(27)は、第1の収容孔(25)と第2の案内溝(424)との間に設けられ、第2の案内溝(424)は、第1の制限部材(27)上で変位し、第1のベース(42)は、第1の制限部材(27)により制限され、第1のベース(42)は、第2の本体(20)内で直線変位可能であり、第2の案内溝(424)は、長溝状を呈し、第2の案内溝(424)は、第1のベース(42)の長手方向で延び、
第2のパッキンリング(43)は、第2の本体(20)内に収容され、第2のパッキンリング(43)は、第1の螺合部(412)の端部に嵌合され、第2のパッキンリング(43)は、間隔部(411)の他端に当接され、第2のパッキンリング(43)は、調整部材(41)と第1のベース(42)との間に設けられ、第1のベース(42)は、第2の本体(20)内で直接変位可能であり、第1のベース(42)と第2のパッキンリング(43)とが互いに近づけられるか離される
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項3に記載のトルク構造において、
表示群(50)は、表示部材(51)及び第2の制限部材(52)を含み、
表示部材(51)は、第2の本体(20)から突出され、表示部材(51)の一部が第1の収容槽(11)内に収容され、表示部材(51)は、第1の本体(10)と第2の本体(20)との間に設けられ、表示部材(51)には、調整群(40)が取り付けられ、調整群(40)が作動されると、表示部材(51)が第2の本体(20)の外側で直線変位し、表示部材(51)は、第1のベース(42)と組み合わされ、第1のベース(42)は、表示部材(51)を第2の本体(20)の外側で直線変位させ、表示部材(51)は、第2の表示計(511)を有し、第2の表示計(511)は、間隔をおいて直線に配置された複数の目盛を含み、表示部材(51)の一端には、第1の突部(512)が突設され、第1の突部(512)は、第1の案内溝(22)に収容され、第1の突部(512)が第1の案内溝(22)で変位すると、表示部材(51)が第2の本体(20)に対して直線変位し、第1の突部(512)は、長円形バンプに成形され、第1の突部(512)内には、第1の槽(513)が形成され、第1の槽(513)は、第2の収容孔(423)に対向状に形成され、第1の槽(513)は、長孔槽に成形され、第1の槽(513)の一端には、第2の槽(514)が形成され、第2の槽(514)は、第1の槽(513)と連通し、第2の槽(514)の長さ及び直径は、第1の槽(513)より大きく、第1の槽(513)は、第1の突部(512)と第2の槽(514)との間に形成され、第2の槽(514)は、長孔槽に成形され、
第2の制限部材(52)は、第2の収容孔(423)、第1の槽(513)及び第2の槽(514)に挿設され、表示部材(51)が第1のベース(42)と組み合わされ、第2の制限部材(52)は、リベット部材又は螺合部材であり、第2の制限部材(52)の頭部は、第2の槽(514)に収容され、
第2の螺合部(422)は、第1の螺合部(412)に対して回転可能であり、第1のベース(42)が、第1の制限部材(27)により制限されて第2の本体(20)内で直線変位すると、第1の押当面(421)が第1の弾性部材(28)に押し当てられて第1の弾性部材(28)の圧縮程度を調整し得て、第1のベース(42)は、第2の制限部材(52)を同時に変位させ、第2の制限部材(52)により第1の突部(512)を第1の案内溝(22)で変位させ得て、表示部材(51)は、第2の制限部材(52)及び第1の突部(512)の制限を受け、表示部材(51)及び第2の制限部材(52)が第1の本体(10)及び第2の本体(20)に対して直線変位する
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項4に記載のトルク構造において、
第3の本体群(60)は、第3の本体(61)、第1の蓋体(62)、第2の蓋体(63)及び組立部材(64)を含み、
第3の本体(61)は、第2の本体(20)と組み合わされ、第3の本体(61)内の一端には、第3の収容槽(611)が形成され、第2の本体(20)は、一部が第3の収容槽(611)内に収容され、駆動部(21)は、第3の本体(61)の外側に突出され、表示群(50)は、第1の収容槽(11)及び第3の収容槽(611)内に隠され、第3の収容槽(611)内の一側には、スライド溝(612)が形成され、スライド溝(612)には、表示部材(51)が摺動可能に設けられ、表示部材(51)は、第1の案内溝(22)の範囲内でスライド溝(612)に沿って直線状に摺動可能であり、スライド溝(612)は、第3の収容槽(611)と連通し、第3の本体(61)は、第1の中空槽(613)を有し、第1の中空槽(613)は、第2の表示計(511)に対向状に形成され、第2の表示計(511)は、第1の中空槽(613)に対向した箇所で変位し、調整群(40)が押し当てられる第1の弾性部材(28)の圧縮程度を表すトルク値を表示し、第1の中空槽(613)は、スライド溝(612)と連通し、第3の本体(61)の外側には、第1の収容溝(614)が形成され、第3の本体(61)の他端には、第2の中空槽(615)が形成され、第1の本体(10)は、第3の本体(61)に対して回転可能であり、第1の表示計(12)の各目盛と第2の中空槽(615)とが互いに対向状に設けられ、第2の中空槽(615)の一端には、第2の収容溝(616)が形成され、第2の収容溝(616)は、第2の中空槽(615)と連通し、第3の本体(61)内の他端には、第4の収容槽(617)が形成され、第4の収容槽(617)には、第1の表示計(12)が枢着され、第1の表示計(12)は、第4の収容槽(617)内で回転可能であり、第4の収容槽(617)と第3の収容槽(611)とは連通し、第3の本体群(60)には、第2の組立部(618)が設けられ、第2の組立部(618)は、第1の組立部(26)に対向状に形成され、第2の組立部(618)は、第3の収容槽(611)の開口近くに設けられ、
第1の蓋体(62)は、第1の中空槽(613)に蓋設され、第1の蓋体(62)は、透明状又は半透明状であり、第1の蓋体(62)上には、指示部(621)が設けられ、第2の表示計(511)の各目盛は、指示部(621)に対向状に形成され、調整群(40)が第1の弾性部材(28)に押し当てられる圧縮程度を表すトルク値を表示し、第1の蓋体(62)は、第1の収容溝(614)に収容され、
第2の蓋体(63)は、第2の中空槽(615)に蓋設され、第2の蓋体(63)は、透明状又は半透明状であり、第2の蓋体(63)は、第2の収容溝(616)に収容され、
組立部材(64)は、第2の組立部(618)及び第1の組立部(26)に挿設され、第3の本体(61)と第2の本体(20)とが組み合わされる
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項5に記載のトルク構造において、
第3の収容槽(611)は、円状槽を呈し、スライド溝(612)は、凹溝であり、第1の中空槽(613)は、長孔槽であり、第1の収容溝(614)は、長孔槽を呈し、第1の中空槽(613)は、スライド溝(612)と第1の収容溝(614)との間に形成され、第1の収容溝(614)の長さ及び直径は、第1の中空槽(613)より大きく、第2の中空槽(615)は、中空の円状槽であり、第2の収容溝(616)の直径は、第2の中空槽(615)より大きく、第2の収容溝(616)は円状溝であり、第4の収容槽(617)の直径は、第3の収容槽(611)の直径より大きく、第4の収容槽(617)は、円状槽であり、第2の組立部(618)は貫通孔であり、第2の蓋体(63)は、円体状を呈し、第2の蓋体(63)は、拡大機能を有する拡大レンズであり、組立部材(64)は、アンカー部材又は螺合部材である
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項1に記載のトルク構造において、
第1の貫通槽(711)は、長孔槽であり、第1の環溝(712)は、環状凹溝であり、第2の貫通槽(713)は、円状貫通孔であり、第1の位置決め部材(72)は、金属材料からなり、第1の位置決め部材(72)は円柱体であり、第2の環溝(721)は、環状凹溝を呈し、第1の位置決め部材(72)の一端は錐形体状に形成され、第1の位置決め部材(72)が有する錐形体の一端は、第3の螺合部(714)に対向する
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項1に記載のトルク構造において、
制御スリーブ(82)がロック位置まで作動されると、第1の凹部(821)の最小箇所が第1の貫通槽(711)に対向し、第1の凹部(821)により制限され、第1の位置決め部材(72)は、位置決め溝(313)に制限され、第1の本体(10)は、第2の本体(20)に対して回転せず、第2の凹部(822)の最小箇所は、第2の貫通槽(713)に対向し、第2の凹部(822)による制限を受け、第2の位置決め部材(74)は、位置決め溝(313)に制限され、第1の本体(10)は、第2の本体(20)に対して回転せず、制御スリーブ(82)が第1の本体(10)上で非ロック位置まで変位されて回転されると、第1の凹部(821)は、第1の貫通槽(711)及び位置決め溝(313)に対向し、第1の位置決め部材(72)は、第1の貫通槽(711)及び第1の凹部(821)に収容され、第1の位置決め部材(72)は、変位空間を有し、位置決め溝(313)から外し得て、第1の位置決め部材(72)は、第1のリング体(73)のみにより制限を受け、第1の位置決め部材(72)と第1のロック部材(31)とは互いに制限せず、第1の本体(10)は、第2の本体(20)、第1のロック群(30)及び第3の本体群(60)に対して回転し、第1の位置決め部材(72)が第1のロック部材(31)上で変位し、何れか1つの位置決め溝(313)に位置決めされ、第1の位置決め部材(72)は、第1のロック部材(31)の壁面により押圧されて第1のリング体(73)を押し開き、第1の位置決め部材(72)が一位置決め溝(313)から次の位置決め溝(313)まで移動されると、第1の位置決め部材(72)が第1のリング体(73)の弾性回復力を受けて各位置決め溝(313)に収容されると、互いにぶつかる音を発し、第1の位置決め部材(72)は、各位置決め溝(313)との間に警告音が発し、第1の位置決め部材(72)が発する警告音から、第1の位置決め部材(72)がすでに位置決め溝(313)のうちの一つに対向したことが分かり、第2の凹部(822)は、第2の貫通槽(713)に対して対向状に形成され、第2の位置決め部材(74)は、第2の凹部(822)に収容され、第2の位置決め部材(74)は、活動空間を有し、第2の位置決め部材(74)は、位置決め溝(313)から外し得る
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項1に記載のトルク構造において、
第1の槽(513)は、第2の収容孔(423)と同じ円孔状であり、第4の収容槽(617)は、第3の収容槽(611)と同じ直径を有する円状槽である
ことを特徴とするトルク構造。 - 請求項1に記載のトルク構造において、
制御スリーブ(82)がロック位置まで変位されて回転されると、第1の凹部(821)は、第1の貫通槽(711)に対して対向せず、第1の位置決め部材(72)は、制御スリーブ(82)の内周面が第1の貫通槽(711)及び位置決め溝(313)に押し当てられて係合され、第1の本体(10)は、第1の位置決め部材(72)、第2のロック部材(71)及び第1のロック群(30)により制限されて回転することを防ぐ
ことを特徴とするトルク構造。
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