JP7354643B2 - 制御装置、方法、プログラム、および情報処理システム - Google Patents

制御装置、方法、プログラム、および情報処理システム Download PDF

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本発明は、制御装置、方法、プログラム、および情報処理システムに関する。
従来、インタラクティブホワイトボード(電子黒板ともいう)等においてタッチパネルが用いられている。インタラクティブホワイトボードでは、タッチパネルに指を接触させて動作させることで資料の拡大表示を行ったり、ペンで資料への書き込みを容易に行ったりすることができる。
タッチパネルのバックライトの制御に関して、特許文献1には、使用者がタッチパネルの所望の一箇所または二箇所接触するだけで、簡単に所望の範囲を点灯範囲とすることができることが記載されている(特許文献1の段落[0033])。
しかしながら、タッチパネルがバッテリーで動作する場合、バッテリーの残量が十分なときでもバッテリーの残量が少ないときでも、特許文献1では同様の範囲のバックライトを点灯してしまう。そのため、特許文献1では、バッテリーの残量に応じた効果的なバックライトの点灯・消灯の制御ができなかった。
そこで、本発明の一実施形態では、バッテリーの残量に応じてバックライトを制御することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、入力手段と表示装置の画面との接触点の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記表示装置のバッテリー残量情報を取得するバッテリー残量情報取得部と、前記接触点の周辺のバックライトの輝度を上げかつ前記接触点の周辺以外のバックライトの輝度を下げ、前記バッテリー残量情報に基づいて前記接触点の周辺の面積を制御する、照度制御部と、を備える。
本発明の一実施形態によれば、バッテリーの残量に応じてバックライトを制御することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成図である。 本発明の一実施形態に係る電子黒板のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係るビデオ会議端末のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係るスマートフォンのハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る照度制御を有効にさせるタイミングを説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る概要を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る輝度を上げる範囲を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る照度制御処理のフローチャートである。
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10の構成図である。図1に示されるように、情報処理システム10は、制御装置11および表示装置12を含む。なお、制御装置11と表示装置12は、図1のように別々の筐体で実装されてもよいし、1つの筐体で実装されてもよい。以下、それぞれについて説明する。
表示装置12は、タッチパネルの機能を有する液晶ディスプレイである。
制御装置11は、表示装置12の照度を制御する。具体的には、制御装置11は、入力手段(ペンや指など)とタッチパネルとの接触点の位置情報(例えば、座標情報。以下、位置情報ともいう)に基づいて、入力手段(ペンや指など)とタッチパネルとの接触点の周辺のバックライトの光強度を上げ、その他のバックライトの光強度を下げる制御を行う。
その際、制御装置11は、表示装置12のバッテリーの残量の情報(以下、バッテリー残量情報ともいう)に基づいて、表示装置12のバックライトの輝度を上げる面積を狭める、または、広げることができる。さらに、制御装置11は、バッテリー残量情報に基づいて、入力手段(ペンや指など)とタッチパネルとの接触点の周辺のバックライトの輝度を下げる、または、上げることができる。
なお、情報処理システム10は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
<ハードウェア構成>
<<電子黒板>>
図2は、情報処理システム10の一例である電子黒板のハードウェア構成図である。図2に示されているように、電子黒板2は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、SSD(Solid State Drive)204、ネットワークI/F205、及び、外部機器接続I/F(Interface)206を備えている。
これらのうち、CPU201は、電子黒板2全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201やIPL(Initial Program Loader)等のCPU201の動作に用いられるプログラムを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。SSD204は、電子黒板用のプログラム等の各種データを記憶する。ネットワークI/F205は、通信ネットワーク100との通信を制御する。外部機器接続I/F206は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ230、外付け機器(マイク240、スピーカ250、カメラ260)である。
また、電子黒板2は、キャプチャデバイス211、GPU212、ディスプレイコントローラ213、接触センサ214、センサコントローラ215、電子ペンコントローラ216、近距離通信回路219、及び近距離通信回路219のアンテナ219a、電源スイッチ222及び選択スイッチ類223を備えている。
これらのうち、キャプチャデバイス211は、外付けのPC(Personal Computer))270のディスプレイの表示内容に対応する映像情報を静止画または動画として表示面に表示させる。GPU(Graphics Processing Unit)212は、グラフィクスを専門に扱う半導体チップである。ディスプレイコントローラ213は、GPU212からの出力画像をディスプレイ280等へ出力するために画面表示の制御及び管理を行う。接触センサ214は、ディスプレイ280上に電子ペン290やユーザの手H等が接触したことを検知する。センサコントローラ215は、接触センサ214の処理を制御する。接触センサ214は、赤外線遮断方式による座標の入力及び座標の検出を行う。この座標の入力及び座標の検出する方法は、ディスプレイ280の上側両端部に設置された2つ受発光装置が、ディスプレイ280に平行して複数の赤外線を放射し、ディスプレイ280の周囲に設けられた反射部材によって反射されて、受光素子が放射した光の光路と同一の光路上を戻って来る光を受光する方法である。接触センサ214は、物体によって遮断された2つの受発光装置が放射した赤外線のIDをセンサコントローラ215に出力し、センサコントローラ215が、物体の接触位置である座標位置を特定する。電子ペンコントローラ216は、電子ペン290と通信することで、ディスプレイ280へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。近距離通信回路219は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。電源スイッチ222は、電子黒板2の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。選択スイッチ類223は、例えば、ディスプレイ280の表示の明暗や色合い等を調整するためのスイッチ群である。
更に、電子黒板2は、バスライン210を備えている。バスライン210は、図2に示されているCPU201等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
なお、接触センサ214は、赤外線遮断方式に限らず、静電容量の変化を検知することにより接触位置を特定する静電容量方式のタッチパネル、対向する2つの抵抗膜の電圧変化によって接触位置を特定する抵抗膜方式のタッチパネル、接触物体が表示部に接触することによって生じる電磁誘導を検知して接触位置を特定する電磁誘導方式のタッチパネルなどの種々の検出手段を用いてもよい。また、電子ペンコントローラ216が、電子ペン290のペン先及びペン尻だけでなく、電子ペン290のユーザが握る部分や、その他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
<<ビデオ会議端末>>
図3は、ビデオ会議端末のハードウェア構成図である。図3に示されているように、ビデオ会議端末3は、CPU301、ROM302、RAM303、フラッシュメモリ304、SSD305、メディアI/F307、操作ボタン308、電源スイッチ309、バスライン310、ネットワークI/F311、カメラ312、撮像素子I/F313、マイク314、スピーカ315、音入出力I/F316、ディスプレイI/F317、外部機器接続I/F(Interface)318、近距離通信回路319、近距離通信回路319のアンテナ319aを備えている。これらのうち、CPU301は、ビデオ会議端末3全体の動作を制御する。ROM302は、IPL等のCPU301の動作に用いられるプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。フラッシュメモリ304は、通信用プログラム、画像データ、及び音データ等の各種データを記憶する。SSD305は、CPU301の制御にしたがってフラッシュメモリ304に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、SSDに代えてHDDを用いてもよい。メディアI/F307は、フラッシュメモリ等の記録メディア306に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。操作ボタン308は、ビデオ会議端末3の宛先を選択する場合などに操作されるボタンである。電源スイッチ309は、ビデオ会議端末3の電源のON/OFFを切り換えるためのスイッチである。
また、ネットワークI/F311は、インターネット等の通信ネットワークを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ312は、CPU301の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F313は、CMOSセンサ312の動作を制御する回路である。マイク314は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ315は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F316は、CPU301の制御に従ってマイク314及びスピーカ315との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイI/F317は、CPU301の制御に従って外付けのディスプレイに画像データを送信する回路である。外部機器接続I/F318は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路319は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。
また、バスライン310は、図3に示されているCPU301等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
ディスプレイは、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)等によって構成された表示手段の一種である。また、ディスプレイは、ケーブルによってディスプレイI/F317に接続される。このケーブルは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
なお、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ312は、CPU301の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。外部機器接続I/F318には、USBケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU301の制御に従って、内蔵型のCMOSセンサ312に優先して、外付けカメラが動作する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU301の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク314や内蔵型のスピーカ315に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが動作する。
また、記録メディア306は、ビデオ会議端末3に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU301の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ304に限らず、EEPROM等を用いてもよい。
<<スマートフォン>>
図4は、情報処理システム10の一例であるスマートフォンのハードウェア構成図である。図4に示されているように、スマートフォン4は、CPU401、ROM402、RAM403、EEPROM404、CMOSセンサ405、撮像素子I/F406、加速度・方位センサ407、メディアI/F409、GPS受信部411を備えている。
これらのうち、CPU401は、スマートフォン4全体の動作を制御する。ROM402は、CPU401やIPL等のCPU401の動作に用いられるプログラムを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。EEPROM404は、CPU401の制御にしたがって、スマートフォン用プログラム等の各種データの読み出し又は書き込みを行う。CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ405は、CPU401の制御に従って被写体(主に自画像)を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等の撮像手段であってもよい。撮像素子I/F406は、CMOSセンサ405の動作を制御する回路である。加速度・方位センサ407は、地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。メディアI/F409は、フラッシュメモリ等の記録メディア408に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。GPS受信部411は、GPS衛星からGPS信号を受信する。
また、スマートフォン4は、遠距離通信回路412、CMOSセンサ413、撮像素子I/F414、マイク415、スピーカ416、音入出力I/F417、ディスプレイ418、外部機器接続I/F(Interface)419、近距離通信回路420、近距離通信回路420のアンテナ420a、及びタッチパネル421を備えている。
これらのうち、遠距離通信回路412は、通信ネットワーク100を介して、他の機器と通信する回路である。CMOSセンサ413は、CPU401の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。撮像素子I/F414は、CMOSセンサ413の動作を制御する回路である。マイク415は、音を電気信号に変える内蔵型の回路である。スピーカ416は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。音入出力I/F417は、CPU401の制御に従ってマイク415及びスピーカ416との間で音信号の入出力を処理する回路である。ディスプレイ418は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL(Electro Luminescence)などの表示手段の一種である。外部機器接続I/F419は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。近距離通信回路420は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の通信回路である。タッチパネル421は、利用者がディスプレイ418を押下することで、スマートフォン4を操作する入力手段の一種である。
また、スマートフォン4は、バスライン410を備えている。バスライン410は、図4に示されているCPU401等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
<機能ブロック>
図5は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10の機能ブロック図である。図5に示されるように、情報処理システム10は、メインコントローラー部110、表示部120、タッチセンサ部130、バッテリー部140、ペン部150を含むことができる。以下、それぞれについて説明する。
情報処理システム10の表示装置12は、表示部120、タッチセンサ部130、バッテリー部140の機能を有する。
情報処理システム10の制御装置11は、メインコントローラー部110の機能を有する。また、情報処理システム10の制御装置11は、プログラムを実行することによって、メインコントローラー部110として機能する。
表示部120は、コンピュータ等から出力される静止画または動画の映像信号を表示する。バックライト121は、液晶ディスプレイの背面から液晶を照明する。バックライト121が光を発する面積や輝度は、メインコントローラー部110によって制御される。
タッチセンサ部130は、入力手段(ペンや指など)によって触れられているタッチパネルの画面上の位置を検出する。
具体的には、タッチパネルコントローラー131は、タッチパネルを制御する。また、タッチパネルドライバ132は、タッチパネルに電力を供給して動かす。また、タッチセンサ133は、入力手段(ペンや指など)によるタッチパネルへの接触を検知する。
バッテリー部140は、タッチパネルの電力を供給する。バッテリー141は電力を提供し、バッテリーコントローラー142はバッテリー部140を制御する。
ペン部150は、タッチパネルへの書き込みを行うスタイラスペンの機能を有する。バッテリー151は電力を提供し、ペンコントローラー152はペン部150を制御する。
メインコントローラー部110は、位置情報およびバッテリー残量情報に基づいて、表示装置12の照度を制御する。メインコントローラー部110は、位置情報取得部111、バッテリー残量情報取得部112、照度制御部113を含む。
位置情報取得部111は、タッチセンサ部130から、入力手段(ペンや指など)によって触れられているタッチパネルの画面上の位置の情報(位置情報)を取得する。
バッテリー残量情報取得部112は、バッテリー部140から、バッテリー141の残量の情報(バッテリー残量情報)を取得する。
照度制御部113は、位置情報取得部111が取得した位置情報、および、バッテリー残量情報取得部112が取得したバッテリー残量情報に基づいて、表示装置12の照度を制御する。以下、図6~図8を参照しながら、表示装置12の照度の制御について説明する。
図6は、本発明の一実施形態に係る照度制御を有効にさせるタイミングを説明するための図である。表示装置12が動作するための電源は、ACアダプターとバッテリーの二種類が考えらえる。
表示装置12がACアダプターで動作する場合には、バッテリーの残量がゼロになるといったことは無いので、照度制御部113は、照度制御の機能を無効にさせる(図6の上側の場合)。
表示装置12がバッテリーで動作する場合には、照度制御部113は、バッテリーの残量に応じて照度制御の機能の有効と無効を自動で切り替えることができる(図6の下側の場合)。具体的には、照度制御部113は、バッテリーの残量が多いとき(バッテリーの残量が閾値以上であるとき)には、ACアダプターで動作する場合と同様に照度制御の機能を無効にさせる。また、照度制御部113は、バッテリーの残量が少ないとき(バッテリーの残量が閾値を下回ったとき)には、照度制御の機能を有効にさせる。
図7は、本発明の一実施形態に係る概要を説明するための図である。ペン部150によって筆記された文字や図形等の座標は、タッチセンサ部130によって検出される。文字や図形等は、バックライト(光源)121が発した光が表示部(液晶)120を透過することで表示される。
照度制御部113は、タッチセンサ部130が検出した入力手段(ペンや指など)が筆記している位置の情報(つまり、位置情報)に基づいて、入力手段(ペンや指など)が接触している位置の周辺のバックライト121の光強度を上げ、その他のバックライト121の光強度を下げる制御を行う。そのため、消費電力を下げながらも、文字の視認性を保つことができる。
図7の上側は、バッテリーの残量が多い(例えば、100パーセント)ときである。この場合、全てのバックライト121の輝度が100であるとする。
図7の中央は、バッテリーの残量が少ない(例えば、50パーセント)ときである。この場合、照度制御部113は、筆記が無いと、全てのバックライト121の輝度を50へ下げる。
図7の下側は、バッテリーの残量が少ない(例えば、50パーセント)ときである。この場合、照度制御部113は、筆記が有ると、入力手段(ペンや指など)が接触している位置の周辺以外のバックライト121の輝度を50へ下げるが、入力手段(ペンや指など)が接触している位置の周辺のバックライト121の輝度を100にする。
照度制御部113は、輝度を上げる範囲(つまり、上記の入力手段(ペンや指など)が接触している位置の周辺)の面積をバッテリーの残量に応じて制御する。そのため、消費電力を抑え、表示装置12の動作時間を延ばすことができる。以下、図8を参照しながら詳細に説明する。
図8は、本発明の一実施形態に係る輝度を上げる範囲を説明するための図である。
<<面積>>
照度制御部113は、バッテリーの残量が少なくなり、バッテリーの残量が所定の閾値(タッチパネルのバックライト121の輝度を上げる範囲を狭めるための閾値)を下回った場合に、バックライト121の輝度を上げる範囲を狭める。照度制御部113は、バッテリーの残量が少ないほど、バックライト121の輝度を上げる範囲の面積をより小さくすることができる。
また、照度制御部113は、バッテリーが充電されて、バッテリーの残量が所定の閾値(タッチパネルのバックライト121の輝度を上げる範囲を広げるための閾値)を上回った場合に、バックライト121の輝度を上げる範囲を広げる(例えば、狭められる前の元の範囲に戻す)。照度制御部113は、バッテリーの残量が多いほど、バックライト121の輝度を上げる範囲の面積をより大きくすることができる。
なお、図8では、照らす範囲の形状が円形になっているが、楕円、正方形、長方形等の任意の形であってよい。
<<輝度>>
照度制御部113は、入力手段(ペンや指など)が接触している位置の周辺の面積を制御することに加えて、入力手段(ペンや指など)が接触している位置の周辺のバックライト121の輝度を制御することもできる。具体的には、照度制御部113は、バッテリーの残量が少ないほど、入力手段(ペンや指など)が接触している位置の周辺のバックライト121の輝度をより下げる。また、照度制御部113は、バッテリーの残量が多いほど、入力手段(ペンや指など)が接触している位置の周辺のバックライト121の輝度をより上げる。
図9は、本発明の一実施形態に係る照度制御処理のフローチャートである。なお、照度制御部113は、入力手段(ペンや指など)とタッチパネルとの接触点の位置情報に基づいて、入力手段(ペンや指など)とタッチパネルとの接触点の周辺のバックライトの光強度を上げ、その他のバックライトの光強度を下げる制御を行っているものとする。
ステップ1(S1)において、表示装置12が起動されたとする。
ステップ2(S2)において、照度制御部113は、表示装置12がバッテリーで動作しているか否かを判断する。表示装置12がバッテリーで動作している場合にはステップ3へ進み、表示装置12がバッテリーで動作していない(つまり、ACアダプターで動作している)場合には再びステップ2を実行する。
ステップ3(S3)において、照度制御部113は、表示装置12から取得したバッテリー残量情報に基づいて、バッテリーの残量が閾値(バックライト121の輝度を上げる範囲を狭めるための閾値)よりも小さいか否かを判断する。閾値よりも小さい場合にはステップ4へ進み、閾値以上の場合にはステップ5へ進む。
ステップ4(S4)において、照度制御部113は、表示装置12から取得した位置情報に基づいて、バックライト121の輝度を上げる範囲(つまり、入力手段(ペンや指など)によって触れられているタッチパネルの画面上の位置の周辺)の面積を小さくする。
ステップ5(S5)において、照度制御部113は、表示装置12から取得したバッテリー残量情報に基づいて、バッテリーの残量が閾値(バックライト121の輝度を上げる範囲を広げるための閾値)を上回ったか否かを判断する。上回った場合にはステップ6へ進み、上回っていない場合にはステップ7へ進む。
ステップ6(S6)において、照度制御部113は、表示装置12から取得した位置情報に基づいて、バックライト121の輝度を上げる範囲(つまり、入力手段(ペンや指など)によって触れられているタッチパネルの画面上の位置の周辺)の面積を大きくする。
ステップ7(S7)において、照度制御部113は、表示装置12が終了されたか否かを判断する。終了された場合には処理を終了し、終了されていない場合にはS3へ戻る。
このように、本発明の一実施形態では、タッチパネルのバックライトの輝度を落としても、ユーザがペンなどで筆記する際、文字の視認性を良くし筆記しやすくすることができる。バッテリーの残量に応じてタッチパネルのバックライトの輝度を上げる範囲を広くまたは狭く制御するため、バッテリーで動作できる時間を延長しつつ、筆記位置周辺の視認性を向上させることができる。
すなわち、ユーザがタッチした位置の照度を上げることでユーザビリティ(筆記しやすさ)の向上を図るが、バッテリーの残量が少なくなり、所定の閾値を下回った際は、タッチパネルのバックライトの輝度を上げる面積を狭めるように制御することで、消費電力を抑え、タッチパネルの動作時間を延ばす。また、バッテリーの充電を行い、所定の閾値を上回った際は、タッチパネルのバックライトの輝度を上げる面積を広げるように制御することで、一定のユーザビリティを確保することができる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10 情報処理システム
11 制御装置
12 表示装置
110 メインコントローラー部
111 位置情報取得部
112 バッテリー残量情報取得部
113 照度制御部
120 表示部
121 バックライト
130 タッチセンサ部
131 タッチパネルコントローラー
132 タッチパネルドライバ
133 タッチセンサ
140 バッテリー部
141 バッテリー
142 バッテリーコントローラー
150 ペン部
151 バッテリー
152 ペンコントローラー
特開2012-181412号公報

Claims (7)

  1. 入力手段と表示装置の画面との接触点の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記表示装置のバッテリー残量情報を取得するバッテリー残量情報取得部と、
    前記接触点から一定範囲内のバックライトの輝度を上げかつ前記接触点から一定範囲外のバックライトの輝度を下げ、前記バッテリー残量情報に基づいて前記接触点から一定範囲の面積を制御する、照度制御部と
    を備え、
    前記バックライトは、前記表示装置の画面を照明し、
    前記照度制御部は、前記表示装置のバッテリーの残量が少ないほど、前記接触点から一定範囲の面積をより小さくし、前記表示装置のバッテリーの残量が多いほど、前記接触点から一定範囲の面積をより大きくする、制御装置。
  2. 前記照度制御部は、前記表示装置のバッテリーの残量が少ないほど、前記接触点から一定範囲内のバックライトの輝度をより下げる、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記照度制御部は、前記表示装置のバッテリーの残量が多いほど、前記接触点から一定範囲内のバックライトの輝度をより上げる、請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記照度制御部は、前記表示装置がバッテリーで動作しているか否かを判断し、前記表示装置が前記バッテリーで動作している場合、前記接触点から一定範囲の面積を制御する、請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 入力手段と表示装置の画面との接触点の位置情報を取得するステップと、
    前記表示装置のバッテリー残量情報を取得するステップと、
    前記接触点から一定範囲内のバックライトの輝度を上げかつ前記接触点から一定範囲外のバックライトの輝度を下げ、前記バッテリー残量情報に基づいて前記接触点から一定範囲の面積を制御する、ステップと
    を含み、
    前記バックライトは、前記表示装置の画面を照明し、
    前記表示装置のバッテリーの残量が少ないほど、前記接触点から一定範囲の面積をより小さくし、前記表示装置のバッテリーの残量が多いほど、前記接触点から一定範囲の面積をより大きくする、方法。
  6. コンピュータがプログラムを実行すると、
    前記コンピュータを、
    入力手段と表示装置の画面との接触点の位置情報を取得する位置情報取得部、
    前記表示装置のバッテリー残量情報を取得するバッテリー残量情報取得部、
    前記接触点から一定範囲内のバックライトの輝度を上げかつ前記接触点から一定範囲外のバックライトの輝度を下げ、前記バッテリー残量情報に基づいて前記接触点から一定範囲の面積を制御する、照度制御部
    として機能させるためのプログラムであり
    前記バックライトは、前記表示装置の画面を照明し、
    前記照度制御部は、前記表示装置のバッテリーの残量が少ないほど、前記接触点から一定範囲の面積をより小さくし、前記表示装置のバッテリーの残量が多いほど、前記接触点から一定範囲の面積をより大きくする、プログラム。
  7. 制御装置と表示装置とを含み、
    前記制御装置は、
    入力手段と前記表示装置の画面との接触点の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記表示装置のバッテリー残量情報を取得するバッテリー残量情報取得部と、
    前記接触点から一定範囲内のバックライトの輝度を上げかつ前記接触点から一定範囲外のバックライトの輝度を下げ、前記バッテリー残量情報に基づいて前記接触点から一定範囲の面積を制御する、照度制御部と
    を備え、
    前記バックライトは、前記表示装置の画面を照明し、
    前記照度制御部は、前記表示装置のバッテリーの残量が少ないほど、前記接触点から一定範囲の面積をより小さくし、前記表示装置のバッテリーの残量が多いほど、前記接触点から一定範囲の面積をより大きくする、情報処理システム。
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