JP7354467B1 - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】給与のデジタル払いに関連するサービスにおいて、利用者の適切な保護を図ること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、実行部と、依頼部とを有する。実行部は、電子決済サービスにおいて利用者が保有するユーザアカウントの状況に基づいて、ユーザアカウントに紐付く電子ウォレットの機能制限を実行する。依頼部は、電子ウォレットの機能制限を実行した場合、電子ウォレットに対応付けられている仮想口座を管理する他の装置に対して、仮想口座の状態の変更を依頼する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システムに関する。
昨今、政府では、資金移動業を営む資金移動業者に対し、上述の電子マネーや仮想通貨といったデジタルマネーにより給与の支払いを認める、所謂「給与のデジタル払い」の導入が検討され始めている。これに関連して、給与のデジタル払いに関連した技術も提案されている。
特開2022-151873号公報
しかしながら、上記の従来技術では、給与のデジタル払いに関連するサービスにおいて、利用者を適切に保護する上で改善の余地がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、給与のデジタル払いに関連するサービスにおいて、利用者の適切な保護を図ることができる情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、オンラインシステムを通じて利用者に提供される電子決済サービスに関する処理を実行する情報処理装置であって、実行部と、依頼部とを有する。実行部は、電子決済サービスにおいて利用者が保有するユーザアカウントの状況に基づいて、ユーザアカウントに紐付く電子ウォレットの機能制限を実行する。依頼部は、電子ウォレットの機能制限を実行した場合、電子ウォレットに対応付けられている仮想口座を管理する他の装置に対して、仮想口座の状態の変更を依頼する。
実施形態の一態様によれば、給与のデジタル払いに関連するサービスにおいて、利用者の適切な保護を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る振込サービスにおける情報処理の全体像を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理の概要を示す図である。 図3は、実施形態に係る決済サーバの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る利用履歴データベースに記憶される利用履歴の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る利用者管理データベースに記憶される利用者管理情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る連携銀行サーバの構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る顧客管理データベースに記憶される顧客管理情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る決済サーバにより実行される情報処理(その1)の処理手順例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る決済サーバにより実行される情報処理(その2)の処理手順例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る決済サーバにより実行される情報処理(その3)の処理手順例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態に係る連携銀行サーバにより実行される情報処理の処理手順例を示すフローチャートである。 図12は、変形例に係る利用者管理情報の一例を示す図である。 図13は、実施形態または変形例に係る決済サーバおよび連携銀行サーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に本願に係る情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.実施形態〕
図1を用いて、実施形態に係る情報処理装置などにより実現される情報処理について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の概要を示す図である。なお、図1では、実施形態に係る情報処理装置の一例である決済サーバ100や連携銀行サーバ200によって、実施形態に係る情報処理などが実現されるものとする。
(1-1.実施形態に係る情報処理と振込サービスの全体像)
以下、実施形態に係る振込サービスにおける情報処理の全体像について説明する。図1は、実施形態に係る振込サービスにおける情報処理の全体像を示す図である。
図1に示すように、実施形態に係る振込サービスは、サービス事業者X、及び銀行Yにより提供される。なお、銀行Yは、金融機関の一例であり、銀行以外の他の金融機関であってもよい。サービス事業者Xは、電子決済に関する電子決済サービスを利用者に提供する事業を営む。たとえば、電子決済サービスは、コード決済による電子マネーのやり取りを制御する所定の取引手段を提供するサービスに該当する。
また、サービス事業者Xは、電子決済サービスに連携した連携サービスの1つとして、振込サービスを提供する。振込サービスは、仮想口座(バーチャル口座ともいう。)を受取銀行口座とした振込を通じて、各種資金を電子マネーで受け取ることを可能とするサービスである。サービス事業者Xは、振込サービスを利用者に提供する際、銀行Yから借り受けた複数の仮想口座の中から任意に選択した仮想口座を、電子決済サービスにおいて利用者が保有する電子ウォレットに一意に対応付ける。そして、サービス事業者Xは、電子ウォレットに対応付けた仮想口座を利用者に通知する。利用者は、サービス事業者から通知された仮想口座を振込先として振込元に通知することにより、仮想口座への銀行振込を通じて、電子ウォレットを通じて、各種資金を電子マネーで受け取ることができる。
銀行Yは、サービス事業者Xなどの事業者に対して、各種金融サービスを提供する事業を営む。銀行Yは、各種金融サービスの1つとして、仮想口座をサービス事業者Xに貸し出すサービスを提供する。
また、実施形態に係る振込サービスでは、サービス事業者Xにより振込サービスを利用者に提供するためのシステムが管理され、銀行Yにより振込サービスを実行するための仮想口座を事業者に提供するためのシステムが管理される。このように、実施形態に係る振込サービスは、管理主体が異なる非同期なシステムにより実現されている。また、振込サービスの不正利用対策などの利用者保護の観点から、振込サービスにおいて利用者が保有する電子ウォレットへの入金制限などを実行する場合があり得る。この場合、利用者が保有する電子ウォレットの状態と、電子ウォレットに対応付けられている仮想口座の状態とを上手く連携させなければ、振込サービスの利用者を適切に保護できないおそれがある。たとえば、電子ウォレットに対する入金の受付が停止されている状態であっても、電子ウォレットに対応する仮想口座への振込が行われしまう事態が生じ得る。そこで、実施形態に係る情報処理では、利用者が保有する電子ウォレットの状態と、電子ウォレットに対応付けられている仮想口座の状態とを上手く連携させることにより、振込サービスの利用者の適切な保護を図る。
たとえば、図1に示すように、サービス事業者Xは、決済システムを通じて、電子決済サービスの利用者が保有するユーザアカウントと、電子決済サービスを導入する加盟店との間で実行される各種取引(決済/送金/出金)に関する取引状態をモニタリングする。
また、サービス事業者Xは、決済システムと利用者管理DB(Data Base)とに基づいてモニタリング結果を分析する(ステップS01)。また、サービス事業者Xは、分析結果に基づいて、ユーザアカウントを制御するアカウント制御を実行する(ステップS02)。アカウント制御は、後に詳述するが、電子決済サービスを利用するために利用者が保有する電子ウォレットの機能制限に関する処理に該当する。
また、サービス事業者Xは、アカウント制御の結果に従って、たとえば、銀行Yと連携する連携システムを通じて、制御対象となった電子ウォレットに対応付けられている仮想口座に対する資金受入停止を依頼する(ステップS03)。
銀行Yは、サービス利用者から受け付けられた資金受入停止の依頼に応じて、対象となる仮想口座のステータスを取引停止状態に変更する(ステップS04)。
一方、振込依頼人は、振込元金融機関において振込依頼人が保有する振込依頼人口座から新規の振込依頼を行う(ステップS05)。振込元金融機関は、振込依頼人口座を振込元として、振込依頼を金融機関に送る(ステップS06)。
銀行Yは、処理対象となる振込依頼を振込DBから取得する。そして、銀行Yは、管理DBを参照し、たとえば、振込依頼に振込先として含まれている仮想口座のステータスが取引停止状態であることを検知する(ステップS07)。この場合、銀行Yは、振込元金融機関から受け取った振込依頼に対して、振込が成立しない旨の振込NGを返却する(ステップS08)。
振込元金融機関は、振込依頼人に対して、振込が成立しない旨の振込NGを返却する(ステップS09)。以上で、振込サービスにおいて振込が成立しない場合の一連の情報処理が終了する。
(1-2.システム構成)
以下、実施形態に係る情報処理について具体的に説明する。まず、実施形態に係る情報処理の説明に先駆けて、図2を参照しつつ、情報処理システムSYSの構成の一例について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理の概要を示す図である。
図2に示すように、実施形態に係る情報処理システムSYSは、実施形態に係る情報処理装置の一例である決済サーバ100および連携銀行サーバ200を含む。図2に示す場合、決済サーバ100は、オンラインシステムを通じて利用者に提供される電子決済サービスに関する処理を実行する第1の装置として機能し、連携銀行サーバ200は、電子決済サービスの利用者に紐付く仮想口座を管理する第2の装置として機能する。決済サーバ100および連携銀行サーバ200は、ネットワークN(例えば、図3参照)を介して有線または無線により相互に通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。なお、図2に示す情報処理システムSYSの構成は一例であり、たとえば、電子決済サービスの利用者が使用する端末装置などの他の装置が含まれていてもよい。
図2に示す決済サーバ100は、実施形態に係る情報処理を実行する情報処理装置である。決済サーバ100は、典型的にはサーバ装置であるが、メインフレームやワークステーションなどにより実現されてもよい。また、決済サーバ100がサーバ装置により実現される場合、単独のサーバ装置により実現されてもよいし、複数のサーバ装置及び複数のストレージ装置が協働して動作するクラウドシステムなどにより実現されてもよい。決済サーバ100は、電子決済に関する電子決済サービスを利用者に提供する事業を営む事業者により運営および管理される。
決済サーバ100は、たとえば、電子決済サービスに関する各種の情報処理を実行する。具体的には、決済サーバ100は、コード決済を実現するための利用者用のアプリケーションプログラム(以下、適宜「決済アプリ」と称する。)を、利用者である一般消費者に配布する。決済サーバ100は、決済アプリ専用のインターフェイスを介して、決済アプリからの取引要求を受け付けた場合は、その取引要求に従って、口座間における電子マネーの送金処理などを含む情報処理を実行する。決済アプリは、決済先、決済元、及び決済額などの情報を含む取引情報を決済サーバ100に送信する。なお、取引情報には、上述の各情報の他、取引を個別に特定するための取引コードや、取引が行われた日時を特定するための日時情報(すなわち、タイムスタンプ)などの情報が含まれていてもよい。
また、決済サーバ100は、上述の振込サービスに関する各種の情報処理を実行する。たとえば、振込サービスは、仮想口座を経由した銀行口座への振込を通じて、利用者の給与や給与以外の各種資金を電子マネーで受け取ることを可能とする。なお、振込サービスは、コード決済を実現するための決済アプリ内で起動するミニアプリとして構成されてもよいし、この決済アプリとは独立して用意された固有のアプリケーションプログラムにより構成されてもよい。
図2に示す連携銀行サーバ200は、実施形態に係る情報処理を実行する情報処理装置である。連携銀行サーバ200は、典型的にはサーバ装置であるが、メインフレームやワークステーションなどにより実現されてもよい。また、連携銀行サーバ200がサーバ装置により実現される場合、単独のサーバ装置により実現されてもよいし、複数のサーバ装置及び複数のストレージ装置が協働して動作するクラウドシステムなどにより実現されてもよい。連携銀行サーバ200は、サービス事業者X(たとえば、図1参照)などの事業者に対して、各種金融サービスを提供する事業を銀行により運営及び管理される。
連携銀行サーバ200は、たとえば、各利用者からの指示に応じた送金や振替などの銀行業務に関する処理を実行する。また、連携銀行サーバ200は、銀行口座の利用履歴として、各カード会社や、各種サービスの提供者による銀行口座からの引き落としに関する情報(たとえば、引き落とした金額や、引き落とした日時など)や、現在の口座残高などを含む口座情報などを、口座名義人に対応付けて管理する。
また、連携銀行サーバ200は、各種金融サービスの1つとして、自行において実口座を保有する事業者に対して、実口座に紐付く仮想口座を貸し渡すサービスを提供する。たとえば、サービス利用者を雇用する企業などの希望者により開設された銀行口座を管理する銀行Yに属する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステムなどにより実現される。
(1-3.振込サービスについて)
以下、決済サーバ100が、電子決済サービスの利用者からの要求に応じて、かかる利用者に提供する振込サービスについて説明する。決済サーバ100は、決済アプリなどを通じて、利用者から振込サービスの利用登録要求を受け付けると、利用者に対する仮想口座の割当、及び、利用者情報の登録を実行する。たとえば、決済サーバ100は、連携する銀行から予め借り受けた複数の仮想口座のうち未使用の状態である仮想口座を任意に選択し、選択した仮想口座を特定するための口座情報(口座番号)と、利用者に固有の識別情報とを関連付けて登録する。なお、決済サーバ100は、利用者に固有の識別情報として、たとえば、電子決済サービスの利用登録時に決済サーバ100が利用者ごとに個別に割り振る利用者IDを利用できる。
また、決済サーバ100は、利用者情報の登録において、資金移動業に対して、法令により義務付けられている滞留規制の遵守を目的として、仮想口座を経由して銀行口座に入金された金額のうち、所定額を超える額の現金を利用者に返金するための返金用の銀行口座の情報を利用者から取得してもよい。この場合、決済サーバ100は、利用者から取得した返金用の銀行口座の情報を、上述の固有情報に関連付けて登録する。
また、決済サーバ100は、利用者が使用する端末装置に対し、振込サービス用の仮想口座を特定するための口座情報(口座番号)を送信することにより、利用者に口座情報を提供する。利用者は、決済サーバ100から提供された口座情報を、給与や諸経費などの振込先として勤め先の企業などの振込依頼先へ知らせる。利用者から口座情報を受け取った企業などの振込依頼先は、自身が保有する銀行口座から、この口座情報を振込先(送金先)として、たとえば、給与や諸経費などの所定の振込を行う。決済サーバ100は、仮想口座に対する着金を検知すると、仮想口座が割り当てられている利用者の電子ウォレット(電子マネー口座)に対して、仮想口座に対する入金額に相当する電子マネーを入金(チャージ、又は残高加算ともいう。)する。このようにして、利用者は、振込依頼先に口座情報を知らせることにより、仮想口座を経由した銀行口座への振込を通じて、利用者の給与や給与以外の各種資金を電子マネーで受け取ることができる。
(1-4.実施形態に係る情報処理)
以下、図2を用いて、実施形態に係る情報処理について具体的に説明する。図2に示すように、決済サーバ100は、利用者のサービス利用状況に基づいて、利用者が保有する電子ウォレットの機能制限を実行する(ステップS11)。たとえば、決済サーバ100は、利用者のユーザアカウントに紐付くサービス利用状況をモニタリングし、サービス利用状況が所定の状態にあるかどうかを判断する。所定の状態には、マネーロンダリングなどの不自然な取引が疑われる状態や、ユーザアカウントの乗っ取りなどが疑われる状態などが想定される。
また、電子ウォレットの機能制限には、電子ウォレットに対する入金機能の停止などが想定される。また、決済サーバ100は、電子ウォレットに対する入金機能を停止する場合、仮想口座への入金を通じて行われる入金機能のみを停止し、仮想口座への入金以外の入金手段、たとえば、クレジットカードや他の銀行口座などにより行われる入金機能を有効な状態で維持してもよい。
決済サーバ100は、電子ウォレットの機能制限を実行する場合、対象利用者の電子ウォレットの機能制限に関する情報を利用者管理データベース122へ登録する。たとえば、決済サーバ100は、対象利用者を識別するための利用者IDに対応付けて、ウォレットの状態として「入金停止」を登録する。
決済サーバ100は、電子ウォレットの機能制限を実行した場合、連携銀行サーバ200に対して、対象利用者の仮想口座の取引停止依頼を送信する(ステップS12)。たとえば、取引停止依頼には、銀行Yとサービス事業者Xとの間でサービス事業者Xを一意に特定することが可能な識別情報である顧客IDと、取引停止の対象となる仮想口座(すなわち、対象利用者に割り当てられた仮想口座)の口座番号とが含まれている。
連携銀行サーバ200は、決済サーバ100から仮想口座の取引停止依頼を受信した場合、受信した仮想口座の取引停止依頼に従って、対象となる仮想口座のステータスを取引停止状態に変更する(ステップS13)。たとえば、連携銀行サーバ200は、顧客管理データベース221に記憶されている顧客管理情報の中から、取引停止依頼に含まれる顧客ID「BC#111」に対応付けられている仮想口座を特定する。そして、連携銀行サーバ200は、特定した仮想口座のうち、取引停止依頼に含まれる口座番号「V111111」に対応する仮想口座の状態として「取引停止」を登録する。
このようにして、決済サーバ100および連携銀行サーバ200は、利用者が保有する電子ウォレットの状態と、電子ウォレットに対応付けられている仮想口座の状態とを上手く連携させることにより、振込サービスの利用者の適切な保護を図ることができる。
また、決済サーバ100は、利用者からの要求に従ってユーザアカウントを削除した場合、連携銀行サーバ200に対して、利用者が保有する電子ウォレットに対応付けられている仮想口座の凍結依頼を送信してもよい。この場合、連携銀行サーバ200は、決済サーバ100から受信した仮想口座の凍結依頼に従って、顧客管理データベース221に記憶されている管理情報を更新する。たとえば、連携銀行サーバ200は、対象となる仮想口座のステータスとして「凍結状態」を登録する。
また、決済サーバ100は、所定の条件に従って、電子ウォレットに対する機能制限を解除した場合、連携銀行サーバ200に対して、仮想口座の取引再開依頼を送信してもよい。また、決済サーバ100は、連携銀行サーバ200に対して、仮想口座の取引再開依頼を送信する際、取引再開の期日を指定してもよい。連携銀行サーバ200は、決済サーバ100から受信した仮想口座の取引再開依頼に従って、顧客管理データベース221に記憶されている管理情報を更新する。たとえば、連携銀行サーバ200は、対象となる仮想口座のステータスとして「通常取引」を登録する。
また、連携銀行サーバ200は、取引停止状態である仮想口座に対する振込依頼を受け付けた場合、振込依頼の振込元に対するエラー処理を実行するとともに、決済サーバ100に対して、エラー処理を行った旨を通知してもよい。たとえば、決済サーバ100が連携銀行サーバ200から受け付けるエラー処理を行った旨の通知には、仮想口座番号が含まれていてもよい。この場合、決済サーバ100は、連携銀行サーバ200から受け付けた仮想口座番号に紐づくユーザアカウントを取得して、該当するユーザアカウントを保有する利用者の端末装置に対して、端末装置にインストールされている決済アプリを介して口座振込がエラーとなった旨を通知してもよい。このとき、決済サーバ100は、仮想口座のステータスについても合わせて通知してもよい。このようにして、決済サーバ100は、ステータスが取引停止状態となっている仮想口座に対して、仮想口座に紐付く利用者以外の他者からの振込試行があったことを、仮想口座に紐付く利用者に把握させることができる。
〔2.装置構成〕
(2-1.決済サーバの構成)
以下、図3を用いて、実施形態に係る決済サーバ100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る決済サーバ100の構成例を示す図である。図3に示すように、決済サーバ100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、たとえば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、連携銀行サーバ200などの他の装置との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、たとえば、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部120は、利用履歴データベース121と、利用者管理データベース122とを有する。
(利用履歴データベース121について)
利用履歴データベース121は、電子決済サービスの利用者の決済履歴や入出金などのサービス利用履歴を記憶する。図4は、実施形態に係る利用履歴データベース121に記憶される利用履歴の一例を示す図である。図4に示すように、利用履歴データベース121が記憶するサービス利用履歴は、「利用者ID」の項目と、「決済履歴」の項目と、「入出金履歴」の項目とを有している。サービス利用履歴が有するこれらの項目は、相互に対応付けられている。
「利用者ID」の項目には、電子決済サービスにおいて利用者を一意に特定するために各利用者に対して付与された固有の識別情報である利用者IDが記憶される。「決済履歴」の項目には、利用者により実行されたコード決済の決済履歴に関する情報が記憶される。「入出金履歴」の項目には、利用者が保有する電子ウォレットへの入金履歴に関する情報や、電子ウォレットからの出金履歴(送金履歴を含む)を示す情報が記憶される。
利用履歴データベース121に記憶されるサービス利用履歴は、後述する実行部131によるサービス利用状況の判断に用いられる。
(利用者管理データベース122について)
利用者管理データベース122は、振込サービスの利用者を管理するための利用者管理情報をが記憶する。図5は、実施形態に係る利用者管理データベース122に記憶される利用者管理情報の一例を示す図である。
図5に示すように、利用者管理データベース122に記憶されている利用者管理情報は、「利用者ID」の項目と、「アカウント情報」の項目と、「ウォレット状態」の項目と、「仮想口座番号」の項目とを有している。利用者管理情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「利用者ID」の項目には、振込サービスの利用者を一意に特定するために各利用者に対して付与された固有の識別情報である利用者IDが記憶される。たとえば、振分設定に関する情報が有する「利用者ID」の項目に記憶される利用者IDは、上述の利用履歴データベース121に記憶される利用履歴が有する「利用者ID」の項目に記憶される利用者IDと同一の情報である。
「アカウント情報」の項目には、振込サービスの利用者のユーザアカウントに関する情報が記憶される。ユーザアカウントに関する情報には、振込サービスにログインするためのログイン情報(たとえば、ログインIDやパスワードを含む)や、利用者の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報などが含まれる。
「電子ウォレット」の項目には、電子決済サービスにおいて利用者が保有する電子ウォレットの状態を示す情報が記憶される。電子ウォレットの状態には、「入金停止」や「有効」などの状態が含まれる。「入金停止」は、仮想口座への入金を通じて行われる電子ウォレットへの入金が停止されている状態を示す。「有効」は、電子ウォレットの入出金が正常に機能している状態を示す。なお、図5に示す電子ウォレットの状態は一例であり、「出金停止」などの他の状態が含まれていてもよい。
「仮想口座番号」の項目には、電子ウォレットに対応付けられている仮想口座を一意に特定するために仮想口座に付与された固有の口座番号を示す情報が記憶される。
(制御部130について)
制御部130は、コントローラ(controller)であり、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、決済サーバ100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、たとえば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現され得る。
図3に示すように、制御部130は、実行部131と、依頼部132とを有し、これらの各部により、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130には、決済サーバ100が実行する各種処理の拡張などに応じて、図3に示す各部とは異なる新たな機能部が導入されてもよい。
(実行部131について)
実行部131は、電子決済サービスにおいて利用者が保有するユーザアカウントの状況に基づいて、ユーザアカウントに紐付く電子ウォレットの機能制限を実行する。たとえば、実行部131は、ユーザアカウントに紐付くサービス利用状況が所定の状態にある場合、電子ウォレットの機能制限を実行してもよい。
また、実行部131は、電子ウォレットの機能制限の1つとして、電子ウォレットに対する入金を停止してもよい。また、実行部131は、電子ウォレットに対する入金を停止する場合、仮想口座への入金を通じて行われる入金のみを停止し、仮想口座への入金以外の入金手段(たとえば、実口座を用いた銀行振込やクレジットカードなど)により行われる入金を有効な状態で維持してもよい。たとえば、利用者が仮想口座による振込サービスを解約した場合、仮想口座への入金以外の入金手段により行われる入金を有効な状態で維持することが考えられる。また、実行部131は、利用者からの要求に従ってユーザアカウントを削除してもよい。
また、実行部131は、連携銀行サーバ200から、取引停止の状態にある仮想口座に対する振込依頼の振込元に対するエラー処理を行った旨の通知を受け付けた場合、エラー処理とともに受け付けた情報であって、仮想口座に付与されている固有の識別情報である仮想口座番号に紐付くユーザアカウントを保有する利用者の端末装置に対して、端末装置にインストールされている決済アプリを通じて、仮想口座に対する振込依頼がエラーになった旨を通知してもよい。たとえば、実行部131は、仮想口座に対する振込依頼がエラーになった旨の通知情報を、通信部110を通じて、端末装置10に送信する。
(依頼部132について)
依頼部132は、電子ウォレットの機能制限を実行した場合、電子ウォレットに対応付けられている仮想口座を管理する連携銀行サーバ200に対して、仮想口座の状態の変更を依頼する。たとえば、依頼部132は、実行部131により電子ウォレットの機能制限が実行された場合、通信部110を通じて、連携銀行サーバ200に対して、仮想口座の取引停止依頼を送信してもよい。
また、依頼部132は、実行部131により電子ウォレットの機能制限が解除された場合、通信部110を通じて、連携銀行サーバ200に対して、仮想口座の取引再開依頼を送信してもよい。また、依頼部132は、仮想口座の取引再開依頼を送信する際、取引再開の期日を指定してもよい。
また、依頼部132は、実行部131によりユーザアカウントが削除された場合、通信部110を通じて、連携銀行サーバ200に対して、仮想口座の凍結依頼を送信してもよい。
(2-2.連携銀行サーバの構成)
以下、図6を用いて、実施形態に係る連携銀行サーバ200の構成について説明する。図6は、実施形態に係る連携銀行サーバ200の構成例を示す図である。図6に示すように、連携銀行サーバ200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。
(通信部210について)
通信部210は、たとえば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。そして、通信部210は、ネットワークNと有線または無線で接続され、決済サーバ100などの他の装置との間で情報の送受信を行う。
(記憶部220について)
記憶部220は、たとえば、RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスクや光ディスクなどの記憶装置によって実現される。図6に示すように、記憶部220は、顧客管理データベース221を有する。
(顧客管理データベース221について)
顧客管理データベース221は、銀行Yが提供する仮想口座を利用中の顧客に関する顧客管理情報を記憶する。図7は、実施形態に係る顧客管理データベース221に記憶される顧客管理情報の一例を示す図である。
図7に示すように、顧客管理データベース221に記憶されている顧客管理情報は、「顧客ID」の項目と、「実口座番号」の項目と、「仮想口座番号」の項目と、「口座状態」の項目とを有している。顧客管理情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「顧客ID」の項目には、仮想口座を利用中の顧客を一意に特定するために各顧客に対して付与された固有の識別情報である顧客IDが記憶される。「実口座番号」の項目には、各顧客が銀行Yに保有する実際の銀行口座を一意に特定するために仮想口座に付与されている固有の口座番号を示す情報が記憶される。顧客が保有する実際の銀行口座に、顧客が利用中の仮想口座が紐付けられる。
「仮想口座番号」の項目には、各顧客が利用中の仮想口座を一意に特定するために仮想口座に付与されている固有の口座番号を示す情報が記憶される。「口座状態」の項目には、仮想口座の状態を示す情報が記憶される。たとえば、仮想口座の状態を示す情報には、「取引停止」や、「通常取引」などの状態が含まれる。「取引停止」は、仮想口座を通じた取引が停止されている状態を示す。「通常取引」は、仮想口座を通じた全ての取引が可能な状態を示す。
(制御部230について)
制御部230は、コントローラ(controller)であり、たとえば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、連携銀行サーバ200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、たとえば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現され得る。
図6に示すように、制御部230は、口座管理部231を有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230には、連携銀行サーバ200が実行する各種処理の拡張などに応じて、図6に示す各部とは異なる新たな機能部が導入されてもよい。
(口座管理部231について)
口座管理部231は、電子決済サービスを関する処理を実行する決済サーバ100から、通信部210を通じて仮想口座の状態の変更依頼を受け付けた場合、受け付けた変更依頼の内容に従って、対象となる仮想口座の状態を変更する。たとえば、口座管理部231は、決済サーバ100から仮想口座の取引停止依頼を受け付けた場合、受け付けた仮想口座の取引停止依頼に従って、対象となる仮想口座のステータスを取引停止状態に変更する。具体的には、口座管理部231は、顧客管理データベース221に記憶されている顧客管理情報の中から、取引停止依頼に含まれる顧客IDに対応付けられている仮想口座を特定する。そして、口座管理部231は、特定した仮想口座のうち、取引停止依頼に含まれる口座番号に対応する仮想口座の状態として「取引停止」を登録する。
また、口座管理部231は、取引停止状態である仮想口座に対する振込依頼を受け付けた場合、振込依頼の振込元に対するエラー処理を実行するとともに、決済サーバ100に対して、エラー処理を行った旨を通知してもよい。たとえば、口座管理部231は、顧客管理データベース221に記憶されている顧客管理情報を参照し、通信部210を通じて受け付けた振込依頼の振込先である仮想口座の状態を確認する。そして、口座管理部231は、振込依頼の振込先である仮想口座が取引停止状態である場合、振込依頼の振込元に対して、振込は受け付けられない旨のエラー情報(たとえば、振込NG)を、通信部210を通じて送信する。また、口座管理部231は、仮想口座に対する振込依頼の振込元に対してエラー情報の送信を行った旨の通知情報を、通信部210を通じて決済サーバ100に送信する。なお、通知情報には、振込依頼の振込先であった仮想口座番号を含んでいてもよい。すなわち、口座管理部231は、エラー処理を行った旨の通知を行う際、仮想口座を一意に特定するために仮想口座に付与されている固有の識別情報である仮想口座番号を合わせて通知してもよい。
〔3.処理手順例〕
(3-1.決済サーバによる処理(その1))
以下、実施形態に係る情報処理システムにおいて実行される情報処理の処理手順の一例を説明する。まず、図8を用いて、実施形態に係る決済サーバ100により実行される情報処理(その1)の処理手順の一例を説明する。図8は、実施形態に係る決済サーバ100により実行される情報処理(その1)の処理手順例を示すフローチャートである。なお、図8に示す処理手順は、決済サーバ100が有する制御部130により実行される。制御部130は、決済サーバ100の稼働中、図8に示す処理手順を繰り返し実行する。
図8に示すように、実行部131は、対象利用者のサービス利用状況が所定の状態であるか否かを判定する(ステップS101)。
実行部131は、対象利用者のサービス利用状況が所定の状態であると判定した場合(ステップS101;Yes)、対象利用者のユーザアカウントに紐付く電子ウォレットの機能制限を実行する(ステップS102)。
また、依頼部132は、機能制限を実行した電子ウォレットに対応付けられている仮想口座の取引停止依頼を、通信部110を通じて、連携銀行サーバ200に送信し(ステップS103)、図8に示す処理手順を終了する。
上述のステップS101において、実行部131は、対象利用者のサービス利用状況が所定の状態ではないと判定した場合(ステップS101;No)、図8に示す処理手順を終了する。
(3-2.決済サーバによる処理(その2))
以下、図9を用いて、実施形態に係る決済サーバ100により実行される情報処理(その2)の処理手順の一例を説明する。図9は、実施形態に係る決済サーバ100により実行される情報処理(その2)の処理手順例を示すフローチャートである。なお、図9に示す処理手順は、決済サーバ100が有する制御部130により実行される。制御部130は、決済サーバ100の稼働中、図9に示す処理手順を繰り返し実行する。
図9に示すように、実行部131は、電子ウォレットの機能制限が行われた利用者のサービス利用履歴を取得する(ステップS201)。
また、実行部131は、取得したサービス利用履歴を用いて、対象利用者のサービス利用状況が通常の状態であるか否かを判定する(ステップS202)。
実行部131は、対象利用者のサービス利用状況が通常の状態であると判定した場合(ステップS202;Yes)、対象利用者のユーザアカウントに紐付く電子ウォレットの機能制限を解除する(ステップS203)。
また、依頼部132は、機能制限を解除した電子ウォレットに対応付けられている仮想口座の取引再開依頼を、通信部110を通じて、連携銀行サーバ200に送信し(ステップS204)、図9に示す処理手順を終了する。
上述のステップS202において、実行部131は、対象利用者のサービス利用状況が通常の状態ではないと判定した場合(ステップS202;No)、図9に示す処理手順を終了する。
(3-3.決済サーバによる処理(その3))
以下、図10を用いて、実施形態に係る決済サーバ100により実行される情報処理(その3)の処理手順の一例を説明する。図10は、実施形態に係る決済サーバ100により実行される情報処理(その3)の処理手順例を示すフローチャートである。なお、図10に示す処理手順は、決済サーバ100が有する制御部130により実行される。制御部130は、決済サーバ100の稼働中、図10に示す処理手順を繰り返し実行する。
図10に示すように、実行部131は、通信部110を通じて、利用者から受け付けた振込サービスの解約要求に応じて、対象利用者のユーザアカウントを削除する(ステップS301)。
また、依頼部132は、実行部131によりユーザアカウントの削除が行われた場合、該当のユーザアカウントに紐付く電子ウォレットに対応付けられている仮想口座の凍結依頼を、通信部110を通じて、連携銀行サーバ200に送信し(ステップS302)、図10に示す処理手順を終了する。
なお、決済サーバ100は、図8~図10に示す処理の他、連携銀行サーバ200から、取引停止の状態にある仮想口座に対する振込依頼の振込元に対するエラー処理を行った旨の通知を受け付けた場合、エラー処理とともに受け付けた情報であって、仮想口座に付与されている固有の識別情報である仮想口座番号に紐付くユーザアカウントを保有する利用者の端末装置に対して、端末装置にインストールされている決済アプリを通じて、仮想口座に対する振込依頼がエラーになった旨を通知してもよい。
(3-4.連携銀行サーバによる処理)
以下、図11を用いて、実施形態に係る連携銀行サーバ200により実行される情報処理の処理手順の一例を説明する。図11は、実施形態に係る連携銀行サーバ200により実行される情報処理の処理手順例を示すフローチャートである。なお、図11に示す処理手順は、連携銀行サーバ200が有する制御部230により実行される。制御部230は、連携銀行サーバ200の稼働中、図11に示す処理手順を繰り返し実行する。
図11に示すように、口座管理部231は、通信部210を通じて、決済サーバ100から取引停止依頼、取引再開依頼、又は凍結依頼のいずれかの依頼を受け付けたか否かを判定する(ステップS401)。
口座管理部231は、決済サーバ100から取引停止依頼、取引再開依頼、又は凍結依頼を受け付けたと判定した場合(ステップS401;Yes)、受け付けた依頼内容に従って、対象となる仮想口座の取引停止処理、取引再開処理、又は凍結処理を実行して(ステップS402)、図11に示す処理手順を終了する。
一方、口座管理部231は、決済サーバ100から取引停止依頼、取引再開依頼、又は凍結依頼のいずれの依頼も受け付けていないと判定した場合(ステップS401;No)、図11に示す処理手順を終了する。
〔4.変形例〕
(4-1.複数のウォレットについて)
上述の実施形態において、決済サーバ100は、利用者に対して、振込サービスの利用目的ごとに、個別のウォレットを提供してもよい。この場合、決済サーバ100は、対象利用者について、サービスの利用状況をウォレットごとにモニタリングし、モニタリングの結果に基づいて、ウォレットの機能制限を実施してもよい。図12は、変形例に係る利用者管理情報の一例を示す図である。決済サーバ100は、振込サービスの各利用者について、ウォレットごとに、ウォレット状態を管理する。
図12に示すように、変形例に係る利用者管理情報は、「利用者ID」の項目と、「アカウント情報」の項目と、「目的」の項目と、「ウォレットID」の項目と、「ウォレット状態」の項目と、「仮想口座番号」の項目とを有している。利用者管理情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。図12に示す利用者管理情報が有する各項目のうち、「目的」の項目、及び「ウォレットID」の項目が、図5に示す利用者管理情報とは相違している。
「目的」の項目には、各種資金を電子マネーで受け取るための振込サービスの利用目的を示す情報が記憶される。図12によれば、振込サービスの利用目的として、「給与受取」および「公営競技払戻金受取」が例示されている。なお、利用目的は、具体的な内容で設定される場合に限られず、給与以外の資金については、「給与以外の受取」などのように、給与以外の各種資金を包含する目的の設定可能としてもよい。「ウォレットID」の項目には、ウォレットを一意に特定するためにウォレットごとに付与された固有の識別情報であるウォレットIDが記憶される。
制御部130は、ウォレットごとに、ウォレットを通じて行われたサービス利用履歴に基づいて、利用者のサービス利用状況が所定の状態にあるか否かを判定することにより、ウォレットごとに機能制限を実行するか否かを判断する。
(4-2.システム構成について)
上述の実施形態では、情報処理システムSYSに含まれる決済サーバ100が、電子決済サービスに関する処理を行うとともに、振込サービスに関する処理を行う例を説明した。しかし、実施形態に係る情報処理システムSYSの構成は、このような例には特に限定される必要はなく、電子決済サービスに関する処理を行うサーバ装置と、振分サービスに関する処理を行うサーバ装置とが、それぞれ物理的に異なる個別のサーバであってもよく、又は、それぞれのサーバ装置が異なるシステムに属するサーバ装置であってもよい。この場合、それぞれのサーバ装置が相互に連携して、それぞれの処理に必要な情報をやり取り可能な状態で通信可能に接続される。
また、上述の実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、逆に、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る決済サーバ100は、実行部131と、依頼部132とを有する。実行部131は、電子決済サービスにおいて利用者が保有するユーザアカウントの状況に基づいて、ユーザアカウントに紐付く電子ウォレットの機能制限を実行する。依頼部132は、電子ウォレットの機能制限を実行した場合、電子ウォレットに対応付けられている仮想口座を管理する連携銀行サーバ200(「他の装置」の一例)に対して、仮想口座の状態の変更を依頼する。
また、実行部131は、ユーザアカウントに紐付くサービス利用状況が所定の状態にある場合、電子ウォレットに対する入金の受付を停止してもよい。依頼部132は、実行部131により電子ウォレットの機能制限が実行された場合、連携銀行サーバ200に対して、仮想口座の取引停止依頼を送信してもよい。
また、実行部131は、電子ウォレットに対する入金の受付を停止してもよい。
また、実行部131は、仮想口座への入金を通じて行われる電子ウォレットに対する入金の受付のみを停止し、仮想口座への入金以外の他の入金手段により行われる電子ウォレットに対する入金の受付を有効な状態で維持してもよい。
また、実行部131は、所定の条件に従って、電子ウォレットに対する機能制限を解除してもよい。依頼部132は、実行部131により電子ウォレットの機能制限が解除された場合、連携銀行サーバ200に対して、仮想口座の取引再開依頼を送信してもよい。
また、依頼部132は、仮想口座の取引再開依頼を送信する際、取引再開の期日を指定してもよい。
また、実行部131は、利用者からの要求に従ってユーザアカウントを削除してもよい。依頼部132は、実行部131によりユーザアカウントが削除された場合、連携銀行サーバ200に対して、仮想口座の凍結依頼を送信してもよい。
また、実行部131は、連携銀行サーバ200から、取引停止の状態にある仮想口座に対する振込依頼の振込元に対するエラー処理を行った旨の通知を受け付けた場合、エラー処理とともに受け付けた情報であって、仮想口座に付与されている固有の識別情報である仮想口座番号に紐付くユーザアカウントを保有する利用者の端末装置に対して、端末装置にインストールされているアプリケーションプログラムを通じて、仮想口座に対する振込依頼がエラーになった旨を通知してもよい。
また、実施形態に係る連携銀行サーバ200は、口座管理部231を有する。口座管理部231は、電子決済サービスを関する処理を実行する決済サーバ100(「他の装置」の一例)から、仮想口座の状態の変更依頼を受け付けた場合、受け付けた変更依頼の内容に従って、対象となる仮想口座の状態を変更する。
また、口座管理部231は、取引停止状態である仮想口座に対する振込依頼を受け付けた場合、振込依頼の振込元に対するエラー処理を実行するとともに、決済サーバ100に対して、エラー処理を行った旨を通知してもよい。
また、口座管理部231は、エラー処理を行った旨の通知を行う際、仮想口座を一意に特定するために仮想口座に付与されている固有の識別情報である仮想口座番号を合わせて通知してもよい。
このように、実施形態に係る決済サーバ100および連携銀行サーバ200によれば、利用者が保有する電子ウォレットの状態と、電子ウォレットに対応付けられている仮想口座の状態と上手く連携させることにより、振込サービスの利用者の適切な保護を図ることができる。
〔6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態または変形例に係る決済サーバ100、及び連携銀行サーバ200は、たとえば、図13に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図13は、実施形態または変形例に係る決済サーバ100および連携銀行サーバ200の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(実施形態のネットワークNに対応する)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、また、通信網500を介してCPU1100が生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
たとえば、コンピュータ1000が実施形態または変形例に係る決済サーバ100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。すなわち、CPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)との協働により、実施形態または変形例に係る決済サーバ100による処理を実現する。また、HDD1400には、決済サーバ100の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
また、たとえば、コンピュータ1000が実施形態または変形例に係る連携銀行サーバ200として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部230の機能を実現する。すなわち、CPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)との協働により、実施形態または変形例に係る連携銀行サーバ200による処理を実現する。また、HDD1400には、連携銀行サーバ200の記憶装置内の各データが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から所定の通信網を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した決済サーバ100は、機能によっては外部のプラットフォームなどをAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、特許請求の範囲に記載した「部」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、制御部は、制御手段や制御回路に読み替えることができる。
SYS 情報処理システム
100 決済サーバ
110 通信部
120 記憶部
121 利用履歴データベース
122 利用者管理データベース
130 制御部
131 実行部
132 依頼部
200 連携銀行サーバ
210 通信部
220 記憶部
221 顧客管理データベース
230 制御部
231 口座管理部

Claims (15)

  1. オンラインシステムを通じて利用者に提供される電子決済サービスに関する処理を実行する情報処理装置であって、
    前記電子決済サービスにおいて前記利用者が保有するユーザアカウントの状況に基づいて、当該ユーザアカウントに紐付く電子ウォレットの機能制限を実行する実行部と、
    前記電子ウォレットの機能制限を実行した場合、前記電子ウォレットに対応付けられている仮想口座を管理する他の装置に対して、前記仮想口座の状態の変更を依頼する依頼部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記実行部は、
    前記ユーザアカウントに紐付くサービス利用状況が所定の状態にある場合、前記電子ウォレットに対する入金の受付を停止し、
    前記依頼部は、
    前記実行部により前記電子ウォレットの機能制限が実行された場合、前記他の装置に対して、前記仮想口座の取引停止依頼を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記実行部は、
    前記仮想口座への入金を通じて行われる前記電子ウォレットに対する入金の受付のみを停止し、前記仮想口座への入金以外の他の入金手段により行われる前記電子ウォレットに対する入金の受付を有効な状態で維持する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記実行部は、
    所定の条件に従って、前記電子ウォレットに対する機能制限を解除し、
    前記依頼部は、
    前記実行部により前記電子ウォレットの機能制限が解除された場合、前記他の装置に対して、前記仮想口座の取引再開依頼を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記依頼部は、
    前記仮想口座の取引再開依頼を送信する際、取引再開の期日を指定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記実行部は、
    前記利用者からの要求に従って前記ユーザアカウントを削除し、
    前記依頼部は、
    前記実行部により前記ユーザアカウントが削除された場合、前記他の装置に対して、前記仮想口座の凍結依頼を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記実行部は、
    前記他の装置から、取引停止の状態にある前記仮想口座に対する振込依頼の振込元に対するエラー処理を行った旨の通知を受け付けた場合、前記エラー処理とともに受け付けた情報であって、前記仮想口座に付与されている固有の識別情報である仮想口座番号に紐付くユーザアカウントを保有する前記利用者の端末装置に対して、前記端末装置にインストールされているアプリケーションプログラムを通じて、前記仮想口座に対する振込依頼がエラーになった旨を通知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 電子決済サービスの利用者に紐付く仮想口座を管理する情報処理装置であって、
    前記電子決済サービスに関する処理を実行する他の装置から、前記仮想口座の状態の変更依頼を受け付けた場合、受け付けた変更依頼の内容に従って、対象となる前記仮想口座の状態を変更する口座管理部
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. 前記口座管理部は、
    取引停止状態である前記仮想口座に対する振込依頼を受け付けた場合、前記振込依頼の振込元に対するエラー処理を実行するとともに、前記他の装置に対して、前記エラー処理を行った旨を通知する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記口座管理部は、
    前記エラー処理を行った旨の通知を行う際、前記仮想口座を一意に特定するために仮想口座に付与されている固有の識別情報である仮想口座番号を合わせて通知する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. オンラインシステムを通じて利用者に提供される電子決済サービスに関する処理を実行するコンピュータにより行われる情報処理方法であって、
    前記電子決済サービスにおいて前記利用者が保有するユーザアカウントの状態に基づいて、当該ユーザアカウントに紐付く電子ウォレットの機能制限を実行する実行工程と、
    前記電子ウォレットの機能制限を実行した場合、前記電子ウォレットに対応付けられている仮想口座を管理する他の装置に対して、前記仮想口座の状態の変更を依頼する依頼工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  12. オンラインシステムを通じて利用者に提供される電子決済サービスに関する処理を実行するコンピュータに、
    前記電子決済サービスにおいて前記利用者が保有するユーザアカウントの状況に基づいて、当該ユーザアカウントに紐付く電子ウォレットの機能制限を実行する実行手順と、
    前記電子ウォレットの機能制限を実行した場合、前記電子ウォレットに対応付けられている仮想口座を管理する他の装置に対して、前記仮想口座の状態の変更を依頼する依頼手順と
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  13. 電子決済サービスの利用者に紐付く仮想口座を管理するコンピュータにより行われる情報処理方法であって、
    前記電子決済サービスに関する処理を実行する他の装置から、前記仮想口座の状態の変更依頼を受け付けた場合、受け付けた変更依頼の内容に従って、対象となる前記仮想口座の状態を変更する口座管理工程
    を含むことを特徴とする情報処理方法
  14. 電子決済サービスの利用者に紐付く仮想口座を管理するコンピュータに、
    前記電子決済サービスに関する処理を実行する他の装置から、前記仮想口座の状態の変更依頼を受け付けた場合、受け付けた変更依頼の内容に従って、対象となる前記仮想口座の状態を変更する口座管理手順
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  15. オンラインシステムを通じて利用者に提供される電子決済サービスに関する処理を実行する第1の装置と、電子決済サービスの利用者に紐付く仮想口座を管理する第2の装置とを含む情報処理システムであって、
    前記第1の装置は、
    前記電子決済サービスにおいて前記利用者が保有するユーザアカウントの状況に基づいて、当該ユーザアカウントに紐付く電子ウォレットの機能制限を実行する実行部と、
    前記電子ウォレットの機能制限を実行した場合、前記電子ウォレットに対応付けられている仮想口座を管理する他の装置に対して、前記仮想口座の状態の変更を依頼する依頼部とを有し、
    前記第2の装置は、
    前記電子決済サービスに関する処理を実行する他の装置から、前記仮想口座の状態の変更依頼を受け付けた場合、受け付けた変更依頼の内容に従って、対象となる前記仮想口座の状態を変更する口座管理部
    を有することを特徴とする情報処理システム。
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