JP7353807B2 - 吐水制御装置 - Google Patents
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Description
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1について、図1及び図2を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における吐水制御装置10は、例えばキッチン等の水が使用される場所に設けられる。吐水制御装置10は、図1に示すように、吐水部11と、吐水切替部21と、吐水切替部21を制御する吐水切替制御部22と、を備えている。吐水切替制御部22は、物体検知部23と、指示量取得部24と、吐水量取得部25と、制御部26と、を備えている。
まず、鍋等の物体に水を定量吐水するべく、シンク等に鍋等の物体を置いてから吐水量を指示する場合について説明する。シンク等に物体を置くと、センサ14が物体を検知して吐水が開始される。もしくは手かざし用のセンサ13に手をかざして吐水を開始し、シンク等に物体を置くと、センサ14が物体を検知する。なお、手かざし用のセンサ13で吐水を開始することにより、物体の側面が吐水されて濡れることを防止できる。
本実施例の吐水制御装置10は、吐水部11と、吐水切替部21と、物体検知部23と、指示量取得部24と、吐水量取得部25と、制御部26と、を有している。吐水切替部21は、吐水部11の吐水、止水を切り替える。物体検知部23は、吐水部11の吐水領域Tに物体がある物体有状態か、吐水領域Tに物体がない物体無状態かを検知する。指示量取得部24は、使用者が指示した指示量を取得する。吐水量取得部25は、物体有状態である場合の吐水部11の吐水量と、物体無状態である場合の吐水量とを区別して取得する。制御部26は、物体有状態である場合は、吐水部11が吐水するように吐水切替部21を制御し、物体無状態である場合は、吐水部11が止水するように吐水切替部21を制御する。制御部26は、物体有状態における吐水量が指示量に達した場合に、吐水部11が止水するように吐水切替部21を制御する。
次に、本発明を具体化した実施例2に係る吐水制御装置30を図3及び図4によって説明する。
本実施例の吐水制御装置30は、物体検知部23が、吐水部11が設置された水回り空間の画像を撮像する撮像部31を有し、画像から物体有状態か物体無状態かを検知する点で、実施例1とは相違する。なお、実施例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
まず、撮像部31が、水回り空間の画像を撮像する(ステップS200)。
次に、吐水領域抽出部33が、画像から吐水領域Tを抽出する(ステップS201)。また、物体抽出部32が、画像から物体を抽出する(ステップS202)。ステップS201とステップS202とを行う順序は逆であってもよい。
本実施例の吐水制御装置30は、実施例1と同様、吐水部11と、吐水切替部21と、物体検知部23と、指示量取得部24と、吐水量取得部25と、制御部26と、を有している。これにより、実施例1と同様、使用者が、吐水したい量を指示してから鍋などの物体を吐水口の下に置いた場合や、鍋などを吐水口の下に置いて通常の吐水を開始してから、吐水したい量を指示した場合に、鍋などに汲まれる水量は指示量になる。したがって、指示した量の水を鍋などに正確に汲むことができる。
次に、本発明を具体化した実施例3に係る吐水制御装置40を図5によって説明する。
本実施例の吐水制御装置40は、物体検知部41が、人の手と用品とを区別して物体有状態か物体無状態かを検知する点で、実施例2とは相違する。なお、実施例2と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
吐水量取得部25は、実施例1と同様、物体有状態である場合の吐水部11の吐水量と、物体無状態である場合の吐水量とを区別して取得する。
使用者は、吐水部11に手を接近させて自動吐水を開始し、指示受け部15に吐水量を指示する。物体抽出部42は、物体が手であると判定する。このため、物体検知部41は物体無状態であることを検知し、吐水量取得部25は吐水量を取得しない。使用者は、吐水部11から吐水される水の温度が希望する温度に上昇したことを確認した後、鍋等の用品をシンク等に置く。すると、物体抽出部42は、物体が用品であると判定する。このため、物体検知部41は物体有状態であることを検知し、吐水量取得部25は吐水量を取得する。吐水量取得部25が取得する吐水量は、用品に吐水されたお湯の量と一致する。制御部26は、吐水量と指示量とが一致すると、吐水部11を止水する。これにより、用品には使用者が指示した量のお湯が汲まれる。なお、指示量の指示は、吐水量が指示量に達する前であれば、どのタイミングで行ってもよい。
本実施例は、実施例2と同様、物体検知部23が、吐水部11が設置された水回り空間の画像を撮像する撮像部31を有し、画像から物体有状態か物体無状態かを検知するから、センサ14を吐水部11に設ける場合に比べて、吐水部11のデザイン性を高めることができる。
次に、本発明を具体化した実施例4に係る吐水制御装置50を図6によって説明する。
本実施例の吐水制御装置50は、物体検知部51が、吐水口の真下から所定の距離ずれた位置に人の手が静止している場合を、物体有状態と検知する点で、実施例3とは相違する。なお、実施例3と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
吐水量取得部25は、実施例3と同様、物体有状態である場合の吐水部11の吐水量と、物体無状態である場合の吐水量とを区別して取得する。
使用者は、透明な用品を把持し、用品を吐水口の下方に位置させて、指示受け部15に吐水量を指示する。物体抽出部42は、画像から手を抽出し、手の抽出結果を物体検知部51に出力する。吐水口抽出部52は、画像から吐水口の位置を抽出し、吐水口の抽出結果を物体検知部51に出力する。物体検知部51は、物体抽出部42の抽出結果及び吐水口抽出部52の抽出結果に基づいて、手と吐水口との距離が所定の距離であることから物体有状態であることを検知する。これにより、制御部26は、吐水部11の吐水を開始し、吐水量取得部25は吐水量を取得する。吐水量取得部25が取得する吐水量は、透明な用品に吐水された水の量と一致する。制御部26は、吐水量と指示量とが一致すると、吐水部11を止水する。これにより、透明な用品には使用者が指示した量の水が汲まれる。なお、指示量の指示は、吐水量が指示量に達する前であれば、どのタイミングで行ってもよい。
本実施例は、実施例3と同様、物体検知部51が、吐水部11が設置された水回り空間の画像を撮像する撮像部31を有し、画像から物体有状態か物体無状態かを検知するから、センサ14を吐水部11に設ける場合に比べて、吐水部11のデザイン性を高めることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、使用者が指示量を指示するタイミングを具体的に例示したが、使用者が指示量を指示するタイミングは、吐水部から吐水された吐水量(物体に汲まれた水量)が指示量に達する前であれば、どのタイミングで行ってもよい。
(2)上記実施例では、使用者が、定量吐水が完了するまでに指示量を1度だけ指示する場合を例示したが、これに限らず、使用者は定量吐水が完了するまでに複数回指示量を指示してもよく、その場合、例えば最後に指示した指示量を有効な指示量としてもよい。
(3)上記実施例では、吐水量取得部25が、物体有状態である場合には流量計により測定された吐水量を取得し、物体無状態である場合には流量計により測定された吐水量を取得しないが、これに限らず、吐水量取得部は、物体有状態である場合の吐水量と、物体無状態である場合の吐水量とを区別して両方取得してもよい。この場合、制御部が、物体有状態である場合の吐水量と物体無状態である場合の吐水量と区別し、物体有状態である場合の吐水量と指示量とを比較すればよい。
(4)上記実施例1では、吐水切替部21が電磁弁であり、上記実施例2~4では、吐水切替部21がモータ駆動式の電動弁である場合を例示したが、吐水切替部はどちらを使用してもよい。
(5)上記実施例3では、物体抽出部42が、物体が手であるときに物体の抽出結果を出力しないと説明したが、これに限らず、物体抽出部は、物体が手であるときの物体の抽出結果を出力してもよい。この場合、物体検知部が、物体が手であるときは物体無状態、物体が用品であるときは物体有状態として検知すればよい。
10,30,40,50…吐水制御装置
11…吐水部
14…センサ
21…吐水切替部
23,41,51…物体検知部
24…指示量取得部
25…吐水量取得部
26…制御部
31…撮像部
42…物体抽出部
Claims (4)
- 吐水部と、
前記吐水部の吐水、止水を切り替える吐水切替部と、
前記吐水部の吐水領域に物体がある物体有状態か、前記吐水領域に物体がない物体無状態かを検知する物体検知部と、
使用者が指示した指示量を取得する指示量取得部と、
前記物体有状態である場合の前記吐水部の吐水量を取得する吐水量取得部と、
前記物体有状態における前記吐水量が前記指示量に達した場合に、前記吐水部が止水するように前記吐水切替部を制御する制御部と、を有している吐水制御装置。 - 前記物体検知部は、前記吐水部に設けられた非接触式のセンサを有し、前記センサが被検知物を検知したときを前記物体有状態と検知し、前記センサが被検知物を検知しないときを前記物体無状態と検知する請求項1に記載の吐水制御装置。
- 前記物体検知部は、前記吐水部が設置された水回り空間の画像を撮像する撮像部を有し、前記画像から前記物体有状態か前記物体無状態かを検知する請求項1に記載の吐水制御装置。
- 前記画像から人の手と用品とを区別して検知する物体抽出部を有し、
前記物体検知部は、前記人の手と用品とを区別して前記物体有状態か前記物体無状態かを検知し、
前記吐水量取得部は、前記物体が前記用品である場合と前記人の手である場合とを区別して前記吐水量を取得する請求項3に記載の吐水制御装置。
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