JP7353398B2 - 化粧品組成物を塗布するためのアプリケータを成形するための方法 - Google Patents

化粧品組成物を塗布するためのアプリケータを成形するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、化粧品組成物、特にメイクアップをユーザのケラチン物質の所定の領域、特に皮膚の領域に塗布するためのアプリケータを成形するための方法に関する。本発明はまた、そのような方法において使用されるデバイスと、それらのデバイスを使用する美容処理の、特にメイクアップの方法とに関する。
多くの人々は、彼らに最もふさわしいメイクアップを見つけようと探索する。彼らは、後で彼らの顔又は体の領域に塗布することができる多数のメイクアップ製品から選択してよい。
知られているメイクアップ製品を使用して、多数のメイクアップ効果を特にまぶたの上に生成することは可能であるが、これらは幾分、単一の単調な色合い、又は2色もしくは3色に基づくグラデーションに限定される。どちらの場合も、着色された流体又は粉末が、指で、又はアプリケータ、たとえばブラシを使用して塗布され、スマッジングで伸ばされる。
しかしながら、指、又はブラシなどのアプリケータの使用において、顔の上で、特に目の領域などのくぼんだ領域だけでなく、たとえば頬などの隆起した領域において複雑なパターンを実現することは困難である。パターンが正確に塗布されるために、人の形態も考慮に入れられるべきである。
1つの注目に値する問題は、ユーザの個人的形態に倣うパターンを簡単に塗布することにある。
出願特許文献1は、デジタルプリンタを介して堆積された化粧用インクを受けてケラチン物質に接触することを意図された転写面を有する変形可能基板を含むメイクアップデバイスを使用して人のケラチン物質の領域にメイクアップを塗布するための方法を記載しており、基板は、メイクアップされる領域に転写面を接触させる前に、圧力などの変形手段の作用により支持体のインプリントに対して押し付けられる。そのようなデバイスは、比較的構造が複雑である。
この問題に対する別の解決策は、一連のアプリケータを作成し、次いで、それらをユーザに1つずつ試験することによって最適なものを探索することにある。これは、時間がかかる動作であり、メイクアップ組成物を、試験のたびに使用しなければならない。このようにして、メイクアップ組成物が均一に塗布されることが認められるとき、そのアプリケータが選択され得る。メイクアップ組成物が部分的に転写されていることが認められる場合、メイクアップは、別のアプリケータを試験する前にその領域から除去されなければならない。これらの動作は、時間がかかることに加えて高価でもある。なぜならば、それらは、ユーザを支援して、ユーザに最適なアプリケータを決定するために試験を実行する人の存在を必要とするからである。
ユーザが、個人的形態に適するアプリケータを有することができるために、別の手法は、3Dスキャナなどの3次元形状を獲得するための手段と、3Dプリンタなどの3D物体を作成するための手段とを使用することにある。これらの手段は遅いので、ユーザが物体を残すための動作はあまりに時間がかかりすぎるものになる。したがって、それは、作成され、次いで第2の段階で急送され(dispatched)なければならない。加えて、スキャニングの動作を実行し、スキャンを処理して3Dプリンタを制御することができる技術者が必要である。それゆえ、この手法は、永続的に採用される技術者を必要とし、それにより、その動作は複雑で高価なものになる。
別の手法は、顔の上にたとえばプラスタなどの固体を配置することができる材料を成型することにある。しかしながら、そのような材料が顔に、特に目の領域に塗布されることを感じることは心地よいものではない。加えて、その動作は時間がかかり、上記のように、その動作を遂行するためには熟練者を採用することが必要になる。
国際公開第2015/097613号 米国特許第5032670号明細書 米国特許第4999418号明細書 米国特許第5106942号明細書 米国特許第5030708号明細書 米国特許第5102980号明細書 米国特許第5043376号明細書 米国特許第5104913号明細書 米国特許第5281659号明細書 米国特許第5194463号明細書 米国特許第4804719号明細書 国際公開第92/07913号 欧州特許第1048282号明細書 国際公開第02/36083号 欧州特許出願公開第1410785号明細書 欧州特許出願公開第938887号明細書
結果として、特に、隆起したエリアを示す領域を含む顔の上にパターンを、前記パターンを悪化させるリスクを伴わずかつ専門家を採用する必要なしに、特に正確にかつ容易に作成するために、人のケラチン物質のメイクアップをさらに改善する必要がある。
本発明は、特にこの必要性を満たすことを狙いとする。
したがって、本発明の1つの主題は、ユーザのケラチン物質の所定の領域に化粧品組成物を塗布するためのアプリケータを成形するための方法であり、アプリケータは塗布面を形成し、方法は、1つ又は複数の可動要素と、前記所定の領域の少なくとも一部のトポグラフィを好ましくはデジタルで獲得する動作からのトポグラフィデータとを含む成形システムを使用し、
その方法において、成形システムは、少なくともトポグラフィデータに従って1つ又は複数の可動要素を自動的に位置決めし、1つ又は複数の可動要素の位置決めによって、形状がアプリケータの塗布面に与えられる(imposing)。
本発明によって、ユーザの形態に適合した個人化形状のアプリケータを取得するために、最初は標準形状であるアプリケータを修正することが可能である。
「ケラチン物質」という用語は、頭皮、唇、爪、毛髪及び眉、ならびに好ましくは唇又は顔の皮膚、特にまぶた又は頬の皮膚を含む皮膚を指す。
アプリケータの個人化形状は、メイクアップされる領域と相補関係にある形状に対応し得る。したがって、アプリケータとユーザのメイクアップされる領域との間の接触面は、最大でかつ最適である。
アプリケータが個人化構成にあるとき、その形状は、有利には、所定の領域への塗布の影響下でも変化しない。
一実施形態では、成形システムは、アプリケータの変形可能部、特に膜に、トポグラフィデータに基づいて前記要素によって取られた位置に従って1つ又は複数の可動要素によって与えられる変形をもたらし、塗布面の形状は、変形可能部の形状によって与えられる。
アプリケータの変形可能部は、弾性変形可能材料、特にゴムで作られた膜であり得る。それは、フォーム(foam)であってもよい。容易に弾性的に変形可能なこれらの材料は、塗布面に所望の形状を与えることを容易にする。適切な場合、この変形可能部は着脱可能であり、衛生上の理由で毎回使用前に交換され得る。
所定の位置に保持するために、変形可能部は、デバイスの両端にわたってクリンプされてよく、又は場合によっては、特に着脱可能にもしくは着脱不可能に取り付けられてよい。
別の実施形態では、成形システムは、トポグラフィデータに基づいて成形システムの1つ又は複数の可動要素の位置決めに従って、変形可能部、特に膜を担持するアプリケータの可動要素のうちの1つ又は複数を位置決めし、変形可能部は、アプリケータの1つ又は複数の可動要素によって与えられた変形を受け、塗布面の形状は、変形可能部の形状によって与えられる。
トポグラフィデータを獲得すること
本発明による方法で使用されるトポグラフィデータは、好ましくは、前記所定の領域の少なくとも一部の3Dスキャンからのものであり、スキャンは、適切な場合、前記領域の上に投影された構造化照明を用いて、特に1つ又は複数のカメラを使用して実行される。
トポグラフィデータを獲得するための3Dスキャンの使用は、速いという利点を有する。加えて、この獲得モードは、たとえばプラスタを使用して型を作る解決策などの他の解決策とは違って、ユーザは不快にならない。
成形システムは、前記所定の領域の少なくとも一部のトポグラフィを獲得するように構成され得る。この実施形態は、獲得システムが成形システムに組み込まれることを可能にする。したがって、単一の回路ボードが使用され得る。
一変形態として、成形システムは、前記領域の少なくとも一部のトポグラフィを獲得するための手段を含むリモートデバイスにリンクされる。この実施形態は、領域のトポグラフィを獲得する動作と、並行して実行されるアプリケータを変形させる動作とを可能にする。デバイスがショップ又はサロンで使用される場合、これらの2つの動作を二人の別々の顧客に同時に実行することが可能である。これにより、より多数の個人化アプリケータが所与の時間内に作成されることが可能になる。
成形システムは、前記トポグラフィデータを含有するメモリを含むサーバにリンクされ得る。このサーバは、ユーザのトポグラフィデータを再び使用することができるように、そのデータが保存されることを可能にする。これにより、アプリケータの形状が微調整されること、又は新しい同等のアプリケータが複製されることが可能になる。
この可能性は、アプリケータの形状を修正した後にアプリケータの形状が固定されないときに特に有用である。したがって、このデバイスが美容サロンで使用される場合、ユーザは、ユーザのトポグラフィデータをサーバに記憶してよく、それにより次に訪問したときに獲得動作を再び実行する必要はなくなる。トポグラフィデータは、各ユーザの名前又は他の識別子によってインデックスを付けられてよく、別の訪問時にトポグラフィデータを検索することが可能になる。
[トポグラフィデータを処理すること]
有利には、成形システムは、前記トポグラフィデータに基づいてアプリケータの塗布面に与えられる形状を計算する。
アプリケータの塗布面に与えられる形状は、組成物を受けるように意図された所定の領域の形状の逆に対応してよく、すなわち、塗布面は、メイクアップされる領域のレリーフの逆のレリーフを示し得る。たとえば、メイクアップされる領域がドーム形のレリーフを示す場合、塗布面は、有利には、くぼんだレリーフを有することになる。
有利には、前記トポグラフィデータに基づいて塗布面に与えられる形状は、前記データが電気通信ネットワーク、特にインターネット又は電話ネットワークを介して送信されたワークステーションから、リモートにソフトウェアによって計算される。これは、特に、より大きい計算能力からの恩恵を受けること、それゆえ、アプリケータをより速く作成し得ることを可能にする。
方法は、スクリーン上にトポグラフィデータ及び/又はアプリケータの塗布面に与えられる得られた形状を表示するステップを含み得る。
これらのデータを表示することで、たとえば、ユーザの形態に対応しない形状をもたらし得る、3Dスキャンのエラーがないことをチェックすることが可能になる。それゆえ、このように表示することで、エラーに気づくためにアプリケータを作成する必要なしに、エラーが防止される。
塗布面に与えられる得られた形状は、後で使用するために記憶され得る。
一変形態として、塗布面に与えられる形状は、少なくとも1つの変換、特に平行移動(translation)又は相似(homothety)が加えられた前記トポグラフィデータに基づいて決定される。
このデータを変換する可能性は、アプリケータに与えられる形状が修正されること、特に欠陥、たとえば顔の領域における非対称性を修正すること、又はある領域、特に唇を拡大もしくは縮小することを可能にする。
塗布面に与えられる形状を決定する動作に基づいて、特に化粧品組成物のまぶたへの塗布のために対称形状の計算が遂行され、成形システムによって塗布され得る。
したがって、トポグラフィデータがすでに獲得されている領域の鏡像である領域に対して、トポグラフィデータを決定することが可能である。たとえば、目の3Dスキャンに基づいて、システムは、この目の逆に対応する3Dファイルを決定し得る。
[化粧品組成物]
アプリケータを成形するステップの前に、特に顔料を含有する、特に転写可能な印刷の又は粉末の層の形を取る化粧品組成物を収集するステップが先行し得る。
同様に、化粧品組成物は、アプリケータの成形の後に取り込まれ(taken up)得る。
成形するステップの前、すなわちアプリケータが実質的に平坦なときに化粧品組成物を取り込むことで、複雑なパターンをケラチン物質に正確に転写することが可能になり、それは、アプリケータの形状がすでにメイクアップされる領域の形態に適合されているアプリケータを用いて化粧品組成物が取り込まれるときには不可能である。
アプリケータは、化粧品組成物が沁み込んだ、パッドなどの材料に接触することによって、完全に又は部分的に化粧品組成物を装着され得る。このパッドは、有利なことに、アプリケータの形状に合うように塗布面と接触するように、その表面はドーム状になっている。代替形態では、アプリケータは、組成物のブロックによって、代替として植毛アプリケータ(flocked applicator)によって、ブラシによって、又は組成物を含浸された任意の他の塗布手段によって、直接組成物を装着される。
代替として、アプリケータは、ケラチン物質に塗布されることを目的とした化粧品組成物を供給するように設計され、後部に取り付けられたリザーバを備えてもよい。代替として、アプリケータは、後でリザーバ上に取り付けられる。
化粧品組成物は、特に顔料を含有する、転写可能な印刷の又は粉末の層の形を取り得る。
化粧品組成物は、印刷された着色パターンの形で転写面上に堆積され得る。印刷は、プラスチック材料で作られたフィルムの上に行われ得る。
印刷の場合、プリンタはデジタルプリンタ、特にレーザプリンタであってよく、プリンタは、少なくとも1つの化粧用トナーを使用して転写面上のパターンを有する組成物の層を電子写真又は磁気写真によって形成することを可能にするように、かつ転写面上に存在するトナーが人のケラチン物質との接触によって取り込まれること又は転写されることを可能にするのに十分に自由な状態でトナーを供給するように準備される。
「化粧用トナー」という用語は、レーザプリンタで使用される電子写真又は磁気写真プロセスによる画像の形成に適合する粉末の化粧品組成物を意味するものと理解されたい。トナーは、人のケラチン物質への塗布に適合するという意味において化粧品である。メイクアップされる表面に応じて、トナーの配合は異なっていてもよい。たとえば、毛髪又は爪への塗布については、たとえば、唇への塗布には使用されない場合があるいくつかの化合物を使用することが可能である。
レーザプリンタは、不活性化定着器を有し得る。
いくつかの変形態では、プリンタは、インクジェットプリンタ、たとえばサーマル式もしくは圧電式インクジェットプリンタ、又は昇華型プリンタである。
転写可能な印刷の形の化粧品組成物の場合、印刷は、ハーフトーン画像、たとえば単色又は多色の画像を形成するために、ラスタースポットの形で作られ得る。
印刷によって形成されるパターンは、どんなタイプであってもよい。このパターンは、レリーフの外観、及び/又は皮膚の色むら、たとえばそばかすもしくはほくろを再現し得る。印刷によって取得されるパターンは、いくつかの異なる色のエリアを含んでよい。一変形態として、印刷によって取得されるパターンは、単調な色合いである。
化粧品組成物は、塗布面によって担持される(borne)ときでかつケラチン物質に塗布される前は、流体又は粉体の形であり得る。
化粧品組成物が流体であるとき、化粧品組成物は、たとえば、25℃において1mPa.s~500mPa.s、好ましくは1mPa.s~300mPa.sの範囲の粘度を有する。
本発明で使用される組成物の粘度は、当業者に知られている任意の方法によって、及び特に以下の従来の方法に従って測定され得る。25℃において、200rpmで回転するスピンドルを装備したRheomat 180粘度計を使用して、当業者は、測定を実行することができるように、彼の一般的知識に基づいてスピンドルM1、M2、M3及びM4から粘度を測定するためのスピンドルを選択することができる。
化粧品組成物は、特に顔料を含有する粉末の層に対応するか、又は、1つ又は複数の染料及び/又は1つ又は複数の顔料を含有する、たとえばインクジェットによって堆積された流体の厚さに対応する、転写可能な印刷の形を取ってもよい。
化粧品組成物は、水溶性染料、脂溶性染料、顔料、有機レーキ、真珠光沢剤、及びグリッターフレイクなどの粉末着色剤又は着色ポリマーから選択される1つ又は複数の着色剤を含み得る。
「顔料」という用語は、化粧用媒体の中で不溶性であり、化粧品組成物を着色することを意図された、白色又は有色の、無機物又は有機物の、任意の形態の粒子を意味するものと理解されたい。
「有機レーキ」という用語は、基板に付着した染料から形成される粒子を意味するものと理解されたい。
「真珠光沢剤」という用語は、特にいくつかの軟体動物によって殻の中に生成されるか、又は合成される、任意の形態の玉虫色の粒子を意味するものと理解されたい。
顔料は、白色、黒色又は有色であってもよく、無機物及び/又は有機物であってもよい。言及し得る無機顔料には、随意に表面処理される二酸化チタン、酸化ジルコニウム又は酸化セリウム、及び同じく、酸化亜鉛、酸化鉄(黒色、黄色もしくは赤色)又は酸化クロム、マンガンバイオレット、群青、水酸化クロム及びフェリックブルー、ならびに金属粉末、たとえばアルミニウム粉末及び銅粉末がある。
言及し得る有機顔料には、カーボンブラック、D及びCタイプの顔料及びレーキ、ならびにコチニールカルミンをベースとする、又はバリウム、ストロンチウム、カルシウム、もしくはアルミニウムをベースとするレーキがある。
真珠光沢剤は、チタン又はオキシ塩化ビスマスで被覆された雲母などの白色真珠光沢剤、酸化鉄で被覆されたチタン雲母、特にフェリックブルーもしくは酸化クロムで被覆されたチタン雲母、有機顔料で被覆されたチタン雲母などの着色された真珠光沢剤、及び同じく、オキシ塩化ビスマスをベースとする真珠光沢顔料から選択されてよい。
水溶性染料の中で、ポンソー(ponceau)のジナトリウム塩、アリザリングリーン(alizarin green)のジナトリウム塩、キノリンイエロー(quinoline yellow)、アマランス(amaranth)の三ナトリウム塩、タルトラジン(tartrazine)のジナトリウム塩、ローダミンのモノナトリウム塩、フクシン(fuchsin)のジナトリウム塩、キサントフィル、及びメチレンブルーについて言及され得る。
脂溶性染料の中で、スーダンレッドIII(CTFA:D&Cレッド17)、ルテイン、キニザリングリーン(CTFA:D&Cグリーン6)、アリズロールパープルSS(CTFA:D&Cバイオレットno.2)、スーダンブラウン、DCイエロー11、DCオレンジ5、キノリンイエロー、クルクミン、及びリコピン、βカロテン、ビキシン又はカプサンシンなどのカロチノイド誘導体、ならびにそれらの混合物について言及され得る。着色ポリマーは、一般に、少なくとも2つの異なるモノマーをベースとするコポリマーであり、それらのうちの少なくとも1つは単量体有機染料である。そのような高分子染料は、当業者に知られている。たとえば、以下の文献、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7、特許文献8、特許文献9、特許文献10、特許文献11、特許文献12、又は特許文献13が参照され得る。
化粧品組成物は、1つ又は複数の着色剤、特にフォトクロミック顔料、すなわち、それらが一定の周波数の光源で照射されると色を変え、次いで照射が止まるとそれらの初期の色又は同様の色を取り戻す特性を有する着色剤を含み得る。フォトクロミック着色剤の中で、特に、
-無機複合体フォトクロミック化合物、より詳細には、特許文献14に記載されているようなドープしたアルミノケイ酸塩ならびに金属酸化物及び金属水和酸化物;
-フォトクロミックナフトピラン化合物、特に3H-ナフト[2,1-b]ピラン又は2H-ナフト[1,2-b]ピラン、たとえば、3,3-ビス(4-メトキシフェニル)-6-モルホリノ-3H-ナフト[2,1-b]ピラン、3-フェニル-3-(4-モルホリノフェニル)-6-モルホリノ-3H-ナフト[2,1-b]ピラン、3-フェニル-3-(4-ピペリジノフェニル)-6-モルホリノ-3H-ナフト[2,1-b]ピラン、3-フェニル-3-(4-ピペリジノフェニル)-6-カルボキシメチル-9-N-ジメチル-3H-ナフト[2,1-b]ピラン又は2-フェニル-2-(4-ピペリジノフェニル)-5-カルボキシメチル-9-N-ジメチル-2H-ナフト[1,2-b]ピラン。そのような化合物は、特許出願特許文献15に記載されている;
-特許出願特許文献16に記載されているようなジアリールエテン又はフルギド化合物について言及され得る。
化粧品組成物は、同じく、1つ又は複数の充填剤、特に組成物の総重量に対して0.01重量%~50重量%の範囲、好ましくは0.01重量%~30重量%の範囲の含有量の充填剤を含み得る。
「充填剤」という用語は、組成物が製造される温度にかかわらず組成物の媒体内で溶けない、無色又は白色の、無機物又は合成の、任意の形状の粒子を意味するものと理解されたい。これらの充填剤は、特に、組成物のレオロジー又はテクスチャを修正するように働く。
充填剤は、無機物又は有機物であってよく、結晶学的形態(たとえば、層状、立方体、六角形、斜方晶など)にかかわらずプレートレット形、球形又は楕円形の任意の形状であってよい。タルク、雲母、シリカ、カオリン、ポリアミド粉末(ナイロン(Nylon))(Atochem社のOrgasol(登録商標))、ポリ-β-アラニン粉末及びポリエチレン粉末、テトラフルオロエチレンポリマー(Teflon(登録商標))の粉末、ラウロイルリシン、デンプン、窒化ホウ素、ポリ塩化ビニリデン/アクリロニトリルのものなどの中空ポリマー微小球(hollow polymer microsphere)、たとえばExpancel(登録商標)(Nobel Industrie社)について言及され得、又はアクリル酸コポリマー(Dow Corning社のPolytrap(登録商標))及びシリコーン樹脂マイクロビーズ(たとえば、東芝社のTospearls(登録商標))、エラストマーポリオルガノシロキサン粒子、沈降炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸水素マグネシウム、水酸燐灰石、中空シリカ微小球(Maprecos社のSilica Beads)、ガラス又はセラミックマイクロカプセル、及びたとえばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウムもしくはステアリン酸リチウム、ラウリン酸亜鉛又はミリスチン酸マグネシウムなどの8~22個の炭素原子、好ましくは12~18個の炭素原子を含有する有機カルボン酸から導出される金属石鹸について言及され得る。
化粧品組成物は、フィルム形成ポリマーなどの追加のポリマーも含み得る。「フィルム形成ポリマー」という用語は、支持体、特にケラチン物質に付着する連続フィルムを、それ自体によって又は補助的フィルム形成剤の存在下で形成することができるポリマーを意味するものと理解される。組成物の中で使用され得るフィルム形成ポリマーの中で、ラジカルタイプ又は重縮合体タイプの合成ポリマー、天然起源のポリマー及びそれらの混合物、特にアクリルポリマー、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ尿素、及びセルロースベースのポリマー、たとえばニトロセルロースについて言及され得る。
組成物が上記で説明したような化粧用トナーに基づくとき、このトナーは、着色剤に加えて、電荷を制御するための化合物、特定の追加の充填剤、潤滑剤、ワックス及び/又は結合剤を含み得る。好ましくは、トナーの粒子は、1μmと16μmとの間の平均サイズを有する。トナーは、たとえば、1μmと10μmとの間の粒子サイズを有する顔料を含む。
組成物は、20℃の水と混和できる1つ又は複数の化合物を含む親水性相と、1つ又は複数の水と混和できない化合物を含む油性相の両方を含み得る。
20℃の周囲温度において、親水性相は、油性相によって形成された連続相の中で分散相を形成してよく、油中水型(W/O)乳剤は、このようにして取得される。一変形態では、油性相は、親水性相によって形成された連続相の中で分散相を20℃において形成し、水中油型(O/W)乳剤は、このようにして取得される。親水性相及び/又は油性相は、それぞれ、1つ又は複数の着色剤を含み得る。
組成物は、水中油型乳剤又は油中水型界面活性剤を取得するために界面活性剤を含み得る。したがって、界面活性剤は、炭化水素ベースの又はシリコーンの界面活性剤から選択されてよく、その界面活性剤のHLBは、乳剤の所望の指示に従って、たとえば、W/O乳剤に対して8未満、有利には3~7、及びたとえばダイレクト乳剤に対して8以上が選択される。
言及され得るシリコーン界面活性剤の例は、アルキルジメチコンコポリオールタイプ及びジメチコンコポリオールタイプの界面活性剤である。
言及され得る非シリコーン界面活性剤の例は、少なくとも10個の炭素原子を有する少なくとも1つの炭化水素ベース基、潜在的には(ポリ)オキシアルキレン化、(ポリ)グリセロール化ソルビタンエステル又はエーテルを含む、エステル、エーテルのアルコールの(ポリ)オキシアルキレン化(C2~C3アルキル)、(ポリ)グリセロール化誘導体、アルキルポリグルコシド、及びそれらの混合物などの非イオン界面活性剤である。
陰イオン界面活性剤は、たとえば、アルキル(エーテル)硫酸塩、スルホン酸塩、(アルキル)リン酸塩、塩、特にC10~C30酸の金属塩から選択されてよく、これらの界面活性剤は、(ポリ)オキシアルキレン化(C2~C3アルキル)であってもなくてもよい少なくとも10個の炭素原子を有する少なくとも1つの炭化水素ベース基、及びそれらの混合物を含む。
油性相の1つ又は複数の化合物は、25℃の水中で5重量%未満の溶解度を有し得る。
油性相の1つ又は複数の化合物は、化粧品に通常使用される油から選択されてよく、油は、天然又は合成の、炭化水素ベースの、シリコーン又はフルオロ油から選択されてよく、それらは、随意に分岐、単独、又は混合物である。
「不揮発性油」という用語は、周囲温度と大気圧において少なくとも1時間の間、及び特に、周囲温度(25℃)及び0.01mmHg(1.33Pa)未満の大気圧において非ゼロ蒸気圧を有しながら、皮膚の上に残ることができる油を意味するものと理解される。
特に、流動パラフィン(又はワセリン)、スクアラン、水添ポリイソブテン(パールリーム:Parleam)、ペルヒドロスクアレン、マカダミア油、大豆油、甘扁桃油、ビューティーリーフ油、パーム油、グレープシード油、ごま油、コーン油、アララ油、菜種油、ひまわり油、綿実油、杏仁油、ヒマシ油、アボカド油、ホホバ油、オリーブ油もしくは穀物胚芽油、シアバター油などの、植物、鉱物、動物もしくは合成物質由来の不揮発性炭化水素ベース油;ラノール酸、オレイン酸、ラウリン酸もしくはステアリン酸のエステルなどの、7個以上の炭素原子、とりわけ6~30個の炭素原子を含有する直鎖、分岐もしくは環状のエステル;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、アジピン酸ジイソプロピル、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ラウリン酸2-ヘキシルデシル、パルミチン酸2-オクチルデシル、ミリスチン酸もしくは乳酸2-オクチルドデシル、コハク酸ビス(2-エチルヘキシル)、リンゴ酸ジイソステアリル、及びトリイソステアリン酸グリセリルもしくはジグリセリルなどの、長鎖酸もしくはアルコール由来のエステル(すなわち、6~20個の炭素原子を含有する)、特に化学式RCOOR′、ここでRは7~19個の炭素原子を含む高級脂肪酸残基を表しR′は3~20個の炭素原子を含む炭化水素ベース鎖を表す、のエステル、特にC12~C36エステル;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸もしくはイソステアリン酸などの、特にC14~C22の高級脂肪酸;セタノール、オレイルアルコール、リノレイルアルコールもしくはリノレニルアルコール、イソステアリルアルコール又はオクチルドデカノールなどの、特にC16~C22の高級脂肪族アルコール;及びそれらの混合物について、特に言及され得る。
デカノール、ドデカノール、オクタデカノール、ヘプタン酸もしくはオクタン酸トリグリセリド、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリドなどの4~10個の炭素原子の液体脂肪酸トリグリセリド;流動パラフィン及びそれらの誘導体、ワセリン、ポリデセン、及びパールリームなどの水添もしくは非水添のポリイソブテンなどの、鉱物もしくは合成物質由来の直鎖もしくは分岐の炭化水素;特に脂肪酸、たとえばピュアセリン油、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、ステアリン酸2-オクチルドデシル、エルカ酸2-オクチルドデシル、又はイソステアリン酸イソステアリルなどの合成エステル及びエーテル;乳酸イソステアリル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、ヒドロキシステアリン酸オクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、クエン酸トリイソセチル、又はヘプタン酸、オクタン酸及びデカン酸脂肪族アルコールなどのヒドロキシル化エステル;ジオクタン酸プロピレングリコール、ジヘプタン酸ネオペンチルグリコール又はジイソノナン酸ジエチレングリコールなどのポリオールエステル;及びペンタエリトリトールエステルについても言及され得、脂肪族アルコールは、オクチルドデカノール、2-ブチルオクタノール、2-ヘキシルデカノール、又は2-ウンデシルペンタデカノールなどの12~26個の炭素原子を含有する。
不揮発性シリコーン油の中で、特にポリシロキサン(ジメチコンとも呼ばれる)などの非フェニルシリコーンについて言及され得る。同じく、たとえば、フェニルトリメチコン、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン、テトラメチルテトラフェニルトリシロキサン、ジフェニルジメチコン、トリメチルシロキシフェニルジメチコン、及び、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンなどのフェニルシリコーン(言い換えれば少なくとも1つのフェニル置換基を含むシリコーン)が、単独で又は混合物として適している。
揮発性化合物の中で、イソドデカン、イソデカン及びイソヘキサデカンなどの、非シリコーン揮発性油、特にC8~C16イソパラフィンについて言及され得る。
特にデカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン、及びそれらの混合物などの、直鎖又は環状の、しかし好ましくは直鎖の揮発性シリコーン油も、好適であり得る。
より優先的に、周囲温度において液体である揮発性又は不揮発性のアルカン、及びより詳細にはデカン、ヘプタン、ドデカン、イソドデカン、イソヘキサデカン、シクロヘキサン、及びイソデカン、ならびにそれらの混合物について言及され得る。
油性相の好ましい化合物の中で、言及され得る例は、イソドデカン(沸点180℃)、ミリスチン酸イソプロピル(沸点168℃)、イソステアリルアルコール(沸点331℃)、ネオペンタン酸イソデシル(沸点272℃)、イソノナン酸イソノニル(沸点285℃)、オレイルアルコール(沸点315℃)、2-オクチルドデカノール(沸点358℃)、パルミチン酸イソプロピル(沸点340℃)、イソステアリン酸イソプロピル(沸点361℃)、及びそれらの混合物を含む。
油は、組成物の全質量に対して2重量%~60重量%の範囲、好ましくは2重量%~40重量%の範囲、好ましくは15重量%~70重量%の範囲、特に好ましくは2重量%~25重量%の範囲の含有量の組成物の中に存在し得る。
油性相は、ワックスなど、周囲温度において固体である物質も含み得る。
「ワックス」という用語は、周囲温度(25℃)において固体であり、可逆の固体/液体状態変化を有し、30℃以上、最高120℃の融点を有する親油性化合物を意味するものと理解される。ワックスを液体(溶融)状態にすることによって、存在し得る油と混合可能にし、微視的に均一な混合物を形成することが可能になるが、混合物の温度を周囲温度に戻すと、混合物の油の中のワックスの再結晶が取得される。ワックスの融点は、示差走査熱量計(D.S.C.)、たとえばメトラー社によってDSC30の名称で販売されている熱量計を使用して測定され得る。
ワックスは、炭化水素ベースワックス、フルオロワックス及び/又はシリコーンワックスであってよく、植物、鉱物、動物及び/又は合成物質由来であってよい。特に、ワックスは、25℃より高い、より良くはさらに45℃より高い融点を有する。組成物の中で使用され得るワックスとして、蜜ろう、カルナウバワックスもしくはカンデリラワックス、パラフィン、微晶質ワックス、セレシンもしくはオゾケライト;ポリエチレンワックスもしくはフィッシャートロプシュワックスなどの合成ワックス、16~45個の炭素原子を含有するアルキルもしくはアルコキシジメチコンなどのシリコーンワックスについて言及され得る。
ワックスの性質及び量は、所望の機械的特性及びテクスチャに応じて決まる。目安として、組成物は、特にエマルジョンの形態では、化粧品組成物の総重量に対して0.01重量%~30重量%、より良くはさらに1重量%~20重量%のワックスを含有し得る。
[アプリケータのロック]
本発明による方法のアプリケータを成形するステップの後に、アプリケータの及び/又は成形システムの形状をロックするステップが続いてよい。
したがって、アプリケータの形状は、一度変更されると固定されてよく、その形状の変化は不可逆であり得る。このロック動作により、ケラチン物質の領域への塗布の影響下でアプリケータの形状が変化しないことを確保することが可能になる。アプリケータが再構成可能であるか否かは、使用されるロック方法に応じて決まる。「再構成可能」という用語は、アプリケータが成形されて所定の領域のメイクアップに使用された後、アプリケータを標準の形状に戻すことが可能であることを意味するものと理解される。
このロックするステップは、アプリケータの可動要素の間及び/又は成形システムの可動要素の間に接着材料を注入することによって実行され得る。この場合、アプリケータは再構成可能ではなく、アプリケータは、その初期の形状に戻り、次いで別の領域又は別のユーザの形態に再び適合することはできない。しかしながら、複数のユーザに対して好適な個人化形状を作成することは可能である。
一変形態では、アプリケータは、歯を備えた可動要素を含み、ロックするステップは、アプリケータの可動要素の歯の中に1つ又は複数の可動ボルトを配置することによって実行される。アプリケータに与えられた形状は、1つ又は複数の可動ボルトを歯から除去することによって再構成され得る。この方法を使用すると、アプリケータは再構成可能である。その結果、ユーザは、本発明によるデバイスを使用することによって望みどおりにアプリケータの形状を自由に変更できる。これは、特に、アプリケータが美容サロンで使用されるときに有用である。詳細には、その場合、単一のアプリケータを使用して、それを新しいユーザごとに適合させることが可能である。したがって、アプリケータは、異なる人々によって共有されてよく、それにより、1つだけのアプリケータが数人の顧客に対して使用され得るので、コストを抑えることが可能になる。
再構成可能なアプリケータは、1つの同じアプリケータを異なる領域をメイクアップするために使用することも可能にする。たとえば、1つの同じアプリケータが、目、頬、唇又は爪をメイクアップするために使用されてよく、その形状は、領域が変わるたびに変化する。最後に、アプリケータの再構成が可能であることにより、エラーが生じた場合にアプリケータの形状を調整する動作を再開することが可能になる。
アプリケータは、本発明によるデバイスによって、2つの形状、すなわち形態学的形状及び非形態学的な特定の形状を取るように適合され得る。この特定の形状は、平面形状又は外に凸の形状であり得る。この形状は、特に、次に塗布されるメイクアップ組成物をより容易に収集するために有用であり得る。有利には、組成物は、その特定の形状にあるアプリケータを用いて取り込まれ、その形態学的形状にあるアプリケータを用いて塗布される。
一変形態として、1つの形状が、少なくともトポグラフィデータに基づいて成形システムの1つ又は複数の可動要素を位置決めすることによって第1のデバイスに与えられ、この第1のデバイスは、アプリケータを上に置くことによってアプリケータを成形するために使用され、アプリケータは、特に、塗布面を形成する変形可能部を担持する1つ又は複数の可動要素を含む。
[成型]
成形システムは、型を形成するためのベースとしてトポグラフィデータを使用することによって使用され得る。
型は、化粧品組成物に対するアプリケータとして使用され得る。
この場合、型が形成される成形システムは、顔の形態を、その逆の形ではなくその真の形で再生することに注意が払われる。その結果、化粧品組成物は、型の内側に堆積されてよく、次いで、その型が、メイクアップされる領域に押し付けられる。
一変形態として、型は、その形状をアプリケータの塗布面に与えるために使用され得る。この場合、型が形成される成形システムは、顔の逆の形態を取ることに注意が払われる。それゆえ、成形システムを毎回使用する必要はない。
型を使用することで、トポグラフィデータを保存する必要はなくなる。詳細には、成形システムを所望の形状に戻し、次いでアプリケータをその上に置く代わりに、アプリケータの変形可能部又は可動要素が、所望の形状を与えるための型に押し当てられる。
型を形成するために使用される材料は、プラスタ又は光架橋性もしくは反応性の材料であり得る。
型に与えられる形状は、たとえば、材料を追加すること又は除去することによって調整され得る。
[美容処理方法]
本発明の別の主題は、別の本発明の態様によれば、ユーザのケラチン物質の所定の領域の美容処理のための、特に所定の領域にメイクアップを塗布するための方法であり、本発明による方法の手段によって成形されたアプリケータの塗布面を使用して前記所定の領域に化粧品組成物を塗布することを含む。
[デバイス]
本発明の別の主題は、ユーザのケラチン物質の所定の領域に化粧品組成物、特にメイクアップを塗布するためのアプリケータを成形するためのデバイスであり、アプリケータは塗布面を形成し、デバイスは、1つ又は複数の可動要素を含むアプリケータを成形するためのシステムを含み、
成形システムは、前記所定の領域の少なくとも一部のトポグラフィを、好ましくはデジタルで獲得する、以前の動作からのトポグラフィデータに少なくとも基づいて、1つ又は複数の可動要素を自動的に位置決めするように構成され、アプリケータの塗布面の形状は、1つ又は複数の可動要素の位置決めに応じて決まる。
成形システムの1つ又は複数の可動要素は、変形可能部をリンクする作動ロッドなどの可動の機械的接続を含んでよく、その機械的接続は、塗布面の形状を1つ又は複数のアクチュエータ、特に電気、油圧又は空圧のアクチュエータに与えるために使用され得る。各可動要素は戻り要素にリンクされてよく、可動要素を成形システムの支持体から離れる方に移動させるか又は接近させることが可能になる。ケーブルが、各可動要素をアクチュエータにリンクしてもよい。可動要素を成形システムの支持体に接近させるために、アクチュエータは、有利には、一方向に回転し、それにより、ケーブル1が巻き取られて前記可動要素をたぐり寄せ、その結果、戻り要素が圧縮される。反対に、可動要素を成形システムの支持体から離れる方に移動させるために、アクチュエータは、有利には、一方向に回転し、それにより、ケーブルがほどけて戻り要素がゆるみ、可動要素は成形システムの支持体から離れる方に移動する。
複数のアクチュエータが存在することで、成形システムが複数の点において正確に駆動され、それにより、所望であり、かつユーザの形態に最適なものにより近づいた個人化アプリケータの形状を取得することが可能になる。
デバイスの成形システムは、適切な場合、塗布面に与えられる形状を調整するために手動で作動され得るように構成されてもよい。これは、成形システムが調整されて、所望の形状を正確に取ることを可能にする。特に、この特徴によって、特に所望のメイクアップ効果に従って又はメイクアップされる領域における欠陥を修正するために、ユーザが所望する場合、アプリケータの形状を修正することが可能になる。
有利には、成形システムは、表面の1平方センチメートル当たり0.5個と25個との間の可動要素を、好ましくは表面の1平方センチメートル当たり1個と16個との間の可動要素を含む。
[セット]
本発明の別の主題は、別の本発明の態様によれば、本発明によるアプリケータを成形するためのデバイスと、ユーザのケラチン物質の所定の領域に化粧品組成物、特にメイクアップを塗布するための少なくとも1つのアプリケータとを、同じパッケージ内に含む化粧品セットである。
セットのアプリケータは、変形可能部、特に弾性変形可能材料で作られた膜を含み得る。
セットのアプリケータは、変形可能部を担持する1つ又は複数の可動要素を含んでよく、前記変形可能部の形状は、成形デバイスの可動要素の位置決めによって与えられる1つ又は複数の可動要素の位置決めに応じて決まる。
セットは、特に顔料を含有する、特に転写可能な印刷の又は粉末の層の形を取る化粧品組成物を含み得る。
成形方法に関して上記で説明した特徴は、美容処理方法に、デバイスに、及びセットに適用され、その逆も成り立つ。
本発明は、その非限定的実施形態についての以下の詳細な説明を読むことにより、また添付図面を調べることにより、よりよく理解されよう。
本発明による、膜を成形するための例示的なシステムを側部から示す。 図1の成形システムを上部から示す。 再構成され得る例示的なアプリケータを示す。 再構成され得ない例示的なアプリケータを示す。 本発明の主題である方法による、アプリケータの成形の例を示す。 本発明の主題である方法による、アプリケータの成形の例を示す。 本発明の1つの特定の実施形態による、アプリケータの成形を示す。 本発明の1つの特定の実施形態による、アプリケータの成形を示す。 3D捕捉システム、コンピュータ、本発明による例示的な成形システム、及びアプリケータを含むアセンブリを示す。 本発明による成形システムとともに使用可能な別の例示的な変形可能アプリケータを示す。 接着材料で固定されるアプリケータを示す。 本発明による方法の手段によって成形されるアプリケータを使用して化粧品組成物を塗布することを示す。
図1及び図2は、ユーザのケラチン物質の所定の領域の少なくとも一部のトポグラフィデータに基づいてアプリケータの塗布面を成形するように構成された、本発明による例示的な成形システム10を示す。この成形動作は、塗布面を、化粧品組成物を塗布するための前記所定の領域の形態に適合させることを可能にする。
図1及び図2に示す例では、成形システム10は、この例では作動ロッドで構成される、4つの可動要素11の2つの平行した横列を含む。これらの可動要素は、それぞれ、すべてが同じ方向に軸Xのみに沿って移動する。各可動要素11は、戻り要素13にリンクされる。ケーブル14は、各可動要素11をアクチュエータ12にリンクする。可動要素11を軸Xに沿って成形システム10の支持体に接近させるために、アクチュエータ12は、一方向に回転し、それにより、ケーブル14が巻き取られて可動要素11をたぐり寄せ、その結果、戻り要素13が圧縮される。反対に、可動要素11を離れる方に移動させるために、アクチュエータ12は、ケーブル14がほどけるように一方向に回転する。戻り要素13はゆるみ、可動要素11を成形システム10の支持体から離れる方に移動させる。
図1に示す実施形態では、3Dカメラが、ユーザのケラチン物質の所定の領域、たとえば目又は頬の領域のトポグラフィデータを獲得することを可能にする。これらのデータは、空間における位置の測定値である。したがって、データの各項目は、空間における座標が知られている、顔の上の一点を表す。全体的なデータのセットは、獲得された顔の領域の形状が再生されることを可能にする。
当該の例では、成形システム10は、以前の獲得動作からのトポグラフィデータが処理されることを可能にする回路ボード15に接続される。この処理動作は、以前に獲得された領域の逆形状を再生するように可動要素11が位置決めされるように、軸Xに沿って各可動要素11に適用されるべき移動を決定することを可能にする。したがって、2つの可動要素11の間の高さの差は、有利には、データが獲得されている顔の上の2点間の高さの差に対応する。
可動要素11が、メイクアップされる領域のトポグラフィデータに基づいて位置決めされると、説明した例では、膜21が、成形されるアプリケータの変形可能部に対応して、成形システム10の上に置かれる。可動要素11の位置決めは、形状、特にメイクアップされる領域の逆の形状を膜に与える。したがって、アプリケータの形状は、ユーザの形態に適合される。
図3及び図4はアプリケータ20を示し、アプリケータ20の膜21は塗布面を形成する。このアプリケータは、アプリケータ20の膜21に変形を与える可動要素22を含む。これらの可動要素22は、アプリケータがその形状を保持することを可能にする可動ボルト25に関連付けられた歯220を備える。
アンロック要素24は、可動ボルト25が歯220から除去されることを可能にする。ボルトが歯220から除去されると、可動要素22はそれらの初期位置に戻り、特定の形状が膜21に与えられることはもはやない。したがって、アプリケータは、再構成され得る。
図5a及び図5bは、アプリケータ20を成形するためのステップを示す。図5aに示す第1のステップでは、アプリケータ20が、成形システム10の上に置かれる。アプリケータ20の、歯220を備えた各可動要素22は、成形システム10の可動要素11の上に載っている。
図5bに示す第2のステップでは、アクチュエータ12は、上記で説明したように、以前に獲得されたトポグラフィデータに従って可動要素11の位置を変える。成形システムの可動要素11の位置の変化は、アプリケータの可動要素22の位置の変化をもたらし、その結果、アプリケータの塗布面は、メイクアップされる領域の逆形状を取り得る。有利には、アプリケータは、ロック要素を押すことによって、この構成にロックされる。
メイクアップを塗布することを続けるために、膜21が化粧品組成物Cに接触させられ、次いでアプリケータ20の膜21が、化粧品組成物Cをケラチン物質に転写するために、メイクアップされる領域Pの上に押し付けられる。この最後のステップが図11に示されている。
本発明による成形システム10によって成形され得る例示的なアプリケータ20を、図9に示す。このアプリケータは、膜21と、歯を持たない可動要素22とを含む。この例では、アプリケータ20を固定するために、架橋結合によって硬化する接着材料26が、図10に示すように、可動要素22の間に注入される。その結果、アプリケータ20の形状が固定され、再構成することはできない。
図8に関して説明する、使用の第1の例では、ユーザは、塗布面にメイクアップされる領域の逆形状を与えるために、本発明による成形システム10を使用する。所望の形状が取得されると、ユーザは、アプリケータを使用してそれらのメイクアップを塗布する。
この実施形態では、成形システム10は、4つのステッパーモーター12を用いて作成される。可動要素11は、およそ直径5mm、長さ30mmのロッドを含み、ロッドは約3mmだけ離隔される。
第1のステップでは、ユーザのメイクアップされる領域、たとえばまぶたのトポグラフィデータが、3Dスキャナ16を使用して捕捉される。
これらのトポグラフィデータは、可動要素11の位置決めを計算するためにトポグラフィデータを使用するように構成されたコンピュータサーバ17に送信され、その後、可動要素11は、実行された計算に従って移動させられる。
次いで、膜21が、可動要素11のセットの上に置かれ、膜21は、システム10の両端にわたってクリンプされる。
コンピュータサーバ17は、特に、逆モードの顔の形態、すなわち顔の形状の相補形態を成形システム10に提供する。次いで、アクチュエータ12は可動要素11を移動させ、その際、膜21は、メイクアップされる顔の部分の逆形状を取る。その結果、膜21は、メイクアップを塗布するために使用され得る。このため、化粧品組成物の層、たとえば粉末の層が塗布面の上に堆積され、次いで、メイクアップされる領域に接触させられる。
メイクアップを塗布するために、化粧品組成物の層を堆積させる前に、特定の形状を膜21に与えることも可能である。特に、膜21は平坦面に変換され、膜21は化粧品組成物の層に接触させられ、次いで、メイクアップされるケラチン物質の領域の逆形状が、上記で説明したように、膜21を成形システム10の上に置くことによって膜21に与えられる。次に、膜21は、メイクアップされるケラチン物質の領域に接触させられる。
化粧品組成物は、特に顔料を含有する、転写可能な印刷又は粉末の層であり得る。本発明は、特に、ケラチン物質上のパターンを簡単な方法で作成することを可能にする。
成形システム10のこの使用モードは、たとえば美容サロン又は美容ショップに特に適している。詳細には、この使用によって、同じアプリケータ20を使用して、各顧客に対応する個人化形状を塗布面21に与えながら、複数の顧客が次々にメイクアップされることが可能になる。顧客は数回再訪する場合があるので、それらの顧客が訪れるたびに3D獲得動作を体験する必要がないように、彼らの形態を記憶して、彼らの名前又は任意の他の識別子によってそれらにインデックスを付けることが可能である。
この使用モードは、本発明による成形システム10とアプリケータ20とを自宅に持っているユーザにも適用可能である。この場合、ユーザは、顔の数か所にメイクアップを塗布するためにデバイスを使用し得る。デバイスは、メイクアップされるケラチン物質の各領域、たとえばまぶた、頬、唇又は爪の逆3D形状を捕捉して記憶する。次いで、ユーザは、単一のアプリケータ20を使用し、その形状を、ユーザは各領域に適合するように修正する。
異なる人々、たとえば同じ家族の異なるメンバーの逆3D形状を記憶することも可能であり、それにより、彼らの各々が、アプリケータ20を彼らの形態に適合させ得る。
本発明によるデバイスをホテルで使用することも可能である。たとえば、各部屋に標準のアプリケータ20があり、成形システム10はフロントから利用可能であってもよい。その結果、各顧客は、彼らのメイクアップを塗布するために、フロントに行ってアプリケータ20を彼らの形態に適合させることが可能である。
別の例示的な実装形態では、ユーザは、成形システム10を使用して、標準のアプリケータ20の塗布面の形状を彼らの形態に適合させる。それゆえ、アプリケータの表面の形状は、ユーザのメイクアップされる領域の逆である。次いで、アプリケータ20は、個人化形状を保持するために固定される。
アプリケータ20は可逆的に固定されてもよく、その場合、アプリケータ20は、新たに変形されるために、標準の形状に戻るように再構成され得る。アプリケータを可逆的に固定するための1つの可能性は、上記で説明したように、アプリケータの可動要素22によって担持される歯220に関連して移動可能なボルト25のシステムを使用することである。
アプリケータは、同じく、不可逆的に固定されてよく、すなわち、アプリケータは、もはや、それが固定されている形状以外の形状を取ることはできない。このアプリケータに対する1つの可能性は、上記で説明したように、架橋結合によって硬化する接着材料を注入することである。
以下の説明は、図6及び図7に関して提供される。
この例では、ユーザが特定の形状にあるアプリケータを使用して化粧品組成物を取り込み、次いでそのアプリケータの形状を変えることを可能にするために、ユーザは、成形されていない、平坦面を有するアプリケータ20と、固定されてその形状がメイクアップされるケラチン物質の領域の逆である第1のデバイス20′とを提供される。アプリケータ20は、たとえば、上記で説明したように、歯に関連して移動可能なボルトのシステムによってロックされ得るアプリケータである。
ユーザは、アプリケータ20の塗布面21を化粧品組成物Cの層の上に押し付けることによって組成物を取り込む。塗布面21の上に直接パターンを印刷することも可能である。このステップが図6に示されている。
ユーザは、アプリケータ20を第1のデバイス20′の上に置き、第1のデバイス20′の形状は、図7に示すように、メイクアップされる領域の逆である。押し付けることによって、デバイス20′は、その形状をアプリケータ20に印刷する。次いで、ユーザは、このアプリケータを用いてメイクアップを塗布する。
ユーザが再びメイクアップを塗布することを望むとき、ユーザは、ロック部材24を引っぱることによってアプリケータ20を再構成し、アプリケータ20に平坦な形状を与えて第1のステップに戻る。
外部の塗布面に対して化粧品組成物のすべての痕跡を除去するために、塗布面を洗浄するステップを想定することも可能である。
好ましくは、第1のデバイス20′は、間違いを回避するために固定される。特に、ロック部材は提供されず、作動ロッドへのアクセスが防止される。
それゆえ、この実施形態は、ユーザが成形システム10を買うこと、又は美容サロンに定期的に通うことを必要としないので経済的である。本発明は、同じく、複雑なパターンをケラチン物質に正確に転写することを可能にし、それは、アプリケータの形状がすでにメイクアップされる領域の形態に適合されているアプリケータを用いて化粧品組成物が取り込まれるときには不可能である。
代替的に、メイクアップされる領域の逆形状の型を作り、その型を、化粧品組成物を担持しているアプリケータを変形させるために使用することが可能であり、アプリケータは、最初は特定の形状、たとえば平面である。型は、たとえば、プラスタ又は光架橋性もしくは反応性の材料で作られ得る。
この場合、ユーザは、ショップ又はサロンにおける成形システムを使用して型を作る。ユーザは、同じく、特定の形状にある固定されていないアプリケータを買う。型とアプリケータとを使用して、ユーザは、化粧品組成物を簡単に取り込み、次いでアプリケータの形状をユーザの形態に適合させ得る。
本発明は、上記で説明した例に限定されない。
他のタイプの可動要素及び塗布面が使用されてもよく、それらを作成するための他の材料、又は他の手段が可動要素を移動させるために使用されてもよい。
10 成形システム
11 可動要素
12 アクチュエータ、ステッパーモーター
13 戻り要素
14 ケーブル
15 回路ボード
16 3Dスキャナ
17 コンピュータサーバ
20 アプリケータ
20′ 第1のデバイス
21 膜、塗布面
22 可動要素
24 アンロック要素、ロック部材
25 可動ボルト
26 接着材料
220 歯

Claims (40)

  1. ユーザのケラチン物質の所定の領域(P)に化粧品組成物(C)を塗布するためのアプリケータを成形するための方法であって、前記アプリケータは塗布面を形成し、前記方法は、1つ又は複数の可動要素(11,22)と、前記所定の領域(P)の少なくとも一部のトポグラフィを獲得する動作からのトポグラフィデータとを含む成形システム(10)を使用する、前記方法において、
    前記成形システム(10)は、少なくとも前記トポグラフィデータに基づいて1つ又は複数の前記可動要素(11,22)を自動的に位置決めし、1つ又は複数の前記可動要素(11,22)の位置決めが、前記アプリケータの前記塗布面に変形を与える、方法。
  2. 前記成形システム(10)は、前記アプリケータの変形可能部(21)に、前記トポグラフィデータに基づいて前記可動要素によって取られた位置に従って1つ又は複数の前記可動要素(11)によって与えられる変形をもたらし、前記塗布面の形状は、前記変形可能部(21)の形状によって与えられる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記成形システム(10)は、前記トポグラフィデータに基づいて前記成形システム(10)の1つ又は複数の前記可動要素(22)の位置決めに従って、変形可能部(21)を担持する前記アプリケータの前記可動要素(22)のうちの1つ又は複数に対する配置を与え、前記変形可能部(21)は、前記アプリケータの1つ又は複数の前記可動要素(22)によって与えられた変形を受け、前記塗布面の形状は、前記変形可能部の形状によって与えられる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記成形システム(10)は、前記トポグラフィデータに基づいて前記アプリケータの前記塗布面に与えられる形状を計算する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記アプリケータの前記塗布面(21)に与えられる形状は、前記化粧品組成物(C)を受けるように意図された前記所定の領域(P)の形状の逆に対応する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記塗布面に与えられる形状は、少なくとも1つの変換が加えられた前記トポグラフィデータに基づいて決定される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記塗布面に与えられる形状を決定する前記動作に基づいて、前記塗布のために対称形状の計算が遂行され、前記成形システム(10)によって塗布される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記ユーザの前記ケラチン物質の前記所定の領域(P)の少なくとも一部の3Dスキャンからのトポグラフィデータを使用するステップを備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記アプリケータ(20)を前記成形するステップの前に、化粧品組成物(C)を収集するステップが先行する、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記アプリケータ(20)を前記成形するステップの後に、前記アプリケータ(20)の及び/又は前記成形システム(10)の形状をロックするステップが続く、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記ロックするステップは、前記アプリケータ(20)の前記可動要素(22)の間及び/又は前記成形システム(10)の可動要素の間に接着材料(26)を注入することによって実行される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記アプリケータ(20)は、歯(220)を備えた可動要素(22)を含み、前記ロックするステップは、前記アプリケータ(20)の前記可動要素(22)の前記歯(220)に1つ又は複数の可動ボルト(25)を配置することによって実行される、請求項10に記載の方法。
  13. 前記アプリケータ(20)に与えられた形状は、1つ又は複数の前記可動ボルト(25)を前記歯(220)から除去することによって再構成される、請求項12に記載の方法。
  14. 形状が、少なくとも前記トポグラフィデータに基づいて前記成形システム(10)の1つ又は複数の前記可動要素(11)を位置決めすることによって第1のデバイス(20′)に与えられ、前記第1のデバイス(20′)は、アプリケータ(20)を上部に置くことによってアプリケータ(20)を成形するために使用される、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記成形システム(10)は、型を形成するためのベースとして前記トポグラフィデータを使用することによって使用される、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記型は、化粧品組成物(C)に対するアプリケータとして使用される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記型は、その形状を前記アプリケータの前記塗布面に与えるために使用される、請求項15に記載の方法。
  18. ユーザのケラチン物質の所定の領域(P)の美容処理のための方法であって、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法によって成形されたアプリケータ(20)の塗布面を使用して、前記所定の領域に化粧品組成物(C)を前記塗布することを含む、方法。
  19. ユーザのケラチン物質の所定の領域(P)に化粧品組成物(C)を塗布するためのアプリケータを成形するためのデバイスであって、前記アプリケータ(20)は塗布面を形成し、前記デバイスは、1つ又は複数の可動要素(11)を含む前記アプリケータを成形するための成形システム(10)を含み、
    前記成形システム(10)は、前記所定の領域(P)の少なくとも一部のトポグラフィを獲得する、事前の動作からのトポグラフィデータに少なくとも基づいて、1つ又は複数の前記可動要素(11)を自動的に位置決めするように構成され、前記アプリケータ(20)の前記塗布面の形状は、1つ又は複数の前記可動要素(11)の位置決めによって与えられる前記塗布面の変形に応じて決まる、デバイス。
  20. 前記成形システム(10)の1つ又は複数の前記可動要素(11)は、変形可能部(21)をリンクする可動の機械的接続を含み、前記機械的接続は、前記塗布面の形状を1つ又は複数のアクチュエータ(12)に与えるために使用される、請求項19に記載のデバイス。
  21. 前記成形システム(10)は、1平方センチメートルの表面当たり0.5個~25個の可動要素(11)を含む、請求項19又は20に記載のデバイス。
  22. 請求項19から21のいずれか一項に記載のアプリケータを成形するためのデバイス(10)と、ユーザのケラチン物質の所定の領域(P)に化粧品組成物(C)を塗布するための少なくとも1つのアプリケータ(20)とを同一のパッケージに含む、化粧品セット。
  23. 前記アプリケータ(20)は、変形可能部(21)を含む、請求項22に記載の化粧品セット。
  24. 前記アプリケータは、前記変形可能部(21)を担持する1つ又は複数の可動要素(22)を含み、前記変形可能部(21)の形状は、前記成形システム(10)の前記可動要素(11)の位置決めによって与えられる1つ又は複数の前記可動要素(22)の位置決めに応じて決まる、請求項23に記載の化粧品セット。
  25. 粧品組成物(C)を含む、請求項22から24のいずれか一項に記載の化粧品セット。
  26. 前記トポグラフィデータが、デジタルで獲得される、請求項1に記載の方法。
  27. 前記変形可能部(21)が、膜である、請求項2又は3に記載の方法。
  28. 前記変換が、平行移動又は相似である、請求項6に記載の方法。
  29. 前記化粧品組成物(C)のまぶたへの前記塗布のために対称形状の計算が遂行され、前記成形システム(10)によって塗布される、請求項7に記載の方法。
  30. 前記3Dスキャンが、1つ又は複数のカメラ(16)によって及び/又は構造化照明を前記所定の領域に投影することによって実行される、請求項8に記載の方法。
  31. 化粧品組成物(C)が、顔料を含有する転写可能な印刷の又は粉末の層の形を取る、請求項9に記載の方法。
  32. 前記アプリケータ(20)は、塗布面を形成する変形可能部(21)を担持する1つ又は複数の可動要素(22)を含む、請求項14に記載の方法。
  33. 前記方法が、前記所定の領域(P)にメイクアップを塗布するための方法である、請求項18に記載の方法。
  34. 前記化粧品組成物(C)が、メイクアップである、請求項19に記載のデバイス
  35. 前記アクチュエータ(12)が、電気、油圧又は空圧のアクチュエータである、請求項20に記載のデバイス。
  36. 前記機械的接続が、作動ロッドである、請求項20に記載のデバイス。
  37. 前記化粧品組成物(C)が、メイクアップである、請求項22に記載の化粧品セット。
  38. 前記変形可能部(21)が、弾性変形可能材料で作られた膜である、請求項23に記載の化粧品セット。
  39. 前記化粧品組成物(C)が、転写可能な印刷の又は粉末の層の形を取る、請求項25に記載の化粧品セット。
  40. 前記化粧品組成物(C)が、顔料を含有する、請求項39に記載の化粧品セット。
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