JP7349664B2 - 照明システム、照明システムのコントローラおよび照明器具 - Google Patents

照明システム、照明システムのコントローラおよび照明器具 Download PDF

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Description

本発明は、電力線通信(PLC通信:Power Line Communication)により照明器具を制御する照明システムに関するものである。
照明システムでは、照明器具の調光を示す調光信号をコントローラから送信して照明器具を制御するものがある。このような照明システムにおいて、電力線通信を用いて、コントローラと照明器具との間の調光信号の送受信が行われることがある。
また、特許文献1の通信システムでは、親局装置と子局装置との間で電力線通信が行われる。電力線通信では、電力線に印加される商用周波に、商用周波よりも高い周波数の通信信号を重畳して、通信が行われる。
特開2001-313595号公報
ところで、一般的な通信システムでは、信号線において所定間隔ごとに、信号の減衰を補填するためのリピータ装置が設けられる。電力線通信においても同様にリピータ装置が設けられる。
一般的な通信システムでは、専用の通信線を用いて通信を行うが、電力線通信では、商用の電力線を用いて通信を行うため、電力線の周辺環境によって信号の減衰度合いが大きく異なる。例えば、電力線に多くの装置が接続している箇所では、信号にノイズが乗りやすく、信号の減衰度合いが大きくなる。このため、電力線にリピータ装置を設置するか否かの判断が困難となる。
ここで、リピータ装置の要否を施工者によって手動で判断する場合、照明システムを施工した後に、コントローラから送られる信号の信号強度を各照明器具において測定し、照明器具において測定された信号強度と、照明器具の位置関係とを把握した上で、施工者がリピータ装置の要否を判断することになる。このため、手間が掛かる。
一方、リピータ装置の要否をコンピュータ等によって自動で判断する場合、リピータ装置の要否を判断するアルゴリズムを構築する必要があるため、手間が掛かる。
そこで、本発明は、電力線通信により照明器具を制御する照明システムにおいて、リピータ装置の要否を容易に判断することができる照明システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係る照明システムにおいて、照明器具と、電力線通信により照明器具の制御を行うコントローラとを備える。コントローラは、電力線通信により、制御信号を送信する。照明器具は、制御信号を受信した場合、制御信号の信号強度を測定し、測定した信号強度に応じて定められた制御値に従って、自己の光源の調光を行う。
本発明によると、電力線通信により照明器具を制御する照明システムにおいて、リピータ装置の要否を容易に判断することができる。
第1実施形態に係る照明システムの構成例を示すブロック図。 第1実施形態に係る照明システムの動作の流れを示すフローチャート。 第2実施形態に係る照明システムの構成例を示すブロック図。 第2実施形態に係る照明システムの動作の流れを示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(第1実施形態)
-照明システムの全体構成-
図1は第1実施形態に係る照明システムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本照明システムは、コントローラ1と複数の照明器具2とを備える。
本照明システムでは、コントローラ1と複数の照明器具2とが、同一の電力線3に接続され、交流電源4から電力供給を受けている。また、コントローラ1と複数の照明器具2とは、電力線3を介して、互いに通信可能である。すなわち、コントローラ1と複数の照明器具2とは、電力線通信が可能である。
コントローラ1は、操作部12に対して行われた第1ユーザからの操作入力に従って、調光信号を電力線通信により各照明器具2に送信する。
各照明器具2は、コントローラ1から受信した調光信号に応じて、自己の光源26の調光(光源26の発光強度、調色等)を制御する。具体的に、コントローラ1から送信される調光信号には、照明器具2の調光を示す制御値が含まれている。照明器具2は、受信した調光信号に含まれる制御値に従って、自己の光源26の調光を制御する。すなわち、コントローラ1の第1ユーザは、操作部12に対して操作入力を行うことによって、各照明器具2の光源26の調光を制御することができる。
また、各照明器具2は、電力線3を介して信号を受信した場合、受信した信号を増幅して、他の装置(コントローラ1および他の照明器具2)に転送するリピータ機能を備えている。各照明器具2は、リピータ機能を機能させるか否かの設定が可能に構成されている。例えば、照明器具2は、リピータ機能の設定がONとなっている場合には、受信した信号を他の装置に転送する一方、リピータ機能の設定がOFFとなっている場合には、受信した信号を他の装置に転送しない。
-コントローラの構成-
コントローラ1は、電源部11と、操作部12と、記憶部13と、制御部14と、通信部15とを備える。
電源部11は、例えば、電気回路等で構成され、電力線3と接続されている。電源部11は、電力線3を介して交流電源4から交流電力の供給を受ける。電源部11は、供給された交流電力を、図略の電力供給手段(例えば、電力線等)により、コントローラ1の各部に供給して、コントローラ1を動作させる。
操作部12は、コントローラ1を操作する第1ユーザからの操作入力を受け付ける。操作部12は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、フェーダ等の入力装置であり、第1ユーザからの操作入力を検出し、検出結果に応じた信号を制御部14に出力する。操作部12が第1ユーザから受け付ける操作入力として、例えば、各照明器具2に設定されているID情報を要求するために行われる第1操作、各照明器具2の光源26の調光を制御するために行われる第2操作等が挙げられる。
記憶部13は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)およびSSD(Solid State Drive)等によって構成された記憶媒体である。記憶部13には、各照明器具2の調光を制御するために、制御部14により実行される各種プログラムが記憶されている。また、記憶部13には、後述する強度データと、照明器具2の光源26の調光を制御するために用いられる制御値とが対応付けられた変換テーブルが記憶される。
制御部14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)および半導体メモリ等を含むマイクロコンピュータで構成される。制御部14は、記憶部13に記憶された各種プログラムを実行することにより、照明器具2との間で電力線通信を実行する。
具体的に、制御部14は、制御信号生成部141と、調光信号生成部142とを備える。
制御信号生成部141は、操作部12に対して第1操作(各照明器具2に対して設定されているID情報を要求するために行われる操作)が行われた場合、制御信号を生成する。制御信号は、各照明器具2に対してID情報を要求するために送信される信号である。ID情報には、照明器具2に予め設定されたユニークアドレスやMACアドレス等が含まれている。制御部14は、ID情報に基づいて、各照明器具2の識別を行う。
調光信号生成部142は、各照明器具2が自己の光源26の調光を行うために用いる制御値を含む調光信号を生成する。具体的に、調光信号生成部142は、操作部12に対して第2操作(各照明器具2の光源26の調光を制御するために行われた操作)が行われた場合、第1ユーザの操作入力に応じた制御値を含む調光信号を生成する。
また、調光信号生成部142は、通信部15が後述するデータ信号を受信した場合、データ信号に含まれる強度データに対応付けられた制御値を、記憶部13に記憶された変換テーブルから取得する。そして、調光信号生成部142は、取得した制御値を含む調光信号を生成する。
通信部15は、例えば、電気回路等で構成され、電力線3と接続されている。通信部15は、電力線3を介して、各照明器具2と通信を行う。
具体的に、通信部15は、制御部14(制御信号生成部141および調光信号生成部142)により生成された制御信号および調光信号を、交流電源4から供給される交流電力の周波数よりも高い周波数にそれぞれ変調して、電力線3に出力する。例えば、通信部15は、制御部14が生成した制御信号および調光信号を2MHz~28MHzの直交周波数分割多重方式(OFDM)にそれぞれ変調して、変調した制御信号および調光信号を電力線3にそれぞれ出力する。
また、通信部15は、電力線3を介して、各照明器具2から送信されるデータ信号を受信する。具体的に、通信部15は、電力線3を介して交流電源4から供給された交流電力に重畳されたデータ信号を分離することにより、データ信号を復号する。通信部15は、復号したデータ信号を制御部14に出力する。
-照明器具の構成-
照明器具2は、電源部21と、通信部22と、操作部23と、記憶部24と、制御部25と、光源26とを備える。
電源部21は、例えば、電気回路等で構成され、電力線3と接続されている。電源部21は、電力線3を介して、交流電源4から交流電力の供給を受ける。電源部21は、供給された交流電力を、図略の電力供給手段(例えば、電力線等)により照明器具2の各部に供給して、照明器具2を動作させる。
通信部22は、例えば、電気回路等で構成され、電力線3と接続されている。通信部22は、電力線3を介して、コントローラ1および他の照明器具2と通信を行う。
具体的に、通信部22は、電力線3を介して、交流電源4から供給された交流電力に重畳された制御信号および調光信号をそれぞれ分離することにより、制御信号および調光信号をそれぞれ復号する。通信部22は、復号した制御信号および調光信号を制御部25にそれぞれ出力する。
また、通信部22は、制御部25から出力されるデータ信号を交流電源4から供給される交流電力に重畳させることにより、電力線3に出力する。
操作部23は、照明器具2の第2ユーザからの操作入力を受け付ける。操作部23は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル、フェーダ等の入力装置であり、第2ユーザからの操作入力を検出し、検出結果に応じた信号を制御部25に出力する。操作部23が第2ユーザから受け付ける操作入力として、例えば、自己のリピータ機能のON,OFFを設定するために行われる第3操作等が挙げられる。
記憶部24は、ROM、RAM、HDDおよびSSD等によって構成された記憶媒体である。記憶部24には、自己の光源26の調光を制御するために、制御部25により実行される各種プログラムが記憶されている。また、記憶部24には、自己に設定されたID情報が記憶されている。
制御部25は、例えば、CPUおよび半導体メモリ等を含むマイクロコンピュータで構成される。制御部25は、記憶部24に記憶された各種プログラムを実行することにより、コントローラ1および照明器具2との間で電力線通信を実行する。
また、制御部25は、信号強度測定部251と、データ信号生成部252と、リピータ機能設定部253とを備える。
信号強度測定部251は、通信部22が制御信号を受信した場合、受信した制御信号の信号強度を測定し、測定した制御信号の信号強度を示す強度データを生成する。
データ信号生成部252は、信号強度測定部251により強度データが生成された場合、データ信号を生成する。データ信号には、記憶部24に記憶された自己のID情報と、信号強度測定部251により生成された強度データとが含まれる。
リピータ機能設定部253は、操作部23に対して第3操作(自己のリピータ機能のON,OFFを設定するために行われる操作)が行われた場合、第3操作に応じて自己のリピータ機能をONまたはOFFに設定する。制御部25は、リピータ機能がONに設定されている場合には、受信した調光信号を他の照明器具2に転送するように通信部22を制御する。一方、制御部25は、リピータ機能がOFFに設定されている場合には、受信した調光信号を他の照明器具2に転送しないように通信部22を制御する。
また、制御部25は、自己の光源26の調光を制御する。具体的に、制御部25は、通信部22が調光信号を受信した場合、調光信号に含まれる制御値に従って、自己の光源26の調光を行う。例えば、制御部25は、制御値が光源26の発光強度を示すものである場合には、制御値に対応する発光強度となるように光源26の調光を制御する(例えば、制御値が256段階で定められている場合、制御値が255のとき、発光強度が100%となる等)。また、制御部25は、制御値が光源26の調色を示すものである場合には、制御値に対応する調色となるように光源26の調光を制御する。
光源26は、例えば、ハロゲンランプ、蛍光灯およびLED等で構成される。光源26は、例えば、赤色(Red)、緑色(Green)および青色(Blue)の発光素子を有するものや、赤色、緑色、青色および白色(White)の発光素子を有するもので構成される。
-変換テーブルについて-
コントローラ1の記憶部13には、照明器具2が制御信号を受信したときの強度データと、照明器具2が自己の調光を行うために用いられる制御値とが対応付けられた変換テーブルが記憶されている。
例えば、照明器具2が制御値に従って光源26の発光強度を制御する場合、変換テーブルには、制御信号の信号強度が高くなるに従って、光源26の発光強度が高くなるように、強度データと制御値とが対応付けられている。例えば、強度データが100段階で定められており、制御値が256段階で定められている場合、強度データが100のときに対応する制御値が255(発光強度が100%)となり、強度データが50のときに対応する制御値が127(発光強度が50%)となるように、変換テーブルが定められている。
ここで、照明器具2の信号強度測定部251は、通信部22が電力線通信により制御信号を受信した場合、制御信号の信号強度を測定する。照明器具2のデータ信号生成部252は、測定した制御信号の信号強度を示す強度データを含むデータ信号を生成する。照明器具2の通信部22は、コントローラ1にデータ信号を電力線通信により送信する。
コントローラ1の調光信号生成部142は、電力線通信によりデータ信号を受信した場合、データ信号から強度データに対応付けられた制御値を変換テーブルから取得して、取得した制御値を含む調光信号を生成する。コントローラ1の通信部15は、照明器具2に調光信号を電力線通信により送信する。そして、照明器具2の制御部25は、受信した調光信号に含まれる制御値に応じて、光源26の調光を制御する。
すなわち、照明器具2は、コントローラ1から制御信号が送信された場合、自己が受信した制御信号の信号強度に応じて、自己の光源26の調光を制御する。このとき、照明器具2は、受信した制御信号の信号強度が高くなるに従って、発光強度が高くなるように、自己の光源26の調光を制御する。このため、照明システムの施工者は、照明器具2の光源26が明るく点灯している場合には、コントローラ1から調光信号を受信するための信号強度が十分確保できていると判断でき、照明器具2の光源26が暗く点灯している場合には、コントローラ1から調光信号を受信するための信号強度が十分確保できていないと判断できる。したがって、電力線通信により照明器具を制御する照明システムにおいて、リピータ装置(機能)の要否を容易に判断することができる。
-照明システムの動作-
図1および図2を参照しつつ、第1実施形態に係る照明システムの動作を説明する。図2は照明システムの動作の流れを示すフローチャートである。
ステップS1の前では、照明システムにコントローラ1および各照明器具2が設置されており、コントローラ1が各照明器具2を識別できていない状態であるとする。
ステップS1において、コントローラ1の操作部23は、コントローラ1の第1ユーザから受け付けた第1操作(各照明器具2に対して設定されているID情報を要求するために行われる操作)を検出する。
ステップS2において、コントローラ1の制御信号生成部141は、各照明器具2に対してID情報を要求するための制御信号を生成する。
ステップS3において、コントローラ1の通信部15は、電力線通信により、制御信号生成部141により生成された制御信号を照明器具2に送信する。
ステップS4において、照明器具2の通信部22は、電力線通信により、コントローラ1から制御信号を受信する。
ステップS5において、照明器具2の信号強度測定部251は、受信した制御信号の信号強度を測定し、測定した制御信号の信号強度を示す強度データを出力する。
ステップS6において、照明器具2のデータ信号生成部252は、信号強度測定部251により出力された強度データと、記憶部24に記憶されたID情報とを含むデータ信号を生成する。
ステップS7において、照明器具2の通信部22は、電力線通信により、データ信号生成部252により生成されたデータ信号をコントローラ1に送信する。
ステップS8において、コントローラ1の通信部15は、電力線通信により、照明器具2からデータ信号を受信する。
ステップS9において、コントローラ1の調光信号生成部142は、データ信号に含まれる強度データに対応付けられた制御値を、記憶部24に記憶された変換テーブルから取得する。
ステップS10において、コントローラ1の調光信号生成部142は、取得した制御値を含む調光信号を生成する。
ステップS11において、コントローラ1の通信部15は、電力線通信により、調光信号生成部142により生成された調光信号を照明器具2に送信する。
ステップS12において、照明器具2の通信部22は、電力線通信により、コントローラ1から調光信号を受信する。
ステップS13において、照明器具2の制御部25は、通信部22が受信した調光信号に含まれる制御値に従って、自己の光源26の調光を行う。
以上の構成により、コントローラ1は、電力線通信により、制御信号を照明器具2に送信する。照明器具2は、通信部22が制御信号を受信した場合、信号強度測定部251により制御信号の信号強度を測定する。そして、照明器具2の制御部25は、制御信号の信号強度に応じて定められた制御値に従って、自己の光源26の調光を制御する。すなわち、照明器具2は、コントローラ1からの制御信号の信号強度に応じて、自己の光源26の調光を制御する。これにより、例えば、コントローラ1からの制御信号の信号強度が高くなるに従って、照明器具2が自己の光源26の発光強度を高くすることによって、照明システムの施工者は、照明器具2の光源26が明るく点灯している場合には、コントローラ1から調光信号を受信するための信号強度が十分確保できていると判断でき、照明器具2の光源26が暗く点灯している場合には、コントローラ1から調光信号を受信するための信号強度が十分確保できていないと判断できる。したがって、電力線通信により照明器具を制御する照明システムにおいて、リピータ装置(機能)の要否を容易に判断することができる。
また、照明器具2は、制御信号を受信した場合(ステップS4)、制御信号の信号強度を測定し(ステップS5)、測定した信号強度を示す強度データを含むデータ信号をコントローラ1に送信する(ステップS7)。コントローラ1は、データ信号に含まれる強度データに応じて定められた制御値を含む調光信号を照明器具に送信する(ステップS11)。照明器具1は、調光信号に含まれる制御値に従って、自己の光源26の調光を制御する(ステップS13)。これにより、各照明器具2の記憶部24に、強度データと制御値とを対応させた変換テーブルを設ける必要がない。
(第2実施形態)
図3は第2実施形態に係る照明システムの構成例を示すブロック図であり、図4は第2実施形態に係る照明システムの動作の流れを示すフローチャートである。なお、第1実施形態と同一の構成および機能には、同一の符号を付して説明を省略することがある。
図3に示すように、第2実施形態に係る照明システムは、コントローラ1と照明器具2aとを備える。コントローラ1および照明器具2aは、電力線3を介して、交流電源4に接続されている。
図3では、図1と比較すると、照明器具2aの制御部25には、照明器具2のデータ信号生成部252に代えて、制御値取得部254が備えられている。また、記憶部24には、強度データと制御値とが関連付けられた変換テーブルが記憶されている。
制御値取得部254は、信号強度測定部251により強度データが生成された場合、生成された強度データに対応する制御値を変換テーブルから取得し、出力する。制御部25は、制御値取得部254によって制御値が出力された場合、出力された制御値に従って、自己の光源26の調光を制御する。
図4では、図2と比較すると、ステップS5が実行された後に、ステップS6a,S7aが実行される。
ステップS6aにおいて、照明器具2の制御値取得部254は、信号強度測定部251により強度データが生成された場合、生成された強度データに対応する制御値を変換テーブルから取得し、出力する。
ステップS7aにおいて、照明器具2の制御部25は、制御値取得部254によって制御値が出力された場合、出力された制御値に従って、自己の光源26の調光を制御する。
以上の構成により、照明器具2の記憶部24には、制御信号の信号強度を示す強度データと制御値とが関連付けられた変換テーブルが記憶されている。照明器具2は、制御信号を受信した場合、制御信号の信号強度を測定し、変換テーブルから測定した信号強度と関連付けられた制御値を読み出して(ステップS6a)、読み出した制御値に従って、自己の光源の調光を制御する(ステップS7a)。これにより、照明器具2からコントローラ1へのデータ信号が不要となるため、照明システムの通信量を減少させることができる。
なお、コントローラ1の記憶部13に、変換テーブルを記憶させなくてもよい。また、コントローラ1の調光信号生成部142は、データ信号に含まれる強度データに対応する制御値を取得する機能を有さなくてもよい。
(その他の実施形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態について説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用可能である。
なお、上記実施形態において、コントローラ1の記憶部13、または、照明器具2の記憶部24に記憶される変換テーブルは、強度データと照明器具2の光源26の調光色を制御するために用いられる制御値とを関連付けたものであってもよいし、強度データと光源26の発光強度および調光色を制御するために用いられる制御値であってもよい。この場合、照明器具2は、制御値に従って、自己の光源26の調光色、または、発光強度および調光色を調光する。例えば、制御値が光源26の調光色を示すものである場合、強度データが高くなるに従って光源26が赤色に調色され、強度データが低くなるに従って光源26が青色に調色されるように、変換テーブルが定められていてもよい。すなわち、照明器具2は、制御信号の信号強度に応じて、自己の光源26の発光強度および調光色のうち、少なくとも1つを調光することとしてもよい。
また、上記実施形態において、コントローラ1の記憶部13、または、照明器具2の記憶部24に記憶される変換テーブルには、強度データが閾値以下の場合、照明器具2の光源26を消灯するように、強度データと制御値との関係が定められていてもよい。すなわち、照明器具2は、強度データ(制御信号の信号強度)が閾値以下の場合、自己の光源26を消灯させるように制御されてもよい。この場合、強度データが閾値より大きい場合には、照明器具2の光源26を点灯させ、強度データが閾値以下の場合には、照明器具2の光源26を消灯させるように、変換テーブルが定められていてもよい。
また、上記実施形態において、コントローラ1の操作部12、または、照明器具2の操作部23に対する操作入力に応じて、変換テーブルに定められた強度データと制御値との関係が変更されるようにしてもよい。また、コントローラ1の操作部12、または、照明器具2の操作部23に対する操作入力に応じて、上述した強度データの閾値が変更されるようにしてもよい。
また、上記実施形態おいて、制御信号は、各照明器具2に対して設定されているID情報を要求するために、コントローラ1から送信されるものでなくてもよく、他の目的で、コントローラ1から照明器具2に送信されるものでもよい。すなわち、制御信号は、コントローラ1から照明器具2に送信されるものであればよい。
また、データ信号には、ID情報が含まれていなくてもよく、他の情報が含まれてもよい。すなわち、データ信号には、強度データが含まれていればよい。
1 コントローラ
2 照明器具
3 電力線
4 交流電力
12 操作部
13 記憶部
14 制御部
141 制御信号生成部
142 調光信号生成部
15 通信部
22 通信部
23 操作部
24 記憶部
25 制御部
251 信号強度測定部
252 データ信号生成部
253 リピータ機能設定部
254 制御値取得部
26 光源

Claims (8)

  1. 照明器具と、
    電力線通信により前記照明器具の制御を行うコントローラとを備え、
    前記コントローラは、電力線通信により、制御信号および調光信号を送信し、
    前記照明器具は、前記制御信号を受信した場合、前記制御信号の信号強度を測定し、測定した前記信号強度に応じて定められた制御値に従って、自己の光源の調光を行い、
    前記照明器具は、受信した調光信号を他の照明器具に転送するリピータ機能を有し、
    前記制御信号は、前記照明器具の前記リピータ機能をONまたはOFFに設定するために用いられることを特徴とする照明システム。
  2. 請求項1記載の照明システムにおいて、
    前記照明器具は、前記制御信号を受信した場合、前記制御信号の信号強度を測定し、測定した前記信号強度を示す強度データを含むデータ信号を前記コントローラに送信し、
    前記コントローラは、前記データ信号に含まれる前記強度データに応じて定められた制御値を含む調光信号を前記照明器具に送信し、
    前記照明器具は、前記調光信号に含まれる前記制御値に従って、自己の光源の調光を制御することを特徴とする照明システム。
  3. 請求項1記載の照明システムにおいて、
    前記照明器具は、
    前記制御信号の信号強度と前記制御値とが関連付けられた変換テーブルを記憶した記憶部を備え、
    前記制御信号を受信した場合、前記制御信号の信号強度を測定し、前記変換テーブルから測定した前記信号強度と関連付けられた前記制御値を取得して、取得した制御値に従って、自己の光源の調光を制御することを特徴とする照明システム。
  4. 請求項1~3のいずれか1項記載の照明システムにおいて、
    前記照明器具は、前記制御信号の信号強度が閾値以下の場合、自己の光源を消灯することを特徴とする照明システム。
  5. 請求項1~4のいずれか1項記載の照明システムにおいて、
    前記コントローラは、
    ユーザからの操作入力を受け付ける操作部をさらに備え、
    前記操作入力に応じて、前記制御信号の信号強度に対応する前記制御値、または、前記閾値を変更することを特徴とする照明システム。
  6. 請求項1~5のいずれか1項記載の照明システムにおいて、
    前記照明器具は、前記制御信号の信号強度に応じて、自己の光源の発光強度および調光色のうち、少なくとも1つを調光することを特徴とする照明システム。
  7. 電力線通信により照明器具の制御を行う照明システムのコントローラであって、
    電力線通信により、制御信号および調光信号を送信し、
    前記照明器具によって測定された前記制御信号の信号強度を示す強度データを含むデータ信号を前記照明器具から受信して、前記データ信号に含まれる前記強度データに応じて定められた制御値を含む調光信号を前記照明器具に送信し、
    前記照明器具は、受信した調光信号を他の照明器具に転送するリピータ機能を有し、
    前記制御信号は、前記照明器具の前記リピータ機能をONまたはOFFに設定するために用いられることを特徴とする照明システムのコントローラ。
  8. 電力線通信により、コントローラから送信される調光信号に従って、自己の光源の調光を行う照明器具であって、
    電力線通信により、コントローラから制御信号を受信した場合、当該制御信号の信号強度を測定し、測定した信号強度に応じて定められた制御値に従って、自己の光源の調光を
    い、
    受信した調光信号を他の照明器具に転送するリピータ機能を有し、
    前記制御信号は、前記照明器具の前記リピータ機能をONまたはOFFに設定するために用いられることを特徴とする照明器具。
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