JP7345736B2 - マルチホップシステムにおけるセクタ化通信とルート発見の統合 - Google Patents
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1.1.WLANシステム
802.11などのWLANシステムでは、パッシブスキャン及びアクティブスキャンという2つのスキャンモードが規定される。以下は、パッシブスキャンの特性である。(a)ネットワークに参加しようと試みる新規局(STA)は、各チャネルを検査し、最大でMaxChannelTimeにわたってビーコンフレームを待つ。(b)ビーコンが受け取られなかった場合、新規STAは別のチャネルに移行し、従ってスキャンモードで信号を送信しないのでバッテリ電力を節約する。STAは、ビーコンを見逃さないように各チャネルにおいて十分な時間にわたって待つべきである。ビーコンが失われた場合、STAはさらなるビーコン送信間隔(BTI)にわたって待つべきである。
IEEE 802.11s(以下、802.11s)は、802.11標準に無線メッシュネットワーキング能力を加えた標準である。802.11sでは、新たなタイプの無線局と、メッシュネットワーク発見、ピアツーピア接続の確立及びメッシュネットワークを通じたデータのルーティングを可能にする新たなシグナリングとが規定される。
一般に、ミリメートル波帯におけるWLANでは、高い経路損失を考慮して通信にとって十分なSNRを提供するために、送信、受信、又はこれらの両方に指向性アンテナを使用する必要がある。送信又は受信において指向性アンテナを使用すると、スキャンプロセスも指向性になる。IEEE 802.11ad及び新たな標準802.11ayでは、ミリメートル波帯を介した指向性送受信のためのスキャン及びビームフォーミング手順が規定されている。
mmW WLANの最先端システムの例は、802.11ad標準である。
新規STAは、特定のSSID、SSIDリスト、又は全ての発見されたSSIDをスキャンするためにパッシブ又はアクティブスキャンモードで動作する。パッシブなスキャンを行うには、STAが、SSIDを含むDMGビーコンフレームをスキャンする。アクティブなスキャンを行うには、DMG STAが、所望のSSID又は1又は2以上のSSIDリスト要素を含むプローブ要求フレームを送信する。DMG STAは、プローブ要求フレームの送信前に、DMGビーコンフレームの送信又はビームフォーミングトレーニングの実行を行うことが必要な場合もある。
BFトレーニングは、セクタスイープを使用するBFトレーニングフレーム送信の双方向シーケンスであり、各STAが送信及び受信の両方に適したアンテナシステム設定を決定するために必要なシグナリングを行う。
このSLS BFトレーニング段階は、802.11ad標準のセクタレベルスイープ(SLS)必須段階に焦点を置く。SLS中には、一対のSTAが、異なるアンテナセクタを介して一連のセクタスイープ(SSW)フレーム(又は、PCP/APにおける送信セクタトレーニングの場合にはビーコン)を交換して、最も高い信号品質を提供するセクタを発見する。最初に送信を行う局はイニシエータと呼ばれ、2番目に行う局はレスポンダと呼ばれる。
図10Aから10Cに、アドホックオンデマンド距離ベクトル(AODV)ルーティングプロトコルの使用例を示す。ルーティングプロトコルは、複数のホップ(中間STA)を通じて発信局(STA)と宛先STAとの間で通信経路を確立するための一連のルールである。AODVは、無線媒体を通じた現在のマルチホップルーティングの一般的本質を表すルーティングプロトコルである。AODVでは、STAが、図10A~図10Cの例に見られるような以下のステップに従ってルートを生成する。
図11に、STAにセンサ及びアクチュエータなどへの外部I/OをもたらすI/O経路12に結合されたバス14にコンピュータプロセッサ(CPU)16及びメモリ(RAM)18結合されたハードウェアブロック13内へのI/O経路12を示す、STAハードウェア構成の実施形態例10を示す。プロセッサ16上では、STAが「新規STA」又は既にネットワーク内に存在するSTAのうちの1つの機能を実行できるように、通信プロトコルを実装するプログラムを実行するための、メモリ18からの命令が実行される。また、このプログラミングは、現在の通信状況でどのような役割を果たしているかに応じて異なるモード(ソース、中間、宛先)で動作するように構成されると理解されたい。この図示のホストマシンは、近隣STAとの間でフレームを送受信する複数のアンテナ24a~24n、26a~26n、28a~28nへの無線周波数(RF)回路22a、22b、22cに結合されたmmWモデム20を含むように構成される。また、このホストマシンは、(単複の)アンテナ34への無線周波数(RF)回路32に結合されたsub-6GHzモデム30を含むことも分かる。
数多くの無線用途では、データ配信の中断を避けるために閉塞リンクを素早く検出して置換することが重要である。大半のマルチホップルーティングプロトコルは、STAにおけるルーティングプロトコルを設定する際に複数のネクストホップオプションの発見及び追跡を考慮しない。この結果、これらの既存の無線プロトコルは、プライマリルートが閉塞した時に高い遅延及び再発見オーバーヘッドに見舞われていた。これとは対照的に、本発明者による先願では、閉塞シナリオ下でさらなる設定オーバーヘッドを伴わずにネクストホップオプションを発見してこれらをいつでも展開できるように維持することを開示した。
4.1.近隣リスト
アンテナセクタスイープを実行することによって取得された情報は、本明細書では近隣リストと呼ぶデータベースをSTAが構築する際に利用され、STAは、この近隣リスト内のSTAの各アンテナセクションの受信信号品質情報を自機のメモリに記憶する。少なくとも1つの実施形態では、近隣リストの各インスタンスが、近隣STAに関する雑多な情報を記憶するようにも構成される。近隣リストの目的は、各STAが近隣STAを認識して最良の送信/受信セクタを選択できるようにすることである。
以下の説明では、発信局(送信元)が、宛先局と呼ばれる別の局(STA)への通信を開始する局(STA)とみなされる。ルーティングテーブルは、後の項で説明するルート発見プロセスの結果として構築される。発信元STAは、宛先STAにデータフレームを送信する前に宛先STAへのルートを設定する。宛先STAへのルートは、ルーティングテーブルに基づいて管理される。ルーティングテーブルは、(ここでは列形式で示す)宛先STA毎のレコードを含み、従って発信元STAは、宛先STAへのフレーム送信に備えて宛先STAのレコードを検索することができる。
各STAは、自機が近隣STAに転送したフレームのタイプ(RREQ又はRREP)をメッセージのシーケンス番号及びメトリックと共に追跡するための1つの転送テーブルを有する。転送テーブルは、近隣STA毎に1つの列(レコード)を有し、少なくとも1つの実施形態例では以下の要素を含む。(a)Neighbor:近隣STAのアドレスである。(b)OrigSTA:近隣ノードに転送されたルーティング管理フレームの発信元STAである。(c)SeqNum:近隣ノードに送信されたルーティング管理フレームのシーケンス番号である。(d)Type:近隣ノードに送信されたルーティング管理フレームのタイプ(RREQ/RREP)である。(e)Metric:近隣ノードに送信されたルーティング管理フレームのメトリックである。
(STA間の接続性及びリンク構成に応じて)発信元STAから宛先STAにデータトラフィックを中継できる複数の中間STAが存在する複数のSTAノードから成るmmWネットワークの例について考察する。発信元STAは、近隣STAが既にセクタスイープ(SSW)を実行し終えていると仮定して、マルチホップルートを確立するために近隣STAにルート要求(RREQ)を送信する。発信元STAの(直接範囲内の)各1ホップ近隣がRREQフレームを受け取り、そのルーティングテーブルを発信元STAへのエントリで更新する。次に、各近隣STAは、受け取られたRREQの発信元STAを除く1ホップ近隣に同様にRREQを転送する。
4.5.1.ルーティング要求(RREQ)及びルーティング応答(RREP)
図16に、RREQフレーム112及びそのサブフィールド114、116の実施形態例110を示す。フレーム112は以下を含む。(a)フレームのタイプを示すFrame Control(フレーム制御)フィールド。(b)搬送波感知多重アクセス/衝突回避(CSMA/CA)チャネルアクセスに使用されるNAV情報(仮想搬送波感知機構)を含むDuration(継続時間)フィールド。(c)Recipient Address(受信機アドレス)(RA)フィールドは、フレームの受信機のアドレスを含む。(d)Tranmitting Address(送信アドレス)(TA)フィールドは、フレームを送信するSTAのアドレスを含む。(e)後述するルーティング要求の詳細を含むRREQフィールド。(f)Frame Check Sequence(フレームチェックシーケンス)(FCS)フィールドはRREQフレームに含まれる。
図18に、ステータス要求フレーム152及びそのサブフィールド154の実施形態例150を示す。SREQフレーム152は以下のフィールドを含む。(a)フレームのタイプを示すFrame Control(フレーム制御)フィールド。(b)CSMA/CAチャネルアクセスに使用されるNAV情報を含むDuration(継続時間)フィールド。(c)Recipient Address(受信機アドレス)(RA)フィールドは、フレームの受信機のアドレスを含む。(d)Tranmitting Address(送信アドレス)(TA)フィールドは、フレームを送信するSTAのアドレスを含む。(e)後述するルーティング要求の詳細を含むSREQフィールド。(f)Frame Check Sequence(フレームチェックシーケンス)(FCS)フィールドは、RREQフレームに含まれる。
図20に、開示する無線プロトコル下で実行される、ルート発見動作とセクタスイープ動作とを統合するプロセスの実施形態例190を示す。実行は、イニシエータSTAが近隣STAとの間でセクタスイープ(SSW)動作を開始するブロック192から開始する。ブロック194において、ターゲットSTAにルート要求(RREQ)メッセージを送信する必要があるかどうかをチェックする。送信すべきRREQが存在する場合、ブロック196において、STAが各セクタスイープ動作にRREQフレームを添付し、SSWに自機の要求を抱き合わせる。その後、ブロック194から直接、又はブロック196を通じてブロック198に到達し、送信機STAの近隣であるターゲットSTAに向けてSSWフレームを送信し(198)、ターゲットSTAに向けてSSWフレームを送信する際に異なるアンテナセクタを使用してこのプロセスを実行した後に処理は終了する(200)。
中間STAが宛先STAのための最新(推定有効)ルート情報を有する事例について考察する。
この例では、図22に示した実施例1と同じトポロジ及びリンクメトリックについて考察する。この例では、STA A及びSTA Bにおいて事前にルーティング情報が利用可能でないものと想定され、表7及び表8にこれらのルーティングテーブルを示す。
図31及び図32に、STA S及びSTA BがRREQを添付する実施形態例410、430を示す。図31では、イニシエータ412であるSTA Aが、STA Sから受け取ったRREQ1 416をレスポンダ414であるSTA Bに送信している。同様に、STA Bは、STA Aから受け取ったRREQ2 418をSTA Aに対して添付していることが分かる。従って、STA A及びSTA Bは、互いにSSWを実行する際には、送信するSSWフレームにこれらのRREQを埋め込む。
図35及び図36に、STA AがSTA Bとの間でSSWを実行する前に、SSW中にSTA Dに対してRREQを添付する実施形態例490、510を示す。事例2では、SSWが上述したものとは異なる順序で構成され、具体的には最初にSTA AがSTA Dとの間でSSWを実行し、その後にSTA Bとの間でSSWを実行する。STA Aは、最初にSTA Dとの間でSSWを実行する場合、STA Sから受け取ったRREQメッセージをSTA Dに向かうSSWフレームに添付する。引き換えに、STA DはRREP情報で応答する。
図40及び図41に、STA BがイニシエータであってSTA Dがレスポンダである事例の実施形態例590、610を示す。この事例については、STA AがSTA Dとの間でSSWを実行するものとして上述したが、以下では、STA BがRREQ1及びRREQ2の両方を受け取った後のSTA Bの動作について考察する。RREQ1はSTA Sから直接受け取られ、RREQ2はSTA Aを通じて受け取られている。図40では、イニシエータ592であるSTA Bが最良のメトリックを有するRREQメッセージを選択し、SSW動作を通じてこれをレスポンダ594であるSTA Dに転送する(596)。STA Dは、このRREQメッセージに応答してRREP598でSTA Bに返答する。図41では、STA B238がSTA D234との間でSSW612を実行し、その後にSTA D234がSTA B238との間でSSW614を実行する。このSSWの結果、STA B及びSTA Dは、自機のルーティングテーブルを表22及び表23に示すように更新する。
前節では、RREQフレームをセクタスイープフレームに抱き合わせる方法について詳述した。この事例では、RREQフレームが送信セクタを介して送信され、近隣STAが様々なセクタを通じてRREQフレームを受け取る。従って、STA及びその近隣STAは、このプロセスを通じてセクタスイープを実行し、その間にRREQ及び/又はRREPフレームも交換する。セクタスイープ動作の目的は、2つの装置による指向性リンクの確立を可能にするアンテナ設定を決定することである。これらの装置がリンクを確立すると、STAはビーム精緻化を実行することができる。従って、STAは、ビーム精緻化プロトコル(BRP)の使用を通じて自機のアンテナ設定を最適化することができる。
本節では、IEEE 802.11ay D2.0標準草案、並びに「Da Silva CR、Kosloff J、Chen C、Lomayev A、Cordeiro C、IEEE 802.11ayミリメートル波システムのためのビームフォーミングトレーニング(Beamforming Training for IEEE 802.11 ay Millimeter Wave Systems)、In 2018 Information Theory and Applications Workshop(ITA)、2018年2月11日(pp.1-9)、IEEE」という文献から採用した、これらに基づくビーム精緻化態様について説明する。
図46及び図47に、本開示の少なくとも1つの実施形態が適合するようになっている、データフレームに追加されたTRNフィールド、及びそのBRP TXパケットの構成の実施形態例710、730を示す。本TRNフィールドは、STAによって使用される送信/受信AWVの最適化を可能にする。図46には、STF、CE、Header、Data、AGC及びTRN-R/Tフィールドを有するように示す、標準的なフレームに添付されたTRNフィールド710を示す。なお、BRPフィールドを含むフレームはBRPパケットと呼ばれる。図47には、これらのTRNユニット732a(ユニット1)、732b(ユニット2)~732n(ユニットL)の構成730を示しており、これらはそれぞれ、TRNサブフィールドのP個の反復と、TRNサブフィールドのM個の反復とを含む。BRPパケットの送信機又はBRPパケットの受信機のいずれかは各TRNフィールドのAWVを変更し、受信機はどのAWVがより良好な信号受信をもたらすかを測定する。BRP-RXが送信される場合には、受信機が各TRNフィールドの受信AWVを変更する。受信機は、TRNフィールド間の信号品質を比較し、最良品質のTRNフィールドに使用されているAWVが使用のための最新のAWVになるように選択を行う。BRP-TXパケットが送信される場合には、送信機が各TRNフィールドの送信AWVを変更する。パケットの受信機は、その受信AWVを変更することなくTRNフィールド間の信号品質を評価して、送信機に最良のAWV情報をフィードバックする。この結果、送信機は、報告されたAWVを使用のための最新のAWVとみなすようになる。
図49に、RREQフレームにTRNフィールドが添付されたRREQを送信する実施形態例770を示す。ビーム精緻化手順をトリガする方法は複数存在し、一例としてこのうちの(a)満了時にビームトラッキングイニシエータがビーム精緻化プロセスを開始するタイマを使用するもの、(b)受信信号レベルが一定の閾値を下回った場合にSTAがBRPプロセスを開始するもの、という2つについて説明する。
図50に、TRNフィールドが組み込まれたRREQを受け取る実施形態例790を示す。TRNフィールドが添付されたBRPフレームを近隣STAが受け取ると、レスポンダは、このフレームがRREQメッセージを含む場合には本開示に従って特定の動作を行うように構成される。第1に、受信側STAは、ビーム精緻化応答フレームでイニシエータSTAに応答する。しかしながら、STAは、ルーティングプロセスに関するさらなる情報をBRP応答フレームに含めることもできる。具体的には複数の事例が発生する可能性があり、これらを以下のように例示する。(a)(ルーティングテーブルに従って)宛先STAに向かう有効なルート情報が存在する場合、近隣STAはRREPにBRPフレームを添付してイニシエータSTAに返送する。(b)宛先STAに向かう有効なルート情報は存在しないが、ビームトラッキングイニシエータSTAへの返送準備が整ったRREQフレームが存在する場合、近隣STAは、BRP応答フレームにRREQを含めてビームトラッキングイニシエータに向けて送信する。(c)宛先STAに向かう有効なルート情報が存在せず、ビームトラッキングイニシエータSTAに向けて返送すべきRREQフレームも存在しない場合、ビームトラッキングレスポンダは、RREQ又はRREPメッセージを含まないBRP応答フレームのみを送信する。
図22に示す、発信局STA S232、宛先局STA D234、STA A236及びSTA B238を有する一般的トポロジについて再び考察する。この例では、STA A及びSTA BのルーティングテーブルがSTA Dに向かう最新のルーティング情報を有すると想定される。STA Sとの間でBRPを実行する前のSTA A及びSTA Bのルーティングテーブルは、それぞれ表28及び表29に示す通りである。
前節では、セクタスイープフレームの内部にRREQ/RREPメッセージを埋め込むことによってセクタスイープとルート発見プロセスとを統合する方法、さらにはビーム精緻化とRREQ/RREPメッセージの交換とを統合する方法について説明した。
以下の概要は、本開示のいくつかの重要な要素を開示するものであるが、この概要は、本開示の重要な要素のみを説明するものとして解釈すべきではない。
提示した技術の説明した強化は、様々な無線通信局のプロトコル内に容易に実装することができる。また、無線通信局が、1又は2以上のコンピュータプロセッサ装置(例えば、CPU、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、コンピュータ対応ASICなど)、及び命令を記憶する関連するメモリ(例えば、RAM、DRAM、NVRAM、FLASH、コンピュータ可読媒体など)を含むように実装されることにより、メモリに記憶されたプログラム(命令)がプロセッサ上で実行されて、本明細書で説明した様々なプロセス法のステップを実行することが好ましいと理解されたい。
192 ターゲットSTAとの間のイニシエータSSW
194 ターゲットSTAへの送信準備が整ったRREQメッセージが存在するか?
196 SSWフレームにRREQメッセージを含める
198 異なるアンテナセクタを使用してターゲットSTAに向けてSSWフレームを送信
200 終了
表1
STA Sにおける空のルーティングテーブル
表2
STA Sとの間のSSW前のSTA Aのルーティングテーブル
表3
STA Sとの間のSSW前のSTA Bのルーティングテーブル
表4
STA A&Bとの間のSSWフレーム交換後のSTA Sのルーティングテーブル
表5
STA Sとの間のSSW後のSTA Aのルーティングテーブル
表6
STA Sとの間のSSW後のSTA Bのルーティングテーブル
表7
STA Aの初期ルーティングテーブル
表8
STA Bの初期ルーティングテーブル
表9
STA Sの初期ルーティングテーブル
表10
STA Aとの間のSSW後のSTA Sのルーティングテーブル
表11
STA Sとの間のSSW後のSTA Aのルーティングテーブル
表12
STA Bとの間のSSW後のSTA Sのルーティングテーブル
表13
STA Sとの間のSSW後のSTA Bのルーティングテーブル
表14
STA Bとの間のSSW後のSTA Aのルーティングテーブル
表15
STA Aとの間のSSW後のSTA Bのルーティングテーブル
表16
RREQ1/RREQ2のうちの最良を使用したSTA Dとの間のSSW後のSTA Aのルーティングテーブル
表17
STA Aとの間のSSW後のSTA Dのルーティングテーブル
表18
RREQ1を使用したSTA Dとの間のSSW後のSTA Aのルーティングテーブル
表19
STA Aとの間のSSW後のSTA Dのルーティングテーブル
表20
STA Bとの間のSSW(STA Sから受け取られたRREQ1の転送)後のSTA Aのルーティングテーブル
表21
STA Aとの間のSSW(STA Sから受け取られたRREQ2の転送)後のSTA Bのルーティングテーブル
表22
STA Dとの間のSSW後のSTA Bのルーティングテーブル
表23
STA Bとの間のSSW後のSTA Dのルーティングテーブル
表24
ビームフォーミングリンクを通じたSTA BからのRREP後のSTA Aのルーティングテーブル
表25
ビームフォーミングリンクを通じたSTA AからのRREP後のSTA Bのルーティングテーブル
表26
STA AからのRREP後のSTA Sのルーティングテーブル
表27
STA BからのRREP後の更新されたSTA Sのルーティングテーブル
表28
STA Sとの間のBRP前のSTA Aのルーティングテーブル
表29
STA Sとの間のBRP前のSTA Bのルーティングテーブル
表30
STA A&Bとの間のBRPフレームの交換後のSTA Sのルーティングテーブル
表31
STA Sとの間のBRP前のSTA Aのルーティングテーブル
表32
STA Sとの間のBRP前のSTA Bのルーティングテーブル
表33
STA Sの転送テーブル
表34
STA SからのRREQ後のSTA Aのルーティングテーブル
表35
STA SからのRREQ後のSTA Bのルーティングテーブル
Claims (9)
- ネットワークにおける無線通信装置であって、
(a)少なくとも1つの他の指向性無線通信回路と直接或いは1又は2以上のホップを通じて無線で通信するように構成された指向性無線通信回路を含む局と、
(b)無線ネットワークを介して局動作を制御するように構成された、前記無線通信回路内のプロセッサと、
(c)前記プロセッサが実行できる命令を記憶した非一時的メモリと、
を備え、
(d)前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、
(i)ルート要求イニシエータ局として実行して、
(A)前記局が近隣局のためのセクタ情報を欠いている場合に、セクタスイープ(SSW)とルート発見とを組み合わせた動作を実行することと、
(B)近隣局と通信するための最良の方向を発見するよう、前記指向性無線通信回路から複数のセクタ方向にわたってセクタスイープ(SSW)フレームを送信することによって前記セクタスイープ(SSW)を実行することと、
(C)複数のセクタ方向にわたって送信される前記セクタスイープ(SSW)フレームの各々にルート要求(RREQ)メッセージを添付することと、
(D)近隣局からセクタスイープ(SSW)フレームを受け取って処理し、いずれかの組み込まれたルート要求(RREQ)又はルート応答(RREP)メッセージコンテンツを処理することと、
を含むルート要求発見プロセスを開始するステップと、
(ii)ルート要求イニシエータ局からのルート要求発見プロセスに応答して、ルート要求レスポンダ局として、
(A)複数のセクタ方向にわたってセクタスイープ(SSW)フレームを送信することによって、前記ルート要求イニシエータから直接又は近隣局を介して受け取られた1又は2以上のセクタスイープ(SSW)フレームに応答することと、
(B)前記1又は2以上の受け取られたセクタスイープ(SSW)フレームに添付されたルート要求(RREQ)メッセージを検出して処理したことに応答して、前記ルート要求(RREQ)メッセージに応答すべき有効なルートが存在する場合に、前記送信されるセクタスイープ(SSW)フレームの各々にルート応答(RREP)メッセージを添付することと、
(C)前記1又は2以上の受け取られたセクタスイープ(SSW)フレームに添付されたルート要求(RREQ)メッセージを検出して処理したことに応答して、前記ルート要求(RREQ)メッセージに応答すべき有効なルートが存在せず、かつ近隣局に送信すべきルート要求(RREQ)メッセージが存在する場合に、前記送信されるセクタスイープ(SSW)フレームの各々にルート応答(RREQ)メッセージを添付することと、
を実行するステップと、
(iii)前記ルート要求イニシエータ局から、1又は2以上のルート要求レスポンダ局を通じて、前記ルート要求レスポンダ局のうちの1つを含むことができる宛先局に至るルートを確立するステップと、
を実行する、
ことを特徴とする装置。 - 前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、1又は2以上の受け取られたセクタスイープフレームについてのリンクメトリックを追跡し、前記1又は2以上の受け取られたセクタスイープフレームを送信した前記局に前記リンクメトリックを伝達するステップをさらに実行する、
請求項1に記載の装置。 - 前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、ルート要求発見プロセスから複数のルーティング要求(RREQ)が受け取られたことに応答するルート要求レスポンダ局として実行しているときに、近隣局又は宛先局に転送すべき前記最良のリンクメトリックを有する前記ルーティング要求を選択する、
請求項1に記載の装置。 - 前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、セクタスイープ及びルート発見動作に応答して、この局と近隣局との間の指向性通信リンクを確立することをさらに含む、
請求項1に記載の装置。 - 前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、方向セクタ設定をさらに調整するよう、この局と近隣局との間の前記指向性通信リンクに対してビーム精緻化プロトコル(BRP)を実行することをさらに含む、
請求項4に記載の装置。 - 前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、ルート要求(RREQ)メッセージを受け取った前記局が無線通信の宛先でない場合には、前記ルート要求(RREQ)メッセージを自機の近隣局に伝搬し、或いは前記ルート要求(RREQ)メッセージを受け取った前記局が無線通信の宛先である場合には、前記受け取られたルート要求(RREQ)メッセージの送信元である局にルート応答メッセージを送出する、ことによって前記ルート要求(RREQ)メッセージの受信に応答することを実行する、
請求項1に記載の装置。 - 前記命令は、前記プロセッサによって実行されたときに、1又は2以上のルート応答メッセージが1又は2以上の経路を通じて、前記ルート要求(RREQ)メッセージを最初に送信した局である発信局によって受け取られるまで、近隣局にルート応答メッセージを伝搬することを実行する、
請求項6に記載の装置。 - 前記無線通信回路は、メッシュネットワーク及び非メッシュネットワークの両方における指向性通信のために構成されたミリメートル波(mmW)局を含む、
請求項1に記載の装置。 - ネットワークにおいて無線通信を実行する方法であって、
(a)指向性無線通信回路を含む局から少なくとも1つの他の指向性無線通信回路に無線で通信を行い、ルート要求イニシエータ局から宛先局への直接ルート或いは1又は2以上のホップを通じた間接ルートのいずれかを確立するルート要求イニシエータ局、ルート要求レスポンダ局又は宛先局として動作するステップと、
(b)ルート要求イニシエータ局として実行して、
(i)前記局が近隣局のためのセクタ情報を欠いている場合に、セクタスイープ(SSW)とルート発見とを組み合わせた動作を実行することと、
(ii)近隣局と通信するための最良の方向を発見するよう、前記指向性無線通信回路から複数のセクタ方向にわたってセクタスイープ(SSW)フレームを送信することによって前記セクタスイープ(SSW)を実行することと、
(iii)複数のセクタ方向にわたって送信される前記セクタスイープ(SSW)フレームの各々にルート要求(RREQ)メッセージを添付することと、
(iv)近隣局からセクタスイープ(SSW)フレームを受け取って処理し、いずれかの組み込まれたルート要求(RREQ)又はルート応答(RREP)メッセージコンテンツを処理することと、
を含むルート要求発見プロセスを開始するステップと、
(c)ルート要求イニシエータ局からのルート要求発見プロセスに応答して、ルート要求レスポンダ局として、
(i)複数のセクタ方向にわたってセクタスイープ(SSW)フレームを送信することによって、前記ルート要求イニシエータから直接又は近隣局を介して受け取られた1又は2以上のセクタスイープ(SSW)フレームに応答することと、
(ii)前記1又は2以上の受け取られたセクタスイープ(SSW)フレームに添付されたルート要求(RREQ)メッセージを検出して処理したことに応答して、前記ルート要求(RREQ)メッセージに応答すべき有効なルートが存在する場合に、前記送信されるセクタスイープ(SSW)フレームの各々にルート応答(RREP)メッセージを添付することと、
(iii)前記1又は2以上の受け取られたセクタスイープ(SSW)フレームに添付されたルート要求(RREQ)メッセージを検出して処理したことに応答して、前記ルート要求(RREQ)メッセージに応答すべき有効なルートが存在せず、かつ近隣局に送信すべきルート要求(RREQ)メッセージが存在する場合に、前記送信されるセクタスイープ(SSW)フレームの各々にルート応答(RREQ)メッセージを添付することと、
を実行するステップと、
(d)前記ルート要求イニシエータ局から、1又は2以上のルート要求レスポンダ局を通じて、前記ルート要求レスポンダ局のうちの1つを含むことができる宛先局に至るルートを確立するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
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