JP7345059B2 - ルーティング制御方法、装置、プログラム及びコンピュータ装置 - Google Patents

ルーティング制御方法、装置、プログラム及びコンピュータ装置 Download PDF

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Description

本出願は、2020年1月13日に中国特許庁に出願した出願番号が202010031982.6であり、発明の名称が「ルーティング制御方法、装置、電子機器及び記憶媒体」である中国特許出願に基づく優先権を主張し、その全ての内容を参照により本発明に援用する。
本発明は、コンピュータの技術分野に関し、特にルーティング制御方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
従来の静的ルーティング構成スキームは、指定されたソースサイトのドメイン名について、実験又は統計情報に基づいて該ドメイン名にアクセスするための転送経路を決定し、それに応じて該経路における全てのノードのルーティング情報を構成する。これによって、全てのノードは、該ドメイン名にアクセスする全ての要求を該経路における次のホップノードに転送する。その後、該ドメイン名にアクセスする全ての要求、そのルーティング情報が完全に同一であり、変更されなくなり、ネットワークにおいてリアルタイムで発生した緊急状況を効果的に処理することは困難であるため、クラウドアクセラレーションネットワークの可用性が低下し、アクセス要求に対する処理効率が低下してしまう。
クラウドアクセラレーションネットワークにおけるインテリジェントルーティングサーバが実行するルーティング制御方法であって、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける転送ノードにより送信されたルーティング照会要求を受信するステップであって、前記ルーティング照会要求は、ターゲットノードへのアクセス要求に従って前記転送ノードにより生成される、ステップと、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて転送経路の経路情報を取得するステップであって、前記転送経路は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて前記アクセス要求を転送するために使用される、ステップと、前記転送ノードが前記経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送するように、前記経路情報を前記転送ノードに送信するステップと、を含む、方法を提供する。
クラウドアクセラレーションネットワークにおける転送ノードが実行するルーティング制御方法であって、第1の転送経路の経路情報を取得するステップであって、前記第1の転送経路の経路情報は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおけるインテリジェントルーティングサーバによりルーティング照会要求が受信された後、クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて決定され、前記第1の転送経路は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいてターゲットノードへのアクセス要求を転送するために使用される、ステップと、前記第1の転送経路の経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送するステップと、を含む、方法を提供する。
1つの好ましい実施形態では、前記第1の転送経路の経路情報は、前記インテリジェントルーティングサーバにより前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報及び前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて決定される。
1つの好ましい実施形態では、前記方法は、前記インテリジェントルーティングサーバが転送ノードの状態情報に基づいて各2つの転送ノード間の第1のネットワーク距離を決定するように、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける他の転送ノードを検出し、他の転送ノードの状態情報を決定して前記インテリジェントルーティングサーバに報告するステップと、前記インテリジェントルーティングサーバが転送ノードの状態情報及び前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて転送ノードと前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードとの間の第2のネットワーク距離を決定するように、前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードを検出し、前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報を決定して前記インテリジェントルーティングサーバに報告するステップと、をさらに含む。
ルーティング制御装置であって、クラウドアクセラレーションネットワークにおける転送ノードにより送信されたルーティング照会要求を受信する受信部であって、前記ルーティング照会要求は、ターゲットノードへのアクセス要求に従って前記転送ノードにより生成される、受信部と、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて転送経路の経路情報を取得する照会部であって、前記転送経路は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて前記アクセス要求を転送するために使用される、照会部と、前記転送ノードが前記経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送するように、前記経路情報を前記転送ノードに送信する送信部と、を含む、装置を提供する。
1つの好ましい実施形態では、前記照会部は、事前構成されたルーティングポリシーに従って、ルーティングテーブルから、前記転送ノードから前記ターゲットノードへの少なくとも1つの転送経路の経路情報を照会し、前記ルーティングテーブルは、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて利用可能な転送ノード、及び各2つの転送ノード間の第1のネットワーク距離を含み、前記第1のネットワーク距離は、転送ノードの状態情報に基づいて決定される。
1つの好ましい実施形態では、前記ルーティングテーブルは、転送ノードと前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードとの間の第2のネットワーク距離をさらに含み、前記第2のネットワーク距離は、転送ノードの状態情報及び前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて決定される。
1つの好ましい実施形態では、前記ルーティング照会要求は、前記ターゲットノードに対応する少なくとも1つのネットワークアドレスを含み、前記照会部は、前記ルーティング照会要求に前記ターゲットノードに対応する1つのネットワークアドレスが含まれる場合、前記ルーティングテーブルから、前記転送ノードから前記ターゲットノードへの最適な転送経路の経路情報を照会し、前記ルーティング照会要求に前記ターゲットノードに対応する少なくとも2つのネットワークアドレスが含まれる場合、前記ルーティングテーブルから、前記転送ノードから前記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスへの転送経路の経路情報をそれぞれ照会する。
1つの好ましい実施形態では、前記照会部は、前記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路から最適な転送経路を選択し、前記最適な転送経路の経路情報を前記転送ノードから前記ターゲットノードへの転送経路の経路情報とし、或いは、前記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路の経路情報を、前記転送ノードから前記ターゲットノードへの転送経路の経路情報とし、前記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路について重みを設定し、各転送経路に対応する重みは、負荷分散の原理に従って決定された、転送ノードが転送経路を介してアクセス要求を転送する優先順位を示し、或いは、前記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路から少なくとも2つの転送経路を選択し、選択された転送経路の経路情報を前記転送ノードから前記ターゲットノードへの転送経路の経路情報とし、そのうちの少なくとも1つの転送経路は主転送経路とされ、少なくとも1つの転送経路は代替転送経路とされる。
1つの好ましい実施形態では、前記各転送ノードの状態情報は、各転送ノードにより他の転送ノードを検出して報告され、前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報は、各転送ノードにより前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードを検出して報告される。
1つの好ましい実施形態では、前記装置は、ルーティングテーブルから、第1の所定期間内に他の転送ノードの状態情報を報告していない転送ノードを削除する更新部、をさらに含む。
ルーティング制御装置であって、第1の転送経路の経路情報を取得する経路取得部であって、前記第1の転送経路の経路情報は、クラウドアクセラレーションネットワークにおけるインテリジェントルーティングサーバによりルーティング照会要求が受信された後、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて決定され、前記第1の転送経路は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいてターゲットノードへのアクセス要求を転送するために使用される、経路取得部と、前記第1の転送経路の経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送する転送部と、を含む、装置を提供する。
1つの好ましい実施形態では、前記第1の転送経路の経路情報は、前記インテリジェントルーティングサーバにより前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報及び前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて決定される。
1つの好ましい実施形態では、前記装置は、検出部をさらに含み、前記検出部は、前記インテリジェントルーティングサーバが転送ノードの状態情報に基づいて各2つの転送ノード間の第1のネットワーク距離を決定するように、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける他の転送ノードを検出し、他の転送ノードの状態情報を決定して前記インテリジェントルーティングサーバに報告し、前記インテリジェントルーティングサーバが転送ノードの状態情報及び前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて転送ノードと前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードとの間の第2のネットワーク距離を決定するように、前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードを検出し、前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報を決定して前記インテリジェントルーティングサーバに報告する。
1つの好ましい実施形態では、前記経路取得部は、前記インテリジェントルーティングサーバにより直接送信された前記第1の転送経路の経路情報を受信し、前記ルーティング照会要求は、前記アクセス要求が受信された後、前記アクセス要求に従って生成され、或いは、前記経路取得部は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける他の転送ノードにより送信された前記第1の転送経路の経路情報を受信する。
1つの好ましい実施形態では、前記第1の転送経路の経路情報が前記インテリジェントルーティングサーバにより直接送信される場合、前記経路取得部は、前記アクセス要求を受信した後、前記アクセス要求に従って前記ルーティング照会要求を生成する前に、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされていないと決定し、或いは、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされており、且つ前記第2の転送経路の経路情報の使用期限が第2の所定期間を超えていると決定する。
1つの好ましい実施形態では、前記経路取得部は、前記アクセス要求を受信した後、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされており、且つ前記第2の転送経路の経路情報の使用期限が前記第2の所定期間を超えていないと決定された場合、前記第2の転送経路の経路情報を介して前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送する。
1つの好ましい実施形態では、前記第1の転送経路の数が少なくとも2つである場合、前記転送部は、前記第1の転送経路について対応する重みが設定されている場合、各第1の転送経路に対応する重みに基づいて1つの第1の転送経路を選択し、選択された第1の転送経路の経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送し、各第1の転送経路に対応する重みは、負荷分散の原理に従って決定された、転送ノードが第1の転送経路を介してアクセス要求を転送する優先順位を示し、第1の転送経路に少なくとも1つの主転送経路及び少なくとも1つの代替転送経路が含まれる場合、前記少なくとも1つの主転送経路から1つの主転送経路を選択し、選択された主転送経路の経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送する。
コンピュータ読み取り可能な命令が記憶されている1つ又は複数の不揮発性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータ読み取り可能な命令は、1つ又は複数のプロセッサにより実行される際に、1つ又は複数のプロセッサに上記のルーティング制御方法のステップを実行させる、記憶媒体を提供する。
コンピュータ読み取り可能な命令が記憶されているメモリと、1つ又は複数のプロセッサと、を含むコンピュータ装置であって、コンピュータ読み取り可能な命令は、プロセッサにより実行される際に、1つ又は複数のプロセッサに上記のルーティング制御方法のステップを実行させる、コンピュータ装置を提供する。
本発明の実施例に係る技術をより明確に説明するために、以下は、実施例の説明に必要な図面を簡単に紹介する。なお、以下の図面は、単に本発明の幾つかの実施形態であり、当業者は、創造的な作業を行うことなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
ここで説明する図面は、本発明をさらに理解させるためのものであり、本発明の一部を構成する。本発明の例示的な実施例及びその説明は、本発明を解釈するために使用され、本発明を不適切に限定するものではない。
本発明の実施例に係る静的なルーティング構成スキームの原理の概略図である。 本発明の実施例に係る応用シナリオの概略図である。 本発明の実施例に係るルーティング制御方法の概略図である。 本発明の実施例に係る転送ノードによる検出タスクの流れの概略図である。 本発明の実施例に係るクラウドアクセラレーションネットワークの全体的なフレームワークの概略図である。 本発明の実施例に係る他のルーティング制御方法の概略図である。 本発明の実施例に係る転送ノードによるデータ転送の流れの概略図である。 本発明の実施例に係る好ましいインタラクティブな実装のシーケンスフローの概略図である。 本発明の実施例に係るインテリジェントルーティングサーバの構成の概略図である。 本発明の実施例に係る転送ノードの構成の概略図である。 本発明の実施例に係る電子機器のブロック図である。 本発明の実施例に係るコンピュータ装置が適用されるハードウェア構成の概略図である。
本発明の実施例の目的、技術的手段及び利点をより明確にするために、以下は、本発明の実施例における図面を参照しながら、本発明の技術的手段を明確かつ完全に説明する。なお、説明される実施例は、本発明の技術的手段の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本明細書に記載される実施例に基づいて、当業者により創造的な作業を行うことなく得られた全ての他の実施例は、本発明の保護範囲に含まれる。
以下は、本発明の実施例に関する幾つかの概念を紹介する。
1.クラウドアクセラレーション(cloud acceleration):実サーバのネットワーク速度のアクセラレーションによりインターネットブラウジングを高速化するブラウザアクセラレーション技術である。従来のブラウザアクセラレーション技術と比較して、クラウドアクセラレーションはネットワーク速度の大幅な向上を実現する。本発明の実施例に係るクラウドアクセラレーションネットワークは、主に2つの部分、即ちインテリジェントルーティングサーバ(intelligent routing server)及び転送ノードから構成される。ここで、インテリジェントルーティングサーバは、転送ノードにより報告された状態情報をまとめて処理し、各転送ノードの外部ノードにアクセスするための転送経路の経路情報を計算する。一方、クラウドアクセラレーションネットワークは、世界中に、ユーザのアクセス要求を受信し、データを転送する転送ノードを展開する。
例えば、北京のユーザが広州のソースステーションにアクセスする場合、まず北京の転送ノードにアクセス要求を送信し、北京の転送ノードがルーティング情報がないと検出すると、インテリジェントルーティングサーバにルーティング照会要求を送信し、応答メッセージを受信した後、応答メッセージにおけるルーティング情報に基づいてデータを転送する。
2.転送ノード:ワークステーション、クライアント、ネットワークユーザ又はパーソナルコンピュータであってもよいし、サーバ、プリンタ及びその他のネットワーク接続デバイスであってもよい。ワークステーション、サーバ、端末装置、ネットワーク装置、即ち、独自のネットワークアドレスを持つ装置は、転送ノードであってもよい。本発明の実施例に係るクラウドアクセラレーションネットワークにおけるノードは、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてデータを転送してもよい。
3.クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノード:外部ノード又はサイトとも称される。本発明の実施例では、クラウドアクセラレーションネットワークに接続されているソースステーションを意味し、サーバ又は他のネットワーク装置であってもよい。ソースステーションアドレスは、ユーザのソースステーションのホストアドレスである。本発明の実施例では、ソースステーションアドレスには、ドメイン名(1つのみ)とネットワークアドレス(複数であってもよい)の2つのタイプがあり、両方ともポートをサポートする。
4.ネットワーク距離:ネットワーク伝送距離を意味する。本発明の実施例では、ネットワーク距離は、状態情報に基づいて決定され、ネットワークにおけるノード間の伝送遅延、パケット損失率、負荷などの情報を記述するために使用され、ルーティングテーブルに記録されてもよい。本発明の実施例に係るネットワーク距離は、ネットワーク遅延、パケット損失率及び負荷のデータ転送に対する影響を考慮しており、主にインテリジェントルーティングサーバが転送経路の経路情報を決定する際の参照情報として使用される。これによって、インテリジェントルーティングサーバは、ネットワーク状態をリアルタイムで感知し、ルーティングスキームを調整することができる。
5.状態情報:転送ノードのクラウドアクセラレーションネットワークにおける状態を示すための情報であり、検出により得られるネットワーク遅延、パケット損失率及び負荷などの情報を含む。本発明の実施例では、状態情報は、転送ノードにより検出され、主に2つの種類に分けられ、1つは、各転送ノード間の伝送遅延などを示す状態情報であり、もう1つは、転送ノードとクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードと間のネットワーク距離などの状態情報である。
6.ルーティングテーブル:ルータ又は他のインターネットネットワーク装置に記憶されたテーブルを意味する。このテーブルには、特定のネットワーク端末への経路が保存され、場合によって、これらの経路に関連するメトリックも保存される。本発明の実施例では、インテリジェントルーティングサーバにはルーティングテーブルが保存され、保存されたルーティングテーブルは、各転送ノードのルーティング照会要求をサービングするために使用される。ルーティングテーブルには、各転送ノード、及び各転送ノード間の第1のネットワーク距離が記憶される。さらに、ルーティングテーブルには、各転送ノードとクラウドアクセラレーションネットワークとの間の第2のネットワーク距離がされに記憶されてもよい。
7.転送経路:転送ノードがアクセス要求を転送するために使用される経路を意味する。転送経路には少なくとも1つの転送ノードが含まれる。転送経路に複数の転送ノードがある場合、各転送ノードの転送順序、即ち、1つの転送ノードからもう1つの転送ノードへの転送を行い、最終的にターゲットノードへの転送を行う順序をさらに含む。
本発明の実施例では、転送経路における各転送ノードは、対応するルーティング情報、即ち各転送ノードのソースアドレス、ターゲットアドレス、ネットワーク距離などを有し、これらの情報は、転送経路の経路情報と総称される。転送ノードAの場合、該転送ノードAの次のホップの転送ノードBのアドレスは、該転送ノードAに対応するターゲットアドレスであり、該転送ノードAは、対応するルーティング情報に基づいてデータを転送ノードBに転送する。
8.DNS(Domain Name System:ドメイン名システム):インターネットにおけるドメイン名とIPアドレスとが互いにマッピングされる分散データベースである。該DNSにより、ユーザは、機器により直接読み取られるIP(Internet Protocol:ネットワーク間の相互接続のためのプロトコル)の数字の文字列を覚える必要がなく、インターネットに便利にアクセスすることができる。ホスト名を介して、最終的に該ホスト名に対応するIPアドレスを取得するプロセスは、ドメイン名解析(又はホスト名解析)と称される。DNSサーバは、ドメイン名アドレスをドメイン名に対応するIPアドレスに変換した後、ターゲットサーバ、即ちターゲットノードに接続することができる。
9.PING(Packet Internet Groper:インターネットパケットエクスプローラ):Windows、Unix及びLinuxシステムにおける命令である。PINGは、通信プロトコルであり、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol:伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル)の一部である。PING命令を使用して、ネットワーク障害の分析と判定を行うように、ネットワークが接続されているか否かを確認することができる。
従来の静的なルーティング構成スキームでは、各ソースステーションのドメイン名ごとに、該ドメイン名にアクセスするための転送経路を手動で決定する必要がある。一方、端末装置の要求を受信するトラフィック入口(最初のホップの転送ノード)が複数ある。従って、トラフィック入口ごとに異なる転送経路を手動で指定する必要があるため、構成作業が非常に面倒になる。
図1は、関連技術における静的なルーティング構成スキームの原理の概略図である。図1に示すように、クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードとして、外部ノード1、外部ノード2、及び外部ノード3がある。クラウドアクセラレーションネットワークの内部の転送ノードとして、転送ノード1、転送ノード2、及び転送ノード3がある。外部ノード1への転送経路が1つのみあり、即ち、転送ノード1->転送ノード2->外部ノード1である。外部ノード2及び外部ノード3への転送経路がそれぞれ2つあり、即ち、転送ノード3->転送ノード4->ノード2と転送ノード5->転送ノード4->外部ノード2、及び転送ノード3->転送ノード4->外部ノード3と転送ノード5->転送ノード4->外部ノード3である。外部ノード2又は外部ノード3の場合、トラフィック入口は、転送ノード3と転送ノード5を含む。
ここで、転送ノード1又は転送ノード2に障害が発生した場合、外部ノード1への転送経路の経路情報に問題が発生し、外部ノード1へのデータ転送ができなくなる。同様に、転送ノード4に障害が発生した場合、外部ノード2及び外部ノード3への転送経路にも問題が発生し、外部ノード2又は外部ノード3へのデータ転送ができなくなる。
言い換えれば、ネットワークでノードに障害が発生すると、該ノードを介して転送する必要のある全てのアクセス要求に正常にアクセスできなくなり、ネットワークの可用性が低下する。また、様々な期間で、ネットワーク内の各転送ノードの負荷状況及び転送ノード間の通信速度も動的に変化するため、一部の転送ノードの性能が低下し、該転送ノードを介する全てのアクセス要求の平均アクセス時間が増加するため、アクセラレーションネットワークの性能が低下する。
さらに、ネットワーク内の一部の転送ノードが更新されたり、一部の転送ノードが追加又は削除されたりし、元のルーティングスキームが固定されてネットワークの動的な変化を感知できないため、ソフトウェアの更新とハードウェアの更新をそれに応じて同期できないため、最初に構成された転送経路の経路情報は、ハードウェアのアップグレード後に期待される性能を示すことができない場合がある。このため、性能を最適化する目的を達成するために、ハードウェアを更新するたびに元のルーティングスキームを手動で調整する必要があるため、人件費のコストが増加する。
これを鑑み、本発明の実施例は、ルーティング制御方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。端末装置がターゲットノードにアクセスする必要がある場合、端末装置は転送ノードにアクセス要求を送信し、ここで、該アクセスノードは、クラウドアクセラレーションネットワークを介してターゲットノードにアクセスするためのトラフィック入口であり、該転送ノードは、インテリジェントルーティングサーバにルーティング照会要求を送信する。ルーティング照会要求は、ターゲットノードのアドレス情報を搬送し、インテリジェントルーティングサーバは、ターゲットのアドレス情報に基づいて、各転送ノードの該ターゲットノードにアクセスするための転送経路の経路情報を決定する。また、インテリジェントルーティングサーバは、クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードのリアルタイムの負荷状態、転送ノード間の通信遅延及びパケット損失率に基づいて、各アクセス要求を転送するための転送経路の経路情報を動的に決定する。これによって、ターゲットノードへの転送経路の経路情報を手動で事前構成する必要がなく、手動操作を大幅に削減する。さらに、インテリジェントルーティングサーバは、転送ノードの状態情報に基づいてクラウドアクセラレーションネットワークにおけるハードウェアの更新をリアルタイムで感知し、ルーティング制御を自律的に調整することができるため、ネットワークのハードウェアとソフトウェアの同期更新の問題を解決することができる。
本発明の実施例に係るルーティング制御方式では、インテリジェントルーティングサーバがクラウドアクセラレーションネットワークにおける転送ノードのリアルタイムの状態情報に基づいて転送経路の経路情報を決定することで、手動で事前に構成する必要がなく、手動操作を削減する。また、転送経路は事前に指定された転送経路ではなく、インテリジェントルーティングサーバにより動的に構成される。ターゲットノードについて、転送経路は、異なる期間にクラウドアクセラレーションネットワークにおける転送ノードの状態に応じて変化する可能性がある。本発明の実施例で決定された転送経路の経路情報は、より科学的であり、現在のネットワーク状態により適しており、クラウドアクセラレーションネットワークの負担能力を向上させ、アクセス要求に対する処理効率を向上させることができる。また、アクセス要求を転送する際にクラウドアクセラレーションネットワークを最大限に活用することができ、クラウドアクセラレーションネットワークにおけるリアルタイムで発生する緊急状態を効果的に処理し、クラウドアクセラレーションネットワークの可用性を向上させることができる。
以下は、明細書の図面を参照しながら本発明の好ましい実施例を説明する。なお、本明細書に記載される好ましい実施例は、単に本発明を説明、解釈するためのものであり、本発明を限定するものではない。また、矛盾が生じない限り、本発明の実施例及び実施例における特徴を互いに組み合わせてもよい。
図2は、本発明の実施例に係る応用シナリオの概略図である。図2に示すように、該応用シナリオでは、2つの端末装置110、クラウドアクセラレーションネットワーク120、及びサーバ130を含む。ここで、サーバ130は、クラウドアクセラレーションネットワーク120の外部のノード、即ち、外部ノード又はサイトであり、クラウドアクセラレーションネットワーク120は、主に2つの部分、即ちインテリジェントルーティングサーバと転送ノードを含む。
ユーザA又はユーザBがターゲットノードにアクセスする必要がある場合、端末装置110を介してクラウドアクセラレーションネットワーク120における転送ノードにアクセス要求を送信してもよい。転送ノードは、アクセス要求を受信した後、ルーティング照会要求を生成し、それをクラウドアクセラレーションネットワーク120におけるインテリジェントルーティングサーバに送信する。インテリジェントルーティングサーバは、ルーティング照会要求を受信した後、クラウドアクセラレーションネットワーク120において該アクセス要求を転送するための転送経路の経路情報を照会し、それを転送ノードに送信する。該転送ノードは、転送経路の経路情報を受信した後、該経路情報に基づいてクラウドアクセラレーションネットワーク120において該アクセス要求を転送し、転送経路の最後の転送ノードを介してアクセス要求をクラウドアクセラレーションネットワーク120の外部のサーバ130におけるターゲットノードに転送する。
端末装置110は、クラウドアクセラレーションネットワーク120における転送ノードにアクセス要求を送信する前に、DNSサーバによりターゲットノードのドメイン名をさらに解析する必要がある。
具体的には、ユーザがターゲットノードにアクセスする必要がある場合、まず端末装置110を介してターゲットノードのドメイン名をローカルのDNSサーバに送信する。該ドメイン名は、クラウドアクセラレーションサービスにアクセスする必要があるため、ローカルのDNSサーバは、該ドメイン名をクラウドアクセラレーションドメイン名に解析し、端末装置110に送信する。端末装置110は、クラウドアクセラレーションドメイン名を受信した後、クラウドアクセラレーションドメイン名をクラウドアクセラレーションDNSサーバに送信し、クラウドアクセラレーションDNSサーバによりクラウドアクセラレーションドメイン名をさらに解析し、クラウドアクセラレーションネットワークの入口アドレスを取得する。ここで、入口アドレスは、クラウドアクセラレーションネットワークがアクセス要求をターゲットノードに転送する際の最初のホップの転送ノードのアドレスを意味する。トラフィック入口は、端末装置110により送信されたアクセス要求を最初に受信した転送ノード、即ち、最初のホップの転送ノードである。端末装置110は、入口アドレスに基づいてアクセス要求をクラウドアクセラレーションネットワーク120における転送ノードに送信することができる。
インテリジェントルーティングサーバは、ルーティング照会要求を受信した後、クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて、クラウドアクセラレーションネットワークにおいて該アクセス要求を転送するための転送経路の経路情報を決定し、決定された転送経路の経路情報を最初のホップの転送ノードに送信する。転送ノードは、取得された経路情報に基づいてアクセス要求をターゲットノードに転送する。
本発明の実施例では、端末装置110は、ユーザが使用する電子機器であり、該電子機器は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートブック、電子書籍リーダなどの一定のコンピューティング能力を有し、且つインスタントメッセージングソフトウェアとウェブサイト又はソーシャルソフトウェア及びウェブサイトを実行しているコンピュータ装置であってもよい。各端末装置110は、クラウドアクセラレーションネットワーク120を介してサーバ130と通信する。サーバ130は、1つのサーバ、複数のサーバにより構成されるサーバクラスタ若しくはクラウドコンピューティングセンタ、又は仮想化プラットフォームである。ターゲットノードは、サーバ130における1つ又は複数のサーバである。ターゲットノードに対応するネットワークアドレスの数が多い場合、サーバ130はターゲットノードに対応する複数のサーバを含んでもよい。
クラウドアクセラレーションネットワーク120における転送ノードがインテリジェントルーティングサーバにより発行された転送経路の経路情報に基づいて、端末装置110のアクセス要求をサーバ130におけるターゲットノードに転送した後、ターゲットノードは、端末装置110とサーバ130との間の通信を実現するために、元の転送経路の経路情報に基づいて、該アクセス要求に対する応答メッセージを端末装置110に転送してもよい。
以下は、本発明の実施例のルーティング制御方法におけるインテリジェントルーティングサーバ及び転送ノードの主な機能を詳細に紹介する。
図3は、本発明の実施例に係るルーティング制御方法の概略図であり、該方法は、インテリジェントルーティングサーバに適用される。図3に示すように、該方法の具体的な実施フローは、以下のステップを含む。
S31:転送ノードにより送信されたルーティング照会要求を受信する。
ここで、ルーティング照会要求は、ターゲットノードへのアクセス要求に従って転送ノードにより生成される。
S32:クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて転送経路の経路情報を取得する。
ここで、転送経路は、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてアクセス要求を転送するために使用される。転送経路の経路情報は、転送経路に含まれる各転送ノード及びターゲットサイトのネットワークアドレスなどの情報を意味し、ネットワークアドレスはIPアドレスであってもよい。
本発明の実施例では、各転送ノードの状態情報は、転送ノード間の送信遅延を含む。また、転送ノードのパケット損失率及び負荷などのうちの何れか1つ又は複数をさらに含む。
本発明の実施例では、各転送ノード間の伝送遅延は、主に最短の転送経路を計算するために使用される。
好ましくは、インテリジェントルーティングサーバは、クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて対応する転送経路の経路情報を取得する際に、ルーティングテーブルを照会する方式を採用してもよい。
具体的には、事前構成されたルーティングポリシーに従って、ルーティングテーブルから、転送ノードからターゲットノードへの少なくとも1つの転送経路の経路情報を照会する。ここで、ルーティングテーブルは、クラウドアクセラレーションネットワークにおいて利用可能な転送ノード、及び各2つの転送ノード間の第1のネットワーク距離を含み、第1のネットワーク距離は、転送ノードの状態情報に基づいて決定される。
ここで、クラウドアクセラレーションネットワークで利用可能な転送ノードは、動的に変化する。時間の経過とともに、クラウドアクセラレーションネットワークにおいて転送ノードを追加又は削除する場合、ルーティングテーブルに記録される利用可能な転送ノードも変化する。
例えば、転送ノード1と転送ノード2との間の伝送遅延はtであり、第1のネットワーク距離は1であり、転送ノード1と転送ノード3との間の伝送遅延は2tであり、第1のネットワーク距離は2である。
なお、上記の実施例は、単に送信遅延のみに基づいて第1のネットワーク距離を決定する方式の一例である。また、第1のネットワークは、送信遅延、パケット損失率及び負荷などの状態情報を総合的に考慮して決定されてもよく、ここで特に限定されない。
上記の実施形態では、インテリジェントルーティングサーバは、テーブルを照会することでターゲットノードにアクセスするための転送経路の経路情報を取得することができるため、操作が簡単であり、効率が高い。ここで、ルーティングテーブルにはクラウドアクセラレーションネットワークで利用可能な転送ノードが記録されているため、インテリジェントルーティングサーバは、クラウドアクセラレーションネットワークにおけるハードウェアの更新をリアルタイムで感知し、ルーティングスキームを迅速に調整し、ソフトウェアの更新を同期することができる。これによって、転送ノードに正確な信頼可能な転送経路の経路情報を発行し、発行された転送経路に障害の転送ノードが存在することを回避し、クラウドアクセラレーションネットワークの可用性及び性能を向上させ、アクセス要求の処理効率を向上させることができる。
好ましくは、ルーティングテーブルは、転送ノードとクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードとの間の第2のネットワーク距離をさらに含む。第2のネットワーク距離は、転送ノードの状態情報及びクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて決定される。
例えば、転送ノード1と外部ノード1との間の第2のネットワーク距離は2であり、転送ノード1と外部ノード2との間の第2のネットワーク距離は4であり、外部ノードはクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードである。
このように、インテリジェントルーティングサーバは、主にルーティング照会要求、クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報、及びクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて転送経路の経路情報を取得する。
ここで、クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報は、転送ノードと外部ノードとの間の伝送遅延を含む。また、外部ノードのパケット損失率及び負荷などのうちの何れか1つ又は複数をさらに含む。
本発明の実施例では、負荷とは、CPU(Central Processing Unit/ Processor:中央処理装置)の使用率、メモリ使用率などを意味する。状態情報に負荷が含まれる場合、転送ノードが検出や計算を行う必要がなく、転送ノード又はクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードのCPU使用率又はメモリ使用率などを直接検出してもよい。
上記の実施形態では、インテリジェントルーティングサーバは、ネットワークのリアルタイム状態を動的に感知するだけではなく、伝送遅延、パケット損失率及び機器の負荷を包括的に考慮して転送経路の経路情報を動的に決定し、アクセラレーションの効果を達成することができる。また、クラウドアクセラレーションネットワークの外部で利用可能な外部ノードをリアルタイムで感知することができる。例えば、外部ノードが新しく追加された場合、クラウドアクセラレーションネットワークに新たに接続された外部ノードは、できるだけ早くアクセラレーションサービスを利用することができる。
好ましい実施形態では、インテリジェントルーティングサーバには2つのルーティングテーブルが保存される。1つのルーティングテーブルは、各転送ノードのルーティング照会要求をサービングするために使用される。インテリジェントルーティングサーバは、ルーティング照会要求を受信した後、主に該ルーティングテーブルを照会し、対応する転送経路の経路情報を決定する。もう1つのルーティングテーブルは、新しいルーティング情報をリアルタイムで計算するために使用される。ルーティング情報の計算が完了した後、2つのルーティングテーブルのIDを切り替えることで、ルーティング情報の動的な更新を実現する。このように、通常のサービスに影響を与えることなく最新のルーティング情報を計算することができるため、インテリジェントルーティングサーバは、ネットワーク状態をリアルタイムで感知することができ、ルーティング照会要求を受信した後、最新のルーティング情報に基づいて最新の転送経路の経路情報を計算することができる。この時点で計算された転送経路の経路情報は、クラウドアクセラレーションネットワークの現在の状態に適することができ、アクセラレーションサービスを効果的に実現することができる。
好ましくは、各転送ノードの状態情報は、各転送ノードにより他の転送ノードを検出して報告される。転送ノードは、クラウドアクセラレーションネットワークにおける他の転送ノードを検出することによって、他の転送ノードの状態情報を決定する。クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報は、各転送ノードによりクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードを検出して報告される。転送ノードは、クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードを検出することによって、クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報を決定する。
ここで、転送ノードは、検出タスクを定期的又は定期的に実行してもよい。上記の状態情報を検出した後、インテリジェントルーティングサーバに定期的に報告してもよいし、インテリジェントルーティングサーバの取得要求を受信した後、インテリジェントルーティングサーバに報告してもよい。本発明の実施例は、状態情報の報告方法に具体的に限定されない。
図4は、本発明の実施例に係る転送ノードによる検出タスクの流れの概略図である。図4に示すように、該流れは、具体的に以下のステップを含む。
S41:インテリジェントルーティングサーバから最新の転送ノード及び外部ノードの情報を抽出する。
S42:外部ノードをスキャンし、外部ノードでPINGが禁止されているか否かを確認し、PINGが禁止されていないノードにTCMPプローブパケットを送信し、PINGが禁止されているノードにTCPプローブパケット又はHTTPプローブパケットを送信する。
S43:全ての内部転送ノードにUDPプローブパケットを送信する。
S44:応答パケットの受信を待機する。
S45:検出応答メッセージを受信する。
S46:このラウンドの検出タスクがタイムアウトしたか否かを判断する。タイムアウトした場合、S47を実行し、タイムアウトしなかった場合、S44に戻る。
S47:インテリジェントルーティングサーバに全ての状態情報を報告する。
ここで、S47における状態情報には、各転送ノードの状態情報、及びクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報、即ち、外部ノードの状態情報が含まれる。
ここで、S41における最新の転送ノード及び外部ノードの情報は、クラウドアクセラレーションネットワークで利用可能な転送ノード、及びクラウドアクセラレーションネットワークで利用可能な外部ノードの情報を意味する。転送ノードは、インテリジェントルーティングサーバから最新の転送ノード及び外部ノードの情報を定期的に取得し、これらの情報に基づいて、検出タスクを実行する必要のある外部ノード及び転送ノードを判断してもよい。これによって、ネットワークにおける各転送ノードは、クラウドアクセラレーションネットワークにおける転送ノード及びクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの変化を迅速に感知することができるため、検出タスクを効果的に実行することができる。
図5は、本発明の実施例に係るクラウドアクセラレーションネットワークの全体的なフレームワークの概略図である。
ここで、転送ノード間で実行される検出はUDPプローブである。任意の1つの転送ノードについて、他の転送ノードにUDPプローブパケットを送信し、データパケット検出を行う過程において、検出結果に基づいて第1の状態情報を生成してもよい。
好ましくは、定期的な検出タスクは、具体的に以下の方法で実現されてもよい。
任意の1つの転送ノードについて、他の転送ノードを検出して得られた状態情報のタイムスタンプを確認し、状態情報の有効期限が切れている場合、対応する他の転送ノードにUDPプローブパケットを送信する必要がある。一定の期間が経過しても応答メッセージが受信されていない場合、該転送ノードが他の転送ノードに直接到達できないと判断する。
また、各外部ノードを検出して得られた状態情報のタイムスタンプを確認し、状態情報の有効期限が切れている場合、対応する外部ノードにプローブパケットを送信する必要がある。一定の期間が経過しても応答メッセージが受信されていない場合、該ノードが該外部ノードに直接到達できないと判断する。ソースステーションのpingの禁止などの状況に対処するために、本実施例では、ICMPプローブ、TCPプローブ及びHTTPプローブなどを含み、ネットワーク層、転送層及びアプリケーション層の検出(プローブ)方式をカバーする構成可能な検出スキームを提供する。
例えば、転送ノード1は、転送ノード2に対する前回の検出時間を確認し、前回の検出の時間の間隔が閾値(例えば1分間)を超えている場合、もう1回の検出を実行する。該閾値を超えていない場合、再度の検出を行う必要がない。
上記の実施形態では、単純かつ効率的な自動周期検出が実現される。
さらに、転送ノードとクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードとの間の検出は、ICMP(Internet Control Message Protocol:インターネット制御メッセージプロトコル)、TCPプローブ及びHTTPプローブの何れか1つ又は複数を介して実現される。
好ましくは、外部ノードがPINGを禁止している場合、外部ノードにTCPプローブパケット及びHTTPプローブパケットの何れか1つ又は複数を送信する。外部ノードがPINGを許可している場合、外部ノードにICMPプローブパケット、TCPプローブパケット及びHTTPプローブパケットの何れか1つ又は複数を送信する。
例えば、外部ノード1がPINGを禁止している場合、転送ノード1、2及び3は、外部ノード1を検出する際に、TCPプローブパケットを送信する。ここで、転送ノード1、2及び3は、様々なタイプのプローブパケットを送信してもよい。例えば、転送ノード1はTCPプローブパケットを送信し、転送ノード2及び3はHTTPプローブパケットを送信する。外部ノード2がPINGを禁止しておらず、転送ノード1、2及び3は外部ノード1を検出する際に、ICMPプローブパケットを送信する。
上記の実施形態では、ICMPプローブ、TCPプローブ及びHTPプローブを含み、ネットワーク層、転送層及びアプリケーション層の検出方式をカバーする構成可能な検出スキームを提供することで、外部ノードによりPINGを禁止する状況などに効果的に対処することができる。
さらに、図5に示すアーキテクチャでは、安定性を維持するために、2つのインテリジェントルーティングサーバが含まれる。一方に障害が発生した場合、他方のインテリジェントルーティングサーバがサービスを提供することができる。ここで、インテリジェントルーティングサーバの数に特に限定されなく、1つ又は3つであってもよいが、インテリジェントルーティングサーバが多い場合、転送ノードは、より多くのインテリジェントルーティングサーバにより多くの状態情報を送信する必要があるため、リソースの浪費を引き起こす可能性がある。
本発明の実施例では、インテリジェントルーティングサーバは、各転送ノードにより報告された状態情報に基づいて、クラウドアクセラレーションネットワークで利用可能な転送ノードを決定してもよい。
例えば、転送ノードにより報告された状態情報のタイムスタンプに従って決定され、転送ノードによる状態情報の定期的な報告を一例にする。クラウドアクセラレーションネットワークにおける任意の1つの転送ノードについて、該転送ノードが第1の所定期間内に他の転送ノードの最新の状態情報を報告していない場合、インテリジェントルーティングサーバ側に保存された該転送ノードにより報告された状態情報が依然として前に報告されたものであり、最新の報告された状態情報よりも早いタイムスタンプを有するものであることを意味する。即ち、最新のラウンドで最新の状態情報を報告していない。この場合、転送ノードに障害があることを示す。
上記の実施形態では、インテリジェントルータは、各転送ノードにより報告された状態情報のタイムスタンプを定期的にスキャンしてもよい。転送ノードにより報告された状態情報が第1の所定期間を超えている場合、該転送ノードが正常に動作できないと判断し、ルーティングテーブルから該転送ノードを削除してもよい。これによって、次のラウンドの転送経路の経路情報の計算プロセスにおいて該転送ノードを削除することで、アクセラレーションサービスの可用性を向上させることができる。
本発明の実施例では、1つのターゲットノードは1つのドメイン名のみに対応するが、該ドメイン名は少なくとも1つのネットワークアドレスに対応してもよいため、1つのターゲットノードは複数のネットワークアドレスに対応してもよい。例えば、ターゲットノードについて異なる領域に対応するサーバがあると、異なる領域にあるサーバのネットワークアドレスが異なる。言い換えれば、異なるユーザが異なる場所で同一のドメイン名にアクセスする場合、異なるネットワークアドレスにアクセスする可能性があるが、外観上そのドメイン名のままである。
ルーティング照会要求にターゲットノードに対応する少なくとも1つのネットワークアドレス含まれていることを考慮して、インテリジェントルーティングサーバ側はルーティングポリシーが事前構成されている。事前構成されたルーティングポリシーに従って、ルーティングテーブルからクラウドアクセラレーションネットワークにおいてアクセス要求を転送するための転送経路の経路情報を照会する際に、次の2つのケースに分けてもよい。
ケース1:ルーティング照会要求にターゲットノードに対応する1つのネットワークアドレスが含まれる。
このケースでは、転送経路の経路情報を取得する際に、ルーティングテーブルから、転送ノードからターゲットノードへの最適な転送経路の経路情報を照会してもよい。
なお、本発明の実施例に係る最適な転送経路の経路情報は、伝送遅延、負荷及びパケット損失率などの情報の一部又は全部を総合的に考慮して得られたものである。まず、最適な転送経路の遅延が短いことを確保するために、遅延が最も短い経路を最適な転送経路として選択するが、遅延が最も短い経路における転送ノードの負荷又はパケット損失率が高い場合、2番目に短い遅延経路を最適な転送経路としてもよい。
ケース2:ルーティング照会要求にターゲットノードに対応する少なくとも2つのネットワークアドレスが含まれる。
このケースでは、転送経路の経路情報を取得する際に、インテリジェントルーティングサーバは、ルーティングテーブルから、転送ノードからターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスへの転送経路の経路情報をそれぞれ照会する。ここで、転送経路の経路情報には、1つのソースIPから1つのターゲットIPへの必要な各ノードのルーティング情報、例えば距離やIPアドレスなどが含まれる。
好ましくは、ターゲットノードに対応する任意の1つのネットワークアドレスについて、該ネットワークアドレスへの転送経路は、最短経路アルゴリズムにより算出された最短遅延転送経路又は最適な転送経路などの1つの転送経路であってもよいし、複数、最短遅延転送経路、2番目に短い遅延転送経路などを含む複数の転送経路であってもよい。
1つのターゲットノードに少なくとも2つのネットワークアドレスがある場合、ターゲットノードへの転送経路が少なくとも2つある。例えば、転送経路1と転送経路2があり、転送経路1と転送経路2のソースIPが同一であり、ターゲットIPが異なり、2つの転送経路がターゲットノードのIPアドレスにそれぞれ対応する。転送経路1のターゲットIPがIPアドレス1であり、転送経路2のターゲットIPがIPアドレス2であると仮定する。これら2つの転送経路は、それぞれ最短経路アルゴリズムに従って算出されたIPアドレス1とIPアドレス2への最短遅延経路である。さらに、IPアドレス1への2番目に短い遅延を有する経路を転送経路3とし、IPアドレス2への2番目に短い遅延を有する経路を転送経路4としてもよい。
ここで、照会された転送経路の数は、事前構成されたルーティングポリシーに関連する。ルーティングポリシーに応じて、以下のケースに分けてもよい。
ルーティングポリシー1:最短遅延経路ポリシー。
このルーティングポリシーでは、ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路から最適な転送経路を選択し、最適な転送経路の経路情報を転送ノードから前記ターゲットノードへの転送経路の経路情報とし、転送ノードに戻す。
ここで、最短遅延経路ポリシーとは、最短経路アルゴリズムに従って算出されたターゲットノードへの最適な転送経路を意味する。ここで、最短経路アルゴリズムには、フロイド(Floyd)アルゴリズム、ダイクストラ(Dijkstra)アルゴリズムなどが含まれる。
例えば、ターゲットノード1は、IPアドレスA、IPアドレスB、IPアドレスCの3つのIPアドレスに対応し、該3つのIPアドレスは、それぞれ北京、上海、天津のサーバに対応する。ユーザが天津でターゲットノードへのアクセス要求を開始すると、最短遅延経路ポリシーに従って決定された転送経路のターゲットIPはIPアドレスCである。
ルーティングポリシー2:重み付きのマルチパスポリシー。
ここで、各ネットワークアドレスの転送経路について重みを設定し、各転送経路に対応する重みは、負荷分散の原理に従って決定された、該転送ノードが転送経路を介してアクセス要求を転送する優先順位を示す。転送経路の重みが大きいほど、転送ノードが該転送経路に従ってアクセス要求を転送する優先度が高くなり、該転送経路を介して転送を行う可能性が高くなることを意味する。
このルーティングポリシーでは、ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路の経路情報の全てを、転送ノードからターゲットノードへの転送経路の経路情報として転送ノードに返し、ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路ごとに対応する重みを設定する。
依然としてターゲットノード1を一例にすると、重み付きのマルチパスポリシーに従って決定された3つの転送経路は、それぞれ、ターゲットIPであるIPアドレスAの最短遅延転送経路A、ターゲットであるIPアドレスBの最短遅延転送経路B、及びターゲットであるIPアドレスCの最短遅延転送経路Cである。
ここで、最短遅延転送経路A、最短遅延転送経路B及び最短遅延転送経路Cの重みは、3つのIPアドレスのターゲットノードの負荷分散を確保するために、負荷分散の原理に従って決定されもよいし、手動で設定されてもよい。例えば、最短遅延転送経路Aの重みは60%であり、最短遅延転送経路Bは30%であり、最短遅延転送経路Cは10%である。
ルーティングポリシー3:主経路と代替経路のポリシー。
このルーティングポリシーでは、ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路から少なくとも2つの転送経路を選択し、選択された転送経路の経路情報を転送ノードからターゲットノードへの転送経路の経路情報とし、そのうちの少なくとも1つの転送経路は主転送経路とされ、少なくとも1つの転送経路は代替転送経路とされる。
依然としてターゲットノード1を一例にすると、主経路と代替経路のポリシーに従って2つの主転送経路と2つの代替転送経路が決定されると仮定する。ここで、2つの主転送経路は、ターゲットIPであるIPアドレスCの最短遅延転送経路C及び2番目に短い遅延転送経路C’であり、2つの代替転送経路は、ターゲットアドレスであるIPアドレスBの最短遅延転送経路B、及びIPアドレスAの最短遅延転送経路Aである。或いは、天津に近い北京を選択し、ターゲットIPであるIPアドレスAの最短遅延転送経路A及び2番目に短い転送経路A’を代替転送経路としてもよいが、ここでは特に限定されない。
上記の実施形態では、様々なルーティングポリシーに従って転送経路の経路情報を決定することで、負荷分散を確実に実現し、アクセラレーションサービスの可用性を向上させることができる。
なお、上記の実施形態は、インテリジェントルーティングサーバが各転送ノードの状態情報のみに基づいて転送経路の経路情報を照会する方式に適用されてもよいし、インテリジェントルーティングサーバが各転送ノードの状態情報及びクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて転送経路の経路情報を照会する方式に適用されてもよく、ここでは特に限定されない。
S33:転送ノードが経路情報に基づいてアクセス要求をターゲットノードに転送するように、経路情報を転送ノードに送信する。
本発明の実施例では、転送ノードは、インテリジェントルーティングサーバにより発行された転送経路の経路情報を受信した後、該転送経路の経路情報を介してアクセス要求を転送する。
図6は、本発明の実施例に係る他のルーティング制御方法の概略図であり、該方法は、転送ノードに適用される。図6に示すように、該方法の具体的な実施フローは、以下のステップを含む。
S61:第1の転送経路の経路情報を取得する。
ここで、第1の転送経路の経路情報は、クラウドアクセラレーションネットワークにおけるインテリジェントルーティングサーバによりルーティング照会要求が受信された後、クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて決定される。第1の転送経路は、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてターゲットノードへのアクセス要求を転送するために使用される。
好ましくは、第1の転送経路の経路情報は、インテリジェントルーティングサーバによりクラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報及びクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて決定されてもよい。
なお、インテリジェントルーティングサーバがクラウドアクセラレーションネットワークにおける各フォワーディングノードの状態情報、又はクラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報及びクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて第1の転送経路の経路情報を決定するための具体的な態様は、上記の実施例を参照してもよく、ここでその説明を省略する。
好ましい実施形態では、転送ノードが転送経路の経路情報に基づいてアクセス要求を転送する際に、アクセス要求と受信された転送経路の経路情報とをパッケージ化し、次のホップの転送ノードに一緒に送信してもよい。これによって、次のホップの転送ノードは、インテリジェントルーティングサーバにより送信されたアクセス要求を再度照会する必要がなく、受信された転送経路の経路情報に基づいてアクセス要求を直接転送することで、転送経路の経路情報の繰り返しの照会を回避することができ、アクセス要求の転送効率を向上させることができる。
例えば、第1の転送経路は、転送ノード1->転送ノード2->転送ノード3->ターゲットノードXである。第1の転送経路の経路情報には、各転送ノードの次のホップのIPアドレスなどの情報が含まれる。
ここで、転送ノード1は最初のホップの転送ノードであり、転送ノード3は最後のホップの転送ノードである。転送ノード1は、アクセス要求を受信した後、アクセス要求に従ってルーティング照会要求を生成してインテリジェントルーティング装置に送信し、インテリジェントルーティング装置により発行された第1の転送経路の経路情報を受信した後、次のホップの転送ノードが転送ノード3であると決定する。この場合、転送経路の経路情報をアクセス要求とともに転送ノード2に送信してもよい。これによって、転送ノード2は、アクセス要求及び転送経路の経路情報を受信した後、インテリジェントルーティングサーバにルーティング照会要求を送信する必要がなく、転送経路の経路情報に基づいてアクセス要求を転送ノード3に直接転送してもよい。
上記の実施形態から分かるように、本発明の実施形態では、インテリジェントルーティングサーバにより発行された、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてターゲットノードへのアクセス要求を転送するための第1の転送経路の経路情報を取得する方式は、主に次の2つのタイプに分けてもよい。
取得方式1:インテリジェントルーティングサーバにより直接送信された第1の転送経路の経路情報を受信する。ここで、ルーティング照会要求は、アクセス要求が受信された後、前記アクセス要求に従って生成される。
この方式は、例えば上記の実施例に説明される転送ノード1などの最初のホップの転送ノードに適用されてもよいし、他の転送ノードに適用されてもよく、且つ該転送ノードの前のホップの転送ノードが取得された転送経路の経路情報を該転送ノードに送信していない。
上記の実施例における転送ノード2がアクセス要求を転送ノード3にのみ送信すると仮定すると、転送ノード3はインテリジェントルーティングサーバにルーティング照会要求を送信する必要がある。
取得方式2:クラウドアクセラレーションネットワークにおける他の転送ノードにより送信された第1の転送経路の経路情報を受信する。
この方式は、最初のホップの後の転送ノードに適用され、且つ該転送ノードの前のホップ送信ノードがアクセス要求及び転送経路の経路情報を例えば上記の実施例に説明された転送ノード2などの転送ノードに送信する。
インテリジェントルーティングサーバがルーティングテーブルを定期的に更新できることを考慮すると、同一のターゲットノードにアクセスするための転送経路の経路情報は一定の期間内に変化しないため、好ましい実施形態では、転送ノードは、転送経路の経路情報を受信した後に、転送経路の経路情報をローカルにバッファリングしてもよい。
このように、転送ノードは、アクセス要求を受信した後、アクセス要求に従ってルーティング照会要求を生成する前に、まずローカルにバッファリングされた有効な第2の転送経路の経路情報があるか否かを照会する必要がある。
本発明の実施例では、第1の転送経路の経路情報は、インテリジェントルーティングサーバにより転送ノードのアクセス要求が受信された後、直接発行された転送経路の経路情報を意味する。第2の転送経路の経路情報は、転送ノードにローカルにバッファリングされた転送経路の経路情報を意味する。
好ましくは、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてアクセス要求をターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされていないと決定された場合、有効な第2の転送経路の経路情報がないことを示し、依然としてインテリジェントルーティングサーバにルーティング照会要求を送信し、対応する第1の転送経路の経路情報を照会する必要がある。
例えば、転送ノード1->転送ノード2->転送ノード3->ターゲットノードXという第2の転送経路がローカルにバッファリングされていると転送ノード1の照会により判断され、該第2の転送経路の経路情報は、ユーザがその前にターゲットノードXにアクセスした際に転送ノード1にローカルにバッファリングされたものであるが、今回は転送ノード1がターゲットノードYへのアクセス要求を受信した場合、転送ノード1にローカルに有効な第2の転送経路の経路情報がないことを示す。
好ましくは、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてアクセス要求をターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされており、且つ第2の転送経路の経路情報の使用期限が第2の所定期間を超えていると決定された場合、有効な第2の転送経路の経路情報がないことを示し、依然として対応する第1の転送経路の経路情報を照会するために、インテリジェントルーティングサーバにルーティング照会要求を送信する必要がある。
例えば、転送ノード1は、ローカルに保存されている第2の転送経路、即ち転送ノード1->転送ノード2->転送ノード3->ターゲットノードXがあると照会により判断する。該第2の転送経路の経路情報は、ユーザがその前にターゲットノードXにアクセスした際に転送ノード1にローカルにバッファリングされたものである。転送ノード1はターゲットノードXにアクセスするためのユーザ2のアクセス要求を受信しており、ターゲットノードは同一であるが、該転送経路の経路情報の使用期限が第2の所定期間を超えているため、該転送経路の経路情報の期限が切れており、転送ノードの状態情報が変化した可能性があり、現時点で転送に適していないことを示す。
好ましくは、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてアクセス要求をターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされており、且つ第2の転送経路の経路情報の使用期限が第2の所定期間を超えていないと決定された場合、有効な第2転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされていることを示し、有効な第2の転送経路の経路情報を介してアクセス要求をターゲットノードに転送してもよい。
例えば、1分間前に、転送ノード1はターゲットノードXへのユーザ1のアクセス要求を受信し、インテリジェントルーティングサーバにより発行された転送経路の経路情報を取得してローカルに保存する。1分間後に、転送ノード1は、ターゲットノードXへのユーザ2のアクセス要求を受信し、以前にローカルにバッファリングされた転送経路の経路情報があると照会により判断し、且つ該転送経路の経路情報の有効期間が第2の所定期間を超えていない。
上記の実施形態は、異なるユーザが同一の期間内に同一のターゲットノードにアクセスする状況により適している。このように、転送ノードは、アクセス要求を受信するたびにインテリジェントルーティングサーバに照会を行う必要がないため、インテリジェントルーティングサーバの作業量を軽減し、ネットワークの負担を軽減し、転送効率を向上させることができる。
S62:第1の転送経路の経路情報に基づいてアクセス要求をターゲットノードに転送する。
本発明の実施例では、第1の転送経路が1つしかない場合、該第1の転送経路の経路情報を介してアクセス要求をターゲットノードに直接転送する。
第1の転送経路が複数ある場合、複数の第1の転送経路から1つを選択し、選択された第1の転送経路の経路情報に基づいて転送を実行してもよい。具体的には、次の2つの選択方式に分けてもよい。
選択方式1:第1の転送経路について対応する重みが設定されている場合、各第1の転送経路に対応する重みに基づいて1つの第1の転送経路を選択し、選択された第1の転送経路の経路情報に基づいてアクセス要求をターゲットノードに転送する。ここで、各第1の転送経路に対応する重みは、負荷分散の原理に従って決定された、転送ノードが第1の転送経路を介してアクセス要求を転送する優先順位を示す。
例えば、重みのある第1の転送経路が3つあり、即ち、最短遅延転送経路Aの重みが60%であり、最短遅延転送経路Bの重みが30%であり、最短遅延転送経路Cの重みが10%である場合、最短遅延転送経路Aを優先的に選択して転送を行う。
選択方式2:第1の転送経路に少なくとも1つの主転送経路及び少なくとも1つの代替転送経路が含まれる場合、少なくとも1つの主転送経路から1つの主転送経路を選択し、選択された主転送経路の経路情報に基づいてアクセス要求をターゲットノードに転送する。
なお、上記の選択方式は、複数の有効な第2の転送経路を決定する方式にも適用可能であり、上記の2つの選択方式を採用し、重みに基づいて第2の転送経路を選択し、或いは主転送経路及び代替転送経路から第2の転送経路を選択し、選択された第2の転送経路の経路情報に基づいてアクセス要求を転送してもよい。また、選択された第1の転送経路又は第2の転送経路が利用できず、転送が失敗した場合、転送が成功するまで、残りの第1の転送経路又は第2の転送経路から1つの転送経路を再度選択してもよい。これによって、ターゲットノードにアクセスする際に、高速で安定したアクセスエクスペリエンスを最大限に提供することができ、可能な限りルーティングホップが最小のネットワークアドレスをアクセスするターゲットノードのネットワークアドレスとして使用することができる。また、複数の転送経路がある場合、そのうちの1つに問題があるとき、障害を回避するように自動的に切り替えることで、ネットワークの可用性を向上させ、リソースの使用率を向上させることができる。
本発明の実施例では、転送ノードは、指定されたポートをリアルタイムで監視してもよい。ユーザにより送信されたアクセス要求について、転送ノードのポート80及び443に送信し、クラウドアクセラレーションネットワークにおける転送ノードについて、ポート8889を介して転送を行う。従って、アクセス要求を受信したポートのポート番号に応じて、端末装置から送信されたアクセス要求であるか、それとも転送ノードにより転送されたアクセス要求であるかを決定することができる。
好ましくは、データ転送中に、任意の転送ノードについて、他の転送ノードにより転送されたデータを受信した場合、まずデータ内の転送経路の経路情報を解析し、次のホップのノードがターゲットノードであるか否かを確認する。該ノードがターゲットノードである場合、転送経路の経路情報を削除し、アクセス要求のみをターゲットノードに転送し、次のホップのノードが依然として内部の転送ノードである場合、転送経路の経路情報及びアクセス要求を次のホップのノードに転送する。
上記の実施形態によれば、インテリジェントルーティングサーバに対する繰り返しの照会を効果的に回避することができる。
図7は、本発明の実施例に係る転送ノードによるデータ転送の流れの概略図である。図7に示すように、該流れは、具体的に以下のステップを含む。
S71:指定されたポートを監視する。
S72:指定されたポートにより受信されたメッセージが端末装置により送信されたターゲットノードへのアクセス要求であるか否かを判断する。YESの場合、S73を実行し、そうでない場合、S74を実行する。
S73:ターゲットノードのドメイン名に対応する有効な転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされているか否かを判断する。YESの場合、S75を実行し、そうでない場合、S76を実行する。
S74:監視されたメッセージにおける転送経路の経路情報を解析する。
S75:バッファリングされた有効な転送経路の経路情報を使用してアクセス要求を転送する。
S76:アクセス要求に従ってルーティング照会要求を生成し、インテリジェントルーティングサーバに送信する。
S77:インテリジェントルーティングサーバにより発行された転送経路の経路情報を受信する。
S78:次のホップのノードがターゲットノードであるか否かを確認し、YESの場合、S79を実行し、そうでない場合、S710を実行する。
S79:アクセス要求をターゲットノードに直接転送する。
S710:転送経路の経路情報及びアクセス要求を次のホップの転送ノードに転送する。
好ましくは、上記の実施形態では、転送経路の経路情報又はアクセス要求などのデータのみが転送され、データ内容と関係がない。従って、転送されるデータは全て短い接続であり、即ち、データを送信する必要がある場合、まず接続を確立し、データを転送し、最後に接続を終了する。このような転送方法では、接続の確立と終了のプロセスが多数発生し、転送ノードが多い転送経路の経路情報の場合、平均アクセス遅延をさらに最適化することが困難である。
好ましい実施形態では、指定されたタイプのデータに対して、長い接続を採用してデータを転送してもよい。ここで、指定されたタイプは、オーディオ及びビデオのデータ、ゲームデータ、HTTPSプロトコルのハンドシェイクプロセスにおけるデータなどを意味する。
ここで、2つの部分、即ち最初のホップの転送ノードと端末装置との間、及び最後のホップの転送ノードとターゲットノードとの間において、長い接続又は短い接続を確立する必要がある。本発明の実施例では、これらの2つの部分が関連していない。長い接続は、最後のホップの転送ノードとターゲットノードとの間でのみ確立されてもよいし、最初のホップの転送ノードと端末装置との間でのみ確立されてもよいし、2つの部分両方で長い接続を確立してもよい。
上記の実施形態では、長い接続が確立された後、後続の要求は長い接続を再利用してもよい。例えば、ゲームデータ又はHTTPの3回のハンドシェイク、特定のシナリオでのオーディオ及びビデオのデータ伝送などのデータは、継続的に送受信される必要があるため、通常は複数の要求が必要である。この場合、長い接続を使用し、1番目の要求で長い接続を確立し、2番目及び3番目の要求などで前に確立された長い接続を再利用してもよい。これによって、長い接続を再度確立する必要がないため、接続の確立と終了を行うために必要な多くの時間を削減することができる。
図8は、本発明の実施例に係る好ましいインタラクティブな実装のシーケンスフローの概略図である。図8に示すように、該方法の具体的な態様は以下のようになる。
S801:ユーザがターゲットノードにアクセスする必要がある場合、クライアントがDNSサーバにドメイン名解析要求を送信するようにトリガする。該要求は、ターゲットノードのドメイン名を搬送する。
S802:DNSサーバは、該ドメイン名をクラウドアクセラレーションネットワークの
アクセラレーションドメイン名に解析し、解析されたクラウドアクセラレーションネットワークのアクセラレーションドメイン名をクライアントに送信する。
S803:クライアントは、取得されたクラウドアクセラレーションネットワークのアクセラレーションドメイン名をクラウドアクセラレーションDNSサーバに送信する。
S804:クラウドアクセラレーションDNSサーバは、ターゲットノードのクラウドアクセラレーションネットワークのアクセラレーションドメイン名を解析し、クラウドアクセラレーションネットワークの入口アドレスを取得し、入口アドレスをクライアントに送信する。
S805:クライアントは、ターゲットノードへのアクセス要求をクラウドアクセラレーションネットワークにおけるユーザに最も近い転送ノード1に送信する。ここで、転送ノード1は、入口アドレスに従って決定される。
S806:転送ノード1は、インテリジェントルーティングサーバにルーティング照会要求を送信する。
S807:インテリジェントルーティングサーバは、該転送ノードからターゲットノードへの転送経路の経路情報を転送ノード1に送信する。転送経路が転送ノード1->転送ノード2->転送ノード3->ターゲットノードであると想定する。
S808:転送ノード1は、転送経路の経路情報を受信した後、転送経路の経路情報及びアクセス要求を一緒に転送ノード2に転送する。
S809:転送ノード2は、データが転送ノード1により送信されたデータであると認識し、データ内の転送経路の経路情報を解析し、次のホップのノードが依然として内部の転送ノードであると検出する。従って、転送経路の経路情報をアクセス要求とともに転送ノード3に転送する。
S810:転送ノード3は、データが転送ノード2により送信されたデータであると認識し、データ内の転送経路の経路情報を解析し、次のホップのノードがターゲットノードであると検出する。従って、転送経路の経路情報を削除し、アクセス要求のみをターゲットノードに転送する。
S811:ターゲットノードは、アクセス要求を受信した後、通常サービスを提供し、転送ノード3に応答メッセージを送信する。
S812:転送ノード3は、前の転送経路の経路情報に基づいて、ターゲットノードの応答メッセージを転送ノード2に転送する。
S813:転送ノード2は、前の転送経路の経路情報に基づいて、ターゲットノードの応答メッセージを転送ノード1に転送する。
S814:転送ノード1は、ターゲットノードの応答メッセージをクライアントに転送する。
ここで、クライアントは、端末装置であってもよいし、端末装置にインストールされているアプリケーションプログラム、ブラウザ、ミニプログラムであってもよい。
本発明の実施例では、転送ノードは、ターゲットノードのドメイン名及び該ドメイン名に対応するネットワークアドレスのみをインテリジェントルーティングサーバに通知してもよく、或いは、該ドメイン名に対応するネットワークアドレスのみをインテリジェントルーティングサーバに通知してもよい。インテリジェントルーティングサーバは転送経路の経路情報を動的に決定することで、クラウドアクセラレーションネットワークにおける障害のある転送ノードをシールドし、より優れたアクセラレーション効果を得ることができる。これによって、クラウドアクセラレーションネットワークに接続された全てのアクセス要求は、アクセス遅延が最も低く、或いは最適な転送経路の経路情報を取得することができる。
さらに、クライアントでは、アクセラレーションサービスのためにクラウドアクセラレーションネットワークを使用することは透過的であり、ユーザは操作方式を変更する必要がなく、全てのアクセス要求に迅速に対応することができる。ネットワークの管理者では、多くの構成作業が削減され、及びハードウェア障害のある転送ノードを自動的にシールドすることができるため、メンテナンスコストを節約することができる。クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードでは、DNSサーバで簡単な変更のみが必要であり、該ノードへのアクセス要求をクラウドアクセラレーションDNSサーバに解析すればよいため、アクセス閾値が非常に低く、実装が簡単であり、コストも低くなる。
図9は、本発明の実施例に係る1つのルーティング制御装置900の構成の概略図であり、ルーティング制御装置900は、インテリジェントルーティングサーバである。図9に示すように、該装置は、以下の構成部を含む。
受信部901は、クラウドアクセラレーションネットワークにおける転送ノードにより送信されたルーティング照会要求を受信する。ここで、ルーティング照会要求は、ターゲットノードへのアクセス要求に従って転送ノードにより生成される。
照会部902は、クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて転送経路の経路情報を取得する。ここで、転送経路は、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてアクセス要求を転送するために使用される。
送信部903は、転送ノードが経路情報に基づいてアクセス要求をターゲットノードに転送するように、経路情報を転送ノードに送信する。
好ましい実施形態では、照会部902は、事前構成されたルーティングポリシーに従って、ルーティングテーブルから、転送ノードからターゲットノードへの少なくとも1つの転送経路の経路情報を照会する。ここで、ルーティングテーブルは、クラウドアクセラレーションネットワークにおいて利用可能な転送ノード、及び各2つの転送ノード間の第1のネットワーク距離を含み、第1のネットワーク距離は、転送ノードの状態情報に基づいて決定される。
好ましい実施形態では、ルーティングテーブルは、転送ノードとクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードとの間の第2のネットワーク距離をさらに含み、第2のネットワーク距離は、転送ノードの状態情報及びクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて決定される。
好ましい実施形態では、ルーティング照会要求は、ターゲットノードに対応する少なくとも1つのネットワークアドレスを含む。照会部902は、ルーティング照会要求にターゲットノードに対応する1つのネットワークアドレスが含まれる場合、ルーティングテーブルから、転送ノードからターゲットノードへの最適な転送経路の経路情報を照会し、ルーティング照会要求にターゲットノードに対応する少なくとも2つのネットワークアドレスが含まれる場合、ルーティングテーブルから、転送ノードからターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスへの転送経路の経路情報をそれぞれ照会する。
好ましい実施形態では、照会部902は、ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路から最適な転送経路を選択し、最適な転送経路の経路情報を転送ノードからターゲットノードへの転送経路の経路情報とし、或いは、ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路の経路情報を、転送ノードからターゲットノードへの転送経路の経路情報とし、ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路について重みを設定し、各転送経路に対応する重みは、負荷分散の原理に従って決定された、転送ノードが転送経路を介してアクセス要求を転送する優先順位を示し、或いは、ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路から少なくとも2つの転送経路を選択し、選択された転送経路の経路情報を転送ノードからターゲットノードへの転送経路の経路情報とし、そのうちの少なくとも1つの転送経路は主転送経路とされ、少なくとも1つの転送経路は代替転送経路とされる。
好ましい実施形態では、各転送ノードの状態情報は、各転送ノードにより他の転送ノードを検出して報告され、クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報は、各転送ノードによりクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードを検出して報告される。
好ましい実施形態では、該装置は、更新部904をさらに含み、更新部904は、ルーティングテーブルから、第1の所定期間内に他の転送ノードの状態情報を報告していない転送ノードを削除する。
図10は、本発明の実施例に係るもう1つのルーティング制御装置1000の構成の概略図であり、ルーティング制御装置1000は転送ノードである。図10に示すように、該装置は、以下の構成部を含む。
経路取得部1001は、第1の転送経路の経路情報を取得する。ここで、第1の転送経路の経路情報は、クラウドアクセラレーションネットワークにおけるインテリジェントルーティングサーバによりルーティング照会要求が受信された後、クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて決定され、第1の転送経路は、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてターゲットノードへのアクセス要求を転送するために使用される。
1002は、第1の転送経路の経路情報に基づいてアクセス要求をターゲットノードに転送する。
好ましい実施形態では、第1の転送経路の経路情報は、インテリジェントルーティングサーバによりクラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報及びクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて決定される。
好ましい実施形態では、該装置は、検出部1003をさらに含む。検出部1003は、インテリジェントルーティングサーバが転送ノードの状態情報に基づいて各2つの転送ノード間の第1のネットワーク距離を決定するように、クラウドアクセラレーションネットワークにおける他の転送ノードを検出し、他の転送ノードの状態情報を決定してインテリジェントルーティングサーバに報告し、インテリジェントルーティングサーバが転送ノードの状態情報及びクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて転送ノードとクラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードとの間の第2のネットワーク距離を決定するように、クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードを検出し、クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報を決定してインテリジェントルーティングサーバに報告する。
好ましい実施形態では、経路取得部1001は、インテリジェントルーティングサーバにより直接送信された第1の転送経路の経路情報を受信し、ルーティング照会要求は、アクセス要求が受信された後、アクセス要求に従って生成され、或いは、クラウドアクセラレーションネットワークにおける他の転送ノードにより送信された第1の転送経路の経路情報を受信する。
好ましい実施形態では、第1の転送経路の経路情報がインテリジェントルーティングサーバにより直接送信される場合、経路取得部1001は、アクセス要求を受信した後、アクセス要求に従ってルーティング照会要求を生成する前に、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてアクセス要求をターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされていないと決定し、或いは、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてアクセス要求をターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされており、且つ第2の転送経路の経路情報の使用期限が第2の所定期間を超えていると決定する。
好ましい実施形態では、経路取得部1001は、アクセス要求を受信した後、クラウドアクセラレーションネットワークにおいてアクセス要求をターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされており、且つ第2の転送経路の経路情報の使用期限が第2の所定期間を超えていないと決定された場合、第2の転送経路の経路情報を介してアクセス要求をターゲットノードに転送する。
好ましい実施形態では、第1の転送経路の数が少なくとも2つである場合、転送部1002は、第1の転送経路について対応する重みが設定されている場合、各第1の転送経路に対応する重みに基づいて1つの第1の転送経路を選択し、選択された第1の転送経路の経路情報に基づいてアクセス要求をターゲットノードに転送し、各第1の転送経路に対応する重みは、負荷分散の原理に従って決定された、転送ノードが第1の転送経路を介してアクセス要求を転送する優先順位を示し、第1の転送経路に少なくとも1つの主転送経路及び少なくとも1つの代替転送経路が含まれる場合、少なくとも1つの主転送経路から1つの主転送経路を選択し、選択された主転送経路の経路情報に基づいてアクセス要求をターゲットノードに転送する。
説明の便宜上、上記の各部は機能に応じてモジュール(又はユニット)に分けられ、個別に説明されている。なお、本発明を実施する際に、各モジュール(又はユニット)の機能を同一又は複数のソフトウェア又はハードウェアで実施されてもよい。
当業者が理解できるように、本発明の様々な態様は、システム、方法又はプログラム製品として実施されてもよい。従って、本発明の各態様は、以下の形式、即ち、完全なハードウェアの実施形態、完全なソフトウェアの実施形態(ファームウェア、マイクロコードなどを含む)、又はハードウェアとソフトウェアとの組み合わせの実施形態で具体的に実施されてもよい。ここで、「回路」、「モジュール」又は「システム」と総称されてもよい。
幾つかの可能な実施方法では、本発明の実施例は、電子機器をさらに提供する。図11は、本発明の実施例に係る電子機器1100のブロック図である。図11に示すように、電子機器1100は、少なくともプロセッサ1101及びメモリ1102を含む。
メモリ1102には、コンピュータ読み取り可能な命令が記憶され、コンピュータ読み取り可能な命令がプロセッサ1101により実行される際に、プロセッサ1101に、本明細書に記載されている本発明の様々な例示的な実施形態に係るルーティング制御方法のステップを実行させる。例えば、プロセッサ1101は、図3又は図6に示されるステップを実行してもよい。
本発明の実施例は、コンピュータ装置をさらに提供する。幾つかの可能な実施方法では、本発明に係るコンピュータ装置は、少なくとも1つの処理部及び少なくとも1つの記憶部を含んでもよい。ここで、記憶部にはコンピュータ読み取り可能な命令が記憶され、コンピュータ読み取り可能な命令が処理部により実行される際に、処理部は、本明細書に記載されている本発明の様々な例示的な実施形態に係るルーティング制御方法のステップを実行する。例えば、処理部は、図3又は図6に示されるステップを実行してもよい。
図12は、本発明の実施例に係るコンピュータ装置の概略図である。図12のコンピュータ装置120は単なる一例であり、本発明の実施例の機能及び使用範囲を制限するものではない。
図12に示すように、コンピュータ装置120は、汎用コンピューティング装置の形態で表されている。コンピュータ装置120の構成要素は、少なくとも1つの処理部121、少なくとも1つの記憶部122、及び異なるシステム構成要素(記憶部122及び処理部121を含む)を接続するバス123を含んでもよいが、これらに限定されない。
バス123は、幾つかのタイプのバス構造のうちの1つ又は複数として表されてもよく、記憶部バス又は記憶部コントローラ、周辺バス、グラフィックスアクセラレーションポート、処理部、又は複数のバスの中の任意のバス構造を使用するローカルエリアを含む。
記憶部122は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)1221及び/又はキャッシュメモリ1222などの揮発性記憶部の形態の読み取り可能な媒体を含んでもよく、読み取り専用メモリ(ROM)1223をさらに含んでもよい。
記憶部122は、1組(少なくとも1つ)のプログラムモジュール1224を有するプログラム/ユーティリティツール1225を含んでもよい。該プログラムモジュール1224は、オペレーティングシステム、1つ又は複数のアプリケーションプログラム、他のプログラムモジュール及びプログラムデータを含むが、これらに限定されない。これらの例のそれぞれ又は幾つかの組み合わせには、ネットワーク環境の実装を含む場合がある。
コンピュータ装置120は、1つ又は複数の外部装置124(キーボード、ポインティング装置など)と通信することができ、また、ユーザにコンピュータ装置120とインタラクションを行わせる可能な1つ又は複数の装置と通信することもでき、且つ/或いは、コンピュータ装置120に1つ又は複数の他のコンピューティング装置と通信させる可能な任意の装置(例えば、ルータ、モデムなど)と通信することができる。このような通信は、入力/出力(I/O)インターフェース125を介して行われてもよい。また、コンピュータ装置120は、ネットワークアダプタ126を介して、1つ又は複数のネットワーク(例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、及び/又は例えばインターネットなどのパブリックネットワーク)と通信することができる。図に示すように、ネットワークアダプタ126は、バス123を介してコンピュータ装置120の他のモジュールと通信する。なお、図示されていないが、コンピュータ装置120は、他のハードウェア及び/又はソフトウェアモジュールと組み合わせて使用されてもよく、該他のハードウェア及び/又はソフトウェアモジュールは、マイクロコード、装置ドライバ、冗長処理部、外部ディスクドライブアレイ、RAIDシステム、テープドライブ、及びデータバックアップ記憶システムなどを含むが、これらに限定されない。
幾つかの可能な実施方法では、本発明に係るルーティング制御方法の各態様は、コンピュータ読み取り可能な命令を含むプログラム製品の形で実施されてもよい。プログラム製品が電子機器で実行される際に、コンピュータ読み取り可能な命令は、本明細書に記載されている本発明の様々な例示的な実施形態に係るルーティング制御方法におけるステップを電子機器に実行させるために使用される。例えば、電子機器は、図4に示されるステップを実行してもよい。
1つの実施例では、コンピュータプログラム製品又はコンピュータ読み取り可能な命令を提供する。該コンピュータプログラム製品はコンピュータ読み取り可能な命令を含み、該コンピュータ読み取り可能な命令はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されている。コンピュータ装置のプロセッサは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体からコンピュータ読み取り可能な命令を読み取り、プロセッサは、該コンピュータ読み取り可能な命令を実行する際に、コンピュータ装置に上記の方法の実施例におけるステップを実行させる。
プログラム製品は、1つ又は複数の読み取り可能な媒体の任意の組み合わせを使用してもよい。読み取り可能な媒体は、読み取り可能な信号媒体又は読み取り可能な記憶媒体であってもよい。読み取り可能な記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外線、若しくは半導体のシステム、装置、又はデバイス、又は上記の何れかの組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。読み取り可能な記憶媒体のより具体的な例(網羅的ではないリスト)は、1つ又は複数のワイヤの電気的接続、ポータブルディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能タイプのプログラミング可能な読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、又は上記の任意の適切な組み合わせを含む。
本発明の実施例に係るルーティング制御のプログラム製品は、携帯型コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)を採用し、コンピュータ読み取り可能な命令を含んでもよく、コンピュータ装置で実行されてもよい。なお、本発明のプログラム製品はこれに限定されなく、本明細書では、読み取り可能な記憶媒体は、プログラムを含み、或いは記憶するための任意の有形の媒体であってもよく、該プログラムは、命令実行システム、装置又は機器により使用され、或いは組み合わせて使用されてもよい。
コンピュータ読み取り可能な信号媒体は、ベースバンドでのデータ信号、又は搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、読み取り可能なプログラムコードを搬送する。この伝搬されるデータ信号は、電磁信号、光信号、又は前述の任意の適切な組み合わせなどの様々な形態を採用してもよいが、これらに限定されない。読み取り可能な信号媒体は、読み取り可能な記憶媒体以外の任意の読み取り可能な媒体であってよく、該読み取り可能な媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスにより使用され、或いはそれらと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播、或いは送信してもよい。
読み取り可能な媒体に含まれるプログラム命令は、無線、有線、光ケーブル、RFなどの任意の適切な媒体、又は前述の任意の適切な組み合わせにより送信されてもよいが、これらに限定されない。
本発明の動作を実行するために使用されるプログラム命令は、1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されてもよい。プログラミング言語は、Java、C++などのオブジェクト指向のプログラミング言語を含んでもよいし、「C」言語又は同様のプログラミング言語などの従来の手続型プログラミング言語を含んでもよい。プログラムコードは、完全にユーザのコンピューティングデバイス上で実行されてもよいし、部分的にユーザのデバイス上で実行されてもよいし、独立したソフトウェアパケットとして実行されてもよいし、部分的にユーザのデバイス上で実行され、且つ部分的にリモートコンピューティングデバイス上で実行されてもよいし、完全にリモートコンピューティングデバイス又はサーバ上で実行されてもよい。リモートコンピューティングデバイスの場合、リモートコンピューティングデバイスは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザコンピューティングデバイスに接続されてもよいし、外部コンピューティングデバイスに接続されてもよい(例えば、インターネットサービスプロバイダーを使用してインターネットを介して接続する)。
なお、以上は、動作を実行するためのデバイスの幾つかのモジュール又はユニットを詳細に説明しているが、このような分割は必須ではない。実際には、本発明の実施形態に応じて、上記の2つ以上のモジュール又はユニットの特徴及び機能は、1つのモジュール又はユニットに具体化されてもよい。逆に、上記のモジュール又はユニットの特徴及び機能は、具体化される複数のモジュール又はユニットにさらに分割してもよい。
さらに、本発明に係る方法の様々なステップは、図面において特定の順序で記載されているが、これは、これらのステップが特定の順序で実行されなければならないこと、又は示された全てのステップが実行されなければならないことを必要としておらず、或いは暗示しない。望ましい結果を達成するために、追加的又は代替的に、幾つかのステップが省略されてもよく、複数のステップが実行のために1つのステップに結合されてもよいし、且つ/或いは1つのステップが実行のために複数のステップに分割されてもよい。
当業者が理解できるように、本発明の実施例は、方法、システム又はコンピュータプログラム製品を提供してもよい。従って、本発明は、完全なハードウェアの実施形態、完全なソフトウェアの実施形態、又はソフトウェアとハードウェアを組み合わせた実施形態の形態を採用してもよい。また、本発明は、コンピュータで使用可能なコンピュータ読み取り可能な命令を含む、1つ又は複数のコンピュータで使用可能な記憶媒体(ディスクストレージ、CD-ROM、光学的ストレージなどを含むが、これらに限定されない)に実装されたコンピュータプログラム製品の形を採用してもよい。
本発明は、本発明の実施例に係る方法、装置(システム)、及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して説明される。なお、フローチャート及び/又はブロック図の各プロセス及び/又はブロック、並びにフローチャート及び/又はブロック図のプロセス及び/又はブロックの組み合わせは、コンピュータプログラムコマンドにより実現されてもよい。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、又は他のプログラミング可能なデータ処理装置のプロセッサに提供されて機器を生成してもよい。これによって、コンピュータ又は他のプログラミング可能なデータ処理装置のプロセッサにより実行される命令により、フローチャートの1つのプロセス若しくは複数のプロセス、及び/又はブロック図の1つのブロック若しくは複数のブロックで指定された機能を実現する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラミング可能なデータ処理装置を特定の方法で動作するように導くことができるコンピュータ読み取り可能なメモリに記憶されてもよい。これによって、該コンピュータ読み取り可能なメモリに記憶された命令は、命令装置を含むプロダクトを生成する。該命令装置は、フローチャートの1つ若しくは複数のプロセス、及び/又はブロック図の1つのブロック若しくは複数のブロックで指定された機能を実現する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラミング可能なデータ処理装置にロードされてもよい。これによって、一連の操作ステップがコンピュータ又は他のプログラミング可能な装置で実行されて、コンピュータで実現される処理が実行され、コンピュータ又はその他のプログラミング可能な装置で実行される命令は、フローチャートのフロー若しくは複数のプロセス、及び/又はブロック図のブロック若しくは複数のブロックで指定された機能を実現する。
本発明の好ましい実施形態を説明しているが、当業者は、基本的な創造的概念を学習すると、これらの実施形態に追加の変更及び変形を実施してもよい。従って、添付の特許請求の範囲は、好ましい実施形態及び本発明の範囲内の全ての変更及び修正を含むと解釈される。
なお、当業者は、本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく、本発明に様々な変更及び変形を実施してもよい。このように、本発明のこれらの変更及び変形が本発明及びそれらの均等な技術の特許請求の範囲内にある場合、本発明は、これらの修正及び変形をさらに含む。

Claims (20)

  1. クラウドアクセラレーションネットワークにおけるインテリジェントルーティングサーバが実行するルーティング制御方法であって、
    前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける転送ノードにより送信されたルーティング照会要求を受信するステップであって、前記ルーティング照会要求は、ターゲットノードへのアクセス要求に従って前記転送ノードにより生成される、ステップと、
    前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて転送経路の経路情報を取得するステップであって、前記転送経路は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて前記アクセス要求を転送するために使用される、ステップと、
    前記転送ノードが前記経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送するように、前記経路情報を前記転送ノードに送信するステップと、を含
    前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて転送経路の経路情報を取得するステップは、
    前記ルーティング照会要求に前記ターゲットノードに対応する少なくとも2つのネットワークアドレスが含まれる場合、前記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路の経路情報を、前記転送ノードから前記ターゲットノードへの転送経路の経路情報とし、前記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路について重みを設定するステップであって、各転送経路に対応する重みは、負荷分散の原理に従って決定された、転送ノードが前記転送経路を介してアクセス要求を転送する優先順位を示す、ステップ、を含む、方法。
  2. 前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて転送経路の経路情報を取得するステップは、
    事前構成されたルーティングポリシーに従って、ルーティングテーブルから、前記転送ノードから前記ターゲットノードへの少なくとも1つの転送経路の経路情報を照会するステップであって、前記ルーティングテーブルは、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて利用可能な転送ノード、及び各2つの転送ノード間の第1のネットワーク距離を含み、前記第1のネットワーク距離は、転送ノードの状態情報に基づいて決定される、ステップ、を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ルーティングテーブルは、転送ノードと前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードとの間の第2のネットワーク距離をさらに含み、
    前記第2のネットワーク距離は、転送ノードの状態情報及び前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて決定される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ルーティング照会要求は、前記ターゲットノードに対応する少なくとも1つのネットワークアドレスを含み、
    前記事前構成されたルーティングポリシーに従ってルーティングテーブルから前記転送ノードから前記ターゲットノードへの少なくとも1つの転送経路の経路情報を照会するステップは、
    前記ルーティング照会要求に前記ターゲットノードに対応する1つのネットワークアドレスが含まれる場合、前記ルーティングテーブルから、前記転送ノードから前記ターゲットノードへの最適な転送経路の経路情報を照会するステップと、
    前記ルーティング照会要求に前記ターゲットノードに対応する少なくとも2つのネットワークアドレスが含まれる場合、前記ルーティングテーブルから、前記転送ノードから前記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスへの転送経路の経路情報をそれぞれ照会するステップと、を含む、請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記ルーティング照会要求に前記ターゲットノードに対応する少なくとも2つのネットワークアドレスが含まれる場合、前記事前構成されたルーティングポリシーに従ってルーティングテーブルから前記転送ノードから前記ターゲットノードへの少なくとも1つの転送経路の経路情報を照会するステップは、
    前記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路から最適な転送経路を選択し、前記最適な転送経路の経路情報を前記転送ノードから前記ターゲットノードへの転送経路の経路情報とするステップ、又は
    記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路から少なくとも2つの転送経路を選択し、選択された転送経路の経路情報を前記転送ノードから前記ターゲットノードへの転送経路の経路情報とするステップであって、そのうちの少なくとも1つの転送経路は主転送経路とされ、少なくとも1つの転送経路は代替転送経路とされる、ステップ、をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記各転送ノードの状態情報は、各転送ノードにより他の転送ノードを検出して報告され、
    前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報は、各転送ノードにより前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードを検出して報告される、請求項3に記載の方法。
  7. ルーティングテーブルから、第1の所定期間内に他の転送ノードの状態情報を報告していない転送ノードを削除するステップ、をさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. クラウドアクセラレーションネットワークにおける転送ノードが実行するルーティング制御方法であって、
    第1の転送経路の経路情報を取得するステップであって、前記第1の転送経路の経路情報は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおけるインテリジェントルーティングサーバによりルーティング照会要求が受信された後、クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて決定され、前記第1の転送経路は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいてターゲットノードへのアクセス要求を転送するために使用される、ステップと、
    前記第1の転送経路の経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送するステップと、を含
    前記第1の転送経路の数が少なくとも2つである場合、前記第1の転送経路の経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送するステップは、
    前記第1の転送経路について対応する重みが設定されている場合、各第1の転送経路に対応する重みに基づいて1つの第1の転送経路を選択し、選択された第1の転送経路の経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送するステップであって、各第1の転送経路に対応する重みは、負荷分散の原理に従って決定された、転送ノードが第1の転送経路を介してアクセス要求を転送する優先順位を示す、ステップ、を含む、方法。
  9. 前記第1の転送経路の経路情報を取得するステップは、
    前記インテリジェントルーティングサーバにより直接送信された前記第1の転送経路の経路情報を受信するステップであって、前記ルーティング照会要求は、前記アクセス要求が受信された後、前記アクセス要求に従って生成される、ステップ、又は、
    前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける他の転送ノードにより送信された前記第1の転送経路の経路情報を受信するステップ、を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の転送経路の経路情報が前記インテリジェントルーティングサーバにより直接送信される場合、前記アクセス要求を受信した後、前記アクセス要求に従って前記ルーティング照会要求を生成する前に、
    前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされていないと決定するステップ、又は、
    前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされており、且つ前記第2の転送経路の経路情報の使用期限が第2の所定期間を超えていると決定するステップ、をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記アクセス要求を受信した後、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送する第2の転送経路の経路情報がローカルにバッファリングされており、且つ前記第2の転送経路の経路情報の使用期限が前記第2の所定期間を超えていないと決定された場合、前記第2の転送経路の経路情報を介して前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送するステップ、をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の転送経路の数が少なくとも2つである場合、前記第1の転送経路の経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送するステップは
    1の転送経路に少なくとも1つの主転送経路及び少なくとも1つの代替転送経路が含まれる場合、前記少なくとも1つの主転送経路から1つの主転送経路を選択し、選択された主転送経路の経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送するステップ、を含む、請求項8乃至10の何れかに記載の方法。
  13. 前記第1の転送経路の経路情報は、前記インテリジェントルーティングサーバにより前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報及び前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて決定される、請求項8乃至11の何れかに記載の方法。
  14. 前記インテリジェントルーティングサーバが転送ノードの状態情報に基づいて各2つの転送ノード間の第1のネットワーク距離を決定するように、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける他の転送ノードを検出し、他の転送ノードの状態情報を決定して前記インテリジェントルーティングサーバに報告するステップと、
    前記インテリジェントルーティングサーバが転送ノードの状態情報及び前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて転送ノードと前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードとの間の第2のネットワーク距離を決定するように、前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードを検出し、前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報を決定して前記インテリジェントルーティングサーバに報告するステップと、をさらに含む、請求項8乃至11の何れかに記載の方法。
  15. ルーティング制御装置であって、
    クラウドアクセラレーションネットワークにおける転送ノードにより送信されたルーティング照会要求を受信する受信部であって、前記ルーティング照会要求は、ターゲットノードへのアクセス要求に従って前記転送ノードにより生成される、受信部と、
    前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて転送経路の経路情報を取得する照会部であって、前記転送経路は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいて前記アクセス要求を転送するために使用される、照会部と、
    前記転送ノードが前記経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送するように、前記経路情報を前記転送ノードに送信する送信部と、を含む、
    前記照会部は、
    前記ルーティング照会要求に前記ターゲットノードに対応する少なくとも2つのネットワークアドレスが含まれる場合、前記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路の経路情報を、前記転送ノードから前記ターゲットノードへの転送経路の経路情報とし、前記ターゲットノードに対応する各ネットワークアドレスの転送経路について重みを設定し、
    各転送経路に対応する重みは、負荷分散の原理に従って決定された、転送ノードが前記転送経路を介してアクセス要求を転送する優先順位を示す、装置。
  16. ルーティング制御装置であって、
    第1の転送経路の経路情報を取得する経路取得部であって、前記第1の転送経路の経路情報は、クラウドアクセラレーションネットワークにおけるインテリジェントルーティングサーバによりルーティング照会要求が受信された後、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける各転送ノードの状態情報に基づいて決定され、前記第1の転送経路は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおいてターゲットノードへのアクセス要求を転送するために使用される、経路取得部と、
    前記第1の転送経路の経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送する転送部と、を含む、
    前記第1の転送経路の数が少なくとも2つである場合、前記転送部は、
    前記第1の転送経路について対応する重みが設定されている場合、各第1の転送経路に対応する重みに基づいて1つの第1の転送経路を選択し、選択された第1の転送経路の経路情報に基づいて前記アクセス要求を前記ターゲットノードに転送し、
    各第1の転送経路に対応する重みは、負荷分散の原理に従って決定された、転送ノードが第1の転送経路を介してアクセス要求を転送する優先順位を示す、装置。
  17. 検出部をさらに含み、
    前記検出部は、
    前記インテリジェントルーティングサーバが転送ノードの状態情報に基づいて各2つの転送ノード間の第1のネットワーク距離を決定するように、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける他の転送ノードを検出し、他の転送ノードの状態情報を決定して前記インテリジェントルーティングサーバに報告し、
    前記インテリジェントルーティングサーバが転送ノードの状態情報及び前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報に基づいて転送ノードと前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードとの間の第2のネットワーク距離を決定するように、前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードを検出し、前記クラウドアクセラレーションネットワークの外部のノードの状態情報を決定して前記インテリジェントルーティングサーバに報告する、請求項16に記載の装置。
  18. 前記経路取得部は、前記インテリジェントルーティングサーバにより直接送信された前記第1の転送経路の経路情報を受信し、前記ルーティング照会要求は、前記アクセス要求が受信された後、前記アクセス要求に従って生成され、或いは、
    前記経路取得部は、前記クラウドアクセラレーションネットワークにおける他の転送ノードにより送信された前記第1の転送経路の経路情報を受信する、請求項16に記載の装置。
  19. 請求項1乃至7の何れかに記載の方法又は請求項8乃至14の何れかに記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  20. コンピュータ読み取り可能な命令が記憶されているメモリと、1つ又は複数のプロセッサと、を含むコンピュータ装置であって、コンピュータ読み取り可能な命令は、プロセッサにより実行される際に、1つ又は複数のプロセッサに請求項1乃至7の何れかに記載の方法又は請求項8乃至14の何れかに記載の方法のステップを実行させる、コンピュータ装置。
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