JP7341458B2 - Work pasting device and contact position control device - Google Patents
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Description
本発明は、ワーク貼合装置及び接触位置制御装置に関する。 The present invention relates to a workpiece bonding device and a contact position control device.
従来のワーク貼合装置として、例えば、特許文献1には、基板等からなる第1ワークにフィルム等からなる第2ワークを貼り合わせる、二層真空チャンバ方式の装置が開示されている。特許文献1に記載のワーク貼合装置は、空圧凹部を覆うダイヤフラムを有する可動チャンバ体と、可動チャンバ体に対向して位置する固定チャンバ体と、を備える。このワーク貼合装置は、空圧凹部の内部空間を加圧することでダイヤフラムを膨張させ、ダイヤフラムに装着された第2ワークを、固定チャンバ内に収容された第1ワークに貼り合わせる。
As a conventional workpiece bonding device, for example,
第1ワークと第2ワークの間に空気が入り込むことを抑制すべく、第2ワークは、その中心部から外側に向かって順に第1ワークに貼り合わされることが理想である。しかしながら、特許文献1に記載の構成では、空圧凹部の内部空間は真空状態から大気圧となるように加圧され、ダイヤフラムは急激に膨張する。このため、ダイヤフラムにより第2ワークが押される位置及び範囲を規定することが困難であり、貼り合わせ対象のワーク間に、看過できない程の空気が入り込んでしまう虞がある。
In order to prevent air from entering between the first workpiece and the second workpiece, it is ideal that the second workpiece is bonded to the first workpiece in order from the center toward the outside. However, in the configuration described in
本発明は、貼り合わせ対象のワーク間に空気が入り込むことを抑制できるワーク貼合装置及び接触位置制御装置を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a workpiece bonding device and a contact position control device that can suppress air from entering between the workpieces to be bonded.
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るワーク貼合装置は、
第1チャンバと、
前記第1チャンバと対向し、内部に第1ワークが設置される第2チャンバと、
前記第1チャンバの内部空間への加圧に伴い膨張することで、シート状の第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるダイヤフラムと、
前記第2ワークの前記第1ワークと対向する面である対向面に沿って転動可能なローラーと、
前記対向面の面内方向における前記ローラーの移動、及び、前記対向面の面外方向における前記ローラーの移動を制御する移動制御部と、を備え、
前記移動制御部は、
前記ダイヤフラムが膨張する過程において、前記ローラーを、前記第2ワークと前記第1ワークとの間の位置であって前記対向面と接触する所定位置から、前記第2ワークの外周方向、且つ、前記ダイヤフラムから離れる方向へと移動させる。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るワーク貼合装置は、
第1チャンバと、
前記第1チャンバと対向し、内部に第1ワークが設置される第2チャンバと、
前記第1チャンバの内部空間への加圧に伴い膨張することで、シート状の第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるダイヤフラムと、
前記第2ワークの前記第1ワークと対向する面である対向面に沿って転動可能なローラーと、
少なくとも前記対向面の面内方向における前記ローラーの移動を制御する移動制御部と、
前記ダイヤフラムよりも前記第1ワークに近い位置に設けられ、前記第2ワークが装着されるワークステージと、
前記ダイヤフラムの膨張に伴って前記第1ワークに向かう前記ワークステージの移動を案内するガイド部と、を備え、
前記移動制御部は、
前記ダイヤフラムが膨張する過程において、前記ローラーを、前記第2ワークと前記第1ワークとの間の位置であって前記対向面と接触する所定位置から、前記第2ワークの外周方向へと移動させる。
In order to achieve the above object, the workpiece bonding apparatus according to the first aspect of the present invention includes:
a first chamber;
a second chamber facing the first chamber and in which a first workpiece is installed;
a diaphragm that adheres a sheet-shaped second workpiece to the first workpiece by expanding as pressure is applied to the internal space of the first chamber;
a roller that can roll along an opposing surface of the second work that faces the first work;
a movement control unit that controls movement of the roller in the in - plane direction of the opposing surface and movement of the roller in the out-of-plane direction of the opposing surface ,
The movement control section includes:
In the process of the expansion of the diaphragm, the roller is moved from a predetermined position between the second workpiece and the first workpiece and in contact with the opposing surface to the outer circumferential direction of the second workpiece and the Move it away from the diaphragm .
In order to achieve the above object, a workpiece bonding apparatus according to a second aspect of the present invention includes:
a first chamber;
a second chamber facing the first chamber and in which a first workpiece is installed;
a diaphragm that adheres a sheet-shaped second workpiece to the first workpiece by expanding as pressure is applied to the internal space of the first chamber;
a roller that can roll along an opposing surface of the second work that faces the first work;
a movement control unit that controls movement of the roller at least in the in-plane direction of the opposing surface;
a work stage provided at a position closer to the first work than the diaphragm and to which the second work is mounted;
a guide portion that guides movement of the work stage toward the first workpiece as the diaphragm expands;
The movement control section includes:
In the process of expanding the diaphragm, the roller is moved from a predetermined position between the second workpiece and the first workpiece and in contact with the opposing surface toward the outer circumference of the second workpiece. .
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係る接触位置制御装置は、
ダイヤフラムを一方から加圧することによって、前記ダイヤフラムの他方に位置する第1ワークに対して、前記ダイヤフラムと前記第1ワークとの間に位置するフィルム状の第2ワークを貼り合わせる際に、前記第2ワークが前記第1ワークに接触する位置を制御する接触位置制御装置であって、
前記第2ワークの前記第1ワークと対向する面である対向面に沿って転動可能なローラーと、
前記対向面の面内方向における前記ローラーの移動、及び、前記対向面の面外方向における前記ローラーの移動を制御する移動制御部と、を備え、
前記移動制御部は、
前記ダイヤフラムが膨張する過程において、前記ローラーを、前記第2ワークと前記第1ワークとの間の位置であって前記対向面と接触する所定位置から、前記第2ワークの外周方向、且つ、前記ダイヤフラムから離れる方向へと移動させる。
In order to achieve the above object, a contact position control device according to a third aspect of the present invention includes:
By pressurizing the diaphragm from one side, the second workpiece in the form of a film located between the diaphragm and the first workpiece is bonded to the first workpiece located on the other side of the diaphragm. A contact position control device that controls a position where a second workpiece contacts the first workpiece,
a roller that can roll along an opposing surface of the second work that faces the first work;
a movement control unit that controls movement of the roller in the in - plane direction of the opposing surface and movement of the roller in the out-of-plane direction of the opposing surface ,
The movement control section includes:
In the process of the expansion of the diaphragm, the roller is moved from a predetermined position between the second workpiece and the first workpiece and in contact with the opposing surface to the outer circumferential direction of the second workpiece and the Move it away from the diaphragm .
本発明によれば、貼り合わせ対象のワーク間に空気が入り込むことを抑制できる。 According to the present invention, it is possible to suppress air from entering between the works to be bonded.
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。 An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
本実施形態に係るワーク貼合装置10は、図1に示すように、基板等からなる第1ワークW1にフィルム等からなる第2ワークW2を貼り付ける二層真空チャンバ方式の装置である。第1ワークW1は、第2ワークW2が貼り付けられる対象物である。第2ワークW2は、第1ワークW1に貼り付けられるシート状の部材(フィルム状や薄板状の部材も含む。)である。
As shown in FIG. 1, the
以下では、図中に規定する、互いに直交するX、Y、Z軸を用いて構成を適宜説明する。各軸方向において、矢印が向く方向を正(+)の方向とする。例えば、X及びY軸の各々は、撓んでいない状態における第2ワークW2の面内方向に沿う軸である。 In the following, the configuration will be appropriately described using X, Y, and Z axes defined in the drawings and perpendicular to each other. In each axis direction, the direction in which the arrow points is defined as the positive (+) direction. For example, each of the X and Y axes is an axis along the in-plane direction of the second workpiece W2 in an unflexed state.
ワーク貼合装置10は、図1及び図2に示すように、上チャンバ21と、下チャンバ31と、ダイヤフラム22と、ワークステージ25と、チャンバ駆動部42と、制御部40と、真空ポンプ41と、切替弁43a,43bと、ローラー50a,50bと、ローラー位置調整部60a,60bと、ガイド部70と、位置合わせカメラ80と、を備える。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
下チャンバ31は、上チャンバ21に向かって開口する箱状をなす。下チャンバ31は、上チャンバ21が閉じられることにより密閉された空間となる内部空間31aを有する。下チャンバ31の内底面には、ワーク支持台32が設けられている。ワーク支持台32は、第1ワークW1が装着される台であり、その上面において第1ワークW1を支持する。なお、ワーク支持台32への第1ワークW1の設置や、第1ワークW1が設置されたワーク支持台32への下チャンバ31のセットは、手動によってもよいし、図示しないロボットにより自動で行われてもよい。下チャンバ31をロボットによって駆動する場合は、後述する上チャンバ21を駆動するチャンバ駆動部42と同様又は類似した構成を採用することができる。
The
本実施形態における第1ワークW1は、図1に示すように、XZ平面と平行な面に沿った断面形状がM字状に湾曲した形状を有する。第1ワークW1は、例えば、X軸に対して湾曲するが、Y軸に対しては湾曲せずに直線状に延びる形状をなしている。また、第1ワークW1は、YZ平面と平行な仮想面に対して対象(図1において左右対象)に形成されている。なお、第1ワークW1は、X軸とY軸との少なくともいずれかに対して湾曲する形状であってもよい。 As shown in FIG. 1, the first workpiece W1 in this embodiment has an M-shaped cross-sectional shape along a plane parallel to the XZ plane. The first workpiece W1 has, for example, a shape that is curved with respect to the X axis but extends linearly without being curved with respect to the Y axis. Further, the first workpiece W1 is formed symmetrically (left-right symmetrical in FIG. 1) with respect to a virtual plane parallel to the YZ plane. Note that the first workpiece W1 may have a shape that is curved with respect to at least one of the X axis and the Y axis.
上チャンバ21は、下チャンバ31に向かって開口する箱状をなす。上チャンバ21は、チャンバ駆動部42により下チャンバ31に対して開閉する。
The
ダイヤフラム22は、膜状をなし、図1に示すように、その外周端部が上チャンバ21の開口部に固定されている。ダイヤフラム22により上チャンバ21の内部空間21aが密閉される。ダイヤフラム22は、上チャンバ21の内部空間21aが加圧されることにより弾性変形する弾性体、例えばゴム等の超弾性体からなる。
The
ワークステージ25は、ダイヤフラム22とZ方向において対向するとともに、ダイヤフラム22よりもワーク支持台32に近い位置に設けられる。ワークステージ25は、図2に示すように、平面視で矩形状をなす。ワークステージ25は、ダイヤフラム22の膨張によってワーク支持台32に近づく方向に押されることにより、第2ワークW2を第1ワークW1に貼り付ける。
The
ワークステージ25は、第2ワークW2が装着されるステージ部25aと、ステージ部25aを上チャンバに対して弾性的に支持するステージ支持部25bと、を備える。
The
ステージ部25aは、第2ワークW2よりも広い面積を有し、板状に形成される。ステージ部25aは、ダイヤフラム22よりも外力に対して弾性変形しづらく、且つ、第1ワークW1の曲面に沿って弾性変形可能な材質又は形状で形成されている。例えば、ステージ部25aは、ダイヤフラム22よりも弾性率が大きい塩化ビニル等の樹脂、又は金属により形成される。ステージ部25aの下面に、第2ワークW2が装着される。
なお、ステージ部25aと第2ワークW2は、剥離可能な微粘着層(図示せず)を介して接着されていてもよい。また、ステージ部25aの内部に真空室(図示せず)を形成し、この真空室を真空源(図示せず)により真空とすることによって第2ワークW2をステージ部25aに吸着する構成を採用してもよい。
The
Note that the
ステージ支持部25bは、ステージ部25aを上チャンバ21に対して弾性的に支持する。例えば、ステージ支持部25bは、その一端がステージ部25aの外縁部に固定され、その他端が上チャンバ21の内周面に固定されている。ステージ支持部25bは、弾性体であって、ステージ部25aよりも外力に対して変形しやすい材質又は形状で形成されている。ステージ支持部25bはダイヤフラム22により押されることでステージ部25aよりも大きく弾性変形する。
ステージ支持部25bは、図2に示すように、例えば、各々が帯状に形成された4つの弾性部E1~E4から構成されている。を介して上チャンバ21に支持されている。弾性部E1~E4は、ステージ部25aをその外周側に向かって引っ張る。弾性部E1~E4の各々は、例えば、帯状のゴム、ばね等から構成されている。弾性部E1~E4は、例えば、ワークステージ25の4隅の各々に設けられ、ワークステージ25を均一な力で外周方向へ引っ張る。ステージ支持部25bは、例えば、ゴム等の超弾性体や、ばね等から構成されている。
なお、ステージ支持部25bは、シート状をなし、その下面においてステージ部25aを固定する構成を採用してもよい。この場合、ステージ支持部25bは、塩化ビニル等の樹脂から構成されていてもよい。また、ステージ部25aは、ボルトや接着剤等によってステージ支持部25bに固定されてもよいし、ステージ支持部25bにインサート成形されてもよい。また、ステージ支持部25bは、ステージ部25aと同一の材質で、且つ、ステージ部25aよりも薄い厚さで形成されていてもよい。
The
As shown in FIG. 2, the
Note that the
チャンバ駆動部42は、例えば、油圧又は空気圧で動作するシリンダを含んで構成され、制御部40の制御の下で、上チャンバ21を下チャンバ31に対して接近又は離間するように移動させる。これにより、下チャンバ31に対する上チャンバ21の開閉動作が可能となっている。
The
真空ポンプ41は、制御部40による制御の下で動作し、上チャンバ21の内部空間21a及び下チャンバ31の内部空間31aの少なくとも何れかを真空状態とする。
The
切替弁43a、43bは、例えば、電動弁や電磁弁から構成されている。
切替弁43aは、真空ポンプ41と内部空間21aとを接続する流路45aに設けられる。切替弁43aは、制御部40による制御の下で、流路45aを流体的に導通させた導通状態と、流路45aを遮断した遮断状態と、内部空間21aを大気に開放した開放状態との間で切り替える。なお、切替弁43aとは別に、内部空間21aを開放する開放弁を上チャンバ21に設けてもよい。
切替弁43bは、真空ポンプ41と内部空間31aとを接続する流路45bに設けられる。切替弁43bは、制御部40による制御の下で、流路45bを流体的に導通させた導通状態と、流路45bを遮断した遮断状態と、内部空間31aを大気に開放した開放状態との間で切り替える。なお、切替弁43bとは別に、内部空間31aを開放する開放弁を下チャンバ31に設けてもよい。
The switching
The switching
The switching
ローラー50a及びローラー50bは、図2に示すように、それぞれがY方向に延びる円筒状をなす。ローラー50a及びローラー50bは、一方がワークステージ25のX方向における一端側に位置し、他方がワークステージ25のX方向における他端側に位置する。ローラー50aには、Y方向に延びる軸部51aが挿入されている。ローラー50aは、軸部51aの外周面を摺動して回転可能に構成されている。軸部51aの両端は、軸支持部52aに支持されている。軸支持部52aは、ローラー位置調整部60aによってX及びZ方向の各々に移動可能となっている。つまり、ローラー50aは、軸部51a及び軸支持部52aを介して、ローラー位置調整部60aによってX及びZ方向の各々に移動可能となっている。なお、ローラー50bの支持態様や移動態様は、ローラー50aと同様であるため、以下では、一方のローラー50aに関連する構成について主に説明する。
As shown in FIG. 2, the
図2に示すローラー位置調整部60aは、制御部40の制御の下で、ローラー50aをX及びZ方向の各方向に移動させる。これにより、ローラー位置調整部60aは、ワークステージ25に装着された第2ワークW2に対するローラー50aのX及びZ方向における位置を調整する。具体的に、ローラー位置調整部60aは、図示しない構成として、軸支持部52aをX方向に移動させるX方向移動部と、軸支持部52aをZ方向に移動させるZ方向移動部とを備える。例えば、X方向移動部及びZ方向移動部の各々は、モータと、各移動方向に延び、モータによって回転するボールねじと、ボールねじの軸回転により移動するスライダとを備えて構成されている。
The roller
他方のローラー50bも軸支持部52bに支持された軸部51bの周りを摺動して回転可能に構成され、制御部40の制御の下で動作するローラー位置調整部60bによって、X及びZ方向の各方向に移動可能に構成されている。
The
なお、ローラー50aを移動させるための構成(軸支持部52aやローラー位置調整部60aの一部)は、上チャンバ21が下チャンバ31に対して閉じられて形成される内部空間31aの気密状態を実現可能に設けられている。これにより、内部空間31aが真空状態となった場合であっても、内部空間31aの中でローラー50aの位置を調整することができる。ローラー50bに関連する構成についても同様である。また、ローラー位置調整部60a,60bは、内部空間31aの中に設けられていてもよい。
Note that the structure for moving the
ガイド部70は、ダイヤフラム22の膨張に伴って第1ワークW1に向かうワークステージ25の移動を案内する。ガイド部70は、一対のガイド軸71と、ガイド軸71が通過する挿通孔72aを有する一対のステージ固定部72と、を備える。図2に示すように、ステージ固定部72は、板状の金具であり、長方形板状のステージ部25aの側面部に固定される。本例では、一対のステージ固定部72は、ステージ部25aの短手方向(Y方向)からステージ部25aを挟み込むように配置される。各ステージ固定部72は、ステージ部25aの長手方向(X方向)における中央部に位置する。挿通孔72aは、ステージ固定部72をその厚さ方向(Z方向)に貫通する貫通孔である。挿通孔72aの孔径は、ガイド軸71の直径よりも大きく設定される。
The
一対のガイド軸71は、それぞれ、ステージ部25aの挿通孔72aを通過するようにZ方向に延びる。ガイド軸71は、ダイヤフラム22の膨張に伴ってステージ部25aが移動する距離よりも長い、円柱状に形成される。ガイド軸71の基端は、例えば、上チャンバ21の上板21aの内面に固定されている。図2に示すように、一対のガイド軸71は、ステージ部25aの長手方向における中央部に配置される。例えば、第1ワークW1は、そのX方向における中央部C1が、ガイド軸71と合う位置にくるようにワーク支持台32に装着される。また、第2ワークW2は、そのX方向における中央部C2が、ガイド軸71と合う位置にくるようにワークステージ25に装着される。つまり、ガイド軸71は、後述のようにワークを貼り合わせる際に、第2ワークW2の中央部C2が、第1ワークW1の中央部C1に向かって良好に膨張するように、第2ワークW2を案内する。
The pair of
ダイヤフラム22が膨張すると、ダイヤフラム22に押されて、ステージ部25aが下方向(-Z方向)へ移動する。この際、ステージ部25aは、挿通孔72aを介してガイド軸71により移動が案内される。このため、ステージ部25aが移動する際、ステージ部25aがその面方向に沿ってずれることが抑制され、これにより、第2ワークW2が第1ワークW1に対して所望の位置からずれて貼り合わされることが抑制される。一例として、位置ずれを50μm以下とすることができる。
When the
位置合わせカメラ80は、第1ワークW1と第2ワークW2を撮影し、その撮影データを制御部40に出力する。位置合わせカメラ80は、例えば、第1ワークW1と第2ワークW2のそれぞれの対角線上に位置する角部を撮影するために4つのカメラを備える。制御部40は、位置合わせカメラ80からの撮影データを解析することにより、第1ワークW1と第2ワークW2のX方向とY方向の位置ずれ量を測定する。また、位置合わせカメラ80は、制御部40の制御によって、図示しない駆動部を介して移動可能に構成されている。
The
制御部40は、ワーク貼合装置10の全体動作を制御するものであり、チャンバ駆動部42、真空ポンプ41、切替弁43a,43b、ローラー位置調整部60a,60b、及び位置合わせカメラ80の各々の動作を制御する。制御部40は、CPU(Central Processing Unit)、CPUによる処理の手順を定義したプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、ユーザによる適当な数値入力等を受けて実行されるプログラム及び必要な情報を一時的に記憶しておくRAM(Random Access Memory)、計時を行うタイマ等を備える。制御部40のROM内には、後述のワーク貼り合わせ処理を実行するためのプログラムが予め記憶されており、CPUは、プログラムを読み出し、実行する。なお、制御部40は、CPUと他の専用回路とが協働してワーク貼合装置10の動作を制御するものであってもよい。
The
特に、制御部40は、内部空間21aを加圧して膨張するダイヤフラム22によって第2ワークW2を第1ワークW1に貼り付ける際に、ローラー50aとローラー50bのX方向における間隔を調整することによって、第2ワークW2が第1ワークW1に接触し始める位置を調整する。ローラー50a,50bによって、ダイヤフラム22及びワークステージ25の膨張に伴って第2ワークW2が膨張可能な範囲を調整することができる。
具体的に、ワークの貼り合わせの際に、第2ワークW2が中央部C2から外周部の順に第1ワークW1に貼り付けられていくように、第2ワークW2の膨張可能な範囲を規制するローラー50a,50bの移動軌跡をシミュレーションや実験等により予め定め、その軌跡データをROM内に記憶しておく。そして、制御部40は、当該軌跡データに従ってローラー50a,50bが動作するように、数値制御(NC(Numerical Control))によって、ローラー位置調整部60aを介してローラー50aをX及びZ方向の各方向に移動させ、ローラー位置調整部60bを介してローラー50bをX及びZ方向の各方向に移動させる。なお、本実施形態では、第1ワークW1は左右対称に形成されているため、ローラー50aとローラー50bは、左右対称に連動する。
In particular, the
Specifically, when bonding the works, the expandable range of the second work W2 is regulated so that the second work W2 is bonded to the first work W1 in order from the center C2 to the outer periphery. The movement trajectory of the
例えば、前記の軌跡データに従って移動するローラー50aは、図5に示す、初期位置P0、マスク位置P1及び非マスク位置P2の各位置に移動可能となっている。
初期位置P0は、ワークステージ25に装着された第2ワークW2には当接しない位置であって、例えば、ワークステージ25のX方向における外縁の位置である。なお、初期位置P0は、ワークステージ25への第2ワークW2の装着を妨げないローラー50aの位置であれば、ワークステージ25に接触する位置であってもよい。
マスク位置P1は、ワークステージ25に装着された第2ワークW2と、ワーク支持台32に装着された第1ワークW1との間の位置であって、ワークステージ25に装着された第2ワークW2の対向面S(第2ワークW2における第1ワークW1と対向する面)と接触する位置である。例えば、マスク位置P1は、初期位置P0からワークステージ25に装着された第2ワークW2の中央部C2に向けてX方向に所定量だけ移動した位置である。初期位置P0からマスク位置P1へとローラー50aが移動する場合、ローラー50aは軸部51a周りに回転可能であるため、スムーズに第2ワークW2の対向面S上を転動することができる。マスク位置P1にあるローラー50aは、第2ワークW2の対向面Sを下側から覆うことで、第2ワークW2が第1ワークW1に接触する位置が規制される。
非マスク位置P2は、ワークステージ25に装着された第2ワークW2と接触しない位置であって、第2ワークW2の全面が第1ワークW1に貼り付けられることを妨げない位置である。例えば、非マスク位置P2は、マスク位置P1から、ワークステージ25に装着された第2ワークW2のX方向における外周側に移動した位置であって、ワークステージ25及びダイヤフラム22から離れる方向(-Z方向)に移動した位置である。
For example, the
The initial position P0 is a position that does not come into contact with the second workpiece W2 mounted on the
The mask position P1 is a position between the second workpiece W2 mounted on the
The non-mask position P2 is a position that does not come into contact with the second workpiece W2 mounted on the
前記の軌跡データに従って移動するローラー50bは、初期位置P0、マスク位置P1及び非マスク位置P2と、図5において左右対称の関係にある初期位置Q0、マスク位置Q1及び非マスク位置Q2の各位置に移動可能となっている。
また、マスク位置P1,Q1は、ワークステージ25に装着された第2ワークW2の中央部C2よりも第2ワークW2のX方向における外周側の位置である。マスク位置P1にあるローラー50aと、マスク位置Q1にあるローラー50bとのX方向における間隔によって、第2ワークW2の中央部Cを外周側よりも先に第1ワークW1に接触させることができる。
The
Further, the mask positions P1 and Q1 are positions closer to the outer circumference of the second workpiece W2 in the X direction than the center portion C2 of the second workpiece W2 mounted on the
(ワーク貼り合わせ処理)
次に、主に図4に示すフローチャートを参照しつつ、制御部40により実行されるワーク貼り合わせ処理について説明する。ワーク貼り合わせ処理の開始時には、図3に示すように、上チャンバ21が下チャンバ31に対して開いた状態で、第1ワークW1がワーク支持台32に設置され、ワークステージ25の下面に第2ワークW2が装着される。第1ワークW1の第2ワークW2と対向する面と、第2ワークW2の第1ワークW1と対向する面のいずれかには、接着剤として、例えば、シート状のOCA(Optical Clear Adhesive)や液体状のOCR(Optical Clear Resin)等が設けられる。なお、ワーク貼り合わせ処理の開始時には、ローラー50aは初期位置P0にあり、ローラー50bは初期位置Q0にあるものとする。
(Workpiece bonding process)
Next, the workpiece bonding process executed by the
まず、制御部40は、ワーク位置合わせ処理を実行する(ステップS1)。
ワーク位置合わせ処理では、図3に示すように、制御部40は、位置合わせカメラ80を第1ワークW1と第2ワークW2の間に進入させ、第1ワークW1と第2ワークW2を撮影する。続いて、制御部40は、位置合わせカメラ80からの撮影データに基づき第1ワークW1と第2ワークW2の位置ずれを測定する。この位置ずれは、例えば、第1ワークW1に対する第2ワークW2のX方向とY方向の位置ずれ量である。続いて、制御部40は、測定された位置ずれを解消するように、必要に応じて、チャンバ駆動部42を介して上チャンバ21のX及びYの各方向の移動制御を行う。このようにして、制御部40は、第1ワークW1に対する第2ワークW2の位置調整(第1ワークW1と第2ワークW2の位置合わせ)を行う。例えば、制御部40は、この位置合わせの際、第1ワークW1に第2ワークW2が貼り付けられる領域の中心に、第2ワークW2の中心が一致するように、上チャンバ21をX方向とY方向に移動させる。なお、位置合わせが完了すると、位置合わせカメラ80は、上チャンバ21の開閉動作を妨げない位置に、制御部40の制御により移動する。
First, the
In the workpiece positioning process, as shown in FIG. 3, the
前記の位置合わせが完了すると、制御部40は、チャンバ駆動部42を介して上チャンバ21を下チャンバ31に対して閉じる(ステップS2)。
When the above alignment is completed, the
続いて、制御部40は、ローラー位置調整部60aを介してローラー50aを初期位置P0からマスク位置P1へと移動させるとともに、ローラー位置調整部60bを介してローラー50bを初期位置Q0からマスク位置Q1へと移動させる(ステップS3)。
なお、上チャンバ21を閉じる前に、ローラー50a,50bをマスク位置P1,Q1に移動させてもよい。
Subsequently, the
Note that before closing the
続いて、制御部40は、切替弁43a,43bを導通状態とし、真空ポンプ41を動作させることにより、内部空間21aと内部空間31aを真空状態とする(ステップS4)。
Subsequently, the
続いて、制御部40は、切替弁43aを開放状態に切り替えることにより内部空間21aを大気圧まで加圧するとともに、ローラー50a,50bをマスク位置P1,Q1から非マスク位置P2,Q2へと移動させる(ステップS5)。
Subsequently, the
例えば、まず、制御部40は、ローラー50a,50bをマスク位置P1,Q1に保ったまま、内部空間21aを加圧する。内部空間21aの加圧によって、ダイヤフラム22は、第1ワークW1に向かって膨張し、第2ワークW2が装着されたワークステージ25を下方へと押す。この場合、マスク位置P1,Q1に位置するローラー50a,50bによって、ダイヤフラム22、及び、第2ワークW2が装着されたワークステージ25の膨張範囲は規制されているため、ダイヤフラム22、及び、第2ワークW2が装着されたワークステージ25は、マスク位置P1にあるローラー50aと、マスク位置Q1にあるローラー50bとの間において、下方へ膨張することになる。この過程において、ワークステージ25に装着された第2ワークW2は、図5に示した状態A0から状態A1へと形状が遷移し、中央部C2が先に第1ワークW1に接触する。
For example, first, the
そして、制御部40は、第2ワークW2の中央部C2が第1ワークW1に接触すると、ローラー50a,50bをマスク位置P1,Q1から、非マスク位置P2,Q2へと徐々に移動させていく。この過程において、ワークステージ25に装着された第2ワークW2は、図5に示した状態A1から状態A2へと形状が遷移し、中央部C2から外周側へと順に第1ワークW1に貼り付けられていく。このため、第1ワークW1と第2ワークW2の間に空気が入り込むことが抑制される。ダイヤフラム22が十分に膨張すると、ワークステージ25のステージ部25aは、第1ワークW1の上面に沿って湾曲した状態となる。これにより、第2ワークW2の全域が第1ワークW1に押し付けられる。また、ダイヤフラム22が膨張する過程で、仮に、ダイヤフラム22が波打った状態となったとしても、ワークステージ25のステージ部25aは波打った状態とならず、平板状を保つ。これによっても、第1ワークW1と第2ワークW2との間に空気が入り込むことが抑制される。
Then, when the center portion C2 of the second workpiece W2 comes into contact with the first workpiece W1, the
なお、制御部40は、内部空間21aの加圧からの経過時間をタイマで計時し、その経過時間が予めROM内に定められた設定時間に到達した場合に、マスク位置P1,Q1にあるローラー50a,50bの非マスク位置P2,Q2への移動を開始させればよい。当該設定時間は、第2ワークW2の中央部C2が第1ワークW1に接触し始める時間に応じて適宜定めることができる。また、制御部40は、ROM内に予め格納された、前述の軌跡データに基づいてローラー50a,50bを移動させる。また、制御部40は、ワークの貼り合わせが完了した後、ローラー50a,50bを初期位置P0,Q0に復帰させる。
The
続いて、制御部40は、切替弁43bを開放状態に切り替えることにより内部空間31aを大気圧としてから、チャンバ駆動部42を介して、上チャンバ21を下チャンバ31に対して開き、上チャンバ21が第2ワークW2から遠ざかるようにZ方向に移動させる(ステップS6)。これにより、貼り合わされた第1ワークW1と第2ワークW2は下チャンバ31から取り出し可能となる。以上で、ワーク貼り合わせ処理が終了となる。
Subsequently, the
なお、本発明は以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。以下に、種々の変形例を説明する。 Note that the present invention is not limited to the above embodiments and drawings. It is possible to make changes (including deletion of constituent elements) as appropriate without changing the gist of the present invention. Various modifications will be explained below.
第1ワークW1は、以上の実施形態で説明した形状に限定されず、以下に説明する変形例1及び2を含む種々の形状をとることができる。
The first workpiece W1 is not limited to the shape described in the above embodiment, and can take various
(変形例1)
図6に示す変形例1のように、第1ワークW1は、XZ平面と平行な面に沿った断面形状がW字状に湾曲した形状を有していてもよい。この第1ワークW1は、例えば、X軸に対して湾曲するが、Y軸に対しては湾曲せずに直線状に延びる形状をなしている。また、第1ワークW1は、YZ平面と平行な仮想面に対して対象(図6において左右対象)に形成されている。
この変形例1においても、ワークの貼り合わせの際に、第2ワークW2が中央部C2から外周部の順に第1ワークWに貼り付けられていくように、第2ワークW2の膨張可能な範囲を規制するローラー50a,50bの移動軌跡をシミュレーションや実験等により予め定め、その軌跡データをROM内に記憶しておけばよい。そして、制御部40は、図4に示すワーク貼り合わせ処理と同様な処理を実行すればよい。特にステップS5において、例えば、制御部40は、ローラー50a,50bをマスク位置P1,Q1に保ったまま、内部空間21aを加圧する。ダイヤフラム22、及び、第2ワークW2が装着されたワークステージ25は、マスク位置P1にあるローラー50aと、マスク位置Q1にあるローラー50bとの間において、下方へ膨張することになる。この過程において、ワークステージ25に装着された第2ワークW2は、図6に示した状態A0から状態A1へと形状が遷移し、中央部C2が先に第1ワークW1に接触する。そして、制御部40は、第2ワークW2の中央部C2が第1ワークW1に接触すると、ローラー50a,50bをマスク位置P1,Q1から、非マスク位置P2,Q2へと徐々に移動させていく。この過程において、ワークステージ25に装着された第2ワークW2は、図6に示した状態A1から状態A2へと形状が遷移し、中央部C2から外周側へと順に第1ワークW1に貼り付けられていく。このため、第1ワークW1と第2ワークW2の間に空気が入り込むことが抑制される。
(Modification 1)
As in
Also in this modification example 1, the expandable range of the second workpiece W2 is such that when the workpieces are pasted together, the second workpiece W2 is pasted to the first workpiece W in order from the center part C2 to the outer peripheral part. The locus of movement of the
(変形例2)
図7に示す変形例2のように、第1ワークW1は、XZ平面と平行な面に沿った断面形状がS字状に湾曲した形状を有していてもよい。この第1ワークW1は、例えば、X軸に対して湾曲するが、Y軸に対しては湾曲せずに直線状に延びる形状をなしている。なお、変形例2に係る第1ワークW1は、以上の実施形態や変形例1とは異なり、YZ平面と平行な仮想面に対して非対象に形成されている。
このような変形例2においては、一対のローラー50a,50bの一方を省略することもできる。例えば、ワークの貼り合わせの際に、第2ワークW2が中央部C2から外周部の順に第1ワークW1に貼り付けられていくように、第2ワークW2の膨張可能な範囲を規制するローラー50aの移動軌跡をシミュレーションや実験等により予め定め、その軌跡データをROM内に記憶しておけばよい。そして、制御部40は、図4に示すワーク貼り合わせ処理と同様な処理を実行すればよい。特にステップS5において、例えば、制御部40は、ローラー50aをマスク位置P1に保ったまま、内部空間21aを加圧する。ダイヤフラム22、及び、第2ワークW2が装着されたワークステージ25は、マスク位置P1にあるローラー50aと、ローラー50aとは反対側の端部の間において、下方へ膨張することになる。この過程において、ワークステージ25に装着された第2ワークW2は、図7に示した状態A0から状態A1へと形状が遷移し、中央部C2が先に第1ワークW1に接触する。そして、制御部40は、第2ワークW2の中央部C2が第1ワークW1に接触すると、ローラー50aをマスク位置P1から、非マスク位置P2へと徐々に移動させていく。この過程において、ワークステージ25に装着された第2ワークW2は、図7に示した状態A1から状態A2へと形状が遷移し、中央部C2から外周側へと順に第1ワークW1に貼り付けられていく。このため、第1ワークW1と第2ワークW2の間に空気が入り込むことが抑制される。
以上の変形例1,2では、第1ワークW1を安定して設置可能なように、第1ワークW1の形状に応じてワーク支持台32の形状を適宜定めればよい。
(Modification 2)
As in Modification 2 shown in FIG. 7, the first workpiece W1 may have an S-shaped cross-sectional shape along a plane parallel to the XZ plane. The first workpiece W1 has a shape that is curved with respect to the X-axis, but not curved with respect to the Y-axis, and extends linearly, for example. Note that, unlike the above embodiments and the first modification, the first workpiece W1 according to the second modification is formed asymmetrically with respect to a virtual plane parallel to the YZ plane.
In such a second modification, one of the pair of
In the above-described
(他の変形例)
第1ワークW1は、上記例とは異なる曲面形状(凸曲面や凹曲面)を有していてもよいし、平板状であってもよい。いずれにせよ、上記のようにローラー50a,50bの位置を制御することで、第2ワークW2を中央部C2から外周側へと順に第1ワークW1に貼り付けることができるため、第1ワークW1と第2ワークW2の間に空気が入り込むことを抑制できる。ただし、上記構成のワーク貼合装置10は、第1ワークW1における第2ワークW2が貼り付けられる面が、曲面を有している場合に好適である。平板状の第1ワークW1に比べ、曲面を有する第1ワークW1に対して第2ワークW2を中央部C2から外周側の順に良好に貼り付けていくのは、困難だからである。また、第1ワークW1は、その一部分が湾曲した形状や、突出した形状を有していてもよい。上記に説明したワーク貼り合わせ手法により、第1ワークW1と第2ワークW2とを貼り合わせることができる限りにおいては、第1ワークW1及び第2ワークW2の材質、形状、及び大きさは任意である。
(Other variations)
The first workpiece W1 may have a curved shape (a convex curved surface or a concave curved surface) different from the above example, or may have a flat plate shape. In any case, by controlling the positions of the
以上では、下チャンバ31に対して上チャンバ21を移動する例を示したが、上チャンバ21に対して下チャンバ31を移動させる構成を採用してもよいし、上チャンバ21及び下チャンバ31の各々が移動可能な構成を採用してもよい。また、上チャンバ21と下チャンバ31とは相対的にX、Y及びZ軸の各方向に移動可能であってもよい。
In the above example, the
以上に説明したワークステージ25を省略し、ダイヤフラム22が第2ワークW2に接触する構成を採用してもよい。この場合、ローラー50a,50bは、ダイヤフラム22に装着された第2ワークW2に対して、上記と同様な手法で、移動が制御されればよい。
The
また、第1ワークW1の形状によっては、前述のようにローラー50a,50bの一方を省略してもよいし、さらに、位置の調整制御が可能なローラーの数を増やしてもよい。例えば、第1ワークW1がX軸及びY軸の双方に対して湾曲する形状を有している場合、位置の調整制御が可能なローラーを、平面視で矩形状の第2ワークW2の4辺に沿って配置したり、第2ワークW2の対角線方向に移動可能に配置したりすることもできる。この場合、複数のローラーの各々の移動軌跡は、ワークの貼り合わせの際に、第2ワークW2が中央部C2から外周部の順に第1ワークW1に貼り付けられていくように、シミュレーションや実験等により予め定めればよい。また、ガイド部70の構成や形状も、第1ワークW1の大きさや形状に合わせて変更可能である。ワークステージ25をガイド部70に沿って膨張させることができ、第2ワークW2の中央部C2を安定して第1ワークW1に接触させることができる限りにおいては、ガイド部70の構成や形状は任意である。
Further, depending on the shape of the first workpiece W1, one of the
また、ダイヤフラム22、ワークステージ25、第2ワークW2等の平面形状は、矩形状(正方形も含む)に限られず、真円状、楕円状、多角形状などであってもよい。
Further, the planar shapes of the
また、第1ワークW1は、第2ワークW2が貼り付け可能な対象物であれば、任意である。例えは、第1ワークW1が板状である場合、第1ワークW1として、液晶基板、プラズマディスプレイ基板、太陽電池モジュール基板等を採用することができる。また、第2ワークW2は、第1ワークW1に貼り付けられるシート状の部材であれば任意である。例えば、第2ワークW2として、静電防止用、反射防止用等の各種機能性フィルム等を採用することができる。 Further, the first work W1 may be any object as long as it is an object to which the second work W2 can be attached. For example, when the first workpiece W1 is plate-shaped, a liquid crystal substrate, a plasma display substrate, a solar cell module substrate, etc. can be employed as the first workpiece W1. Further, the second work W2 may be any sheet-like member that is attached to the first work W1. For example, various functional films such as antistatic, antireflective, etc. can be used as the second workpiece W2.
(まとめ)
(1)以上に説明したワーク貼合装置10は、上チャンバ21(第1チャンバの一例)と、下チャンバ31(第2チャンバの一例)と、ダイヤフラム22と、ローラー50a,50bと、例えば制御部40及びローラー位置調整部60a,60bからなる移動制御部と、を備える。下チャンバ31は、上チャンバ21と対向し、内部に第1ワークW1が設置される。ダイヤフラム22は、上チャンバ21の内部空間21aへの加圧に伴い膨張することで、シート状の第2ワークW2を第1ワークW1に貼り合わせる。ローラー50a,50bは、第2ワークW2の対向面Sに沿って転動可能である。移動制御部は、少なくとも対向面Sの面内方向(例えばX方向)におけるローラー50a,50bの移動を制御する。移動制御部は、ダイヤフラム22が膨張する過程において、ローラー50a,50bを、第2ワークW2と第1ワークW1との間の位置であって対向面Sと接触するマスク位置P1,Q1(所定位置の一例)から、第2ワークW2の外周方向へと(例えば、非マスク位置P2,Q2に向かって)移動させる。
上記(1)の構成によれば、上述の通り、第1ワークW1と第2ワークW2の間に空気が入り込むことを抑制することができる。
(summary)
(1) The
According to the configuration (1) above, as described above, it is possible to suppress air from entering between the first workpiece W1 and the second workpiece W2.
(2)具体的に、マスク位置P1,Q1は、第2ワークW2(ワークステージ25又はダイヤフラム22に設置された第2ワークW2)の中央部C2よりも外側であり、移動制御部は、ダイヤフラム22が膨張して第2ワークW2の中央部C2が第1ワークW1に接触した後に、ローラー50a,50bをマスク位置P1,Q1から前記外周方向へと移動させる。
(2) Specifically, the mask positions P1 and Q1 are outside the center C2 of the second workpiece W2 (the second workpiece W2 installed on the
(3)また、移動制御部は、対向面Sの面外方向(例えばZ方向)におけるローラー50a,50bの移動も制御し、ダイヤフラム22が膨張する過程において、ローラー50a,50bをマスク位置P1,Q1から、前記外周方向、且つ、ダイヤフラム22から離れる方向(例えば-Z方向)へと移動させてもよい。
(3) The movement control unit also controls the movement of the
(4)また、ワーク貼合装置10は、ワークステージ25と、ガイド部70とを備えていてもよい。ワークステージ25は、ダイヤフラム22よりも第1ワーク22に近い位置に設けられ、第2ワークW2が装着される。ガイド部70は、ダイヤフラム22の膨張に伴って第1ワークW1に向かうワークステージ25の移動を案内する。
上記(4)の構成によれば、ダイヤフラム22が膨張する際に、ダイヤフラム22が波打った状態となったとしても、第2ワークW2が装着されるワークステージ25が波打つことが抑制される。よって、第1ワークW1と第2ワークW2の間に空気が入り込むことを抑制することができる。また、ガイド部70によって、ワークステージ25をガイド部70に沿って膨張させることができるため、第2ワークW2の中央部C2を安定して第1ワークW1に接触させることができる。
(4) Further, the
According to the configuration (4) above, even if the
(5)具体的に、ワークステージ25は、第2ワークW2が装着されるステージ部25aと、ステージ部25aを上チャンバ21に対して弾性的に支持するステージ支持部25bと、を備える。そして、ステージ部25aは、ダイヤフラム22よりも弾性率が大きい材質により形成される。
(5) Specifically, the
(6)また、第1ワークW1における第2ワークW2が貼り付けられる面は、曲面を有していてもよい。 (6) Furthermore, the surface of the first work W1 to which the second work W2 is attached may have a curved surface.
(7)以上に説明したワーク貼合装置10は、以下の接触位置制御装置を含む。接触位置制御装置は、ダイヤフラム22を一方から加圧することによって、ダイヤフラム22の他方に位置する第1ワークW1に対して、ダイヤフラム22と第1ワークW1との間に位置するフィルム状の第2ワークW2を貼り合わせる際に、第2ワークW2が第1ワークW1に接触する位置を制御する。
接触位置制御装置は、ローラー50a,50bと、例えば制御部40及びローラー位置調整部60a,60bからなる移動制御部と、を備える。ローラー50a,50bは、第2ワークW2の対向面Sに沿って転動可能である。移動制御部は、少なくとも対向面Sの面内方向(例えばX方向)におけるローラー50a,50bの移動を制御する。移動制御部は、ダイヤフラム22が膨張する過程において、ローラー50a,50bを、第2ワークW2と第1ワークW1との間の位置であって対向面Sと接触するマスク位置P1,Q1(所定位置の一例)から、第2ワークW2の外周方向へと(例えば、非マスク位置P2,Q2に向かって)移動させる。
上記(7)の構成によれば、上述の通り、第1ワークW1と第2ワークW2の間に空気が入り込むことを抑制することができる。
(7) The
The contact position control device includes
According to the configuration (7) above, as described above, it is possible to suppress air from entering between the first workpiece W1 and the second workpiece W2.
以上の説明では、本発明の理解を容易にするために、公知の技術的事項の説明を適宜省略した。 In the above description, descriptions of known technical matters have been omitted as appropriate in order to facilitate understanding of the present invention.
10…ワーク貼合装置
W1…第1ワーク、C1…中央部
W2…第2ワーク、C2…中央部、S…対向面
21…上チャンバ(第1チャンバの一例)、21a…内部空間
22…ダイヤフラム
25…ワークステージ(25a…ステージ部、25b…ステージ支持部)
42…チャンバ駆動部
31…下チャンバ(第2チャンバの一例)、31a…内部空間
41…真空ポンプ、43a,43b…切替弁
40…制御部
50a,50b…ローラー、60a,60b…ローラー位置調整部
70…ガイド部、80…位置合わせカメラ
10... Work pasting device W1... First work, C1... Central part W2... Second work, C2... Central part, S... Opposing
42...
Claims (6)
前記第1チャンバと対向し、内部に第1ワークが設置される第2チャンバと、
前記第1チャンバの内部空間への加圧に伴い膨張することで、シート状の第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるダイヤフラムと、
前記第2ワークの前記第1ワークと対向する面である対向面に沿って転動可能なローラーと、
前記対向面の面内方向における前記ローラーの移動、及び、前記対向面の面外方向における前記ローラーの移動を制御する移動制御部と、を備え、
前記移動制御部は、
前記ダイヤフラムが膨張する過程において、前記ローラーを、前記第2ワークと前記第1ワークとの間の位置であって前記対向面と接触する所定位置から、前記第2ワークの外周方向、且つ、前記ダイヤフラムから離れる方向へと移動させる、
ワーク貼合装置。 a first chamber;
a second chamber facing the first chamber and in which a first workpiece is installed;
a diaphragm that adheres a sheet-shaped second workpiece to the first workpiece by expanding as pressure is applied to the internal space of the first chamber;
a roller that can roll along an opposing surface of the second work that faces the first work;
a movement control unit that controls movement of the roller in the in - plane direction of the opposing surface and movement of the roller in the out-of-plane direction of the opposing surface ,
The movement control section includes:
In the process of the expansion of the diaphragm, the roller is moved from a predetermined position between the second workpiece and the first workpiece and in contact with the opposing surface to the outer circumferential direction of the second workpiece and the move away from the diaphragm ,
Work pasting device.
前記第1チャンバと対向し、内部に第1ワークが設置される第2チャンバと、
前記第1チャンバの内部空間への加圧に伴い膨張することで、シート状の第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるダイヤフラムと、
前記第2ワークの前記第1ワークと対向する面である対向面に沿って転動可能なローラーと、
少なくとも前記対向面の面内方向における前記ローラーの移動を制御する移動制御部と、
前記ダイヤフラムよりも前記第1ワークに近い位置に設けられ、前記第2ワークが装着されるワークステージと、
前記ダイヤフラムの膨張に伴って前記第1ワークに向かう前記ワークステージの移動を案内するガイド部と、を備え、
前記移動制御部は、
前記ダイヤフラムが膨張する過程において、前記ローラーを、前記第2ワークと前記第1ワークとの間の位置であって前記対向面と接触する所定位置から、前記第2ワークの外周方向へと移動させる、
ワーク貼合装置。 a first chamber;
a second chamber facing the first chamber and in which a first workpiece is installed;
a diaphragm that adheres a sheet-shaped second workpiece to the first workpiece by expanding as pressure is applied to the internal space of the first chamber;
a roller that can roll along an opposing surface of the second work that faces the first work;
a movement control unit that controls movement of the roller at least in the in-plane direction of the opposing surface ;
a work stage provided at a position closer to the first work than the diaphragm and to which the second work is mounted;
a guide portion that guides movement of the work stage toward the first workpiece as the diaphragm expands ;
The movement control section includes:
In the process of expanding the diaphragm, the roller is moved from a predetermined position between the second workpiece and the first workpiece and in contact with the opposing surface toward the outer circumference of the second workpiece. ,
Work pasting device.
前記ステージ部は、前記ダイヤフラムよりも弾性率が大きい材質により形成される、
請求項2に記載のワーク貼合装置。 The work stage includes a stage part on which the second work is mounted, and a stage support part that elastically supports the stage part with respect to the first chamber,
The stage portion is formed of a material having a higher elastic modulus than the diaphragm.
The workpiece bonding device according to claim 2 .
前記移動制御部は、
前記ダイヤフラムが膨張して前記第2ワークの前記中央部が前記第1ワークに接触した後に、前記ローラーを前記所定位置から前記外周方向へと移動させる、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のワーク貼合装置。 The predetermined position is outside the center of the second workpiece,
The movement control section includes:
After the diaphragm expands and the center portion of the second workpiece contacts the first workpiece, moving the roller from the predetermined position toward the outer circumferential direction;
The workpiece bonding apparatus according to any one of claims 1 to 3 .
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のワーク貼合装置。 the surface of the first workpiece to which the second workpiece is attached has a curved surface;
The workpiece bonding device according to any one of claims 1 to 4 .
前記第2ワークの前記第1ワークと対向する面である対向面に沿って転動可能なローラーと、
前記対向面の面内方向における前記ローラーの移動、及び、前記対向面の面外方向における前記ローラーの移動を制御する移動制御部と、を備え、
前記移動制御部は、
前記ダイヤフラムが膨張する過程において、前記ローラーを、前記第2ワークと前記第1ワークとの間の位置であって前記対向面と接触する所定位置から、前記第2ワークの外周方向、且つ、前記ダイヤフラムから離れる方向へと移動させる、
接触位置制御装置。 By pressurizing the diaphragm from one side, the second workpiece in the form of a film located between the diaphragm and the first workpiece is bonded to the first workpiece located on the other side of the diaphragm. A contact position control device that controls a position where a second workpiece contacts the first workpiece,
a roller that can roll along an opposing surface of the second work that faces the first work;
a movement control unit that controls movement of the roller in the in - plane direction of the opposing surface and movement of the roller in the out-of-plane direction of the opposing surface ,
The movement control section includes:
In the process of the expansion of the diaphragm, the roller is moved from a predetermined position between the second workpiece and the first workpiece and in contact with the opposing surface to the outer circumferential direction of the second workpiece and the move away from the diaphragm ,
Contact position control device.
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