JP7341430B2 - 端末装置、コンピュータに実行させるためのプログラムおよびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
そこで、この発明の実施の形態によれば、パケット損失を抑制して周波数を有効利用する端末装置を提供する。
この発明の実施の形態によれば、端末装置は、予測手段と、学習器と、選択手段と、送信手段とを備える。予測手段は、チャネルが空いている時間であるチャネル空き時間とチャネルが使用されている時間であるチャネル使用時間とを複数のチャネルの全てについて予測する。学習器は、パケットを基地局へ送信する通信の通信結果と、当該端末装置と競合する競合端末装置の情報である競合端末情報と、1つのパケットを送信してから次のパケットを送信するまでのチャネルの待機時間であるチャネル待機時間とからなる入力情報、またはパケットを前記基地局へ送信できないことを示す送信不可情報からなる入力情報に基づいて、パケットの送信時間の長さを状態とし、チャネルを選択することを行動とし、通信に成功したときのスループットまたはチャネル待機時間の逆数を報酬とするQ学習を実行してQ値の更新をQ学習の終了条件が満たされるまで繰り返し実行し、Q学習の終了条件が満たされたときの各状態と、各状態における最大のQ値と、各状態において最大のQ値が得られるときの行動とを相互に対応付けた構成からなる出力情報を出力する学習処理を実行する。選択手段は、送信したいパケットの送信時間の長さに対応するQ学習の状態に対応する最大のQ値が得られるときの行動を出力情報から検出し、その検出した行動によって選択されたチャネルを送信用チャネルとして選択する。送信手段は、送信用チャネルにおいて予測手段によって予測されたチャネル空き時間が、送信したいパケットの送信時間の長さよりも長いことからなる第1の条件が満たされたとき、バックオフを実行せずに、送信したいパケットを送信用チャネルで基地局へ送信する。
構成1において、学習器は、競合端末情報が競合端末装置の個数からなり、かつ、通信結果が通信の成功を示すとき、競合端末装置の個数が少なくなれば大きくなり、競合端末装置の個数が多くなれば小さくなるように報酬を算出する第1の演算処理を実行するとともに、チャネル待機時間が短くなれば大きくなり、チャネル待機時間が長くなれば小さくなるように報酬を算出する第2の演算処理を実行して学習処理を実行する。
構成2において、学習器は、競合端末装置の個数が第1の個数であるとき第1の値からなる第1の重み係数をスループットに乗算し、競合端末装置の個数が第1の個数よりも多い第2の個数であるとき第1の値よりも小さい第2の値からなる第1の重み係数をスループットに乗算して第1の演算処理を実行する。
構成3において、学習器は、競合端末装置の個数の逆数を第1の重み係数としてスループットに乗算して第1の演算処理を実行する。
構成2から構成4のいずれかにおいて、学習器は、チャネル待機時間が第1の時間長からなるとき、第3の値からなる第2の重み係数をスループットに乗算し、チャネル待機時間が第1の時間長よりも長い第2の時間長からなるとき、第3の値よりも小さい第4の値からなる第2の重み係数をスループットに乗算して第2の演算処理を実行する。
構成2から構成5のいずれかにおいて、学習器は、チャネル待機時間の逆数を第2の重み係数としてスループットに乗算して第2の演算処理を実行する。
構成1において、学習器は、学習処理において、入力情報が送信不可情報からなるとき、報酬を零としてQ値を更新する。
構成1から構成7のいずれかにおいて、端末装置は、受信手段を更に備える。受信手段は、競合端末情報を制御チャネルで基地局から受信する。
構成1から構成8のいずれかにおいて、通信結果は、送信手段が送信したいパケットを基地局へ送信した後、パケットを受信したことを示すACKパケットを基地局から受信したとき、第1の指標からなり、送信手段が送信したいパケットを基地局へ送信した後、ACKパケットを基地局から受信しないとき、第2の指標からなる。
構成1から構成9のいずれかにおいて、送信手段は、第1の条件に加え、送信用チャネルにおけるキャリアセンスの結果、他の端末装置が送信用チャネルで通信していないことからなる第2の条件が満たされたとき、バックオフを実行せずに、送信したいパケットを送信用チャネルで基地局へ送信する。
また、この発明の実施の形態によれば、プログラムは、
予測手段が、チャネルが空いている時間であるチャネル空き時間とチャネルが使用されている時間であるチャネル使用時間とを複数のチャネルの全てについて予測する第1のステップと、
学習器が、パケットを基地局へ送信する通信の通信結果と、当該端末装置と競合する競合端末装置の情報である競合端末情報と、1つのパケットを送信してから次のパケットを送信するまでのチャネルの待機時間であるチャネル待機時間とからなる入力情報、またはパケットを基地局へ送信できないことを示す送信不可情報からなる入力情報に基づいて、パケットの送信時間の長さを状態とし、チャネルを選択することを行動とし、通信に成功したときのスループットまたはチャネル待機時間の逆数を報酬とするQ学習を実行してQ値の更新をQ学習の終了条件が満たされるまで繰り返し実行し、Q学習の終了条件が満たされたときの各状態と、各状態における最大のQ値と、各状態において最大のQ値が得られるときの行動とを相互に対応付けた構成からなる出力情報を出力する学習処理を実行する第2のステップと、
選択手段が、送信したいパケットの送信時間の長さに対応するQ学習の状態に対応する最大のQ値が得られるときの行動を出力情報から検出し、その検出した行動によって選択されたチャネルを送信用チャネルとして選択する第3のステップと、
送信手段が、送信用チャネルにおいて予測手段によって予測されたチャネル空き時間が、送信したいパケットの送信時間の長さよりも長いことからなる第1の条件が満たされたとき、バックオフを実行せずに、送信したいパケットを前記送信用チャネルで前記基地局へ送信する第4のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
構成11において、学習器は、第2のステップにおいて、競合端末情報が競合端末装置の個数からなり、かつ、通信結果が通信の成功を示すとき、競合端末装置の個数が少なくなれば大きくなり、競合端末装置の個数が多くなれば小さくなるように報酬を算出する第1の演算処理を実行するとともに、チャネル待機時間が短くなれば大きくなり、チャネル待機時間が長くなれば小さくなるように報酬を算出する第2の演算処理を実行して学習処理を実行する。
構成12において、学習器は、第2のステップにおいて、競合端末装置の個数が第1の個数であるとき第1の値からなる第1の重み係数をスループットに乗算し、競合端末装置の個数が第1の個数よりも多い第2の個数であるとき第1の値よりも小さい第2の値からなる第1の重み係数をスループットに乗算して第1の演算処理を実行する。
構成13において、学習器は、第2のステップにおいて、競合端末装置の個数の逆数を第1の重み係数として前記スループットに乗算して第1の演算処理を実行する。
構成12から構成14のいずれかにおいて、学習器は、第2のステップにおいて、チャネル待機時間が第1の時間長からなるとき、第3の値からなる第2の重み係数をスループットに乗算し、チャネル待機時間が第1の時間長よりも長い第2の時間長からなるとき、第3の値よりも小さい第4の値からなる第2の重み係数をスループットに乗算して第2の演算処理を実行する。
構成12から構成15のいずれかにおいて、学習器は、第2のステップにおいて、チャネル待機時間の逆数を第2の重み係数としてスループットに乗算して第2の演算処理を実行する。
構成11において、学習器は、第2のステップの学習処理において、入力情報が送信不可情報からなるとき、報酬を零としてQ値を更新する。
構成11から構成17のいずれかにおいて、プログラムは、受信手段が、競合端末情報を制御チャネルで基地局から受信する第5のステップを更にコンピュータに実行させる。
構成11から構成18のいずれかにおいて、通信結果は、送信手段が送信したいパケットを基地局へ送信した後、パケットを受信したことを示すACKパケットを基地局から受信したとき、第1の指標からなり、送信手段が送信したいパケットを基地局へ送信した後、ACKパケットを基地局から受信しないとき、第2の指標からなる。
構成11から構成19のいずれかにおいて、送信手段は、第1の条件に加え、送信用チャネルにおけるキャリアセンスの結果、他の端末装置が送信用チャネルで通信していないことからなる第2の条件が満たされたとき、バックオフを実行せずに送信したいパケットを送信用チャネルで基地局へ送信する。
更に、この発明の実施の形態によれば、記録媒体は、構成11から構成20のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
(1)ビジー継続時間サブセット:1ms未満→step1、1ms以上→step2
(2)アイドル継続時間サブセット:0.5ms未満→step1、0.5ms以上→step2
分類部33は、ビジー継続時間サブセットの時間範囲(1)に基づいて、ビジー継続時間TBusy1~TBusy4の各々をサブセットstep1,step2のいずれかに分類し、アイドル継続時間サブセットの時間範囲(2)に基づいて、アイドル継続時間TIdl1~TIdl3の各々をサブセットstep1,step2のいずれかに分類する。
(判定1)送信用チャネルCH_Tにおけるキャリアセンスの結果に基づいて他の端末装置が送信用チャネルCH_Tで通信を行っているか否かを判定する。
(判定2)送信用チャネルCH_Tにおける予測チャネル空き時間が、送信用パケットの送信時間の長さよりも長いか否かを判定する。
Claims (21)
- 基地局の通信範囲内に配置される複数の端末装置のうちのいずれかの端末装置からなる送信元の端末装置である端末装置であって、
前記送信元の端末装置がパケットを前記基地局へ送信する通信と前記複数の端末装置のうちの前記送信元の端末装置以外の端末装置である競合端末装置がパケットを前記基地局へ送信する通信とが競合する無線通信空間においてパケットを前記基地局へ送信する送信手段と、
前記送信手段が前記パケットを前記基地局へ送信した後、前記パケットを受信したことを示すACKパケットを前記基地局から受信する受信手段と、
チャネルが空いている時間であるチャネル空き時間と前記チャネルが使用されている時間であるチャネル使用時間とを複数のチャネルの全てについて予測する予測手段と、
前記送信手段がパケットを前記基地局へ送信する通信の通信結果と、前記競合端末装置の情報である競合端末情報と、前記送信手段が1つのパケットを前記基地局へ送信してから前記送信手段が次のパケットを前記基地局へ送信するまでの前記送信手段が前記次のパケットの前記基地局への送信に用いる前記チャネルの待機時間であるチャネル待機時間とからなる入力情報、または前記送信手段が前記1つのパケットを前記基地局へ送信できないことを示す送信不可情報からなる入力情報とに基づいて、前記送信手段が前記1つのパケットを前記基地局へ送信するときの前記1つのパケットの送信時間の長さを状態とし、チャネルを前記複数のチャネルから選択することを行動とし、前記送信手段が前記1つのパケットを前記基地局へ送信した後に前記受信手段が前記ACKパケットを前記基地局から受信したときのスループットまたは前記チャネル待機時間の逆数を報酬とし、ε-greedy法によって前記行動を決定するQ学習を実行してQ値を更新することを前記Q学習の終了条件が満たされるまで繰り返し実行し、前記Q学習の終了条件が満たされたとき、複数の前記状態のうちの1つの状態sにおいて前記更新されたm(mは、1≦m≦[前記複数のチャネルの総数]を満たす整数である)個のQ値q s,1 ~q s,m のうちの最大のQ値q s,max と前記最大のQ値q s,max が得られるときの前記行動からなる行動a s,max とを検出して前記最大のQ値q s,max と前記最大のQ値q s,max が得られるときの前記行動a s,max とを前記状態sに対応付けた[前記状態s/前記最大のQ値q s,max /前記行動a s,max ]を生成することを前記複数の状態の全てについて実行して複数の前記[前記状態s/前記最大のQ値q s,max /前記行動a s,max ]を生成し、その生成した前記複数の[前記状態s/前記最大のQ値q s,max /前記行動a s,max ]からなる出力情報を出力する学習処理を実行する学習器と、
送信したいパケットの送信時間の長さに対応する前記Q学習の状態sに対応する前記最大のQ値q s,max が得られるときの行動a s,max を前記複数の[前記状態s/前記最大のQ値q s,max /前記行動a s,max ]からなる出力情報から検出し、その検出した行動a s,max によって選択されたチャネルを送信用チャネルとして選択する選択手段とを備え、
前記送信手段は、前記送信用チャネルにおいて前記予測手段によって予測されたチャネル空き時間が前記送信したいパケットの送信時間の長さよりも長いことからなる第1の条件が満たされたとき、バックオフを実行せずに、前記送信したいパケットを前記送信用チャネルで前記基地局へ送信する、端末装置。 - 前記学習器は、前記競合端末情報が前記競合端末装置の個数からなり、かつ、前記通信結果が、前記受信手段が前記ACKパケットを前記基地局から受信したことからなる通信の成功を示すとき、前記競合端末装置の個数が少なくなれば大きくなり、前記競合端末装置の個数が多くなれば小さくなるように前記報酬を算出する第1の演算処理を実行するとともに、前記チャネル待機時間が短くなれば大きくなり、前記チャネル待機時間が長くなれば小さくなるように前記報酬を算出する第2の演算処理を実行して前記学習処理を実行する、請求項1に記載の端末装置。
- 前記学習器は、前記競合端末装置の個数が第1の個数であるとき第1の値からなる第1の重み係数を前記スループットに乗算し、前記競合端末装置の個数が前記第1の個数よりも多い第2の個数であるとき第1の値よりも小さい第2の値からなる前記第1の重み係数を前記スループットに乗算して前記第1の演算処理を実行する、請求項2に記載の端末装置。
- 前記学習器は、前記競合端末装置の個数の逆数を前記第1の重み係数として前記スループットに乗算して前記第1の演算処理を実行する、請求項3に記載の端末装置。
- 前記学習器は、前記チャネル待機時間が第1の時間長からなるとき、第3の値からなる第2の重み係数を前記スループットに乗算し、前記チャネル待機時間が前記第1の時間長よりも長い第2の時間長からなるとき、前記第3の値よりも小さい第4の値からなる前記第2の重み係数を前記スループットに乗算して前記第2の演算処理を実行する、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の端末装置。
- 前記学習器は、前記チャネル待機時間の逆数を前記第2の重み係数として前記スループットに乗算して前記第2の演算処理を実行する、請求項5に記載の端末装置。
- 前記学習器は、前記学習処理において、前記入力情報が前記送信不可情報からなるとき、前記報酬を零として前記Q値を更新する、請求項1に記載の端末装置。
- 前記受信手段は、更に、前記競合端末情報を制御チャネルで前記基地局から受信する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の端末装置。
- 前記通信結果は、前記送信手段が前記送信したいパケットを前記基地局へ送信した後、前記受信手段が前記ACKパケットを前記基地局から受信したとき、第1の指標からなり、前記送信手段が前記送信したいパケットを前記基地局へ送信した後、前記受信手段が前記ACKパケットを前記基地局から受信しないとき、第2の指標からなる、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の端末装置。
- 前記送信手段は、前記第1の条件に加え、前記送信用チャネルにおけるキャリアセンスの結果、前記複数の端末装置のうちの前記送信元の端末装置以外の他の端末装置が前記送信用チャネルで通信していないことからなる第2の条件が満たされたとき、バックオフを実行せずに前記送信したいパケットを前記送信用チャネルで前記基地局へ送信する、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の端末装置。
- 基地局の通信範囲内に配置される複数の端末装置のうちのいずれかの端末装置からなる送信元の端末装置である端末装置においてコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
送信手段が、前記送信元の端末装置がパケットを前記基地局へ送信する通信と前記複数の端末装置のうちの前記送信元の端末装置以外の端末装置である競合端末装置がパケットを前記基地局へ送信する通信とが競合する無線通信空間においてパケットを前記基地局へ送信する第1のステップと、
受信手段が、前記送信手段が前記パケットを前記基地局へ送信した後、前記パケットを受信したことを示すACKパケットを前記基地局から受信する第2のステップと、
予測手段が、チャネルが空いている時間であるチャネル空き時間と前記チャネルが使用されている時間であるチャネル使用時間とを複数のチャネルの全てについて予測する第3のステップと、
学習器が、前記送信手段がパケットを前記基地局へ送信する通信の通信結果と、前記競合端末装置の情報である競合端末情報と、前記送信手段が1つのパケットを前記基地局へ送信してから前記送信手段が次のパケットを前記基地局へ送信するまでの前記送信手段が前記次のパケットの前記基地局への送信に用いる前記チャネルの待機時間であるチャネル待機時間とからなる入力情報、または前記送信手段が前記1つのパケットを前記基地局へ送信できないことを示す送信不可情報からなる入力情報とに基づいて、前記送信手段が前記1つのパケットを前記基地局へ送信するときの前記1つのパケットの送信時間の長さを状態とし、チャネルを前記複数のチャネルから選択することを行動とし、前記送信手段が前記1つのパケットを前記基地局へ送信した後に前記受信手段が前記ACKパケットを前記基地局から受信したときのスループットまたは前記チャネル待機時間の逆数を報酬とし、ε-greedy法によって前記行動を決定するQ学習を実行してQ値を更新することを前記Q学習の終了条件が満たされるまで繰り返し実行し、前記Q学習の終了条件が満たされたとき、複数の前記状態のうちの1つの状態sにおいて前記更新されたm(mは、1≦m≦[前記複数のチャネルの総数]を満たす整数である)個のQ値q s,1 ~q s,m のうちの最大のQ値q s,max と前記最大のQ値q s,max が得られるときの前記行動からなる行動a s,max とを検出して前記最大のQ値q s,max と前記最大のQ値q s,max が得られるときの前記行動a s,max とを前記状態sに対応付けた[前記状態s/前記最大のQ値q s,max /前記行動a s,max ]を生成することを前記複数の状態の全てについて実行して複数の前記[前記状態s/前記最大のQ値q s,max /前記行動a s,max ]を生成し、その生成した前記複数の[前記状態s/前記最大のQ値q s,max /前記行動a s,max ]からなる出力情報を出力する学習処理を実行する第4のステップと、
選択手段が、送信したいパケットの送信時間の長さに対応する前記Q学習の状態sに対応する前記最大のQ値q s,max が得られるときの行動a s,max を前記複数の[前記状態s/前記最大のQ値q s,max /前記行動a s,max ]からなる出力情報から検出し、その検出した行動a s,max によって選択されたチャネルを送信用チャネルとして選択する第5のステップとをコンピュータに実行させ、
前記送信手段は、前記第1のステップにおいて、前記送信用チャネルにおいて前記予測手段によって予測されたチャネル空き時間が前記送信したいパケットの送信時間の長さよりも長いことからなる第1の条件が満たされたとき、バックオフを実行せずに、前記送信したいパケットを前記送信用チャネルで前記基地局へ送信する、コンピュータに実行させるためのプログラム。 - 前記学習器は、前記第4のステップにおいて、前記競合端末情報が前記競合端末装置の個数からなり、かつ、前記通信結果が、前記受信手段が前記ACKパケットを前記基地局から受信したことからなる通信の成功を示すとき、前記競合端末装置の個数が少なくなれば大きくなり、前記競合端末装置の個数が多くなれば小さくなるように前記報酬を算出する第1の演算処理を実行するとともに、前記チャネル待機時間が短くなれば大きくなり、前記チャネル待機時間が長くなれば小さくなるように前記報酬を算出する第2の演算処理を実行して前記学習処理を実行する、請求項11に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記学習器は、前記第4のステップにおいて、前記競合端末装置の個数が第1の個数であるとき第1の値からなる第1の重み係数を前記スループットに乗算し、前記競合端末装置の個数が前記第1の個数よりも多い第2の個数であるとき第1の値よりも小さい第2の値からなる前記第1の重み係数を前記スループットに乗算して前記第1の演算処理を実行する、請求項12に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記学習器は、前記第4のステップにおいて、前記競合端末装置の個数の逆数を前記第1の重み係数として前記スループットに乗算して前記第1の演算処理を実行する、請求項13に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記学習器は、前記第4のステップにおいて、前記チャネル待機時間が第1の時間長からなるとき、第3の値からなる第2の重み係数を前記スループットに乗算し、前記チャネル待機時間が前記第1の時間長よりも長い第2の時間長からなるとき、前記第3の値よりも小さい第4の値からなる前記第2の重み係数を前記スループットに乗算して前記第2の演算処理を実行する、請求項12から請求項14のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記学習器は、前記第4のステップにおいて、前記チャネル待機時間の逆数を前記第2の重み係数として前記スループットに乗算して前記第2の演算処理を実行する、請求項15に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記学習器は、前記第4のステップの前記学習処理において、前記入力情報が前記送信不可情報からなるとき、前記報酬を零として前記Q値を更新する、請求項11に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 受信手段は、前記第2のステップにおいて、更に、前記競合端末情報を制御チャネルで前記基地局から受信する、請求項11から請求項17のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記通信結果は、前記送信手段が前記送信したいパケットを前記基地局へ送信した後、前記受信手段が前記ACKパケットを前記基地局から受信したとき、第1の指標からなり、前記送信手段が前記送信したいパケットを前記基地局へ送信した後、前記受信手段が前記ACKパケットを前記基地局から受信しないとき、第2の指標からなる、請求項11から請求項18のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記送信手段は、前記第1のステップにおいて、前記第1の条件に加え、前記送信用チャネルにおけるキャリアセンスの結果、前記複数の端末装置のうちの前記送信元の端末装置以外の他の端末装置が前記送信用チャネルで通信していないことからなる第2の条件が満たされたとき、バックオフを実行せずに前記送信したいパケットを前記送信用チャネルで前記基地局へ送信する、請求項11から請求項19のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項11から請求項20のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018182405A (ja) | 2017-04-05 | 2018-11-15 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 | チャネル状態予測装置、チャネル状態予測方法、無線通信装置および無線通信方法 |
WO2018235311A1 (en) | 2017-06-19 | 2018-12-27 | Mitsubishi Electric Corporation | NETWORK SYSTEM AND NETWORK DEVICE FOR THE COEXISTENCE OF A HALOW WI-FI NETWORK AND A LOW-RATE WIRELESS PERSONNEL NETWORK (LR-WPAN) |
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