JP7340699B2 - 発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発電装置に関する。
例えば、下記特許文献1には、二輪車の後輪に可動アームを介して上下棒を連結し、後輪の上下動に伴って上下棒をコイル内で上下動させることにより発電する技術が開示されている。
実開昭61-074277号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術では、発電量を増やすためには、上下棒の移動量を増やす必要があり、すなわち、発電装置を大型化することなく発電効率を高めることが困難である。
一実施形態に係る発電装置は、回動軸部を有し、回動可能に設けられたレバーと、レバーの第1連結部に連結され、水平方向に振動することにより、レバーを回動させる振動体と、レバーの一端側の第2連結部に連結され、レバーの回動に伴って、水平方向に揺動する磁石ユニットと、回動軸部を間に挟んで磁石ユニットと対向して設けられ、レバーの他端側の第3連結部に連結され、レバーの回動に伴って、水平方向において磁石ユニットとは逆方向に揺動するコイルユニットとを備える。
一実施形態に係る発電装置によれば、発電装置の発電効率を高めることができる。
一実施形態に係る発電装置の外観斜視図 一実施形態に係る発電装置(カバーが取り外された状態)の外観斜視図 一実施形態に係る振動体および弾性部材の分解斜視図 一実施形態に係るコイルユニットの外観斜視図 一実施形態に係るコイルユニットの分解斜視図 一実施形態に係る磁石ユニットの分解斜視図 一実施形態に係る磁石ユニットの断面図 一実施形態に係るケースの奥底部の構成を示す外観斜視図 一実施形態に係る発電装置におけるレバーが連結される構成を示す図 一実施形態に係る発電装置における振動体の中立状態を示す正面図である。 一実施形態に係る発電装置における振動体が左方へ振動した状態を示す正面図である。 一実施形態に係る発電装置における振動体が右方へ振動した状態を示す正面図
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。
(発電装置100の概要)
図1は、一実施形態に係る発電装置100の外観斜視図である。なお、以降の説明では、便宜上、図中Z軸方向を、上下方向とし、図中X軸方向を、左右方向(「水平方向」の一例)とし、図中Y軸方向を、前後方向とする。
図1に示す発電装置100は、各種振動発生体に設置され、振動発生体からの振動が加わることにより、電磁誘導を用いて電力を発生する装置である。例えば、発電装置100は、ベルトコンベヤのローラに設置されることにより、当該ローラの回転に伴って、電力を発生することができる。この電力は、例えば、蓄電池(図示省略)に蓄電され、通信モジュール(図示省略)によってローラの回転を示す信号を外部へ無線送信するために用いられる。
図1に示すように、発電装置100は、ケース102およびカバー104を備える。発電装置100は、互いに組み合わされたケース102およびカバー104によって、直方体形状の外形状をなす。
ケース102は、内部空間102Aの前面(Y軸負側の面)が開口した、直方体形状を有する容器状の部材である。ケース102は、前方(Y軸負側)からの平面視において、上下方向(Z軸方向)を長手方向とする長方形状を有する。例えば、ケース102は、樹脂素材が用いられて形成される。ケース102の内部空間102Aには、各構成部品が収容される。ケース102の上面は、凹状に湾曲しており、発電装置100が取り付けられるローラの取付面に密着させることが可能となっている。
カバー104は、ケース102の内部空間102Aの前面を閉塞する、金属製且つ平板状の部材である。カバー104は、前方からの平面視において、ケース102の前面と略同形状(すなわち、上下方向(Z軸方向)を長手方向とする長方形状)を有する。カバー104は、左右両縁部の各々に設けられた一対のフック104Aを有する。カバー104は、一対のフック104Aの各々が、ケース102の左右両側面の各々に形成された一対の爪部102Bの各々に係合することにより、ケース102の内部空間102Aの前面を閉塞した状態で、ケース102に固定される。
(発電装置100の内部構成)
図2は、一実施形態に係る発電装置100(カバー104が取り外された状態)の外観斜視図である。図3は、一実施形態に係る振動体110および弾性部材120の分解斜視図である。図4は、一実施形態に係るコイルユニット130の外観斜視図である。図5は、一実施形態に係るコイルユニット130の分解斜視図である。図6は、一実施形態に係る磁石ユニット140の分解斜視図である。図7は、一実施形態に係る磁石ユニット140の断面図である。図8は、一実施形態に係るケース102の奥底部の構成を示す外観斜視図である。
図2および図3に示すように、発電装置100は、振動体110、弾性部材120、コイルユニット130、磁石ユニット140、レバー150、および端子161,162を備える。
振動体110は、ケース102の内部の下部に設けられている。振動体110は、弾性部材120の一対の弾性腕部124によって、「水平方向」の一例である左右方向(X軸方向)に振動可能に上方(Z軸正方向)から吊持されている。なお、「左右方向に振動する」の意味は、完全なる直線状に左右方向に移動することに限らず、本実施形態のように、一対の弾性腕部124によって吊持されていることによって、厳密には円弧を描くように左右方向に揺動することも含む。図2および図3に示すように、振動体110は、錘111、ホルダ112、およびカバー113を備える。錘111は、一定の重量を有する、直方体形状の部材である。ホルダ112は、前面(Y軸負側の面)、上面(Z軸正側の面)、および下面(Z軸負側の面)が開口した、直方体形状を有する容器状の部材である。ホルダ112は、内部に錘111が収容されることにより、錘111を保持する。カバー113は、ホルダ112の前面を閉塞する、金属製且つ平板状の部材である。カバー113は、前方からの平面視において、ホルダ112の前面と略同形状である矩形状を有する。カバー113は、左右両縁部の各々に設けられた一対のフック113Aを有する。ホルダ112は、一対のフック113Aの各々が、ホルダ112の左右両側面の各々に形成された一対の爪部112Aの各々に係合することにより、錘111が収容されたホルダ112の前面を閉塞した状態で、ホルダ112に固定される。振動体110は、発電装置100に対して外部から振動が加えられたときに、弾性部材120の一対の弾性腕部124を弾性変形させつつ、左右方向(X軸方向)に振動する。振動体110は、レバー150の第1連結部153(図8参照)に連結されている。これにより、振動体110は、左右方向(X軸方向)への振動に伴って、レバー150を回動させることができる。なお、錘111は、振動体110の振動によって、コイルユニット130と磁石ユニット140との間の磁力による吸着力に打ち勝つことができるように、十分な質量を有することが好ましい。
弾性部材120は、弾性変形可能な金属製の部材である。弾性部材120は、固定部122および左右一対の弾性腕部124を備える。固定部122は、ケース102の内部の上部に固定される、平板状の部分である。すなわち、固定部122は、弾性部材120の固定端として機能する。一対の弾性腕部124は、固定部122の左右両端部の各々から下方に垂下して設けられている。一対の弾性腕部124は、上下方向(Z軸方向)に延在する板バネ状の部分である。一対の弾性腕部124は、それらの下端部124Aおよび連結部124B(すなわち、弾性部材120の揺動端)において、各々、錘111の側面とホルダ112の内側面、および錘111の底面とホルダ112の内底面との間の隙間に挿し込まれることにより、振動体110を吊持する。一対の弾性腕部124は、左右方向に弾性変形可能である。
(コイルユニット130の構成)
図2に示すように、コイルユニット130は、弾性部材120の一対の弾性腕部124の間において、振動体110の上側、且つ、磁石ユニット140の下側に設けられている。図4および図5に示すように、コイルユニット130は、コイル132A、コイル132B、ボビン134、磁心136、およびワイヤ138を備える。
コイル132Aおよびコイル132Bは、左右方向(X軸方向)に並べて配置されている。コイル132Aは左側(X軸負側)に配置されており、コイル132Bは右側(X軸正側)に配置されている。コイル132Aおよびコイル132Bは、ワイヤ138が多重に巻かれることによって、円柱状に形成されている。コイル132Aおよびコイル132Bは、一本のワイヤ138によって双方が形成されることで、電気的に互いに直列に接続されている。ワイヤ138としては、例えば、銅線が用いられる。ワイヤ138の一方(X軸負側)の端部138Aは、ボビン134の左側(X軸負側)の側面から上方に引き出されて、端子161に接続される(図2参照)。ワイヤ138の他方(X軸正側)の端部138Bは、ボビン134の右側(X軸負側)の側面から上方に引き出されて、端子162に接続される(図2参照)。
磁心136は、金属板から形成される部材である。磁心136は、第1磁心部136A、第2磁心部136B、および接続部136Cを有する。第1磁心部136Aおよび第2磁心部136Bは、上下方向(Z軸方向)に直線状に延在する帯状の部分である。第1磁心部136Aおよび第2磁心部136Bは、左右方向(X軸方向)に並べて配置されており、互いに平行である。第1磁心部136Aは、コイル132Aの筒内に挿通される。第2磁心部136Bは、コイル132Bの筒内に挿通される。接続部136Cは、左右方向(X軸方向)に直線状に延在する帯状の部分である。接続部136Cは、第1磁心部136Aの下端部と第2磁心部136Bとを連結する。
ボビン134は、コイル132A、コイル132B、および磁心136を保持する部材である。ボビン134は、コイル収容部134A、コイル収容部134B、および磁心収容部134Cを有する。コイル収容部134Aは、コイル132Aの外形状(すなわち、円筒状)に応じた形状を有する前方(Y軸負方向)が開口した空間であり、前方からコイル132Aが収容される。コイル収容部134Bは、コイル132Bの外形状(すなわち、円筒状)に応じた形状を有する前方(Y軸負方向)が開口した空間であり、前方からコイル132Bが収容される。磁心収容部134Cは、磁心136の接続部136Cの外形状に応じた形状を有する前方(Y軸負方向)が開口した空間であり、前方から磁心136の接続部136Cが収容される。例えば、ボビン134は、樹脂素材が用いられて形成される。
コイルユニット130は、上記構成によって電磁石として機能する。具体的には、コイルユニット130においては、コイルユニット130および磁石ユニット140の揺動に伴って、磁石ユニット140から磁心136(第1磁心部136Aの上端部および第2磁心部136Bの上端部)に加えられる磁力が変化する。これにより、コイル132Aの筒内部における第1磁心部136Aの周囲の磁束と、コイル132Bの筒内部における第2磁心部136Bの周囲の磁束とが変化する。その結果、電磁誘導により、コイル132Aおよびコイル132Bの各々において、電流が発生する。そして、コイル132Aおよびコイル132Bの各々において発生した電流は、ワイヤ138を介して、端子161および端子162から出力される。
コイルユニット130は、レバー150の第3連結部154(図8参照)に連結されている。これにより、コイルユニット130は、振動体110の振動に伴ってレバー150が回動したとき、磁石ユニット140とともに、左右方向(X軸方向)へ揺動することができる。但し、コイルユニット130は、磁石ユニット140とは逆方向に揺動する。
(磁石ユニット140の構成)
図2に示すように、磁石ユニット140は、弾性部材120の一対の弾性腕部124の間において、コイルユニット130の上側に設けられている。図6に示すように、磁石ユニット140は、磁石142、ヨーク144、磁石ホルダ146、およびカバー148を備える。
磁石142は、上下方向を長手方向とする柱状を有する。磁石142は、永久磁石(例えば、ネオジム磁石)が用いられる。磁石142は、上側の第1極性部142Aと下側の第2極性部142Bとが、互いに異なる極性となるように、N極またはS極に着磁されている。磁石ユニット140において、磁石142は、左右方向(X軸方向)における中央よりも右側(X軸正側)に配置される。磁石142の下端面は、カバー148を間に挟んで、コイルユニット130の第2磁心部136Bの上端面と対向する。
ヨーク144は、金属板から形成される部材である。ヨーク144は、前方からの平面視において、左右方向(X軸方向)を長手方向とする長方形状を有する。ヨーク144の下側縁部の右端部は、磁石142の上端面と接触している。これにより、ヨーク144は、磁石142の第1極性部142Aの極性(N極またはS極)に磁化される。ヨーク144の下側縁部の左端部には、下方に突出した突出部144Aが設けられている。突出部144Aの上下方向(Z軸方向)の長さは、磁石142の上下方向の長さと同一である。突出部144Aの下端面は、カバー148を間に挟んで、コイルユニット130の第1磁心部136Aの上端面と対向する。
磁石ホルダ146は、磁石142およびヨーク144を保持する。例えば、磁石ホルダ146は、樹脂素材が用いられて形成される。図7に示すように、磁石ホルダ146の内部には、磁石142およびヨーク144の外形状と同形状の空洞部146Cが形成されている。磁石ホルダ146は、空洞部146Cに磁石142およびヨーク144が埋め込まれることにより、磁石142およびヨーク144を保持する。空洞部146Cは、ヨーク144の突出部144Aが収容される部分と、磁石142が収容される部分とが、底面側に開口している。これにより、ヨーク144の突出部144Aの下面と、磁石142の下面とが、磁石ホルダ146の底面から露出している。
カバー148は、磁石ホルダ146の底面を閉塞する、金属製且つ平板状の部材である。カバー148は、下方からの平面視において、磁石ホルダ146の底面と略同形状(すなわち、左右方向(X軸方向)を長手方向とする長方形状)を有する。カバー148は、左右両縁部の各々に設けられた一対のフック148Aを有する。カバー148は、一対のフック148Aの各々が、磁石ホルダ146の左右両側面の各々に形成された一対の爪部146Aの各々に係合することにより、磁石ホルダ146の底面を閉塞した状態で、磁石ホルダ146に固定される。
磁石ユニット140は、レバー150の第2連結部152(図8参照)に連結されている。これにより、磁石ユニット140は、振動体110の振動に伴ってレバー150が回動したとき、コイルユニット130とともに、左右方向(X軸方向)へ揺動することができる。但し、磁石ユニット140は、コイルユニット130とは逆方向に揺動する。
レバー150は、上下方向(Z軸方向)に延在する細長い棒状の部材である。図8に示すように、レバー150は、その上下方向(Z軸方向)における中間部分に、前後方向(Y軸方向)に貫通した円形の軸孔151(「回動軸部」の一例)を有する。レバー150は、軸孔151が、ケース102の奥底面102Cから前方(Y軸負方向)に突出して設けられた円柱状の軸部102Dに嵌め込まれることにより、ケース102の奥底面102Cに対し、軸孔151を回転中心として、回動可能に設けられる。
図8に示すように、レバー150は、軸孔151よりも上側に延在する上側レバー部150Aと、軸孔151よりも下側に延在する下側レバー部150Bとを有する。図8に示すように、下側レバー部150Bは、上側レバー部150Aよりも、上下方向の長さが長くなっている。なお、本実施形態では、上側レバー部150Aと下側レバー部150Bとの長さの比は、およそ1:2である。
下側レバー部150Bの下端部には、前方(Y軸負方向)に突出して設けられた円柱状の第1連結部153が設けられている。第1連結部153は、振動体110に連結されることにより、振動体110の振動に伴って、レバー150を回動させる。上記のとおり、レバー150の上側レバー部150Aと下側レバー部150Bとの長さの比がおよそ1:2であることから、てこの原理により、レバー150の振動に伴う、コイルユニット130と磁石ユニット140との吸着力を引き剥がす力は、およそ2倍となっている。
上側レバー部150Aの上端部には、前方(Y軸負方向)に突出して設けられた円柱状の第2連結部152が設けられている。第2連結部152は、磁石ユニット140の磁石ホルダ146に連結されることにより、レバー150の回動に伴って、磁石ユニット140を左右方向(X軸方向)に揺動させる。
下側レバー部150Bにおいて、軸孔151と第1連結部153との間の中間位置には、前方(Y軸負方向)に突出して設けられた円柱状の第3連結部154が設けられている。第3連結部154は、コイルユニット130のボビン134に連結されることにより、レバー150の回動に伴って、コイルユニット130を左右方向(X軸方向)に揺動させる。
なお、図8に示すように、ケース102の奥底面102C(軸部102Dの上側)には、左右方向(X軸方向)に延在する溝部102Eが形成されている。これにより、磁石ユニット140は、溝部102Eに沿って、左右方向(X軸方向)に揺動可能となっている。
また、図8に示すように、ケース102の奥底面102C(軸部102Dの下側)には、左右方向(X軸方向)に延在する溝部102Fが形成されている。これにより、磁石ユニット140は、溝部102Fに沿って、左右方向(X軸方向)に揺動可能となっている。
また、図8に示すように、ケース102の奥底面102C(軸部102D上)には、上下方向(Z軸方向)に延在する溝部102Gが形成されている。溝部102G内には、レバー150が回動可能に配置される。レバー150の回動角度は、溝部102Gの左右両方の内壁面によって規制される。
端子161,162は、磁石ユニット140の上側において、左右方向に並べて設けられている。端子161は左側に設けられており、端子162は右側に設けられており、端子161,162は、ケース102の内部空間102Aの奥底面102Cから、前方(Y軸負方向)に突出して設けられている、内部端子161A,162Aをそれぞれ有する。内部端子161Aには、ワイヤ138の端部138Aが接続される(図2参照)。内部端子162Aには、ワイヤ138の端部138Bが接続される(図2参照)。また、端子161,162は、ケース102の左右両側面から外側に突出して設けられた、外部端子161B,162Bをそれぞれ有する。例えば、端子161,162は、金属板が用いられて形成される。
(レバー150が連結される構成)
図9は、一実施形態に係る発電装置100におけるレバー150が連結される構成を示す図である。
図9に示すように、磁石ユニット140が備える磁石ホルダ146の背面(Y軸正側の面)における左右方向(X軸方向)における中央には、前方(Y軸負方向)に向かって凹状に切り欠かれた切欠部146Bが形成されている。切欠部146Bには、レバー150の第2連結部152が嵌め込まれる。
また、図9に示すように、コイルユニット130が備えるボビン134の背面(Y軸正側の面)における左右方向(X軸方向)における中央には、前方(Y軸負方向)に向かって凹状に切り欠かれた切欠部134Dが形成されている。切欠部134Dには、レバー150の第3連結部154が嵌め込まれる。
また、図9に示すように、振動体110が備える錘111の左右方向(X軸方向)における中央には、前後方向に貫通する貫通孔111Aが形成されている。貫通孔111Aには、レバー150の第1連結部153が嵌め込まれる。図9に示すように、本実施形態では、貫通孔111Aは、上下方向を長手方向とする長孔形状を有しており、左右方向の横幅は、第1連結部153の直径と略同一である。これにより、一実施形態に係る発電装置100は、レバー150と錘111との間のガタツキを抑制しつつ、レバー150が錘111の揺動に追従できる。
(一実施形態に係る発電装置100の動作)
次に、図10~図12を参照して、一実施形態に係る発電装置100の動作について説明する。図10は、一実施形態に係る発電装置100における振動体110の中立状態を示す正面図である。図11は、一実施形態に係る発電装置100における振動体110が左方へ振動した状態を示す正面図である。図12は、一実施形態に係る発電装置100における振動体110が右方へ振動した状態を示す正面図である。なお、図10~図12では、理解を容易にするために、カバー104と磁石ホルダ146との図示を省略している。
図10に示すように、発電装置100において振動体110が中立状態にあるときには、レバー150が垂直状態であるため、コイルユニット130および磁石ユニット140の各々が、左右方向(X軸方向)における中央(中心線CL上)に位置している。このとき、ヨーク144の突出部144Aの下端面(「第1の着磁面」の一例)と第1磁心部136Aの上端面(「第1の端面」の一例)とが互いに対向するとともに、磁石142の下端面(「第2の着磁面」の一例)と第2磁心部136Bの上端面(「第2の端面」の一例)とが互いに対向する。
そして、図11に示すように、発電装置100において振動体110が、一対の弾性腕部124を弾性変形させつつ、左方(X軸負方向)へ振動したとき、レバー150が、Y軸負側から見て時計回りに回動する。これに伴い、コイルユニット130が左方(X軸負方向)へ揺動し、磁石ユニット140が右方(X軸正方向)へ揺動する。すなわち、コイルユニット130と磁石ユニット140とが互いに逆方向へ揺動する。これにより、ヨーク144の突出部144Aの下端面と第1磁心部136Aの上端面とが互いに離間するとともに、磁石142の下端面と第2磁心部136Bの上端面とが互いに離間する。その結果、コイル132A,132Bの筒内部において磁束の変化が生じ、コイル132Aおよびコイル132Bの各々において電流が発生することとなる。
ここで、レバー150の上側レバー部150Aと下側レバー部150Bの長さの比が1:2であることから、磁石ユニット140の右方への移動量は、振動体110の左方への移動量の約半分である。しかしながら、一実施形態に係る発電装置100は、軸孔151からの第3連結部154と第1連結部153の長さの比が1:2であることから、同時にコイルユニット130が移動体110の移動量の約半分、左方へ移動するため、コイルユニット130に対する磁石ユニット140の右方への移動量は、振動体110の左方への移動量と略等しくなる。したがって、一実施形態に係る発電装置100によれば、磁石ユニット140のみを揺動させる構成と比較して、コイル132A,132Bの筒内部における磁束の変化(すなわち、発生電流量)を、大きくすることができる。
また、図12に示すように、発電装置100において振動体110が、一対の弾性腕部124を弾性変形させつつ、右方(X軸正方向)へ振動したとき、レバー150が、Y軸負側から見て反時計回りに回動する。これに伴い、コイルユニット130が右方(X軸正方向)へ揺動し、磁石ユニット140が左方(X軸負方向)へ揺動する。すなわち、コイルユニット130と磁石ユニット140とが互いに逆方向へ揺動する。これにより、ヨーク144の突出部144Aの下端面と第1磁心部136Aの上端面とが互いに離間するとともに、磁石142の下端面と第2磁心部136Bの上端面とが互いに離間する。その結果、コイル132A,132Bの筒内部において磁束の変化が生じ、コイル132Aおよびコイル132Bの各々において電流が発生することとなる。
ここで、レバー150の上側レバー部150Aと下側レバー部150Bの長さの比が1:2であることから、磁石ユニット140の左方への移動量は、振動体110の右方への移動量の約半分である。しかしながら、一実施形態に係る発電装置100は、軸孔151からの第3連結部154と第1連結部153の長さの比が1:2であることから、同時にコイルユニット130が移動体110の移動量の約半分、右方へ移動するため、コイルユニット130に対する磁石ユニット140の左方への移動量は、振動体110の右方への移動量と略等しくなる。したがって、一実施形態に係る発電装置100によれば、磁石ユニット140のみを揺動させる構成と比較して、コイル132A,132Bの筒内部における磁束の変化(すなわち、発生電流量)を、大きくすることができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、実施形態では、振動体110と回転軸部(軸孔151)との間にコイルユニット130が設けられているが、これに限らず、振動体110と回転軸部(軸孔151)との間に磁石ユニット140が設けられてもよい。
また、例えば、実施形態では、振動体110が弾性部材120によって吊持されているが、これに限らず、少なくとも振動体110が左右方向に振動可能であれば、振動体110が弾性部材120によって吊持されていない構成であってもよい。
本国際出願は、2020年6月5日に出願した日本国特許出願第2020-098876号に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の全内容を本国際出願に援用する。
100 発電装置
102 ケース
102A 内部空間
102B 爪部
102C 奥底面
102D 軸部
102E,102F,102G 溝部
104 カバー
104A フック
110 振動体
111 錘
111A 貫通孔
112 ホルダ
112A 爪部
113 カバー
113A フック
120 弾性部材
122 固定部
124 弾性腕部
124A 下端部
124B 連結部
130 コイルユニット
132A,132B コイル
134 ボビン
134A,134B コイル収容部
134C 磁心収容部
134D 切欠部
136 磁心
136A 第1磁心部
136B 第2磁心部
136C 接続部
138 ワイヤ
138A、138B 端部
140 磁石ユニット
142 磁石
142A 第1極性部
142B 第2極性部
144 ヨーク
144A 突出部
146 磁石ホルダ
146A 爪部
146B 切欠部
146C 空洞部
148 カバー
148A フック
150 レバー
150A 上側レバー部
150B 下側レバー部
151 軸孔
152 第2連結部
153 第1連結部
154 第3連結部
161,162 端子
161A,162A 内部端子
161B,162B 外部端子

Claims (4)

  1. 回動軸部を有し、回動可能に設けられたレバーと、
    前記レバーの第1連結部に連結され、水平方向に振動することにより、前記レバーを回動させる振動体と、
    前記レバーの一端側の第2連結部に連結され、前記レバーの回動に伴って、前記水平方向に揺動する磁石ユニットと、
    前記回動軸部を間に挟んで前記磁石ユニットと対向して設けられ、前記レバーの他端側の第3連結部に連結され、前記レバーの回動に伴って、前記水平方向において前記磁石ユニットとは逆方向に揺動するコイルユニットと
    を備えることを特徴とする発電装置。
  2. 前記レバーは、
    前記第2連結部または前記第3連結部から延設された部分の端部に、前記第1連結部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
  3. 前記振動体を弾性腕部によって吊持する弾性部材
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の発電装置。
  4. 前記磁石ユニットは、
    第1の極性によって着磁された第1の着磁面と、第2の極性によって着磁された第2の着磁面とが、前記水平方向に並べて配置されており、
    前記コイルユニットは、
    コイルと、
    前記コイルを貫通する磁心とを備え、
    前記磁心は、
    前記第1の着磁面と対向する第1の端面と、
    前記第2の着磁面と対向する第2の端面とを有する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の発電装置。
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