JP7338160B2 - 電子メール送信判定装置、電子メール送信判定方法および電子メール送信判定プログラム - Google Patents

電子メール送信判定装置、電子メール送信判定方法および電子メール送信判定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子メール送信判定装置、電子メール送信判定方法および電子メール送信判定プログラムに関し、特に複数の電子メール判定装置の各判定結果を利用して自身が受信した電子メールに問題が存在するか否かを判定できる電子メール送信判定装置、電子メール送信判定方法および電子メール送信判定プログラムに関する。
電子メール(以下、単にメールともいう。)に問題が存在するか否かを判定できるメール判定装置が提案されている。例えば、特許文献1には、迷惑メールと判定されたメールを利用者に配送しない電子メール配送方法が記載されている。
また、特許文献2には、電子メール配送サービスの加入者が、迷惑メールと判定された電子メールの配送抑止操作を明示的に行わずに済むような、ユーザの配送抑止に関する操作を自動化する電子メールサーバシステムが記載されている。
受信されたメールに存在する問題として、受信端末を不正かつ有害に動作させるマルウェアが含まれている、メールの文面が受信者を騙すような内容(送金依頼等)である、添付ファイルの容量が過大である、形式がHTML(HyperText Markup Language)形式である、等が考えられる。また、特定の送信元や宛先に対して短時間に大量のメールが配送されるという問題も生じている。
また、特許文献3には、回覧先のユーザ全員が回覧を読むことができ、しかも回覧電子メールの回覧終了までの時間を短縮できる電子メール配送制御装置が記載されている。
特開2004-214866号公報 特開2004-140733号公報 特開平7-87127号公報
上記のように、様々な種類のメール判定装置が提案されている。しかし、複数のメール判定装置を用いて、各メール判定装置によるそれぞれの判定結果を基にメールに問題が存在するか否かを総合的に判定する方法は提案されていない。
複数のメール判定装置の一般的な使用例を図8に示す。図8は、一般的な電子メール判定システムの構成例を示すブロック図である。図8に示す電子メール判定システム900は、送信元端末910と、宛先端末920と、メール中継サーバ930と、メール判定装置941~メール判定装置943とを含む。
また、図8に示す実線の矢印は、送信元端末910が送信したメールが配送される経路を表す。また、図8に示す破線の矢印は、メール判定装置941~メール判定装置943がそれぞれ送信したエラーメールが配送される経路を表す。
図8に示す電子メール判定システム900は、複数のメール判定装置を利用するシステムである。例えば、送信元端末910が宛先端末920へ送信したメールは、最初にメール中継サーバ930に受信される。
図8に示すように、メール中継サーバ930は、受信されたメールを3通分複製する。次いで、メール中継サーバ930は、複製されたメールを、メール判定装置941~メール判定装置943にそれぞれ1通ずつ送信する。
メール判定装置941~メール判定装置943はそれぞれ、メール中継サーバ930から送信されたメールを受信する。次いで、メール判定装置941~メール判定装置943はそれぞれ、受信されたメールに問題が存在するか否かを判定する。受信されたメールに問題が存在しないと判定した場合、メール判定装置941~メール判定装置943はそれぞれ、受信されたメールを宛先端末920に送信する。
また、受信されたメールに問題が存在すると判定した場合、メール判定装置941~メール判定装置943はそれぞれ、エラーメールを送信元端末910に送信する。すなわち、図8に示す電子メール判定システム900が使用されると、宛先端末920に届くメールや、送信元端末910に届くエラーメールが、最も多い場合で3通になる可能性がある。
宛先に届けられるメールや送信元に届けられるエラーメールを無駄に増やさないためには、各メール判定装置の1通の受信されたメールに対する複数の判定結果が一括して使用されることが求められる。
図8に示す電子メール判定システム900であれば、複数のメール判定装置を利用して、メールに問題が存在するか否かを総合的に判定することが求められる。しかし、各メール判定装置によるそれぞれの判定結果が一括して使用されるための手段は、特許文献1~特許文献3には記載されていない。
そこで、本発明は、上述した課題を解決する、各メール判定装置によるそれぞれの判定結果を基に電子メールを送信するか否かを判定できる電子メール送信判定装置、電子メール判定方法および電子メール判定プログラムを提供することを目的とする。
本発明による電子メール送信判定装置は、電子メールを複製する複製部と、複製された電子メールを複数の電子メール判定装置それぞれに配送する配送部と、複数の電子メール判定装置がそれぞれ、配送された電子メールの宛先に電子メールが送信されてよいか否かを判定した結果である各判定結果を利用して宛先に電子メールを送信するか否かを判定する判定部とを備え、電子メールが送信されてよいことを示す判定結果は、電子メール判定装置から配送された電子メールであることを特徴とする。
本発明による電子メール送信判定方法は、電子メールを複製し、複製された電子メールを複数の電子メール判定装置それぞれに配送し、複数の電子メール判定装置がそれぞれ、配送された電子メールの宛先に電子メールが送信されてよいか否かを判定した結果である各判定結果を利用して宛先に電子メールを送信するか否かを判定し、電子メールが送信されてよいことを示す判定結果は、電子メール判定装置から配送された電子メールであることを特徴とする。
本発明による電子メール送信判定プログラムは、コンピュータに、電子メールを複製する複製処理、複製された電子メールを複数の電子メール判定装置それぞれに配送する配送処理、および複数の電子メール判定装置がそれぞれ、配送された電子メールの宛先に電子メールが送信されてよいか否かを判定した結果である各判定結果を利用して宛先に電子メールを送信するか否かを判定する判定処理を実行させるための電子メール送信判定プログラムであって、電子メールが送信されてよいことを示す判定結果は、電子メール判定装置から配送された電子メールであることを特徴とする。
本発明によれば、各メール判定装置によるそれぞれの判定結果を基に電子メールを送信するか否かを判定できる。
本発明による電子メール判定システムの第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。 受信メールに問題が存在しないと判定された場合にメール判定装置210から配送されるメールの経路の例を示す説明図である。 受信メールに問題が存在すると判定された場合にメール判定装置210から配送されるメールの経路の例を示す説明図である。 第1の実施形態の電子メール判定システム10によるメール判定処理の動作を示すアクティビティ図である。 第1の実施形態の電子メール判定システム10の他の構成例を示すブロック図である。 本発明によるメール送信判定装置のハードウェア構成例を示す説明図である。 本発明による電子メール送信判定装置の概要を示すブロック図である。 一般的な電子メール判定システムの構成例を示すブロック図である。
実施形態1.
[構成の説明]
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明による電子メール判定システムの第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の電子メール判定システム10は、メール送信判定装置100と、メール判定装置210~メール判定装置230と、メール送信処理部300とを含む。
本実施形態の電子メール判定システム10では、メール送信判定装置100が受信されたメールを複製し、複製されたメールを複数のメール判定装置それぞれに1通ずつ配送する。メール送信判定装置100は、各メール判定装置それぞれの判定結果を集約した上で、受信されたメールを次のメールサーバに送信するか否かを判定する。
また、図1に示すように、本実施形態のメール送信判定装置100は、メール受信処理部110と、メール複製処理部120と、メール集約処理部130と、メール送信判定処理部140とを含む。
メール受信処理部110は、メールを受信する機能を有する。メール受信処理部110は、受信されたメールである受信メールに、メール送信判定装置100が付与したIDが存在するか否かを判定する。
IDが存在しないと判定した場合、メール受信処理部110は、受信メールをメール複製処理部120に入力する。また、IDが存在すると判定した場合、メール受信処理部110は、受信メールをメール集約処理部130に入力する。
メール複製処理部120は、入力された受信メールを複製する機能を有する。複製された受信メールは、メール判定装置210~メール判定装置230と、メール集約処理部130に配送される。
また、図1に示すように、メール複製処理部120は、メール採番処理部121と、複製メール配送処理部122とを有する。メール採番処理部121は、一意なIDを採番し、採番されたIDを受信メールのヘッダに付与する機能を有する。IDがヘッダに付与された後、受信メールは複製される。
複製メール配送処理部122は、メール複製処理部120で複製された受信メールを、メール判定装置210~メール判定装置230に配送する。また、複製メール配送処理部122は、複製された受信メールを、メール集約処理部130に入力する。
メール集約処理部130は、メール判定装置210~メール判定装置230から配送された受信メールを集約する機能を有する。また、メール集約処理部130は、複製メール配送処理部122から配送された受信メールを管理する機能を有する。
メール送信判定処理部140は、メール集約処理部130が集約した受信メールの判定結果を利用して、どのようなメールを送信するか判定する機能を有する。例えば、メール送信判定処理部140は、宛先へ元メールを送信するか、または送信元へエラーメールを送信するかを判定する。
メール判定装置210~メール判定装置230は、一般的なメール判定装置と同様の機能を有する。例えば、メール判定装置210~メール判定装置230は、図8に示すメール判定装置941~メール判定装置943と同様に、受信メールに問題が存在するか否かを判定する機能をそれぞれ有する。
例えば、受信メールに問題が存在しないと判定した場合、メール判定装置210~メール判定装置230は、受信メール自体をそれぞれメール受信処理部110に配送する。
図2は、受信メールに問題が存在しないと判定された場合にメール判定装置210から配送されるメールの経路の例を示す説明図である。図2は、受信メールに問題が存在しないと判定された場合に配送される受信メールの経路を示す。
図2に示すように、複製メール配送処理部122からメール判定装置210に、受信メールが配送される。配送された受信メールに問題が存在しないと判定した場合、メール判定装置210は、受信メールをメール受信処理部110に配送する。
図2に示すように、配送された受信メールは、第1メール中継サーバ、第2メール中継サーバ、・・・、第n(nは1以上の整数)メール中継サーバを介して、メール受信処理部110に受信される。なお、各メール中継サーバは、電子メール判定システム10に含まれているサーバでもよいし、電子メール判定システム10に含まれていないサーバでもよい。
また、メール判定装置220~メール判定装置230も、受信メールに問題が存在しないと判定した場合、図2に示すように受信メールをそれぞれメール受信処理部110に配送する。
また、受信メールに問題が存在すると判定した場合、メール判定装置210~メール判定装置230は、受信メールの送信元が宛先であるエラーメールをそれぞれメール受信処理部110に配送する。次いで、メール判定装置210~メール判定装置230は、配送された受信メールをそれぞれ破棄する。
図3は、受信メールに問題が存在すると判定された場合にメール判定装置210から配送されるメールの経路の例を示す説明図である。図3は、受信メールに問題が存在すると判定された場合に配送されるエラーメールの経路を示す。
図3に示すように、複製メール配送処理部122からメール判定装置210に、受信メールが配送される。配送された受信メールに問題が存在すると判定した場合、メール判定装置210は、エラーメールをメール受信処理部110に配送する。
なお、メール判定装置220~メール判定装置230も、受信メールに問題が存在すると判定した場合、図3に示すようにエラーメールをそれぞれメール受信処理部110に配送する。
以上のように、問題が存在しないと判定された受信メールは、宛先に送信されてよいと判定された受信メールに相当する。本実施形態のメール判定装置210~メール判定装置230は、宛先に送信されてよいことを示す判定結果として、配送された受信メールをメール受信処理部110に配送する。
また、メール判定装置210~メール判定装置230は、宛先に送信されてはいけないことを示す判定結果として、エラーメールをメール受信処理部110に配送する。なお、宛先に送信されてよいことを示す判定結果、および宛先に送信されてはいけないことを示す判定結果は、それぞれメール以外の任意の形式の情報でもよい。
また、メール送信処理部300は、メール送信判定処理部140の判定結果に従って、メールを送信する機能を有する。
[動作の説明]
以下、本実施形態の電子メール判定システム10が受信メールを判定し、判定された受信メールを送信する動作を図4を参照して説明する。図4は、第1の実施形態の電子メール判定システム10によるメール判定処理の動作を示すアクティビティ図である。
最初に、メール受信処理部110が、メールを受信する(ステップS101)。次いで、メール受信処理部110は、自装置(メール送信判定装置100)が付与したIDが受信メールに含まれているか否かを判定する(ステップS102)。
IDが受信メールに含まれていなかった場合(条件[含まれていない])、メール受信処理部110は、メール複製処理部120に受信メールを入力する。
次いで、メール複製処理部120のメール採番処理部121は、一意なIDを採番する。次いで、メール採番処理部121は、入力された受信メールのヘッダに、採番されたIDを付与する(ステップS103)。
次いで、メール複製処理部120は、(受信メールの配送対象のメール判定装置の台数+1)通分、受信メールを複製する(ステップS104)。
次いで、メール複製処理部120の複製メール配送処理部122は、ステップS104で複製された受信メールを、メール集約処理部130とメール判定装置210~メール判定装置230にそれぞれ1通ずつ配送する(ステップS105)。
メール集約処理部130は、ステップS105で配送された受信メールを元メールとして管理する(ステップS106)。
また、メール判定装置210~メール判定装置230は、ステップS105で配送された受信メールに問題が存在するか否かをそれぞれ判定する。次いで、メール判定装置210~メール判定装置230は、判定結果に応じたメールをメール受信処理部110に配送する(ステップS107)。判定結果に応じたメールが配送された後、電子メール判定システム10は、再度ステップS101の処理を行う。
IDが受信メールに含まれていた場合(条件[含まれている])、メール受信処理部110は、メール集約処理部130に受信メールを入力する。なお、IDが含まれている場合、受信メールは、「問題が存在しない」と既に判定され、ステップS107でいずれかのメール判定装置から配送されたメールである。
次いで、メール集約処理部130は、メール採番処理部121により受信メールのヘッダに付与されたIDを利用して、ステップS106で取得された元メールと、入力された受信メールとを対応付けて管理する。管理することによって、メール集約処理部130は、各メール判定装置から配送された受信メールを集約する(ステップS108)。
次いで、メール送信判定処理部140は、メール集約処理部130が集約した受信メールを利用して、どのようなメールを送信するか判定する(ステップS109)。具体的には、メール送信判定処理部140は、元メールを送信するか、またはエラーメールを送信するか等を判定する。
例えば、3台のメール判定装置のうち2台以上が「問題が存在しない」と判定した場合、すなわち管理されている元メールに含まれているIDと同一のIDを含む受信メールが2通以上受信された場合、メール送信判定処理部140は、「宛先に元メールを送信する」と判定する。
また、管理されている元メールに含まれているIDと同一のIDを含む受信メールが1通しか受信されなかった場合、または同一のIDを含む受信メールが受信されなかった場合、メール送信判定処理部140は、「送信元にエラーメールを送信する」と判定する。
すなわち、メール送信判定処理部140は、受信メールを集計し、集計数に基づいた閾値を利用して、問題の有無を総合的に判定する。なお、閾値は、上記の例以外に、複製された受信メールの数に対する集計された受信メールの数の割合でもよい。
また、メール送信判定処理部140は、過去に配送されたメールに基づいた統計情報に対してベイズ推定を実行することによって、問題の有無を総合的に判定してもよい。
次いで、メール送信処理部300は、ステップS109での判定結果に従って、送信対象の元メール、またはエラーメール等を他のメールサーバに送信する(ステップS110)。送信した後、電子メール判定システム10は、メール判定処理を終了する。
[効果の説明]
本実施形態の電子メール判定システム10のメール集約処理部130は、複数のメール判定装置の判定結果を集約する。また、メール送信判定処理部140は、集約された判定結果を基にメールに問題が存在するか否か、すなわち宛先にメールが送信されてよいか否かを判定できる。また、メール送信処理部300は、メール送信判定処理部140による判定結果を基に、宛先か送信元のいずれかに1通のメールを送信できる。
すなわち、本実施形態の電子メール判定システム10は、メールの宛先に複製された複数のメールが送信されることや、メールの送信元に複数のエラーメールが返信されることを防止できる。
特許文献2に記載されている電子メールサーバシステムは、同一の送信元から送信された全てのメールの数を集計している。本実施形態の電子メール判定システム10は、メール判定装置を利用して、「問題が存在しない」と判定されたメールの数を集計できるため、メールに問題が存在するか否かを統計的に判定できる。
また、特許文献3に記載されている電子メール配送制御装置は、自装置が生成したメールのみを集約する。本実施形態の電子メール判定システム10は、エラーメールも集約できるため、メールに「問題が存在する」ことをより確実に判定できる。
なお、電子メール判定システム10は、複数のメール送信判定装置を含んでもよい。複数のメール送信判定装置が含まれる場合、受信メールに対する処理が各メール送信判定装置に分散される。
また、複数のメール送信判定装置は、メール判定装置を共有してもよい。図5は、第1の実施形態の電子メール判定システム10の他の構成例を示すブロック図である。
図5に示す電子メール判定システム10は、3台のメール送信判定装置を含む。図5に示すように、メール判定装置210は、2台のメール送信判定装置に共有されている。また、メール判定装置220は、全てのメール送信判定装置に共有されている。また、メール判定装置230は、1台のメール送信判定装置にしか利用されていない。
よって、図5に示すように、電子メール判定システム10に複数のメール送信判定装置が含まれている場合、メール判定装置は、全てのメール送信判定装置に共有されてもよいし、一部のメール送信判定装置のみに共有されてもよい。
以下、本実施形態のメール送信判定装置100のハードウェア構成の具体例を説明する。図6は、本発明によるメール送信判定装置のハードウェア構成例を示す説明図である。
図6に示すメール送信判定装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、主記憶部102と、通信部103と、補助記憶部104とを備える。また、ユーザが操作するための入力部105や、ユーザに処理結果または処理内容の経過を提示するための出力部106を備えてもよい。
メール送信判定装置100は、図6に示すCPU101が各構成要素が有する機能を提供するプログラムを実行することによって、ソフトウェアにより実現される。
すなわち、CPU101が補助記憶部104に格納されているプログラムを、主記憶部102にロードして実行し、メール送信判定装置100の動作を制御することによって、各機能がソフトウェアにより実現される。
主記憶部102は、データの作業領域やデータの一時退避領域として用いられる。主記憶部102は、例えばRAM(Random Access Memory)である。
通信部103は、有線のネットワークまたは無線のネットワーク(情報通信ネットワーク)を介して、周辺機器との間でデータを入力および出力する機能を有する。
補助記憶部104は、一時的でない有形の記憶媒体である。一時的でない有形の記憶媒体として、例えば磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、半導体メモリが挙げられる。
入力部105は、データや処理命令を入力する機能を有する。入力部105は、例えばキーボードやマウス等の入力デバイスである。
出力部106は、データを出力する機能を有する。出力部106は、例えば液晶ディスプレイ装置等の表示装置、またはプリンタ等の印刷装置である。
また、図6に示すように、メール送信判定装置100において、各構成要素は、システムバス107に接続されている。
補助記憶部104は、例えば第1の実施形態において、メール受信処理部110、メール複製処理部120、メール集約処理部130、およびメール送信判定処理部140を実現するためのプログラムを記憶している。
なお、メール送信判定装置100は、ハードウェアにより実現されてもよい。例えば、メール送信判定装置100は、内部に図1に示すような機能を実現するLSI(Large Scale Integration)等のハードウェア部品が含まれる回路が実装されてもよい。
また、各構成要素の一部または全部は、汎用の回路(circuitry)または専用の回路、プロセッサ等やこれらの組み合わせによって実現されてもよい。これらは、単一のチップ(例えば、上記のLSI)によって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各構成要素の一部または全部は、上述した回路等とプログラムとの組み合わせによって実現されてもよい。
各構成要素の一部または全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントアンドサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。
次に、本発明の概要を説明する。図7は、本発明による電子メール送信判定装置の概要を示すブロック図である。本発明による電子メール送信判定装置20は、電子メールを複製する複製部21(例えば、メール複製処理部120)と、複製された電子メールを複数の電子メール判定装置(例えば、メール判定装置210~メール判定装置230)それぞれに配送する配送部22(例えば、複製メール配送処理部122)と、複数の電子メール判定装置がそれぞれ、配送された電子メールの宛先に電子メールが送信されてよいか否かを判定した結果である各判定結果を利用して宛先に電子メールを送信するか否かを判定する判定部23(例えば、メール集約処理部130、およびメール送信判定処理部140)とを備える。
そのような構成により、電子メール送信判定装置は、各メール判定装置によるそれぞれの判定結果を基に電子メールを送信するか否かを判定できる。
また、判定部23は、電子メールが送信されてよいことを示す判定結果を所定の割合以上含む各判定結果を基に宛先に電子メールを送信すると判定してもよい。
そのような構成により、電子メール送信判定装置は、信頼度の高い電子メールのみ送信すると、より確実に判定できる。
また、判定部23は、電子メールが送信されてよいことを示す判定結果を所定の割合以上含まない各判定結果を基に宛先に電子メールを送信しないと判定してもよい。判定部23は、宛先に電子メールを送信しない代わりに電子メールの送信元にエラーメールを送信すると判定してもよい。
そのような構成により、電子メール送信判定装置は、信頼度の低い電子メールをより確実に排除できる。
また、電子メールが送信されてよいことを示す判定結果は、電子メール判定装置から配送された電子メールでもよい。また、電子メールが送信されてはいけないことを示す判定結果は、電子メール判定装置から配送されたエラーメールでもよい。
そのような構成により、電子メール送信判定装置は、判定結果として直接電子メールまたはエラーメールを送信する電子メール判定装置に対応できる。
本発明は、電子メールの技術分野、セキュリティの技術分野、またはメールフィルタリング機能を利用する装置等に好適に適用される。
10、900 電子メール判定システム
20 電子メール送信判定装置
21 複製部
22 配送部
23 判定部
100 メール送信判定装置
101 CPU
102 主記憶部
103 通信部
104 補助記憶部
105 入力部
106 出力部
107 システムバス
110 メール受信処理部
120 メール複製処理部
121 メール採番処理部
122 複製メール配送処理部
130 メール集約処理部
140 メール送信判定処理部
210~230、941~943 メール判定装置
300 メール送信処理部
910 送信元端末
920 宛先端末
930 メール中継サーバ

Claims (9)

  1. 電子メールを複製する複製部と、
    複製された電子メールを複数の電子メール判定装置それぞれに配送する配送部と、
    前記複数の電子メール判定装置がそれぞれ、配送された電子メールの宛先に電子メールが送信されてよいか否かを判定した結果である各判定結果を利用して前記宛先に電子メールを送信するか否かを判定する判定部とを備え
    電子メールが送信されてよいことを示す判定結果は、
    電子メール判定装置から配送された電子メールである
    ことを特徴とする電子メール送信判定装置。
  2. 判定部は、電子メールが送信されてよいことを示す判定結果を所定の割合以上含む各判定結果を基に宛先に電子メールを送信すると判定する
    請求項1記載の電子メール送信判定装置。
  3. 判定部は、電子メールが送信されてよいことを示す判定結果を所定の割合以上含まない各判定結果を基に宛先に電子メールを送信しないと判定する
    請求項1または請求項2記載の電子メール送信判定装置。
  4. 判定部は、宛先に電子メールを送信しない代わりに電子メールの送信元にエラーメールを送信すると判定する
    請求項3記載の電子メール送信判定装置。
  5. 電子メールが送信されてはいけないことを示す判定結果は、電子メール判定装置から配送されたエラーメールである
    請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の電子メール送信判定装置。
  6. 電子メールを複製し、
    複製された電子メールを複数の電子メール判定装置それぞれに配送し、
    前記複数の電子メール判定装置がそれぞれ、配送された電子メールの宛先に電子メールが送信されてよいか否かを判定した結果である各判定結果を利用して前記宛先に電子メールを送信するか否かを判定し、
    電子メールが送信されてよいことを示す判定結果は、
    電子メール判定装置から配送された電子メールである
    ことを特徴とする電子メール送信判定方法。
  7. 電子メールが送信されてよいことを示す判定結果を所定の割合以上含む各判定結果を基に宛先に電子メールを送信すると判定する
    請求項記載の電子メール送信判定方法。
  8. コンピュータに、
    電子メールを複製する複製処理、
    複製された電子メールを複数の電子メール判定装置それぞれに配送する配送処理、および
    前記複数の電子メール判定装置がそれぞれ、配送された電子メールの宛先に電子メールが送信されてよいか否かを判定した結果である各判定結果を利用して前記宛先に電子メールを送信するか否かを判定する判定処理を実行させるための電子メール送信判定プログラムであって、
    電子メールが送信されてよいことを示す判定結果は、
    電子メール判定装置から配送された電子メールである
    電子メール送信判定プログラム
  9. コンピュータに、
    判定処理で、電子メールが送信されてよいことを示す判定結果を所定の割合以上含む各判定結果を基に宛先に電子メールを送信すると判定させる
    請求項記載の電子メール送信判定プログラム。
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