[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2016年2月9日に出願された、「Techniques for Managing a Plurality of Radio Access Technologies Accessing a Shared Radio Frequency Spectrum Band」と題する、Yerramalliらによる米国特許出願第15/019,767号、および2015年2月11日に出願された、「Techniques for Managing a Plurality of Radio Access Technologies Accessing a Shared Radio Frequency Spectrum Band」と題する、Yerramalliらによる米国仮特許出願第62/114,912号の優先権を主張する。
[0049]共有無線周波数スペクトル帯域がワイヤレス通信システム上での通信の少なくとも一部分のために使用される技法が説明される。いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域はLTE/LTE-A通信のために使用され得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、専用無線周波数スペクトル帯域と組み合わせて、またはそれとは無関係に使用され得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、LTE/LTE-A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、無線周波数スペクトル帯域が特定のユーザに認可されているので、送信装置がアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域であり得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、デバイスがアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)であり得る。
[0050]専用無線周波数スペクトル帯域を使用するセルラーネットワークにおけるデータトラフィックの増加とともに、少なくとも一部のデータトラフィックの、共有無線周波数スペクトル帯域へのオフローディングは、セルラー事業者(たとえば、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)またはLTE/LTE-Aネットワークなどのセルラーネットワークを画定する基地局の協調セットの事業者)に拡張データ送信容量のための機会を与え得る。共有無線周波数スペクトル帯域の使用はまた、専用無線周波数スペクトル帯域へのアクセスが利用不可能であるエリア中でサービスを与え得る。上述のように、共有無線周波数スペクトル帯域上で通信する前に、送信装置は、媒体へのアクセスを獲得するためにLBTプロシージャを実行し得る。そのようなLBTプロシージャは、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルが利用可能であるかどうかを決定するために、CCAプロシージャ(またはECCAプロシージャ)を実行することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルが利用可能であると決定されたとき、CUBSが、チャネルを予約するために送信され得る。チャネルが利用可能でないと決定されたとき、そのチャネルのためのCCAプロシージャ(またはECCAプロシージャ)が、後で再び実行され得る。
[0051]いくつかのシナリオの下で、セルラーノード(たとえば、基地局およびUE)による指数バックオフメカニズムの不使用は、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するとき、セルラーノードに不当な優位性を与え得る。本開示で説明される技法は、セルラーノードが、いくつかの条件下で、Wi-Fiノードの指数バックオフメカニズムをトリガすることを回避することを可能にし得る。
[0052]いくつかのシナリオの下で、Wi-Fiアクセスポイントと(1つまたは複数の)Wi-Fi局との間の通信は、ショートフレーム間隔(SIFS:short interframe spacing)によって分離され得る。Wi-Fi通信がその上で搬送される共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合する基地局またはUEは、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である(たとえば、占有されない)というインジケーションとしてSIFSを解釈し得る。また、Wi-Fiアクセスポイントまたは1つまたは複数のWi-Fi局が、基地局またはUEのエネルギー検出範囲外にあるとき、基地局またはUEは、Wi-Fi通信を完了したものとして解釈し得、共有無線周波数スペクトル帯域がWi-Fi通信の完了のためにまだ必要とされるときに、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると仮定し得る。本明細書で説明される技法は、セルラーノードによって実装され得るCCAの改善された構成を含み得る。
[0053]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたはコンポーネントを省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明される方法は、説明される順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
[0054]図1は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、UE115と、コアネットワーク130とを含み得る。コアネットワーク130は、ユーザ認証と、アクセス許可と、トラッキングと、インターネットプロトコル(IP)接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを与え得る。基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を通してコアネットワーク130とインターフェースし得、UE115との通信のための無線構成およびスケジューリングを実行し得るか、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作し得る。様々な例では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134(たとえば、X1など)を介して互いと直接または間接的に(たとえば、コアネットワーク130を通して)通信し得る。
[0055]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレス通信し得る。基地局105のサイトの各々は、それぞれの地理的カバレージエリア110に通信カバレージを与え得る。いくつかの例では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局105のための地理的カバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分を構成するセクタに分割され得る(図示せず)。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局またはスモールセル基地局)を含み得る。異なる技術のための重複する地理的カバレージエリア110があり得る。
[0056]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100はLTE/LTE-Aネットワークを含み得る。LTE/LTE-Aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は、基地局105を表すために使用され得、UEという用語は、UE115を表すために使用され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレージを与える、異種LTE/LTE-Aネットワークであり得る。たとえば、各eNBまたは基地局105は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。「セル」という用語は、コンテキストに応じて、基地局、基地局に関連するキャリアまたはコンポーネントキャリア、あるいはキャリアまたは基地局のカバレージエリア(たとえば、セクタなど)を表すために使用され得る3GPP(登録商標)用語である。
[0057]マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して、同じまたは異なる(たとえば、専用、共有などの)無線周波数スペクトル帯域内でマクロセルとして動作し得る低電力基地局であり得る。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセルとフェムトセルとマイクロセルとを含み得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)を同じくカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスを与え得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セル(たとえば、コンポーネントキャリア)をサポートし得る。
[0058]ワイヤレス通信システム100は同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、基地局は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明される技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。
[0059]様々な開示される例のうちのいくつかに適応し得る通信ネットワークは、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:Packet Data Convergence Protocol)レイヤにおける通信はIPベースであり得る。無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)レイヤが、論理チャネルを介して通信するためにパケットセグメンテーションおよびリアセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC:Medium Access Control)レイヤが、優先度ハンドリングと、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実行し得る。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するためにMACレイヤにおいて再送信を行うためにハイブリッドARQ(HARQ)を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤが、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115と基地局105またはコアネットワーク130との間のRRC接続の確立と構成と保守とを行い得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。
[0060]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定または移動であり得る。UE115は、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語を含むか、またはそのように当業者によって呼ばれることもある。UE115は、セルラーフォン、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
[0061]ワイヤレス通信システム100に示された通信リンク125は、基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信、またはUE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。
[0062]いくつかの例では、各通信リンク125は1つまたは複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは、上記で説明された様々な無線技術に従って変調された複数のサブキャリア(たとえば、異なる周波数の波形信号)からなる信号であり得る。各被変調信号は、異なるサブキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送し得る。通信リンク125は、周波数領域複信(FDD)動作を使用して(たとえば、対スペクトルリソースを使用して)、または時間領域複信(TDD)動作を使用して(たとえば、不対スペクトルリソースを使用して)双方向通信を送信し得る。FDD動作のためのフレーム構造(たとえば、フレーム構造タイプ1)とTDD動作のためのフレーム構造(たとえば、フレーム構造タイプ2)とが定義され得る。
[0063]ワイヤレス通信システム100のいくつかの例では、基地局105またはUE115は、基地局105とUE115との間の通信品質と信頼性とを改善するために、アンテナダイバーシティ方式を採用するために複数のアンテナを含み得る。追加または代替として、基地局105またはUE115は、同じまたは異なるコード化データを搬送する複数の空間レイヤを送信するために、マルチパス環境を利用し得る多入力多出力(MIMO)技法を採用し得る。
[0064]ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたはキャリア上での動作、すなわち、キャリアアグリゲーション(CA)またはデュアル接続性動作と呼ばれることがある特徴をサポートし得る。キャリアは、コンポーネントキャリア(CC)、レイヤ、チャネルなどと呼ばれることもある。「キャリア」、「コンポーネントキャリア」、「セル」、および「チャネル」という用語は、本明細書では互換的に使用されることがある。UE115は、キャリアアグリゲーションのために、複数のダウンリンクCCと1つまたは複数のアップリンクCCとで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、FDDコンポーネントキャリアとTDDコンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。
[0065]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、専用無線周波数スペクトル(たとえば、LTE/LTE-A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、無線周波数スペクトル帯域が、特定の使用のために特定のユーザに認可されているので、送信装置がアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域)または共有無線周波数スペクトル帯域(たとえば、送信装置がアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域))上での動作をサポートし得る。
[0066]共有無線周波数スペクトル帯域は、Wi-Fi RATに従って通信するWi-Fiノードなど、異なるRATに従って通信するノードと共有され得る。例として、図1は、Wi-Fiアクセスポイント135といくつかのWi-Fi局145とを含むWi-Fiネットワーク140を示す。Wi-Fiアクセスポイント135とWi-Fi局145とは、基地局105およびUE115の近傍において互いと通信し得、いくつかのシナリオの下で、Wi-Fiアクセスポイント135とWi-Fi局145との間の通信は、基地局105とUE115との間の通信に干渉するか、または基地局105とUE115との間の通信に干渉され得る。
[0067]図2は、本開示の様々な態様による、LTE/LTE-Aが、共有無線周波数スペクトル帯域を使用して異なるシナリオの下で展開され得るワイヤレス通信システム200を示す。より詳細には、図2は、LTE/LTE-Aが共有無線周波数スペクトル帯域を使用して展開される、(認可支援アクセスモードとも呼ばれる)補足ダウンリンクモードと、キャリアアグリゲーションモードと、スタンドアロンモードとの例を示す。ワイヤレス通信システム200は、図1を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム100の部分の一例であり得る。その上、第1の基地局205および第2の基地局205-aは、図1を参照しながら説明された基地局105のうちの1つまたは複数の態様の例であり得、第1のUE215、第2のUE215-a、第3のUE215-b、および第4のUE215-cは、図1を参照しながら説明されたUE115のうちの1つまたは複数の態様の例であり得る。
[0068]ワイヤレス通信システム200における補足ダウンリンクモード(たとえば、認可支援アクセスモード)の例では、第1の基地局205は、ダウンリンクチャネル220を使用して第1のUE215にOFDMA波形を送信し得る。ダウンリンクチャネル220は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数F1に関連し得る。第1の基地局205は、第1の双方向リンク225を使用して第1のUE215にOFDMA波形を送信し得、第1の双方向リンク225を使用して第1のUE215からSC-FDMA波形を受信し得る。第1の双方向リンク225は、専用無線周波数スペクトル帯域における周波数F4に関連し得る。共有無線周波数スペクトル帯域におけるダウンリンクチャネル220と専用無線周波数スペクトル帯域における第1の双方向リンク225とは同時に動作し得る。ダウンリンクチャネル220は第1の基地局205にダウンリンク容量オフロードを与え得る。いくつかの例では、ダウンリンクチャネル220は、(たとえば、1つのUEに宛てられた)ユニキャストサービスのために、または(たとえば、いくつかのUEに宛てられた)マルチキャストサービスのために使用され得る。このシナリオは、専用無線周波数スペクトル帯域を使用し、トラフィックまたはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、サービスプロバイダ(たとえば、モバイルネットワーク事業者(MNO))に関して発生し得る。
[0069]ワイヤレス通信システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの一例では、第1の基地局205は、第2の双方向リンク230を使用して第2のUE215-aにOFDMA波形を送信し得、第2の双方向リンク230を使用して第2のUE215-aからOFDMA波形、SC-FDMA波形、またはリソースブロックインターリーブFDMA波形を受信し得る。第2の双方向リンク230は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数F1に関連し得る。第1の基地局205はまた、第3の双方向リンク235を使用して第2のUE215-aにOFDMA波形を送信し得、第3の双方向リンク235を使用して第2のUE215-aからSC-FDMA波形を受信し得る。第3の双方向リンク235は、専用無線周波数スペクトル帯域における周波数F2に関連し得る。第2の双方向リンク230は、第1の基地局205にダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを与え得る。上記で説明された補足ダウンリンク(たとえば、認可支援アクセスモード)のように、このシナリオは、専用無線周波数スペクトル帯域を使用し、トラフィックまたはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、任意のサービスプロバイダ(たとえば、MNO)に関して発生し得る。
[0070]ワイヤレス通信システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例では、第1の基地局205は、第4の双方向リンク240を使用して第3のUE215-bにOFDMA波形を送信し得、第4の双方向リンク240を使用して第3のUE215-bからOFDMA波形、SC-FDMA波形、またはリソースブロックインターリーブ波形を受信し得る。第4の双方向リンク240は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数F3に関連し得る。第1の基地局205はまた、第5の双方向リンク245を使用して第3のUE215-bにOFDMA波形を送信し得、第5の双方向リンク245を使用して第3のUE215-bからSC-FDMA波形を受信し得る。第5の双方向リンク245は、専用無線周波数スペクトル帯域における周波数F2に関連し得る。第4の双方向リンク240は、第1の基地局205にダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを与え得る。この例および上記で与えられた例は説明の目的で提示され、容量オフロードのために、専用無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE-Aを組み合わせ、共有無線周波数スペクトル帯域を使用する他の同様の動作モードまたは展開シナリオがあり得る。
[0071]上記で説明されたように、共有無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE-Aを使用することによって提供される容量オフロードから恩恵を受け得る1つのタイプのサービスプロバイダは、専用無線周波数スペクトル帯域LTE/LTE-Aへのアクセス権利を有する旧来のMNOである。これらのサービスプロバイダの場合、動作例は、専用無線周波数スペクトル帯域上のLTE/LTE-A1次コンポーネントキャリア(PCC)と共有無線周波数スペクトル帯域上の少なくとも1つの2次コンポーネントキャリア(SCC)とを使用するブートストラップモード(たとえば、補足ダウンリンク(たとえば、認可支援アクセス)、キャリアアグリゲーション)を含み得る。
[0072]キャリアアグリゲーションモードでは、データおよび制御は、たとえば、専用無線周波数スペクトル帯域中で(たとえば、第1の双方向リンク225、第3の双方向リンク235、および第5の双方向リンク245を介して)通信され得るが、データは、たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域中で(たとえば、第2の双方向リンク230および第4の双方向リンク240を介して)通信され得る。共有無線周波数スペクトル帯域を使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーションメカニズムは、ハイブリッド周波数分割複信-時分割複信(FDD-TDD)キャリアアグリゲーションまたはコンポーネントキャリアにわたる異なる対称性を伴うTDD-TDDキャリアアグリゲーションに入り得る。
[0073]ワイヤレス通信システム200におけるスタンドアロンモードの一例では、第2の基地局205-aは、双方向リンク250を使用して第4のUE215-cにOFDMA波形を送信し得、双方向リンク250を使用して第4のUE215-cからOFDMA波形、SC-FDMA波形、またはリソースブロックインターリーブFDMA波形を受信し得る。双方向リンク250は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数F3に関連し得る。スタンドアロンモードは、スタジアム内アクセス(たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト)など、非旧来型ワイヤレスアクセスシナリオにおいて使用され得る。この動作モードのためのサービスプロバイダのタイプの一例は、専用無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを有しない、スタジアム所有者、ケーブル会社、イベント主催者、ホテル、企業、または大企業であり得る。
[0074]いくつかの例では、図1または図2を参照しながら説明された基地局105、205、または205-aのうちの1つ、あるいは図1または図2を参照しながら説明されたUE115、215、215-a、215-b、または215-cのうちの1つなどの送信装置は、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへの(たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域の物理チャネルへの)アクセスを獲得するためにゲーティング間隔を使用し得る。いくつかの例では、ゲーティング間隔は周期的であり得る。たとえば、周期的ゲーティング間隔は、LTE/LTE-A無線間隔の少なくとも1つの境界と同期され得る。ゲーティング間隔は、欧州通信規格協会(ETSI:European Telecommunications Standards Institute)(EN301 893)において指定されているLBTプロトコルに基づくLBTプロトコルなど、競合ベースプロトコルの適用を定義し得る。LBTプロトコルの適用を定義するゲーティング間隔を使用するとき、ゲーティング間隔は、送信装置が、クリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャなどの競合プロシージャ(たとえば、LBTプロシージャ)をいつ実行する必要があるかを示し得る。CCAプロシージャの結果は、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルが(LBT無線フレームとも呼ばれる)ゲーティング間隔のために利用可能であるのか使用中であるのかを送信装置に示し得る。チャネルが、対応するLBT無線フレームのために利用可能(たとえば、使用のために「クリア」)であることをCCAプロシージャが示すとき、送信装置は、LBT無線フレームの一部または全部中に共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルを予約または使用し得る。チャネルが利用可能でないこと(たとえば、チャネルが別の送信装置によって使用中または予約済みであること)をCCAプロシージャが示すとき、送信装置は、LBT無線フレーム中にチャネルを使用することを妨げられ得る。
[0075]図3は、本開示の様々な態様による、共有無線周波数スペクトル帯域上でのワイヤレス通信310の一例300を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信310は、1つまたは複数のコンポーネントキャリアを含み得、その(1つまたは複数の)コンポーネントキャリアは、たとえば、図2を参照しながら説明された補足ダウンリンクモード(たとえば、認可支援アクセスモード)、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロンモードに従って行われる送信の一部として、送信され得る。
[0076]いくつかの例では、ワイヤレス通信310のLBT無線フレーム315は、10ミリ秒の持続時間を有し、いくつかのダウンリンク(D)サブフレーム320と、いくつかのアップリンク(U)サブフレーム325と、2つのタイプのスペシャルサブフレーム、Sサブフレーム330およびS’サブフレーム335とを含み得る。Sサブフレーム330は、ダウンリンクサブフレーム320とアップリンクサブフレーム325との間の遷移を与え得るが、S’サブフレーム335は、アップリンクサブフレーム325とダウンリンクサブフレーム320との間の遷移、いくつかの例では、LBT無線フレーム間の遷移を与え得る。
[0077]S’サブフレーム335中に、ダウンリンククリアチャネルアセスメント(DCCA:downlink clear channel assessment)プロシージャ345が、ある時間期間の間、ワイヤレス通信310が行われる共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルを予約するために、図1または図2を参照しながら説明された基地局105、205、または205-aのうちの1つまたは複数など、1つまたは複数の基地局によって実行され得る。基地局による成功したDCCAプロシージャ345に続いて、基地局は、基地局がチャネルを予約したというインジケーションを他の基地局または装置(たとえば、UE、Wi-Fiアクセスポイントなど)に与えるために、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)(たとえば、ダウンリンクCUBS(D-CUBS350))を送信し得る。いくつかの例では、D-CUBS350は、複数のインターリーブリソースブロックを使用して送信され得る。このようにしてD-CUBS350を送信することは、D-CUBS350が、共有無線周波数スペクトル帯域の利用可能な周波数帯域幅の少なくともある割合を占有し、1つまたは複数の規制上の要件(たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域上の送信が利用可能な周波数帯域幅の少なくとも80%を占有するという要件)を満たすことを可能にし得る。D-CUBS350は、いくつかの例では、LTE/LTE-Aセル固有基準信号(CRS)またはチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)の形態と同様の形態をとり得る。DCCAプロシージャ345が失敗したとき、D-CUBS350は送信されないことがある。
[0078]S’サブフレーム335は、複数のOFDMシンボル期間(たとえば、14個のOFDMシンボル期間)を含み得る。S’サブフレーム335の第1の部分は、短縮されたアップリンク(U)期間として、いくつかのUEによって使用され得る。S’サブフレーム335の第2の部分は、DCCAプロシージャ345のために使用され得る。S’サブフレーム335の第3の部分は、ダウンリンクパイロットタイムスロット(DwPTS:downlink pilot time slot)としてまたはD-CUBS350を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへのアクセスを求める競合に成功した1つまたは複数の基地局によって使用され得る。
[0079]Sサブフレーム330中に、アップリンクCCA(UCCA)プロシージャ365が、ある時間期間の間、ワイヤレス通信310が行われるチャネルを予約するために、図1または図2を参照しながら上記で説明されたUE115、215、215-a、215-b、または215-cのうちの1つまたは複数など、1つまたは複数のUEによって実行され得る。UEによる成功したUCCAプロシージャ365に続いて、UEは、UEがチャネルを予約したというインジケーションを他のUEまたは装置(たとえば、基地局、Wi-Fiアクセスポイントなど)に与えるために、アップリンクCUBS(U-CUBS370)を送信し得る。いくつかの例では、U-CUBS370は、複数のインターリーブリソースブロックを使用して送信され得る。このようにしてU-CUBS370を送信することは、U-CUBS370が、共有無線周波数スペクトル帯域の利用可能な周波数帯域幅の少なくとも一定の割合を占有し、1つまたは複数の規制上の要件(たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域上の送信が利用可能な周波数帯域幅の少なくとも80%を占有するという要件)を満たすことを可能にし得る。U-CUBS370は、いくつかの例では、LTE/LTE-A CRSまたはCSI-RSの形態と同様の形態をとり得る。UCCAプロシージャ365が失敗したとき、U-CUBS370は送信されないことがある。
[0080]Sサブフレーム330は、複数のOFDMシンボル期間(たとえば、14個のOFDMシンボル期間)を含み得る。Sサブフレーム330の第1の部分は、短縮されたダウンリンク(D)期間355として、いくつかの基地局によって使用され得る。Sサブフレーム330の第2の部分は、ガード期間(GP)360として使用され得る。Sサブフレーム330の第3の部分は、UCCAプロシージャ365のために使用され得る。Sサブフレーム330の第4の部分は、アップリンクパイロットタイムスロット(UpPTS:uplink pilot time slot)としてまたはU-CUBS370を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへのアクセスを求める競合に成功した1つまたは複数のUEによって使用され得る。
[0081]いくつかの例では、DCCAプロシージャ345またはUCCAプロシージャ365は、単一のCCAスロット中のCCAプロシージャの実行を含み得る。他の例では、DCCAプロシージャ345またはUCCAプロシージャ365は、拡張CCA(ECCA)プロシージャの実行を含み得る。ECCAプロシージャは、複数のCCAスロットにわたって実行され得る。したがって、DCCAプロシージャおよびUCCAプロシージャという用語は、CCAプロシージャまたはECCAプロシージャのいずれかの実行をカバーするのに十分広義であるものとする。LBT無線フレーム中の基地局またはUEによる実行のための、CCAプロシージャまたはECCAプロシージャの選択はLBTルールに基づき得る。いくつかの場合には、CCAプロシージャという用語は、本開示では、CCAプロシージャまたはECCAプロシージャのいずれかを指すために、一般的な意味で使用されることがある。
[0082]例として、LBT無線フレーム315は、DDDDDDSUUS’TDDフレーム構造を有する。他の例では、LBT無線フレームは異なるTDDフレーム構造を有し得る。たとえば、LBT無線フレームは、拡張干渉緩和およびトラフィック適応(eIMTA:enhanced interference mitigation and traffic adaptation)において使用されるTDDフレーム構造のうちの1つを有し得る。
[0083]図4Aは、本開示の様々な態様による、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するときに送信装置によって実行されるCCAプロシージャ415の一例400を示す。いくつかの例では、CCAプロシージャ415は、図3を参照しながら説明されたDCCAプロシージャ345またはUCCAプロシージャ365の一例であり得る。CCAプロシージャ415は、単一のCCAスロットにわたって実行され、固定持続時間を有し得る。いくつかの例では、CCAプロシージャ415は、LBTフレームベース機器(LBT-FBE:LBT-frame based equipment)プロトコル(たとえば、EN301 893によって記述されるLBT-FBEプロトコル)に従って実行され得る。CCAプロシージャ415に続いて、CUBS420が送信され、その後にデータ送信(たとえば、アップリンク送信またはダウンリンク送信)が続き得る。例として、データ送信は、3つのサブフレームの意図された持続時間405と、3つのサブフレームの実際の持続時間410とを有し得る。
[0084]図4Bは、本開示の様々な態様による、無認可無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するときに送信装置によって実行されるECCAプロシージャ465の一例450を示す。いくつかの例では、ECCAプロシージャ465は、図3を参照しながら説明されたDCCAプロシージャ345またはUCCAプロシージャ365の一例であり得る。ECCAプロシージャ465は、複数のq個のCCAスロットにわたって実行され得、いくつかの例では、送信装置が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ち得る前に、共有無線周波数スペクトル帯域が、q個のCCAスロットのうちのランダム数N個中に利用可能であることを必要とし得る。いくつかの例では、ECCAプロシージャ465は、(図4Aを参照しながら説明されたように)CCAプロシージャ415の実行が成功しなかった後に実行され得る。いくつかの例では、ECCAプロシージャ465は、LBT負荷ベース機器(LBT-LBE:LBT-load based equipment)プロトコル(たとえば、EN301 893によって記述されるLBT-LBEプロトコル)に従って実行され得る。ECCAプロシージャ465は、無認可無線周波数スペクトル帯域にアクセスするための競合に勝つことのより大きい可能性を与え得るが、それは、より短いデータ送信という潜在的な犠牲を払い得る。成功したECCAプロシージャ465の実行に続いて、CUBS470が送信され、その後にデータ送信が続き得る。例として、データ送信は、3つのサブフレームの意図された持続時間455と、2つのサブフレームの実際の持続時間460とを有し得る。
[0085]図5は、本開示の様々な態様による、基地局505の近傍におけるWi-Fiアクセスポイント535とWi-Fi局545との間の通信を示す。Wi-Fiアクセスポイント535およびWi-Fi局545は、図1を参照しながら説明されたWi-Fiアクセスポイント135およびWi-Fi局145の態様のそれぞれの例であり得る。基地局505は、図1または図2を参照しながら説明された基地局105、205、または205-aのうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。基地局505はエネルギー検出範囲510を有し得る。
[0086]基地局505、Wi-Fiアクセスポイント535、およびWi-Fi局545によって共有される無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するとき、基地局505は、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するために、LBTプロシージャ(たとえば、CCAプロシージャまたはECCAプロシージャ)を実行し得る。基地局505は、Wi-Fiアクセスポイント535がWi-Fi局545と通信しているときにLBTプロシージャを実行し得、基地局505は、共有無線周波数スペクトル帯域上でWi-Fiアクセスポイントの送信のエネルギーを検出し、共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能であると決定し得る。しかしながら、基地局505は、Wi-Fi局545がWi-Fiアクセスポイント535と通信しているときにLBTプロシージャを実行し得、基地局505は、(たとえば、Wi-Fi局545が基地局505のエネルギー検出範囲510外にあるので)共有無線周波数スペクトル帯域上でWi-Fi局の送信のエネルギーを検出しないことがある。したがって、Wi-Fiアクセスポイント535とWi-Fi局545とが、アップリンクモードおよびダウンリンクモードで通信することを順番に行うとき、Wi-Fi局545が送信している間に、基地局505が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するシナリオが起こり得、基地局505は、Wi-Fi局の送信のエネルギーを検出することができないので、基地局505は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定し、Wi-Fiアクセスポイント535とWi-Fi局545との間の「進行中の」通信に干渉する送信を開始し得る。基地局の送信はまた、Wi-Fiアクセスポイント535またはWi-Fi局545の指数バックオフモードをトリガし得、これは、Wi-Fiアクセスポイント535またはWi-Fi局545が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを再獲得することを比較的より困難にし得る。これは、Wi-Fiノード(たとえば、Wi-Fiアクセスポイント535またはWi-Fi局545)にとって不当であり得、いくつかの条件下では望ましくないことがある。
[0087]図6は、本開示の様々な態様による、Wi-Fiアクセスポイント(AP)とWi-Fi局(STA)とに関与する様々なWi-Fi送信フォーマットを示す。第1のWi-Fi送信フォーマット600では、Wi-Fiアクセスポイントはデータ(「データ」)を送信し、それは(「ACK」を介して)Wi-Fi局によって肯定応答される。第2のWi-Fi送信フォーマット610では、Wi-Fiアクセスポイントは送信要求(RTS:request to send)信号を送信し、それは(たとえば、送信可(CTS:clear to send)信号を介して)Wi-Fi局によって肯定応答される。Wi-Fiアクセスポイントは、次いで、データ(「データ」)を送信し得、それは「ACK」によって肯定応答される。第3のWi-Fi送信フォーマット620では、Wi-Fiアクセスポイントはヌルデータパケット(NDP)告知パケットを送信し、その後にNDPパケットが続く。第1のWi-Fi局(STA_1)、第2のWi-Fi局(STA_2)、および第3のWi-Fi局(STA_3)の各々は、次いで、それぞれの圧縮されたビームフォーミングパケット(「データ」)を順次送信し得、その後に、Wi-Fiアクセスポイントによって送信されるビームフォーミングポールパケット(「ポール」)が続く。第4のWi-Fi送信フォーマット630では、Wi-Fiアクセスポイントは、DLマルチユーザMIMO(MU-MIMO)送信の一部として、MU-MIMOデータを複数のWi-Fi局(たとえば、STA_1、STA_2、およびSTA_3)に送信し、その後に、ブロックACK要求(BAR)のシーケンスが続き得る。各BARは、それぞれのブロックACK(BA)送信においてWi-Fi局のうちの1つによって肯定応答され得る。第5のWi-Fi送信フォーマット640では、Wi-Fiアクセスポイントは、DLトリガを複数のWi-Fi局(たとえば、STA_1、STA_2、およびSTA_3)に送信し得、Wi-Fi局の各々は、UL MU-MIMO送信の一部としてデータ送信(「データ」)で応答し得る。
[0088]第1のWi-Fi送信フォーマット600、第2のWi-Fi送信フォーマット610、第3のWi-Fi送信フォーマット620、第4のWi-Fi送信フォーマット630、および第5のWi-Fi送信フォーマット640の各々では、Wi-Fiアクセスポイントと(1つまたは複数の)Wi-Fi局との間の通信の方向の変化は、ショートフレーム間隔(SIFS)によって分離され得る。Wi-Fi通信がその上で搬送される共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合する基地局またはUEは、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能(たとえば、アイドル)であるというインジケーションとしてSIFSを解釈し得る。また、Wi-Fiアクセスポイントまたは1つまたは複数のWi-Fi局が、基地局またはUEのエネルギー検出範囲外にあるとき、基地局またはUEは、Wi-Fi通信を完了したものとして解釈し得、共有無線周波数スペクトル帯域がWi-Fi通信の完了のためにまだ必要とされるときに、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると仮定し得る。
[0089]図7は、本開示の様々な態様による、装置705(たとえば、基地局(BS)またはUE)が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するときの、Wi-Fiアクセスポイント(AP)735とWi-Fi局(STA)745との間の、共有無線周波数スペクトル帯域上での通信の例示的なタイムライン700を示す。Wi-Fiアクセスポイント735またはWi-Fi局745は、図1または図5を参照しながら説明されたように、それぞれ、Wi-Fiアクセスポイント135または535あるいはWi-Fi局145または545のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置705は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された、基地局105、205、205-a、または505のうちの1つまたは複数、あるいはUE115、215、215-a、215-b、または215-cのうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0090]Wi-Fiアクセスポイント735とWi-Fi局745との間の通信は、たとえば、図6に示されたWi-Fi送信フォーマットのいずれかを仮定し得、アップリンク送信とダウンリンク送信との間で1回または複数回切り替わり得る。例として、Wi-Fiアクセスポイント735とWi-Fi局745との間の通信は、図6に示された第1のWi-Fi送信フォーマット600を仮定することが示されており、期間710中にWi-Fiアクセスポイント735からWi-Fi局745にデータが送信され、次いで、SIFS720に続く期間730中にWi-Fi局745からWi-Fiアクセスポイント735にACKが送信される。
[0091]Wi-Fiアクセスポイント735またはWi-Fi局745が装置705のエネルギー検出範囲の外にあるとき(すなわち、Wi-Fiアクセスポイント735またはWi-Fi局745が装置705に対して隠れノードであるとき)、装置705は隠れノードの送信を検出しないことがある。例として、図7は、Wi-Fiアクセスポイント735が装置705のエネルギー検出範囲内にあり、Wi-Fi局745が装置705に対して隠れノードであると仮定し、したがって、装置705は、期間710中のデータ送信を検出し、共有無線周波数スペクトル帯域が期間740中に占有されると決定し得るが、期間730中のWi-Fi局745によるACK送信を検出しないことがある。その結果、装置705が期間750中にECCAプロシージャを正常に完了したとき、装置705は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定し、期間760中にデータを送信することを開始し得る。期間760中のデータの装置の送信は、期間730中のACKのWi-Fi局の送信と衝突し、ACKのWi-Fiアクセスポイントの受信に干渉し得る。Wi-FiアクセスポイントがACKを受信することまたは適切に復号することに失敗することは、Wi-Fiアクセスポイント735による指数バックオフの開始または継続をトリガし得る。指数バックオフモードにあるとき、Wi-Fiアクセスポイント735は、延長された時間期間にわたって、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することを控え、その時間期間は、Wi-Fiアクセスポイント735において指数バックオフがトリガされるたびに指数関数的に長くなる。
[0092]装置がWi-Fiアクセスポイントによる指数バックオフをトリガすることの別の例として、図6に示された第4のWi-Fi送信フォーマット630(たとえば、DL MU-MIMOフォーマット)に従うWi-Fiアクセスポイントと複数のWi-Fi局との間の通信について考える。Wi-Fi局のうちのいずれか1つが装置に対して隠れノードとして動作する場合、(たとえば、装置は、Wi-FiアクセスポイントのBAR送信に続く共有無線周波数スペクトル帯域上の送信の不在を検出するので)装置は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると間違って決定し、Wi-Fi局のうちの1つからのBA送信のWi-Fiアクセスポイントの受信に干渉するデータを送信し得る。装置の送信が、Wi-FiアクセスポイントにBA送信を受信させないかまたは適切に復号させないとき、Wi-Fiアクセスポイントにおいて指数バックオフがトリガされ得る。
[0093]いくつかのシナリオの下で、Wi-Fiノードによる指数バックオフは、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを不当にする様式でトリガされ得る。たとえば、Wi-Fiノードによる指数バックオフのトリガリングは、装置がWi-Fiノードよりも頻繁に共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスすることを可能にし得る。また、装置によって実装されるメカニズム(たとえば、HARQ)は、装置がWi-Fiノードよりも効果的にそれの送信を完了することを可能にし得る。
[0094]たとえば、エネルギー検出範囲内の第1のWi-Fiノードと、装置に対して隠れノードとして動作する第2のWi-Fiノードとの間の送信における知覚されるギャップ中に、共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスする複数のRAT(たとえば、WWAN RATおよびWLAN RAT)を管理するための1つの技法は、基地局またはUEが共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ち得る前に、装置によってECCAが実行されるとき、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である必要があるランダム数のN個のCCAスロットを決定するNの値を増加させることである。Nのより低い値(たとえば、N=1または2)は、共有無線周波数スペクトル帯域がq-N個のCCAスロットのために利用不可能である(たとえば、q=32であるとき、30個または31個のスロットのために利用不可能である)にもかかわらず、共有無線周波数スペクトル帯域が1つまたは2つのCCAスロットのために利用可能であると決定した後にECCAプロシージャが成功することを可能にし得る。N:qのそのような低い比は、装置が、第1のWi-Fiノードと第2のWi-Fiノードとの間のWi-Fi送信における間違って知覚されるギャップを表す少数のCCAスロット中の共有無線周波数スペクトル帯域の利用可能性に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定することを可能にし得る。
[0095]Nの値を効果的に増加させる1つの方法は、数の範囲を構成し、数の範囲からランダム数Nが選択されることである。数の範囲を構成することは、たとえば、数の範囲の下限を増加させること、数の範囲の上限を増加させること、または数の範囲の下限と上限の両方を増加させることを含み得る。たとえば、[1,q]の範囲内のランダム数としてNを選択することの代わりに、Nは、Nmin>1である[Nmin,q+Nmin]の範囲内のランダム数として選択され得る。そのような構成は、セルごとにまたはUEごとに行われ得、(1つまたは複数のUEのために)基地局によって、またはUEによって構成され得る。
[0096]たとえば、エネルギー検出範囲内の第1のWi-Fiノードと、装置に対して隠れノードとして動作する第2のWi-Fiノードとの間の送信における知覚されるギャップ中に、共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスする複数のRAT(たとえば、WWAN RATおよびWLAN RAT)を管理するための別の技法は、図8を参照しながらさらに説明されるように、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つ前に、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である連続CCAスロットの数を識別するように装置を構成することである。
[0097]図8は、本開示の様々な態様による、装置805(たとえば、基地局(BS)またはUE)が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するときの、Wi-Fiアクセスポイント(AP)835とWi-Fi局(STA)845との間の、共有無線周波数スペクトル帯域上での通信の例示的なタイムライン800を示す。Wi-Fiアクセスポイント835またはWi-Fi局845は、図1、図5、または図7を参照しながら説明されたように、それぞれ、Wi-Fiアクセスポイント135、535、または735あるいはWi-Fi局145、545、または745のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置805は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された、基地局105、205、205-a、または505のうちの1つまたは複数、あるいはUE115、215、215-a、215-b、または215-cのうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置805は、同じくまたは代替的に、図7を参照しながら説明された装置705の態様の一例であり得る。
[0098]Wi-Fiアクセスポイント835とWi-Fi局845との間の通信は、たとえば、図6に示されたWi-Fi送信フォーマットのいずれかを仮定し得、アップリンク送信とダウンリンク送信との間で1回または複数回切り替わり得る。たとえば、Wi-Fiアクセスポイント835とWi-Fi局845との間の通信は、図6に示された第2のWi-Fi送信フォーマット610を仮定することが示されており、期間810中にWi-Fiアクセスポイント835からWi-Fi局845にCTS送信が送信され、第1のSIFS820に続く期間830中にWi-Fi局845からWi-Fiアクセスポイント835にRTS送信が送信され、第2のSIFS840に続く期間850中にWi-Fiアクセスポイント835からWi-Fi局845にデータが送信され、第3のSIFS860に続く期間865中にWi-Fi局845からWi-Fiアクセスポイント835にACKが送信される。
[0099]例として、図8は、Wi-Fi局845が装置805に対して隠れノードであると仮定し、したがって、装置805は、期間810中のCTS送信と期間850中のデータ送信とを検出し、共有無線周波数スペクトル帯域が、期間870、CCAスロット890、および期間895中に占有されると決定し得るが、期間830中のRTS送信または期間865中のACK送信を検出しないことがある。その結果、装置805が、CCAスロット875、880、885、または890のうちの1つ中にECCAプロシージャを正常に完了したとき、装置805は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定し、Wi-Fiアクセスポイント835またはWi-Fi局845によるRTS送信、データ送信、またはACK送信の受信に干渉するデータを送信することを開始し得る。Wi-FiアクセスポイントまたはWi-Fi局が送信を受信することまたは適切に復号することに失敗することは、Wi-Fiアクセスポイント835またはWi-Fi局845による指数バックオフの開始または継続をトリガし得る。
[0100]Wi-Fiアクセスポイント835とWi-Fi局845との間の送信における知覚されるギャップ中に装置805がECCAプロシージャを正常に完了することになる見込みを減少させるために、装置805は、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つ前に、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である連続CCAスロットの数(たとえば、第1のCCAスロット875、第2のCCAスロット880、第3のCCAスロット885、および第4のCCAスロット890を含む、4つのCCAスロット)を識別するように構成され得る。いくつかの例では、連続する上記数のCCAスロットは、装置805が共有無線周波数スペクトル帯域上で送信することを開始する前の、最後の利用可能なCCAスロットであり得る。共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するためのECCAプロシージャが占有期間870の前または間に開始されたとき、連続CCAスロット(たとえば、第1のCCAスロット875、第2のCCAスロット880、第3のCCAスロット885、および第4のCCAスロット890)の数は、拡張CCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最後の利用可能な数であり得る。代替的に、および共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するECCAプロシージャが占有期間870の前または間に開始されたとき、連続CCAスロット(たとえば、第1のCCAスロット875、第2のCCAスロット880、第3のCCAスロット885、および第4のCCAスロット890)の数は、拡張CCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最後の数、または拡張CCAプロシージャが実行される最後のCCAスロットに続く少なくとも1つのCCAスロットと組み合わせた、拡張CCAプロシージャが実行されるCCAスロットの数のうちの少なくとも1つを含み得る(たとえば、第1のCCAスロット875および第2のCCAスロット880は、拡張CCAプロシージャが実行されるCCAスロットであり得、ECCAプロシージャは、共有無線周波数スペクトル帯域が、識別された数の連続スロット中で利用可能であると決定される前に終わるので、第3のCCAスロット885および第4のCCAスロット890中で、ECCAプロシージャが継続され得るか、または1つまたは複数の追加のCCAプロシージャが実行され得る。
[0101]共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するためのECCAプロシージャがすでに実行されており、装置805が共有無線周波数スペクトル帯域に関してアイドル状態にあるとき、装置805は、共有無線周波数スペクトル帯域上での送信を開始する前に、ある数の連続CCAスロット中で1つまたは複数のCCAプロシージャを実行し、共有無線周波数スペクトル帯域がCCAスロットの各々中で利用可能であると決定するように構成され得る。
[0102]図8に示されているように、1つまたは複数のCCAプロシージャが実行される連続CCAスロットの数は、4つの連続CCAスロットである。共有無線周波数スペクトル帯域は、4つの連続CCAスロットのうちの3つ中でのみ利用可能であるので、装置805は、共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスしないことがあり、少なくともRTS送信のWi-Fiアクセスポイントの受信、または少なくとも、期間850中にWi-Fiアクセスポイント835によって送信されるデータのWi-Fi局の受信に干渉しないことになる。装置805が、共有無線周波数スペクトル帯域が上記数の連続CCAスロットのうちの1つまたは複数中に占有される(すなわち、利用不可能である)と決定したとき、装置805は、ECCAプロシージャを実行するための次のオケージョンまで共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスすることを控えるように構成され得る。
[0103]図9は、本開示の様々な態様による、装置905(たとえば、基地局(BS)またはUE)が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するときの、Wi-Fiアクセスポイント(AP)935とWi-Fi局(STA)945との間の、共有無線周波数スペクトル帯域上での通信の例示的なタイムライン900を示す。Wi-Fiアクセスポイント935またはWi-Fi局945は、図1、図5、図7、または図8を参照しながら説明されたように、それぞれ、Wi-Fiアクセスポイント135、535、735、または835あるいはWi-Fi局145、545、745、または845のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置905は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された、基地局105、205、205-a、または505のうちの1つまたは複数、あるいはUE115、215、215-a、215-b、または215-cのうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置905は、同じくまたは代替的に、図7または図8を参照しながら説明された装置705または805のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0104]Wi-Fiアクセスポイント935とWi-Fi局945との間の通信は、たとえば、図6に示されたWi-Fi送信フォーマットのいずれかを仮定し得、アップリンク送信とダウンリンク送信との間で1回または複数回切り替わり得る。例として、Wi-Fiアクセスポイント935とWi-Fi局945との間の通信は、図6に示された第1のWi-Fi送信フォーマット600を仮定することが示されており、期間910中にWi-Fiアクセスポイント935からWi-Fi局945にデータが送信され、次いで、SIFS920に続く期間930中にWi-Fi局945からWi-Fiアクセスポイント935にACKが送信される。
[0105]例として、図9は、Wi-Fi局945が装置905に対して隠れノードであると仮定し、したがって、装置905は、期間910中のデータ送信を検出し、共有無線周波数スペクトル帯域が期間940中に占有されると決定し得るが、期間930中のWi-Fi局945によるACK送信を検出しないことがある。その結果、装置905が、CCAスロット950および/または960のうちの1つ中にECCAプロシージャを正常に完了したとき、装置905は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定し、Wi-Fiアクセスポイント935によるACK送信の受信に干渉するデータを送信することを開始し得る。Wi-FiアクセスポイントがACK送信を受信することまたは適切に復号することに失敗することは、Wi-Fiアクセスポイント935による指数バックオフの開始または継続をトリガし得る。
[0106]Wi-Fiアクセスポイント935とWi-Fi局945との間の送信における知覚されるギャップ中に装置905がECCAプロシージャを正常に完了することになる見込みを減少させるための1つの方法は、少なくとも1つのCCAが実行される少なくとも1つのCCAスロットのためのCCAエネルギー検出しきい値を変更することである。たとえば、装置905は、共有無線周波数スペクトル帯域が、期間940中に包摂されるCCAスロット中に利用可能であるかどうかを決定するために、第1のCCAエネルギー検出しきい値を使用し得る。第1のCCAスロット960のための第1のCCAエネルギー検出しきい値に少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトルが利用可能であると決定すると、装置905は、第1のCCAスロット960中に共有無線周波数スペクトル帯域のエネルギーレベルを検知し、検知されたエネルギーレベルに少なくとも部分的に基づいて、第2のCCAエネルギー検出しきい値(すなわち、動的CCAエネルギー検出しきい値、ここにおいて、動的CCAエネルギー検出しきい値は、共有無線周波数スペクトル帯域を使用する送信のエネルギーレベルに少なくとも部分的に基づいて変化し得る)を確立し得る。たとえば、検知されたエネルギーレベルは、期間930中のACK送信のエネルギーレベルを含み得る。
[0107]装置905は、第2のCCAエネルギー検出しきい値に少なくとも部分的に基づいて、ある数のCCAプロシージャを実行し得る。上記数のCCAプロシージャは、CCAスロットのセット中で(たとえば、第2のCCAスロット965、第3のCCAスロット970、第4のCCAスロット975、第5のCCAスロット980、および第6のCCAスロット985中で)実行され得る。いくつかの例では、上記数のCCAプロシージャは、CCAスロットごとに実行されるCCAプロシージャを含み得る。いくつかの例では、上記数のCCAプロシージャは、CCAスロットのセットにわたって(またはそれを含めて)実行される拡張CCAプロシージャを含み得る。装置905は、共有無線周波数スペクトル帯域が、CCAスロットのセット中に含まれるCCAスロットのサブセット(たとえば、CCAスロットのセット中の1つの、複数の、またはすべてのCCAスロットを含むサブセット)のために利用可能であると決定されたとき、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ち得る。いくつかの例では、1つまたは複数のCCAスロットの第2の数は、図8を参照しながら説明されたように、連続CCAスロットの数を含み得る。いくつかの例では、CCAスロットのセットは、単一のCCAスロット(たとえば、第2のCCAスロット965)であり得る。第2のCCAエネルギー検出しきい値が、CCAスロットのセット中で実行される上記数のCCAプロシージャのために使用された後、CCAエネルギー検出しきい値は、後続のCCAプロシージャまたはECCAプロシージャを実行するために第1のCCAエネルギー検出しきい値に回復され得る。
[0108]図10は、本開示の様々な態様による、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合する装置1005(たとえば、基地局(BS)またはUE)によってECCAプロシージャが実行され得るCCAスロット(たとえば、第1のCCAスロット1010、第2のCCAスロット1015など)の例示的なタイムライン1000を示す。装置1005は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された、基地局105、205、205-a、または505のうちの1つまたは複数、あるいはUE115、215、215-a、215-b、または215-cのうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1005は、同じくまたは代替的に、図7、図8、または図9を参照しながら説明された装置705、805、または905のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0109]Wi-Fiアクセスポイントと1つまたは複数のWi-Fi局との間の送信における知覚されるギャップ中に装置1005がECCAプロシージャを正常に完了することになる見込みを減少させるための1つの方法は、拡張CCAプロシージャがCCAスロット中で実行される最後のCCAスロット1020の持続時間を(たとえば、20マイクロ秒から40、50、または60マイクロ秒に)増加させることである。いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つことは、ECCAプロシージャを正常に実行すること(これは、図10では、q=32個のCCAスロットのうちのN=16個中で共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であるという決定を含むことが示されている)と、増加された持続時間の最後のCCAスロット1020中でECCAプロシージャを正常に実行することとを含み得る。(図示のように)両方の条件が満たされた場合、装置1005は、最後のCCAスロット1020に続く期間1025中に、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ち得る。一方または他方の条件が満たされない場合、装置1005は、期間1025中に共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスすることを控えるように構成され得る。いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つことは、図8を参照しながら説明されたように、最後のCCAスロット1020および1つまたは複数の連続CCAスロット中でECCAプロシージャを正常に実行することを必要とし得る。いくつかの例では、最後のCCAスロット1020の持続時間が増加され得、それのCCAエネルギー検出しきい値が、図9を参照しながら説明されたように第2のCCAエネルギー検出しきい値に設定し得る。ECCAプロシージャへのそのような(1つまたは複数の)変更は、セルごとにまたはUEごとに行われ得、(1つまたは複数のUEのために)基地局によって、またはUEによって行われ得る。
[0110]図11は、本開示の様々な態様による、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合する装置1105(たとえば、基地局(BS)またはUE)によって第1のECCAプロシージャと第2のECCAプロシージャとが実行され得るCCAスロット(たとえば、第1のCCAスロット1110、第2のCCAスロット1115など)の例示的なタイムライン(たとえば、第1のタイムライン1100、および第2のタイムライン1150)を示す。装置1105は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された、基地局105、205、205-a、または505のうちの1つまたは複数、あるいはUE115、215、215-a、215-b、または215-cのうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1105は、同じくまたは代替的に、図7、図8、図9、または図10を参照しながら説明された装置705、805、905、または1005のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0111]Wi-Fiアクセスポイントと1つまたは複数のWi-Fi局との間の送信における知覚されるギャップ中に装置1105がECCAプロシージャを正常に完了することになる見込みを減少させるための1つの方法は、装置1105が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ち得る前に、複数のECCAプロシージャを正常に実行するように装置1105を構成することである。いくつかの例では、複数のECCAプロシージャは、第1のECCAプロシージャと、それに続く第2のECCAプロシージャとを含み得る。いくつかの例では、第1のECCAプロシージャは、第1の数のCCAスロットにわたって実行され得、第2のECCAプロシージャは、第2の数のCCAスロットにわたって実行され得る。いくつかの例では、第2の数のCCAスロットは、第1の数のCCAスロットよりも少ないことがある。いくつかの例では、第1のECCAプロシージャと第2のECCAプロシージャとは連続的に実行され得るか、または第1の数のCCAスロットは第2の数のCCAスロットに隣接することがある。
[0112]いくつかの例では、第1のECCAプロシージャの成功した実行は、共有無線周波数スペクトル帯域が第1のランダム数のCCAスロット(たとえば、N1個のCCAスロット)のために利用可能であると決定するように構成され得、第2のECCAプロシージャの成功した実行は、共有無線周波数スペクトル帯域が第2のランダム数のCCAスロット(たとえば、N2個のCCAスロット)のために利用可能であると決定するように構成され得る。第1のランダム数のCCAスロットは、N1∈[q1min,q1max]であるように、第1の下限(q1min)と第1の上限(q1max)とを有する数の第1の範囲から選択され得、第2のランダム数のCCAスロットは、N2∈[q2min,q2max]であるように、第2の下限(q2min)と第2の上限(q2max)とを有する数の第2の範囲から選択され得る。一例では、第1のランダム数および第2のランダム数は、N1∈[6,32]およびN2∈[1,5]であるように選択され得る。N1およびN2が、数の重複する範囲から選択されるとき、いくつかの例では、N2がN1よりも小さいという制限が課され得る。第1のタイムライン1100は、第1のECCAプロシージャは成功しないが、第2のECCAプロシージャが成功する一例を示す。第2のタイムライン1150は、第1のECCAプロシージャが成功せず、第2のECCAプロシージャが成功しない一例を示す。第2のECCAプロシージャが成功しないとき、ある数の追加のCCAスロット中でCCAプロシージャが実行され得、CCAプロシージャが、連続するある数のCCAスロット(たとえば、N2=5つのスロット)中で成功した場合、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスが得られ得る。
[0113]いくつかの例では、第2のECCAプロシージャは、第2のCCAエネルギー検出しきい値、より長い持続時間の最後のCCAスロットなどとともに、図8、図9、または図10を参照しながら説明されたように構成され得る。
[0114]図12は、本開示の様々な態様による、装置1205(たとえば、基地局(BS)またはUE)が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するときの、Wi-Fiアクセスポイント(AP)1235とWi-Fi局(STA)1245との間の、共有無線周波数スペクトル帯域上での通信の例示的なタイムライン1200を示す。Wi-Fiアクセスポイント1235またはWi-Fi局1245は、図1、図5、図7、図8、または図9を参照しながら説明されたように、それぞれ、Wi-Fiアクセスポイント135、535、735、835、または935あるいはWi-Fi局145、545、745、845、または945のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1205は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された、基地局105、205、205-a、または505のうちの1つまたは複数、あるいはUE115、215、215-a、215-b、または215-cのうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1205は、同じくまたは代替的に、図7、図8、図9、図10、または図11を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、または1105のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0115]Wi-Fiアクセスポイント1235とWi-Fi局1245との間の通信は、たとえば、図6に示されたWi-Fi送信フォーマットのいずれかを仮定し得、アップリンク送信とダウンリンク送信との間で1回または複数回切り替わり得る。例として、Wi-Fiアクセスポイント1235とWi-Fi局1245との間の通信は、図6に示された第1のWi-Fi送信フォーマットを仮定することが示されており、期間1210中にWi-Fiアクセスポイント1235からWi-Fi局1245にデータが送信され、次いで、SIFS1220に続く期間1230中にWi-Fi局1245からWi-Fiアクセスポイント1235にACKが送信される。
[0116]例として、図12は、Wi-Fi局1245が装置1205に対して隠れノードであると仮定し、したがって、装置1205は、期間1210中のデータ送信を検出し、共有無線周波数スペクトル帯域が期間1240中に占有されると決定し得るが、期間1230中のACK送信を検出しないことがある。その結果、装置1205が、期間1250中にECCAプロシージャを正常に完了した場合、装置1205は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定し、Wi-Fiアクセスポイント1235によるACK送信の受信に干渉するデータを送信することを開始し得る。Wi-FiアクセスポイントがACK送信を受信することまたは適切に復号することに失敗することは、Wi-Fiアクセスポイント1235による指数バックオフの開始または継続をトリガし得る。
[0117]Wi-Fiアクセスポイント1235とWi-Fi局1245との間の送信における知覚されるギャップ中に装置1205がECCAプロシージャを正常に完了することになる見込みを減少させるための1つの方法は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能であると決定すると、延期期間1255(たとえば、アービトレーションフレーム間隔(AIFS:arbitration interframe spacing))を導入することである。延期期間1255は、装置1205が追加の数のCCAプロシージャを実行する前に待つ期間であり得る(その追加の数のCCAプロシージャは、1つまたは複数のCCAプロシージャを含み得るか、またはその追加の数のCCAプロシージャは、追加の数の1つまたは複数のECCAプロシージャを含み得る)。共有無線周波数スペクトル帯域が、追加の数のCCAプロシージャの各々のために利用可能であると決定すると、装置1205は、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ち得る。
[0118]いくつかの例では、延期期間1255は、Wi-Fi AIFSと同様に実装され、SIFSの持続時間+3つのWi-Fiスロット持続時間(たとえば、16+3*9=43マイクロ秒)を有し得る。
[0119]Wi-Fiノードは、Wi-Fiネットワーク上での(たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域上での)衝突を低減するための2つのメカニズムのうちの1つを使用し得る。第1のメカニズムは、パケットごとの指数バックオフであり、第2のメカニズムは、ある時間期間にわたる競合ウィンドウ最小長(CW_min)の適応である。共有無線周波数スペクトル帯域を使用する装置では、再送信に基づくHARQ合成および/または高速チャネル品質インジケータ(CQI)適応により、指数バックオフは必要でないことがある。しかしながら、ある時間期間にわたる、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最大数(たとえば、値「q」)の適応は、Wi-Fiノードとセルラーノードとの間のより良い共存を与え得る。いくつかの例では、1つまたは複数の装置によって使用されるqの値は、干渉についての識別された可能性に応答して構成され得、干渉についてのその可能性は、たとえば、装置のエネルギー検出範囲内で検出された送信機の数(たとえば、Wi-Fi送信機の数)、(たとえば、UEによって)フィードバックが報告される送信(たとえば、サブフレーム)の失敗率、(たとえば、UEによって送信されたACK/NAKをブランキングするバースト的干渉のために)エラーが報告されない送信(たとえば、サブフレーム)についての消去率、またはサポートされる変調およびコーディング方式(MCS、たとえば、決定された基準信号受信電力(RSRP)に基づくMCS)と実際に使用されるMCS(たとえば、外部ループHARQ処理に基づくMCS)との間の相違のうちの1つまたは複数に少なくとも部分的に基づいて識別され得る。
[0120]いくつかの例では、1つまたは複数の装置によって使用されるqの値は、時間とともにqを線形的に増加させることまたはqを線形的に減少させることによって構成され得る。いくつかの例では、1つまたは複数の装置によって使用されるqの値は、時間とともにqを乗法的に増加させることまたはqを線形的に減少させることによって構成され得る。いくつかの例では、1つまたは複数の装置によって使用されるqの値は、時間とともにqを乗法的に増加させることまたはqを乗法的に減少させることによって構成され得る。
[0121]図13は、本開示の様々な態様による、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合する装置1305(たとえば、基地局またはUE)によってECCAプロシージャが実行され得るCCAスロット(たとえば、第1のCCAスロット1310、第2のCCAスロット1315、第3のCCAスロット1320、第4のCCAスロット1325など)の例示的なタイムライン1300を示す。装置1305は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された、基地局105、205、205-a、または505のうちの1つまたは複数、あるいはUE115、215、215-a、215-b、215-c、または515のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1305は、同じくまたは代替的に、図7、図8、図9、図10、図11、または図12を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、1105、または1205のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。
[0122]装置1305によるECCAプロシージャの実行の第1の例(すなわち、「装置1305、例1」)に示されているように、ECCAプロシージャは、q=16個のCCAスロットの観測期間にわたって実行され得、装置1305は、共有無線周波数スペクトル帯域がN=9個のCCAスロットのために利用可能(たとえば、アイドル)であると決定すると、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ち得る。図13に示されているECCAプロシージャでは、ECCAプロシージャが実行される観測期間は、複数の連続公称時間期間(たとえば、第1の時間期間1330、第2の時間期間1335などを含む20マイクロ秒の連続時間期間)に分割され得る。ECCAプロシージャは、次いで、複数のCCAスロット(たとえば、q=16個のCCAスロット)にわたって実行され得、ここで、CCAスロットの各々は、アイドルスロット(I)または占有スロット(O)であると決定され得る。アイドルCCAスロットは、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能であると決定された、事前構成された時間期間(たとえば、連続公称時間期間のうちの1つ)に対応し得る。占有CCAソットは、共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能であると決定された隣接期間の全体(たとえば、3つの連続公称時間期間1340、1345、および1350)に対応し得る。
[0123]第1の例(装置1305、例1)の説明を続けると、およびさらなる例として、13個のアイドルCCAスロットと3つの占有CCAスロットとが、ECCAプロシージャの実行中に識別され得る。したがって、装置1305は、時間1355において共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ち、その後、共有無線周波数スペクトル帯域を予約するかまたは共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスし得る。
[0124]装置1305によるECCAプロシージャの実行の第2の例(すなわち、「装置1305、例2」)に示されているように、共有無線周波数スペクトル帯域が、示された数のCCAスロットのために利用可能であると決定した後に、ECCAプロシージャを中止することによって時間が節約され得る。たとえば、q=16およびN=9であり、第1の例において(すなわち、「装置1305、例1」において)使用される同じチャネル利用可能性がある場合、装置1305は、時間1355よりも前に、時間1360において共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ち、ECCAプロシージャを中止し得る。したがって、第2の例では、装置1305は、それが第1の例において共有無線周波数スペクトル帯域を予約するかまたは共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスすることができるときよりも前である、時間1360において共有無線周波数スペクトル帯域を予約するかまたは共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスし得る。
[0125]装置1305によるECCAプロシージャの実行の第3の例(すなわち、「装置1305、例3」)に示されているように、共有無線周波数スペクトル帯域がN個のCCAスロット利用可能であるという条件を満たすことがもはや可能でないほどに十分なCCAスロット中に共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能であると決定した後に、第1のECCAプロシージャを中止することによって、時間が同じく節約され得る。たとえば、q=16およびN=14であり、第1および第2の例において(すなわち、「装置1305、例1」および「装置1305、例2」において)使用される同じチャネル利用可能性がある場合、装置1305は、時間1355よりも前に、時間1365において、装置1305が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つことができないと決定し、第1のECCAプロシージャを中止し得る。第1のECCAプロシージャを中止すると、装置1305は第2のECCAプロシージャを開始し得る。第2のECCAプロシージャは、第1のECCAプロシージャが終了した直後に、または延期期間の後に、または共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するための次のオケージョンにおいて開始し得る。いくつかの例では、装置1305は、第2のECCAプロシージャが、qまたはNのより大きい値のコンテキストにおいて実行されるように、指数バックオフメカニズムを実装し得る。いくつかの例では、qの値は、実行される逐次ECCAプロシージャごとに2倍にされ得る。いくつかの例では、qの値は、線形的または乗法的様式で増分され得る。共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つと、またはある時間期間が経過した後、またはqの値が最大値(たとえば、q=1024)に達した後、qの値は、線形的または乗法的様式で減分され得るか、またはqの値は、qの初期値(たとえば、q=16)にリセットされ得る。
[0126]図13に示されている第2および第3の例(すなわち、「装置1305、例2」および「装置1305、例3」)に関して説明された(1つまたは複数の)ECCAプロシージャは、共有無線周波数スペクトル帯域を求めて競合する異なる装置が互いと同期し、共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスする際に衝突することになる見込みを低減し得る。図13に示されている第2および第3の例はまた、特に、q値が比較的大きく、N値が比較的小さいとき、共有無線周波数スペクトル帯域にアクセスするための時間を低減し得る。
[0127]図14は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置1405のブロック図1400を示す。装置1405は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された、基地局105、205、205-a、または505のうちの1つまたは複数の態様、あるいはUE115、215、215-a、215-b、または215-cの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1405は、同じくまたは代替的に、図7、図8、図9、図10、図11、図12、または図13を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、1105、1205、または1305のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1405はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置1405は、受信機コンポーネント1410、ワイヤレス通信管理コンポーネント1420、または送信機コンポーネント1430を含み得る。これらのコンポーネントの各々は互いと通信していることがある。
[0128]装置1405のコンポーネントは、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、システムオンチップ(SoC)、または他のタイプのセミカスタムIC)が使用され得る。各コンポーネントの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0129]いくつかの例では、受信機コンポーネント1410は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上での送信を受信するように動作可能な少なくとも1つの無線周波数(RF)受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE-A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図1または図2を参照しながら説明されたように、LTE/LTE-A通信のために使用され得る。受信機コンポーネント1410は、図1または図2を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム100または200の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0130]いくつかの例では、送信機コンポーネント1430は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機コンポーネント1430は、図1または図2を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム100または200の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0131]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理コンポーネント1420は、装置1405のためのワイヤレス通信の1つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信管理コンポーネント1420は、第1のRAT通信検知コンポーネント1435または第2のRATパラメータ構成コンポーネント1440を含み得る。
[0132]いくつかの例では、第1のRAT通信検知コンポーネント1435は、共有無線周波数スペクトル帯域を占有する第1のRAT(たとえば、Wi-Fi RAT)通信のインジケーションを検知するために使用され得る。第1のRAT通信は、装置1405または1つまたは複数の他の装置へのまたは1つまたは複数の他の装置からの送信との干渉するの原因であることもないこともある。
[0133]いくつかの例では、第2のRATパラメータ構成コンポーネント1440は、検知することに応答して、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するためにデバイスによって使用される第2のRAT(たとえば、セルラーRAT)の少なくとも1つのパラメータを構成するために使用され得る。デバイスは、装置1405または別の装置であり得る。たとえば、装置1405が基地局であるとき、第2のRATの少なくとも1つのパラメータが構成されるデバイスは、装置1405、単一のUE、または複数のUE(たとえば、装置1405がその中で動作するセルのUEのすべて)であり得る。装置1405がUEであるとき、第2のRATの少なくとも1つのパラメータが構成されるデバイスは装置1405であり得る。
[0134]図15は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置1505のブロック図1500を示す。装置1505は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された、基地局105、205、205-a、または505のうちの1つまたは複数の態様、あるいはUE115、215、215-a、215-b、または215-cの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1505は、同じくまたは代替的に、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、または図14を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、1105、1205、1305、または1405のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1505はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置1505は、受信機コンポーネント1510、ワイヤレス通信管理コンポーネント1520、または送信機コンポーネント1530を含み得る。これらのコンポーネントの各々は互いと通信していることがある。
[0135]装置1505のコンポーネントは、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された1つまたは複数のASICを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、SoC、または他のタイプのセミカスタムIC)が使用され得る。各コンポーネントの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0136]いくつかの例では、受信機コンポーネント1510は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上での送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE-A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図1または図2を参照しながら説明されたように、LTE/LTE-A通信のために使用され得る。受信機コンポーネント1510は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント(たとえば、専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント1512)、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント(たとえば、共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント1514)の形態をとり得る。専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント1512または共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント1514を含む受信機コンポーネント1510は、図1または図2を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム100または200の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0137]いくつかの例では、送信機コンポーネント1530は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機コンポーネント1530は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント(たとえば、専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント1532)、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント(たとえば、共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント1534)の形態をとり得る。専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント1532または共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント1534を含む送信機コンポーネント1530は、図1または図2を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム100または200の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンクは、第1の無線周波数スペクトル帯域または第2の無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0138]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理コンポーネント1520は、装置1505のためのワイヤレス通信の1つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信管理コンポーネント1520は、第1のRAT通信検知コンポーネント1535または第2のRATパラメータ構成コンポーネント1540を含み得る。
[0139]いくつかの例では、第1のRAT通信検知コンポーネント1535は、共有無線周波数スペクトル帯域を占有する第1のRAT(たとえば、Wi-Fi RAT)通信のインジケーションを検知するために使用され得る。いくつかの例では、第1のRAT通信検知コンポーネント1535は、送信機検出コンポーネント1545、送信失敗識別コンポーネント1550、消去率識別コンポーネント1555、またはMCS差異検出コンポーネント1560を含み得る。送信機検出コンポーネント1545は、デバイスのエネルギー検出範囲内の(たとえば、装置1505または1つまたは複数の他の装置の範囲内の)送信機の数(たとえば、Wi-Fi送信機の数)を検出するために使用され得る。送信失敗識別コンポーネント1550は、(たとえば、装置1505によって、または1つまたは複数の他の装置によって)フィードバックが報告される送信(たとえば、サブフレーム)の失敗率を決定するために使用され得る。消去率識別コンポーネント1555は、(たとえば、装置1505または1つまたは複数の他の装置によって送信されたACK/NAKをブランキングするバースト的干渉のために)エラーが報告されない送信(たとえば、サブフレーム)についての消去率を決定するために使用され得る。MCS差異検出コンポーネント1560は、1)装置1505または1つまたは複数の他の装置のためのサポートされる変調およびコーディング方式(MCS、たとえば、決定された基準信号受信電力(RSRP)に基づくMCS)と、2)装置1505または1つまたは複数の他の装置によって実際に使用されるMCS(たとえば、外部ループHARQ処理に基づくMCS)との間の相違を検出するために使用され得る。いくつかの例では、第1のRAT通信検知コンポーネント1535は、送信機検出コンポーネント1545、送信失敗識別コンポーネント1550、消去率識別コンポーネント1555、またはMCS差異検出コンポーネント1560のうちの1つまたは複数によって行われた検出または決定に少なくとも部分的に基づいて、第1のRAT通信のインジケーションを検知し得る。
[0140]いくつかの例では、第2のRATパラメータ構成コンポーネント1540は、検知することに応答して、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するためにデバイスによって使用される第2のRAT(たとえば、セルラーRAT)の少なくとも1つのパラメータを構成するために使用され得る。デバイスは、装置1505または別の装置であり得る。たとえば、装置1505が基地局であるとき、第2のRATの少なくとも1つのパラメータが構成されるデバイスは、装置1505、単一のUE、または複数のUE(たとえば、装置1505がその中で動作するセルのUEのすべて)であり得る。装置1505がUEであるとき、第2のRATの少なくとも1つのパラメータが構成されるデバイスは装置1505であり得る。
[0141]いくつかの例では、第2のRATパラメータ構成コンポーネント1540は、ECCA構成コンポーネント1565、連続CCAスロット構成コンポーネント1570、CCAエネルギー検出しきい値構成コンポーネント1575、CCAスロット持続時間構成コンポーネント1580、ECCA数構成コンポーネント1585、またはCCA/ECCA延期期間構成コンポーネント1590を含み得る。
[0142]いくつかの例では、ECCA構成コンポーネント1565は、デバイスのためのECCAプロシージャを構成するために使用され得、ECCA範囲構成コンポーネント1595を含み得る。ECCA範囲構成コンポーネント1595は、いくつかの例では、数の範囲を構成するために使用され得、数の範囲からランダム数が選択され得る。ランダム数は、デバイスがECCAプロシージャを実行するCCAスロットの数を決定し得る。いくつかの例では、数の範囲は、数の範囲の下限を増加させること、または数の範囲の上限を増加させること、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つによって構成され得る。
[0143]いくつかの例では、ECCA範囲構成コンポーネント1595は、同じくまたは代替的に、CCAスロットの最大数を線形的に増加させること、またはCCAスロットの最大数を線形的に減少させることによって、拡張CCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最大数を構成するために使用され得る。いくつかの例では、ECCA範囲構成コンポーネント1595は、CCAスロットの数を乗法的に増加させること、またはCCAスロットの数を線形的に減少させることによって、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最大数を構成するために使用され得る。いくつかの例では、ECCA範囲構成コンポーネント1595は、CCAスロットの数を乗法的に増加させること、またはCCAスロットの数を乗法的に減少させることによって、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最大数を構成するために使用され得る。
[0144]いくつかの例では、連続CCAスロット構成コンポーネント1570は、デバイスが共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つ前に、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である連続CCAスロットの数を識別するために使用され得る。デバイスが共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝っていないとき、CCAスロットの識別された数は、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最後の数であり得る。代替的に、デバイスが共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝っていないとき、CCAスロットの識別された数は、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最後の数、またはECCAプロシージャが実行される最後のCCAスロットに続く少なくとも1つのCCAスロットと組み合わせた、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの数のうちの少なくとも1つを含み得る。デバイスが、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝っており、共有無線周波数スペクトル帯域に関してアイドル状態にあるとき、指定された数のCCAスロットは、CCAプロシージャが実行されるべきであるCCAスロットを含み得る。
[0145]いくつかの例では、CCAエネルギー検出しきい値構成コンポーネント1575は、第1のCCAエネルギー検出しきい値(たとえば、デフォルトCCAエネルギー検出しきい値)または第2のCCAエネルギー検出しきい値(たとえば、動的CCAエネルギー検出しきい値)を構成するために使用され得る。CCAエネルギー検出しきい値構成コンポーネント1575は、少なくとも1つのCCAプロシージャが実行される少なくとも1つのCCAスロットのための第2のCCAエネルギー検出しきい値を構成し得る。同じくまたは代替的に、CCAエネルギー検出しきい値構成コンポーネント1575は、共有無線周波数スペクトル帯域が占有される期間に続いて共有無線周波数スペクトル帯域のエネルギーレベルを検知するようにデバイスを構成することと、検知されたエネルギーに少なくとも部分的に基づいて第2のCCAエネルギー検出しきい値を構成することとのために使用され得る。CCAエネルギー検出しきい値構成コンポーネント1575はまた、CCAスロットのセット中で、第2のCCAエネルギー検出しきい値に少なくとも部分的に基づいて、ある数のCCAプロシージャを実行するようにデバイスを構成することと、共有無線周波数スペクトル帯域が、CCAスロットのセット中に含まれるCCAスロットのサブセット(たとえば、CCAスロットのセット中の1つの、複数の、またはすべてのCCAスロットを含むサブセット)のために利用可能であると決定されたとき、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つようにデバイスを構成することとのために使用され得る。いくつかの例では、第2の数のCCAスロットは、いくつかの連続CCAスロットであり得る。
[0146]いくつかの例では、CCAスロット持続時間構成コンポーネント1580は、ECCAプロシージャが実行される最後のCCAスロットの持続時間を増加させるために使用され得る。いくつかの例では、CCAスロット持続時間構成コンポーネント1580は、CCAエネルギー検出しきい値構成コンポーネント1575に、ECCAプロシージャが実行される最後のCCAスロットのための第2のCCAエネルギー検出しきい値をも構成させ得る。
[0147]いくつかの例では、ECCA数構成コンポーネント1585は、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するために複数のECCAプロシージャを実行するようにデバイスを構成するために使用され得る。いくつかの例では、複数のECCAプロシージャは、第1のECCAプロシージャと、それに続く第2のECCAプロシージャとを含み得る。いくつかの例では、第1のECCAプロシージャは、第1の数のCCAスロットにわたって実行されるように構成され得、第2のECCAプロシージャは、第2の数のCCAスロットにわたって実行されるように構成され得る。第2の数は第1の数よりも小さいことがある。いくつかの例では、ECCA数構成コンポーネント1585は、第2のECCA中またはその後に、デバイスが共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つ前に、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である連続CCAスロットの数を識別するようにデバイスを構成することを連続CCAスロット構成コンポーネント1570に行わせ得る。
[0148]いくつかの例では、CCA/ECCA延期期間構成コンポーネント1590は、デバイスのための延期期間を構成するために使用され得る。延期期間は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能であると決定すると、デバイスが、(いくつかの場合には、ある数のECCAプロシージャを含み得る)追加の数のCCAプロシージャを実行する前に延期期間の間待つことを引き起こし得る。
[0149]図16は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置1605のブロック図1600を示す。装置1605は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された、基地局105、205、205-a、または505のうちの1つまたは複数の態様、あるいはUE115、215、215-a、215-b、または215-cの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1605は、同じくまたは代替的に、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、または図15を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、1105、1205、1305、1405、または1505のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1605はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置1605は、受信機コンポーネント1610、ワイヤレス通信管理コンポーネント1620、または送信機コンポーネント1630を含み得る。これらのコンポーネントの各々は互いと通信していることがある。
[0150]装置1605のコンポーネントは、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された1つまたは複数のASICを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、SoC、または他のタイプのセミカスタムIC)が使用され得る。各コンポーネントの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0151]いくつかの例では、受信機コンポーネント1610は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上での送信を受信するように動作可能な少なくとも1つの無線周波数(RF)受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE-A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図1または図2を参照しながら説明されたように、LTE/LTE-A通信のために使用され得る。受信機コンポーネント1610は、図1または図2を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム100または200の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0152]いくつかの例では、送信機コンポーネント1630は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機コンポーネント1630は、図1または図2を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム100または200の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0153]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理コンポーネント1620は、装置1605のためのワイヤレス通信の1つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信管理コンポーネント1620は、ECCAプロシージャ構成コンポーネント1635またはECCAプロシージャ実行コンポーネント1640を含み得る。
[0154]いくつかの例では、ECCAプロシージャ構成コンポーネント1635は、ECCAプロシージャを構成するために使用され得る。いくつかの例では、ECCAプロシージャを構成することは、下限と上限との間に及ぶ数の範囲から数をランダムに選択することを含み得る。その数は、ECCAプロシージャの実行中に、ECCAプロシージャを実行する装置が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つことができる前に、共有無線周波数スペクトル帯域が「利用可能」と決定されなければならないCCAスロットの数を決定し得る。
[0155]いくつかの例では、ECCAプロシージャ実行コンポーネント1640は、構成されたECCAプロシージャを実行するために使用され得る。ECCAプロシージャを実行することは、複数のCCAスロットにわたってECCAプロシージャを実行することによって、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することを含み得る。複数のCCAスロットは、数の範囲の上限に等しい第1の数のCCAスロットを含み得る。ECCAプロシージャ実行コンポーネント1640は、ECCAプロシージャが実行されている間、共有無線周波数スペクトル帯域が、ランダムに選択された数に等しい第2の数のCCAスロットのために利用可能であると決定した後に、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ったと決定し得る。いくつかの例では、ECCAプロシージャ実行コンポーネント1640は成功ECCA中止コンポーネント1645を含み得る。成功ECCA中止コンポーネント1645は、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ったと決定すると、ECCAプロシージャを中止し得る。
[0156]いくつかの例では、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの各々は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である事前構成された時間期間、または共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能である隣接期間の全体を含み得る。他の例では、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの各々は、事前構成された時間期間を含み得る。
[0157]図17は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置1705のブロック図1700を示す。装置1705は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された、基地局105、205、205-a、または505のうちの1つまたは複数の態様、あるいはUE115、215、215-a、215-b、または215-cの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1705は、同じくまたは代替的に、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、または図16を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、1105、1205、1305、1405、1505、または1605のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。装置1705はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置1705は、受信機コンポーネント1710、ワイヤレス通信管理コンポーネント1720、または送信機コンポーネント1730を含み得る。これらのコンポーネントの各々は互いと通信していることがある。
[0158]装置1705のコンポーネントは、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された1つまたは複数のASICを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、SoC、または他のタイプのセミカスタムIC)が使用され得る。各コンポーネントの機能はまた、全体的にまたは部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0159]いくつかの例では、受信機コンポーネント1710は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上での送信を受信するように動作可能な少なくとも1つのRF受信機など、少なくとも1つのRF受信機を含み得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE-A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図1または図2を参照しながら説明されたように、LTE/LTE-A通信のために使用され得る。受信機コンポーネント1710は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント(たとえば、専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント1712)、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント(たとえば、共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント1714)の形態をとり得る。専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント1712または共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A受信機コンポーネント1714を含む受信機コンポーネント1710は、図1または図2を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム100または200の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0160]いくつかの例では、送信機コンポーネント1730は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも1つのRF送信機など、少なくとも1つのRF送信機を含み得る。送信機コンポーネント1730は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント(たとえば、専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント1732)、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント(たとえば、共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント1734)の形態をとり得る。専用RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント1732または共有RFスペクトル帯域のためのLTE/LTE-A送信機コンポーネント1734を含む送信機コンポーネント1730は、図1または図2を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム100または200の1つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。通信リンクは、第1の無線周波数スペクトル帯域または第2の無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。
[0161]いくつかの例では、ワイヤレス通信管理コンポーネント1720は、装置1705のためのワイヤレス通信の1つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信管理コンポーネント1720は、ECCAプロシージャ構成コンポーネント1735またはECCAプロシージャ実行コンポーネント1740を含み得る。
[0162]いくつかの例では、ECCAプロシージャ構成コンポーネント1735は、ECCAプロシージャを構成するために使用され得る。いくつかの例では、ECCAプロシージャを構成することは、下限と上限との間に及ぶ数の範囲から数をランダムに選択することを含み得る。その数は、ECCAプロシージャの実行中に、ECCAプロシージャを実行する装置が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つことができる前に、共有無線周波数スペクトル帯域が「利用可能」と決定されなければならないCCAスロットの数を決定し得る。
[0163]いくつかの例では、ECCAプロシージャ実行コンポーネント1740は、構成されたECCAプロシージャを実行するために使用され得る。ECCAプロシージャを実行することは、複数のCCAスロットにわたってECCAプロシージャを実行することによって、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することを含み得る。複数のCCAスロットは、数の範囲の上限に等しい第1の数のCCAスロットを含み得る。ECCAプロシージャ実行コンポーネント1740は、ECCAプロシージャが実行されている間、共有無線周波数スペクトル帯域が、ランダムに選択された数に等しい第2の数のCCAスロットのために利用可能であると決定した後に、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ったと決定し得る。ECCAプロシージャ実行コンポーネント1740はまた、ECCAプロシージャが実行されている間、共有無線周波数スペクトル帯域が、第1の数のCCAスロット-ランダムに選択された数+1に等しい第3の数のCCAスロットのために利用不可能であると決定した後に、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合が失敗したと決定し得る。いくつかの例では、ECCAプロシージャ実行コンポーネント1740は、成功ECCA中止コンポーネント1745または不成功ECCA中止コンポーネント1750を含み得る。成功ECCA中止コンポーネント1745は、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝ったと決定すると、ECCAプロシージャを中止し得る。不成功ECCA中止コンポーネント1750は、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合が失敗したと決定すると、ECCAプロシージャを中止し得る。
[0164]いくつかの例では、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの各々は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である事前構成された時間期間、または共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能である隣接期間の全体を含み得る。他の例では、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの各々は、事前構成された時間期間を含み得る。
[0165]図18は、本開示の態様による、ワイヤレス通信において使用するための基地局1805(たとえば、eNBの一部または全部を形成する基地局)のブロック図1800を示す。いくつかの例では、基地局1805は、図1、図2、または図5を参照しながら説明された基地局105、205、205-a、または505の1つまたは複数の態様、あるいは図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、または図17を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、1105、1205、1305、1405、1505、または1605のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。基地局1805は、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、または図17を参照しながら説明された基地局の特徴および機能のうちの少なくともいくつかを実装するかまたは可能にするように構成され得る。
[0166]基地局1805は、基地局プロセッサコンポーネント1810、基地局メモリコンポーネント1820、((1つまたは複数の)基地局トランシーバコンポーネント1850によって表される)少なくとも1つの基地局トランシーバコンポーネント、((1つまたは複数の)基地局アンテナ1855によって表される)少なくとも1つの基地局アンテナ、または基地局ワイヤレス通信管理コンポーネント1860を含み得る。基地局1805はまた、基地局通信コンポーネント1830またはネットワーク通信コンポーネント1840のうちの1つまたは複数を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、1つまたは複数のバス1835を介して、直接または間接的に、互いと通信していることがある。
[0167]基地局メモリコンポーネント1820は、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。基地局メモリコンポーネント1820は、実行されたとき、第1のRAT(たとえば、Wi-Fi RAT)通信のインジケーションを検知すること、検知することに応答して、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するためにデバイス(たとえば、基地局1805または1つまたは複数のUE)によって使用される第2のRAT(たとえば、セルラーRAT)の少なくとも1つのパラメータを構成すること、または共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することに関係する、本明細書で説明される様々な機能を基地局プロセッサコンポーネント1810に実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード1825を記憶し得る。代替的に、コード1825は、基地局プロセッサコンポーネント1810によって直接的に実行可能ではないが、(たとえば、コンパイルされ、実行されたとき)本明細書で説明される機能のうちのいくつかを基地局1805に実行させるように構成され得る。
[0168]基地局プロセッサコンポーネント1810は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。基地局プロセッサコンポーネント1810は、(1つまたは複数の)基地局トランシーバコンポーネント1850、基地局通信コンポーネント1830、またはネットワーク通信コンポーネント1840を通して受信された情報を処理し得る。基地局プロセッサコンポーネント1810はまた、(1つまたは複数の)アンテナ1855を通した送信のために(1つまたは複数の)トランシーバコンポーネント1850に送られるべき情報、1つまたは複数の他の基地局1805-aおよび1805-bへの送信のために基地局通信コンポーネント1830に送られるべき情報、または図1を参照しながら説明されたコアネットワーク130の1つまたは複数の態様の一例であり得る、コアネットワーク1845への送信のためにネットワーク通信コンポーネント1840に送られるべき情報を処理し得る。基地局プロセッサコンポーネント1810は、単独で、または、基地局ワイヤレス通信管理コンポーネント1860とともに、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域にわたって通信すること(または専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域にわたって通信を管理すること)の様々な態様を扱い得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE-A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。
[0169](1つまたは複数の)基地局トランシーバコンポーネント1850は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つまたは複数の)基地局アンテナ1855に与え、(1つまたは複数の)基地局アンテナ1855から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。(1つまたは複数の)基地局トランシーバコンポーネント1850は、いくつかの例では、1つまたは複数の基地局送信機コンポーネントおよび1つまたは複数の別個の基地局受信機コンポーネントとして実装され得る。(1つまたは複数の)基地局トランシーバコンポーネント1850は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域における通信をサポートし得る。(1つまたは複数の)基地局トランシーバコンポーネント1850は、(1つまたは複数の)アンテナ1855を介して、図1、図2、または図5を参照しながら説明されたUE115、215、215-a、215-b、または215-cのうちの1つまたは複数など、1つまたは複数のUEまたは装置と双方向に通信するように構成され得る。基地局1805は、たとえば、複数の基地局アンテナ1855(たとえば、アンテナアレイ)を含み得る。基地局1805は、ネットワーク通信コンポーネント1840を通してコアネットワーク1845と通信し得る。基地局1805はまた、基地局通信コンポーネント1830を使用して、基地局1805-aおよび1805-bなど、他の基地局と通信し得る。
[0170]基地局ワイヤレス通信管理コンポーネント1860は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上でのワイヤレス通信に関係する図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、図17、または図18を参照しながら説明された特徴または機能の一部または全部を実行または制御するように構成され得る。たとえば、基地局ワイヤレス通信管理コンポーネント1860は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域を使用して、補足ダウンリンクモード(たとえば、認可支援アクセスモード)、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。基地局ワイヤレス通信管理コンポーネント1860は、専用無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE-A通信を扱うように構成された、専用RFスペクトル帯域のための基地局LTE/LTE-Aコンポーネント1865と、共有無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE-A通信を扱うように構成された、共有RFスペクトル帯域のための基地局LTE/LTE-Aコンポーネント1870とを含み得る。基地局ワイヤレス通信管理コンポーネント1860、またはそれの部分はプロセッサを含み得、あるいは基地局ワイヤレス通信管理コンポーネント1860の機能の一部または全部は、基地局プロセッサコンポーネント1810によって実行されるか、または基地局プロセッサコンポーネント1810とともに実行され得る。いくつかの例では、基地局ワイヤレス通信管理コンポーネント1860は、図14、図15、図16、または図17を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、または1720の一例であり得る。
[0171]図19は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのUE1915のブロック図1900を示す。UE1915は、様々な構成を有し得、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット機器、ゲームコンソール、電子リーダーなど含まれるかまたはそれらの一部であり得る。UE1915は、いくつかの例では、モバイル動作を可能にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示せず)を有し得る。いくつかの例では、UE1915は、図1または図2を参照しながら説明されたUE115、215、215-a、215-b、または215-cのうちの1つまたは複数の態様、あるいは図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、または図17を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、1105、1205、1305、1405、1505、1605、または1705のうちの1つまたは複数の態様の一例であり得る。UE1915は、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、または図17を参照しながら説明されたUEまたは装置の特徴および機能のうちの少なくともいくつかを実装するように構成され得る。
[0172]UE1915は、UEプロセッサコンポーネント1910、UEメモリコンポーネント1920、((1つまたは複数の)UEトランシーバコンポーネント1930によって表される)少なくとも1つのUEトランシーバコンポーネント、((1つまたは複数の)UEアンテナ1940によって表される)少なくとも1つのUEアンテナ、またはUEワイヤレス通信管理コンポーネント1960を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、1つまたは複数のバス1935を介して、直接または間接的に、互いと通信していることがある。
[0173]UEメモリコンポーネント1920はRAMまたはROMを含み得る。UEメモリコンポーネント1920は、実行されたとき、第1のRAT(たとえば、Wi-Fi RAT)通信のインジケーションを検知すること、検知することに応答して、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するためにデバイス(たとえば、UE1915)によって使用される第2のRAT(たとえば、セルラーRAT)の少なくとも1つのパラメータを構成すること、または共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することに関係する、本明細書で説明される様々な機能をUEプロセッサコンポーネント1910に実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード1925を記憶し得る。
[0174]UEプロセッサコンポーネント1910は、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなど、インテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。UEプロセッサコンポーネント1910は、(1つまたは複数の)UEトランシーバコンポーネント1930を通して受信された情報または(1つまたは複数の)UEアンテナ1940を通した送信のために(1つまたは複数の)UEトランシーバコンポーネント1930に送られるべき情報を処理し得る。UEプロセッサコンポーネント1910は、単独で、または、UEワイヤレス通信管理コンポーネント1960とともに、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域にわたって通信すること(または専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域にわたる通信を管理すること)の様々な態様を扱い得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、LTE/LTE-A通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、特定の使用のための特定のユーザに認可された無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。
[0175](1つまたは複数の)UEトランシーバコンポーネント1930は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために(1つまたは複数の)UEアンテナ1940に与え、(1つまたは複数の)UEアンテナ1940から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。(1つまたは複数の)UEトランシーバコンポーネント1930は、いくつかの例では、1つまたは複数のUE送信機コンポーネントおよび1つまたは複数の別個のUE受信機コンポーネントとして実装され得る。(1つまたは複数の)UEトランシーバコンポーネント1930は、認可無線周波数スペクトル帯域または無認可無線周波数スペクトル帯域における通信をサポートし得る。(1つまたは複数の)UEトランシーバコンポーネント1930は、(1つまたは複数の)UEアンテナ1940を介して、図1、図2、図5、または図18を参照しながら説明された基地局105、205、205-a、505、または1805のうちの1つまたは複数と双方向に通信するように構成され得る。UE1915は単一のUEアンテナを含み得るが、UE1915が複数のUEアンテナ1940を含み得る例があり得る。
[0176]UE状態コンポーネント1950は、たとえば、RRCアイドル状態とRRC接続状態との間のUE1915の遷移を管理するために使用され得、1つまたは複数のバス1935上で、直接または間接的に、UE1915の他のコンポーネントと通信していることがある。UE状態コンポーネント1950、またはそれの部分はプロセッサを含み得、あるいはUE状態コンポーネント1950の機能の一部または全部は、UEプロセッサコンポーネント1910によって実行されるか、またはUEプロセッサコンポーネント1910とともに実行され得る。
[0177]UEワイヤレス通信管理コンポーネント1960は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上でのワイヤレス通信に関係する図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、または図17を参照しながら説明されたUEまたは装置の特徴または機能の一部または全部を実行または制御するように構成され得る。たとえば、UEワイヤレス通信管理コンポーネント1960は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域を使用して、補足ダウンリンクモード(たとえば、認可支援アクセスモード)、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。UEワイヤレス通信管理コンポーネント1960は、専用無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE-A通信を扱うように構成された、専用RFスペクトル帯域のためのUE LTE/LTE-Aコンポーネント1965と、共有無線周波数スペクトル帯域におけるLTE/LTE-A通信を扱うように構成された、共有RFスペクトル帯域のためのUE LTE/LTE-Aコンポーネント1970とを含み得る。UEワイヤレス通信管理コンポーネント1960、またはそれの部分はプロセッサを含み得、あるいはUEワイヤレス通信管理コンポーネント1960の機能の一部または全部は、UEプロセッサコンポーネント1910によって実行されるか、またはUEプロセッサコンポーネント1910とともに実行され得る。いくつかの例では、UEワイヤレス通信管理コンポーネント1960は、図14、図15、図16、または図17を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、または1720の一例であり得る。
[0178]図20は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法2000を示すフローチャートである。明快のために、方法2000は、図1、図2、図5、または図18を参照しながら説明された基地局105、205、205-a、505、または1805のうちの1つまたは複数の態様、図1、図2、または図19を参照しながら説明されたUE115、215、215-a、215-b、215-c、または1915のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、または図17を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、1105、1205、1305、1405、1505、1605、または1705のうちの1つまたは複数の態様に関して、以下で説明される。いくつかの例では、基地局、UE、または装置は、以下で説明される機能を実行するように基地局、UE、または装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局、UE、または装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0179]ブロック2005において、方法2000は、共有無線周波数スペクトル帯域を占有する第1のRAT(たとえば、Wi-Fi RAT)通信のインジケーションを検知することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。ブロック2005における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図14または図15を参照しながら説明された第1のRAT通信検知コンポーネント1435または1535を使用して実行され得る。
[0180]ブロック2010において、方法2000は、ブロック2005において実行された検知することに応答して、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するためにデバイスによって使用される第2のRAT(たとえば、セルラーRAT)の少なくとも1つのパラメータを構成することを含み得る。ブロック2010における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図14または図15を参照しながら説明された第2のRATパラメータ構成コンポーネント1440または1540を使用して実行され得る。
[0181]ブロック2015において、およびブロック2010において実行される(1つまたは複数の)動作の一部として(たとえば、それの一例として)、またはそれと組み合わせて、方法2000は、デバイスによって使用される少なくとも1つのLBTパラメータ(たとえば、基地局または1つまたは複数のUEによって使用されるCCAプロシージャまたはECCAプロシージャのパラメータ)を構成することを随意に含み得る。
[0182]いくつかの例では、方法2000は、基地局またはUEによって実行され得る。方法2000が基地局によって実行されるとき、第2のRATの少なくとも1つのパラメータが構成されるデバイスは、基地局、単一のUE、または複数のUE(たとえば、基地局がその中で動作するセルのUEのすべて)であり得る。方法2000がUEによって実行されるとき、第2のRATの少なくとも1つのパラメータが構成されるデバイスはUEであり得る。
[0183]したがって、方法2000はワイヤレス通信を提供し得る。方法2000は一実装形態にすぎないこと、および方法2000の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0184]図21は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法2100を示すフローチャートである。明快のために、方法2100は、図1、図2、図5、または図18を参照しながら説明された基地局105、205、205-a、505、または1805のうちの1つまたは複数の態様、図1、図2、または図19を参照しながら説明されたUE115、215、215-a、215-b、215-c、または1915のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、または図17を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、1105、1205、1305、1405、1505、1605、または1705のうちの1つまたは複数の態様に関して、以下で説明される。いくつかの例では、基地局、UE、または装置は、以下で説明される機能を実行するように基地局、UE、または装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局、UE、または装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0185]ブロック2105において、方法2100は、デバイスのエネルギー検出範囲内の(たとえば、基地局、UE、または他の装置の範囲内の)送信機の数(たとえば、Wi-Fi送信機の数)を検出することを含み得る。ブロック2105における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、図14または図15を参照しながら説明された第1のRAT通信検知コンポーネント1435または1535、あるいは図15を参照しながら説明された送信機検出コンポーネント1545を使用して実行され得る。
[0186]ブロック2110において、方法2100は、(たとえば、基地局または他の装置に)フィードバックが報告される送信(たとえば、サブフレーム)の失敗率を決定することを含み得る。ブロック2105における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、図14または図15を参照しながら説明された第1のRAT通信検知コンポーネント1435または1535、あるいは図15を参照しながら説明された送信失敗識別コンポーネント1550を使用して実行され得る。
[0187]ブロック2115において、方法2100は、(たとえば、ACK/NAKをブランキングするバースト的干渉のために、基地局または他の装置に)エラーが報告されない送信(たとえば、サブフレーム)についての消去率を決定することを含み得る。ブロック2105における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、図14または図15を参照しながら説明された第1のRAT通信検知コンポーネント1435または1535、あるいは図15を参照しながら説明された消去率識別コンポーネント1555を使用して実行され得る。
[0188]ブロック2120において、方法2100は、1)サポートされる変調およびコーディング方式(たとえば、決定されたRSRPに基づくMCS)と、2)実際に使用されるMCS(たとえば、外部ループHARQ処理に基づくMCS)との間の相違を検出することを含み得る。ブロック2105における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、図14または図15を参照しながら説明された第1のRAT通信検知コンポーネント1435または1535、あるいは図15を参照しながら説明されたMCS差異検出コンポーネント1560を使用して実行され得る。
[0189]ブロック2125において、方法2100は、ブロック2105、2110、2115、または2120において行われた検出または決定のうちの1つまたは複数に(あるいは1つまたは複数の追加または代替のファクタに)少なくとも部分的に基づいて、共有無線周波数スペクトル帯域を占有する第1のRAT(たとえば、Wi-Fi RAT)通信のインジケーションを検知することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。ブロック2125における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図14または図15を参照しながら説明された第1のRAT通信検知コンポーネント1435または1535を使用して実行され得る。
[0190]ブロック2130において、方法2100は、ブロック2125において実行された検知することに応答して、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するためにデバイスによって使用される第2のRAT(たとえば、セルラーRAT)の少なくとも1つのパラメータを構成することを含み得る。ブロック2130における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図14または図15を参照しながら説明された第2のRATパラメータ構成コンポーネント1440または1540を使用して実行され得る。
[0191]ブロック2135、2140、2145、2150、2155、および2160は、ブロック2130において実行される(1つまたは複数の)動作の一部(たとえば、それの例)として、またはそれと組み合わせて実行され得る、様々な随意の構成動作を示す。
[0192]ブロック2135において、方法2100は、デバイス(たとえば、基地局または1つまたは複数のUE)のためにECCAプロシージャを構成することを含み得る。いくつかの例では、ブロックにおける(1つまたは複数の)動作は、数の範囲を構成することを含み得、数の範囲からランダム数が選択される。ランダム数は、デバイスがECCAプロシージャを実行するCCAスロットの数を決定し得る。いくつかの例では、数の範囲は、数の範囲の下限を増加させること、または数の範囲の上限を増加させること、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つによって構成され得る。いくつかの例では、ブロック2135における(1つまたは複数の)動作は、同じくまたは代替的に、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最大数を構成することを含み得る。いくつかの例では、CCAスロットの最大数は、たとえば、CCAスロットの最大数を線形的に増加させること、またはCCAスロットの最大数を線形的に減少させることによって構成され得る。いくつかの例では、CCAスロットの最大数は、CCAスロットの数を乗法的に増加させること、またはCCAスロットの数を線形的に減少させることによって構成され得る。いくつかの例では、CCAスロットの最大数は、CCAスロットの数を乗法的に増加させること、またはCCAスロットの数を乗法的に減少させることによって構成され得る。ブロック2135における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、図14または図15を参照しながら説明された第2のRATパラメータ構成コンポーネント1440または1540、あるいは図15を参照しながら説明されたECCA構成コンポーネント1565またはECCA範囲構成コンポーネント1595を使用して実行され得る。
[0193]ブロック2140において、方法2100は、デバイスが共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つ前に、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である連続CCAスロットの数を識別することを含み得る。デバイスが共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝っていないとき、CCAスロットの識別された数は、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最後の数であり得る。代替的に、デバイスが共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝っていないとき、CCAスロットの識別された数は、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最後の数、またはECCAプロシージャが実行される最後のCCAスロットに続く少なくとも1つのCCAスロットと組み合わせた、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの数のうちの少なくとも1つを含み得る。デバイスが、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝っており、共有無線周波数スペクトル帯域に関してアイドル状態にあるとき、指定された数のCCAスロットは、CCAプロシージャが実行されるべきであるCCAスロットを含み得る。ブロック2140における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、図14または図15を参照しながら説明された第2のRATパラメータ構成コンポーネント1440または1540、あるいは図15を参照しながら説明された連続CCAスロット構成コンポーネント1570を使用して実行され得る。
[0194]ブロック2145において、方法2100は、少なくとも1つのCCAプロシージャが実行される少なくとも1つのCCAスロットのためのCCAエネルギー検出しきい値を構成することを含み得る。同じくまたは代替的に、ブロック2145において実行される(1つまたは複数の)動作は、共有無線周波数スペクトル帯域が占有される期間に続いて共有無線周波数スペクトル帯域のエネルギーレベルを検知するようにデバイスを構成することと、検知されたエネルギーに少なくとも部分的に基づいてCCAエネルギー検出しきい値を構成することとを含み得る。(1つまたは複数の)動作はまた、CCAスロットのセット中で、CCAエネルギー検出しきい値に少なくとも部分的に基づいて、ある数のCCAプロシージャを実行するようにデバイスを構成することと、共有無線周波数スペクトル帯域が、CCAスロットのセット中に含まれるCCAスロットのサブセット(たとえば、CCAスロットのセット中の1つの、複数の、またはすべてのCCAスロットを含むサブセット)のために利用可能であると決定されたとき、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つようにデバイスを構成することとを含み得る。いくつかの例では、第2の数のCCAスロットは、いくつかの連続CCAスロットであり得る。ブロック2145における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、図14または図15を参照しながら説明された第2のRATパラメータ構成コンポーネント1440または1540、あるいは図15を参照しながら説明されたCCAエネルギー検出しきい値構成コンポーネント1575を使用して実行され得る。
[0195]ブロック2150において、方法2100は、ECCAプロシージャが実行される最後のCCAスロットの持続時間を増加させることを含み得る。いくつかの例では、ブロック2150における(1つまたは複数の)動作はまた、最後のCCAスロットのためのCCAエネルギー検出しきい値を構成することを含み得る。ブロック2150における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、図14または図15を参照しながら説明された第2のRATパラメータ構成コンポーネント1440または1540、あるいは図15を参照しながら説明されたCCAスロット持続時間構成コンポーネント1580を使用して実行され得る。
[0196]ブロック2155において、方法2100は、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するために複数のECCAプロシージャを実行するようにデバイスを構成することを含み得る。いくつかの例では、複数のECCAプロシージャは、第1のECCAプロシージャと、それに続く第2のECCAプロシージャとを含み得る。いくつかの例では、第1のECCAプロシージャは、第1の数のCCAスロットにわたって実行されるように構成され得、第2のECCAプロシージャは、第2の数のCCAスロットにわたって実行されるように構成され得る。第2の数は第1の数よりも小さいことがある。いくつかの例では、ブロック2155における(1つまたは複数の)動作はまた、第2のECCA中またはその後に、デバイスが共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つ前に、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である連続CCAスロットの数を識別するようにデバイスを構成することを含み得る。ブロック2155における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、図14または図15を参照しながら説明された第2のRATパラメータ構成コンポーネント1440または1540、あるいは図15を参照しながら説明されたECCA数構成コンポーネント1585を使用して実行され得る。
[0197]ブロック2160において、方法2100は、デバイスのための延期期間を構成することを含み得る。延期期間は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能であると決定すると、デバイスが、(いくつかの場合には、ある数のECCAプロシージャを含み得る)追加の数のCCAプロシージャを実行する前に延期期間の間待つことを引き起こし得る。ブロック2160における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、図14または図15を参照しながら説明された第2のRATパラメータ構成コンポーネント1440または1540、あるいは図15を参照しながら説明されたCCA/ECCA延期期間構成コンポーネント1590を使用して実行され得る。
[0198]いくつかの例では、方法2100は、基地局またはUEによって実行され得る。方法2100が基地局によって実行されるとき、第2のRATの少なくとも1つのパラメータが構成されるデバイスは、基地局、単一のUE、または複数のUE(たとえば、基地局がその中で動作するセルのUEのすべて)であり得る。方法2100がUEによって実行されるとき、第2のRATの少なくとも1つのパラメータが構成されるデバイスはUEであり得る。
[0199]したがって、方法2100はワイヤレス通信を提供し得る。方法2100は一実装形態にすぎないこと、および方法2100の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0200]いくつかの例では、図20および図21を参照しながら説明された方法2000および2100の態様が組み合わせられ得る。
[0201]図22は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法2200を示すフローチャートである。明快のために、方法2200は、図1、図2、図5、または図18を参照しながら説明された基地局105、205、205-a、505、または1805のうちの1つまたは複数の態様、図1、図2、または図19を参照しながら説明されたUE115、215、215-a、215-b、215-c、または1915のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、または図17を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、1105、1205、1305、1405、1505、1605、または1705のうちの1つまたは複数の態様に関して、以下で説明される。いくつかの例では、基地局、UE、または装置は、以下で説明される機能を実行するように基地局、UE、または装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局、UE、または装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0202]いくつかの例では、方法2200は、ECCAプロシージャを構成することを含み得る。たとえば、ブロック2205において、方法2200は、下限と上限との間に及ぶ数の範囲から数をランダムに選択することを含み得る。その数は、ECCAプロシージャの実行中に、ECCAプロシージャを実行する装置が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つことができる前に、共有無線周波数スペクトル帯域が「利用可能」と決定されなければならないCCAスロットの数を決定し得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。ブロック2205における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図16または図17を参照しながら説明されたECCAプロシージャ構成コンポーネント1635または1735を使用して実行され得る。
[0203]ブロック2210において、方法2200は、複数のCCAスロットにわたってECCAプロシージャを実行することによって、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することを含み得る。複数のCCAスロットは、上限に等しい第1の数のCCAスロットを含み得る。ブロック2210における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図16または図17を参照しながら説明されたECCAプロシージャ実行コンポーネント1640または1740を使用して実行され得る。
[0204]ブロック2215において、方法2200は、ECCAプロシージャを実行しながら、共有無線周波数スペクトル帯域が、ランダムに選択された数に等しい第2の数のCCAスロットのために利用可能であると決定した後に、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つことを含み得る。ブロック2215における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図16または図17を参照しながら説明されたECCAプロシージャ実行コンポーネント1640または1740を使用して実行され得る。
[0205]ブロック2220において、方法2200は、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つと、拡張CCAプロシージャを中止することを随意に含み得る。ブロック2215における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図16または図17を参照しながら説明されたECCAプロシージャ実行コンポーネント1640または1740あるいは成功ECCA中止コンポーネント1645または1745を使用して実行され得る。
[0206]いくつかの例では、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの各々は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である事前構成された時間期間、または共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能である隣接期間の全体を含み得る。他の例では、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの各々は、事前構成された時間期間を含み得る。
[0207]したがって、方法2200はワイヤレス通信を提供し得る。方法2200は一実装形態にすぎないこと、および方法2200の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0208]図23は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための例示的な方法2300を示すフローチャートである。明快のために、方法2300は、図1、図2、図5、または図18を参照しながら説明された基地局105、205、205-a、505、または1805のうちの1つまたは複数の態様、図1、図2、または図19を参照しながら説明されたUE115、215、215-a、215-b、215-c、または1915のうちの1つまたは複数の態様、あるいは図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、または図17を参照しながら説明された装置705、805、905、1005、1105、1205、1305、1405、1505、1605、または1705のうちの1つまたは複数の態様に関して、以下で説明される。いくつかの例では、基地局、UE、または装置は、以下で説明される機能を実行するように基地局、UE、または装置の機能要素を制御するためのコードの1つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局、UE、または装置は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの1つまたは複数を実行し得る。
[0209]いくつかの例では、方法2300は、ECCAプロシージャを構成することを含み得る。たとえば、ブロック2305において、方法2300は、下限と上限との間に及ぶ数の範囲から数をランダムに選択することを含み得る。その数は、ECCAプロシージャの実行中に、ECCAプロシージャを実行する装置が共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つことができる前に、共有無線周波数スペクトル帯域が「利用可能」と決定されなければならないCCAスロットの数を決定し得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がアクセスを求めて競合する必要があり得る、無線周波数スペクトル帯域(たとえば、Wi-Fi使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域)を含み得る。ブロック2305における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図16または図17を参照しながら説明されたECCAプロシージャ構成コンポーネント1635または1735を使用して実行され得る。
[0210]ブロック2310において、方法2300は、複数のCCAスロットのうちの第1のCCAスロットまたは次のCCAスロットにわたってECCAプロシージャを実行することによって、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合することを含み得る。複数のCCAスロットは、上限に等しい第1の数のCCAスロットを含み得る。ブロック2310における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図16または図17を参照しながら説明されたECCAプロシージャ実行コンポーネント1640または1740を使用して実行され得る。
[0211]ブロック2315において、およびECCAプロシージャを実行しながら、方法2300は、共有無線周波数スペクトル帯域が、ランダムに選択された数に等しい第2の数のCCAスロットのために利用可能であるかどうかを決定することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域が第2の数のCCAスロットのために利用可能であるとき、方法2300はブロック2320において続き得る。共有無線周波数スペクトル帯域が第2の数のCCAスロットのために利用可能でないとき、方法2300はブロック2325において続き得る。ブロック2315における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図16または図17を参照しながら説明されたECCAプロシージャ実行コンポーネント1640または1740を使用して実行され得る。
[0212]ブロック2320において、方法2300は、ECCAプロシージャを中止することと、共有無線周波数スペクトルへのアクセスを求める競合に勝つこととを含み得る。ブロック2320における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図16または図17を参照しながら説明されたECCAプロシージャ実行コンポーネント1640または1740あるいは成功ECCA中止コンポーネント1645または1745を使用して実行され得る。
[0213]ブロック2325において、およびECCAプロシージャを実行しながら、方法2300は、共有無線周波数スペクトル帯域が、第1の数のCCAスロット-ランダムに選択された数+1に等しい第3の数のCCAスロットのために利用不可能であるかどうかを決定することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域が第3の数のCCAスロットのために利用不可能であるとき、方法2300はブロック2330において続き得る。共有無線周波数スペクトル帯域が第3の数のCCAスロットのために利用不可能でないとき、方法2300はブロック2335において続き得る。ブロック2325における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図16または図17を参照しながら説明されたECCAプロシージャ実行コンポーネント1640または1740を使用して実行され得る。
[0214]ブロック2330において、方法2300は、ECCAプロシージャを中止することと、共有無線周波数スペクトルへのアクセスを求める競合に勝つことに失敗することとを含み得る。ブロック2330における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、図16または図17を参照しながら説明されたECCAプロシージャ実行コンポーネント1640または1740、あるいは図17を参照しながら説明された不成功ECCA中止コンポーネント1750を使用して実行され得る。
[0215]ブロック2335において、方法2300は、ECCAプロシージャが複数のスロットの各々にわたって実行されたかどうかを決定することを含み得る。ECCAプロシージャが複数のスロットの各々にわたって実行されたとき、方法2300はブロック2330において続き得る。ECCAプロシージャが複数のスロットの各々にわたって実行されていないとき、方法2300はブロック2310において続き得る。ブロック2335における(1つまたは複数の)動作は、図14、図15、図16、図17、図18、または図19を参照しながら説明されたワイヤレス通信管理コンポーネント1420、1520、1620、1720、1860、または1960、あるいは図16または図17を参照しながら説明されたECCAプロシージャ実行コンポーネント1640または1740を使用して実行され得る。
[0216]いくつかの例では、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの各々は、共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である事前構成された時間期間、または共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能である隣接期間の全体を含み得る。他の例では、ECCAプロシージャが実行されるCCAスロットの各々は、事前構成された時間期間を含み得る。
[0217]したがって、方法2300はワイヤレス通信を提供し得る。方法2300は一実装形態にすぎないこと、および方法2300の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。
[0218]いくつかの例では、図22および図23を参照しながら説明された方法2200および2300の態様が組み合わせられ得る。
[0219]本明細書で説明された技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS-2000、IS-95、およびIS-856規格をカバーする。IS-2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS-856(TIA-856)は、一般に、CDMA2000 1xEV-DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標):Wideband CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E-UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash-OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE-A)は、E-UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、およびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP:3rd Generation Partnership Project)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明された技法は、共有無線周波数スペクトル帯域上でのセルラー(たとえば、LTE)通信を含む、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。ただし、上記の説明は、例としてLTE/LTE-Aシステムについて説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE/LTE-A適用例以外に適用可能である。
[0220]添付の図面に関して上記に記載された詳細な説明は、例について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る例のすべてを表すものではない。「例」および「例示的」という語は、この説明で使用されるとき、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明された技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造および装置がブロック図の形式で示されている。
[0221]情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0222]本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよびコンポーネントは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェアコンポーネント、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0223]本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態が、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理的ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、2つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「または」という語は、列挙された項目のうちのいずれか1つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの2つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成がコンポーネントA、B、またはCを含んでいるものとして表される場合、その組成は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBの組合せ、AとCの組合せ、BとCの組合せ、またはAとBとCの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」あるいは「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0224]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、フラッシュメモリ、CD-ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を含むことができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0225]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられたものである。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
共有無線周波数スペクトル帯域を占有する第1の無線アクセス技術(RAT)通信のインジケーションを検知することと、
前記検知することに応答して、前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するためにデバイスによって使用される第2のRATの少なくとも1つのパラメータを構成することと
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C2]
前記第1のRATは、Wi-Fi(登録商標) RATを備え、前記第2のRATは、セルラーRATを備える、
C1に記載の方法。
[C3]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを構成することは、
数の範囲を構成することを備え、前記数の範囲からランダム数が選択され、前記ランダム数は、前記デバイスが拡張クリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャを実行するCCAスロットの数を決定する、
C1に記載の方法。
[C4]
前記数の範囲を構成することは、前記数の範囲の下限を増加させること、または前記数の範囲の上限を増加させること、またはそれらの組合せのうちの少なくとも1つを備える、
C3に記載の方法。
[C5]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを構成することは、
前記デバイスが前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つ前に、前記共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である連続CCAスロットの数を識別することを備える、
C1に記載の方法。
[C6]
CCAスロットの前記識別された数は、前記デバイスが前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝っていないとき、拡張CCAプロシージャが実行されるCCAスロットの最後の数である、
C5に記載の方法。
[C7]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを構成することは、
少なくとも1つのCCAプロシージャが実行される少なくとも1つのCCAスロットのためのCCAエネルギー検出しきい値を構成することを備える、
C1に記載の方法。
[C8]
前記共有無線周波数スペクトル帯域が占有される期間に続いて前記共有無線周波数スペクトル帯域のエネルギーレベルを検知するように前記デバイスを構成することをさらに備える、
C1に記載の方法。
[C9]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを構成することは、
前記検知されたエネルギーに少なくとも部分的に基づいて、CCAエネルギー検出しきい値を構成することと、
前記CCAエネルギー検出しきい値に少なくとも部分的に基づいて、ある数のCCAプロシージャを実行するように前記デバイスを構成すること、ここにおいて、前記数のCCAプロシージャがCCAスロットのセット中で実行される、と、
前記共有無線周波数スペクトル帯域が、CCAスロットの前記セット中に含まれるCCAスロットのサブセットのために利用可能であると決定されたとき、前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つように前記デバイスを構成することと
を備える、C8に記載の方法。
[C10]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを構成することは、
拡張CCAプロシージャが実行される最後のCCAスロットの持続時間を増加させることを備える、
C1に記載の方法。
[C11]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを構成することは、
前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するために、複数の拡張CCAプロシージャを実行するように前記デバイスを構成することを備える、
C1に記載の方法。
[C12]
前記複数の拡張CCAプロシージャは、第1の拡張CCAプロシージャと、それに続く第2の拡張CCAプロシージャとを備える、
C11に記載の方法。
[C13]
前記第1の拡張CCAプロシージャは、第1の数のCCAスロットにわたって実行されるように構成され、前記第2の拡張CCAプロシージャは、第2の数のCCAスロットにわたって実行されるように構成された、
C12に記載の方法。
[C14]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを構成することは、
前記共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能であると決定すると、前記デバイスが追加の数のCCAプロシージャを実行する前に待つべき延期期間を構成することと、
前記共有無線周波数スペクトル帯域が、前記追加の数のCCAプロシージャの各々のために利用可能であると決定すると、前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つように前記デバイスを構成することと
を備える、C1に記載の方法。
[C15]
第1のRAT通信の前記インジケーションは、前記デバイスのエネルギー検出範囲内で検出された送信機の数に少なくとも部分的に基づく、
C1に記載の方法。
[C16]
第1のRAT通信の前記インジケーションは、フィードバックが報告される送信の失敗率に少なくとも部分的に基づく、
C1に記載の方法。
[C17]
第1のRAT通信の前記インジケーションは、エラーが報告されない送信についての消去率に少なくとも部分的に基づく、
C1に記載の方法。
[C18]
第1のRAT通信の前記インジケーションは、サポートされる変調およびコーディング方式(MCS)と、実際に使用されるMCSとの間の相違に少なくとも部分的に基づく、
C1に記載の方法。
[C19]
前記デバイスは、基地局またはユーザ機器(UE)の一方を備え、前記識別することおよび前記構成することは、前記基地局または前記UEの前記一方によって実行される、
C1に記載の方法。
[C20]
共有無線周波数スペクトル帯域を占有する第1の無線アクセス技術(RAT)通信のインジケーションを検知するための手段と、
前記検知することに応答して、前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するためにデバイスによって使用される第2のRATの少なくとも1つのパラメータを構成するための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。
[C21]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを前記構成するための手段は、
数の範囲を構成するための手段を備え、前記数の範囲からランダム数が選択され、前記ランダム数は、前記デバイスが拡張クリアチャネルアセスメント(CCA)プロシージャを実行するCCAスロットの数を決定する、
C20に記載の装置。
[C22]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを前記構成するための手段は、
前記デバイスが前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つ前に、前記共有無線周波数スペクトル帯域が利用可能である連続CCAスロットの数を識別するための手段を備える、
C20に記載の装置。
[C23]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを前記構成するための手段が、
少なくとも1つのCCAプロシージャが実行される少なくとも1つのCCAスロットのためのCCAエネルギー検出しきい値を構成するための手段を備える、
C20に記載の装置。
[C24]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを前記構成するための手段は、
拡張CCAプロシージャが実行される最後のCCAスロットの持続時間を増加させるための手段を備える、
C20に記載の装置。
[C25]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを前記構成するための手段は、
前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するために、複数の拡張CCAプロシージャを実行するように前記デバイスを構成するための手段を備える、
C20に記載の装置。
[C26]
前記複数の拡張CCAプロシージャは、第1の拡張CCAプロシージャと、それに続く第2の拡張CCAプロシージャとを備える、
C25に記載の装置。
[C27]
前記第2のRATの前記少なくとも1つのパラメータを前記構成するための手段は、
前記共有無線周波数スペクトル帯域が利用不可能であると決定すると、前記デバイスが追加の数のCCAプロシージャを実行する前に待つべき延期期間を構成するための手段と、
前記共有無線周波数スペクトル帯域が、前記追加の数のCCAプロシージャの各々のために利用可能であると決定すると、前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つように前記デバイスを構成するための手段と
を備える、C20に記載の装置。
[C28]
下限と上限との間に及ぶ数の範囲から数をランダムに選択することと、
複数のクリアチャネルアセスメント(CCA)スロットにわたって拡張CCAプロシージャを実行することによって、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合すること、前記複数のCCAスロットは、前記上限に等しい第1の数のCCAスロットを備える、と、
前記拡張CCAプロシージャを実行しながら、前記共有無線周波数スペクトル帯域が、前記ランダムに選択された数に等しい第2の数のCCAスロットのために利用可能であると決定した後に、前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つことと
を備える、ワイヤレス通信のための方法。
[C29]
前記拡張CCAプロシージャを実行しながら、前記共有無線周波数スペクトル帯域が、前記第1の数のCCAスロット-前記ランダムに選択された数+1に等しい第3の数のCCAスロットのために利用不可能であると決定した後に、前記拡張CCAプロシージャを中止し、前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つことに失敗することをさらに備える、
C28に記載の方法。
[C30]
下限と上限との間に及ぶ数の範囲から数をランダムに選択するための手段と、
複数のクリアチャネルアセスメント(CCA)スロットにわたって拡張CCAプロシージャを実行することによって、共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求めて競合するための手段と、前記複数のCCAスロットが、前記上限に等しい第1の数のCCAスロットを備える、
前記拡張CCAプロシージャを実行しながら、前記共有無線周波数スペクトル帯域が、前記ランダムに選択された数に等しい第2の数のCCAスロットのために利用可能であると決定した後に、前記共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを求める競合に勝つための手段と
を備える、ワイヤレス通信のための装置。