JP7335435B2 - 無線通信端末に使用されるアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信のために構成された無線端末のアンテナの分野に関し、特に、少なくとも2つの周波数範囲で使用されるアンテナ装置に関する。
電子機器は無線通信回路を含むことが多く、こうした電子機器は無線端末と呼ぶことができる。例えば、携帯電話、コンピュータ、その他の機器は、無線通信をサポートするアンテナや無線トランシーバを含むことが多い。
多くの、無線通信のためのシステムが、様々な目的のために開発され使用されている。無線通信の基準要件を形成する様々な仕様が、例えば、第3世代パートナーシッププロジェクトに関する標準化プロジェクト(3GPP(登録商標))を通じて何年にもわたって管理されてきた。無線端末と基地局間の無線通信インターフェース、及び無線ネットワークの様々なレベルの運用の両方を構築し運用するための共通の規則を構築するために、仕様の世代が進んできた。3GPPの文書においては、無線端末や無線通信機器は、共通してユーザ機器(UE)と呼ばれる。基地局はセルを規定し、セル内のUEに無線アクセスを提供することによって、周囲の地域に、UEのための無線アクセスを提供するよう動作する。基地局は、本明細書において、ノード又はアクセスノードとも呼ばれ、様々な種類のシステム又は仕様に対して、様々な用語が3GPPで使用される。アクセスネットワーク、すなわち無線アクセスネットワーク(RAN)は、通常複数のアクセスノードを含み、とりわけ他の通信ネットワークへのアクセスを提供する中核ネットワーク(CN)に接続される。いわゆる3G仕様では、ノードBという用語がアクセスノードの意味で使用され、一方Long-term Evolution(LTE)とも呼ばれる、いわゆる4G仕様では、eNB(evoloved NodeB)が使用される。更に進化した無線通信の仕様は、5G形式無線通信システム(5GS)と呼ばれ、新型無線(NR)技術を含み、その中ではgNBという用語がアクセスノードの意味で使用されている。
無線通信の技術と要求との革新的な進展には、高周波数帯における運用が含まれる。例えば、ミリ波通信帯での無線通信をサポートすることが望ましい場合がある。ミリ波通信は、超高周波通信と呼ばれることもあり、約10~400GHzの周波数での通信を含む。この周波数での運用により、高帯域幅や、ビーム指向などの制御された指向性通信がサポートされる可能性があるが、重大な問題が提起される可能性もある。例えば、ミリ波通信は多くの場合、見通し内通信であり、信号伝搬中の実質的減衰によって特徴づけることができる。3GPPにおいて、ミリ波通信は上述の5GのNRの下で定義される。ミリ波通信には24GHzを越えるミリ波スペクトルを含む、様々な周波数における通信能力を含む場合がある。
無線端末として動作するように構成された電子機器において実装するには、ミリ波長帯の、より高い周波数範囲での運用を可能とする新たなアンテナソリューションが必要とされるだろう。同時に、レガシー通信をサポートするために、低周波数帯での運用がサポートされることも好ましいだろう。
無線端末で使用されるアンテナソリューションを提供し、異なる周波数範囲での通信能力を提供するという一般的な目的の観点で、独立クレームで概説される、アンテナ、アンテナ装置、及び無線端末が提供される。これらのアンテナソリューションはとりわけ、を含む。
接地面と、金属フレームと接地面との間にギャップを有する接地面を取り囲む金属フレームとを含む無線端末において使用するためのアンテナであって、
上記アンテナが、接地面と第1の周波数範囲用の金属フレームとの間にアース接続部を形成するよう構成され、
上記アンテナが第2の周波数範囲用のオープンキャビティ構造物を備える、アンテナ。
様々な実施形態について従属クレームで概説している。
様々な実施形態について、以下の図を参照して説明する。
図1は、接地面と、接地面を取り囲む金属フレームとを含む、金属フレームと接地面との間にギャップを有するアンテナ装置の一実施形態を模式的に示しており、本図は第1の周波数範囲用のアンテナと第2の周波数範囲用のアンテナとを含む。 図2Aは、一実施形態による、第2の周波数範囲用のオープンキャビティ構造物を含むアンテナの斜視図を模式的に示す。 図2Bは、一実施形態による、オープンキャビティ構造物の断面図を示す。 図3Aは、一実施形態による、第1の側面から見たオープンキャビティ構造物の正面図を示す。 図3Bは、一実施形態による、反対側の第2の側面から見たオープンキャビティ構造物の正面図を示す。 図4は、第2の波長範囲における、提案したアンテナの実施形態によって得られる帯域幅を模式的に示す。 図5は、金属フレームが存在しないアンテナのアンテナ開口部を模式的に示す。 図6は、オープンキャビティ構造物を金属フレームに接続することによって拡大されたアンテナ開口部を模式的に示す。 図7は、シミュレーションにおける、第2の波長範囲のアンテナの実施形態によって得られる表面電流を示す模式的に示す。 図8は、基板一体型オープンキャビティとして形成されるオープンキャビティ構造物を有するアンテナの一実施形態を模式的に示す。 図9Aは、各1つのアンテナの様々なオープンキャビティ構造物が金属フレームと一体となっている、アンテナの一実施形態を模式的に示す。 図9Bは、第1の側面から見た斜視図で、金属フレームと一体化された1つのオープンキャビティ構造物を模式的に示す。 図9Cは、第2の側面からの斜視図で、金属フレームと一体化された1つのオープンキャビティ構造物を模式的に示す。 図10は、第2の波長範囲用のビーム切り替えアンテナで使用できる、異なる位置に配置された4つのアンテナを備える、一実施形態によるアンテナ装置を模式的に示す。 図11は、図10のアンテナ装置のシミュレーションでのシミュレーション電力能力を模式的に示す表である。 図12Aは、第2の波長範囲で使用されるアンテナを含む、様々な実施形態による無線端末を模式的に示す。 図12Bは、第2の波長範囲で使用されるアンテナを含む、様々な実施形態による無線端末の機能要素を模式的に示す。 図12Cは、第2の波長範囲で使用されるフェーズドアレイとして構成された、様々な実施形態による無線端末のためのアンテナを模式的に示す。 図13Aは、一実施形態による、オープンキャビティ構造物に取り付けられたレンズの組み込みを模式的に示す。 図13Bは、一実施形態による、オープンキャビティ構造物上部のディスプレイモジュールに取り付けられたレンズの組み込みを模式的に示す。 図14は、一実施形態による、オープンキャビティ構造物のビーム制御を補助する湾曲した金属フレームを含むアンテナ装置を模式的に示す。
本発明は、本発明の実施形態を示す添付の図を参照し以下でより詳細に説明する。但し、本発明は様々な形態で実施され得るものであり、本明細書に記載した実施形態に限定して解釈されるべきではなく、これらの実施形態は、本開示を徹底的且つ完全なものとし、本発明の範囲を当業者に完全に伝えるように提供されるものである。
ある要素が別の要素に「接続されている」と表現する場合、その別の要素に直接接続されてもよいし、又は介在する要素が存在してもよいことが理解されよう。これに対して、ある要素が別の要素に「直接接続されている」と表現する場合、介在する要素は存在しない。全体を通して、同様の要素は同様の番号で示される。さらに、第1、第2などの用語が、本明細書において様々な要素を説明するために用いられる場合があるが、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきではないことが理解されよう。これらの要素は、ある要素と別の要素を区別するためのみに使用される。例えば、本発明の範囲から逸脱することなく、第1の要素は第2の要素と呼ぶことができ、同様に、第2の要素は第1の要素と呼ぶことができる。本明細書で使用される場合、用語「及び/又は」は、関連付けられている列挙された項目のうち、1つ以上の、任意の且つすべての組み合わせを含む。
簡潔及び/又は明快にするために、よく知られている機能や構造については説明しない場合がある。特に定義されない限り、本明細書で使用するすべての用語(技術的及び科学的用語を含む)は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるのと同様の意味を持つ。さらに、一般的に使用される辞書で定義されているような用語は、本明細書及び関連技術の文脈における意味と一致する意味を有するものとして解釈されるべきであり、本明細書で明示的に定義されたように解釈されるべきであり、理想化した意味、又は過度に形式的な意味で解釈されるべきではないことが理解されよう。
本発明の実施形態は、本発明の理想的な実施形態の概略図を参照して、本明細書にて説明される。そのため、例えば、製造技術及び/又は公差の結果として、図示された形状や相対的な大きさからの差異があることが予想される。したがって、本発明の実施形態は、本明細書で示される領域の特定の形状や相対的な大きさに限定されるものと解釈されるべきではなく、例えば、異なる運用上の制約及び/又は製造上の制約に起因する、形状及び/又は相対的な大きさが相違するものも含むものである。したがって、図に示した要素は本質的に模式的であり、その形状は、ある装置のある領域の実際の形状を示すことを意図しておらず、発明の範囲を限定する意図はない。
本明細書では、少なくとも2つの周波数範囲(FR)をサポートする、縁部取り付けアンテナの技術改良に関連する様々なソリューションが提示される。こうした実施形態に共通するのは、第1の周波数範囲FR1には関連付けられた上限周波数が設定され、一方、より高い第2の周波数範囲FR2には、FR1の上限周波数よりも高い、関連付けられた下限周波数が設定されていることである。実施形態は、主に、3GPPの周波数範囲FR1及びFR2の金属フレームアンテナ装置について提示されており、FR1は、例えば、関連付けられた7.125GHzの上限周波数を有し、FR2(ミリ波)は、例えば、5G無線端末に対する、関連付けられた24GHzの下限周波数を有する。但し、説明された実施形態の概念の範囲内であれば、代替的な周波数範囲が妥当である。
図1は、一般的な実施形態によるアンテナ装置10を模式的に示したものである。このように、より低い周波数範囲FR1のセルラー通信用のアンテナ14を、無線端末の金属フレーム12と一体化することは、一般的なソリューションである。こうしたアンテナ設計の場合、少なくとも1つ、通常は複数の位置で、端末のPCBなどの主基板110の接地面11で、金属フレーム12を、アース又は短絡することが必要な場合がある。図では、2つのアース接続部15が示されている。アース接続部の目的は、セルラーアンテナ14をマルチバンドで正しい周波数にチューニングすること、及び金属フレーム12の他の部分からの寄生効果を無くすことであると考えられる。本明細書で概説するソリューションによって、それらのアース接続部の少なくとも1つは、より高い周波数範囲FR2においてはアンテナとして使用される。
図2A及び図2Bは、こうしたアンテナ1の一実施形態がどのように構成されているかを、より詳細に示している。アンテナ1は、接地面11と、接地面11を取り囲む金属フレーム12とを含む無線端末に使用するために考案されたものである。具体的には、金属フレーム12は、基板110に設けられた接地面11に対して間隙又はギャップ13を有して配置されている。アンテナ1は、第1の周波数範囲FR1での動作のために、接地面11と金属フレーム12との間にアース接続部15を形成するように構成されている。さらに、アンテナ1は、第2の周波数範囲FR2用のオープンキャビティ構造物100を備える。すなわち、オープンキャビティ構造物100は、第2の周波数範囲FR2内の無線周波数(RF)エネルギーの放出に適しているか、又はそのように構成されている。また、図2Aには、FR2動作のためのアンテナ1の供給点108が示されている。
様々な実施形態において、オープンキャビティ構造物100は、上記のギャップ13において、少なくとも部分的に開放端である導波管構造物である。言い換えれば、アース接続部15はオープンキャビティ構造物として、すなわち第1の表面101、例えば上面が部分的に開放端である、開放端導波管構造として設計されている。これにより、金属フレーム12と接地面11との間のギャップ13に、開放表面部分104が配置される。オープンキャビティ構造物100の少なくとも1つの他の表面又は部分は、アンテナ1がFR1におけるアース接続部として動作するように、金属フレーム12と直接接続される。上記の、少なくとも1つの他の表面は、オープンキャビティ構造物100の第1の表面101に接続する縁部若しくは側面107及び/又は第1の表面101と反対側の第2の表面102を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、上記のオープンキャビティ構造物100は、誘電体部材103、及び接地面と金属フレームとを接続するように構成された導電体部材を備える。すなわち、これらの実施形態では、導電体部材は、第1の周波数範囲FR1における動作のために、接地面と金属フレームとの間に、アース接続部15を形成している。誘電体部材103は、例えば、セラミック、プラスチック、又は他の誘電体材料を含んでもよい。導電体部材は、上記の誘電体部材上に、金属カバー102、105、107、又は誘電体部材103の金属化された表面102、105、107などの表面コーティングを含んでもよい。代替の実施形態では、誘電体部材は、金属表面部分102、105、107内に成形され閉じ込められた空隙などの空気であってもよい。
アース接続部15を提供する導電体部材は、オープンキャビティ構造物100の第1の表面101において、上記のギャップ13に誘電体部材の開放表面部分104がくるように、誘電体部材103を部分的に覆うように配置されてもよい。
図2Bは、導電体部材が、オープンキャビティ構造物100の第2の下側の表面102において部分106を含み、部分106は、金属リング12に接続して、FR1動作のためのアース位置15を形成することを示すことに留意されたい。但し、代替の実施形態では、第2の表面102も、部分的又は完全に開放されており、導電体部材は導電性縁部表面107として提供される。
図3Aは、第1の表面101に向かって見たアンテナ1、すなわち図2A及び図2Bにおける上面を模式的に示している。ドットでハッチングされた表面は導電性であり、接地面11と、導電体部材の表面部分105とを含む。但し、開放表面部分104は、少なくとも部分的に、金属リング12の内周と接地面11の外周との間のギャップ13に配置されている。尚、接地面11は、基板110上の外層及び/又は内層によって形成されてもよく、基板110には、様々なさらなる部品が取り付けられてもよい(不図示)。
一方、図3Bは、オープンキャビティ構造物100の、反対側の第2の表面102を見た図である。ここで、図2Bに従った実施形態が示されており、導電体部材は、ギャップ13において第2の表面102を覆う、第2の表面部材106を含む。
開放表面部分104の寸法は、アンテナ1が動作するように構成される周波数範囲FR2の周波数及び帯域幅に影響を与える。ギャップ13を越えて金属フレーム12に接続するように構成された導電体部材によって形成された接地素子15は、図3Aに示すように、接地面11と平行な面内で幅Wを有している。いくつかの実施形態では、幅Wは、意図するFR2の中心周波数の半分の波長λ/2であり、ここで、波長λは、周囲の材料の誘電率を考慮した有効波長である。すなわち、幅Wは、中心周波数のおよそλ/2の半波長分である。28GHzでのFR2の動作例では、Wは約5mm、又は他の部品からの影響に依存し、4~6mmの範囲とすることができる。開放部分104の深さLに関しては、大きければ大きいほど、提案されるアンテナは大きな帯域幅を実現するように構成され得る。深さLが2mmである一実施形態では、FR2での達成可能な帯域幅は約4GHzである。様々な実施形態において、アンテナ1は、深さが1.5mm~2.5の範囲に構成されてもよい。
図4は、図2~3を参照して説明した実施形態に従った実施形態を用いた、シミュレーションの帯域幅測定結果を模式的に示すグラフである。提案した、アンテナ1のオープンキャビティ構造物100は、-6dBのインピーダンス整合で10GHz、-10dBのインピーダンス整合で4GHzといった非常に大きな帯域幅を実現することが可能である。本実施形態におけるアンテナ利得は10dBi程度である。
図5は、説明したようなオープンキャビティ構造物100のアンテナ開口部50であって、金属フレームに接続されていないアンテナ開口部50を模式的に示す図である。一方、図6は、説明したようなオープンキャビティ構造物100のアンテナ開口部60であって、アース位置15で金属フレーム12に接続されている場合のアンテナ開口部60を模式的に示す図である。金属フレーム12の導入により、アンテナ開口部が拡大される効果がある。
このように、提案した構造が、金属フレーム上にエネルギーを供給し、それにより、大きな放射体としてアンテナ開口部を拡大するため、提案したアンテナ装置は高い利得を実現する。図7は、アンテナ1、接地面11、及び金属フレーム12を含むアンテナ装置10に対する28GHzの表面電流のシミュレーションを模式的に示す図である。得られたピーク利得は、約12.5dBmの入力電力で携帯用ハンドセットの3GPPの球面カバレッジ要件を充分に満たす。
図8は、オープンキャビティ構造物100が基板一体型オープンキャビティ(SIW)である、アンテナ1の一実施形態を模式的に示す図である。SIWは、誘電体部材103の1つ又は複数の表面の金属化に代わるものであり、製造が容易であるという利点をもたらす。
図2、図3、及び図8の実施形態に示すように、オープンキャビティ構造物100は、接地面11に、すなわち接地面11を組み込んだ基板110に取り付けてもよい。オープンキャビティ構造物100は、半田付け、糊付け、その他の手段により、接地面11又は基板110に接合されてもよい。さらに、オープンキャビティ構造物は、接地面11から側方に飛び出している、すなわち基板110の側縁を越えて突出しており、オープンキャビティ構造物が金属フレーム12に接続されたときに、開放部分103がギャップ13に位置するように構成されている。本実施形態の変形例(不図示)では、誘電体部材103は、接地面11の基板110と一体となっており、基板110の側縁からの突出部を形成している。
図9A~9Cは、オープンキャビティ構造物120が金属フレーム12と一体である、代替の実施形態を模式的に示す図である。図9Aは、4つのオープンキャビティ構造物を有する装置を示すが、装置が備えるオープンキャビティ構造物120は、4つより少なくても多くてもよい。
図9Bは、FR2用に適合されたオープンキャビティ構造物120が、導電体部材121をどのように備えかを示す図である。導電体部材121は、金属フレーム12と一体であり、例えば図2Aに示されているがこの図では省いているように、基板110の接地面11に接続するように構成されている。さらに、オープンキャビティ構造物120は、導電体部材121に取り付けられ、又は挿入された誘電体部材121を備える。図示された実施形態では、誘電体部材は、好ましくは金属フレーム12の内周まで延び、したがって、例えば図2Aに示されるように、接地面11を備える基板110が金属フレーム12に接続されていると、誘電体部材は、接地面11に対するギャップ13に配置されることになる。接続部124が、オープンキャビティ構造物120の供給位置に接触して配置されるように、半田付け、糊付け、又は例えばオリフィス123に設けられたネジによって取り付けることができる。
図10は、4つのアンテナ1A~1Dが異なる部分に配置されたアンテナ装置10を模式的に示す図である。このアンテナ装置10は、図9Aの実施形態と同様であるが、ここでは、それぞれのアンテナ1A~1Dのオープンキャビティ構造物100、120は、接地面11の異なる隅に配置されている。一般的に、FR1のセルラーアンテナ14には、複数のアース接続部が必要とされる。したがって、いくつかの実施形態では、複数のアース位置15が、金属フレーム12上の複数の位置で、提案したオープンキャビティ構造物100、120と一体化され、FR2のアンテナ1A~1Dを形成する。
いくつかの実施形態では、各アンテナ1A~1Dは、アンテナ装置10を組み込んだ無線端末においてFR2のビーム切り替えアンテナシステムを実現するために選択的に使用される場合がある。こうしたビーム切り替えアンテナシステムの利点は、3GPP要件のアンテナシステムの基本的な側面である、大きな球面カバレッジが得られることである。図11は、図10のようなアンテナ装置10のカバレッジのシミュレーションを示すグラフであり、実効等方向放射力(EIRP)の累積分布関数(CDF)を示している。試験結果は、提案したビーム切り替えアレイが、アンテナポートにおける12dBmの入力電力で、3GPP要件を満たすことができることを示しており、12dBmの入力電力は、CMOS、GaA、GANなどのフロントエンド技術としての、あらゆる種類の主流のパワーアンプで実現できることを示している。
アンテナ装置10に採用された、提案したアンテナ1の様々な実施形態によって、アンテナ1は、金属フレームの内部に配置されたギャップ13において都合よく放射又は受信するように構成されている。これは、ディスプレイモジュールなどの導電体部材が接地面11の上に配置されていてもカバレッジを得ることができる、都合の良い方法であるという点で、有利である。
図12Aは、無線端末200を、端末の前面を表す第1の表面に向かって見た状態を模式的に示す。金属フレーム12は、端末200の外周を形成し、また説明したように、FR2動作のための1つ以上のアンテナ1A、1Bと連携してアンテナ装置10の一部を形成するものである。これらのアンテナ1A、1Bの各々は、オープンキャビティ構造物100A、100Bを備え、また、FR1動作のためのアンテナ用のアース接続部15を形成する。端末の前面には、ディスプレイ210が保持されており、このディスプレイ210は、少なくとも一部が接地面11(不図示)を覆うように配置されている。アンテナ1A、1Bは、ギャップ13において、ディスプレイ210の外側に向かう開放端を有してもよく、これにより、前面からの無線カバレッジが与えられる。
図12Bは、無線端末200を模式的に示す。無線端末200は、アクセスネットワークと通信するように構成されてもよく、少なくとも1つのエアインターフェースを介してアクセスネットワークと通信するための無線受信機及び送信機などのトランシーバ204を備える。端末1は、ロジック201を更に備える。ロジック201は、例えば、コントローラ又はマイクロプロセッサ202を備えてもよい。このロジックはまた、コンピュータ可読記憶媒体を含むように構成されたデータ記憶装置203を備えるか、又はデータ記憶装置203に接続されていてもよい。データ記憶装置203は、例えばメモリを含んでもよく、バッファ、フラッシュメモリ、ハードディスク、リムーバブルメディア、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、又は他の好適な装置のうちの1つ又は複数であってもよい。典型的な構成では、データ記憶装置203は、長期データ記憶用の不揮発性メモリと、コントローラ202のシステムメモリとして機能する揮発性メモリとを含む。データ記憶装置203は、データバスを介してロジック201のプロセッサ202とデータ交換することができる。データ記憶装置203は、非一時的なコンピュータ可読媒体とみなされる。ロジック201の1つ以上のプロセッサは、本明細書で概説するように、無線端末200の動作を実行するために、データ記憶装置又は別のメモリに記憶された命令を実行することができる。無線端末200は、FR1での動作のために構成され、接地面11と金属フレーム12(不図示)との間に、FR1の動作のためのアースコネクタを形成する、本明細書に提示する実施形態に従った少なくとも1つのアンテナ1を更に備える。無線端末200は、ユーザインタフェースの一部として、ディスプレイ210を更に備えてもよい。無線端末200は、例えば電源などの、特定されたもの以外の特徴及び機能を、含み得ることは明らかであるが、これらの部品は、明快さの理由から図12Bに示されていないことに留意されたい。
図12Cは、図12Aの変形例を形成する、実施形態の一部分を模式的に示しており、本明細書に提示されたソリューションに従って構成されたFR2用の複数のアンテナ1A、1B、1C、1Dが、フェーズドアレイ122を形成するように配置されている。フェーズドアレイアンテナ122は、ロジック201の制御下でトランシーバ204によって操作され、FR2の周波数範囲の無線端末200において空間的に特徴のある無線送信及び/又は無線受信が得られる。
図13A及び図13Bは、図12A及び図12Bの端末の一実施形態を模式的に示す断面図である。これらの図面では、接地面11と金属フレーム12との間のギャップ13に設けられた、オープンキャビティ構造物100が示されている。さらに、ディスプレイ210は、接地面11の上に設けられている。ディスプレイ210は、破線パターンで示された少なくとも1つの導電層を含むモジュールであり、放射線遮蔽材として機能し、無線通信能力を著しく低下させる可能性がある。しかしながら、FR1動作のためのアース接続部が形成される位置であるギャップ13にFR2アンテナ1を適用することにより、ディスプレイ210と金属フレーム12との間の対応するギャップを利用して、端末200の前面との間の通信機能を得ることができる。
図13A及び図13Bに示されるように、様々な実施形態は、ギャップ13におけるアンテナ1の放射パターンを最適化するために設けられた、レンズ130を含んでもよい。レンズ130は、アンテナ1の上に配置され、第2の周波数範囲FR2の電波を集束する又は平行にするように構成されている。この配置は、例えば、接地面11及びディスプレイ130に実質的に垂直な方向に放射パターンを制御する又は集中させるために採用してもよい。レンズ130は、例えば、FR2の所望の波長領域に対して、透明な接着剤によって取り付けられてもよい。
一実施形態では、図13Aに示すように、こうしたレンズは、オープンキャビティ構造物100に面し、開放表面部分104の上方に設けられてもよい。
代替の実施形態では、図13Bに示すように、レンズは、開放表面部分104の上方に、ディスプレイモジュール210に設けられてもよい。
レンズは、アンテナ1への放射及びアンテナ1からの放射を平行にする目的で、任意の適切な形状をとることができる。適切な形状には、くさび形、台形、凸形が含まれる。レンズ130は、FR2の所望の波長領域に対して高い透過性を有し、適切な屈折率を有する材料で製造されてもよい。
図14は、一実施形態による、オープンキャビティ構造物のビーム制御を補助する、湾曲した金属フレーム12を含むアンテナ装置を模式的に示す図である。こうした設計により、オープンキャビティ構造物100からのサイドローブが減少することができ、一方、図の上方へのメインローブが増加する。様々な実施形態において、レンズ130と湾曲した金属フレーム12とを組み合わせて、アンテナ1の放射パターンを最適化することができる。
したがって、前述の開示は、無線端末で使用するために、オープンキャビティ導波管状構造物100から金属フレーム12にエネルギーを供給することによって実現される様々なアンテナ設計を提示する。金属フレームに大きな開口部を設けることは、ミリ波周波数帯などのFR2での高い利得の実現や、ビーム整形を助ける。アンテナシステムの場合、開口部が大きいほど高い利得が得られる。金属フレーム12は反射板として働き、エネルギーを所望の方向へ反射させる。提案したオープンキャビティ構造物100は、更にFR1のアース接続部として機能し、マルチバンドアンテナシステムの統合の都合の良いソリューションを提供する。さらに、オープンキャビティ構造物100に設けられた開放表面部分104は、ほとんど空間を消費せず、金属フレーム12のすぐ内側の小さなギャップに配置される。こうして、提案したソリューションのアンテナをフルディスプレイの無線端末に搭載することができる。

Claims (24)

  1. 接地面(11)と、金属フレーム(12)と前記接地面との間にギャップ(13)を有する前記接地面を取り囲む金属フレームとを含む無線端末において使用するためのアンテナ(1)であって、
    前記アンテナが、第1の周波数範囲(FR1)における動作のために、前記接地面と前記金属フレームとの間にアース接続部(15)を形成するように構成され、
    前記アース接続部(15)が、ミリ波帯における第2の周波数範囲(FR2)用のオープンキャビティ構造物(100)を備え、前記オープンキャビティ構造物(100)は、前記ギャップ(13)において少なくとも部分的に開放端を有する導波管構造物である、アンテナ。
  2. 前記オープンキャビティ構造物(100)が、前記ギャップにおいて少なくとも部分的に開放端である、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記オープンキャビティ構造物が、
    誘電体部材(103)と、
    前記接地面と前記金属フレームとを接続するように構成され、前記ギャップに、前記誘電体部材の開放表面部分(104、123)がくるように、前記誘電体部材を部分的に覆うように配置された導電体部材(106、107、120)とを備える、請求項1又は2に記載のアンテナ。
  4. 開放表面部分(104、123)が、前記オープンキャビティ構造物の第1の表面(101)において構成される、請求項3に記載のアンテナ。
  5. 前記導電体部材(106)が、前記オープンキャビティ構造物の第2の表面(102)であって、前記第1の表面の反対側である第2の表面(102)において、前記誘電体部材を少なくとも部分的に覆う、請求項4に記載のアンテナ。
  6. 前記導電体部材が、前記オープンキャビティ構造物の縁部表面(107)を少なくとも部分的に覆い、前記第1の表面に接続する、請求項4又は5に記載のアンテナ。
  7. 前記導電体部材(105、106、107)が、前記誘電体部材上の表面コーティングを含む、請求項3~6のいずれか1つに記載のアンテナ。
  8. 前記オープンキャビティ構造物が、基板一体型オープンキャビティである、請求項1~7のいずれか1つに記載のアンテナ。
  9. 前記オープンキャビティ構造物(120)が、前記金属フレーム(12)と一体となっている、請求項1~8のいずれか1つに記載のアンテナ。
  10. 前記オープンキャビティ構造物が、前記接地面の基板(110)に取り付けられ、且つ前記基板の側方に飛び出している、請求項1~9のいずれか1つに記載のアンテナ。
  11. 前記誘電体部材が、前記接地面の基板(110)と一体となっている、請求項3~のいずれか1つに記載のアンテナ。
  12. 前記誘電体部材が、前記接地面の前記基板(110)の側方に飛び出した部分を備える、請求項11に記載のアンテナ。
  13. 地素子が、前記接地面に対して平行な平面において、前記第2の周波数範囲の中心周波数の半分の波長の幅(W)を有する、請求項1~12のいずれか1つに記載のアンテナ。
  14. 前記第2の周波数範囲が、ミリ波長範囲である、請求項1~13のいずれか1つに記載のアンテナ。
  15. 前記開放表面部分の深さが、前記アース接続部において、少なくとも1.5mmである、請求項のいずれか1つに記載のアンテナ。
  16. 前記第2の周波数範囲の電波を集束するように構成されたレンズ(130)であって、前記アンテナの上方に配置されたレンズ(130)を備える、請求項1~15のいずれか1つに記載のアンテナ。
  17. 前記レンズ(130)が、誘電体部材の開放端部分(101)に設けられる、請求項16に記載のアンテナ。
  18. 請求項1~16のいずれか1つに記載のアンテナと
    地面(11)と
    属フレームと前記接地面の間にギャップ(13)を有する前記接地面を取り囲む前記金属フレーム(12)とを備え、
    前記アンテナが、アース接続部において前記金属フレームと接続している、アンテナ装置。
  19. 1の周波数範囲(FR1)用の第1のアンテナ(14、15)を備える、請求項18に記載のアンテナ装置。
  20. 前記接地面と前記金属フレームとの間に、第2の周波数範囲(FR2)用の複数のアンテナとして構成された複数のアース接続部を備える、請求項18又は19に記載のアンテナ装置。
  21. 請求項18~20のいずれか1つに記載のアンテナ装置を備える、無線端末。
  22. 前記接地面(11)の上方に取り付けられたディスプレイモジュール(210)を備える、請求項21に記載の無線端末。
  23. ンズ(130)が前記ディスプレイモジュール(210)に設けられる、請求項22に記載の無線端末。
  24. 数のアンテナに接続されているトランシーバ(204)と、
    前記トランシーバが、前記複数のアンテナのうち1つ以上を選択的な使用下におけるビーム切り替え動作によって、無線信号を通信するように前記トランシーバを制御するように構成されるロジック(201)とを備える請求項21~23のいずれか1つに記載の無線端末。
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