JP7335297B2 - 地図データの品質検査を支援する方法、装置、電子機器及び記憶媒体 - Google Patents

Description

本出願は、電子地図処理技術の分野に関し、具体的には、電子地図、画像処理及びクラウドコンピューティング技術の分野に関し、特に地図データの品質検査を支援する方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。

電子技術及び通信技術の発展に伴い、日常生活において電子地図の応用がますます普及している。電子地図は、人々にナビゲーションサービスを提供するために使用され、地図データが正確である必要があり、そうでない場合、ユーザに不便や危害をもたらす可能性がある。

通常、電子地図の品質検査は、展示された地図を手動で照合して異常があるか否かを検索することである。しかしながら、電子地図の更新速度が速く、手動で品質検査を行う方式は、多くの時間と労力を必要とし、品質検査の効率が低く、不完全でコストが高い。

本出願は、地図データの品質検査を支援する方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。

本出願の一態様によれば、サーバによって実行される地図データの品質検査を支援する方法を提供し、
品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得するステップと、
第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントを制御して、各前記地図クエリデータにマッチングする地図画像をそれぞれ取得するステップであって、前記第１の地図クライアントには、オンライン対象の地図データが適合され、前記第２の地図クライアントには、オンライン済みの地図データが適合されるステップと、
前記地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成するステップであって、
各組の前記照合画像ペアは、同じ地図クエリデータに対して前記第１の地図クライアント及び前記第２の地図クライアントによって決定された地図画像を含むステップと、を含む。

本出願の別の態様によれば、第１の地図クライアント又は第２の地図クライアントによって実行される地図データの品質検査を支援する方法を提供し、
サーバから送信された品質検査対象の領域に対応する少なくとも１つの地図クエリデータを受信するステップと、
適合された地図データを使用して、各前記地図クエリデータをそれぞれレンダリングして、地図表示結果を取得するステップと、
各前記地図表示結果をスクリーンショットして、各前記地図クエリデータにそれぞれ対応する地図画像を取得し、各前記地図画像を前記サーバに送信するステップと、を含み、
前記第１の地図クライアントには、オンライン対象の地図データが適合され、前記第２の地図クライアントには、オンライン済みの地図データが適合される。

本出願の別の態様によれば、サーバに配置される地図データの品質検査を支援する装置を提供し、
品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得するための地図クエリデータ取得モジュールと、
第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントを制御して、各前記地図クエリデータにマッチングする地図画像をそれぞれ取得するための地図画像取得モジュールであって、前記第１の地図クライアントには、オンライン対象の地図データが適合され、前記第２の地図クライアントには、オンライン済みの地図データが適合される地図画像取得モジュールと、
前記地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成するための照合画像ペア生成モジュールであって、
各組の前記照合画像ペアは、同じ地図クエリデータに対して前記第１の地図クライアント及び前記第２の地図クライアントによって決定された地図画像を含む照合画像ペア生成モジュールと、を含む。

本出願の別の態様によれば、第１の地図クライアント又は第２の地図クライアントに配置される地図データの品質検査を支援する装置を提供し、
サーバから送信された品質検査対象の領域に対応する少なくとも１つの地図クエリデータを受信するための地図クエリデータ受信モジュールと、
適合された地図データを使用して、各前記地図クエリデータをそれぞれレンダリングして、地図表示結果を取得するための地図表示結果取得モジュールと、
各前記地図表示結果をスクリーンショットして、各前記地図クエリデータにそれぞれ対応する地図画像を取得し、各前記地図画像を前記サーバに送信するための地図画像取得モジュールと、を含み、
前記第１の地図クライアントには、オンライン対象の地図データが適合され、前記第２の地図クライアントには、オンライン済みの地図データが適合される。

本出願の別の態様によれば、電子機器を提供し、
少なくとも１つのプロセッサと、
前記少なくとも１つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を含み、
前記メモリには、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令は、前記少なくとも１つのプロセッサが本出願の任意の実施例に記載の方法を実行できるように、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行される。

本出願の別の態様によれば、コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、前記コンピュータに本出願の任意の実施例に記載の方法を実行させる。
本出願の別の態様によれば、コンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムは、コンピュータに本出願の任意の実施例に記載の方法を実行させる。

本出願の技術案により、地図データの品質検査の問題を解決し、地図データの品質検査の包括性と効率を向上させ、コストを節約する。

なお、本発明の概要に記載の内容は、本出願の実施例の肝心な特徴又は重要な特徴を限定することを意図しておらず、本出願の範囲を限定することも意図していない。本出願の他の特徴は、以下の説明により理解されやすくなる。

図面は、本技術案がよりよく理解されるためのものであり、本出願を限定するものではない。
本出願の実施例に係る地図データの品質検査を支援する方法の概略フローチャートである。 本出願の実施例に係る別の地図データの品質検査を支援する方法の概略フローチャートである。 本出願の実施例に係る別の地図データの品質検査を支援する方法の概略フローチャートである。 本出願の実施例に係る別の地図データの品質検査を支援する方法の概略フローチャートである。 本出願の実施例に係る地図データの品質検査を支援する装置の概略構成図である。 本出願の実施例に係る別の地図データの品質検査を支援する装置の概略構成図である。 本出願の実施例に係る地図データの品質検査を支援する方法を実現できる電子機器のブロック図である。

以下、本出願の例示的な実施例を図面を参照して説明し、理解を容易にするためにその中には本出願の実施例の様々な詳細を含んでおり、それらは単なる例示するものと見なされるべきである。したがって、当業者は、本出願の範囲及び趣旨から逸脱することなく、ここで説明される実施例に対して様々な変更と修正を行うことができることを理解すべきである。同様に、明確及び簡潔するために、以下の説明では、周知の機能及び構成の説明を省略する。

図１は、本出願の実施例に係る地図データの品質検査を支援する方法の概略フローチャートである。本実施例は、電子地図データに対して品質検査、品質管理を行う場合に適用可能である。当該方法は、地図データの品質検査を支援する装置によって実行でき、当該装置は、ソフトウェア又はハードウェアで実現でき、サーバのような電子機器に統合される。具体的には、図１を参照すると、当該方法は、以下のステップ１１０～ステップ１３０を含む。

ステップ１１０において、品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得する。

ここで、品質検査対象の領域は、品質検査が必要な地図データが属する領域であってもよい。当該品質検査対象の領域は、今回のオンライン対象の地図データが存在する領域であってもよいし、人気な領域（例えば、高速道路や立体交差橋など）などであってもよい。

品質検査対象の領域は、１層又は複数層の領域区分を有していてもよい。一例として、品質検査対象の領域は、北京、天津またはハルビンなどの各都市のリストであってもよい。或いは、品質検査対象の領域は、国のリストであってもよい。国の場合、省のリストに区分されてもよく、省の場合、都市のリストに区分されてもよく、都市の場合、さらに細分化されてもよい。例えば、品質検査対象の領域は、ＸＸ県として表されてもよく、または、品質検査対象の領域は、ＸＸ国、ＸＸ省、ＸＸ市のＸＸ領域などとして表されてもよい。

地図クエリデータは、品質検査対象の領域に対応してもよい。地図クエリデータの形式は、地図データセットであってもよい。地図クエリデータには、品質検査対象の領域の様々な物体情報が含まれることができる。例えば、地図クエリデータには、道路情報、橋梁情報、居住区情報、学校領域情報及びバス停情報などが含まれることができる。地図クエリデータは、経度と緯度の情報で具体的に表すことができる。例えば、地図クエリデータは、含まれる物体情報の経度と緯度の情報からなる地図データセットを含むことができる。地図クエリデータは、ＪＳオブジェクト表記（ＪａｖａＳｃｒｉｐｔ Ｏｂｊｅｃｔ Ｎｏｔａｔｉｏｎ、ＪＳＯＮ）の形式であってもよく、階層構造がシンプルで明確で、読み取りと書き込みが簡単で、マシンによる解析と生成に便利であり、ネットワークの伝送効率を効率的に向上させることができる。

品質検査対象の領域は、マンマシンインタラクションインターフェースを介して品質検査員または品質検査タスクディスパッチャによって入力されてもよいし、ポーリングの方式に基づいて都市のリストなどのリストからサーバによって決定されてもよい。サーバは、決定された品質検査対象の領域に基づいて、記憶空間から品質検査対象の領域にマッチングする１つまたは複数の地図クエリデータを取得することができる。各地図クエリデータは、複数の根拠に基づいて区別されてもよく、例えば、品質検査対象の領域のより低階層の領域に基づいて区分されてもよいし、物体情報の種類の違いに基づいて区分されてもよいし、様々な方式の組み合わせで区分されてもよい。

ステップ１２０において、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントを制御して、各地図クエリデータにマッチングする地図画像をそれぞれ取得する。

ここで、第１の地図クライアントには、オンライン対象の地図データが適合され、第２の地図クライアントには、オンライン済みの地図データが適合される。オンライン済みの地図データは、現在使用中の地図データであり、オンライン対象の地図データは、最新に収集された地図データである。オンライン対象の地図データの品質検査に合格した後、オンライン対象の地図データをオンラインで使用して、オンライン済みの地図データを更新することができる。地図データは、レンダリングして地図画像を形成するためのデータであり、位置情報、大きさ情報、形状情報、色情報などを含むことができる。各地図クエリデータに基づいて、すべての地図データから品質検査対象の領域にマッチングする各地図データを選別し、さらに選別によって得られた各地図データに基づいて、レンダリングして当該品質検査対象の領域にマッチングする１枚または複数枚の地図画像を取得することができる。

より良い地図サービスをユーザに提供するために、電子地図の地図データの更新オンライン速度は、絶えず速くなり、例えば、現在の地図データの更新オンライン速度は、日を単位として行われる。地図データを更新してオンラインにする前に、品質検査を行う必要があり、地図データの品質検査は、オンライン対象の地図データと、オンライン済みの地図データとの照合であってもよい。オンライン対象の地図データと、オンライン済みの地図データとの照合により、オンライン対象の地図データに空白の表示があるか否か、表示効果が異常であるか否かなどを決定することができる。

第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントは、スマートフォン、タブレットなどのモバイル端末にインストールされたアプリケーションであってもよいし、サーバにインストールされた仮想クライアントであってもよい。第１の地図クライアントは、地図クエリデータに対応するオンライン対象の地図データを表示することができ、第２の地図クライアントは、地図クエリデータに対応するオンライン済みの地図データを表示することができる。

なお、ここでいう表示とは、モバイル端末の表示スクリーンでの実際の表示であってもよいし、サーバのメモリカンバスでの仮想表示であってもよいが、ここでは限定されない。

１つの地図クエリデータに対して、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントは、それぞれ１枚の地図画像を生成することができ、例えば、画像は、地図データをレンダリングすることによって生成されてもよい。

サーバは、撮影装置を介して、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントが配置されている端末に表示された地図画像を取得することができ、または、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントは、表示された地図画像をスクリーンショットしてサーバにアップロードすることができる。

地図クエリデータに対応する地図画像を生成することにより、オンライン対象の地図データとオンライン済みの地図データにおける同じ領域を表す地図データを手動で検索する必要がなく、オンライン対象の地図データに対して品質検査を行う。品質検査対象の領域に対して全面的な品質検査を行うことができ、多くの人手を消費する必要がなく、品質検査のコストが低く、品質検査の効率が高い。

ステップ１３０において、地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成する。

ここで、各組の照合画像ペアは、同じ地図クエリデータに対して第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントによって決定された地図画像を含む。

照合画像ペアは、オンライン対象の地図データとオンライン済みの地図データとを比較するための画像群であってもよい。照合画像ペアは、第１の地図クライアントによって生成された地図画像と、第２の地図クライアントによって生成された地図画像とを含むことができる。１組の照合画像ペアは、１つの地図クエリデータに対して生成されてもよい。照合画像ペアは、品質検査対象の領域、地図クエリデータ及びクライアントなどの情報を具現化できる番号を有してもよい。例えば、１組の照合画像ペア内の１枚の地図画像の番号がＢＪ００１－１で表される場合、品質検査対象の領域が北京（ＢＪ）であり、地図クエリデータが、００１番目の地図データセット（００１）で、オンライン対象の地図データに対して第１の地図クライアント（－１）によって生成された地図画像である。

本出願の実施例の技術案によれば、品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得し、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントを制御して、各地図クエリデータにマッチングする地図画像をそれぞれ取得し、地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成し、ここで、各組の照合画像ペアは、同じ地図クエリデータに対して第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントによって決定された地図画像を含み、これにより、地図データの支援的な品質検査の問題を解決し、地図データの品質検査の包括性と効率を向上させるとともに、人手、時間及びコストを節約することができる。

上記実施例の基礎の上に、選択可能に、地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成するステップの後に、各組の照合画像ペアにおける各地図画像の画像類似度を決定し、画像類似度が予め設定された閾値よりも低いターゲット照合画像ペアを選別するステップと、ターゲット照合画像ペアを品質検査プラットフォームに送信して品質検査を行うステップと、をさらに含む。

ここで、画像類似度は、２枚の地図画像の違いを表すことができ、違いが小さいほど、画像類似度が大きくなる。画像認識アルゴリズムにより２枚の地図画像の画像類似度を認識することができ、或いは、事前に照合画像ペアに対してディープラーニングアルゴリズムによってトレーニングして、画像照合モデルを取得し、画像類似度を決定し、照合画像ペアをトレーニングされた画像照合モデルに入力して画像類似度を取得することができる。画像類似度が１００％である場合、照合画像ペア内の２枚の地図画像が完全に一致しており、オンライン対象の地図データに異常がなく、品質検査が終了していることを示す。

しかしながら、一方で、実際には、輝度、コントラスト又は構造などに微妙な違いがあるため、２枚の地図画像で表示された内容が同じであっても、必ずしも１００％の画像類似度を有するとは限らない。したがって、本出願において、予め設定された閾値を１００％に近い値に設定することができる。もう一方で、照合画像ペア内の２枚地図画像が同じ地図クエリデータに対して生成され、オンライン対象の地図データとオンライン済みの地図データとの更新間隔が非常に短いため、オンライン対象の地図データとオンライン済みの地図データとの間には明らかな違いが存在しない。さらに、画像類似度は、一般的に低すぎない。検査漏れの問題がないことを保証するために、予め設定された閾値を大きく設定してもよい。例えば、予め設定された閾値は、９８％～１００％の範囲の値であってもよい。

サーバは、画像類似度が予め設定された閾値よりも低い場合に対応する照合画像ペアをターゲット照合画像ペアとし、ターゲット照合画像ペアを品質検査プラットフォームに送信して品質検査を行うことができる。品質検査対象の領域に対して全面的な品質検査を行うとともに、品質検査の必要がない照合画像ペアを選別することができ、品質検査の仕事量を軽減し、品質検査の速度を向上させることができる。漏れを回避することができ、品質検査の品質が高い。さらに、人手の消費とコストの消費を低減し、品質検査の作業を定量化することができる。

本実施例の別の選択可能な実施形態において、画像類似度が予め設定された閾値よりも低いターゲット照合画像ペアを選別して取得した後、さらに、ターゲット照合画像ペア内の各地図画像において２枚の地図画像の間に違いのある領域をマークすることができ、例えば、矩形枠でマークする。このような設定により、品質検査プラットフォームの品質検査の仕事量をさらに簡略化することができ、矩形枠における領域のみを比較すればよい。

具体的には、違いのある領域をマークする方式は、２枚の地図画像をスライドするように設定されたサイズのスライディングウィンドウを設定して、複数の局所照合ピクチャーを取得し、画像類似度が予め設定された閾値よりも低い局所照合ピクチャーに対応するスライディングウィンドウの位置を取得してマークすることであってもよい。

図２は、本出願の実施例に係る別の地図データの品質検査を支援する方法の概略フローチャートである。本実施例は、上記技術案をさらに詳細化し、本実施例に係る技術案は、上記１つまたは複数の実施形態と組み合わせることができる。具体的には、図２を参照すると、当該方法は、以下のステップ２１０～ステップ３３０を具体的に含む。

ステップ２１０において、マンマシンインタラクションインターフェースを介して品質検査対象の領域及び品質検査対象の領域にマッチングする地図表示設定情報を受信する。

ここで、品質検査員は、マンマシンインタラクションインターフェースを介して品質検査対象の領域を入力することができる。品質検査対象の領域の入力方法は、多様であってもよく、例えば、サーバと通信可能な端末機器のマンマシンインタラクションインターフェースを介して品質検査対象の領域を入力して、サーバに送信してもよいし、サーバ上で提供されたマンマシンインタラクションインターフェースを介して品質検査対象の領域を入力してもよい。

品質検査対象の領域を入力する際に、品質検査対象の領域にマッチングする地図表示設定情報を一括して入力することができる。或いは、サーバは、品質検査対象の領域が受信された場合、予め設定された品質検査対象の領域にマッチングする地図表示設定情報をメモリから取り出し、マンマシンインタラクションインターフェースを介して品質検査対象の領域にマッチングする地図表示設定情報の更新状況を受信し、更新がある場合、更新された地図表示設定情報を使用し、更新がない場合、メモリから取得された地図表示設定情報を使用することができる。

ここで、地図表示設定情報は、第１の地図クライアント又は第２の地図クライアントに表示された地図データの設定情報であってもよい。その後の地図画像の照合を容易にするために、第１の地図クライアントと第２の地図クライアントとの地図表示設定情報は同じであってもよい。地図表示設定情報は、表示形態（例えば、２次元または多次元）、表示色、表示スケール（例えば、実際の地図と展示された地図との比例）及び表示ラインタイプなどを含むことができる。マンマシンインタラクションインターフェースを介して品質検査対象の領域及び地図表示設定情報を受信することにより、品質検査対象の領域のスケジューリング、及び地図表示設定情報の設定を容易にすることができる。

ステップ２２０において、品質検査対象の領域に対応する領域境界情報を取得する。

ここで、領域境界情報とは、品質検査対象の領域に対応する境界線情報である。具体的には、領域境界情報は、経度と緯度のデータセットで構成されてもよい。領域境界情報は、１つまたは複数であってもよく、例えば、領域境界情報は、品質検査対象の領域の最外側の境界線情報であってもよく、または、領域境界情報は、品質検査対象の領域内の１つまたは複数のサブ領域の境界情報であってもよい。一例として、品質検査対象の領域が北京である場合、領域境界情報は、北京の境界線情報であってもよく、または、領域境界情報は、北京の各区（例えば、海淀区）の境界線情報であってもよい。

ステップ２３０において、領域境界情報及び地図表示設定情報に基づいて、品質検査対象の領域に対応するグローバルクエリデータを生成する。

ここで、当該グローバルクエリデータとは、具体的には、品質検査対象の領域にマッチングする各地図ポイントの地理的位置座標（典型的には、経度と緯度の座標）のセットと、地図表示設定情報との組み合わせである。

地図データ内の各地図データポイントは、いずれも１つの地理的位置座標に関連付けられている。当該グローバルクエリデータが地図クライアントに送信された後、地図クライアントは、当該地図クエリデータにマッチングする地図データをさらに選別して地図展示を行い、さらに、品質検査対象の領域全体の地図展示を実現することができる。

本実施例では、領域境界情報及び予め設定された地理的位置座標の分布密度により、領域境界情報にマッチングする各地図ポイントの地理的位置座標のセットを生成する。

ステップ２４０において、品質検査対象の領域のグローバルクエリデータを分割して、品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得する。

ここで、分割とは、グローバルクエリデータを１つまたは複数の地図クエリデータに分割することである。１つの地図クエリデータに基づいて、品質検査対象の領域における地図クエリデータに対応する１つの分割された領域内の全ての物体の経度と緯度の情報及び表示データを決定することができる。分割方式は、多様であってもよく、例えば、既存の地図データ分割技術に基づいて分割することができ、例えば、面を点で分割し、面を線で分割し、面を別の面で分割する。分割するときに、品質検査対象の領域のサブ領域の領域境界情報に従って分割してもよいし、第１の地図クライアント又は第２の地図クライアントの単一スクリーン表示領域に従って分割してもよい。グローバルクエリデータを分割することにより、品質検査対象の領域の全面的な品質検査を容易にすることができ、漏れが存在しにくくなり、品質検査対象の領域を明確に表示でき、異常を検索するのに便利である。

分割を容易にするとともに、後続の地図画像の生成と照合を容易にするために、本出願の実施例の一実施形態では、選択可能に、品質検査対象の領域のグローバルクエリデータを分割するステップは、地図表示設定情報に基づいて、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントの単一スクリーン表示領域を取得するステップと、単一スクリーン表示領域と品質検査対象の領域の大きさとに基づいて、グローバルクエリデータを分割するステップと、を含む。

ここで、単一スクリーン表示領域は、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントの表示スクリーンに表示可能な領域の大きさの範囲を表すことができる。第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントのスクリーンは、同じ表示サイズ（例えば、長さと幅）を有してもよい。表示サイズと、地図表示設定情報の表示スケールとに基づいて、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントの表示スクリーンに表示可能な領域の大きさの範囲、すなわち、単一スクリーン表示領域を決定することができる。

一例として、品質検査対象の領域の外接長方形の長さが２０００ｍであり、幅が１５００ｍであり、表示サイズが５００：１であり、表示地図の長方形の長さが４ｍであり、幅が３ｍであり、表示サイズが長さ５０ｃｍ、幅３０ｃｍである。単一スクリーン表示領域は、実際の地図を表示する長さが２５０ｍであり、幅が１５０ｍであり、表示地図を表示する長さが５０ｃｍであり、幅が３０ｃｍである。

単一スクリーン表示領域（実際地図を表示する）及び品質検査対象の領域の大きさに基づいて、グローバルクエリデータを分割することができる。例えば、品質検査対象の領域の大きさ（外接長方形により決定できる）は、長さ２０００ｍ、幅１５００ｍであり、単一表示領域が長さ２５０ｍ、幅１５０ｍである。品質検査対象の領域の大きさの長さを２０００÷２５０＝８部分に分割し、幅を１５００÷１５０＝１０部分に分割して、夫々の長さと幅で構成される領域は１つの分割サブ領域であり、合計８×１０＝８０個の分割サブ領域がある。分割サブ領域に対応する領域内の全ての物体の経度と緯度のセット及び表示データにより、地図クエリデータを構成することができる。グローバルクエリデータを単一スクリーン表示領域に基づいて分割することにより、地図クライアントによる地図データの表示を容易にし、品質検査対象の領域の全面的な品質検査を容易にし、漏れがない。

ステップ２５０において、品質検査照会要求に応答して、品質検査対象の領域に対応する各地図クエリデータを取得して第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントに送信する。

ここで、第１の地図クライアントには、オンライン対象の地図データが適合され、第２の地図クライアントには、オンライン済みの地図データが適合される。

品質検査照会要求は、ハートビートパケットの形式であってもよく、第１の地図クライアントまたは第２の地図クライアントによって品質検査照会要求サーバを開始してもよく、例えば、３０秒毎に品質検査照会要求を開始してもよい。地図クエリデータは、分割サブ領域に対するものであってもよい。第１の地図クライアントの場合、地図クエリデータは、ある分割サブ領域における全ての物体のオンライン対象の地図データの経度と緯度のセット及び表示データ（経度と緯度の座標からなるセット及び地図表示設定情報）であってもよい。第２の地図クライアントの場合、地図クエリデータは、ある分割サブ領域における全ての物体のオンライン済みの地図データの経度と緯度のセット及び表示データであってもよい。言い換えれば、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントで受信された分割サブ領域が同じであるが、具体的なデータには、違いが存在する可能性がある（オンライン対象の地図データとオンライン済みの地図データとの違いによる）。

ステップ２６０において、各地図クエリデータに対して第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントによってフィードバックされた地図画像をそれぞれ取得する。

ここで、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントは、それぞれ受信された地図クエリデータ（経度と緯度のセット及び表示データを含む）に基づいて、地図画像を表示及び生成し、サーバにフィードバックすることができる。地図画像を介して、品質検査対象の領域を視覚的に検出することを容易にする。

ステップ２７０において、地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成する。

ここで、各組の照合画像ペアは、同じ地図クエリデータに対して第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントによって決定された地図画像を含む。

ステップ２８０において、各組の照合画像ペアにおける各地図画像の画像類似度を決定し、画像類似度が予め設定された閾値よりも低いターゲット照合画像ペアを選別する。

ステップ２９０において、ターゲット照合画像ペアを品質検査プラットフォームに送信して品質検査を行う。

本出願の実施例の技術案によれば、マンマシンインタラクションインターフェースを介して品質検査対象の領域及び品質検査対象の領域にマッチングする地図表示設定情報を受信し、品質検査対象の領域に対応する領域境界情報を取得し、領域境界情報及び地図表示設定情報に基づいて、品質検査対象の領域に対応するグローバルクエリデータを生成し、品質検査対象の領域のグローバルクエリデータを分割して、品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得し、品質検査照会要求に応答して、品質検査対象の領域に対応する各地図クエリデータを取得して第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントに送信し、各地図クエリデータに対して第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントによってフィードバックされた地図画像をそれぞれ取得し、地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成し、各組の照合画像ペアにおける各地図画像の画像類似度を決定し、画像類似度が予め設定された閾値よりも低いターゲット照合画像ペアを選別し、ターゲット照合画像ペアを品質検査プラットフォームに送信して品質検査を行うことにより、地図データの支援的な品質検査の問題を解決し、グローバルクエリデータを分割することにより、品質検査対象の領域の全面的な品質検査を実現し、サーバとクライアントとの協力により、品質検査効率を向上させることができ、画像類似度により照合画像ペアを選別することにより、品質検査の仕事量を軽減し、人手、時間及びコストを節約することができる。

図３は、本出願の実施例に係る別の地図データの品質検査を支援する方法の概略フローチャートである。本実施例は、電子地図データに対して品質検査、品質管理を行う場合に適用可能である。当該方法は、地図データの品質検査を支援する装置によって実行でき、当該装置は、ソフトウェア又はハードウェアで実現でき、スマートフォンまたはコンピュータのクライアントのような電子機器に統合される。具体的には、図３を参照すると、当該方法は、以下のステップ３１０～ステップ３３０を含む。

ステップ３１０において、サーバから送信された品質検査対象の領域に対応する少なくとも１つの地図クエリデータを受信する。

ここで、第１の地図クライアント又は第２の地図クライアントは、通信受信装置を介して品質検査対象の領域に対応する地図クエリデータを受信することができる。ここで、第１の地図クライアントには、オンライン対象の地図データが適合され、第２の地図クライアントには、オンライン済みの地図データが適合される。

ステップ３２０において、適合された地図データを使用して、各地図クエリデータをそれぞれレンダリングして、地図表示結果を取得する。

ここで、第１の地図クライアント又は第２の地図クライアントは、地図クエリデータの経度と緯度のセットで代表される物体を表示データに従ってレンダリングし、地図表示設定情報に基づいて表示し、地図クエリデータに対応する地図表示結果を決定することができる。

ステップ３３０において、各地図表示結果をスクリーンショットして、各地図クエリデータにそれぞれ対応する地図画像を取得し、各地図画像をサーバに送信する。

ここで、地図表示結果は、地図データの展示画面であってもよい。第１の地図クライアント又は第２の地図クライアントは、スクリーンショット機能を起動することができ、１つの地図クエリデータに対応する展示画面が表示されるたびに、一回又は複数回のスクリーンショットを起動することができる。第１の地図クライアントと第２の地図クライアントとによる同じ地図クエリデータのスクリーンショットの起動回数は、同じ（例えば、いずれも一回）であり、これにより、地図画像の対応性を確保することができ、サーバが照合画像ペアを生成することを容易にする。

第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントが地図画像をサーバに送信する際に、地図画像を１枚取得するたびにサーバに送信することができる。しかしながら、伝送遅延やパケット損失率を考慮すると、リアルタイム送信の遅延が低いが、パケット損失の問題は深刻であるおそれがある。したがって、本出願の実施例では、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントが地図画像サーバに送信する際に、パケット化してアップロードする方式を採用することができ、一例として、地図画像を５０枚取得するたびに、サーバにパケット化してアップロードし、これにより、より良い遅延及びより低いパケット損失を保証することができる。

上記実施例の基礎の上に、選択可能に、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントは、全ての地図クエリデータの処理を完了した後、処理完了応答をサーバに送信することができる。サーバは、処理完了応答に基づいて、地図画像を処理して、対象画像ペアを生成し、画像類似度によりターゲット照合画像ペアを選別して品質検査プラットフォームに送信して品質検査を行うことができる。

本出願の実施例の技術案によれば、サーバから送信された品質検査対象の領域に対応する少なくとも１つの地図クエリデータを受信し、適合された地図データを使用して、各地図クエリデータをそれぞれレンダリングして、地図表示結果を取得し、各地図表示結果をスクリーンショットして、各地図クエリデータにそれぞれ対応する地図画像を取得し、各地図画像をサーバに送信することにより、地図データの品質検査の問題を解決し、品質検査対象の領域の地図クエリデータに基づいて地図画像を決定することができ、手動で同じ領域の地図データを決定する必要がなくなり、品質検査に便利で、品質検査対象の領域に対して全面的な品質検査を行うことができることを実現する。

図４は、本出願の実施例に係る別の地図データの品質検査を支援する方法の概略フローチャートである。図４に示すように、サーバ（例えば、品質検査サーバ）は、画像サービス機器で提供される日を単位とする地図データを受信することができる。品質検査員または品質検査ディスパッチャは、マンマシンインタラクションインターフェースを介して、品質検査都市のリストから品質検査対象の領域を選択することができる。サーバは、品質検査対象の領域を受信するとともに、マッチングする品質検査対象の地図データを決定することができ、ここで、品質検査対象の地図データは、オンライン対象の地図データ及びオンライン済みの地図データを含むことができる。オンライン対象の地図データは、品質検査対象の領域に基づいて、画像サービス機器で提供される日を単位とする地図データから取得されたデータであってもよい。オンライン済みの地図データは、サーバによって予め記憶されたデータであってもよいし、地図表示装置（地図アプリケーションなど）から取得された品質検査対象の領域に対応する現在展示中の地図データであってもよい。

品質検査ツール（第１の地図クライアント及び第２の地図クライアント）は、３０秒毎にサーバに要求を送信し、品質検査を行うか否かを照会し、オンライン対象の地図データ及びオンライン対象の地図データに対応する品質検査対象の領域のオンライン済みの地図データを取得するハートビートパケットの形式を採用することができる。品質検査ツールは、サーバで提供される地図表示設定情報に基づいて、オンライン対象の地図データ及びオンライン済みの地図データをレンダリングして地図表示結果を取得し、スクリーンショットすることによって地図画像を生成することができる。品質検査ツールは、地図画像を５０枚ごとにパケット化するなど、地図画像をパケット化して圧縮し（例えば、ｚｉｐ圧縮形式を使用する）、サーバに送信することができる。品質検査ツールは、品質検査対象の領域の全ての地図クエリデータが完了した後、完了メッセージをサーバに送信することができる。

サーバは、地図画像を記憶及び処理することができ、例えば、照合画像ペアを生成し、画像類似度に基づいてターゲット照合画像ペアを選別する。サーバは、ターゲット照合画像ペアを品質検査プラットフォームに送信することができ、手動でターゲット照合画像ペアに対して品質検査をさらに行って、品質検査の品質を保証することができる。品質検査に問題がない場合、オンライン対象の地図データをオンラインにして使用することができる。従来の技術における抽出検査を全面的な品質検査にアップグレードすることで、手動の品質検査の仕事量を軽減し、手動の品質検査の仕事量が多く、コストが高く、品質検査漏れが発生しやすいなどという問題を回避し、品質検査の効率を向上させることができる。従来の技術において、１つの都市に対して品質検査を行うと、少なくとも１時間を必要とするが、本出願の実施例の技術案を採用すると、１つの都市に対して品質検査を行うのに必要な時間は、最高３０分間である。

図５は、本出願の実施例に係る地図データの品質検査を支援する装置の概略構成図である。当該地図データの品質検査を支援する装置４００は、サーバなどの電子機器に配置されてもよい。具体的には、図５に示すように、当該装置は、地図クエリデータ取得モジュール４１０と、地図画像取得モジュール４２０と、照合画像ペア生成モジュール４３０とを含む。

地図クエリデータ取得モジュール４１０は、品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得する。

地図画像取得モジュール４２０は、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントを制御して、各地図クエリデータにマッチングする地図画像をそれぞれ取得し、第１の地図クライアントには、オンライン対象の地図データが適合され、第２の地図クライアントには、オンライン済みの地図データが適合される。

照合画像ペア生成モジュール４３０は、地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成する。

ここで、各組の照合画像ペアは、同じ地図クエリデータに対して第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントによって決定された地図画像を含む。

選択可能に、当該装置は、
品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得する前に、マンマシンインタラクションインターフェースを介して、品質検査対象の領域及び品質検査対象の領域にマッチングする地図表示設定情報を受信するための情報受信モジュールをさらに含む。

選択可能に、地図クエリデータ取得モジュールは、
品質検査対象の領域に対応する領域境界情報を取得するための領域境界情報取得ユニットと、
領域境界情報及び地図表示設定情報に基づいて、品質検査対象の領域に対応するグローバルクエリデータを生成するためのグローバルクエリデータ取得ユニットと、
品質検査対象の領域のグローバルクエリデータを分割して、品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得するための地図クエリデータ取得ユニットと、を含む。

選択可能に、地図クエリデータ取得ユニットは、
地図表示設定情報に基づいて、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントの単一スクリーン表示領域を取得するための単一スクリーン表示領域取得サブユニットと、
単一スクリーン表示領域及び品質検査対象の領域の大きさに基づいて、グローバルクエリデータを分割するためのグローバルクエリデータ分割ユニットと、を含む。

選択可能に、地図画像取得モジュールは、
品質検査照会要求に応答して、品質検査対象の領域に対応する各地図クエリデータを取得して第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントに送信するための地図クエリデータ送信ユニットと、
各地図クエリデータに対して第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントによってフィードバックされた地図画像をそれぞれ取得するための地図画像取得ユニットと、を含む。

選択可能に、当該装置は、
地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成した後に、各組の照合画像ペアにおける各地図画像の画像類似度を決定し、画像類似度が予め設定された閾値よりも低いターゲット照合画像ペアを選別するためのターゲット照合画像ペア選別モジュールと、
ターゲット照合画像ペアを品質検査プラットフォームに送信して品質検査を行うためのターゲット照合画像ペア送信モジュールと、をさらに含む。

本出願の実施例により提供される地図データの品質検査を支援する装置は、本出願の任意の実施例により提供される地図データの品質検査を支援する方法を実行することができ、方法を実行するのに対応する機能モジュール及び有益な効果を有する。

図６は、本出願の実施例に係る別の地図データの品質検査を支援する装置の概略構成図である。当該別の地図データの品質検査を支援する装置５００は、スマートフォンまたはコンピュータなどの電子機器に配置されてもよい。具体的には、図６に示すように、当該装置は、地図クエリデータ受信モジュール５１０と、地図表示結果取得モジュール５２０と、地図画像取得モジュール５３０と、を含む。

地図クエリデータ受信モジュール５１０は、サーバから送信された品質検査対象の領域に対応する少なくとも１つの地図クエリデータを受信する。

地図表示結果取得モジュール５２０は、適合された地図データを使用して、各地図クエリデータをそれぞれレンダリングして、地図表示結果を取得する。

地図画像取得モジュール５３０は、各地図表示結果をスクリーンショットして、各地図クエリデータにそれぞれ対応する地図画像を取得し、各地図画像をサーバに送信する。

ここで、第１の地図クライアントには、オンライン対象の地図データが適合され、第２の地図クライアントには、オンライン済みの地図データが適合される。

本出願の実施例により提供される地図データの品質検査を支援する装置は、本出願の任意の実施例により提供される地図データの品質検査を支援する方法を実行することができ、方法を実行するのに対応する機能モジュール及び有益な効果を有する。

本出願の実施例によれば、本出願は、電子機器及び読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
本出願の実施例によれば、本出願は、コンピュータプログラムを提供し、コンピュータプログラムは、コンピュータに本出願によって提供される地図データの品質検査を支援する方法を実行させる。

図７に示すように、それは本出願の実施例に係る地図データの品質検査を支援する方法の電子機器のブロック図である。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、大型コンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形式のデジタルコンピュータを表すことを目的とする。電子機器は、パーソナルデジタル処理、携帯電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス、他の同様のコンピューティングデバイスなどの様々な形式のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書で示されるコンポーネント、それらの接続と関係、及びそれらの機能は単なる例であり、本明細書の説明及び／又は要求される本出願の実現を制限することを意図したものではない。

図７に示すように、当該電子機器は、１つ又は複数のプロセッサ６１０と、メモリ６２０と、高速インターフェースと低速インターフェースを含む各コンポーネントを接続するためのインターフェースと、を含む。各コンポーネントは、異なるバスで相互に接続され、共通のマザーボードに取り付けられるか、又は必要に応じて他の方式で取り付けることができる。プロセッサ６１０は、外部入力／出力装置（インターフェースに結合されたディスプレイデバイスなど）にＧＵＩの図形情報をディスプレイするためにメモリに記憶されている命令を含む、電子機器内に実行される命令を処理することができる。他の実施形態では、必要であれば、複数のプロセッサ及び／又は複数のバスを、複数のメモリと複数のメモリとともに使用することができる。同様に、複数の電子機器を接続することができ、各機器は、部分的な必要な操作（例えば、サーバアレイ、ブレードサーバ、又はマルチプロセッサシステムとする）を提供することができる。図７では、１つのプロセッサ６１０を例とする。

メモリ６２０は、本出願により提供される非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。ここで、前記メモリには、少なくとも１つのプロセッサが本出願により提供される地図データの品質検査を支援する方法を実行するように、少なくとも１つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されている。本出願の非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体には、コンピュータに本出願により提供される地図データの品質検査を支援する方法を実行させるためのコンピュータ命令が記憶されている。

メモリ６２０は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、本出願の実施例における地図データの品質検査を支援する方法に対応するプログラム命令／モジュール（例えば、図５に示す地図クエリデータ取得モジュール４１０、地図画像取得モジュール４２０、及び照合画像ペア生成モジュール４３０、または、図６に示す地図クエリデータ受信モジュール５１０、地図表示結果取得モジュール５２０、及び地図画像取得モジュール５３０）のような、非一時的なソフトウェアプログラム、非一時的なコンピュータ実行可能なプログラム及びモジュールを記憶するように構成される。プロセッサ６１０は、メモリ６２０に記憶されている非一時的なソフトウェアプログラム、命令及びモジュールを実行することによって、サーバの様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、すなわち上記方法の実施例における地図データの品質検査を支援する方法を実現する。

メモリ６２０は、ストレージプログラム領域とストレージデータ領域とを含むことができ、ここで、ストレージプログラム領域は、オペレーティングシステム、少なくとも１つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、ストレージデータ領域は、電子機器の使用によって作成されたデータなどを記憶することができる。また、メモリ６２０は、高速ランダム存取メモリを含むことができ、非一時的なメモリをさらに含むことができ、例えば、少なくとも１つのディスクストレージデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非一時的なソリッドステートストレージデバイスである。いくつかの実施例では、メモリ６２０は、プロセッサ６１０に対して遠隔に設置されたメモリを含むことができ、これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して地図データの品質検査を支援する方法の電子機器に接続することができる。上記のネットワークの例としては、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、及びその組み合わせを含むが、これらに限定されない。

地図データの品質検査を支援する方法の電子機器は、入力装置６３０と出力装置６４０とをさらに含むことができる。プロセッサ６１０、メモリ６２０、入力装置６３０、及び出力装置６４０は、バス又は他の方式を介して接続することができ、図７では、バスを介して接続することを例とする。

入力装置６３０は、入力された数字又はキャラクタ情報を受信し、地図データの品質検査を支援するための電子機器のユーザ設定及び機能制御に関するキー信号入力を生成することができ、例えば、タッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックパッド、タッチパッド、インジケータースティック、１つ又は複数のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置である。出力装置６４０は、ディスプレイデバイス、支援照明デバイス（例えば、ＬＥＤ）、及び触覚フィードバックデバイス（例えば、振動モータ）などを含むことができる。当該ディスプレイデバイスは、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、発光ダイオード（ＬＥＤ）ディスプレイ、及びプラズマディスプレイを含むことができるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、ディスプレイデバイスは、タッチスクリーンであってもよい。

本明細書で説明されるシステム及び技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、特定用途向けＡＳＩＣ（特定用途向け集積回路）、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び／又はそれらの組み合わせで実現することができる。これらの様々な実施形態は、１つ又は複数のコンピュータプログラムで実施されることを含むことができ、当該１つ又は複数のコンピュータプログラムは、少なくとも１つのプログラマブルプロセッサを含むプログラム可能なシステムで実行及び／又は解釈されることができ、当該プログラマブルプロセッサは、特定用途向け又は汎用プログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも１つの入力装置、及び少なくとも１つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を当該ストレージシステム、当該少なくとも１つの入力装置、及び当該少なくとも１つの出力装置に伝送することができる。

これらのコンピューティングプログラム（プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、又はコードとも呼ばれる）は、プログラマブルプロセッサの機械命令、高レベルのプロセス及び／又はオブジェクト指向プログラミング言語、及び／又はアセンブリ／機械言語でこれらのコンピューティングプログラムを実施することを含む。本明細書に使用されるように、用語「機械読み取り可能な媒体」及び「コンピュータ読み取り可能な媒体」は、機械命令及び／又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するために使用される任意のコンピュータプログラム製品、機器、及び／又は装置（例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス（ＰＬＤ））を指し、機械読み取り可能な信号である機械命令を受信する機械読み取り可能な媒体を含む。用語「機械読み取り可能な信号」は、機械命令及び／又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意の信号を指す。

ユーザとのインタラクションを提供するために、コンピュータ上でここで説明されているシステム及び技術を実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するためのディスプレイ装置（例えば、ＣＲＴ（陰極線管）又はＬＣＤ（液晶ディスプレイ）モニタ）と、キーボード及びポインティングデバイス（例えば、マウス又はトラックボール）とを有し、ユーザは、当該キーボード及び当該ポインティングデバイスによって入力をコンピュータに提供することができる。他の種類の装置は、ユーザとのインタラクションを提供するように構成されてもよい。例えば、ユーザに提供されるフィードバックは、任意の形式のセンシングフィードバック（例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック）であってもよく、任意の形式（音響入力と、音声入力と、触覚入力とを含む）でユーザからの入力を受信することができる。

ここで説明されるシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム（例えば、データサーバとする）、又はミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム（例えば、アプリケーションサーバ）、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム（例えば、グラフィカルユーザインタフェース又はウェブブラウザを有するユーザコンピュータ、ユーザは、当該グラフィカルユーザインタフェース又は当該ウェブブラウザによってここで説明されるシステム及び技術の実施形態とインタラクションする）、又はこのようなバックエンドコンポーネントと、ミドルウェアコンポーネントと、フロントエンドコンポーネントの任意の組み合わせを含むコンピューティングシステムで実施することができる。任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信（例えば、通信ネットワーク）によってシステムのコンポーネントを相互に接続されてもよい。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）と、ワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ）と、インターネットとを含む。

コンピュータシステムは、クライアント側とサーバとを含むことができる。クライアント側とサーバは、一般に、互いに離れており、通常に通信ネットワークを介してインタラクションする。対応するコンピュータ上で実行され、互いにクライアント－サーバ関係を有するコンピュータプログラムによってクライアント側とサーバとの関係が生成される。サーバは、クラウドサーバ（クラウドコンピューティングサーバ又はクラウドサーバとも呼ばれる）であってもよく、クラウドコンピューティングサービス体系における１つのサーバ製品として、伝統的な物理サーバとＶＰＳサービスに存在する管理難度が大きく、業務拡張性が弱いという欠陥を解決した。

本出願の実施例の技術案によれば、品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得し、第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントを制御して、各地図クエリデータにマッチングする地図画像をそれぞれ取得し、地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成し、ここで、各組の照合画像ペアは、同じ地図クエリデータに対して第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントによって決定された地図画像を含み、これにより、地図データの支援的な品質検査の問題を解決し、地図データの品質検査の包括性と効率を向上させるとともに、人手、時間及びコストを節約することができる。

上記に示される様々な形式のフローを使用して、ステップを並べ替え、追加、又は削除することができることを理解されたい。例えば、本出願に記載されている各ステップは、並列に実行されてもよいし、順次的に実行されてもよいし、異なる順序で実行されてもよいが、本出願で開示されている技術案が所望の結果を実現することができれば、本明細書では限定されない。

上記具体的な実施形態は、本出願の保護範囲を制限するものではない。当業者は、設計要件及び他の要因に応じて、様々な修正、組み合わせ、サブコンビネーション、及び代替を行うことができる。本出願の精神と原則内で行われる任意の修正、同等の置換、及び改良などは、いずれも本出願の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (13)

1. 地図データの品質検査を支援する方法であって、サーバによって実行され、前記方法は、
   品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得するステップであって、前記地図クエリデータに、品質検査対象の領域の物体情報が含まれるステップと、
   第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントを制御して、各前記地図クエリデータにマッチングする地図画像をそれぞれ取得するステップであって、前記第１の地図クライアントには、リリース対象の地図データが適合され、前記第２の地図クライアントには、リリース済みの地図データが適合されるステップと、
   前記地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成するステップであって、
   各組の前記照合画像ペアは、同じ地図クエリデータに対して前記第１の地図クライアント及び前記第２の地図クライアントによって決定された地図画像を含むステップと、を含み、
   前記品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得するステップは、
   前記品質検査対象の領域に対応する領域境界情報を取得するステップと、
   前記領域境界情報及び前記品質検査対象の領域にマッチングする地図表示設定情報に基づいて、前記品質検査対象の領域に対応するグローバルクエリデータを生成するステップであって、前記グローバルクエリデータは、前記品質検査対象の領域にマッチングする各地図ポイントの地理的位置座標のセットと、前記地図表示設定情報との組み合わせである、ステップと、
   前記品質検査対象の領域の前記グローバルクエリデータを分割して、前記品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得するステップと、を含む、
   ことを特徴とする地図データの品質検査を支援する方法。
2. 前記品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得するステップの前に、
   マンマシンインタラクションインターフェースを介して、前記品質検査対象の領域及び前記地図表示設定情報を受信するステップをさらに含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記品質検査対象の領域の前記グローバルクエリデータを分割するステップは、
   前記地図表示設定情報に基づいて、前記第１の地図クライアント及び前記第２の地図クライアントの単一スクリーン表示領域を取得するステップと、
   前記単一スクリーン表示領域及び前記品質検査対象の領域の大きさに基づいて、前記グローバルクエリデータを分割するステップと、を含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
4. 前記第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントを制御して、各前記地図クエリデータにマッチングする地図画像をそれぞれ取得するステップは、
   品質検査照会要求に応答して、前記品質検査対象の領域に対応する各前記地図クエリデータを取得して前記第１の地図クライアント及び前記第２の地図クライアントに送信するステップと、
   各前記地図クエリデータに対して前記第１の地図クライアント及び前記第２の地図クライアントによってフィードバックされた地図画像をそれぞれ取得するステップと、を含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
5. 前記地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成するステップの後に、
   各組の前記照合画像ペアにおける各前記地図画像の画像類似度を決定し、前記画像類似度が予め設定された閾値よりも低いターゲット照合画像ペアを選別するステップと、
   前記ターゲット照合画像ペアを品質検査プラットフォームに送信して品質検査を行うステップと、をさらに含む、
   ことを特徴とする請求項１に記載の方法。
6. 地図データの品質検査を支援する装置であって、サーバに配置され、前記装置は、
   品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得するための地図クエリデータ取得モジュールであって、前記地図クエリデータに、品質検査対象の領域の物体情報が含まれる地図クエリデータ取得モジュールと、
   第１の地図クライアント及び第２の地図クライアントを制御して、各前記地図クエリデータにマッチングする地図画像をそれぞれ取得するための地図画像取得モジュールであって、前記第１の地図クライアントには、リリース対象の地図データが適合され、前記第２の地図クライアントには、リリース済みの地図データが適合される地図画像取得モジュールと、
   前記地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成するための照合画像ペア生成モジュールであって、
   各組の前記照合画像ペアは、同じ地図クエリデータに対して前記第１の地図クライアント及び前記第２の地図クライアントによって決定された地図画像を含む照合画像ペア生成モジュールと、を含み、
   前記地図クエリデータ取得モジュールが、
   前記品質検査対象の領域に対応する領域境界情報を取得するための領域境界情報取得ユニットと、
   前記領域境界情報及び前記品質検査対象の領域にマッチングする地図表示設定情報に基づいて、前記品質検査対象の領域に対応するグローバルクエリデータを生成するためのグローバルクエリデータ取得ユニットであって、前記グローバルクエリデータは、前記品質検査対象の領域にマッチングする各地図ポイントの地理的位置座標のセットと、前記地図表示設定情報との組み合わせである、グローバルクエリデータ取得ユニットと、
   前記品質検査対象の領域のグローバルクエリデータを分割して、前記品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得するための地図クエリデータ取得ユニットと、を含む、
   ことを特徴とする地図データの品質検査を支援する装置。
7. 品質検査対象の領域にマッチングする少なくとも１つの地図クエリデータを取得する前に、マンマシンインタラクションインターフェースを介して、前記品質検査対象の領域及び前記地図表示設定情報を受信するための情報受信モジュールをさらに含む、
   ことを特徴とする請求項６に記載の装置。
8. 前記地図クエリデータ取得ユニットが、
   前記地図表示設定情報に基づいて、前記第１の地図クライアント及び前記第２の地図クライアントの単一スクリーン表示領域を取得するための単一スクリーン表示領域取得サブユニットと、
   前記単一スクリーン表示領域及び前記品質検査対象の領域の大きさに基づいて、前記グローバルクエリデータを分割するためのグローバルクエリデータ分割ユニットと、を含む、
   ことを特徴とする請求項７に記載の装置。
9. 前記地図画像取得モジュールが、
   品質検査照会要求に応答して、前記品質検査対象の領域に対応する各前記地図クエリデータを取得して前記第１の地図クライアント及び前記第２の地図クライアントに送信するための地図クエリデータ送信ユニットと、
   各前記地図クエリデータに対して前記第１の地図クライアント及び前記第２の地図クライアントによってフィードバックされた地図画像をそれぞれ取得するための地図画像取得ユニットと、を含む、
   ことを特徴とする請求項６に記載の装置。
10. 前記地図画像に基づいて、品質検査用の少なくとも１組の照合画像ペアを生成した後に、各組の前記照合画像ペアにおける各前記地図画像の画像類似度を決定し、前記画像類似度が予め設定された閾値よりも低いターゲット照合画像ペアを選別するためのターゲット照合画像ペア選別モジュールと、
    前記ターゲット照合画像ペアを品質検査プラットフォームに送信して品質検査を行うためのターゲット照合画像ペア送信モジュールと、をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項６に記載の装置。
11. 少なくとも１つのプロセッサと、
    前記少なくとも１つのプロセッサに通信可能に接続されるメモリと、を含み、
    前記メモリには、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令は、前記少なくとも１つのプロセッサが請求項１～５のいずれかに記載の方法を実行できるように、前記少なくとも１つのプロセッサによって実行される、
    ことを特徴とする電子機器。
12. コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータ命令は、前記コンピュータに請求項１～５のいずれかに記載の方法を実行させる、
    ことを特徴とする非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
13. コンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータプログラムは、コンピュータに請求項１～５のいずれかに記載の方法を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。

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