JP7335262B2 - サービスデータ適応プロトコルsdapエンティティの設定方法及び機器 - Google Patents

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Description

本願は、2018年4月2日に中国特許庁に提出された中国特許出願201810284821.0の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
本開示は、通信技術分野に係り、特にサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法及び機器に係る。
通信技術の発展に伴い、5G(fifth-generation)が登場している。更に、5Gシステムでは、QoS(Quality of Service)のネットワーク側指示メカニズムが導入されているため、上りデータ及び下りデータの送信時に端末機器のIP(Internet Protocol)データフローのQosの指示情報(例えばQoSflow ID)を付加する必要があり、既存のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層の上に、新規プロトコル層であるSDAP(Service Data Adaptation Protocol)層が導入されている。
また、1つのSDAPエンティティは、1つの上位層のPDU(Packet Data Unit) Sessionに対応し、1つのSDAPエンティティは、複数のデータフローを複数の異なるDRB(Data Radio Bearer)に送信することができ、ここで1つのDRBは、1つのPDCPエンティティに対応する。
従来技術では、端末機器のSDAPエンティティを設定する場合、ネットワーク側機器から端末機器に設定コマンドを送信する方式で行われるのが一般的であったが、設定シグナリングには一定のオーバーヘッドが必要であり、SDAPエンティティの設定を行う際に、オーバーヘッドが大きくなる。
本開示の実施例の目的は、SDAPエンティティ設定のオーバーヘッドを減少するために、サービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法を提供することである。
第1態様として、本開示の実施例は、端末機器に応用されるサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法を提供し、該方法において、設定予定のデータ無線ベアラDRBの識別子と、前記設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を受信することと、前記設定情報に基づいて、前記設定予定のDRBと、前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定することとを含む。
第2態様として、本開示の実施例は、ネットワーク側機器に応用されるサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法を更に提供し、該方法において、設定予定のデータ無線ベアラDRBの識別子と、前記設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を送信することを含み、ここで、前記設定情報は、前記設定予定のDRB及び前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを端末機器が前記設定情報に基づいて設定するために用いられる。
第3態様として、本開示の実施例は、設定予定のデータ無線ベアラDRBの識別子と、前記設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を受信する受信モジュールと、前記設定情報に基づいて、前記設定予定のDRBと、前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定する設定モジュールとを含む端末機器を更に提供する。
第4態様として、本開示の実施例は、設定予定のデータ無線ベアラDRBの識別子と、前記設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を送信する送信モジュールを含むネットワーク側機器を更に提供し、ここで、前記設定情報は、前記設定予定のDRB及び前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを端末機器が前記設定情報に基づいて設定するために用いられる。
第5態様として、本開示の実施例は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに格納されて前記プロセッサで動作可能なコンピュータプログラムを含む端末機器を更に提供し、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記第1態様に記載のサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法のステップが実現される。
第6態様として、本開示の実施例は、メモリと、プロセッサと、前記メモリに格納されて前記プロセッサで動作可能なコンピュータプログラムを含むネットワーク側機器を更に提供し、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記第2態様のサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法のステップが実現される。
第7態様として、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記第1態様に記載のサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法のステップが実現される。
第8態様として、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記第2態様に記載のサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法のステップが実現される。
本開示の実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法及び端末によって、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティの設定がDRBの設定によって達成される。即ち、本開示の実施例において、SDAPエンティティを暗黙的に設定することが実現され、これにより、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングの再送信が回避され、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
ここで説明する図面は、本開示を更に理解するために提供され、本開示の一部を構成する。本開示の例示的な実施例及びその説明は、本開示を解釈するために用いられるものであり、本開示に対する不当な限定を構成しない。
本開示の1つの実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法の第1方法のフローチャートである。 本開示の1つの実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法におけるDRBとSDAPエンティティの対応関係の概略図である。 本開示の1つの実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法におけるSDAPエンティティ、PDUセッション及びPDCPエンティティの対応関係の概略図である。 本開示の1つの実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法の第2方法のフローチャートである。 本開示の1つの実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法の第3方法のフローチャートである。 本開示の1つの実施例に係る端末機器のモジュール構成の概略図である。 本開示の1つの実施例に係るネットワーク側機器のモジュール構成の概略図である。 本開示の1つの実施例に係る端末機器の構造の概略図である。 本開示の1つの実施例に係るネットワーク側機器の構造の概略図である。
以下、本願の実施例の図面とともに、本願の実施例の技術手段を明確に記載する。明らかに、記載する実施例は、本願の実施例の一部であり、全てではない。本願の実施例に基づき、当業者が為しえる全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものである。明細書及び特許請求の範囲に使用される「及び/又は」は、連結対象の少なくとも1つを示す。
本願の技術手段は、GSM(登録商標)システム(Global System of Mobile communication)、CDMA(登録商標)(Code Division Multiple Access)システム、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)システム、GPRS(General Packet Radio Service)、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(Long Term Evolution advanced)、NR(New Radio)など、様々な通信システムに応用可能である。
UEは、ユーザ側、移動端末(Mobile Terminal)、移動ユーザ機器などと称されてもよく、RAN(Radio Access Network)などの無線アクセスネットワークを介して1つ又は複数のコアネットワークと通信可能である。端末機器は、移動電話(又は「セルラー」電話と称される)などの移動端末や、携帯式、ポータブル式、ハンドヘルド式、コンピュータ内蔵式又は車載の移動装置など、移動端末を有するコンピュータであり、無線アクセスネットワークとは音声及び/又はデータのやり取りを行う。
ネットワーク側機器は、端末機器との通信に用いられるものであり、GSM(登録商標)又はCDMA(登録商標)におけるBTS(Base Transceiver Station)であってもよく、WCDMA(登録商標)における基地局(NodeB)であってもよく、更に、LTEにおけるeNB又はe-NodeB(evolutional Node B)及び5G基地局(gNB)であってもよいが、本開示では限定せず、記載をしやすくするために、以下の実施例において、gNBを例として説明する。
以下、図面とともに、本開示の各実施例の技術手段を詳細に説明する。
本開示の実施例に係る英字の略語は、以下の通りである。
サービスデータ適応プロトコルSDAP(Service Data Adaptation Protocol)
データ無線ベアラDRB(Data Radio Bearer)
パケットデータ収束プロトコルPDCP(Packet Data Convergence Protocol)
プロトコルデータユニットPDU(Protocol Data Unit)
非アクセス層NAS(Non-access stratum)。
本開示の1つの実施例は、SDAPエンティティの設定方法を提供する。該方法は、端末機器に応用され、端末機器によって実行される。図1は、本開示の1つの実施例に係るSDAPエンティティの設定方法のフローチャートである。図1に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ102において、設定予定のDRBの識別子と、前記設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を受信する。
具体的には、ステップ102で受信した設定情報は、ネットワーク側機器から送信される。ここで、上記DRBの識別子は、DRBのユニークなID(identification)であってもよく、上記SDAPエンティティ識別子は、SDAPエンティティのIDであってもよい。
上記設定情報において、含まれる設定予定のDRBの数は、1つ又は複数であり、含まれるSDAPエンティティの数も、1つ又は複数である。しかしながら、1つの設定予定のDRBは、1つのSDAPエンティティに対応し、即ち、1つのDRBは、1つのSDAPエンティティにのみ設定される。ただし、1つのSDAPエンティティは、複数のDRBに対応することができる。
例えば、上記設定情報において、設定予定のDRBがDRB1、DRB2及びDRB3であり、DRB1及びDRB2がSDAP1に対応し、DRB3がSDAP2に対応し、即ち、DRB1及びDRB2がともにSDAP1に設定され、DRB3がSDAP2に設定された場合、DRB1及びDRB2は、SDAP2に設定されなくなり、同様に、DRB3もSDAP1に設定されなくなる。この場合、DRB1、DRB2、DRB3とSDAP1、SDAP2との対応関係は、図2に示すようになる。
本開示の実施例において、1つのDRBは、1つのSDAPエンティティにしか対応できない。それによって、DRBがどのSDAPエンティティにデータを送信するかを明確に知ることができ、DRBが複数のSDAPエンティティに対応する場合に、DRBがどのSDAPエンティティにデータを送信するかを不明瞭であり、データ送信が混乱するという状況が生じることを回避する。
ステップ104において、上記設定情報に基づいて、設定予定のDRBと、上記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定する。
具体的には、本開示の実施例において、上記の設定予定のDRBの設定は、設定予定のDRBの削除又は確立、設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティの修正などを含む。上記のSDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティの設定は、ターゲットSDAPエンティティの削除、ターゲットSDAPエンティティの確立などを含む。
本開示の実施例において、受信した設定情報は、設定予定のDRBの識別子と、該設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含み、該設定情報に基づいて設定予定のDRBを設定し、DRBの設定によって、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティの設定を実現することができる。即ち、本開示の実施例において、暗黙的な方式でSDAPエンティティの設定を実現している。これにより、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングの再送信が回避され、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
本開示の1つの具体的な実施例において、上記設定情報は、設定予定のDRBの確立を指示し、それに対応し、上記ステップ104において、上記設定情報に基づいて、設定予定のDRBと、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定することは、具体的には、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、設定予定のDRBを確立し、ターゲットSDAPエンティティを確立することを含む。
具体的には、本開示の実施例において、端末機器は、上記設定情報を受信すると、現在、上記ターゲットSDAPエンティティが既に確立されているか否かを調べ、まだターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、上記設定予定のDRB及びターゲットSDAPエンティティを確立し、且つ、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立する必要がある。
端末機器は、ターゲットSDAPエンティティを既に確立している場合、上記設定予定のDRBを確立し、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立すればよい。
本開示の実施例において、設定情報によって設定予定のDRBの確立を指示することによって、ターゲットSDAPエンティティが既に確立されているか否かの端末機器自身による検査をトリガーし、そうでない場合、端末機器が該ターゲットSDAPエンティティを確立することをトリガーするため、ネットワーク側機器からターゲットSDAPエンティティを確立する設定シグナリングの再送信を必要とされず、ターゲットSDAPエンティティを確立する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
SDAPエンティティは、DRBに対応することに加えて、上位層のPDUセッションにも対応し、1つのSDAPエンティティは、1つのPDUセッションに対応する。SDAPエンティティ、PDUセッション及びDRBの1つの対応関係は、図3に示される。
図3に示されるのは、SDAPエンティティ、PDUセッション、及びDRBに対応するPDCPエンティティの対応関係であり、1つのDRBが1つのPDCPエンティティに対応する。図3に示すケースでは、1つのSDAPエンティティが2つのPDCPに対応するケースを挙げたが、実際には、1つのSDAPエンティティが対応するPDCPエンティティの個数は、これに限定されない。
従って、本開示の実施例において、上記設定情報は、SDAPエンティティ識別子に対応するPDUセッションユニットを更に含む。それに対応し、上記の設定予定のDRBを確立し、ターゲットSDAPエンティティを確立した後に、本開示の実施例に係る方法は、ターゲットSDAPエンティティとPDUセッション識別子に対応するターゲットPDUセッションとの対応関係を確立することを更に含む。
また、本開示の実施例において、設定予定のDRB、ターゲットSDAPエンティティ、及び設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係が確立された後、設定予定のDRBに対応するターゲットPDCPエンティティは、データを受信した後に、該データをターゲットSDAPエンティティに送信する。これにより、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの間のデータ転送が達成される。
本開示の1つの具体的な実施例において、上記設定情報は、設定予定のDRBに対応する第1SDAPエンティティをターゲットSDAPエンティティに修正することを指示し、それに対応し、上記ステップ104において、上記設定情報に基づいて、設定予定のDRBと、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定することは、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、ターゲットSDAPエンティティを確立し、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立することを含む。
ここで、上記の設定予定のDRBに対応する第1SDAPエンティティをターゲットSDAPエンティティに修正することは、端末機器に既に存在するDRBの対応関係を修正すること、即ち、端末機器では元々設定予定のDRBが第1SDAPエンティティに対応し、設定予定のDRBの対応関係をターゲットSDAPエンティティに対応するように修正する必要があり、即ち、設定予定のDRBと第1SDAPエンティティとの対応関係を解除し、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立することを意味する。
この場合、端末機器は、設定情報を受信すると、ターゲットSDAPエンティティが既に確立されているか否かを調べ、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、ターゲットSDAPエンティティを確立し、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立すると同時に、設定予定のDRBと第1SDAPエンティティとの対応関係を解除する必要がある。
端末機器は、上記ターゲットSDAPエンティティを確立した場合、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立し、設定予定のDRBと第1SDAPエンティティとの対応関係を解除すればよい。
本開示の実施例において、端末機器に既に存在する設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティを修正することを設定情報によって指示することで、ターゲットSDAPエンティティが既に確立されているか否かの端末機器自身による検出をトリガーし、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、端末機器がターゲットSDAPエンティティを確立することをトリガーするため、ネットワーク側機器からターゲットSDAPエンティティを確立する設定シグナリングの再送信を必要とされず、ターゲットSDAPエンティティを確立する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
1つの具体的な実施形態において、上記設定予定のDRBが第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、本開示の実施例に係る方法は、第1SDAPエンティティを削除することを更に含む。
例えば、1つの具体的な実施形態において、第1SDAPエンティティは、3つのDRBに対応し、それぞれDRB1、DRB2及びDRB3と記載する。もし上記設定情報における設定予定のDRBがちょうどDRB1、DRB2及びDRB3である場合、DRB1、DRB2及びDRB3と、ターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立し、DRB1、DRB2及びDRB3と、第1SDAPエンティティとの対応関係を削除した後に、第1SDAPエンティティには、対応するDRBが存在しない。この場合、端末機器が該第1SDAPエンティティを削除することをトリガーする。
本開示の実施例において、端末機器に既に存在する設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティを修正することを設定情報によって指示する場合、設定予定のDRBが第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBであれば、端末機器が第1SDAPエンティティを削除することをトリガーするため、ネットワーク側機器から第1SDAPエンティティを削除する設定シグナリングの再送信を必要とされず、第1SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
また、本開示のもう1つの具体的な実施例において、上記設定情報は、設定予定のDRBの削除を指示し、この場合、上記ステップ104において、設定情報に基づいて、設定予定のDRBと、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定することは、ターゲットSDAPエンティティが確立されており、且つ設定予定のDRBがターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、設定予定のDRB及びターゲットSDAPエンティティを削除することを含む。
具体的には、本開示の実施例において、上記設定情報が設定予定のDRBの削除を指示するものであれば、端末機器は、該設定情報を受信すると、ターゲットSDAPエンティティが既に確立されているか否かを検出し、上記設定予定のDRBがターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBであるか否かを判断し、そうであれば、上記設定予定のDRB及びターゲットSDAPエンティティを削除する。設定予定のDRBがターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBではない場合、端末機器は、設定予定のDRBを削除すればよい。
例えば、上記設定情報に含まれる設定予定のDRBがDRB1、DRB2、DRB3であり、DRB1、DRB2、DRB3がSDAPエンティティ1に対応し、DRB1、DRB2、DRB3がSDAPエンティティ1に対応する全てのDRBである場合、上記設定情報がDRB1、DRB2、DRB3の削除を指示すると、DRB1、DRB2、DRB3の削除と同時にSDAPエンティティ1を削除する。
本開示の実施例において、設定予定のDRBの削除を設定情報によって指示することで、端末機器が、DRBに対応するターゲットSDAPエンティティが既に確立されており、設定予定のDRBがターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBであることを検出した場合、ターゲットSDAPエンティティを削除するようにトリガーする。これにより、ターゲットSDAPエンティティに対応するDRBの数がゼロであることを検出した場合に、端末機器が、該ターゲットSDAPエンティティを直接削除するようにトリガーすることができる。ネットワーク側機器からターゲットSDAPエンティティを削除する設定シグナリングを再送信する必要がなく、ターゲットSDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティ設定のオーバーヘッドが低減される。
また、本開示の実施例において、ターゲットSDAPエンティティが削除された後に、ターゲットSDAPエンティティに対応するPDUセッションは、対応するSDAPエンティティが存在しないため、ターゲットSDAPエンティティに対応するPDUセッションも削除する必要がある。そこで、本開示の実施例において、上記設定情報には、SDAPエンティティ識別子に対応するPDUセッション識別子を更に含む。それに対応し、上記の設定予定のDRB及びターゲットSDAPエンティティを削除した後に、本開示の実施例に係る方法は、ターゲットSDAPエンティティとPDUセッション識別子に対応するターゲットPDUセッションとの対応関係を削除することを更に含む。
また、本開示の実施例において、削除されたSDAPエンティティにNASがデータを送信する状況を回避するために、ターゲットSDAPエンティティが削除されたことをNASに通知する必要がある。従って、本開示の実施例に係る方法は、NASエンティティに対し、ターゲットSDAPエンティティが削除されたことをNASエンティティに通知するための削除通知メッセージを送信することを更に含む。
具体的には、上記削除通知メッセージは、ターゲットSDAPエンティティの削除と同時にNASに送信されてもよいし、ターゲットSDAPエンティティの削除が完了した後にNASに送信されてもよい。
本開示の実施例において、ターゲットSDAPエンティティ削除メッセージをNASに通知することによって、NASがターゲットSDAPエンティティにデータを送信し続けることを回避することができる。
ここで、上記削除通知メッセージは、ターゲットSDAPエンティティに対応するSDAPエンティティ識別子と、ターゲットSDAPエンティティに対応するターゲットPDUセッションのPDUセッション識別子と、ターゲットSDAPエンティティに対応するDRB識別子の少なくとも1つを含む。
具体的には、上記削除通知メッセージは、ターゲットエンティティに対応するSDAPエンティティ識別子と、ターゲットSDAPエンティティに対応するターゲットPDUセッションのPDUセッション識別子と、ターゲットSDAPエンティティに対応するDRB識別子のうちの1つ、2つ、又は3つを含む。
本開示の実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法によって、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティの設定がDRBの設定によって達成される。即ち、本開示の実施例において、SDAPエンティティを暗黙的に設定することが実現され、これにより、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングの再送信が回避され、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
上記実施例に対応し、本開示の1つの実施例は、ネットワーク側機器に応用されるサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法を更に提供する。本開示の実施例において、上記実施例と同一部分の詳細な説明は、上記実施例の内容を参照することができ、本実施例では繰り返さない。図4は、本開示の実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法の第2方法のフローチャートである。図4に示す方法は、少なくとも以下のステップを含む。
ステップ202において、設定予定のDRBの識別子と、設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を送信する。ここで、上記設定情報は、端末機器が設定情報に基づいて設定予定のDRBとSDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定することに用いられる。
具体的には、ステップ202において、設定情報を端末機器に送信し、端末機器は、該設定情報に基づいて、設定予定のDRBと上記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定する。
上記DRBの識別子は、DRBのIDであってもよく、上記SDAPエンティティ識別子は、SDAPエンティティのIDであってもよい。
上記設定情報において、含まれる設定予定のDRBの数は、1つ又は複数であり、含まれるSDAPエンティティの数も、1つ又は複数である。しかしながら、1つの設定予定のDRBは、1つのSDAPエンティティに対応し、即ち、1つのDRBは、1つのSDAPエンティティにのみ設定される。ただし、1つのSDAPエンティティは、複数のDRBに対応することができる。
例えば、上記設定情報において、設定予定のDRBがDRB1、DRB2及びDRB3であり、DRB1及びDRB2がSDAP1に対応し、DRB3がSDAP2に対応し、即ち、DRB1及びDRB2がともにSDAP1に設定され、DRB3がSDAP2に設定された場合、DRB1及びDRB2は、SDAP2に設定されなくなり、同様に、DRB3もSDAP1に設定されなくなる。
本開示の実施例において、1つのDRBは、1つのSDAPエンティティにしか対応できない。それによって、DRBがどのSDAPエンティティにデータを送信するかを明確に知ることができ、DRBが複数のSDAPエンティティに対応する場合に、DRBがどのSDAPエンティティにデータを送信するかを不明瞭であり、データ送信が混乱するという状況が生じることを回避する。
ここで、上記端末機器が設定情報に基づいて設定予定のDRBを設定することは、設定予定のDRBの削除、設定予定のDRBの確立、設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティの修正などである。上記のSDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティの設定は、ターゲットSDAPエンティティの削除、ターゲットSDAPエンティティの確立などである。
本開示の実施例において、設定予定のDRBの識別子と、該設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を端末機器に送信することによって、端末機器は、該設定情報に基づいて設定予定のDRBを設定し、DRBの設定によって、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティの設定を実現することができる。即ち、本開示の実施例において、暗黙的な方式でSDAPエンティティの設定を実現している。これにより、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングの端末機器への再送信が回避され、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
ここで、本開示の1つの具体的な実施例において、上記設定情報は、設定予定のDRBの確立を指示し、それに対応し、上記設定情報は、更に、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、端末機器が上記設定情報に基づいて設定予定のDRBを確立し、ターゲットSDAPエンティティを確立することに用いられる。
具体的には、本開示の実施例において、上記設定情報を端末機器に送信すると、端末機器は、現在、上記ターゲットSDAPエンティティが既に確立されているか否かを調べ、まだターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、上記設定情報に基づいて、上記設定予定のDRB及びターゲットSDAPエンティティを確立し、且つ、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立する必要がある。
端末機器は、ターゲットSDAPエンティティを既に確立している場合、上記設定予定のDRBを確立し、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立すればよい。
本開示の実施例において、端末機器に送信した設定情報によって設定予定のDRBの確立を指示することで、ターゲットSDAPエンティティが既に確立されているか否かの端末機器自身による検査をトリガーし、そうでない場合、端末機器が該ターゲットSDAPエンティティを確立することをトリガーするため、ターゲットSDAPエンティティを確立する設定シグナリングの端末機器への再送信を必要とされず、ターゲットSDAPエンティティを確立する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
また、本開示の実施例において、上記設定情報は、SDAPエンティティ識別子に対応するPDUセッションユニットを更に含む。それに対応し、上記設定情報は、更に、端末機器が該設定情報に基づいて、ターゲットSDAPエンティティとPDUセッション識別子に対応するターゲットPDUセッションとの対応関係を確立することに用いられる。
本開示の1つの具体的な実施例において、上記設定情報は、設定予定のDRBに対応する第1SDAPエンティティをターゲットSDAPエンティティに修正することを指示し、それに対応し、上記設定情報は、更に、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、端末機器が上記設定情報に基づいて、ターゲットSDAPエンティティを確立し、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立することに用いられる。
ここで、上記の設定予定のDRBに対応する第1SDAPエンティティをターゲットSDAPエンティティに修正することは、端末機器に既に存在するDRBの対応関係を修正すること、即ち、端末機器では元々設定予定のDRBが第1SDAPエンティティに対応し、設定予定のDRBの対応関係をターゲットSDAPエンティティに対応するように修正する必要があり、即ち、設定予定のDRBと第1SDAPエンティティとの対応関係を解除し、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立することを意味する。
この場合、ネットワーク側機器が上記設定情報を端末機器に送信した後に、端末機器は、ターゲットSDAPエンティティが既に確立されているか否かを調べ、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、該設定情報に基づいて、ターゲットSDAPエンティティを確立し、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立すると同時に、設定予定のDRBと第1SDAPエンティティとの対応関係を解除する。
端末機器は、上記ターゲットSDAPエンティティを確立した場合、上記設定情報に基づいて、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立し、設定予定のDRBと第1SDAPエンティティとの対応関係を解除すればよい。
本開示の実施例において、設定予定のDRBに対応する第1SDAPエンティティをターゲットSDAPエンティティに修正するように、端末機器に送信した設定情報によって指示することで、ターゲットSDAPエンティティが既に確立されているか否かの端末機器自身による検出をトリガーし、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、端末機器がターゲットSDAPエンティティを確立することをトリガーするため、ターゲットSDAPエンティティを確立する設定シグナリングの端末機器への再送信を必要とされず、ターゲットSDAPエンティティを確立する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
1つの具体的な実施形態において、設定予定のDRBが第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、それに対応し、上記設定情報は、更に、端末機器が該設定情報に基づいて第1SDAPエンティティを削除することに用いられる。
例えば、1つの具体的な実施形態において、第1SDAPエンティティは、3つのDRBに対応し、それぞれDRB1、DRB2及びDRB3と記載する。もし上記設定情報における設定予定のDRBがちょうどDRB1、DRB2及びDRB3である場合、DRB1、DRB2及びDRB3と、ターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立し、DRB1、DRB2及びDRB3と、第1SDAPエンティティとの対応関係を削除した後に、第1SDAPエンティティには、対応するDRBが存在しない。この場合、端末機器が該第1SDAPエンティティを削除することをトリガーする。
本開示の実施例において、端末機器に既に存在する設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティの修正を、端末機器に送信した設定情報によって指示する場合、設定予定のDRBが第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBであれば、端末機器が第1SDAPエンティティを削除することをトリガーするため、第1SDAPエンティティを削除する設定シグナリングの端末機器への再送信を必要とされず、第1SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
また、本開示の1つの具体的な実施例において、上記設定情報は、設定予定のDRBの削除を指示し、それに対応し、上記設定情報は、更に、ターゲットSDAPエンティティが確立されており、且つ設定予定のDRBがターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、端末機器が該設定情報に基づいて設定予定のDRB及びターゲットSDAPエンティティを削除することに用いられる。
具体的には、本開示の実施例において、上記設定情報が設定予定のDRBの削除を指示するものであれば、該設定情報を端末機器に送信した後に、端末機器は、該設定情報に基づいて、ターゲットSDAPエンティティが既に確立されているか否かを検出し、上記設定予定のDRBがターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBであるか否かを判断し、そうであれば、上記設定予定のDRB及びターゲットSDAPエンティティを削除する。設定予定のDRBがターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBではない場合、端末機器は、設定予定のDRBを削除すればよい。
例えば、上記設定情報に含まれる設定予定のDRBがDRB1、DRB2、DRB3であり、DRB1、DRB2、DRB3がSDAPエンティティ1に対応し、DRB1、DRB2、DRB3がSDAPエンティティ1に対応する全てのDRBである場合、上記設定情報がDRB1、DRB2、DRB3の削除を指示すると、DRB1、DRB2、DRB3の削除と同時にSDAPエンティティ1を削除する。
本開示の実施例において、設定予定のDRBの削除を、端末機器に送信した設定情報によって指示することで、端末機器が、DRBに対応するターゲットSDAPエンティティが既に確立されており、設定予定のDRBがターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBであることを検出した場合、ターゲットSDAPエンティティを削除するようにトリガーする。これにより、ターゲットSDAPエンティティに対応するDRBの数がゼロであることを検出した場合に、端末機器が、該ターゲットSDAPエンティティを直接削除するようにトリガーすることができる。ネットワーク側機器がターゲットSDAPエンティティを削除する設定シグナリングを再送信する必要がなく、ターゲットSDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティ設定のオーバーヘッドが低減される。
また、本開示の実施例において、端末機器がターゲットSDAPエンティティを削除した後に、端末機器上のターゲットSDAPエンティティに対応するPDUセッションには、対応するSDAPエンティティが存在しないため、端末機器は、ターゲットSDAPエンティティに対応するPDUセッションも削除する必要がある。そこで、本開示の実施例において、上記設定情報には、SDAPエンティティ識別子に対応するPDUセッション識別子を更に含む。それに対応し、上記設定情報は、更に、端末機器が該設定情報に基づいて、ターゲットSDAPエンティティとPDUセッション識別子に対応するターゲットPDUセッションとの対応関係を削除することに用いられる。
本開示の実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法によって、設定予定のDRBの識別子と、該設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を端末機器に送信することによって、端末機器は、該設定情報に基づいて、設定予定のDRBを設定し、DRBの設定によって、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティの設定を実現する。即ち、本開示の実施例において、SDAPエンティティを暗黙的に設定することが実現され、これにより、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングを端末機器に再送信することが回避され、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
図5は、本開示の実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法の第3方法のフローチャートである。図5に示す方法は、少なくとも以下のステップを含む。
ステップ302において、ネットワーク側機器は、端末機器を設定情報に送信する。ここで、該設定情報には、設定予定のDRBの識別子と、設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子を含む。
ステップ304において、端末機器は、ネットワーク側機器から送信された上記設定情報を受信する。
ステップ306において、端末機器は、上記設定情報に基づいて、設定予定のDRBと、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定する。
本開示の実施例の具体的な実施プロセスは、前記実施例の説明を参照することができ、ここでは繰り返さない。
本開示の実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法によって、SDAPエンティティを暗黙的に設定することが実現され、これにより、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングを端末機器に再送信することが回避され、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
上記実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法に対応し、本開示の実施例は、端末機器を提供する。本開示の実施例に係る端末機器は、上記実施例において端末機器によって実現される各プロセスを実現することができる。
図6は、本開示の実施例に係る端末機器のモジュール構成の概略図である。図6に示す端末機器は、少なくとも、設定予定のデータ無線ベアラDRBの識別子と、前記設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を受信する受信モジュール401と、前記設定情報に基づいて、設定予定のDRBと、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定する設定モジュール402とを含む。
選択可能に、上記設定情報は、前記設定予定のDRBの確立を指示し、それに対応し、上記設定モジュール402は、具体的には、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、設定予定のDRBを確立し、ターゲットSDAPエンティティを確立する。
選択可能に、上記設定情報は、設定予定のDRBに対応する第1SDAPエンティティをターゲットSDAPエンティティに修正することを指示し、それに対応し、上記設定モジュール402は、具体的には、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、ターゲットSDAPエンティティを確立し、設定予定のDRBと前記ターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立する。
選択可能に、上記設定予定のDRBは、第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、上記機器は、第1SDAPエンティティを削除する第1削除モジュールを更に含む。
選択可能に、上記設定情報は、設定予定のDRBの削除を指示し、それに対応し、上記設定モジュール402は、具体的には、ターゲットSDAPエンティティが確立されており、且つ設定予定のDRBがターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、設定予定のDRB及びターゲットSDAPエンティティを削除する。
選択可能に、上記設定情報において、1つの設定予定のDRBが1つのSDAPエンティティに対応する。
選択可能に、上記設定情報は、SDAPエンティティ識別子に対応するPDUセッション識別子を更に含み、それに対応し、上記機器は、ターゲットSDAPエンティティとPDUセッション識別子に対応するターゲットPDUセッションとの対応関係を削除する第2削除モジュールを更に含む。
選択可能に、上記機器は、非アクセス層NASエンティティに対し、ターゲットSDAPエンティティが削除されたことをNASエンティティに通知するための削除通知メッセージを送信する送信モジュールを更に含む。
選択可能に、上記削除通知メッセージは、ターゲットSDAPエンティティのSDAPエンティティ識別子と、ターゲットSDAPエンティティに対応するターゲットPDUセッションのPDUセッション識別子と、ターゲットSDAPエンティティに対応するDRB識別子の少なくとも1つを含む。
本開示の実施例に係る端末機器は、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティの設定がDRBの設定によって達成される。即ち、本開示の実施例において、SDAPエンティティを暗黙的に設定することが実現され、これにより、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングの再送信が回避され、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
上記実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法に対応し、本開示の実施例は、ネットワーク側機器を提供する。本開示の実施例に係るネットワーク側機器は、上記実施例においてネットワーク側機器によって実現される各プロセスを実現することができる。
図7は、本開示の実施例に係るネットワーク側機器のモジュール構成の概略図である。図7に示すネットワーク側機器は、少なくとも、設定予定のデータ無線ベアラDRBの識別子と、前記設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を送信する送信モジュール501を含み、ここで、上記設定情報は、設定予定のDRB及びSDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを端末機器が該設定情報に基づいて設定するために用いられる。
選択可能に、上記設定情報は、設定予定のDRBの確立を指示し、ここで、上記設定情報は、更に、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、端末機器が該設定情報に基づいて設定予定のDRBを確立し、ターゲットSDAPエンティティを確立することに用いられる。
選択可能に、上記設定情報は、設定予定のDRBに対応する第1SDAPエンティティをターゲットSDAPエンティティに修正することを指示し、上記設定情報は、更に、ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、端末機器が該設定情報に基づいてターゲットSDAPエンティティを確立し、設定予定のDRBとターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立することに用いられる。
選択可能に、上記設定予定のDRBは、第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、上記設定情報は、更に、端末機器が該設定情報に基づいて第1SDAPエンティティを削除することに用いられる。
選択可能に、上記設定情報は、設定予定のDRBの削除を指示し、ここで、上記設定情報は、更に、ターゲットSDAPエンティティが確立されており、且つ設定予定のDRBが前記ターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、端末機器が該設定情報に基づいて設定予定のDRB及びターゲットSDAPエンティティを削除することに用いられる。
選択可能に、上記設定情報において、1つの設定予定のDRBが1つのSDAPエンティティに対応する。
選択可能に、上記設定情報は、SDAPエンティティ識別子に対応するプロトコルデータユニットPDUセッション識別子を更に含み、上記設定情報は、更に、端末機器が該設定情報に基づいてターゲットSDAPエンティティと前記PDUセッション識別子に対応するターゲットPDUセッションとの対応関係を削除することに用いられる。
本開示の実施例に係るネットワーク側機器は、設定予定のDRBの識別子と、該設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を端末機器に送信することによって、端末機器は、該設定情報に基づいて、設定予定のDRBを設定し、DRBの設定によって、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティの設定を実現する。即ち、本開示の実施例において、SDAPエンティティを暗黙的に設定することが実現され、これにより、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングを端末機器に再送信することが回避され、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
上記実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法に対応し、本開示の実施例は、端末機器を提供する。本開示の実施例に係る端末機器は、上記実施例において端末機器によって実現される各プロセスを実現することができる。
図8は、本開示の1つの実施例に係る端末機器の構造の概略図である。図8に示すように、該端末機器600は、少なくとも1つのプロセッサ601と、メモリ602と、少なくとも1つのネットワークインタフェース604と、ユーザインタフェース603を含む。端末機器600における各設定部品は、バスシステム605を介して結合される。バスシステム605は、これらの設定部品の間の接続と通信に用いられることが理解できる。バスシステム605は、データバスのほかに、電源バス、制御バス及び状態信号バスを更に含む。ただし、明確に説明するために、図8において、各種類のバスをすべてバスシステム605として標記している。
ここで、ユーザインタフェース603は、ディスプレイ、キーボード又はポインティングデバイス(たとえばマウス、トラックボール(track ball))、タッチパネル又はタッチスクリーンなどを含む。
本開示の実施例におけるメモリ602は、揮発性メモリ又は非揮発性メモリであり、又は、揮発性メモリと非揮発性メモリの両方を含む。非揮発性メモリは、ROM(Read-Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、EEPROM(Electrically EP ROM)又はフラッシュメモリである。揮発性メモリは、RAM(Random Access Memory)であり、外部のキャッシュに用いられる。多くの形態のRAMが使用可能であるが、その例として、例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDRSDRAM(Double Data Rate SDRAM)、ESDRAM(Enhanced SDRAM)、SLDRAM(Synchlink DRAM)、DRRAM(Direct Rambus RAM)が挙げられるが、それらに限られない。本開示の実施例に記載のシステム及び方法におけるメモリ602は、これらに限られず、これら及びこれら以外の任意の適合する種類のメモリを含むとする。
一部実施形態において、メモリ602には、実行可能なモジュール又はデータ構造、又はそれらのサブセット、又は、それらの拡張セットであるオペレーションシステム6021とアプリケーションプログラム6022が記憶されている。
ここで、オペレーションシステム6021は、フレーム層、コアライブラリ層、駆動層など各種類のシステムプログラムを含み、各種類のベーシックトラフィックの実現及びハードウェアに基づくタスクの処理に用いられる。アプリケーションプログラム6022は、メディアプレイヤー(Media Player)、ブラウザ(Browser)など各種類のアプリケーションプログラムを含み、各種類のアプリケーショントラフィックの実現に用いられる。本開示の実施例における方法を実現するプログラムは、アプリケーションプログラム6022に含まれる。
本開示の実施例において、端末機器600は、メモリ602と、プロセッサ601と、メモリ602に格納されてプロセッサ601で動作可能なコンピュータプログラムを更に含み、コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、設定予定のデータ無線ベアラDRBの識別子と、前記設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を受信するステップと、前記設定情報に基づいて、前記設定予定のDRBと、前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定するステップとが実現される。
上記の本開示の実施例に開示される方法は、プロセッサ601に応用可能であり、又はプロセッサ601によって実現される。プロセッサ601は、信号処理能力を有するICチップである。実現プロセスにおいて、上記方法の各ステップは、プロセッサ601におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式の指令によって遂行される。上記プロセッサ601は、汎用プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又は他のプログラマブル論理デバイス、分離ゲート又はトランジスタ論理デバイス、分離ハードウェアコンポーネントであり、本開示の実施例に開示される各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現し又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ又は任意の通常プロセッサなどである。本開示の実施例に開示されるデータフロー設定方法のステップは、直接ハードウェアの復号プロセッサによって実行されて遂行されるか、復号プロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されて遂行される。ソフトウェアモジュールは、RAM、フラッシュメモリ、ROM、PROM又はEEPROM、レジスタなど本分野の周知のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に位置する。該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、メモリ602に位置する。プロセッサ601は、メモリ602における情報を読み取って、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを遂行する。具体的には、該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラムが格納されており、コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、上記実施例の各ステップが実現される。
本開示の実施例に記載のこれらの実施例は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード又はそれらの組み合わせによって実現される。ハードウェアによる実現について、処理ユニットは、1つ又は複数のASIC(Application Specific Integrated Circuits)、DSP(Digital Signal Processing)、DSPD(DSP Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、それ以外の本開示に記載の機能を実行するための電子ユニット又はそれらの組み合わせで実現される。
ソフトウェアによる実現について、本開示の実施例に記載の機能を実行するモジュール(例えばプロセス、関数など)によって本開示の実施例に記載の技術を実現することができる。ソフトウェアコードは、メモリに保存されてプロセッサによって実行される。メモリは、プロセッサの中又はプロセッサの外部で実現することができる。
選択可能に、コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、前記設定情報は、前記設定予定のDRBの確立を指示し、ここで、前記設定情報に基づいて、前記設定予定のDRBと、前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定することは、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、前記設定予定のDRBを確立し、前記ターゲットSDAPエンティティを確立することを含む。
選択可能に、コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、前記設定情報は、前記設定予定のDRBに対応する第1SDAPエンティティを前記ターゲットSDAPエンティティに修正することを指示し、ここで、前記設定情報に基づいて、前記設定予定のDRBと、前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定することは、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、前記ターゲットSDAPエンティティを確立し、前記設定予定のDRBと前記ターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立することを含む。
選択可能に、コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、前記設定予定のDRBは、第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、前記方法は、前記第1SDAPエンティティを削除することを更に含む。
選択可能に、コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、前記設定情報は、前記設定予定のDRBの削除を指示し、ここで、前記設定情報に基づいて、前記設定予定のDRBと、前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定することは、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されており、且つ前記設定予定のDRBが前記ターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、前記設定予定のDRB及び前記ターゲットSDAPエンティティを削除することを含む。
選択可能に、コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、前記設定情報において、1つの設定予定のDRBが1つのSDAPエンティティに対応する。
選択可能に、コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、前記設定情報は、前記SDAPエンティティ識別子に対応するプロトコルデータユニットPDUセッション識別子を更に含み、ここで、前記設定予定のDRB及び前記ターゲットSDAPエンティティを削除した後に、前記方法は、前記ターゲットSDAPエンティティと前記PDUセッション識別子に対応するターゲットPDUセッションとの対応関係を削除することを更に含む。
選択可能に、コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、前記方法は、非アクセス層NASエンティティに対し、前記ターゲットSDAPエンティティが削除されたことを前記NASエンティティに通知するための削除通知メッセージを送信することを更に含む。
選択可能に、コンピュータプログラムがプロセッサ601によって実行されると、前記削除通知メッセージは、前記ターゲットSDAPエンティティのSDAPエンティティ識別子と、前記ターゲットSDAPエンティティに対応するターゲットPDUセッションのPDUセッション識別子と、前記ターゲットSDAPエンティティに対応するDRB識別子の少なくとも1つを含む。
本開示の実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法によって、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティの設定がDRBの設定によって達成される。即ち、本開示の実施例において、SDAPエンティティを暗黙的に設定することが実現され、これにより、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングの再送信が回避され、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
端末機器600は、前記実施例において端末機器によって実現される各プロセスを実現することができるため、重複を避けるために、ここでは繰り返さない。
上記実施例に係るサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法に対応し、本開示の実施例は、ネットワーク側機器を提供する。本開示の実施例に係るネットワーク側機器は、上記実施例においてネットワーク側機器によって実現される各プロセスを実現することができる。
図9は、本開示の1つの実施例に係るネットワーク側機器の構造の概略図である。図9に示すように、該ネットワーク側機器700は、プロセッサ701と、トランシーバ702と、メモリ703と、ユーザインタフェース704と、バスインタフェースを含む。
本開示の実施例において、ネットワーク側機器700は、メモリ703に格納されてプロセッサ701で動作可能なコンピュータプログラムを更に含み、コンピュータプログラムがプロセッサ701によって実行されると、設定予定のデータ無線ベアラDRBの識別子と、前記設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を送信するステップが実現される。ここで、前記設定情報は、前記設定予定のDRB及び前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを端末機器が前記設定情報に基づいて設定するために用いられる。
図9において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続するバスとブリッジを含み、具体的に、プロセッサ701をはじめとする1つ又は複数のプロセッサとメモリ703をはじめとするメモリの各種類の回路が接続したものである。バスアーキテクチャは、周辺イクイップメント、レギュレーター、電力管理回路などの各種類のほかの回路を接続したものであってもよい。これらは、いずれも本分野の公知事項であり、本文においてさらなる記載をしない。バスインタフェースにより、インタフェースが提供される。トランシーバ702は、複数の部品であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、伝送媒体でほかの各種類の装置と通信するユニットとして提供される。ユーザ端末によっては、ユーザインタフェース704は、内部接続や外部接続する機器のインタフェースであってもよい。接続する機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限られない。
プロセッサ701は、バスアーキテクチャと通常の処理を管理する。メモリ703は、プロセッサ701による操作実行に使用されるデータを記憶できる。
選択可能に、メモリ703に格納されているコンピュータプログラムがプロセッサ701によって実行されると、前記設定情報は、前記設定予定のDRBの確立を指示し、ここで、前記設定情報は、更に、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、端末機器が前記設定情報に基づいて前記設定予定のDRBを確立し、前記ターゲットSDAPエンティティを確立することに用いられる。
選択可能に、メモリ703に格納されているコンピュータプログラムがプロセッサ701によって実行されると、前記設定情報は、前記設定予定のDRBに対応する第1SDAPエンティティを前記ターゲットSDAPエンティティに修正することを指示し、ここで、前記設定情報は、更に、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、端末機器が前記設定情報に基づいて前記ターゲットSDAPエンティティを確立し、前記設定予定のDRBと前記ターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立することに用いられる。
選択可能に、メモリ703に格納されているコンピュータプログラムがプロセッサ701によって実行されると、前記設定予定のDRBは、第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、前記設定情報は、更に、端末機器が前記設定情報に基づいて前記第1SDAPエンティティを削除することに用いられる。
選択可能に、メモリ703に格納されているコンピュータプログラムがプロセッサ701によって実行されると、前記設定情報は、前記設定予定のDRBの削除を指示し、ここで、前記設定情報は、更に、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されており、且つ前記設定予定のDRBが前記ターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、端末機器が前記設定情報に基づいて前記設定予定のDRB及び前記ターゲットSDAPエンティティを削除することに用いられる。
選択可能に、メモリ703に格納されているコンピュータプログラムがプロセッサ701によって実行されると、前記設定情報において、1つの設定予定のDRBが1つのSDAPエンティティに対応する。
選択可能に、メモリ703に格納されているコンピュータプログラムがプロセッサ701によって実行されると、前記設定情報は、前記SDAPエンティティ識別子に対応するプロトコルデータユニットPDUセッション識別子を更に含み、前記設定情報は、更に、端末機器が前記設定情報に基づいて前記ターゲットSDAPエンティティと前記PDUセッション識別子に対応するターゲットPDUセッションとの対応関係を削除することに用いられる。
本開示の実施例において、設定予定のDRBの識別子と、該設定予定のDRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を端末機器に送信することによって、端末機器は、該設定情報に基づいて、設定予定のDRBを設定し、DRBの設定によって、SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティの設定を実現する。即ち、本開示の実施例において、SDAPエンティティを暗黙的に設定することが実現され、これにより、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングを端末機器に再送信することが回避され、SDAPエンティティを設定する設定シグナリングのオーバーヘッドが節約され、SDAPエンティティの設定のオーバーヘッドが低減される。
ネットワーク側機器700は、前記実施例においてネットワーク側機器によって実現される各プロセスを実現することができ、同じ効果を奏することもできるので、重複を避けるために、ここでは繰り返さない。
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、該コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記実施例のサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法の実施例の各手順が実現され、且つ同じ技術効果を奏することもできるので、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。ここで、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、たとえば、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなどである。
本明細書に開示された実施例に記載の各例のユニット及びアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現可能であることは、当業者が理解できる。これらの機能がいったいハードウェアによって実行されるか、それともソフトウェアによって実行されるかは、技術手段の特定な応用や設計の制限条件によって決められる。当業者は、各特定な応用に対し、異なる方法によって記載の機能を実現することができるが、これらの実現は、本開示の範囲を超えたものとされるべきではない。
記載の便利や簡潔化のために、以上記載したシステム、装置及びユニットの具体的な動作プロセスは、前記方法実施例における対応プロセスを参照されたく、ここでは繰り返して記載しない。これは、当業者にとって自明である。
本願で提供されるいくつかの実施例において、開示された装置及び方法は、他の方式で実施されることを理解されたい。以上記載した装置実施例は、単に例示的なものである。例えば、記載したユニットの区分は、単に論理機能の区分であり、実際に実現する際に別の区分方式がある。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、組み合わせてもよく、別のシステムに一体化されてもよく、又は、一部の特徴は、無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、示されており又は議論されている各構成部分の相互間の結合や直接結合や通信接続は、インタフェース、装置又はユニットを介した間接結合や通信接続であってもよく、電気的、機械的、又は他の形式であってもよい。
以上個別部品として説明したユニットは、物理的に離間したものであってもよく、そうでなくてもよい。ユニットとして示した部品は、物理ユニットであってもよく、そうでなくてもよい。即ち、一箇所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに位置してもよい。実際の必要に応じてそのうちの一部又はすべてのユニットを選択して本開示の実施例の目的を実現する。
また、本開示の各実施例における各機能的ユニットは、1つの処理ユニットに一体化されていてもよいし、物理的に別々に設けられていてもよいし、2つ以上が一体化されてもよい。
前記機能は、ソフトウェア機能モジュールの形式で実現され独立した製品として販売又は使用される場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づき、本開示の技術手段の実質的又は従来技術に貢献した部分、又は当該技術手段の部分は、ソフトウェアプロダクトの形式で現れる。当該コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に記憶され、本開示の各実施例に記載の方法のすべて又は一部のステップをコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置であってもよい)に実行させるいくつかの指令を含む。前記記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク又は光ディスクなど、プログラムコードを格納することができる様々な媒体を含む。
以上の記載は、本開示の実施例に過ぎ、本開示を制限するためのものではない。当業者にとって、本開示は、様々な変更や変形を有する

Claims (7)

  1. 端末機器に応用されるサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法において、
    データ無線ベアラDRBの識別子と、前記DRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を受信することと、
    前記設定情報に基づいて、前記DRBと、前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定することとを含み
    前記設定情報は、前記DRBが第1SDAPエンティティに対応することを、前記DRBが前記ターゲットSDAPエンティティに対応することとして修正することを指示し、
    ここで、前記設定情報に基づいて、前記DRBと、前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定することは、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、前記ターゲットSDAPエンティティを確立し、前記DRBと前記ターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立することを含み、前記DRBが、第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、前記方法は、前記第1SDAPエンティティを削除することを更に含み、
    又は、
    前記設定情報は、前記DRBの削除を指示し、
    ここで、前記設定情報に基づいて、前記DRBと、前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定することは、
    前記ターゲットSDAPエンティティが確立されており、且つ前記DRBが前記ターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、前記DRB及び前記ターゲットSDAPエンティティを削除することを含む、SDAPエンティティの設定方法。
  2. ネットワーク側機器に応用されるサービスデータ適応プロトコルSDAPエンティティの設定方法において、
    データ無線ベアラDRBの識別子と、前記DRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を送信することを含み、
    ここで、前記設定情報は、前記DRB及び前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを端末機器が前記設定情報に基づいて設定するために用いられ
    記設定情報は、前記DRBが第1SDAPエンティティに対応することを、前記DRBが前記ターゲットSDAPエンティティに対応することとして修正することを指示し、
    ここで、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、前記設定情報は、前記端末機器が前記設定情報に基づいて、前記ターゲットSDAPエンティティを確立し、前記DRBと前記ターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立することに用いられ、前記DRBが、第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、前記設定情報は、前記端末機器が前記設定情報に基づいて前記第1SDAPエンティティを削除することに更に用いられ、
    は、
    前記設定情報は、前記DRBの削除を指示し、
    ここで、前記設定情報は、更に、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されており、且つ前記DRBが前記ターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、端末機器が前記設定情報に基づいて前記DRB及び前記ターゲットSDAPエンティティを削除することに用いられる、SDAPエンティティの設定方法。
  3. データ無線ベアラDRBの識別子と、前記DRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を受信する受信モジュールと、
    前記設定情報に基づいて、前記DRBと、前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを設定する設定モジュールとを含み
    前記設定情報は、前記DRBが第1SDAPエンティティに対応することを、前記DRBが前記ターゲットSDAPエンティティに対応することとして修正することを指示し、
    ここで、前記設定モジュールは、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、前記ターゲットSDAPエンティティを確立し、前記DRBと前記ターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立することに更に用いられ、記DRBが、第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、前記設定モジュールは、前記第1SDAPエンティティを削除することに更に用いられ、
    又は、
    前記設定情報は、前記DRBの削除を指示し、
    ここで、前記設定モジュールは、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されており、且つ前記DRBが前記ターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、前記DRB及び前記ターゲットSDAPエンティティを削除することに更に用いられる、端末機器。
  4. 前記設定情報は、さらに、前記DRBの確立を指示し、
    ここで、前記設定モジュールは、さらに、
    前記ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、前記DRBを確立し、前記ターゲットSDAPエンティティを確立するために用いられる、請求項3に記載の端末機器。
  5. データ無線ベアラDRBの識別子と、前記DRBに対応するSDAPエンティティ識別子とを含む設定情報を送信する送信モジュールを含み、
    ここで、前記設定情報は、前記DRB及び前記SDAPエンティティ識別子に対応するターゲットSDAPエンティティを端末機器が前記設定情報に基づいて設定するために用いられ
    記設定情報は、前記DRBが第1SDAPエンティティに対応することを、前記DRBが前記ターゲットSDAPエンティティに対応することとして修正することを指示し、
    ここで、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、前記設定情報は、前記端末機器が前記設定情報に基づいて、前記ターゲットSDAPエンティティを確立し、前記DRBと前記ターゲットSDAPエンティティとの対応関係を確立することに用いられ、前記DRBが、第1SDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、前記設定情報は、前記端末機器が前記設定情報に基づいて前記第1SDAPエンティティを削除することに更に用いられ、
    又は、
    前記設定情報は、前記DRBの削除を指示し、
    ここで、前記設定情報は、更に、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されており、且つ前記DRBが前記ターゲットSDAPエンティティに対応する全てのDRBである場合、端末機器が前記設定情報に基づいて前記DRB及び前記ターゲットSDAPエンティティを削除することに用いられる、ネットワーク側機器。
  6. 前記設定情報は、さらに、前記DRBの確立を指示し、
    ここで、前記設定情報は、更に、前記ターゲットSDAPエンティティが確立されていない場合、端末機器が前記設定情報に基づいて前記DRBを確立し、前記ターゲットSDAPエンティティを確立することに用いられる、請求項5に記載のネットワーク側機器。
  7. コンピュータプログラムが格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項1に記載のSDAPエンティティの設定方法が実現される、
    又は、
    前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、請求項2に記載のSDAPエンティティの設定方法が実現される、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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