JP7334728B2 - 情報処理システム、情報処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP7334728B2
JP7334728B2 JP2020510491A JP2020510491A JP7334728B2 JP 7334728 B2 JP7334728 B2 JP 7334728B2 JP 2020510491 A JP2020510491 A JP 2020510491A JP 2020510491 A JP2020510491 A JP 2020510491A JP 7334728 B2 JP7334728 B2 JP 7334728B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
demand
information
factors
order
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020510491A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019187968A1 (ja
Inventor
修二 松林
亮 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JPWO2019187968A1 publication Critical patent/JPWO2019187968A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7334728B2 publication Critical patent/JP7334728B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • G06Q30/0201Market modelling; Market analysis; Collecting market data
    • G06Q30/0202Market predictions or forecasting for commercial activities
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/04Forecasting or optimisation specially adapted for administrative or management purposes, e.g. linear programming or "cutting stock problem"
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法及び記憶媒体に関する。
特許文献1には商品の売上数等の払出量を予測する払出量予測システムが開示されている。特許文献1の払出量予測システムは、払出量と、払出量に影響を与え得る情報項目とを含む学習データを用いて学習された階層隠れ変数モデルに基づいて払出量の予測を行う。
特表2016-537693号公報
特許文献1には、需要推定により得られた情報をユーザに提供する際の形態については明確に開示されていない。ユーザは、需要推定の結果を活用する際に、その結果が得られた根拠を把握することを望む場合がある。しかしながら、需要推定により得られた情報の提供形態によっては、ユーザが需要推定の根拠を十分に把握することが困難な場合もある。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、需要推定の根拠をユーザに提供することができる情報処理システム、情報処理方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、複数の因子に基づいて需要量を推定する需要推定部と、前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子が前記需要量に与える影響度に関する情報を、表示装置に表示させる表示情報を生成する表示情報生成部と、を備えることを特徴とする情報処理システムが提供される。
本発明の他の一観点によれば、複数の因子に基づいて需要量を推定するステップと、前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子が前記需要量に与える影響度に関する情報を、表示装置に表示させる表示情報を生成するステップと、を備えることを特徴とする情報処理方法が提供される。
本発明の他の一観点によれば、コンピュータに、複数の因子に基づいて需要量を推定するステップと、前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子が前記需要量に与える影響度に関する情報を、表示装置に表示させる表示情報を生成するステップと、を実行させることを特徴とする情報処理プログラムが記憶された記憶媒体が提供される。
本発明によれば、需要推定の根拠をユーザに提供することができる情報処理システム、情報処理方法及び記憶媒体を提供することができる。
第1実施形態に係るPOSシステムのネットワーク構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る発注端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る情報処理システムの機能ブロック図である。 第1実施形態に係る情報処理システムにより行われる処理の概略を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る情報処理システムにより行われる異種混合学習技術に基づく需要推定のモデルを示す概念図である。 第1実施形態に係る情報処理システムにより表示装置に表示される画像の例である。 第1実施形態に係る情報処理システムにより表示装置に表示される画像の例である。 第2実施形態に係る情報処理システムにより表示装置に表示される画像の例である。 第3実施形態に係る情報処理システムにより表示装置に表示される画像の例である。 第4実施形態に係る情報処理システムの機能ブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の例示的な実施形態を説明する。図面において同様の要素又は対応する要素には同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化することがある。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係るPOS(Point Of Sales)システム10のネットワーク構成を示すブロック図である。POSシステム10は、販売データ管理、在庫管理、発注管理、受注管理等を行うシステムである。図1に示されているPOSシステム10は、チェーンストアにおけるコンピュータネットワークを概略的に示したものである。POSシステム10は、発注端末100、店舗サーバ200及び本部サーバ300を含む。
発注端末100及び店舗サーバ200は、小売店等の店舗に設けられるコンピュータである。発注端末100と店舗サーバ200とは、有線又は無線により相互に通信可能に接続される。本部サーバ300は、本部に設けられるコンピュータである。店舗サーバ200と本部サーバ300とは、有線又は無線により相互に通信可能に接続される。
発注端末100は、店舗において、商品の発注入力等に用いられるコンピュータである。店舗サーバ200は、店舗において、販売データ管理、在庫管理等に用いられるコンピュータであり得る。発注端末100に入力された発注数量等の情報は、店舗サーバ200を介して本部サーバ300に送信され、発注処理が行われる。本部サーバ300は、チェーンストア全体を統括管理するためのコンピュータであり、店舗サーバ200からの商品発注を受け付ける。
なお、POSシステム10は、上述のもの以外の事業形態の小売業等に用いられるものであってもよい。例えば、POSシステム10は、店舗と本部が存在するような小売店において用いられるものであり得る。この場合、発注端末100及び店舗サーバ200は、店舗に設けられるコンピュータであり、本部サーバ300は、本部の拠点に設けられるコンピュータであり得る。このように、発注端末100、店舗サーバ200及び本部サーバ300の一部が別の主体により保有されるものであってもよい。
また、図1に示したネットワーク構成は一例であり、発注端末100、店舗サーバ200及び本部サーバ300以外の装置が追加されていてもよい。例えば、POSレジスタが追加されていてもよく、POSレジスタにより登録された在庫情報が自動的に発注端末100、店舗サーバ200又は本部サーバ300と共有されるものであってもよい。あるいは、商品発注を受け付ける装置が本部サーバ300ではなく、流通拠点のサーバであってもよい。
また、発注端末100、店舗サーバ200及び本部サーバ300の一部が1つの装置に統合されていてもよい。例えば、小規模の店舗において、店舗のコンピュータが発注端末100の機能と店舗サーバ200の機能とを兼ね備えていてもよい。
図2は、本実施形態に係る発注端末100のハードウェア構成例を示すブロック図である。発注端末100は、デスクトップ型コンピュータ、ラップトップ型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン等であり得る。
発注端末100は、演算、制御及び記憶を行うコンピュータとして、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103及びHDD(Hard Disk Drive)104を備える。また、発注端末100は、通信I/F(インターフェース)105、表示装置106及び入力装置107を備える。CPU101、RAM102、ROM103、HDD104、通信I/F105、表示装置106及び入力装置107は、バス108を介して相互に接続される。なお、表示装置106及び入力装置107は、これらの装置を駆動するための不図示の駆動装置を介してバス108に接続されてもよい。
図2では、発注端末100を構成する各部が一体の装置として図示されているが、これらの機能の一部は外付け装置により提供されるものであってもよい。例えば、表示装置106及び入力装置107は、CPU101等を含むコンピュータの機能を構成する部分とは別の外付け装置であってもよい。
CPU101は、ROM103、HDD104等に記憶されたプログラムに従って所定の動作を行うとともに、発注端末100の各部を制御する機能をも有する。RAM102は、揮発性記憶媒体から構成され、CPU101の動作に必要な一時的なメモリ領域を提供する。ROM103は、不揮発性記憶媒体から構成され、発注端末100の動作に用いられるプログラム等の必要な情報を記憶する。HDD104は、不揮発性記憶媒体から構成され、処理に必要なデータ、発注端末100の動作用プログラム等の記憶を行う記憶装置である。
通信I/F105は、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、4G等の規格に基づく通信インターフェースであり、他の装置との通信を行うためのモジュールである。表示装置106は、液晶ディスプレイ、OLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイ等であって、画像、文字、インターフェース等の表示に用いられる。入力装置107は、キーボード、ポインティングデバイス等であって、ユーザが発注端末100を操作するために用いられる。ポインティングデバイスの例としては、マウス、トラックボール、タッチパネル等が挙げられる。表示装置106及び入力装置107は、タッチパネルとして一体に形成されていてもよい。
なお、図2に示されているハードウェア構成は例示であり、これら以外の装置が追加されていてもよく、一部の装置が設けられていなくてもよい。また、一部の装置が同様の機能を有する別の装置に置換されていてもよい。更に、本実施形態の一部の機能がネットワークを介して他の装置により提供されてもよく、本実施形態の機能が複数の装置に分散されて実現されるものであってもよい。例えば、HDD104は、半導体メモリを用いたSSD(Solid State Drive)に置換されていてもよく、クラウドストレージに置換されていてもよい。
店舗サーバ200及び本部サーバ300は、図2に示した発注端末100と同様のハードウェア構成により実現され得る。そのため、店舗サーバ200及び本部サーバ300のハードウェア構成の説明は省略する。
図3は、本実施形態に係る情報処理システム400の機能ブロック図である。情報処理システム400の機能は、発注端末100、店舗サーバ200及び本部サーバ300のいずれかにより実現されるものであってもよく、これらのうちの2以上の装置の協働により実現されるものであってもよい。以下の説明では、情報処理システム400の機能は発注端末100により実現されているものとする。
情報処理システム400は、情報取得部401、需要推定部402、表示情報生成部403、発注受付部404、I/F部405及び記憶部406を備える。CPU101は、ROM103、HDD104等に記憶されたプログラムをRAM102にロードして実行することにより、情報取得部401、需要推定部402、表示情報生成部403及び発注受付部404の機能を実現する。CPU101は、通信I/F105を制御することによりI/F部405の機能を実現し、HDD104を制御することにより記憶部406の機能を実現する。これらの各部で行われる処理については後述する。
図4は、本実施形態に係る情報処理システム400により行われる処理を示すフローチャートである。図4を参照しつつ、情報処理システム400により行われる決済関連処理を説明する。
店舗の発注担当者等のユーザが、発注端末100を操作し、発注端末100に発注用のプログラムを実行させることにより、図4の処理が開始される。これにより、発注端末100は情報処理システム400として機能する。
ステップS101において、情報取得部401は、ユーザが実行しようとする発注の前提条件を取得する。この前提条件の取得は、ユーザからの入力を受け付けるものであってもよく、記憶部406にあらかじめ記憶されている情報を読み出すものであってもよく、ネットワークを介して店舗サーバ200等の他の装置から取得するものであってもよい。
前提条件とは、例えば、発注しようとする商品の商品名、区分(食料品、生活雑貨等)、発注先、価格、発注単位等の商品に関する条件、あるいは、発注店舗名、発注担当者名、発注予定日、現在時刻等の発注に関する条件であり得る。
ステップS102において、情報取得部401は、需要量に影響を与え得る複数の因子に関する因子情報を取得する。この因子情報の取得は、ユーザからの入力を受け付けるものであってもよく、記憶部406にあらかじめ記憶されている情報を読み出すものであってもよく、ネットワークを介して店舗サーバ200等の他の装置から取得するものであってもよい。また、因子情報の取得は、上述の前提条件に基づいて算出されるものであってもよい。
この処理において情報取得部401が取得すべき因子は、需要に影響を与え得る因子であれば種々のものが含まれ得る。因子とは、例えば、割引等の販売促進活動(キャンペーン)、店舗の近くで行われるイベント(近隣イベント)、店舗で行われる催し(催事)、テレビ、雑誌等のメディアでの広告、紹介記事(CM/メディア)等の発注日前後に生じる特別要因であり得る。あるいは、因子とは、例えば、発注日の区分(平日/休日、曜日)、発注日の季候(気温、天気)等の発注日自体の属性であってもよい。
ステップS103において、需要推定部402は、ステップS102において取得された複数の因子に基づいて需要量を推定する。ここで需要量とは、店舗における販売数、売上金額、来客数等の購買力に関係する種々の指標であり得るものであり、例えば、販売数の予測は需要量の推定に含まれ得る。需要量の推定に用いられるアルゴリズムの一例としては、異種混合学習技術に基づく推定モデルを採用することができる。
ここで、図5を参照して異種混合学習技術に基づく推定モデルの概略を説明する。図5は、第1実施形態に係る情報処理システム400により行われる需要推定のモデルを示す概念図である。異種混合学習技術に基づく推定モデルは、決定木による場合分けと場合分けの結果のそれぞれに対応する回帰式を組み合わせたものである。なお、図5の決定木の構成例は説明のために簡略化されたものであり、実際にはより多くの因子を用いた複雑な決定木であり得る。
図5の例では、まず、因子の中の「曜日」を参照して日曜日であるか否かを判別する。「曜日」が日曜日である場合には、回帰式Aを用いて目的変数である需要量Dの算出を行うことができる。「曜日」が日曜日でない場合、因子の中の「曜日」を再び参照して土曜日であるか否かを判別する。「曜日」が土曜日である場合には、回帰式Bを用いて需要量Dの算出を行うことができる。以下同様に場合分けと回帰式の決定が行われる。回帰式A及び回帰式Bは、図5に示されているように説明変数が1又は複数の線形回帰式であり得る。この決定木の構成及び回帰式のパラメータは、過去の需要量の実績値を教師データとする機械学習により決定され得る。ステップS103においては、需要推定部402は、あらかじめ学習済みの推定モデルを用いて本処理を行う。
ここで、回帰式A、Bの中のパラメータx、y、・・・は、「気温」、「曜日」等の因子に対応する説明変数であり、回帰式A、Bの中のパラメータa、a、b、b、・・・は、各因子の影響度を示す係数である。説明変数に「キャンペーン」の有無等の定量化が困難な因子を用いる場合には、ダミー変数を採用してもよい。
店舗の来客数は、曜日によって大きく異なる。例えば、ビジネス街の小売店では、休日の来客数が平日の来客数よりも少ないことが知られている。このような場合、異なる曜日に対して同じ回帰式を用いる一般的な回帰分析では、誤差が大きくなることがある。一方、曜日ごとに決定木を用いて場合分けを行い、曜日ごとに異なる回帰式を用いればこの影響は低減される。このように、複数の因子には、場合分けに用いるべきものが含まれている。異種混合学習技術を用いることにより様々な因子に対応した需要推定モデルを構築することができる。
なお、需要量の推定に用いられるアルゴリズムは上述の異種混合学習技術に基づく推定モデルに限定されるものではなく、これ以外のアルゴリズムであってもよい。しかしながら、後述の処理において因子の影響度を表示させる処理を行うため、モデルから因子の影響度が容易に抽出可能であること、すなわち、アルゴリズムがブラックボックスでないことが望ましい。例えば、ディープラーニング等のニューラルネットワークを用いたモデルでは、学習により得られたモデルの中身がブラックボックスになることがあり、影響度の抽出が難しい場合もある。これに対し、異種混合学習技術に基づく推定モデルは、モデルの内容が明確であり、回帰式の係数等の形で因子の影響度が直接的に取得可能であるため、好適である。
ステップS104において、表示情報生成部403は、因子が需要量に与える影響度に関する情報を、表示装置106に表示させる表示情報を生成する。ステップS105において、情報処理システム400は、表示装置106に対し表示情報を供給し、表示画面に情報を表示させる。なお、当該情報は表示情報生成部403が設けられている装置の表示装置106に表示されてもよく、他の装置の表示装置106に表示されてもよい。表示装置106が情報処理システム400の外部の装置である場合、表示情報は例えば、I/F部405を介して表示装置106に供給される。
図6を参照して表示装置106に表示される画像の例を説明する。図6は、本実施形態に係る情報処理システム400により表示装置106に表示される画像の例である。図6の例は店舗の発注担当者が発注入力を行うための発注入力画面である。この発注入力画面は、発注入力用のグラフィカルユーザインターフェースの機能に加え、需要推定部402により推定された情報を表示する機能を有している。
発注入力ウィンドウ500は、タイトル表示部501、商品情報表示部502、販売影響チャート表示部503、影響項目表示部504、過去実績表示部505を有する。
タイトル表示部501は、発注入力ウィンドウ500のタイトルを表示する部分である。本例は、発注入力画面であるため、タイトル「発注入力」がタイトル表示部501に表示されている。
商品情報表示部502は、商品の情報を表示する部分であり、情報取得部401で取得された前提条件の一部又は全部が表示される。本例では、商品名「食料品A」、価格「100円」及び発注単位が商品情報表示部502に表示されている。
販売影響チャート表示部503は、需要量の一例である販売数に影響を与える因子の項目名と影響度とが、「販売影響チャート」として一覧表示される部分である。本例では、因子の項目名として、「近隣イベント」、「催事」、「CM/メディア」、「平日/休日」、「曜日」、「天気」、「気温」及び「キャンペーン」が示されている。また、販売影響チャート表示部503には、各因子の項目名と影響度の大きさとが図示されている。これによりユーザは、各因子の影響度を容易に把握することができる。本例では、「キャンペーン」、「CM/メディア」、「気温」の影響度が大きいことがわかる。この影響度は、例えば、回帰式の係数の大きさ等、需要推定部402のモデルから直接決定されてもよく、各因子を変動させた場合の販売数量の変化量の大きさのように、需要推定部402のモデルを活用して所定の演算を実行することにより決定されてもよい。
影響項目表示部504は、販売数に影響を与える因子の項目名と、各因子による販売数の増減に関する情報とが「影響項目」として表示される部分である。本例では、販売数の増減の影響度が1位の「キャンペーン」、2位の「CM/メディア」及び3位の「気温」の欄が縦に並べて表示されている。また、販売数の増加と減少のどちらが生じているのかがわかるように、各欄には矢印が表示されている。図では斜め上向きの矢印が表示されていることから販売数の増加が推定されていることがわかる。これにより、ユーザは、影響度が大きい重要な因子とその影響の方向を一目で把握することができる。
更に各欄には、「キャンペーン」等の因子の具体的な内容も表示されている。例えば「キャンペーン」の欄には「食料品B 10%引きセール」と表示されている。このように具体的な内容を示すことにより、ユーザに対して、「食料品Bを値引き販売すると、食料品Bと一緒に購入されることが多い食料品Aの販売数も増加する」といった、より深い理解を促すきっかけを与えることができる。
影響項目表示部504の各欄は、マウスでクリックする等の選択動作を行うことにより、操作を行うことが可能なボタンであってもよい。各欄をクリックしたときには、更に具体的な内容が記載されたウィンドウが表示されてもよい。例えば、「キャンペーン」の欄をクリックしたときに、セールの広告の画像が表示されてもよい。
過去実績表示部505は、食料品Aの過去の納品数等の需要量の実績値が表示される部分である。過去実績表示部505には、2週間実績タブ506及び類似日検索タブ508の2つのタブが設けられている。ユーザは、タブを選択することにより、図6の画面と図7の画面とを切り替えることができる。図6には、2週間実績タブ506が選択されている場合の表示例が示されている。
過去実績表示部505には、食料品Aの過去の納品数(あるいは発注数)及び販売数を配送便の到着タイミングごとに表形式にまとめた実績表示部507が表示されている。本例では1日に1回の配送が行われる店舗における発注の例を示している。また、実績表示部507の上方には、各日における天気、各日の最高気温、最低気温が示されている。以上の構成により、ユーザは、需要推定の情報に加えて、過去の実績、当日の季候等を更に参照しながら発注数量を検討することができる。なお、本例では、1日に1回の配送が行われる構成としたが、1日に複数回配送が実施される店舗においても適用可能である。
なお、過去実績表示部505に表示される過去実績における「過去」とは、発注対象日、すなわち、需要量の推定対象時を基準としてそれよりも過去という意味である。したがって、過去実績表示部505に表示される過去実績には、図6の発注入力ウィンドウ500が表示された時点、すなわち、発注入力の時点に対して現在又は未来の情報が含まれていてもよい。
図6では、発注入力時点の前日から1週間分の実績のみが表示されているが、実績表示部507の下方に設けられたスクロールバーを操作することにより、ユーザは、2週間分の実績を閲覧することができる。
また、過去実績表示部505には、次回発注に対応する発注数量の入力を受け付けるための発注数量入力部509が表示されている。発注数量入力部509は、発注量の入力を受け付けるユーザインターフェースである。ユーザは、発注数量入力部509のそれぞれを選択して数値を入力することにより、食料品Aの発注数量を入力することができる。
なお、過去実績の表示に用いられる情報は、あらかじめ記憶部406に記憶されている情報を表示情報生成部403が読み出すことにより取得され得る。
ユーザが類似日検索タブ508を選択すると、過去実績表示部505の表示内容が図7に示されている類似日表示に切り替わる。図6の例では、発注日の直近の2週間の過去実績が表示されているが、図7の類似日表示では、これとは異なり、因子と影響度との関係が需要量の推定対象日時と類似している日時の過去実績が表示される。図7の例でより具体的に説明すると、過去実績のうち、「キャンペーン」、「CM/メディア」、「気温」の影響度が大きく、販売影響チャートの形状が類似していた日の過去実績が表示される。
類似日検索の機能を利用することにより、ユーザは、過去の実績のうち、販売影響チャートの形状が類似していた日の実績を参照することができるため、より発注対象日の状況に近い日の情報を用いて発注を行うことができる。
なお、類似日の検索は、需要推定部402が、需要量の推定を行った後に行われてもよく、ユーザが類似日検索タブ508を選択したタイミングで表示情報生成部403が過去の実績を記憶部406から検索することにより行われてもよい。
ステップS106において、ユーザが発注数量入力部509のそれぞれに数値を入力した後、情報処理システム400は、当該数量を食料品Aの発注入力として受け付ける。この処理で受け付けられた発注情報は、I/F部405、店舗サーバ200等を介して、本部サーバ300に提供される。本部サーバ300は、この発注情報に基づき発注のための処理を行う。なお、発注情報の送信タイミングは、ユーザが各商品の発注数量を入力するごとであってもよく、ユーザが発注しようとするすべての商品の入力が完了し、その後別途の発注指示が行われた時点であってもよい。
本実施形態によれば、情報処理システム400は、販売影響チャート表示部503等に示されているように、因子の影響度に関する情報を表示装置106に表示させ、ユーザに提供することができる。したがって、本実施形態によれば、需要推定の根拠をユーザに提供することができる情報処理システム400が提供される。
ユーザは、情報処理システム400で実行した需要推定の根拠を把握した上で、発注を行うことができるため、需要に影響する要因を意識してより適切な発注量を設定することができる。これにより、より高精度に発注数量を決定することができ、発注量と実需要のずれに起因する欠品、廃棄ロス等が低減され得る。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態として、需要推定部402により推定結果を定量的に表示させる例を説明する。本実施形態の説明において、第1実施形態と重複する説明は省略又は簡略化されることがある。図8は、本実施形態に係る情報処理システム400により表示装置106に表示される画像の例である。
販売影響チャート表示部503において、チャートの中央には、販売予測数表示部510が設けられている。販売予測数表示部510は、需要推定部402により推定された需要量の値が表示される部分である。本例では、食料品Aの販売予測数が30個であることが販売予測数表示部510に表示されている。この販売予測数は、需要推定部402により推定された需要量Dから算出される。
また、影響項目表示部504の各因子の欄には、販売数の増減が矢印に代えて具体的な数値で表示されている。例えば、一位の「キャンペーン」の項目では、「+6個」と表示されており、食料品Bの10%引きセールを行うことにより食料品Aの販売数が6個増加するという影響が生じることを一目で、かつ定量的に把握することができる。
ユーザは、販売予測数表示部510に表示されている販売予測数に基づき合計が30個になるように発注数量入力部509に入力する数値を決めてもよいが、ユーザ自身の予測に基づきこれと異なる数値を発注数量入力部509に入力してもよい。
このように、本実施形態では、需要推定部402による推定結果を定量的に表示させることにより、需要推定の根拠に加えて需要推定の具体的な結果をユーザに提供することができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態として、需要推定部402が更に発注推奨量を算出し、その発注推奨量が自動的に発注数量入力部509に表示される例を説明する。本実施形態の説明において、第1実施形態又は第2実施形態と重複する説明は省略又は簡略化されることがある。図9は、本実施形態に係る情報処理システム400により表示装置106に表示される画像の例である。
本実施形態では、需要推定部402が需要推定を行った後、更に需要量と、在庫量とに基づいて発注推奨量の算出を行う。発注推奨量の算出手法は、例えば、推定された販売数から納品時点での在庫数を差し引くというものであり得る。
図9に示されるように、発注数量入力部509には、各日について発注推奨量があらかじめ表示される。図9の例では、発注数量入力部509の入力欄に発注推奨量である「30」があらかじめ表示されている。ユーザは、この発注推奨量の通りに発注を行う場合には、そのまま発注入力を完了すればよく、ユーザ自身の予測に基づきこれと異なる数値を発注数量入力部509に入力してもよい。
本実施形態では、発注推奨量を定量的に表示させることにより、需要推定の具体的な結果をより直接的にユーザに提供することができる。また、発注推奨量のまま発注を行う場合には入力を行わなくてもよいため、ユーザの作業量が削減される。
上述の実施形態において説明したシステムは以下の第4実施形態のようにも構成することができる。
[第4実施形態]
図10は、第4実施形態に係る情報処理システム600の機能ブロック図である。情報処理システム600は、需要推定部602及び表示情報生成部603を備える。需要推定部602は、複数の因子に基づいて需要量を推定する。表示情報生成部603は、複数の因子のうちの少なくとも1つの因子が需要量に与える影響度に関する情報を、表示装置に表示させる表示情報を生成する。
本実施形態によれば、需要予測の根拠をユーザに提供することができる情報処理システム600が提供される。
[変形実施形態]
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
上述の実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記録させ、記憶媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記憶媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記憶媒体だけでなく、そのプログラム自体も各実施形態に含まれる。また、上述の実施形態に含まれる1又は2以上の構成要素は、各構成要素の機能を実現するように構成されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の回路であってもよい。
該記憶媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD(Compact Disk)-ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記憶媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の各実施形態の機能により実現されるサービスは、SaaS(Software as a Service)の形態でユーザに対して提供することもできる。
なお、上述の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
上述の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
複数の因子に基づいて需要量を推定する需要推定部と、
前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子が前記需要量に与える影響度に関する情報を、表示装置に表示させる表示情報を生成する表示情報生成部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
(付記2)
前記表示装置に表示させる表示情報は、前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子の項目名と、前記少なくとも1つの因子のそれぞれに対応する前記影響度とを含む
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記表示装置に表示させる表示情報は、前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子の項目名と、前記少なくとも1つの因子のそれぞれに起因する前記需要量の増減に関する情報とを含む
ことを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子の項目名と、前記少なくとも1つの因子のそれぞれに起因する前記需要量の増減に関する情報とは、前記需要量の増減の量が大きい順に表示される
ことを特徴とする付記3に記載の情報処理システム。
(付記5)
前記表示装置に表示させる表示情報は、前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子の具体的な内容を示す情報を含む
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記6)
前記表示装置に表示させる表示情報は、前記需要量の推定対象時よりも過去における前記需要量の実績値を示す情報を含む
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記7)
前記実績値は、前記複数の因子と前記影響度との関係が前記推定対象時と類似している過去の実績値から選択される
ことを特徴とする付記6に記載の情報処理システム。
(付記8)
前記需要推定部は、決定木による場合分けと、前記場合分けの結果のそれぞれに対応する回帰式とを含む推定モデルを用いて前記需要量の算出を行う
ことを特徴とする付記1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記9)
前記表示装置に表示させる表示情報は、前記需要推定部により推定された前記需要量の値を示す情報を含む
ことを特徴とする付記1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記10)
前記表示装置に表示させる表示情報は、発注量の入力を受け付けるユーザインターフェースを含む
ことを特徴とする付記1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記11)
前記表示装置に表示させる表示情報は、前記需要推定部により推定された前記需要量と、在庫量とに基づいて算出された発注推奨量を含む
ことを特徴とする付記1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理システム。
(付記12)
前記発注推奨量は、発注量の入力を受け付けるユーザインターフェースの上に表示される
ことを特徴とする付記11に記載の情報処理システム。
(付記13)
複数の因子に基づいて需要量を推定するステップと、
前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子が前記需要量に与える影響度に関する情報を、表示装置に表示させる表示情報を生成するステップと、
を備えることを特徴とする情報処理方法。
(付記14)
コンピュータに、
複数の因子に基づいて需要量を推定するステップと、
前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子が前記需要量に与える影響度に関する情報を、表示装置に表示させる表示情報を生成するステップと、
を実行させることを特徴とする情報処理プログラムが記憶された記憶媒体。
この出願は、2018年3月29日に出願された日本出願特願2018-064709を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 POSシステム
100 発注端末
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 HDD
105 通信I/F
106 表示装置
107 入力装置
108 バス
200 店舗サーバ
300 本部サーバ
400、600 情報処理システム
401 情報取得部
402、602 需要推定部
403、603 表示情報生成部
404 発注受付部
405 I/F部
406 記憶部
500 発注入力ウィンドウ
501 タイトル表示部
502 商品情報表示部
503 販売影響チャート表示部
504 影響項目表示部
505 過去実績表示部
506 2週間実績タブ
507 実績表示部
508 類似日検索タブ
509 発注数量入力部
510 販売予測数表示部

Claims (8)

  1. 複数の因子に基づいて需要量を推定する需要推定部と、
    前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子が前記需要量に与える影響度に関する情報と、前記需要推定部により推定された前記需要量と、前記需要量と在庫量とに基づいて算出された発注推奨量が表示される発注数量入力部の入力欄とを、表示装置に同一の発注入力ウィンドウで表示させる表示情報を生成する表示情報生成部と、を備え、
    前記表示装置に表示させる表示情報は、前記需要量の推定対象時よりも過去における前記需要量の実績値を示す情報であり、
    前記需要推定部は、前記複数の因子に対応する説明変数と、前記影響度を示す係数とを含む回帰式により前記需要量を推定し、
    前記入力欄の数値は前記発注入力ウィンドウで変更可能であり、
    前記入力欄の数値を発注量とする
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記表示装置に表示させる表示情報は、前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子の項目名と、前記少なくとも1つの因子のそれぞれに対応する前記影響度とを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記表示装置に表示させる表示情報は、前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子の項目名と、前記少なくとも1つの因子のそれぞれに起因する前記需要量の増減に関する情報とを含む
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子の項目名と、前記少なくとも1つの因子のそれぞれに起因する前記需要量の増減に関する情報とは、前記需要量の増減の量が大きい順に表示される
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記表示装置に表示させる表示情報は、前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子の具体的な内容を示す情報を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記実績値は、前記複数の因子と前記影響度との関係が前記推定対象時と類似している過去の実績値から選択される
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. コンピュータが、複数の因子に基づいて需要量を推定するステップと、
    前記コンピュータが、前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子が前記需要量に与える影響度に関する情報と、推定された前記需要量と、前記需要量と在庫量とに基づいて算出された発注推奨量が表示される発注数量入力部の入力欄とを、表示装置に同一の発注入力ウィンドウで表示させる表示情報を生成するステップと、を備え、
    前記表示装置に表示させる表示情報は、前記需要量の推定対象時よりも過去における前記需要量の実績値を示す情報であり、
    前記複数の因子に対応する説明変数と、前記影響度を示す係数とを含む回帰式により前記需要量が推定され、
    前記入力欄の数値は前記発注入力ウィンドウで変更可能であり、
    前記入力欄の数値を発注量とする
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    複数の因子に基づいて需要量を推定するステップと、
    前記複数の因子のうちの少なくとも1つの因子が前記需要量に与える影響度に関する情報と、推定された前記需要量と、前記需要量と在庫量とに基づいて算出された発注推奨量が表示される発注数量入力部の入力欄とを、表示装置に同一の発注入力ウィンドウで表示させる表示情報を生成するステップと、を備え、
    前記表示装置に表示させる表示情報は、前記需要量の推定対象時よりも過去における前記需要量の実績値を示す情報であ
    前記複数の因子に対応する説明変数と、前記影響度を示す係数とを含む回帰式により前記需要量が推定され、
    前記入力欄の数値は前記発注入力ウィンドウで変更可能であり、
    前記入力欄の数値を発注量とする
    情報処理方法を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
JP2020510491A 2018-03-29 2019-03-01 情報処理システム、情報処理方法及び記憶媒体 Active JP7334728B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018064709 2018-03-29
JP2018064709 2018-03-29
PCT/JP2019/007988 WO2019187968A1 (ja) 2018-03-29 2019-03-01 情報処理システム、情報処理方法及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019187968A1 JPWO2019187968A1 (ja) 2021-03-18
JP7334728B2 true JP7334728B2 (ja) 2023-08-29

Family

ID=68059015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020510491A Active JP7334728B2 (ja) 2018-03-29 2019-03-01 情報処理システム、情報処理方法及び記憶媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20210027321A1 (ja)
JP (1) JP7334728B2 (ja)
WO (1) WO2019187968A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10713622B1 (en) * 2019-12-06 2020-07-14 Coupang Corp. Computer-implemented systems and methods for intelligent prediction of out of stock items and proactive reordering

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007065779A (ja) 2005-08-29 2007-03-15 Ns Solutions Corp コーザル要因効果予測方法、コーザル要因効果予測装置及びコーザル要因効果予測プログラム
JP2009265747A (ja) 2008-04-22 2009-11-12 Ntt Data Smis Co Ltd マーケティング支援システム、マーケティング支援方法、マーケティング支援プログラム及びコンピュータ読み取り可能な媒体
JP2015033203A (ja) 2013-08-01 2015-02-16 富士電機株式会社 類似日抽出装置、類似日抽出方法、プログラム
WO2017163277A1 (ja) 2016-03-25 2017-09-28 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002073356A2 (en) * 2001-03-09 2002-09-19 Omnexus Americas, Inc. Marketplaces for on-line contract negotiation, formation and price and availability querying

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007065779A (ja) 2005-08-29 2007-03-15 Ns Solutions Corp コーザル要因効果予測方法、コーザル要因効果予測装置及びコーザル要因効果予測プログラム
JP2009265747A (ja) 2008-04-22 2009-11-12 Ntt Data Smis Co Ltd マーケティング支援システム、マーケティング支援方法、マーケティング支援プログラム及びコンピュータ読み取り可能な媒体
JP2015033203A (ja) 2013-08-01 2015-02-16 富士電機株式会社 類似日抽出装置、類似日抽出方法、プログラム
WO2017163277A1 (ja) 2016-03-25 2017-09-28 日本電気株式会社 情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019187968A1 (ja) 2019-10-03
US20210027321A1 (en) 2021-01-28
JPWO2019187968A1 (ja) 2021-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10223668B2 (en) Contextual searching via a mobile computing device
Hou et al. An EOQ model for deteriorating items with price-and stock-dependent selling rates under inflation and time value of money
JP5303606B2 (ja) 広告システム、広告システムの制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体
Li et al. Inventory management for dual sales channels with inventory-level-dependent demand
WO2015041778A1 (en) Product promotion optimization system
US10198762B1 (en) Ordering search results to maximize financial gain
US20160283954A1 (en) System and method for determining a combined effective price discount in tier pricing
JP6003736B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理方法および情報処理装置
JP6536028B2 (ja) 発注計画決定装置、発注計画決定方法および発注計画決定プログラム
Huang Economic ordering model for deteriorating items with random demand and deterioration
JPWO2012049987A1 (ja) 商品推薦システムおよび商品推薦方法とそのプログラム
Barron et al. Shortage decision policies for a fluid production model with MAP arrivals
EP3293692A1 (en) Sales promotion processing system and sales promotion processing program
Currie et al. Dynamic pricing of airline tickets with competition
JP7334728B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法及び記憶媒体
US20170068962A1 (en) Forecasting customer channel choice using cross-channel loyalty
JP2019057189A (ja) 運用支援装置、運用支援方法、運用支援プログラム
KR101784454B1 (ko) 쇼핑 서비스 제공 장치, 방법 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
CN108062666A (zh) 智能收银系统和方法
JP5506123B2 (ja) 広告システム、広告システムの制御方法、プログラム、及び情報記憶媒体
US20160307218A1 (en) System and method for phased estimation and correction of promotion effects
JP4993097B2 (ja) 企業施策の決定支援装置、企業施策の決定支援方法及びそのプログラム
Valliathal et al. Designing and computing optimal policies on a production model for non-instantaneous deteriorating items with shortages
JP6693900B2 (ja) コンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法およびコンテンツ提供プログラム
JP5786001B2 (ja) 需要予測装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200917

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230718

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230731

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7334728

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151