JP7333812B2 - 端末、通信システム及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置及び通信方法に関連するものである。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、NR(New Radio)あるいは5Gと呼ばれる無線通信方式の検討が進んでいる(例えば非特許文献1)。NRでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術の検討が行われている。
衝突型ランダムアクセス(Contention based random access)手順を4ステップで行う従来の4ステップRACH(4-step RACH)に対して、NRでは、衝突型ランダムアクセスを2ステップで行う2ステップRACH(2-step RACH)の検討が開始されている。2ステップRACHにより、低遅延、消費電力削減等への効果が見込まれている。
衝突型ランダムアクセス手順の4ステップRACHでは、第1ステップにおいて、ユーザ装置20から基地局装置10に対してメッセージMsg1(Preamble(プリアンブル))が送信され、第2ステップにおいて、基地局装置10からユーザ装置20に対してメッセージMsg2(RAR(Random Access Response(ランダムアクセス応答))が送信され、第3ステップにおいて、ユーザ装置20から基地局装置10に対してメッセージMsg3が送信され、第4ステップにおいて、基地局装置10からユーザ装置20に対してメッセージMsg4が送信される。メッセージMsg3はPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)に相当する。
3GPP TS 38.300 V15.0.0(2017-12)
4ステップRACHの場合と同様に、2ステップRACHにおいてもメッセージの再送が行われることが想定される。また、2ステップRACHにおける再送時に、4ステップRACHにフォールバック(fallback)することが想定される。しかしながら、これらの場合の動作は不明確である(明確に規定されていない)。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、2ステップRACHにおける再送の動作を適切に規定することで、2ステップRACHにより遅延を削減するとともに、悪い通信環境においてもランダムアクセス(random access)の成功率を高める技術を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、2ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップでプリアンブル及び上り共有チャネルを送信する送信部と、前記2ステップで行うランダムアクセス手順から4ステップで行うランダムアクセス手順への切替後、切替前の電力ランピングのカウンタ値を維持する制御部と、を備える端末が提供される。
開示の技術の他の側面によれば、2ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップでプリアンブル及び上り共有チャネルを送信し、4ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップでプリアンブルを送信する送信部と、前記2ステップで行うランダムアクセス手順から前記4ステップで行うランダムアクセス手順への切替後、切替前の電力ランピングのカウンタ値を維持する制御部と、を備える端末と、前記2ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップで前記端末が送信するプリアンブル及び上り共有チャネルと、前記4ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップで前記端末が送信するプリアンブルを受信する受信部を有する基地局と、を備える通信システムが提供される。
開示の技術によれば、2ステップRACHにより遅延を削減するとともに、悪い通信環境においてもランダムアクセス(random access)の成功率を高めることを可能とする技術が提供される。
本発明の実施形態における通信システムの構成図である。 衝突型ランダムアクセス手順の4ステップRACHを説明する図である。 衝突型ランダムアクセス手順の2ステップRACHを説明する図である。 2ステップRACHから4ステップRACHにフォールバックする場合の電力ランピング(power ramping)を説明する図である。 基地局装置10の機能構成の一例を示す図である。 ユーザ装置20の機能構成の一例を示す図である。 基地局装置10及びユーザ装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(本実施の形態)を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。
以下の実施の形態における無線通信システムは基本的にNRに準拠することを想定しているが、それは一例であり、本実施の形態における無線通信システムはその一部又は全部において、NR以外の無線通信システム(例:LTE)に準拠していてもよい。
(システム全体構成)
図1に本実施形態に係る無線通信システムの構成図を示す。本実施形態に係る無線通信システムは、図1に示すように、基地局装置10、及びユーザ装置20を含む。図1には、基地局装置10、及びユーザ装置20が1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数であってもよい。
ユーザ装置20は、スマートフォン、携帯電話機、タブレット、ウェアラブル端末、M2M(Machine-to-Machine)用通信モジュール等の無線通信機能を備えた通信装置であり、基地局装置10に無線接続し、無線通信システムにより提供される各種通信サービスを利用する。基地局装置10は、1つ以上のセルを提供し、ユーザ装置20と無線通信する通信装置である。ユーザ装置20と基地局装置10はいずれも、ビームフォーミングを行って信号の送受信を行うことが可能である。また、ユーザ装置20をUEと称し、基地局装置10をgNBと称してもよい。
本実施の形態において、複信(Duplex)方式は、TDD(Time Division Duplex)方式でもよいし、FDD(Frequency Division Duplex)方式でもよい。
本実施の形態に係る技術は、NRの衝突型ランダムアクセス手順に関わるものなので、最初に、衝突型ランダムアクセス手順の4ステップRACHの動作例および衝突型ランダムアクセス手順の2ステップRACHの動作例を説明する。
(衝突型ランダムアクセス手順:4ステップRACH)
図2は、衝突型ランダムアクセス手順の4ステップRACHを説明する図である。
ユーザ装置20は、第1ステップ(S1)において、メッセージMsg1(=プリアンブル)を送信する。
基地局装置10は、プリアンブルを検出すると、第2ステップ(S2)において、その応答であるメッセージMsg2(=RAR(Random access response)))をユーザ装置20に送信する。
RARを受信したユーザ装置20は、第3ステップ(S3)において、所定の情報を含むメッセージMsg3を基地局装置10に送信する。Msg3は、例えば、RRC connection requestである。
Msg3を受信した基地局装置10は、第4ステップ(S4)において、メッセージMsg4(例:RRC connection setup)をユーザ装置20に送信する。ユーザ装置20は、上記の所定の情報がMsg4に含まれていることを確認すると、当該Msg4が、上記のMsg3に対応する自分宛てのMsg4であることを認識し、ランダムアクセス手順を完了し、RRC接続を確立する(Contension resolution:OK)。
(衝突型ランダムアクセス手順:2ステップRACH)
図3は、衝突型ランダムアクセス手順の2ステップRACHを説明する図である。
図3に示されるように、衝突型ランダムアクセス手順の2ステップRACHでは、第1ステップ(S11)において、ユーザ装置20から基地局装置10に対してメッセージMsgAが送信され、第2ステップ(S12)において、基地局装置10からユーザ装置20に対してメッセージMsgBが送信される。ユーザ装置20は、所定の情報がMsgBに含まれていることを確認すると、当該MsgBが、上記MsgAに対応する自分宛てのMsgBであることを認識し、ランダムアクセス手順を完了し、RRC接続を確立する(Contension resolution:OK)。
メッセージMsgAは、プリアンブル+データ(PUSCH)を含み、4ステップRACHのMsg1+Msg3に相当する。また、メッセージMsgBは、4ステップRACHのMsg2+Msg4に相当する。
(2ステップRACHにおける再送の動作)
ユーザ装置20の2ステップRACHにおける再送の動作について説明する。
ユーザ装置20の2ステップRACHにおける再送の動作として、2ステップRACHにおけるメッセージMsgAの再送時に、4ステップRACHにフォールバックすることが考えられる。
2ステップRACHにおけるメッセージMsgAの再送時に4ステップRACHにフォールバックする場合に、ユーザ装置20は、4ステップRACHのプリアンブル(Msg1)の送信から開始してもよいし、Msg3の送信から開始してもよい。
ユーザ装置20は、基地局装置10から通知された情報に基づいて、Msg1の送信から開始するかMsg3の送信から開始するかを判断してもよい。例えば、ユーザ装置20は、基地局装置10からの、ユーザ装置20が送信したプリアンブルIDに対応するプリアンブルの受信には成功したが、ユーザ装置20が送信したUE IDに対応するPUSCH(Msg3に相当)の受信には失敗した、ということを示す情報に基づいて判断可能な場合には、Msg3の送信から開始してもよい。例えば、ユーザ装置20は、基地局装置10からの、ユーザ装置20が送信したプリアンブルIDに対応するプリアンブルの受信に失敗し、ユーザ装置20が送信したUE IDに対応するPUSCH(Msg3に相当)の受信にも失敗した、ということを示す情報の通知に基づいて判断可能な場合には、プリアンブル(Msg1)送信から開始してもよい。また、その他の通知情報に基づいて判断してもよい。
ユーザ装置20の2ステップRACHにおける再送の動作として、ユーザ装置20は、基地局装置10からの、ユーザ装置20が送信したプリアンブルIDに対応するプリアンブルの受信には成功したが、ユーザ装置20が送信したUE IDに対応するPUSCH(Msg3に相当)の受信には失敗した、ということを示す情報を受信した場合に、その情報の受信をトリガーとして、4ステップRACHにフォールバックし、Msg3の送信から開始してもよい。
2ステップRACHにおけるMsgAの再送時に4ステップRACHにフォールバックすることをユーザ装置20が判断するための閾値が、通知されてもよいし規定されてもよい。例えば、4ステップRACHにフォールバックするまでの再送回数が指定されてもよい。再送回数が指定された場合、指定された再送回数の間は2ステップRACHを続け、指定された回数を超えた再送が必要になった場合に4ステップRACHにフォールバックして、プリアンブル(Msg1)またはMsg3から再送を行う。
(2ステップRACHにおけるMsgAのpower ramping)
2ステップRACHにおけるMsgAの電力ランピング(power ramping)について説明する。
電力ランピングステップ(power ramping step)の値について、MsgAのプリアンブルとMsgAのPUSCHに対して、共通の一つの値が用いられてもよい。
あるいは、電力ランピングステップの値について、MsgAのプリアンブルとMsgAのPUSCHに対して、それぞれ別々の値が通知されてもよい。
あるいは、電力ランピングステップの値について、当該値は、MsgAのプリアンブルの送信電力の計算のみに用いられてもよい。この場合、MsgAのPUSCHの送信電力については別の方法で計算されてもよい。MsgAのプリアンブルの送信電力とは独立して計算されてもよいし、MsgAのプリアンブルの送信電力からのオフセット値などを用いて相対的に計算されてもよい。
2ステップRACHで用いられるMsgAの電力ランピングステップの値は、4ステップRACHに用いられる(通知される)値と同じものが用いられてもよいし、異なるものが用いられてもよい。
4ステップRACHのプリアンブル用の電力ランピングステップの値と、2ステップRACHのMsgAのプリアンブル用の電力ランピングステップの値とが同じでもよい。
あるいは、4ステップRACHのプリアンブル用の電力ランピングステップの値と、2ステップRACHのMsgAのプリアンブル用およびPUSCH用の電力ランピングステップの値とが同じでもよい。
あるいは、4ステップRACHのプリアンブル用の電力ランピングステップの値と、2ステップRACHのMsgAのプリアンブル用およびPUSCH用の電力ランピングステップの値とは、異なるものであってもよい。
図4は、2ステップRACHから4ステップRACHにフォールバックする場合の電力ランピング(power ramping)を説明する図である。
2ステップRACHから4ステップRACHにフォールバックした場合に、電力ランピングを行うごとに蓄積されていた値がフォールバック後も保持されてもよい。すなわち、2ステップRACHから4ステップRACHにフォールバックした場合に、電力ランピングカウンタ(power ramping counter)がフォールバック後も保持されてもよい。保持された電力ランピングカウンタは、フォールバック後のプリアンブルの送信電力の計算に引き続き用いられる。
電力ランピングカウンタを保持する方法として、フォールバックを行った直後の再送時に電力ランピングカウンタの値を1増やしてもよい(図4のAlt1-1参照)。
電力ランピングカウンタを保持する方法として、フォールバックを行った直後の再送時には、電力ランピングカウンタの値を維持してもよい(図4のAlt1-2参照)。
2ステップRACHから4ステップRACHにフォールバックした場合に、電力ランピングを行うごとに蓄積されていた値がフォールバック後にリセットされてもよい。すなわち、電力ランピングカウンタがフォールバック後にリセットされてもよい。あるいは、4ステップRACH用の電力ランピングカウンタと2ステップRACH用の電力ランピングカウンタとが別々のものであってもよい。この場合、フォールバック後のプリアンブル送信時には、電力ランピングされない状態の送信電力が計算される(図4のAlt2参照)。
(2ステップRACHにおけるMsgAの最大再送回数)
2ステップRACHにおけるMsgAの最大再送回数の値について、MsgAのプリアンブルとMsgAのPUSCHに対して、共通する一つの値が用いられてもよい。
あるいは、2ステップRACHにおけるMsgAの最大再送回数の値について、MsgAのプリアンブルとMsgAのPUSCHに対して、別々の値が通知されてもよい。
あるいは、2ステップRACHにおけるMsgAの最大再送回数の値について、MsgAのプリアンブルに対してのみ用いられてもよい。
MsgAの送信回数のカウンタ(すなわち、最大再送回数を超過したか否かの判断に用いられるカウンタ)について、MsgAのプリアンブルの送信時にのみカウントされてもよい。
あるいは、MsgAのプリアンブルの送信時、および、MsgAのPUSCHのみの再送時(すなわち、MsgAのプリアンブルは再送されずPUSCHのみが再送される時) にカウントされてもよい。
あるいは、MsgAのプリアンブルの送信とMsgAのPUSCHの送信が、別々のカウンタによってカウントされてもよい。
2ステップRACHにおけるMsgAの最大再送回数の値について、4ステップRACH用に用いられる(通知される)値と同じものであってもよいし、異なるものであってもよい。
4ステップRACHのプリアンブル用の最大再送回数の値と、2ステップRACHのMsgAのプリアンブル用の最大再送回数の値とが同じであってもよい。
あるいは、4ステップRACHのプリアンブル用の最大再送回数の値と、2ステップRACHのMsgAのプリアンブル用兼MsgAのPUSCH用の最大再送回数の値とが同じであってもよい。
あるいは、4ステップRACHのプリアンブル用の最大再送回数の値は、2ステップRACHのMsgAのプリアンブル用の最大再送回数の値とは異なり、MsgAのPUSCH用の最大再送回数の値とも異なるものであってもよい。
2ステップRACHから4ステップRACHにフォールバックした場合の送信回数の値について、送信を行うごとに蓄積されていた送信回数の値がフォールバック後に保持されてもよい。すなわち、送信回数のカウンタがフォールバック後に保持されてもよい。保持された送信回数のカウンタの値が、フォールバック後の最大再送回数の超過判断に引き続き用いられる。
送信回数のカウンタをフォールバック後に保持する方法として、フォールバックを行った直後の再送時に、送信回数のカウンタを1増やしてもよい。
あるいは、送信回数のカウンタをフォールバック後に保持する方法として、フォールバックを行った直後の再送時に、送信回数のカウンタを維持してもよい。
2ステップRACHから4ステップRACHにフォールバックした場合の送信回数の値について、送信回数の値がフォールバック後にリセットされてもよい。すなわち、送信回数のカウンタがフォールバック後にリセットされてもよい。あるいは、4ステップRACH用の送信回数のカウンタと、2ステップRACH用の送信回数のカウンタが別々のものであってもよい。これらの場合、フォールバック後の最大再送回数の超過判断には、リセットされた送信回数のカウンタ、または、個別の送信回数のカウンタが用いられる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行する基地局装置10及びユーザ装置20の機能構成例を説明する。基地局装置10及びユーザ装置20は上述した実施例を実施する機能を含む。ただし、基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、実施例の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
<基地局装置10>
図5は、基地局装置10の機能構成の一例を示す図である。図5に示されるように、基地局装置10は、送信部110と、受信部120と、設定部130と、制御部140とを有する。図5に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部110は、ユーザ装置20側に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。受信部120は、ユーザ装置20から送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。例えば、受信部120は、2ステップRACHにおけるメッセージMsgAをユーザ装置20から受信し、送信部110は、2ステップRACHにおけるメッセージMsgBをユーザ装置20に送信する。
設定部130は、予め設定される設定情報、及び、ユーザ装置20に送信する各種の設定情報を記憶装置に格納し、必要に応じて記憶装置から読み出す。
制御部140は、制御部140における信号送信に関する機能部を送信部110に含め、制御部140における信号受信に関する機能部を受信部120に含めてもよい。
<ユーザ装置20>
図6は、ユーザ装置20の機能構成の一例を示す図である。図6に示されるように、ユーザ装置20は、送信部210と、受信部220と、設定部230と、制御部240とを有する。図6に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部210は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線で送信する。受信部220は、各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。例えば、送信部210は、2ステップRACHにおけるメッセージMsgAを基地局装置10に送信し、受信部220は、2ステップRACHにおけるメッセージMsgBを基地局装置10から受信する。
設定部230は、受信部220により基地局装置10から受信した各種の設定情報を記憶装置に格納し、必要に応じて記憶装置から読み出す。また、設定部230は、予め設定される設定情報も格納する。
制御部240は、制御部240における信号送信に関する機能部を送信部210に含め、制御部240における信号受信に関する機能部を受信部220に含めてもよい。
(ハードウェア構成)
上述の本発明の実施の形態の説明に用いた機能構成図(図5及び図6)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態における基地局装置10及びユーザ装置20はいずれも、本発明の実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図7は、本発明の実施の形態に係る基地局装置10又はユーザ装置20である無線通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007等を含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニット等に読み替えることができる。基地局装置10及びユーザ装置20のハードウェア構成は、図に示した1001~1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局装置10及びユーザ装置20における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002等のハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、補助記憶装置1003及び/又は通信装置1004から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図5に示した基地局装置10の送信部110、受信部120、設定部130、制御部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図6に示したユーザ装置20の送信部210と、受信部220と、設定部230、制御部240は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つで構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)等と呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール等を保存することができる。
補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)等の光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等の少なくとも1つで構成されてもよい。補助記憶装置1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び/又は補助記憶装置1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュール等ともいう。例えば、基地局装置10の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。また、ユーザ装置20の送信部210及び受信部220は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ等)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプ等)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び記憶装置1002等の各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本実施形態により、2ステップRACHの第1ステップで第1データを送信する送信部と、前記2ステップRACHの第2ステップで第2データを受信する受信部とを備え、前記第1データの再送時に4ステップRACHにフォールバックするユーザ装置が提供される。
また、他の側面によれば、2ステップRACHの第1ステップで第1データを送信する送信部と、前記2ステップRACHの第2ステップで第2データを受信する受信部とを備え、受信した前記第2データに応じて4ステップRACHにフォールバックするユーザ装置が提供される。
上記ユーザ装置により、2ステップRACHにより遅延を削減するとともに、悪い通信環境においてもランダムアクセス(random access)の成功率を高めることを可能とする技術が提供される。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局装置10及びユーザ装置20は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局装置10が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置20が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD-ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージ等であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャート等は、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局装置10によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局装置10を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、ユーザ装置20との通信のために行われる様々な動作は、基地局装置10及び/又は基地局装置10以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GW等が考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局装置10以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
ユーザ装置20は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局装置10は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(evolved NodeB)、gNB、ベースステーション(Base Station)、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事等を含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事等を含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)等した事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
(第1項)
2ステップRACHの第1ステップで第1データを送信する送信部と、
前記2ステップRACHの第2ステップで第2データを受信する受信部とを備え、
前記第1データの再送時に4ステップRACHにフォールバックする、ユーザ装置。
(第2項)
2ステップRACHの第1ステップで第1データを送信する送信部と、
前記2ステップRACHの第2ステップで第2データを受信する受信部とを備え、
受信した前記第2データに応じて4ステップRACHにフォールバックする、ユーザ装置。
(第3項)
前記第1データの再送における電力ランピング回数のカウンタを更に備え、
前記カウンタの値は、前記4ステップRACHにフォールバックした後に、維持又はリセットされる、
第1項または第2項に記載のユーザ装置。
(第4項)
前記第1データの送信回数のカウンタを更に備え、
前記カウンタの値は、前記4ステップRACHにフォールバックした後に、維持又はリセットされる、
第1項または第2項に記載のユーザ装置。
(第5項)
2ステップRACHの第1ステップで第1データを送信するステップと、
前記2ステップRACHの第2ステップで第2データを受信するステップとを備え、
前記第1データの再送時に4ステップRACHにフォールバックする、ユーザ装置の通信方法。
(第6項)
2ステップRACHの第1ステップで第1データを送信するステップと、
前記2ステップRACHの第2ステップで第2データを受信するステップとを備え、
受信した前記第2データに応じて4ステップRACHにフォールバックする、ユーザ装置の通信方法。
10 基地局装置
110 送信部
120 受信部
130 設定部
140 制御部
20 ユーザ装置
210 送信部
220 受信部
230 設定部
240 制御部
1001 プロセッサ
1002 記憶装置
1003 補助記憶装置
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (6)

  1. 2ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップでプリアンブル及び上り共有チャネルを送信する送信部と、
    前記2ステップで行うランダムアクセス手順から4ステップで行うランダムアクセス手順への切替後、切替前の電力ランピングのカウンタ値を維持する制御部と、
    を備える端末。
  2. 前記制御部は、前記2ステップで行うランダムアクセス手順での電力ランピングのステップ値と前記4ステップで行うランダムアクセス手順での電力ランピングのステップ値に対して別々の値を用いる請求項1に記載の端末。
  3. 前記2ステップで行うランダムアクセス手順での最大送信回数と前記4ステップで行うランダムアクセス手順での最大送信回数に対して別々の値を用いる送信部と、
    を更に備える請求項1に記載の端末。
  4. 前記送信部は、前記2ステップで行うランダムアクセス手順で送信するプリアンブルと上り共有チャネルとにおいて、同一の電力ランピングのステップ値、同一の最大送信回数、及び同一の送信回数のカウンタ値を用いる請求項1に記載の端末。
  5. 2ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップでプリアンブル及び上り共有チャネルを送信し、4ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップでプリアンブルを送信する送信部と、
    前記2ステップで行うランダムアクセス手順から前記4ステップで行うランダムアクセス手順への切替後、切替前の電力ランピングのカウンタ値を維持する制御部と、
    を備える端末と、
    前記2ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップで前記端末が送信するプリアンブル及び上り共有チャネルと、前記4ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップで前記端末が送信するプリアンブルを受信する受信部を有する基地局と、
    を備える通信システム。
  6. 2ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップでプリアンブル及び上り共有チャネルを送信し、4ステップで行うランダムアクセス手順の第1ステップでプリアンブルを送信するステップと、
    前記2ステップで行うランダムアクセス手順から前記4ステップで行うランダムアクセス手順への切替後、切替前の電力ランピングのカウンタ値を維持するステップと、
    を備える端末の通信方法。
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