JP7332814B2 - マルチsim動作のためのユーザ機器及び方法 - Google Patents

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Description

〔関連出願の相互参照〕
本開示は、2020年1月21日に出願された米国仮特許出願第62/963,720号の利益及び優先権を主張する、2021年1月21日に出願された国際特許出願PCT/CN2021/073119の、米国特許法第371条の下で出願された、国内段階出願である上述した出願の内容は、全ての目的のために、参照により本明細書に完全に組み込まれる。
〔分野〕
本開示は、無線通信に関するものであり、より具体的に、セルラー無線通信ネットワークにおけるマルチ加入者識別モジュール(マルチSIM)動作に関するものである。
本開示で使用される略語は、以下を含む:
略語 フルネーム
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
5GC 5Gコアネットワーク
AS アクセス層
BS 基地局
CA キャリアアグリゲーション
CMAS 商用モバイル警報システム
DC デュアル接続
DCI 下りリンク制御情報
DL 下りリンク
DRX 間欠受信
DSDA デュアルSIMデュアルアクティブ
DSDS デュアルSIMデュアルスタンバイ
E-UTRA 進化型ユニバーサル地上無線アクセス
eMBB 拡張モバイルブロードバンド
EN-DC E-UTRA NRデュアル接続
EPC 進化型パケットコア
ETWS 地震及び津波警報システム
ID 識別子
IE 情報要素
LTE ロングタームエボリューション
MAC 媒体アクセス制御
MAC CE MAC制御要素
MCG マスターセルグループ
MIMO 多入力多出力
mMTC 大規模マシン型通信
MN マスターノード
MR-DC マルチRATデュアル接続
MSG メッセージ
MSGA メッセージA
MSGB メッセージB
NAS 非アクセス層
NE-DC NR E-UTRAデュアル接続
NGEN-DC 次世代E-UTRA NRデュアル接続
NPN 非公衆ネットワーク
NR ニューラジオ
NR-DC NR NRデュアル接続
NW ネットワーク
PCell プライマリセル
PDCCH 物理下りリンク制御チャネル
PDSCH 物理下りリンク共有チャネル
PF ページングフレーム
PHY 物理(層)
PLMN 公衆陸上移動体ネットワーク
PNI-NPN 公衆ネットワーク統合型NPN
PO ページング機会
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PUCCH 物理上りリンク制御チャネル
PUSCH 物理上りリンク共有チャネル
RA ランダムアクセス
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RF 無線周波数
RRC 無線リソース制御
RX 受信
SCell セカンダリセル
SCG セカンダリセルグループ
SIM 加入者識別モジュール
SN セカンダリノード
SNPN 単一非公衆ネットワーク
TA タイミングアドバンス
TDM 時間分割多重化
TR 技術報告書
TS 技術仕様
TX 送信
UE ユーザ機器
UL 上りリンク
URLLC 超高信頼低遅延通信
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
V2X ヴィーグルトゥエブリシング。
データ速度、遅延性、信頼性、及びモビリティを改善することによって、5G NRといった、セルラー無線通信システムのための無線通信の様々な態様を改善するために、様々な努力がなされてきた。5G NRシステムは、eMBB、mMTC、及びURLLCといった様々な使用法に対応して、ネットワークサービス及びタイプを最適化するための柔軟性及び構成可能性を提供するように設計される。しかしながら、無線アクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、当該技術分野における更なる改善の必要性が存在する。
本開示は、セルラー無線通信ネットワークにおけるマルチSIM動作に関する。
本開示の第1の態様において、UEによって実行されるマルチSIM動作の方法が提供される。本方法は、UEの第1のUSIMに関連付けられた第1のネットワークに接続する工程、第1のネットワークから、UEが、UEの第2のUSIMに関連付けられた第2のネットワークにスイッチするためのアシスタンス情報メッセージを送信することを許可されていることを示す第1の設定を受信する工程であって、第1の設定は、タイマーの設定を更に含む、工程、第1のネットワークへ、アシスタンス情報メッセージを送信する工程であって、アシスタンス情報メッセージは、UEが、第1のネットワークに関連付けられたRRC_CONNECTED状態から、好適なRRC状態に、好適にスイッチすることを示すための、第1のネットワークに関連付けられた好適な無線リソース制御(RRC)状態の情報を含む、工程、及びアシスタンス情報メッセージを送信する工程でタイマーを開始する工程を含む。
第1の態様の一実施形態において、第1の設定は、受信すると、UEがアシスタンス情報メッセージを送信することを許可されることを示す、setup設定にセットされる。
第1の態様の他の実施形態において、アシスタンス情報メッセージを送信する工程は、タイマーが動作していないことを決定すると、アシスタンス情報メッセージを送信する工程を含む。
第1の態様の他の実施形態において、本方法は、第1の設定が、releaseにセットされると決定すると、タイマーを停止する工程を更に含む。
第1の態様の他の実施形態において、本方法は、第1のネットワークに関連付けられたRRC_IDLE状態に遷移すると、タイマーを停止する工程を更に含む。
第1の態様の他の実施形態において、好適なRRC状態は、RRC_INACTIVE状態である。
第1の態様の他の実施形態において、好適なRRC状態は、RRC_IDLE状態である。
第1の態様の他の実施形態において、アシスタンス情報メッセージを第1のネットワークに送信する工程は、UEがマルチSIM動作に関係するアシスタンス情報を提供することが可能であることを決定した後に、アシスタンス情報メッセージを送信する工程を含む。
第1の態様の他の実施形態において、本方法は、UEがマルチSIM動作をサポートすることを示す能力情報を、第1のネットワークに、送信する工程、を更に含む。
第1の態様の他の実施形態において、本方法は、第2のネットワークのために使用される測定ギャップを示す第2の設定を、第1のネットワークから、受信する工程、を更に含む。
本開示の第2の態様において、マルチSIM動作のためのUEが提供される。UEは、一つ又は複数のプロセッサと、一つ又は複数のプロセッサに結合された少なくとも一つのメモリとを含む。少なくとも一つのメモリは、一つ又は複数のプロセッサによって実行されたとき、UEに、UEの第1のUSIMに関連付けられた第1のネットワークに接続すること、第1のネットワークから、UEが、UEの第2のUSIMに関連付けられた第2のネットワークにスイッチするためのアシスタンス情報メッセージを送信することを許可されていることを示す第1の設定を受信することであって、第1の設定は、タイマーの設定を更に含む、こと、第1のネットワークへ、アシスタンス情報メッセージを送信することであって、アシスタンス情報メッセージは、UEが、第1のネットワークに関連付けられたRRC_CONNECTED状態から、好適なRRC状態に、好適にスイッチすることを示すための、第1のネットワークに関連付けられた好適なRRC状態を含む、こと、及びアシスタンス情報メッセージを送信すると、タイマーを開始すること、を実行させる、コンピュータ実行可能プログラムを記憶する。
本開示の態様は、添付の図面を読むとき、以下の詳細な開示から最もよく理解される。様々な特徴は、一定の縮尺で描かれていない。様々な特徴の寸法は、議論を明確にするために任意に増減されてもよい。
図1は、本開示の一例としての実施形態に従った、マルチSIM動作のためにUEによって実行される方法を示すフローチャートである。 図2は、本開示の他の例としての実施形態に従った、マルチSIM動作のためにUEが実行する方法を示すフローチャートである。 図3は、本開示の一例としての実施形態に従った、マルチSIM動作のためのネットワークスイッチ手順の通信ダイアグラムである。 図4は、本発明の一例としての実施形態に従った、無線通信のためのノードを示すブロック図である。
以下は、本開示の実施形態に関連する特定の情報を含む。図面及びそれらの添付の詳細な開示は、単に実施形態に向けられている。しかしながら、本開示は、これらの実施形態に限定されない。本開示の他の変形例及び実施形態は、当業者に自明であろう。
なお、特に断らない限り、図面間において同一又は相当する部分は、同一又は相当する符号を付してある。更に、本開示における図面及び例示は、概して縮尺通りではなく、実際の相対的寸法に対応することを意図していない。
一貫性の目的及び理解の容易さのために、同様の特徴は、(いくつかの実施例では図示されていないが)図面中の同じ数字によって識別されてよい。しかしながら、異なる実施形態における特徴は、他の点で異なってよく、図面に示されるものに狭く限定されるべきではない。
語句「一実施形態において」又は「いくつかの実施形態において」は、各々が同一又は異なる実施形態の一つ以上を参照することがある。用語「結合された」は、介在する部品を介して直接的又は間接的に接続されたものとして定義され、必ずしも物理的接続に限定されない。用語「備える(comprising)」は、「含むが、必ずしもそれに限定されない」ことを意味し、特に、そのように開示された組み合わせ、群、グループ又は等価物におけるオープンエンドの包含又はメンバーシップを示す。表現「A、B及びCの内の少なくとも1つ」又は「以下の内の1つ、A、B及びC」は、「Aのみ、又はBのみ、又はCのみ、又はA、B及びCの任意の組合せ」を意味する。
用語「システム」及び「ネットワーク」は、互換的に使用されてよい。用語「及び/又は」は、関連付けられたオブジェクトを記載するための関連付けの関係のみであり、A及び/又はBは、Aが単独で存在すること、A及びBが同時に存在すること、又はBが単独で存在することを示し得るといった、3つの関係が存在し得ることを表す。文字「/」は、通常、関連付けられたオブジェクトが「又は」関係にあることを表す。
説明及び非限定の目的で、開示された技術の理解を提供するために、機能エンティティ、技法、プロトコル、及び規格などの特定の詳細が記載される。他の実施例において、不必要な細部で本開示を曖昧にしないように、周知の方法、技術、システム、及びアーキテクチャの詳細な開示は、省略される。
当業者は、開示される任意のネットワーク機能又はアルゴリズムがハードウェア、ソフトウェア、又はソフトウェアとハードウェアの組合せによって実装され得ることを直ちに認識するであろう。開示された機能は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせであり得るモジュールに対応し得る。
ソフトウェアの実施形態は、メモリ又は他のタイプの記憶装置といったコンピュータ可読媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令を含むことができる。通信処理能力を有する1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は汎用コンピュータを、対応する実行可能命令でプログラムし、開示されたネットワーク機能又はアルゴリズムを実行することができる。
マイクロプロセッサ又は汎用コンピュータは、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理アレイ、及び/又は1つ又は複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)を含むことができる。開示されている実施形態のいくつかは、コンピュータハードウェア上にインストールされ実行されるソフトウェアを指向しているが、ファームウェアとして、又はハードウェアとして、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせとして実装される代替的な実施形態は、本開示の範囲内に十分ある。コンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、コンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶、又はコンピュータ可読命令を記憶可能な他の任意の同等の媒体を含むが、これらに限定されない。
ロングタームエボリューション(LTE)システム、LTEアドバンスド(LTE-A)システム、LTEアドバンスドProシステム、又は5G NR無線アクセスネットワーク(RAN)といった無線通信ネットワークアーキテクチャは、通常、少なくとも1つの基地局(BS)、少なくとも1つのUE、及びネットワーク内で接続を提供する1つ又は複数の任意のネットワーク要素を含む。UEは、1つ又は複数のBSによって確立されたRANを介して、コアネットワーク(CN)、進化型パケットコア(EPC)ネットワーク、進化型ユニバーサル地上RAN(E-UTRAN)、5Gコア(5GC)、又はインターネットといったネットワークと通信する。
UEは、移動局、移動端末若しくは装置、又はユーザ通信無線端末を含むことができるが、これらに限定されない。UEは、携帯電話、タブレット、ウェアラブルデバイス、センサ、車両、又は無線通信能力を有する携帯情報端末(PDA)を含むが、これらに限定されない携帯無線機器であってよい。UEは、無線インターフェースを介してRAN内の1つ又は複数のセルと信号を送受信するように設定される。
BSは、マイクロ波アクセスのための世界相互運用性(WiMAX)、しばしば2Gとして称されるモバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)、GSMエボリューションのためのGSM拡張データ速度(EDGE)RAN(GERAN)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、基本広帯域符号分割多元接続(W-CDMA)上のしばしば3Gとして称されるユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、高速パケットアクセス(HSPA)、LTE、LTE-A、5GCに接続された進化型LTE(eLTE)、NR(しばしば5Gとして称される)及び/LTE-A Proといった少なくとも無線アクセス技術(RAT)に従って、通信サービスを提供するように設定される。しかしながら、本開示の範囲は、これらのプロトコルに限定されない。
BSは、UMTS内のノードB(NB)、LTE又はLTE-A内の進化型ノードB(eNB)、UMTS内の無線ネットワークコントローラ(RNC)、GSM/GERAN内のBSコントローラ(BSC)、5GCに接続された進化型ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA)BS内のng-eNB、5G-RAN内の次世代ノードB(gNB)、又はセル内の無線通信を制御し、無線リソースを管理することができる任意の他の装置を含むことができるが、これらに限定されない。BSは、無線インターフェースを介して1つ又は複数のUEにサービスを提供することができる。
BSは、RANを形成する複数のセルを使用して、特定の地理的エリアに無線カバレッジを提供するように動作可能である。BSは、セルの動作をサポートする。各セルは、その無線カバレッジ内の少なくとも1つのUEにサービスを提供するように動作可能である。
各セル(しばしばサービングセルと呼ばれる)は、その無線カバレッジ内の1つ以上のUEを提供するサービスを提供し、それにより、各セルは、DL及び任意でULパケット送信のために、その無線カバレッジ内の少なくとも1つのUEにDL及び任意でULリソースをスケジューリングする。BSは、複数のセルを介して無線通信システム内の1つ又は複数のUEと通信することができる。
セルは、近接サービス(ProSe)又はヴィークルトゥエブリシング(V2X)サービスをサポートするためにサイドリンク(SL)リソースを割り当てることができる。各セルは、他のセルと重複したカバレッジエリアを有することができる。
マルチRATデュアルコネクティビティ(MR-DC)の場合、マスターセルグループ(MCG)又はセカンダリセルグループ(SCG)のプライマリセルは、スペシャルセル(SpCell)と呼ばれることがある。プライマリセル(PCell)は、MCGのSpCellを指すことができる。プライマリSCGセル(PSCell)は、SCGのSpCellを指すことができる。MCGは、SpCell及び任意で1つ又は複数のセカンダリセル(SCell)を含む、マスターノード(MN)に関連付けられたサービングセルのグループを指すことができる。SCGは、SpCell及び任意で1つ又は複数のSCellを含む、セカンダリノード(SN)に関連付けられたサービングセルのグループを指すことができる。
先に開示したように、NRのためのフレーム構造は、高信頼性、高データ速度、及び低遅延性要件を満たしながら、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、大容量マシン型通信(mMTC)、及び超高信頼低遅延性通信(URLLC)といった様々な次世代(例えば、5G)通信要件に適応するための柔軟な設定をサポートする。3GPPにおける直交周波数分割多重(OFDM)技術は、NR波形のベースラインとして役立ってよい。適応副搬送波間隔、チャネル帯域幅、及びサイクリックプレフィックス(CP)のようなスケーラブルなOFDMニューメロロジーを使用することもできる。
NRのために二つの符号化方式、特に低密度パリティ検査(LDPC)符号とポーラ符号を考察した。符号化方式適応は、チャネル状態及び/又はサービスアプリケーションに基づいて設定され得る。
1つのNRフレームの送信時間間隔(TTI)に、少なくともDL送信データ、ガード期間、及びUL送信データが含まれなければならない。また、DL送信データ、ガード期間、UL送信データの各部は、例えばNRのネットワークダイナミクスに基づいて設定可能でなければならない。SLリソースは、ProSeサービス又はV2XサービスをサポートするためにNRフレーム内に提供されてよい。
マルチUSIM装置は、様々な地域及び国でますます人気が高まっている。例えば、ユーザは、1つのデバイスにおいて個人的なサブスクリプションとビジネス用のサブスクリプションの両方を有することができ、又は、1つのデバイスにおいて、様々なサービスのために2つの個人的なサブスクリプションを有することができる(例えば、1つの個人のサブスクリプション及び1つの「ファミリーサークル」プランのサブスクリプション)。しかしながら、装置内のマルチUSIMのサポートは、現在、3GPP仕様からのサポートなしに実施特有の方法で扱われ、その結果、様々な実施とUEの振舞いをもたらす。このような状況は、UEベンダーのための複雑さの増加、ネットワークベンダー又はオペレータのための予期しないUEの振舞い、及びユーザエクスペリエンスの低下を引き起こす可能性がある。ネットワーク機能性が予測可能なUEの振舞いに基づくことができるという点で、性能の観点からマルチUSIM(又はマルチSIM)UEに対する標準化サポートを提供することは有益であろう。
マルチUSIM(又はマルチSIM)UEの場合、UEが第1のネットワーク(本開示では「ネットワークA」と呼ばれる)とアクティブに通信している一方で、第2のネットワーク(本開示では「ネットワークB」と呼ばれる)がUEをページングすることが起こり得る。したがって、UEがネットワークAに退出を通知する機構(例えば、ネットワークAからネットワークBへのスイッチング)が必要となる場合がある。マルチSIM UEが接続ネットワークからのスイッチを接続ネットワークに通知するための方法が本開示において開示される。
〔マルチSIM動作〕
マルチSIMデバイスは、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)又はデュアルSIMデュアルアクティブ(DSDA)モードのいずれかで動作できるが、これらのモードに限定されない。DSDS及びDSDAは、TR22.834で規定される。
DSDS:両方のSIM(第1のSIM及び第2のSIMを含んでいる)は、アイドルモードのネットワーク接続のために使用できるが、無線接続がアクティブなとき、他の接続は、無効になる。DSDS装置内のSIMは、単一のトランシーバを共有してよい。2つの無線接続は、時間多重化によってアイドルモードに維持されてよい。UEが第1のSIMのためのネットワーク上でコール中のとき、第2のSIMのネットワークへの無線接続を維持することはできなくなる。したがって、第2のSIMのネットワークへの接続は、コールの期間は使用できない。第2のSIMのネットワークへの登録は、維持することができる。
DSDA:両方のSIMは、アイドルモード及び接続モードの両方で使用され得る。各SIMは、専用トランシーバを有し、これは、モデムレベルでのアイドルモード又は接続モードの動作に対する相互依存性がないことを意味する。
デバイス実施形態の選択に基づいて、マルチSIMデバイスのためのいくつかのアーキテクチャは、DSDS又はDSDAをサポートするためにマーケットに共存することができる。マルチSIMデバイスのアーキテクチャは、{シングルRX、シングルTX}、{デュアルRX、シングルTX}及び{デュアルRX、デュアルTX}を含む。RXは、受信アンテナ、受信アンテナパネル、受信アンテナチェーン、又は受信アンテナシステムを意味することができる。TXは、送信アンテナ、送信アンテナパネル、送信アンテナチェーン、又は送信アンテナシステムを意味することができる。単一のRXは、単一の受信RFアンテナ(パネル/チェーン/システム)を意味することができ、単一のTXは、単一の送信RFアンテナ(パネル/チェーン/システム)を意味することができ、デュアルRXは、それぞれ2つのネットワークに使用される2つの受信RFアンテナ(パネル/チェーン/システム)を意味することができ、デュアルTXは、それぞれ2つのネットワークに使用される2つの送信RFアンテナ(パネル/チェーン/システム)を意味することができる。単一のRX UEは、2つのネットワークから同時にトラフィックを受信することができないかもしれないが、デュアルRX UEは、2つのネットワークから同時にトラフィックを受信することができてよい。単一のTX UEは、同時に2つのネットワークにトラフィックを送信できない場合があるが、デュアルTX UEは同時に2つのネットワークにトラフィックを送信できてよい。
マルチSIMシナリオにおいて、UEは、少なくとも2つのUSIMを用いて(事前に)設定されているか、又はインストールされていてもよい。USIMは、物理SIM又はeSIMであってよい。一実施形態において、UEは、第1のSIMカード及び第2のSIMカードを装備することができる。マルチSIMモード(又はデュアルSIMモード)で動作するUEは、マルチSIM UE(又はデュアルSIM UE)とも呼ばれる。
UEのUSIMは、同一のオペレータ又は異なるオペレータに属することができる。オペレータは、パブリックネットワークオペレータ(例えば、PLMNオペレータ)、又は非パブリックネットワーク(例えば、SNPNオペレータ、PNI-NPNオペレータ)であってよい。1つのUSIMのネットワーク(例えば、ネットワークAに関連付けられた)は、NR、5GCに接続されたLTE、EPCに接続されたLTE、マルチ接続(例えば、EN-DC、NE-DC、NGEN-DC、NR-DC)を含んでもよいが、これに限定されない。例えば、2つのUSIMを有するUEは、ネットワークA(例えば、NR、又はLTE)及びネットワークB(例えば、NR、又はLTE)上で動作することができる。ネットワークAのコアネットワークは、ネットワークBのコアネットワークと同じであってもよい。ネットワークAのコアネットワークは、ネットワークBのコアネットワークと異なっていてもよい。例えば、EPCに接続されたLTEを考えると、ネットワークAは、LTEと呼び、ネットワークAのコアネットワークは、EPCと呼んでもよい。別の実施例において、NRを考慮すると、ネットワークAは、NRと呼び、ネットワークAのコアネットワークは5GCと呼んでもよい。UEは、{シングルRX、シングルTX}、{デュアルRX、シングルTX}、又は{デュアルRX、デュアルTX}を装備することができる。
〔ネットワークスイッチ要求〕
いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、マルチSIM動作をサポートする能力についてネットワーク(又は対応する基地局)に通知してよい。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、ネットワーク要求を介してマルチSIM動作をサポートする能力についてネットワーク(又は対応する基地局)に通知してよい。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、マルチSIM動作をサポートするためのそのアーキテクチャ(又はRFチェーンのタイプ)についてネットワーク(又は対応する基地局)に通知してよい。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、ネットワーク要求を介してマルチSIM動作をサポートするためのそのアーキテクチャについてネットワーク(又は対応する基地局)に通知してよい。例えば、UEは、マルチSIM動作をサポートするためのそのアーキテクチャを{シングルTX、シングルRX}として報告してよい。例えば、UEは、マルチSIM動作をサポートするためのアーキテクチャを{シングルTX、デュアルRX}として報告してよい。例えば、UEは、マルチSIM動作をサポートするためのそのアーキテクチャを{デュアルTX、デュアルRX}として報告してよい。
一実施形態において、UEがネットワークから「マルチSIM要求」に関連する情報を含む第1のRRCメッセージ(例えば、UE能力照会メッセージ)を受信した場合、UEは、応答として第2のRRCメッセージ(例えば、UE能力情報メッセージ)をネットワークに送信してよい。第2のRRCメッセージ(例えば、UE能力情報メッセージ)は、UEがマルチSIM動作をサポートするかどうかを示してよい。UEのRRCエンティティは、ネットワークへの送信のために、第2のRRCメッセージを下位層に提出することができる。
一実施形態において、UEがネットワークから「RFチェーン要求」に関連する情報を含む第1のRRCメッセージ(例えば、UE能力照会メッセージ)を受信した場合、UEは、応答として第2のRRCメッセージ(例えば、UE能力情報メッセージ)をネットワークに送信してよい。第2のRRCメッセージ(例えば、UE能力情報メッセージ)は、UEがサポートするRFチェーン(例えば、{シングルRX、シングルTX}、{デュアルRX、シングルTX}、又は{デュアルRX、デュアルTX})についての情報が含まれてよい。UEのRRCエンティティは、ネットワークへの送信のために、第2のRRCメッセージを下位層に提出することができる。
一実施形態において、UEがネットワークから“ネットワークB RATタイプ”に関連する情報を含む第1のRRCメッセージ(例えば、UE機能照会メッセージ)を受信した場合(UEがネットワークAに所属する、又はネットワークAに接続したと仮定することにより)、UEは、応答として第2のRRCメッセージ(例えば、UE能力情報メッセージ)をネットワークに送信してもよい。第2のRRCメッセージ(例えば、UE能力情報メッセージ)は、UEがサポートする、又は登録するネットワークB RAT(例えば、NR、LTE)についての情報が含まれてよい。UEのRRCエンティティは、ネットワークへの送信のために、第2のRRCメッセージを下位層に提出することができる。
いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、マルチSIM動作をサポートするモード(例えば、DSDS又はDSDA)についてネットワーク(又は対応する基地局)に通知してよい。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEがネットワーク要求を介して、マルチSIM動作をサポートするモード(例えば、DSDS又はDSDA)についてネットワーク(又は対応する基地局)に通知してよい。
例えば、UEは、マルチSIM動作をサポートするためのアーキテクチャをDSDSモードとして報告してもよい。いくつかの実施形態において、DSDSモードを有するUEは、ネットワークスイッチ要求を送信することを許可されるように設定されてもよい。なお、本開示において、“ネットワークスイッチ要求”は、“ネットワークスイッチ要求メッセージ”、“ネットワークスイッチング通知”又は“ネットワークスイッチング通知メッセージ”と称してもよい。いくつかの実施形態において、DSDSモードを有するUEは、第2のネットワークにスイッチする前に、ネットワークスイッチ要求を第1のネットワークに送る必要があってよい。いくつかの実施形態において、DSDSモードを有するUEは、別のネットワークにスイッチする前に、ネットワークスイッチ要求を送信し、ネットワークフィードバック/応答を受信する必要があってよい。
例えば、UEは、マルチSIM動作をサポートするアーキテクチャをDSDAモードとして報告してもよい。いくつかの実施形態において、DSDAモードを有するUEは、ネットワークスイッチ要求を送信することを許可されるように設定されていなくてもよい。いくつかの実施形態において、DSDAモードを有するUEは、別のネットワークにスイッチする前に、ネットワークスイッチ要求を送る必要がなくてもよい。いくつかの実施形態において、DSDAモードを有するUEは、現在接続しているネットワーク(例えば、ネットワークA)からのネットワークフィードバック/応答を何ら用いずに、別のネットワーク(例えば、ネットワークB)にスイッチしてもよい。
いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、マルチSIM動作のその状態についてネットワーク(又は対応する基地局)に通知することができる。例えば、マルチSIM UEは、マルチSIM 動作のその状態がオン(アクティブ)であることをネットワークに通知してもよい。すなわち、UEは、現在、少なくとも2つのUSIMを用いて(事前に)設定される、又はインストールされ得る。UE1つのインストールされたUSIM削除される(又は無効にされる)とき、UEは、マルチSIM動作のその状態がオフ(非アクティブ)であることをネットワークに通知してもよい。いくつかの実施形態において、マルチSIM動作の現在の状態がネットワークに報告されたマルチSIM動作の以前の状態と異なる場合、マルチSIM UEは、そのマルチSIM動作状態が変更されたことをネットワークに通知してもよい。例えば、UEは、そのマルチSIM動作状態が最初にオン(アクティブ)であることを、ネットワークに通知することができる。しかしながら、UE1つのインストールされたUSIM削除された(又は無効にされた)後、UEは、そのマルチSIM動作状態が現在、オフ(非アクティブ)であることをネットワークに通知する必要があってよい。
いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、ネットワーク(又は対応する基地局)に、ネットワーク要求を介してマルチSIM動作のその状態を通知することができる。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、4ステップRA手順内のMSG3を介して(又は2ステップRA手順内のMSGAを介して)、ネットワーク(又は対応する基地局)にマルチSIM動作の(現在の)状態を通知してもよい。例えば、基地局(例えば、gNB)は、システム情報内でインディケーションをブロードキャストして、マルチSIM UEに示し、マルチSIM動作の状態を4ステップRA手順内のMSG3を介して報告してもよい。例えば、基地局(例えば、gNB)は、システム情報内でインディケーションをブロードキャストして、マルチSIM UEに示し、マルチSIM動作の状態を2ステップRA手順内のMSGAを介して報告してもよい。MSG3又はMSGAを介してマルチSIM動作のUEの状態を報告することにより、ネットワークは、RA手順が完了する前にマルチSIM動作に関連する情報を受信することができ、したがって、対応する設定を早めに完了することができる。例えば、RA手順が完了した後の第1のRRC再設定プロセスの間、ネットワークAは、ネットワークBに関連するスケジューリングギャップ情報(例えば、測定ギャップ、ネットワークBへのUL送信を実行する期間、ネットワークBからのページングを監視する期間、調整されたページング機会、ページング機会へのタイミングオフセット)をUEに示すことができる。
いくつかの実施形態において、基地局(例えば、gNB)は、基地局がマルチSIM動作をサポートすることを示す情報をブロードキャストすることができる。いくつかの実施形態において、状態が“オン”のときにのみ、マルチSIM UEは、MSG3を介してマルチSIM動作のその状態を報告することができる。いくつかの実施形態において、状態が“オン”のときにのみ、マルチSIM UEは、MSGAを介してマルチSIM動作の状態を報告することができる。いくつかの実施形態において、状態が“オン”又は“オフ”のとき、マルチSIM UEは、MSG3を介してマルチSIM動作の状態を報告することができる。いくつかの実施形態において、ステータスが“オン”又は“オフ”のとき、マルチSIM UEは、MSGAを介してマルチSIM動作の状態を報告することができる。MSG3は、RRC接続要求メッセージ、RRC再開要求メッセージ、又はRRC再確立要求メッセージを搬送することができるが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、MSG5を介してマルチSIM動作の(現在)状態について、ネットワーク(又は対応する基地局)に通知することができる。例えば、基地局(例えば、gNB)は、(少なくとも)マルチSIM UEにMSG5を介してマルチSIM動作のその状態を報告するように、システム情報内でインディケーションをブロードキャストすることができる。例えば、基地局(例えば、gNB)は、MSG4を介してマルチSIM UEに、MSG5を介してマルチSIM動作のその状態を報告することをマルチSIM UEに示すインディケーションを提供できる。例えば、基地局(例えば、gNB)は、マルチSIM動作のその状態を報告するために、マルチSIM UEに示すためにMSGBを介してインディケーションを提供できる。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、状態が“on”の場合にのみ、MSG5を介してマルチSIM動作のその状態を報告することができる。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、状態が“オン”又は“オフ”のとき、MSG5を介してマルチSIM動作のその状態を報告することができる。
MSG4は、RRCセットアップメッセージ、RRC再開メッセージ、又はRRC再確立メッセージを搬送することができるが、これらに限定されない。MSG5は、RRCセットアップ完了メッセージ、RRC再開完了メッセージ、又はRRC再確立完了メッセージを搬送することができるが、これらに限定されない。MSGAは、2ステップRA手順プリアンブル及びペイロード送信を含むことができる。MSGBは、2ステップRA手順内のMSGAへの応答であってよい。MSGBは、コンテンション解決のための応答、フォールバックインディケーション、及びバックオフインディケーション(例えば、TS 38.300で指定される)を含むことができる。
いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、(例えば、RRCメッセージ又はネットワークスイッチ要求メッセージを介して)別のネットワークに関連付けられた、ネットワーク(又は対応する基地局)に関連するページング設定、関連するページングパラメータ、又は他のページング関連情報(例えば、必要な測定ギャップ、必要なスケジューリングギャップ、又はギャップパターン)を通知することができる。例えば、2つのUSIMを有するマルチSIM UEが(例えば、NR又はLTEのための)ネットワークA及び(例えば、NR又はLTEのための)ネットワークB上で動作する場合、UEは、(例えば、UEがネットワークAに接続するとき)ネットワークBに関連付けられた、関連するページング設定、関連するページングパラメータ、又は他のページング関連情報(例えば、必要な測定ギャップ、必要なスケジューリングギャップ、又はギャップパターン)をネットワークAに通知することができる。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、ネットワークスイッチ要求を介して別のネットワークに関連付けられた、ネットワーク(又は対応する基地局)に関連するページング設定、関連するページングパラメータ、又は他のページング関連情報(例えば、必要な測定ギャップ、必要なスケジューリングギャップ、又はギャップパターン)を通知することができる。
いくつかの実施形態において、現在の接続ネットワーク(例えば、ネットワークA)は、ページングを監視するために、又は他のDL受信/UL送信のために、UEタイミング情報送信することができる。いくつかの実施形態において、現在の接続ネットワーク(例えば、ネットワークA)は、UEがページングを受信するための期間(例えば、測定ギャップ、スケジューリングギャップ、又はギャップパターン)を示すことができる。例えば、他のネットワーク(例えば、ネットワークB)に関連付けられた、関連ページング設定、関連するページングパラメータ、又は他のページング関連情報を受信した後、現在の接続ネットワークは、他のネットワーク(例えば、ネットワークB)に関連付けられたページングの受信に使用された期間を示す情報をUEに送信することができる。
いくつかの実施形態において、現在の接続ネットワーク(例えば、ネットワークA)は、UEがページングを受信するための新しいページング機会を示すことができる。新しいページング機会は、以前に計算/設定されたページング機会と比較して、調整されたページング機会であってよい。例えば、関連するページング設定、関連するページングパラメータ、又は他のネットワークに関連付けられた他のページング関連情報を受信した後、現在の接続ネットワークは、調整されたページング機会を示す情報をUEに送信することができる。例えば、UEは新しく示されたページング機会を使用して、ネットワークAからページングを受信し、ページング機会を計算するための式を適用することによってUEのIDによって計算される元のページング機会を無視することができる。
いくつかの実施形態において、現在の接続ネットワーク(例えば、ネットワークA)は、UEがページングを受信するためのタイミングオフセットを示すことができる。例えば、現在の接続ネットワークは、関連するページング設定、関連するページングパラメータ、又は他のネットワークに関連付けられた他のページング関連情報を受信した後、タイミングオフセットを示す情報をUEに送信することができる。例えば、UEは、示されたタイミングオフセットを有する元のページング機会(ページング機会を計算するために式を適用することによってUEのIDによって計算される)をシフトすることによって、新しいページング機会に、ネットワークAからページングを受信することができる。一実施形態において、現在の接続ネットワーク(例えば、ネットワークA)は、UEが現在の接続ネットワークからのページングを監視するために、調整されたページング機会、及びタイミングオフセットの内の少なくとも1つを示す情報を送信することができる。
いくつかの実施形態において、ネットワーク(又は対応する基地局)は、UEがネットワークスイッチ要求を送信することが許可されているかどうかを、マルチSIM UE(例えば、報告されたUE能力、マルチSIM動作の報告されたUE状態、又はUEモード(例えば、DSDS又はDSDA)に基づいて)に(インディケーションを介して)設定/示すことができる。いくつかの実施形態において、ネットワークは、UEが専用のシグナリング又はブロードキャストシステム情報を介して(インディケーションを介して)ネットワークスイッチ要求を送信することが許されるかどうかを、マルチSIM UE(例えば、報告されたUE機能、マルチSIM動作の報告されたUE状態、又はUEモードに基づいて)設定/示すことができる。
UEがネットワークスイッチ要求を送信することを許可されていることを示すインディケーションは、明示的又は暗黙的であってよい。例えば、RRC再設定メッセージといったRRCメッセージ(明示的なインディケーション)に許可が含まれている場合、マルチSIM UEは、(ネットワークからのUEのスイッチングをネットワークに通知するための)ネットワークスイッチ要求を送信するように設定/許可されているとみなすことができるが、これに限定されない。例えば、ネットワークがマルチSIM動作のサポートをブロードキャストする場合(暗黙のインディケーション)、マルチSIM UEは、自身がネットワークスイッチ要求の送信を設定/許可されているとみなすことができる。例えば、ネットワークスイッチ要求の設定がセットアップにセットされている場合、マルチSIM UEは、自身がネットワークスイッチ要求を送信することを設定/許可されているとみなすことができる。例えば、ネットワークスイッチ要求の設定が解放にセットされている(又はセットアップにセットされていない)場合、マルチSIM UEは、自身がネットワークスイッチ要求を送信するように設定されていないとみなすことがある。
いくつかの実施形態において、ネットワーク(又は対応する基地局)は、どの条件下でUEがネットワークスイッチ要求を送信することを許可されるかを示すことができる。例えば、マルチメディアプライオリティサービス、ミッションクリティカルサービス、ETWS/CMASサービス、URLLCサービス、又は音声関連サービスが別のネットワーク(例えば、ネットワークB)上で必要なときにのみ、ネットワークは、UEがネットワークスイッチ要求を送信することを許可されることを示してもよい。例えば、音声関連サービスが別のネットワーク(例えば、ネットワークB)上で必要とされるとき、ネットワークは、UEがネットワークスイッチリクエストに送信することのみが許可されることを示してもよい。例えば、UEは、ネットワークBから、音声サービスに関連するページング原因を有するページングメッセージを受信することができる。一実施形態において、UEは、ネットワークBからのページング(例えば、ページングDCI、ショートメッセージ、又はページングメッセージ)を受信すると、ネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信することができる。一実施形態において、ネットワークBからのページング(例えば、ページングDCI、ショートメッセージ、又はページングメッセージ)は、ネットワークBにおける着信電話といった、音声サービスに関連することがある。例えば、UEは、ネットワークBからの音声サービスに関連するページングを受信すると、ネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信することができる。
いくつかの実施形態において、ネットワークスイッチ要求の設定は、UEがネットワークスイッチ要求メッセージを頻繁に送信するのを防ぐために、禁止タイマーT1を含んでよい。禁止タイマーT1は、再設定で設定できる(例えば、otherConfig IE、ネットワークスイッチ関連IE、又はReleaseRequestConfig IE)。otherConfig IEは、その他の設定に関連する設定を含んでよい。ReleaseRequestConfig IEは、UEがアシスタンス情報を報告して、RRC_CONNECTED状態を離れる、又はRRC_INACTIVE状態を離れる(例えば、UEがRRC_INACTIVE状態で小さなデータ送信を行っている場合)ためのUEの選択のgNBを通知する、及び/又はgNBにネットワークスイッチを通知するための設定であってよい。
いくつかの実施形態において、UEは、ネットワークスイッチ要求の送信時、ネットワークスイッチ要求に対する拒否メッセージの受信時、ネットワークスイッチ要求に対する肯定応答/受諾メッセージの受信時、又は禁止タイマーT1再設定する時、禁止タイマーT1を開始(又は再起動)することができる。いくつかの実施形態において、UEは、以下のうち少なくとも1つの条件下で、禁止タイマーT1を停止することができる。UEが別のネットワーク(又は対応する基地局)でRA手順を開始するとき、UEが別のネットワーク(又は対応する基地局)に正常に接続するとき、UEがRA手順を別のネットワーク(又は対応する基地局)に正常に完了するとき、UEがMSG5を別のネットワーク(又は対応する基地局)に送信するとき、UEがRRC_IDLE状態又はRRC_INACTIVE状態(禁止タイマーT1が関連付けられているネットワークに関連する)に遷移するとき、ネットワークスイッチ要求の関連付けられた設定がreleaseに設定されている(又はsetupにセットされていない)とき、RRC再確立手順が開始されたとき、RRC再開手順が開始されたとき、及び禁止タイマーT1が再設定又は解放されたとき。いくつかの実施形態において、禁止タイマーT1が満了したとき、マルチSIM UEは、別のネットワークスイッチ要求を送信することが許可される場合がある。
いくつかの実施形態において、UEがマルチSIM動作をサポートする場合、及び/又はマルチSIM動作の状態がオンである場合、マルチSIM UEは、(暗黙的に)ネットワークスイッチ要求の送信を許可されることがある。いくつかの実施形態において、UEがDSDSモードをサポートする場合、マルチSIM UEは、(暗黙的に)ネットワークスイッチ要求の送信を許可されることがある。いくつかの実施形態において、ネットワークスイッチ要求は、ネットワークからのUEのスイッチングをネットワークに通知するために使用されてよい。いくつかの実施形態において、ネットワークスイッチ要求は、UEアシスタンス情報メッセージ又は新しいRRCメッセージに含まれてよい。いくつかの実施形態において、ネットワークスイッチ要求は、ブール形式又はENUMERATED形式のインディケーションであってよい。
いくつかの実施形態において、RRCメッセージ(例えば、UEアシスタンス情報メッセージ又はRRC解放要求メッセージ)の解放要求は、異なった目的に役立つことができる。1つの目的は、好ましいRRC状態(例えば、RRC_IDLE、RRC_INACTIVE、又はRRC_CONNECTED)を示すことによる節電のためであり(例えば、ネットワークA)、もう1つの目的は、マルチSIM動作のためのネットワークスイッチ要求のためである。UEが節電を要求する場合、UEは、解放要求を送信することができる。UEがマルチSIM動作のためにネットワークスイッチングを実行する必要がある場合、UEは、解放要求を送信してよい。一実施形態において、ネットワークスイッチ要求は、UEの好ましいRRC状態を示すことができる。例えば、ネットワークスイッチ要求の好ましいRRC状態がRRC_INACTIVE又はRRC_IDLEであるとき、UEは、UEがネットワークAからまもなく離れる(又は離れようと意図している)ことをネットワークAに示すことができる。
いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、ネットワークA(又は対応する基地局)に接続されているが、ネットワークBからのページングを受信するとき、UEは、ネットワークAからのスイッチングをネットワークAに通知するためにネットワークスイッチ要求をネットワークAに送信することがある。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEがネットワークA(又は対応する基地局)に接続されているが、ネットワークBでサービス又はUL送信を開始することを必要とされる場合、UEは、ネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信し、ネットワークAからのスイッチング(例えば、短時間のスイッチング又は長時間のスイッチング)をUEのネットワークAに通知することがある。短時間のスイッチングは、UEが短期間にネットワークBにスイッチする(及び後でネットワークAにスイッチして戻る可能性がある)ことを意味することができる。長時間のスイッチングは、UEが長期間にわたってネットワークBにスイッチする(及び後でネットワークBに留まる可能性がある)ことを意味することができる。マルチSIM UEがネットワークA(又は対応する基地局)に接続されている場合、UEは、(例えば、ネットワークAで)RRC_CONNECTED状態になっていることがある(ネットワークBへの短時間のスイッチングの場合)。マルチSIM UEがネットワークA(又は対応する基地局)に接続されていない場合、UEは、RRC_INACTIVE状態又はRRC_IDLE状態(ネットワークA)であってよい(例えば、ネットワークBに長時間、スイッチングする場合)。
いくつかの実施形態において、UEアシスタンス情報を送信する(又はUEアシスタンス情報手順を開始する)目的は、以下のうち少なくとも1つをネットワークに通知することである。
- 接続されたモードDRXサイクル長における所望のインクリメント/デクリメントを搬送するUEの遅延バジェット報告;
- UEの過熱アシスタンス情報;
- 節電のためのDRXパラメータに対するUEの選択;
- 節電のための最大アグリゲート帯域幅に対するUEの選択;
- 節電のためのセカンダリコンポーネントキャリアの最大数に対するUEの選択;
- 節電のためのMIMO層の最大数に対するUEの選択;
- 節電のためのクロススロットスケジューリングのための最小スケジューリングオフセットに対するUEの選択;
- UEが近い将来にデータを送信又は受信することを予期しないとき、RRC_CONNECTED状態から遷移するためのアシスタンス情報(例えば、ネットワークによって事前定義された、及び/又は(事前に)設定された一定の期間);
- 別のネットワークにスイッチするためのアシスタンス情報(例えば、マルチSIM動作におけるUEの場合);
- 別のネットワークのUE固有のPO及びPF設定(又は他のページング関連設定)及び/又はセル固有の設定(例えば、ページングDRXサイクル)。
いくつかの実施形態において、ネットワークスイッチングのためのアシスタンス情報(又はネットワークスイッチ要求)を提供することができるUEは、UEがそのように設定されている場合、UEアシスタンス情報手順を開始することができる。
いくつかの実施形態において、マルチSIM UEがネットワークA(又は対応する基地局)に接続されているが、ネットワークBからページングを受信するとき、UEは、UEアシスタンス情報メッセージ(又はネットワークスイッチ要求メッセージ)をネットワークAに送信し、ネットワークAからのスイッチングをUEのネットワークAに通知することができる。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEがネットワークA(又は対応する基地局)に接続されているが、ネットワークBからページングを受信するとき、UEは、UEアシスタンス情報メッセージ(又はネットワークスイッチ要求メッセージ)をネットワークAに送信し、受信したページングが音声関連サービス(例えば、Voice over LTE又はVoice over NR)を示している場合、ネットワークAからのスイッチングを通知することができる。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEがネットワークA(又は対応する基地局)に接続されているが、ネットワークBからページングを受信したとき、UEは、受信したページングがより高い優先順位を有するサービス(例えば、マルチメディア優先順位サービス又はミッションクリティカルサービス)を示している場合、UEアシスタンス情報メッセージ(又はネットワークスイッチ要求メッセージ)をネットワークAに送信し、ネットワークAからのスイッチングをUEのネットワークAに通知してよい。いくつかの実施形態において、マルチSIM UEがネットワークA(又は対応する基地局)に接続されているが、ネットワークBからページングを受信したとき、UEは、ネットワークAからのスイッチングをUEのネットワークAに通知するネットワークAのスイッチ原因と共にUEアシスタンス情報メッセージ(又はネットワークスイッチ要求メッセージ)を送信することができる。スイッチ原因は、音声関連サービス又は別のネットワークに関連付けられた高い優先順位サービスであってもよいが、これに限定されない。例えば、UEは、アプリケーションを開始し、ネットワークBにスイッチする必要としてもよい。例えば、UEは、ネットワークBからページングを受信し、ネットワークBから来る重要なサービスが存在することを知ってよい
いくつかの実施形態において、ネットワークスイッチ要求は、UEアシスタンス情報メッセージに含まれる、又はセットされてよい。例えば、UEがページングに応答するために別のネットワークにスイッチする必要がある場合、UEは、UEアシスタンス情報メッセージにネットワークスイッチ要求を含める、又はセットすることができる。例えば、ネットワークスイッチ要求が存在する、又はUEアシスタンス情報メッセージで「真」にセットされている場合、ネットワークは、UEが他のネットワークへのスイッチングを要求するとみなすことができる。
いくつかの実施形態において、UEアシスタンス情報メッセージ内の解放要求IEは、様々な目的に基づいてセットされてよい。表1は、一例としての解放要求IEを示す。
preferredRRC-State IEは、RRC_CONNECTED状態からのスイッチングアウト時、UEの好ましいRRC状態を示すことができる。UEがRRC_CONNECTED 状態を維持したい場合、preferredRRC-State IEは、「connected(接続)」になっていてもよい。preferredRRC-State IEがReleaseRequest IEに含まれていない場合、UEは、RRC_CONNECTED状態を離れることを選択することができる。ネットワークスイッチIEは、preferredRRC-State IEの目的が節電のためであるか、又はマルチSIM動作のためのネットワークスイッチ要求のためであるかを示すことができる。ネットワークスイッチIEが「真」にセットされている場合、UEは、ネットワークスイッチ要求を送信するとき、preferredRRC-State IEによって示されるRRC状態になることを選択することができる。ネットワークスイッチIEが存在しない(又は「偽」にセットされている)場合、UEは、節電のために、preferredRRC-State IEによって示されるRRC状態になることを選択することができる。いくつかの実施形態において、UEは、ネットワークスイッチ要求に関連付けられた目標ネットワークのRATタイプ、例えば、NR又はLTEを示し得る。例えば、UEは、UEアシスタンス情報メッセージ(又はネットワークスイッチ要求メッセージ)にターゲットネットワークのRATタイプを含むことができる。
表2は、UEアシスタンス情報における解放要求IEの別の例を示し、ネットワークスイッチ原因が含まれている。ネットワークスイッチ原因(表2のnetworkSwitchCause IE)は、ネットワークスイッチが開始された理由を示している場合がある。ネットワークスイッチ原因は、他のネットワークからの音声サービス又は高い優先順位サービスに関連するページングであってもよいが、これに限定されない。
いくつかの実施形態において、マルチSIM UEは、ネットワークA(又は対応する基地局)に接続されているが、ネットワークBでサービス又はDL受信/UL送信を開始する必要とする場合、UEは、UEアシスタンス情報メッセージ(又はネットワークスイッチ要求メッセージ)をネットワークAに送信して、ネットワークAからのスイッチングをUEのネットワークAに通知することがある。いくつかの実施形態において、ネットワークスイッチ要求は、UEアシスタンス情報メッセージに含まれている、又はセットされていることがある。例えば、サービスを開始するために、又はULデータをネットワークBに送信するために、UEが別のネットワークにスイッチする必要がある場合、UEは、UEアシスタンス情報にネットワークスイッチ要求を含む、又はセットすることができる。
〔ネットワーク応答を用いないネットワークスイッチ要求〕
いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求をネットワークに送信した後、UEは、ネットワークスイッチ要求に対応するネットワーク応答を受信しなくてもよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、UEは、ネットワークBから受信したページングに応じて、又はネットワークBへのUL送信の目的のために、ネットワークBにおいてRA手順を開始してもよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、UEは、ネットワークAからのネットワークスイッチ要求に応じた応答メッセージを待たずに、(ネットワークBから受信したページングに応じて、又はネットワークBへのUL送信の目的のために)ネットワークBにおいてRA手順を開始してもよい。
いくつかの実施形態において、UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_IDLE状態に遷移してもよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、ネットワークAによって一時停止設定が提供されている場合、UEは、(ネットワークAに関連付けられている)RRC_INACTIVE状態に遷移してもよい。
いくつかの実施形態において、UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、UEは、(ネットワークAに関連付けられている)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい(例えば、ネットワークBへの短時間のスイッチングのため)。いくつかの実施形態において、UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、マルチSIM動作をサポートするためのそのアーキテクチャが{シングルTX、デュアルRX}又は{デュアルTX、デュアルRX}である場合、UEは、(ネットワークAに関連付けられている)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、そのモードがDSDAである場合、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、そのモードがDSDSである場合、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持しなくてもよい。
いくつかの実施形態において、UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_IDLE状態に遷移してもよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、UEが別のネットワークに正常に接続されるまで、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、タイマーT2が停止するまで、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。いくつかの実施形態において、マルチSIM動作をサポートするための{シングルTX、デュアルRX}アーキテクチャを有するUEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、タイマーT2が停止するまで、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持することができる。いくつかの実施形態において、マルチSIM動作をサポートするモードがDSDSであるUEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信した後、タイマーT2が停止するまで、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。
いくつかの実施形態において、タイマーT2が動作しているとき、ネットワークAは、依然としてUE(AS/NAS)コンテキストを保持し、UEは、ネットワークAに関連付けられたUE(AS/NAS)コンテキストを解放しないことがある。タイマーT2は、(ネットワークAからUEへの)専用のシグナリング又はブロードキャストシステム情報を介して設定されてよい。タイマーT2は、再設定で設定できる(例えば、otherConfig IE、ネットワークスイッチ関連IE、又はReleaseRequestConfig IE)。otherConfig IEは、その他の設定に関連する設定を保持する場合があることに注意されたい。ReleaseRequestConfig IEは、RRC_CONNECTED状態を離れるUEの選択をgNBに通知するため、及び/又は、gNBにネットワークスイッチを通知するために、UEがアシスタンス情報を報告するための設定であってよい。
UEによってタイマーT2(設定されている場合)が開始(又は再開)される瞬間に関する実施形態は、以下を含んでもよい。UEがネットワークAにネットワークスイッチ要求を送信するとき、UEが(ネットワークBから受信したページングに応じて)ネットワークBでRA手順を開始するとき、及びタイマーT2が再設定されるとき。
UEによってタイマーT2(設定されている場合)が停止された瞬間に関する実施形態は、以下を含んでもよい。UEがネットワークBに正常にスイッチするとき、ネットワークBで開始されたRA手続きが正常に完了したとき(例えば、送信されたプリアンブルに応じて関連付けられたMSG4を4ステップRA手順で受信したとき、又は送信されたプリアンブルに応じて関連付けられたMSGBを2ステップRA手順で受信したとき)、UEがMSG5をネットワークBに送信したとき、ネットワークBへのRRC接続が確立されたとき、及びタイマーT2が再設定又は解放されたとき。
いくつかの実施形態において、(ネットワークAに関連付けられた)タイマーT2が満了する場合、UEは、ネットワークAにネットワークスイッチ障害情報を送信することがある。いくつかの実施形態において、(ネットワークAに関連付けられた)タイマーT2が満了する場合、UEは、RRC再開要求メッセージをネットワークAに送信して(又はRRC再開手順を開始して)、接続を再開することができる。RRC再開要求メッセージにおいて、UEは、再開原因をネットワークスイッチ障害であると示すことがある。「ネットワークスイッチ障害」として再開原因を有するRRC再開要求メッセージを受信したネットワークは、以前のRRC再設定が依然としてUEによって保存されているとみなすことができる。デルタ再設定は、それに応じてネットワークによって実行又は提供されてよい。
いくつかの実施形態において、(ネットワークAに関連付けられた)タイマーT2が満了した場合、UEは、RRCセットアップ要求メッセージをネットワークAに送信して(又はRRCセットアップ手順を開始して)、接続を確立してよい。RRCセットアップ要求メッセージにおいて、UEは、確立原因をネットワークスイッチ障害であると示してもよい。「ネットワークスイッチ障害」としての確立原因を有するRRCセットアップ要求メッセージを受信したネットワークは、以前のRRC再設定が依然としてUEによって保存されているとみなしてもよい。デルタ再設定は、それに応じてネットワークによって実行又は提供されてよい。
〔ネットワーク応答を用いるネットワークスイッチ要求〕
いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求をネットワークに送信した後、UEは、ネットワークスイッチ要求に対応するネットワーク応答を受信する必要があってよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求をネットワークに送信した後、UEは、ある期間内に、ネットワークスイッチ要求に対応するネットワーク応答を受信する必要があってよい。ネットワークスイッチ要求に対応するネットワーク応答がある期間内に受信されない場合、UEは、「ネットワーク応答を用いないネットワークスイッチ要求」に関連する、以前に開示された実施形態に従って動作してもよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求をネットワークに送信した後、UEは、別のネットワークへのRA手順を開始する前に、ネットワーク応答を受信してよい。ネットワーク応答は、ネットワークがネットワークスイッチ要求を受け入れることを(明示的又は暗黙的に)示してもよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求をネットワークに送信した後、UEは、リダイレクションIE(例えば、redirectedCarrierInfo IE)を含むネットワーク応答を受信してもよい。UEがリダイレクションIEを含むネットワーク応答を受信した後、UEは、(リダイレクションIEによって示されてもよい)別のネットワークでRA手順を開始してもよい。一実施形態において、ネットワーク応答が第1のネットワーク(例えば、ネットワークA)がネットワークスイッチ要求を受け入れることを示す、と判定したとき、UEは、第2のネットワーク(例えば、ネットワークB)でRA手順を開始してよい。
いくつかの実施形態において、UEがネットワークへのネットワークスイッチ要求を送信した後、UEは、ネットワーク応答(例えば、インジケータ又はRRCメッセージ)を受信して、(例えば、残りのDL送信を受信するために)RRC_CONNECTED状態を維持してよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求をネットワークに送信した後、UEは、RRC_INACTIVE状態に遷移するためのネットワーク応答を受信してもよい。例えば、ネットワークは、ネットワークスイッチ要求に応じて、一時停止設定を有するRRC解放メッセージを送信してもよい(例えば、好ましいRRC状態はRRC_INACTIVEにセットされる)。UEは、一時停止設定を有するRRC解放メッセージを受信した後、すぐにRRC_INACTIVE状態に遷移してもよい。一実施形態において、タイマーT2は、RRC解放メッセージ又は一時停止設定で提供されてよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求に対応する一時停止設定を有するRRC解放メッセージを受信した後、タイマーT2が停止するまで、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。例えば、ネットワーク応答を受信した後、UEは、RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。タイマーT2が停止するとき、UEは、RRC_INACTIVE状態に遷移してもよい。
いくつかの実施形態において、マルチSIM動作をサポートするための{シングルTX、デュアルRX}アーキテクチャを有するUEがネットワークスイッチ要求に応答する一時停止設定を用いるRRC解放メッセージを受信した後、タイマーT2が停止するまで、UEは、(ネットワークAに関連付けられている)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。いくつかの実施形態において、マルチSIM動作をサポートするモードがDSDSであるUEがネットワークスイッチ要求に応答する一時停止設定を有するRRC解放メッセージを受信した後、タイマーT2が停止するまで、UEは、(ネットワークAに関連付けられている)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。タイマーT2が停止するとき、UEは、RRC_INACTIVE状態に遷移してもよい。
いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求をネットワークに送信した後、UEは、RRC_IDLE状態に遷移するためのネットワーク応答を受信してもよい。例えば、ネットワークは、ネットワークスイッチ要求に応じて、一時停止設定を有さないRRC解放メッセージを送信してもよい(例えば、好ましいRRC状態は、RRC_IDLEにセットされる)。UEは、一時停止設定を用いずにRRC解放メッセージを受信した後、すぐにRRC_IDLE状態に遷移してもよい。タイマーT2は、RRC解放メッセージ内に提供されてよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求に応じる一時停止設定を有さないRRC解放メッセージを受信した後、タイマーT2が停止するまで、UEは、(ネットワークAに関連付けられている)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。例えば、ネットワーク応答を受信した後、UEは、RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。タイマーT2が停止するとき、UEは、RRC_IDLE状態に遷移してもよい。
いくつかの実施形態において、マルチSIM動作をサポートするための{シングルTX、デュアルRX}アーキテクチャを有するUEがネットワークスイッチ要求に応答する一時停止設定を有さないRRC解放メッセージを受信した後、タイマーT2が停止するまで、UEは、(ネットワークAに関連付けられている)RRC_CONNECTED状態を維持することができる。いくつかの実施形態において、マルチSIM動作をサポートするモードがDSDSであるUEがネットワークスイッチ要求に応じる一時停止設定を有さないRRC解放メッセージを受信した後、タイマーT2が停止するまで、UEは、(ネットワークAに関連付けられている)RRC_CONNECTED状態を維持することができる。タイマーT2が停止するとき、UEは、RRC_IDLE状態に遷移することができる。
いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求をネットワークに送信した後、UEは、ネットワークがネットワークスイッチ要求を拒否することを示すネットワーク応答を受信してよい。いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求に応じるスイッチ拒否(例えば、RRC解放メッセージインジケータ、一時停止設定を有するRRC解放メッセージインジケータ、又はスイッチ拒否に関連付けられたRRCメッセージ)を受信した場合、UEは、禁止タイマーT3が満了するまで、別のネットワークスイッチ要求を送信することを許されないことがある。禁止タイマーT3は、拒否(スイッチ拒否メッセージとも呼ばれる)、(専用シグナリング又はブロードキャストシステム情報を介する)事前設定、又は事前定義を示すネットワーク応答において提供され得る。いくつかの実施形態において、UEがネットワークスイッチ要求に応じるスイッチ拒否メッセージを受信した場合、UEは、一定期間、別のネットワークからのページング監視することを要求されなくて良い。一定期間は、事前設定又は事前定義されたスイッチ拒否メッセージで提供されてもよい。
〔異なるアーキテクチャの検討〕
いくつかの実施形態において、マルチSIM動作のための{シングルTX、デュアルRX}アーキテクチャを用いるUEのために、ネットワークAに接続されているUEがネットワークBにスイッチするとき、UEは、ネットワークAからDLコマンドを受信し続ける、及び/又は(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。一実施形態において、ネットワーク応答を受信した後、UEは、ネットワークAからDLコマンドを受信してよい。一実施形態において、ネットワークBにスイッチングした後、UEは、ネットワークAからDLコマンドを受信してよい。一実施形態において、ネットワーク応答を受信した後、UEは、RRC_CONNECTED状態を維持することができる。一実施形態において、ネットワークBにスイッチングした後、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持することができる。例えば、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_INACTIVE状態に遷移するために、一時停止設定を有するRRCリリースメッセージを受信してよい。例えば、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_IDLE状態に遷移するために、一時停止設定を有さないRRC解放メッセージを受信することができる。例えば、UEは、ネットワークAからタイミングアドバンス(TA)MAC CEを受信することができる。UEは、ネットワークAのためにTA MAC CEにTAを格納したり、適用したりすることができる。例えば、UEがUL送信のためにネットワークAにスイッチする後、又はUEがネットワークAでUL送信を行う必要が生じた後に、UEは、TA MAC CEにTAを適用することができる。
いくつかの実施形態において、マルチSIM動作のための{シングルTX、シングルRX}アーキテクチャのUEのために、ネットワークAに接続されたUEがネットワークBにスイッチするとき、UEは、ネットワークAからのDL送信の提供された期間に基づいて、ネットワークAからのDLコマンドを受信し続ける、及び/又は(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持することができる。例えば、シングルRXは、時分割多重化(TDM)方式でネットワークAからのDL送信とネットワークBからのDL送信を受信するように設定されることができる。UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_INACTIVE状態に遷移するために、一時停止設定を有するRRC解放メッセージを受信することができる。UEは、(ネットワークA に関連付けられた)RRC_IDLE状態に遷移するために、一時停止設定を用いずにRRC解放メッセージを受信することができる。UEは、ネットワークAからTA MAC CEを受信することができる。いくつかの実施形態において、マルチSIM動作のための{シングルTX、シングルRX}アーキテクチャを用いるUEがネットワークA(ネットワークスイッチの前にUEが接続されている)からDLデータを受信するTDM方式を採用している場合、UEは、TDM方式をネットワークB(ネットワークスイッチの後にUEが接続される)に報告してもよい。
いくつかの実施形態において、マルチSIM動作のためのDSDAモードを用いるUEのために、ネットワークAに接続されたUEがネットワークBにスイッチするとき、UEは、ネットワークAからDLコマンドを受信し続けてもよく、及び/又は(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持してもよい。一実施形態において、ネットワーク応答を受信した後、UEは、ネットワークAからDLコマンドを受信することができる。一実施形態において、ネットワークBにスイッチングした後、UEは、ネットワークAからDLコマンドを受信することができる。一実施形態において、ネットワーク応答を受信した後、UEは、RRC_CONNECTED状態を維持することができる。例えば、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_INACTIVE状態に遷移するために、一時停止設定を有するRRC解放メッセージを受信することができる。例えば、UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_IDLE状態に遷移するために、一時停止設定を有さないRRC解放メッセージを受信することができる。例えば、UEは、ネットワークAからTA MAC CEを受信することができる。UEは、ネットワークAのためにTA MAC CEにTAを格納及び/又は適用することができる。例えば、UEがUL送信のためにネットワークAにスイッチした後、又はUEがネットワークAでUL送信を行う必要が生じた後、UEは、TA MAC CEにTAを適用することができる。
いくつかの実施形態において、マルチSIM動作のためのDSDAモードを用いるUEのために、ネットワークAに接続されているUEがネットワークBにスイッチするとき、UEは、ネットワークAからのDL送信に提供された期間に基づいて、ネットワークAからのDLコマンドを受信し続け、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_CONNECTED状態を維持することができる。例えば、単一のRXは、ネットワークAからのDL送信及びネットワークBからのDL送信をTDM方式で受信するように設定されてもよい。UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_INACTIVE状態に遷移するために、一時停止設定を有するRRC解放メッセージを受信することができる。UEは、(ネットワークAに関連付けられた)RRC_IDLE状態に遷移するために、一時停止設定を有さないRRC解放メッセージを受信することができる。UEは、ネットワークAからTA MAC CEを受信してもよい。いくつかの実施形態において、マルチSIM動作のためのDSDAモードを用いるUEが(UEがネットワークスイッチの前に接続されている)ネットワークAからDLデータを受信するためにTDM方式を採用している場合、UEは、TDM方式を(UEがネットワークスイッチの後に接続される)ネットワークBに報告してもよい。
図1は、本開示の一例としての実施形態に従った、マルチSIM動作のためにUEによって実行される方法100を示すフローチャートである。アクション102において、UEは、UEの第1のUSIMに関連付けられた第1のネットワークへ、マルチSIM動作の状態がアクティブであることを示す第1のインディケーションを送信する。受信された第1のインディケーションに基づいて、第1のネットワークは、UEがマルチSIM動作をサポートすることを知ることができ、マルチSIM動作が現在アクティブであるため、UEは、第1のネットワークを離れることができる。第1のインディケーションは、UE能力情報メッセージといった、RRCメッセージに含まれてよい。
アクション104において、UEは、第1のネットワークから、UEがネットワークスイッチ要求メッセージを送信することを許可されていることを示す第2のインディケーションを受信する。第2のインディケーションは、DL RRCメッセージに含まれるインジケータといった、明示的なインディケーションであってよい。第2のインディケーションは、ブロードキャストシステム情報といった、暗黙のインディケーションであってよい。例えば、第1のネットワークは、第1のネットワークがマルチSIMオペレーションをサポートすることをブロードキャストしてよい。UEは、ブロードキャスト情報を受信すると、UEがネットワークスイッチ要求メッセージを送信することを許可されていることを知ることができる。一実施形態において、第1のネットワークは、ネットワークスイッチ要求のための設定をUEに送信することができる。UEは、ネットワークスイッチ要求の設定を受信すると、UEがネットワークスイッチ要求メッセージを送信することを許可されていることを知ることができる。
アクション102における第1のインディケーションのおかげで、ネットワークは、どのUEがマルチSIM動作で動作しているかを区別し、アクション104におけるように、それに応じて適切な設定を提供することができる。そうでなければ、ネットワークは、マルチSIM動作で動作していない、又はマルチSIM動作をサポートしていないUEに、不必要なマルチSIM関連設定を提供するかもしれず、これは、リソースの浪費及び余分な電力消費をもたらすことになるかもしれない。
アクション106において、UEは、第1のネットワークへ、第1のネットワークからUEの第2のUSIMに関連付けられた第2のネットワークへのスイッチングを示すネットワークスイッチ要求メッセージを送信する。一実施形態において、UEは、第2のネットワークからページングメッセージを受信すると、ネットワークスイッチ要求メッセージを送信する。ページングメッセージは、音声サービス又は高い優先順位のサービスに関連していることがある。UEは、受信したページングメッセージに基づいて、着信音声コールといった、第2のネットワークにおいて行われるべき重要なサービスがあるかもしれないことを認識している。したがって、UEは、ネットワークスイッチ要求メッセージを送信して、第1のネットワークから第2のネットワークへ離れる/スイッチすることを第1のネットワークに通知する。
一実施形態において、ネットワークスイッチ要求メッセージは、UEアシスタンス情報メッセージであってよい。一実施形態において、ネットワークスイッチ要求メッセージは、RRC解放要求メッセージ又は新しいRRCメッセージであってよい。RRC解放要求メッセージを送信することにより、UEは、UEが現在のRRC接続を解放しようとしていることがあること、及び、RRC_IDLE状態又はRRC_INACTIVE状態のいずれかに入ることを第1のネットワークに示す。
一実施形態において、ネットワークスイッチ要求メッセージは、RRC_CONNECTED、RRC_IDLE、及びRRC_INACTIVEを含むUEの好ましいRRC状態を示すことができる。一実施形態において、ネットワークスイッチ要求メッセージは、音声関連サービス、高い優先順位サービス、及び他の原因を含むことができるネットワークスイッチ原因を示すことができる。一実施形態において、ネットワークスイッチ要求メッセージは、マルチSIM動作といったネットワークスイッチの目的を示してよい。
UEが任意に第1のネットワークへのRRC接続を解放する場合、UEの予測不能な振舞いによる不要なリソース浪費が存在することがある。アクション106におけるネットワークスイッチ要求メッセージの送信は、UEのスイッチングを第1のネットワークに認識させ、それに応じて適切なアクションをとることができるため、有益である。
アクション108において、UEは、第1のネットワークから、ネットワークスイッチ要求メッセージに応じて、第1のネットワークがネットワークスイッチ要求メッセージを受け入れるか、拒否するかを示す応答メッセージを受信する。第1のネットワークがネットワークスイッチ要求メッセージを受け入れる場合、UEは、第2のネットワークに自由にスイッチすることができる。第1のネットワークがネットワークスイッチ要求メッセージを拒否する場合、UEは、第1のネットワークとの接続を維持する必要があり、短期間で別のネットワークスイッチ要求メッセージを送信することを禁止されることもある。一実施形態において、第1のネットワークは、UEの好ましいRRC状態を示すネットワークスイッチ要求メッセージを拒否しなくてもよい。
特に、UEがRRC_INACTIVE状態に遷移して第1のネットワークへのRRC接続を後で迅速に再開することを選択するとき、UEは、アクション108において第1のネットワーク(及び一時停止設定)から応答メッセージを受信することが有益である。
図1に示されるアクションは、必ずしも順序に依存するものとして解釈されるべきではない。プロセスが記載される順序は、限定として解釈されることを意図していない。例えば、UEと第1のネットワークとの間で交換される情報は、図1に示される正確な順序に従わなくてもよい。更に、いくつかの実施形態において、図1中のアクションのいくつかは、省略することができる。例えば、第1のネットワークは、いくつかの実施形態においてネットワークスイッチ要求メッセージに応じて応答メッセージを送信しなくてもよく、従って、アクション108は、任意に省略することができる。
図2は、本開示の他の例としての実施形態に従った、マルチSIM動作のためにUEが実行する方法を示すフローチャートである。アクション202、204、206、及び208は、図1に示すアクション102、104、106、及び108に対応する。アクション212において、UEは、第1のネットワークへ、第2のネットワークに関連付けられたページング関連情報を送信する。ページング関連情報は、ページング設定、関連するページングパラメータ、又は第2のネットワークに関連付けられた他の関連情報(例えば、必要な測定ギャップ又は必要なスケジューリングギャップ)を含むことができる。従って、第1のネットワークは、UEが第2のネットワークからのページングを監視するリソースついての情報を有することがある。
アクション214において、UEは、第1のネットワークから、ページングを監視するための(又は他のDL受信/UL送信のための)タイミング情報を受信する。一実施形態において、UEは、第1のネットワークから、UEが第2のネットワークからのページングを監視するための期間を示す情報(例えば、測定ギャップ)を受信してよい。一実施形態において、UEは、調整されたページング機会及びUEが第1のネットワークからページングを監視するためのタイミングオフセットの内の少なくとも1つを示す情報を、第1のネットワークから受信することができる。換言すれば、第1のネットワークは、第2のネットワークに関連付けられたページング情報を考慮することによって、更新されたページング情報をアクション214においてUEに送信してもよい。更新されたページング情報は、UE IDに基づいて以前にUEによって計算された、又は第1のネットワークによって以前に設定されたページング機会と置き換えてもよい。
UEは、第2のネットワークからのページングメッセージを受信したとき、アクション206においてネットワークスイッチ要求メッセージを送信してよい。第1のネットワークは、ネットワークスイッチ要求メッセージに応じて208において応答メッセージを送信してよい。アクション216において、応答メッセージが、第1のネットワークがネットワークスイッチ要求メッセージを受け入れることを示すと判定すると、UEは、第2のネットワークにおいてRA手順を開始する。RA手順が正常に完了するとき、UEは、第2のネットワークに正常にスイッチすることができる。アクション216におけるRA手順は、4ステップRA手順又は2ステップRA手順であってよい。一実施形態において、第2のネットワークにおけるRA手順が失敗した場合、UEは、第1のネットワークとの接続を再開しようと試みてもよい。
一実施形態において、応答メッセージを受信した後、UEは、設定された期間内は、第1のネットワークにおいてRRC_CONNECTED状態を維持する。一実施形態において、第2のネットワークにスイッチングした後、UEは、設定された期間内は第1のネットワークにおいてRRC_CONNECTED状態を維持する。UEは、第1のネットワークに関連付けられたUE(AS/NAS)コンテキストを解放しなくてもよい。一実施形態において、応答メッセージを受信した後、UEは、第1のネットワークからDLコマンドを受信し続ける。一実施形態において、第2のネットワークにスイッチングした後、UEは、第1のネットワークからDLコマンドを受信し続ける。DLコマンドは、TA MAC CEを含むことがある。従って、UEは、第1のネットワークにおけるUL送信タイミングを依然として認識することができる。UEが第1のネットワークからDLコマンドを受信し続けるため、UEは、直ちに第1のネットワークへの接続を再開し、正常に動作することができる。UEが第1のネットワークとの接続を再確立するためのRA手順すら、必要ない。
図2に示されるアクションは、必ずしも順序に依存するものとして解釈されるべきではない。プロセスが記載される順序は、限定として解釈されることを意図していない。例えば、UEと第1のネットワークとの間で交換される情報は、図2に示される正確な順序に従わなくてもよい。更に、いくつかの実施形態において、図2中のアクションのいくつかは、省略することができる。例えば、第1のネットワークは、いくつかの実施形態においてネットワークスイッチ要求メッセージに応じて応答メッセージを送信しなくてもよく、従って、アクション208は、任意に省略してもよい。アクション212及び/又はアクション214は、いくつかの実施形態において、任意選択で省略することもできる。
図3は、本開示の一例としての実施形態に従った、マルチSIM動作のためのネットワークスイッチ手順300の通信ダイアグラムである。第1のネットワーク310は、第1のUSIMに関連付けられ、第2のネットワーク320は、第2のUSIMに関連付けられる。UE330は、マルチSIM動作をサポートする。アクション302、304、306、308、312、314及び316は、図2に示すアクション202、204、206、208、212、214及び216に対応する。アクション302において、UE330は、マルチSIM動作の状態がアクティブであることを示す第1のインディケーションを第1のネットワーク310に送信する。アクション304において、UE330は、第1のネットワーク310から、UE330がネットワークスイッチ要求メッセージを送信することを許可されることを示す第2のインディケーションを受信する。アクション312において、UE330は、第2のネットワーク320に関連付けられたページング関連情報を第1のネットワーク310に送信する。アクション314において、UE330は、第1のネットワーク310から、ページング(又は他のDL受信/UL送信)を監視するためのタイミング情報(例えば、測定ギャップ又はギャップパターン)を受信する。アクション322において、UE330は、第2のネットワーク320からページングメッセージを受信する。ページングメッセージは、ネットワークスイッチ手順をトリガする。アクション306において、UE330は、第1のネットワーク310へ、第1のネットワーク310から第2のネットワーク320へのスイッチングを示すネットワークスイッチ要求メッセージを送信する。アクション308において、UE330は、第1のネットワーク310から、第1のネットワーク310がネットワークスイッチ要求メッセージを受け入れるか拒否するかを示す応答メッセージを受信する。アクション308は、いくつかの実施形態(「ネットワーク応答を用いないネットワークスイッチ要求」の実施形態を参照する)において、任意に省略されてよい。アクション316において、第1のネットワーク310がネットワークスイッチ要求メッセージを許可することを応答メッセージが示すと判定すると、UE330は、第2のネットワーク320においてRA手順を開始する。
図4は、本開示の様々な態様による無線通信のためのノード400を示すブロック図である。図4に示されるように、ノード400は、トランシーバ420、プロセッサ428、メモリ434、1つ又は複数のプレゼンテーション部品438、及び少なくとも1つのアンテナ436を含むことができる。ノード400はまた、無線周波数(RF)スペクトル帯域モジュール、BS通信モジュール、ネットワーク通信モジュール、及びシステム通信管理モジュール、入力/出力(I/O)ポート、I/O部品、及び電源(図4には図示せず)を含むことができる。
各部品は、1つ又は他のバス440を介して互いに直接的又は間接的に通信することができる。ノード400は、図1~図3を参照して開示された様々な機能を実行するUE又はBSであってよい。
トランシーバ420は、送信機422(例えば、送信/送信回路)及び受信機424(例えば、受信/受信回路)を有し、時間及び/又は周波数リソース分割情報を送信及び/又は受信するように設定されてもよい。トランシーバ420は、使用可能、使用不可能、及び柔軟に使用可能なサブフレーム及びスロットフォーマットを含むが、これらに限定されない、異なるタイプのサブフレーム及びスロットで送信するように設定され得る。トランシーバ420は、データ及び制御チャネルを受信するように設定され得る。
ノード400は、様々なコンピュータ可読媒体を含んでよい。コンピュータ可読媒体は、ノード400によってアクセスされてもよく、揮発性(及び/又は不揮発性)媒体及び取り外し可能(及び/又は取り外し不可能)媒体を含む任意の利用可能な媒体であってもよい。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含んでよい。コンピュータ記憶媒体は、揮発性(及び/又は不揮発性媒体)と、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又はデータなどの情報を記憶するための任意の方法又は技術で実施される取り外し可能(及び/又は取り外し不可能)媒体との両方を含むことができる。
コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ(又は他のメモリ技術)、CD-ROM、デジタル汎用ディスク(DVD)(又は他の光ディスク記憶装置)、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置(又は他の磁気記憶装置)等を含み得る。コンピュータ記憶媒体は、伝搬データ信号を含まなくてもよい。通信媒体は、典型的にはコンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータを、搬送波又は他の送信メカニズムなどの変調されたデータ信号で具現化することができ、任意の情報配信媒体を含むことができる。
用語「変調されたデータ信号」は、信号内の情報を符号化するといった方式でその特性の1つ又は複数が設定又は変更された信号を意味することができる。通信媒体は、有線ネットワーク又は直接有線接続といった有線媒体と、音響、RF、赤外線、及び他の無線媒体などの無線媒体とを含むことができる。先に列挙した部品の組合せは、コンピュータ可読媒体の範囲内にも含まれるべきである。
メモリ434は、揮発性及び/又は不揮発性メモリの形態のコンピュータ記憶媒体を含んでよい。メモリ434は、取り外し可能、取り外し不可能、又はそれらの組み合わせであってよい。例としてのメモリは、ソリッドステートメモリ、ハードドライブ、光学ディスクドライブなどを含むことができる。図4に示すように、メモリ434は、例えば図1~図3を参照して、本明細書に開示する様々な機能をプロセッサ428に実行させるように設定されたコンピュータ可読及び/又はコンピュータ実行可能プログラム432(例えば、ソフトウェアコード)を記憶することができる。代替的に、プログラム432は、プロセッサ428によって直接的に実行可能ではなくてもよいが、(例えば、コンパイル及び実行されたとき)ノード400に本明細書に開示される様々な機能を実行させるように設定してもよい。
(例えば、処理回路を有する)プロセッサ428は、インテリジェントハードウェアデバイス、例えば、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラー、ASIC等を含んでよい。プロセッサ428は、メモリを含んでよい。プロセッサ428は、メモリ434から受信したデータ430及びプログラム432と、トランシーバ420、ベースバンド通信モジュール、及び/又はネットワーク通信モジュールを介して送受信される情報とを処理することができる。プロセッサ428はまた、CNへの送信のためにアンテナ436を介してネットワーク通信モジュールに送信するために、トランシーバ420に送信するための情報を処理することができる。
1つ又は複数のプレゼンテーション部品438は、人又は別のデバイスにデータインディケーションを提示することができる。プレゼンテーション部品438の例は、ディスプレイ装置、スピーカー、印刷部品、振動部品などを含むことができる。
本開示の観点において、開示された概念を実施するために、それらの概念の範囲から逸脱することなく、様々な技法が使用され得ることが明らかである。更に、これらの概念は、特定の実装を特に参照して開示されてきたが、当業者はこれらの概念の範囲から逸脱することなく、形態及び詳細において変更がなされ得ることを認識し得る。したがって、開示された実施形態は、全ての点で、例示であって限定ではないと考えられるべきである。本開示は、開示された特定の実施形態に限定されず、本開示の範囲から逸脱することなく、多くの再構成、修正、及び置換が可能であることも理解されるべきである。

Claims (20)

  1. ユーザ機器(UE)によって実行されるマルチ加入者識別モジュール(マルチSIM)動作のための方法であって、前記方法は、
    前記UEの第1のユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)に関連付けられた第1のネットワークに接続する工程、
    前記第1のネットワークから、前記UEが、前記UEの第2のUSIMに関連付けられた第2のネットワークにスイッチするためのアシスタンス情報メッセージを送信することを許可されていることを示す第1の設定を受信する工程であって、前記第1の設定は、タイマーの設定を更に含む、工程、
    前記第1のネットワークへ、前記アシスタンス情報メッセージを送信する工程であって、前記アシスタンス情報メッセージは、前記UEが、前記第1のネットワークに関連付けられたRRC_CONNECTED状態から、好適な無線リソース制御(RRC)状態に、好適にスイッチすることを示すための、前記第1のネットワークに関連付けられた前記好適なRRC状態の情報を含む、工程、及び
    前記アシスタンス情報メッセージを送信する工程で前記タイマーを開始する工程、
    を含む方法。
  2. 前記第1の設定は、受信すると、前記UEが前記アシスタンス情報メッセージを送信することを許可されることを示す、setup設定にセットされる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アシスタンス情報メッセージを送信する工程は、前記タイマーが動作していないことを決定すると、前記アシスタンス情報メッセージを送信する工程を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1の設定が、release設定にセットされると決定すると、前記タイマーを停止する工程
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のネットワークに関連付けられたRRC_IDLE状態に遷移すると、前記タイマーを停止する工程
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記好適なRRC状態は、RRC_INACTIVE状態である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記好適なRRC状態は、RRC_IDLE状態である、請求項1に記載の方法。
  8. 前記アシスタンス情報メッセージを前記第1のネットワークに送信する工程は、前記UEが前記マルチSIM動作に関係するアシスタンス情報を提供することが可能であることを決定した後に、前記アシスタンス情報メッセージを送信する工程を含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記UEが前記マルチSIM動作をサポートすることを示す能力情報を、前記第1のネットワークに、送信する工程、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2のネットワークのために使用される測定ギャップを示す第2の設定を、前記第1のネットワークから、受信する工程、
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  11. マルチ加入者識別モジュール(マルチSIM)動作のためのユーザ機器(UE)であって、UEは、
    一つ又は複数のプロセッサ、及び
    前記一つ又は複数のプロセッサに結合された、少なくとも一つのメモリ、を含み、
    前記少なくとも一つのメモリは、前記一つ又は複数のプロセッサに実行されるとき、前記UEに、
    前記UEの第1のユニバーサル加入者識別モジュール(USIM)に関連付けられた第1のネットワークに接続すること、
    前記第1のネットワークから、前記UEが、前記UEの第2のUSIMに関連付けられた第2のネットワークにスイッチするためのアシスタンス情報メッセージを送信することを許可されていることを示す第1の設定を受信することであって、前記第1の設定は、タイマーの設定を更に含む、こと、
    前記第1のネットワークへ、前記アシスタンス情報メッセージを送信することであって、前記アシスタンス情報メッセージは、前記UEが、前記第1のネットワークに関連付けられたRRC_CONNECTED状態から、好適な無線リソース制御(RRC)状態に、好適にスイッチすることを示すための、前記第1のネットワークに関連付けられた前記好適なRRC状態の情報を含む、こと、及び
    前記アシスタンス情報メッセージを送信すると、前記タイマーを開始すること、
    を実行させる、コンピュータ実行可能プログラムを保存する、
    UE。
  12. 前記第1の設定は、受信すると、前記UEが前記アシスタンス情報メッセージを送信することを許可されることを示す、setup設定にセットされる、請求項11に記載のUE。
  13. 前記アシスタンス情報メッセージを送信することは、前記タイマーが動作していないことを決定すると前記アシスタンス情報メッセージを送信することを含む、請求項11に記載のUE。
  14. 前記コンピュータ実行可能プログラムは、前記一つ又は複数のプロセッサによって実行されるとき、前記UEに、前記第1の設定が、release設定にセットされると決定すると、前記タイマーを停止することを更に実行させる、請求項11に記載のUE。
  15. 前記コンピュータ実行可能プログラムは、前記一つ又は複数のプロセッサによって実行されるとき、前記UEに、前記第1のネットワークに関連付けられたRRC_IDLE状態に遷移すると、前記タイマーを停止することを更に実行させる、請求項11に記載のUE。
  16. 前記好適なRRC状態は、RRC_INACTIVE状態である、請求項11に記載のUE。
  17. 前記好適なRRC状態は、RRC_IDLE状態である、請求項11に記載のUE。
  18. 前記第1のネットワークに前記アシスタンス情報メッセージを送信することは、前記UEが前記マルチSIM動作に関係するアシスタンス情報を提供することが可能であると、決定した後に、前記アシスタンス情報メッセージを送信することを含む、請求項11に記載のUE。
  19. 前記コンピュータ実行可能プログラムは、前記一つ又は複数のプロセッサによって実行されるとき、前記UEに、前記UEが前記マルチSIM動作をサポートすることを示すケイパビリティ情報を、前記第1のネットワークに、送信することを更に実行させる、請求項11に記載のUE。
  20. 前記コンピュータ実行可能プログラムは、前記一つ又は複数のプロセッサによって実行されるとき、前記UEに、前記第2のネットワークのために使用される測定ギャップを示す第2の設定を、前記第1のネットワークから、受信することを更に実行させる、請求項11に記載のUE。
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