JP7332291B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、店舗等で利用者による任意の飲料の注出を可能とする飲料供給装置に関する。
従来、例えば特許文献1に開示される飲料供給装置(ディスペンサ)のように、ユーザーインタフェースにて指定された飲料を分配するシステムが知られている。
特許文献1では、多量成分、微量成分、希釈剤を分配弁にて混合し、分配弁から混合後の飲料を注出する構成が開示されている。ユーザーインタフェースでは、ユーザーが好みに応じて飲料の成分や強度を変更できることとされている。
特表2009-528960号公報
特許文献1で開示される構成では、分配弁にて各成分を混合した上で注出がされるものであるため、先に注出されて分配弁に残存する成分が、次に注出される成分と混ざってしまい、注出後の飲料の品質やフレーバー(風味)にバラツキが生じることが懸念される。
また、成分の数に応じ、分配弁の構造が複雑になり、洗浄などのメンテナンスの手間も増えることになってしまう。
また、別の課題として、完全にユーザーが自由に成分の割合を設定できることとしてしまうと、ユーザーのイメージとかけ離れた飲料が注出されてしまう恐れもある。即ち、例えば、好みのフレーバーを完成することを目的として、メインのフレーバーと、サブのフレーバーの割合を誤って逆に選択してしまうという操作ミスも生じる可能性もある。
また、別の課題として、単にフレーバーの名前(果物の名前)などから連想される飲料が提供されるだけでは、ユーザーの満足が得られないことも考えられる。そこで、フレーバーの選択以外の観点から、ユーザーの潜在的な好みを引き出すことについて検討をする必要がある。
本発明は、以上の問題点に鑑み、ユーザーがイメージしたフレーバーの飲料をより高品質で、間違えることなく提供可能であり、さらに、ユーザーにフレーバーの選択以外の観点からの設定をも可能とすることで、ユーザーのイメージにより近い飲料を提供することを可能とする技術を提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本願発明は、
シロップと希釈液を飲用容器内に注出可能な飲料供給装置であって、
種類の異なるシロップをそれぞれ蓄える複数のシロップタンクと接続されて当該シロップを移送する経路となる複数のシロップ用経路と、
希釈液を蓄える希釈液タンクと接続されて当該希釈液を移送する経路となる希釈液用経路と、
前記各シロップ用経路及び前記希釈液用経路の各経路を通じた液体の移送を行うそれぞれ行う移送手段と、
前記移送手段を制御するための設定データに従って前記移送手段を制御する移送制御部と、を有し、
ユーザーが前記設定データの設定をするためのインターフェースと接続可能に構成され、
前記設定データは、
前記複数のシロップからベースフレーバーとして選択される一種類のシロップに対応する第一注出液の情報と、
前記複数のシロップから追加フレーバーとして選択される一種類のシロップ又は複数のシロップの組み合わせに対応する第二注出液の情報と、を含み、
ユーザーによる前記インターフェースの操作に基づいて、
第一注出液、第二注出液および希釈液を注出可能とする、飲料供給装置とする。
また、好ましくは、
前記第一注出液の容量と、
前記第二注出液の容量は、同一である、こととする。
また、好ましくは、
前記第一注出液と前記第二注出液を合計した合計容量と、
前記希釈液の容量と、
の比率が任意に設定可能に構成される、こととする。
また、好ましくは、
前記各シロップは特徴パラメータとひも付けられ、
前記特徴パラメータの範囲の両極は、対極の関係になる概念で定義され、
前記インターフェースでのユーザーによる前記特徴パラメータの設定により、事前に設定された前記設定データの第二注出液の情報が更新され、
前記特徴パラメータの数値の範囲は、前記特徴パラメータの全範囲の一部の範囲であって、
前記一部の範囲は、前記設定データの第一注出液、及び、第二注出液の情報によって定義される、こととする。
また、好ましくは、
前記特徴パラメータの全範囲は、
前記インターフェース上に表示される直線状表示にて表現され、
前記特徴パラメータの一部の範囲は、直線状表示の特定の部分を、他の部分と異なる表示形式とすることで表現され、
当該一部の範囲においてのみ、特徴パラメータの設定が可能に構成される、こととする。
また、好ましくは、
前記移送手段は、前記各シロップ用経路及び希釈液用経路の各経路にそれぞれ個別に設けられる、こととする。
また、好ましくは、
前記希釈液はアルコール飲料、又は、ノンアルコール飲料である、こととする。
また、好ましくは、
前記アルコール飲料は、醸造酒、又は、蒸留酒である、こととする。
また、好ましくは、
前記シロップは、乳酸菌飲料である、こととする。
また、好ましくは、
前記インターフェースは、
飲料供給装置に付帯されるタッチパネル装置、
又は、飲料供給装置を遠隔操作するためのタッチパネル装置、
又は、ユーザーが所有するスマートフォンである、こととする。
また、好ましくは、
飲料供給装置は、
前記設定データを蓄積し、
蓄積された設定データをもとにデータベースを構築し、
前記データベースに基づいて設定データ候補を作成し、
ユーザーと設定データ候補をマッチングし、
マッチングした設定データ候補を前記追加フレーバーとして提供する、こととする。
また、好ましくは、飲料供給装置は、通信によりサーバーに接続され、
飲料供給装置から、前記設定データが前記サーバーにアップロードされて前記サーバーに蓄積され、
前記サーバーでは蓄積された設定データをもとにデータベースが構築され、
前記サーバーは前記データベースに基づいて設定データ候補を作成し、
前記サーバーは、前記設定データ候補を飲料供給装置に送信し、
飲料供給装置は、ユーザーと設定データ候補をマッチングし、
マッチングした設定データ候補を前記追加フレーバーとして提供する、こととする。
また、好ましくは、複数選択可能なシロップと、一つの希釈液を飲用容器内に注出可能な飲料供給装置の飲料の味の調整方法であって、
前記各シロップは特徴パラメータとひも付けられ、
前記特徴パラメータの範囲の両極は、対極の関係になる概念で定義され、
飲料供給装置に設けられるインターフェースでのユーザーによる前記特徴パラメータの設定により、事前に設定された設定データを更新するものであり、
前記特徴パラメータの数値の範囲は、前記特徴パラメータの全範囲の一部の範囲であって、
前記特徴パラメータの全範囲は、
前記インターフェース上に表示される直線状表示にて表現され、
前記特徴パラメータの一部の範囲は、直線状表示の特定の部分を、他の部分と異なる表示形式とすることで表現され、
当該一部の範囲においてのみ、特徴パラメータの設定が行なわれる、
飲料供給装置の飲料の味の調整方法とする。
本発明の構成によれば、分配弁を使用しない構成であるため、先に注出されて分配弁に残存する成分が、次に注出される成分と混ざってしまうことがなく、注出後の飲料の品質やフレーバー(風味)にバラツキが生じることがない。また、複雑な構造の分配弁が不要であり、分配弁の洗浄などのメンテナンスの手間も生じない。
本発明を実施する際の装置構成の一実施形態を示す図である。 実施例1において使用されるインターフェースの表示について説明する図である。 実施例2のステップ1におけるインターフェースの表示について説明する図である。 実施例2のステップ2におけるインターフェースの表示について説明する図である。 実施例2のステップ3におけるインターフェースの表示について説明する図である。 実施例3のステップ2におけるインターフェースの表示について説明する図である。 実施例4において使用されるインターフェースの表示について説明する図である。 実施例4において使用されるインターフェースの表示について説明する図である。
図1は、本発明を実施する際の装置構成の一実施形態を示すものである。
図1には、ディスペンサー本体10と、希釈液を備える希釈液タンク20と、種類の異なるシロップをそれぞれ蓄える複数のシロップタンク21,22・・・と、が示されている。
ディスペンサー本体10には、グラスやジョッキなどの飲用容器2が置かれるステージ4が設けられ、ステージ4の上方には複数の注出口40,41・・・が設けられ、各注出口40,41・・・から飲用容器2内へと液体が注出される。ステージ4は自動で昇降や傾倒するように構成されることができる。
注出口40は、希釈液用経路30を介して希釈液タンク20に通じており、希釈液用経路30に設けられる移送手段50により、希釈液タンク20内の希釈液が注出口40から注出される。
なお、希釈液がビールやいわゆるハイボール等である場合には、希釈液タンク20に加え、図示せぬ炭酸ガス源(炭酸ガスボンベなど)が希釈液用経路30に接続され、移送手段50を電磁弁にて構成し、電磁弁の切り替えにより希釈液を炭酸ガスの圧力によって注出する構成とすることができる。
注出口41,42・・・は、それぞれ、シロップ用経路31,32・・・を介してシロップタンク21,22・・・に通じており、シロップ用経路31,32・・・に設けられる移送手段51,52・・・により、シロップタンク21,22・・・内の飲料が注出口41,42・・・から注出される。
なお、各シロップタンクの蓄えられるシロップの種類としては、例えば、ライム、レモン、りんご、梅、ぶどう、グレープフルーツ、カシス、シークヮーサーなどが考えられる。また、シロップは乳酸菌飲料であってもよい。
シロップ用経路31,32・・・は樹脂製の可撓性のあるチューブにて構成し、移送手段51,52・・・はペリスタポンプ(登録商標)(チューブを外側から圧縮して内側の液体を流動させる仕組み)にて構成することができる。この構成により、シロップがチューブ以外に接することなく移送され、かつシロップの抽出量のバラツキを抑えることができる。なお、ペリスタポンプ(登録商標)の代わりに、エアポンプまたはフロージェットポンプなどを使うこともできる。
また、シロップ用経路の定期的な交換も容易であり、メンテナンスも容易である。また、シロップ用経路の管径を変更することによっても注出量を調整することができ、例えば、管径を細いものを用いることによれば、最小の注出量を0.2mL~1.5mLの範囲に設定することなどが可能となる。
また、チューブとペリスタポンプ(登録商標)を用いた構成とすることで、シロップの種類を増やす必要が生じた際の増設や、逆に、シロップの種類を減らす際の撤去に際し、フレキシブルに対応が可能となる。
ディスペンサー本体10には、ユーザーが操作可能なタッチパネル式のインターフェース60が設けられ、ユーザーによるインターフェース60の操作により設定される設定データに基づき各移送手段50,51・・・が駆動され、各注出口40,41・・・から飲用容器2内へと液体が注がれ、飲用容器2内にて各液体が混合されて所望の飲料が完成される。
ディスペンサー本体10には、移送手段50,51・・・を制御するための移送制御部70が設けられる。移送制御部70は、インターフェース60の操作により設定される設定データに基き移送手段50,51・・・を制御して、所定の量の希釈液やフレーバーを注出させるものである。なお、この移送制御部70の機能をインターフェース60が兼ね備えることとしてもよい。
ディスペンサー本体10には、通信手段80を設けることで、Wi-Fiを通じてインターネットに接続され、サーバーとの間でのデータのダウンロード/アップロードや、スマートフォンによるディスペンサー本体10の操作などを可能とする構成とすることができる。
ディスペンサー本体10には、記憶・制御手段90を設けることで、外部と通信することなく、ディスペンサー本体10だけにおいて各種データを保存・更新し、各種機構をローカルで制御・駆動できる構成としてもよい。なお、この記憶・制御手段90の機能をインターフェース60が兼ね備えることとしてもよい。
次に、インターフェースで表示される画面の実施例と、利用形態の例について説明する。
図2に示される実施例1では、3つの画面遷移による3ステップにより、飲料を注出することを想定した例である。
この例では、希釈液として蒸留酒(焼酎)を炭酸水で割ったもの(いわゆる酎ハイ)が用いられ、選択されるフレーバーによってカクテルが作られるものである。
画面1:
<ステップ1:ベースフレーバー選択>
この画面1では、4種類のフレーバーを『ベースフレーバー(Base flavour)』の候補として表示し、その中から一つを選択してもらう。
フレーバーの種類は、『レモン(Lemon)』、『ライチ(Lychee)』、『ゆず(Yuzu)』、『青りんご(Green Apple)』であり、それぞれがアイコンで表示される。各フレーバーは、シロップタンクに蓄えられたシロップの種類に対応するものである。
画面1において、いずれか一つのアイコンが選択されると、画面2に遷移する。
ここで選択されるフレーバーは、完成後の飲料の主たるフレーバーを構成するためのベースフレーバーである。
ベースフレーバーの容量Aと、後述するステップ2で選択される追加フレーバーの総量Bとは、同一となるように設定される。
これにより、ベースフレーバーの容量Aが50%となり、提供される飲料のフレーバーが、ユーザーのイメージとかけ離れてしまうことを防ぐことができる。
また、このように、『ベースフレーバー』の概念を使用することで、選択候補が多すぎてユーザーが迷ってしまうことを防ぐことができ、また、潜在的な好みを引き出すことが可能となり、ユーザーフレンドリーな構成が実現可能となる。
画面2:
<ステップ2:追加フレーバー選択>
この画面2では、先に画面1で提示した4種類のフレーバーを『追加フレーバー』の候補として表示し、その中から一つ、又は、複数を選択してもらう。
画面2においては、容器の画像91内に10個の『青りんご』のアイコン92が表示されており、画面1において、『青りんご』がベースフレーバーとして選択された状態となっている。
この状態で、『追加フレーバー』の選択アイコン93を選択すると、選択の回数に応じて追加フレーバーのアイコン94が容器の画像91内に表示される。この例では、『ゆず』の選択アイコン93が2回選択されることで、『ゆず』のアイコン94が2個表示された状態を示している。
この追加フレーバーは、4種類の中からいずれか一つ、或いは、複数のものを、合計で10回選択することができ、これにより、容器の画像91内には追加フレーバーのアイコン94は、合計で10個表示させることが可能となる。同じものが10回選択されれば、アイコン94は全て同じになり、複数のものが選択されれば、アイコン94として複数のものが表示される。
追加フレーバーのアイコン94の数(10個)は、ベースフレーバーのアイコン92の数(10個)と同じであり、このように数を一致することで、『ベース(基本)』と『追加』のフレーバーの割合をユーザーに視覚的にわかりやすく伝えることが可能となる。
以上のようにして、画面2において、『追加フレーバー』の選択アイコン93による選択(10回)を終え、次に進むためのアイコン95を選択すると、画面3に遷移する。やり直しのアイコン96を選択すれば、画面1に戻ることができ画面1での操作をやり直すことができる。
画面3:
<ステップ3:特徴パラメータの設定>
この画面3では、画面2で設定された『追加フレーバー』を示す10個の『ゆず』のアイコン94が、『ベースフレーバー』を示す10個の『青りんご』のアイコン92の上に表示された状態となっている。
そして、この画面3においては、画面2で設定された情報に追加するようにして、完成される飲料の『特徴』を調整するための特徴パラメータの設定がなされる。
ここで、『特徴』とは、以下のように対極の関係となる概念で定義され、対極する概念のいずれに近いかがパラメータの数値によって定義される。
特徴1:『あまい(Sweet)』と『すっぱい(Sour)』
特徴2:『和風(Japanese Style)』と『洋風(Western Style)』
特徴3:『すっきり(Refreshing)』と『マイルド(Mild)』
例えば、特徴1について、『あまい』を一側の極としてパラメータの数値が『0』で定義され、『すっぱい』を他側の極としてパラメータの数値が『10』で定義され、パラメータの数値が『0』の場合には『あまい』と『すっぱい』が1:0の関係とし、パラメータの数値が『5』の場合は『あまい』と『すっぱい』が1:1の関係とし、パラメータの数値が『10』の場合には『あまい』と『すっぱい』が0:1の関係と定義される。
そして、以上のような特徴パラメータは、直線状表示101~103で表示され、両端にそれぞれ対極となる概念が表示され、ユーザーはポインタ104を操作することで、直線状表示の両端の範囲内において、上記数値の設定を直感的にわかりやすく行うことができる。なお、このような直線状表示とポインタの組み合わせによる設定の他、数字の入力や、ダイヤル表示などとしてもよい。
また、各特徴の概念は、各シロップとひも付けられる。
例えば、特徴1について、『あまい』には『ゆず』シロップがひも付けられ、『すっぱい』には、『レモン』シロップがひも付けられる。
同様に、例えば特徴2について、『和風』には『ゆず』シロップがひも付けられ、『洋風』には『ライチ』シロップがひも付けられる。
同様に、例えば特徴3について、『すっきり』には『レモン』シロップがひも付けられ、『マイルド』には、『青りんご』シロップがひも付けられる。
そして、例えば、上記の例の特徴1について、直線状表示101でのポインタ104の操作により、特徴1のパラメータが『すっぱい』側に変更された場合には、上記ステップ2で設定された『追加フレーバー』の設定が更新される。
つまり、図2の画面3に示されるように、例えば、『追加フレーバー』として10個の『ゆず』のアイコン94が表示されていた場合において、ポインタ104が右側(『すっぱい』)に操作されると、『レモン』のシロップが『ゆず』のシロップの容量の一部の代わりとして使用される。この容量の一部とは、例えば、変更前の『ゆず』のシロップの全体容量の1/30とされるものである。この設定により、『追加フレーバー』として、全体の29/30の容量として『ゆず』シロップが用いられ、全体の1/30の容量として『レモン』シロップが用いられることとなる(『追加フレーバー』の総量は変更なし)。
或いは、『レモン』のシロップを『ゆず』のシロップに追加する、つまり、『追加フレーバー』として設定された『ゆず』シロップに、当該『ゆず』シロップの容量の1/30の容量の『レモン』シロップを追加したものを『追加フレーバー』とするものである(『追加フレーバー』の総量は変更される)。なお、この特徴1のパラメータの変更に応じ、『追加フレーバー』を示す10個の『ゆず』のアイコン94が変更されることとしてもよく、変更しないこととしても良い。
このような特徴パラメータを設定可能とすることで、『追加フレーバー』の選択に対し、『追加的な選択』を行うことで、ユーザーの潜在的な好みを引き出すとともに、カスタマイズを楽しんでもらうことが可能となる。そして、画面3では、あくまでも『追加的な選択』という視点から、直線状表示101において選択できるポインタ104の範囲(パラメータの数値の範囲)を一部の範囲に制限することとしている。
このような制限を加えることで、ステップ1の『ベースフレーバー』、及び、ステップ2の『追加フレーバー』で設定した内容で完成される飲料のイメージとかけ離れることなく、ユーザーの好みを反映した飲料を提供することができる。制限の範囲は、例えば、ステップ1、ステップ2の設定のパターン(組み合わせ)と制限のパターン(特徴パラメータ1~3の範囲)をデータテーブルとしたものを参照することで、設定されることとすることができる。また、天候情報・気温情報・ユーザー年齢情報・イベント情報などの各種要因に基づいて、制限の範囲が設定されることとしてもよい。
以上のようにして、画面3において、特徴パラメータの設定を終え、次に進むためのアイコン97を選択すると、各設定に従って液体が注出される。やり直しのアイコン98を選択すれば、画面2に戻ることができ画面2での操作をやり直すことができる。
なお、以上の実施例において、画面1,画面2で表示されないシロップを用い、各特徴を実現することとしても良い。例えば、『カシス』シロップを『洋風』の概念にひも付けておくことで、『洋風』側の設定がされた場合に、『カシス』シロップが注出されることとするものである。このように、いわゆる『隠し味』として各種シロップを利用して、さまざまな特徴を実現することができる。
また、以上の実施例において、『ベースフレーバー』として設定されたシロップは第一注出液とされ、『追加フレーバー』として設定(画面3で特徴が更新された場合は、更新後のもの)されたシロップ(単独、又は、組み合わせ)が第二注出液とされ、各注出口から注出される。同時に、希釈液も注出される。
ここで、第一注出液、第二注出液、希釈液の割合は、例えば、1:1:12とすることができるが、この割合を変更できる構成としてもよい。
例えば、第一注出液、第二注出液、希釈液の割合を、0.5:0.5:13として、希釈液の割合を増やすことによれば、全体に占める蒸留酒(焼酎)の割合を増やすことが可能となり、アルコール度数を高めることができる。その逆の設定、即ち、希釈液の割合を少なくすることも可能である。
次に、インターフェースの別の実施例について説明する。
図3(A)(B)は、<ステップ1:ベースフレーバー選択>の画面である。
以下の各説明が表示される。
『Step1 お好みのベースフレーバーを選んでね』
『レモン スッキリとリフレッシュしたいときに!』
『ゆず スッキリ和テイストを楽しみたいときに!』
『青りんご マイルドでスウィートな味を楽しみたいときに!』
『カシス マイルドで濃厚な味を楽しみたいときに!』
ユーザーは、これらの4種類のフレーバーのうちから一つのフレーバーのアイコンを選択すると、次の図4の画面に遷移する。
図4(A)(B)は、<ステップ2:追加フレーバー選択>の画面である。
以下の各説明が表示される。
『Step2 お好みのフレーバーをスワイプして追加してね』
『レモン スッキリ&サワー』
『ゆず スッキリ&和テイスト』
『青りんご マイルド&スウィート』
『カシス マイルド&濃厚リッチ』
また、容器の画像が表示され、容器内には、ステップ1で選択されたベースフレーバー『青りんご』の10個のアイコンが表示されている。
また、このベースフレーバーの割合が、全体の50%であることを表示するライン状の表示と数値が表示され、ユーザーに視覚的にわかりやすく伝えることが可能となる。
そして、図4(A)の状態から、図4(B)に示すように、ユーザーは追加フレーバーのアイコンを自由に選び、スワイプ操作で容器の画像内へと投入する。このようなスワイプ操作によれば、フレーバーの『追加』の作業を擬似的に行うことができ、ユーザーに直感的な操作感覚を与えることが可能となる。
なお、追加フレーバーは、ベースフレーバーと同じものであってもよく、また、単一の種類や、複数の種類のものであっても良い。
追加フレーバーのアイコンは合計10個までスワイプで投入することが可能であり、ベースフレーバーのアイコンと合わせた合計で20個のアイコンによって、ライン状の100%の表示のところまで埋められ、次の図5の画面に遷移する。
図5(A)(B)は、<ステップ3:特徴パラメータの設定>の画面である。
容器の画像にステップ1、2で選択されたフレーバーのアイコンが表示された状態となっている。
そして、以下の特徴パラメータを設定するための直線状表示101~103が表示されている。
特徴1:『スッキリ』と『マイルド』
特徴2:『和テイスト』と『洋風テイスト』
特徴3:『スウィート』と『サワー』
ユーザーはポインター104をスライドさせることで、特徴の設定をすることができる。スライドで設定できる範囲は上述の実施例1と同様であり、また、各特徴とシロップがひも付けされる点も実施例1と同様である。
以上のようにして、図5(A)に示すように特徴パラメータの設定を終え、図5(B)に示すように決定のアイコンを選択すると、各設定に従って液体が注出される。設定やり直しのためのアイコンを選択すると、最初の画面に戻ることができ、操作をやり直すことができる。
本実施例3は、図6(A)(B)に示すように、上述の実施例2のステップ2の追加フレーバーの選択において、『あなたへのおススメ』のアイコンが表示され、このアイコンが選択されると、10個の追加フレーバーのアイコンが自動的に選択されて容器の画像内に表示される。
この形態は、いわゆる『レコメンド機能』であり、追加フレーバーの『組み合わせ』をユーザーに提案するものである。この『組み合わせ』は、天候・気温などの『外部環境情報』をインターフェースが取得し、『外部環境情報』と『組み合わせ』をひも付けたデータテーブルに基づいて、『組み合わせ』を選定することや、ユーザーが入力した性別・年代・好みなどの『ユーザー情報』をインターフェースが取得し、『ユーザー情報』と『組み合わせ』をひも付けたデータテーブルに基づいて、『組み合わせ』を選定すること、などが考えられる。
なお、インターフェースによる『外部環境情報』や『ユーザー情報』の取得は、ユーザーにより直接入力されることとすることや、インターフェースに備えたカメラにてユーザーを撮影し自動解析して取得することや、インターフェースに備えたセンサーにより気温を取得することや、Wi-Fiを通じて他の機器やサーバーから入手することなどが考えられる。また、ユーザーが所有するスマートフォンなど(携帯情報端末)から取得されることとしてもよい。
また、『レコメンド機能』に関しては、サーバー或いはローカルに設置される人工知能(AI)を利用し、提供された飲料の情報と、『外部環境情報』や『ユーザー情報』のひも付けを記録、蓄積し、人工知能が傾向やユーザーの嗜好パターンを学習し、当該学習結果を活用することもできる。
例えば、同年代のユーザーに好まれる『組み合わせ』を適宜アップデートしながらレコメンドすることや、随時変動するランキング形式(今日の人気Best10、世代別の人気ランキング)や、前の人の注文履歴、などで表示してもよい。Wi-Fi通信等により各店舗等にある飲料供給装置でのデータを吸い上げ、クラウドコンピューティングによっていわゆるビッグデータを構築し、人工知能によりビックデータを解析し活用するということも可能である。このようなビッグデータは、メーカーにおける商品開発のための分析のためにも用いることができる。
本実施例では、希釈液としてビールが用いられ、シロップとして乳酸菌飲料が用いられるカクテル(ダブルカルチャード(登録商標))が作られるものである。
図7(A)に示すように、
『ダブルカルチャード』を選択する選択アイコン201と、
『フレーバー・ダブルカルチャード』を選択する選択アイコン202と、が表示される。
本実施例の『ダブルカルチャード』は、上述の装置構成において、ビールが希釈液に対応し、乳酸菌飲料がベースフレーバーと追加フレーバーに対応する。乳酸菌飲料がベースフレーバーであり、追加フレーバーでもある、と解釈してもよい。
また、本実施例の『フレーバー・ダブルカルチャード』は、『ダブルカルチャード』に別のフレーバーが追加されるものであり、上述の装置構成において、ビールが希釈液に対応し、乳酸菌飲料がベースフレーバーに対応し、フレーバーが追加フレーバーに対応する。なお、ビールはノンアルコールビール風味飲料とすることもできる。
図7(A)において、『ダブルカルチャード』が選択されると、ステップ2として図7(B)に示すように、乳酸菌飲料について『ふつう』と『濃いめ』のアイコンが表示され、ユーザーが乳酸菌飲料の濃さを選ぶことができる。
例えば、『ふつう』の場合では希釈液:乳酸菌飲料の相対比率が5:1と設定され、『濃いめ』の場合では希釈液:乳酸菌飲料の相対比率が3:1と設定される。
そして、乳酸菌飲料について『濃いめ』が選択された場合には、ステップ3として図7(C)に示すような確認画面が表示され、適宜注出が行われる。
他方、図7(A)において、『フレーバー・ダブルカルチャード』が選択されると、ステップ2として図8(A)に示すように、乳酸菌飲料について『ふつう』と『濃いめ』のアイコンが表示され、ユーザーが乳酸菌飲料の濃さを選ぶことができる。
例えば、『ふつう』の場合では希釈液:乳酸菌飲料の相対比率が5:1と設定され、『濃いめ』の場合では希釈液:乳酸菌飲料の相対比率が3:1と設定される。
ついで、ステップ3として図8(B)に示すように追加フレーバーのアイコンの選択画面が表示される。追加フレーバーのアイコンが選択されると、図8(C)に示すように、容器の画像の上側に、追加されたフレーバーのアイコンが表示される。また、『ビール』と『乳酸菌飲料』の表示も同時にされ、ユーザーの設定した内容がわかりやすいように表示される。
ステップ3における追加フレーバーの選択が終わると、ステップ4として図8(D)に示すように確認画面が表示され、適宜注出が行われる。
以上に説明した実施例により、本発明を実施することができ、本発明は以下のように構成することができる。
即ち、図1に示すように、
シロップと希釈液を飲用容器内に注出可能な飲料供給装置であって、
種類の異なるシロップをそれぞれ蓄える複数のシロップタンク21,22・・・と接続されて当該シロップを移送する経路となる複数のシロップ用経路31,32・・・と、
希釈液を蓄える希釈液タンク20と接続されて当該希釈液を移送する経路となる希釈液用経路30と、
前記各シロップ用経路31,32・・・及び前記希釈液用経路30の各経路を通じた液体の移送を行うそれぞれ行う移送手段50,51・・・と、
前記移送手段50,51・・・を制御するための設定データに従って前記移送手段50,51・・・を制御する移送制御部70と、を有し、
ユーザーが前記設定データの設定をするためのインターフェース60と接続可能に構成され、
前記設定データは、
前記複数のシロップからベースフレーバーとして選択される一種類のシロップに対応する第一注出液の情報と、
前記複数のシロップから追加フレーバーとして選択される一種類のシロップ又は複数のシロップの組み合わせに対応する第二注出液の情報と、を含み、
ユーザーによる前記インターフェース60の操作に基づいて、
第一注出液、第二注出液および希釈液を注出可能とする、飲料供給装置とするものである。
この構成では、分配弁を使用しない構成であるため、先に注出されて分配弁に残存する成分が、次に注出される成分と混ざってしまうことがなく、注出後の飲料の品質やフレーバー(風味)にバラツキが生じることがない。また、複雑な構造の分配弁が不要であり、分配弁の洗浄などのメンテナンスの手間も生じない。
また、前記第一注出液の容量と、
前記第二注出液の容量は、同一である、こととする。
これにより、ベースフレーバーに対応する第一注出液は、「第一注出液と前記第二注出液を合計した合計容量」の半分の容量となるため、ベースフレーバーの存在感を確実に残すことができ、ユーザーのイメージとかけ離れた飲料が注出されてしまうことが防がれ、ユーザーの好みに応じたフレーバーを確実に提供することができる。
また、前記第一注出液と前記第二注出液を合計した合計容量と、
前記希釈液の容量と、
の比率が任意に設定可能に構成される、こととする。
これにより、ユーザーの好みにより、『ふつう』、『濃いめ』など、フレーバーの濃さを設定することが可能となり、よりきめ細かくユーザーの希望に沿った飲料を提供することができる。
また、前記各シロップは特徴パラメータとひも付けられ、
前記特徴パラメータの範囲の両極は、対極の関係になる概念で定義され、
前記インターフェースでのユーザーによる前記特徴パラメータの設定により、事前に設定された前記設定データの第二注出液の情報が更新され、
前記特徴パラメータの数値の範囲は、前記特徴パラメータの全範囲の一部の範囲であって、
前記一部の範囲は、前記設定データの第一注出液、及び、第二注出液の情報によって定義される、こととするものである。
これにより、単にフレーバーの名前(果物の名前)などから連想される飲料が提供されるだけでなく、フレーバーの選択以外の観点である特徴からユーザーの潜在的な好みを引き出すことが可能となり、ユーザーに特徴の選択を楽しむ機会を提供するとともに、自らカスタマイズした飲料を完成することができる。
また、数値の範囲に制限を加えることで、『ベースフレーバー』、及び、『追加フレーバー』で設定した内容で完成される飲料のイメージとかけ離れることなく、ユーザーの好みを反映した飲料を提供することができる。
また、前記特徴パラメータの全範囲は、
前記インターフェース上に表示される直線状表示にて表現され、
前記特徴パラメータの一部の範囲は、直線状表示の特定の部分を、他の部分と異なる表示形式とすることで表現され、
当該一部の範囲においてのみ、特徴パラメータの設定が可能に構成される、こととする。
これにより、ユーザーが操作しやすい構成を実現することができる。
また、前記移送手段は、前記各シロップ用経路及び希釈液用経路の各経路にそれぞれ個別に設けられる、こととする。
これにより、シロップの種類を増やす必要が生じた際の増設や、逆に、シロップの種類を減らす際の撤去に際し、フレキシブルに対応が可能となる。
また、前記希釈液はアルコール飲料、又は、ノンアルコール飲料である、こととするものである。アルコール飲料は、醸造酒(ビール、ワイン、日本酒など)、又は、蒸留酒(焼酎、ウイスキー、ウォッカ、ジンなど)とすることができ、これらを炭酸飲料としたものとすることができる。なお、希釈液は、いわゆる清涼飲料水とすることもできる。
また、前記シロップは、乳酸菌飲料であり、カルピス(登録商標)などである。
また、前記インターフェースは、
飲料供給装置に付帯されるタッチパネル装置、
又は、飲料供給装置を遠隔操作するためのタッチパネル装置、
又は、ユーザーが所有するスマートフォンである、こととする。
また、飲料供給装置は、
前記設定データを蓄積し、
蓄積された設定データをもとにデータベースを構築し、
前記データベースに基づいて設定データ候補を作成し、
ユーザーと設定データ候補をマッチングし、
マッチングした設定データ候補を前記追加フレーバーとして提供する、こととする。
飲料供給装置は、通信によりサーバーに接続され、
飲料供給装置から、前記設定データが前記サーバーにアップロードされて前記サーバーに蓄積され、
前記サーバーでは蓄積された設定データをもとにデータベースが構築され、
前記サーバーは前記データベースに基づいて設定データ候補を作成し、
前記サーバーは、前記設定データ候補を飲料供給装置に送信し、
飲料供給装置は、ユーザーと設定データ候補をマッチングし、
マッチングした設定データ候補を前記追加フレーバーとして提供する、こととする。
複数選択可能なシロップと、一つの希釈液を飲用容器内に注出可能な飲料供給装置の飲料の味の調整方法であって、
前記各シロップは特徴パラメータとひも付けられ、
前記特徴パラメータの範囲の両極は、対極の関係になる概念で定義され、
飲料供給装置に設けられるインターフェースでのユーザーによる前記特徴パラメータの設定により、事前に設定された設定データを更新するものであり、
前記特徴パラメータの数値の範囲は、前記特徴パラメータの全範囲の一部の範囲であって、
前記特徴パラメータの全範囲は、
前記インターフェース上に表示される直線状表示にて表現され、
前記特徴パラメータの一部の範囲は、直線状表示の特定の部分を、他の部分と異なる表示形式とすることで表現され、
当該一部の範囲においてのみ、特徴パラメータの設定が行なわれる、
飲料供給装置の飲料の味の調整方法とする。
10 ディスペンサー本体
20 希釈液タンク
21 シロップタンク
30 希釈液用経路
31 シロップ用経路
40 注出口
50 移送手段
60 インターフェース

Claims (14)

  1. シロップと希釈液を飲用容器内に注出可能な飲料供給装置であって、
    種類の異なるシロップをそれぞれ蓄える複数のシロップタンクと接続されて当該シロップを他のシロップや希釈液と混合させることなく飲用容器に移送する経路となる複数のシロップ用経路と、
    希釈液を蓄える希釈液タンクと接続されて当該希釈液を他のシロップや希釈液と混合させることなく飲用容器に移送する経路となる希釈液用経路と、
    前記各シロップ用経路及び前記希釈液用経路の各経路を通じた液体の移送を行うそれぞれ行う移送手段と、
    前記各シロップ用経路及び前記希釈液用経路の各経路とそれぞれ接続され、前記各シロップ、又は、前記希釈液を飲用容器内に注出させる注出口と、
    前記移送手段を制御するための設定データに従って前記移送手段を制御する移送制御部と、
    を有し、
    ユーザーが前記設定データの設定をするためのインターフェースと接続可能に構成され、
    前記設定データは、
    前記複数のシロップからベースフレーバーとして選択される一種類のシロップに対応する第一注出液の情報と、
    前記複数のシロップから追加フレーバーとして選択される一種類のシロップ又は複数のシロップの組み合わせに対応する第二注出液の情報と、を含み、
    ユーザーによる前記インターフェースの操作に基づいて、
    第一注出液、第二注出液および希釈液を互いに混合させることなく各抽出口を通じて飲用容器内に注出可能とするものであり、
    前記各シロップは特徴パラメータとひも付けられ、
    前記特徴パラメータの範囲の両極は、対極の関係になる概念で定義され、
    前記インターフェースでのユーザーによる前記特徴パラメータの設定により、事前に設定された前記設定データの第二注出液の情報が更新され、
    前記特徴パラメータの数値の範囲は、前記特徴パラメータの全範囲の一部の範囲であって、
    前記一部の範囲は、前記設定データの第一注出液、及び、第二注出液の情報によって定義され、
    前記特徴パラメータは、完成される飲料の特徴を調整するために提示されるものである、
    飲料供給装置。
  2. 前記特徴パラメータは、
    特徴1:『あまい(Sweet)』と『すっぱい(Sour)』
    特徴2:『和風(Japanese Style)』と『洋風(Western Style)』
    特徴3:『すっきり(Refreshing)』と『マイルド(Mild)』、
    の少なくとも1つを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置。
  3. 前記第一注出液の容量と、
    前記第二注出液の容量は、同一である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の飲料供給装置。
  4. 前記第一注出液と前記第二注出液を合計した合計容量と、
    前記希釈液の容量と、
    の比率が任意に設定可能に構成される、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の飲料供給装置。
  5. 前記特徴パラメータの全範囲は、
    前記インターフェース上に表示される直線状表示にて表現され、
    前記特徴パラメータの一部の範囲は、直線状表示の特定の部分を、他の部分と異なる表示形式とすることで表現され、
    当該一部の範囲においてのみ、特徴パラメータの設定が可能に構成される、
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の飲料供給装置。
  6. 前記移送手段は、前記各シロップ用経路及び希釈液用経路の各経路にそれぞれ個別に設けられる、
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の飲料供給装置。
  7. 前記希釈液はアルコール飲料、又は、ノンアルコール飲料である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の飲料供給装置。
  8. 前記アルコール飲料は、醸造酒、又は、蒸留酒である、
    ことを特徴とする、請求項7に記載の飲料供給装置。
  9. 前記シロップは、乳酸菌飲料である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の飲料供給装置。
  10. 前記インターフェースは、
    飲料供給装置に付帯されるタッチパネル装置、
    又は、飲料供給装置を遠隔操作するためのタッチパネル装置、
    又は、ユーザーが所有するスマートフォンである、
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の飲料供給装置。
  11. 飲料供給装置は、
    前記設定データを蓄積し、
    蓄積された設定データをもとにデータベースを構築し、
    前記データベースに基づいて設定データ候補を作成し、
    ユーザーと設定データ候補をマッチングし、
    マッチングした設定データ候補を前記追加フレーバーとして提供する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の飲料供給装置。
  12. 飲料供給装置は、通信によりサーバーに接続され、
    飲料供給装置から、前記設定データが前記サーバーにアップロードされて前記サーバーに蓄積され、
    前記サーバーでは蓄積された設定データをもとにデータベースが構築され、
    前記サーバーは前記データベースに基づいて設定データ候補を作成し、
    前記サーバーは、前記設定データ候補を飲料供給装置に送信し、
    飲料供給装置は、ユーザーと設定データ候補をマッチングし、
    マッチングした設定データ候補を前記追加フレーバーとして提供する、
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の飲料供給装置。
  13. 複数選択可能なシロップと、一つの希釈液を飲用容器内に注出可能な飲料供給装置の飲料の味の調整方法であって、
    前記各シロップは特徴パラメータとひも付けられ、
    前記特徴パラメータの範囲の両極は、対極の関係になる概念で定義され、
    飲料供給装置に設けられるインターフェースでのユーザーによる前記特徴パラメータの設定により、事前に設定された設定データを更新するものであり、
    前記特徴パラメータの数値の範囲は、前記特徴パラメータの全範囲の一部の範囲であって、
    前記特徴パラメータの全範囲は、
    前記インターフェース上に表示される直線状表示にて表現され、
    前記特徴パラメータの一部の範囲は、直線状表示の特定の部分を、他の部分と異なる表示形式とすることで表現され、
    当該一部の範囲においてのみ、特徴パラメータの設定が行なわれ、
    前記特徴パラメータは、完成される飲料の特徴を調整するために提示される、
    飲料供給装置の飲料の味の調整方法。
  14. 前記特徴パラメータは、
    特徴1:『あまい(Sweet)』と『すっぱい(Sour)』
    特徴2:『和風(Japanese Style)』と『洋風(Western Style)』
    特徴3:『すっきり(Refreshing)』と『マイルド(Mild)』、
    の少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項13に記載の飲料供給装置の飲料の味の調整方法。
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