JP7331947B2 - 物体識別装置、物体識別方法、学習装置、学習方法、及び、プログラム - Google Patents

物体識別装置、物体識別方法、学習装置、学習方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像に含まれる物体を識別する技術に関する。
近年、様々な用途にドローンが利用されている。ドローンの利用が普及すると、ドローンの航空管制が必要になると考えられる。例えば、地上に設置したカメラにより撮影した映像を用いて、管理対象となるドローンの周辺を監視することが必要となる。具体的に、ドローンの航空管制業務では、撮影画像に基づいて小さな移動物体を検出し、鳥や管理対象以外のドローンなどの制御不可能な物体を識別し、管理対象のドローンを即座に制御して自動的に衝突回避を行う必要がある。このため、管理対象のドローンの付近における飛行物体の種類を識別する必要がある。
特許文献1は、空中画像から目標物を抽出する手法であって、目標物の種別に応じて目標物の抽出に最適な抽出手段を選択する手法を記載している。
特開2013-307106号公報
上記の特許文献1は、目標物の種別毎に最適な抽出手法を用いているが、同じ種別の目標物であっても飛行状態などが異なる場合には抽出精度が低下することが考えられる。
本発明の1つの目的は、画像に含まれる移動物体を正確に識別することにある。
本発明の一つの観点では、物体識別装置は、
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成する前景抽出手段と、
前記前景抽出結果に基づいて、各前景についての、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む状態を抽出する状態抽出手段と、
前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについて、その識別モデルを選択する尤度を出力する前記選択モデルであって、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習済みの選択モデルを用いて、抽出された前記状態に基づいて1又は複数の識別モデルを選択する識別モデル選択手段と、
選択された識別モデルを用いて、前記入力画像に含まれる移動物体を識別する識別手段と、を備える。
本発明の他の観点では、物体識別方法は、
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
前記前景抽出結果に基づいて、各前景についての、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む状態を抽出し、
前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについて、その識別モデルを選択する尤度を出力する前記選択モデルであって、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習済みの選択モデルを用いて、抽出された前記状態に基づいて1又は複数の識別モデルを選択し、
選択された識別モデルを用いて、前記入力画像に含まれる移動物体を識別する。
本発明の他の観点では、プログラムは、
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
前記前景抽出結果に基づいて、各前景について、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む状態を抽出し、
前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについての、その識別モデルを選択する尤度を出力する前記選択モデルであって、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習済みの選択モデルを用いて、抽出された前記状態に基づいて1又は複数の識別モデルを選択し、
選択された識別モデルを用いて、前記入力画像に含まれる移動物体を識別する処理をコンピュータに実行させる。
本発明の他の観点では、学習装置は、
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成する前景抽出手段と、
前記前景抽出結果を用いて、各前景についての、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む状態を抽出する状態抽出手段と、
前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについて、その識別モデルを選択する尤度を出力する選択モデルを、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習する学習手段と、を備える。
本発明の他の観点では、学習方法は、
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
前記前景抽出結果を用いて、各前景についての、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む状態を抽出し、
前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについて、その識別モデルを選択する尤度を出力する選択モデルを、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習する。
本発明の他の観点では、プログラムは、
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
前記前景抽出結果を用いて、各前景についての、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む前景の状態を抽出し、
前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについて、その識別モデルを選択する尤度を出力する選択モデルを、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習する処理をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、画像に含まれる移動物体を正確に識別することができる。
実施形態に係る前景抽出装置のハードウェア構成を示す。 第1実施形態に係る物体識別装置の機能構成を示す。 前景抽出方法の一例を説明する図である。 前景から移動軌跡特徴及び面積変動特徴を抽出する方法を説明する図である。 前景から見え特徴を抽出する方法を説明する図である。 識別モデル選択部の構成の一例を示す。 物体識別処理のフローチャートである。 選択モデル学習装置の構成を示す。 選択モデルの学習処理のフローチャートである。 第2実施形態に係る物体識別装置及び学習装置の構成を示す。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
<基本概念>
まず、実施形態に係る物体識別手法の基本概念について説明する。いま、空を撮影した画像から、飛行中の移動物体を識別することを考える。移動物体のサイズが小さい場合、撮影画像における移動物体の見え方はほとんど変わらないため、移動物体の見え方に注目して識別を行うと精度が低下してしまう。よって、この場合、移動物体の挙動や移動軌跡などに注目して識別を行うことが好ましい。一方、移動物体のサイズが大きい場合、移動物体の見え方に注目すればある程度の精度で識別が可能となる。よって、撮影画像における移動物体の状態に応じて識別方法、即ち、使用する識別モデルを選択する必要がある。以下の実施形態では、移動物体の状態に応じて、識別モデルを適切に選択する手法を提供する。
[第1実施形態]
(ハードウェア構成)
図1は、第1実施形態に係る物体識別装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図示のように、物体識別装置100は、入力IF(InterFace)12と、プロセッサ13と、メモリ14と、記録媒体15と、データベース(DB)16と、を備える。
入力IF12は、物体識別装置100が処理の対象とする入力画像を取得する。例えば、地上に設置されたカメラにより、空を飛行する移動物体を撮影した画像が入力IF12を通じて入力される。プロセッサ13は、CPU(Central Processing Unit)などのコンピュータであり、予め用意されたプログラムを実行することにより、物体識別装置100の全体を制御する。具体的に、プロセッサ13は、後述する学習処理及び物体識別処理を実行する。
メモリ14は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。メモリ14は、プロセッサ13により実行される各種のプログラムを記憶する。また、メモリ14は、プロセッサ13による各種の処理の実行中に作業メモリとしても使用される。
記録媒体15は、ディスク状記録媒体、半導体メモリなどの不揮発性で非一時的な記録媒体であり、物体識別装置100に対して着脱可能に構成される。記録媒体15は、プロセッサ13が実行する各種のプログラムを記録している。物体識別装置100が各種の処理を実行する際には、記録媒体15に記録されているプログラムがメモリ14にロードされ、プロセッサ13により実行される。
データベース16は、外部装置から入力されるデータを記憶する。具体的には、物体識別装置100が処理の対象とする入力画像が記憶される。なお、上記に加えて、物体識別装置100は、ユーザが指示や入力を行うためのキーボード、マウスなどの入力機器や、表示部を備えていても良い。
(機能構成)
図2は、第1実施形態に係る物体識別装置100の機能構成を示すブロック図である。図示のように、物体識別装置100は、前景抽出部21と、状態抽出部22と、識別モデル選択部23と、識別部24と、前景抽出モデル記憶部25と、選択モデル記憶部26と、識別モデル記憶部27と、を備える。
前景抽出部21は、入力画像から前景を抽出する。前景は、入力画像における背景以外の箇所であり、識別の対象となる移動物体に対応する領域である。前景抽出モデル記憶部25は、入力画像から前景を抽出するための複数の前景抽出モデルを記憶している。前景抽出部21は、前景抽出モデル記憶部25から前景抽出モデルを取得し、入力画像から前景を抽出する。
図3は、前景抽出方法の一例を説明する図である。前景抽出部21は、入力画像に対して複数の前景抽出モデルを適用して前景抽出結果を得る。図3の例では、前景抽出部21は入力画像に対して前景抽出モデルM1~M3を適用し、得られた前景抽出結果31~33をに対して投票を行って前景抽出結果を出力する。ここでの投票は過半数による。即ち、前景抽出部21は、前景抽出結果31~33の過半数に含まれる前景を前景抽出結果に含める。図3の例では、前景抽出結果31~33の全てに含まれる三角形の前景FG1と、前景抽出結果31及び32に含まれる円形(円及び楕円)の前景FG2とが抽出され、状態抽出部22に出力される。
状態抽出部22は、前景抽出結果に基づいて、各前景の状態を抽出する。ここで、「状態」は、前景の移動軌跡特徴と、面積変動特徴と、見え特徴とを含む。具体的に、状態抽出部22は、まず入力画像の隣接する複数(N個)のフレームに対する前景抽出結果を用いて、前景を追跡する。図4(A)は、前景の追跡を説明する図である。この例では、3フレームを用いている。状態抽出部22は、第1~第3フレームについて得られた前景抽出結果41~43において、同一の前景を追跡する。図4(A)の例では、状態抽出部22は、各前景抽出結果41~43において三角形の前景FG1を追跡し、各フレームにおける前景FG1の対応関係を生成する。なお、状態抽出部22は、同様に円形の前景FG2も追跡する。
次に、状態抽出部22は、前景の追跡結果に基づいて、移動軌跡特徴を抽出する。具体的には、状態抽出部22は、各フレームにおける前景の座標、及び、隣接フレーム間の前景の移動量を取得する。図4(A)の例では、状態抽出部22は、各フレームにおける前景FG1の座標X11、X21、X31と、第1フレームと第2フレームとの間の前景FG1の移動量d12と、第2フレームと第3フレームとの間の前景FG1の移動量d23とを取得する。そして、状態抽出部22は、以下の移動軌跡特徴を生成する。
移動軌跡特徴:T1={X11,X21,X31,d12,d23}
なお、状態抽出部22は、同様に前景FG2の移動軌跡特徴T2も生成する。
次に、状態抽出部22は、面積変動特徴を抽出する。面積変動特徴は、隣接するフレーム間における前景の面積の変動割合を示す。図4(B)は、面積変動特徴の抽出方法を説明する図である。状態抽出部22は、第1フレーム~第3フレームの前景抽出結果41~43における前景の面積を算出し、面積変動特徴を以下のように求める。
面積変動特徴:Area={R12,R23}
ここで、「R」は前景の面積変動を示し、「R12」はある前景の第1フレームでの面積と第2フレームでの面積の比を示す。例えば、前景FG1の第1フレームでの面積をS1、第2フレームでの面積をS2とすると、R=S1/S2となる。こうして、状態抽出部22は、前景抽出結果に含まれる全ての前景について面積変動特徴Areaを抽出する。
さらに、状態抽出部22は、見え特徴を抽出する。見え特徴とは、入力画像における前景の見え方の特徴である。図5は、見え特徴の抽出方法を説明する図である。状態抽出部22は、ニューラルネットワークによる特徴抽出器51を用いて見え特徴を抽出する。ここで、特徴抽出器51は、一般物体認識で利用される特徴抽出器であれば何でもよく、例えばVGG16、ResNetなどを用いることができる。なお、特徴抽出器51は、既に学習済みのものである。
具体的に、状態抽出部22は、前景抽出部21により生成された各フレームの前景抽出結果に基づいて、入力画像から前景領域を切り出す。図4の例では、状態抽出部22は、第1~第3フレームの画像から、前景FG1の領域を切り出し、特徴抽出器51に入力する。即ち、特徴抽出器51には、上記の追跡により対応付けられた前景領域の時間的変化画像が入力される。特徴抽出器51は、入力された前景領域の画像から、前景の特徴を抽出し、特徴ベクトルを出力する。状態抽出部22は、出力された特徴ベクトルを見え特徴Aとして使用する。状態抽出部22は、前景抽出結果に含まれる全ての前景について見え特徴Aを出力する。
こうして、状態抽出部22は、前景抽出部21により生成されたNフレーム分の前景抽出結果に基づいて、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む状態を各前景について抽出する。
識別モデル選択部23は、状態抽出部22が抽出した状態に基づいて、物体を識別するための識別モデルを選択する。識別モデル記憶部27には、物体を識別するための複数の識別モデルが記憶されている。但し、前述のように、入力画像における前景の状況によって、使用すべき識別モデルは異なる。そこで、本実施形態では、識別モデル選択部23は、予め用意された複数の識別モデルから、適切な1又は複数の識別モデルを選択する。
具体的に、選択モデル記憶部26は、複数の識別モデルから、その時の状態に応じて適切な識別モデルを選択するためのモデルである選択モデルを記憶している。識別モデル選択部23は、選択モデル記憶部26から選択モデルを取得し、その選択モデルを用いて、前景の状態に適した識別モデルを選択する。なお、選択モデル記憶部26には、予め学習済みの選択モデルが記憶されている。
図6は、識別モデル選択部23の構成の一例を示す。本例では、選択モデルとして尤度推定器61を用いる。図6に示すように、識別モデル選択部23による識別モデルの選択時には、状態抽出部22が抽出した状態が、尤度推定器61に入力される。前述のように、状態は、見え特徴Aと、移動軌跡特徴Tと、面積変動特徴Areaとを含む。尤度推定器61はニューラルネットワークにより構成され、例えば、CNN(Convolutional Neural Network)、RNN(Recurrent Nueral Network)などを用いることができる。尤度推定器61は、入力された状態に基づいて、複数の識別モデルを選択する尤度を学習する。図6の例では、尤度推定器61は、識別モデル1~Nのそれぞれについて、そのモデルを選択する尤度y1~ynを生成し、選択結果として識別部24に出力する。
識別部24は、識別モデル選択部23から入力された選択結果に基づいて、使用すべき識別モデルを識別モデル記憶部27から取得する。また、識別部24は、状態抽出部22から、抽出された状態、即ち、移動軌跡特徴T、面積変動特徴Area及び見え特徴Aを取得する。そして、識別部24は、取得した識別モデルを用いて、状態から物体を識別する。
1つの例としては、識別部24は、識別モデル選択部23が出力した尤度が最も高い1つの識別モデルを用いて物体を識別する。他の例では、識別部24は、識別モデル選択部23が出力した尤度が上位である所定数の識別モデルを用いて物体を識別してもよい。さらに他の例では、識別部24は、識別モデル選択部23が出力した尤度を、各識別モデルを選択する重みとして使用し、各識別モデルによる識別結果を重み付けして最終的な識別結果を得るようしてもよい。例えば、尤度推定器61が出力した尤度y1が「0.5」、尤度y2が「0.3」、尤度y3が「0.2」、尤度y4~ynが全て「0」であるとする。この場合、識別部24は、識別モデル1の識別結果に対する重みを「0.5」、識別モデル2の識別結果に対する重みを「0.3」、識別モデル3の識別結果に対する重みを「0.2」として各識別結果を重み付け加算して最終的な識別結果を算出すればよい。
なお、識別モデル記憶部27には、物体を識別する複数の識別モデルが用意されているが、全ての識別モデルが状態に含まれる3つの特徴(即ち、移動軌跡特徴T、面積変動特徴Area及び見え特徴A)を用いて物体を識別するとは限らない。即ち、ある識別モデルは見え特徴Aのみを用いるモデルであり、別の識別モデルは移動軌跡特徴Tと面積変k同特徴Areaを用いるモデルある、ということがある。この場合、識別部24は、識別モデル選択部23により選択された識別モデルを使用する際、その識別モデルが入力として使用する特徴を特定してから物体を識別を行う。このための一つの方法として、識別部24は、用意された複数の識別モデルの各々が入力としていずれの特徴を使用するかを示す関数を予め用意し、これを用いて各識別モデルが使用する特徴を特定してもよい。具体的には、識別部24は、以下のように、識別モデルのID「m」を入力とし、3つの状態のうちその識別モデルが使用する特徴を出力する関数をF(m)を用いてもよい。
F(m)={A,T,Area}
例えば、F(1)={1,1,0}である場合、識別モデル1は、入力として見え特徴Aと、移動軌跡特徴Tを使用すること示す。
なお、入力画像に複数の前景が含まれる場合、状態抽出部22は前景毎に状態を抽出し、識別モデル選択部23は前景毎に識別モデルを選択する。よって、識別部24は、前景毎に最適な識別モデルを用いて物体を識別することができる。
(物体識別処理)
図7は、物体識別装置100による物体識別処理のフローチャートである。この処理は、図1に示すプロセッサ13が予め用意されたプログラムを実行し、図2に示す各要素として動作することにより実現される。
まず、前景抽出部21は、入力画像の複数のフレームから前景を抽出する(ステップS11)。具体的に、前景抽出部21は、前景抽出モデル記憶部25から前景抽出モデルを取得し、前景を抽出する。前景抽出結果は状態抽出部22に入力される。
次に、状態抽出部22は、Nフレームの前景抽出結果に含まれる前景を追跡し(ステップS12)、追跡結果を用いて各前景の状態を求める(ステップS13)。具体的には、状態抽出部22は、各前景について、移動軌跡特徴T、面積変動特徴Area及び見え特徴Aを含む状態を抽出する。抽出された状態は識別モデル選択部23及び識別部24にに入力される。
次に、識別モデル選択部23は、選択モデル記憶部26から選択モデルを取得し、その選択モデルを用いて、状態抽出部22から入力された状態に基づいて識別モデルを選択する(ステップS14)。次に、識別部24は、選択モデルを用いて選択した1又は複数の識別モデルについて、にゅりょくとして使用する特徴を特定する(ステップS15)。この選択は、例えば上述の関数F(m)を用いて行われる。そして、識別部14は、ステップS14で選択された識別モデルを用いて、ステップS15で選択された特徴から前景、即ち移動物体を識別する(ステップS17)。
次に、物体識別装置100は、入力画像に残りのフレームがあるか否かを判定する(ステップS17)。残りのフレームがある場合(ステップS17:Yes)、処理はステップS11へ戻り、次のフレームセットについてステップS11~S16の処理を行う。例えば、前述のように隣接する3フレームを用いて物体識別を行う場合、物体識別装置100は、最初に第1~第3フレーム2を1つのフレームセットとしてステップS11~S16の処理を行い、次にはフレームを1つシフトして第2~第4フレームを1つのフレームセットとしてステップS11~S16の処理を行う。一方、残りのフレームがない場合(ステップS17:No)、処理は終了する。
(選択モデルの学習)
次に、選択モデルの学習について説明する。前述の物体識別装置100においては、既に学習済みの選択モデルが選択モデル記憶部26に記憶されており、識別モデル選択部23は、その選択モデルを用いて識別モデルを選択している。以下、選択モデルの学習について説明する。
図8(A)は、選択モデル学習装置200の構成を示すブロック図である。選択モデル学習装置200は、前景抽出部71と、状態抽出部72と、選択モデル学習部73と、前景抽出モデル記憶部74と、選択モデル記憶部75と、を備える。なお、前景抽出部71、状態抽出部72、前景抽出モデル記憶部74は、図2に示す物体識別装置100の前景抽出部21、状態抽出部22及び前景抽出モデル記憶部25と基本的に同一である。なお、前景抽出部71には、学習用の入力画像が入力される。
前景抽出部71は、学習用の入力画像から前景を抽出し、状態抽出部72に出力する。状態抽出部72は、抽出された前景から状態を抽出し、選択モデル学習部73に出力する。選択モデル学習部73は、状態抽出部72が抽出した状態に基づいて、選択モデルを学習する。
図8(B)は、選択モデル学習部73の構成を示すブロック図である。選択モデル学習部73は、選択モデルを用いる尤度推定器61と、学習部76とを備える。尤度推定器61には、学習用の入力画像から抽出された状態が入力される。尤度推定器61は、入力された状態に基づいて各識別モデル1~Nの尤度y1~ynを出力する。一方、学習用の入力画像については、正解データYが用意されている。学習データは、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である。例えば、ある前景(例えば鳥)を識別するのに適した識別モデルが識別モデル1である場合、正解データYは、識別モデル1の値が「1」、それ以外の識別モデルの値が「0」となっている。また、ある前景を識別するのに、識別モデル1と識別モデル2を1:1の割合で使用するのが好ましいという場合、正解データYは識別モデル1の値が「0.5」、識別モデル2が値を「0.5」、その他の識別モデルの値が「0」となっている。
学習部76は、正解データYと、尤度推定器61が出力した尤度y1~ynとの差の総和を損失とし、損失が小さくなるように尤度推定器61を最適化する。そして、選択モデル学習部73は、所定の終了条件が具備された時点の尤度推定器61のパラメータなどを学習済みの選択モデルとして選択モデル記憶部26に記憶する。
図9は、選択モデルの学習処理のフローチャートである。この処理は、図1に示すプロセッサ13が、予め用意されたプログラムを実行することにより実現される。まず、前景抽出部71は、入力画像の複数のフレームから前景を抽出する(ステップS21)。前景抽出結果は状態抽出部72に入力される。次に、状態抽出部72は、Nフレームの前景抽出結果に含まれる前景を追跡し(ステップS22)、追跡結果を用いて各前景の状態を求める(ステップS23)。具体的には、状態抽出部22は、各前景について、移動軌跡特徴T、面積変動特徴Area及び見え特徴Aを含む状態を抽出する。
次に、選択モデル学習部73は、選択モデル記憶部75から選択モデルを取得し、その選択モデルを用いて、状態抽出部72から入力された状態に基づいて識別モデルを選択する(ステップS24)。次に、選択モデル学習部73は、正解データYと、選択モデルによる選択結果である尤度yとの損失を算出し(ステップS25)、損失が小さくなるように選択モデルを最適化する(ステップS26)。
次に、選択モデル学習装置200は、学習が終了したか、即ち、所定の終了条件が具備されたか否かを判定する(ステップS27)。終了条件が具備されるまで、学習用の入力画像を用いてステップS21~S26が繰り返され、終了条件が具備されると、学習処理は終了する。
[第2実施形態]
図10(A)は、第2実施形態に係る物体識別装置の構成を示すブロック図である。物体識別装置80は、前景抽出部81と、状態抽出部82と、識別モデル選択部83と、識別部84と、を備える。前景抽出部81は、入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成する。状態抽出部82は、前景抽出結果に基づいて、前景の状態を抽出する。識別モデル選択部83は、選択モデルを用いて、抽出された状態に基づいて1又は複数の識別モデルを選択する。識別部84は、選択された識別モデルを用いて、入力画像に含まれる移動物体を識別する。
図10(B)は、第2実施形態に係る学習装置の構成を示すブロック図である。学習装置90は、前景抽出部91と、状態抽出部92と、学習部93と、を備える。前景抽出部91は、入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成する。状態抽出部92は、前景抽出結果を用いて、前景の状態を抽出する。学習部93は、前景の状態と、予め用意された正解データとに基づいて、物体の識別モデルを選択する選択モデルを学習する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成する前景抽出部と、
前記前景抽出結果に基づいて、前景の状態を抽出する状態抽出部と、
選択モデルを用いて、抽出された状態に基づいて1又は複数の識別モデルを選択する識別モデル選択部と、
選択された識別モデルを用いて、前記入力画像に含まれる移動物体を識別する識別部と、
を備える物体識別装置。
(付記2)
前記前景抽出部は、前記入力画像の所定数のフレームについて前記前景抽出結果を生成し、
前記状態抽出部は、前記所定数のフレームにおける前記前景抽出結果を用いて前記前景の状態を抽出する付記1に記載の物体識別装置。
(付記3)
前記状態抽出部は、前記所定数のフレームに含まれる前景の見え特徴を抽出し、前記前景の状態として出力する付記2に記載の物体識別装置。
(付記4)
前記状態抽出部は、前記所定数のフレームの各々から同一の前景に対応する前景領域を抽出し、前記所定数の前景領域から抽出した特徴ベクトルを前記見え特徴として出力する付記3に記載の物体識別装置。
(付記5)
前記状態抽出部は、前記所定数のフレームにおける同一の前景の移動軌跡特徴を抽出し、前記前景の状態として出力する付記2乃至4のいずれか一項に記載の物体識別装置。
(付記6)
前記状態抽出部は、前記所定数のフレームにおける同一の前景の座標及び移動量を含む移動軌跡特徴を抽出し、前記前景の状態として出力する付記5に記載の物体識別装置。
(付記7)
前記状態抽出部は、前記所定数のフレームの各々から同一の前景の面積変動を抽出し、前記前景の状態として出力する付記2乃至6のいずれか一項に記載の物体識別装置。
(付記8)
前記選択モデルは、前記前景の状態を入力とし、前記複数の識別モデルを選択する尤度を出力するように学習されたモデルである付記1乃至7のいずれか一項に記載の物体識別装置。
(付記9)
前記識別部は、前記前景の状態に含まれる特徴のうち、前記選択された識別モデルが使用する1又は複数の特徴を特定し、当該特徴に基づいて前記移動物体の識別を行う付記1乃至8のいずれか一項に記載の物体識別装置。
(付記10)
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
前記前景抽出結果に基づいて、前景の状態を抽出し、
選択モデルを用いて、抽出された状態に基づいて1又は複数の識別モデルを選択し、
選択された識別モデルを用いて、前記入力画像に含まれる移動物体を識別する物体識別方法。
(付記11)
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
前記前景抽出結果に基づいて、前景の状態を抽出し、
選択モデルを用いて、抽出された状態に基づいて1又は複数の識別モデルを選択し、
選択された識別モデルを用いて、前記入力画像に含まれる移動物体を識別する処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
(付記12)
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成する前景抽出部と、
前記前景抽出結果を用いて、前景の状態を抽出する状態抽出部と、
前記前景の状態と、予め用意された正解データとに基づいて、物体の識別モデルを選択する選択モデルを学習する学習部と、
を備える学習装置。
(付記13)
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
前記前景抽出結果を用いて、前景の状態を抽出し、
前記前景の状態と、予め用意された正解データとに基づいて、物体の識別モデルを選択する選択モデルを学習する学習方法。
(付記14)
入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
前記前景抽出結果を用いて、前景の状態を抽出し、
前記前景の状態と、予め用意された正解データとに基づいて、物体の識別モデルを選択する選択モデルを学習する処理をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体。
以上、実施形態及び実施例を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態及び実施例に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
21、71 前景抽出部
22、72 状態抽出部
23 識別モデル選択部
24 識別部
25、74 前景抽出モデル記憶部
26、75 選択モデル記憶部
27 識別モデル記憶部
51 特徴抽出器
61 尤度推定器
73 選択モデル学習部
76 学習部

Claims (10)

  1. 入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成する前景抽出手段と、
    前記前景抽出結果に基づいて、各前景についての、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む状態を抽出する状態抽出手段と、
    前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについて、その識別モデルを選択する尤度を出力する前記選択モデルであって、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習済みの選択モデルを用いて、抽出された前記状態に基づいて1又は複数の識別モデルを選択する識別モデル選択手段と、
    選択された識別モデルを用いて、前記入力画像に含まれる移動物体を識別する識別手段と、
    を備える物体識別装置。
  2. 前記前景抽出手段は、前記入力画像の所定数のフレームについて前記前景抽出結果を生成し、
    前記状態抽出手段は、前記所定数のフレームにおける前記前景抽出結果を用いて前記前景の状態を抽出する請求項1に記載の物体識別装置。
  3. 前記状態抽出手段は、前記所定数のフレームに含まれる前景の見え特徴を抽出し、前記前景の状態として出力する請求項2に記載の物体識別装置。
  4. 前記状態抽出手段は、前記所定数のフレームの各々から同一の前景に対応する前景領域を抽出し、前記所定数の前景領域から抽出した特徴ベクトルを前記見え特徴として出力する請求項3に記載の物体識別装置。
  5. 前記状態抽出部は、前記所定数のフレームにおける同一の前景の移動軌跡特徴を抽出し、前記前景の状態として出力する請求項2乃至4のいずれか一項に記載の物体識別装置。
  6. 入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
    前記前景抽出結果に基づいて、各前景についての、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む状態を抽出し、
    前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについて、その識別モデルを選択する尤度を出力する前記選択モデルであって、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習済みの選択モデルを用いて、抽出された前記状態に基づいて1又は複数の識別モデルを選択し、
    選択された識別モデルを用いて、前記入力画像に含まれる移動物体を識別する物体識別方法。
  7. 入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
    前記前景抽出結果に基づいて、各前景についての、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む状態を抽出し、
    前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについて、その識別モデルを選択する尤度を出力する前記選択モデルであって、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習済みの選択モデルを用いて、抽出された前記状態に基づいて1又は複数の識別モデルを選択し、
    選択された識別モデルを用いて、前記入力画像に含まれる移動物体を識別する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  8. 入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成する前景抽出手段と、
    前記前景抽出結果を用いて、各前景についての、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む状態を抽出する状態抽出手段と、
    前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについて、その識別モデルを選択する尤度を出力する選択モデルを、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習する学習手段と、
    を備える学習装置。
  9. 入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
    前記前景抽出結果を用いて、各前景についての、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む状態を抽出し、
    前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについて、その識別モデルを選択する尤度を出力する選択モデルを、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習する学習方法。
  10. 入力画像から前景抽出を行い前景抽出結果を生成し、
    前記前景抽出結果を用いて、各前景についての、移動軌跡特徴、面積変動特徴及び見え特徴を含む前景の状態を抽出し、
    前記状態を入力し、識別モデルのそれぞれについて、その識別モデルを選択する尤度を出力する選択モデルを、学習用の入力画像に含まれる前景毎に、その前景を識別するのに適した識別モデルを示す値である正解データに基づき学習する処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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