JP7331943B2 - 無線フレーム推定装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、無線フレーム推定装置、システム、方法、プログラム及び記録媒体に関する。
近年、無線技術の普及により、無線設備が利用される場所が増えている。特に、IEEE802.11シリーズ標準を使用する無線設備が増加している。無線設備を利用する際には、既存の無線環境を評価すべきである。例えば、既存の環境に新たな無線機を導入する場合、無線通信の混雑度(無線チャネルの使用率)は、無線環境を評価するための重要な指標の1つである。なぜならば、物理媒体の特性により、無線チャネルは排他的に利用されるからである。ある物理チャネルが既に使用されている場合、同じチャネルを使用する無線機のパフォーマンスが劣化する。
無線チャネルの使用率を計算する技術が存在する。例えば、特許文献1には、上下リンクの通信に使用された時間を測定し、無線チャネルの使用率を算出する技術が、開示されている。無線チャネルの使用率の算出は、(無線チャネルの使用時間)÷(総時間)により行われる。なお、特許文献1の開示は、引用をもって本明細書に組み込まれるものとする。
特許第6029071号
特許文献1に開示された技術は、全ての無線フレームを受信できる場合には、無線チャネルの使用率を正確に算出できる。しかしながら、一般的な無線機は、多くの場合、全ての無線フレームを受信できない。無線フレームを受信しないことは、ランダムで発生し得る。受信されない無線フレームは、無線チャネルの使用時間に計上されないので、推定される無線チャネルの使用時間は、本来よりも短い時間となり、無線チャネルの使用率の推定の精度が低下する。
本発明の目的は、無線チャネルの使用率の推定の精度を向上させることを可能にする無線フレーム推定装置、システム、方法、プログラム及び記録媒体を提供することにある。
本発明の一側面に係る無線フレーム推定装置は、無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合する無線フレーム結合部と、上記複数の無線フレーム集合と、上記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定を行う無線フレーム推定部と、を備える。
本発明の一側面に係るシステムは、無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合する無線フレーム結合部と、上記複数の無線フレーム集合と、上記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定を行う無線フレーム推定部と、を含む。
本発明の一側面に係る方法は、無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合することと、上記複数の無線フレーム集合と、上記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定を行うことと、を含む。
本発明の一側面に係るプログラムは、無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合することと、上記複数の無線フレーム集合と、上記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定を行うことと、をプロセッサに実行させるプログラムである。
本発明の一側面に係る記録媒体は、無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合することと、上記複数の無線フレーム集合と、上記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定を行うことと、をプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明によれば、無線チャネルの使用率の推定の精度を向上させることが可能になる。なお、本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
第1の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る無線フレーム推定装置及び無線機の設置の第1の例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る無線フレーム推定装置及び無線機の設置の第2の例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る無線フレーム推定装置及び無線機の設置の第3の例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る無線フレーム推定装置の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る無線フレーム推定装置の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る無線機の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。 無線フレーム集合の結合の第1の例を説明するための説明図である。 無線フレーム集合の結合の第2の例を説明するための説明図である。 第1の実施形態の第1の変形例に係る無線フレーム推定装置の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態の第1の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。 無線フレームの分類の例を説明するための説明図である。 第1の実施形態の第2の変形例に係る無線フレーム推定装置の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 第1の実施形態の第2の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係る無線フレーム推定装置の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.本発明の実施形態の概要
2.第1の実施形態
2.1.システムの構成
2.2.無線フレーム推定装置の構成
2.3.無線機の構成
2.4.動作
2.5.第1の変形例
2.6.第2の変形例
2.7.第3の変形例
3.第2の実施形態
3.1.無線フレーム推定装置の構成
3.2.動作
<<1.本発明の実施形態の概要>>
はじめに、本発明の実施形態の概要を説明する。
本発明の実施形態に係る無線フレーム推定装置は、無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合する。
さらに、上記無線フレーム推定装置は、上記複数の無線フレーム集合と、上記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定を行う。例えば、当該推定は、上記環境において上記複数の無線通信ユニットによりモニターされなかった無線フレームの数の推定、上記環境において受信可能な全ての無線フレームの数の推定、又は、上記複数の無線通信ユニットの各々によりモニターされる無線フレームの割合の推定を含む。
これにより、例えば、無線チャネルの使用率の推定の精度を向上させることが可能になる。
<<2.第1の実施形態>>
図1~図15を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
<2.1.システムの構成>
図1は、第1の実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図1を参照すると、システム1は、K個の無線機10(具体的には、無線機10-1、無線機10-2、・・・、無線機10-K)及び無線フレーム推定装置100を含む。Kは、自然数である。
(1)無線機10
各無線機10は、無線通信を行う。例えば、各無線機10は、プロトコルにしたがって、データ通信を行う。
一例として、各無線機10は、無線LAN(Local Area Network)における無線通信(即ち、IEEE802.11標準に準拠した無線通信)を行う。この場合に、各無線機10は、無線LANのアクセスポイント又はステーションである。例えば、各無線機10は、Wi-Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)デバイスである。
各無線機10により行われる無線通信は、無線LANにおける無線通信に限られない。例えば、各無線機10は、Bluetooth(登録商標)の通信を行ってもよい。あるいは、各無線機10は、移動体通信網における無線通信(即ち、3GPP(Third Generation Partnership Project)の技術仕様(Technical Specification)に準拠した無線通信)を行ってもよい。具体的には、例えば、各無線機10は、LTE(Long Term Evolution)又は5Gの技術仕様に準拠した無線通信を行ってもよい。この場合に、各無線機10は、移動局又は基地局であってもよい。
(2)無線フレーム推定装置100
無線フレーム推定装置100は、後述するように、無線通信が行われる環境(例えば、K個の無線機10が無線通信を行う環境)において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合する。
さらに、無線フレーム推定装置100は、上記複数の無線フレーム集合と、上記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定を行う。
(3)設置
図2~図4に示されるように、例えば、無線機10-1は天井に設置され、無線機10-2、・・・、10-Kは床に設置されてもよい。一例として、無線フレーム推定装置100は、図2に示されるように無線機10-1の隣に設置されてもよい。別の例として、無線フレーム推定装置100は、図3に示されるように無線機10間の無線区間に設置されてもよい。さらに別の例として、無線フレーム推定装置100は、図4に示されるように無線区間から離れた場所に設置されてもよい。
<2.2.無線フレーム推定装置の構成>
(1)ハードウェア構成
図5は、第1の実施形態に係る無線フレーム推定装置100の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。図5を参照すると、無線フレーム推定装置100は、プロセッサ101、メモリ103、入出力インターフェイス105、M個のRF(Radio Frequency)回路107(具体的には、RF回路107-1、・・・、RF回路107-M)及びM個のアンテナ109(具体的には、アンテナ109-1、・・・、アンテナ109-M)を備える。RF回路とは、一般的な定義と同じ、無線機能を有する機器において、アンテナとのやり取りを行う回路である。ここで、Mは2以上の整数である。プロセッサ101、メモリ103、入出力インターフェイス105及びM個のRF回路107は、内部バスにより相互に接続される。また、各RF回路107は、対応するアンテナ109に接続される。
プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、メモリ103に格納されるプログラムを実行する。
メモリ103は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び補助記憶装置(ハードディスク等)のうちの1つ以上を含む。
入出力インターフェイス105は、入力装置及び出力装置とのインターフェイスである。
入力装置は、例えば、ユーザ操作を受け付ける装置(例えば、キーボード又はマウス等)である。出力装置は、例えば、表示装置(例えば、液晶ディスプレイ等)である。
RF回路107は、無線通信を行うための装置であり、アンテナ109を介して受信される信号を処理し、又は、アンテナ109を介して送信される信号を生成する。
図5を参照して、無線フレーム推定装置100のハードウェア構成の例を説明したが、当然ながら、無線フレーム推定装置100のハードウェア構成はこの例に限定されない。例えば、無線フレーム推定装置100は、図5には示されていない他の要素を備えてもよく、図5に示される1つ以上の要素(例えば、入出力インターフェイス105)を備えなくてもよい。例えば、無線フレーム推定装置100は、1つのプロセッサ101ではなく、2つ以上のプロセッサ101を備えてもよい。
(2)機能構成
図6は、第1の実施形態に係る無線フレーム推定装置100の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。図6を参照すると、無線フレーム推定装置100は、M個の無線通信ユニット110(具体的には、無線通信ユニット110-1、・・・、110-M)、無線フレーム結合部120及び無線フレーム推定部130を備える。上述したように、Mは2以上の整数である。
-無線通信ユニット110
各無線通信ユニット110は、無線通信が行われる環境(例えば、無線機10が無線通信を行う環境)において無線フレーム集合(即ち、無線フレームの集合)をモニターする。例えば、無線通信ユニット110は、当該環境において、無線チャネルを使用して送信される無線フレーム集合をモニターする。
各無線通信ユニット110は、市販されている無線子機であってもよい。複数の無線通信ユニット110は、同じ型番の無線子機であってもよく、異なる型番の無線子機を含んでもよい。
-無線フレーム結合部120
無線フレーム結合部120は、無線通信が行われる環境(例えば、無線機10が無線通信を行う環境)において複数の無線通信ユニット110(即ち、M個の無線通信ユニット110)によりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合(即ち、M個の無線フレーム集合)を結合する。当該複数の無線フレーム集合の結合により、結合無線フレーム集合が得られる。即ち、無線フレーム結合部120は、上記複数の無線フレーム集合の結合により結合無線フレーム集合を生成する。例えば、当該結合無線フレーム集合は、上記複数の無線フレーム集合の和集合である。
-無線フレーム推定部130
無線フレーム推定部130は、上記複数の無線フレーム集合と、上記結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定を行う。例えば、無線フレーム推定部130は、上記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームの数と、上記結合無線フレーム集合に含まれる無線フレームの数とに基づいて、上記推定を行う。
例えば、上記推定は、上記環境において上記複数の無線通信ユニットによりモニターされなかった無線フレームの数の推定、上記環境において受信可能な全ての無線フレームの数(即ち、無線フレームの数の真値)の推定、又は、上記複数の無線通信ユニットの各々によりモニターされる無線フレームの割合の推定を含む。
-実装
各無線通信ユニット110は、RF回路107及びアンテナ109により実装されてもよい。
無線フレーム結合部120及び無線フレーム推定部130の各々は、プロセッサ101及びメモリ103により実装されてもよい。例えば、メモリ103は、プログラム(命令)を格納しており、プロセッサ101は、当該プログラム(命令)を実行して、無線フレーム結合部120及び無線フレーム推定部130の動作を行ってもよい。換言すると、当該プログラムは、無線フレーム結合部120及び無線フレーム推定部130の動作をプロセッサ101に実行させるためのプログラムであってもよい。上記プログラムは、ネットワークを介したダウンロードにより、又は、記憶媒体を用いて、更新されてもよい。
なお、無線通信ユニット110、無線フレーム結合部120及び無線フレーム推定部130の実装は、上述した例に限定されない。例えば、無線通信ユニット110、無線フレーム結合部120及び無線フレーム推定部130の各々は、半導体チップにより実装されてもよい。無線通信ユニット110、無線フレーム結合部120及び無線フレーム推定部130の各々は、いずれかのハードウェア及びいずれかのソフトウェアの少なくとも一方により実装され得る。
<2.3.無線機の構成>
図7は、第1の実施形態に係る無線機10の概略的なハードウェア構成の例を示すブロック図である。図7を参照すると、無線機10は、プロセッサ11、メモリ13、入出力インターフェイス15、RF回路17及びアンテナ19を備える。プロセッサ11、メモリ13、入出力インターフェイス15及びRF回路17は、内部バスにより相互に接続される。また、RF回路17は、アンテナ19に接続される。
プロセッサ11は、例えば、CPUであり、メモリ13に格納されるプログラムを実行する。
メモリ13は、例えば、RAM、ROM、及び補助記憶装置(ハードディスク等)のうちの1つ以上を含む。
入出力インターフェイス15は、入力装置及び出力装置とのインターフェイスである。
入力装置は、例えば、ユーザ操作を受け付ける装置(例えば、キーボード又はマウス等)である。出力装置は、例えば、表示装置(例えば、液晶ディスプレイ等)である。
RF回路17は、無線通信を行うための装置であり、アンテナ19を介して受信される信号を処理し、又は、アンテナ19を介して送信される信号を生成する。
図7を参照して、無線機10のハードウェア構成の例を説明したが、当然ながら、無線機10のハードウェア構成はこの例に限定されない。例えば、無線機10は、図7には示されていない他の要素を備えてもよく、図7に示される1つ以上の要素(例えば、入出力インターフェイス15)を備えなくてもよい。例えば、無線機10は、1つのプロセッサ11ではなく、2つ以上のプロセッサ11を備えてもよい。例えば、無線機10は、1つのRF回路17及び1つのアンテナ19ではなく、2つ以上のRF回路17及び2つ以上のアンテナ19を備えてもよい。
<2.4.動作>
図8~図10を参照して、第1の実施形態に係る動作をより詳細に説明する。
以降では、理解を容易にするために、無線フレーム推定装置100が2つの無線通信ユニット110を備えるケース(即ち、M=2のケース)を具体例として説明する。当該2つの無線通信ユニット110は、無線通信ユニット110-1(第1の無線通信ユニット110)及び無線通信ユニット110-2(第2の無線通信ユニット110)である。なお、当然ながら、第1の実施形態はこの例に限定されず、Mは3以上の整数であってもよい。
図8は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
(1)S210:無線フレーム集合のモニタリング
無線通信ユニット110-1は、無線通信が行われる環境(例えば、無線機10が無線通信を行う環境)において第1の無線フレーム集合をモニターし、無線通信ユニット110-2は、当該環境において第2の無線フレーム集合をモニターする。無線通信ユニット110-1及び無線通信ユニット110-2は、無線フレーム集合のモニタリングの際に、同時に起動してもよいし、異なるタイミングで起動してもよい。
例えば、無線通信ユニット110-1及び無線通信ユニット110-2の各々は、市販されている無線子機であってもよく、モニターモードに設定されて、無線チャネル内の無線フレーム集合をモニターしてもよい。無線フレームのモニタリングのために、Linux(登録商標)システムのdumpcapコマンド又はtsharkコマンドが使用されてもよい。あるいは、Windowsシステムのwiresharkプログラムが使用されてもよい。
無線通信ユニット110-1によりモニターされた第1の無線フレーム集合、及び、無線通信ユニット110-2によりモニターされた第2の無線フレーム集合は、無線フレーム結合部120に提供される。
(2)S220:無線フレーム集合の結合
無線フレーム結合部120は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合を結合する。上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合の結合により、結合無線フレーム集合が得られる。即ち、無線フレーム結合部120は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合の結合により結合無線フレーム集合を生成する。
例えば、上記結合無線フレーム集合は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合の和集合である。即ち、上記結合無線フレーム集合は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合の両方に含まれる共通の無線フレームと、上記第1の無線フレーム集合のみに含まれる無線フレームと、上記第2の無線フレーム集合のみに含まれる無線フレームとを含む。上記共通の無線フレームの各々は、上記結合無線フレーム集合において重複せず、1つのみで存在する。
-第1の例
図9は、無線フレーム集合の結合の第1の例を説明するための説明図である。図9を参照すると、無線フレーム1、2、3、5を含む第1の無線フレーム集合と、無線フレーム1、3、5、6を含む第2の無線フレーム集合とが結合され、無線フレーム1、2、3、5、6を含む結合無線フレーム集合が生成される。
無線フレームを表す番号は、無線フレームを区別するための情報である。無線フレームを表す番号の代わりに、無線フレームのシーケンス番号又はタイムスタンプが、無線フレームを区別するための情報として使用されてもよい。あるいは、無線フレームに含まれる情報若しくはその一部、又は、無線フレームに含まれる情報若しくはその一部に基づいて生成される情報(例えば、ハッシュ関数により生成されるハッシュ値)が、無線フレームを区別するための情報として使用されてもよい。
上記結合無線フレーム集合は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合の両方に含まれる共通の無線フレーム1、3、5と、上記第1の無線フレーム集合のみに含まれる無線フレーム2と、上記第2の無線フレーム集合のみに含まれる無線フレーム6とを含む。上記共通の無線フレーム1、3、5の各々は、上記結合無線フレーム集合において重複せず、1つのみで存在する。
上記結合無線フレーム集合は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合とともに、無線フレーム推定部130に提供される。
-第2の例
図10は、無線フレーム集合の結合の第2の例を説明するための説明図である。図10を参照すると、4つの無線フレームを含む第1の無線フレーム集合と、4つの無線フレームを含む第2の無線フレーム集合とが結合され、5つの無線フレームを含む結合無線フレーム集合が生成される。
各無線フレームは、タイムスタンプ、シーケンス番号、送信元及びCRC(Cyclic Redundancy Check)を含む。例えば、第1の無線フレーム集合の1番目の無線フレームは、タイムスタンプT1、シーケンス番号SEQ1、送信元MAC(Media Access Control)アドレス1、及び、CRC1を含む。図10に示される情報は、説明及び理解を容易にするためのものであり、当然ながら、実際の無線フレームに含まれる情報と一致しなくてもよい。一例として、ある種類の無線フレーム(例えば、ACK(Acknowledgement)フレーム)は、シーケンス番号を含まない。また、当然ながら、実際の無線フレームは、送信元又は電波情報等の他の情報を含み得る
例えば、上記第1の無線フレーム集合と上記第2の無線フレーム集合を結合する場合に、上記第1の無線フレーム集合に含まれる無線フレームが、上記第2の無線フレーム集合に含まれる無線フレームと同じか否かが判断される。2つの無線フレームが同じか否かの判断は、2つの無線フレームに含まれる情報が一致するか否かの判断により行われる。具体的には、例えば、2つの無線フレームのタイムスタンプが同一である(又は2つの無線フレームのタイムスタンプの差が所定の閾値よりも小さい)場合、又は、2つの無線フレームのCRCが同一である場合に、当該2つの無線フレームは同じフレームであると判断される。なお、2つの無線フレームが同じか否かの判断は、無線フレームに含まれる2種類以上の情報に基づいて行われてもよい。具体的には、例えば、2つの無線フレームのタイムスタンプが同一であり(又は当該2つの無線フレームのタイムスタンプの差が所定の閾値よりも小さく)、且つ、当該2つの無線フレームのCRCも同一である場合に、当該2つの無線フレームは同じフレームであると判断されてもよい。
例えば、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合の両方に含まれる共通の無線フレームが結合無線フレーム集合に既に存在するかが判断される。当該共通の無線フレームが当該結合無線フレーム集合にまだ存在しなければ、当該共通の無線フレームが当該結合無線フレーム集合に追加される。
上記結合無線フレーム集合は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合とともに、無線フレーム推定部130に提供される。
(3)S230:環境における無線フレームの数についての推定
無線フレーム推定部130は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合と、上記結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定を行う。例えば、無線フレーム推定部130は、第1の無線フレーム集合に含まれる無線フレームの数及び第2の無線フレーム集合に含まれる無線フレームの数と、上記結合無線フレーム集合に含まれる無線フレームの数とに基づいて、上記推定を行う。
例えば、当該推定は、上記環境において無線通信ユニット110-1及び無線通信ユニット110-2によりモニターされなかった無線フレームの数の推定、上記環境において受信可能な全ての無線フレームの数(即ち、無線フレームの数の真値)の推定、又は、上記複数の無線通信ユニットの各々によりモニターされる無線フレームの割合の推定を含む。
具体的には、例えば、上記第1の無線フレーム集合に含まれる無線フレームの数をAと表し、上記第2の無線フレーム集合に含まれる無線フレームの数をBと表し、上記結合無線フレーム集合に含まれる無線フレームの数をCと表す。さらに、上記環境において受信可能な全ての無線フレームの数(即ち、無線フレームの数の真値)をNと表し、無線通信ユニット110-1によりモニターされる無線フレームの割合(無線フレームモニタリング率)をxと表し、無線通信ユニット110-2によりモニターされる無線フレームの割合(無線フレームモニタリング率)をyと表す。
無線フレームモニタリング率(x又はy)は、無線通信ユニット110によりモニタリングされた無線フレームの数(A又はB)と、受信可能な全ての無線フレームの数(N)との比である。よって、以下の式が成り立つ。
Figure 0007331943000001
Figure 0007331943000002
よって、上記結合無線フレーム集合に含まれる無線フレームの数(C)は、以下の式により表される。
Figure 0007331943000003
したがって、受信可能な全ての無線フレームの数(N)は、以下の式より算出することができる。
Figure 0007331943000004
さらに、無線通信ユニット110-1及び無線通信ユニット110-2によりモニターされなかった無線フレームの数は、N-Cにより算出される。また、無線通信ユニット110-1の無線フレームモニタリング率xは、A÷Nにより算出され、無線通信ユニット110-2の無線フレームモニタリング率yは、B÷Nにより算出される。
なお、無線通信ユニット110-1と無線通信ユニット110-2とが互いに独立しており、よって、無線通信ユニット110-1によりモニタリングされない無線フレームと無線通信ユニット110-2によりモニタリングされない無線フレームも互いに独立しているので、このような算出が可能である。
以上、図8を参照して、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明した。図8に示される当該処理は、繰り返し実行されてもよい。
(4)効果
以上のように、無線通信が行われる環境における無線フレームの数についての推定が行われる。具体的には、例えば、無線通信が行われる環境において無線通信ユニット110によりモニターされなかった無線フレームの数(例えば、N-C)、上記環境において受信可能な全ての無線フレームの数(例えば、N)、又は、無線通信ユニット110によりモニターされる無線フレームの割合(例えば、x又はy)が、推定され得る。これにより、例えば、無線チャネルの使用時間がより正確に算出され、その結果、無線チャネルの使用率の推定の精度が向上し得る。
<2.5.第1の変形例>
図11~図13を参照して、第1の実施形態の第1の変形例を説明する。
(1)無線フレーム推定装置100の構成
図11は、第1の実施形態の第1の変形例に係る無線フレーム推定装置100の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。図11を参照すると、とりわけ第1の変形例では、無線フレーム推定装置100は、無線フレーム分類部140をさらに備える。
無線フレーム分類部140は、複数の無線通信ユニット110によりそれぞれモニターされる上記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する。例えば、無線フレーム分類部140は、予め指定された分類ルール(又は生成された分類ルール)に基づいて、上記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する。
無線フレーム結合部120は、グループごとに、上記複数の無線フレーム集合を結合する。
無線フレーム推定部130は、グループごとに、上記環境における無線フレームの数についての上記推定を行う。
(2)動作
図12は、第1の実施形態の第1の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
以降では、理解を容易にするために、無線フレーム推定装置100が2つの無線通信ユニット110を備えるケース(即ち、M=2のケース)を具体例として説明する。当該2つの無線通信ユニットは、無線通信ユニット110-1(第1の無線通信ユニット110)及び無線通信ユニット110-2(第2の無線通信ユニット110)である。なお、当然ながら、第1の実施形態の第1の変形例はこの例に限定されず、Mは3以上の整数であってもよい。
-S310:無線フレーム集合のモニタリング
無線通信ユニット110-1は、無線通信が行われる環境(例えば、無線機10が無線通信を行う環境)において第1の無線フレーム集合をモニターし、無線通信ユニット110-2は、当該環境において第2の無線フレーム集合をモニターする。
ステップS310の動作についてのより詳細な説明は、図8を参照して説明したステップS210の動作についての説明と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。
無線通信ユニット110-1によりモニターされた第1の無線フレーム集合、及び、無線通信ユニット110-2によりモニターされた第2の無線フレーム集合は、無線フレーム分類部140に提供される。
-S320:無線フレームの分類
無線フレーム分類部140は、予め指定された分類ルールに基づいて、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する。
例えば、当該分類ルールは、通信速度、電波強度、無線フレームの種類、無線フレームのヘッダに記述されたフラグ、及び、無線フレームに含まれる文字列の一部又は全部、のうちの少なくとも1つ以上で無線フレームを分類することである。即ち、無線フレーム分類部140は、通信速度、電波強度、無線フレームの種類、無線フレームのヘッダに記述されたフラグ、及び、無線フレームに含まれる文字列の一部又は全部、のうちの少なくとも1つ以上で、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する。
-分類の例
図13は、無線フレームの分類の例を説明するための説明図である。図13を参照すると、無線フレーム1~6を含む第1の無線フレーム集合が示されている。
まず、電波強度によって3つのグループに無線フレームを分類することが、分類ルールとして予め指定される。図13に示される分類ルールの数値(電波強度)は例示であり、当然ながら第1の変形例はこの例に限定されない。
無線フレーム分類部140は、上記第1の無線フレーム集合に含まれる各無線フレームの電波強度を判断し、上記第1の無線フレーム集合に含まれる各無線フレームをグループ1、グループ2又はグループ3に分類する。無線フレーム分類部140は、第2の無線フレーム集合に含まれる無線フレームも同様に分類する。
分類後の上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合は、無線フレーム結合部120に提供される。
-S330:無線フレーム集合の結合
無線フレーム結合部120は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合をグループごとに結合する。例えば、無線フレーム結合部120は、上記第1の無線フレーム集合に含まれるグループ1の無線フレームと、上記第2の無線フレーム集合に含まれるグループ1の無線フレームとを結合する。グループ2及びグループ3についても同様に結合が行われる。
結合により得られる結合無線フレーム集合は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合とともに、無線フレーム推定部130に提供される。
-S340:環境における無線フレームの数についての推定
無線フレーム推定部130は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合と、上記結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定をグループごとに行う。そのため、グループごとの推定結果が得られる。
以上、図12を参照して、第1の実施形態の第1の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明した。図12に示される当該処理は、繰り返し実行されてもよい。
(3)効果
モニターされない無線フレームには傾向がある。例えば、無線フレームの電波強度が弱いほど無線フレームがモニターされる確率は低くなり得る。また、通信速度が速い無線フレームほど、その通信時間は短く、無線フレームがモニターされる確率も低くなり得る。このように、無線フレームの特性によって、無線フレームがモニターされる確率(又は無線フレームがモニターされない確率)は異なり得る。したがって、第1の実施形態の第1の変形例によれば、類似する特性をもつ無線フレームのグループごとに推定を行うことにより、グループごとの推定結果が得られ、推定の精度が向上し得る。
<2.6.第2の変形例>
図14~図15を参照して、第1の実施形態の第2の変形例を説明する。
(1)無線フレーム推定装置100の構成
図14は、第1の実施形態の第2の変形例に係る無線フレーム推定装置100の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。図14を参照すると、とりわけ第2の変形例では、無線フレーム推定装置100は、分類制御部150をさらに備える。
無線フレーム分類部140は、分類ルールに基づいて、複数の無線通信ユニット110によりそれぞれモニターされる上記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する。無線フレーム結合部120は、グループごとに、上記複数の無線フレーム集合を結合する。無線フレーム推定部130は、グループごとに、上記環境における無線フレームの数についての上記推定を行う。
とりわけ第2の変形例では、分類制御部150は、グループごとの上記推定の結果に基づいて上記分類ルールを制御する。例えば、分類制御部150は、グループごとの上記推定の結果に基づいて、上記推定の精度を算出し、上記推定の上記精度に基づいて、上記分類ルールを制御する。一例として、分類制御部150は、上記推定の上記精度が所定の精度よりも低い場合に、上記分類ルールを変更する。
(2)動作
図15は、第1の実施形態の第2の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
以降では、理解を容易にするために、無線フレーム推定装置100が2つの無線通信ユニット110を備えるケース(即ち、M=2のケース)を具体例として説明する。当該2つの無線通信ユニットは、無線通信ユニット110-1(第1の無線通信ユニット110)及び無線通信ユニット110-2(第2の無線通信ユニット110)である。なお、当然ながら、第1の実施形態の第2の変形例はこの例に限定されず、Mは3以上の整数であってもよい。
-S410:無線フレーム集合のモニタリング
無線通信ユニット110-1は、無線通信が行われる環境(例えば、無線機10が無線通信を行う環境)において第1の無線フレーム集合をモニターし、無線通信ユニット110-2は、当該環境において第2の無線フレーム集合をモニターする。
ステップS410の動作についてのより詳細な説明は、図12を参照して説明したステップS310の動作についての説明と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。
-S420:無線フレームの分類
無線フレーム分類部140は、分類ルールに基づいて、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する。
ステップS420の動作についてのより詳細な説明は、図12を参照して説明したステップS320の動作についての説明と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。
-S430:無線フレーム集合の結合
無線フレーム結合部120は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合をグループごとに結合する。
ステップS430の動作についてのより詳細な説明は、図12を参照して説明したステップS330の動作についての説明と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。
-S440:環境における無線フレームの数についての推定
無線フレーム推定部130は、上記第1の無線フレーム集合及び上記第2の無線フレーム集合と、上記結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定をグループごとに行う。そのため、グループごとの推定結果が得られる。
-S450:分類ルールの制御
分類制御部150は、グループごとの上記推定の結果に基づいて上記分類ルールを制御する。
具体的には、例えば、分類制御部150は、グループごとの上記推定の結果に基づいて、上記分類ルールによる分類の効果を評価する。一例として、分類制御部150は、グループごとの上記推定の結果に基づいて、上記推定の精度を算出する。例えば、分類制御部150は、グループごとの上記推定の結果と、別途得られる正解値とに基づいて、上記推定の上記精度を算出する。上記正解値は、結合無線フレーム集合に含まれる無線フレーム内のシーケンス番号に基づいて算出されてもよい。具体的には、シーケンス番号は通常連続していることを考慮して、欠けているシーケンス番号をカウントすることにより、モニターされなかった無線フレームの数が算出されてもよい。あるいは、上記正解値は、外部から(例えば、無線機10から)取得されてもよい。
さらに、例えば、分類制御部150は、上記推定の上記精度に基づいて、上記分類ルールを制御する。一例として、分類制御部150は、上記推定の上記精度が所定の精度よりも低い場合に、上記分類ルールを変更する。
例えば、分類制御部150は、無線フレーム分類部140へのフィードバックのために、分類ルールの変更の指示、又は、分類ルールの維持の指示を、無線フレーム分類部140に送る。例えば、上記推定の上記精度が上記所定の精度よりも低い場合には、分類ルールの変更の指示が送られ、上記推定の上記精度が上記所定の精度よりも高い場合には、分類ルールの維持の指示が送られる。
以上、図15を参照して、第1の実施形態の第2の変形例に係る処理の概略的な流れの例を説明した。図15に示される当該処理は、繰り返し実行されてもよい。
(3)効果
第1の実施形態の第2の変形例によれば、例えば、推定精度が低い場合に分類ルールが変更され、その結果、新たな分類ルールにより推定精度が向上し得る。
<2.7.第3の変形例>
第1の実施形態の上述した例では、無線フレーム推定装置100は、複数の無線通信ユニット110を備える。しかしながら、第1の実施形態はこの例に限定されない。
第1の実施形態の第3の変形例では、無線フレーム推定装置100は、複数の無線通信ユニット110を備えなくてもよい。例えば、複数の無線通信ユニット110の各々は、無線フレーム推定装置100の外に位置してもよい。複数の無線通信ユニット110の各々は、無線フレーム集合をモニターし、当該無線フレーム集合を無線フレーム推定装置100へ送信してもよい。
<<3.第2の実施形態>>
図16及び図17を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。上述した第1の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第2の実施形態は、より一般化された実施形態である。
<3.1.無線フレーム推定装置の構成>
図16は、第2の実施形態に係る無線フレーム推定装置500の概略的な機能構成の例を示すブロック図である。図16を参照すると、無線フレーム推定装置500は、無線フレーム結合部510及び無線フレーム推定部520を備える。
(1)無線フレーム結合部510
無線フレーム結合部510は、無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニット110によりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合する。
無線フレーム結合部510についてのより詳細な説明は、例えば、符号の相違を除き、第1の実施形態に係る無線フレーム結合部120についての説明と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。ただし、当然ながら、無線フレーム結合部510はこの例に限定されない。
(2)無線フレーム推定部520
無線フレーム推定部520は、上記複数の無線フレーム集合と、上記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定を行う。
無線フレーム推定部520についてのより詳細な説明は、例えば、符号の相違を除き、第1の実施形態に係る無線フレーム推定部130についての説明と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。ただし、当然ながら、無線フレーム推定部520はこの例に限定されない。
(3)実装
無線フレーム推定装置500のハードウェア構成は、図5を参照して説明した第1の実施形態に係る無線フレーム推定装置100のハードウェア構成と同じであってもよい。この場合に、無線フレーム結合部510及び無線フレーム推定部520の各々は、プロセッサ101及びメモリ103により実装されてもよい。例えば、メモリ103は、プログラム(命令)を格納しており、プロセッサ101は、当該プログラム(命令)を実行して、無線フレーム結合部510及び無線フレーム推定部520の動作を行ってもよい。換言すると、当該プログラムは、無線フレーム結合部510及び無線フレーム推定部520の動作をプロセッサ101に実行させるためのプログラムであってもよい。ただし、当然ながら、無線フレーム推定装置500はこの例に限定されない。
<3.2.動作>
図17は、第2の実施形態に係る処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
無線フレーム結合部510は、無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニット110によりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合する(S610)。
無線フレーム推定部520は、上記複数の無線フレーム集合と、上記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、上記環境における無線フレームの数についての推定を行う(S620)。
ステップS610及びステップS620についてのさらに詳細な説明は、例えば、符号の相違を除き、図8を参照して説明した第1の実施形態に係るステップS220及びステップS230についての説明と同じである。よって、ここでは重複する説明を省略する。なお、当然ながら第2の実施形態はこの例に限定されない。
第2の実施形態によれば、例えば、無線チャネルの使用時間がより正確に算出され、その結果、無線チャネルの使用率の推定の精度が向上し得る。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもフローチャートに記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
本明細書において説明した無線フレーム推定装置の構成要素(例えば、無線フレーム結合部、無線フレーム推定部、無線フレーム分類部及び分類制御部のうちの1つ以上)の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable recording medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体も本発明に含まれる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合する無線フレーム結合部と、
前記複数の無線フレーム集合と、前記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、前記環境における無線フレームの数についての推定を行う無線フレーム推定部と、
を備える無線フレーム推定装置。
(付記2)
前記推定は、
前記環境において前記複数の無線通信ユニットによりモニターされなかった無線フレームの数の推定、
前記環境において受信可能な全ての無線フレームの数の推定、又は、
前記複数の無線通信ユニットの各々によりモニターされる無線フレームの割合の推定
を含む、
付記1に記載の無線フレーム推定装置。
(付記3)
前記無線フレーム推定部は、前記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームの数と、前記結合無線フレーム集合に含まれる無線フレームの数とに基づいて、前記推定を行う、付記1又は2に記載の無線フレーム推定装置。
(付記4)
前記複数の無線通信ユニットは、第1の無線通信ユニット及び第2の無線通信ユニットであり、
前記複数の無線フレーム集合は、前記第1の無線通信ユニットによりモニターされる第1の無線フレーム集合と、前記第2の無線通信ユニットによりモニターされる第2の無線フレーム集合である、
付記1~3のいずれか1項に記載の無線フレーム推定装置。
(付記5)
前記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する無線フレーム分類部をさらに備え、
前記無線フレーム結合部は、グループごとに前記複数の無線フレーム集合を結合し、
前記無線フレーム推定部は、グループごとに前記推定を行う、
付記1~4のいずれか1項に記載の無線フレーム推定装置。
(付記6)
前記無線フレーム分類部は、予め指定された分類ルールに基づいて、前記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する、付記5に記載の無線フレーム推定装置。
(付記7)
前記無線フレーム分類部は、通信速度、電波強度、無線フレームの種類、無線フレームのヘッダに記述されたフラグ、及び、無線フレームに含まれる文字列の一部又は全部、のうちの少なくとも1つ以上で、前記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する、付記5又は6に記載の無線フレーム推定装置。
(付記8)
前記無線フレーム分類部は、分類ルールに基づいて、前記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類し、
前記無線フレーム推定装置は、グループごとの前記推定の結果に基づいて前記分類ルールを制御する分類制御部をさらに備える、
付記5~7のいずれか1項に記載の無線フレーム推定装置。
(付記9)
前記分類制御部は、グループごとの前記推定の結果に基づいて、前記推定の精度を算出し、前記推定の前記精度に基づいて、前記分類ルールを制御する、付記8に記載の無線フレーム推定装置。
(付記10)
前記分類制御部は、前記推定の前記精度が所定の精度よりも低い場合に、前記分類ルールを変更する、付記9に記載の無線フレーム推定装置。
(付記11)
無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合する無線フレーム結合部と、
前記複数の無線フレーム集合と、前記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、前記環境における無線フレームの数についての推定を行う無線フレーム推定部と、
を含むシステム。
(付記12)
無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合することと、
前記複数の無線フレーム集合と、前記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、前記環境における無線フレームの数についての推定を行うことと、
を含む方法。
(付記13)
無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合することと、
前記複数の無線フレーム集合と、前記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、前記環境における無線フレームの数についての推定を行うことと、
をプロセッサに実行させるプログラム。
(付記14)
無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合することと、
前記複数の無線フレーム集合と、前記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、前記環境における無線フレームの数についての推定を行うことと、
をプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
1 システム
10 無線機
100、500 無線フレーム推定装置
110 無線通信ユニット
120、510 無線フレーム結合部
130、520 無線フレーム推定部
140 無線フレーム分類部
150 分類制御部

Claims (12)

  1. 無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合する無線フレーム結合手段と、
    前記複数の無線フレーム集合と、前記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、前記環境における無線フレームの数についての推定を行う無線フレーム推定手段と、
    を備える無線フレーム推定装置。
  2. 前記推定は、
    前記環境において前記複数の無線通信ユニットによりモニターされなかった無線フレームの数の推定、
    前記環境において受信可能な全ての無線フレームの数の推定、又は、
    前記複数の無線通信ユニットの各々によりモニターされる無線フレームの割合の推定
    を含む、
    請求項1に記載の無線フレーム推定装置。
  3. 前記無線フレーム推定手段は、前記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームの数と、前記結合無線フレーム集合に含まれる無線フレームの数とに基づいて、前記推定を行う、請求項1又は2に記載の無線フレーム推定装置。
  4. 前記複数の無線通信ユニットは、第1の無線通信ユニット及び第2の無線通信ユニットであり、
    前記複数の無線フレーム集合は、前記第1の無線通信ユニットによりモニターされる第1の無線フレーム集合と、前記第2の無線通信ユニットによりモニターされる第2の無線フレーム集合である、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の無線フレーム推定装置。
  5. 前記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する無線フレーム分類手段をさらに備え、
    前記無線フレーム結合手段は、グループごとに前記複数の無線フレーム集合を結合し、
    前記無線フレーム推定手段は、グループごとに前記推定を行う、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の無線フレーム推定装置。
  6. 前記無線フレーム分類手段は、予め指定された分類ルールに基づいて、前記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する、請求項5に記載の無線フレーム推定装置。
  7. 前記無線フレーム分類手段は、通信速度、電波強度、無線フレームの種類、無線フレームのヘッダに記述されたフラグ、及び、無線フレームに含まれる文字列の一部又は全部、のうちの少なくとも1つ以上で、前記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類する、請求項5又は6に記載の無線フレーム推定装置。
  8. 前記無線フレーム分類手段は、分類ルールに基づいて、前記複数の無線フレーム集合の各々に含まれる無線フレームをグループに分類し、
    前記無線フレーム推定装置は、グループごとの前記推定の結果に基づいて前記分類ルールを制御する分類制御手段をさらに備える、
    請求項5~7のいずれか1項に記載の無線フレーム推定装置。
  9. 前記分類制御手段は、グループごとの前記推定の結果に基づいて、前記推定の精度を算出し、前記推定の前記精度に基づいて、前記分類ルールを制御する、請求項8に記載の無線フレーム推定装置。
  10. 前記分類制御手段は、前記推定の前記精度が所定の精度よりも低い場合に、前記分類ルールを変更する、請求項9に記載の無線フレーム推定装置。
  11. 無線フレーム推定装置によって実行される方法であって、
    無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合することと、
    前記複数の無線フレーム集合と、前記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、前記環境における無線フレームの数についての推定を行うことと、
    を含む方法。
  12. 無線通信が行われる環境において複数の無線通信ユニットによりそれぞれモニターされる複数の無線フレーム集合を結合することと、
    前記複数の無線フレーム集合と、前記複数の無線フレーム集合の結合により得られる結合無線フレーム集合とに基づいて、前記環境における無線フレームの数についての推定を行うことと、
    無線フレーム推定装置のプロセッサに実行させるプログラム。
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