JP7330206B2 - ウェイクアップ信号シーケンスのスクランブリングの促進 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年3月29日に米国特許商標庁に出願された非仮特許出願第16/370,687号、2018年4月6日に米国特許商標庁に出願された仮特許出願第62/654,208号、2018年5月18日に米国特許商標庁に出願された仮特許出願第62/673,798号、および2018年7月17日に米国特許商標庁に出願された仮特許出願第62/699,630号の優先権および利益を主張し、その内容全体は、その全体が以下に完全に記載されるかのように、またすべての適用可能な目的のために、参照により本明細書に組み込まれる。
以下で説明する技術は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、ウェイクアップ信号(WUS)シーケンスのスクランブリングを容易にするシステムおよび方法に関する。実施形態は、WUSシーケンスの誤検出を低減または回避するための技法を提供し、可能にすることができる。
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、ワイヤレス通信を容易にするように適合された様々なタイプのデバイスによってアクセスされることがあり、複数のデバイスが、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有する。
モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるにつれて、研究開発は、モバイルブロードバンドアクセスに対する高まる需要を満たすためだけでなく、モバイル通信によるユーザエクスペリエンスを進化および向上させるために、ワイヤレス通信技術を進化させ続けている。ウェイクアップ信号(WUS)設計の進化は、たとえば、ユーザ機器(UE)の効率の改善をもたらしてきた。実際、そのような進化のおかげで、UEはより長い時間期間にわたってスリープ状態のままであることができ、このことはバッテリー寿命を大幅に改善する。また、今では基地局はより広い範囲を有するので、ネットワークはWUSをより多数のUEに、より効率的に提供することができる。
以下では、本開示の1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、本開示のすべての企図された特徴の広範な概観ではなく、本開示のすべての態様の主要または重要な要素を識別するものでもなく、本開示のいずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示されるより詳細な説明の前置きとして、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
本開示の様々な例および実装形態は、ワイヤレス通信システムにおけるウェイクアップ信号(WUS)シーケンススクランブリングの最適化を容易にする。本開示の少なくとも1つの態様によれば、ワイヤレス通信デバイスが開示される。少なくとも1つの例では、ワイヤレス通信デバイスは、トランシーバと、メモリと、トランシーバおよびメモリに結合されたプロセッサとを含み得る。プロセッサは、ウェイクアップ信号(WUS)またはページング機会(PO)のうちの1つに関連付けられた時間パラメータに従って時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成することであって、時間ベースのスクランブリングシーケンスが、時間における位相シフトを容易にする、ことを行うように適合され得る。プロセッサは、WUSベースシーケンスを時間ベースのスクランブリングシーケンスで乗算することによって、スクランブルされたWUSを生成し、トランシーバを介してスクランブルされたWUSを少なくとも1つのスケジュールドエンティティに送信するようにさらに適合され得る。
本開示の追加の態様は、ワイヤレス通信デバイス上で動作可能な方法および/またはそのような方法を実行する手段を含む。少なくとも1つの例によれば、そのような方法は、時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成するステップであって、時間ベースのスクランブリングシーケンスが、時間における位相シフトを容易にし、WUSまたはPOに関連付けられた時間パラメータに従って生成される、ステップを含み得る。スクランブルされたWUSは、WUSベースシーケンスを時間ベースのスクランブリングシーケンスで乗算することによって生成され得、スクランブルされたWUSは、少なくとも1つのスケジュールドエンティティに送信され得る。
本開示のまたさらなる態様は、プロセッサ実行可能プログラミングを記憶するプロセッサ可読記憶媒体を含む。少なくとも1つの例では、プロセッサ実行可能プログラミングは、プロセッサに、時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成することであって、時間ベースのスクランブリングシーケンスが、時間における位相シフトを容易にし、WUSまたはPOに関連付けられた時間パラメータに従って生成される、ことを行わせるように適合され得る。プロセッサ実行可能プログラミングは、プロセッサに、WUSベースシーケンスを時間ベースのスクランブリングシーケンスで乗算することによって、スクランブルされたWUSを生成することと、スクランブルされたWUSを少なくとも1つのスケジュールドエンティティに送信することとを行わせるようにさらに適合され得る。
本開示の少なくとも1つの態様によれば、ワイヤレス通信デバイスが開示される。少なくとも1つの例では、ワイヤレス通信デバイスは、トランシーバと、メモリと、トランシーバおよびメモリに結合されたプロセッサとを含み得る。プロセッサは、スケジューリングエンティティからスクランブルされたWUSを受信することと、WUSに関連付けられた時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別することであって、時間ベースのスクランブリングシーケンスが、時間における位相シフトを容易にし、WUSまたはPOに関連付けられた時間パラメータに対応する、こととを行うように適合され得る。プロセッサは、時間ベースのスクランブリングシーケンスに従ってWUSをデスクランブルするようにさらに適合され得る。
本開示の追加の態様は、ワイヤレス通信デバイス上で動作可能な方法および/またはそのような方法を実行する手段を含む。少なくとも1つの例によれば、そのような方法は、スケジューリングエンティティからスクランブルされたWUSを受信するステップと、WUSに関連付けられた時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別するステップであって、時間ベースのスクランブリングシーケンスが、時間における位相シフトを容易にし、WUSまたはページング機会(PO)に関連付けられた時間パラメータに対応する、ステップとを含み得る。WUSは、時間ベースのスクランブリングシーケンスに従ってデスクランブルされ得る。
本開示のまたさらなる態様は、プロセッサ実行可能プログラミングを記憶するプロセッサ可読記憶媒体を含む。少なくとも1つの例では、プロセッサ実行可能プログラミングは、プロセッサに、スケジューリングエンティティからスクランブルされたWUSを受信することと、WUSに関連付けられた時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別することであって、時間ベースのスクランブリングシーケンスが、時間における位相シフトを容易にし、WUSまたはPOに関連付けられた時間パラメータに対応する、こととを行わせるように適合され得る。プロセッサ実行可能プログラミングは、プロセッサに、時間ベースのスクランブリングシーケンスに従ってWUSをデスクランブルさせるようにさらに適合され得る。
本発明の他の態様、特徴、および実施形態は、添付の図とともに本発明の特定の例示的な実施形態の以下の説明を検討すれば、当業者に明らかとなろう。
ワイヤレス通信システムの一例を示す概略図である。 無線アクセスネットワークの一例を示す概念図である。 直交周波数分割多重化(OFDM)を利用するエアインターフェースにおけるワイヤレスリソースの編成の概略図である。 本明細書で開示する態様による、近隣セルからのウェイクアップ信号を送信する例示的な基地局の図である。 本明細書で開示する態様による、例示的な重複するウェイクアップ信号を示す図である。 本開示の少なくとも1つの例による、処理システムを採用するスケジューリングエンティティの選択構成要素を示すブロック図である。 スケジューリングエンティティ上で動作可能な方法の少なくとも1つの例を示す流れ図である。 本開示の少なくとも1つの例による、処理システムを採用するスケジュールドエンティティの選択構成要素を示すブロック図である。 スケジュールドエンティティ上で動作可能な方法の少なくとも1つの例を示す流れ図である。
添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成について説明するものであり、本明細書で説明する概念が実践され得る唯一の構成を表すものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与える目的で、具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践され得ることは、当業者には明らかであろう。いくつかの事例では、そのような概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形態で示される。
態様および実施形態について、いくつかの例を例示することによって本出願で説明するが、多くの異なる構成およびシナリオにおいて追加の実装形態および使用事例が生じ得ることを当業者は理解されよう。本明細書で説明する革新は、多くの異なるプラットフォームタイプ、デバイス、システム、形状、サイズ、パッケージング構成にわたって実装され得る。たとえば、実施形態および/または用途は、集積チップ実施形態および他の非モジュール構成要素ベースデバイス(たとえば、エンドユーザデバイス、車両、通信デバイス、コンピューティングデバイス、産業機器、小売/購買デバイス、医療デバイス、AI対応デバイスなど)を介して生じ得る。いくつかの例は、使用事例または適用例を明確に対象とすることもあり、対象としないこともあるが、説明する革新の適用可能性の広範な取り合わせが発生し得る。実装形態は、チップレベルまたはモジュール式の構成要素から、非モジュール式で非チップレベルの実装形態まで、さらには、説明する革新の1つまたは複数の態様を組み込む統合型、分散型、またはOEMデバイスもしくはシステムまでの範囲に及ぶことがある。いくつかの実践的な設定では、説明する態様および特徴を組み込むデバイスはまた、特許請求および説明する実施形態の実装および実践のために、追加の構成要素および特徴を必然的に含み得る。たとえば、ワイヤレス信号の送信および受信は、アナログおよびデジタル目的のいくつかの構成要素(たとえば、アンテナ、RFチェーン、電力増幅器、変調器、バッファ、プロセッサ、インターリーバ、加算器(adder)/加算器(summer)などを含むハードウェア構成要素)を必然的に含む。本明細書で説明する革新は、様々なサイズ、形状、および構造の多種多様なデバイス、チップレベル構成要素、システム、分散型構成、エンドユーザデバイスなどにおいて実践され得ることが意図される。
本開示全体にわたって提示する様々な概念は、多種多様な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。次に図1を参照すると、限定はしないが例示的な例として、本開示の様々な態様がワイヤレス通信システム100に関して示される。ワイヤレス通信システム100は、3つの相互作用する領域、すなわち、コアネットワーク102、無線アクセスネットワーク(RAN)104、およびユーザ機器(UE)106を含む。ワイヤレス通信システム100によって、UE106は、(限定はしないが)インターネットなどの外部データネットワーク110とのデータ通信を行うことが可能にされ得る。
RAN104は、UE106に無線アクセスを提供するための、1つまたは複数の任意の適切なワイヤレス通信技術を実装し得る。一例として、RAN104は、しばしば5Gと呼ばれる、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ニューラジオ(NR)仕様に従って動作し得る。別の例として、RAN104は、5G NRと、しばしばLTEと呼ばれる発展型ユニバーサル地上波無線アクセスネットワーク(eUTRAN)規格とのハイブリッドの下で動作し得る。3GPPは、このハイブリッドRANを次世代RANまたはNG-RANと呼ぶ。当然、本開示の範囲内で、多くの他の例が利用され得る。
図示したように、RAN104は複数の基地局108を含む。概して、基地局は、UEとの間で1つまたは複数のセルにおける無線送信および無線受信を担う無線アクセスネットワークの中のネットワーク要素である。異なる技術、規格、または文脈では、基地局は、当業者によって、基地トランシーバ局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、ノードB(NB)、eノードB(eNB)、gノードB(gNB)、または何らかの他の適切な用語で様々に呼ばれることがある。
複数のモバイル装置のためのワイヤレス通信をサポートする無線アクセスネットワーク104がさらに示されている。モバイル装置は、3GPP規格ではユーザ機器(UE)と呼ばれることがあるが、当業者によって、移動局(MS)、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末(AT)、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。UEは、ネットワークサービスへのアクセスをユーザに提供する装置であり得る。
本文書内では、「モバイル」装置は、必ずしも移動する能力を有する必要があるとは限らず、静止していてもよい。モバイル装置またはモバイルデバイスという用語は、概して、多種多様なデバイスおよび技術を指す。UEは、通信に役立つようにサイズ決定、成形、および構成されたいくつかのハードウェア構造構成要素を含んでもよく、そのような構成要素は、互いに電気的に結合されたアンテナ、アンテナアレイ、RFチェーン、増幅器、1つまたは複数のプロセッサなどを含むことができる。たとえば、モバイル装置のいくつかの非限定的な例は、モバイル、セルラー(セル)フォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)フォン、ラップトップ、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートブック、ネットブック、スマートブック、タブレット、携帯情報端末(PDA)、および、たとえば、「モノのインターネット」(IoT)に対応する広範囲の組込みシステムを含む。加えて、モバイル装置は、自動車または他の輸送車両、リモートセンサーまたはアクチュエータ、ロボットまたはロボティクスデバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、物体追跡デバイス、ドローン、マルチコプタ、クアッドコプタ、リモート制御デバイス、コンシューマおよび/またはウェアラブルデバイス、たとえば、アイウェア、ウェアラブルカメラ、仮想現実デバイス、スマートウォッチ、ヘルスまたはフィットネストラッカー、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソールなどであり得る。加えて、モバイル装置は、ホームオーディオ、ビデオ、および/またはマルチメディアデバイス、アプライアンス、自動販売機、インテリジェント照明、ホームセキュリティシステム、スマートメーターなどのデジタルホームデバイスまたはスマートホームデバイスであり得る。加えて、モバイル装置は、スマートエネルギーデバイス、セキュリティデバイス、ソーラーパネルまたはソーラーアレイ、電力を制御する都市インフラストラクチャデバイス(たとえば、スマートグリッド)、照明、水道など、産業用オートメーションおよび企業デバイス、物流コントローラ、農業機器、防衛機器、車両、航空機、船舶、および兵器などであり得る。またさらに、モバイル装置は、コネクテッド医療または遠隔治療のサポート、たとえば遠隔のヘルスケアを提供し得る。テレヘルスデバイスは、テレヘルス監視デバイスおよびテレヘルス管理デバイスを含んでもよく、その通信には、たとえば、クリティカルサービスデータのトランスポートのための優先アクセス、および/またはクリティカルサービスデータのトランスポートのための関連するQoSに関して、他のタイプの情報よりも優遇措置または優先アクセスが与えられてもよい。
RAN104とUE106との間のワイヤレス通信は、エアインターフェースを利用するものとして説明され得る。基地局(たとえば、基地局108)から1つまたは複数のUE(たとえば、UE106)へのエアインターフェースを介した送信は、ダウンリンク(DL)送信と呼ばれることがある。本開示のいくつかの態様によれば、ダウンリンクという用語は、スケジューリングエンティティ(以下でさらに説明する、たとえば、基地局108)において発信するポイントツーマルチポイント送信を指すことがある。この方式について説明する別の方法は、ブロードキャストチャネル多重化という用語を使用することであり得る。UE(たとえば、UE106)から基地局(たとえば、基地局108)への送信は、アップリンク(UL)送信と呼ばれることがある。本開示のさらなる態様によれば、アップリンクという用語は、スケジュールドエンティティ(以下でさらに説明する、たとえば、UE106)において発信するポイントツーポイント送信を指すことがある。
いくつかの例では、エアインターフェースへのアクセスがスケジュールされてもよく、スケジューリングエンティティ(たとえば、基地局108)は、そのサービスエリアまたはセル内のいくつかまたはすべてのデバイスおよび機器の間で通信のためのリソースを割り振る。本開示内では、以下でさらに説明するように、スケジューリングエンティティは、1つまたは複数のスケジュールドエンティティのためのリソースのスケジューリング、割当て、再構成、および解放を担い得る。すなわち、スケジュールされた通信のために、スケジュールドエンティティであり得るUE106は、スケジューリングエンティティ108によって割り振られたリソースを利用し得る。
基地局108は、スケジューリングエンティティとして機能し得る唯一のエンティティではない。すなわち、いくつかの例では、UEは、1つまたは複数のスケジュールドエンティティ(たとえば、1つまたは複数の他のUE)のためのリソースをスケジュールするスケジューリングエンティティとして機能し得る。
図1に示すように、スケジューリングエンティティ108は、ダウンリンクトラフィック112を1つまたは複数のスケジュールドエンティティ106にブロードキャストし得る。概して、スケジューリングエンティティ108は、ダウンリンクトラフィック112、およびいくつかの例では、1つまたは複数のスケジュールドエンティティ106からスケジューリングエンティティ108へのアップリンクトラフィック116を含む、ワイヤレス通信ネットワークにおけるトラフィックをスケジュールすることを担うノードまたはデバイスである。一方、スケジュールドエンティティ106は、限定はしないが、スケジューリング情報(たとえば、許可)、同期もしくはタイミング情報、またはスケジューリングエンティティ108などのワイヤレス通信ネットワークの中の別のエンティティからの他の制御情報を含む、ダウンリンク制御情報114を受信するノードまたはデバイスである。
一般に、基地局108は、ワイヤレス通信システムのバックホール部分120との通信のためのバックホールインターフェースを含み得る。バックホール120は、基地局108とコアネットワーク102との間のリンクを提供し得る。さらに、いくつかの例では、バックホールネットワークは、それぞれの基地局108間の相互接続を提供し得る。任意の適切なトランスポートネットワークを使用する、直接物理接続、仮想ネットワークなどの様々なタイプのバックホールインターフェースが採用され得る。
コアネットワーク102は、ワイヤレス通信システム100の一部であってもよく、RAN104において使用される無線アクセス技術とは無関係であってもよい。いくつかの例では、コアネットワーク102は、5G規格(たとえば、5GC)に従って構成され得る。他の例では、コアネットワーク102は、4G発展型パケットコア(EPC)、または任意の他の適切な規格もしくは構成に従って構成され得る。
次に図2を参照すると、限定はしないが例として、RAN200の概略図が与えられる。いくつかの例では、RAN200は、上記で説明し、図1に示したRAN104と同じであってもよい。RAN200によってカバーされる地理的エリアは、1つのアクセスポイントまたは基地局からブロードキャストされた識別情報に基づいてユーザ機器(UE)によって一意に識別され得る、セルラー領域(セル)に分割され得る。図2は、マクロセル202、204、および206、ならびにスモールセル208を示し、それらの各々は、1つまたは複数のセクタ(図示せず)を含み得る。セクタはセルのサブエリアである。1つのセル内のすべてのセクタは、同じ基地局によってサービスされる。セクタ内の無線リンクは、そのセクタに属する単一の論理的な識別情報によって識別され得る。セクタに分割されるセルでは、セル内の複数のセクタはアンテナのグループによって形成されることがあり、各アンテナはセルの一部分の中のUEとの通信を担う。
図2では、2つの基地局210および212がセル202および204の中に示され、セル206の中のリモート無線ヘッド(RRH)216を制御する第3の基地局214が示されている。すなわち、基地局は、集積アンテナを有することができるか、またはフィーダケーブルによってアンテナもしくはRRHに接続され得る。図示の例では、基地局210、212、および214は大きいサイズを有するセルをサポートするので、セル202、204、および206はマクロセルと呼ばれることがある。さらに、基地局218は、1つまたは複数のマクロセルと重複することがあるスモールセル208(たとえば、マイクロセル、ピコセル、フェムトセル、ホーム基地局、ホームノードB、ホームeノードBなど)の中に示される。この例では、基地局218は比較的小さいサイズを有するセルをサポートするので、セル208はスモールセルと呼ばれることがある。セルサイズ決定は、システム設計ならびに構成要素制約に従って行われ得る。
無線アクセスネットワーク200は、任意の数のワイヤレス基地局およびセルを含み得ることを理解されたい。さらに、所与のセルのサイズまたはカバレージエリアを拡大するために、中継ノードが展開されてもよい。基地局210、212、214、218は、任意の数のモバイル装置にコアネットワークへのワイヤレスアクセスポイントを提供する。いくつかの例では、基地局210、212、214、および/または218は、上記で説明し、図1に示した基地局/スケジューリングエンティティ108と同じであってもよい。
図2は、基地局として機能するように構成され得るクアッドコプタまたはドローン220をさらに含む。すなわち、いくつかの例では、セルは、必ずしも静止しているとは限らないことがあり、セルの地理的エリアは、クアッドコプタ220などのモバイル基地局のロケーションに従って移動することがある。
RAN200内では、セルは、各セルの1つまたは複数のセクタと通信していることがあるUEを含み得る。さらに、各基地局210、212、214、218、および220は、それぞれのセルの中のすべてのUEにコアネットワーク102(図1参照)へのアクセスポイントを提供するように構成され得る。たとえば、UE222および224は基地局210と通信していてもよく、UE226および228は基地局212と通信していてもよく、UE230および232はRRH216を経由して基地局214と通信していてもよく、UE234は基地局218と通信していてもよく、UE236はモバイル基地局220と通信していてもよい。いくつかの例では、UE222、224、226、228、230、232、234、236、238、240、および/または242は、上記で説明し、図1に示したUE/スケジュールドエンティティ106と同じであってもよい。
いくつかの例では、モバイルネットワークノード(たとえば、クアッドコプタ220)は、UEとして機能するように構成され得る。たとえば、クアッドコプタ220は、基地局210と通信することによって、セル202内で動作し得る。
RAN200のさらなる態様では、必ずしも基地局からのスケジューリング情報または制御情報に依拠することなく、サイドリンク信号がUE間で使用され得る。たとえば、2つ以上のUE(たとえば、UE226および228)は、基地局(たとえば、基地局212)を通じて通信を中継することなく、ピアツーピア(P2P)信号またはサイドリンク信号227を使用して互いと通信し得る。さらなる例では、UE240および242と通信するUE238が示される。ここで、UE238はスケジューリングエンティティまたは1次サイドリンクデバイスとして機能してもよく、UE240および242はスケジュールドエンティティまたは非1次(たとえば、2次)サイドリンクデバイスとして機能してもよい。さらに別の例では、UEは、デバイス間(D2D)、ピアツーピア(P2P)、もしくは車両間(V2V)ネットワークにおいて、および/またはメッシュネットワークにおいて、スケジューリングエンティティとして機能してもよい。メッシュネットワークの例では、UE240および242は、スケジューリングエンティティ238と通信することに加えて、任意選択で互いと直接通信し得る。したがって、時間周波数リソースへのスケジュールされたアクセスを伴い、セルラー構成、P2P構成、またはメッシュ構成を有するワイヤレス通信システムでは、スケジューリングエンティティおよび1つまたは複数のスケジュールドエンティティは、スケジュールされたリソースを利用して通信し得る。
無線アクセスネットワーク200では、UEがそのロケーションとは無関係に移動しながら通信する能力は、モビリティと呼ばれる。UEと無線アクセスネットワークとの間の様々な物理チャネルは、一般に、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF、図示せず、図1のコアネットワーク102の一部)の制御下でセットアップされ、維持され、解放され、AMFは、制御プレーン機能とユーザプレーン機能の両方のためのセキュリティコンテキストを管理するセキュリティコンテキスト管理機能(SCMF)と、認証を実行するセキュリティアンカー機能(SEAF)とを含み得る。本開示の様々な態様では、無線アクセスネットワーク200は、モビリティおよびハンドオーバ(すなわち、ある無線チャネルから別の無線チャネルへのUEの接続の転送)を可能にするために、DLベースのモビリティまたはULベースのモビリティを利用し得る。
無線アクセスネットワーク200におけるエアインターフェースは、様々なデバイスの同時通信を可能にするために、1つまたは複数の多重化および多元接続アルゴリズムを利用し得る。たとえば、5G NR仕様は、UE222および224から基地局210へのUL送信のために、ならびに、サイクリックプレフィックス(CP)を用いた直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する、基地局210から1つまたは複数のUE222および224へのDL送信の多重化のために、多元接続を提供する。加えて、UL送信のために、5G NR仕様は、CPを用いた離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)(シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)とも呼ばれる)に対するサポートを提供する。しかしながら、本開示の範囲内では、多重化および多元接続は、上記の方式に限定されず、時分割多元接続(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA(登録商標))、周波数分割多元接続(FDMA)、スパース符号多元接続(SCMA)、リソース拡散多元接続(RSMA)、または他の適切な多元接続方式を利用して提供され得る。さらに、基地局210からUE222および224へのDL送信の多重化は、時分割多重化(TDM)、符号分割多重化(CDM)、周波数分割多重化(FDM)、直交周波数分割多重化(OFDM)、スパース符号多重化(SCM)、または他の適切な多重化方式を利用して提供され得る。
本開示内では、フレームは、ワイヤレス送信のための10msの持続時間を指し、各フレームは、各々が1msの10個のサブフレームからなる。所与のキャリア上では、フレームのあるセットがULの中に、フレームの別のセットがDLの中にあり得る。次に図3を参照すると、OFDMリソースグリッド304を示す、例示的なDLサブフレーム302の拡大図が示されている。しかしながら、当業者が容易に諒解するように、任意の特定の適用例のためのPHY送信構造は、任意の数の要因に応じて、ここで説明する例とは異なることがある。ここで、時間はOFDMシンボルの単位で水平方向であり、周波数はサブキャリアまたはトーンの単位で垂直方向である。
リソースグリッド304は、所与のアンテナポートのための時間周波数リソースを概略的に表すために使用され得る。すなわち、利用可能な複数のアンテナポートを有するMIMO実装形態では、対応する倍数のリソースグリッド304が通信に利用可能であり得る。リソースグリッド304は、複数のリソース要素(RE)306に分割される。1サブキャリア×1シンボルであるREは、時間周波数グリッドの最小の個別部分であり、物理チャネルまたは信号からのデータを表す単一の複素数値を含む。特定の実装形態において利用される変調に応じて、各REは情報の1つまたは複数のビットを表し得る。いくつかの例では、REのブロックは、物理リソースブロック(PRB)またはより簡単にリソースブロック(RB)308と呼ばれることがあり、これは、周波数領域において任意の適切な数の連続したサブキャリアを含む。一例では、RBは、使用されるヌメロロジーとは無関係の数である、12個のサブキャリアを含み得る。いくつかの例では、ヌメロロジーに応じて、RBは、時間領域において任意の適切な数の連続したOFDMシンボルを含み得る。本開示内では、RB308などの単一のRBは通信の単一の方向(所与のデバイスのための送信または受信のいずれか)に完全に対応することが想定される。
UEは、一般に、リソースグリッド304のサブセットのみを利用する。RBは、UEに割り振られ得るリソースの最小単位であり得る。したがって、UEのためにスケジュールされるRBが多いほど、かつエアインターフェースのために選ばれる変調方式が高いほど、UEのデータレートが高くなる。
この図では、RB308は、サブフレーム302の帯域幅全体未満を占有するものとして示されており、いくつかのサブキャリアは、RB308の上および下に示されている。所与の実装形態では、サブフレーム302は、任意の数の1つまたは複数のRB308に対応する帯域幅を有し得る。さらに、この図では、RB308は、サブフレーム302の持続時間全体未満を占有するものとして示されているが、これは1つの可能な例にすぎない。
各1msサブフレーム302は、1つまたは複数の隣接するスロットからなり得る。図3に示す例では、1つのサブフレーム302は、例示的な例として、4つのスロット310を含む。いくつかの例では、スロットは、所与のサイクリックプレフィックス(CP)長を有する、指定された数のOFDMシンボルに従って定義され得る。たとえば、スロットは、公称CPを伴う7個または14個のOFDMシンボルを含み得る。追加の例は、より短い持続時間(たとえば、1つまたは2つのOFDMシンボル)を有するミニスロットを含み得る。これらのミニスロットは、場合によっては、同じUEまたは異なるUEのための進行中のスロット送信のためにスケジュールされたリソースを占有して送信されることがある。
スロット310のうちの1つの拡大図は、制御領域312およびデータ領域314を含むスロット310を示す。一般に、制御領域312は制御チャネル(たとえば、PDCCH)を搬送することができ、データ領域314はデータチャネル(たとえば、PDSCHまたはPUSCH)を搬送することができる。当然、スロットは、すべてのDL、すべてのUL、または少なくとも1つのDL部分および少なくとも1つのUL部分を含み得る。図3に示す単純な構造は本質的に例示にすぎず、異なるスロット構造が利用されてもよく、制御領域およびデータ領域の各々の1つまたは複数を含んでもよい。
図3には示されていないが、RB308内の様々なRE306は、制御チャネル、共有チャネル、データチャネルなどを含む、1つまたは複数の物理チャネルを搬送するようにスケジュールされ得る。RB308内の他のRE306はまた、限定はしないが、復調基準信号(DMRS)、制御基準信号(CRS)、またはサウンディング基準信号(SRS)を含む、パイロットまたは基準信号を搬送し得る。これらのパイロットまたは基準信号は、受信デバイスが対応するチャネルのチャネル推定を実行することを実現することができ、このことは、RB308内の制御チャネルおよび/またはデータチャネルのコヒーレントな復調/検出を可能にすることができる。
ユーザ機器(UE)がワイヤレス通信システムにおいて動作するとき、基地局は、UEが後続の通信(たとえば、ダウンリンクチャネル)を復号すべきかどうかを示すために、信号をUEに送信し得る。このことはUEのバッテリー効率を改善することができ、それは、UEが信号を受信しない限り、UEは後続の通信をスキャンしなくてもよいからである。たとえば、そのような信号はウェイクアップ信号(WUS)と呼ばれることがあり、WUSはページング情報を検出する前にUEによって使用されてもよく、ページング情報は、制御チャネル(たとえば、PDCCH、MPDCCHまたはNPDCCH)の中の関連するスケジューリング情報、およびデータチャネル(たとえば、PDSCH、MPDSCH、またはNPDSCH)の中のページングメッセージを含む。WUSが検出されない場合、UEは、電力節約のためにスリープに戻り、ページングの検出を回避する。
本開示の1つまたは複数の態様によれば、WUSシーケンスは、誤検出を回避するためにスクランブルされてもよく、誤検出は、異なるセルからのWUSシーケンス間、および/または5Gにおけるセル内UEの異なるページングのための重複するWUSシーケンス間のセル間干渉によって引き起こされ得る。この目的で、UEがWUS検出に失敗することによる不必要な遅延を生み出さないこと、ならびに間違ったWUSを誤って検出することによる不必要な電力浪費を回避することを確実にするために、WUSシーケンスを確実に検出することが特に望ましいことに留意されたい。5Gにおける狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル(NPDCCH)を区別するために使用されるセルIDも、WUS内で伝えられる。したがって、特定の例では、本明細書で開示するWUSスクランブリングシーケンス設計はNPDCCHのスクランブリングに関連付けられ得ることが企図される。
参考までに、(たとえば、ページング無線ネットワーク一時識別子(P-RNTI)に関連付けられた)NPDCCH用のシンボルレベルの位相シフトθnf,nsは、スクランブリングシーケンス
Figure 0007330206000001
に基づいて生成され得ることを諒解されたい。ただし、Tは、1つのサブフレームの中のNPDCCH用のシンボルまたはREの数であり、各複素数値シンボル
Figure 0007330206000002
は、
Figure 0007330206000003
で乗算され、
Figure 0007330206000004
として定義されるものとし、バイナリシーケンス
Figure 0007330206000005
は、各サブフレームの開始時に
Figure 0007330206000006
で初期化される(たとえば、3GPP TS36.211の条項7.2によって定められるような)Goldシーケンスであってもよく、ただし、
nf:システムフレーム番号(SFN)、無線フレームインデックス
ns:無線フレーム内のスロットインデックス
Figure 0007330206000007
:セルIDである。
前に述べたように、5GにおけるWUSベースシーケンスは、基本単位としての1つのサブフレーム内でマッピングされ、複数のサブフレームにわたって繰り返され/拡大されるので、UEが5GにおけるWUSを確実に検出する能力は、特に困難なものであり得る。これらの困難のうちのいくつかをより良く示すために、本明細書で開示する態様による、近隣セルからのウェイクアップ信号を送信する例示的な基地局を示す図4が提供される。図示したように、基地局402はWUS404をセル400内のUE406および408に提供し、基地局410はWUS412をセル418内のUE414および416に提供する。ここで、WUS404または412の1サブフレームベースWUSシーケンスを複数のサブフレームにわたって繰り返させることによって、UE406および408は(たとえば、良くないセルIDペアに起因する)セル418からのセル間干渉を受けることがあり、UE414および416はセル400からのセル間干渉を受けることがある。良くないセルIDペアを有するいくつかのWUSシーケンスの場合、悪い相互相関は強いセル間干渉をもたらし、そのような干渉はあらゆる繰り返されるサブフレームの中で繰り返され、このことは、受信機側のサブフレームごとの相関の平均化または非コヒーレントなコーミングによって低減することができない。
WUS404または412のWUSシーケンスを複数のサブフレームにわたって繰り返させることは、他の困難ももたらす場合がある。これらの追加の困難のうちのいくつかをより良く示すために、どのようにWUS404および412が望ましくなく重複し得るかを示す図5が提供される。WUS404および412は、同じセルの中の異なるページング機会(PO)に関連付けられる場合がある。(POは、TS36.304と同様に、UE IDによって決定される、ページングのための開始有効サブフレームであることに留意されたい。)図示したように、この特定の例では、WUS412はNPDCCH502に関連付けられ、WUS404はNPDCCH504に関連付けられる。ここで、WUS404および412が重複しているので、異なるUEによって重複したサブフレームにおいて同じWUSシーケンスが検出される場合、誤ったWUS検出が行われることがある。さらに、検出されたWUSが間違ったページング機会(PO)に関連付けられる、誤ったWUS検出があり得る。たとえば、ページングのための可能な開始サブフレームオフセットは、(TS36.304のセクション7.2によれば)FDDの場合は無線フレームの中の#0、#4、#5、#9とすることができ、TDDの場合は無線フレームの中の#0、#1、#5、#6とすることができる。また、WUSのためのUEグループ化が関連するPOに対して構成される場合、同じPOに関連付けられた異なるUEグループに対する複数のWUS開始サブフレームは、UEグループ固有のWUSを区別するために使用され得る。したがって、異なるUEに対するWUSシーケンスのための開始サブフレームオフセットは、ワーストケースとして、最小1msの隔たりを有し得る。
WUS検出の別の困難は、UEが長時間のスリープの後にWUSを検出するためのタイミングドリフトである。タイミングドリフトは、1つのサブフレームまたは複数のサブフレームほどの大きさに累積され得る。サブフレームごとの同じWUSシーケンスは、そのようなタイミングエラーがある場合、誤検出をもたらす。
上述の制限を克服するために、時間領域および/または周波数領域におけるWUSスクランブリングシーケンス方法論が提案される。たとえば、第1の例では、WUSベースシーケンスは、WUS(または関連するPO)の開始サブフレームに関連付けられた時間インデックスパラメータ、ならびに現在のWUSサブフレームの時間インデックスパラメータおよびセルIDを使用することによって生成される、サブフレームごとの各WUS RE上の時間ベースのスクランブリングシーケンス(または位相シフト)で乗算されてもよい。この第1の例の少なくとも1つの実装形態では、WUSシーケンスは、
d(n)=b(n)c(m)e-jπun'(n'+1)/131 n=0,...L-1
または代替として
d(n)=b(n)e-jπun'(n'+1)/131 n=0,...L-1
であり、ただし、
・ Lは、WUSベースシーケンスのRE数、たとえば、サブフレームにおいて、L=11*12個のREである。
・ e-jπun'(n'+1)/131は、n'=n mod 131かつ
Figure 0007330206000008
である、ZCシーケンスであり、
Figure 0007330206000009
は0, ...503の範囲内のセルIDである。
・ c(m)は、n'=n mod 131、m=n mod 127である、WUSベースシーケンス、たとえば、
Figure 0007330206000010
および/または
Figure 0007330206000011
を搬送する127-Goldシーケンスのカバーコードである。
・ b(n)は、
Figure 0007330206000012
として定義されるREレベルのカバーコード/スクランブリングシーケンスであり、バイナリシーケンス
Figure 0007330206000013
は、cinit_WUSによって初期化される(たとえば、TS36.211の条項7.2によって定められるような)Goldシーケンスであり得る。
この例の第1の実装形態では、時変REレベルのWUSスクランブリングシーケンスは、2Tの長さを有するGoldシーケンスを使用することによって生成される場合があり、Tは、1つのWUSサブフレームの長さと照合される場合があり、たとえば、Tは、1つのWUSサブフレームのREの数であり、開始WUSサブフレームおよび現在のWUSサブフレームの時間インデックスおよびセルIDに基づいて各WUSサブフレームの開始時に初期化されることが企図される。すなわち、この特定の実装形態では、WUSスクランブリングシーケンスは、
Figure 0007330206000014
に従って生成されてもよく、ただし、
Figure 0007330206000015
は、WUSまたは関連するPOの開始サブフレームインデックスである。
・ Wは、
○ 上位レイヤによって構成されたWUS最大持続時間、たとえば、W=64
○ または、上位レイヤによって構成されたDRXサイクル、たとえば、DRXサイクルが512msであるとき、W=512
○ または、簡単にするために、固定、たとえば、NB-IoTの場合の最小DRXサイクル(ms単位)としてW=128、もしくはWUS最大持続時間(ms単位)の最大値としてW=128、もしくはNPDCCHのスクランブリングの場合と同じであるW=8129
とすることができる。
・ qは、固定の整数、たとえば、q=1、q=2、またはq=3とすることができる。
・ q'は、固定の整数、たとえば、q'=1、q'=2、またはq'=3とすることができる。
○ q'は、qと同じとすることができる。
Figure 0007330206000016
代替として、この特定の実装形態では、WUSスクランブリングシーケンスは、
Figure 0007330206000017
に従って生成されてもよく、ただし、
Figure 0007330206000018
は、WUSまたは関連するPOの開始サブフレームインデックスである。
・ Wは、
○ 上位レイヤによって構成されたWUS最大持続時間、たとえば、W=64
○ または、上位レイヤによって構成されたDRXサイクル、たとえば、DRXサイクルが512msであるとき、W=512
○ または、簡単にするために、固定、たとえば、NB-IoTの場合の最小DRXサイクル(ms単位)としてW=128、もしくはWUS最大持続時間(ms単位)の最大値としてW=128、もしくはNPDCCHのスクランブリングの場合と同じであるW=8192
とすることができる。
・ qは、固定の整数、たとえば、q=1、q=2、またはq=3とすることができる。
この第1の例の第2の実装形態では、時変REレベルのWUSスクランブリングシーケンスは、2Tの長さを有するGoldシーケンスを使用することによって生成される場合があり、Tは、すべてのWUSサブフレームの長さと照合される場合があり、たとえば、Tは、すべてのWUSサブフレームのREの数であり、開始WUSサブフレームの時間インデックスおよびセルIDに基づいて第1のWUSサブフレームの開始時に初期化されることが企図される。すなわち、この特定の実装形態では、WUSスクランブリングシーケンスは、
Figure 0007330206000019
に従って生成されてもよく、ただし、
Figure 0007330206000020
は、WUSまたは関連するPOの開始サブフレームインデックスである(たとえば、nf_startは、WUSが関連付けられる第1のPOの第1のフレームであってもよく、ns_startは、WUSが関連付けられる第1のPOの第1のスロットであってもよい)。
・ Wは、
○ 上位レイヤによって構成されたWUS最大持続時間、たとえば、W=64
○ または、上位レイヤによって構成されたDRXサイクル、たとえば、DRXサイクルが512msであるとき、W=512
○ または、簡単にするために、固定、たとえば、W=2048、NB-IoTの場合の最小DRXサイクル(ms単位)としてW=128、もしくはWUS最大持続時間(ms単位)の最大値としてW=128、もしくはNPDCCHのスクランブリングの場合と同じであるW=8192
とすることができる。
・ qは、固定の整数、たとえば、q=1、q=2、またはq=3とすることができる。
Figure 0007330206000021
がWUSの開始サブフレームインデックスであり、UEグループ固有のWUSが異なる開始サブフレームインデックスで構成される場合、上記のcinit_WUSは、異なるUEグループに対するWUSを区別するためにも使用され得ることに留意されたい。
この第1の例の第3の実装形態では、時変REレベルのWUSスクランブリングシーケンスは、2Tの長さを有するGoldシーケンスを使用することによって生成される場合があり、Tは、1つのWUSサブフレームの長さと照合される場合があり、たとえば、Tは、1つのWUSサブフレームのREの数であり、開始WUSサブフレームおよび現在のWUSサブフレームの時間インデックスおよびセルIDに基づいて各WUSサブフレームの開始時に初期化されることが企図される。すなわち、この特定の実装形態では、WUSスクランブリングシーケンスは、
Figure 0007330206000022
に従って生成されてもよく、
Figure 0007330206000023
は、WUSまたは関連するPOの開始サブフレームインデックスである。
Figure 0007330206000024
は部分セルIDであり、0, ...504とすることができる。
Figure 0007330206000025
は、0, 1, ...NGroup-1の範囲内のWUSのUEグループIDであり、NGroupは、SIBにおいてeNBによって示されるUEグループの数である。
・ Wは、
○ 上位レイヤによって構成されたWUS最大持続時間、たとえば、W=64
○ または、上位レイヤによって構成されたDRXサイクル、たとえば、DRXサイクルが512msであるとき、W=512
○ または、簡単にするために、固定、たとえば、NB-IoTの場合の最小DRXサイクル(ms単位)としてW=128、もしくはWUS最大持続時間(ms単位)の最大値としてW=128、もしくはNPDCCHのスクランブリングの場合と同じであるW=8129
とすることができる。
・ qは、固定の整数、たとえば、q=1、q=2、またはq=3とすることができる。
・ q'は、固定の整数、たとえば、q'=1、q'=2、またはq'=3とすることができる。
○ q'は、qと同じとすることができる。
Figure 0007330206000026
UEグループIDは、異なるUEグループに対するWUSを区別するために使用され得ることに留意されたい。
第2の例では、WUSベースシーケンスは、WUS(または関連するPO)の開始サブフレームに関連付けられた時間インデックスパラメータを使用することによって生成され得る、リソース要素(RE)ごとの周波数ベースのスクランブリングシーケンス(または位相シフト)で乗算され得る。WUS開始点(または関連するPO)の時間パラメータに加えて、位相シフトはシンボル固有である、すなわち、シンボルごとの位相変化を変化させる。これは、タイミングオフセットがある場合、異なるWUSシーケンス間の相互相関のサイドローブを回避することができる。周波数ベースのスクランブリングシーケンスはLの長さを有し、Lの長さは、WUSベースシーケンスの長さ(たとえば、1つのWUSサブフレームのREの総数)と照合される。ここで、WUSシーケンスはまた、現在のWUSサブフレームに関連付けられた時間インデックスパラメータおよびセルIDを使用することによって生成される、サブフレームごとの各WUSシンボル上の時間ベースのスクランブリングシーケンス(または位相シフト)で乗算される。
この第2の例の少なくとも1つの実装形態では、周波数ベースのWUSスクランブリングシーケンスは、開始WUSサブフレームのインデックスおよび
Figure 0007330206000027
n=0,...L-1
または代替として
Figure 0007330206000028
n=0,...L-1
に従ったシンボルインデックスに基づいて位相シフトを追加することが企図され、ただし、
・ Lは、WUSベースシーケンスのRE数、たとえば、サブフレームにおいて、L=11*12個のREである。
・ e-jπun'(n'+1)/131は、n'=n mod 131かつ
Figure 0007330206000029
である、ZCシーケンスであり、
Figure 0007330206000030
は0, ...503の範囲内のセルIDである。
・ c(m)は、n'=n mod 131、m=n mod 127である、WUSベースシーケンス、たとえば、
Figure 0007330206000031
および/または
Figure 0007330206000032
を搬送する127-Goldシーケンスのカバーコードである。
・ b(n)は、
Figure 0007330206000033
として定義されるREレベルのカバーコード/スクランブリングシーケンスであり、バイナリシーケンス
Figure 0007330206000034
は、cinit_WUSによって初期化される(たとえば、TS36.211の条項7.2によって定められるような)Goldシーケンスであり得る。
・ θlは、WUSの開始サブフレームおよびシンボルインデックスに応じた、シンボル固有の位相シフトであり、WUSベースシーケンスのシンボルインデックスとしての
Figure 0007330206000035
を伴う。
・ たとえば、
Figure 0007330206000036
であり、ただし、
Figure 0007330206000037
は、WUSまたは関連するPOの開始サブフレームインデックスである。
・ W'は、
○ 構成された最大WUS持続時間、たとえば、64msの構成された最大WUS持続時間(ms単位)およびW'=64
○ または、上位レイヤによって構成されたDRXサイクル、たとえば、DRXサイクルが512msであるとき、W'=512
○ または、簡単にするために、固定、たとえば、NB-IoTの場合の最小DRXサイクル(ms単位)としてW'=128、もしくはWUS最大持続時間(ms単位)の最大値としてW'=128
とすることができる。
第2の例のこの特定の実装形態では、時変REレベルのWUSスクランブリングシーケンスは、NPDCCHのWUSスクランブリングシーケンスと同様であってもよく、WUSスクランブリングシーケンスは、2Tの長さを有するGoldシーケンスを使用することによって生成され、Tは、1つのWUSサブフレームの長さと照合され、たとえば、Tは、1つのWUSサブフレームのREの数であり、現在のWUSサブフレームのインデックスおよびセルIDに基づいて各WUSサブフレームの開始時に初期化されることがさらに企図される。たとえば、この特定の実装形態の時変REレベルのWUSスクランブリングシーケンスは、
Figure 0007330206000038
に従って生成されてもよく、ただし、
・ Wは、
○ 上位レイヤによって構成されたWUS最大持続時間、たとえば、W=64
○ または、上位レイヤによって構成されたDRXサイクル、たとえば、DRXサイクルが512msであるとき、W=512
○ または、簡単にするために、固定、たとえば、NB-IoTの場合の最小DRXサイクル(ms単位)としてW=128、もしくはWUS最大持続時間(ms単位)の最大値としてW=128、もしくはNPDCCHのスクランブリングの場合と同じであるW=8192
とすることができる。
・ qは、固定の整数、たとえば、q=1、q=2、またはq=3とすることができる。
第2の例の第2の実装形態では、時変REレベルのWUSスクランブリングシーケンスは、2Tの長さを有するGoldシーケンスを使用することによって生成される場合があり、Tは、すべてのWUSサブフレームの長さと照合される場合があり、たとえば、Tは、すべてのWUSサブフレームのREの総数であり、開始WUSサブフレームの時間インデックスおよびセルIDに基づいて第1のWUSサブフレームの開始時に初期化されることが企図される。すなわち、この特定の実装形態では、WUSスクランブリングシーケンスは、
Figure 0007330206000039
に従って生成されてもよく、ただし、
Figure 0007330206000040
は、WUSまたは関連するPOの開始サブフレームインデックスである。
・ Wは、
○ 上位レイヤによって構成されたWUS最大持続時間、たとえば、W=64
○ または、上位レイヤによって構成されたDRXサイクル、たとえば、DRXサイクルが512msであるとき、W=512
○ または、簡単にするために、固定、たとえば、NB-IoTの場合の最小DRXサイクル(ms単位)としてW=128、もしくはWUS最大持続時間(ms単位)の最大値としてW=128、もしくはNPDCCHのスクランブリングの場合と同じであるW=8192
とすることができる。
・ qは、固定の整数、たとえば、q=1、q=2、またはq=3とすることができる。
第3の例では、UEグループWUSのための態様が企図され、WUSシーケンスは、UEグループWUSを区別することを容易にするために、初期化シードにおいてUEグループIDを搬送する。WUSシーケンスは、
d(n)=b(n)e-jπun'(n'+1)/131 n=0,...L-1
であってもよいことが企図され、ただし、
・ Lは、WUSベースシーケンスのRE数、たとえば、サブフレームにおいて、L=11*12個のREである。
・ e-jπun'(n'+1)/131は、n'=n mod 131かつ
Figure 0007330206000041
である、ZCシーケンスであり、
Figure 0007330206000042
は0, ...503の範囲内のセルIDである。
・ b(n)は、
Figure 0007330206000043
として定義されるREレベルのスクランブリングシーケンスであり、バイナリシーケンス
Figure 0007330206000044
は、cinit_WUSによって初期化される(たとえば、TS36.211の条項7.2によって定められるような)Goldシーケンスであり得る。
この第3の例の1つまたは複数の実装形態では、時変REレベルのWUSスクランブリングシーケンスは、2Tの長さを有するGoldシーケンスを使用することによって生成され、Tは、すべてのWUSサブフレームの長さと照合される(たとえば、Tは、すべてのWUSサブフレームのREの数であり、WUSまたは関連するPOの開始サブフレームインデックスの時間インデックスおよびセルIDに基づいて第1のWUSサブフレームの開始時に初期化される)ことが想定される。WUSスクランブリングシーケンスの初期化は、
Figure 0007330206000045
の変形態に従って生成されてもよく、ただし、
Figure 0007330206000046
は、WUSまたは関連するPOの開始サブフレームインデックスである。
この第3の例の第1の実装形態では、UEグループIDは、cinit_WUSの最上位ビット(MSB)に置かれる場合がある。ここで、たとえば、WUSスクランブリングシーケンスは、
Figure 0007330206000047
に従って生成されてもよく、ただし、
Figure 0007330206000048
は、
Figure 0007330206000049
であるUEグループIDであり、
・ NUEgroupは、上位レイヤによって示されるUEグループの数である。
Figure 0007330206000050
であるとき、cinit_WUSは、UEグループ化がないレガシーWUSと同じである。UEグループの最大数が4程度であるとき、UEグループWUSのcinit_WUSは、31ビットの範囲内にある。
この第3の例の第2の実装形態では、UEグループIDは、cinit_WUSの最下位ビット(LSB)に置かれる。ここで、たとえば、WUSスクランブリングシーケンスは、
Figure 0007330206000051
に従って生成されてもよく、ただし、
Figure 0007330206000052
は、
Figure 0007330206000053
であるUEグループIDであり、
・ NUEgroupは、上位レイヤによって示されるUEグループの数である。
NUEgroup=1かつ
Figure 0007330206000054
であるとき、cinit_WUSは、UEグループ化がないレガシーWUSと同じである。UEグループの最大数が4程度であるとき、UEグループWUSのcinit_WUSは、31ビットの範囲内にある。
この第3の例の第3の実装形態では、UEグループIDは、cinit_WUSのMSBで乗算される。ここで、たとえば、WUSスクランブリングシーケンスは、
Figure 0007330206000055
に従って生成されてもよく、ただし、
Figure 0007330206000056
は、
Figure 0007330206000057
であるUEグループIDであり、
・ NUEgroupは、上位レイヤによって示されるUEグループの数である。
Figure 0007330206000058
であるとき、cinit_WUSは、UEグループ化がないレガシーWUSと同じである。UEグループの最大数が4程度であるとき、UEグループWUSのcinit_WUSは、31ビットの範囲内にある。
狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)の例示的な実装形態では、ベースWUSシーケンスは1つのサブフレームであり得る。ここで、基地局(たとえば、eNB)は、異なるPOに対するまたは同じPOに関連付けられた異なるUEグループに対するWUSシーケンスについて、無線フレーム内で異なるサブフレームインデックスオフセットを構成し得る。スクランブリングシーケンスは、サブフレームインデックスおよび/または無線フレームインデックスのうちの少なくとも1つまたは組合せであり得る、WUSまたはPOに関連付けられた時間パラメータを使用するように設計され得る。
また、マシンタイプ通信(MTC)の場合、異なるWUSシーケンスはサブフレームよりも短い場合があることに留意されたい。eNBは、異なるPOに対するまたは同じPOに関連付けられた異なるUEグループに対するWUSシーケンスの開始点として、無線フレームのサブフレーム内で異なるシンボルインデックスオフセットまたはスロットインデックスを構成し得る。スクランブリングシーケンスは、シンボルインデックス、スロットインデックス、サブフレームインデックスおよび/または無線フレームインデックスのうちの少なくとも1つまたは組合せであり得る、WUSまたはPOに関連付けられた時間パラメータを使用するように設計され得る。
図6は、本開示の少なくとも1つの例による、処理システム602を採用するスケジューリングエンティティ600の選択構成要素を示すブロック図である。この例では、処理システム602は、バス604によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装される。バス604は、処理システム602の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス604は、1つまたは複数のプロセッサ(処理回路606によって概略的に表される)、メモリ608、およびコンピュータ可読媒体(記憶媒体610によって概略的に表される)を含む様々な回路を、互いに通信可能に結合する。バス604は、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせることもできるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース612は、バス604とトランシーバ614との間のインターフェースを提供する。トランシーバ614は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信する手段を提供する。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース616(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック)も設けられ得る。
処理回路606は、バス604を管理することと、コンピュータ可読記憶媒体610上に記憶されたプログラミングの実行を含む一般的な処理とを担う。プログラミングは、処理回路606によって実行されると、処理システム602に、任意の特定の装置のための以下で説明する様々な機能を実行させる。コンピュータ可読記憶媒体610およびメモリ608はまた、プログラミングを実行するときに処理回路606によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。本明細書で使用する「プログラミング」という用語は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかにかかわらず、限定はしないが、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを含むように広く解釈されるべきである。
処理回路606は、データを取得し、処理し、かつ/または送り、データのアクセスおよび記憶を制御し、コマンドを発行し、他の所望の動作を制御するように構成される。処理回路606は、適切な媒体によって提供された所望のプログラミングを実装するように適合された回路構成、および/または本開示で説明する1つもしくは複数の機能を実行するように適合された回路構成を含み得る。たとえば、処理回路606は、1つもしくは複数のプロセッサ、1つもしくは複数のコントローラ、および/または、実行可能プログラミングを実行するようにかつ/もしくは特定の機能を実行するように構成された他の構造として実装され得る。処理回路606の例は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)および/もしくは他のプログラマブル論理構成要素、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明する機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを含み得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、ならびに任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械を含み得る。処理回路606はまた、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、いくつかのマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、ASICおよびマイクロプロセッサ、または任意の他の数の様々な構成などの、コンピューティング構成要素の組合せとして実装され得る。処理回路606のこれらの例は例示のためのものであり、本開示の範囲内の他の適切な構成も企図される。
いくつかの事例では、処理回路606は、シーケンス生成器回路および/またはモジュール618と、スクランブル回路および/またはモジュール620とを含み得る。シーケンス生成器回路および/またはモジュール618は、一般に、本明細書で説明するように、時間における位相シフトを容易にし、ウェイクアップ信号(WUS)またはページング機会(PO)に関連付けられた時間パラメータ(たとえば、サブフレーム、フレーム、スロットインデックス、シンボルインデックスなど)に従って生成される、時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成するように適合された回路構成および/またはプログラミング(たとえば、記憶媒体610上に記憶されたプログラミング)を含み得る。スクランブル回路/モジュール620は、一般に、本明細書で説明するように、WUSベースシーケンスを時間ベースのスクランブリングシーケンスで乗算することによって、スクランブルされたWUSを生成するように適合された回路構成および/またはプログラミング(たとえば、記憶媒体610上に記憶されたプログラミング)を含み得る。本明細書で使用する、回路構成および/またはプログラミングへの言及は、概して論理(たとえば、論理ゲートおよび/またはデータ構造論理)と呼ばれることがある。
記憶媒体610は、プロセッサ実行可能コードもしくは命令(たとえば、ソフトウェア、ファームウェア)などのプログラミング、電子データ、データベース、または他のデジタル情報を記憶するための1つまたは複数のコンピュータ可読デバイスを表し得る。記憶媒体610はまた、プログラミングを実行するときに処理回路606によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。記憶媒体610は、ポータブル記憶デバイスまたは固定記憶デバイス、光記憶デバイス、およびプログラミングを記憶すること、収容すること、かつ/または搬送することが可能な様々な他の媒体を含む、汎用プロセッサまたは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の利用可能な非一時的媒体であり得る。限定ではなく例として、記憶媒体610は、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップ)、光記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、および/またはプログラミングを記憶するための他の媒体などの非一時的コンピュータ可読記憶媒体、ならびにそれらの任意の組合せを含み得る。
記憶媒体610は、処理回路606が記憶媒体610から情報を読み取り、記憶媒体610に情報を書き込むことができるように、処理回路606に結合され得る。すなわち、記憶媒体610は、記憶媒体610が処理回路606と一体である例および/または記憶媒体610が処理回路606から分離されている(たとえば、処理システム602の中に存在する、処理システム602の外部にある、複数のエンティティにわたって分散されている)例を含め、記憶媒体610が少なくとも処理回路606によってアクセス可能であるように、処理回路606に結合され得る。
記憶媒体610によって記憶されているプログラミングは、処理回路606によって実行されると、処理回路606に、本明細書で説明する様々な機能および/またはプロセスステップのうちの1つまたは複数を実行させることができる。少なくともいくつかの例では、記憶媒体610は、シーケンス生成器動作622および/またはスクランブル動作624を含み得る。シーケンス生成器動作622は、一般に、本明細書で説明するように、処理回路606に、時間における位相シフトを容易にし、ウェイクアップ信号(WUS)またはページング機会(PO)に関連付けられた時間パラメータ(たとえば、サブフレーム、フレーム、スロットインデックス、シンボルインデックスなど)に従って生成される、時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成させるように適合される。スクランブル動作624は、一般に、本明細書で説明するように、処理回路606に、WUSベースシーケンスを時間ベースのスクランブリングシーケンスで乗算することによって、スクランブルされたWUSを生成させるように適合される。
したがって、本開示の1つまたは複数の態様によれば、処理回路606は、本明細書で説明するスケジューリングエンティティ(たとえば、基地局104、210、212、214、218、402、410、UE238、クアッドコプタ220、スケジューリングエンティティ600)のうちのいずれかまたはすべてのためのプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンのうちのいずれかまたはすべてを(単独でまたは記憶媒体610と連携して)実行するように適合される。処理回路606に関して本明細書で使用する「適合される」という用語は、処理回路606が、本明細書で説明する様々な特徴に従って特定のプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンを実行するように(記憶媒体610と連携して)構成されること、採用されること、実装されること、および/またはプログラムされることのうちの1つまたは複数を指すことがある。
図7は、スケジューリングエンティティ600などのスケジューリングエンティティ上で動作可能な方法の少なくとも1つの例を示す流れ図である。図6および図7を参照すると、スケジューリングエンティティ600は、動作702において、時間における位相シフトを容易にし、WUSまたはPOに関連付けられた時間パラメータに従って生成される、時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成し得る。たとえば、スケジューリングエンティティ600は、WUSまたはPOに関連付けられた時間パラメータ(たとえば、サブフレーム、フレーム、スロットインデックス、シンボルインデックスなど)に従って時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成するための論理(たとえば、シーケンス生成器回路/モジュール618、シーケンス生成器動作622)を含み得る。
様々な実装形態によれば、時間ベースのスクランブリングシーケンスは、上記で説明した第1の例についての様々な実装形態のうちのいずれかなどの、複数のパラメータのうちのいずれかに従って生成され得る。たとえば、時間ベースのスクランブリングシーケンスは、前に説明したように、時間ベースのスクランブリングシーケンスの長さを単一のWUSサブフレーム内のシンボルの総数の長さと照合することによって生成され得る。代替として、時間ベースのスクランブリングシーケンスは、前に説明したように、時間ベースのスクランブリングシーケンスの長さをすべてのWUSサブフレームのシンボルの総数の長さと照合することによって生成され得る。
限定ではなく、少なくとも1つの実装形態の例示として、時間ベースのスクランブリングシーケンスは、上記で説明した第1の例の第2の実装形態に従って生成され得る。たとえば、スケジューリングエンティティ600は、WUSシーケンスの長さとしてのLを有し、WUSが関連付けられる第1のPOの第1のフレームnf_startおよび第1のスロットns_startならびにセルIDに基づいて第1のWUSサブフレームの開始時に
Figure 0007330206000059
で初期化されるGoldシーケンス
Figure 0007330206000060
に従って時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成するための論理(たとえば、シーケンス生成器回路/モジュール618、シーケンス生成器動作622)を含み得る。上記で述べたように、様々な実装形態では、Wは固定(たとえば、W=2048)であってもよく、qは固定の整数(たとえば、q=1)であってもよい。
704において、任意選択の動作が破線で示されており、それによって、スケジューリングエンティティ600は、周波数における位相シフトを容易にする、周波数ベースのスクランブリングシーケンスも生成し得る。たとえば、スケジューリングエンティティ600は、周波数ベースのスクランブリングシーケンスを生成するための論理(たとえば、シーケンス生成器回路/モジュール618、シーケンス生成器動作622)を含み得る。
様々な実装形態によれば、周波数ベースのスクランブリングシーケンスは、上記で説明した第2の例についての様々な実装形態のうちのいずれかなどの、複数のパラメータのうちのいずれかに従って生成され得る。少なくとも1つの実装形態では、周波数ベースのスクランブリングシーケンスは、WUS送信の開始点またはPO送信の開始点の時間パラメータに基づいて生成され得る。そのような実装形態では、時間ベースのスクランブリングシーケンスは、現在のWUS送信の時間パラメータに基づいて生成され得る。ここで、周波数ベースのスクランブリングシーケンスは、周波数ベースのスクランブリングシーケンスの長さを単一のWUSサブフレームのリソース要素の総数の長さと照合することによって生成され得ることに留意されたい。代替として、周波数ベースのスクランブリングシーケンスは、時間ベースのスクランブリングシーケンスの長さを単一のWUSサブフレームまたはすべてのWUSサブフレームのいずれかのリソース要素の総数の長さと照合することによって生成され得る。
706において、スケジューリングエンティティ600は、WUSベースシーケンスをスクランブリングシーケンスで乗算することによって、スクランブルされたWUSを生成する。たとえば、スケジューリングエンティティ600は、WUSベースシーケンスを生成されたスクランブリングシーケンスで乗算することによってWUSをスクランブルするための論理(たとえば、スクランブル回路/モジュール620、スクランブル動作624)を含み得る。スクランブリングシーケンスが時間ベースのスクランブリングシーケンスのみを含む、本明細書で説明する実装形態では、スクランブルされたWUSは、WUSベースシーケンスを生成された時間ベースのスクランブリングシーケンスで乗算することによって生成され得る。周波数ベースのスクランブリングシーケンスも生成される、本明細書で説明する実装形態では、スクランブルされたWUSの生成は、生成された周波数ベースのスクランブリングシーケンスでのWUSベースシーケンスの乗算を含み得る。
動作702において上記で述べた特定の例を続けると、スクランブルされたWUSは、上記で説明した第1の例の第2の実装形態に従って生成され得る。たとえば、スケジューリングエンティティ600は、生成された時間ベースのスクランブリングシーケンスを採用して、
Figure 0007330206000061
に従ってスクランブルされたWUSを生成するための論理(たとえば、スクランブル回路/モジュール620、スクランブル動作624)を含み得る。
1つまたは複数の実装形態では、上記で説明したように、スクランブルされたWUSはさらに、UEグループ識別子に基づいて生成され得る。たとえば、第1の例示的な実装形態では、スクランブルされたWUSは、UEグループ識別子をスクランブルされたWUSの最上位ビット(MSB)に置くことによって生成され得る。代替として、第2の例示的な実装形態では、スクランブルされたWUSは、UEグループ識別子をスクランブルされたWUSの最下位ビット(LSB)に置くことによって生成され得る。第3の例示的な実装形態も企図され、スクランブルされたWUSは、UEグループ識別子をスクランブルされたWUSのMSBで乗算することによって生成され得る。
708において、スケジューリングエンティティ600は、スクランブルされたWUSを少なくとも1つのスケジュールドエンティティに送信する。たとえば、スケジューリングエンティティ600は、スクランブルされたWUSをトランシーバ614を介して1つまたは複数のスケジュールドエンティティに送信するための論理(たとえば、処理回路606)を含み得る。
次に図8を参照すると、本開示の少なくとも1つの例による、処理システム802を採用するスケジュールドエンティティ800の選択構成要素を示すブロック図が示されている。図7の処理システム702と同様に、処理システム802は、バス804によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス804は、処理システム802の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス804は、1つまたは複数のプロセッサ(処理回路806によって概略的に表される)、メモリ808、およびコンピュータ可読媒体(記憶媒体810によって概略的に表される)を含む様々な回路を、互いに通信可能に結合する。バス804は、タイミングソース、周辺装置、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせることもできるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース812は、バス804とトランシーバ814との間のインターフェースを提供する。トランシーバ814は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信する手段を提供する。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース816(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック)も設けられ得る。
処理回路806は、バス804を管理することと、コンピュータ可読記憶媒体810上に記憶されたプログラミングの実行を含む一般的な処理とを担う。プログラミングは、処理回路806によって実行されると、処理システム802に、任意の特定の装置のための以下で説明する様々な機能を実行させる。コンピュータ可読記憶媒体810およびメモリ808はまた、プログラミングを実行するときに処理回路806によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。
処理回路806は、データを取得し、処理し、かつ/または送り、データのアクセスおよび記憶を制御し、コマンドを発行し、他の所望の動作を制御するように構成される。処理回路806は、少なくとも1つの例において適切な媒体によって提供された所望のプログラミングを実装するように適合された回路構成、および/または本開示で説明する1つもしくは複数の機能を実行するように適合された回路構成を含み得る。処理回路806は、上記で説明した処理回路606の例のうちのいずれかに従って実装かつ/または構成され得る。
いくつかの事例では、処理回路806は、シーケンス識別子回路および/またはモジュール818と、デスクランブル回路および/またはモジュール820とを含み得る。シーケンス識別子回路/モジュール818は、一般に、本明細書で説明するように、時間における位相シフトを容易にし、WUSまたはページング機会(PO)に関連付けられた時間パラメータ(たとえば、サブフレーム、フレーム、スロットインデックス、シンボルインデックスなど)に対応する、WUSに関連付けられた時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別するように適合された回路構成および/またはプログラミング(たとえば、記憶媒体810上に記憶されたプログラミング)を含み得る。デスクランブル回路/モジュール820は、一般に、本明細書で説明するように、時間ベースのスクランブリングシーケンスに従ってWUSをデスクランブルするように適合された回路構成および/またはプログラミング(たとえば、記憶媒体810上に記憶されたプログラミング)を含み得る。前に述べたように、回路構成および/またはプログラミングへの言及は、概して論理(たとえば、論理ゲートおよび/またはデータ構造論理)と呼ばれることがある。
記憶媒体810は、プロセッサ実行可能コードもしくは命令(たとえば、ソフトウェア、ファームウェア)などのプログラミング、電子データ、データベース、または他のデジタル情報を記憶するための1つまたは複数のコンピュータ可読デバイスを表し得る。記憶媒体810は、上記で説明した記憶媒体610と同様の方法で構成かつ/または実装され得る。
記憶媒体810によって記憶されているプログラミングは、処理回路806によって実行されると、処理回路806に、本明細書で説明する様々な機能および/またはプロセスステップのうちの1つまたは複数を実行させることができる。少なくともいくつかの例では、記憶媒体810は、本明細書で説明するように、処理回路806に、スケーリングされた同期チャネルを通信のタイプに従って探索させるように適合された探索動作820を含み得る。したがって、本開示の1つまたは複数の態様によれば、処理回路806は、本明細書で説明するスケジュールドエンティティ(たとえば、スケジュールドエンティティ106、UE222、224、226、228、230、232、234、236、238、240、242、406、408、414、および416、スケジュールドエンティティ800)のうちのいずれかまたはすべてのためのプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンのうちのいずれかまたはすべてを(単独でまたは記憶媒体810と連携して)実行するように適合される。処理回路806に関して本明細書で使用する「適合される」という用語は、処理回路806が、本明細書で説明する様々な特徴に従って特定のプロセス、機能、ステップおよび/またはルーチンを実行するように(記憶媒体810と連携して)構成されること、採用されること、実装されること、および/またはプログラムされることのうちの1つまたは複数を指すことがある。
図9は、スケジュールドエンティティ800などのスケジュールドエンティティ上で動作可能な方法の少なくとも1つの例を示す流れ図である。図8および図9を参照すると、スケジュールドエンティティ800は、902において、スケジューリングエンティティ(たとえば、スケジューリングエンティティ600)からスクランブルされたWUSを受信し得る。たとえば、スケジュールドエンティティ800は、トランシーバを介してスケジューリングエンティティからスクランブルされたWUSを受信するための論理(たとえば、処理回路806)を含み得る。
少なくともいくつかの実装形態では、スケジュールドエンティティ800によって受信されるスクランブルされたWUSは、UEグループ識別子に基づき得る。たとえば、第1の例示的な実装形態では、スクランブルされたWUSは、スクランブルされたWUSの最上位ビット(MSB)におけるUEグループ識別子を含む。代替として、第2の例示的な実装形態では、スクランブルされたWUSは、スクランブルされたWUSの最下位ビット(LSB)におけるUEグループ識別子を含む。第3の例示的な実装形態も企図され、スクランブルされたWUSは、スクランブルされたWUSのMSBでのUEグループ識別子の乗算を含む。
904において、スケジュールドエンティティ800は、時間における位相シフトを容易にし、WUSまたはPOに関連付けられた時間パラメータに対応する、WUSに関連付けられた時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別し得る。たとえば、スケジュールドエンティティ800は、時間における位相シフトを容易にし、WUSまたはPOに関連付けられた時間パラメータ(たとえば、サブフレーム、フレーム、スロットインデックス、シンボルインデックスなど)に対応する、WUSに関連付けられた時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別するための論理(たとえば、シーケンスID回路/モジュール818、シーケンスID動作822)を含み得る。
スケジュールドエンティティ800は、複数のパラメータのうちのいずれかに従って時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別するための論理(たとえば、シーケンスID回路/モジュール818、シーケンスID動作822)を含み得る。たとえば、スケジュールドエンティティ800は、時間ベースのスクランブリングシーケンスの長さを単一のWUSサブフレーム内のシンボルの総数の長さと照合することによって時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別するための論理(たとえば、シーケンスID回路/モジュール818、シーケンスID動作822)を含み得る。別の例では、スケジュールドエンティティ800は、時間ベースのスクランブリングシーケンスの長さをすべてのWUSサブフレームのシンボルの総数の長さと照合することによって時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別するための論理(たとえば、シーケンスID回路/モジュール818、シーケンスID動作822)を含み得る。
906において、任意選択の動作が破線で示されており、それによって、スケジュールドエンティティ800は、周波数における位相シフトを容易にする、周波数ベースのスクランブリングシーケンスも識別し得る。たとえば、スケジュールドエンティティ800は、周波数ベースのスクランブリングシーケンスを識別するための論理(たとえば、シーケンスID回路/モジュール818、シーケンスID動作822)を含み得る。
少なくとも1つの例では、スケジュールドエンティティ800は、WUS送信の開始点またはPO送信の開始点の時間パラメータに基づいて周波数ベースのスクランブリングシーケンスを識別し、現在のWUS送信の時間パラメータに基づいて時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別するための論理(たとえば、シーケンスID回路/モジュール818、シーケンスID動作822)を含み得る。ここで、スケジュールドエンティティ800は、周波数ベースのスクランブリングシーケンスの長さを単一のWUSサブフレームのリソース要素の総数の長さと照合することによって周波数ベースのスクランブリングシーケンスを識別するための論理(たとえば、シーケンスID回路/モジュール818、シーケンスID動作822)を含み得ることに留意されたい。また、時間ベースのスクランブリングシーケンスに関して、スケジュールドエンティティ800は、時間ベースのスクランブリングシーケンスの長さを単一のWUSサブフレーム内のシンボルの総数の長さと照合することによって時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別するための論理(たとえば、シーケンスID回路/モジュール818、シーケンスID動作822)を含み得る。代替として、スケジュールドエンティティ800は、時間ベースのスクランブリングシーケンスの長さをすべてのWUSサブフレームのシンボルの総数の長さと照合することによって時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別するための論理(たとえば、シーケンスID回路/モジュール818、シーケンスID動作822)を含み得る。
908において、スケジュールドエンティティ800は、時間ベースのスクランブリングシーケンスに従ってWUSをデスクランブルする。たとえば、スケジュールドエンティティ800は、WUSをデスクランブルするための論理(たとえば、デスクランブル回路/モジュール820、デスクランブル動作824)を含み得る。周波数ベースのスクランブリングシーケンスが識別される実装形態では、スケジュールドエンティティ800は、周波数ベースのスクランブリングシーケンスに従ってWUSをデスクランブルするための論理(たとえば、デスクランブル回路/モジュール820、デスクランブル動作824)を含み得る。
ワイヤレス通信ネットワークのいくつかの態様が、例示的な実装形態を参照しながら提示されてきた。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明する様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、ロングタームエボリューション(LTE)、発展型パケットシステム(EPS)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、および/またはモバイル用グローバルシステム(GSM(登録商標))などの、3GPPによって定義された他のシステム内で実装され得る。様々な態様は、CDMA2000および/またはエボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)などの、第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって定義されたシステムにも拡張され得る。他の例は、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、ウルトラワイドバンド(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを採用するシステム内で実装され得る。採用される実際の電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存する。
本開示内では、「例示的」という語は、「例、事例、または例示としての役割を果たすこと」を意味するために使用される。本明細書で「例示的」として説明するいかなる実装形態または態様も、必ずしも本開示の他の態様よりも好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。同様に、「態様」という用語は、本開示のすべての態様が、説明した特徴、利点、または動作モードを含むことを必要としない。「結合された」という用語は、2つの物体間の直接的または間接的な結合を指すために本明細書で使用される。たとえば、物体Aが物体Bに物理的に接触し、物体Bが物体Cに接触する場合、物体Aおよび物体Cは、物理的に互いに直接接触しない場合であっても、やはり互いに結合されると見なされ得る。たとえば、第1の物体が第2の物体と決して物理的に直接接触していなくても、第1の物体は第2の物体に結合され得る。「回路(circuit)」および「回路構成(circuitry)」という用語は広く使用され、電子回路のタイプに関する制限なしに、接続および構成されたときに本開示で説明する機能の実行を可能にする電気デバイスおよび導体のハードウェア実装形態と、プロセッサによって実行されたときに本開示で説明する機能の実行を可能にする情報および命令のソフトウェア実装形態の両方を含むものとする。
上記で説明した態様、構成、および実施形態について、具体的な詳細および特殊性とともに説明したが、図1、図2、図3、図4、図5、図6、図7、図8、および/または図9に示す構成要素、ステップ、特徴および/または機能のうちの1つまたは複数は、並べ替えられ、かつ/または単一の構成要素、ステップ、特徴または機能に組み合わされ、あるいは、いくつかの構成要素、ステップ、または機能において具現化されてもよい。本開示の新規の特徴から逸脱することなく、追加の要素、構成要素、ステップ、および/または機能が追加されるか、または利用されないこともある。図1、図2、図4、図6、および/または図8に示す装置、デバイスおよび/または構成要素は、図3、図5、図7、および/または図9を参照しながら本明細書で説明する方法、特徴、パラメータ、および/またはステップのうちの1つまたは複数を実行または採用するように構成されてもよい。本明細書で説明する新規のアルゴリズムはまた、ソフトウェアにおいて効率的に実装されてもよく、かつ/またはハードウェアに組み込まれてもよい。
開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は、例示的なプロセスの例示であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層が並べ替えられてもよいことを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、そこで特に記載されない限り、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
本明細書で説明し、添付の図面に示した例に関連付けられた様々な特徴は、本開示の範囲から逸脱することなく、異なる例および実装形態において実装され得る。したがって、いくつかの特定の構造および構成について説明し、添付の図面に示したが、説明した実施形態への様々な他の追加および修正、ならびに説明した実施形態からの削除が当業者には明らかであるので、そのような実施形態は例示にすぎず、本開示の範囲を限定するものではない。したがって、本開示の範囲は、以下の特許請求の範囲の文言、および法的均等物によってのみ決定される。
100 ワイヤレス通信システム
102 コアネットワーク
104 無線アクセスネットワーク(RAN)、RAN
106 ユーザ機器(UE)、UE、スケジュールドエンティティ
108 基地局、スケジューリングエンティティ
110 外部データネットワーク
112 ダウンリンクトラフィック
114 ダウンリンク制御情報
116 アップリンクトラフィック
120 バックホール部分、バックホール
200 RAN、無線アクセスネットワーク
202 セル
204 セル
206 セル
208 スモールセル、セル
210 基地局
212 基地局
214 基地局、第3の基地局
216 リモート無線ヘッド(RRH)、RRH
218 基地局
220 クアッドコプタまたはドローン、クアッドコプタ、基地局、モバイル基地局
222 UE
224 UE
226 UE
227 ピアツーピア(P2P)信号またはサイドリンク信号
228 UE
230 UE
232 UE
234 UE
236 UE
238 UE、スケジューリングエンティティ
240 UE
242 UE
302 DLサブフレーム、サブフレーム
304 OFDMリソースグリッド、リソースグリッド
306 リソース要素(RE)、RE
308 リソースブロック(RB)、RB
310 スロット
312 制御領域
314 データ領域
400 セル
402 基地局
404 WUS
406 UE
408 UE
410 基地局
412 WUS
414 UE
416 UE
418 セル
502 NPDCCH
504 NPDCCH
600 スケジューリングエンティティ
602 処理システム
604 バス
606 処理回路
608 メモリ
610 記憶媒体、コンピュータ可読記憶媒体
612 バスインターフェース
614 トランシーバ
616 ユーザインターフェース
618 シーケンス生成器回路および/またはモジュール、シーケンス生成器回路/モジュール
620 スクランブル回路および/またはモジュール、スクランブル回路/モジュール
622 シーケンス生成器動作
624 スクランブル動作
800 スケジュールドエンティティ
802 処理システム
804 バス
806 処理回路
808 メモリ
810 記憶媒体、コンピュータ可読記憶媒体
812 バスインターフェース
814 トランシーバ
816 ユーザインターフェース
818 シーケンス識別子回路および/またはモジュール、シーケンス識別子回路/モジュール
820 デスクランブル回路および/またはモジュール、デスクランブル回路/モジュール
822 シーケンスID動作
824 デスクランブル動作

Claims (15)

  1. ワイヤレス通信の方法であって、
    時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成するステップであって、前記時間ベースのスクランブリングシーケンスが、ウェイクアップ信号(WUS)またはページング機会(PO)に関連付けられた時間パラメータに従って生成される、ステップと、
    スクランブルされたWUSを生成するステップであって、前記スクランブルされたWUSが、WUSベースシーケンスを前記時間ベースのスクランブリングシーケンスで乗算することによって生成される、ステップと、
    前記スクランブルされたWUSを少なくとも1つのスケジュールドエンティティに送信するステップとを含む、
    方法。
  2. 前記時間パラメータが、サブフレーム、フレーム、スロットインデックス、またはシンボルインデックスのうちの少なくとも1つである、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成するステップが、
    前記時間ベースのスクランブリングシーケンスの長さを単一のWUSサブフレーム内のリソース要素(RE)の総数の長さと照合するステップ、または
    前記時間ベースのスクランブリングシーケンスの長さをすべてのWUSサブフレームのリソース要素(RE)の総数の長さと照合するステップのうちの1つを含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成するステップが、WUSシーケンスの長さとしてのLを有し、前記WUSが関連付けられる第1のPOの第1のフレームnf_startおよび第1のスロットns_startならびにセルIDに基づいて第1のWUSサブフレームの開始時に
    で初期化されるGoldシーケンス
    に従って前記時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成するステップを含み、
    前記スクランブルされたWUSを生成するステップが、
    に従って前記スクランブルされたWUSを生成するステップを含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 周波数ベースのスクランブリングシーケンスを生成するステップであって、前記周波数ベースのスクランブリングシーケンスが、周波数における位相シフトによって乗算される、ステップをさらに含み、
    前記スクランブルされたWUSを生成するステップが、前記WUSベースシーケンスを前記周波数ベースのスクランブリングシーケンスで乗算するステップをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記周波数ベースのスクランブリングシーケンスを生成するステップが、WUS送信の開始点またはPO送信の開始点の時間パラメータに基づいて前記周波数ベースのスクランブリングシーケンスを生成するステップを含み、
    前記時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成するステップが、現在のWUS送信の時間パラメータに基づいて前記時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成するステップを含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記周波数ベースのスクランブリングシーケンスを生成するステップが、
    前記周波数ベースのスクランブリングシーケンスの長さを単一のWUSサブフレームのリソース要素の総数の長さと照合するステップ、
    前記時間ベースのスクランブリングシーケンスの長さを単一のWUSサブフレーム内のリソース要素(RE)の総数の長さと照合するステップ、または
    前記時間ベースのスクランブリングシーケンスの長さをすべてのWUSサブフレームのリソース要素(RE)の総数の長さと照合するステップのうちの1つを含む、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記スクランブルされたWUSを生成するステップが、
    UEグループ識別子に基づいて前記スクランブルされたWUSを生成するステップをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  9. 前記スクランブルされたWUSを生成するステップが、
    前記UEグループ識別子を前記スクランブルされたWUSの最上位ビット(MSB)に置くステップ、
    前記UEグループ識別子を前記スクランブルされたWUSの最下位ビット(LSB)に置くステップ、または
    前記UEグループ識別子を前記スクランブルされたWUSの最上位ビット(MSB)で乗算するステップのうちの1つをさらに含む、
    請求項8に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信のための装置であって、
    時間ベースのスクランブリングシーケンスを生成する手段であって、前記時間ベースのスクランブリングシーケンスが、ウェイクアップ信号(WUS)またはページング機会(PO)に関連付けられた時間パラメータに従って生成される、手段と、
    スクランブルされたWUSを生成する手段であって、前記スクランブルされたWUSが、WUSベースシーケンスを前記時間ベースのスクランブリングシーケンスで乗算することによって生成される、手段と、
    前記スクランブルされたWUSを少なくとも1つのスケジュールドエンティティに送信する手段とを備える、
    装置。
  11. ワイヤレス通信の方法であって、
    スケジューリングエンティティからスクランブルされたウェイクアップ信号(WUS)を受信するステップと、
    前記WUSに関連付けられた時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別するステップであって、前記時間ベースのスクランブリングシーケンスが、WUSまたはページング機会(PO)に関連付けられた時間パラメータに対応する、ステップと、
    前記時間ベースのスクランブリングシーケンスに従って前記WUSをデスクランブルするステップとを含む、
    方法。
  12. ワイヤレス通信のための装置であって、
    スケジューリングエンティティからスクランブルされたウェイクアップ信号(WUS)を受信する手段と、
    前記WUSに関連付けられた時間ベースのスクランブリングシーケンスを識別する手段であって、前記時間ベースのスクランブリングシーケンスが、WUSまたはページング機会(PO)に関連付けられた時間パラメータに対応する、手段と、
    前記時間ベースのスクランブリングシーケンスに従って前記WUSをデスクランブルする手段とを備える、
    装置。
  13. 周波数ベースのスクランブリングシーケンスを識別する手段であって、前記周波数ベースのスクランブリングシーケンスが、周波数における位相シフトによって乗算される、手段と、
    前記周波数ベースのスクランブリングシーケンスに従って前記WUSをデスクランブルする手段とをさらに備える、
    請求項12に記載の装置。
  14. 前記スクランブルされたWUSがUEグループ識別子に基づく、
    請求項12に記載の装置。
  15. 非一時的プロセッサ可読記憶媒体であって、
    処理回路に、請求項1から9のうちのいずれか一項、または請求項11に記載の方法を行わせるためのプロセッサ実行可能プログラムを記憶する、
    非一時的プロセッサ可読記憶媒体。
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