JP7325984B2 - 無人車両の制御システム及び無人車両の制御方法 - Google Patents

無人車両の制御システム及び無人車両の制御方法 Download PDF

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Description

本開示は、無人車両の制御システム及び無人車両の制御方法に関する。
鉱山のような広域の作業現場において無人車両が稼働する場合がある。
国際公開第2016/084981号
作業現場において、無人車両は、走行路の傾斜に応じた制限速度で走行する。しかし、無人車両が平坦路から下り路に進入する場合、制御遅れに起因して下り路において制限速度を超えて走行してしまう可能性がある。また、無人車両が下り路から平坦路に進入する場合では、加速に時間を要し作業現場の生産性が低下する可能性がある。
本発明の態様に従えば、無人車両よりも前方の走行路の傾斜データに基づいて、前記無人車両の制限速度を算出する制限速度算出部と、前記制限速度に基づいて、前記無人車両を走行させる走行制御部と、を備える無人車両の制御システムが提供される。
本発明の態様によれば、適切な走行速度で無人車両を走行させることができる。
図1は、本実施形態に係る管理システムの一例を模式的に示す図である。 図2は、本実施形態に係る作業現場の一例を模式的に示す図である。 図3は、本実施形態に係る管理システムの一例を示す機能ブロック図である。 図4は、本実施形態に係る走行路の傾斜角度と無人車両の制限速度との関係を示す相関データの一例を示す図である。 図5は、本実施形態に係る無人車両が平坦路を走行している状態から下り路を走行する状態に遷移する場合の制限速度の算出方法を説明するための図である。 図6は、本実施形態に係る無人車両が下り路を走行している状態から平坦路を走行する状態に遷移する場合の制限速度の算出方法を説明するための図である。 図7は、本実施形態に係る規定エリアを説明するための図である。 図8は、本実施形態に係る規定エリアと無人車両の走行速度との関係を説明するための図である。 図9は、本実施形態に係る規定エリアと無人車両の走行速度との関係を説明するための図である。 図10は、本実施形態に係る無人車両の制御方法の一例を示すフローチャートである。 図11は、本実施形態に係るコンピュータシステムの一例を示すブロック図である。
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
[管理システム]
図1は、本実施形態に係る管理システム1の一例を模式的に示す図である。管理システム1は、無人車両2と、管理装置3と、通信システム4とを備える。無人車両2は、作業現場において稼働する。本実施形態において、作業現場は、鉱山又は採石場である。鉱山とは、鉱物を採掘する場所又は事業所をいう。
無人車両2とは、運転者による運転操作によらずに無人で稼動する車両をいう。無人車両2は、作業現場を走行して積荷を運搬する運搬車両の一種であるダンプトラックである。無人車両2に運搬される積荷として、鉱山又は採石場において掘削された鉱石又は土砂が例示される。
なお、作業現場は、鉱山又は採石場に限定されない。作業現場は、運搬車両が積荷を運搬する作業現場であればよい。
管理装置3は、コンピュータシステムを含み、例えば作業現場の管制施設5に設置される。通信システム4は、管理装置3と無人車両2との間で通信を実施する。管理装置3に無線通信機6が接続される。通信システム4は、無線通信機6を含む。管理装置3と無人車両2とは、通信システム4を介して無線通信する。
[無人車両]
無人車両2は、管理装置3から送信された走行コースデータに基づいて、作業現場を走行する。無人車両2は、走行装置21と、走行装置21に支持される車両本体22と、車両本体22に支持されるダンプボディ23と、制御装置30とを備える。
走行装置21は、走行装置21を駆動する駆動装置24と、走行装置21を制動するブレーキ装置25と、走行方向を調整する操舵装置26と、車輪27とを有する。
車輪27が回転することにより、無人車両2は自走する。車輪27は、前輪27Fと後輪27Rとを含む。車輪27にタイヤが装着される。
駆動装置24は、無人車両2を加速させるための駆動力を発生する。駆動装置24は、ディーゼルエンジンのような内燃機関を含む。なお、駆動装置24は、電動機を含んでもよい。駆動装置24で発生した動力が後輪27Rに伝達される。ブレーキ装置25は、無人車両2を減速又は停止させるための制動力を発生する。操舵装置26は、無人車両2の走行方向を調整可能である。無人車両2の走行方向は、車両本体22の前部の向きを含む。操舵装置26は、前輪27Fを操舵することによって、無人車両2の走行方向を調整する。
制御装置30は、無人車両2の外部に存在する管理装置3と通信可能である。制御装置30は、走行装置21を制御するための運転指令を出力する。運転指令は、駆動装置24を作動するためのアクセル指令、ブレーキ装置25を作動するためのブレーキ指令、及び操舵装置26を作動するためのステアリング指令を含む。駆動装置24は、制御装置30から出力されたアクセル指令に基づいて、無人車両2を加速させるための駆動力を発生する。駆動装置24の出力が調整されることにより、無人車両2の走行速度が調整される。ブレーキ装置25は、制御装置30から出力されたブレーキ指令に基づいて、無人車両2を減速させるための制動力を発生する。操舵装置26は、制御装置30から出力されたステアリング指令に基づいて、無人車両2を直進又は旋回させるために前輪27Fの向きを変えるための力を発生する。
また、無人車両2は、無人車両2の位置を検出する位置検出装置28を備える。無人車両2の位置が、全地球航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)を利用して検出される。全地球航法衛星システムは、全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)を含む。全地球航法衛星システムは、緯度、経度、及び高度の座標データで規定される無人車両2の絶対位置を検出する。全地球航法衛星システムにより、グローバル座標系において規定される無人車両2の位置が検出される。グローバル座標系とは、地球に固定された座標系をいう。位置検出装置28は、GNSS受信機を含み、無人車両2の絶対位置(座標)を検出する。
また、無人車両2は、無線通信機29を備える。通信システム4は、無線通信機29を含む。無線通信機29は、管理装置3と無線通信可能である。
[作業現場]
図2は、本実施形態に係る作業現場の一例を模式的に示す図である。無人車両2は、鉱山の作業場PA及び作業場PAに通じる走行路HLの少なくとも一部を走行する。作業場PAは、積込場LPA及び排土場DPAの少なくとも一方を含む。走行路HLは、交差点ISを含む。
積込場LPAとは、無人車両2に積荷を積載する積込作業が実施されるエリアをいう。積込場LPAにおいて、積込機7が稼働する。積込機7は、例えば作業機を有する油圧ショベル又はロープショベルである。排土場DPAとは、無人車両2から積荷が排出される排土作業が実施されるエリアをいう。排土場DPAには、例えば破砕機8が設けられる。
無人車両2は、無人車両2の走行条件を示す走行コースデータに基づいて、作業現場を走行する。図2に示すように、走行コースデータは、間隔をあけて設定された複数のコース点CPを含む。コース点CPは、無人車両2の目標位置を規定する。複数のコース点CPのそれぞれに、無人車両2の目標走行速度及び目標走行方位が設定される。また、複数のコース点CPのそれぞれに、走行路HLの傾斜角度を示す傾斜データが設定される。また、走行コースデータは、無人車両2の目標走行経路を示す走行コースCRを含む。走行コースCRは、複数のコース点CPを結ぶ線によって規定される。
走行コースCRは、走行路HL及び作業場PAに設定される。無人車両2は、走行コースCRに従って、走行路HLを走行する。
走行コースデータは、管理装置3において生成される。管理装置3は、生成した走行コースデータを、通信システム4を介して無人車両2の制御装置30に送信する。制御装置30は、走行コースデータに基づいて、無人車両2が走行コースCRに従って走行し、複数のコース点CPのそれぞれに設定されている目標走行速度及び目標走行方位に従って走行するように、走行装置21を制御する。
[管理装置及び制御装置]
図3は、本実施形態に係る管理システム1の一例を示す機能ブロック図である。管理システム1は、管理装置3と、制御装置30とを含む。
管理装置3は、走行コースデータ生成部3Aと、規定エリア設定部3Bとを有する。
走行コースデータ生成部3Aは、走行コースデータを生成する。走行コースデータ生成部3Aにより生成された走行コースデータは、無人車両2の制御装置30に送信される。
規定エリア設定部3Bは、無人車両2よりも前方に規定エリアを設定する。規定エリアは、無人車両2の走行が予定されているエリアである。
制御装置30は、走行コースデータ取得部31と、制限速度算出部32と、走行制御部33と、記憶部34とを有する。
走行コースデータ取得部31は、走行コースデータ生成部3Aから送信された無人車両2の走行コースデータを取得する。
制限速度算出部32は、無人車両2よりも前方の走行路HLの傾斜データに基づいて、無人車両2の制限速度を算出する。傾斜データは、走行路HLの傾斜角度を含む。傾斜データは、コース点CPの高さを含んでもよい。
走行路HLの傾斜角度は既知データである。複数のコース点CPのそれぞれに傾斜データが設定される。制限速度算出部32は、走行コースデータから、無人車両2よりも前方の傾斜データを取得することができる。
走行路HLの勾配は変化する。走行路HLは、水平面と実質的に平行な平坦路、下り坂を含む下り路、及び上り坂を含む上り路を有する。制限速度算出部32は、作業現場の平坦路、下り路、及び上り路のそれぞれのコース点CPにおける無人車両2の制限速度を算出する。
走行制御部33は、走行コースデータ及び制限速度に基づいて、無人車両2を走行させる。走行制御部33は、走行コースデータに従って無人車両2が走行するように走行装置21に運転指令を出力する。走行制御部33は、無人車両2の走行速度が制限速度を超えないように、走行装置21に運転指令を出力する。
記憶部34は、走行路HLの傾斜角度と無人車両2の制限速度との関係を示す相関データを記憶する。
図4は、本実施形態に係る走行路HLの傾斜角度と無人車両2の制限速度との関係を示す相関データの一例を示す図である。図4に示すグラフにおいて、横軸は傾斜角度であり縦軸は制限速度である。下り路の制限速度は、平坦路及び上り路の制限速度よりも低い。下り路の制限速度は、傾斜角度が大きくなるほど低くなる。
図4に示す例において、制限速度は無人車両2の性能に基づいて設定される。平坦路及び上り路において制限速度が最大値に設定される。なお、相関データはグラフでなくてもよい。
走行制御部33は、無人車両2が平坦路を走行している場合、下り路を走行している場合、及び上り路を走行している場合のそれぞれにおいて、記憶部34に記憶されている相関データに基づいて、無人車両2の走行速度を制御する。すなわち、走行制御部33は、コースCPに設定されている走行路HLの傾斜角度と、記憶部34に記憶されている相関データとに基づいて、走行路HLに設定されたコース点CPを走行するときにコース点CPに設定されている傾斜角度に対応する制限速度を超えないように、無人車両2の走行速度を制御する。
走行制御部33は、無人車両2が平坦路、下り路、及び上り路のそれぞれのコース点CPにおいて、制限速度に基づいて、無人車両2の走行速度を制御する。
[平坦路から下り路に遷移するときの制限速度]
図5は、本実施形態に係る無人車両2が平坦路HLfを走行している状態から下り路HLdを走行する状態に遷移する場合の制限速度の算出方法を説明するための図である。
図5に示す例において、無人車両2よりも前方の走行路HLは、平坦路HLfと、平坦路HLfよりも前方において変曲位置IPを介して平坦路HLfと接続された下り路HLdとを含む。平坦路HLfは、第1傾斜角度の第1走行路である。下り路HLdは、第2傾斜角度の第2走行路である。下り路HLdは、平坦路HLfよりも前方に配置される。
図5に示す例において、変曲位置IPは、平坦路HLfと下り路HLdとの境界である。
また、無人車両2よりも前方の走行路HLに複数のコース点CPが設定されている。複数のコース点CPのそれぞれは、コース点CPの位置における傾斜データを含む。
本実施形態において、制限速度の算出対象となる対象コース点CPsが設定される。制限速度算出部32は、無人車両2よりも前方の対象コース点CPsにおける制限速度を、対象コース点CPsよりも前方の算出コース点CPcに係る傾斜角度に基づいて算出する。
対象コース点CPsは、平坦路HLfに設定される。すなわち、対象コース点CPsは、変曲位置IPよりも後方に設定される。対象コース点CPsは、平坦路HLfを走行している無人車両2と変曲位置IPとの間に設定される。
算出コース点CPcは、1つでもよいし複数でもよい。算出コース点CPcが1つである場合、算出コース点CPcは、下り路HLdに設定される。すなわち、算出コース点CPcは、変曲位置IPよりも前方に設定される。算出コース点CPcが複数である場合、算出コース点CPcの少なくとも一つは、下り路HLdに設定される。算出コース点CPcが複数である場合、算出コース点CPcの一部が平坦路CPfに設定され、算出コース点CPcの一部が下り路CPdに設定されてもよい。算出コース点CPcが複数である場合、複数の算出コース点CPcの全部が下り路HLdに設定されてもよい。
本実施形態において、制限速度算出部32は、対象コース点CPsに係る傾斜角度と算出コース点CPcに係る傾斜角度との平均値θavに基づいて、制限速度を算出する。
図5に示す例では、算出コース点CPcとして、対象コース点CPsよりも前方の4つのコース点CPが設定される。対象コース点CPsに係る傾斜角度がθsであり、4つの算出コース点CPcに係る傾斜角度のそれぞれがθc1,θc2,θc3,θc4である場合、制限速度算出部32は、[(θs+θc1+θc2+θc3+θc4)/5]の演算を実行して、傾斜角度の平均値θavを算出する。
制限速度算出部32は、記憶部34に記憶されている相関データと、算出した傾斜角度の平均値θavとに基づいて、対象コース点CPsにおける制限速度を算出する。すなわち、対象コース点CPsにおける制限速度は、図4を参照して説明した相関データにおいて、平均値θavに対応する制限速度に決定される。
なお、制限速度算出部32は、平均値θavを用いずに、1つの算出コース点CPcに係る傾斜角度に基づいて、制限速度を算出してもよい。
無人車両2が平坦路HLfを走行している状態から下り路HLdを走行する状態に遷移した直後において、無人車両2の走行速度が制限速度を超えてしまう可能性がある。図4を参照して説明したように、下り路HLdの制限速度は低い値に設定されるものの、無人車両2が平坦路HLfを走行している状態から下り路HLdを走行する状態に遷移した直後においては、例えば制御装置30の制御遅れに起因して、無人車両2の減速が間に合わず、無人車両2の走行速度が制限速度を超えてしまう可能性がある。
特に、ダンプボディ23に積荷が積まれている状態においては、無人車両2の総重量が大きくなるため、ブレーキ装置25の作動のみでは無人車両2の減速が間に合わず、ダンプボディ23に積荷が積まれていない状態に比べて、無人車両2の走行速度が制限速度を超える可能性が高くなる。
また、作業現場の走行路HLは、舗装されていない未舗装路である可能性が高い。そのため、走行路HLの路面の状況は、例えば無人車両2の走行又は天候等に起因して日々変化する。走行路HLの路面の状況に起因して、無人車両2の走行速度が制限速度を超える可能性が高くなる。
本実施形態においては、変曲位置IPよりも後方の対象コース点CPsにおける制限速度が、変曲位置IPよりも前方の下り路HLdにおける傾斜角度に基づいて低減される。すなわち、本実施形態においては、変曲位置IPよりも前方の算出コース点CPcに設定されている制限速度に基づいて、変曲位置IPよりも後方の対象コース点CPsにおいて無人車両2の減速が開始される。これにより、無人車両2が平坦路HLfを走行している状態から下り路HLdを走行する状態に遷移した直後において、無人車両2の走行速度が制限速度を超えてしまうことが抑制される。
[下り路から平坦路に遷移するときの制限速度]
図6は、本実施形態に係る無人車両2が下り路HLdを走行している状態から平坦路HLfを走行する状態に遷移する場合の制限速度の算出方法を説明するための図である。
図6に示す例において、無人車両2よりも前方の走行路HLは、下り路HLdと、下り路HLdよりも前方において変曲位置IPを介して下り路HLdと接続された平坦路HLfとを含む。下り路HLdは、第1傾斜角度の第1走行路である。平坦路HLfは、第2傾斜角度の第2走行路である。平坦路HLfは、下り路HLdよりも前方に配置される。図6に示す例において、変曲位置IPは、下り路HLdと平坦路HLfとの境界である。
また、無人車両2よりも前方の走行路HLに複数のコース点CPが設定されている。複数のコース点CPのそれぞれは、コース点CPの位置における傾斜データを含む。
制限速度算出部32は、無人車両2よりも前方の対象コース点CPsにおける制限速度を、対象コース点CPsよりも前方の算出コース点CPcに係る傾斜角度に基づいて算出する。
対象コース点CPsは、下り路HLdに設定される。すなわち、対象コース点CPsは、変曲位置IPよりも後方に設定される。対象コース点CPsは、下り路HLdを走行している無人車両2と変曲位置IPとの間に設定される。
制限速度算出部32は、対象コース点CPsに係る傾斜角度と算出コース点CPcに係る傾斜角度との平均値に基づいて、制限速度を算出する。
図6に示す例では、算出コース点CPcとして、対象コース点CPsよりも前方の4つのコース点CPが設定される。対象コース点CPsに係る傾斜角度がθsであり、4つの算出コース点CPcに係る傾斜角度のそれぞれがθc1,θc2,θc3,θc4である場合、制限速度算出部32は、[(θs+θc1+θc2+θc3+θc4)/5]の演算を実行して、傾斜角度の平均値θavを算出する。
傾斜角度の平均値θavを算出するとき、傾斜角度θc1,θc2,θc3,θc4のみならず、傾斜角度θsが考慮されることにより、無人車両2が平坦路HLfに進入する前から無人車両2の走行速度の制御が実行される。
制限速度算出部32は、記憶部34に記憶されている相関データと、算出した傾斜角度の平均値θavとに基づいて、対象コース点CPsにおける制限速度を算出する。すなわち、対象コース点CPsにおける制限速度は、図4を参照して説明した相関データにおいて、平均値θavに対応する制限速度に決定される。
なお、制限速度算出部32は、平均値θavを用いずに、1つの算出コース点CPcに係る傾斜角度に基づいて、制限速度を算出してもよい。
無人車両2が下り路HLdを走行している状態から平坦路HLfを走行する状態に遷移した直後において、無人車両2の走行速度が不足してしまう可能性がある。図4を参照して説明したように、平坦路HLfの制限速度は高い値に設定されるものの、無人車両2が下り路HLdを走行している状態から平坦路HLfを走行する状態に遷移した直後においては、無人車両2の加速が間に合わず、無人車両2の走行速度が不足しまう可能性がある。
特に、ダンプボディ23に積荷が積まれている状態においては、無人車両2の総重量は大きくなるため、駆動装置24の出力を上昇させても無人車両2の加速が間に合わず、ダンプボディ23に積荷が積まれていない状態に比べて、無人車両2の走行速度が不足する可能性が高くなる。
また、作業現場の走行路HLは、舗装されていない未舗装路である可能性が高い。そのため、走行路HLの路面の状況は、例えば無人車両2の走行又は天候等に起因して日々変化する。走行路HLの路面の状況に起因して、無人車両2の走行速度が不足する可能性が高くなる。
本実施形態においては、変曲位置IPよりも後方の対象コース点CPsにおける制限速度が、変曲位置IPよりも前方の下り路HLdにおける傾斜角度に基づいて増加される。すなわち、本実施形態においては、変曲位置IPよりも前方の算出コース点CPcに設定されている制限速度に基づいて、変曲位置IPよりも後方の対象コース点CPsにおいて無人車両2の加速が開始される。これにより、無人車両2が下り路HLdを走行している状態から平坦路HLfを走行する状態に遷移した直後において、無人車両2の走行速度が不足してしまうことが抑制される。
なお、図6を参照して、無人車両2が下り路HLdを走行している状態から平坦路HLfを走行する状態に遷移する場合の制限速度の算出方法について説明した。無人車両2が下り路HLdを走行している状態から上り路HLuを走行する状態に遷移する場合も同様である。
[規定エリア]
図7は、本実施形態に係る規定エリアPMを説明するための図である。規定エリアPMは、走行路HLを走行する無人車両2よりも前方に設定される。規定エリアPMは、無人車両2の走行が予定されているエリアである。規定エリアPMは、規定エリア設定部3Bにより設定される。
規定エリアPMは、走行コースCRに沿って設定される。規定エリアPMは、無人車両2よりも前方の複数のコース点CPを含むように設定される。
規定エリアPMの長さは、無人車両2の走行速度に基づいて変化する。規定エリアPMの長さとは、無人車両2の進行方向における規定エリアPMの長さをいう。図7(A)に示すように、無人車両2の走行速度が低くなるほど規定エリアPMの長さは短くなる。図7(B)に示すように、無人車両2の走行速度が高くなるほど規定エリアPMの長さは長くなる。
また、規定エリアPMの形状は、無人車両2の進行方向(進路)に基づいて変化する。図7(B)に示すように、無人車両2が左方向に進行する場合、規定エリアPMは、左に曲げられる。
このように、規定エリアPMは、無人車両2の走行速度及び無人車両2の進行方向に基づいて変更される。
規定エリアPMが設定される場合、制限速度算出部32は、無人車両2よりも前方の規定エリアPMに存在する複数のコース点CPのそれぞれに係る傾斜角度に基づいて、制限速度を算出する。例えば複数の算出コース点CPcを用いて傾斜角度の平均値θavを算出する場合、平均値θavの算出に使用される算出コース点CPcとして、規定エリアPMの内側に存在するコース点CPが使用される。すなわち、規定エリアPMに基づいて、算出コース点CPcの数が決定される。
なお、規定エリアPMの長さが変化する場合、平均値θavの算出に使用される算出コース点CPcの数は、連続的に変更されてもよいし離散的に変更されてもよい。例えばコース点CPが1m間隔で設定され、規定エリアPMの内側に4つの算出コース点CPcが存在する場合において、規定エリアPMの長さが1m長くなった場合、平均値θavの算出に使用される算出コース点CPcの数を4つから5つに増やしてもよい。あるいは、規定エリアPMの長さが1m長くなった場合、平均値θavの算出に使用される算出コース点CPcの数を4つから5つに増やさずに、規定エリアPMの長さが4m長くなった場合、平均値θavの算出に使用される算出コース点CPcの数を4つから8つに増やしてもよい。
図8及び図9のそれぞれは、本実施形態に係る規定エリアPMと無人車両2の走行速度との関係を説明するための図である。図8は、平坦路HLfの前方において、走行路HLが上り路HLuと下り路HLdとに分岐する例を示す。図9は、下り路HLdの前方において、走行路HLが下り路HLdと平坦路HLf(又は上り路HLu)とに分岐する例を示す。
図8(A)に示すように、無人車両2が平坦路HLfから上り路HLuに進行する場合、上り路HLuの少なくとも一部が規定エリアPMに配置される。無人車両2が平坦路HLfを走行している状態から上り路HLuを走行する状態に遷移する場合においては、上り路HLuに設定されている制限速度に基づいて、平坦路HLfから上り路HLuに進入するときの無人車両2の制限速度が算出される。そのため、平坦路HLfから上り路HLuに進入するときの無人車両2の制限速度は、高い値に設定される。走行制御部33は、規定エリアPMに配置されるコース点CPにより特定される傾斜データと記憶部34に記憶されている相関データとに基づいて、無人車両2の走行速度を制御する。
図8(B)に示すように、無人車両2が平坦路HLfから下り路HLdに進行する場合、下り路HLdの少なくとも一部が規定エリアPMに配置される。無人車両2が平坦路HLfを走行している状態から下り路HLdを走行する状態に遷移する場合においては、下り路HLdに設定されている制限速度に基づいて、平坦路HLfから下り路HLdに進入するときの無人車両2の制限速度が算出される。そのため、平坦路HLfから下り路HLdに進入するときの無人車両2の制限速度は、低い値に設定される。図5を参照して説明したように、制限速度算出部32は、規定エリアPMに配置されるコース点CPのうち変曲位置IPよりも後方の対象コース点CPsにおける制限速度を、変曲位置IPよりも前方の算出コース点CPcにより特定される傾斜データを用いて算出する。すなわち、無人車両2は、変曲位置IPよりも後方から減速を開始する。
図9(A)に示すように、無人車両2が下り路HLdから下り路HLdに進行する場合、下り路HLdの少なくとも一部が規定エリアPMに配置される。無人車両2が下り路HLdを走行している状態から下り路HLdを走行する状態に遷移する場合においては、走行制御部33は、規定エリアPMに配置されるコース点CPにより特定される傾斜データと記憶部34に記憶されている相関データとに基づいて、無人車両2の走行速度を制御する。
図9(B)に示すように、無人車両2が下り路HLdから平坦路HLf(又は上り路HLu)に進行する場合、平坦路HLfの少なくとも一部が規定エリアPMに配置される。無人車両2が下り路HLdを走行している状態から平坦路HLfを走行する状態に遷移する場合においては、平坦路HLfに設定されている制限速度に基づいて、下り路HLdから平坦路HLfに進入するときの無人車両2の制限速度が算出される。そのため、下り路HLdから平坦路HLfに進入するときの無人車両2の制限速度は、高い値に設定される。図6を参照して説明したように、制限速度算出部32は、規定エリアPMに配置されるコース点CPのうち変曲位置IPよりも後方の対象コース点CPsにおける制限速度を、変曲位置IPよりも前方の算出コース点CPcにより特定される傾斜データを用いて算出する。すなわち、無人車両2は、変曲位置IPよりも後方から加速を開始する。
[制御方法]
図10は、実施形態に係る無人車両2の制御方法の一例を示すフローチャートである。走行コースデータ取得部31は、走行コースデータ生成部3Aから送信された走行コースデータを取得する(ステップS1)。
制限速度算出部32は、変曲位置IPよりも後方に、制限速度の算出対象となる対象コース点CPsを設定する(ステップS2)。
制限速度算出部32は、規定エリアPMに基づいて、対象コース点CPsにおける制限速度を算出するための算出コース点CPcを決定する(ステップS3)。
例えば傾斜角度の平均値θavを算出する場合、制限速度算出部32は、規定エリアPMの内側に存在する複数の算出コース点CPcを決定する。
制限速度算出部32は、対象コース点CPsにおける制限速度を、対象コース点CPsよりも前方の算出コース点CPcに係る傾斜角度に基づいて算出する(ステップS4)。
走行制御部33は、ステップS4において算出された制限速度に基づいて、無人車両2を走行させる(ステップS5)。
[コンピュータシステム]
図11は、実施形態に係るコンピュータシステム1000の一例を示すブロック図である。上述の管理装置3、制御装置30、及び制御装置40のそれぞれは、コンピュータシステム1000を含む。コンピュータシステム1000は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサ1001と、ROM(Read Only Memory)のような不揮発性メモリ及びRAM(Random Access Memory)のような揮発性メモリを含むメインメモリ1002と、ストレージ1003と、入出力回路を含むインターフェース1004とを有する。上述の管理装置3、制御装置30、及び制御装置40のそれぞれの機能は、プログラムとしてストレージ1003に記憶されている。プロセッサ1001は、プログラムをストレージ1003から読み出してメインメモリ1002に展開し、プログラムに従って上述の処理を実行する。なお、プログラムは、ネットワークを介してコンピュータシステム1000に配信されてもよい。
コンピュータシステム1000は、上述の実施形態に従って、無人車両2よりも前方の走行路HLの傾斜データに基づいて、無人車両2の制限速度を算出することと、制限速度に基づいて、無人車両2を走行させることと、を実行することができる。
[効果]
以上説明したように、本実施形態によれば、無人車両2が平坦路HLfを走行している状態から下り路HLdを走行する状態に遷移した直後において、無人車両2の走行速度が制限速度を超えてしまうことが抑制される。また、無人車両2が下り路HLdを走行している状態から平坦路HLf(又は上り路HLu)を走行する状態に遷移した直後において、無人車両2の走行速度が不足してしまうことが抑制される。そのため、制御装置30は、無人車両2を適切な走行速度で走行させることができる。
制限速度算出部32は、無人車両2よりも前方の規定エリアPMに存在する複数のコース点CPのそれぞれに係る傾斜データに基づいて、制限速度を算出する。規定エリアPMが設定されることにより、図8及び図9を参照して説明したように、走行路HLが分岐する場合、無人車両2の行先に応じて走行速度を制御することができる。
[その他の実施形態]
上述の実施形態においては、無人車両2が変曲位置IPを通過するときの制限速度を算出する例について説明した。変曲位置IPが存在せず、傾斜角度が緩やかに変化する走行路HLを無人車両2が走行するときにおいても、上述の実施形態に従って、制限速度が算出されてもよい。
上述の実施形態において、無人車両2は、走行コースデータに従って走行することとした。無人車両2は、座標が規定されたマップデータに従って走行してもよい。また、マップデータに基づいて、傾斜データが算出されてもよい。
上述の実施形態において、制限速度算出部32は、傾斜角度の平均値θavに基づいて、制限速度を算出することした。制限速度算出部32は、例えば平均値θavから補正係数を導出し、導出された補正係数に基づいて、制限速度を算出してもよい。制限速度算出部32は、例えば下り路HLdの傾斜角度の平均値θavから負の値の補正係数を導出し、制限速度の初期値と導出した補正係数とを乗じることによって制限速度を算出してもよい。制限速度算出部32は、例えば上り路HLuの傾斜角度の平均値θavから正の値の補正係数を導出し、制限速度の初期値と導出した補正係数とを乗じることによって制限速度を算出してもよい。なお、制限速度算出部32は、複数の算出コース点CPcに係る傾斜角度の最大値又は最小値に基づいて、制限速度を算出してもよい。
上述の実施形態において、制御装置30の機能の少なくとも一部が管理装置3に設けられてもよいし、管理装置3の機能の少なくとも一部が制御装置30に設けられてもよい。
なお、上述の実施形態においては、走行コースデータが管理装置3において生成され、無人車両2は管理装置3から送信された走行コースデータに従って走行することとした。無人車両2の制御装置30が走行コースデータを生成してもよい。すなわち、制御装置30が走行コースデータ生成部3Aを有してもよい。また、管理装置3及び制御装置30のそれぞれが走行コースデータ生成部3Aを有してもよい。
なお、上述の実施形態においては、無人車両2が運搬車両の一種であるダンプトラックであることとした。無人車両2は、例えばホイールローダ又はモータグレーダのようなホイール式の作業機械でもよい。
なお、上述の実施形態においては、下り路HLdに係る実施形態であるが、上り路HLuに適用してもよい。例えば、制限速度算出部32は、上り路HLuの傾斜角度の平均値θavから正の値の補正係数を導出し、制限速度の初期値と導出した補正係数とを乗じることによって制限速度を算出してもよい。あるいは、上り路HLuにおいては、平坦路HLfの制限速度よりも高い制限速度としてもよい。
1…管理システム、2…無人車両、3…管理装置、3A…走行コースデータ生成部、3B…規定エリア設定部、4…通信システム、5…管制施設、6…無線通信機、7…積込機、8…破砕機、21…走行装置、22…車両本体、23…ダンプボディ、24…駆動装置、25…ブレーキ装置、26…操舵装置、27…車輪、27F…前輪、27R…後輪、28…位置検出装置、29…無線通信機、30…制御装置、31…走行コースデータ取得部、32…制限速度算出部、33…走行制御部、34…記憶部、CP…コース点、CPc…算出コース点、CPs…対象コース点、CR…走行コース、PA…作業場、DPA…排土場、LPA…積込場、HL…走行路、HLd…下り路、HLf…平坦路、HLu…上り路、IP…変曲位置、IS…交差点、PM…規定エリア。

Claims (4)

  1. 無人車両よりも前方の走行路の傾斜データに基づいて、前記無人車両の制限速度を算出する制限速度算出部と、
    走行コースデータを取得する走行コースデータ取得部と、
    前記走行コースデータ及び前記制限速度に基づいて、前記無人車両を走行させる走行制御部と、を備え、
    前記走行コースデータは、前記傾斜データが設定される複数のコース点を含み、
    前記制限速度算出部は、前記無人車両よりも前方且つ前記走行路の平坦路と下り坂との境界である変曲位置よりも後方の対象コース点における前記制限速度を前記変曲位置よりも前方の算出コース点に係る傾斜データに基づいて算出する
    人車両の制御システム。
  2. 前記制限速度算出部は、前記無人車両よりも前方の規定エリアに存在する複数のコース点のそれぞれに係る傾斜データに基づいて、前記制限速度を算出する、
    請求項に記載の無人車両の制御システム。
  3. 前記規定エリアは、前記無人車両の走行速度及び前記無人車両の進行方向に基づいて変更される、
    請求項に記載の無人車両の制御システム。
  4. 無人車両よりも前方の走行路の傾斜データに基づいて、前記無人車両の制限速度を算出することと、
    走行コースデータを取得することと、
    前記走行コースデータ及び前記制限速度に基づいて、前記無人車両を走行させることと、を含み、
    前記走行コースデータは、前記傾斜データが設定される複数のコース点を含み、
    前記無人車両よりも前方且つ前記走行路の平坦路と下り坂との境界である変曲位置よりも後方の対象コース点における前記制限速度を前記変曲位置よりも前方の算出コース点に係る傾斜データに基づいて算出する、
    無人車両の制御方法。
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