JP7325626B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Description

本開示は、筐体にドレンパンユニットが着脱自在に取り付けられている空気調和機の室内機に関する。
従来の空気調和機の室内機には、熱交換器に発生した露を受けるドレンパンと吹出口から吹き出される空気の方向を調整する風向調整機構とがドレンパンユニットと称される1つのユニットとして組み立てられ、該ドレンパンユニットが筐体に取り付けられた室内機が知られている(例えば、特許文献1参照)。風向調整機構は、吹出口から吹き出される空気の方向を調整する風向調整板、及び該風向調整板を駆動するモータ等、室内機の運転中に動作する動作物を備えている。また、筐体にドレンパンユニットが取り付けられた状態においては、ドレンパンユニットには、モータに接続された電力供給線及び制御配線等、風向調整機構の動作物を動作させる際に必要な部材が取り付けられる。
特開2013-155968号公報
室内機の保守及び修理等の作業が容易になるよう、ドレンパンユニットは、筐体に着脱自在に取り付けられている。すなわち、ドレンパンユニットは、室内機の保守及び修理等の作業時、筐体から取り外すことができる構成となっている。このドレンパンユニットの筐体からの取り外し時、従来の空気調和機の室内機においては、作業者は、ドレンパンユニットの動作物又は該動作物を動作させる際に必要な部材のうち、ドレンパンユニットの端部に配置されているものに指を引っ掛けてドレンパンユニットを引っ張り、ドレンパンユニットを筐体から取り外す場合があった。このため、従来の空気調和機の室内機においては、ドレンパンユニットが筐体から取り外される際、ドレンパンユニットの動作物又は該動作物を動作させる際に必要な部材に意図せぬ負荷が加わり、ドレンパンユニットの動作物のその後の動作に影響を及ぼしてしまうかもしれないという課題があった。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、ドレンパンユニットが筐体から取り外される際、ドレンパンユニットの動作物又は該動作物を動作させる際に必要な部材に意図せぬ負荷が加わることを従来よりも抑制できる空気調和機の室内機を得ることを目的とする。
本開示に係る空気調和機の室内機は、吸込口、吹出口、及び前記吸込口と前記吹出口とを連通する風路が形成された筐体と、前記風路を通る空気と熱交換する熱交換器と、前記筐体に着脱自在に取り付けられたドレンパンユニットと、を備え、前記ドレンパンユニットは、前記熱交換器の下方に設けられ、前記熱交換器に発生した露を受けるドレンパンと、前記吹出口から吹き出される空気の方向を調整する風向調整機構と、該ドレンパンユニットの少なくとも一方の端部に設けられ、指が掛けられる面を有し、該ドレンパンユニットを前記筐体から取り外すときに指が掛けられる指掛け部と、を備え、前記風向調整機構は、前記吹出口から吹き出される空気の方向を調整する風向調整板と、前記風向調整板を駆動するモータと、を備え、前記ドレンパンは、端部に、前記モータが取り付けられている支持板を備え、前記指掛け部は、前記支持板に設けられている
本開示に係る空気調和機の室内機においては、作業者は、指掛け部に指を引っ掛けてドレンパンユニットを引っ張り、ドレンパンユニットを筐体から取り外すことができる。このため、本開示に係る空気調和機の室内機は、ドレンパンユニットが筐体から取り外される際、ドレンパンユニットの動作物又は該動作物を動作させる際に必要な部材に意図せぬ負荷が加わることを従来よりも抑制できる。
本実施の形態に係る空気調和機の室内機を前方右上側から見た斜視図である。 本実施の形態に係る空気調和機の室内機を前方右上側から見た分解斜視図である。 本実施の形態に係る空気調和機の室内機の縦断面図である。 本実施の形態に係るドレンパンユニットを前方右上側から見た斜視図である。 本実施の形態に係るドレンパンユニットを前方右下側から見た斜視図である。 本実施の形態に係るドレンパンユニットを前方右下側から見た分解斜視図である。 本実施の形態に係るドレンパンユニットの左右風向調整機構を下方から見た図である。 本実施の形態に係るドレンパンユニットのドレンパンの右側端部を後方右下側から見た斜視図である。 本実施の形態に係るドレンパンユニットのドレンパンの左側端部を後方右下側から見た斜視図である。 本実施の形態に係るドレンパンユニットの右側端部を後方右下側から見た斜視図である。 本実施の形態に係るドレンパンユニットの左側端部を後方右下側から見た斜視図である。 本実施の形態に係る空気調和機の室内機における、筐体からドレンパンユニット20を取り外す動作を説明するための図である。
以下の実施の形態において、本開示に係る空気調和機の室内機の一例を説明する。なお、以下では、本開示に係る空気調和機の室内機の一例を説明する際、当該室内機の各構成の理解を容易にするために、方向を表す用語を適宜用いる。これらの方向は、本開示に係る空気調和機の室内機の一例を前方から見た際の方向とする。換言すると、これらの方向は、本開示に係る空気調和機の室内機の一例を前面側から見た際の方向とする。
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係る空気調和機の室内機を前方右上側から見た斜視図である。図2は、本実施の形態に係る空気調和機の室内機を前方右上側から見た分解斜視図である。また、図3は、本実施の形態に係る空気調和機の室内機の縦断面図である。この図3は、紙面左側が室内機1の前面側となっている。また、この図3は、筐体10の風路15の位置で室内機1を切断した断面図となっている。
本実施の形態に係る空気調和機の室内機1は、筐体10と、熱交換器3と、ドレンパンユニット20とを備えている。また、本実施の形態では、室内機1は、送風機2と、電気品箱5とを備えている。送風機2、熱交換器3、電気品箱5及びドレンパンユニット20は、筐体10に収納されている。
筐体10は、室内機1の外郭を構成するものである。筐体10には、室内から該筐体10内に空気を吸い込むための吸込口13、該筐体10から室内へ空気を吹き出すための吹出口14、及び吸込口13と吹出口14とを連通する風路15とが形成されている。なお、筐体10の構成は特に限定されないが、本実施の形態では、筐体10は、後部筐体11及び前部筐体12で構成されている。後部筐体11は、筐体10の後方部分を構成するものである。室内機1が部屋の壁面に設置される際、後部筐体11が部屋の壁面に固定される。前部筐体12は、筐体10の前方部分を構成するものである。前部筐体12は、着脱自在に、後部筐体11に取り付けられている。
後部筐体11の前方には、送風機2が配置されている。送風機2が回転することにより、室内の空気は、吸込口13から筐体10内に吸い込まれ、風路15を通り、吹出口14から室内へ吹き出される。送風機2は、後部筐体11に取り付けられている。
送風機2が回転した際に筐体10内で発生する空気の流れ方向において送風機2の上流側となる位置には、熱交換器3が設けられている。換言すると、送風機2が回転した際に筐体10内で発生する空気の流れ方向において吸込口13と送風機2との間となる位置に、熱交換器3が設けられている。熱交換器3は、側面視において、送風機2の前方、上方及び後方を囲うように配置されている。熱交換器3は、後部筐体11に取り付けられている。熱交換器3は、風路15を通る空気と熱交換するものである。具体的には、熱交換器3は、左右方向に間隔を空けて並ぶ一対の端板4を備えている。これらの端板4は、筐体10内において、風路15の左右の壁部を構成する。このため、熱交換器3における一対の端板4の間となる部分が、風路15を通る空気と熱交換する。すなわち、吹出口14からは、熱交換器3によって冷却又は加熱された空気が吹き出されることとなる。
熱交換器3の下方には、ドレンパンユニット20が配置されている。ドレンパンユニット20は、着脱自在に後部筐体11に取り付けられている。ドレンパンユニット20の詳細は後述するが、ドレンパンユニット20は、ドレンパン21、及び風向調整機構を備えている。ドレンパン21は、熱交換器3の下方に設けられ、熱交換器3に発生した露を受けるものである。より詳しくは、ドレンパン21は、熱交換器3に発生し、該熱交換器3から落ちてくる露を受けるものである。風向調整機構は、吹出口14から吹き出される空気の方向を調整するものである。本実施の形態に係るドレンパンユニット20は、風向調整機構として、上下風向調整機構30と左右風向調整機構40とを備えている。
電気品箱5は、制御基板等を収納するものである。制御基板は、例えば、送風機2、上下風向調整機構30の後述するモータ32、及び左右風向調整機構40の後述するモータ42等を制御するものである。電気品箱5は、筐体10内において、風路15とならない位置に配置されている。具体的には、本実施の形態では、電気品箱5は、筐体10の右側端部に配置されている。また、電気品箱5は、後部筐体11に取り付けられている。
続いて、ドレンパンユニット20の詳細構成について説明する。
図4は、本実施の形態に係るドレンパンユニットを前方右上側から見た斜視図である。図5は、本実施の形態に係るドレンパンユニットを前方右下側から見た斜視図である。図6は、本実施の形態に係るドレンパンユニットを前方右下側から見た分解斜視図である。また、図7は、本実施の形態に係るドレンパンユニットの左右風向調整機構を下方から見た図である。
ドレンパン21の下面部の両端部には、下方へ突出する支持板22が設けられている。また、ドレンパン21の下面部には、左右方向において略中央部となる位置に、下方に突出する支持腕23が設けられている。
本実施の形態に係るドレンパンユニット20の上下風向調整機構30は、吹出口14から吹き出される空気の上下方向の向きを調整する複数の上下風向調整板31と、上下風向調整板31を駆動するモータ32とを備えている。具体的には、上下風向調整機構30は、風路15内において右側前方に配置されている上下風向調整板31と、風路15内において右側後方に配置されている上下風向調整板31と、風路15内において左側前方に配置されている上下風向調整板31と、風路15内において左側側後方に配置されている上下風向調整板31とを備えている。風路15内において右側に配置されている2枚の上下風向調整板31は、支持腕23とドレンパン21の右側端部に設けられた支持板22とで、左右方向に延びる軸を中心として揺動自在に支持されている。風路15内において左側に配置されている2枚の上下風向調整板31は、支持腕23とドレンパン21の左側端部に設けられた支持板22とで、左右方向に延びる軸を中心として揺動自在に支持されている。なお、図3に示すように、本実施の形態に係る室内機1は、該室内機1が停止している際、吹出口14が複数の上下風向調整板31で塞がれる構成となっている。
また、本実施の形態では、上下風向調整板31のそれぞれは、別々のモータ32で駆動される構成となっている。具体的には、風路15内において右側前方に配置されている上下風向調整板31を駆動するモータ32は、駆動軸が該上下風向調整板31に接続されており、ドレンパン21の右側端部に設けられた支持板22に取り付けられている。風路15内において右側後方に配置されている上下風向調整板31を駆動するモータ32は、駆動軸が該上下風向調整板31に接続されており、ドレンパン21の右側端部に設けられた支持板22に取り付けられている。風路15内において左側前方に配置されている上下風向調整板31を駆動するモータ32は、駆動軸が該上下風向調整板31に接続されており、ドレンパン21の左側端部に設けられた支持板22に取り付けられている。風路15内において左側後方に配置されている上下風向調整板31を駆動するモータ32は、駆動軸が該上下風向調整板31に接続されており、ドレンパン21の左側端部に設けられた支持板22に取り付けられている。
本実施の形態に係るドレンパンユニット20の左右風向調整機構40は、吹出口14から吹き出される空気の左右方向の向きを調整する複数の左右風向調整板41と、左右風向調整板41を駆動する複数のモータ42とを備えている。また、複数の左右風向調整板41は、風路15を流れる空気の流れ方向において、複数の上下風向調整板31の上流側に配置されている。具体的には、複数の左右風向調整板41は、ドレンパン21の下面部に設けられた支持板45に揺動自在に設けられている。さらに詳しくは、本実施の形態に係るドレンパンユニット20は、左右方向に並ぶ2枚の支持板45を備えている。これらの支持板45は、上述のように、ドレンパン21の下面部に設けられている。
複数の左右風向調整板41の一部は、右側の支持板45の下面部に設けられている。詳しくは、右側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41は、左右方向に間隔を空けて配置されている。そして、右側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41のそれぞれは、該支持板45の下面部に対して垂直に延びる軸を中心として揺動自在に、該支持板45に支持されている。また、右側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41のそれぞれは、連結棒44で連結されている。この連結棒44は、右側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41を駆動するモータ42の駆動軸に、該駆動軸の回転運動を直線運動に変換する変換機構43を介して、連結されている。
すなわち、右側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41を駆動するモータ42の駆動軸が回転すると、変換機構43によって該駆動軸の回転運動が直線運動に変換される。そして、右側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41を連結する連結棒44が左右方向に直線運動することとなり、これらの左右風向調整板41が左右方向に揺動する。右側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41を駆動するモータ42は、ドレンパン21の右側端部に設けられた支持板22に取り付けられている。
同様に、複数の左右風向調整板41の一部は、左側の支持板45の下面部に設けられている。詳しくは、左側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41は、左右方向に間隔を空けて配置されている。そして、左側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41のそれぞれは、該支持板45の下面部に対して垂直に延びる軸を中心として揺動自在に、該支持板45に支持されている。また、左側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41のそれぞれは、連結棒44で連結されている。この連結棒44は、左側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41を駆動するモータ42の駆動軸に、該駆動軸の回転運動を直線運動に変換する変換機構43を介して、連結されている。
すなわち、左側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41を駆動するモータ42の駆動軸が回転すると、変換機構43によって該駆動軸の回転運動が直線運動に変換される。そして、左側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41を連結する連結棒44が左右方向に直線運動することとなり、これらの左右風向調整板41が左右方向に揺動する。左側の支持板45に設けられている複数の左右風向調整板41を駆動するモータ42は、ドレンパン21の左側端部に設けられた支持板22に取り付けられている。
図8は、本実施の形態に係るドレンパンユニットのドレンパンの右側端部を後方右下側から見た斜視図である。図9は、本実施の形態に係るドレンパンユニットのドレンパンの左側端部を後方右下側から見た斜視図である。図10は、本実施の形態に係るドレンパンユニットの右側端部を後方右下側から見た斜視図である。また、図11は、本実施の形態に係るドレンパンユニットの左側端部を後方右下側から見た斜視図である。
室内機1の保守及び修理等の作業が容易になるよう、ドレンパンユニット20は、筐体10の後部筐体11に着脱自在に取り付けられている。すなわち、ドレンパンユニット20は、室内機1の保守及び修理等の作業時、後部筐体11から取り外すことができる構成となっている。そこで、図8~図11に示すように、本実施の形態に係るドレンパンユニット20は、ドレンパンユニット20の両端部に、指が掛けられる面を有する指掛け部50を備えている。指掛け部50は、ドレンパンユニット20を後部筐体11から取り外すときに、作業者の指が掛けられる箇所である。
具体的には、本実施の形態では、ドレンパンユニット20の右側端部に設けられている指掛け部50は、ドレンパン21の右側端部に設けられている支持板22に設けられている。また、ドレンパン21の右側端部の支持板22に設けられている指掛け部50は、該支持板22から右側へ突出している。ここで、ドレンパン21は、該ドレンパン21に設けられている一対の支持板22の間に上下風向調整板31及び左右風向調整板41が配置されていることからわかるように、一対の支持板22の間が風路15内に配置されることとなる。すなわち、ドレンパン21の右側端部の支持板22に設けられている指掛け部50は、筐体10にドレンパンユニット20が取り付けられた状態においては、風路15の外部に配置されている。
また、本実施の形態では、ドレンパンユニット20の左側端部に設けられている指掛け部50は、ドレンパン21の左側端部に設けられている支持板22に設けられている。また、ドレンパン21の左側端部の支持板22に設けられている指掛け部50は、該支持板22から左側へ突出している。上述のように、ドレンパン21は、一対の支持板22の間が風路15内に配置されることとなる。すなわち、ドレンパン21の左側端部の支持板22に設けられている指掛け部50は、筐体10にドレンパンユニット20が取り付けられた状態においては、風路15の外部に配置されている。
図12は、本実施の形態に係る空気調和機の室内機における、筐体からドレンパンユニット20を取り外す動作を説明するための図である。なお、図12は、紙面左側が室内機1の前面側となっている。
筐体10からドレンパンユニット20を取り外す場合、まず、後部筐体11から前部筐体12を取り外す。図12は、この状態を示している。その後、後部筐体11からドレンパンユニット20を取り外すことにより、ドレンパンユニット20を筐体10から取り外すことができる。本実施の形態では、図12に円弧状の矢印で示すように、ドレンパンユニット20を前方に移動させることにより、後部筐体11からドレンパンユニット20を取り外すことができる。筐体10からドレンパンユニット20を取り外す際、本実施の形態に室内機1においては、作業者は、ドレンパンユニット20の両端部に設けられた指掛け部50に指を引っ掛けてドレンパンユニット20を引っ張ることで、ドレンパンユニット20を筐体10から取り外すことができる。なお、ドレンパンユニット20を筐体10に取り付ける場合、上記の逆の手順で、ドレンパンユニット20が筐体10に取り付けられる。
ここで、従来の室内機と同様にドレンパンユニット20に指掛け部50を備えていない場合、以下のように、筐体10からドレンパンユニット20が取り外される場合がある。
ドレンパンユニット20は、上下風向調整板31、該上下風向調整板31を駆動するモータ32、左右風向調整板41、及び該左右風向調整板を駆動するモータ42等、室内機1の運転中に動作する動作物を備えている。そして、これらの動作物のうち、モータ32及びモータ42は、ドレンパンユニット20の端部に配置されている。このため、ドレンパンユニット20に指掛け部50を備えていない場合、作業者は、筐体10からドレンパンユニット20を取り外すときに、モータ32又はモータ42に指を掛けてドレンパンユニット20を引っ張る場合がある。したがって、ドレンパンユニット20に指掛け部50を備えていない場合、筐体10からドレンパンユニット20が取り外される際に、モータ32又はモータ42に意図せぬ負荷が加わる場合がある。
また、筐体10にドレンパンユニット20が取り付けられている状態においては、ドレンパンユニット20には、モータ32に接続された電力供給線、モータ32に接続された制御配線、モータ42に接続された電力供給線、モータ42に接続された制御配線等、風向調整機構の動作物を動作させる際に必要な部材が取り付けられている。このため、ドレンパンユニット20に指掛け部50を備えていない場合、作業者は、筐体10からドレンパンユニット20を取り外すときに、これらの部材に指を掛けてドレンパンユニット20を引っ張る場合がある。したがって、ドレンパンユニット20に指掛け部50を備えていない場合、筐体10からドレンパンユニット20が取り外される際に、これらの部材に意図せぬ負荷が加わる場合がある。
したがって、ドレンパンユニット20に指掛け部50を備えていない場合、筐体10からドレンパンユニット20が取り外され、筐体10にドレンパンユニット20が再度取り付けられた後、上述の動作物の動作に影響を及ぼしてしまうことが懸念される。
一方、ドレンパンユニット20に指掛け部50を備えることにより、上述のように、作業者は、ドレンパンユニット20の両端部に設けられた指掛け部50に指を引っ掛けてドレンパンユニット20を引っ張ることで、ドレンパンユニット20を筐体10から取り外すことができる。このため、本実施の形態に係る室内機1は、ドレンパンユニット20が筐体10から取り外される際、ドレンパンユニット20の動作物又は該動作物を動作させる際に必要な部材に意図せぬ負荷が加わることを従来よりも抑制できる。
なお、本実施の形態では、ドレンパンユニット20の両端部に指掛け部50を設けたが、指掛け部50は、ドレンパンユニット20の少なくとも一方の端部に設けられていればよい。ドレンパンユニット20の少なくとも一方の端部に指掛け部50が設けられていれば、ドレンパンユニット20の動作物又は該動作物を動作させる際に必要な部材に意図せぬ負荷が加わることを従来よりも抑制できる。この際、ドレンパンユニット20の動作物又は該動作物を動作させる際に必要な部材のうち、ドレンパンユニット20の端部に配置されるものは、指掛け部50が設けられている側の端部に配置されるのが好ましい。
また、本実施の形態ではドレンパン21に指掛け部50を設けたが、意図せぬ負荷が加わった際にドレンパンユニット20の動作物に影響がない部品であれば、指掛け部50が設けられる部品はドレンパン21に限定されない。
ここで、本実施の形態においては、上述のように、指掛け部50は、筐体10にドレンパンユニット20が取り付けられた状態では、風路15の外部に配置されている。風路15内を流れる空気の温度と室内空気の温度との差が大きい場合、指掛け部50が風路15内に配置されていると、指掛け部50に露が発生する可能性がある。このような場合、室内機1からの露だれが懸念される。しかしながら、指掛け部50を風路15の外部に配置することにより、このような露だれを防止することができる。
また、本実施の形態においては、図12に示すように、筐体10にドレンパンユニット20が取り付けられた状態においては、指掛け部50の背面と筐体10との間に、指が挿入される空間51が形成されている。このため、ドレンパンユニット20を筐体10から取り外す際、この空間51に作業者が指を入れることにより、作業者が指掛け部50に指を掛けることが容易となる。
なお、ラベル等、指掛け部50を指し示す構成を備えていると更によい。作業者が指掛け部50を見つけやすくなるからである。
また、本実施の形態においては、指掛け部50は、風向調整機構のモータが取り付けられている支持板22に、指掛け部50が設けられている。モータは強固に見えるため、ドレンパンユニット20を筐体10から取り外す際、最も指が掛けられやすい。風向調整機構のモータが取り付けられている支持板22に指掛け部50を設けることにより、風向調整機構のモータの周辺に指掛け部50を配置できるので、該モータに指を掛けそうになった作業者が指掛け部50を見つけることが容易となり、該モータに指が掛けられることをより抑制できる。
1 室内機、2 送風機、3 熱交換器、4 端板、5 電気品箱、10 筐体、11 後部筐体、12 前部筐体、13 吸込口、14 吹出口、15 風路、20 ドレンパンユニット、21 ドレンパン、22 支持板、23 支持腕、30 上下風向調整機構、31 上下風向調整板、32 モータ、40 左右風向調整機構、41 左右風向調整板、42 モータ、43 変換機構、44 連結棒、45 支持板、50 指掛け部、51 空間。

Claims (3)

  1. 吸込口、吹出口、及び前記吸込口と前記吹出口とを連通する風路が形成された筐体と、
    前記風路を通る空気と熱交換する熱交換器と、
    前記筐体に着脱自在に取り付けられたドレンパンユニットと、
    を備え、
    前記ドレンパンユニットは、
    前記熱交換器の下方に設けられ、前記熱交換器に発生した露を受けるドレンパンと、
    前記吹出口から吹き出される空気の方向を調整する風向調整機構と、
    該ドレンパンユニットの少なくとも一方の端部に設けられ、指が掛けられる面を有し、該ドレンパンユニットを前記筐体から取り外すときに指が掛けられる指掛け部と、
    を備え
    前記風向調整機構は、
    前記吹出口から吹き出される空気の方向を調整する風向調整板と、
    前記風向調整板を駆動するモータと、
    を備え、
    前記ドレンパンは、端部に、前記モータが取り付けられている支持板を備え、
    前記指掛け部は、前記支持板に設けられている空気調和機の室内機。
  2. 前記筐体に前記ドレンパンユニットが取り付けられた状態においては、
    前記指掛け部は、前記風路の外部に配置されている請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記ドレンパンユニットは、前方に移動させて前記筐体から取り外される構成であり、
    前記筐体に前記ドレンパンユニットが取り付けられた状態においては、
    前記指掛け部の背面と前記筐体との間に、指が挿入される空間が形成されている請求項1又は請求項2に記載の空気調和機の室内機。
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