JP7325523B2 - 電子機器及び制御方法 - Google Patents

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Description

本開示は、電子機器及び制御方法に関する。
特許文献1には、アプリケーションを有する端末と、この端末との直接無線通信(BLE通信)を行うセンサ機器とを有する測定システムが記載されている。センサ機器には、1又は複数のセンサが外付けで接続される。ユーザが端末を操作してプログラミング言語を記述することにより、端末のアプリケーションがセンサ制御情報を作成し、センサごとのセンサ制御情報を直接無線通信により端末からセンサ機器へ送信する。
そして、センサ機器の通信部は、端末から送信されたセンサ制御情報を受信及び設定する。センサ機器の通信部は、複数のセンサにおける共通部分の制御を行うセンサ制御部を有しており、このセンサ制御部は、センサごとのセンサ制御情報に基づいてセンサごとの制御を行う。これにより、センサ機器の通信部のファームウェアを変更することなく、センサの変更やセンサの特性差異対応を容易に行うことができるとしている。
特開2018-45406号公報
第1の態様に係る電子機器は、通信ネットワークと接続される通信インターフェイスと、センサが電気的に接続されるセンサインターフェイスと、前記通信インターフェイスを介して通信を行うアプリケーションと、前記センサインターフェイスを介して前記センサを制御するデバイスドライバとを実行するプロセッサとを備える。前記アプリケーションは、前記センサの動作設定を示すデータであって、且つプログラミング言語で記述されたテキストデータをサーバからダウンロードする。前記デバイスドライバは、前記ダウンロードされたテキストデータをインタプリタ方式で機械語に変換し、前記機械語に応じて前記センサを制御する。
第2の態様に係る制御方法は、通信ネットワークと接続される通信インターフェイスと、センサが電気的に接続されるセンサインターフェイスとを備える電子機器で実行する方法である。前記制御方法は、前記通信インターフェイスを介して通信を行うアプリケーションが、前記センサの動作設定を示すデータであって、且つプログラミング言語で記述されたテキストデータをサーバからダウンロードすることと、前記センサインターフェイスを介して前記センサを制御するデバイスドライバが、前記ダウンロードされたテキストデータをインタプリタ方式で機械語に変換し、前記機械語に応じて前記センサを制御することとを有する。
一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 一実施形態に係る電子機器の構成を示す図である。 一実施形態に係る電子機器の動作例1を示す図である。 一実施形態に係る電子機器の動作例2を示す図である。 一実施形態に係る電子機器の動作例3を示す図である。 一実施形態に係る電子機器の動作例4を示す図である。
特許文献1の測定システムでは、センサごとのセンサ制御情報をセンサ機器のファームウェアがそのまま解釈しているため、機械語の状態のセンサ制御情報がセンサ機器に設定されると考えられる。
しかし、このような方法では、プログラミング言語を機械語に変換するコンパイルを端末側で行ったうえで、機械語の状態のセンサ制御情報を端末からセンサ機器に送信する必要がある。よって、端末側の処理が煩雑になり得るため、センサの追加をユーザが容易に行う点において改善の余地がある。
また、特許文献1の測定システムでは、端末とセンサ機器とが直接無線通信(BLE通信)を行う構成であるため、端末(ユーザ)がセンサ機器から離れた位置にある場合にはセンサ制御情報をセンサ機器に設定できないという問題もある。
そこで、本開示は、センサの追加をユーザがより一層容易に行うことを可能とする。
図面を参照して実施形態について説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(通信システムの構成)
まず、一実施形態に係る通信システムの構成について説明する。図1は、一実施形態に係る通信システム1の構成を示す図である。
図1に示すように、通信システム1は、電子機器100と、通信ネットワーク200と、サーバ300と、端末400とを有する。
電子機器100は、通信機能を有する機器である。電子機器100は、遠隔監視等のセンシングの用途で用いる機器である。電子機器100は、センシングに関する様々なサービスに対応可能とするために、測定に使用するセンサの種別をユーザがカスタマイズ可能な構成を有する。
例えば、電子機器100は、センサ170を着脱可能な構成を有しており、汎用性が高く、且つ低コストで提供可能である。ここで「着脱可能」とは、センサ170が電子機器100に物理的に取り付け(装着)及び取り外しが可能である場合に限らず、センサ170が電子機器100にケーブル等を介して電気的に接続及び切断が可能である場合も含む。
電子機器100は、通信ネットワーク200に含まれる基地局201との無線通信を介して、センサ170が出力する測定データをサーバ300に送信する。例えば、電子機器100は、LPWA(Low Power Wide Area)方式の無線通信を行う。LPWA方式は、消費電力を抑えつつ遠距離通信を実現する無線通信の方式である。LPWA方式は、例えば、セルラLPWA、Sigfox、又はLoRaWANである。セルラLPWAは、3GPP(3rd generation partnership project)規格において規定されたeMTC(enhanced Machine Type Communications)又はNB-IoT(Narrow Band-Internet of Things)であってもよい。
通信ネットワーク200には、電子機器100との無線通信を行う基地局201が設けられている。通信ネットワーク200は、高域通信網(WAN:Wide Area Network)を含む。通信ネットワーク200は、インターネットをさらに含んでもよい。
サーバ300は、通信ネットワーク200に接続されている。サーバ300は、通信ネットワーク200を介して電子機器100との通信を行うことにより電子機器100を管理する。例えば、サーバ300は、電子機器100に対する各種の設定を行ったり、電子機器100から測定データを収集したりする。サーバ300は、必ずしも専用のサーバでなくてもよい。サーバ300は、後述する表示制御方法を実現するアプリケーションプログラムがインストールされた汎用の端末(例えばスマートフォン又はPC等)であってもよい。
端末400は、通信ネットワーク200を介してサーバ300にアクセスし、通信ネットワーク200を介してサーバ300から情報を受信し、受信した情報を表示する。例えば、端末400は、電子機器100に対する各種の設定を行うための設定画面を表示したり、サーバ300が収集した測定データを遠隔監視画面上に表示したりする。端末400は、可搬型の端末、例えばスマートフォン、タブレット端末、ノートPC、又はウェアラブル端末であってもよい。端末400は、据置の端末、例えばデスクトップPCであってもよい。
端末400には、サーバ300から受信する情報を表示するための専用のアプリケーションソフトウェアがインストールされていてもよい。端末400には、サーバ300から受信する情報を表示するための汎用のWebブラウザがインストールされていてもよい。
(電子機器の構成)
次に、一実施形態に係る電子機器100の構成について説明する。図2は、一実施形態に係る電子機器100の構成を示す図である。
図2に示すように、電子機器100は、アンテナ110と、LPWA通信インターフェイス120と、プロセッサ130と、ストレージ140と、バッテリ150と、センサインターフェイス160とを有する。
アンテナ110は、無線信号の送受信に用いられる。LPWA通信インターフェイス120は、LPWA方式及び/又は近距離無線通信方式の無線通信を行う。LPWA通信インターフェイス120は、アンテナ110が受信する無線信号に対して増幅処理及びフィルタ処理等を行い、無線信号をベースバンド信号に変換してプロセッサ130に出力する。また、LPWA通信インターフェイス120は、プロセッサ130から出力されるベースバンド信号を無線信号に変換し、増幅処理等を行ってアンテナ110から送信する。
プロセッサ130は、電子機器100における各種の処理及び制御を行う。プロセッサ130は、ベースバンドプロセッサとCPU(Central Processing Unit)とを含んでもよい。ベースバンドプロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行う。CPUは、ストレージ140に記憶されているプログラムを実行して各種の処理を行う。
詳細については後述するが、プロセッサ130は、ストレージ140に記憶されているプログラムを実行することにより、アプリケーション131、デバイスドライバ132、及びOS(Operating System)133の各機能を実現する(図3参照)。具体的には、ストレージ140は、アプリケーション131、デバイスドライバ132、及びOS(Operating System)133の各プログラムを予め記憶している。
ストレージ140は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含む。ストレージ140は、プロセッサ130により実行されるプログラム、及びプロセッサ130による処理に用いられる情報を記憶する。
バッテリ150は、一次電池又は二次電池により構成され、電子機器100を駆動する電力を供給する。
センサインターフェイス160は、センサ170が電気的に接続されるインターフェイスである。例えば、センサインターフェイス160は、USB(Universal Serial Bus)規格、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)規格、又はI2C(Inter-Integrated Circuit)規格のいずれかに準拠して構成される。センサインターフェイス160は、ケーブルを介さずにセンサ170と接続されてもよい。
センサインターフェイス160に接続され得るセンサ170は、例えば、温度センサ171、湿度センサ172、位置センサ173、加速度センサ174、地磁気センサ175、照度センサ176、気圧センサ177、及びジャイロセンサ178のうち少なくとも1つである。電子機器100のユーザは、自身のニーズに応じたセンサ170を必要に応じて購入し、このセンサ170を電子機器100に装着する。電子機器100に装着されたセンサ170は、ユーザにより取り外し又は取り替え可能である。電子機器100は、複数のポート161a,161b,・・・を有する。各ポートには、個別のセンサ170が電気的に接続される。
なお、温度センサ171は、温度を測定し、温度データを測定データとして出力するセンサである。湿度センサ172は、湿度を測定し、湿度データを測定データとして出力するセンサである。位置センサ173は、位置を測定し、位置データを測定データとして出力するセンサである。例えば、位置センサ173は、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機を含んで構成される。加速度センサ174は、加速度を測定し、加速度データを測定データとして出力するセンサである。加速度センサ174は、一軸の加速度センサであってもよいし、多軸の加速度センサであってもよい。地磁気センサ175は、地磁気を測定し、地磁気データを測定データとして出力するセンサである。照度センサ176は、照度を測定し、照度データを測定データとして出力するセンサである。気圧センサ177は、気圧を測定し、気圧データを測定データとして出力するセンサである。ジャイロセンサ178は、角速度を測定し、角速度データを測定データとして出力するセンサである。
これらのセンサ及びその他センサを、次の動作例でセンサA又はセンサBとして記載する。
(電子機器の動作例1)
次に、一実施形態に係る電子機器100の動作例1について説明する。図3は、一実施形態に係る電子機器100の動作例1を示す図である。
図3に示すように、電子機器100のプロセッサ130は、OS133と、LPWA通信インターフェイス120を介して通信を行うアプリケーション131と、センサインターフェイス160を介してセンサ170を制御するデバイスドライバ132との各機能を実行する。
動作例1において、センサインターフェイス160のポート161aにセンサA(170A)が接続された後における電子機器100の動作について説明する。
ステップS1において、アプリケーション131は、センサA(170A)の動作設定を示すデータであって、且つプログラミング言語で記述されたテキストデータをサーバ300からダウンロードする。
このテキストデータは、機械語に変換される前の状態にあり、人間が解読なプログラミング言語で構成されるファイル形式データである。以下、このようなファイル形式データを「センサ別ドライバファイル」と呼び、センサA(170A)用のセンサ別ドライバファイルを適宜「センサAドライバファイル」と呼ぶ。
なお、センサの動作には、センサが測定した値のリード及びセンサに情報をライトする命令となる基本動作が含まれる。また、センサの動作には、ユーザによって指定された動作が含まれる。ユーザによって指定された動作は、測定条件に従った動作が含まれる。測定条件は後述する。
ユーザによって指定される方法としては、上述したWebブラウザ・GUIなどをユーザが操作してサーバ300内のテキストデータに設定されてもよい。
テキストデータには、ユーザによって指定された動作となる測定条件が含まれる。
テキストデータは、ユーザの操作を契機としてサーバ300から電子機器100にダウンロードされてもよいし、センサ170が電子機器100に接続されたときにダウンロードされてもよい。
センサAドライバファイル(テキストデータ)は、センサA(170A)に測定を実行させる測定周期を示すデータ、センサA(170A)の測定データをデバイスドライバ132からアプリケーション131に通知する測定条件を示すデータ、センサA(170A)の測定データの単位をデバイスドライバ132が変換する際に用いる変換式を示すデータのうち、少なくとも1つを含む。変換式は、例えば、センサAが温度センサであれば、測定しデータを華氏又は摂氏の所定の単位に変換する等の計算式である。
測定条件とは、センサが測定するときの条件であって、例えば、測定周期(測定時間間隔)、センサが測定した値が閾値以上又は以下になったらデバイスドライバ132が測定データを通知するなど、測定の開始又は終了タイミング、測定日(指定された日、月曜日、火曜日等の曜日、時刻)などである。もちろん測定条件は、センサ毎に設定可能である。
アプリケーション131は、サーバ300からダウンロードしたセンサAドライバファイルをストレージ140の不揮発記憶領域に記憶させた後、ステップS2において、センサAドライバファイルをデバイスドライバ132に提供する。なお、アプリケーション131とデバイスドライバ132との間のやり取りにOS133(及びミドルウェア)が介在してもよい。
ステップS3において、デバイスドライバ132は、センサAドライバファイルをインタプリタ方式で機械語に変換する。ここで、インタプリタ方式とは、プログラミング言語で記述されたテキストデータ(ソースコード)を構成する1命令ごとに機械語に変換する方式をいう。デバイスドライバ132は、センサAドライバファイルを変換して得た機械語(すなわち、センサAのプログラム)を、デバイスドライバ132を構成する機械語(すなわち、各センサ共通のプログラム)に展開することにより、センサAを制御するデバイスドライバとして動作するようになる。
ステップS4において、デバイスドライバ132は、ステップS3でセンサAドライバファイルを変換して得た機械語(すなわち、センサAのプログラム)に応じてセンサA(170A)を制御する。例えば、デバイスドライバ132は、センサAのプログラムに応じて、センサA(170A)に測定を実行させる測定周期を制御してもよい。デバイスドライバ132は、センサAのプログラムに応じた測定条件を用いて、センサA(170A)の測定データをデバイスドライバ132からアプリケーション131に通知してもよい。センサAのプログラムに応じた変換式を用いて、センサA(170A)の測定データの単位を変換してもよい。
このように、センサ別ドライバファイルを用いることにより、デバイスドライバ132を共通化しながら、センサ別の動作設定を実現できる。また、電子機器100側でセンサ別ドライバファイルを機械語に変換することにより、ユーザ側でコンパイル処理を行う必要がない。
ここで、ユーザが端末400を操作し、端末400からサーバ300に簡単な要求を行うことで、センサ別ドライバファイルがサーバ300から電子機器100に配信される。例えば、ユーザは、電子機器100に接続したセンサ170の種別を設定画面上で最低限入力すれば、このセンサ種別に対応するセンサ別ドライバファイルがサーバ300から電子機器100に配信される。このため、ユーザがプログラミングを意識する必要がなく、プログラミングの知識の無いユーザであっても適切なセンサ別ドライバファイルを電子機器100に配信できる。
また、センサ別ドライバファイルがサーバ300から電子機器100に配信されるため、端末400(ユーザ)は、サーバ300にアクセス可能な通信環境にあれば足り、端末400(ユーザ)が電子機器100の近傍に居ることを要しない。
なお、同種のセンサが別々のポート161に接続され、且つ、これらのセンサの動作設定を異ならせたい場合があり得る。このような場合、ユーザは、動作設定を指定するべきセンサ170を接続したポートの番号(ポート番号)を設定画面上で入力し、サーバ300は、このポート番号と対応付けてセンサ別ドライバファイルを電子機器100に配信する。
例えば、サーバ300は、センサ別ドライバファイル内にポート番号を含めてもよいし、ポート番号を示すメタデータをセンサ別ドライバファイルに付与してもよい。この場合、電子機器100のデバイスドライバ132は、センサ別ドライバファイルと対応付けられたポート番号を認識し、このセンサ別ドライバファイルを、このポート番号が示すポート161に接続されたセンサ170に適用する。
(電子機器の動作例2)
次に、一実施形態に係る電子機器100の動作例2について説明する。但し、上述した動作例1との相違点を主として説明し、重複する説明を省略する。図4は、一実施形態に係る電子機器100の動作例2を示す図である。
動作例2において、動作例1によりセンサ170Aが追加された後、センサインターフェイス160のポート161bにセンサB(170B)が接続された場合の動作について説明する。
図4に示すように、ステップS11において、アプリケーション131は、センサB(170B)の動作設定を示すデータであって、且つプログラミング言語で記述されたテキストデータ(以下「センサBドライバファイル」と呼ぶ)をサーバ300からダウンロードする。
センサBドライバファイルは、センサB(170B)に測定を実行させる測定周期を示すデータ、センサB(170B)の測定データをデバイスドライバ132からアプリケーション131に通知する測定条件を示すデータ、センサB(170B)の測定データの単位をデバイスドライバ132が変換する際に用いる変換式を示すデータのうち、少なくとも1つを含む。
アプリケーション131は、サーバ300からダウンロードしたセンサBドライバファイルをストレージ140の不揮発記憶領域に記憶させた後、ステップS12において、センサBドライバファイルをデバイスドライバ132に提供する。
ステップS13において、デバイスドライバ132は、センサBドライバファイルをインタプリタ方式で機械語に変換する。デバイスドライバ132は、センサBドライバファイルを変換して得た機械語(すなわち、センサBのプログラム)を、デバイスドライバ132を構成する機械語(すなわち、各センサ共通のプログラム)に展開することにより、センサBを制御するデバイスドライバとして動作するようになる。
ステップS14において、デバイスドライバ132は、ステップS13でセンサBドライバファイルを変換して得た機械語(すなわち、センサBの機械語)に応じてセンサB(170B)を制御する。
(電子機器の動作例3)
次に、一実施形態に係る電子機器100の動作例3について説明する。但し、上述した動作例1及び2との相違点を主として説明し、重複する説明を省略する。図5は、一実施形態に係る電子機器100の動作例3を示す図である。
動作例3において、センサ170が追加された後、このセンサ170に対応するセンサ別ドライバファイルを自動でサーバ300から電子機器100に配信する動作について説明する。言い換えると、電子機器100は、センサ170が追加された後、このセンサ170に対応するセンサ別ドライバファイルを自動でサーバ300からダウンロードする。
図5に示すように、ステップS101において、電子機器100のデバイスドライバ132は、センサインターフェイス160の1つのポート161に1つのセンサ170が接続されたことを検知し、このセンサ170のセンサ種別ID及びこのポート161のポート番号を電子機器100のアプリケーション131に通知する。
なお、センサ種別IDは、センサ170の種別(センサ種別)を示す識別子に相当する。デバイスドライバ132は、センサ170に記憶されているセンサ種別IDからセンサ種別を特定してもよいし、センサ種別IDを指定した問い合わせに対してセンサ170が反応したか否かに基づいてセンサ種別を特定してもよい。
ステップS102において、電子機器100のアプリケーション131は、デバイスドライバ132から通知されたセンサ種別ID及びポート番号をサーバ300にアップロードする。サーバ300は、電子機器100からアップロードされたセンサ種別IDに対応するセンサ別ドライバファイルを取得(生成)し、このセンサ別ドライバファイルを電子機器100に配信する。その際に、サーバ300は、センサ別ドライバファイル内に対象のポート番号を含めてもよいし、対象のポート番号を示すメタデータをセンサ別ドライバファイルに付与してもよい。その後の動作については、上述した動作例1、2と同様である。
(電子機器の動作例4)
次に、一実施形態に係る電子機器100の動作例4について説明する。但し、上述した動作例1乃至3との相違点を主として説明し、重複する説明を省略する。図6は、一実施形態に係る電子機器100の動作例4を示す図である。
動作例4において、センサ別ドライバファイルが電子機器100に設定された後、このセンサ別ドライバファイルを削除する動作について説明する。
図6に示すように、ステップS201において、端末400は、センサ種別ID及びポート番号を指定した削除操作を設定画面上でユーザから受け付けると、センサ種別ID及びポート番号を含む削除要求をサーバ300に送信する。
ステップS202において、サーバ300は、端末400からの削除要求に応じて、センサ種別ID及びポート番号を含む削除指示を電子機器100に送信する。電子機器100のアプリケーション131は、サーバ300から削除指示を受けると、指定されたセンサ種別ID及びポート番号に対応するセンサ別ドライバファイルをストレージ140の不揮発記憶領域から削除する。
ここでは、電子機器100に設定されたセンサ別ドライバファイルを個別に削除する一例について説明したが、サーバ300は、端末400からの要求に応じて、電子機器100に設定された全てのセンサ別ドライバファイルを一括で削除するように電子機器100に対して指示してもよい。この場合、電子機器100(アプリケーション131)は、自機器に設定された全てのセンサ別ドライバファイルを一括で削除する。
(その他の実施形態)
上述した動作例4において、電子機器100が、サーバ300からの指示に応じてセンサ別ドライバファイルを削除する一例について説明した。しかしながら、上述した動作例3と同様に、センサ別ドライバファイルの削除を自動化することが考えられる。例えば、アプリケーション131は、センサ170の測定データがデバイスドライバ132から取得できなくなった場合、このセンサ170がセンサインターフェイス160から取り外されたとみなして、このセンサ170に対応するセンサ別ドライバファイルを削除してもよい。
但し、センサ170が故障した場合を想定すると、このセンサ170が同種の新センサに交換されることが考えられる。このような観点から、アプリケーション131は、センサ170の測定データがデバイスドライバ132から取得できなくなった場合であっても、サーバ300から削除指示を受けるまでは、このセンサ170に対応するセンサ別ドライバファイルを削除せずに保持することが好ましい。
電子機器100が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROMやDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。
また、電子機器100が行う各処理を実行する機能部(回路)を集積化し、電子機器100の少なくとも一部を半導体集積回路(チップセット、SoC)として構成してもよい。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
本願は、日本国特許出願第2019-187780号(2019年10月11日出願)の優先権を主張し、その内容の全てが本願明細書に組み込まれている。

Claims (15)

  1. 通信ネットワークと接続される通信インターフェイスと、
    複数のポートを有し、前記複数のポートのそれぞれには、1つ又は複数のセンサが電気的に接続されるセンサインターフェイスと、
    前記通信インターフェイスを介して通信を行うアプリケーションと、前記センサインターフェイスを介して前記センサを制御するデバイスドライバとを実行するプロセッサと、を備え、
    前記アプリケーションは、前記センサの動作設定を示すデータであって、ポートを識別するポート番号と対応付けられ、且つプログラミング言語で記述されたテキストデータをサーバからダウンロードし、
    前記デバイスドライバは、前記ダウンロードされたテキストデータをインタプリタ方式で機械語に変換し、前記機械語に応じて前記センサを制御する
    電子機器。
  2. 前記センサの動作は、基本動作及び指定された動作を含む請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記指定された動作は、前記センサが測定するときの測定条件に従った動作を含む請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記テキストデータは、前記測定条件を示すデータを含む請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記テキストデータは、前記センサの測定データの単位を前記デバイスドライバが変換する際に用いる変換式を示すデータを含む
    請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記デバイスドライバは、前記センサインターフェイスに接続された前記センサの種別を示す識別子を取得し、
    前記アプリケーションは、前記取得された識別子を前記サーバにアップロードし、前記識別子と対応付けられた前記テキストデータを前記サーバからダウンロードする
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記デバイスドライバは、前記センサが接続されたポートを示す前記ポート番号を取得し、
    前記アプリケーションは、前記識別子と共に前記ポート番号を前記サーバにアップロードし、前記識別子及び前記ポート番号と対応付けられた前記テキストデータを前記サーバからダウンロードする
    請求項に記載の電子機器。
  8. 前記センサインターフェイスに複数のセンサが接続され、
    前記テキストデータは、前記複数のセンサに対してセンサ別に対応しており、前記サーバからダウンロードされる
    請求項1に記載の電子機器。
  9. 前記テキストデータは、ユーザの操作を契機として前記サーバからダウンロードされる
    請求項1に記載の電子機器。
  10. 前記テキストデータは、前記センサが接続されたときにダウンロードされる
    請求項1に記載の電子機器。
  11. 前記通信インターフェイスは、LPWA (Low Power Wide Area)無線通信を行うLPWA通信インターフェイスである
    請求項1に記載の電子機器。
  12. 前記アプリケーションは、前記ダウンロードされたテキストデータの削除を前記サーバから指示された場合、前記ダウンロードされたテキストデータを削除する
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記アプリケーションは、前記センサの測定データが前記デバイスドライバから取得できなくなった場合でも、前記サーバから前記指示を受けるまでは、前記ダウンロードされたテキストデータを削除せずに保持する
    請求項12に記載の電子機器。
  14. 通信ネットワークと接続される通信インターフェイスと、複数のポートを有し、前記複数のポートのそれぞれには、1つ又は複数のセンサが電気的に接続されるセンサインターフェイスとを備える電子機器で実行する制御方法であって、
    前記通信インターフェイスを介して通信を行うアプリケーションが、前記センサの動作設定を示すデータであって、ポートを識別するポート番号と対応付けられ、且つプログラミング言語で記述されたテキストデータをサーバからダウンロードすることと、
    前記センサインターフェイスを介して前記センサを制御するデバイスドライバが、前記ダウンロードされたテキストデータをインタプリ夕方式で機械語に変換し、前記機械語に応じて前記センサを制御することと、を有する
    制御方法。
  15. 通信ネットワークと接続される通信インターフェイスと、
    センサが電気的に接続されるセンサインターフェイスと、
    前記通信インターフェイスを介して通信を行うアプリケーションと、前記センサインターフェイスを介して前記センサを制御するデバイスドライバとを実行するプロセッサと、を備え、
    前記アプリケーションは、前記センサの動作設定を示すデータであって、且つプログラミング言語で記述されたテキストデータをサーバからダウンロードし、
    前記デバイスドライバは、前記ダウンロードされたテキストデータをインタプリタ方式で機械語に変換し、前記機械語に応じて前記センサを制御し、
    前記アプリケーションは、前記ダウンロードされたテキストデータの削除を前記サーバから指示された場合、前記ダウンロードされたテキストデータを削除する
    電子機器。
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