新無線(NR)は、フレキシブルなキャリア帯域幅(CBW)をサポートするように設計され得る。NR-Uに対するアンライセンススペクトルのチャネル化(NR-Uキャリアの生成)では、アンライセンススペクトルおよび現在の技術の規制要件により制約が生じる。例えば、5GHzのETSI整合規格は、20MHzチャネルを要求するが、20MHz帯域の中心にある小さい(5MHzと同程度に小さい)帯域での動作も可能にする。ETSI EN 301.893,5GHz RAN、ディレクティブ2014/53/EU V2.1.1,2017-05の3.2条の必須要件をカバーする整合規格を参照されたい。NR-Uチャネル化は、アンライセンス帯域でのWiFiノードが既存の感知プロシージャを変更する必要がないことを保証すべきである。
本明細書で開示される以下の方法およびデバイスは、上で開示されるNR問題のうちの1つまたは複数に対処し得る。1)NR-Uスペクトルをセルにチャネル化するための方法、2)アンカーキャリアを使用して合成セルを形成するための方法、3)合成セルでキャリアの構成を示すためのCCIの導入、4)合成キャリアを生成するためのLBTプロシージャ、5)合成セルでのBWP構成およびプロシージャ、6)BWP動作のためのUEチャネル感知、7)アンカーキャリアなしでのキャリアの合成、または8)チャネル利用可能性に基づくBWP管理。
LTE-アドバンスト(LTE-Advanced:LTE-A)でのキャリアアグリゲーションでは、アンライセンススペクトルは、20MHzの最大のキャリア帯域幅(CBW)でサポートされた。各20MHz NR-Uスペクトルは、SCellである。隣接するキャリア(例えば、周波数帯域)間でガード帯域を提供する際にいくつかのスペクトルが失われる。このため、SCellが隣接する場合でさえ、帯域幅のより大きいチャンクをレバレッジすることはできず、ガード帯域を利用することはできない。NR-U動作は、現在の技術との共存を保証しながら、NR CBW動作のフレキシビリティをレバレッジし、よりよいスペクトル利用を提供すべきである。
NR-Uでのチャネル化が、以下で論じられる。LTE-Aでのキャリアアグリゲーションでは、最大20MHzのスペクトルが、図2Aに示すようなSCellに割り当てられ得、いくつかのスペクトルが、隣接するキャリア間のガード帯域で失われる。一方、NRは、広いスペクトル上で動作するためのフレキシビリティを有する。本明細書で開示されるNR-Uでのそのフレキシビリティをレバレッジすることは、アンライセンスNR-Uセルが最大の利用可能なキャリア帯域幅での動作をサポートし、それによってガード帯域でのスペクトルの損失を回避することである。一例が図2Bに示され、SCell1が60MHz CBWを使用し、このため、このセル内のガード帯域のために使用されたスペクトルは、ここで、帯域内伝送のために使用される。これは単なる一例であり、別の例が、80mHz CBWで単一のセルを使用し得ることに留意されたい。
アンライセンス最小キャリア帯域幅(U-SCBW Hz)は、NR-Uでのチャネルまたはセルに対する最小キャリア帯域幅(CBW)と定義される。NR-Uセルは、図2Bでの例となる1つまたは複数のU-SCBWの合成キャリアを生成し得る。複数のU-SCBWで構成されるチャネルの生成を「キャリア合成」と称し、結果として生じるキャリアを「合成キャリア」と称する。
5GHzのETSI整合規格との互換性は、以下をサポートし得る。1)図3Aで分かるように、チャネル化がWiFiに類似するようなU-SCBW=20MHzであって、複数の20MHzキャリアが、1つのセルに合成され得、2)図3Bで分かるように、キャリアが20MHzチャネルの中心にあれば、より小さいU-SCBW(>=5MHz)がサポートされ得る。より小さいU-SCBWは、20MHzキャリア内の中心にあるとき合成されない場合があり、隣接するU-SCBWを有しない。
NR-Uでのキャリア合成が、以下で論じられる。NR-Uセルは、NR-U「アンカーキャリア」と称され得るU-SCBWキャリアによって定義され得る。このNR-Uセルは、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)でのSCellまたはスタンドアロン(Stand Alone:SA)でのプライマリセル(Primary Cell:PCell)であり得る。他のU-SCBWキャリアがアンカーキャリアと合成されるとき、合成キャリアが取得され、第1のキャリア(例えば、アンカーキャリア)と合成され得る候補U-SCBWは、「サブオーディネートキャリア」と称される。このコンセプトは、図4Aに示される。NR-Uセルは、1つのアンカーと、3つのサブオーディネートと、を有する。図4Bは、合成キャリアが取得され得るいくつかの方法を示し、セルは、アンカー単独で構成され得るか、またはセルは、すぐ隣のものと合成されるアンカーおよびすぐ隣のものを越えたものとさえ合成されるアンカーを含み得る(例えば、サブオーディネート3は、アンカーおよびサブオーディネート2と合成される)。合成は、動的であり得、時間とともに変化し得る。共通のビーム(空間方向)に対するチャネルアクセスが、アンカーおよびサブオーディネートキャリアのために使用され得るか、またはキャリアの各々へのアクセスが、異なる空間方向での異なるビームに対応し得ることが、本明細書で検討される。単純にするために、実装形態は、合成キャリアにわたって同じビームを使用し得る。以下のサブオーディネートが、アンカーセルと合成され得る。1)アンカーとすぐ隣のものである隣接するサブオーディネート、2)すぐ隣のものと隣接するサブオーディネート、または3)スペクトルでの他のサブオーディネート。
NR-U合成セルは、サブオーディネートを合成する際、以下のプロシージャを使用し得る。チャネルは、少なくともアンカーに対して利用可能であるべきであり、例えば、CCA/LBTは、合成を実施するかまたはチャネルにアクセスするように、セルのアンカーに対して成功であるべきである。サブオーディネートがないかまたは利用可能でない場合、セルは、アンカーキャリアのみで機能する。CCAは、単一間隔LBT、またはDRSのeLAAで使用される感知などの短い時間長の感知として実施され得る。すぐ隣のものは、そのキャリア上のCCA/LBTが成功である場合に合成され得る。合成された隣接するものに隣接するサブオーディネートは、そのCCA/LBTが成功である場合に合成され得る。合成は、以下の方法、すなわち、許可される帯域幅ギャップまたは許可されない帯域幅ギャップで行われ得る。図5Aに示す帯域幅ギャップは、合成で許可されない場合があり、例えば、合成キャリアは、周波数リソースの隣接するセットを含むべきである。このため、サブオーディネート3は、アンカーと合成されない場合がある。帯域幅ギャップまたは隣接しないスペクトルは、合成で許可され得る。図5Bでは、サブオーディネート3は、アンカーと合成され得る。しかし、このケースでは、ガード帯域は、アンカーおよびサブオーディネート3のエッジで必要とされる。
NR-U合成セルは、サブオーディネートを合成する際、以下のプロシージャを追加的に使用し得る。最大のNサブオーディネートキャリアは、アンカーキャリアと合成され得る。セルが、アンカーキャリアと合成するのに利用可能な2つのサブオーディネートを有するが、1つのみが必要とされる場合、それらのキャリアがアンカーセルによりしっかりと同期されるように、アンカーに最も近いサブオーディネートを選択し得る。ノードは、最小のS U-SCBWキャリアが利用可能な場合にのみ合成し得る。例えば、20MHzのU-SCBWでの5MHzで、合成は、チャネルアクセスがアンカーセルに加えてスペクトルの40MHzチャンクを利用可能である場合にのみ発生し得る。これは、合成スペクトルが、合成により増加したオーバーヘッドからのスペクトルの損失に比べてよりよいスペクトル効率を提供することを保証し得、オーバーヘッドは、合成キャリアの構成をシグナリングしなければならないことから生じ得る。
キャリアを合成する場合、すべてのキャリア上で無指向性伝送チャネル感知をノードが実施するとき、すべての空間方向にわたってチャネルを取得すべきである。ノードはまた、合成キャリアの各々での異なる空間方向に対してチャネルアクセスを取得し得る。
アンカーキャリアでのシグナリングが、以下で開示される。アンカーキャリアは、チャネルアクセスを有するようにNR-Uセルのために存在すべきである。DRSまたはSS/PBCH、残りの最小システム情報(Remaining Minimum System Information:RMSI)制御リソースセット(Control Resource Sets:CORESET)、システム情報(System Information:SI)、(SA/デュアルコネクティビティ(Dual Connectivity:DC)で)存在する場合のページングおよびRACHリソースなどの重要情報は、アンカーセルで提供され得る。少なくとも、SSBを規定するセルは、SAおよびDCに対するアンカーキャリアで存在し得る。合成CBWが変化する場合でさえ、少なくともアンカーは、チャネルアクセス中に利用可能であり、その結果、UEは、(例えば、SA/DCで)同期を実施してページングを受信するか、またはアンカーキャリア内のリソース上で(SA/DCもしくはBFRなどでのRRCのために)RACHを実施する。これらのリソースは、サブオーディネートのチャネル利用可能性に応じて利用可能であっても利用可能でなくてもよいアンカーキャリアでの潜在的なガード帯域リソースとは明確に異なり得る。図6は、アンカーキャリアの帯域幅内のこれらの物理層(Physical Layer:PHY)信号を有するコンセプトを示す。サブオーディネートキャリアはまた、測定のために、SSBを規定する他のセルと、SSBを規定する非セルと、を含み得る。
NR-Uセルでの合成キャリア上のシグナリング情報が、以下で開示される。キャリア上でのチャネル利用可能性が動的であるため、サブオーディネートセルの利用可能性は、動的に変わり得、したがって、合成キャリアの帯域幅は、動的に変わり得る。合成キャリアは、gNBによるDLで、またはUEによるULでの両方で形成され得る。キャリアを合成するノードは、キャリア帯域幅がそのリソースにどのように影響するかを受信機が認識するように、合成キャリアの構成を示すべきである。DL上で、UEのBWPは、CBWでの変化により変化し得る。ガード帯域PRBは、伝送のために利用可能になり得る。
合成キャリアは、以下の方法のうちの1つで形成され得る。サブオーディネートは、アンカーのチャネルアクセスの時間で選択される。すべての合成キャリアは、同じMCOTを有する。さらに、サブオーディネートは、以下の方法のうちの1つで、すなわち、同時でかまたは順次で解放され得る。合成チャネルは、インスタンスで全体として解放され得、例えば、すべてのキャリアは、同時に解放される。合成キャリアでの変化のために、ノードは、チャネルにアクセスするようにCCA/LBTを再び実施する。CCAは、DRSのeLAAで使用される25μs感知などの短い時間長の感知であり得る。合成キャリアは、アンカーの最大チャネル占有時間(MCOT)まで変化しないでいてもよい。図7Aは、サブオーディネート2およびサブオーディネート3が、全体のMCOTに対してアンカーと合成される例を示す。図8Aは、ランダムバックオフでのLBTが実施される例示的なケースを示す。チャネルアクセスは、一緒に合成されるアンカーならびにサブオーディネート2およびサブオーディネート3のために取得され得る。広帯域LBT(WLBT)は、キャリア(アンカーまたはサブオーディネート)に対するチャネルアクセスを得るために実施され得る。広帯域は、チャネルが20MHzを超えて、潜在的に複数の20MHz帯域に及ぶ構成を意味し得る。図9は、合成のための例示的なプロシージャを示す。サブオーディネートは、アンカーよりもはやく解放され得る。一旦、合成ノードがサブオーディネートを使用して行われると、他のユーザがサブオーディネートを使用することができるように、合成ノードはサブオーディネートを解放する。これは、公平な共存を保証し得る。図8Bは、このケースを示す。図10は、合成のための例示的なプロシージャを示す。合成キャリアは、アンカーキャリアのチャネルアクセスの時間中、動的に変化し得る。このため、合成キャリアは、MCOT中に変化し得るが、少なくともアンカーキャリアは、MCOTの時間長に対して利用可能でなければならない。図7Bは、サブオーディネート2およびサブオーディネート3の利用可能性がアンカーのMCOTを通して変わる例を示す。利用可能な帯域幅は、異なる時間場合で異なっている。
図9を参照して、ステップ211で、アンカーまたは複数のサブオーディネートは、合成するための候補として選択される。ステップ212で、CAT4 WLBTは、アンカーおよび複数のサブオーディネート上で、ランダムウィンドウで実施する。WLBTがステップ213で成功のとき、合成チャネルは、アクセスされ得(ステップ214)、続いて、アンカーキャリアのMCOTで合成チャネルを解放し得る。WLBTがステップ213で成功でないとき、キャリアは、セルで合成されない(ステップ216)。さらに、ステップ217で、合成するためのキャリアの候補セットが変更され得るか、またはステップ218で、LBTのためのコンテンションウィンドウサイズが変更され得る。続いて、WLBTは、ステップ213で再び確認される。
図10を参照して、ステップ221で、アンカーまたは複数のサブオーディネートは、合成するための候補として選択される。ステップ222で、CAT4 WLBTは、アンカーまたは複数のサブオーディネート上で、ランダムウィンドウで実施する。WLBTがステップ223で成功のとき、合成チャネルがアクセスされ得る(ステップ224)。続いて、ステップ225で、(他のユーザがこれらのキャリアにアクセスし得るように)アンカーキャリアを解放する前にサブオーディネートキャリアの解放があり得る。あるいは、ステップ225で、サブオーディネートは、そのそれぞれのMCOTの終了の前に解放され得る。ステップ226で、アンカーまたは残りのサブオーディネートは、アンカーキャリアのMCOT内で解放され得る。WLBTがステップ223で成功でないとき、キャリアは、セルで合成されない(ステップ227)。さらに、ステップ228で、合成するためのキャリアの候補セットが変更され得るか、またはステップ229で、LBTのためのコンテンションウィンドウサイズが変更され得る。続いて、WLBTは、ステップ223で再び確認される。
追加の設計検討は、以下のもの、すなわちMCOT中にドロップしないサブオーディネートおよびMCOT中にドロップするサブオーディネートなどの合成に適用し得る。一例では、サブオーディネートが追加されるだけであり得、アンカーキャリアのMCOT中にドロップされ得ない。これは、サブオーディネートが利用可能になるときに利用可能なリソースを増加させるためのフレキシビリティを提供する。図8Cは、このケースを示す。追加のサブオーディネートは、利用可能になるときに追加される。LBTまたは少なくともCCAは、サブオーディネートのために実施され得る。図11は、合成のための例示的なプロシージャを示す。代替において、サブオーディネートがドロップされ得るだけであり、例えば、サブオーディネートは、そのMCOTが完了した後、チャネルアクセスを停止するが、アンカーキャリアのMCOTは、依然としてそのMCOT内である。これは、アンカーキャリアの前に利用可能になったキャリアをレバレッジするフレキシビリティを提供する(このため、サブオーディネートのMCOTは、アンカーキャリアのMCOTの前に終了する)。図8Dは、このケースを示す。gNBは、自己干渉を有しない場合にこのプロシージャを実施し得、例えば、同時にリッスンおよび伝送し得る。図12は、合成のための例示的なプロシージャを示す。
図11を参照して、ステップ231で、CAT4 LBTは、セルのアンカー上で、ランダムウィンドウサイズで実施する。サブ帯域LBT(Subband LBT:SLBT)がステップ232で成功のとき、アンカーがアクセスされ得る(ステップ233)。続いて、ステップ234で、候補合成セルのサブオーディネートが選択され得る。ステップ235で、サブオーディネートまたはサブオーディネートのグループ上のSLBTが成功の場合、ステップ236で、アンカーは、これらのキャリアと合成され得、合成キャリアへのアクセスが許可される。ステップ237で、より多くのキャリアを合成する必要性がある場合、ステップ238で、アンカーまたはアンカーキャリアMCOT内の残りのサブオーディネートは解放され得る。ステップ237で、より多くのキャリアを合成する必要性がない場合、ステップ234で、候補合成セルに対して選択されるサブオーディネートがあり得る。あるいは、ステップ232で、SLBTが成功でない場合、ステップ239で、コンテンションウィンドウサイズが変更され得、SLBTがアンカー上で実施され得る。続いて、SLBTが、成功かどうか判断される。
図12を参照して、ステップ241で、CAT4 LBTは、セルのアンカー上で、ランダムウィンドウサイズで実施する。SLBTがステップ242で成功のとき、アンカーがアクセスされ得る(ステップ243)。続いて、ステップ244で、gNBがサブオーディネートをアンカーと合成できるかどうかが判断される。合成できる場合、ステップ245で、アンカーは、これらのキャリアと合成され得、合成キャリアへのアクセスが許可される。ステップ246で、より多くのキャリアを合成する必要性がある場合、ステップ247で、それぞれのMCOTとの各キャリアの解放があり得る。ステップ246で、より多くのキャリアを合成する必要性がない場合、ステップ244で、gNBがサブオーディネートを合成できるかどうかの別の判断がある。あるいは、ステップ242で、SLBTが成功でない場合、ステップ248で、コンテンションウィンドウサイズが変更され得、SLBTがアンカー上で実施され得る。続いて、SLBTが、成功かどうか判断される。
(MCOT中に変化する合成キャリアに関する)このケースでは、LBTは、各U-SCBWキャリア上で別々に実施され得る。これをサブ帯域LBT(SLBT)と称する。
キャリアを合成するために記載される図8および図9に対応付けられるプロシージャでは、LBTが失敗の場合、ノードは、コンテンションウィンドウサイズを変更することによって、再びチャネルを取得する可能性を向上させようとし得る。図9~図12のプロシージャは、gNBまたはUEで発生し得る。
チャネルアクセスが動的であるため、合成キャリア上の情報のインジケーションは動的であるべきである。インジケーションは、合成キャリアインジケータ(CCI)と呼ばれるPHY信号によって提供され得る。CCIはまた、意図された占有の時間を提供し得る。
DL上でのCCIの伝送が、以下で開示される。gNBは、以下の方法のうちの1つで、DL上でCCIを示し得る。第1の方法では、アンカーキャリアのリソース内のDL上のCCIのインジケーションがあり得、そのセルでのUEは、曖昧ではなくそれを受信し得る。情報を伝送するコンセプトは、周波数範囲1(Frequency Range - 1:FR1)(0.45GHz~6GHz)に対して図13に示される。CCIは、セルの20MHzアンカーキャリア内にある。それは、NRでサポートされる5MHzなどの最小キャリアサイズ内に含まれ得る。アンカーキャリアの初期のBWPでのUEは、そのBWを増加させる必要なく、CCIについてモニタし得る。第2の方法では、アンカーキャリアと重複しないアクティブなBWPでのDL上のCCIのインジケーションがあり得る。UEのBWPが、CCIが伝送され得るアンカーセルの一部を含まない場合、追加の伝送が、UEのアクティブなBWP内で必要とされ得る。第3の方法では、NR-UキャリアがライセンスPCellでキャリアアグリゲーションされる場合、DL上のCCIのインジケーションがあり得、CCIは、SCellに対してPCell上で送信され得る。
CCIは、以下の方法のうちの1つでgNBによって伝送され得る。第1の方法では、CCIは、UEが下りリンク制御情報(Downlink Control Information:DCI)を見つけて復号し得るように、タイプ0 PDCCH共通のサーチスペースなどの共通のサーチスペースで合成キャリアフォーマットインジケータ(Composite Carrier Format Indicator:CCFI)-無線ネットワーク一時識別子(Radio-Network Temporary Identifier:RNTI)でスクランブルをかけられる下りリンク制御情報(DCI)を通してブロードキャストされ得る。CCFI-RNTIは、UEがその値を、DCIを受信する前に認識するようなスペックで与えられ得る。第2の方法では、初期のBWPまたはデフォルトBWPでのUEは、アンカーキャリアで残り得る。アクティブなBWPでのUEは、合成キャリアについてシグナリングされることを必要とし得る。このケースでは、CCFI-RNTIでスクランブルをかけられるDCIは、グループ共通のPDCCHとして伝送され得る。CCFI-RNTIは、上位層シグナリングを通してUEに構成される。第3の方法では、(フォーマット0_0、0_、1_1、1_0でのDLまたはULグラントなどの)セルRNTI(Cell RNTI:C-RNTI)またはCS-RNTIでスクランブルをかけられるUE固有のDCIは、合成キャリアについての情報を提供し得る。第4の方法では、CCIは、チャネルアクセスにすぐ続くアンカーキャリアでザドフチューシーケンス(Zadoff - Chu sequence:ZC)またはm-シーケンスなどのプリアンブル上で伝送され得る。プリアンブルは、予約信号として使用され得る。それは、シンボル境界に非同期性であり得、時間での相関関係を通してUEによって検出され得る。プリアンブルは、シンボル境界に同期性であり得、チャネルアクセスに続く第1のスロット内に伝送され得る。
UEは、SIを通じたアンカーキャリアのB候補サブオーディネートのリストに対するキャリア情報で構成され得る。DCIは、B-ビットのビットマップでこれらのサブオーディネートセルの状態を搬送し得る。サブオーディネートに対応するビットが1に設定されるとき、サブオーディネートがアンカーキャリアと合成されることを意味する。0に設定されるビットでのサブオーディネートは、合成キャリアの一部でない。CCIがDCIを使用する場合、Bビットは、そのペイロードの一部である。CCIがプリアンブルを使用する場合、Bビットは、ザドフチューシーケンス(ZC)のルートであり得るか、またはシーケンス(m-シーケンス)を初期化し得る。図4Aでの例に対して、UEは、サブオーディネート1、サブオーディネート2、およびサブオーディネート3に対応する3ビットのビットマップで構成されている。
あるいは、合成のための可能な構成のセットは、ノードに構成され得る。CCIは、このセットへのインデックスを示し得る。可能な構成の数が少ない場合、インデックスは、構成を示すようにBビットよりも少ないものを必要とし得る。このセットは、構成のセットに関する以下の例で分かるように、RRCシグナリングを通してUEに構成され得る。第1の例では、合成のための構成のセットは、残りの最小システム情報(RMSI)または他のシステム情報(Other System Information:OSI)を通してブロードキャストされる。第2の例では、合成のための構成のセットは、UE固有のRRCシグナリングを通してUEに構成され、この代替は、UE能力に基づく構成を可能にする。UEが、XHz(例えば、Hzの所定の閾値)を超える合成キャリアを受信する能力を有しない場合、他のUEがその能力に応じてXHzを超える帯域幅で伝送を受信し得るが、XHzを超えない合成のための構成で構成されるべきである。このアプローチは、DL CCIが、UE固有のDCIまたはグループ共通のPDCCHで伝送されるケースで機能し得る。
CCIは、アンカーキャリアのチャネル占有時間内に、特に、サブオーディネートがその時間長のうちに変わる場合、複数回シグナリングされ得る。
UL上でのCCIの伝送が、以下で開示される。UEは、UEおよびgNBに関する以下のシナリオでチャネルを合成し得る。
第1のシナリオでは、UEは、アンカー1を使用する複数の候補合成セル上での自律上りリンク(Autonomous Uplink:AUL)のための構成されたリソースである。候補合成キャリアの例は、a)アンカーキャリア単独、b)アンカーおよびサブオーディネート1、c)アンカー、サブオーディネート1、およびサブオーディネート2などである。UEは、最大の合成チャネルを見つけるようにLBTを実施し、そこでAULを伝送し得る。UEはまた、アンカーセルでのリソース上で伝送されるCCIを通じた伝送を示し得る。gNBがCCIを受信するとき、合成キャリアを識別し、進行してAULを検出する。図14は、UEがアンカーならびにサブオーディネート2およびサブオーディネート3を合成する例を示す。それは、合成チャネルにわたって予約信号を、CCIのそのリソースが発生するまで伝送する。それは、アンカーセルでCCIを伝送する。次いで、それは、その帯域幅パートを切り替え、その合成セルのためのAULリソース上で伝送する。AUL伝送の完了時に、UEは、以下の1つを行い得る。1)UEは、それがDLをモニタするアンカーセルにあり得るデフォルトBWPに戻る。2)UEは、合成チャネルを解放し得る。または3)UEは、サブオーディネートキャリアのうちの1つまたは複数のみを解放し、必要に応じてPUCCHまたはSRSを伝送し続け得る。図14に示すように、CCIが、UEによって合成されるU-SCBW帯域を示し得ることに留意されたい。UEは、構成されたグラントで(部分的にまたは全体的に)これらの帯域を占有し得る。このため、CCIは、UEのグラントに対応する帯域を示し得る。
第2のシナリオでは、gNBは、「オポチュニスティックULグラント」と呼ばれ得る新しいタイプのULグラントをUEに提供する。このグラントは、リソースを各候補合成キャリアに提供し得る。UEは、利用可能である合成キャリアチャネル上で伝送し、最大のリソースを有し得る。UEは、より多くのスペクトルが利用可能であるときにそのバッファをよりはやく空けることができ得るため、これは、効率的なリソース使用を可能にし得る。さらに、UEの付近の隠れたノードは、あるU-SCBWキャリアのみに影響を与え得る。UE側でのオポチュニスティックな合成は、隠れたノードを回避しながらUL伝送を可能にする。0_1などのDCIフォーマットは、オポチュニスティックなULグラントをサポートするように修正され得、複数のコンポーネントキャリアへのシグナリングのために使用されるフィールドは、候補グラントのために再使用され得る。図15は、gNBがランダムバックオフでCAT4 LBTを実施し、アンカーならびにサブオーディネート2およびサブオーディネート3を含む合成チャネルのチャネルにアクセスする例を示す。それは、ULグラントをUEに送信する。UEは、25μsなどの短い間隔のCCAとして実施し得る(それがgNBのMCOT内にある場合、gNBは、グラントでのUL上で実施され得るCCA/LBTのタイプを示し得る)。それは、それが利用可能であるキャリアを合成し、ULリソースに対するその合成キャリアのためにグラントを使用する。gNBは、アンカーキャリアからCCIを読み取る。AUL伝送の完了時に、UEは、以下の1つを行い得る。1)UEは、それがDLをモニタするアンカーセルにあり得るデフォルトBWPに戻る。2)UEは、合成チャネルを解放し得る。3)UEは、サブオーディネートキャリアのうちの1つまたは複数のみを解放し、必要に応じてPUCCHまたはSRSを伝送し続け得る。図15に示すように、CORESETが、ULグラント(PUSCH)をUEに示すDCIを搬送することに留意されたい。DL/UL矢印は、UEがCCAを行うギャップ(白色領域)を示す。
CCIは、合成サブオーディネートのビットマップを示すペイロードが小さいようなショートPUCCHリソース上で伝送され得る。PUCCHリソースは、アンカーセルにあり得、グラントによってスケジュールされるUL伝送に先行し得る。あるいは、CCIは、コンテンションフリーの方法で、RACH上で伝送され得る。RACHリソースおよびプリアンブルは、上位層シグナリングを通してUEに構成され得る。複数のプリアンブルは、合成のための候補のうちの1つを示す各プリアンブルで、UEに構成され得る。
合成のためのチャネル感知が、以下で開示される。アンカーおよびサブオーディネートに対する感知は、以下の方法、すなわち、ランダムウィンドウ、単一のランダムバックオフ、または異なるランダムバックオフで実施され得、そのすべては、本明細書でより詳細に記載される。
ランダムウィンドウでのCAT4 LBTは、アンカーキャリアに対して実施され得る。一旦、チャネルがアンカーに対して取得されると、より高い優先度のアクセスが、合成セル上で伝送が同期して発生し得るように、サブオーディネートキャリアのために使用され得る。そして、自己干渉は、同時に感知および伝送しないことによって回避される。図16Aは、アンカーおよびサブオーディネートを合成するための例を示し、サブオーディネートに対する高い優先度のアクセスが、アンカーに対するLBTが成功した後に取得される。
単一のランダムバックオフが、アンカーキャリアに対して生成され、同じバックオフが、CAT4 LBTプロシージャでサブオーディネートセルに適用される。成功の場合、キャリアが合成される。図16Bは、アンカーおよびサブオーディネートを合成する例を示し、同じランダムバックオフが、アンカーおよびすべてのサブオーディネートのために使用される。
各U-SCBWは、異なるランダムバックオフを有し得る。最大のバックオフタイマが満了する場合、LBTが成功のときに、U-SCBWが合成される。短いCCA(例えば25μs)が、ランダムバックオフをよりはやく終了したU-SCBWに適用され得る。図16Cは、アンカーおよびサブオーディネートを合成する例を示し、各キャリアに対するLBTは、異なるランダムバックオフを使用するが、チャネルアクセスは、最大のバックオフに整列される。
フレキシブルな広帯域動作での動作が、以下で論じられる。ここで、合成ノードは、アンカーキャリアを使用しない場合もあるが、キャリアで一緒に、利用可能なU-SCBW帯域を合成し得る。合成は、動的に行われ得る(例えば、ノードがチャネルアクセスを得る度に、合成U-SCBWは異なり得る)。アンカーU-SCBWは、合成キャリアで存在する必要がない。
ノードは、UE固有であり得るかまたはすべてのもしくは複数のUEに共通であり得るDMRSまたはDCIなどのプリアンブルまたはPSS/SSSのような信号もしくはRSを通してなど、アンカーキャリアベースの合成について記載される方法を通して、合成U-SCBW帯域についてCCIを受信機に伝送する。
受信機は、あるリソース上でCCIを受信するように構成され得る。受信機は、これらのリソースをモニタし、インジケーションの受信時に送信機によって取得されるU-SCBWを認識する。
NR-Uでの複数の合成セルが、以下で開示される。UEは、ライセンスPCellで複数のNR-Uのキャリアアグリゲーションをサポートし得る。または、UEは、複数の他のNR-Uセルがアグリゲーションされ得るSAセルとしてNR-Uチャネルにアクセスし得る。これらのケースでは、UEは、複数のキャリアを受信するための複数のRxチェーンを有し得る。それは、複数のアンカーキャリアで構成されており、1つのRxチェーンで各々をモニタする。UEがキャリアアグリゲーションを有するとき、1つのセルでのサブオーディネートは、別のセルに対するアンカーであり得る。一例が、図17に示される。ここで、セル1のアンカーがセル2のサブオーディネート2である。同様に、サブオーディネートキャリアは、複数のセルでのサブオーディネートであり得る。
アイドルまたは接続状態では、UEは、同期、SI、ページング、またはRACHについてセルのアンカーをモニタし得る。それがアンカー上でCCIを受信するとき、合成キャリア上で情報を取得し得る。図17を参照して、UEは、Rxチェーンのうちの1つでセル1のアンカー1をモニタしている。セル1からのCCIが、セルが(セル2のアンカー2と同じキャリアである)サブオーディネート2を含むことをUEに示す場合、UEは、キャリア上でリソースにアクセスするための以下のプロシージャのうちの1つに従い得る。図18は、セル1およびセル2の両方をモニタするときのUE挙動を示す。(注釈、t1、t2、およびt3は、両方のセルにわたって挙動を比較するためのプロシージャでの時間インスタンスを示す。)
同時にリソースにアクセスするための第1のプロシージャに関して、所与のU-SCBWは、1つのセルにのみ属する。このケースでは、UEは、セル1のみがアクティブであることを想定する。次いで、UEの観点から、アンカー2を有するセル2は無効であると想定される。UEがセル2を受信するためのRxチェーンを有し得る場合であっても、それは、セル2が無効にされることを想定し、セル1上のUL/DLグラントが完了するまで、またはセル1がサブオーディネート2を解放するまで、セル2上でモニタリングを実施しない。セル1は、CCI上でチャネル占有時間を示し得るため、UEは、セル1がサブオーディネート2をいつ解放するかを認識し得る。このコンセプトは、図18Aに示され、プロシージャは、図19Aに示される。適用可能なものとして図18Aおよび図18Bに示すように、CCIは、サブオーディネートがアンカーと合成されることを示すことに留意されたい。x軸が時間であるとして、図18Aでは、t2でのCCIの受信時に、UEは、t2の後に合成セルのモニタリングを開始する。CCIによる合成キャリアのインジケーションは、この挙動をトリガする。図18Bでは、セル1上のCCIは、サブオーディネートがセル1に合成されたことを示す。このため、セル2は、無効にされる。セル1に合成されると、UEレートは、セル2が依然として発見のためにSSBなどのいくつかの重要な信号を伝送することができるように、セル2の重要リソースの周囲でマッチする。
図19Aを参照して、ステップ251で、UEは、CCIについてNR-Uアンカー1およびアンカー2をモニタする。CCIがステップ252で受信される場合、ステップ253で、アンカー1上での受信に基づいて、サブオーディネート2でセル1を受信する必要がある場合、RXチェーン1上でBWを増加させる。ステップ254で、セル1グラントが完了するかまたはセル1がサブオーディネート2を解放するまで、他のRXチェーン2上でセル2をモニタしない。
リソースにアクセスするための第2のプロシージャに関して、UEは、セルがいくつかの共通のサブオーディネートで構成されている場合でさえ、異なるRxチェーンを同時に使用する複数のNR-Uアンカーセルをモニタし得る。UEが、サブオーディネート2上でリソースを使用してセル1からグラントを受信するとき、これらのプロシージャに従い得る。UEレートは、セル1上のそのグラントに対してセル2でのアンカー2のSSB/DRSおよびRACHのような、あるリソースの周囲でマッチする。コンセプトが、図18Bに示される。一般的なプロシージャが、図19Bに示される。UEは、セル1のSFIが、グラントの時間長に対して(サブオーディネート2で)セル2のSFIに優先することを想定する。
図19Bを参照して、ステップ261で、UEは、CCIについてNR-Uアンカー1およびアンカー2をモニタする。CCIがステップ262で受信される場合、ステップ263で、アンカー1上での受信に基づいて、サブオーディネート2でセル1を受信する必要がある場合、RXチェーン1上でBWを増加させる。また、レートは、セル2の重要リソースの周囲でマッチする。ステップ264で、RXチェーン2上でセル2をモニタし続ける。
UEは、本明細書でより詳細に記載されるように、最新のCCI、最新のグラント、または衝突するセルに基づいて、(セル1またはセル2の一部として)キャリア上でリソースをどう使用するかを決定し得る。第1の例では、最新のCCIが、優先度を取る。UEは、最新のCCIを伝送するセルから合成チャネルを使用する。セル2からのサブオーディネートがセル1に合成される場合、UEは、合成セル2のモニタリングからセル2のアンカーのモニタリングに戻る。第2の例では、最新のグラントが、優先度を取る。UEがセル2のアンカーセルをモニタしている場合、セル1上のCCIの後、グラントを受信し得る。このケースでは、UEは、最新であるようにセル2のグラントに従う。第3の例では、セル1およびセル2からのグラントが、セル1のサブオーディネートと同じであるセル2のアンカー上のリソースに関して衝突する場合、UEは、グラントを無視し得る。
UEのBWP動作のためのプロシージャが、以下で論じられる。NRでは、UEは、キャリア毎に4つのBWPで構成され得る。本明細書でより詳細に記載されるように、NR-Uでの合成セルに対して、BWPを構成するための方法は、Wi BWPまたはW BWPを含み得る。
例えば、セルがP候補構成(例えば、a)アンカーのみ、b)サブオーディネート2とのアンカー、c)サブオーディネート1とのアンカー、d)サブオーディネート1およびサブオーディネート2とのアンカー、e)サブオーディネート1、サブオーディネート2、およびサブオーディネート3とのアンカーなど)を有し、各候補がある数のBWPをサポートする場合、UEは、セルの第i番目の合成構成毎にWi BWPで構成され得る。上位層シグナリングは、i=1・・・Pについて、P合成セル構成WiでUEを構成している。i=1は、アンカーを表すように設計され得る。i>2について、単一のBWPは、十分であり得、例えば、i>2についてWi=1である。
UEは、セルに対してW BWPで構成され得る。gNBは、UEが所与の合成セルに対して適切なBWPを使用することを保証する。
UEは、定義される1つまたは複数の以下のBWPを有し得る。例示的なBWPが、図20に示される。(特に、SAおよびDCに対する)初期のBWPは、同期、RACH伝送、受信されたページングなどを実施する。アクティブなアンカーBWP、これは、アンカーセル内のアクティブなBWPである。UEは、このBWPで制御情報をモニタし、PUSCHを伝送し、PDSCHを受信する。これは、NRでの「アクティブなBWP」に類似する。デフォルトBWP、このBWPはアンカーセルのリソース内にある。UEに接続されるRRCは、デフォルトBWPのままであり、制御シグナリングをモニタし得る。アクティブな他のBWP、これは、サブオーディネート内のリソースを含むアクティブなBWPである。それはまた、アンカー内にリソースを含み得る。典型的には、アクティブな他のBWPは、アクティブなアンカーBWPよりも大きく、より多くの周波数リソースをUEに提供することが予期される。
以下のプロシージャのうちの1つが、アクティブな他のBWPを設計するために使用され得る。第1のプロシージャに対して、アクティブな他のBWPで制御モニタリングは発生しない。制御信号モニタリングは、グラントに対してアクティブなアンカーBWPまたはデフォルトBWPで発生する。グラントは、UEがPDSCHまたはPUSCHを受信または伝送するアクティブな他のBWPにUEを切り替え得る。完了時に、UEは、前のBWPまたはデフォルトBWPに戻り得る。前のBWPは、アクティブな他のBWPで動作するようにそれを有効にしたものであり得る。一例が図21Aおよび図21Cに示される。図21Bは、例示的なデフォルトBWPを示す。アクティブなアンカーBWPがアクティブな他のBWPに切り替えるようにUEをトリガした場合、アクティブなアンカーBWPのBWP不活性タイマはリセットされ、UEがアクティブなアンカーBWPにあるかのようにデクレメントし続ける。第2のプロシージャに対して、制御シグナリングは、アクティブなアンカーBWPでのものに類似するアクティブな他のBWP上でモニタされ得る。アクティブなアンカーBWPのBWP不活性タイマに類似して、アクティブな他のBWPのBWP不活性タイマは、一旦UEがアクティブな他のBWPに入ると使用され得る。アクティブな他のBWPのBWP不活性タイマが満了すると、UEは、デフォルトBWPに戻る。一例が図21Dに示される。あるいは、DCIは、デフォルトBWPもしくはアクティブなアンカーBWPなどの別のBWP、または別のアクティブな他のBWPに切り替えるようにUEをトリガし得る。図21Aに示すように、PDCCHは、グラントに伴ってデフォルトからアクティブにBWPを切り替えるためのコマンドを提供することに留意されたい。グラントの処理時に、UEは、デフォルトBWPに戻る。図21Bは、図21Aに類似の挙動を有するが、UEは、アンカー上でアクティブなBWPから開始する。図21Cに関して、図21Bに類似するが、アンカー上でアクティブなBWPに戻る。図21Dは、図21Cに類似するが、BWPタイマの完了時にアンカーでのデフォルトBWPに戻る。
チャネルアクセス障害の間のBWP管理。NR-U BWP動作は、チャネルアクセスで不確実に影響を与えられ得る。NRでのデフォルト挙動に続く場合、gNBがチャネルアクセスを失い、BWP不活性タイマをデクレメントした後でさえ、UEは、アクティブなBWPにとどまり得る。しかし、BWP不活性タイマの値は、RRCを通して固定され得、チャネル利用可能性に基づいて変更され得ない。「有効なBWP」は、UEに対して有効にされ、かつgNBまたはUEがチャネルアクセスを有するBWPと定義され得る。「無効なBWP」は、UEに対して有効にされるが、gNBまたはUEがチャネルアクセスを有しないBWPと定義され得る。
BWP不活性タイマが開始時に大きい値に設定される場合、UEは、gNBがチャネルへのアクセスを回復するまで、アクティブなBWP上で十分長くとどまり得る。しかし、チャネルが利用可能でない時間中、UEは、無効なBWP上で動作するため、かなりの電力消費を経験し得る。図23Aは、gNBが最初にtCOT,gNB,1msのチャネルアクセル、続いて、LBT試行およびtCOT,gNB,2msのチャネルアクセスを有する例を示す。UEのBWP不活性タイマは、tCOT,gNB,1内に開始され得る。UEは、チャネルアクセスの損失の認識を有さず、gNBのLBT時間長の間にモニタし続ける(例えば、無効なBWP中に無効なBWPをモニタし、そのBWP不活性タイマをデクレメントする)。
BWP不活性タイマが開始時に小さい値に設定される場合、UEは、アクティブなBWPをよりはやく無効にし、電力を節約し得るが、UEは、gNBがチャネルアクセスを受信する度にアクティブなBWPに切り替えて戻すようにトリガされるべきである。図23Bに示すように、UEのBWP不活性タイマは、tCOT,gNB,1の後すぐに満了する。それは、そのBWPが無効になると、無効なBWP中のモニタリングの電力をあまり無駄にしないが、一旦、gNBがチャネルアクセスを得ると、それは、アクティブなBWPに切り替えて戻すようにBWP有効化DCIを受信しなければならない。このUE固有のDCIは、デフォルトBWP上で伝送される。特に、複数のUEのBWPは、チャネルアクセスが回復される毎に再構成される必要があり得るため、このプロセスは、かなりのシグナリングオーバーヘッドをもたらし得る。
図23A~図23Bは、COTが利用可能でないか(図23A)、またはBWPがBWP不活性タイマ満了(図23B)により無効にされるときに、BWP不活性タイマがデクレメントするNRでチャネルアクセスが利用可能でない間の例示的なBWP動作を示す。以下の方法は、UEが無効なBWP上での過度なモニタリングを低減することを可能にし得る。1)UEは、チャネルアクセス無しの時間長でBWP不活性タイマを中断するか、または2)gNBは、チャネルアクセス無しの時間長を動的に管理するためのBWP不活性タイマの値を示す。
UEは、無効なBWP時間長の間、BWP不活性タイマを中断し得る。UEが、チャネルアクセス時間の認識を有する場合、この時間長のBWP不活性タイマを中断し得、例えば、BWP不活性タイマの値が保持され、中断されるときにタイマがデクレメントされない。タイマは、UEが有効なBWP状態を識別するときに再開され得、例えば、BWP不活性タイマが、再びデクレメントを開始する。
開示されるように、gNBは、UEがチャネルアクセスを得るときにCCIを通して有効なBWPを推測し得る情報を示し得る。UEが、CCIを受信するとき、BWPがその時に有効なBWPであり、グラントに対するBWPをモニタし始めるかまたはモニタし続けることを識別し得る。
gNBは、アクティブなBWP上でCCIを伝送し得る。CCIは、PSSなどのシーケンスの形態で、ブロードキャストモードで伝送され得る。CCIは、検出をUEで単純に保つように、PSSなどの同じシーケンスを有し得る。CCIは、UEが図24Aに示すように高い信頼性でそれを検出し得るように周期的に送信され得る。
あるいは、CCIは、UEが図24Bに示すようにSS/PBCHブロックのPSSとそれを混同しないように、オフラスター位置で複数のU-SCBW上で伝送され得る。複数の周波数リソースは、異なるBWPを有するUEが少なくとも1つのCCIを検出し得ることを保証する。
CCIに対するシーケンス、周期、およびリソースは、RRCシグナリングを通してUEに構成され得る。それは、BWP毎にUE固有の方法で構成され得る。
図24Aおよび図24Bは、同じ周波数リソース(例えば、図24A)で周期的か、または異なる周波数リソース(例えば、図24B)で周期的であるチャネルアクセス(有効なBWP)をノードが有することを示す、アクティブなBWPでの例示的な周期的なCCI伝送を示す。UEが有効なBWPウィンドウタイマと呼ばれるタイマを維持することが、本明細書で開示される。UEがアクティブなBWPでCCIを受信するとき、それは、gNBがチャネルアクセスを有することを認識し、有効なBWP上にある。それは、有効なBWPウィンドウタイマを開始し、それを、値、RRCシグナリングを通して構成され得る有効なBWPウィンドウタイマRRC値に設定し、時間の経過とともにそれをデクレメントする。有効なBWPウィンドウタイマRRC値は、CCIの周期よりも大きい。CCIの受信時に、UEは、以下のうちの1つまたは複数を実施し得る。1)それを有効なBWPウィンドウタイマRRC値に設定することによって有効なBWPウィンドウタイマを再開するか、2)それが前に中断された場合、BWP不活性タイマを中断せず、アクティブなBWP上でデクレメントを開始するか、または3)それが前に中断されなかった場合、BWP不活性タイマを再開する。有効なBWPウィンドウタイマは、新しいCCIが受信されないとき満了し得る。次いで、UEは、無効なBWP状態が発生したことを想定し得、以下のうちの1つまたは複数を実施し得る。本明細書でより詳細に記載されるように、1)BWP不活性タイマを中断するか、2)アクティブなBWPを無効にするか、または3)チャネルアクセスを実施する。最初に、UEは、無効なBWP状態が発生したことを想定し得、BWP不活性タイマを中断するがCCIをモニタし得る。CCIは、CCIが比較的狭帯域であるような本格的なBWPモニタリングと違って低電力状態でモニタされ得、UEは、CCIの狭帯域の帯域幅内でモニタだけをするようにそのフィルターを調整し得る。第2に、UEは、無効なBWP状態が発生したことを想定し得、アクティブなBWPを無効にし、デフォルトBWPに戻り得る。第3に、UEは、無効なBWP状態が発生したことを想定し得、BWPでのUL伝送のためにチャネルアクセスを実施し得る。
有効なBWP動作では、UEがグラントを受信するとき、有効なBWPウィンドウタイマを再開し得る。
図25は、有効なBWPおよび無効なBWP状態を識別するために有効なBWPウィンドウタイマを使用する例示的な動作を示す。gNBは、最初に、時間長tCOT,gNB,1msのチャネルアクセスを取得し得る。UEは、対応する合成セル内でアクティブなBWPで動作する。UEは、BWPの有効化の時にBWP不活性タイマを開始する。UEは、このCOTで2回CCIを受信し、各時間で、有効なBWPウィンドウタイマを開始する。有効なBWPウィンドウタイマは、tCOT,gNB,1を超えてデクレメントし続ける。しかし、gNBは、チャネルアクセスを失い、その結果、UEは、CCIを受信しない。このため、有効なBWPウィンドウタイマは満了する。UEは、このとき、有効なBWP期間が始まったことを認識し、BWP不活性タイマを中断する。
しかし、UEは、無効なBWP中に、潜在的に低電力状態でCCIをモニタし続け得る。続いて、gNBは、tCOT,gNB,2msのキャリアへのアクセスを取得する。UEは、CCIを受信し得、このとき、それが有効なBWP状態に入っていることを識別し得る。それは、デクレメントを開始するBWP不活性タイマを中断しない。UEはまた、これを有効なBWPと認識し、グラントに対してアクティブなBWPをモニタし始める。続いて、UEは、BWP不活性タイマおよび有効なBWPウィンドウタイマをリセットするグラントを受信する。
この方法は、CCIを通して有効なBWPをUEに示すことに焦点を置くように考慮され得る。有効なBWPウィンドウタイマが満了するときに、UEが、有効なBWP状態の満了を認識し得るため、gNBがMCOTを失うときと、UEが有効なBWP満了を認識するときとの間にラグがあり得ることに留意されたい。同様に、チャネルアクセスが利用可能であるときと、無効なBWPが終了したことをUEが識別するときとの間にラグがあり得る。
サンプルプロシージャが、図26に示される。ここで、有効なBWPウィンドウタイマは、CCIの受信時に設定される。有効なBWPウィンドウタイマの満了時に、UEは、BWP不活性タイマを中断するが、低電力状態でCCIをモニタする。CCIの受信時に、UEは、有効なBWPウィンドウタイマを再開し、BWP不活性タイマを再開する。
図26を参照して、ステップ271で、BWP不活性タイマは、アクティブなBWPが有効にされるときに開始される。ステップ272で、アクティブなBWPがモニタされ、BWP不活性タイマがデクレメントされる。ステップ273で、BWP不活性タイマが満了したことが判断される場合、ステップ274で、BWPを無効にし、デフォルトBWPに戻る。ステップ273で、BWP不活性タイマが満了していないことが判断される場合、ステップ275で、CCIが検出されるかどうかの判断がある。CCIが検出されることに基づいて、ステップ276で、有効なBWPウィンドウタイマを開始し、時間のユニット毎にデクレメントする。ステップ277で、有効なBWPウィンドウタイマが満了したことが判断される場合、ステップ278で、BWP不活性タイマをフリーズさせ、無効なBWP状態を識別する。ステップ279で、CCIをモニタし、ステップ280で、CCIが検出される場合、BWP不活性タイマをアンフリーズし、ステップ281で、有効なBWP状態を識別し、有効なBWPウィンドウタイマを開始する。
無効なBWP状態中のアクティブなBWPの無効化。UEが無効なBWP状態に入るとき、無効なBWPタイマと称されるタイマを起動させ得る。UEが無効なBWP状態を識別し、UEがCCIについてモニタし続け得るとき、このタイマは、RRC構成値、「無効なBWPタイマRRC値」に設定され得る。タイマは、UEが有効なBWP状態を識別しないくらいの長さでデクレメントする。UEがCCIを検出する場合、有効なBWPに移行し、無効なBWPタイマを中断する。図27Aは、これを示す。第1のデフォルトBWPへのポイントの上部の近くの矢印は、CCIが受信されるときに有効なBWPウィンドウタイマが開始することを示す。
無効なBWPタイマが満了する場合、UEは、デフォルトBWPなどの異なるBWPに切り替わり得る。図27Bは、この動作を示す。この無効なBWPタイマプロシージャは、合成キャリアに対するチャネルアクセス障害が、UEに、延長された時間長で無効なBWP状態のままでいることを強要しないことを保証するのに役立ち得る。その代わりに、UEは、異なる合成キャリア構成へのアクセスを獲得し、そこで通信し続けることができ得る。無効なBWPタイマの満了時に、UEは、初期のBWPまたはデフォルトBWPに進み得る。
図28は、CCIの受信時に有効なBWP状態に再び入り、無効なBWPタイマの満了時にBWPを無効にするためのプロシージャを示す。ステップ291で、無効なBWPが識別されるかどうかの判断がある。識別される場合、ステップ292で、無効なBWPタイマを開始し、ステップ293で、無効なBWPタイマをデクレメントし、CCIをモニタする。ステップ294で、無効なBWPタイマが満了したことが判断される場合、ステップ295でBWPを無効にする。ステップ294で、無効なCCIタイマが満了していないことが判断される場合、ステップ296で、CCIが検出されるかどうかを判断する。CCIが検出される場合、ステップ297で、有効なBWO状態を識別し、ステップ298で、アクティブなBWP上でモニタする。これは、プロシージャの概要であるが、フローのさらなる検討のために図28のレビューもする。
無効なBWP判断に基づくCOT(チャネル占有時間)。ノードのCOT満了のインジケーションを使用してBWPを管理するための方法が、本明細書で開示される。例えば、gNBは、そのCOTをUEに示し得る。COTは、フォーマット0_0もしくはフォーマット0_1またはフォーマット1_0もしくはフォーマット1_1などのUE固有のDCIを通して示され得る。あるいは、CCIは、CCI-RNTIを使用するGC-PDCCHを通じたマルチキャストモードで示され得る。gNBのチャネルアクセスが終了するとき、UEは、BWP不活性タイマを中断するか、またはBWPを無効にし得る。これは、UEが、有効なBWP状態が終了するとすぐに低電力状態に進み得、無効なBWPが、COT満了時にすぐに開始するという利点を提供する。これは、図29に示される。ここで、UEは、gNBからcot満了時間を取得するとき、cot満了タイマを使用する。それは、cot満了タイマを設定し、gNBがチャネルアクセスを失うときにそれが満了するようにそれをデクレメントする。このタイマは、有効なBWPウィンドウタイマに優先し得、例えば、有効なBWPウィンドウタイマが満了しなかったが、cot満了タイマが満了した場合、UEは、無効なBWP状態を識別し、BWP不活性タイマを中断し、本格的なBWPモニタリング無しで、低電力状態でCCIのみをモニタし得る。有効なBWPウィンドウタイマが満了するまで無効なBWPの早い部分のいくつかをUEが依然としてモニタし得る図25とは違って、UEは、CCI検出時にBWP不活性タイマを再開し、有効なBWP状態を識別する。図30は、cot満了タイマの満了時にBWP不活性タイマをフリーズさせるためのプロシージャを示す。
図30を参照して、ステップ301で、BWP不活性タイマは、アクティブなBWPが有効にされるときに開始される。ステップ302で、アクティブなBWPがモニタされ、BWP不活性タイマがデクレメントされる。ステップ303で、BWP不活性タイマが満了したことが判断される場合、ステップ304で、BWPを無効にし、デフォルトBWPを戻す。ステップ303で、BWP不活性タイマが満了していないことが判断される場合、ステップ305で、cot満了が利用可能かどうかの判断がある。cot満了が利用可能であることに基づいて、ステップ306で、cot満了タイマを開始し、時間のユニット毎にデクレメントする。ステップ307で、cot満了タイマが満了したことが判断される場合、ステップ308で、BWP不活性タイマをフリーズさせ、無効なBWP状態を識別する。ステップ309で、CCIをモニタし、ステップ310で、CCIが検出される場合、フリーズされているときBWP不活性タイマをアンフリーズし、ステップ311で、有効なBWP状態を識別する。
UEのCOTに基づいて、BWP不活性タイマをフリーズさせる。ペアでないスペクトルのUL BWP動作に対して、UEは、アクティブなBWPへのチャネルアクセスを取得するときtCOT,UEの間、そのCOTを認識する。UEは、そのCOTの満了時にそのBWP不活性タイマを、UEが次のチャネルアクセスを取得するまでそれがデクレメントされないように中断する。図31は、UEが、UEからのLBTが続くtCOT,UE,1でのUL BWPチャネルアクセス、およびtCOT,UE,2でのチャネルアクセスを取得する例を示す。UEがtCOT,UE,1の満了の時間およびtCOT,UE,2チャネルアクセスに対するチャネルアクセスの開始の時間を認識するとき、チャネルアクセス機会間のBWP不活性タイマを中断し得る。UEはまた、この時間中にアクティブなBWPを、それが無効なBWPであるときモニタしない場合がある。
図32は、チャネルアクセスの取得時に、UEがまたBWP不活性タイマを再開し得る別の例を示す。無効なBWP時間長の間、UEは、「0BWP」状態にあり得、せいぜいチャネル感知/LBTを実施し得るが、PDCCHのモニタまたはUL信号の伝送はしない。
gNBは、BWP不活性タイマの値を動的に示す。ここで、BWP不活性タイマの効率的な管理のための別のスキームが記載される。gNBは、CCI-RNTIでスクランブルをかけられるグラント搬送DCI(フォーマット0_0、0_1、1_0、1_1)またはGC-PDCCHなどのUE固有のDCIを通して動的にBWP不活性タイマの値、BWP不活性タイマDCI値を示し得る。このDCIの受信時に、UEは、以下の値のうちの1つにBWP不活性タイマの値をリセットし得る。1)BWP不活性タイマDCI値、または2)min(BWP不活性タイマDCI値、BWP不活性タイマRRC値)。BWP不活性タイマDCI値は、gNBのCOTに基づいて計算され得る。UEは、COTの満了に続いて無効なBWPで低電力状態に入り得るか、またはUEは、COTが満了するときにアクティブなBWPを無効にし得る。
フレキシブルな広帯域動作でのアクティブなBWP管理。フレキシブルな広帯域動作がNR-Uでサポートされる場合、所与のチャネルアクセス機会でUEが利用可能なアクティブなBWPは、gNBが2つのチャネルアクセス機会の間に同じ20MHz帯域へのチャネルアクセスを有しない場合があるため、次で利用可能でない場合があるため、新しいアクティブなBWPは、合成キャリア構成に応じて取得され得る。コンセプトが、図33Aおよび図33Bに示され、合成キャリアの帯域幅およびスペクトルは、異なるチャネルアクセス機会(Channel Access Opportunities:ChAxOp)で異なり得る。示すように、CCIは、合成キャリアBWを示し得る。図33Aでは、gNBは、ChAxOp1で、tCOT,gNB,1時間で合成チャネルへのチャネルアクセスを取得し得る。UEは、この時間中に、BWP1で動作し得る。続いて、gNBは、ChAxOp2でtCOT,gNB,2で合成キャリアアクセスを取得し得、UEは、BWP2上で動作し得る。図33Bでは、gNBは、tCOT,gNB,1時間長で合成チャネルへのチャネルアクセスを取得し得る。それは、gNBのCOTの満了の後、BWP2でULグラントをUEに提供する。UEは、LBTを実施し得、BWP2へのアクセスを獲得する。UEが、PUSCHを伝送するためのBWP2へのチャネルアクセスを得ない場合、UEは、デフォルトBWPまたはアクティブなBWP1に戻り得る。
BWPは、異なるチャネルアクセス機会間で異なり得る。したがって、開示されるように、UEは、gNBまたはUEのCOTが満了するときにアクティブなBWPを無効にし得る。続いて、UEは、新しいアクティブなBWPを判断するための以下のプロシージャを実施し得る。第1のプロシージャでは、COTの満了時にBWP1を無効にする際、UEは、UEに対して構成されたデフォルトBWPなどのBWPに切り替わり得る。UEは、次のチャネルアクセス機会で合成キャリアに基づいて、アクティブなBWP2を有効にし得るよりも、DCIについてこのBWPをモニタし得る。アクティブなBWPの無効化は、図30でのcot満了タイマプロシージャを使用し得る。コンセプトが、図34に示される。COTそれ自体は、アクティブなBWP1で伝送されるCCIから取得され得る。第2のプロシージャでは、COTの満了時にBWP1を無効にする際、UEは、デフォルトBWPを有しない場合がある。その代わりに、それは、候補BWPでCCIを探し得る。BWPmaxまで、(CCIモニタリングのための)候補BWPは、潜在的な合成キャリア上でUEにRRC構成され得る。構成は、BWPiと称される第i番目の候補BWPをモニタするための時間tCCImonitor,imsの時間長を含み得る。UEは、第i番目の候補BWPに切り替わり、tCCImonitor,imsでCCIについてBWPiをモニタし得る。UEが、tCCImonitor,ims内にBWPiに対応するCCIを受信しない場合、BWPi+1に切り替わり、CCIをモニタし始め得る。UEが、第i番目の候補BWPiでCCIを受信する場合、BWPjでCCIをモニタしない場合がある。ここで、j>iである。UEが、候補BWPのうちのいずれかでCCIを受信しない場合、BWP1をモニタするように戻り得、候補BWPを通して循環し得る。CCIが、BWPi上で受信されない場合、UEは、それが無効なBWP状態にあることを考慮し得る。図34に示すように、CORESETからの矢印401は、PDCCHがgNBのCOTの満了時間を示すことを示すことに留意されたい。このため、UEは、gNBのCOT満了時にデフォルトBWPに切り替わり得る。別のチャネルアクセス機会で、新しいgNB COTを示すデフォルトBWP上のCORESETでのPDCCHの受信時に、UEは、合成キャリアのBWに応じて、新しいBWPに切り替わる。gNBのCOTが満了するときに、UEは、デフォルトBWPに移行し、次のCCIについてそれをモニタする。デフォルトBWP上の次のCCIが、BWP2に切り替わらなければならないことを示す場合、UEは切り替わりBWP2をモニタする。
図35は、CCIを探すための候補BWPのコンセプトを示す。CCIは、CCIを受信しようとする前に新しいBWPに調整するために十分な時間をUEが有するように、BWP上で伝送され得る。
図36は、チャネルアクセス機会でアクティブなBWPを見つけるプロシージャを示す。ここで、UEは、候補BWPでCCIを探すことによって、ChAxOp1でBWPを有効にし得、ChAxOp2でアクティブなBWPを有効にし得る。
図36を参照して、ステップ321で、ChAxOp1からBWPを無効にする。ステップ322で、i=1およびCCIモニタタイマi=tCCImonitor,iである。ステップ323で、CCIについてBWPiをモニタし、CCIモニタタイマiをデクレメントする。ステップ324で、CCIモニタタイマiが満了したかどうかが判断される。満了した場合、i=i+1であり、ステップ326で、i>BWPmaxかどうかの判断がある。ステップ326について、いいえの場合、ステップ327で、CCIモニタタイマi=tCCImonitor,iである。ステップ324で、CCIモニタタイマiが満了したことが判断される場合、ステップ328で、CCIが検出されるかどうかの次の判断がある。CCIが検出される場合、ステップ329で、ChAxOp2に対してCCIによって示されるBWPを有効にする。これは、図36のフローの一部の概要である。
CCIは、BWPi上でUE固有のDCIを通して示され得る。DCIは、BWPアクティブでグラントをUEに提供し得る。UEは、グラントを処理するようにBWPアクティブに切り替わり得る。複数のUEは、gNBが新しい合成キャリア構成へのチャネルアクセスを取得するときに影響を与えられ得る。gNBは、新しく取得された合成キャリア複数のUE上でBWPを構成することを望み得るため、BWP切り替えは、CCIを使用してマルチキャストまたはブロードキャストモードでトリガされ得る。BWP有効化トリガは、複数のUEを新しいアクティブなBWPに同時に移動させ得る。CCI-RNTIを使用してスクランブルをかけられるGC-PDCCHは、BWPアクティブをUEに示すために使用され得、GC-PDCCHは、BWPアクティブのインデックスを搬送する。図35を参照して、CCIは、UEがモニタするように構成されているGC-PDCCHのための共通のサーチスペースを含むCORESET(制御リソースセット)であり得る。UEがCCIを受信するとき、有効にするようにBWPを識別し得る。
あるいは、GC-PDCCHは、合成キャリア、例えば、合成U-SCBW上の情報のみを搬送し得る。UEは、その合成キャリア構成についてBWPkに切り替えるようにRRCを通して構成され得る。UEが低電力モードでCCIをモニタすることを可能にするために、CCIは、シーケンスに基づくPSS/SSSのような信号であり得る。さらに、それは、UEがCCI検出段階の間により小さい帯域幅上で動作し得るように狭帯域であり得る。CCIはまた、UEがCOTの満了時にBWPアクティブを無効にし得るように、gNBのCOTを示し得る。
現在、NRは、UEが単一のアクティブなBWPを有するケースをサポートする。本明細書の主題は、UEが複数のTx-Rxチェーンを有するときに、各候補BWPのために使用される1つのTx-Rxチェーンを使用して、同時に複数の候補をモニタし得ることを開示する。各UEに対して、gNBは、同時に異なる候補上でCCIをスケジュールし得る。これは、CCIを取得する際に最小レイテンシを可能にし得る。BWPiでのCCIの受信時に、UEは、示されたBWPアクティブに切り替わり得、候補BWPを無効にし得る。NR-Uは、アンカーセルを使用して合成キャリア上でこのプロシージャを使用し得る。加えて、アンカーセル無しでチャネル利用可能性に基づいて合成するNR-Uサポートキャリアが、本明細書で開示される。候補BWPでCCIを探すことに基づいてBWPを取得するためのプロシージャは、このケースに適用され得る。アンカー無しのフレキシブルな動作では、セルは、潜在的に、チャネル利用可能性に準拠するN*U-SCBW Hzまで占有し得る。ノードは、隣接する利用可能なU-SCBWを1つのChAxOpに合成し得る。1つのChAxOpで利用可能な周波数リソースのセットは、異なり得るか、または各ChAxOpでのアンカーの存在が必要でないため、別のChAxOpで利用可能な周波数リソースのセットに隣接しない場合がある。
COTの満了によってトリガされるときのアクティブなBWPの無効化に関するプロシージャが、ここで与えられる。アクティブなBWPの無効化は、以下の方法のうちの1つで実施され得る。タイマ「cot満了タイマ」は、いつBWPを無効にするかを判断するために使用される。タイマは、MCOT内の残りの時間長であり得る値cot満了に設定される。カウンタは、msなどの時間のユニット、またはスロットもしくはシンボルでデクレメントする。カウンタが満了する(0に達する)ときに、BWPは無効にされる。無効化は、BWP不活性タイマが満了しなかった場合でさえ発生し得る。図37Aは、チャネルがgNBによって取得されるときにBWPを無効にすることを示す。ここで、UEは、そのBWPが有効にされるときにBWP不活性タイマおよびcot満了タイマを開始する。BWP不活性タイマは、グラントがある毎に再開し得る。cot満了タイマが満了するときに、BWP不活性タイマが満了しなかった場合であっても、UEは、アクティブなBWPを無効にする。図37Bは、チャネルがUEによって取得されるときにBWPを無効にすることを示す。ここで、cot満了タイマは、tCOT,UEに設定される。
cot満了タイマは、いったん、UEがcot満了を受信すると開始され得、UEは、アクティブなBWP上でこれを受信し得るため、BWP不活性タイマを開始することに対してcot満了タイマを設定する際にラグがあり得る。UEは、cot満了タイマを設定する前のその処理遅延に基づいて、cot満了値をcot満了Adjに調整し得る。これは、図38に示され、CCIは、CCIを搬送するCORESETの開始の時間からgNBのCOTを示す。図38に示す矢印は、CCIが、COTが満了する時間を示すことを提供する。
図39は、cot満了タイマを使用してBWPを無効にするためのプロシージャを示す。ここで、UEは、cot満了タイマが満了するか、またはBWP不活性タイマが満了するまで、アクティブなBWPで動作し得る。BWP不活性タイマの値は、cot満了と称されるCOT内の残りの時間長などのチャネル利用可能性の関数である。例えば、BWP不活性タイマは、下記の数式1に従って設定される。ここで、BWP不活性タイマRRC値は、RRCを通じたタイマに対して構成される値である。
図39を参照して、ステップ331で、BWP不活性タイマは、アクティブなBWPが有効にされるか、またはグラントが受信されるときに開始される。ステップ332で、UEは、アクティブなBWPで動作し、BWP不活性タイマをデクレメントし得る。ステップ333で、cot満了が利用可能である場合、ステップ334で、cot満了Adjを計算し、cot満了Adj値でcot満了タイマを開始し、さらに時間のユニット毎にcot満了タイマをデクレメントする。ステップ335で、cot満了タイマまたはBWP不活性タイマが満了したかどうかが判断される。満了した場合、ステップ336で、UEに対してアクティブなBWPを無効にする。これは、単に、図39のフローの一部の概要である。概して、本明細書でのフローの説明は、例および概要であり、フローは、本明細書での概要よりも多くの情報を含み得ることに留意されたい。
図40Aは、チャネルアクセスがgNBによって取得されるときにBWPを無効にすることのコンセプトを示す。ここで、UEは、チャネルアクセスの残りの時間tCOT,gNB-tiに基づいて、cot満了の値を更新し得る。ここで、tiは、cot満了iが計算されるときの時間インスタンスである。tjでグラントを受信すると、UEは、tjでcot満了jの値を使用して、そのBWP不活性タイマを再開し得る。BWP不活性タイマが満了するときに、UEは、BWPを無効にし得る。図40Bは、cot満了がUEのCOT時間tCOT,UEの関数である例を示す。図41は、BWP不活性タイマを使用してBWPを無効にするためのプロシージャを示す。ステップ341で、アクティブなBWPが有効にされるか、またはグラントが受信されるときに、BWP不活性タイマを開始する。cot満了=最大の可能な値であることに留意されたい。ステップ342で、アクティブなBWPで動作し、BWP不活性タイマをデクレメントする。ステップ343で、cot満了が受信されるかどうかが判断される。ステップ343で受信される場合、BWP不活性タイマ=min(BWP不活性タイマRRC値、cot満了)を設定し、時間のユニット毎にBWP不活性タイマをデクレメントする。ステップ345で、BWP不活性タイマが満了した場合、ステップ346で、UEに対してアクティブなBWPを無効にする。ステップ343でcot満了が受信されないか、またはステップ345でBWP不活性タイマが満了しない場合、ステップ342に進む。
cot満了の値は、以下の方法でUEによって取得され得る。第1の方法では、gNBがチャネルアクセスを得るときに、cot満了は、gNBのCOTに基づいて設定される。cot満了は、ULまたはDLグラントなどのUE固有のDCIを通してUEに提供され得る。あるいは、cot満了は、CCIなどの信号を通して、マルチキャストまたはブロードキャストモードで伝送され得、CCIは、UEがcot満了を計算するgNBのチャネルアクセス時間長を搬送し得る。第2の方法では、UEがチャネルアクセスを取得するときに、cot満了は、UEのCOTに基づいて設定され得る。LBTアクセスおよび優先度タイプに応じて、cot満了は、UEのMCOTに設定され得るか、またはUEによって受信されるグラントの時間長で設定され得る。
チャネルアクセスに基づくBWP無効化は、動作の構成可能なモードであり得る。構成される場合、UEは、ここで記載されるプロシージャを使用してアクティブなBWPを無効にし得る。それが構成されない場合、UEは、例えば、RRCシグナリング/パラメータを通してBWP不活性タイマを設定することに基づいて、NRでデフォルトの方法で動作し続け得る。チャネルアクセスに基づくBWP無効化の構成は、RRCを通して行われ得、UE固有であり得る。各BWPは、UEがチャネルアクセス時間長に基づいてBWP無効化を使用し得るかどうかを示すパラメータで構成され得る。
あるいは、UEへのグラントでのビットは、UEがチャネルアクセス時間に基づいてBWP無効化を行わなければならないかどうかを示し得る。cot満了がUEに利用可能でない場合(例えば、gNBがそのチャネル占有時間長を伝送しないか、またはUEがそれを受信しなかった場合)、UEは、NRでデフォルトのプロシージャの下、動作し得る。
UEは、チャネル感知のためにRx帯域幅を増加させる必要がないように、アクセスするBWP以下の帯域幅上でLBTを実施し得る。感知のための最小帯域幅は、NRでサポートされる最小キャリア帯域幅(CBW)に等しくなり得る。例えば、FR1(周波数範囲、7GHz未満を意味する)では、FR1に対するNR-U初期アクセスでのUL RACH伝送について、UEは、5MHzと同程度に小さい帯域上でLBTを行い得る。
図22Aに示すように、UEが、PUCCHまたはPUSCHなどのそのUL BWP上でのブロックインターリーブ周波数分割複数アクセス(Block Interleaved Frequency Division Multiple Access:BIFDMA)伝送を使用する場合、以下のオプションで記載されるようにLBTを実施し得る。第1のオプションでは、UEは、グラントを有する周波数ブロック上でのみLBTを行う。このケースでは、エネルギー検出は、例えば、UE受信機での高速フーリエ変換(Fast Fourier Transformation:FFT)動作の後、周波数領域で行われ、その結果、UEのUL伝送にグラントされる周波数ブロックのみがエネルギー測定のために使用される。エネルギー検出(ED)が閾値を超える場合、UEは、UL上での伝送のチャネルにアクセスしない場合がある。図22Bは、この例を示す。第2のオプションでは、UEは、グラントでの最低および最高のブロック間の隣接するスペクトル上でエネルギー検出(ED)を実施し得、例えば、エネルギーは、そのアクティブなUL BWPよりも小さい帯域幅でのフィルターの後、時間領域で測定される。一例が図22Cに示される。広帯域動作では、これは、PUSCHリソースがグラントで提供されるU-SCBW帯域上のチャネルアクセスをUEが実施し得ることを意味し得る。第3のオプションでは、UEは、全体のBWP上でLBTを行い、例えば、エネルギーは、動作のその帯域がBWPの一部のみを構成する場合でさえ、例えば、UEのULグラントがBWPでU-SCBWのサブセットにのみ及ぶときに、そのアクティブなUL BWPと同じ帯域幅でのフィルターの後、時間領域で測定される。EDが閾値を超える場合、UEは、チャネルにアクセスしない。図22Dは、この例を示す。
第2および第3のオプションを参照して、UEは、他のUEと多重化され得、他のUEからエネルギーを感知し得る。UE、多重化されたリソースの数に応じて、閾値は異なり得る。gNBは、チャネル感知のためのリソースおよび閾値をUEに示し得る。この情報は、ULグラントの一部として生じ得る。上記オプション2およびオプション3では、UEは、周波数で他のUEの多重化されたブロックからエネルギーを感知し得る。UEおよび多重化されたブロックの数に応じて、閾値は異なり得る。gNBは、チャネル感知オプションおよび関連する閾値をUEに示し得る。この情報は、表2で例示されているようなULグラントDCI上で搬送され得る。
以下の例のいくつかは、図22(例えば、どのようにUEが、その割り当てられたグラントに対して20MHz帯域にわたってLBTを行うか)に関連し得る。以下の例は、どのようにUEが広帯域動作でPUSCH伝送のためにLBTを実施し得るかを示す。gNBが、Tサブ帯域SgNB={St}のセットで構成される広帯域キャリアにCOTを取得することを想定する。ここで、t=0、1、...、T-1である。gNBは、動的なPUSCH伝送か構成されたグラント(Configured Grant:CG)PUSCH伝送のいずれかのために、このCOTをUEと共有し得る。UEのアクティブなBWPは、BUEU-SCBW SBWP={Sb}に及ぶ。ここで、b=0、1、...BUE-1である。UEは、U-SCBW帯域SUE={Sj}に及ぶULグラントを受信する。ここで、j=0,1、...、J-1である。
ULグラントがgNBのCOTの外側にある場合、UEは、以下の方法のうちの1つでチャネルを取得するようにCAT4 LBTを行う。第1の方法では、SUEはSBWPの部分集合であり、UEは、UEのグラントでのSUEでの帯域上でのみCAT4 LBTを実施する。これは、図44Aに示される。第2の方法では、SUEはSBWPの部分集合であり、UEは、UEのグラントでのSBWPでの帯域上でLBTを実施する。これは、図44Bに示される。BWPは、U-SCBWの整数の番号Gに完全には及ばないことがあることに留意されたい。このケースでは、ノードは、少なくともいくつかのBWPリソースを含む場合、全体のU-SCBW上でLBTを実施する。
UEと共有するgNB取得COTのケースについて、以下のシナリオが可能であり、図45A~図47で示される。第1のシナリオでは、セットSgNBの帯域幅は、UEのBWPをカバーし得る。それはまた、UEのアクティブなBWPを超え得る。このケースでは、共有されたCOTにアクセスするために、UEは、以下の方法のうちの1つでCAT2 LBTを実施する。第1の方法では、SBWPはSgNBの部分集合であり、UEは、SgNB上でLBTを実施する。これは、図45Aに示される。第2の方法では、SBWPはSgNBの部分集合であり、UEは、UEのBWPでSBWPを含む帯域上でLBTを実施する。これは、図45Bに示される。第3の方法では、SUEはSBWPの部分集合であり、UEは、UEのグラントでSUEを含むU-SCBW帯域上でのみLBTを実施する。これは、図45Cに示される。
第2のシナリオでは、セットSgNBの帯域幅は、UEの全体のアクティブなBWPに及ばない。このケースでは、共有されたCOTにアクセスするために、SUEがSgNBの部分集合である、例えば、UEのグラントされたリソースがgNBのCOT帯域幅内にあるときに、UEは、以下の方法のうちの1つでCAT2 LBTを実施する。第1の方法では、UEは、SBWPリソースを含むすべてのU-SCBW上でLBTを実施する。これは、図46Aに示される。第2の方法では、UEは、SgNBですべてのU-SCBW上でLBTを実施する。これは、図46Bに示される。第3の方法では、UEは、UEのグラントでSUEを含むU-SCBW上でのみLBTを実施する。これは、図46Cに示される。
第3のシナリオでは、SUEがSgNBの真部分集合ではないケース、例えば、UEのグラントされたリソースがgNBのチャネルアクセスのサブ帯域内にないケースでは(これは、リソースがgNBの現在のCOTの帯域幅を超えるCG PUSCHのケースで起こり得る)、UEは、以下の方法のうちの1つで、グラント上で機能し得る。第1の方法では、UEは、グラントを伝送しない。第2の方法では、UEは、SgNBを含むU-SCBW上でCAT2 LBTを行い、チャネルが占有され別のノードに失われないことを保証するように、SgNB内のグラントされたリソースにパンクチャリングまたはレートマッチングすることによって、そのPUSCHを伝送する。これは、図47に示され、UEは、そのCG PUSCHリソースが2つのU-SCBWに及ぶ間、1つのU-SCBW上でのみチャネルにアクセスし得る。gNBが1つの帯域にのみへのアクセスを有するため、UEは、成功のCAT2 LBT上のその帯域上で伝送するが、gNB上の他のU-SCBW帯域上で伝送せずCOTを有しない。
図52Aは、合成キャリアについてUE361と共有するgNB取得COTを可能にするためのシグナリングを示す。ステップ371で、gNB360は、1つまたは複数のU-SCBW帯域で構成される合成キャリアにわたって、ある時間長(COT)でチャネルアクセスを取得する。ステップ372で、gNB360は、CCIをUE361に送信する。ステップ373で、UE361は、gNBのCOTで少なくとも1つのU-SCBWとして識別する。続いて、ステップ374で、UE361は、gNBのCOT内のULグラントを受信する。ステップ375で、UE361は、SBWPもしくはSUEまたはSgNB上でCAT2 LBTを実施し、ステップ376で、LBTが成功の場合、PUSCHを伝送する。図52Bは、gNB取得COTを共有するためのUEプロシージャを示す。(ステップ381で)UE361はCCIをモニタし、(ステップ382で)それの検出時に、ステップ383で、そのCOTで、合成キャリアで周波数帯域のうちの少なくとも1つで識別する。(ステップ384で)UE361が、そのCOTでULグラントを受信する場合、(ステップ385で)CAT2 LBTを実施し、(ステップ386で)PUSCHを伝送する。
UE361が、gNB取得COT内のPUSCH伝送のために1つのCGを自律的に選択し得る複数のCGを有する場合、以下のことを行い得る。UE361がSgNB内のリソースと共に少なくとも1つのCGを有する場合、UE361は、gNB取得COT上でそのCGを使用して伝送し得る。UE361がSgNBに限定されるリソースと共に複数のCGを有する場合、UE361は、gNB取得COT上でPUSCHを伝送するように適切なCGを選択し得る。UE361は、トラフィックのタイプ、レイテンシ、要件、優先度などに応じてCGを自律的に選択する。gNB360は、そのDMRSから、自律的に選択されたCGを識別する。
PUSCHグラントが図48Aに示すような異なる数のU-SCBWに及ぶ、共有されたCOTで複数のPUSCHグラントをUE361が受信する場合、UE361は、SUEに基づく場合にLBT帯域幅を判断するために、複数のグラントの間でPUSCH周波数リソースの総セットを使用する。この例では、UE361は、1つのU-SCBWで構成されるSUE、1上のPUSCH1、および別のU-SCBWで構成されるSUE、2上のPUSCH2に対してグラントを受信する。LBT帯域幅は、PUSCH1およびPUSCH2のためのPUSCH周波数リソースのユニオンである。
あるいは、後者のPUSCHのU-SCBWが前者のPUSCHのU-SCBW内に含まれない場合、UE361は、各PUSCHの前に個別のLBTを行い得る。図48Bでの例では、UE361は、PUSCH1の前に、PUSCH1とPUSCH2との間で、CAT2 LBTを行う。そうする際、UE361は、PUSCH1の最後のシンボルかまたはPUSCH2の最初のシンボルのいずれかをパンクチャし得る。
図48Cでは、PUSCH2のU-SCBW帯域は、PUSCH1の帯域と、追加のU-SCBW帯域と、を含む。このケースでは、UE361は、PUSCH1を伝送するように、SUE、1上でCAT2 LBTを実施し、次いで、PUSCH2を伝送するように、SUE、2上でCAT2 LBTを実施する。それは、追加のU-SCBWの前のCCAについての必要性によるPUSCH1とPUSCH2との間のギャップが長いとき、PUSCH1の帯域上でLBTを行う。PUSCH3が伝送されるが、PUSCH2の帯域内に含まれ、したがって、PUSCH2とPUSCH3との間で必要とされるCCAはない。
以下のプロシージャがサポートされ得る。UE361は、PUSCH2に含まれる少なくとも1つまたは複数の帯域に対するチャネルを取得した場合、例えば、PUSCH1およびPUSCH2周波数リソース間にオーバーラップがある場合にのみ、図48Cでの例に示すようにPUSCH2に対してCAT2 LBTを行い得る。このケースでは、UE361は、PUSCH1の帯域へのチャネルアクセスを既に有している。これがケースでない場合、UE361は、図48Dに示すようなPUSCH2に対してチャネルにアクセスするためのCAT4 LBTのみを行い得る。
したがって、UE361は、単一のステップまたは複数のステップを通して、全体のSgNBまたはそのサブセットを判断し得る。この情報を使用して、UE361は、RRCシグナリングまたは以下の方法のうちの1つを通して取得される動的なインジケーションを通して提供され得る構成された規則に従って、そのLBT帯域幅を判断する。第1の方法では、共通のサーチスペースまたはUE固有のサーチスペースでのDCIを通してである。プロシージャが、図53Aに示される。ここで、UE361は、ステップ391で、その構成されたCORESETをモニタし得る。(ステップ392で)ブロードキャストもしくはグループキャストまたはUE固有のDCIであり得るDCIを成功して復号する際、UE361は、ステップ393で、そのgNB360が伝送していること、およびDCIが検出されたCORESETを含む少なくともU-SCBWがgNBのCOT内にあることを識別する。ステップ397のステップ1では、UE361は、SUE、ステップ1として表される合成U-SCBWのセットを識別し得る。そのDCIまたは別のDCIが、そのCOT内でUE361にDLグラントを提供する場合、UE361は、gNBのCOT帯域幅が、それらのPDSCHリソースを含む少なくともU-SCBWを含むことを推測し得る。同様に、そのDCIが、そのCOT内でUE361にULグラントを提供する場合、UE361は、gNBのCOT帯域幅が、それらのPUSCHリソースを含む少なくともU-SCBWを含むことを推測し得る。(ステップ395で)この第2のステップのステップ2で、UE361は、SUE、ステップ2を識別する。したがって、DCIは、暗黙のCCIのように機能する。ステップ396で、UE361が、LBTもしくは測定を実施しなければならないか、またはグラントを処理しなければならない場合、処理される信号のBWを判断するように、ステップ1(ステップ397)およびステップ2(ステップ395)、例えば、ユニオンSUE、ステップ1USUE、ステップ2からの情報を使用する。ステップ2(ステップ395)情報が利用可能でない場合、UE361は、ステップ1(ステップ397)の結果を使用してその動作を実施することが予期される。SUE、ステップ1USUE、ステップ2は、SUE、SBWP、SgNBに等しくあり得ることに留意されたい。
(PUSCHをパンクチャするかどうかなどの)PUSCH伝送方法についての規則は、RRCシグナリングを通してUE361に構成され得る。
第2の方法では、図53Bでのプロシージャに示すように、CCIは、(受信機がCCIを受信する)少なくとも現在のU-SCBWがgNBのCOTにあることを示し得る。CCIは、ステップ403で、明確に、例えば、ビットマップを通して、gNBのCOTでサブセットまたはすべてのU-SCBWを示し得る。CCIそれ自体は、DCIの形態であり得る。CCIの受信時に(ステップ401、ステップ402)、ステップ404で、UE361は、その重要な信号を処理するのに十分な、合成キャリアの認識を有する。これは、広帯域キャリアですべての合成周波数帯域の完全な認識を含まない場合があることに留意されたい。
第3の方法では、図53Cでのプロシージャに示すように、UE361は、そのU-SCBWでのCCIの検出(ステップ411およびステップ412)によるgNBのCOTでのU-SCBWかどうかを判断し得る。複数のU-SCBWがキャリアで合成される場合、UE361は、合成U-SCBWの各々で1つのCCIを検出し得る(ステップ413)。モニタされるU-SCBWの数は、RRCシグナリングを通してUE361に構成されている。例えば、CCIは、DMRSの形態であり得る。UE361は、続いて、DMRSを検出するように、可能なU-SCBWをモニタし得る。それが、DMRSを検出する場合、COTの一部としてそのU-SCBWを識別し、そのCOT内でその信号を処理するためにその情報を使用する(ステップ414)。
重要な電力節約において、UE361は、DCIまたはCCIについてのデフォルトなどの狭BWPをモニタし得る。DCIまたはCCIは、そのCOTについてLBT帯域幅を、フィールドを通して明確に示し得るか、またはグラントを通して(追加のシグナリングまたはフィールドなしで)暗に示し得る。UE361がSgNBとしての受信されたインジケーションを明確に受信した場合、SgNBをカバーするU-SCBWに対応するLBT帯域幅を使用し得る。それがSgNBの明示の認識を有しない場合、それは、(グラントが利用可能な場合、)SBWPまたはSUEに対応するLBT帯域幅を使用し得る。
ウェイクアップ信号は、NR-U UE361に対する電力節約のために使用され得る。UE361が、gNBの伝送をモニタするためにウェイクアップしなければならないか、またはある時間長でスリープのままでいることができるかどうかを、ウェイクアップ信号が示し得る。ウェイクアップ信号は、CCIとして機能し得、SgNBまたはSgNBのサブセットについての情報を提供し得る。ウェイクアップ信号は、不連続受信(DRX)オンサイクルの外側で伝送され得、UE361は、そのデフォルトBWP、すなわち、電力節約のために、処理されたBWを小さく保つようにU-SCBWの一部に限定され得るBWPD上でそれをモニタし得る。一例が図49Aに示される。ウェイクアップ信号またはCCIの受信時に、UE361は、DRXオンサイクルで、そのアクティブなBWP、すなわち、BWPA上でウェイクアップする。BWPAの帯域は、CCIから判断される。
あるいは、UE361は、そのデフォルトBWP(BWPD)またはアクティブなBWP(BWPA)上で発生し得る、図49Bに示すようなそのDRXオン時間長でのウェイクアップ信号をモニタし得る。
UE361が、それをウェイクアップするように示すウェイクアップ信号を受信する場合、そのDRXオン時間長の間にPDCCHをモニタする。それが、スリープし得ることを示すウェイクアップ信号を受信する場合、UE361は、1つまたは複数の以下のDRXサイクルの間にモニタしない。それが、ウェイクアップ信号を受信しない場合、ウェイクアップ信号が、gNB360がチャネルアクセスを取得したことを示すCCIとして機能することを考慮してウェイクアップについてモニタし続ける。ウェイクアップ信号は、UE固有のDCIまたはグループ共通のDCIとしてgNB360によって伝送され得る。あるいは、プリアンブルまたはRSは、ウェイクアップ信号として使用され得る。UE361は、ある周期でウェイクアップ信号をモニタするようにRRCを通して構成されている。
どのように同期信号が広帯域キャリアで伝送され得るかが、以下で開示される。以下の方法は、どのようにSSBが広帯域キャリアで割り当てられ得るかについてのさらなる検討であり得る。
gNB360などのノードが、チャネルを広帯域合成キャリアに合成するとき、以下の方法で、SSBまたはDRSの伝送をハンドリングし得る。周波数での1つまたは複数のラスターポイントは、U-SCBW毎にSSB/DRSを規定するセルに対して予め定められ得る。gNB360は、その合成キャリア内の1つまたは複数のラスターポイント上でSSB/DRSを伝送する。gNB360は、以下の方法で、高優先度SSB/DRSを伝送するためにCAT2 LBTアクセスを実施し得る。高優先度伝送のみがCAT2 LBTに従い得るが、OCB要件が依然として満たされていなければならないため、チャネルブロッキングは、他のノードとの公平な共存のために回避されるべきである。第1の方法では、gNB360は、同時に複数のU-SCBW上でCAT2 LBTを実施し、COTで、合成帯域上の複数のラスターポイント上でSSB/DRSを伝送し得る。これは、図50Aに示される。第2の方法では、gNB360は、1つまたは複数のU-SCBW上でCAT2 LBTを実施し得るが、COTで単一のラスターポイント上でSBB/DRSを伝送し得る。これは、同時に全体の広帯域キャリアをブロックすることを回避し得る。CAT2 LBTが複数のU-SCBW帯域上で成功の場合、gNB360は、以下のオプションのうちの1つで1つのラスターポイントを選択し得る。第1の方法では、使用されるラスターポイントは、合成キャリアの構成の前に認識されている。例えば、SSB/DRSを搬送するラスターポイントは、合成キャリア内の最低のラスターポイントであり得る。このラスターポイント位置は、スペックで予め定められ得るか、またはRRCシグナリングを通してUE361に構成され得るか、もしくはPCellによって示され得る。これは、図50Bに示される。第2のオプションでは、gNB360は、SSB/DRSを伝送するラスターポイントを動的に選択し得る。
第3の方法では、gNB360は、単一のU-SCBW上でのみCAT2 LBTを実施し、周波数帯域のOCB要件を満たす信号に伴ってSSB/DRSを伝送し得る。単一のU-SCBW帯域内で、SSB/DRSは、OCB要件を満たし、より強い堅牢性を発見、同期、および測定に提供するように、周波数で繰り返され得る。これは、図50Cに示される。第4の方法では、ラスターポイントは、U-SCBW帯域にわたって時間で互い違いに配置され得る。各U-SCBWに1つのラスターポイントがあることを考慮されたい。gNB360は、図50Dに示すように各U-SCBWについて別々のチャネルへのCAT2アクセスを取得する。U-SCBW帯域間のDRSの相対的なシフトは、予め定められ得るか、またはRRCシグナリングを通してUE361に構成され得るか、もしくはPCellを介して示され得る。DRSのシフトおよび周期の認識を使用して、UE361は、各U-SCBW帯域上でDRSシグナリングを検出し得る。
UE361が、広帯域動作で測定および報告を実施するためにCCIを使用し得る方法が、以下で開示される。以下の内容のいくつかは、CCIのCSI測定または報告へのアプリケーションの検討であり得る。
UE361が、測定を実施しなければならない場合、(CSI-RS、DMRS、SSBなどの)対応するRSが利用可能であることを確実に認識できるように、gNBのCOTの帯域幅を認識するべきである。UE361がSUE、ステップ1がSGnbの部分集合であるという認識を有する場合、UEは、SUE、ステップ1にのみ基づいて測定を実施し得る。
SUE、ステップ1の判断は、UE能力に依存し得る。別のUE361が第1のステップで、COTで複数のU-SCBWを検出し得る間、あるUE361は、第1のステップで、COTで1つのU-SCBWのみを検出し得る。次いで、測定は、UE361能力に依存した状態になる。これをサポートするために、UE361は、SUE、ステップ1でU-SCBWを判断するためのその能力をgNB360に示し得る。これは、上位層シグナリングを通して発生し得る。あるいは、UE361は、測定がCOTの間に行われる帯域を報告し得る。COT内で、SUE、ステップ1にすぐ続く測定は、より小さい帯域幅上であり得るが、COTで他のU-SCBWが判断された後に発生する次の測定は、複数のU-SCBW上、したがってより広い帯域幅上で発生し得ることに留意されたい。図54は、測定帯域幅および報告を判断するように、gNB360とUE361との間のシグナリングの例を示す。gNB360は、ステップ421でLBTを実施し、ステップ422でCCIをUE361に伝送する。ステップ423で、その能力に応じて、UE361は、そのCOTで1つまたは複数の合成U-SCBWを検出し得る。ステップ424で、UE361は、識別された合成帯域に基づいて測定を行う。ステップ425で、LBT成功。ステップ426で、UE361は、測定、および測定がgNB360に対して行われた帯域幅を報告する。
図51は、本明細書で開示されるようなチャネル化および帯域幅パートに対応付けられる例示的な方法フローを示す。ステップ351で、チャネルを感知する。ステップ352で、感知に基づいて、チャネルが複数の周波数帯域(例えば、各キャリアに対して20MHz)で利用可能であることを判断する。ステップ353で、チャネルが複数の周波数帯域で利用可能であることに基づいて、複数の周波数帯域を合成キャリアに組み合わせる。合成キャリアは、複数の周波数帯域が合計、20MHzを超える広帯域キャリアであり得る。ステップ354で、合成キャリアで1つまたは複数の周波数帯域を示すためにCCIを使用する。ステップ355で、CCIを受信機に送信する。CCIは、本明細書で開示される方法の中でもとりわけ、ザドフチューシーケンスのプリアンブル、UE固有のPDCCHのDCI、RRC、またはグループ共通のPDCCHのDCIを介して送信され得る。合成は、隣接する周波数でのキャリアに限定され得る。
チャネル、帯域、およびキャリアは、周波数スペクトルを示す。キャリアというとき、それは、一般に、セルとして理解される。このため、キャリアアグリゲーションというとき、各キャリア(LTEで20MHzまで)はセルである。UEは、複数のセルをそれに割り当てることによってスペクトルのアグリゲーションを提供される。しかし、従来、隣接するキャリアがUEに提供される場合でさえ、各セルが独立して動作するため、セルから別のセルへのスペクトル漏出を回避するように、セル間にガード帯域がある。
本開示の主題は、ノードがそれらの帯域へのチャネルアクセスを有するという条件で、複数のより小さい周波数帯域を合成することによって、単一の広帯域キャリアの生成を可能にする。チャネルが、ノードがアクセスすることを望む周波数帯域(これは狭帯域かまたは広帯域であり得る)を示し得ることが検討される。特に、合成キャリア実装形態を有する、本明細書で使用される個々のキャリアが、周波数帯域を合成していることが検討される。
LBTに関して、CAT4が第1の隣接する帯域(例えば、20MHz帯域)上で成功の場合、送信機は、第2の帯域(例えば、20MHz)上でCAT2を(例えば、25マイクロ秒)実施し、成功の場合、第1および第2の帯域の単一のキャリアへの合成があり得る。FR1では、周波数帯域は、WiFiおよびLTE-Uでアンライセンス動作のために使用される20MHzキャリアに対応し得る。UEが、そのネットワークが複数の20MHz帯域のいずれかへのアクセスを有しないことを判断するときの状況では、帯域幅パート不活性タイマをフリーズさせ得る。図51の主題およびその説明が、本明細書での他の図に対応付けられるような説明と組み合わせられ得ることが検討される。
従来行われるキャリアアグリゲーションが、セルとして各キャリアを認識し、各キャリアに対するシグナリングを有することに留意されたい。例えば、FR1では、LTE-Uは、キャリアとして各20MHz帯域を使用し、SCellとしてそれをアグリゲーションし得る。それはまた、本明細書で開示されるように合成する本開示のキャリアよりも集約的なデバイスプロセッサである。記載されるようなキャリア合成は、複数の周波数帯域、またはデバイス間の無線通信のために1つのセルとして認識されるキャリアに対して提供する。これは、隣接する周波数帯域間のガードスペクトル、およびデバイスのプロセッサ上の低減された負荷を除去することによって、より少ないシグナリングオーバーヘッド、より多いスペクトル効率につながり得る。
表3は、本明細書で開示されるいくつかの主題に対する略語および定義を含む。
とりわけ、図9~図12、図19、図28、図30、図36、図39、図41でのステップなどの本明細書で示されるステップを実施するエンティティが、論理エンティティであり得ることを理解されたい。ステップは、図43Fまたは図43Gに示されるものなどのデバイス、サーバ、またはコンピュータシステムのメモリで記憶され得、それらのプロセッサ上で実行され得る。本明細書で開示される例示的な方法(例えば、とりわけ、図9~図12、図19、図28、図30、図36、図39、図41)間でのステップのスキップ、ステップの組み合わせ、またはステップの追加が検討される。
図42は、本明細書で論じられるような、チャネル化およびBWPのための方法およびシステムに基づいて生成され得る例示的なディスプレイ(例えば、グラフィカルユーザインターフェース)を示す。ディスプレイインターフェース901(例えば、タッチスクリーンディスプレイ)は、WLBTが成功かどうかなどの、チャネル化およびBWPに対応付けられるブロック902でのテキストを提供し得る。本明細書で論じられるステップのうちのいずれかの進行(例えば、送信メッセージまたはステップの成功)は、ブロック902で表示され得る。加えて、グラフィカル出力902は、ディスプレイインターフェース901上で表示され得る。グラフィカル出力903は、チャネル化およびBWPのための方法およびシステムを実装するデバイスのトポロジー、本明細書で論じられる任意の方法またはシステムの進行のグラフィカル出力などであり得る。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、無線アクセス、コアトランスポートネットワーク、およびサービス能力(コーデック、セキュリティ、およびサービスの品質に作用するものを含む)を含む、セルラー電気通信ネットワーク技術のための技術的規格を開発している。最新の無線アクセス技術(RAT)規格は、(一般に3Gと称される)広帯域CDMA(Wideband CDMA:WCDMA(登録商標))と、(一般に4Gと称される)LTEと、LTE-アドバンスト規格と、「5G」とも称される新無線(NR)と、を含む。3GPP NR規格開発は、次世代無線アクセス技術(新しいRAT)の定義を継続し含むことが予期され、これは、7GHzを下回る新規のフレキシブルな無線アクセスの提供と、7GHzを上回る新規のウルトラモバイルブロードバンド無線アクセスの提供と、を含むことが予期されている。フレキシブルな無線アクセスは、6GHzを下回る新しいスペクトルにおける新しい非後方互換性無線アクセスで構成されることが予期され、同じスペクトル内で共に多重化され、多様な要件を伴う3GPP NRユースケースの広範なセットに対処する場合がある、異なる動作モードを含むことが予期される。ウルトラモバイルブロードバンドは、ウルトラモバイルブロードバンドアクセス、例えば、屋内用途およびホットスポット向けの機会を提供する、センチ波およびミリ波スペクトルを含むことが予期されている。特に、ウルトラモバイルブロードバンドは、センチ波およびミリ波特有設計最適化を伴って、共通設計フレームワークが7GHzを下回るフレキシブルな無線アクセスと共有することが予期されている。
3GPPは、データレート、レイテンシ、およびモビリティのための様々なユーザ体験要件をもたらす、NRでサポートすることが予期される種々のユースケースを特定している。ユースケースは、以下の一般的カテゴリ、すなわち、高度化モバイルブロードバンド(eMBB)、超高信頼低遅延通信(URLLC)、大規模マシンタイプ通信(mMTC)、ネットワーク動作(例えば、ネットワークスライシング、ルーティング、移行およびインターワーキング、エネルギー節約)、および拡張ビークルツーエブリシング(Enhanced Vehicle-To-Everything:eV2X)通信を含み、eV2Xは、ビークルツービークル(Vehicle-To-Vehicle:V2V)通信、ビークルツーインフラストラクチャ(Vehicle-To-Infrastructure:V2I)通信、ビークルツーネットワーク(Vehicle-To-Network:V2N)通信、ビークルツー歩行者(Vehicle-To-Pedestrian:V2P)通信、および他のエンティティとのビークル通信のうちのいずれかを含み得る。これらのカテゴリにおける具体的サービスおよびアプリケーションは、例えば、いくつか例を挙げると、監視およびセンサネットワーク、デバイス遠隔制御、双方向遠隔制御、パーソナルクラウドコンピューティング、ビデオストリーミング、無線クラウドベースのオフィス、第1応答者コネクティビティ、自動車eコール、災害警告、リアルタイムゲーム、多人数ビデオコール、自律運転、拡張現実、触知インターネット、仮想現実、ホームオートメーション、ロボティクス、および空中ドローンを含む。これらのユースケースのすべておよび他のものが、本明細書で検討される。
図43Aは、本明細書で記載され請求される図2~図22に示される例などのチャネル化およびBWPのための方法、システム、および装置(例えば、UEまたはgNB)が使用され得る例示的な通信システム100を示す。通信システム100は、(概して、または集合的に、WTRU102と称され得る)無線伝送/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、102e、102f、または102gを含み得る。通信システム100は、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105/103b/104b/105bと、コアネットワーク106/107/109と、公衆交換電話ネットワーク(Public Switched Telephone Network:PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112と、ネットワークサービス113と、を含み得る。ネットワークサービス113は、例えば、V2Xサーバ、V2X機能、ProSeサーバ、ProSe機能、IoTサービス、ビデオストリーミング、エッジコンピューティングなどを含み得る。
本明細書で開示されるコンセプトが、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、またはネットワーク要素で使用され得ることを理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102d、102e、102f、または102gの各々は、無線環境で動作または通信するように構成された任意のタイプの装置またはデバイスであり得る。各WTRU102a、102b、102c、102d、102e、102f、または102gは、ハンドヘルド無線通信装置として図43A、図43B、図43C、図43D、図43E、または図43Fに描写され得るが、5G無線通信のために検討される種々のユースケースに伴って、各WTRUは、一例にすぎないが、ユーザ端末(UE)、移動局、固定またはモバイルサブスクライバユニット、ポケットベル、セルラー電話、携帯情報端末(Personal Digital Assistant:PDA)、スマートフォン、ラップトップ、タブレット、ネットブック、ノートブックコンピュータ、パーソナルコンピュータ、無線センサ、大衆消費電子製品、スマートウォッチまたはスマート衣類などのウェアラブルデバイス、医療またはe健康デバイス、ロボット、産業機器、ドローン、例えば、車、バス、トラック、電車、または飛行機の乗り物などを含む、無線信号を伝送または受信するように構成された任意のタイプの装置またはデバイスを備え得るか、またはそれらで具現化され得ることを理解されたい。
通信システム100はまた、基地局114aと、基地局114bと、を含み得る。図43Aの例では、各基地局114aおよび114bは、単一の要素として描写される。実際には、基地局114aおよび114bは、任意の数の相互接続された基地局またはネットワーク要素を含み得る。基地局114aは、WTRU102a、102b、および102cのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースをとり、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、ネットワークサービス113、または他のネットワーク112などの1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを促進するように構成された任意のタイプのデバイスであり得る。同様に、基地局114bは、遠隔無線ヘッド(Remote Radio Head:RRH)118a、118b、送受信ポイント(TRP)119a、119b、またはロードサイドユニット(Roadside Unit:RSU)120aおよび120bのうちの少なくとも1つと有線または無線でインターフェースをとり、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、他のネットワーク112、またはネットワークサービス113などの1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを促進するように構成された任意のタイプのデバイスであり得る。RRH118a、118bは、WTRU102のうちの少なくとも1つ、例えばWTRU102cと無線でインターフェースをとり、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、ネットワークサービス113、または他のネットワーク112などの1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを促進するように構成された任意のタイプのデバイスであり得る。
TRP119a、119bは、WTRU102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースをとり、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、ネットワークサービス113、または他のネットワーク112などの1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを促進するように構成された任意のタイプのデバイスであり得る。RSU120aおよび120bは、WTRU102eまたは102fのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースをとり、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、他のネットワーク112、またはネットワークサービス113などの1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを促進するように構成された任意のタイプのデバイスであり得る。一例として、基地局114a、114bは、送受信機基地局(Base Transceiver Station:BTS)、ノード-B、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、次世代ノード-B(gノードB)、衛星、サイトコントローラ、アクセスポイント(Access Point:AP)、無線ルータなどであり得る。
基地局114aは、RAN103/104/105の一部であり得、それらRANはまた、基地局コントローラ(Base Station Controller:BSC)、無線ネットワークコントローラ(Radio Network Controller:RNC)、中継ノードなどの他の基地局またはネットワーク要素(図示せず)も含み得る。同様に、基地局114bは、RAN103b/104b/105bの一部であり得、それらRANはまた、BSC、RNC、中継ノードなどの他の基地局またはネットワーク要素(図示せず)も含み得る。基地局114aは、特定の地理的領域内で無線信号を伝送または受信するように構成され得、その地理的領域は、セル(図示せず)と称され得る。同様に、基地局114bは、特定の地理的領域内で有線または無線信号を伝送または受信するように構成され得、その地理的領域は、本明細書で開示されるようなチャネル化およびBWPのための方法、装置、およびシステムについてのセル(図示せず)と称され得る。同様に、基地局114bは、特定の地理的領域内で有線または無線信号を伝送または受信するように構成され得、その地理的領域はセル(図示せず)と称され得る。セルは、セルセクタにさらに分割され得る。例えば、基地局114aに対応付けられるセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一例では、基地局114aは、例えば、セルのセクタごとに1つの、3つの送受信機を含み得る。一例では、基地局114aは、多入力多出力(Multiple-Input Multiple Output:MIMO)技術を採用し得、したがって、セルのセクタごとに複数の送受信機を利用し得る。
基地局114aは、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(Radio Frequency:RF)、マイクロ波、赤外線(Infrared:IR)、紫外線(Ultraviolet:UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)であり得るエアインターフェース115/116/117を通してWTRU102a、102b、102c、または102gのうちの1つまたは複数と通信し得る。エアインターフェース115/116/117は、任意の好適な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立され得る。
基地局114bは、任意の好適な有線(例えば、ケーブル、光ファイバーなど)または無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)であり得る、有線またはエアインターフェース115b/116b/117bを通してRRH118a、118b、TRP119a、119b、またはRSU120a、120bのうちの1つまたは複数と通信し得る。エアインターフェース115b/116b/117bは、任意の好適な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立され得る。
RRH118a、118b、TRP119a、119b、またはRSU120a、120bは、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)であり得る、エアインターフェース115c/116c/117cを通してWTRU102c、102d、102e、102fのうちの1つまたは複数と通信し得る。エアインターフェース115c/116c/117cは、任意の好適な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立され得る。
WTRU102a、102b、102c、102d、102e、または102fは、任意の好適な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光、センチ波、ミリ波など)であり得る、サイドリンク通信などのエアインターフェース115d/116d/117dを通して相互に通信し得る。エアインターフェース115d/116d/117dは、任意の好適な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立され得る。
通信システム100は、複数のアクセスシステムであり得、かつCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなどの1つまたは複数のチャネルアクセススキームを採用し得る。例えば、RAN103/104/105内の基地局114aおよびWTRU102a、102b、102c、またはRAN103b/104b/105b内のRRH118a、118b、TRP119a、119b、およびRSU120a、120b、ならびにWTRU102c、102d、102e、102fは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(Universal Mobile Telecommunications System:UMTS)、地上波無線アクセス(Universal Terrestrial Radio Access:UTRA)などの無線技術を実装し得、それにより、広帯域CDMA(WCDMA)を使用して、エアインターフェース115/116/117または115c/116c/117cをそれぞれ確立し得る。WCDMAは、高速パケットアクセス(High-Speed Packet Access:HSPA)または発展型HSPA(Evolved HSPA:HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速下りリンクパケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access:HSDPA)または高速上りリンクパケットアクセス(High-Speed Uplink Packet Access:HSUPA)を含み得る。
一例では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102c、またはRAN103b/104b/105b内のRRH118a、118b、TRP119a、119b、もしくはRSU120a、120b、およびWTRU102c、102dは、発展型UMTS地上波無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access:E-UTRA)などの無線技術を実装し得、それにより、ロングタームエボリューション(LTE)またはLTE-アドバンスト(LTE-A)を使用して、エアインターフェース115/116/117または115c/116c/117cをそれぞれ確立し得る。将来、エアインターフェース115/116/117または115c/116c/117cは、3GPP NR技術を実装し得る。LTEおよびLTE-A技術は、(サイドリンク通信などの)LTE D2DおよびV2X技術ならびにインターフェースを含み得る。同様に、3GPP NR技術は、(サイドリンク通信などの)NR V2X技術およびインターフェースを含む。
RAN103/104/105内の基地局114aならびにWTRU102a、102b、102c、および102g、またはRAN103b/104b/105b内のRRH118a、118b、TRP119a、119b、もしくはRSU120a、120b、およびWTRU102c、102d、102e、102fは、IEEE802.16(例えば、ワールドワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(Worldwide Interoperability For Microwave Access:WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定規格2000(Interim Standard 2000:IS-2000)、暫定規格95(IS-95)、暫定規格856(IS-856)、モバイル通信用グローバルシステム(Global System for Mobile communications:GSM)、GSM進化型高速データレート(Enhanced Data Rates For GSM Evolution:EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装し得る。
図43Aにおける基地局114cは、無線ルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントであり得、例えば、本明細書で開示されるような、チャネル化およびBWPの方法、システム、およびデバイスを実装するための、会社、自宅、車両、電車、航空機、衛星、工場、キャンパスなどの場所などの局所エリア内の無線コネクティビティを促進するための任意の好適なRATを利用し得る。一例では、基地局114cおよびWTRU102、例えばWTRU102eは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network:WLAN)を確立し得る。同様に、基地局114cおよびWTRU102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、無線パーソナルエリアネットワーク(Wireless Personal Area Network:WPAN)を確立し得る。さらに別の例では、基地局114cおよびWTRU102、例えばWTRU102eは、セルラーベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、NRなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立し得る。図43Aに示すように、基地局114cは、インターネット110への直接接続を有し得る。したがって、基地局114cは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスする必要がない場合がある。
RAN103/104/105またはRAN103b/104b/105bは、コアネットワーク106/107/109と通信し得、そのコアネットワークは、音声、データ、メッセージング、認可および認証、アプリケーション、またはボイスオーバーインターネットプロトコル(Voice Over Internet Protocol:VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークであり得る。例えば、コアネットワーク106/107/109は、コール制御、請求サービス、モバイル位置ベースのサービス、プリペイドコール、インターネットコネクティビティ、パケットデータネットワークコネクティビティ、イーサネット(登録商標)コネクティビティ、ビデオ配信などを提供し、またはユーザ認証などの高レベルセキュリティ機能を実施し得る。
図43Aでは示されないが、RAN103/104/105もしくはRAN103b/104b/105bまたはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105もしくはRAN103b/104b/105bと同じRATまたは異なるRATを採用する他のRANと直接または間接通信し得ることを理解されよう。例えば、E-UTRA無線技術を利用し得るRAN103/104/105またはRAN103b/104b/105bに接続されることに加え、コアネットワーク106/107/109はまた、GSMまたはNR無線技術を採用する別のRAN(図示せず)と通信し得る。
コアネットワーク106/107/109はまた、WTRU102a、102b、102c、102d、102eがPSTN108、インターネット110、または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして機能し得る。PSTN108は、基本電話サービス(Plain Old Telephone Service:POTS)を提供する回線交換電話ネットワークを含み得る。インターネット110は、伝送制御プロトコル(Transmission Control Protocol:TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol:UDP)、およびTCP/インターネットプロトコル(Internet Protocol:IP)インターネットプロトコルスイートにおけるインターネットプロトコル(IP)などの共通通信プロトコルを使用する、相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスのグローバルシステムを含み得る。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有または運営される、有線または無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、任意のタイプのパケットデータネットワーク(例えば、IEEE802.3イーサネットネットワーク)、またはRAN103/104/105もしくはRAN103b/104b/105bと同じRATもしくは異なるRATを採用し得る1つまたは複数のRANに接続される別のコアネットワークを含み得る。
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102d、102e、および102fの一部または全部は、マルチモード能力を含み得、例えば、WTRU102a、102b、102c、102d、102e、および102fは、本明細書で開示されるような、チャネル化およびBWPの方法、システム、およびデバイスを実装するための、異なる無線リンクを通して異なる無線ネットワークと通信するための複数の送受信機を含み得る。例えば、図43Aに示されるWTRU102gは、セルラーベースの無線技術を採用し得る基地局114a、およびIEEE802無線技術を採用し得る基地局114cと通信するように構成され得る。
図43Aでは示されないが、ユーザ端末がゲートウェイへの有線接続を行い得ることを理解されよう。ゲートウェイは、レジデンシャルゲートウェイ(Residential Gateway:RG)であり得る。RGは、コアネットワーク106/107/109へのコネクティビティを提供し得る。本明細書に含まれる着想の多くが、WTRUであるUE、およびネットワークに接続するために有線接続を使用するUEに等しく適用され得ることを理解されよう。例えば、無線インターフェース115、116、117、および115c/116c/117cに適用される着想は、有線接続に等しく適用され得る。
図43Bは、本明細書で開示されるような、チャネル化およびBWPの方法、システム、およびデバイスを実装し得る例示的なRAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。上記のように、RAN103は、UTRA無線技術を採用して、エアインターフェース115を通してWTRU102a、102b、および102cと通信し得る。RAN103はまた、コアネットワーク106と通信し得る。図43Bに示すように、RAN103は、エアインターフェース115を通してWTRU102a、102b、および102cと通信するための1つまたは複数の送受信機をそれぞれ含み得る、ノード-B140a、140b、および140cを含み得る。ノード-B140a、140b、および140cはそれぞれ、RAN103内の特定のセル(図示せず)に対応付けられ得る。RAN103はまた、RNC142a、142bを含み得る。RAN103は、任意の数のノード-Bおよび無線ネットワークコントローラ(RNC)を含み得ることを理解されよう。
図43Bに示すように、ノード-B140a、140bは、RNC142aと通信し得る。加えて、ノード-B140cは、RNC142bと通信し得る。ノード-B140a、140b、および140cは、Iubインターフェースを介して、それぞれのRNC142aおよび142bと通信し得る。RNC142aおよび142bは、Iurインターフェースを介して、相互に通信し得る。RNC142aおよび142bの各々は、接続されるそれぞれのノード-B140a、140b、および140cを制御するように構成され得る。加えて、RNC142aおよび142bの各々は、アウターループ電力制御、負荷制御、受付制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシチ、セキュリティ機能、データ暗号化などの他の機能性を果たすかまたはサポートするように構成され得る。
図43Bに示されるコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(Media Gateway:MGW)144、移動通信交換局(Mobile Switching Center :MSC)146、サービングGPRSサポートノード(Serving GPRS Support Node:SGSN)148、またはゲートウェイGPRSサポートノード(Gateway GPRS Support Node:GGSN)150を含み得る。上述の要素の各々が、コアネットワーク106の一部として描写されるが、これらの要素のうちの任意の1つは、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有または運営され得ることを理解されよう。
RAN103内のRNC142aは、IuCSインターフェースを介して、コアネットワーク106内のMSC146に接続され得る。MSC146は、MGW144に接続され得る。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、および102cに、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスを提供し、WTRU102a、102b、および102cと従来の地上通信デバイスとの間の通信を促進し得る。
RAN103内のRNC142aはまた、IuPSインターフェースを介して、コアネットワーク106内のSGSN148に接続され得る。SGSN148は、GGSN150に接続され得る。SGSN148およびGGSN150は、WTRU102a、102b、および102cに、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを提供し、WTRU102a、102b、および102cとIP対応デバイスとの間の通信を促進し得る。
コアネットワーク106はまた、他のサービスプロバイダによって所有または運営される他の有線または無線ネットワークを含み得る他のネットワーク112に接続され得る。
図43Cは、本明細書で開示されるような、チャネル化およびBWPの方法、システム、およびデバイスを実装し得る例示的なRAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。上記のように、RAN104は、E-UTRA無線技術を採用し、エアインターフェース116を通してWTRU102a、102b、および102cと通信し得る。RAN104はまた、コアネットワーク107と通信し得る。
RAN104は、eノードB160a、160b、および160cを含み得るが、RAN104は、任意の数のeノードBを含み得ることを理解されよう。eノードB160a、160b、および160cはそれぞれ、エアインターフェース116を通してWTRU102a、102b、および102cと通信するための1つまたは複数の送受信機を含み得る。例えば、eノード-B160a、160b、および160cは、MIMO技術を実装し得る。したがって、eノード-B160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を伝送し、かつWTRU102aから無線信号を受信し得る。
eノード-B160a、160b、および160cの各々は、特定のセル(図示せず)に対応付けられ得、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、上りリンクまたは下りリンクにおけるユーザのスケジューリングなどをハンドリングするように構成され得る。図43Cに示すように、eノード-B160a、160b、および160cは、X2インターフェースを通して相互に通信し得る。
図43Cに示されるコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(Mobility Management Gateway:MME)162と、サービングゲートウェイ164と、パケットデータネットワーク(Packet Data Network:PDN)ゲートウェイ166と、を含み得る。上述の要素の各々が、コアネットワーク107の一部として描写されるが、これらの要素のうちの任意の1つは、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有または運営され得ることを理解されよう。
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノード-B160a、160b、および160cの各々に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、および102cのユーザを認証すること、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、および102cの初期アタッチの間の特定のサービングゲートウェイの選択などの役割を果たし得る。MME162はまた、RAN104とGSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間の切り替えのための制御プレーン機能を提供し得る。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介して、RAN104内のeノード-B160a、160b、および160cの各々に接続され得る。サービングゲートウェイ164は、概して、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、および102cへ/WTRU102a、102b、および102cからルーティングおよび転送し得る。サービングゲートウェイ164はまた、eノードB間ハンドオーバの間のユーザプレーンのアンカー、下りリンクデータがWTRU102a、102b、および102cのために利用可能であるときのページングのトリガ、WTRU102a、102b、および102cのコンテキストの管理および記憶などの他の機能を実施し得る。
サービングゲートウェイ164はまた、WTRU102a、102b、および102cに、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを提供し、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を促進し得るPDNゲートウェイ166に接続され得る。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を促進し得る。例えば、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、および102cに、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスを提供し、WTRU102a、102b、および102cと従来の地上通信デバイスとの間の通信を促進し得る。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108との間のインターフェースとして機能する、IPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IP Multimedia Subsystem:IMS)サーバ)を含むか、またはそれと通信し得る。加えて、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、および102cに、他のサービスプロバイダによって所有または運営される他の有線または無線ネットワークを含み得るネットワーク112へのアクセスを提供し得る。
図43Dは、本明細書で開示されるような、チャネル化およびBWPの方法、システム、およびデバイスを実装し得る例示的なRAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、NR無線技術を採用し、エアインターフェース117を通してWTRU102aおよび102bと通信し得る。RAN105はまた、コアネットワーク109と通信し得る。非3GPPインターワーキング機能(Non-3GPP Interworking Function:N3IWF)199は、非3GPP無線技術を採用し、エアインターフェース198を通してWTRU102cと通信し得る。N3IWF199はまた、コアネットワーク109と通信し得る。
RAN105は、gノード-B180aおよび180bを含み得る。RAN105は、任意の数のgノード-Bを含み得ることを理解されよう。gノードB180aおよび180bはそれぞれ、エアインターフェース117を通してWTRU102aおよび102bと通信するための1つまたは複数の送受信機を含み得る。統合アクセスおよびバックホール接続が使用されるとき、同じエアインターフェースが、WTRUとgノードBとの間で使用され得、これは、1つまたは複数のgNBを介したコアネットワーク109であり得る。gノードB180aおよび180bは、MIMO、MU-MIMO、またはデジタルビームフォーミング技術を実装し得る。したがって、gノード-B180aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を伝送し、かつWTRU102aから無線信号を受信し得る。RAN105が、eノード-Bなどの他のタイプの基地局を採用し得ることを理解されたい。RAN105が、複数のタイプの基地局を採用し得ることも理解されよう。例えば、RANは、eノード-Bおよびgノード-Bを採用し得る。
N3IWF199は、非3GPPアクセスポイント180cを含み得る。N3IWF199は、任意の数の非3GPPアクセスポイントを含み得ることを理解されよう。非3GPPアクセスポイント180cは、エアインターフェース198を通してWTRU102cと通信するための1つまたは複数の送受信機を含み得る。非3GPPアクセスポイント180cは、802.11プロトコルを使用し、エアインターフェース198を通してWTRU102cと通信し得る。
gノード-B180aおよび180bの各々は、特定のセル(図示せず)に対応付けられ得、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、上りリンクまたは下りリンクにおけるユーザのスケジューリングなどをハンドリングするように構成され得る。図43Dに示すように、gノード-B180aおよび180bは、例えば、Xnインターフェースを通して相互に通信し得る。
図43Dに示されるコアネットワーク109は、5Gコア(5G Core:5GC)ネットワークであり得る。コアネットワーク109は、数多くの通信サービスを、無線アクセスネットワークによって相互接続される顧客に提供し得る。コアネットワーク109は、コアネットワークの機能性を実施するいくつかのエンティティを備える。本明細書で使用されるとき、「コアネットワークエンティティ」または「ネットワーク機能」という用語は、コアネットワークの1つまたは複数の機能性を実施する任意のエンティティを示す。このようなコアネットワークエンティティは、図43Gに示されるシステム90などの無線もしくはネットワーク通信またはコンピュータシステムのために構成された装置のメモリで記憶され、当該装置のプロセッサ上で実行されるコンピュータ実行可能命令(ソフトウェア)の形態で実装される論理エンティティであり得ることを理解されたい。
図43Dの例では、5Gコアネットワーク109は、アクセスモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function:AMF)172と、セッション管理機能(Session Management Function:SMF)174と、ユーザプレーン機能(User Plane Function:UPF)176aおよび176bと、ユーザデータ管理機能(User Data Management Function:UDM)197と、認証サーバ機能(Authentication Server Function:AUSF)190と、ネットワークエクスポージャ機能(Network Exposure Function:NEF)196と、ポリシ制御機能(Policy Control Function:PCF)184と、非3GPPインターワーキング機能(N3IWF)199と、ユーザデータレポジトリ(User Data Repository:UDR)178と、を含み得る。上述の要素の各々が、5Gコアネットワーク109の一部として描写されるが、これらの要素のうちの任意の1つは、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有または運営され得ることを理解されよう。5Gコアネットワークは、これらの要素の全部で構成されなくてもよく、追加の要素で構成されてもよく、これらの要素の各々の複数のインスタンスで構成されてもよいことも理解されよう。図43Dは、ネットワーク機能が相互に直接接続することを示すが、それが、Diameterルーティングエージェントなどのルーティングエージェントまたはメッセージバスを介して通信し得ることを理解されたい。
図43Dの例では、ネットワーク機能間のコネクティビティは、インターフェースのセットまたは参照点を介して実現される。ネットワーク機能は、他のネットワーク機能またはサービスによって起動されるかまたは呼び出されるサービスのセットとして、モデリング、記載、または実装され得ることを理解されよう。ネットワーク機能サービスの起動は、ネットワーク機能間の直接接続、メッセージバス上のメッセージングの交換、ソフトウェア機能の呼び出しなどを介して実現され得る。
AMF172は、N2インターフェースを介してRAN105に接続され得、制御ノードとして機能し得る。例えば、AMF172は、登録管理、接続管理、到達可能性管理、アクセス認証、アクセス認可の役割を果たし得る。AMFは、N2インターフェースを介してユーザプレーントンネル構成情報をRAN105に転送する役割を果たし得る。AMF172は、N11インターフェースを介してSMFからユーザプレーントンネル構成情報を受信し得る。AMF172は、概して、N1インターフェースを介して、NASパケットをWTRU102a、102b、および102cへ/WTRU102a、102b、および102cからルーティングおよび転送し得る。N1インターフェースは、図43Dに示されていない。
SMF174は、N11インターフェースを介してAMF172に接続され得る。同様に、SMFは、N7インターフェースを介してPCF184に接続され得、N4インターフェースを介してUPF176aおよび176bに接続され得る。SMF174は、制御ノードとして機能し得る。例えば、SMF174は、セッション管理、WTRU102a、102b、および102cに対するIPアドレス割り当て、UPF176aおよびUPF176bでのトラフィックステアリング規則の管理および構成、ならびにAMF172への下りリンクデータ通知の生成の役割を果たし得る。
UPF176aおよびUPF176bは、WTRU102a、102b、および102cに、インターネット110などのパケットデータネットワーク(PDN)へのアクセスを提供し、WTRU102a、102b、および102cと他のデバイスとの間の通信を促進し得る。UPF176aおよびUPF176bはまた、WTRU102a、102b、および102cに、他のタイプのパケットデータネットワークへのアクセスを提供し得る。例えば、他のネットワーク112は、イーサネットネットワーク、またはデータのパケットを交換する任意のタイプのネットワークであり得る。UPF176aおよびUPF176bは、N4インターフェースを介してSMF174からトラフィックステアリング規則を受信し得る。UPF176aおよびUPF176bは、パケットデータネットワークをN6インターフェースに接続することによってか、またはN9インターフェースを介して互いにおよび他のUPFに接続することによって、パケットデータネットワークへのアクセスを提供し得る。パケットデータネットワークへのアクセスを提供することに加え、UPF176は、パケットルーティングおよび転送、ポリシ規則強制、ユーザプレーントラフィックに対するサービスハンドリングの品質、下りリンクパケットバッファリングの役割を果たし得る。
AMF172はまた、例えば、N2インターフェースを介してN3IWF199に接続され得る。N3IWFは、例えば、3GPPによって定義されない無線インターフェース技術を介して、WTRU102cと5Gコアネットワーク170との間の接続を促進する。AMFは、RAN105と相互作用するのと同じまたは類似の方法で、N3IWF199と相互作用し得る。
PCF184は、N7インターフェースを介してSMF174に接続され得、N15インターフェースを介してAMF172に接続され得、N5インターフェースを介してアプリケーション機能(Application Function:AF)188に接続され得る。N15およびN5インターフェースは、図43Dに示されていない。PCF184は、ポリシ規則をAMF172およびSMF174などの制御プレーンノードに提供し得、制御プレーンノードがこれらの規則を強要することを可能にする。PCF184は、AMFがN1インターフェースを介してポリシをWTRU102a、102b、および102cに届け得るように、WTRU102a、102b、および102cに対してポリシをAMF172に送信し得る。次いで、ポリシは、WTRU102a、102b、および102cで強要または適用され得る。
UDR178は、認証資格および契約情報についてのレポジトリとして機能し得る。UDRは、ネットワーク機能に接続し得、その結果、ネットワーク機能は、レポジトリにあるデータに追加し得、データから読み取り得、データを修正し得る。例えば、UDR178は、N36インターフェースを介してPCF184に接続し得る。同様に、UDR178は、N37インターフェースを介してNEF196に接続し得、UDR178は、N35インターフェースを介してUDM197に接続し得る。
UDM197は、UDR178と他のネットワーク機能との間のインターフェースとして機能し得る。UDM197は、ネットワーク機能をUDR178のアクセスに認可し得る。例えば、UDM197は、N8インターフェースを介してAMF172に接続し得、UDM197は、N10インターフェースを介してSMF174に接続し得る。同様に、UDM197は、N13インターフェースを介してAUSF190に接続し得る。UDR178およびUDM197は、しっかりと統合され得る。
AUSF190は、認証関連動作を実施し、N13インターフェースを介してUDM197に接続し、N12インターフェースを介してAMF172に接続する。
NEF196は、5Gコアネットワーク109での能力およびサービスをアプリケーション機能(AF)188にさらす。エクスポージャは、N33APIインターフェース上で発生し得る。NEFは、N33インターフェースを介してAF188に接続し得、それは、5Gコアネットワーク109の能力およびサービスにさらすために他のネットワーク機能に接続し得る。
アプリケーション機能188は、5Gコアネットワーク109でのネットワーク機能と相互作用し得る。アプリケーション機能188とネットワーク機能との間の相互作用は、直接的なインターフェースを介してであり得るか、またはNEF196を介して発生し得る。アプリケーション機能188は、5Gコアネットワーク109の一部とみなされ得るか、または5Gコアネットワーク109の外部であり得、モバイルネットワークオペレータとのビジネス関係を有する企業によって展開され得る。
ネットワークスライシングは、オペレータのエアインターフェースの背後の1つまたは複数の「仮想」コアネットワークをサポートするために、モバイルネットワークオペレータによって使用され得るメカニズムである。これは、異なるRAN、または単一のRANにわたって起動する異なるサービスタイプをサポートするように、コアネットワークを1つまたは複数の仮想ネットワークに「スライシング」することを伴う。ネットワークスライシングは、オペレータが、例えば、機能性、性能、および分離のエリアで多様な要件を要求する異なるマーケットシナリオに、最適化されたソリューションを提供するようにカスタマイズされるネットワークを生成することを可能にする。
3GPPは、ネットワークスライシングをサポートするように5Gコアネットワークを設計している。ネットワークスライシングは、ネットワークオペレータが、非常に多様な、時には最大の要件を要求する5Gユースケース(大規模IoT、重要通信、V2X、および高度化モバイルブロードバンド)の多様なセットをサポートするために使用し得る、優れたツールである。ネットワークスライシング技術の使用がない場合、ネットワークアーキテクチャは、各ユースケースが性能、拡張性、および利用可能性要件のそれ自体の特定のセットを有するときに必要なユースケースのより広い範囲を効率的にサポートするのに十分にフレキシブルおよび拡張可能でない可能性がある。さらに、新しいネットワークサービスの導入は、より効率的に行われるべきである。
再び図43Dを参照して、ネットワークスライシングシナリオでは、WTRU102a、102b、または102cは、N1インターフェースを介してAMF172に接続し得る。AMFは、論理的に、1つまたは複数のスライスの一部であり得る。AMFは、WTRU102a、102b、または102cの接続または通信を1つまたは複数のUPF176aおよび176bならびに他のネットワーク機能と協調させ得る。UPF176aおよび176bの各々、SMF174、および他のネットワーク機能は、同じスライスまたは異なるスライスの一部であり得る。それらが、異なるスライスの一部であるとき、異なるコンピューティングリソース、セキュリティ資格などを利用し得るという意味で互いに分離され得る。
コアネットワーク109は、他のネットワークとの通信を促進し得る。例えば、コアネットワーク109は、5Gコアネットワーク109とPSTN108との間のインターフェースとして機能する、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバなどのIPゲートウェイを含むか、またはそれと通信し得る。例えば、コアネットワーク109は、ショートメッセージサービスを介して通信を促進するショートメッセージサービス(Short Message Service:SMS)サービスセンターを含むか、またはそれと通信し得る。例えば、5Gコアネットワーク109は、WTRU102a、102b、および102cと、サーバまたはアプリケーション機能188との間の非IPデータパケットの交換を促進し得る。加えて、コアネットワーク170は、WTRU102a、102b、および102cに、他のサービスプロバイダによって所有または運営される他の有線または無線ネットワークを含み得るネットワーク112へのアクセスを提供し得る。
本明細書で記載され、図43A、図43C、図43D、または図43Eに示されている、コアネットワークエンティティは、ある既存の3GPP仕様におけるそれらのエンティティに与えられる名称によって識別されるが、将来において、それらのエンティティおよび機能性は、他の名称によって識別され得、ある種のエンティティまたは機能は、将来的3GPP NR仕様を含む、3GPPによって公開される将来的な仕様において組み合わせられ得ることを理解されたい。したがって、図43A、図43B、図43C、図43D、または図43Eに記載および示されている特定のネットワークエンティティおよび機能性は、一例としてのみ提供され、本明細書で開示および請求される主題は、現在規定されているか、または将来的に規定されるかどうかにかかわらず、任意の類似通信システムにおいて具現化または実装され得ることを理解されたい。
図43Eは、本明細書で記載されるチャネル化およびBWPを実装するシステム、方法、装置が使用され得る、例示的な通信システム111を示す。通信システム111は、無線伝送/受信ユニット(WTRU)A、B、C、D、E、Fと、基地局gNB121と、V2Xサーバ124と、ロードサイドユニット(RSU)123aおよび123bと、を含み得る。実際には、本明細書で提示されるコンセプトは、任意の数のWTRU、基地局gNB、V2Xネットワーク、または他のネットワーク要素に適用され得る。1つのもしくはいくつかのまたはすべてのWTRU A、B、C、D、E、およびFは、アクセスネットワークカバレッジ131の範囲の外にあり得る。WTRU A、B、およびCは、WTRU Aがグループリードであり、WTRU BおよびCがグループメンバーであるV2Xグループを形成する。
WTRU A、B、C、D、E、およびFは、アクセスネットワークカバレッジ131内にある場合、gNB121を介してUuインターフェース129を通して互いに通信し得る。図43Eの例では、WTRU BおよびFは、アクセスネットワークカバレッジ131内に示される。WTRU A、B、C、D、E、およびFは、アクセスネットワークカバレッジ131下にあるか、またはアクセスネットワークカバレッジ131の外にあるかどうかを、インターフェース125a、125b、または128などのサイドリンクインターフェース(例えば、PC5またはNR PC5)を介して互いに直接通信し得る。例えば、図43Eの例では、アクセスネットワークカバレッジ131の外側にあるWTRU Dは、カバレッジ131の内側にあるWTRU Fと通信する。
WTRU A、B、C、D、E、およびFは、ビークルツーネットワーク(V2N)133またはサイドリンクインターフェース125bを介してRSU123aまたは123bと通信し得る。WTRU A、B、C、D、E、およびFは、ビークルツーインフラストラクチャ(V2I)インターフェース127を介してV2Xサーバ124に通信し得る。WTRU A、B、C、D、E、およびFは、ビークルツーパーソン(V2P)インターフェース128を介して別のUEに通信し得る。
図43Fは、図43A、図43B、図43C、図43D、または図43EのWTRU102またはUE361などの本明細書中に開示されるUEなどの本明細書で記載されるチャネル化およびBWPを実装する、システム、方法、および装置に従って無線通信および動作のために構成され得る、例示的な装置またはデバイスWTRU102のブロック図である。図43Fに示すように、例示的WTRU102は、プロセッサ118と、送受信機120と、伝送/受信要素122と、スピーカ/マイクロホン124と、キーパッド126と、ディスプレイ/タッチパッド/インジケータ128と、非取り外し可能メモリ130と、取り外し可能メモリ132と、電源134と、全地球測位システム(Global Positioning System:GPS)チップセット136と、他の周辺機器138と、を含み得る。WTRU102は、上述の要素の任意の副次的組み合わせを含み得ることを理解されよう。また、限定ではないが、とりわけ、送受信機基地局(BTS)、ノード-B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームノード-B、発展型ホームノード-B(eノードB)、ホーム発展型ノード-B(Home Evolved Node-B:HeNB)、ホーム発展型ノード-Bゲートウェイ、次世代ノード-B(gノード-B)(例えば、gNB360)、およびプロキシノードなどの基地局114aおよび114b、または基地局114aおよび114bが表し得るノードは、図43Fに描写される要素の一部または全部を含み得、本明細書で記載されるチャネル化およびBWPについて本開示の方法を実施する例示的な実装形態であり得る。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、特殊目的プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに対応付けられた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(Integrated Circuit:IC)、状態マシンなどであり得る。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、またはWTRU102が無線環境内で動作することを可能にする任意の他の機能性を果たし得る。プロセッサ118は、伝送/受信要素122に接続され得る送受信機120に接続され得る。図43Fは、個別のコンポーネントとしてプロセッサ118および送受信機120を描写しているが、プロセッサ118および送受信機120が、電子パッケージまたはチップ内に一緒に統合され得ることを理解されよう。
UEの伝送/受信要素122は、エアインターフェース115/116/117を通した基地局(例えば、図43Aの基地局114a)、またはエアインターフェース115d/116d/117dを通した別のUEへ信号を伝送するか、またはそこから信号を受信するように構成され得る。例えば、伝送/受信要素122は、RF信号を伝送または受信するように構成されたアンテナであり得る。伝送/受信要素122は、例えば、IR、UV、もしくは可視光信号を伝送および/または受信するように構成されたエミッタ/検出器であり得る。伝送/受信要素122は、RFおよび光信号の両方を伝送および受信するように構成され得る。伝送/受信要素122は、無線または有線信号の任意の組み合わせを伝送または受信するように構成され得ることを理解されよう。
加えて、伝送/受信要素122は、単一の要素として図43Fで描写されているが、WTRU102は、任意の数の伝送/受信要素122を含み得る。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を採用し得る。したがって、WTRU102は、エアインターフェース115/116/117を通して無線信号を伝送および受信するための2つ以上の伝送/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
送受信機120は、伝送/受信要素122によって伝送されることになる信号を変調し、伝送/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成され得る。上記のように、WTRU102は、マルチモード能力を有し得る。したがって、送受信機120は、WTRU102が、複数のRAT、例えば、NRおよびIEEE802.11またはNRおよびE-UTRAを介して通信するか、または異なるRRH、TRP、RSU、もしくはノードに複数のビームを介して同じRATと通信することを可能にするための複数の送受信機を含み得る。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、またはディスプレイ/タッチパッド/インジケータ128(例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)ディスプレイユニットまたは有機発光ダイオード(Organic Light-Emitting Diode:OLED)ディスプレイユニット)に結合され、そこからユーザ入力データを受信し得る。プロセッサ118はまた、ユーザデータをスピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、またはディスプレイ/タッチパッド/インジケータ128に出力し得る。加えて、プロセッサ118は、非取り外し可能メモリ130または取り外し可能メモリ132などの任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。非取り外し可能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(Random-Access Memory:RAM)、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory:ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。取り外し可能メモリ132は、加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module:SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(Secure Digital:SD)メモリカードなどを含み得る。プロセッサ118は、クラウドもしくはエッジコンピューティングプラットフォームでホストされるサーバ上、またはホームコンピュータ(図示せず)内などのWTRU102上に物理的に位置しないメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。プロセッサ118は、本明細書で記載される例のいくつかにおけるチャネル化およびBWPが意図されるように機能するか、そうでない場合は、関連コンポーネントの状態を示すかどうかに応じて、ディスプレイまたはインジケータ128上の点灯パターン、画像、または色を制御するように構成され得る。ディスプレイまたはインジケータ128上の点灯パターン、画像、または色の制御は、図示されるかまたは本明細書(例えば、図9~図12、図19など)で論じられる方法フローまたはコンポーネントのうちのいずれかの状態を反映し得る。チャネル化およびBWPのためのメッセージおよびプロシージャが、本明細書で論じられる。メッセージおよびプロシージャは、入力ソース(例えば、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、またはディスプレイ/タッチパッド/インジケータ128)を介してリソースを要求し、ディスプレイ128上で表示され得ることの中でもとりわけチャネル化およびBWP関連情報を要求、構成、または照会するように、インターフェース/APIをユーザに提供するように拡張され得る。
プロセッサ118は、電源134から電力を受信し得、WTRU102内の他のコンポーネントへの電力を分配または制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に給電するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池、太陽電池、燃料電池などを含み得る。
プロセッサ118はまた、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成され得るGPSチップセット136に接続され得る。GPSチップセット136からの情報に加え、またはその代わりに、WTRU102は、エアインターフェース115/116/117を通して基地局(例えば、基地局114a、114b)から位置情報を受信するか、または2つ以上の近傍基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて、その位置を判断し得る。WTRU102は、任意の好適な位置特定方法によって位置情報を取得し得ることを理解されよう。
プロセッサ118はさらに、追加の機構、機能性、または有線もしくは無線コネクティビティを提供する、1つまたは複数のソフトウェアまたはハードウェアモジュールを含み得る他の周辺機器138に接続され得る。例えば、周辺機器138は、加速度計、バイオメトリック(例えば、指紋)センサなどの種々のセンサ、e-コンパス、衛星送受信機、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)ポートまたは他の相互接続インターフェース、振動デバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(Frequency Modulated:FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含み得る。
WTRU102は、センサ、大衆消費電子製品、スマートウォッチまたはスマート衣類などのウェアラブルデバイス、医療またはe健康デバイス、ロボット、産業機器、ドローン、例えば、車、トラック、電車、または飛行機の乗り物などの他の装置またはデバイスに含まれ得る。WTRU102は、周辺機器138のうちの1つを備え得る相互接続インターフェースなどの1つまたは複数の相互接続インターフェースを介して、このような装置またはデバイスの他のコンポーネント、モジュール、またはシステムに接続し得る。
図43Gは、例示的なコンピューティングシステム90のブロック図であり、ここで、RAN103/104/105、コアネットワーク106/107/109、PSTN108、インターネット110、他のネットワーク112、またはネットワークサービス113でのあるノードまたは機能性エンティティなどの、本明細書で示され記載され請求されるシステムおよび方法などの、図43A、図43C、図43D、および図43Eに示される通信ネットワークの1つまたは複数の装置ならびにチャネル化およびBWPが、具現化され得る。コンピューティングシステム90は、コンピュータまたはサーバを備え得、ソフトウェアの形態(このようなソフトウェアが記憶されるかまたはアクセスされる場所または手段がいかなるものであっても)であり得るコンピュータ可読命令によって主に制御され得る。このようなコンピュータ可読命令は、コンピューティングシステム90を稼働させるように、プロセッサ91内で実行され得る。プロセッサ91は、汎用プロセッサ、特殊目的プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに対応付けられた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態マシンなどであり得る。プロセッサ91は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、またはコンピューティングシステム90が通信ネットワーク内で動作することを可能にする、任意の他の機能性を果たし得る。コプロセッサ81は、主要プロセッサ91とは明確に異なる、任意選択のプロセッサであり、追加の機能を果たすか、またはプロセッサ91を支援し得る。プロセッサ91またはコプロセッサ81は、WLBTの成功などのチャネル化およびBWPのための本明細書で開示される方法および装置に関連するデータを受信、生成、および処理し得る。
プロセッサ91は、動作時に、命令をフェッチ、復号、および実行し、コンピューティングシステムの主要データ転送パスであるシステムバス80を介して、情報を他のリソースへ転送し、かつ他のリソースから転送する。このようなシステムバスは、コンピューティングシステム90内のコンポーネント同士を接続し、データ交換のための媒体を定義する。システムバス80は、典型的には、データを送信するためのデータラインと、アドレスを送信するためのアドレスラインと、インタラプトを送信するため、およびシステムバスを動作させるための制御ラインと、を含む。このようなシステムバス80の一例は、周辺コンポーネント相互接続(Peripheral Component Interconnect:PCI)バスである。
システムバス80に接続されたメモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)82と、読み取り専用メモリ(ROM)93と、を含む。このようなメモリは、情報が記憶され、かつ読み出されることを可能にする回路を含む。ROM93は、概して、容易に修正することができない記憶されたデータを含む。RAM82内に記憶されるデータは、プロセッサ91または他のハードウェアデバイスによって読み取られるか、または変更され得る。RAM82またはROM93へのアクセスは、メモリコントローラ92によって制御され得る。メモリコントローラ92は、命令が実行されると、仮想アドレスを物理アドレスに変換する、アドレス変換機能を提供し得る。メモリコントローラ92はまた、システム内のプロセスを隔離し、ユーザプロセスからシステムプロセスを隔離するメモリ保護機能を提供し得る。したがって、第1のモードで起動するプログラムは、それ自体のプロセス仮想アドレス空間によってマップされているメモリのみにアクセスし得、プロセス間のメモリ共有が設定されていない限り、別のプロセスの仮想アドレス空間内のメモリにアクセスすることができない。
加えて、コンピューティングシステム90は、プロセッサ91からプリンタ94、キーボード84、マウス95、およびディスクドライブ85などの周辺機器に命令を通信する役割を果たす、周辺機器コントローラ83を含み得る。
ディスプレイコントローラ96によって制御されるディスプレイ86は、コンピューティングシステム90によって生成される視覚出力を表示するために使用される。このような視覚出力は、テキスト、グラフィックス、動画グラフィックス、およびビデオを含み得る。視覚出力は、グラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)の形態で提供され得る。ディスプレイ86は、CRTベースのビデオディスプレイ、LCDベースのフラットパネルディスプレイ、ガスプラズマベースのフラットパネルディスプレイ、またはタッチパネルを用いて実装され得る。ディスプレイコントローラ96は、ディスプレイ86に送信されるビデオ信号を生成するために必要とされる電子コンポーネントを含む。
さらに、コンピューティングシステム90は、コンピューティングシステム90をRAN103/104/105、コアネットワーク106/107/109、PSTN108、インターネット110、WTRU102、または図43A、図43B、図43C、図43D、もしくは図43Eの他のネットワーク112などの外部通信ネットワークまたはデバイスに接続するために使用され得る、例えば、無線または有線ネットワークアダプタ97などの通信回路を含み、コンピューティングシステム90がそれらのネットワークの他のノードまたは機能エンティティと通信することを可能にし得る。通信回路は、単独で、またはプロセッサ91と組み合わせて、本明細書で記載される、ある装置、ノード、または機能エンティティの伝送および受信ステップを実施するために使用され得る。
本明細書で記載される装置、システム、方法、およびプロセスのうちのいずれかまたはすべては、コンピュータ可読記憶媒体上に記憶されるコンピュータ実行可能命令(例えば、プログラムコード)の形態で具現化され得、その命令は、プロセッサ118または91などのプロセッサによって実行されると、プロセッサに、本明細書で記載されるシステム、方法、およびプロセスを実施または実装させることを理解されたい。具体的には、本明細書で記載されるステップ、動作、または機能のうちのいずれも、このようなコンピュータ実行可能命令の形態で実装され、無線または有線ネットワーク通信向けに構成された装置またはコンピューティングシステムのプロセッサ上で実行され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、情報を記憶するための任意の非一時的(例えば、有形または物理的)方法または技術で実装される揮発性および不揮発性媒体、取り外し可能および非取り外し可能媒体を含むが、このようなコンピュータ可読記憶媒体は、信号を含まない。コンピュータ可読記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多用途ディスク(Digital Versatile Disks:DVD)もしくは他の光学ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶デバイスもしくは他の磁気記憶デバイス、または所望の情報を記憶するために使用され得、かつコンピューティングシステムによってアクセスされ得る任意の他の有形もしくは物理媒体を含むが、それらに限定されない。
図に示されるような、本開示の主題、チャネル化およびBWPの好ましい方法、システム、または装置の記載において、特定の用語が、明確にするために採用される。しかし、請求された主題は、そのように選択される特定の用語に限定されることを意図しておらず、各特定の要素は、類似の目的を達成するための類似の方法で動作するすべての技術的同等物を含むことを理解されたい。
ユーザ端末は、チャネル占有時間を送信機と共有し得、CAT2チャネル感知の成功後に、ユーザ端末のデータリソースに及ぶ周波数帯域上で、データを送信機に伝送し得る。gNbは、UEがCOTを共有することを可能にするため、UEは、gNBによって取得されるCOT内でUL PUSCHを伝送し得る。次いで、UEは、短いLBT(CAT2)を実施する。成功の場合、それは伝送し得る。本クレームは、UEがLBTを実施する周波数がどれかを提供する。UEは、UL PUSCHリソースをカバーする周波数帯域上でLBTを実施し得る。
本明細書で記載される種々の技術は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、または適切な場合、その組み合わせに関して実装され得る。このようなハードウェア、ファームウェア、およびソフトウェアは、通信ネットワークの様々なノードに位置する装置にあり得る。装置は、本明細書で記載される方法を実施するように、単独かまたは互いに組み合わせて動作し得る。本明細書で使用されるとき、「装置」、「ネットワーク装置」、「ノード」、「デバイス」、「ネットワークノード」などは、区別なく使用され得る。加えて、「または」という単語の使用は、概して、本明細書で特に提供されない限り、包含的に使用される。
ここで記載された説明は、例を使用して、ベストモードを含む発明を開示し、当業者が、任意のデバイスまたはシステムを製造および使用し、任意の組み込まれた方法を実施することを含む発明を実施することを可能にもする。発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が思い付く他の例(例えば、ステップのスキップ、ステップの組み合わせ、または本明細書で開示される例示的な方法間でのステップの追加)を含み得る。このような他の例は、特許請求の範囲の文字通りの言葉から異ならない構造的要素を有する場合、または特許請求の範囲の文字通りの言葉から実質的な差を有しない同等の構造的要素を含む場合、特許請求の範囲内にあることが意図される。アンカーキャリアについての本明細書での記載された主題は、非アンカーキャリアベースの配置に適用し得る。同様に、非アンカーベースについて記載される本明細書での主題は、アンカーキャリアベースの配置に適用し得る。例えば、キャリアで20MHzを示すこの着想は、両方のケースに適用し得る。(図4でのビットマップのように)それを示す方法は、両方のケースに適用し得る。また、記載された主題は、それぞれのケースの文脈で見られ得るが、両方のケースに適用可能であり得る。
本明細書で記載されるように、とりわけ、方法、システム、および装置は、無線通信を実施する手段のために提供され得る。方法、システム、コンピュータ可読記憶媒体、または装置は、チャネルが、利用可能であることを合成キャリアインジケータ(CCI)のインジケーションに基づいて判断し、チャネルが利用可能であることの判断に基づいて、サブオーディネートをアンカーセルに追加することによって、動的に帯域幅を増加させ、合成キャリアインジケータ(CCI)について第1のアンカーおよび第2のアンカーをモニタし、CCIが第1のアンカーで取得される場合、第2のアンカーに対するサブオーディネートで第1のセルを受信する必要があるときに第1の受信チェーン上で帯域幅を増加させ、第1のセルグラントが完了するかまたは第1のセルが第2のアンカーに対するサブオーディネートを解放するまで、第2の受信チェーン上で第2のセルをモニタしないための手段を有する。装置は、基地局またはユーザ端末であり得る。方法、システム、コンピュータ可読記憶媒体、または装置は、チャネルを感知し、感知に基づいて、チャネルが複数の周波数帯域で利用可能であることを判断し、チャネルが複数の周波数帯域で利用可能であることの判断に基づいて、複数の周波数帯域を合成キャリアに組み合わせ、合成キャリア内にある複数の周波数帯域のうちの1つまたは複数を示す合成キャリアインジケータ(CCI)を生成し、CCIを受信機に通信するための手段を有する。複数の周波数帯域はそれぞれ、20Mhzであり得る。合成キャリアは、広帯域キャリアであり得る。装置は、基地局、ユーザ機器、または他のデバイスであり得る。CCIは、ザドフチューシーケンスのプリアンブル、下りリンク制御情報、上りリンクグラント、下りリンクグラント、または無線リソース制御シグナリングを介して取得または通信され得る。CCIは、UE固有のPDCCHの下りリンク制御情報、またはグループ共通のPDCCHの下りリンク制御情報を介して取得または通信され得る。キャリアは、周波数で隣接するときに合成されるだけであり得る。方法、システム、コンピュータ可読記憶媒体、または装置は、カテゴリ4リッスンビフォアトーク(LBT)が、複数の周波数帯域の第1のキャリア上で成功していることを判断し、カテゴリ4LBTが、複数の周波数帯域の第1のキャリア、および第2のキャリアに隣接している第1のキャリア上で成功していることに基づいて、第2のキャリア上でカテゴリ2LBTを実施し、成功しているカテゴリ2LBTに基づいて、第1のキャリアおよび第2のキャリアを合成キャリアに合成するための手段を有する。方法、システム、コンピュータ可読記憶媒体、または装置は、基地局が、第1のキャリアへのアクセスを有しないことを判断し、基地局が、第1のキャリアへのアクセスを有しないことの判断に基づいて、帯域幅パート不活性タイマを一時停止させるための手段を有する。方法、システム、コンピュータ可読記憶媒体、または装置は、合成キャリアを形成するように他の周波数帯域を合成する前に、予め定められたアンカー周波数帯域へのチャネルアクセスを獲得するための手段を有する。それが、アンカー周波数帯域へのチャネルアクセスを有しない場合、そのチャネルアクセスの機会の間に利用可能であり得る他の周波数帯域で合成キャリアを形成しない場合がある。方法、システム、コンピュータ可読記憶媒体、または装置は、送信機から合成キャリアインジケータ(CCI)を取得し、CCIに基づいて、合成キャリアの帯域幅を識別し、送信機の合成キャリアで1つまたは複数の周波数帯域を識別することに基づいて、測定、伝送、受信、または同期を実施するための手段を有する。UEは、gNBの周波数帯域のすべてまたは一部の認識を受信し得、それらの帯域上でプロシージャ(例えば、伝送、受信など)を実施する。ユーザ端末は、チャネル占有時間を送信機と共有し得、CAT2チャネル感知の成功後に、ユーザ端末のデータリソースに及ぶ周波数帯域上で、データを送信機に伝送し得る。ユーザ端末は、チャネル占有時間を送信機と共有し得、CAT2チャネル感知の成功後に、ユーザ端末のBWPに及ぶ周波数帯域上で、データを送信機に伝送し得る。ユーザ端末は、チャネル占有時間を送信機と共有し得、CAT2チャネル感知の成功後に、送信機の合成キャリア帯域幅を超えずに、データを送信機に伝送し得る。(ステップの除去または追加を含む)本段落でのすべての組み合わせが、詳細な説明の他の部分と一致する方法で検討される。