JP7324430B2 - case and watch - Google Patents
case and watch Download PDFInfo
- Publication number
- JP7324430B2 JP7324430B2 JP2022011955A JP2022011955A JP7324430B2 JP 7324430 B2 JP7324430 B2 JP 7324430B2 JP 2022011955 A JP2022011955 A JP 2022011955A JP 2022011955 A JP2022011955 A JP 2022011955A JP 7324430 B2 JP7324430 B2 JP 7324430B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- exterior member
- case body
- watch glass
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B45/00—Time pieces of which the indicating means or cases provoke special effects, e.g. aesthetic effects
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/0008—Cases for pocket watches and wrist watches
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/08—Hermetic sealing of openings, joints, passages or slits
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G17/00—Structural details; Housings
- G04G17/02—Component assemblies
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G17/00—Structural details; Housings
- G04G17/08—Housings
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
Description
この発明は、腕時計などの電子機器に用いられるケース、およびそれを備えた時計に関する。 TECHNICAL FIELD The present invention relates to a case used for electronic equipment such as a wristwatch, and a watch including the same.
例えば、腕時計においては、特許文献1に記載されているように、腕時計ケースの上部開口部に時計ガラスを取り付ける際に、腕時計ケースの上部開口部の内周面と時計ガラスの外周面との間に防水パッキンを設けて防水を図った構造のものが知られている。
For example, in a wristwatch, as described in
このような腕時計では、腕時計ケースの上部開口部の内周面と時計ガラスの外周面との間に設けられた防水パッキンが腕時計ケースの外部から見えるため、外観的にもデザイン的にも好ましくないという問題がある。 In such a wristwatch, the waterproof packing provided between the inner peripheral surface of the upper opening of the wristwatch case and the outer peripheral surface of the watch glass is visible from the outside of the wristwatch case, which is undesirable in terms of appearance and design. There is a problem.
この発明が解決しようとする課題は、外観性およびデザイン性の向上が図れるケース、およびそれを備えた時計を提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION The problem to be solved by the present invention is to provide a case with improved appearance and design, and a timepiece equipped with the same.
また、この一の発明は、板状部材が取り付けられたケース本体と、前記板状部材と前記ケース本体との接合部を覆う目隠し部材と、前記板状部材の外周の縁部、及び前記目隠し部材を覆い、且つ前記ケース本体の外周に取り付けられる外装部材と、を備えていることを特徴とするケースである。
また、この他の発明は、板状部材が取り付けられたケース本体と、前記板状部材と前記ケース本体との接合部を覆う目隠し部材と、前記目隠し部材、及び前記ケース本体の外周部を覆い、且つ前記ケース本体の外周に取り付けられる外装部材と、を備えていることを特徴とするケースである。
In addition, this one aspect of the invention includes a case main body to which a plate-like member is attached, a cover member covering a joint portion between the plate-like member and the case main body, an outer peripheral edge portion of the plate-like member, and and an exterior member that covers the blindfold member and is attached to the outer periphery of the case body.
According to another aspect of the present invention, there is provided a case body to which a plate-shaped member is attached, a blindfold member that covers a joint portion between the plate-shaped member and the case body, and a cover that covers the blindfold member and the outer peripheral portion of the case body. and an exterior member attached to the outer periphery of the case body.
この発明によれば、外観性およびデザイン性を向上させることができる。 According to this invention, appearance and design can be improved.
以下、図1~図10を参照して、この発明を腕時計に適用した一実施形態について説明する。
この腕時計は、図1に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の12時側と6時側とには、時計バンド(図示せず)が取り付けられるバンド取付部2がそれぞれ設けられている。また、この腕時計ケース1の2時側、4時側、8時側、10時側には、押釦スイッチ3がそれぞれ設けられている。
An embodiment in which the present invention is applied to a wristwatch will be described below with reference to FIGS. 1 to 10. FIG.
This wristwatch has a
この腕時計ケース1は、図2および図3に示すように、保護ガラス(板状部材)である時計ガラス4が取り付けられるケース本体5と、時計ガラス4とケース本体5との接合部を覆ってケース本体5に取り付けられる第1外装部材6(目隠し部材)と、この第1外装部材6を覆ってケース本体5に取り付けられる第2外装部材7(外装部材)と、を備えている。この腕時計ケース1の内部、つまりケース本体5の内部には、時計モジュール8が設けられている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
時計モジュール8は、図示しないが、指針を運針させて時刻を指示表示する時計ムーブメント、時刻や日付、曜日などの情報を電気光学的に表示する表示部、これらを電気的に駆動して制御する回路部など、時計機能に必要な各種の部品が搭載されている。また、この腕時計ケース1の下部、つまりケース本体5の下部には、図2および図3に示すように、裏蓋10が防水リング10aを介して複数のビス11によって取り付けられている。
Although not shown, the
ところで、ケース本体5は、図2および図3に示すように、ポリアミド樹脂に炭素繊維またはガラス繊維を混入させた剛性の高い合成樹脂、または金属によって形成されている。このケース本体5の12時側と6時側とには、バンド取付部2の取付突起部2aがそれぞれ設けられている。また、このケース本体5の周側部における2時側、4時側、8時側、10時側の箇所には、図2に示すように、押釦スイッチ3の押釦が取り付けられる釦取付孔5aがそれぞれ設けられている。
By the way, as shown in FIGS. 2 and 3, the
このケース本体5の上部には、図2および図3に示すように、時計ガラス4が嵌め込まれて接着剤13によって接着される装着部12が設けられている。この装着部12は、ケース本体5の上部における内周部に沿ってほぼ四角形の枠状に設けられている。この装着部12は、底部12aと立上り部12bとを備え、断面形状がほぼL字形状に形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the upper portion of the case
この場合、装着部12は、図3~図6に示すように、その高さつまり立上り部12bの高さが時計ガラス4の厚みの1/2~1/3程度の高さで形成されている。この装着部12の内周面、つまり立上り部12bの内周面には、図2および図6に示すように、時計ガラス4の外周面が当接して時計ガラス4を位置規制する複数の規制突起14が所定の間隔で設けられている。
In this case, as shown in FIGS. 3 to 6, the
これら複数の規制突起14は、図2~図6に示すように、時計ガラス4の外周面と装着部12の立上り部12bの内周面との間に接着剤13が充填される隙間を設けるためのものである。また、装着部12の底部12aには、接着剤13を堰き止める堰止突起15が底部12aの内周に沿って設けられている。この場合、底部12aと立上り部12bとにおける接着剤13の塗布長さは、ほぼ同じ長さなるように設定されている。
As shown in FIGS. 2 to 6, the plurality of restricting
これにより、時計ガラス4は、図3~図6に示すように、その下部側がケース本体5の装着部12に接着剤13を介して嵌め込まれた際に、下部側の外周面が装着部12の立上り部12bの内面に設けられた複数の規制突起14に押し当てられて位置規制されると共に、下部側の下面が底部12aの堰止突起15に押し当てられるように構成されている。
3 to 6, when the lower side of the
このため、時計ガラス4は、図3~図6に示すように、その下部側がケース本体5の装着部12に接着剤13を介して嵌め込まれた際に、時計ガラス4の上部側がケース本体5の上方に突出した状態で、時計ガラス4と装着部12との間の隙間に接着剤13が充填され、この接着剤13によって時計ガラス4がケース本体5の装着部12に接着されて固定されるように構成されている。
Therefore, as shown in FIGS. 3 to 6, when the lower side of the
この場合、接着剤13は、図3~図6に示すように、どのような接着剤であっても良いが、熱硬化型のものが好ましい。この接着剤13は、装着部12の立上り部12bの上部側に流れ出しても、装着部12の底部12aの堰止突起15によって堰き止められて底部12aからケース本体5の内部に流れ出すことがない。また、この接着剤13は、接着機能のほか、防水機構を備え、時計ガラス4と装着部12との間の防水を図ることができる。
In this case, as shown in FIGS. 3 to 6, the
また、ケース本体5の装着部12の上方に突出する時計ガラス4の上部側の外周部には、図3~図6に示すように、傾斜部である面取り部4aが設けられている。この面取り部4aは、45°±20°の傾斜角度の範囲で傾斜する傾斜部であれば良いが、45°の傾斜角度で傾斜する傾斜部であることが好ましい。この面取り部4aには、第1外装部材6の一部つまり後述する突出部であるオーバーハング部6aが対応して配置される。
In addition, as shown in FIGS. 3 to 6, a
第1外装部材6は、図2~図6に示すように、ポリアミド樹脂などの硬質の合成樹脂または金属によって形成されている。この第1外装部材6は、ケース本体5の装着部12と時計ガラス4との接合部である接着部を覆うものであり、時計ガラス4の外周に沿って配置されるほぼ四角形の枠状に形成されている。
As shown in FIGS. 2 to 6, the first
すなわち、この第1外装部材6は、図2~図6に示すように、その上面が時計ガラス4の上面とほぼ同一平面上で、第1外装部材6の上面が時計ガラス4の上面以下になるように、時計ガラス4に向けて突出して装着部12の立上り部12b上に配置された際に、ケース本体の装着部12と時計ガラス4との接着部を覆うように形成されている。また、この第1外装部材6は、その外周面がケース本体5の外周面とほぼ同一面上に、第1外装部材6の外周面がケース本体5の外周面よりも内周側に、配置されるように構成されている。
2 to 6, the upper surface of the first
この第1外装部材6の内周部には、図3~図6に示すように、時計ガラス4の面取り部4aに対応して配置される突出部であるオーバーハング部6aが設けられている。このオーバーハング部6aは、内周側の下面に時計ガラス4の面取り部4aと同じ傾斜角度の傾斜部が設けられ、内周側の先端は面取りが施されて、この傾斜部が時計ガラス4の面取り部4aに対応して配置されるように構成されている。これにより、第1外装部材6は、ケース本体5の装着部12と時計ガラス4との接着部を覆い隠すように構成されている。
As shown in FIGS. 3 to 6, the inner peripheral portion of the first
また、この第1外装部材6には、図2~図4、図9に示すように、ケース本体5の外周部に設けられた係止部16に係止されて、第1外装部材6をケース本体5に固定させるフック部17が設けられている。係止部16は、ケース本体5の12時側と6時側との外周部、つまり装着部12の立上り部12bにおける12時側と6時側との外周部に設けられてフック部17が配置される凹部16aと、この凹部16a内に設けられた突起部16bと、を備えている。
In addition, as shown in FIGS. 2 to 4 and 9, the first
フック部17は、図2~図4、図9に示すように、第1外装部材6の12時側と6時側との外周側の下面から下側に延出され、この延出された下部に係合孔17aが設けられている。これにより、フック部17は、第1外装部材6が時計ガラス4とケース本体5の装着部12との間の接着部を覆って配置された際に、係止部16の凹部16a内に配置されて、係合孔17aが係止部16の突起部16bに係脱可能に係合して、第1外装部材6をケース本体5に固定させるように構成されている。
2 to 4 and 9, the
この場合、第1外装部材6は、図3~図6に示すように、ケース本体5に固定された際に、時計ガラス4との間に第1の隙間S1が設けられるように構成されている。すなわち、この第1外装部材6は、オーバーハング部6aの傾斜部と時計ガラス4の面取り部4aとが対応した際に、そのオーバーハング部6aの傾斜部と時計ガラス4の面取り部4aとの間に第1の隙間S1が設けられるように構成されている。これにより、第1外装部材6は、外部から衝撃を第1の隙間S1によって緩衝するように構成されている。
In this case, as shown in FIGS. 3 to 6, the
また、第1外装部材6は、図5および図6に示すように、フック部17によってケース本体5に固定された際に、フック部17を含む外周面がケース本体5の外周面とほぼ同一面上に配置されるように構成されている。これにより、第1外装部材6は、ケース本体5の外周面から外側に向けて突出さないように構成されている。この第1外装部材6は、表面が着色されていることにより装飾性を有するように構成されている。
5 and 6, when the
一方、第2外装部材7は、図1~図3に示すように、第1外装部材6を覆ってケース本体5に取り付けられるように構成されている。この第2外装部材7は、ウレタン樹脂などの弾力性を有する合成樹脂に形成されている。この第2外装部材7は、ウレタン樹脂が透明または半透明の光透過性を有するものであることにより、第1外装部材6を覆ってケース本体5に取り付けられた際に、第2外装部材7を透して第1外装部材6およびケース本体5が見えるように構成されている。
On the other hand, the
すなわち、この第2外装部材7は、図2~図7に示すように、第1外装部材6と共に時計ガラス4の外周の縁部を覆う上部7aと、ケース本体5の外周部を覆う周側部7bと、を備えている。この場合、第2外装部材7の周側部7bにおける2時側、4時側、8時側、10時側の箇所には、図2および図7に示すように、押釦スイッチ3の釦頭部が配置される釦挿入孔7cがそれぞれ設けられている。
That is, as shown in FIGS. 2 to 7, the
これにより、第2外装部材7は、図2、図7、図9、図10に示すように、上部7aが第1外装部材6と共に時計ガラス4の外周の縁部を覆い、周側部7bがケース本体5の外周部を覆った際に、第2外装部材7の2時側、4時側、8時側、10時側に設けられた釦挿入孔7cがケース本体5の2時側、4時側、8時側、10時側に設けられた釦取付孔5aにそれぞれ同一軸上で対応して配置されるように構成されている。
As a result, as shown in FIGS. 2, 7, 9, and 10, the
また、この第2外装部材7の周側部7bにおける12時側と6時側とには、図2、図7~図10に示すように、ケース本体5に設けられたバンド取付部2の取付突起部2aを覆う突起カバー部2bがそれぞれ設けられている。これら突起カバー部2bの両側における各内面には、ケース本体5の取付突起部2aの両側に設けられた係合突起18に係脱可能に係合する係合凹部19がそれぞれ設けられている。
In addition, as shown in FIGS. 2 and 7 to 10, on the 12 o'clock side and the 6 o'clock side of the
これにより、第2外装部材7は、図2、図7~図10に示すように、上部7aが第1外装部材6と共に時計ガラス4の外周の縁部を覆い、周側部7bがケース本体5の外周部を覆った際に、第2外装部材7の12時側と6時側とに設けられた突起カバー部2bがケース本体5の12時側と6時側とに設けられた取付突起部2aを覆って重なり合うように構成されている。これにより、バ取付突起部2aと突起カバー部2bとが重なり合うことにより、バンド取付部2が構成されている。
As a result, as shown in FIGS. 2 and 7 to 10, the
この第2外装部材7は、図2、図7~図10に示すように、第2外装部材7の12時側と6時側とに設けられた突起カバー部2bがケース本体5の12時側と6時側とに設けられた取付突起部2aを覆った際に、突起カバー部2bの両側の内面に設けられた係合凹部19がケース本体5の取付突起部2aの両側の外面に設けられた係合突起18に係脱可能に係合して、ケース本体5に取り付けられるように構成されている。
As shown in FIGS. 2 and 7 to 10, the
この場合、第2外装部材7は、図3~図6に示すように、上部7aが第1外装部材6と共に時計ガラス4の外周の縁部を覆い、突起カバー部2bの係合凹部19がケース本体5の取付突起部2aの係合突起18に係合してケース本体5に取り付けられた際に、第1外装部材6の上面と第2外装部材7の上部7aの下面との間に第2の隙間S2が設けられている。この第2の隙間S2は、時計ガラス4の上面と第2外装部材7の上部7aの下面との間の隙間と同じかそれよりも広く設けられている。
In this case, as shown in FIGS. 3 to 6, the
この第2の隙間S2は、図3~図6に示すように、第2外装部材7が外部からの衝撃を受けた際に、その衝撃を緩衝するように構成されている。また、第2外装部材7がケース本体5に取り付けられた際に、第1外装部材6の外周面と第2外装部材7の周側部7bとの間にも第3の隙間S3が設けられている。この第3の隙間S3は、ケース本体5の外周面と第2外装部材7の周側部7bとの間の隙間と同じかそれよりも広く設けられている。この第3の隙間S3は、第2外装部材7が外部からの衝撃を受けた際に、その衝撃を緩衝するように構成されている。
As shown in FIGS. 3 to 6, the second gap S2 is configured to absorb an impact when the
次に、このような腕時計を組み立てる場合について説明する。
この場合には、まず、ケース本体5の装着部12に時計ガラス4を取り付ける。このときには、ケース本体5の装着部12、つまり装着部12の底部12aおよび立上り部12b、または時計ガラス4の下部側の外周面のいずれ一方か、または両方に接着剤13を塗布する。この状態で、時計ガラス4の下部側をケース本体5の装着部12に嵌め込む。
Next, the case of assembling such a wristwatch will be described.
In this case, first, the
すると、時計ガラス4の下部側の外周面がケース本体5の装着部12の内周面つまり立上り部12bの内周面に設けられた複数の規制突起14に押し当てられて、時計ガラス4がケース本体5の装着部12に保持される。この状態では、時計ガラス4の下部側の外周面とケース本体5の装着部12の内周面との間、つまり時計ガラス4と底部12aおよび立上り部12bとの間に隙間ができ、この隙間に接着剤13が充填される。
Then, the outer peripheral surface of the
この場合には、接着剤13が装着部12の底部12aの堰止突起15によって堰き止められて底部12aからケース本体5の内部に流れ出すことがない。また、この場合には、接着剤13が装着部12の立上り部12bの上部側に流れ出する。この状態で、接着剤13に熱を加えて接着剤13を硬化させる。これにより、時計ガラス4が接着剤13によってケース本体5の装着部12に接着されて固定されると共に、時計ガラス4とケース本体5との間の防水が接着剤13によって図られる。
In this case, the adhesive 13 is dammed by the damming
そして、時計ガラス4とケース本体5の装着部12との接合部である接着部を第1外装部材6によって覆って隠す。このときには、第1外装部材6をケース本体5の装着部12の立上り部12bの上端部に配置させて、第1外装部材6の上面を時計ガラス4の上面とほぼ同一平面上に配置させ、この状態で時計ガラス4の面取り部4aに第1外装部材6のオーバーハング部6aを対応させて配置させる。
Then, the bonding portion, which is the bonding portion between the
これにより、時計ガラス4とケース本体の装着部12との接着部が第1外装部材6によって覆われる。このため、接着剤13が装着部12の立上り部12bの上部側に流れ出していても、この流れ出した接着剤13が第1外装部材6によって覆われるので、外部から見えることがない。これにより、外観的にもデザイン的にも好ましいものが得られる。
As a result, the bonding portion between the
この状態で、第1外装部材6のフック部17をケース本体5の装着部12の外周面、つまり立上り部12bの外周面に設けられた係止部16に係止させる。このときには、第1外装部材6のフック部17を立上り部12bの外周面に設けられた係止部16の凹部16a内に配置させて、フック部17の係合孔17aを凹部16a内に設けられた係止部16の突起部16bに係合させる。
In this state, the
これにより、第1外装部材6がケース本体5に固定される。この場合には、第1外装部材6の外周面がケース本体5の外周面とほぼ同一面上に配置される。すなわち、第1外装部材6は、外周部にフック部17が設けられていても、このフック部17が第1外装部材6の外周部から下側に延びてケース本体5の装着部12における立上り部12bの外周面に設けられた係止部16の凹部16a内に配置される。これにより、フック部17は、ケース本体5の装着部12における外周側に突出することがない。
Thereby, the
このため、第1外装部材6は、フック部17が設けられていても、フック部17を含む外周部がケース本体5の外周面から外側に向けて突出することがない。これにより、第1外装部材6とケース本体5との一体感が得られるので、外観的にもデザイン的にも好ましいものが得られる。この場合、第1外装部材6は、表面が着色されて装飾性を有していることにより、これによっても腕時計ケース1の外観性およびデザイン性が高められる。
Therefore, even if the
また、このときには、第1外装部材6のオーバーハング部6aの傾斜部と時計ガラス4の面取り部4aとの間に第1の隙間S1が設けられる。これにより、第1外装部材6は、外部から衝撃が第1の隙間S1によって緩衝されるので、外部からの衝撃を時計ガラス4およびケース本体5が受けないようにすることができ、これにより耐衝撃性が確保される。
Also, at this time, a first gap S1 is provided between the inclined portion of the
この状態で、第2外装部材7をケース本体5に取り付ける。このときには、まず、第2外装部材7の周側部7bにおける12時側と6時側とに設けられた突起カバー部2bをケース本体5の12時側と6時側とに設けられた取付突起部2aに対応させる。この状態で、第2外装部材7をケース本体5に上方から被せる。
In this state, the
すると、第2外装部材7の上部7aが第1外装部材6と共に時計ガラス4の外周の縁部を覆い、周側部7bがケース本体5の外周部を覆う。このときには、第2外装部材7の2時側、4時側、8時側、10時側に設けられた釦挿入孔7cが、ケース本体5の2時側、4時側、8時側、10時側に設けられた釦取付孔5aにそれぞれ同一軸上で対応して配置される。
Then, the
また、このときには、第2外装部材7の周側部7bにおける12時側と6時側との突起カバー部2bが、ケース本体5に設けられたバンド取付部2の取付突起部2aを覆ってバンド取付部2を形成し、これら突起カバー部2bの両側における各内面に設けられた係合凹部19が、ケース本体5の取付突起部2aの両側に設けられた係合突起18に係合する。
At this time, the
これにより、第1外装部材6の上面と第2外装部材7の上部7aの下面との間に第2の隙間S2が設けられた状態で、第2外装部材7がケース本体5に取り付けられ、腕時計ケース1が組み立てられる。この状態で、腕時計ケース1の2時側、4時側、8時側、10時側に押釦スイッチ3を組み付けて、腕時計ケース1内に時計モジュール8を組み込む。そして、腕時計ケース1の下部に裏蓋10を防水リング10aと共に複数のビス11によって取り付ける。これにより、腕時計が組み立てられる。
As a result, the
次に、このように組み立てられた腕時計の作用について説明する。
この腕時計は、腕時計ケース1の第2外装部材7が透明または半透明で光透過性を有しているので、第2外装部材7を透して第1外装部材6およびケース本体5が腕時計ケース1の外部から見える。この場合には、時計ガラス4とケース本体5との接合部である接着部が第1外装部材6によって覆われている。
Next, the operation of the wristwatch assembled in this manner will be described.
In this wristwatch, the
このため、時計ガラス4の下部側の外周面とケース本体5の装着部12における立上り部12bとの間に充填された接着剤13が、時計ガラス4の上部側の外周面つまり面取り部4aおよび立上り部12bの上側に漏れ出していても、この漏れ出した接着剤13を第1外装部材6によって覆い隠すことができる。これにより、外観的にデザイン的にも好ましいものを得ることができる。
For this reason, the adhesive 13 filled between the lower outer peripheral surface of the
この場合、第1外装部材6は、表面が着色されて装飾性を有しているので、これにより外観性およびデザイン性を高めることができる。例えば、第1外装部材6がケース本体5と同じ色に着色されていれば、第1外装部材6が外部から見えても、ケース本体5と同色であることにより、外観性およびデザイン性を高めることができる。また、第1外装部材6がケース本体5と異なる色でも、カラフルな装飾性が得られるので、これによっても外観性およびデザイン性を高めることができる。
In this case, since the surface of the
また、この腕時計ケース1が外部から衝撃を受けた際には、第2外装部材7が弾力性を有するウレタン樹脂によって形成されているので、第2外装部材7によって衝撃を緩衝することができる。また、このときには、第2外装部材7の上部7aにおける下面と時計ガラス4の上面および第1外装部材6の上面との間に第2の隙間S2が設けられているので、この第2の隙間S2によっても、外部からの衝撃を緩衝することができる。
Further, when the
また、このときには、第1外装部材6と時計ガラス4との間、つまり第1外装部材6のオーバーハング部6aにおける下面側の傾斜部と時計ガラス4の上部側の面取り部4aとの間に第1の隙間S1が設けられている。このため、第2外装部材7が外部から衝撃を受けた際に、その衝撃を吸収しきれず、第1外装部材6が衝撃を受けても、その衝撃を第1の隙間S1によって緩衝することができる。これにより、耐衝撃性を確保することができる。
Also, at this time, between the
次に、この腕時計ケース1の第2外装部材7を取り替える場合について説明する。
この場合には、第2外装部材7がウレタン樹脂などの弾力性を有する合成樹脂によって形成されているので、第2外装部材7の12時側と6時側との一方の突起カバー部2bをケース本体5の取付突起部2aからめくり上げる。
Next, the case of replacing the
In this case, since the
すると、突起カバー部2bの両側における各内面に設けられた係合凹部19が、ケース本体5の取付突起部2aの両側に設けられた係合突起18から離脱する。これにより、第2外装部材7がケース本体5から取り外される。このときには、第1外装部材6が第2外装部材7と共にケース本体5から取り外されることはない。
Then, the engaging
すなわち、第1外装部材6は12時側と6時側とに設けられたフック部17によってケース本体5に取り付けられて固定されているので、第2外装部材7がケース本体5から取り外される際に、第1外装部材6が第2外装部材7と共にケース本体5から取り外されることがなく、第1外装部材6のフック部17がケース本体5の12時側と6時側とに設けられた係止部16に係止されて、第1外装部材6がケース本体5に固定された状態が維持される。
That is, since the
このため、第2外装部材7を交換する際には、第1外装部材6がケース本体5から脱落することなく、第2外装部材7を容易に交換することができる。この場合、交換した第2外装部材7が光透過性を有しないウレタン樹脂などの合成樹脂である場合には、第1外装部材6およびケース本体5が第2外装部材7を透して見えることがない。この場合には、第2外装部材7によって外観性およびデザイン性が確保される。
Therefore, when replacing the
また、第2外装部材7をケース本体5から取り外した際には、第1外装部材6をケース本体5から取り外して交換することができる。すなわち、第1外装部材6は、フック部17の係合孔17aをケース本体5の係止部16突起部16bから離脱させることにより、第1外装部材6をケース本体5から簡単に取り外すことができ、これにより第1外装部材6を容易に交換することができる。
Further, when the
このように、この腕時計ケース1によれば、板状部材である時計ガラス4が取り付けられたケース本体5と、上面が時計ガラス4の上面以下になるように時計ガラス4とケース本体5との接合部を覆う目隠し部材である第1外装部材6と、を備えていることにより、外観性およびデザイン性を向上させることができる。
As described above, according to this
すなわち、この腕時計ケース1では、第1外装部材6の上面が時計ガラス4の上面以下になるように、第1外装部材6が時計ガラス4とケース本体5との接合部を覆うことにより、接着部が腕時計ケース1の外部から見えないように隠すことができ、これにより外観性およびデザイン性を向上させることができる。この場合、第1外装部材6の上面が時計ガラス4の上面とほぼ同一平面上に位置していることにより、腕時計ケース1全体をコンパクトに構成でき、腕時計ケース1全体の小型化および薄型化を図ることができる。
That is, in this
また、この腕時計ケース1によれば、板状部材である時計ガラス4が取り付けられたケース本体5と、時計ガラス4とケース本体5との接合部を覆う目隠部材である第1外装部材6と、この第1外装部材6を覆ってケース本体5の外周に取り付けられる第2外装部材7と、を備えていることにより、外観性およびデザイン性を向上させることができる。
Further, according to this
すなわち、この腕時計ケース1では第1外装部材6が時計ガラス4とケース本体5との接合部を覆うと共に、第2外装部材7が第1外装部材6を覆ってケース本体5の外周に取り付けられることにより、接着部が腕時計ケース1の外部から見えないように確実に隠すことができ、これにより外観性およびデザイン性を向上させることができる。この場合にも、第1外装部材6の上面が時計ガラス4の上面とほぼ同一平面上に位置していることにより、腕時計ケース1全体をコンパクトに構成でき、腕時計ケース1全体の小型化および薄型化を図ることができる。
Specifically, in this
また、この腕時計ケース1では、第1外装部材6を覆ってケース本体5の外周に取り付けられる第2外装部材7を備えていることにより、第2外装部材7によって第1外装部材6およびケース本体5を良好に保護することができる。この場合、第2外装部材7がウレタン樹脂などの弾力性を有する合成樹脂で形成されていることにより、より一層、第1外装部材6およびケース本体5を確実にかつ良好に保護することができる。
In addition, the
この場合、この腕時計ケース1では、第1外装部材6が時計ガラス4に向けて突出していることにより、この突出した第1外装部材6によって時計ガラス4とケース本体5との接合部を覆うことができるので、接着部が腕時計ケース1の外部から見えないように良好に隠すことができる。この場合にも、第1外装部材6の上面が時計ガラス4の上面とほぼ同一平面上に位置していることにより、腕時計ケース1全体をコンパクトに構成でき、腕時計ケース1全体の小型化および薄型化を図ることができる。
In this case, in the
また、この腕時計ケース1では、時計ガラス4がケース本体5に接着剤13によって接着されており、接合部は、接着剤13によって接着された接着部であることにより、時計ガラス4を簡単に且つ確実にケース本体5に接着させて固定させることができる。すなわち、時計ガラス4は、その下部側がケース本体5の装着部12に嵌め込まれた状態で、接着剤13によってケース本体5の装着部12に固定されるので、時計ガラス4をケース本体5に確実に且つ良好に固定させることができる。
In addition, in this
この場合、ケース本体5の装着部12は、底部12aと立上り部12bとを有し、立上り部12bの内周面に複数の規制突起14が設けられ、底部12aに堰止突起15が設けられていることにより、時計ガラス4の下部側が装着部12に装着された際に、複数の規制突起14および堰止突起15によって時計ガラス4の下部側における外周面および下面と装着部12の内面、つまり底部12aの上面および立上り部12bの内周面との間に接着剤13が充填される隙間を設けることができる。
In this case, the mounting
このため、この腕時計ケース1では、複数の規制突起14および堰止突起15によって時計ガラス4とケース本体5の装着部12との間に設けられた隙間に充填された接着剤13によって時計ガラス4をケース本体5の装着部12に確実に且つ良好に接着させることができると共に、時計ガラス4とケース本体5の装着部12との間の防水を図ることができる。この場合、接着剤13は、立上り部12bの上側に漏れても、底部12aの堰止突起15によって堰き止められてケース本体5内に漏れ出すことがない。
For this reason, in this
また、この腕時計ケース1では、時計ガラス4がケース本体5の装着部12に装着された際に、時計ガラス4の上部側が上方に突出し、この突出した時計ガラス4の上部側の外周部に傾斜部である面取り部4aが設けられ、第1外装部材6の内周部に、時計ガラス4の面取り部4aに対応して配置される突出部であるオーバーハング部6aが設けられていることにより、時計ガラス4とケース本体5との接着部を第1外装部材6によって確実に且つ良好に覆い隠すことができる。
In addition, in this
すなわち、この腕時計ケース1では、第1外装部材6がケース本体5の上部つまり装着部12の立上り部12bの上部に配置された状態で、第1外装部材6の上面が時計ガラス4の上面とほぼ同一平面上に位置して、第1外装部材6のオーバーハング部6aが時計ガラス4の面取り部4aに対応して配置されることにより、時計ガラス4とケース本体5との接着部を確実に覆うことができ、これにより接着部が腕時計ケース1の外部から見えないように隠すことができ、これにより外観性およびデザイン性を向上させることができる。
That is, in this
また、この腕時計ケース1では、第1外装部材6の外周面がケース本体5の外周面とほぼ同一面上に配置されていることにより、第1外装部材6とケース本体5との一体感を得ることができるので、これによっても外観性およびデザイン性を向上させることができる。また、この場合にも、腕時計ケース1全体をコンパクトに構成でき、腕時計ケース1全体の小型化および薄型化を図ることができる。
In addition, in the
また、この腕時計ケース1では、ケース本体5の外周部に係止部16が設けられ、第1外装部材6にケース本体5の係止部16に係止されるフック部17が設けられていることにより、第1外装部材6をケース本体5に確実に且つ良好に固定させることができる。すなわち、この腕時計ケース1では、第1外装部材6を時計ガラス4の面取り部4aおよびケース本体5の装着部12の立上り部12bに配置させた際に、第1外装部材6のフック部17をケース本体5の係止部16に係止させることができるので、第1外装部材6をケース本体5に確実に且つ良好に固定させることができる。
Further, in this
この場合、ケース本体5の係止部16は、ケース本体5の装着部12における立上り部12bの外周面に設けられた凹部16aと、この凹部16a内に設けられた突起部16bと、を備え、第1外装部材6のフック部17は、第1外装部材6の外周部から下側に延びて係止部16の凹部16a内に配置され、この凹部16aに配置された下部に係止部16の突起部16bに係合する係合孔17aが設けられている。これにより、この腕時計ケース1では、フック部17の係合孔17aを係止部16の凹部16a内の突起部16bに係合させることができるので、第1外装部材6をケース本体5に確実に且つ良好に固定させることができる。
In this case, the locking
このため、この腕時計ケース1では、第2外装部材7をケース本体5から取り外して交換する際に、第1外装部材6がケース本体5に固定されているので、第1外装部材6がケース本体5から外れることなく、第2外装部材7を容易に且つ良好に交換することができる。また、この第1外装部材6は、フック部17がケース本体5の係止部16に係脱可能に係止されているので、フック部17を係止部16から離脱させることにより、第1外装部材6をケース本体5から取り外して交換することができる。
Therefore, in this
この場合、この腕時計ケース1では、第1外装部材6にフック部17が設けられていても、第1外装部材6の外周部から下側に延びたフック部17を係止部16の凹部16a内に配置させることができるので、フック部17がケース本体5の装着部12における外周側に突出することがない。
In this case, in this
このため、第1外装部材6の外周面がケース本体5の外周面とほぼ同一面上に配置されているので、第1外装部材6とケース本体5との一体感を得ることができ、これによっても外観性およびデザイン性を向上させることができると共に、腕時計ケース1全体をコンパクトに構成でき、腕時計ケース1全体の小型化および薄型化を図ることができる。
Therefore, since the outer peripheral surface of the
また、この腕時計ケース1では、時計ガラス4と第1外装部材6との間に第1の隙間S1が設けられていることにより、第1外装部材6が衝撃を受けても、その衝撃を第1の隙間S1によって緩衝することができ、これにより耐衝撃性を確保することができる。すなわち、第1の隙間S1は、時計ガラス4の面取り部4aとこれに対応する第1外装部材6のオーバーハング部6aとの間に設けられていることにより、第1外装部材6が受けた衝撃を第1の隙間S1によって確実に且つ良好に緩衝することができる。
Further, in this
また、この腕時計ケース1では、第2外装部材7がケース本体5の外周に着脱可能に取り付けられていることにより、第2外装部材7をケース本体5から取り外して簡単に且つ良好に交換することができる。すなわち、この第2外装部材7は、12時側と6時側とに設けられたバンド取付部2の突起カバー部2bにおける両側の各内面に係合凹部19が設けられ、この係合凹部19がケース本体5のバンド取付部2の係合突起18に係脱可能に係合することにより、第2外装部材7をケース本体に簡単に取り付けることができると共に、簡単に取り外すことができる。
In addition, in the
この場合、この腕時計ケース1では、第2外装部材7を交換する際に、第1外装部材6がケース本体5から脱落することがなく、第2外装部材7を容易に交換することができる。このため、交換した第2外装部材7が光透過性を有しないウレタン樹脂などの合成樹脂である場合には、第1外装部材6およびケース本体5が第2外装部材7を透して見えることがない。この場合には、第2外装部材7によって外観性およびデザイン性が確保される。
In this case, in this
また、この腕時計ケース1では、第2外装部材7をケース本体5から取り外した際に、第1外装部材6をケース本体5から取り外して交換することができる。すなわち、第1外装部材6は、フック部17の係合孔17aをケース本体5の係止部16突起部16bから離脱させることにより、第1外装部材6をケース本体5から簡単に取り外すことができ、これにより第1外装部材6を容易に交換することができると共に、外観性およびデザイン性を高めることができる。
Further, in this
また、この腕時計ケース1では、第1外装部材6と第2外装部材7との間に第2の隙間S2が設けられていることにより、第2外装部材7が衝撃を受けても、その衝撃を第2の隙間S2によって緩衝することができ、これによっても耐衝撃性を確保することができる。すなわち、第2の隙間S2は、第2外装部材7の上部7aの下面と第1外装部材6の上面との間に設けられていることにより、第2外装部材7が受けた衝撃を第2の隙間S2によって確実に且つ良好に緩衝することができる。
Further, in this
さらに、この腕時計ケース1では、第2外装部材7が透明または半透明の光透過性を有する材料で形成されていることにより、第2外装部材7を透して第1外装部材6およびケース本体5を見ることができるので、これによっても外観性およびデザイン性を向上させることができる。この場合、第2外装部材7を透して第1外装部材6が見えることにより、この第1外装部材6によっても外観性およびデザイン性を向上させることができる。
Furthermore, in the
なお、上述した実施形態の腕時計ケース1では、ケース本体5に第2外装部材7を設けた場合について述べたが、この発明は、必ずしも第2外装部材7を備えている必要はなく、腕時計ケース1はケース本体5に第1外装部材6を取り付けた構造であっても良い。
In addition, in the
また、上述した実施形態では、第2外装部材7の全てが透明または半透明の光透過性を有する材料で形成されている場合について述べたが、この発明は、これに限らず、例えば第2外装部材7の一部が透明または半透明の光透過性を有する材料で形成されていても良い。この場合には、第2外装部材7が部分的に透けて見えるので、これによっても外観性およびデザイン性を向上させることができる。
Further, in the above-described embodiment, a case has been described in which the entire second
また、上述した実施形態では、第2外装部材7がウレタン樹脂である場合について述べたが、この発明は、これに限らず、エラストマーなどの弾力性を有する合成樹脂を用いても良い。
Further, in the above-described embodiment, the case where the
さらに、上述した実施形態では、腕時計に適用した場合について述べたが、この発明は必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができる。また、この発明は、必ずしも時計である必要はなく、携帯電話、携帯情報端末などの電子機器にも適用することができる。 Furthermore, in the above-described embodiments, the case of application to a wristwatch has been described, but the present invention does not necessarily have to be a wristwatch, and can be applied to various clocks such as travel watches, alarm clocks, table clocks, and wall clocks. . Moreover, the present invention does not necessarily have to be a watch, and can also be applied to electronic devices such as mobile phones and personal digital assistants.
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
Although one embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to this, and includes the invention described in the claims and the scope of equivalents thereof.
The invention described in the claims of the present application will be additionally described below.
(付記)
請求項1に記載の発明は、板状部材が取り付けられたケース本体と、上面が前記板状部材の上面以下になるように前記板状部材と前記ケース本体との接合部を覆う目隠し部材と、を備えていることを特徴とするケースである。
(Appendix)
The invention according to
請求項2に記載の発明は、板状部材が取り付けられたケース本体と、前記板状部材と前記ケース本体との接合部を覆う目隠部材と、前記目隠し部材を覆って前記ケース本体の外周に取り付けられる外装部材と、を備えていることを特徴とするケースである。
The invention according to
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のケースにおいて、前記目隠し部材は、前記板状部材に向けて突出していることを特徴とするケースである。
The invention according to
請求項4に記載の発明は、請求項1~請求項3のいずれかに記載のケースにおいて、前記板状部材は、前記ケース本体に接着剤によって接着されており、前記接合部は、前記接着剤によって接着された接着部であることを特徴とするケースである。
The invention according to
請求項5に記載の発明は、請求項1~請求項4のいずれかに記載のケースにおいて、前記板状部材は、前記ケース本体の上方に突出し、当該突出した外周部に傾斜部が設けられており、前記目隠し部材の内周部には、前記板状部材の前記傾斜部に対応して配置される突出部が設けられていることを特徴とするケースである。
The invention according to
請求項6に記載の発明は、請求項1~請求項5のいずれかに記載のケースにおいて、前記目隠し部材は、外周面が前記ケース本体の外周面とほぼ同一面上に配置されていることを特徴とするケースである。
The invention according to
請求項7に記載の発明は、請求項1~請求項6のいずれかに記載のケースにおいて、前記目隠し部材には、前記ケース本体の外周部に設けられた係止部に係止されて、前記目隠し部材を前記ケース本体に固定させるフック部が設けられていることを特徴とするケースである。
The invention according to
請求項8に記載の発明は、請求項1~請求項7のいずれかに記載のケースにおいて、前記板状部材と前記目隠し部材との間には、第1の隙間が設けられていることを特徴とするケースである。
The invention according to
請求項9に記載の発明は、請求項2に記載のケースにおいて、前記外装部材は、前記ケース本体の外周に着脱可能に取り付けられていることを特徴とするケースである。
The invention according to
請求項10に記載の発明は、請求項2または請求項9に記載のケースにおいて、前記目隠し部材と前記外装部材との間には、第2の隙間が設けられていることを特徴とするケースである。
The invention according to
請求項11に記載の発明は、請求項2、請求項9、請求項10のいずれかに記載のケースにおいて、前記外装部材は、少なくとも一部が光透過性を有する材料で形成されていることを特徴とするケースである。
The invention according to
請求項12に記載の発明は、請求項1~請求項11のいずれかに記載されたケースを備えていることを特徴とする時計である。 According to a twelfth aspect of the invention, there is provided a timepiece comprising the case according to any one of the first to eleventh aspects.
1 腕時計ケース
2 バンド取付部
2a 取付突起部
2b 突起カバー部
3 押釦スイッチ
4 時計ガラス
4a 面取り部
5 ケース本体
5a 釦取付孔
6 第1外装部材
6a オーバーハング部
7 第2外装部材
7a 上部
7b 周側部
7c 釦挿入孔
8 時計モジュール
10 裏蓋
12 装着部
12a 底部
12b 立上り部
13 接着剤
14 規制突起
15 堰止突起
16 係止部
16a 凹部
16b 突起部
17 フック部
17a 係合孔
18 係合突起
19 係合凹部
S1 第1の隙間
S2 第2の隙間
1
Claims (15)
前記板状部材と前記ケース本体との接合部を覆う目隠し部材と、
前記板状部材の外周の縁部、及び前記目隠し部材を覆い、且つ前記ケース本体の外周に取り付けられる外装部材と、
を備えていることを特徴とするケース。 a case body to which a plate-shaped member is attached;
a blindfold member that covers the joint between the plate member and the case body;
an exterior member that covers the edge of the outer periphery of the plate member and the blind member and is attached to the outer periphery of the case main body;
A case comprising:
前記板状部材と前記ケース本体との接合部を覆う目隠し部材と、
前記目隠し部材、及び前記ケース本体の外周部を覆い、且つ前記ケース本体の外周に取り付けられる外装部材と、
を備えていることを特徴とするケース。 a case body to which a plate-shaped member is attached;
a blindfold member that covers the joint between the plate member and the case body;
an exterior member that covers the blindfold member and the outer periphery of the case body and is attached to the outer periphery of the case body;
A case comprising:
前記目隠し部材は、上面が前記板状部材の上面以下になるように配置されている
ことを特徴とするケース。 In the case of claim 1 or claim 2,
The blindfold member is arranged such that the top surface is lower than the top surface of the plate member.
A case characterized by
前記目隠し部材は、前記板状部材に向けて突出している
ことを特徴とするケース。 In the case according to any one of claims 1 to 3,
The case, wherein the blindfold member protrudes toward the plate member.
前記板状部材は、前記ケース本体に接着剤によって接着されており、
前記接合部は、前記接着剤によって接着された接着部である
ことを特徴とするケース。 In the case according to any one of claims 1 to 4 ,
The plate-shaped member is adhered to the case body with an adhesive,
The case according to claim 1, wherein the joining portion is a bonding portion adhered with the adhesive.
前記板状部材は、前記ケース本体の上方に突出し、当該突出した外周部に傾斜部が設けられており、
前記目隠し部材の内周部には、前記板状部材の前記傾斜部に対応して配置される突出部が設けられている
ことを特徴とするケース。 In the case according to any one of claims 1 to 5 ,
The plate-shaped member projects upward from the case body, and an inclined portion is provided on the projecting outer peripheral portion,
A case according to claim 1, wherein a protruding portion arranged corresponding to the inclined portion of the plate-like member is provided on an inner peripheral portion of the blindfold member.
前記目隠し部材は、外周面が前記ケース本体の外周面とほぼ同一面上に配置されていることを特徴とするケース。 In the case according to any one of claims 1 to 6 ,
A case, wherein an outer peripheral surface of the blindfold member is arranged on substantially the same plane as an outer peripheral surface of the case main body.
前記目隠し部材には、前記ケース本体の外周部に設けられた係止部に係止されて、前記目隠し部材を前記ケース本体に固定させるフック部が設けられている
ことを特徴とするケース。 In the case according to any one of claims 1 to 7 ,
A case, wherein the blindfold member is provided with a hook portion that is engaged with an engaging portion provided on an outer peripheral portion of the case body to fix the blindfold member to the case body.
前記板状部材と前記目隠し部材との間には、第1の隙間が設けられている
ことを特徴とするケース。 In the case according to any one of claims 1 to 8 ,
A case, wherein a first gap is provided between the plate member and the blindfold member.
前記外装部材は、前記ケース本体の外周に着脱可能に取り付けられている
ことを特徴とするケース。 In the case of claim 3 ,
A case, wherein the exterior member is detachably attached to the outer periphery of the case body.
前記目隠し部材と前記外装部材との間には、第2の隙間が設けられている
ことを特徴とするケース。 In the case of claim 3 or claim 10 ,
A case, wherein a second gap is provided between the blindfold member and the exterior member.
前記外装部材は、少なくとも一部が光透過性を有する材料で形成されている
ことを特徴とするケース。 In the case of claim 3 , claim 10 , or claim 11 ,
A case, wherein at least a part of the exterior member is made of a material having optical transparency.
前記外装部材は、合成樹脂によって形成されているThe exterior member is made of synthetic resin.
ことを特徴とするケース。A case characterized by:
前記外装部材の周側部における複数箇所には、押釦スイッチの頭部が配置される孔がそれぞれ設けられているA plurality of holes in which the heads of the push button switches are arranged are provided at a plurality of locations on the peripheral side of the exterior member.
ことを特徴とするケース。A case characterized by:
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN202111417134.X | 2021-11-25 | ||
CN202111417134 | 2021-11-25 | ||
CN202111527014.5A CN116165865A (en) | 2021-11-25 | 2021-12-14 | Shell and clock |
CN202111527014.5 | 2021-12-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023078052A JP2023078052A (en) | 2023-06-06 |
JP7324430B2 true JP7324430B2 (en) | 2023-08-10 |
Family
ID=86415149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022011955A Active JP7324430B2 (en) | 2021-11-25 | 2022-01-28 | case and watch |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7324430B2 (en) |
CN (1) | CN116165865A (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002228772A (en) | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Casio Comput Co Ltd | Wrist watch |
JP5290073B2 (en) | 2009-07-10 | 2013-09-18 | 株式会社Nsp Ks | Piping cleaning method and auxiliary rope storage device |
JP6288984B2 (en) | 2012-12-11 | 2018-03-07 | キヤノン株式会社 | Image forming apparatus |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290073U (en) * | 1975-12-27 | 1977-07-05 | ||
JPS60185293U (en) * | 1984-05-21 | 1985-12-09 | シチズン時計株式会社 | glass fixed structure |
JPS6288984A (en) * | 1985-10-15 | 1987-04-23 | Citizen Watch Co Ltd | Construction of crown part for portable watch |
JPH036587U (en) * | 1988-04-12 | 1991-01-22 | ||
JPH062270U (en) * | 1992-06-09 | 1994-01-14 | シチズン時計株式会社 | Watch case register ring structure |
JPH06317679A (en) * | 1993-05-06 | 1994-11-15 | Casio Comput Co Ltd | Case structure for wrist watch |
JPH10239456A (en) * | 1997-02-24 | 1998-09-11 | Seiko Epson Corp | Member assembly having engaging part and portable equipment |
JPH11109049A (en) * | 1997-10-01 | 1999-04-23 | Seiko Epson Corp | Rotary bezel attaching device, timepiece and electronic device having the same |
JP3467680B2 (en) * | 1998-09-22 | 2003-11-17 | セイコーエプソン株式会社 | Rotating bezel mounting structure and timepiece equipped with the same |
JP2006194811A (en) * | 2005-01-17 | 2006-07-27 | Casio Comput Co Ltd | Fixed structure of decorative member |
JP5287470B2 (en) * | 2009-04-23 | 2013-09-11 | カシオ計算機株式会社 | Electronic equipment with aroma function |
JP6984635B2 (en) * | 2015-06-01 | 2021-12-22 | カシオ計算機株式会社 | Switch device and clock |
JP6987354B2 (en) * | 2017-11-02 | 2021-12-22 | カシオ計算機株式会社 | Case and watch |
JP6924417B2 (en) * | 2019-03-25 | 2021-08-25 | カシオ計算機株式会社 | Cases, case manufacturing methods and watches |
-
2021
- 2021-12-14 CN CN202111527014.5A patent/CN116165865A/en active Pending
-
2022
- 2022-01-28 JP JP2022011955A patent/JP7324430B2/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002228772A (en) | 2001-01-30 | 2002-08-14 | Casio Comput Co Ltd | Wrist watch |
JP5290073B2 (en) | 2009-07-10 | 2013-09-18 | 株式会社Nsp Ks | Piping cleaning method and auxiliary rope storage device |
JP6288984B2 (en) | 2012-12-11 | 2018-03-07 | キヤノン株式会社 | Image forming apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN116165865A (en) | 2023-05-26 |
JP2023078052A (en) | 2023-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5936153B2 (en) | Case structure and watch case | |
US7072247B2 (en) | Wrist watch | |
JP6269403B2 (en) | Shockproof structure and watch for equipment case | |
KR20080108217A (en) | Timepiece with a tiltable case | |
JP6364763B2 (en) | Case and clock | |
KR0163059B1 (en) | Watch case comprising two shells placed edge to edge | |
JP2002311163A (en) | Watch case assembled by bezel | |
JP7324430B2 (en) | case and watch | |
JP2024083618A (en) | Case and timepiece | |
JP2009002767A (en) | Glass fitting structure | |
JP3556680B2 (en) | Watch side | |
JP4415431B2 (en) | Wrist device | |
JP3165529U (en) | Watch cover | |
JP6818249B2 (en) | Band mounting device and watch | |
CN111736445B (en) | Case, manufacturing method of case, and timepiece | |
JP7148897B2 (en) | Exterior materials, cases and watches | |
JP6270021B2 (en) | Watches | |
JP2016164574A (en) | Case structure and watch case | |
JP2005091319A (en) | Waterproof structure | |
JP2024079501A (en) | Case and watch | |
CN115453846A (en) | Timepiece and timepiece case | |
WO2022181082A1 (en) | Watch case and electronic watch | |
JP2011196912A (en) | Wrist watch | |
JP2000056041A (en) | Wrist device | |
JP5589693B2 (en) | Display device and clock device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230217 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230630 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230713 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7324430 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |