JP7324122B2 - rewrap device - Google Patents
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Description
本発明は、バルーンカテーテルに装着されたバルーンを、使用された状態から再使用可能な状態に折り畳むための、リラップ装置に関する。 The present invention relates to a rewrap device for folding a balloon attached to a balloon catheter from a used state to a reusable state.
以前から、血管等の管状器官の狭窄部や閉塞部を拡径するために、バルーンカテーテルが用いられている。このバルーンカテーテルは、バルーンが縮径した状態で管状器官内に挿入されて、バルーンを拡径させることで、狭窄部や閉塞部を拡張する。ただし、一回のバルーン拡径作業では、狭窄部や閉塞部の拡張が不十分な場合、バルーンの拡径作業を複数回繰り返すことがある。この場合には、拡径状態のバルーンを一端縮径させて、管状器官内から抜き出した後、リラップ装置によって、バルーンを再利用可能な状態となるように折り畳むこととしている。 Balloon catheters have been used for a long time to expand the diameter of narrowed or occluded parts of tubular organs such as blood vessels. This balloon catheter is inserted into a tubular organ with a reduced diameter balloon, and expands the diameter of the balloon to dilate a constriction or an obstruction. However, if the expansion of the constriction or obstruction is insufficient in one operation of expanding the diameter of the balloon, the operation of expanding the diameter of the balloon may be repeated several times. In this case, the diameter of the expanded balloon is reduced at one end, extracted from the tubular organ, and then folded by a rewrap device so that the balloon can be reused.
従来のこの種のリラップ装置として、下記特許文献1には、薄肉ヒンジ状の連結部を介して、開閉可能とされた一対の案内部を有していると共に、各案内部に凹状溝が形成されており、一対の案内部を閉じたときに、軸方向に延びる案内孔が形成された、リラップ装置が記載されている。前記案内孔は、軸方向一端側が大きく開口すると共に、軸方向他端側に向けてラッパ状に次第に縮径し、更に縮径した部分の端部からは、一定径の細い孔が、軸方向他端側に向けて延びた構成となっている。そして、バルーンを縮径させる際には、一対の案内部を開いて、バルーンを大径側の案内孔を形成する凹状溝の近傍に配置した後、一対の案内部を閉じる。その状態で、バルーンカテーテルを手元側に引張ることで、バルーンが、ラッパ状の孔を通過した後、細い孔を通過して、同細い孔の内周によって押圧されて、折り畳まれる(リラップされる)こととなる。
As a conventional rewrap device of this kind, the following
上記特許文献1のリラップ装置では、上述したように、案内孔に設けた細い孔に通過させ、この細い孔の内周で押圧することで、バルーンを折り畳むようになっているので、バルーンカテーテルを引張る際の引張り力(すなわち、バルーンリラップ時の操作力)が大きくなり、また、バルーンが損傷する可能性もあった。
In the rewrap device of
したがって、本発明の目的は、バルーンリラップ時の操作力を低くすることができると共に、バルーンを損傷させにくくすることができる、リラップ装置を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, it is an object of the present invention to provide a rewrap device that can reduce the operating force required to rewrap a balloon and that can make the balloon less likely to be damaged.
上記目的を達成するため、本発明のリラップ装置は、バルーンカテーテルに装着されたバルーンを、使用された状態から再使用可能な状態に折り畳むためのものであって、前記バルーンを支持する支持部を有する本体部と、前記支持部に対向して配置され、前記支持部に対して近接離反可能に支持されて、前記支持部との対向面に、前記バルーンを押圧する押圧部が設けられた可動部と、前記支持部に対して前記押圧部を、常時は離反する方向に付勢する付勢部とを有しており、前記支持部に対して、前記押圧部が前記付勢部の付勢力によって離反した状態で、前記支持部と前記押圧部との間に、前記バルーンを挿入可能な挿入空間が形成されていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the rewrap device of the present invention is for folding a balloon attached to a balloon catheter from a used state to a reusable state, and includes a support portion for supporting the balloon. and a main body portion arranged opposite to the support portion and supported so as to be able to approach and separate from the support portion. and an urging portion that normally urges the pressing portion against the supporting portion in a direction away from the supporting portion, wherein the pressing portion presses the urging portion against the supporting portion. An insertion space into which the balloon can be inserted is formed between the support portion and the pressing portion in a state of being separated by force.
本発明によれば、支持部に対して、押圧部が付勢部の付勢力によって離反した状態で、支持部と押圧部との間に、バルーンを挿入可能な挿入空間が形成されているので、この挿入空間にバルーンを挿入して、支持部にバルーンを支持した後、付勢部の付勢力に抗して、支持部に対して可動部を押し込んで、押圧部と支持部との間にバルーンを挟み込んで押圧しながら、バルーンカテーテルを軸方向に引張ることで、バルーンを折り畳むことができる。その結果、可動部による押し込み力を調整しつつ、バルーンカテーテルを引張って、バルーンをリラップすることができるので、バルーンのリラップ時の操作力を低くすることができると共に、バルーンを損傷させにくくすることができる。 According to the present invention, the insertion space into which the balloon can be inserted is formed between the support portion and the pressing portion in a state in which the pressing portion is separated from the support portion by the biasing force of the biasing portion. After inserting the balloon into the insertion space and supporting the balloon on the supporting portion, the movable portion is pushed against the supporting portion against the biasing force of the biasing portion, and the space between the pressing portion and the supporting portion is closed. The balloon can be folded by pulling the balloon catheter in the axial direction while pressing the balloon between the two. As a result, the balloon can be rewrapped by pulling the balloon catheter while adjusting the pushing force of the movable part, so that the operating force required for rewrapping the balloon can be reduced and the balloon is less likely to be damaged. can be done.
以下、図面を参照して、本発明に係るリラップ装置の、一実施形態について説明する。 An embodiment of a rewrap device according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
このリラップ装置は、図5や図6に示すようなバルーンカテーテル1に装着されたバルーン5を、使用された状態から再使用可能な状態に折り畳むためのものである。このバルーンカテーテル1は、従来周知のものであるので、その詳細な説明は省略するが、図6に示すように、筒状をなしたカテーテル本体3と、このカテーテル本体3の先端側に装着されたバルーン5とから構成されている。また、カテーテル本体3の基端側には、図示しないハブが装着されており、このハブから、造影剤を含むバルーン拡張液等の流体をバルーン内周に導入することで、バルーン5を拡径させて血管等の管状器官を拡張することが可能となっており、また、バルーン内周から流体を吸引することで、バルーン5を縮径させて、管状器官から引き抜き可能となっている。
This rewrap device is for folding a
上記のように、管状器官内から引き抜かれたバルーン5は、図5(a)に示すように、外周に複数のシワがあり、きれいに折り畳まれた状態とはなっておらず、このままでは、再度使用することは難しい。そのため、このリラップ装置は、管状器官から引き抜いたバルーン5を、再び使用可能な状態となるように折り畳む(リラップする)もの、すなわち、管状器官内から引き抜いたものの、きれいに折り畳めなかったバルーンを、きれいに折り畳みなおすことで、再使用可能な状態に復元するものとなっている。なお、バルーン5は十分に縮径されずにやや拡径した状態を維持しながら、管状器官内から引き抜かれる場合もあり、このような、管状器官内から引き抜いた際に、まだ拡径した状態のバルーンに、リラップ装置を使用して、再び使用可能な状態に折り畳むようにしてもよい。
As described above, the
図1に示すように、この実施形態におけるリラップ装置10は、バルーン5を支持する支持部21を有する本体部20と、支持部21に対向して配置され、支持部21に対して近接離反可能に支持されて、支持部21との対向面に、バルーン5を押圧する押圧部51が設けられた可動部50と、支持部21に対して押圧部51を、常時は離反する方向に付勢する付勢部70とを有している。また、このリラップ装置10においては、図3(a)に示すように、支持部21に対して、押圧部51が付勢部70の付勢力によって離反した状態で、支持部21と押圧部51との間に、バルーン5を挿入可能な挿入空間Sが形成されている。更に、支持部21にバルーン5を支持した状態で、付勢部70の付勢力に抗して、支持部21に対して可動部50を押し込むことで、押圧部51がバルーン5を押圧するように構成されている。
As shown in FIG. 1, the
なお、この実施形態における付勢部70は、線材を所定ピッチで巻回した巻回部71と、該巻回部71の両端に設けられた引き掛け73,73とを有する、引張りバネとなっている。なお、付勢部としては、例えば、コイルスプリングや、板バネ等であってもよく、支持部に対して押圧部を離反させて、支持部と押圧部との間に挿入空間を形成可能であれば、特に限定はされない。
The
この実施形態における前記本体部20は、所定方向に長く延びる略長方形のブロック状をなした支持部21を有しており、この支持部21の長手方向の一端側に、略コ字枠状をなした第1枠状部30が連設され、支持部21の長手方向の他端側に、支持部21とは別体の、略コ字枠状をなした第2枠状部40が組付けられた構成となっている。すなわち、本体部20は、第1枠状部30を設けた支持部21と、支持部21とは別体で、同支持部21に組付けられる第2枠状部40との、2部材から構成されている。
The
なお、以下の説明においては、支持部21の長く延びる方向を「長手方向X」とし、この長手方向Xに直交する方向を「幅方向Y」とする。これは、本体部20や、後述する他の部材(カバー壁31、第2枠状部40、可動部50等)においても同様の意味である。
In the following description, the direction in which the
また、支持部21の上端部(可動部50の押圧部51との対向面側の端部)であって、その幅方向Yの中央には、半円形の凹溝状をなした支持側凹状部23が、長手方向Xに沿って延びている。この実施形態における支持側凹状部23は、支持部21の長手方向Xの一端から他端に至るまで、同一寸法の半円形状となっている。図3に示すように、この支持側凹状部23は、バルーン5の下方部分を受け入れる部分となっている。また、支持部21の上端部であって、幅方向Yの両側には、平坦面状をなした当接面25が設けられている。
At the upper end portion of the support portion 21 (the end portion of the
更に、支持部21の長手方向Xの他端側であって、上端部側の外面には、筋溝状をなした一対の係合溝27,27が、所定間隔をあけて互いに平行に設けられている。これらの一対の係合溝27,27は、支持部21の幅方向Yの両側部の外面に、それぞれ形成されている(合計で4個形成されている)。また、各係合溝27の下端には、係合溝27よりも深い凹状をなした、爪係合部27aが形成されている。
Further, a pair of groove-shaped
支持部21の長手方向Xの一端側に連設された第1枠状部30は、支持部21に対向して配置されるカバー壁31と、該カバー壁31の幅方向Yの両側から、カバー壁31に対して直交するように延出した、一対の側壁33,33とから構成されている。
The first frame-shaped
また、カバー壁31及び一対の側壁33,33の、第2枠状部40との対向面側(長手方向Xの他端側に向く側部、以下同様)には、矩形状の切欠き部31a,33a,33aがそれぞれ形成されている。更に、カバー壁31の、第2枠状部40との対向面側であって、その幅方向Yの両側からは、凸部35aがそれぞれ突設されており、この凸部35aから更に円柱状のピン35が突設されている。各ピン35には、付勢部70の、一方の引き掛け部73が引き掛けられるようになっている。また、この支持部21には、バルーン5を局所的に当接する、支持側突部37が設けられている。これについては、後述する押圧側突部61と併せて、後で詳述する。
In addition, on the side of the
一方、支持部21の長手方向Xの他端側に組付けられる第2枠状部40は、支持部21に対向して配置されるカバー壁41と、該カバー壁41の幅方向Yの両側から、カバー壁41に対して直交するように延出した、一対の側壁43,43とから構成されている。また、カバー壁41及び一対の側壁43,43の、第1枠状部30との対向面側(長手方向Xの一端に向く側)には、矩形状の切欠き部41a,43a,43aがそれぞれ形成されている。
On the other hand, the second frame-shaped
また、各側壁43の延出方向の先端面43bからは、所定間隔をあけて、柱状をなした一対の係合片47,47がそれぞれ延設されている。更に、各係合片47の先端内側からは、相手側の係合片47に向けて、爪部47aが突設されている。
A pair of pillar-shaped
そして、各係合片47が、支持部21の各係合溝27に挿入され、その爪部47aが、支持部21の爪係合部27aに係合することで、図2に示すように、支持部21の長手方向Xの他端側に第2枠状部40が配置されて、同第2枠状部40が、第1枠状部30に対向した状態で、支持部1に組付けられるようになっている。また、支持部21に第2枠状部40が組付けられた状態では、カバー壁31,41の、切欠き部31a,41aが対向して配置されて、略四角孔状をなした貫通孔28が形成される。更に、上記組付け状態では、側壁33,43の、切欠き部33a,43aが対向して配置されて、略長孔状をなしたガイド溝29が形成される。前記貫通孔28及びガイド溝29には、可動部50の、後述する押し込み操作部53の柱状部53aやガイド片59がそれぞれ挿通されて、可動部50の、支持部21に対する近接離反動作(昇降動作)をガイドする。
Each
また、カバー壁41の、第1枠状部30との対向面側(長手方向Xの一端側に向く側部)であって、その幅方向Yの両側には、支持部21側に設けた凸部35aが凹凸嵌合する凹部49aが形成されており、該凹部49aの底面(長手方向Xの他端側の面)からは、支持部21側に設けたピン35が挿入される、円形状のピン挿入孔49が形成されている。図2に示すように、凹部49aに凸部35aが凹凸嵌合した状態では、凹部49aの底面と凸部35aの先端面との間に、所定隙間が形成されるようになっており(図2参照)、付勢部70の一方の引掛け部73が配置される。
In addition, on the side of the
一方、可動部50は、略四角形のブロック状をなした押圧部51と、該押圧部51の表面(支持部21との対向面とは反対側の面)側に連設された、押し込み操作部53とを有している。前記押圧部51は、貫通孔28の内径よりも大きく形成されている。また、前記押圧部51は、支持部21とカバー壁31,41との間に配置されていて、この押圧部51からカバー壁31,41を貫通して、押し込み操作部53が延出している。更に図3に示すように、押圧部51は、第1枠状部30のカバー壁31及び一対の側壁33,33や、第2枠状部40のカバー壁41及び一対の側壁43,43の内側に配置されると共に、貫通孔28に対して抜け止めされるようになっている。
On the other hand, the
また、押圧部51の裏面(支持部21との対向面)側であって、その幅方向Yの中央には、半円形の凹溝状をなした押圧側凹状部55が、長手方向Xに沿って延びている。この実施形態における押圧側凹状部55は、押圧部51の長手方向Xの一端から他端に至るまで、同一寸法の半円形状となっている。図3に示すように、この押圧側凹状部55は、バルーン5の上方部分を受け入れる部分となっている。なお、押圧部51の、支持部21との対向面側であって、その幅方向Yの両側は、平坦面状をなした当接面57をなしている。
In addition, on the back side of the pressing portion 51 (the surface facing the support portion 21) and at the center in the width direction Y, a pressing side
そして、図3(b)に示すように、支持部21に対して押圧部51を近接する方向に最大限押し込んで、支持部21の当接面25に、押圧部51の当接面57が当接したときに、長手方向から見て、押圧側凹状部55と、前記支持側凹状部23とが、仮想円P(二点鎖線参照)で示すような円形状(ここでは真円形状)をなすようになっている。また、押圧部51の当接面57が、支持部21の当接面25に当接することで、支持部21に対して押圧部51がそれ以上押圧されないこととなり、押圧部51の押し込み規制が図られるようになっている。
Then, as shown in FIG. 3B, the
なお、上述した、支持側凹状部や押圧側凹状部としては、例えば、支持部21の当接面25に押圧部51の当接面57が当接したときに、長手方向から見て、楕円形状をなすように、湾曲した曲面状をなしていたりしてもよく、特に限定はされない。また、支持側凹状部や押圧側凹状部は、長手方向一端から他端に至るまで一定形状ではなくとも、例えば、長手方向他端側が拡径し一端側に向けて次第に縮径するテーパ状等であってもよく、特に限定はされない(これについては、後述の実施形態で説明する)。
The support-side concave portion and the pressing-side concave portion described above, for example, have an elliptical shape when viewed from the longitudinal direction when the
また、前記押し込み操作部53は、前記押圧部51と同寸法の略四角形状の薄肉ブロック状をなしていると共に、その裏面(押圧部51側に向く面)中央から、押圧部51よりも一回り小さい、角柱状をなした柱状部53aが延出しており、この柱状部53aの延出方向先端部が、押圧部51の表面に連結している。前記柱状部53aが、支持部21に第2枠状部40が組付けられることで形成される貫通孔28を貫通して延びることとなる。更に、押し込み操作部53の表面からは、互いに平行な複数の突条部53bが幅方向Yに沿って延びている。これらの複数の突条部53bは、可動部50の操作時の滑り止めとなっている。
The push-in
また、押圧部51の、幅方向Yの両側部であって、長手方向Xの中央部からは、舌片状をなしたガイド片59,59が外方に向けて突設している。すなわち、このガイド片59は、押圧部51の一部をなすものである。また、これらのガイド片59,59は、前記ガイド溝29,29にそれぞれ挿入配置されて、可動部50の昇降ガイドをなす。更に、ガイド片59の基端部には、くびれた形状とされたバネ引き掛け部59aが設けられており、このバネ引き掛け部59aに、付勢部70の、他方の引き掛け部73が引き掛けられるようになっている。なお、このバネ引き掛け部59aは、押圧部51の側部であって、カバー壁31,41に対向する位置に設けられている。
Further, tongue-shaped
また、押圧部51には、バルーン5を局所的に押圧する、押圧側突部61が設けられている。この実施形態においては、図1(b)や図3に示すように、前記押圧側凹状部55の周方向に沿って均等な間隔をあけて、3個の押圧側突部61が突設されている(押圧部51の幅方向Yの中央に1個、その両側に2個)。更に図1(a)及び図3に示すように、前述の支持部21に設けた支持側突部37も、前記支持側凹状部23の周方向に沿って均等な間隔をあけて、3個突設されている(支持部21の幅方向Yの中央に1個、その両側に2個)。なお、複数の支持側突部37と複数の押圧側突部61とは、本体部20の長手方向Xにおいて整合する位置(支持部21に第2枠状部40を組付けたときに、第1枠状部と第2枠状部40との境界部)となるように配置されている(図4参照)。
Further, the
また、図1(a),(b)に示すように、各支持側突部37及び各押圧側突部61は、は、その外周が、突出方向の先端37a,61aに向けて緩やかな曲面状を描きつつ次第に縮径する凸状をなしていると共に、先端37a,61aが、曲面状に丸みを帯びた形状を呈している。また、各支持側突部37,61は、その先端37a,61aが、図3(b)に示すように、支持部21に対して可動部50を押し込んで、支持部21の当接面25に押圧部51の当接面57が当接したときの、仮想円Pの中心Cに向くように、それぞれ突設している。更に図3(b)に示すように、支持部21に対して押圧部51を押し込んで、支持部21の当接面25に押圧部51の当接面57が当接したときに、各支持側突部37の先端37aと、各押圧側突部61の先端61aとが、仮想円Qで示すような円形状(真円形状を意味し、楕円形状は含まない)をなし、バルーン5を円形状に囲むように配置されている。
Further, as shown in FIGS. 1A and 1B, each support-
なお、上記の支持側突部や押圧側突部の形状は、例えば、半球状をなした凸状や、略円柱状をなし先端が丸みを帯びた凸状等であってもよく、特に限定はされない。また、この実施形態では、支持側突部37及び押圧側突部61は、同一個数となっているが(両突部37,61とも3個ずつ)、異なる個数としてもよく(これについては後述の実施形態で説明する)、更に各突部は3個ではなく、1個や2個、4個以上であってもよい。
The shape of the support side protrusion and the pressure side protrusion may be, for example, a hemispherical convex shape, a substantially cylindrical convex shape with a rounded tip, or the like. is not done. In this embodiment, the support-
上記構成をなしたリラップ装置10を組付ける際には、例えば、以下のようにして行う。まず、付勢部70の一方の引き掛け部73をピン35に引き掛け、他方の引き掛け部73をガイド片59のバネ引き掛け部59aに引き掛ける。その状態で、支持部21の切欠き部31aに、可動部50の柱状部53aを配置して、同柱状部53aを第2枠状部40の切欠き部41aで挟持するように、第2枠状部40を第1枠状部30に近接配置する。その後、ピン35をピン挿入孔49を整合させると共に、第2枠状部40の係合片47を、支持部21の対応する係合溝27に整合させて、支持部21に対して第2枠状部40を押し込んでいく。
When assembling the
すると、第2枠状部40の側壁43,43の先端面43b,43bが、支持部21の当接面25,25に当接して、第2枠状部40が支持されると共に、第2枠状部40の係合片47が、支持部21の各係合溝27に挿入され、爪部47aが、支持部21の爪係合部27aに係合する。更に、支持部21の凸部35aが第2枠状部40の凹部49aに凹凸嵌合すると共に、各ピン35がピン挿入孔49に挿入されて、付勢部70の一方の引き掛け部73が、凹部49aの底面と凸部35aの先端面との間に配置される。また、両枠状部30,40のカバー壁31,41や側壁33,43の対向面どうしが互いに当接する。こうして、図2に示すように、第1枠状部30と第2枠状部40との間で、可動部50が挟持され、かつ、付勢部70が介装された状態で、第2枠状部40が支持部21に組付けられるようになっている。
Then, the end surfaces 43b, 43b of the
また、図3(a)に示すように、この組付け状態では、引張りバネである付勢部70の巻回部71は、可動部50を構成する押圧部51の幅方向Yの両側部と、第1枠状部30の一対の側壁33,33や第2枠状部40の一対の側壁43,43との間に配置されて、その外周がカバーされており、挿入空間Sに挿入されたバルーン5が、付勢部70の巻回部71には接触しないようになっている。
Further, as shown in FIG. 3A, in this assembled state, the winding
そして、支持部21に第2枠状部40が組付けられた状態では、引張りバネである付勢部70によって、図3(a)に示すように、支持部21の当接面25に対して、押圧部51の当接面57が離反するように付勢されるようになっており、これによって、支持部21と押圧部51との間に、バルーン5を挿入可能な挿入空間Sが形成される。また、付勢部70の付勢力に抗して、可動部50の押し込み操作部53を押し込むことで、押圧部51が支持部21に近接する方向に移動し、その押込み力を解除すると、上述した付勢部70の付勢力により、再び押圧部51が支持部21から離反する方向に移動する。すなわち、支持部21に対して押圧部51が近接又は離反する方向に昇降動作する。
When the second frame-shaped
なお、図3(a)に示すように、上記挿入空間Sの大きさ、すなわち、付勢部70により互いに離反した支持部21及び押圧部51間の最大距離L(この実施形態では、支持部21の幅方向Yの中央に配置された支持側突部37の先端37aと、押圧部51の幅方向Yの中央に配置された押圧側突部61の先端61aとの距離)は、管状器官内から引き抜かれて折り畳む前の状態のバルーン5(十分に縮径されたバルーン、又は、十分に縮径されずにやや拡径した状態のバルーンのいずれも含むが、再使用可能な程度にきれいに折り畳まれていないバルーンを意味する。図3(a)参照)よりも大きくなるように設定されている。
Note that, as shown in FIG. 3A, the size of the insertion space S, that is, the maximum distance L between the
また、上記の、支持部21に第2枠状部40が組付けられた状態では、本体部20は、略コ字枠状をなした第1枠状部30及び第2枠状部40によって、その長手方向Xの一端及び他端が開口しており、その開口からバルーン5を挿入空間Sへ挿入可能となっている。この実施形態では、バルーン5は、本体部20の長手方向Xの一端側(第1枠状部30の開口側)から挿入されるようになっている。
In addition, in the state where the second frame-shaped
なお、本体部や可動部の形状や構造は、一例であり、上記態様に限定されるものではない。この実施形態では、本体部20を、第1枠状部30を設けた支持部21と、これと別体の第2枠状部40とから構成したが、これらを一体とした形状としてもよい。また、支持部21と第2枠状部40とを組付ける係合手段としては、係合片47の爪部47a及び係合溝27の爪係合部27aを採用したが、これに限定されるものではない。
Note that the shapes and structures of the main body portion and the movable portion are examples, and are not limited to the above modes. In this embodiment, the
次に、上記構成からなるリラップ装置10の使用方法の一例、及び、同リラップ装置10の作用効果について説明する。
Next, an example of how to use the
すなわち、バルーン5を拡径状態から縮径させて、収縮血管等の管状器官内から、バルーンカテーテル1を引き抜いた後、図5(a)に示すように、バルーンカテーテル1の先端側を、本体部20の長手方向Xの一端側(第1枠状部30の開口側)から、挿入空間Sに挿入する。そして、バルーン5の先端側を、支持側突部37及び押圧側突部61を通過させ、バルーン5の基端側が、両突部37,61に整合する位置となるように、バルーンカテーテル1の位置を適宜調整する。すると、図3(a)に示すように、支持部21の支持側凹状部23にバルーン5の下方部分が受け入れられると共に、複数の支持側突部37の先端37aによって、バルーン5の下方部分の所定箇所が局所的に支持される。なお、この実施形態では、押圧部51の押圧側凹状部55にバルーン5の上方部分が受け入れられて、複数の押圧側突部61の先端61aが、バルーン5の上方部分の所定箇所に当接して、バルーン5が、支持部21と押圧部51との間に挟み込まれるようになっている(図3(a)参照)。
That is, the diameter of the
上記状態で、図5(b)に示すように、付勢部70の付勢力に抗して、可動部50の押し込み操作部53を押し込んで、押圧部51を支持部21に近接する方向に移動させる。ここでは、図3(b)に示すように、支持部21の当接面25に、押圧部51の当接面57が当接するまで、押圧部51を移動させる。
In the above state, as shown in FIG. 5(b), the push-in
すると、複数の押圧側突部61の先端61aによって、バルーン5の上方部分の所定箇所が局所的に押圧される(図3(b)参照)。それと共に、バルーン5の下方部分の所定箇所も、複数の支持側突部37により支持された状態で、上述したようにバルーン5の上方部分が押されることで、これらの複数の支持側突部37によって押圧されることとなるので(バルーン5からの押圧力が支持側突部37に作用し、これによる反作用によって、複数の支持側突部37がバルーン5を押圧する)、図3(b)に示すように、バルーン5の外周が円形状をなすように押圧される。
Then, a predetermined portion of the upper portion of the
そして、上記の状態(支持部21と押圧部51との間にバルーン5が挟み込まれた状態)を維持しつつ、図5(c)に示すように、バルーンカテーテル1を軸方向の手元側に引張る。または、支持部21に対する可動部50の押し込み量を増減して、押圧部51によるバルーン5の押圧力を適宜調整しながら、バルーンカテーテル1を軸方向の手元側に引張る。その結果、バルーン5を、再び使用可能な状態となるように折り畳むことができる(リラップすることができる)。
Then, while maintaining the above-described state (the state in which the
このように、このリラップ装置10においては、支持部21に対して、押圧部51が付勢部70の付勢力によって離反した状態で、支持部21と押圧部51との間に、バルーン5を挿入可能な挿入空間Sが形成されているので、この挿入空間Sにバルーン5を挿入して、支持部21にバルーン5を支持した後、付勢部70の付勢力に抗して、支持部21に対して可動部50を押し込んで、支持部21と押圧部51との間にバルーン5を挟み込んで押圧しながら、バルーンカテーテル1を軸方向の手元側に引張ることで、バルーン5を折り畳むことができる。すなわち、管状器官内から引き抜いたものの、きれいに折り畳めなかったバルーン5を、きれいに折り畳みなおして、再使用可能な状態に復元することができる。
As described above, in the
そして、このリラップ装置10では、バルーン5を挿入可能な挿入空間Sを設けて、支持部21に対して押圧部51を押し込んでバルーン5を押圧する構成としたので、従来の特許文献1のリラップ装置のように、バルーンをリラップ装置の細い内腔に通してリラップする構造と比べて、可動部50による押し込み力を調整し、それによる押圧部51によるバルーン5に対する押圧力を適宜調整しつつ、バルーンカテーテル1を軸方向手元側に引張って、バルーン5をリラップすることができ、バルーン5のリラップ時の操作力(バルーンカテーテル1の引張り力)を低くすることができると共に、バルーン5を損傷させにくくすることができる。
In this
また、このリラップ装置10は、上述したように、バルーン挿入空間Sにバルーン5を挿入した後、付勢部70の付勢力に抗して、支持部21に対して可動部50を押し込んで、支持部21と押圧部51との間でバルーン5を適宜押圧しつつ、バルーンカテーテル1を軸方向の手元側に引張るだけの簡単な作業で、バルーン5をリラップすることができるので、リラップ作業を簡便に行うことができる。更に、支持部21に対する可動部50の押し込みを解除することで、付勢部70の付勢力によって、支持部21に対して押圧部51が離反して、バルーン挿入空間Sが画成されるので、バルーン5のリラップ作業を、繰り返して簡単に行うことができる。
In addition, as described above, after the
なお、可動部50を繰り返し押し込んで、押圧部51によってバルーン5を繰り返し押圧しながらバルーンカテーテル1を軸方向手元側に引張ったり、或いは、バルーン5を繰り返し挿入空間Sに挿入して、押圧部51による押圧力を変えて、バルーン5を次第にすぼめるように多段階にリラップすることもできる。
The
また、この実施形態においては、図1や図3に示すように、支持部21には、バルーン5に局所的に当接する、支持側突部37が設けられており、押圧部51には、バルーン5を局所的に押圧する、押圧側突部61が設けられている。
Further, in this embodiment, as shown in FIGS. 1 and 3, the
そのため、バルーン5をリラップするときに、支持側突部37がバルーン5に局所的に当接しつつ、押圧側突部61がバルーン5を局所的に押圧するので、支持部21及び押圧部51全体がバルーン5に当接及び押圧する場合に比べて、支持部21及び押圧部51の、バルーン5に対する接触面積が小さくなるので、バルーンカテーテル1を手元側に引張るときの摺動抵抗が低くなり、バルーン5のリラップ時の操作力をより低くすることができる。
Therefore, when the
更に、この実施形態においては、支持部21及び押圧部51には、支持部21に対して可動部50を押し込んだときに、互いに当接する当接面25,57が設けられており、図3(b)に示すように、支持部21に対して可動部50を押し込んで、両当接面25,57が互いに当接したときに、支持側突部37の先端37aと、押圧側突部61の先端61aとが、バルーン5を円形状(ここでは真円形状)に囲むように配置されている。
Further, in this embodiment, the
そのため、バルーン5をリラップするときの、支持側突部37の、バルーン5に対する支持力(上述したように反作用による押圧力とも言える)と、押圧側突部61の、バルーンに対する押圧力とを、バルーン5の周方向において、バランス良く均等にすることができ、バルーン5のリラップ後の折り畳み形状が、いびつになりにくく、バルーン5の損傷もより少なくすることができる。また、各突部の形状や個数等によって、バルーンの折り畳み形状をコントロールすることができる。ここでは、支持側突部37を3つ、押圧側突部61も3つとしたので、図3(b)に示すように、バルーン5を略円形状をなすような折り畳み形状にすることができる。
Therefore, when the
また、この実施形態においては、図1に示すように、支持部21には、凹溝状に延びる支持側凹状部23が設けられており、押圧部51には、支持側凹状部23に対向する位置に、凹溝状に延びる押圧側凹状部55が設けられている。
In this embodiment, as shown in FIG. 1, the
上記態様によれば、挿入空間Sにバルーン5を挿入するときや、バルーン5をリラップすべく、挿入空間Sへのバルーン挿入後、支持部21に対して可動部50を押し込んで、バルーンカテーテル1を軸方向手元側に引張る際に、支持側凹状部23や押圧側凹状部55が、バルーン移動時のガイドとなるため、挿入作業やリラップ作業時の作業性を高めることができる。
According to the above aspect, when the
また、挿入空間Sにバルーン5を挿入して、支持部21により支持する際に、支持側凹状部23によって、バルーン5を適切な位置に支持しやすくなると共に、押圧側凹状部55によって、バルーン5を均等に押圧しやすくなる。更に、挿入空間Sへのバルーン挿入後、支持部21に対して可動部50を押し込むときに、支持側凹状部23と押圧側凹状部55とによって、バルーン外周を押さえ込むので、バルーン5の位置ずれを防止して、バルーン5をしっかりと折り畳むことができる。
Further, when the
また、バルーン5を挿入可能な挿入空間Sを大きく確保することができるので、挿入空間Sにバルーン5を挿入しやすくなる。更に、支持部21や押圧部51を、リラップ装置10の高さ方向(可動部50が昇降動作する方向)にコンパクトにすることができ、支持部21に対する可動部50の押し込みストロークを短くすることができる。
Further, since a large insertion space S into which the
また、この実施形態においては、本体部20は、支持部21に対向して配置されるカバー壁31,41を有しており、押圧部51は、支持部21とカバー壁31,41との間に配置されており、カバー壁31,41と押圧部51との間には、カバー壁31,41及び押圧部51を互いに近接する方向に引張る、引張りバネが介装されており、この引張りバネが付勢部70をなしている。
Further, in this embodiment, the
上記態様によれば、押圧部51は、支持部21とカバー壁31,41との間に配置されていると共に、カバー壁31,41と押圧部51(ここでは押圧部51の一部であるガイド片59を意味する)との間に、引張りバネが介装されているので、図3に示すように、引張りバネである付勢部70が、カバー壁31,41及び押圧部51の一部であるガイド片59との間に配置されることになる。その結果、バルーン5に対して、付勢部70である引張りバネを干渉させにくくすることができ、挿入空間Sへのバルーン挿入時や、バルーン5のリラップ時に、バルーン5を損傷させにくくすることができる。また、バルーン5に、引張りバネから生じる錆や埃等のコンタミを、付着させにくくすることができる。
According to the above aspect, the
図7及び図8には、本発明に係るリラップ装置の、他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。 7 and 8 show another embodiment of the rewrap device according to the invention. In addition, the same code|symbol is attached|subjected to the substantially same part as the said embodiment, and the description is abbreviate|omitted.
図7及び図8に示すように、この実施形態のリラップ装置10Aは、支持側凹状部と押圧側凹状部の形状が、前記実施形態と異なっている。
As shown in FIGS. 7 and 8, the
すなわち、支持部21に設けた支持側凹状部23A、及び、可動部50の押圧部51に設けた押圧側凹状部55Aは、全体として円弧状の内周面を有すると共に、長手方向Xの他端側が拡径して一端側に向けて次第に縮径するテーパ状をなした第1テーパ部分24a,56aと、この第1テーパ部分24a,56aの一端から一定径の円弧状内周面で延びる一定径部分24b,56bと、この一定径部分24b,56bの一端から他端側に向けて次第に拡径するテーパ状をなした第2テーパ部分24c,56cとを有している。なお、第1テーパ部分24a,56aは、第2テーパ部分24c,56cよりも長手方向Xに沿った長さが長くなっている。
That is, the support-side
そして、この実施形態では、バルーンカテーテル1の先端側を、本体部20の長手方向Xの一端側から挿入空間Sに挿入する際に、両凹状部23A,55Aの第2テーパ部分24c,56cにより、バルーン5がガイドされるので、挿入しやすくなる。また、バルーン5の基端側を、支持側突部37及び押圧側突部61に整合させた後、付勢部70の付勢力に抗して可動部50を押し込んで、バルーン5を支持部21と押圧部51との間に挟持した後、図8に示すように、バルーンカテーテル1を軸方向の手元側に引張る際に、両凹状部23A,55Aの第1テーパ部分24a,56aにより、バルーン5がガイドされつつ押圧されるので、バルーン5を折り畳みやすくすることができると共に、バルーンカテーテル1を手元側に引張りやすくなり、バルーン5のリラップ作業性を高めることができる。
In this embodiment, when the distal end side of the
図9には、本発明に係るリラップ装置の、更に他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。 FIG. 9 shows still another embodiment of the rewrap device according to the invention. In addition, the same code|symbol is attached|subjected to the substantially same part as the said embodiment, and the description is abbreviate|omitted.
図9に示すように、この実施形態のリラップ装置10Bは、支持側突部37と、押圧側突部61の配置個数が、図1~5に示す実施形態と異なっている。
As shown in FIG. 9, the
すなわち、この実施形態においては、図9(a)に示すように、押圧側凹状部55の周方向中央(押圧部51の幅方向Yの中央)に、1個の押圧側突部61が突設している。また、支持側凹状部23の周方向両側に、一対の支持側突部37,37が突設している(図9(a)参照)。
That is, in this embodiment, as shown in FIG. 9A, one pressing
そして、この実施形態では、上述したように、バルーンカテーテル1の先端側を挿入空間Sに挿入し、図9(a)に示すように、バルーン5の下方部分の2箇所を一対の支持側突部37,37で支持させると共に、バルーン5の上方部分の1箇所(一対の支持側突部37,37による支持部分の間の箇所)を、1個の押圧側突部61に当接させる。この状態で、付勢部70の付勢力に抗して可動部50を押し込むと、1個の押圧側突部61が、バルーン5の上方部分の、一対の支持側突部37,37による支持部分の間を押圧するので、図9(b)に示すように、バルーン5を、放射状に3本のヒダが延びるような折り畳み形状にすることができる。なお、図9(b)のようなバルーン5の折り畳み形状は、支持側突部37を1個、押圧側突部61を一対とした場合でも可能である。
Then, in this embodiment, as described above, the distal end side of the
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。 The present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modified embodiments are possible within the scope of the present invention, and such embodiments are also included in the scope of the present invention. .
1 バルーンカテーテル
5 バルーン
10,10A,10B リラップ装置
20 本体部
21 支持部
23,23A 支持側凹状部
25 当接面
30 第1枠状部
31 カバー壁
37 支持側突部
37a 先端
40 第2枠状部
41 カバー壁
50 可動部
51 押圧部
53 押し込み操作部
55,55A 押圧側凹状部
57 当接面
61 押圧側突部
61a 先端
70 付勢部
S 挿入空間
1
Claims (5)
前記バルーンを支持する支持部を有する本体部と、
前記支持部に対向して配置され、前記支持部に対して近接離反可能に支持されて、前記支持部との対向面に、前記バルーンを押圧する押圧部が設けられた可動部と、
前記支持部に対して前記押圧部を、常時は離反する方向に付勢する付勢部とを有しており、
前記支持部に対して、前記押圧部が前記付勢部の付勢力によって離反した状態で、前記支持部と前記押圧部との間に、前記バルーンを挿入可能な挿入空間が形成されていることを特徴とするリラップ装置。 A rewrap device for folding a balloon attached to a balloon catheter from a used state to a reusable state, comprising:
a body portion having a support portion that supports the balloon;
a movable part arranged opposite to the support part, supported so as to be able to approach and separate from the support part, and provided with a pressing part for pressing the balloon on a surface facing the support part;
a biasing portion that normally biases the pressing portion in a direction away from the supporting portion;
An insertion space into which the balloon can be inserted is formed between the support portion and the pressing portion in a state in which the pressing portion is separated from the support portion by the biasing force of the biasing portion. A rewrap device characterized by:
前記押圧部には、前記バルーンを局所的に押圧する、押圧側突部が設けられている請求項1記載のリラップ装置。 The support portion is provided with a support-side protrusion that locally abuts the balloon,
2. The rewrap device according to claim 1, wherein said pressing portion is provided with a pressing side projection for locally pressing said balloon.
前記支持部に対して前記可動部を押し込んで、両当接面が互いに当接したときに、前記支持側突部の先端と、前記押圧側突部の先端とが、前記バルーンを円形状に囲むように配置されている請求項2記載のリラップ装置。 The support portion and the pressing portion are provided with contact surfaces that contact each other when the movable portion is pushed into the support portion,
When the movable portion is pushed into the support portion and the two contact surfaces come into contact with each other, the tip of the support-side projection and the tip of the pressure-side projection form a circular shape on the balloon. 3. A rewrap device according to claim 2, arranged encircling.
前記押圧部には、前記支持側凹状部に対向する位置に、凹溝状に延びる押圧側凹状部が設けられている請求項1~3のいずれか1つに記載のリラップ装置。 The support portion is provided with a support-side concave portion extending in a concave groove shape,
The rewrap device according to any one of claims 1 to 3, wherein the pressing portion is provided with a pressing side concave portion extending like a concave groove at a position facing the supporting side concave portion.
前記押圧部は、前記支持部と前記カバー壁との間に配置されており、
前記カバー壁と前記押圧部との間には、前記カバー壁及び前記押圧部を互いに近接する方向に引張る、引張りバネが介装されており、この引張りバネが前記付勢部をなしている請求項1~4のいずれか1つに記載のリラップ装置。 The body portion has a cover wall arranged to face the support portion,
The pressing portion is arranged between the support portion and the cover wall,
A tension spring is interposed between the cover wall and the pressing portion to pull the cover wall and the pressing portion toward each other, and the tension spring forms the biasing portion. Item 5. The rewrap device according to any one of items 1 to 4.
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