JP7319624B2 - クランプ式電流計測器 - Google Patents

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Description

本発明は、クランプ式電流計測器に関し、特に、高圧電線を流れる電流の方向および電流の大きさを測定するためのクランプ式電流計測器に関する。
メガソーラーなどの大規模太陽光発電などは高圧電力系統に接続される場合が多く、その影響を正確に把握するには、接続個所における電力品質の測定を実施する必要がある。そして、現状では、高圧電力系統において、所望とする測定データを得るために必要な電流測定を行うために、簡便に使用できる計測器が求められている。
電線に流れる電流を測定するために、例えば、特許文献1に開示されているようなクランプ式電流計測器が知られている。このクランプ式電流計測器は、開閉自在に構成された環状コア内に電線を通し、この電線に流れる電流によって、環状コアに卷回したコイルに生じる電流を測定している。このため、回路を切断することなく通電したまま電流を測定できるという利点がある。
特開2009-69089号公報
従来、高圧用のクランプ式電流計測器では、1つのCT(変流器)を用いて測定を行っていた。そして、高圧電流測定データを地上(外部)の記録器に有線で伝送する場合、CTの1次側の高圧電線と2次側の検出コイルとの間の耐電圧を高める必要がある。しかし、耐電圧を高めるためには検出コイルの絶縁被覆を厚くする必要があるが、検出コイルの絶縁被覆を厚くすると、分割した環状コアに検出コイルを均一に巻くことが難しいという問題がある。また、絶縁被覆するためには、検出コイル全体を絶縁樹脂でモールドすることが考えられるが、可動部を有する環状のコア全体に樹脂モールドを行うことが技術的に難しく、電流計測器の重量も大きくなってしまう。このため、従来の高圧用のクランプ式電流計測器では、分割した環状コアの一部にのみ検出コイルを設けていた。
しかしながら、分割した環状コアの一部にのみ検出コイルを設けた場合でも、絶縁被覆をある程度厚くする必要があるため重くなるばかりか、被測定電線の径や環状コア内での被測定電線の測定位置が変化すると、測定値が変化してしまうという問題があった。
本発明は、これらの実情に鑑みてなされたものであり、小型軽量であって、被測定電線の径や計測位置の変化に影響されず、高圧電線の電流測定に適したクランプ式電流計測器を提供することをその目的とする。具体的には、検出用CTと近接して絶縁用CTを設けるとともに、この検出用CTと絶縁用CTとを接続して、絶縁用CTから計測電流を出力させるように工夫することで、被測定電線の径や計測位置の変化に影響されずに、しかも絶縁樹脂の量を少なくして、小型軽量化を図ることができるものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、開閉自在で環状をなす検出用コア内に被測定電線を通した状態で、該被測定電線に流れる電流の測定を行うクランプ式電流計測器であって、前記検出用コアに卷回した検出コイルを有する検出用CTと、絶縁用CTを備え、前記絶縁用CTが、閉ループをなす絶縁用コアと、該絶縁用コアに卷回されるとともに前記検出コイルに接続された1次コイルと、前記絶縁用コアに卷回された出力用の2次コイルとを有し、所定の最大検出電流に対して、前記検出用CTは、前記検出用コアの透磁率が磁束密度に対して単調減少の値をとる範囲で動作し、前記絶縁用CTは、前記絶縁用コアの透磁率が磁束密度に対して単調増加の値をとる範囲で動作することを特徴とするものである。
の技術手段は、第1の技術手段において、前記検出用CTの前記検出コイルは、前記検出用コアに均一に卷回されていることを特徴とするものである。
の技術手段は、第1または第2の技術手段において、前記絶縁用CTは、前記1次コイルと前記2次コイルとがそれぞれ離れて集中巻きされていることを特徴とするものである。
の技術手段は、第1から第のいずれか1の技術手段において、前記絶縁用コアと、該絶縁用コアに卷回した前記1次コイルと前記2次コイルは、絶縁樹脂でモールドされていることを特徴とするものである。
の技術手段は、第1から第のいずれか1の技術手段において、前記絶縁用CTを挟んで前記検出用CTとは反対側に、前記2次コイルからのリード線を挿通可能で把持可能な絶縁性のグリップ部が配設され、該グリップ部の前記絶縁用CTの側に、鍔部材が設けられていることを特徴とするものである。
本発明によれば、小型軽量であって、電線の径や計測位置の変化に影響されず、高圧電線の電流測定に適したクランプ式電流計測器を提供することができる。これにより、検出用CTとしては従来の低圧用の検出用CTを用いることができ、高電圧用の絶縁を絶縁用CTで行うことができる。また、被測定電線を流れる電流に対する計測値出力となる2次コイルの電流との関係のリニアリティー(線形性)を増すことができ、電流測定データの精度向上および電流値の測定範囲の拡大が期待できる。
また、第2の技術手段によれば、クランプ式電流計測器の出力が被測定電線の径や計測位置の変化に影響されることがない。また、第の技術手段によれば絶縁耐圧を高めるために1次コイルと2次コイルとの隔離距離を保った状態で、絶縁用CTを小型化できる。また、第の技術手段によれば、絶縁用CTの絶縁耐圧を高めることができる。さらに、第の技術手段によれば、グリップ部への沿面放電の影響を小さくすることができる。
本発明に係るクランプ式電流計測器の外観図である。 本発明に係るクランプ式電流計測器の要部の概略を示す模式図である。 検出用コアの磁束密度-透磁率特性の一例を示す図である。 絶縁用コアの磁束密度-透磁率特性の一例を示す図である。 本発明に係るクランプ式電流計測器の検出特性の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明のクランプ式電流計測器に係る好適な実施形態について説明する。以下の説明において、異なる図面においても同じ符号を付した構成は同様のものであるとして、その説明を省略する場合がある。なお、本発明はこれらの実施形態での例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内および均等の範囲内におけるすべての変更を含む。また、複数の実施形態について組み合わせが可能である限り、本発明は任意の実施形態を組み合わせたものを含む。
図1は、本発明に係るクランプ式電流計測器の外観図であり、図2は、本発明に係るクランプ式電流計測器の要部の概略を示す模式図である。クランプ式電流計測器1は、検出用CT格納部10と絶縁用CT格納部20とを有するCT本体部のケース3と、鍔部材41を有するグリップ部40を備えている。クランプ式電流計測器1からの出力は、リード線42を介して地上に設置された図示しない外部の記録器に伝えられる。検出用CT格納部10には、後述する検出用CTが、また、絶縁用CT格納部20には、後述する絶縁用CTが格納されている。
検出用CT格納部10の形状は、ほぼU字形の開口部14を有しており、被測定電線2を開口部にクランプすることができる。開口部14の入り口付近には、1対の爪状の突起を有するクランプ部材15A,15Bが回動可能に設けられている。1対のクランプ部材15A,15Bは、通常は図示しない弾性部材によって閉じた状態にある。
検出用CTは、円環状のコアを半分に分割した第1検出用コア11A、第2検出用コア11Bと、第1検出用コア11A、第2検出用コア11Bにそれぞれ卷回した第1検出コイル12A、第2検出コイル12Bを備えている。第1検出用コア11Aと第2検出用コア11Bは、それぞれ回転軸13A,13Bを中心に回動可能である。検出用CTの第1検出用コア11Aと第2検出用コア11Bは、それぞれ1対のクランプ部材15A,15Bに装着されている。図2に示す状態は、第1検出用コア11Aと第2検出用コア11Bとが閉じた状態を示しており、両者が本発明の検出用コア11を構成している。クランプ部材15A,15Bの回動にともなって、第1検出用コア11Aと第2検出用コア11Bが回動すると、検出用CT格納部10の開口部14側が開いた状態となる。
第1検出用コア11A、第2検出用コア11Bには、例えば高透磁率材料のパーマロイやアモルファスの積層体が用いられる。第1検出用コア11A、第2検出用コア11Bのそれぞれの両端部は、回動によって、互いに積層体が噛み合うように構成されている。第1検出コイル12Aは、始端と終端が回転軸13A側になるように第1検出用コア11Aの周囲に卷回され、同様に、第2検出コイル12Bは、始端と終端が回転軸13B側になるように第2検出用コア11Bの周囲に卷回される。第1検出コイル12Aと第2検出コイル12Bとは直列接続されて、本発明の検出コイル12を構成する。検出コイル12の巻数は約2000ターンである。
また、第1検出用コア11Aと第2検出用コア11Bとが閉じた状態で円環状をなす際に、第1検出コイル12Aと第2検出コイル12Bからなる検出コイル12は均一に卷回されている。これにより、第1検出用コア11A、第2検出用コア11Bによって形成された環状の検出用コア11内における被測定電線2の測定位置が変化した場合でも、検出コイル12に誘起される電流は影響を受けることがない。
クランプ式電流計測器1を被測定電線2に装着する際は、クランプ式電流計測器1のグリップ部40を把持し、開口部14のクランプ部材15A,15Bに被測定電線2を引っ掛ける。そして、クランプ式電流計測器1を下方(グリップ部40側)に引くと、1対のクランプ部材15A,15Bが弾性部材に抗して開く。そして、1対のクランプ部材15A,15Bの動きとともに、第1検出用コア11Aと第2検出用コア11Bも、それぞれ回転軸13A,13Bを中心に回動して開き、被測定電線2が開口部14の奥まで移動する。被測定電線2が開口部14の奥まで移動した後は、一対のクランプ部材15A,15Bとともに第1検出用コア11Aと第2検出用コア11Bが弾性部材によって再度閉じるため、被測定電線2を検出用コア内に通すことができる。
絶縁用CT格納部20には、絶縁用CTが格納されている。絶縁用CTは、閉ループをなす絶縁用コア21と、絶縁用コア21に卷回した1次コイル22および2次コイル23から構成される。絶縁用コア21はほぼ楕円形状であり、例えばパーマロイやアモルファスの積層体が用いられる。絶縁用コア21の形状は、閉ループであれば他の形状であっても構わない。1次コイル22と2次コイル23は、例えば、エナメル線が用いられ、それぞれ絶縁用コア21の離れた箇所で150ターン程度集中巻きされている。1次コイル22と2次コイル23との絶縁性を高めるために、絶縁用コア21に設けた図示しないボビンの所定箇所に2次コイル23を卷回し、2次コイル23を含む全体をエポキシ樹脂によるモールド層で覆っている。1次コイル22は2次コイル23とは離れた箇所のモールド層の外側に卷回し、さらに、1次コイル22を覆うようにエポキシ樹脂によるモールド層を設けている。1次コイル22と2次コイル23をエポキシ樹脂でモールドを行う際には、脱泡処理を行うことによって、モールド層内に気泡が発生するのを防止している。また、1次コイル22と2次コイル23の口出線は、絶縁電線を用いている。
絶縁用CTの1次コイル22は、検出用CTの検出コイル12と接続されている。また、絶縁用CTの2次コイル23は、クランプ式電流計測器1における計測電流の出力用のコイルとして機能し、2次コイル23からの出力は絶縁電線からなるリード線42を介して外部、例えば地上に設置された記録器に出力される。本実施形態では、絶縁用コア21として高透磁率材料を使用しているため、漏れ磁束が小さく、1次コイル22と2次コイル23とを離して卷回したとしても良好な磁気結合が得られる。このため、耐圧を確保するためのエポキシ樹脂の量を少なくでき、小型軽量化を図ることができる。
グリップ部40は、絶縁材料からなり、CT本体部のケース3に取り付けられている。グリップ部40は、クランプ式電流計測器1を被測定電線2に装着する際に、把持可能な把持部となる。グリップ部40の内部は、絶縁用CTの2次コイル23からのリード線42が挿通可能となっている。また、グリップ部40のケース3側に絶縁材料からなる鍔部材41が設けられている。これにより、被測定電線2とグリップ部40間の沿面距離を延ばし、雷サージ等による沿面放電を防止している。
次に、検出用CTの検出用コア11と絶縁用CTの絶縁用コア21との関係について説明する。図3は、検出用コア11の磁束密度-透磁率特性の一例を示す図であり、図4は、絶縁用コア21の磁束密度-透磁率特性の一例を示す図である。図3、図4に示す特性は、横軸が磁束密度の大きさを示し、縦軸が透磁率を示している。磁性材をコアとして使用したCTにおいて、1次電流に対するリニアリティーはB-H曲線(磁気ヒステリシス曲線)を見ただけでは分からないが、1次電流の変化に対する2次出力の変化は、1次電流の代わりに磁束密度Bに対する透磁率の変化で表すことができる。なお、図3では磁束密度の大きさは対数目盛を用いて示している。また、透磁率については、図3、図4ともピーク値を1として示している。
図3、図4に示す磁束密度-透磁率特性は、両者とも磁束密度が大きくなるにしたがって、透磁率は単調増加し、最大値を超えると単調減少する傾向を示している。この特性は通常の高透磁率材料では一般的な特性である。そして、被測定電線2に流れる1次電流の最大定格値では、検出用コア11の磁束密度は、図3の点線Aで示す領域での磁束密度となる。この領域は、検出用コア11の最大透磁率の値を越えて透磁率が単調減少する領域である。このため、検出コイル12の出力は、被測定電線2の電流値に対してのリニアリティーが低下する。
本実施形態のクランプ式電流計測器1では、被測定電線2に流れる1次電流が最大定格値付近であっても、絶縁用コア21の透磁率が単調増加する領域、例えば、図4の点線Bに示す領域で絶縁用CTが動作するように、検出コイル12と1次コイル22との関係を定めている。これにより、最大定格電流付近の電流であっても、検出用コア11の透磁率の低下による影響を絶縁用コア21の透磁率の増加で補うことにより、クランプ式電流計測器1全体で、被測定電線2の電流値の変化に対する出力用の2次コイル23の出力のリニアリティーを増している。
図5は、本発明に係るクランプ式電流計測器の検出特性の一例を示す図である。横軸は1次電流となる被測定電線に流れる電流を示し、縦軸は絶縁用CTの2次コイルに生じる電圧を示している。図5では、1次電流の最大定格値を1、その際の電圧値を1として示している。
図5に示す特性は、検出用コア11と絶縁用コア21の材料に0.5mmのパーマロイの積層体を用い、検出用CTの検出コイル12を2000ターン、絶縁用CTの1次コイル22と2次コイル23をそれぞれ150ターン、2次コイル23の負荷を1Ωとし、検出用コア11と絶縁用コア21の磁束密度-透磁率特性の関係を上記のように設定した場合の特性である。図5に示すように、1次電流と出力電圧との関係は、良好なリニアリティー(直線性)を示している。
以上のように、本実施形態では、検出用CTと絶縁用CTの2つの変流器を設けることにより、小型軽量で被測定電線の測定位置に影響を受けない高圧の電流測定に適したクランプ式電流計測器1を得ることができる。なお、上記の実施形態では、検出用コア11として、第1検出用コア11Aと第2検出用コア11Bとして、円環状のコアを半分に分割したものについて説明したが、分割の仕方はこれ以外でもよい。例えば、第1検出用コア11Aを1/3、第2検出用コア11Bを2/3としてもよい。この場合でも、第1検出用コア11Aと第2検出用コア11Bを閉じた際に、検出コイル12が検出用コア11に均一に卷回されるようにする。また、検出用CTとして、高透磁率材料からなる検出用コアを用いた例について説明したが、ロゴスキー型コイルを有する検出用CTを用いることもできる。
1・・・クランプ式電流計測器、2・・・被測定電線、3・・・ケース、10・・・検出用CT格納部、11・・・検出用コア、11A・・・第1検出用コア、11B・・・第2検出用コア、12・・・検出コイル、12A・・・第1検出コイル、12B・・・第2検出コイル、13A,13B・・・回転軸、14・・・開口部、15A,15B・・・クランプ部材、20・・・絶縁用CT格納部、21・・・絶縁用コア、22・・・1次コイル、23・・・2次コイル、40・・・グリップ部、41・・・鍔部材、42・・・リード線。

Claims (5)

  1. 開閉自在で環状をなす検出用コア内に被測定電線を通した状態で、該被測定電線に流れる電流の測定を行うクランプ式電流計測器であって、
    前記検出用コアに卷回した検出コイルを有する検出用CTと、絶縁用CTを備え、
    前記絶縁用CTが、閉ループをなす絶縁用コアと、該絶縁用コアに卷回されるとともに前記検出コイルに接続された1次コイルと、前記絶縁用コアに卷回された出力用の2次コイルとを有し、
    所定の最大検出電流に対して、前記検出用CTは、前記検出用コアの透磁率が磁束密度に対して単調減少の値をとる範囲で動作し、前記絶縁用CTは、前記絶縁用コアの透磁率が磁束密度に対して単調増加の値をとる範囲で動作することを特徴とする、クランプ式電流計測器。
  2. 前記検出用CTの前記検出コイルは、前記検出用コアに均一に卷回されていることを特徴とする、請求項1に記載のクランプ式電流計測器。
  3. 前記絶縁用CTは、前記1次コイルと前記2次コイルとがそれぞれ離れて集中巻きされていることを特徴とする、請求項1または2に記載のクランプ式電流計測器。
  4. 前記絶縁用コアと、該絶縁用コアに卷回した前記1次コイルと前記2次コイルは、絶縁樹脂でモールドされていることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載のクランプ式電流計測器。
  5. 前記絶縁用CTを挟んで前記検出用CTとは反対側に、前記2次コイルからのリード線を挿通可能で把持可能な絶縁性のグリップ部が配設され、該グリップ部の前記絶縁用CTの側に、鍔部材が設けられていることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載のクランプ式電流計測器。
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