JP7314300B2 - イントラ予測のための方法および装置 - Google Patents
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Description
本特許出願は、2019年3月21日に出願された米国仮特許出願第US62/822,047号、および2019年4月11日に出願された米国仮特許出願第US62/832,878号に基づく優先権を主張する。上述の特許出願のそれぞれの開示は、それらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。
- ISPまたは複数参照ライン予測を含む、イントラ予測ツールの組合せに基づく参照サンプルフィルタの選択、
- ブロックをイントラ予測すること、
- イントラ予測の結果にPDPCを条件付きで適用することを含む。
変換ブロックのイントラ予測参照ラインインデックスの値を取得することと、
参照ラインからの参照サンプルに基づいて変換ブロックの予測サンプルを取得することとを含み、参照ラインは、イントラ予測参照ラインインデックスの値によってインデックス付けされる。
複数参照ライン(MRL:multi-reference line)予測が有効化されているかどうかを決定すること、
MRL予測が有効化されているとき、イントラ予測参照ラインインデックスの値を取得することを含み得る。
イントラ予測参照ラインインデックスの値が0であるとき、予測サンプルにPDPCを適用すること、または
イントラ予測参照ラインインデックスの値が非0であるとき、予測サンプルにPDPCを適用することをスキップすることをさらに含み得る。
複数参照ライン(MRL)予測が有効化されているかどうかを決定すること、
MRL予測が有効化されているとき、イントラ予測参照ラインインデックスの値を取得することを含む、
イントラ予測参照ラインインデックスの値を取得するように構成され得る。
イントラ予測参照ラインインデックスの値が0であるとき、予測サンプルにPDPCを適用するように構成された適用ユニット、または
イントラ予測参照ラインインデックスの値が非0であるとき、予測サンプルにPDPCを適用することをスキップするように構成された適用ユニットをさらに備えうる。
図2は、本出願の技法を実施するように構成される例示的なビデオエンコーダ20の概略ブロック図を示す。図2の例では、ビデオエンコーダ20は、入力201(または、入力インターフェース201)、残差計算ユニット204、変換処理ユニット206、量子化ユニット208、逆量子化ユニット210および逆変換処理ユニット212、再構成ユニット214、ループフィルタユニット220、復号ピクチャバッファ(DPB:Decoded Picture Buffer)230、モード選択ユニット260、エントロピー符号化ユニット270、ならびに出力272(または、出力インターフェース272)を備える。モード選択ユニット260は、インター予測ユニット244、イントラ予測ユニット254、および分割ユニット262を含んでよい。インター予測ユニット244は、動き推定ユニットおよび動き補償ユニット(図示せず)を含みうる。図2に示すようなビデオエンコーダ20は、ハイブリッドビデオエンコーダ、すなわちハイブリッドビデオコーデックによるビデオエンコーダと呼ばれることもある。
エンコーダ20は、ピクチャ17(または、ピクチャデータ17)、たとえば、ビデオまたはビデオシーケンスを形成するピクチャのシーケンスのピクチャを、たとえば、入力201を介して受信するように構成され得る。受信されるピクチャまたはピクチャデータはまた、前処理されたピクチャ19(または、前処理されたピクチャデータ19)であってよい。簡単のために、以下の説明はピクチャ17を参照する。ピクチャ17は、現在のピクチャ、または(同じビデオシーケンス、すなわち、やはり現在のピクチャを含むビデオシーケンスの、他のピクチャ、たとえば、前に符号化および/または復号されたピクチャから、現在のピクチャを区別するために、ビデオコーディングでは特に)コーディングされるべきピクチャと呼ばれることもある。
残差計算ユニット204は、たとえば、サンプルごとに(ピクセルごとに)ピクチャブロック203のサンプル値から予測ブロック265のサンプル値を減算することによって、ピクチャブロック203および予測ブロック265(予測ブロック265についてのさらなる詳細は後で提供される)に基づいて残差ブロック205(残差205とも呼ばれる)を計算して、サンプル領域における残差ブロック205を取得するように構成され得る。
変換処理ユニット206は、残差ブロック205のサンプル値に対して変換、たとえば、離散コサイン変換(DCT)または離散サイン変換(DST)を適用して、変換領域における変換係数207を取得するように構成され得る。変換係数207は、変換残差係数と呼ばれることもあり、変換領域における残差ブロック205を表してよい。
量子化ユニット208は、たとえば、スカラー量子化またはベクトル量子化を適用することによって、変換係数207を量子化して量子化された係数209を取得するように構成され得る。量子化された係数209は、量子化変換係数209または量子化残差係数209と呼ばれることもある。
逆量子化ユニット210は、たとえば、量子化ユニット208と同じ量子化ステップサイズに基づいて、またはそれを使用して、量子化ユニット208によって適用される量子化方式の逆を適用することによって、量子化された係数に対して量子化ユニット208の逆量子化を適用して量子化解除された係数211を取得するように構成される。量子化解除された係数211は、量子化解除された残差係数211と呼ばれることもあり、量子化による損失に起因して通常は変換係数と同一でないが、変換係数207に対応し得る。
逆変換処理ユニット212は、変換処理ユニット206によって適用される変換の逆変換、たとえば、逆離散コサイン変換(DCT)もしくは逆離散サイン変換(DST)、または他の逆変換を適用して、サンプル領域における再構成された残差ブロック213(または、対応する量子化解除された係数213)を取得するように構成される。再構成された残差ブロック213は、変換ブロック213と呼ばれることもある。
再構成ユニット214(たとえば、加算器(adder)または総和器(summer)214)は、たとえば、再構成された残差ブロック213のサンプル値と予測ブロック265のサンプル値とを、サンプルごとに、加算することによって、変換ブロック213(すなわち、再構成された残差ブロック213)を予測ブロック265に加算してサンプル領域における再構成されたブロック215を取得するように構成される。
ループフィルタユニット220(または略して、「ループフィルタ」220)は、再構成されたブロック215をフィルタ処理してフィルタ処理されたブロック221を取得するように、または概して、再構成サンプルをフィルタ処理してフィルタ処理されたサンプルを取得するように構成される。ループフィルタユニットは、たとえば、ピクセル遷移を平滑化するか、またはビデオ品質を他の方法で改善するように構成される。ループフィルタユニット220は、デブロッキングフィルタ、サンプル適応型オフセット(SAO:Sample-Adaptive Offset)フィルタ、または1つもしくは複数の他のフィルタ、たとえば、双方向フィルタ、適応型ループフィルタ(ALF:Adaptive Loop Filter)、シャープ化フィルタ、平滑化フィルタ、または協調フィルタ、あるいはそれらの任意の組合せなどの、1つまたは複数のループフィルタを備えうる。ループフィルタユニット220はループ内フィルタであるものとして図2に示されるが、他の構成では、ループフィルタユニット220は、ループ後フィルタとして実装されてよい。フィルタ処理されたブロック221は、フィルタ処理された再構成されたブロック221と呼ばれることもある。
復号ピクチャバッファ(DPB)230は、ビデオエンコーダ20によってビデオデータを符号化するための、参照ピクチャまたは概して参照ピクチャデータを記憶するメモリであってよい。DPB230は、同期ダイナミックランダムアクセスメモリDRAM(SDRAM)を含むダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、磁気抵抗RAM(MRAM)、抵抗性RAM(RRAM)、または他のタイプのメモリデバイスなどの、様々なメモリデバイスのうちのいずれかによって形成され得る。復号ピクチャバッファ(DPB)230は、1つまたは複数のフィルタ処理されたブロック221を記憶するように構成され得る。復号ピクチャバッファ230は、以前にフィルタ処理された他のブロック、たとえば、同じ現在のピクチャの、または異なるピクチャの、以前に再構成およびフィルタ処理されたブロック221、たとえば、以前に再構成されたピクチャを記憶するようにさらに構成されてよく、たとえば、インター予測のために、以前に再構成すなわち復号された全体的なピクチャ(ならびに、対応する参照ブロックおよびサンプル)、および/または部分的に再構成された現在のピクチャ(ならびに、対応する参照ブロックおよびサンプル)を提供し得る。たとえば、再構成されたブロック215が、ループフィルタユニット220によってフィルタ処理されていないか、または再構成されたブロックもしくはサンプルのさらに処理された任意の他のバージョンである場合、復号ピクチャバッファ(DPB)230はまた、1つもしくは複数のフィルタ処理されていない再構成されたブロック215、または概して、フィルタ処理されていない再構成サンプルを、記憶するように構成されてもよい。
モード選択ユニット260は、分割ユニット262、インター予測ユニット244、およびイントラ予測ユニット254を備え、元のピクチャデータ、たとえば、元のブロック203(現在のピクチャ17の現在のブロック203)、ならびに同じ(現在の)ピクチャの、かつ/あるいは1つまたは複数の以前に復号されたピクチャからの、たとえば、復号ピクチャバッファ230または他のバッファ(たとえば、図示しないラインバッファ)からの、再構成ピクチャデータ、たとえば、フィルタ処理された再構成済みのサンプルもしくはブロック、および/またはフィルタ処理されていない再構成済みのサンプルもしくはブロックを、受信または取得するように構成される。再構成ピクチャデータは、予測ブロック265または予測子265を取得するために、予測、たとえば、インター予測またはイントラ予測のための、参照ピクチャデータとして使用される。
分割ユニット262は、現在のブロック203をより小さいパーティション、たとえば、正方形または長方形のサイズのより小さいブロックに、分割(すなわちスプリット)し得る。これらのより小さいブロック(サブブロックと呼ばれることもある)は、一層小さいパーティションにさらに分割され得る。このことはまた、ツリー分割または階層的ツリー分割と呼ばれ、たとえば、ルートツリーレベル0(階層レベル0、深度0)における、ルートブロックは、再帰的に分割されてよく、たとえば、次に低いツリーレベルの2つ以上のブロック、たとえば、ツリーレベル1(階層レベル1、深度1)におけるノードに分割されてよく、これらのブロックは再び、たとえば、終結基準が充足されており、たとえば、最大ツリー深度または最小ブロックサイズに到達したので、分割が終結されるまで、次に低いレベル、たとえば、ツリーレベル2(階層レベル2、深度2)の、2つ以上のブロックなどに分割されてよい。それ以上分割されないブロックは、ツリーのリーフブロックまたはリーフノードとも呼ばれる。2つのパーティションへの分割を用いるツリーは2分木(BT:Binary-Tree)と呼ばれ、3つのパーティションへの分割を用いるツリーは3分木(TT:Ternary-Tree)と呼ばれ、4つのパーティションへの分割を使用するツリーは4分木(QT:Quad-Tree)と呼ばれる。
イントラ予測モードのセットは、たとえば、HEVCにおいて定義されるように、35個の異なるイントラ予測モード、たとえば、DC(または、平均)モードおよびplanarモードのような非方向性モード、もしくは方向性モードを含み得、または、たとえば、VVCにおいて定義されるように、67個の異なるイントラ予測モード、たとえば、DC(または、平均)モードおよびplanarモードのような非方向性モード、もしくは方向性モードを含み得る。
インター予測モードのセット(または、可能なインター予測モード)は、利用可能な参照ピクチャ(すなわち、たとえば、DBP230の中に記憶されている、少なくとも部分的に復号された、以前のピクチャ)、ならびに他のインター予測パラメータ、たとえば、最良に整合する参照ブロックを求めて探索するために参照ピクチャ全体が使用されるのか、それとも一部のみ、たとえば、参照ピクチャの現在のブロックのエリアの周囲の探索ウィンドウエリアが使用されるのか、ならびに/または、たとえば、ピクセル補間、たとえば、ハーフペル補間/セミペル補間および/もしくはクォーターペル補間が適用されるか否かに依存する。
エントロピー符号化ユニット270は、量子化された係数209、インター予測パラメータ、イントラ予測パラメータ、ループフィルタパラメータ、および/または他のシンタックス要素に対して、たとえば、エントロピー符号化アルゴリズムまたはエントロピー符号化方式(たとえば、可変長コーディング(VLC)方式、コンテキスト適応型VLC方式(CAVLC)、算術コーディング方式、2値化方式、コンテキスト適応型バイナリ算術コーディング(CABAC)、シンタックスベースコンテキスト適応型バイナリ算術コーディング(SBAC)、確率区間分割エントロピー(PIPE)コーディング、または他のエントロピー符号化方法または技法)、あるいはバイパス(圧縮なし)を適用して、たとえば、符号化ビットストリーム21の形式で、出力272を介して出力され得る符号化されたピクチャデータ21を取得するように構成され、その結果、たとえば、ビデオデコーダ30は、復号のためにパラメータを受信および使用し得る。符号化ビットストリーム21は、ビデオデコーダ30へ送信されてよく、または後でビデオデコーダ30によって送信するかまたは取り出すためにメモリの中に記憶されてもよい。
図3は、この本出願の技法を実施するように構成されるビデオデコーダ30の一例を示す。ビデオデコーダ30は、たとえば、エンコーダ20によって符号化された、符号化されたピクチャデータ21(たとえば、符号化ビットストリーム21)を受信して、復号されたピクチャ331を取得するように構成される。符号化されたピクチャデータまたはビットストリームは、符号化されたピクチャデータを復号するための情報、たとえば、符号化ビデオスライス(および/または、タイルグループもしくはタイル)のピクチャブロックを表すデータ、および関連付けられたシンタックス要素を含む。
エントロピー復号ユニット304は、ビットストリーム21(または概して、符号化されたピクチャデータ21)を構文解析し、たとえば、符号化されたピクチャデータ21へのエントロピー復号を行って、たとえば、量子化された係数309および/または復号されたコーディングパラメータ(図3に示さず)、たとえば、インター予測パラメータ(たとえば、参照ピクチャインデックスおよび動きベクトル)、イントラ予測パラメータ(たとえば、イントラ予測モードまたはインデックス)、変換パラメータ、量子化パラメータ、ループフィルタパラメータ、および/または他のシンタックス要素のうちのいずれかまたはすべてを取得するように構成される。エントロピー復号ユニット304は、エンコーダ20のエントロピー符号化ユニット270に関して説明したような符号化方式に対応する復号アルゴリズムまたは復号方式を適用するように構成され得る。エントロピー復号ユニット304は、モード適用ユニット360にインター予測パラメータ、イントラ予測パラメータ、および/または他のシンタックス要素を、またデコーダ30の他のユニットに他のパラメータを提供するように、さらに構成され得る。ビデオデコーダ30は、ビデオスライスレベルおよび/またはビデオブロックレベルにおいてシンタックス要素を受信し得る。スライスおよびそれぞれのシンタックス要素に加えて、またはそれらの代替として、タイルグループおよび/またはタイルならびにそれぞれのシンタックス要素が受信および/または使用され得る。
逆量子化ユニット310は、(たとえば、エントロピー復号ユニット304によって、たとえば、構文解析および/または復号することによって)符号化されたピクチャデータ21から量子化パラメータ(QP)(または概して、逆量子化に関係する情報)および量子化された係数を受信し、量子化パラメータに基づいて、復号された量子化された係数309に対して逆量子化を適用して、変換係数311と呼ばれることもある量子化解除された係数311を取得するように構成され得る。逆量子化プロセスは、量子化の程度、および同様に、適用されるべき逆量子化の程度を決定するために、ビデオスライス(または、タイルもしくはタイルグループ)の中のビデオブロックごとの、ビデオエンコーダ20によって決定された量子化パラメータの使用を含んでよい。
逆変換処理ユニット312は、変換係数311とも呼ばれる量子化解除された係数311を受信し、サンプル領域における再構成された残差ブロック213を取得するために量子化解除された係数311に変換を適用するように構成され得る。再構成された残差ブロック213は、変換ブロック313と呼ばれることもある。変換は、逆変換、たとえば、逆DCT変換、逆DST変換、逆整数変換、または概念的に類似の逆変換プロセスであってよい。逆変換処理ユニット312は、量子化解除された係数311に適用されるべき変換を決定するために、(たとえば、エントロピー復号ユニット304によって、たとえば、構文解析および/または復号することによって)符号化されたピクチャデータ21から変換パラメータまたは対応する情報を受信するようにさらに構成され得る。
再構成ユニット314(たとえば、加算器(adder)または総和器(summer)314)は、たとえば、再構成された残差ブロック313のサンプル値と予測ブロック365のサンプル値とを加算することによって、予測ブロック365に再構成された残差ブロック313を加算して、サンプル領域における再構成されたブロック315を取得するように構成され得る。
(コーディングループの中またはコーディングループの後のいずれかの)ループフィルタユニット320は、たとえば、ピクセル遷移を平滑化するか、またはビデオ品質を他の方法で改善するために、再構成されたブロック315をフィルタ処理してフィルタ処理されたブロック321を取得するように構成される。ループフィルタユニット320は、デブロッキングフィルタ、サンプル適応型オフセット(SAO)フィルタ、または1つもしくは複数の他のフィルタ、たとえば、双方向フィルタ、適応型ループフィルタ(ALF)、シャープ化フィルタ、平滑化フィルタ、または協調フィルタ、あるいはそれらの任意の組合せなどの、1つまたは複数のループフィルタを備えうる。ループフィルタユニット320はループ内フィルタであるものとして図3に示されるが、他の構成では、ループフィルタユニット320はループ後フィルタとして実装されてもよい。
ピクチャの復号されたビデオブロック321は、次いで、他のピクチャに対する後続の動き補償のための、かつ/または出力されるそれぞれ表示用の、参照ピクチャとして復号されたピクチャ331を記憶する、復号ピクチャバッファ330の中に記憶される。
インター予測ユニット344は、インター予測ユニット244と(詳細には、動き補償ユニットと)同一であってよく、イントラ予測ユニット354は、機能がインター予測ユニット254と同一であってよく、分割および/もしくは予測パラメータ、または符号化されたピクチャデータ21から(たとえば、エントロピー復号ユニット304によって、たとえば、構文解析および/または復号することによって)受信されたそれぞれの情報に基づいて、スプリットまたは分割決定および予測を行う。モード適用ユニット360は、(フィルタ処理されているかまたはフィルタ処理されていない)再構成されたピクチャ、ブロック、またはそれぞれのサンプルに基づいて、ブロックごとに予測(イントラ予測またはインター予測)を行って、予測ブロック365を取得するように構成され得る。
ux = ( mvx + 2bitDepth ) % 2bitDepth (1)
mvx = ( ux >= 2bitDepth-1 ) ? ( ux - 2bitDepth ) : ux (2)
uy = ( mvy + 2bitDepth ) % 2bitDepth (3)
mvy = ( uy >= 2bitDepth-1 ) ? ( uy - 2bitDepth ) : uy (4)
ただし、mvxは画像ブロックまたはサブブロックの動きベクトルの水平成分であり、mvyは画像ブロックまたはサブブロックの動きベクトルの垂直成分であり、uxおよびuyは中間値を示す。
ux = ( mvpx + mvdx +2bitDepth ) % 2bitDepth (5)
mvx = ( ux >= 2bitDepth-1 ) ? ( ux - 2bitDepth ) : ux (6)
uy = ( mvpy + mvdy +2bitDepth ) % 2bitDepth (7)
mvy = ( uy >= 2bitDepth-1 ) ? ( uy - 2bitDepth ) : uy (8)
vx = Clip3(-2bitDepth-1, 2bitDepth-1 -1, vx)
vy = Clip3(-2bitDepth-1, 2bitDepth-1 -1, vy)
ただし、vxは画像ブロックまたはサブブロックの動きベクトルの水平成分であり、vyは画像ブロックまたはサブブロックの動きベクトルの垂直成分であり、x、y、およびzはそれぞれ、MVクリッピングプロセスの3つの入力値に対応し、関数Clip3の定義は以下の通りである。
refIdx = ( cIdx == 0 ) ? IntraLumaRefLineIdx[ xTbCmp ][ yTbCmp ] : 0
であり、ただし、cIdxは、予測されるブロックのルーマ成分またはクロマ成分を示す変数である。0に等しいcIdxはルーマ成分を示し、1または2に等しいcIdxはクロマ成分を示す。
MaxTbLog2SizeY = 6
MaxTbSizeY = 1 << MaxTbLog2SizeY
- cbHeightがMaxTbSizeYよりも大きい場合、intra_subpartitions_split_flag[ x0 ][ y0 ]は0に等しいものと推測される。
- そうでない(cbWidthがMaxTbSizeYよりも大きい)場合、intra_subpartitions_split_flag[ x0 ][ y0 ]は1に等しいものと推測される。
- intra_subpartitions_mode_flag[ x0 ][ y0 ]が0に等しい場合、IntraSubPartitionsSplitTypeは0に等しく設定される。
- そうでない場合、IntraSubPartitionsSplitTypeは1 + intra_subpartitions_split_flag[ x0 ][ y0 ]に等しく設定される。
- IntraSubPartitionsSplitTypeがISP_NO_SPLITに等しい場合、NumIntraSubPartitionsは1に等しく設定される。
- そうではなく、次の条件のうちの1つが真である場合、NumIntraSubPartitionsは2に等しく設定される。
- cbWidthが4に等しく、かつcbHeightが8に等しい。
- cbWidthが8に等しく、かつcbHeightが4に等しい。
- そうでない場合、NumIntraSubPartitionsは4に等しく設定される。
- 現在のピクチャの左上のサンプルに対する、現在の変換ブロックの左上のサンプルを指定するサンプルロケーション( xTbCmp, yTbCmp )、
- イントラ予測モードを指定する変数predModeIntra、
- 変換ブロック幅を指定する変数nTbW、
- 変換ブロック高さを指定する変数nTbH、
- コーディングブロック幅を指定する変数nCbW、
- コーディングブロック高さを指定する変数nCbH、
- 現在のブロックの色成分を指定する変数cIdx。
- IntraSubPartitionsSplitTypeがISP_NO_SPLITに等しいか、またはcIdxが0に等しくない場合、以下が適用される。
refW = nTbW * 2
refH = nTbH * 2
- そうでない(IntraSubPartitionsSplitTypeがISP_NO_SPLITに等しくなく、かつcIdxが0に等しい)場合、以下が適用される。
refW = nCbW * 2
refH = nCbH * 2
refIdx = ( cIdx == 0 ) ? IntraLumaRefLineIdx[ xTbCmp ][ yTbCmp ] : 0
- predModeIntraがINTRA_PLANARに等しい場合、入力として、変換ブロック幅nTbW、および変換ブロック高さnTbH、ならびに参照サンプルアレイpを用いて、対応するイントラ予測モードプロセスが呼び出され、出力は予測されたサンプルアレイpredSamplesである。
- そうではなく、predModeIntraがINTRA_DCに等しい場合、入力として、変換ブロック幅nTbW、変換ブロック高さnTbH、イントラ予測参照ラインインデックスrefIdx、および参照サンプルアレイpを用いて、対応するイントラ予測モードプロセスが呼び出され、出力は予測されたサンプルアレイpredSamplesである。
- そうではなく、predModeIntraが、INTRA_LT_CCLM、INTRA_L_CCLM、またはINTRA_T_CCLMに等しい場合、入力として、イントラ予測モードpredModeIntra、( xTbCmp, yTbCmp )に等しく設定されたサンプルロケーション( xTbC, yTbC )、変換ブロック幅nTbWおよび高さnTbH、ならびに参照サンプルアレイpを用いて、対応するイントラ予測モードプロセスが呼び出され、出力は予測されたサンプルアレイpredSamplesである。
- そうでない場合、入力として、イントラ予測モードpredModeIntra、イントラ予測参照ラインインデックスrefIdx、変換ブロック幅nTbW、変換ブロック高さnTbH、参照サンプル幅refW、参照サンプル高さrefH、コーディングブロック幅nCbWおよび高さnCbH、色成分インデックスcIdx、ならびに参照サンプルアレイp、また出力として、修正済みのイントラ予測モードpredModeIntra、および予測されたサンプルアレイpredSamplesを用いて、対応するイントラ予測モードプロセスが呼び出される。
- IntraSubPartitionsSplitTypeがISP_NO_SPLITに等しいか、またはcIdxが0に等しくない。
- refIdxが0に等しいか、またはcIdxが0に等しくない。
- 次の条件のうちの1つが真である。
- predModeIntraがINTRA_PLANARに等しい。
- predModeIntraがINTRA_DCに等しい。
- predModeIntraがINTRA_ANGULAR18に等しい。
- predModeIntraがINTRA_ANGULAR50に等しい。
- predModeIntraがINTRA_ANGULAR10以下である。
- predModeIntraがINTRA_ANGULAR58以上である。
- 変換ブロック幅を指定する変数nTbW、
- 変換ブロック高さを指定する変数nTbH、
- x = -1、y = -1..nTbHおよびx = 0..nTbW、y = -1であって、近傍のサンプルp[ x ][ y ]。
nW = Max( nTbW, 2 )
nH = Max( nTbH, 2 )
predV[ x ][ y ] = ( ( nH - 1 - y ) * p[ x ][ -1 ] + ( y + 1 ) * p[ -1 ][ nTbH ] ) << Log2 ( nW )
predH[ x ][ y ] = ( ( nW - 1 - x ) * p[ -1 ][ y ] + ( x + 1 ) * p[ nTbW ][ -1 ] ) << Log2 ( nH )
predSamples[ x ][ y ] = ( predV[ x ][ y ] + predH[ x ][ y ] + nW * nH ) >> (Log2 ( nW ) + Log2 ( nH ) + 1 )
- 変換ブロック幅を指定する変数nTbW、
- 変換ブロック高さを指定する変数nTbH、
- x = -1、y = -1..nTbH - 1およびx = 0..nTbW - 1、y = -1であって、近傍のサンプルp[ x ][ y ]。
- nTbWがnTbHに等しいとき、
x = 0.. nTbW - 1、y = 0.. nTbH - 1であって、predSamples[ x ][ y ] = dcVal
- イントラ予測モードpredModeIntra、
- 変換ブロック幅を指定する変数nTbW、
- 変換ブロック高さを指定する変数nTbH、
- 参照サンプル幅を指定する変数refW、
- 参照サンプル高さを指定する変数refH、
- x = 0..nTbW - 1、y = 0..nTbH - 1であって、予測されたサンプルpredSamples[ x ][ y ]、
- x = -1, y = -1..refH - 1およびx = 0..refW - 1, y = -1であって、近傍のサンプルp[ x ][ y ]、
- 現在のブロックの色成分を指定する変数cIdx。
- cIdxが0に等しい場合、clip1CmpはClip1Yに等しく設定される。
- そうでない場合、clip1CmpはClip1Cに等しく設定される。
mainRef[ x ] = p[ x ][ -1 ]
sideRef[ y ] = p[ -1 ][ y ]
- predModeIntraがINTRA_PLANARまたはINTRA_DCに等しい場合、以下が適用される。
refL[ x ][ y ] = p[ -1 ][ y ]
refT[ x ][ y ] = p[ x ][ -1 ]
wT[ y ] = 32 >> ( ( y << 1 ) >> nScale )
wL[ x ] = 32 >> ( ( x << 1 ) >> nScale )
wTL[ x ][ y ] = ( predModeIntra == INTRA_DC ) ? ( ( wL[ x ] >> 4 ) + ( wT[ y ] >> 4 ) ) : 0
- そうではなく、predModeIntraがINTRA_ANGULAR18またはINTRA_ANGULAR50に等しい場合、以下が適用される。
refL[ x ][ y ] = p[ -1 ][ y ]
refT[ x ][ y ] = p[ x ][ -1 ]
wT[ y ] = ( predModeIntra == INTRA_ANGULAR18 ) ? 32 >> ( ( y << 1 ) >> nScale ) : 0
wL[ x ] = ( predModeIntra == INTRA_ANGULAR50 ) ? 32 >> ( ( x << 1 ) >> nScale ) : 0
wTL[ x ][ y ] = ( predModeIntra == INTRA_ANGULAR18 ) ? wT[ y ] : wL[ x ]
- そうではなく、predModeIntraがINTRA_ANGULAR2またはINTRA_ANGULAR66に等しい場合、以下が適用される。
refL[ x ][ y ] = p[ -1 ][ x + y + 1 ]
refT[ x ][ y ] = p[ x + y + 1 ][ -1 ]
wT[ y ] = ( 32 >> 1 ) >> ( ( y << 1 ) >> nScale )
wL[ x ] = ( 32 >> 1 ) >> ( ( x << 1 ) >> nScale )
wTL[ x ][ y ] = 0
- そうではなく、predModeIntraがINTRA_ANGULAR10以下である場合、以下の順序付きステップが適用される。
1. 変数dXPos[ y ]、dXFrac[ y ]、dXInt[ y ]、およびdX[ x ][ y ]が、intraPredModeに応じて第8.4.4.2.7節において規定されているようなinvAngleを使用して次のように導出される。
dXPos[ y ] = ( ( y + 1 ) * invAngle + 2 ) >> 2
dXFrac[ y ] = dXPos[ y ] & 63
dXInt[ y ] = dXPos [ y ] >> 6
dX[ x ][ y ] = x + dXInt[ y ]
2. 変数refL[ x ][ y ]、refT[ x ][ y ]、wT[ y ]、wL[ x ]、およびwTL[ x ][ y ]が、次のように導出される。
refL[ x ][ y ] = 0
refT[ x ][ y ] = ( dX[ x ][ y ] < refW - 1 ) ? mainRef[ dX[ x ][ y ] + ( dXFrac[ y ] >> 5 ) ] : 0
wT[ y ] = ( dX[ x ][ y ] < refW - 1 ) ? 32 >> ( ( y << 1 ) >> nScale ) : 0
wL[ x ] = 0
wTL[ x ][ y ] = 0
- そうではなく、predModeIntraがINTRA_ANGULAR58以上である場合、以下の順序付きステップが適用される。
1. 変数dYPos[ x ]、dYFrac[ x ]、dYInt[ x ]、およびdY[ x ][ y ]が、intraPredModeに応じて第8.4.4.2.7節において規定されているようなinvAngleを使用して次のように導出される。
dYPos[ x ] = ( ( x + 1 ) * invAngle + 2 ) >> 2
dYFrac[ x ] = dYPos[ x ] & 63
dYInt[ x ] = dYPos[ x ] >> 6
dY[ x ][ y ] = y + dYInt[ x ]
2. 変数refL[ x ][ y ]、refT[ x ][ y ]、wT[ y ]、wL[ x ]、およびwTL[ x ][ y ]が、次のように導出される。
refL[ x ][ y ] = ( dY[ x ][ y ] < refH - 1 ) ? sideRef[ dY[ x ][ y ] + ( dYFrac[ x ] >> 5 ) ] : 0
refT[ x ][ y ] = 0
wT[ y ] = 0
wL[ x ] = ( dY[ x ][ y ] < refH - 1 ) ? 32 >> ( ( x << 1 ) >> nScale ) : 0
wTL[ x ][ y ] = 0
- そうでない場合、refL[ x ][ y ]、refT[ x ][ y ]、wT[ y ]、wL[ x ]、およびwTL[ x ][ y ]はすべて、0に等しく設定される。
predSamples[ x ][ y ] = clip1Cmp( ( refL[ x ][ y ] * wL[ x ] + refT[ x ][ y ] * wT[ y ] - p[ -1 ][ -1 ] * wTL[ x ][ y ] + (64 - wL[ x ] - wT[ y ] + wTL[ x ][ y ] ) * predSamples[ x ][ y ] + 32 ) >> 6 )
- イントラ予測参照ラインインデックスを指定する変数refIdx、
- 変換ブロック幅を指定する変数nTbW、
- 変換ブロック高さを指定する変数nTbH、
- x = -1-refIdx、y = - refIdx..nTbHおよびx = -refIdx.. nTbW、y = -1-refIdxであって、参照サンプルp[ x ][ y ]。
nW = Max( nTbW, 2 )
nH = Max( nTbH, 2 )
predV[ x ][ y ] = ( ( nH - 1 - y ) * p[ x ][ -1-refIdx ] + ( y + 1 ) * p[ -1 -refIdx ][ nTbH ] ) << Log2 ( nW )
predH[ x ][ y ] = ( ( nW - 1 - x ) * p[ -1 -refIdx ][ y ] + ( x + 1 ) * p[ nTbW ][ -1 -refIdx ] ) << Log2 ( nH )
predSamples[ x ][ y ] = ( predV[ x ][ y ] + predH[ x ][ y ] + nW * nH ) >> (Log2 ( nW ) + Log2 ( nH ) + 1 )
- イントラ予測参照ラインインデックスを指定する変数refIdx、
- 変換ブロック幅を指定する変数nTbW、
- 変換ブロック高さを指定する変数nTbH、
- x = -1-refIdx、y = -1-refIdx..nTbH-refIdxおよびx = -refIdx..nTbW-refIdx、y = -1-refIdxであって、近傍のサンプルp[ x ][ y ]。
nW = Max( nTbW, 2 )
nH = Max( nTbH, 2 )
predV[ x ][ y ] = ( ( nH - 1 - y ) * p[ x-refIdx ][ -1-refIdx ] + ( y + 1 ) * p[ -1 -refIdx ][ nTbH -refIdx ] ) << Log2 ( nW )
predH[ x ][ y ] = ( ( nW - 1 - x ) * p[ -1 -refIdx ][ y-refIdx ] + ( x + 1 ) * p[ nTbW -refIdx ][ -1 -refIdx ] ) << Log2 ( nH )
predSamples[ x ][ y ] = ( predV[ x ][ y ] + predH[ x ][ y ] + nW * nH ) >> (Log2 ( nW ) + Log2 ( nH ) + 1 )
- イントラ予測参照ラインインデックスを指定する変数refIdx、
- 変換ブロック幅を指定する変数nTbW、
- 変換ブロック高さを指定する変数nTbH、
- x = -1-refIdx、y = -1-refIdx..nTbH-refIdxおよびx = -refIdx..nTbW-refIdx、y = -1-refIdxであって、近傍のサンプルp[ x ][ y ]。
nW = Max( nTbW, 2 )
nH = Max( nTbH, 2 )
predV[ x ][ y ] = ( ( nH - 1 - y ) * p[ x-refIdx ][ -1-refIdx ] + ( y + 1 ) * p[ -1 -refIdx ][ nTbH] ) << Log2 ( nW )
predH[ x ][ y ] = ( ( nW - 1 - x ) * p[ -1 -refIdx ][ y-refIdx ] + ( x + 1 ) * p[ nTbW ][ -1 -refIdx ] ) << Log2 ( nH )
predSamples[ x ][ y ] = ( predV[ x ][ y ] + predH[ x ][ y ] + nW * nH ) >> (Log2 ( nW ) + Log2 ( nH ) + 1 )
- 変換ブロック幅を指定する変数nTbW、
- 変換ブロック高さを指定する変数nTbH、
- イントラ予測参照ラインインデックスを指定する変数refIdx、
- x = -1-refIdx、y = -1-refIdx..nTbH-refIdx - 1およびx = -refIdx..nTbW-refIdx - 1、y = -1-refIdxであって、近傍のサンプルp[ x ][ y ]。
- nTbWがnTbHに等しいとき、
x = 0.. nTbW - 1、y = 0.. nTbH - 1であって、predSamples[ x ][ y ] = dcVal
x' = 0.. nTbW
および
y' = 0.. nTbH.
が導入される。
p[x'-refIdx][-1-refIdx]
p[-1-refIdx][y'-refIdx]
- 変換ブロック幅を指定する変数nTbW、
- 変換ブロック高さを指定する変数nTbH、
- イントラ予測参照ラインインデックスを指定する変数refIdx、
- x = -1 - refIdx、y = 0..nTbH - 1およびx = 0..nTbW - 1、y = -1 - refIdxであって、近傍のサンプルp[ x ][ y ]。
- nTbWがnTbHに等しいとき、
- nTbWがnTbHよりも大きいとき(図12B)、
x = 0.. nTbW - 1、y = 0.. nTbH - 1であって、predSamples[ x ][ y ] = dcVal。
- ISPモードがオンである場合、DCイントラをどのように処理すべきかという例示的な実施形態は、以下の通りである。すなわち、ブロック全体の参照サンプルに対してDC値を計算し、
- 予測されるDC値を、予測中のブロックに属するすべてのサブブロックのためのイントラ予測子として使用する。
イントラ予測の結果に(PDPCなどの)位置依存予測コンビネーションを条件付きで適用することをさらに含む。
- (たとえば、intra_subpartitions_mode_idxおよびintra_subpartitions_mode_flagを使用して)ISP(intra_subpartitions)が有効化されているとき、ブロックをサブブロックに再スプリットすることと、
- DCイントラ予測モードを使用してサブブロックをイントラ予測することとを含む。
- イントラ予測の結果に(PDPCなどの)位置依存予測コンビネーションを条件付きで適用することをさらに含む。
- (ISPフラグなどの)第1の表示の値に基づいて、予測されるべきブロックのルーマ成分をルーマサブブロックにスプリットすること、
ルーマサブブロックに対してPDPCを適用することをスキップするが、コロケートされたクロマブロック(すなわち、予測されるべきブロックのクロマ成分)に対してPDPCを適用することを含む、
イントラ予測の結果にPDPCを条件付きで適用するステップをさらに含む。
イントラ予測の結果にPDPCを条件付きで適用するステップは、
- イントラ予測参照ラインインデックスが非0であるとき、ブロックのルーマ成分にPDPCを適用すること、
- コロケートされたクロマブロックを予測し、かつ(コロケートされたクロマブロックのイントラ予測の結果などの)コロケートされたクロマブロック予測の結果にPDPCを適用するとき、イントラ予測参照ラインインデックスが0であるものと推測することを含む。
イントラ予測の結果にPDPCを条件付きで適用するステップは、
- イントラ予測参照ラインインデックスが非0であるとき、ブロックのルーマ成分にPDPCを適用すること、コロケートされたクロマブロックを予測し、かつ(コロケートされたクロマブロックのイントラ予測の結果などの)コロケートされたクロマブロック予測の結果にPDPCを適用するとき、イントラ予測参照ラインインデックスが0であるものと推測することを含む。
本出願において使用される数学演算子は、Cプログラミング言語において使用されるものと類似である。しかしながら、整数除算および算術シフト演算の結果がより精密に定義され、累乗および実数値除算などの追加の演算が定義される。番号付けおよび計数の規則は、一般的に、0から始まり、たとえば、「第1」が0番目に相当し、「第2」が1番目に相当するなどである。
以下の算術演算子は以下のように定義される。
以下の論理演算子は以下のように定義される。
x && y xとyとの、ブール論理の「論理積」。
x || y xとyとの、ブール論理の「論理和」。
! ブール論理の「否定」。
x ? y : z xが真、すなわち0に等しくない場合、yの値を求め、そうでない場合、zの値を求める。
以下の関係演算子は以下のように定義される。
> よりも大きい。
>= 以上。
< よりも小さい。
<= 以下。
== 等しい。
!= 等しくない。
以下のビット単位演算子は以下のように定義される。
& ビット単位の「論理積」。整数の引数に対して演算するとき、整数値の2の補数表現に対して演算する。他の引数よりも少ないビットを含む2進数の引数に対して演算するとき、短い方の引数は、0に等しいさらなる有効ビットを追加することによって拡張される。
| ビット単位の「論理和」。整数の引数に対して演算するとき、整数値の2の補数表現に対して演算する。他の引数よりも少ないビットを含む2進数の引数に対して演算するとき、短い方の引数は、0に等しいさらなる有効ビットを追加することによって拡張される。
^ ビット単位の「排他的論理和」。整数の引数に対して演算するとき、整数値の2の補数表現に対して演算する。他の引数よりも少ないビットを含む2進数の引数に対して演算するとき、短い方の引数は、0に等しいさらなる有効ビットを追加することによって拡張される。
x >> y xの2の補数整数表現の、2進数のy桁だけの算術右シフト。この関数は、yの非負の整数値のみに対して定義される。右シフトの結果として最上位ビット(MSB)の中にシフトされるビットは、そのシフト演算の前のxのMSBに等しい値を有する。
x << y xの2の補数整数表現の、2進数のy桁だけの算術左シフト。この関数は、yの非負の整数値のみに対して定義される。左シフトの結果として最下位ビット(LSB)の中にシフトされるビットは、0に等しい値を有する。
以下の算術演算子は以下のように定義される。
= 割当て演算子。
++ インクリメント、すなわち、x++はx = x + 1に相当し、アレイインデックスにおいて使用されるとき、インクリメント演算の前の変数の値を評価する。
-- デクリメント、すなわち、x--はx = x - 1に相当し、アレイインデックスにおいて使用されるとき、デクリメント演算の前の変数の値を評価する。
+= 指定された量だけのインクリメント、すなわち、x += 3はx = x + 3に相当し、x += (-3)はx = x + (-3)と等価である。
-= 指定された量だけのデクリメント、すなわち、x -= 3はx = x - 3に相当し、x -= (-3)はx = x - (-3)に相当する。
値の範囲を指定するために以下の表記法が使用される。
x=y..z xは、yから始まりzまでの(両端値を含む)整数値をとり、x、y、およびzは整数であり、zはyよりも大きい。
以下の数学関数が定義される。
Atan( x ) 引数xに対して演算し、ラジアンの単位での-π÷2~π÷2(両端値を含む)という範囲の中の出力値を有する、三角法の逆正接関数。
Clip1Y( x ) = Clip3( 0, ( 1 << BitDepthY ) - 1, x )
Clip1C( x ) = Clip3( 0, ( 1 << BitDepthC ) - 1, x )
Floor(x ) x以下の最大の整数。
Log2( x ) 2を底とするxの対数。
Log10( x ) 10を底とするxの対数。
Tan(x) ラジアンの単位での引数xに対して演算する、三角法の正接関数。
式における優先順位の順序が丸括弧の使用によって明示的には示されないとき、以下の規則が適用される。
- より高い優先順位の演算は、より低い優先順位の任意の演算の前に評価される。
- 同じ優先順位の演算は、左から右へ連続的に評価される。
以下のTableは、最高から最低までの演算の優先順位を指定し、表の中のより高い位置がより高い優先順位を示す。
Cプログラミング言語においても使用されるsorerano
演算子に対して、本明細書において使用される優先順位の順序は、Cプログラミング言語において使用されるのと同じである。
テキストの中で、以下の形式で数学的に記述されることになるような論理演算のステートメント、すなわち、
if( 条件0 )
ステートメント0
else if( 条件1 )
ステートメント1
...
else /* 残りの条件における報知的な言及 */
ステートメントn
は、以下のようにして説明され得る。
...以下のように/...以下が適用される
- 条件0の場合、ステートメント0
- そうではなく、条件1の場合、ステートメント1
- ...
- 他の場合(残りの条件における報知的な言及)、ステートメントn
if( 条件0a && 条件0b )
ステートメント0
else if( 条件1a || 条件1b )
ステートメント1
...
else
ステートメントn
は、以下のようにして説明され得る。
...以下のように/...以下が適用される
- 次の条件のすべてが真である場合、ステートメント0:
- 条件0a
- 条件0b
- そうではなく、以下の条件のうちの1つまたは複数が真である場合、ステートメント1:
- 条件1a
- 条件1b
- ...
- 他の場合、ステートメントn
if( 条件0 )
ステートメント0
if( 条件1 )
ステートメント1
は、以下のようにして説明され得る。
条件0のとき、ステートメント0
条件1のとき、ステートメント1
12 ソースデバイス
13 通信チャネル
14 宛先デバイス
16 ピクチャソース
17 ピクチャ
18 プリプロセッサ
19 前処理済みのピクチャデータ
20 エンコーダ
21 符号化されたピクチャデータ
22 通信インターフェース
28 通信インターフェース
30 デコーダ
31 復号されたピクチャデータ
32 ポストプロセッサ
33 後処理されたピクチャデータ
34 ディスプレイデバイス
40 ビデオコーディングシステム
41 イメージングデバイス
42 アンテナ
43 プロセッサ
44 メモリストア
45 ディスプレイデバイス
46 処理回路構成
201 入力部、入力インターフェース
203 ピクチャブロック
204 残差計算ユニット
205 残差ブロック、残差
206 変換処理ユニット
207 変換係数
208 量子化ユニット
209 量子化係数、量子化変換係数、量子化残差係数
210 逆量子化ユニット
211 逆量子化係数、逆量子化残差係数
212 逆変換処理ユニット
213 再構成残差ブロック、変換ブロック
214 再構成ユニット
215 再構成ブロック
216 バッファ
220 ループフィルタユニット、ループフィルタ、ループフィルタ処理
221 フィルタ処理済みのブロック、フィルタ処理済みの再構成ブロック
230 復号ピクチャバッファ(DPB)
231 復号ピクチャ
244 インター予測ユニット
254 イントラ予測ユニット
260 モード選択ユニット
262 分割ユニット
265 インター予測ブロック、予測子
266 シンタックス要素
270 エントロピー符号化ユニット、エントロピーコーディング
272 出力部、出力インターフェース
304 エントロピー復号ユニット、残差計算
309 量子化係数
310 逆量子化ユニット
311 変換係数、逆量子化係数
312 逆変換処理ユニット、出力部
313 再構成残差ブロック、変換ブロック
314 再構成ユニット、加算器
315 再構成ブロック
320 ループフィルタ
321 フィルタ処理済みのブロック、ビデオブロック
330 復号ピクチャバッファ(DBP)
331 復号ピクチャ
332 出力部
344 インター予測ユニット
354 イントラ予測ユニット
360 モード適用ユニット
362 分割
365 予測ブロック
366 シンタックス要素
400 ビデオコーディングデバイス
410 入口ポート、入力ポート
420 レシーバ・ユニット(Rx)
430 プロセッサ、論理ユニット、中央処理ユニット(CPU)
440 トランスミッタ・ユニット(Tx)
450 出口ポート、出力ポート
460 メモリ
470 コーディングモジュール
500 装置
502 プロセッサ
504 メモリ
506 コードおよびデータ
508 オペレーティングシステム
510 アプリケーションプログラム、アプリケーション
512 バス
514 2次ストレージ
518 ディスプレイ
2001 取得ユニット
2002 選択ユニット
2003 予測ユニット
3100 コンテンツ供給システム
3001 取得ユニット
3002 選択ユニット
3003 予測ユニット
3102 キャプチャデバイス
3104 通信リンク
3106 端末デバイス
3108 スマートフォン、パッド
3110 コンピュータ、ラップトップ
3112 ネットワークビデオレコーダ(NVR)、デジタルビデオレコーダ(DVR)
3114 TV
3116 セットトップボックス(STB)
3118 ビデオ会議システム
3120 ビデオ監視システム
3122 携帯情報端末(PDA)
3124 車両搭載型デバイス
3126 ディスプレイ、外部ディスプレイ
3202 プロトコル進行ユニット
3204 多重化解除ユニット
3206 ビデオデコーダ
3208 オーディオデコーダ
3210 サブタイトルデコーダ
3212 同期ユニット
3214 ビデオ/オーディオディスプレイ
3216 ビデオ/オーディオ/サブタイトルディスプレイ
Claims (42)
- ブロックのためのDCイントラ予測モードのイントラ予測の方法であって、
変換ブロックのイントラ予測参照ラインインデックスの値を取得するステップと、
参照ラインからの参照サンプルに基づいて前記変換ブロックの予測サンプルを取得するステップであって、前記参照ラインは、前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値によってインデックス付けされ、前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値は非0である、ステップと、
を含み、
前記変換ブロックの高さが前記変換ブロックの幅に等しいとき、前記予測サンプルを取得するために左の参照ラインからの参照サンプルと上の参照ラインからの参照サンプルの両方が使用され、
前記変換ブロックの幅が前記変換ブロックの高さよりも大きいとき、前記予測サンプルを取得するために上の参照ラインからの参照サンプルだけが使用され、
前記変換ブロックの高さが前記変換ブロックの幅よりも大きいとき、前記予測サンプルを取得するために左の参照ラインからの参照サンプルだけが使用される、
方法。 - 前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値は、intra_luma_ref_idxによって示される、請求項1に記載の方法。
- 前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値を取得する前記ステップは、
複数参照ライン(MRL)予測が有効化されているかどうかを決定するステップと、
MRL予測が有効化されているとき、前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値を取得するステップとを含む、
請求項1または2に記載の方法。 - 前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値は、1または2である、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記上の参照ラインからの参照サンプルの個数は、前記変換ブロックの前記幅に対応する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記左の参照ラインからの参照サンプルの個数は、前記変換ブロックの前記高さに対応する、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記参照サンプルは、前記参照ライン内の連続する区間または連続する距離を形成する、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記参照サンプルは、水平インデックスまたは垂直インデックスを指定することによって決定され、前記インデックスの各々は、整数値の範囲に属する整数値であり、前記インデックスは、それぞれ、前記参照ライン内の水平座標(x')または垂直座標(y')を指定する、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
- オフセットは、一番左の参照サンプルの垂直インデックスと、前記変換ブロックの参照サンプルの左の列の予測される左上のサンプルの垂直位置との間の差分である、請求項8に記載の方法。
- オフセットは、一番上の参照サンプルの水平インデックスと、前記変換ブロックの参照サンプルの上の行の予測される左上のサンプルの水平位置との間の差分である、請求項8に記載の方法。
- 前記参照ラインの前記一番上の参照サンプルは、前記変換ブロックの前記予測される左上のサンプルの前記位置まで垂直にオフセットされている、請求項10に記載の方法。
- 前記参照ラインの前記一番左の参照サンプルは、前記変換ブロックの前記予測される左上のサンプルの前記位置まで水平にオフセットされている、請求項9に記載の方法。
- 前記オフセットの値は、前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値に等しい、請求項9から12のいずれか一項に記載の方法。
- 前記参照ラインの前記一番上の参照サンプルの垂直位置は、前記変換ブロックの前記予測される左上のサンプルの前記垂直位置に等しい、請求項10に記載の方法。
- 前記参照ラインの前記一番左の参照サンプルの水平位置は、前記変換ブロックの前記予測される左上のサンプルの前記水平位置に等しい、請求項9に記載の方法。
- 前記変換ブロックの前記予測サンプルは、
x = 0.. nTbW - 1、y = 0.. nTbH - 1であるpredSamples[ x ][ y ] = dcVal
によって取得され、
nTbWがnTbHに等しいとき、前記変数dcValは、
変数nTbWは、前記変換ブロックの幅を指定し、
変数nTbHは、前記変換ブロックの高さを指定し、
refIdxは、前記イントラ予測参照ラインインデックスを指定し、
predSamples[x][y]は、前記変換ブロックの前記予測サンプルを指定する、
請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。 - 前記変換ブロックの前記予測サンプルは、
x = 0.. nTbW - 1、y = 0.. nTbH - 1であるpredSamples[ x ][ y ] = dcVal
によって取得され、
nTbWがnTbHよりも大きいとき、前記変数dcValは、
変数nTbWは、前記変換ブロックの幅を指定し、
変数nTbHは、前記変換ブロックの高さを指定し、
refIdxは、前記イントラ予測参照ラインインデックスを指定し、
predSamples[x][y]は、前記変換ブロックの前記予測サンプルを指定する、
請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。 - 前記変換ブロックの前記予測サンプルは、
x = 0.. nTbW - 1、y = 0.. nTbH - 1であるpredSamples[ x ][ y ] = dcVal
によって取得され、
nTbHがnTbWよりも大きいとき、前記変数dcValは、
変数nTbWは、前記変換ブロックの幅を指定し、
変数nTbHは、前記変換ブロックの高さを指定し、
refIdxは、前記イントラ予測参照ラインインデックスを指定し、
predSamples[x][y]は、前記変換ブロックの前記予測サンプルを指定する、
請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。 - デコーダ(30)であって、
1つまたは複数のプロセッサと、
前記プロセッサに結合され前記プロセッサによる実行のためのプログラミングを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体とを備え、前記プログラミングは、前記プロセッサによって実行されたとき、前記デコーダを請求項1から18のいずれか一項に記載の方法を行うように構成する、
デコーダ。 - エンコーダ(20)であって、
1つまたは複数のプロセッサと、
前記プロセッサに結合され前記プロセッサによる実行のためのプログラミングを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体とを備え、前記プログラミングは、前記プロセッサによって実行されたとき、前記エンコーダを請求項1から18のいずれか一項に記載の方法を行うように構成する、
エンコーダ。 - 請求項1から18のいずれか一項に記載の方法を行うための処理回路を備えるエンコーダ(20)。
- 請求項1から18のいずれか一項に記載の方法を行うための処理回路を備えるデコーダ(30)。
- 請求項1から18のいずれか一項に記載の方法を行うためのプログラムコードを含むコンピュータプログラム。
- コンピュータデバイスによって実行されたとき、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法を前記コンピュータデバイスに行わせる、プログラムコードを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
- エンコーダ(20)またはデコーダ(30)である装置であって、
変換ブロックのイントラ予測参照ラインインデックスの値を取得するように構成された取得ユニット(2001;3001)と、
参照ラインからの参照サンプルに基づいて前記変換ブロックの予測サンプルを取得するように構成された予測ユニット(2003;3003)であって、前記参照ラインは、前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値によってインデックス付けされ、前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値は非0である、予測ユニットと、
を備え、
前記変換ブロックの高さが前記変換ブロックの幅に等しいとき、前記予測サンプルを取得するために左の参照ラインからの参照サンプルと上の参照ラインからの参照サンプルの両方が使用され、
前記変換ブロックの幅が前記変換ブロックの高さよりも大きいとき、前記予測サンプルを取得するために上の参照ラインからの参照サンプルだけが使用され、
前記変換ブロックの高さが前記変換ブロックの幅よりも大きいとき、前記予測サンプルを取得するために左の参照ラインからの参照サンプルだけが使用される、
装置。 - 前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値は、intra_luma_ref_idxによって示される、請求項25に記載の装置。
- 前記取得ユニットは、
複数参照ライン(MRL)予測が有効化されているかどうかを決定すること、
MRL予測が有効化されているとき、前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値を取得することを含む、
前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値を取得するように構成される、
請求項25または26に記載の装置。 - 前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値は、1または2である、請求項25から27のいずれか一項に記載の装置。
- 前記上の参照ラインからの参照サンプルの個数は、前記変換ブロックの前記幅に対応する、請求項25から28のいずれか一項に記載の装置。
- 前記左の参照ラインからの参照サンプルの個数は、前記変換ブロックの前記高さに対応する、請求項25から29のいずれか一項に記載の装置。
- 前記参照サンプルは、前記参照ライン内の連続する区間または連続する距離を形成する、請求項25から30のいずれか一項に記載の装置。
- 前記参照サンプルは、水平インデックスまたは垂直インデックスを指定することによって決定され、前記インデックスの各々は、整数値の範囲に属する整数値であり、前記インデックスは、それぞれ、前記参照ライン内の水平座標(x')または垂直座標(y')を指定する、請求項25から31のいずれか一項に記載の装置。
- オフセットは、一番左の参照サンプルの垂直インデックスと、前記変換ブロックの参照サンプルの左の列の予測される左上のサンプルの垂直位置との間の差分である、請求項32に記載の装置。
- オフセットは、一番上の参照サンプルの水平インデックスと、前記変換ブロックの参照サンプルの上の行の予測される左上のサンプルの水平位置との間の差分である、請求項32に記載の装置。
- 前記参照ラインの前記一番上の参照サンプルは、前記変換ブロックの前記予測される左上のサンプルの前記位置まで垂直にオフセットされている、請求項34に記載の装置。
- 前記参照ラインの前記一番左の参照サンプルは、前記変換ブロックの前記予測される左上のサンプルの前記位置まで水平にオフセットされている、請求項33に記載の装置。
- 前記オフセットの値は、前記イントラ予測参照ラインインデックスの前記値に等しい、請求項33から36のいずれか一項に記載の装置。
- 前記参照ラインの前記一番上の参照サンプルの垂直位置は、前記変換ブロックの前記予測される左上のサンプルの前記垂直位置に等しい、請求項34に記載の装置。
- 前記参照ラインの前記一番左の参照サンプルの水平位置は、前記変換ブロックの前記予測される左上のサンプルの前記水平位置に等しい、請求項33に記載の装置。
- 前記変換ブロックの前記予測サンプルは、
x = 0.. nTbW - 1、y = 0.. nTbH - 1であるpredSamples[ x ][ y ] = dcVal
によって取得され、
nTbWがnTbHに等しいとき、前記変数dcValは、
変数nTbWは、前記変換ブロックの幅を指定し、
変数nTbHは、前記変換ブロックの高さを指定し、
refIdxは、前記イントラ予測参照ラインインデックスを指定し、
predSamples[x][y]は、前記変換ブロックの前記予測サンプルを指定する、
請求項25から39のいずれか一項に記載の装置。 - 前記変換ブロックの前記予測サンプルは、
x = 0.. nTbW - 1、y = 0.. nTbH - 1であるpredSamples[ x ][ y ] = dcVal
によって取得され、
nTbWがnTbHよりも大きいとき、前記変数dcValは、
変数nTbWは、前記変換ブロックの幅を指定し、
変数nTbHは、前記変換ブロックの高さを指定し、
refIdxは、前記イントラ予測参照ラインインデックスを指定し、
predSamples[x][y]は、前記変換ブロックの前記予測サンプルを指定する、
請求項25から39のいずれか一項に記載の装置。 - 前記変換ブロックの前記予測サンプルは、
x = 0.. nTbW - 1、y = 0.. nTbH - 1であるpredSamples[ x ][ y ] = dcVal
によって取得され、
nTbHがnTbWよりも大きいとき、前記変数dcValは、
変数nTbWは、前記変換ブロックの幅を指定し、
変数nTbHは、前記変換ブロックの高さを指定し、
refIdxは、前記イントラ予測参照ラインインデックスを指定し、
predSamples[x][y]は、前記変換ブロックの前記予測サンプルを指定する、
請求項25から39のいずれか一項に記載の装置。
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