JP7313591B2 - lighting equipment - Google Patents
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Description
本開示は、星空の様子を疑似的に再現する照明装置に関する。 The present disclosure relates to a lighting device that simulates a starry sky.
近年、自然の照明環境を疑似的に再現することにより、意図的に観察者に覚醒効果を与えたり、リラックス効果を与えたりできる照明装置が提案されている。このような照明装置による自然光の模擬の1つとして、星の瞬きなどによる星空の演出が好まれており、例えば、特許文献1には、星空を模擬する照明技術の一例が開示されている。
2. Description of the Related Art In recent years, lighting devices have been proposed that can intentionally give an awakening effect or a relaxing effect to an observer by simulating a natural lighting environment. As one of the simulations of natural light by such lighting devices, a starry sky effect such as twinkling stars is preferred. For example,
具体的に、特許文献1には、プラネタリウム用投映機の瞬き装置が開示されている。かかる装置では、光源を明るくする明信号および暗くする暗信号を繰り返し送信するに際し、周期毎の明信号時間の基準値を設定し、この基準値に乱数を加算することにより周期毎の明信号時間と暗信号時間との比率をランダムに変化させ、星の瞬きを模擬している。
Specifically,
人は疑似的な物体を認知するとき、本物との比較が前提にある中で偽物を排除する傾向がある。このため、特許文献1の装置では、前述したように、周期毎の明信号時間と暗信号時間との比率をランダムに変化させることで、点灯を不規則なものとすることにより、星空の様子を表現している。このような技術により、人は疑似的に再現された星空の様子を本物と錯覚する。よって、かかる装置では、観察者に屋外の自然環境を屋内で体感させることで、観察者に覚醒効果を与えたり、リラックス効果を与えたりすることができるようになっている。
When people perceive imitation objects, they tend to exclude imitations based on the premise of comparison with the real thing. For this reason, in the device of
特許文献1では、周期毎の明信号時間と暗信号時間との比率をランダムに変化させることで星の瞬きを模擬しているが、より自然に近い星の瞬きを演出する点で更なる改善の余地があった。
In
本開示は、上述した課題を解決することを目的としており、より自然に近い星の瞬きを演出することが可能な照明装置を提供するものである。 An object of the present disclosure is to solve the above-described problems, and to provide a lighting device capable of producing more natural twinkling of stars.
本開示に係る照明装置は、星の瞬きを疑似的に再現する照明装置であって、1つの星に対応づけられ、複数の発光点を含む光源ユニットと、光源ユニットに含まれる複数の発光点の駆動を制御する駆動制御部と、を備え、駆動制御部は、光源ユニットに割り当てられた明るさを複数の発光点に分配し、分配後の明るさである各光度で複数の発光点のそれぞれを発光させるものである。 A lighting device according to the present disclosure is a lighting device that simulates the twinkling of a star, and includes a light source unit that is associated with one star and includes a plurality of light emitting points, and a drive control unit that controls driving of the plurality of light emitting points included in the light source unit.
本開示に係る照明装置によれば、より自然に近い星の瞬きを演出することができる。 According to the lighting device according to the present disclosure, it is possible to produce more natural twinkling of stars.
以下、本開示に係る照明装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本開示に係る照明装置は、以下に説明する実施の形態によって限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。さらに、以下の説明において、同一の構成の箇所または部品には同じ符号を付し、その説明を適宜割愛する。 Hereinafter, embodiments of a lighting device according to the present disclosure will be described with reference to the drawings. Note that the lighting device according to the present disclosure is not limited to the embodiments described below. Also, in the following drawings, the size relationship of each component may differ from the actual size. Furthermore, in the following description, the same reference numerals are given to parts or parts having the same configuration, and the description thereof will be omitted as appropriate.
実施の形態1.
まず、図1~図3を参照して、本実施の形態1に係る照明装置100の構成を説明する。本実施形態1では、まず星全体の明るさとその明るさの発光持続時間の変化をより自然に再現するための構成について簡単に説明する。
First, the configuration of a
図1は、実施の形態1に係る照明装置100の一例を示すブロック図である。
FIG. 1 is a block diagram showing an example of
本実施の形態1において照明装置100は、自然の照明環境として星の瞬き、ひいては星空を疑似的に再現するものである。照明装置100は、図1に示すように、大別すると、駆動制御部1と、光源ユニット5と、を有する。駆動制御部1は、光源ユニット5の後述の発光点51の駆動を制御する部分であり、全体の制御を司る制御部2と、明るさ制御データ保持回路3と、光源駆動制御回路4と、を有する。
In
具体的に、照明装置100は、1つの星に対応づけられた1つの光源ユニット5を有する。つまり、照明装置100は、1つの光源ユニット5で1つの星を再現する。光源ユニット5は、1または複数の発光点51を有する。図1には、発光点51が1つの例を図示している。発光点51には、表面実装タイプのLED素子、COB型のLEDモジュール、固体レーザ素子、半導体レーザ素子または有機EL素子等の発光素子、もしくは、白熱電球などの各種発光体など、一般的なものを広く適用できる。
Specifically,
ここで、光源ユニット5が含む「発光点51」は、光源素子そのものでもよいし、異なる位置に設けられた光源からの光を導光する導光部材の光出射面でもよい。なお、発光点51と光源とは1対1に対応していなくてもよく、例えば、発光点51は、外部からの光を導光して出射する光出射面であってもよい。このように、発光点51には、自ら光を発しないものも含まれる。また、発光点51には、導光部材内を導光する光を外部に出射するために付けられた傷、凹凸または光反射面なども含まれうる。換言すると、光源ユニット5が有する「発光点51」は、照明装置100の設置環境において人が光源とみなせるものであれば特に限定されず、素子そのものであるか仮想光源であるかは問わない。「発光点51」は、照明装置100の設置環境において、人が点光源とみなせるほどの大きさの光出射面であればよい。光源ユニット5が複数の発光点51を有する場合に、複数の発光点51は、それぞれ同じ構成であってもよいし、異なる構成であってもよい。
Here, the "
また、光源ユニット5は、1つの発光点51を含む1つの光源装置であってもよいし、それぞれが1つの発光点51を含む複数の光源装置を備えるユニットであってもよい。以下では、光源ユニット5が1つの発光点51を含む光源装置である場合を例に用いて説明する。
Also, the
照明装置100において、制御部2は、1つの星を再現する際のその星に対応する光源ユニット5全体の明るさであって、その光源ユニット5に割り当てる明るさの揺らぎを示す明るさ揺らぎデータD1を決定する。また、制御部2は、その光源ユニット5が明るさ揺らぎデータD1に基づいて光源ユニット5に割り当てられた明るさで発光する時間である発光持続時間の揺らぎを示す時間揺らぎデータD2を決定する。制御部2は、決定した明るさ揺らぎデータD1および時間揺らぎデータD2を後段の明るさ制御データ保持回路3に出力する。
In the
ここで、明るさ揺らぎデータD1とは、より具体的には、観察者から見た1つの星の明るさの揺らぎを再現するためのデータであり、その星の明るさ変化を模擬するためのデータである。明るさ揺らぎデータD1は、複数の明るさデータを有しており、複数の明るさデータによって明るさの揺らぎを再現する。明るさデータは、明るさを定義できるデータであればよく、輝度でもよいし、電流量または発光比率(所定の最大発光量に対する比率)などを示す値でもよい。 Here, the brightness fluctuation data D1 is, more specifically, data for reproducing brightness fluctuations of one star seen by an observer, and data for simulating brightness changes of the star. The brightness fluctuation data D1 has a plurality of brightness data, and the brightness fluctuation is reproduced by the plurality of brightness data. The brightness data may be data that can define brightness, and may be luminance, or a value indicating a current amount or a light emission ratio (ratio to a predetermined maximum light emission amount).
明るさデータは、例えば、1つの光源ユニット5を1つのLED光源とみなした場合に、そのLED光源に流す電流の係数として0から1の間のいずれかの値でもよい。明るさデータは、アナログデータでもよいし、分解能の高いデジタルデータでもよい。明るさ揺らぎデータD1は、データ全体として1/fの揺らぎ成分をもって変化するように複数の明るさデータが時系列に並んだデータでもよい。明るさ揺らぎデータD1の一例としては、a1,a2,a3,・・・,anのように順番を有するデータが挙げられる。このように、明るさ揺らぎデータD1、順次変わっていくデータ系列であってもよい。要するに、明るさ揺らぎデータD1は、複数の明るさデータを有し、全体として見たときに明るさの揺らぎが表現されていればよい。本明細書では、明るさ揺らぎデータD1は、明るさデータa1,a2,a3,・・・,anを有するものとして説明する。The brightness data may be any value between 0 and 1 as a coefficient of the current flowing through the LED light source, for example, when one
明るさ揺らぎデータD1において、全体として見たときに明るさの揺らぎが表現されているデータとするにあたっては、明るさ揺らぎデータD1は、例えば次の図2に示すグラフに基づいて設定される。 The brightness fluctuation data D1 is set based on, for example, the graph shown in FIG.
図2は、実施の形態1~実施の形態3に係る照明装置100に用いられる明るさ揺らぎデータD1の説明に供するグラフである。図2において、横軸は変更前後の明るさの変化量の絶対値である。縦軸は、横軸で特定される「明るさの変化量の絶対値」の「明るさの変化」が発生する、明るさ揺らぎデータD1内の発生頻度である。明るさ揺らぎデータD1は、明るさの変化前後の変化量の絶対値が小さいほど、「その変化量の明るさの変化」の明るさ揺らぎデータD1内における発生頻度が多くなるように構成されている。また、明るさ揺らぎデータD1は、明るさの変化前後の変化量の絶対値が大きいほど、「その変化量の明るさの変化」の明るさ揺らぎデータD1内における発生頻度が少なくなるという条件を満たすように構成されている。
FIG. 2 is a graph for explaining brightness fluctuation data D1 used in
さらに具体的には、明るさ揺らぎデータD1は、図2に基づいて、明るさが、例えば明るさデータa1で特定される明るさから明るさデータa2で特定される明るさに変化するときの変化量の絶対値が小さい方が、明るさ揺らぎデータD1内において発生する発生頻度が多くなるという条件を満たすように設定される。また、明るさ揺らぎデータD1は、図2に基づいて、明るさが、例えば明るさデータa1で特定される明るさから明るさデータa2で特定される明るさに変化するときの変化量の絶対値が大きい方が、明るさ揺らぎデータD1内において発生する発生頻度が少なくなるという条件を満たすように設定される。これらの条件を満たすように明るさ揺らぎデータD1の複数の明るさデータが設定されることで、明るさ揺らぎデータD1に基づいて発光する光源ユニット5では、以下のような揺らぎを表現できる。光源ユニット5は、明るさの変化が小さい発光を繰り返すなか、明るさの変化が大きい発光を時折起こす、といった発光を行うことになり、明るさの揺らぎを表現できる。More specifically, based on FIG. 2, the brightness fluctuation data D1 is set so as to satisfy the condition that the smaller the absolute value of the amount of change when the brightness changes from the brightness specified by the brightness data a1 to the brightness specified by the brightness data a2 , the more frequently the brightness fluctuation data D1 occurs. 2, the brightness fluctuation data D1 is set so as to satisfy the condition that the frequency of occurrence in the brightness fluctuation data D1 decreases as the absolute value of the amount of change when the brightness changes from, for example, the brightness specified by the brightness data a1 to the brightness specified by the brightness data a2 is larger. By setting a plurality of brightness data of the brightness fluctuation data D1 so as to satisfy these conditions, the following fluctuation can be expressed in the
1つの星から到来する光の明るさの変化の大きさは、その光の光路において発生する大気の密度変化の大きさと、その密度変化が生じる範囲の大きさ(空間的な量)と、の影響を受けると考えられる。到来時に大きな明るさ変化をもたらす大きな大気密度変化の発生頻度は、到来時に小さな明るさ変化しかもたらさない小さな大気密度変化の発生頻度と比べて低くなる傾向にあると考えられる。また、到来時に大きな明るさ変化をもたらす広範囲(空間的に大量)の大気密度変化の発生頻度は、到来時に小さな明るさ変化しかもたらさない狭範囲(空間的に少量)の大気密度変化の発生頻度と比べて低くなる傾向にあると考えられる。したがって、駆動制御部1が図2に基づいて設定された揺らぎを有する明るさ揺らぎデータD1に基づいて光源ユニット5を駆動制御することで、光源ユニット5をより自然な明るさ変化で発光させることができる。ここで、明るさの値には、ゼロなどの非発光状態を示す値が含まれていてもよい。なお、明るさ揺らぎデータD1の各明るさデータを決定するために用いた図2のグラフは一例であって、図2のグラフに限定されるものではない。
The magnitude of change in brightness of light coming from a single star is thought to be affected by the magnitude of density change in the atmosphere that occurs along the optical path of that light and the size of the range (spatial quantity) in which the density change occurs. It is thought that the frequency of occurrence of large atmospheric density changes that cause large brightness changes upon arrival tends to be lower than the occurrence frequency of small atmospheric density changes that cause small brightness changes upon arrival. In addition, it is thought that the occurrence frequency of wide-range (spatially large) atmospheric density changes that cause large brightness changes upon arrival tends to be lower than the occurrence frequency of narrow-range (spatially small) atmospheric density changes that cause only small brightness changes upon arrival. Therefore, the
また、時間揺らぎデータD2とは、より具体的には、観察者から見た1つの星のある明るさの発光状態の時間的な揺らぎ(ある発光状態を持続する時間の揺らぎ)を再現するためのデータである。時間揺らぎデータD2とは、観察者から見た1つの星がもつ明るさの発光持続時間の変化を模擬するためのデータである。時間揺らぎデータD2は、発光持続時間の揺らぎを示すデータである。時間揺らぎデータD2は、複数の発光持続時間データを有しており、複数の発光持続時間データによって発光持続時間の揺らぎを再現する。発光持続時間データは、時間[sec]でもよいし、ある明るさの持続状態をカウントする、例えば1~設定値までのいずれかの値であるカウント値でもよい。時間揺らぎデータD2は、データ全体として1/fの揺らぎ成分をもって変化するように複数の発光持続時間データが時系列に並んだデータでもよい。 Further, the time fluctuation data D2 is, more specifically, data for reproducing the temporal fluctuation of the luminous state of a certain brightness of one star seen from the observer (fluctuation of the duration of a certain luminous state). The time fluctuation data D2 is data for simulating changes in the emission duration of the brightness of one star seen by the observer. The time fluctuation data D2 is data indicating the fluctuation of the light emission duration. The time fluctuation data D2 has a plurality of light emission duration data, and the fluctuation of the light emission duration is reproduced by the plurality of light emission duration data. The light emission duration data may be time [sec], or may be a count value, for example, any value from 1 to a set value, which counts the duration of a certain brightness. The time fluctuation data D2 may be data in which a plurality of light emission duration data are arranged in time series so that the data as a whole changes with a fluctuation component of 1/f.
また、時間揺らぎデータD2は、明るさ揺らぎデータD1で示される各明るさを、1/fの揺らぎ成分を持つ時間の間、持続することを示すデータ系列であってもよい。時間揺らぎデータD2の一例としては、b1,b2,b3,・・・,bnのように順番を有するデータが挙げられる。このように、時間揺らぎデータD2は、順次変わっていくデータ系列であってもよい。要するに、時間揺らぎデータD2は、複数の発光持続時間データを有し、全体として見たときに発光持続時間の揺らぎが表現されていればよい。本明細書では、時間揺らぎデータD2は、発光持続時間データb1,b2,b3,・・・,bnを有するものとして説明する。Also, the time fluctuation data D2 may be a data series indicating that each brightness indicated by the brightness fluctuation data D1 is maintained for a time period having a fluctuation component of 1/f. An example of the time fluctuation data D2 is data having an order such as b 1 , b 2 , b 3 , . . . , bn . Thus, the time fluctuation data D2 may be a data series that changes sequentially. In short, the time fluctuation data D2 should have a plurality of light emission duration data, and express the fluctuation of the light emission duration when viewed as a whole. In this specification, the time fluctuation data D2 is described as having light emission duration data b1 , b2 , b3 , . . . , bn .
時間揺らぎデータD2において、全体として見たときに明るさの揺らぎが表現されているデータとするにあたっては、時間揺らぎデータD2は、例えば次の図3に示すグラフに基づいて設定される。 The time fluctuation data D2 is set based on, for example, the graph shown in FIG.
図3は、実施の形態1~実施の形態3に係る照明装置100に用いられる時間揺らぎデータD2の説明に供するグラフである。図3において、横軸は発光持続時間である。縦軸は、横軸で特定される発光持続時間の時間揺らぎデータD2内の発生頻度である。時間揺らぎデータD2は、発光持続時間の長さが長い発光持続時間データほど、時間揺らぎデータ内における発生比率が多くなるように構成されている。また、時間揺らぎデータD2は、発光持続時間の長さが短い発光持続時間データほど、時間揺らぎデータ内における発生比率が低くなるという条件を満たすように構成されている。これらの条件を満たすように時間揺らぎデータD2の各発光持続時間データが構成されることで、この時間揺らぎデータD2に基づいて発光する光源ユニット5では、以下のような揺らぎを表現できる。光源ユニット5は、ある明るさについて発光持続時間が長めの発光が明るさを変えて繰り返すなか、時折、発光持続時間が短い発光を起こす、といった発光を行うことになり、発光持続時間の揺らぎを表現できる。
FIG. 3 is a graph for explaining temporal fluctuation data D2 used in
ここで、時間揺らぎデータD2は、さらにその光源ユニット5の前回の明るさが大きいほど、今回の明るさの発光持続時間が短く、前回の明るさが小さいほど、今回の明るさの発光持続時間が長くなるような揺らぎを有するデータ系列であってもよい。
Here, the time fluctuation data D2 may be a data series having a fluctuation such that the higher the previous brightness of the
また、例えば、時間揺らぎデータD2は、例えば、b1+b2が長いほどb1→b2の変化の発生頻度が多く、b1+b2が短いほどb1→b2の変化の発生頻度が少なくなるような揺らぎを有するデータ系列であってもよい。Further, for example, the time fluctuation data D2 may be a data series having fluctuation such that the longer b1 + b2 is, the more frequently the change b1 → b2 occurs, and the shorter b1 + b2 is, the less frequently the change b1 → b2 occurs.
1つの星から到来する、揺らぎをもった光の個々の明るさでの持続時間、つまり発光持続時間は、その光路において発生する大気の密度変化の大きさおよびその範囲の大きさ(空間的な量)の影響を受けると考えられる。例えば、到来時に大きな明るさ変化をもたらす大きなもしくは広範囲(空間的に大量)の大気密度の変化の発生頻度は、相対的に少ない。そして、そのような大気密度変化が発生した後は、そのような大気の状態が比較的長く持続する、すなわち大きなもしくは広範囲の大気密度変化は、頻繁には起きにくい傾向にあると考えられる。一方で、到来時に小さな明るさ変化をもたらす小さなもしくは狭範囲(空間的に少量)の大気密度の変化の発生頻度は相対的に多い。そして、そのような大気の状態の持続時間は比較的短くなる傾向にあると考えられる。したがって、駆動制御部1が図3に基づいて設定された揺らぎを有する時間揺らぎデータD2に基づいて光源ユニット5を駆動制御することで、光源ユニット5をより自然な明るさ変化に伴う発光持続時間で発光させることができる。
The duration of each fluctuating brightness of light coming from a star, that is, the emission duration, is thought to be affected by the magnitude of the atmospheric density change that occurs along the optical path and the extent (spatial quantity) of that range. For example, large or wide-area (spatially large) changes in atmospheric density that result in large brightness changes on arrival occur relatively infrequently. After such atmospheric density changes occur, such atmospheric conditions tend to persist for a relatively long time, that is, large or wide-range atmospheric density changes tend to occur less frequently. On the other hand, small or narrow (spatially small) changes in atmospheric density that result in small brightness changes on arrival are relatively frequent. And it is thought that the duration of such atmospheric conditions tends to be relatively short. Therefore, by driving and controlling the
ここで、明るさ揺らぎデータD1および時間揺らぎデータD2は、予め用意されたデータに限られず、これらに含まれる各データ要素、つまり明るさデータおよび発光持続時間データが逐次的に生成されるようなストリーミングデータであってもよい。 Here, the brightness fluctuation data D1 and the time fluctuation data D2 are not limited to data prepared in advance, and may be streaming data in which each data element included therein, that is, brightness data and light emission duration data, is generated sequentially.
明るさ揺らぎデータD1および時間揺らぎデータD2は以上のように構成されている。よって、制御部2は、明るさ制御データ保持回路3に明るさ揺らぎデータD1および時間揺らぎデータD2を出力するにあたり、複数の明るさデータa1,a2,a3,・・・,anと、複数の発光持続時間データb1,b2,b3,・・・,bnとをまとめて明るさ制御データ保持回路3に出力してもよいし、以下のようにしてもよい。制御部2は、明るさ揺らぎデータD1のうち、次の制御タイミング(明るさの更新タイミング)tにおいて指示すべき光源ユニット5の明るさを逐次的に出力してもよい。同様に、制御部2は、例えば、時間揺らぎデータD2として、次の制御タイミングtにおいて指示すべき光源ユニット5の明るさの発光持続時間を逐次的に出力してもよい。The brightness fluctuation data D1 and the time fluctuation data D2 are configured as described above. Therefore, when outputting the brightness fluctuation data D1 and the time fluctuation data D2 to the brightness control data holding circuit 3, the
このように、制御部2から明るさ制御データ保持回路3に明るさ揺らぎデータD1および時間揺らぎデータD2を出力する際の形式は問わない。要するに、結果的に、制御部2から明るさ制御データ保持回路3に明るさ揺らぎデータD1および時間揺らぎデータD2が出力されればよい。そして、逐次的に出力される各明るさおよび各発光持続時間であっても、全体として上記のような揺らぎを有するものとする。
As described above, the format for outputting the brightness fluctuation data D1 and the time fluctuation data D2 from the
明るさ制御データ保持回路3には、明るさ揺らぎデータD1および時間揺らぎデータD2が入力される。明るさ制御データ保持回路3には、明るさ揺らぎデータD1が、複数の明るさデータをひとまとまりとして一度に入力されてもよいし、明るさ揺らぎデータD1を構成する1つの明るさデータが順次入力されてもよい。要するに、明るさ制御データ保持回路3には、入力された明るさ揺らぎデータD1に基づき、次の制御タイミングtで指示する光源ユニット5の明るさデータatが少なくとも入力される。The brightness control
時間揺らぎデータD2についても同様である。つまり、明るさ制御データ保持回路3には、時間揺らぎデータD2が、複数の発光持続時間データをひとまとまりとして一度に入力されてもよいし、時間揺らぎデータD2を構成する1つの発光持続時間データが順次入力されてもよい。要するに、明るさ制御データ保持回路3には、入力された時間揺らぎデータD2に基づき、次の制御タイミングtで指示する光源ユニット5の発光持続時間データbtが少なくとも入力される。The same applies to the time fluctuation data D2. That is, the brightness control
明るさ制御データ保持回路3は、明るさデータatおよび発光持続時間データbtが入力されると、明るさデータatと発光持続時間データbtとを有する明るさ制御データEを、後段の光源駆動制御回路4に出力する。明るさ制御データEは、発光持続時間データbtで特定される発光持続時間の間、入力された明るさデータatで特定される明るさで光源ユニット5が発光を行うための制御データである。明るさ制御データEは、例えば、明るさデータatに対応する信号(例えば、電流値等)を、発光持続時間データbtで特定される発光持続時間の間、光源駆動制御回路4に出力し続ける形式ものであってもよい。When the brightness data at and the light emission duration data bt are input, the brightness control
光源駆動制御回路4は、明るさ制御データ保持回路3から入力される明るさ制御データEに基づいて、光源ユニット5の駆動を制御する回路である。
The light source
光源駆動制御回路4は、明るさ制御データ保持回路3から入力された明るさ制御データEに基づいて1つの星を模擬する光源ユニット5の発光状態を制御する。光源駆動制御回路4は、明るさ制御データ保持回路3から入力される明るさ制御データEに基づいて光源ユニット5を駆動するための光源駆動信号Fを光源ユニット5に出力する。光源駆動信号Fは、明るさ制御データEに含まれる発光持続時間データbtで特定された発光持続時間の間、明るさ制御データEに含まれる明るさデータatで特定される明るさで光源ユニット5を駆動させるための信号である。よって、光源駆動制御回路4から光源ユニット5に光源駆動信号Fが出力されることで、光源ユニット5は、明るさデータatで特定される明るさで、発光持続時間データbtで特定される発光持続時間、発光する。The light source
なお、光源駆動信号Fの形式は、上記に限定されず、後段の光源ユニット5に応じて適宜定めればよい。また、本実施の形態1において、明るさ制御データEの形式と光源駆動信号Fの形式とは同じであっても、異なっていてもよい。例えば、光源駆動制御回路4は、明るさ制御データ保持回路3から明るさ制御データEが入力され続けている場合、その間、光源駆動信号Fを光源ユニット5に出力し続けてもよい。この構成の場合、光源駆動制御回路4は、明るさ制御データ保持回路3からの明るさ制御データEの入力がなくなると、光源駆動信号Fの光源ユニット5への出力を停止して、光源ユニット5の発光を終了させるようにすればよい。
Note that the format of the light source drive signal F is not limited to the above, and may be appropriately determined according to the
次に、本実施の形態1の照明装置100が1つの星の瞬きを模擬する際の処理について、図4を参照しながら説明する。図4は、実施の形態1に係る照明装置100の処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、制御部2が、明るさデータおよび発光持続時間データを逐次的に明るさ制御データ保持回路3に出力する例で照明装置100の処理例を説明する。
Next, the processing when
照明装置100は、ステップST1において、まず制御部2が、1つの星を再現する光源ユニット5に対し割り当てる明るさであって、揺らぎを有する明るさを定める明るさ揺らぎデータD1を構成する明るさデータatを決定する。なお、明るさ揺らぎデータD1の初期値である明るさデータa1には、予め設定されたデータを用いればよい。決定された明るさデータatは明るさ制御データ保持回路3に入力される。In step ST1 of the
次に、制御部2は、ステップST2において、明るさデータatで特定される明るさの発光持続時間であって、揺らぎを有する発光持続時間を定める時間揺らぎデータD2を構成する発光持続時間データbtを決定する。なお、時間揺らぎデータD2の初期値である発光持続時間データb1には、予め設定されたデータを用いればよい。決定された発光持続時間データbtは明るさ制御データ保持回路3に入力される。Next, in step ST2, the
そして、明るさ制御データ保持回路3は、ステップST3において、制御部2から入力された明るさデータatおよび発光持続時間データbtに基づいて明るさ制御データEを生成し、適切なタイミングで光源駆動制御回路4に出力する。このとき、明るさ制御データ保持回路3は、制御部2で決定された明るさデータatを、少なくともその発光持続時間データbtで特定される発光持続時間の間または発光持続時間が終了するまで保持する。Then, in step ST3, the brightness control
光源駆動制御回路4は、明るさ制御データ保持回路3から入力される明るさ制御データEに基づき、1つの星を構成する光源ユニット5に光源駆動信号Fを出力して光源ユニット5の発光状態を制御する。さらに詳しくは、光源駆動制御回路4は、明るさ制御データEに基づき、光源ユニット5を、発光持続時間データb1で特定される発光持続時間の間、明るさデータatで特定される明るさで発光させるための光源駆動信号Fを光源ユニット5に出力して、光源ユニット5の発光状態を制御する。光源ユニット5は、光源駆動制御回路4から入力される光源駆動信号Fに基づいて、発光点51を発光させる。The light source
光源ユニット5は、例えば、光源駆動信号Fが入力されている間、光源駆動信号Fが示す光エネルギーで、発光点51とされる光源または光出射面から光を出射させてもよい。なお、光源ユニット5が複数の発光点51を有する場合、光源ユニット5は、複数の発光点51からの光のエネルギーが全体として、入力される光源駆動信号Fが示す光エネルギーとなるように、各発光点51を発光させる。このとき、光源ユニット5は、入力される光源駆動信号Fが示す光エネルギーを各発光点51に等分配してもよいし、発光点ごとに異なる光エネルギーとなるように分配してもよい。ただし、光源ユニット5は、各発光点51の合計の光エネルギーが、光源駆動信号Fの示す光エネルギーとなるように発光する。つまり、光源ユニット5は、各発光点51の合計の明るさが、明るさデータa1で特定される明るさとなるように発光する。For example, while the light source driving signal F is being input, the
そして、ステップST4において、明るさ制御データ保持回路3は、現在制御中の明るさの発光持続時間が満了したか否かを判定する。明るさ制御データ保持回路3は、発光持続時間が満了していない場合(ステップST4:NO)、ステップST3に戻る。そして、明るさ制御データ保持回路3は、現在の明るさおよび発光持続時間を特定する明るさ制御データEを光源駆動制御回路4に出力し続けることで、現在の発光状態を維持させる。なお、現在の明るさを示す明るさ制御データEを出力し続けなくても現在の発光状態を維持できるときは、ステップST4:NOからのステップST3の処理を省略してもよい。
Then, in step ST4, the brightness control
一方、明るさ制御データ保持回路3は、発光持続時間が満了した場合(ステップST4:YES)、光源駆動制御回路4への明るさ制御データEの出力を停止し、制御部2は、ステップST1に制御を移行して、次の制御タイミングt+1に入る。
On the other hand, when the light emission duration has expired (step ST4: YES), the brightness control
次の制御タイミングt+1に入った制御部2は、ステップST1において、明るさ制御データ保持回路3に出力する明るさデータを更新する。つまり、制御部2は、明るさ揺らぎデータD1を構成する次の明るさデータat+1を決定する。制御部2が次の明るさデータat+1を決定するにあたっては、制御部2が、明るさ揺らぎデータD1として複数の明るさデータを予め時系列データとして予め保持している場合には、保持している明るさデータat+1に決定すればよい。また、制御部2は、明るさ揺らぎデータD1として複数の明るさデータを予め時系列データとして予め保持していない場合には、以下のようにしてもよい。制御部2は、前回の明るさデータatに基づいて、今回の制御タイミングにおける明るさデータat+1を例えば図2のグラフで特定される条件に基づいて自動的に生成し、生成した明るさデータat+1を明るさ制御データ保持回路3に出力するようにしてもよい。いずれにしろ、制御部2で決定される更新後の明るさデータat+1は、これまでの明るさデータa1、a2、・・・atに対して上記のような揺らぎを有する値に決定される。At the next control timing t+1, the
そして、制御部2は、ステップST2において、明るさ制御データ保持回路3に出力する発光持続時間データを更新する。つまり、制御部2は、時間揺らぎデータD2を構成する次の発光持続時間データbt+1を決定する。発光持続時間データbt+1は、明るさデータat+1で特定される明るさの発光持続時間であって、揺らぎを有する発光持続時間を特定するデータである。制御部2が次の発光持続時間データbt+1を決定するにあたっては、制御部2が複数の発光持続時間データを予め時系列データとして予め保持している場合には、保持している発光持続時間データbt+1に決定すればよい。また、制御部2は、複数の発光持続時間データを予め時系列データとして予め保持していない場合には、以下のようにしてもよい。制御部は、前回の発光持続時間データb1に基づいて、今回の制御タイミングt+1における発光持続時間データbt+1を例えば図3のグラフで特定される条件に基づいて自動的に生成し、生成した発光持続時間データbt+1を明るさ制御データ保持回路3に出力するようにしてもよい。いずれにしろ、制御部2で決定される更新後の発光持続時間データbt+1は、これまでの発光持続時間データb1、b2、…btに対して上記のような揺らぎを有する値に決定される。Then, the
そして、明るさ制御データ保持回路3は、ステップST3において、制御部2から入力された明るさデータa2および発光持続時間データb2に基づいて明るさ制御データEを生成し、適切なタイミングで光源駆動制御回路4に出力する。Then, in step ST3, the brightness control
これ以降のステップST4の処理は上記と同様であり、制御部2がステップST1~ステップST4の処理を繰り返すことで、光源ユニット5から星の瞬きが模擬された発光が行われる。
Subsequent processing in step ST4 is the same as described above, and the
なお、上記例では、制御部2が、明るさ揺らぎデータD1の明るさデータおよび時間揺らぎデータD2の発光持続時間データの更新処理を行っているが、次のようにしてもよい。例えば、明るさ制御データ保持回路3が、制御部2から入力された明るさ揺らぎデータD1および時間揺らぎデータD2を内部の記憶部に保持しておく。そして、明るさ制御データ保持回路3が、次の制御タイミングtで指示する明るさデータatおよび発光持続時間データbtを記憶部から読み出して、光源駆動制御回路4に出力される明るさ制御データEを更新してもよい。このとき、記憶部に記憶される明るさデータおよび発光持続時間データは、制御部2が前回の明るさデータおよび発光持続時間データに基づいて生成したものでもよいし、予め用意されたものでもよい。In the above example, the
このように、照明装置100は、データ更新と、明るさ制御中の発光持続時間の満了判定とを繰り返しながら、光源ユニット5の発光状態を制御する。データ更新とは、制御部2または明るさ制御データ保持回路3による次の制御タイミングtで指示する明るさデータatおよび発光持続時間データbtの更新を指す。In this way,
以上、説明したように、本実施の形態1の照明装置100は、1つの星を再現する光源ユニット5を有する。光源ユニット5は、明るさ揺らぎデータD1および時間揺らぎデータD2に基づいて発光が制御されるため、自然に近い星の瞬きを演出することができる。つまり、照明装置100は、明るさの揺らぎを特定するデータと、その明るさの発光持続時間を特定するデータとを分けて有することで、制御の自由度が上がり、より自然な瞬きを表現できる。制御の自由度が上がるとは、具体的には例えば、明るさおよび発光持続時間そのものの選択の自由度が上がる他、上述した発生頻度の選択の自由度が上がることが該当する。
As described above, the
複数の明るさデータは、明るさの変化前後の変化量の絶対値が小さいほど、明るさ揺らぎデータ内における「当該変化量の明るさの変化」の発生頻度が多くなるという条件を満たすように構成されている。また、複数の明るさデータは、変化量の絶対値が大きいほど、明るさ揺らぎデータ内における「当該変化量の明るさの変化」の発生頻度が少なくなるという条件を満たすように構成されている。言い換えれば、照明装置100は、明るさに関して、光源ユニット5の明るさの変化前後の変化量の絶対値が小さいほど、「当該明るさの変化」の発生頻度が多く、光源ユニット5の明るさの変化前後の変化量の絶対値が大きいほど、「当該明るさの変化」の発生頻度が少なくなることで明るさの揺らぎを再現している。
The plurality of brightness data are configured to satisfy the condition that the smaller the absolute value of the amount of change in brightness before and after the change in brightness, the higher the frequency of occurrence of "change in brightness with that amount of change" in the brightness fluctuation data. Also, the plurality of brightness data are configured to satisfy the condition that the greater the absolute value of the change amount, the lower the frequency of occurrence of "brightness change of that change amount" in the brightness fluctuation data. In other words, with respect to brightness, the
複数の発光持続時間データは、発光持続時間の長さが長い発光持続時間データほど、時間揺らぎデータ内における当該発光持続時間データの発生比率が多くなるという条件を満たすように構成されている、また、複数の発光持続時間データは、発光持続時間の長さが短い発光持続時間データほど、時間揺らぎデータ内における発光持続時間データの発生比率が低くなるという条件を満たすように構成されている。言い換えれば、照明装置100は、発光持続時間に関し、光源ユニット5における発光状態の発光持続時間が長いほど、その発光持続時間の発生頻度が多く、発光持続時間が短いほど、その発光持続時間の発生頻度が少なくなることで発光持続時間の揺らぎを再現している。
The plurality of light emission duration data are configured to satisfy the condition that the longer the light emission duration data, the higher the occurrence ratio of the light emission duration data in the time fluctuation data. In other words, with respect to the light emission duration, the
以上より、本実施の形態1の照明装置100では、単に明るさが揺らぎをもって一定タイミングで変化していくだけでなく、その変化のタイミングも揺らぐことで、星の光が透過してくる大気の揺らぎを模擬し、その結果として星の瞬きを模擬することができる。かくして、本実施の形態1の照明装置100によれば、より自然に近い星の瞬きを演出することができる。
As described above, in the
実施の形態2.
次に、図5~図9を参照しながら、実施の形態2に係る照明装置100について説明する。以下、実施の形態2が実施の形態1と異なる点を中心に説明するものとし、本実施の形態2で説明されていない構成は実施の形態1と同様である。
Next, a
図5は、実施の形態2に係る照明装置100の一例を示すブロック図である。
本実施の形態2の照明装置100は、図5に示すように、光源ユニット5が2つの発光点51および発光点52を有している。光源ユニット5において、発光点51および発光点52は、1つの星を再現するために、例えば3.3分角以内の小さな分角で配置されている。分角については改めて説明する。発光点51および発光点52は、上述したように、表面実装タイプのLED素子、COB型のLEDモジュール、固体レーザ素子、半導体レーザ素子または有機EL素子等の発光素子、もしくは、白熱電球などの各種発光体など、一般的なものを広く適用できる。FIG. 5 is a block diagram showing an example of
In the
駆動制御部1は、2つの発光点51および発光点52のそれぞれに対応して、明るさ制御データ保持回路3と、光源駆動制御回路4と、を備えている。図5には、光源ユニット5が2つの発光点を有する構成を例示したが、発光点の数は3以上でもよい。明るさ制御データ保持回路3および光源駆動制御回路4は、発光点の数と同数設けられる。
The
また、以下では便宜上、2つの明るさ制御データ保持回路3のうち、発光点51に対応する明るさ制御データ保持回路3を第一明るさ制御データ保持回路31と称し、発光点52に対応する明るさ制御データ保持回路3を第二明るさ制御データ保持回路32と称する。第一明るさ制御データ保持回路31および第二明るさ制御データ保持回路32における動作は、実施の形態1の明るさ制御データ保持回路3と同じである。また、2つの光源駆動制御回路4のうち、発光点51に対応する光源駆動制御回路4を第一光源駆動制御回路41と称し、発光点52に対応する光源駆動制御回路4を第二光源駆動制御回路42と称する。第一光源駆動制御回路41および第二光源駆動制御回路42の動作は、実施の形態1の光源駆動制御回路4と同じである。
Further, hereinafter, for convenience, of the two brightness control
また、駆動制御部1は、明るさ揺らぎデータD1を後述の重心揺らぎデータD3の分配比率に基づいて光源ユニット5の発光点51および発光点52のそれぞれに分配する明るさ制御データ分配回路6をさらに備えている。明るさ制御データ分配回路6は、明るさ揺らぎデータD1を発光点の数と同数に分配して各明るさ制御データ保持回路3に出力する。
The
また、実施の形態2の照明装置100は、後述の重心揺らぎデータD3を制御部2から明るさ制御データ分配回路6に出力する点が実施の形態1と異なる。本実施の形態2の照明装置100は、上記構成を除き、前述した実施の形態1の照明装置100と、同様に構成されている。本実施の形態2の照明装置100は、実施の形態1の明るさ揺らぎデータD1および時間揺らぎデータD2に加えてさらに重心揺らぎデータD3を用い、1つの星における発光の重心変化も再現することで、より自然に近い星の瞬きを演出する。
Moreover, the
重心揺らぎデータD3は、観察者から見た1つの星内の発光重心変化によって光の到来方向の揺らぎを模擬するためのデータである。重心揺らぎデータD3は、明るさ揺らぎデータD1によって決定された明るさを、発光点51および発光点52のそれぞれに分配する分配比率を特定する分配比率データを複数有する。このように、重心揺らぎデータD3は、複数の分配比率データを有しており、複数の分配比率データによって明るさの重心の揺らぎを再現する。つまり、重心揺らぎデータD3は、1つの星内の発光重心変化を再現するためのデータである。重心揺らぎデータD3は、複数の分配比率データを有し、全体として見たときに明るさの重心の揺らぎが表現されていればよい。本明細書では、重心揺らぎデータD3は、分配比率データc1,c2,c3,・・・,cnを有するものとして説明する。The barycenter fluctuation data D3 is data for simulating fluctuations in the direction of arrival of light due to changes in the light emission barycenter within one star as seen from the observer. The center-of-gravity fluctuation data D3 has a plurality of distribution ratio data specifying distribution ratios for distributing the brightness determined by the brightness fluctuation data D1 to the
図6は、実施の形態2および3に係る照明装置100に用いられる重心揺らぎデータD3の説明に供するグラフである。図6において、横軸は、明るさデータで特定される明るさの分配比率である。縦軸は、横軸で特定される分配比率の重心揺らぎデータD3内における発生頻度である。例えば、重心揺らぎデータD3は、明るさを発光点51および発光点52のそれぞれに均等に分配する分配比率つまり50:50(1:1)の分配比率の重心揺らぎデータ内の発生頻度が最も多くなるという条件を満たすように構成されている。また、重心揺らぎデータD3は、明るさデータで特定される明るさを、発光点51および発光点52に片寄って分配する分配比率の重心揺らぎデータ内の発生頻度が、その分配比率の片寄りが大きくなるほど少なくなるという条件を満たすように構成されている。これらの条件を満たすように重心揺らぎデータD3の各分配比率データが構成されることで、光源ユニット5では、明るさの重心の揺らぎが小さい発光を繰り返すなか、重心の揺らぎが大きい発光を時折起こす、といった発光を行うことになり、重心の揺らぎを表現できる。
FIG. 6 is a graph for explaining center-of-gravity fluctuation data D3 used in
明るさ制御データ分配回路6は、重心揺らぎデータD3に基づいて、観察者との距離において1つの星とみなせるほど小さな分角(光源が1つの場合、分角は0分角)で配置された発光点51および発光点52に分配する比率を決める。なお、発光重心変化を実現するための構成要素である発光点51および発光点52は、発光素子そのものでなくてもよい。発光点51および発光点52は、例えば、導光板に付けられた傷または導光棒の出射面等も含まれる。換言すると、発光点は、位置的に実際の光源素子と異なる仮想光源素子も含まれる。
Based on the center-of-gravity fluctuation data D3, the brightness control
なお、以下の説明では、光源ユニット5に含まれる1つの発光点における発光の度合いを「光度」という。そして、1つの光源ユニット5に含まれる複数の発光点からの発光が合わさってなる当該光源ユニット5全体としての明るさの度合いを「明るさ」という。これにより、以下の説明では、両者を区別する。ここで、光源ユニット5は、1つの星を模擬する発光点の集まりの単位であることから、「明るさ」は、その光源ユニット5が再現する1つの星の明るさの度合いを示す指標ともいえる。つまり、明るさ揺らぎデータD1によって光源ユニット5に割り当てられる明るさが「明るさ」である。そして、この「明るさ」を分配比率に基づいて各発光点のそれぞれに分配して割り当てた後の明るさが「光度」である。
In the following description, the degree of light emission at one light emitting point included in the
図7は、実施の形態2における複数の光源ユニット5の分角の説明に供する概念図である。
発光点51および発光点52を有する光源ユニット5において、分角の値は、図7に示される発光点51と発光点52との発光中心間の寸法でコントロールすることができる。
例えば、5〔m〕の距離で2分角は、2×5000〔mm〕×Sin(1/60)≒2.9〔mm〕となる。ここで、視力1とは、視力1の逆数である1分角を認識できる能力である。平均的な人の視力は、例えば、運転免許証などの取得に必要な0.3であり、視力が0.3の人は、その逆数である3.3分角を認識できる能力を持っていると考えられる。それぞれが発光する発光点51および発光点52を視認する場合、発光点51および発光点52間の光らない部分に光がフレアによってにじむことを考慮すると、発光点51および発光点52間が3.3分角以下であれば一つの発光体として視認されると考えられる。よって、発光点51および発光点52は、1つの星を再現するために、例えば3.3分角以内の小さな分角で配置されている。FIG. 7 is a conceptual diagram for explaining the arcuate angles of the plurality of
In the
For example, at a distance of 5 [m], a two-minute angle is 2×5000 [mm]×Sin (1/60)≈2.9 [mm]. Here,
ここで、発光中心間隔は、照明装置100が設置された際の星を模擬する光源ユニット5において、発光点51および発光点52と、それら発光点を視認する観察者の目と、の間の距離と、分角とを用いて規定する。例えば、高さ31〔m〕以上の建物において、設置が義務付けられているエレベータかご室内の高さ寸法は2300〔mm〕以上、人の平均身長は1650〔mm〕程度である。よって、エレベータかご室内の高さ寸法と平均身長との差650〔mm〕において3.3分角となるようにする場合、発光点51および発光点52の発光中心間隔は0.6〔mm〕となる。実際には、発光点51および発光点52が発光することで人の目が幻惑されるので、発光中心間隔はもっと緩和されると考えられる。
Here, the light emission center interval is defined using the distance between the
次に、本実施の形態2の照明装置100が星空を模擬する際の処理について、図8を参照しながら説明する。図8は、実施の形態2に係る照明装置100の処理例を示すフローチャートである。なお、図8は、図4との対応部分に同一符号を付して示している。照明装置100は、ステップST1とステップST2との間に、前述した明るさ揺らぎデータD1および重心揺らぎデータD3を発光点51および発光点52用に分配するステップST11およびステップST12が含まれる点を除いて、図4と同様の処理を行う。
Next, the processing when
図8に示すように、照明装置100は、ステップST1において、まず制御部2が、1つの星を再現する光源ユニット5に対し割り当てる明るさであって揺らぎを有する明るさを定める明るさ揺らぎデータD1を構成する明るさデータatを決定する。明るさ揺らぎデータD1の初期値である明るさデータa1には、予め設定されたデータを用いればよい。決定された明るさデータa1は明るさ制御データ分配回路6に入力される。As shown in FIG. 8, in step ST1 of the
次に、制御部2は、ステップST11において、明るさデータatで特定される明るさを発光点51および発光点52に分配する分配比率を特定する分配比率データCtを決定する。重心揺らぎデータD3の初期値である分配比率データctは、予め設定されたデータを用いれば良い。決定された分配比率データCtは、明るさ制御データ分配回路6に入力される。Next, in step ST11, the
そして、ステップST12において、明るさ制御データ分配回路6は、分配比率データCtに基づいて、明るさデータatで特定される明るさを、発光点51および発光点52に分配して発光させるための明るさ揺らぎデータD1-1および明るさ揺らぎデータD1-2を生成して明るさ制御データ保持回路3に出力する。具体的には、明るさ制御データ分配回路6は、明るさ揺らぎデータD1-1として、発光点51に割り当てる光度を特定する光度データa1tを生成し、第一明るさ制御データ保持回路31に出力する。また、明るさ制御データ分配回路6は、明るさ揺らぎデータD1-2として、発光点52に割り当てる光度を特定する光度データa2tを生成し、第二明るさ制御データ保持回路32に出力する。例えば、明るさデータが電流量[A]であり、明るさデータatで特定される明るさが10[A]、分配比率が50:50であるとき、光度データa1tおよび光度データa2tは共に5[A]となる。Then, in step ST12, the brightness control
次に、制御部2は、ステップST2において、明るさデータatで特定される明るさの発光持続時間であって、揺らぎを有する発光持続時間を定める時間揺らぎデータD2を構成する発光持続時間データbtを決定する。時間揺らぎデータD2の初期値である発光持続時間データb1には、予め設定されたデータを用いればよい。時間揺らぎデータD2は、図5に示すように第一明るさ制御データ保持回路31と第二明るさ制御データ保持回路32とに出力される。具体的には、制御部2は、時間揺らぎデータD2を構成する発光持続時間データbtを、第一明るさ制御データ保持回路31と第二明るさ制御データ保持回路32とに出力する。Next, in step ST2, the
以上により、第一明るさ制御データ保持回路31には、明るさ揺らぎデータD1-1を構成する光度データa1tと時間揺らぎデータD2を構成する発光持続時間データbtとが入力される。第二明るさ制御データ保持回路32には、明るさ揺らぎデータD1-2を構成する光度データa2tと時間揺らぎデータD2を構成する発光持続時間データbtとが入力される。明るさ揺らぎデータD1-1と時間揺らぎデータD2とが入力された第一明るさ制御データ保持回路31および第二明るさ制御データ保持回路32における動作は、上記実施の形態1の明るさ制御データ保持回路3と同様である。つまり、制御部2は、上記と同様のステップST3およびステップST4を行う。As described above, the first brightness control
ステップST3では、第一明るさ制御データ保持回路31は、明るさ制御データE-1を生成し、適切なタイミングで第一光源駆動制御回路41に出力する。明るさ制御データE-1は、ここでは、光度データa1tと発光持続時間データbtとを有する。また、第二明るさ制御データ保持回路32は、明るさ制御データE-2を生成し、適切なタイミングで第二光源駆動制御回路42に出力する。明るさ制御データE-2は、ここでは、光度データa2tと発光持続時間データbtとを有する。In step ST3, the first brightness control
そして、ステップST4において、第一明るさ制御データ保持回路31および第二明るさ制御データ保持回路32は、現在制御中の明るさの発光持続時間が満了したか否かを判定する。第一明るさ制御データ保持回路31および第二明るさ制御データ保持回路32は、発光持続時間が満了していない場合(ステップST4:NO)、ステップST3に戻る。そして、第一明るさ制御データ保持回路31および第二明るさ制御データ保持回路32は、現在の明るさおよび発光持続時間を特定する明るさ制御データE-1およびE-2を第一光源駆動制御回路41および第二光源駆動制御回路42に出力し続ける。
Then, in step ST4, the first brightness control
第一光源駆動制御回路41は、第一明るさ制御データ保持回路31から入力される明るさ制御データE-1に基づき、発光点51に光源駆動信号F-1を出力して発光点51の発光状態を制御する。第二光源駆動制御回路42は、第二明るさ制御データ保持回路32から入力される明るさ制御データE-2に基づき、発光点52に光源駆動信号F-2を出力して発光点52の発光状態を制御する。
The first light source
これにより、発光点51は、光度データa1tで特定される光度の発光を発光持続時間データbtで特定される発光持続時間、発光する動作を行う。また、発光点52は、光度データa2tで特定される光度の発光を発光持続時間データbtで特定される発光持続時間、発光する動作を行う。これにより、光源ユニット5は、全体として明るさデータatで特定される明るさで発光持続時間、発光する。ここで、発光点51と発光点52とは、分配比率データCtで特定される分配比率に基づいて割り当てられた光度で発光するため、光源ユニット5は、分配比率に応じて決まる特定の位置に明るさの重心があるように発光する。As a result, the
ステップST4において、制御部2は、発光持続時間が満了した場合(ステップST4:YES)、ステップST1に制御を移行して、次の制御タイミングt+1に入る。なお、発光持続時間が満了した場合、第一明るさ制御データ保持回路31および第二明るさ制御データ保持回路32は、第一光源駆動制御回路41および第二光源駆動制御回路42への明るさ制御データE-1およびC-2の出力を停止する。
In step ST4, when the light emission duration has expired (step ST4: YES), the
そして、次の制御タイミングt+1に入った制御部2は、ST1に戻り、上記と同様のルーチンを繰り返す。このように、照明装置100は、以上の発光処理を、明るさデータat、分配比率データCtおよび発光持続時間データbtの更新を制御部2にて繰り返しながら行う。Then, at the next control timing t+1, the
本実施の形態2の照明装置100では、上述したように、駆動制御部1が、明るさと、発光持続時間と、分配比率とを時間軸上で変化させている。そして、照明装置100では、明るさ揺らぎデータD1による時間軸上での明るさの揺らぎと、時間揺らぎデータD2による時間軸上での発光持続時間の揺らぎと、重心揺らぎデータD3による1つの星内の時間軸上での発光重心の揺らぎ(光の到来方向の揺らぎ)と、の3種の揺らぎ特性が独立している。照明装置100は、これら3種の揺らぎ特性を用いて組み合わせることにより、人が視認する星の光をさまざまに模擬することができる。よって、照明装置100は、より自然に近い星の瞬きを演出することができる。
In the
また、照明装置100は、明るさに関して、光源ユニット5の明るさの変化量の絶対値が小さいほど、「当該明るさの変化」の発生頻度が多く、光源ユニット5の明るさの変化量の絶対値が大きいほど、「当該明るさの変化」の発生頻度が少なくなることで、明るさの揺らぎを再現している。また、照明装置100は、発光持続時間が長いほど、その発光持続時間の発生頻度が多く、発光持続時間に関し、光源ユニット5における発光状態の発光持続時間が短いほど、その発光持続時間の発生頻度が少なくなることで、発光持続時間の揺らぎを再現している。さらに、照明装置100は、一つの星における発光の重心に関して、各発光点へ明るさの分配比率が均等分配に近づくほど、当該発光重心変化の発生頻度が多くなり、分配比率が片寄るほど、発光重心変化の発生頻度が少なくなることで、一つの星内における明るさの重心の揺らぎを再現している。
In addition, with respect to brightness, the illuminating
したがって、本実施の形態2の照明装置100では、単に明るさが揺らぎをもって一定タイミングで変化していくだけでなく、その変化のタイミングおよび明るさの重心も揺らぐことで、星の光が透過してくる大気の揺らぎを模擬し、その結果として星の瞬きを模擬することができる。かくして、本実施の形態2の照明装置100によれば、より自然に近い星の瞬きを演出することができる。
Therefore, in the
(その他の例)
なお、本実施の形態2の照明装置100では、図5に示すように、発光点51および発光点52を発光させるために、それぞれ第一光源駆動制御回路41と第二光源駆動制御回路42を用いる場合について述べたが、照明装置100の構成としては、これに限ることはない。ここで、照明装置100の構成のその他の例について、図9を用いて説明する。図9は、実施の形態2に係る照明装置100の光源駆動制御回路4の構成におけるその他の例を示すブロック図である。(Other examples)
In the
本実施の形態2の照明装置100では、図9に示すように、1つの光源駆動制御回路4を用いて、複数の発光点51および発光点52を制御するようにしてもよい。この場合、光源駆動制御回路4は、光源駆動信号F-1を発光点51に出力するとともに、光源駆動信号F-2を発光点52に出力するようにしてもよい。
In the
以上、説明したように、本実施の形態2では、光源ユニット5に割り当てられた明るさを複数の発光点に分配し、分配後の明るさである各光度で複数の発光点のそれぞれを発光させる。このように照明装置100は、1つの星に対応する光源ユニット5の明るさを複数の発光点に分配して発光させる構成を有するため、その分配比率に応じて1つの星内の発光重心変化を表現することが可能となり、より自然に近い星の瞬きを演出することができる。
As described above, in
また、本実施の形態2では、前述した実施の形態1の効果に加えて、明るさ揺らぎデータD1、時間揺らぎデータD2および重心揺らぎデータD3の3種の揺らぎデータの組み合わせにより、人が視認する様々な星の光を模擬することができる。また、単に明るさが揺らぎをもって一定タイミングで変化していくだけでなく、その変化のタイミングも揺らぐことで、照明装置100は、星の光が透過してくる大気の揺らぎを模擬し、その結果として星の瞬きを模擬することができる。さらに、照明装置100は、明るさが揺らぎをもって一定タイミングで変化していくだけでなく、1つの星内の発光重心変化により、光の到来方向の揺らぎとして見えることで、より星の瞬きを模擬する効果が得られる。
Further, in the second embodiment, in addition to the effects of the first embodiment described above, the combination of three types of fluctuation data, namely the brightness fluctuation data D1, the time fluctuation data D2, and the center-of-gravity fluctuation data D3, makes it possible to simulate the light of various stars visually recognized by humans. Moreover, not only does the brightness fluctuate at a constant timing, but also the timing of the change fluctuates, so that the
また照明装置100は、明るさ揺らぎデータD1による時間軸上での明るさの揺らぎと、時間揺らぎデータD2による時間軸上での発光持続時間の揺らぎと、重心揺らぎデータD3による1つの星内の時間軸上での発光重心の揺らぎ(光の到来方向の揺らぎ)と、の3種の独立した変化を用いて、人が視認する星の光を模擬する。但し、人の目の分解能による認知レベル、または、記憶に基づく星の瞬きの錯覚など、人の認識の曖昧な部分を利用することで、3種の変化すべてを用いずとも人が視認する星の光を模擬することは可能である。
The
実施の形態3.
次に、図10~図12を参照しながら、実施の形態3に係る照明装置100について説明する。以下、実施の形態3が実施の形態1および実施の形態2と異なる点を中心に説明するものとし、本実施の形態3で説明されていない構成は実施の形態1および実施の形態2と同様である。
Next, a
上記実施の形態1および実施の形態2は、1つの星に着目して、その星の自然な瞬きを再現する構成について開示したが、実施の形態3は、複数の星の瞬きを再現するための構成に関する。実施の形態3は、一つの星の再現に用いた各データを共有して利用するための遅延回路と遅延揺らぎデータD4とをさらに有する。以下、具体的な構成について説明する。以下では、実施の形態3が実施の形態2の構成を備えた例で説明するが、実施の形態1の構成を備えた構成としてもよい。
The first and second embodiments described above focus on one star and disclose a configuration for reproducing the natural blinking of that star, but the third embodiment relates to a configuration for reproducing the blinking of a plurality of stars.
図10は、実施の形態3に係る照明装置100の一例を示すブロック図である。
本実施の形態3の照明装置100は、駆動制御部1が、明るさ揺らぎデータD1、時間揺らぎデータD2、重心揺らぎデータD3、を用いて光源ユニット5の駆動を制御する点は実施の形態2と同様である。また、本実施の形態3の照明装置100は、構成として制御部2、明るさ制御データ分配回路6、第一明るさ制御データ保持回路31、第二明るさ制御データ保持回路32、第一光源駆動制御回路41、第二光源駆動制御回路42、発光点51および発光点52を備える点について、図5に示した前述の実施の形態2の照明装置100と同様である。また、本実施の形態3に係る照明装置100の処理については、図8に示す前述した実施の形態2の照明装置100の処理と同様である。FIG. 10 is a block diagram showing an example of
The
具体的に、照明装置100は、2つの光源ユニット5を有する。また、照明装置100の駆動制御部1は、図10に示すように、前述した実施の形態2の照明装置100における明るさ制御データ分配回路6、第一明るさ制御データ保持回路31、第二明るさ制御データ保持回路32、第一光源駆動制御回路41および第二光源駆動制御回路42を有する制御回路を2組、備えている。つまり、駆動制御部1は、2つの光源ユニット5に対応して制御回路を2組、備えている。以下、便宜上、2つの光源ユニット5を、第一の光源ユニット5Aおよび第二の光源ユニット5Bと称する。また、2組の制御回路を、第一の制御回路11および第二の制御回路12と称する。ここでは、照明装置100が2つの光源ユニット5を備え、また、制御回路を2組備える場合について述べるが、光源ユニット5が3以上、制御回路が3組以上であってもよい。
Specifically,
また、照明装置100は、前述した実施の形態2の照明装置100の構成に加え、遅延回路7を備えている。遅延回路7は、明るさ揺らぎデータD1と、時間揺らぎデータD2と、重心揺らぎデータD3と、の各種データを複数の光源ユニット5に共通に保持する。遅延回路7は、各種データを各光源ユニット5の制御回路に与えるタイミングを、遅延時間揺らぎデータD4に基づいて遅延させることで、各光源ユニット5の発光タイミングを順次遅延させる。なお、遅延回路7が保持する各種データは、制御部2から入力されたものである。
Moreover, the
ここで、遅延時間揺らぎデータD4とは、第一の光源ユニット5Aで行った発光と同様の発光を、第一の光源ユニット5Aでの発光から遅延して第二の光源ユニット5Bに行わせるにあたっての、その遅延時間の揺らぎを模擬するためのデータである。遅延時間揺らぎデータD4は、複数の遅延時間データを有し、複数の遅延時間データにより遅延時間の揺らぎを再現する。遅延揺らぎデータD4は、複数の遅延時間データを有し、全体としてみたときに遅延時間の揺らぎが表現されていればよい。本明細書では、遅延時間揺らぎデータD4は、遅延時間データd1,d2,d3,・・・,dnを有するものとして説明する。Here, the delay time fluctuation data D4 is data for simulating the delay time fluctuation when causing the second
図11は、実施の形態3に係る照明装置100に用いられる遅延時間揺らぎデータD4の説明に供するグラフである。図11において、横軸は、遅延時間、縦軸は、横軸で特定される遅延時間の遅延揺らぎデータD4内での発生頻度である。遅延時間揺らぎデータD4は、図11に示すように、遅延時間が短いほど、その遅延時間の発生頻度が少なく、遅延時間が長いほど、その遅延時間の発生頻度が多くなる揺らぎを有するデータである。
FIG. 11 is a graph for explaining delay time fluctuation data D4 used in
遅延回路7は、制御部2から入力される明るさ揺らぎデータD1と、時間揺らぎデータD2と、重心揺らぎデータD3と、の各種データを第二の制御回路12に与えるタイミング(更新タイミング)を、制御部2から入力される遅延時間揺らぎデータD4に基づいて、遅延させるように動作する。更新タイミングが遅延された各種データのうちの明るさ揺らぎデータD1および重心揺らぎデータD3は、第二の制御回路12の明るさ制御データ分配回路6に入力される。また、更新タイミングが遅延された時間揺らぎデータD2は、第二の制御回路12の第一明るさ制御データ保持回路31および第二明るさ制御データ保持回路32に入力される。
The delay circuit 7 operates to delay the timing (update timing) of giving various data such as the brightness fluctuation data D1, the time fluctuation data D2, and the center of gravity fluctuation data D3 input from the
なお、これら第一の制御回路11および第二の制御回路12は、前述した更新タイミングが遅延していることを除き、前述した実施の形態2の照明装置100と同様の処理を行う。
Note that the
次に、本実施の形態3の照明装置100が星空を模擬する際の処理について、図12を参照しながら説明する。図12は、実施の形態3に係る照明装置100に用いられる遅延回路7の処理例を示すフローチャートである。
Next, the processing when the
まず、制御部2は、明るさ揺らぎデータD1を構成する明るさデータatと、時間揺らぎデータD2を構成する発光持続時間データbtと、重心揺らぎデータD3を構成する分配比率データctと、の各種データを第一の制御回路11に出力する。これにより、第一の制御回路11において、前述した実施の形態2と同様に図8に示すステップST1、ステップST11、ステップST12、ステップST2、ステップST3、および、ステップST4のルーチンで処理が行われる。つまり、第一の光源ユニット5Aが、明るさデータat、発光持続時間データbtおよび分配比率データctに基づく発光を行う。First, the
また、制御部2は、明るさ揺らぎデータD1を構成する明るさデータatと、時間揺らぎデータを構成する発光持続時間データbtと、重心揺らぎデータD3を構成する分配比率データctとを遅延回路7に出力する。これらの各種揺らぎデータD1~D3を構成する各種データat、bt、ctは、ステップST10に示すように、遅延回路7に入力される。遅延回路7は、入力された各種データat、bt、ctを保持する。また、ステップST20に示すように、制御部2は、遅延時間揺らぎデータD4を構成する遅延時間データdtを決定し、遅延回路7に出力する。遅延時間データdtは遅延回路7に入力される。遅延回路7は、入力された遅延時間データdtを保持する。以上により、遅延回路7は、各種データat、bt、ct、dtを保持した状態となる。Further, the
遅延回路7は、ステップST30に示すように、保持している遅延時間データdtで特定される遅延時間の経過が完了したか否かを判定する。遅延回路7は、遅延時間の経過が完了していなければ(ステップST30:NO)、ステップST30に戻る。遅延回路7は、遅延時間の経過が完了した場合(ステップST30:YES)、保持中の各種揺らぎデータD1~D3を構成する各種データat、bt、ctを第二の制御回路12に出力する。これにより、第二の制御回路12において、前述した実施の形態2と同様に図8に示すステップST1、ステップST11、ステップST12、ステップST2、ステップST3、および、ステップST4のルーチンで処理が行われる。つまり、第二の光源ユニット5Bでは、第一の光源ユニット5Aの発光から遅延時間データdtで特定される遅延時間、遅れて、第一の光源ユニット5Aと同様の発光が行われる。As shown in step ST30, the delay circuit 7 determines whether or not the delay time specified by the held delay time data dt has elapsed. If the delay time has not elapsed (step ST30: NO), the delay circuit 7 returns to step ST30. When the delay time has elapsed (step ST30: YES), the delay circuit 7 outputs to the
制御部2は、ステップST40の処理後、ステップST10に戻り、上記と同様のルーチンを繰り返す。以上により、照明装置100では、2つの星の一方の星が瞬いてから、他方の星が遅れて同じようにして瞬く動作が行われる。そして、照明装置100では、他方の星が遅れて同じようにして瞬くあたり、その遅延時間を、遅延時間揺らぎデータに基づいて決められる。このため、照明装置100は、相対的に長い時間、遅延してから他方の星が瞬く現象が繰り返されるなか、時折、相対的に短い時間、遅延してから他方の星が瞬く現象が起こる発光が行われることになり、遅延時間の揺らぎを表現できる。
After the processing of step ST40, the
以上、説明したように、本実施の形態3では、前述した実施の形態1および実施の形態2の効果に加え、次の効果を有する。本実施の形態3の照明装置100は、明るさ揺らぎデータD1、時間揺らぎデータD2および重心揺らぎデータD3、の各種データを複数の星を構成する複数の光源ユニット5に共通して有する。そして、照明装置100は、これらの各種データと遅延回路7と遅延揺らぎデータとの組み合わせにより、複数の光源ユニット5を駆動して星空を模擬することができる。よって、照明装置100は、複雑な回路構成を回避することができるため、製造コストを抑制できる。
As described above, the third embodiment has the following effects in addition to the effects of the first and second embodiments. The
(その他)
なお、平成10年4月の厚生労働省報道発表資料によると、「光点滅周波数を3〔Hz〕から高くしていくと、9〔Hz〕~15〔Hz〕の点滅刺激において被験者の77〔%〕から人が不快に感じる光突発反応が認められた。」との内容が開示されている。このことから、図4および図8で示す処理において、光源ユニット5の発光状態の持続時間が人の光感受性影響を発生する時間よりも長くなるように、時間揺らぎデータD2の範囲を予め設定しておくことが好ましい。すなわち、時間揺らぎデータD2によって設定される光源ユニット5の発光持続時間は、人が不快に感じる周期として予め設定した発光周期よりも長く設定されることが好ましい。このように制限することで、人の光感受性影響を抑制する効果が得られる。(others)
According to the press release of the Ministry of Health, Labor and Welfare in April 1998, ``When the light blinking frequency was increased from 3 [Hz], 77 [%] of the subjects underwent a blinking stimulus of 9 [Hz] to 15 [Hz]. Therefore, in the processing shown in FIGS. 4 and 8, it is preferable to set the range of the time fluctuation data D2 in advance so that the duration of the light emission state of the
1 駆動制御部、2 制御部、3 明るさ制御データ保持回路、4 光源駆動制御回路、5 光源ユニット、5A 第一の光源ユニット、5B 第二の光源ユニット、6 明るさ制御データ分配回路、7 遅延回路、11 第一の制御回路、12 第二の制御回路、31 第一明るさ制御データ保持回路、32 第二明るさ制御データ保持回路、41 第一光源駆動制御回路、42 第二光源駆動制御回路、51 発光点、52 発光点、100 照明装置、D1 明るさ揺らぎデータ、D1-1 明るさ揺らぎデータ、D1-2 明るさ揺らぎデータ、D2 時間揺らぎデータ、D3 重心揺らぎデータ、D4 遅延揺らぎデータ、E 明るさ制御データ、E-1 明るさ制御データ、E-2 明るさ制御データ、F 光源駆動信号、F-1 光源駆動信号、F-2 光源駆動信号、a1 明るさデータ、a1t 光度データ、a2 明るさデータ、a2t 光度データ、a3 明るさデータ、at 明るさデータ、b1 発光持続時間データ、b2 発光持続時間データ、b3 発光持続時間データ、bt 発光持続時間データ、c1 分配比率データ、c2 分配比率データ、c3 分配比率データ、ct 分配比率データ、d1 遅延時間データ、d2 遅延時間データ、d3 遅延時間データ、dt 遅延時間データ。
1
Claims (14)
1つの星に対応づけられ、複数の発光点を含む光源ユニットと、
前記光源ユニットに含まれる前記複数の発光点の駆動を制御する駆動制御部と、を備え、
前記駆動制御部は、前記光源ユニットに割り当てられた明るさを前記複数の発光点に分配し、分配後の明るさである各光度で前記複数の発光点のそれぞれを発光させる
照明装置。 A lighting device that simulates the twinkling of a star,
a light source unit associated with one star and including a plurality of light emitting points;
a drive control unit that controls driving of the plurality of light emitting points included in the light source unit;
The driving control section distributes the brightness assigned to the light source unit to the plurality of light emitting points, and causes each of the plurality of light emitting points to emit light at each luminous intensity that is brightness after distribution.
請求項1記載の照明装置。 The lighting device according to claim 1, wherein the drive control section changes a distribution ratio of the brightness to the plurality of light emitting points on a time axis.
請求項2記載の照明装置。 3. The lighting device according to claim 2, wherein the drive control unit distributes the brightness assigned to the light source unit based on the distribution ratio to determine each luminous intensity to be assigned to the plurality of light emitting points, and controls driving of the plurality of light emitting points so that each of the plurality of light emitting points emits light at each assigned luminous intensity during a light emission duration determined corresponding to the brightness assigned to the light source unit.
請求項3記載の照明装置。 4. The lighting device according to claim 3, wherein the drive control unit determines each luminous intensity to be assigned to each of the plurality of light-emitting points based on center-of-gravity fluctuation data, which is data indicating the fluctuation of the center of gravity of the brightness and is set based on the distribution ratio of the center of gravity.
複数の前記分配比率データは、
前記光源ユニットに割り当てられた前記明るさを前記複数の発光点のそれぞれに均等に分配する分配比率の前記重心揺らぎデータ内の発生頻度が最も多く、前記複数の発光点のそれぞれに片寄って分配する分配比率の前記重心揺らぎデータ内の発生頻度が、前記分配比率の片寄りが大きくなるほど少なくなるという条件を満たすように構成されている
請求項4記載の照明装置。 The center of gravity fluctuation data is time-series data having a plurality of distribution ratio data specifying the distribution ratio,
The plurality of distribution ratio data are
5. The lighting device according to claim 4, wherein a distribution ratio for evenly distributing the brightness assigned to the light source unit to each of the plurality of light-emitting points occurs most frequently in the center-of-gravity fluctuation data, and a distribution ratio for distributing the brightness to each of the plurality of light-emitting points in a biased manner in the center-of-gravity fluctuation data decreases as the distribution ratio becomes more skewed.
請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の照明装置。 The lighting device according to any one of claims 1 to 5, wherein the drive control section changes the brightness assigned to the light source unit on a time axis.
請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の照明装置。 The lighting device according to any one of claims 1 to 6, wherein the drive control section determines the brightness to be assigned to the light source unit based on brightness fluctuation data indicating the brightness fluctuation.
複数の前記明るさデータは、
明るさの変化前後の変化量の絶対値が小さいほど、前記明るさ揺らぎデータ内における前記変化量の明るさの変化の発生頻度が多く、前記変化量の絶対値が大きいほど、前記明るさ揺らぎデータ内における前記変化量の明るさの変化の発生頻度が少なくなるという条件を満たすように構成されている
請求項7記載の照明装置。 The brightness fluctuation data is time-series data having a plurality of brightness data specifying the brightness,
The plurality of brightness data are
8. The lighting device according to claim 7, wherein a condition is satisfied such that the smaller the absolute value of the amount of change in brightness before and after the change in brightness, the more frequently the change in brightness of the amount of change occurs in the brightness fluctuation data, and the larger the absolute value of the amount of change, the less frequently the change in brightness of the amount of change in the brightness fluctuation data occurs.
請求項3に従属する請求項4~請求項8のいずれか一項に記載の照明装置。 9. The illumination device according to any one of claims 4 to 8, depending on claim 3, wherein the drive control unit changes the duration of light emission on a time axis.
請求項9記載の照明装置。 The lighting device according to claim 9, wherein the drive control section determines the light emission duration corresponding to the brightness assigned to the light source unit based on time fluctuation data indicating fluctuation of the light emission duration.
複数の前記発光持続時間データは、
前記発光持続時間の長さが長い前記発光持続時間データほど、前記時間揺らぎデータ内における発生比率が多く、前記発光持続時間の長さが短い前記発光持続時間データほど、前記時間揺らぎデータ内における発生比率が低くなるという条件を満たすように構成されている
請求項10記載の照明装置。 The time fluctuation data is time-series data having a plurality of light emission duration data specifying the light emission duration,
The plurality of light emission duration data are
11. The lighting device according to claim 10, wherein the lighting device according to claim 10 is configured to satisfy a condition that the longer the length of the light emission duration, the higher the occurrence rate in the time fluctuation data, and the shorter the length of the light emission duration data, the lower the occurrence rate in the time fluctuation data.
請求項10または請求項11記載の照明装置。 12. The lighting device according to claim 10, wherein the light emission duration is set to be longer than a light emission period set in advance as a period that people feel uncomfortable.
前記明るさを特定する明るさデータを複数有する明るさ揺らぎデータと、前記明るさでの発光の持続時間を特定する発光持続時間データを複数有する時間揺らぎデータと、前記明るさを複数の発光点へ分配する分配比率を特定する分配比率データを複数有する重心揺らぎデータと、の各種データを複数の前記光源ユニットに共通に保持し、前記各種データを複数の前記光源ユニットのそれぞれの制御回路に与えるタイミングを遅延させることで複数の前記光源ユニットの発光タイミングを順次遅延させる遅延回路とを備え、
前記遅延回路は、
遅延時間を特定する遅延時間データを複数有する遅延時間揺らぎデータに基づいて遅延時間を決定する
請求項1記載の照明装置。 a plurality of the light source units;
Brightness fluctuation data having a plurality of brightness data specifying the brightness; time fluctuation data having a plurality of light emission duration data specifying a duration of light emission at the brightness; center of gravity fluctuation data having a plurality of distribution ratio data specifying a distribution ratio for distributing the brightness to a plurality of light emitting points; and a delay circuit for delaying,
The delay circuit is
The lighting device according to claim 1, wherein the delay time is determined based on delay time fluctuation data having a plurality of pieces of delay time data specifying the delay time.
遅延時間が短い前記遅延時間データほど、前記遅延時間揺らぎデータ内における発生頻度が少なく、前記遅延時間が長い前記遅延時間データほど、前記遅延時間揺らぎデータ内における発生頻度が多くなるという条件を満たすように構成されている
請求項13記載の照明装置。 The plurality of delay time data are
14. The lighting device according to claim 13, wherein the delay time data having a shorter delay time has a lower occurrence frequency in the delay time fluctuation data, and the delay time data having a longer delay time has a higher occurrence frequency in the delay time fluctuation data.
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