JP7313299B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び、情報処理プログラム - Google Patents
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そのため、地上目標対処における目標情報処理では、
複数のセンサからの探知情報が同一の目標のものか否かを判定することは対空目標対処の場合に比べて困難であり、
時間の経過に伴う目標の移動追尾を確立することも困難である。
領域内における移動体を目標物としてセンサが探知した結果である探知情報であって、前記目標物の位置と速度との情報を含む複数の探知情報と、記憶時刻における前記移動体の位置を記憶位置として見積もった情報を含む見積情報と、前記記憶位置に位置する前記移動体が前記記憶時刻から現在時刻までに移動することができる進行可能範囲を含む範囲情報とを記憶している記憶部と、
前記探知情報と、前記見積情報と、前記範囲情報とに基づいて、前記記憶位置を基準として定められる領域である指定範囲と、前記進行可能範囲とが重複する重複範囲に存在する目標物を対象目標物とし、前記対象目標物に対応する探知情報を対象探知情報とし、前記記憶部が複数の対象探知情報を記憶している場合に要集約と判定する判定部と、
前記判定部が前記要集約と判定した場合に、前記複数の対象探知情報それぞれに対応する目標物を集約した同一化目標物を求め、前記同一化目標物の情報を含む同一化探知情報を生成する探知情報同一化部と
を備える情報処理装置であって、
前記領域は、地上領域と海上領域とのいずれかであり、
前記指定範囲は、前記記憶位置の周囲の領域であり、
前記記憶部は、前記複数の探知情報それぞれに対応する優先度を記憶しており、
前記判定部は、前記複数の対象探知情報の内、最も高い優先度に対応する対象探知情報に含まれる対象目標物を前記同一化目標物とする。
判定部が、探知情報と、見積情報と、範囲情報とに基づいて、記憶位置の周辺の指定範囲と、進行可能範囲とが重複する重複範囲に存在する目標物を対象目標物とし、対象目標物に対応する探知情報を対象探知情報とし、記憶部が複数の対象探知情報を記憶している場合に要集約と判定し、
探知情報同一化部が、判定部が要集約と判定した場合に、複数の対象探知情報それぞれに対応する目標物を集約した同一化目標物を求め、同一化目標物の情報を含む同一化探知情報を生成する。
従って、本発明によれば、進行可能範囲に含まれない目標物を、目標物を集約した同一化目標物に集約しない。
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。以下の説明は、本発明を限定するものではない。
図1は、本実施の形態に係る情報処理装置100の構成例である。
本図に示すように、情報処理装置100は、コンピュータから構成される。情報処理装置100は、プロセッサ910と、記憶装置920と、入力インタフェース930と、出力インタフェース940と、通信装置950と等のハードウェアを備える。記憶装置920には、メモリと補助記憶装置との少なくとも一方が含まれる。情報処理装置100には、入力インタフェース930を介して入力装置300が接続される。
領域Sは、処理対象地域でもあり、情報処理装置100の情報処理S100の処理対象である領域であり、センサ30が監視している領域である。領域Sは、地上領域であっても良く、海上領域であっても良い。1のセンサ30は、領域Sの全てを監視しなくても良い。
目標物4は、センサ30が探知した移動体5である。
移動体5は、車両、船舶、飛行体、ロボット、人間等の領域S内を移動するである。情報処理装置100は、移動体5の位置を推測する。
移動体5は、具体例として、無限軌道及び起動輪を有する車両(装軌車両、以下第1の車両と呼ぶ)、又は、通常の車輪を備えた車両(装輪車両、以下、第2の車両と呼ぶ)である。
以下、目標物4と移動体5とが車両である場合について説明するが、目標物4と移動体5とを他種の移動体に置き換えても本実施の形態の効果は変わらない。
探知情報41は、センサ30が取得した移動体5に関する情報である。1の目標物4は1の移動体5に対応し、1の探知情報41は1の目標物4の情報である。探知情報41は、1のセンサ30が取得した複数の目標物4の情報であることもある。
補助記憶装置は、具体例として、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、又は、HDD(Hard Disk Drive)である。メモリは、具体例として、RAM(Random Access Memory)である。
オペレータが入力装置300を用いて入力する情報を受け付けるインタフェースであり、
具体例としては、USB(Universal Serial Bus)端子であり、
入力装置300と接続することができるポートである。
入力インタフェース930は、LAN(Local Area Network)と接続されるポートであっても良い。
オペレータは、コンピュータ等、人間でなくても良い。
入力装置300は、具体例として、マウス、キーボード、又は、タッチパネルである。
表示機器310に対して情報を出力するインタフェースであり、
具体例としては、USB(Universal Serial Bus)端子である。
複数のセンサ30に接続され、
データを通信する通信部として機能し、
レシーバとトランスミッタとを備え、
具体例として、通信チップ又はNIC(Network Interface Card)である。
レシーバは、
データを受信する受信部として機能し、
具体的には、複数のセンサ30から探知情報41を受信する受信部11として機能する。
トランスミッタは、データを送信する送信部として機能する。
各センサ30は、優先度42を有する。各センサ30の優先度42は、各センサ30に設定されたセンサ誤差を基に、あらかじめ設定されている。優先度42はセンサ30の信頼度を表すものであり、センサ誤差が少ないほど優先度42は高い。
通信装置950は、センサ30に接続されていなくても良く、センサ30が出力した情報を間接的に受信しても良い。
OSの少なくとも一部がメモリにロードされ、プロセッサ910はOSを実行しながら、「部」の機能を実現するプログラムを実行する。
情報処理装置100の動作手順は、情報処理方法に相当する。また、情報処理装置100の動作を実現するプログラムは、情報処理プログラムに相当する。
図3は、探知情報41の例、見積案45の例、及び探知情報41と見積案45との照合結果の例とを示す図である。
見積案45は、過去のある時点における移動体5の配置の推定案である。
複数の見積案45を区別するために、見積案45_1、見積案45_2と表記してある。
領域Sにおいてセンサ30から得られる探知情報41と、領域S内において進行が予想される目標群6の行動見積結果である見積情報451との相関判定を行い、
相関判定の結果に基づき、複数のセンサ30の探知情報41の同一化を行い、
同一化探知情報411と、目標群6の予想位置を表す予測見積情報453とを生成する装置である。
見積情報451は、移動体5の位置を見積もった情報を含む。
目標群6は1以上の移動体5から成る群のことであり、目標群6は情報処理装置100が行動を予測すべき移動体5から成る群である。目標群6は、情報処理装置100が対処すべき領域S内の移動体5の集合でもある。
情報処理装置100は、領域S内の移動体5を複数の目標群6に分割しても良い。
同一化は、複数の目標物4に関する情報を1つの目標物4の情報に集約することであり、仮想的に生成した目標物に複数の目標物4集約することを含む。
車両情報生成部12は、
入力装置300から入力インタフェース930を介して入力移動体情報601を取得し、
目標群6に含まれる移動体5の走行性能に関する情報を移動体情報43として生成し、
生成した移動体情報43を、速度情報生成部13に提供する。
入力移動体情報601は、具体例として、目標群6に含まれると考えられる移動体5の走行性能に関する情報であって、移動体5の種別ごとの情報である。典型的には、オペレータが入力装置300を操作して情報処理装置100に入力移動体情報601を入力する。
具体例として、
装軌車両は、一般的に、路上走行性能が低く、不整地走破性能力と、越壕能力と、越堤能力と、登坂能力とが高く、
装輪車両は、一般的に、路上走行性能が高く、不整地走破性能力と、越壕能力と、越堤能力と、登坂能力とが低い。
速度情報生成部13は、
入力装置300から入力インタフェース930を介して領域情報602を取得し、
領域情報602と、移動体情報43とに基づき、領域Sにおいて対処すべき目標群6に含まれる移動体5が進行することができる速度の範囲を見積もり、
目標群6の速度情報44を生成し、
生成した速度情報44を、範囲生成部15と、予測部21とに提供する。
領域情報602は、領域Sの表層部の状態を示す情報であり、具体例として、地理情報と、地面状態情報と、土地利用情報との少なくとも1つである。
地理情報は、領域Sの各地点における標高、勾配、土壌、地質、道路、河川、森林及びその他の地理に関する情報をいう。地面状態情報は、路面及び土壌の起伏、陥没、乾燥度及びその他の地面に関する状態の情報をいう。土地利用情報は、森林、原野、農園、水田、市街地及びその他の土地利用に関する情報をいう。
速度情報生成部13は、具体例として、
領域Sにおける地理情報と、地面状態情報と、土地利用情報とを領域情報602としてオペレータから入力装置300を介して取得し、
移動体情報43を車両情報生成部12から取得し、
領域情報602と、移動体情報43とに基づき、移動体5の種別ごとに、領域Sの各地点において進行することができる速度の範囲を見積もった速度情報44を生成する。
1の地点は、典型的には、領域Sを複数の区画に分割した場合における1の区画である。
速度情報生成部13は、ある種別の移動体5が進行することができないと見積もった地点において、その種別の移動体5が進行することができる速度の範囲に正の値を含めない。
図4は、速度情報生成部13の処理を示す概念図である。本図は、速度情報生成部13が、地理情報、地面状態情報、及び土地利用情報、並びに第2の車両の移動体情報43から、第2の車両に対応する速度情報44が生成したことを示している。
見積案生成部14は、
目標群6の行動を見積もり、
領域Sにおける目標群に含まれる移動体5の位置を含む見積案45を生成する。
見積案生成部14は、目標群6の見積りの案として複数パターンの見積案45を生成する。
見積案45には、移動体5の種別が含まれる。
見積案生成部14は、具体例として、
目標群6の車両数、車両種別、及び移動時の車両の隊形をオペレータから入力装置300を介して取得し、
領域S内において進行すると予想される対処すべき目標群6の車両数、車両種別、及び移動時の車両の隊形を、見積案45として生成し、
生成した見積案45を、範囲生成部15と、経路生成部16と、選択部17とに提供する。
図3は、見積案生成部14が2つの見積案45が生成したことを示す。見積案45Aにおいて、第2の車両小隊1から3と、1つの第1の車両小隊との配置が表されている。見積案45Bにおいて、第2の車両小隊1から2と、第1の車両小隊1から2との配置が表されている。
車両情報生成処理S110は、移動体5の種別に変更があった場合に実行されても良い。
速度情報生成処理S120は、領域情報602に変更があった場合に実行されても良い。
初期処理は、1分毎、5分毎等のように定期的に実行されても良く、予測部21によって生成された予測見積情報453に基づいて定期的に実行されても良い。一部の初期処理のみが実行されても良い。
範囲生成部15は、
各見積案45又は前回生成された予測見積情報453と、速度情報44とに基づき、目標群6に含まれる各移動体5が前回時刻から現在時刻までに進行することができる範囲を見積もり、
移動体5が前回時刻から現在時刻までに進行することができる進行可能範囲を示す情報を範囲情報46として生成し、
生成した範囲情報46を、経路生成部16と、選択部17と、判定部18とに提供する。
範囲生成部15は、進行可能範囲を求める。1の範囲情報46は、1の移動体5に対応し、1の移動体5の進行可能範囲を示す。
現在時刻は、本ステップの処理を行っている時刻であっても良く、本ステップの処理を行っている時刻よりも少し前の時刻であっても良い。前回時刻は、典型的には、見積案45、又は、予測部21が直前に生成した予測見積情報453に表される目標群6の配置が実現されていたと考えられる時刻である。前回時刻を記憶時刻とも呼び、記憶時刻における移動体5の位置をであって見積もられた位置を記憶位置と呼ぶ。
範囲生成部15は、具体例として、
各見積案45又は前回時刻における予測見積情報453と、速度情報44とを取得し、
移動体5の変速と、変針とを考慮して領域Sにおける対処すべき目標群6に含まれる移動体5の種別ごとに範囲情報46を生成する。
経路生成部16は、
各見積案45と、範囲情報46とに基づき、各移動体5の進行経路を予測し、
領域Sにおける各移動体5の進行経路を経路情報47として生成し、
生成した経路情報47を予測部21に提供する。
経路生成部16は、典型的には範囲情報46毎に経路情報47を生成するが、各移動体5の進行経路を予測する代わりに目標群6の進行経路を予測しても良い。
経路情報47は、移動体5が進行することが予想される経路に関する情報である。
経路生成部16は、具体例として、
各見積案45について、領域Sにおいて各移動体5が侵入又は制圧すると予想される各地点と、各地点へ至る進行経路及び想定される移動速度と、範囲情報46とを取得し、
範囲情報46に基づき、領域Sに対して各目標群が侵入及び制圧することができると予想される地点と、その地点へ至る進行経路と、想定される移動速度とを、各見積案45に対応する経路情報47として生成する。
本例において、オペレータは、領域Sにおいて各移動体5が侵入又は制圧すると予想される各地点と、各地点へ至る進行経路及び想定される移動速度とを入力装置300を介して入力する。
受信部11は、各センサ30から探知情報41と優先度42とを受信する。本ステップの処理は、毎秒、又は0.5秒毎のように定期的に実行される。
受信部11は、探知情報41を選択部17及び判定部18に提供し、優先度42を見積同一化部20する。
図3の例において、複数のセンサ30にはセンサ30Aとセンサ30Bとが含まれ、探知情報41にはセンサ30Aによって探知された目標物4Aに関する探知情報と、センサ30Bによって探知された目標物4Bに関する探知情報とが含まれる。
本図の探知情報41において、
四角形はセンサ30Aが探知した目標物4Aの位置及び種別を含む探知情報を示し、
ひし形はセンサ30Bが探知した目標物4Bの位置及び種別を含む探知情報を示し、
楕円形はセンサ30Bが探知した目標物4Bの位置及び種別を含む探知情報を示している。
目標物4Aは車両種別不明とする。ひし形は車両種別が第1の車両を示し、楕円形は車両種別が第2の車両を示す。
選択部17は、
探知情報41と、複数の見積案45と、範囲情報46とに基づいて、複数の見積案45から探知情報41と相関する見積案45を見積情報451として選択し、
選択した見積情報451を判定部18と、探知情報同一化部19と、見積同一化部20とに提供する。
選択部17は、目標物4の位置と移動体5の位置との相関の度合いと、目標物4の種別と移動体5の種別との相関の度合いとに基づいて、複数の見積案45から見積情報451を選択する。
選択部17は、目標群見積選択適用器とも称される。
選択部17は、1の見積案45を対象見積案として扱っても良い。記憶部22は、移動体5を対象移動体として記憶していても良い。
選択部17は、具体例として、
各見積案45について、見積案45の車両位置と探知情報41の目標物4の位置との距離差及び種別の同一性をもとに、探知情報41に含まれる目標物4が見積案45の移動体5と相関するかを判定し、
各見積案45について、探知情報41との相関度を表す見積相関点を算出し、
複数の見積案45のうち、最も見積相関点が高い見積案45を見積情報451として選択する。
本図を用いて、選択処理S170における見積相関点を算出する見積相関点算出処理について詳しく説明する。
選択部17は、まだ選択していないセンサ30を1つ選択センサとして選択し、移動体5を選択したことに関する情報を初期化する。
選択部17は、まだ選択していない移動体5であって、見積案45内の移動体5の1つを選択車両として選択する。
選択部17は、選択車両の位置から相関判定距離r内の範囲である指定見積範囲と、選択車両に対応する範囲情報46の進行可能範囲とが重複する範囲(以下、重複範囲)にある目標物4のうち、選択センサによって探知された目標物4の探知情報41を取得する。
指定見積範囲の形状は、円でなくても良い。選択処理S170における重複範囲を重複見積範囲とも呼ぶ。重複見積範囲に存在する目標物4を対象見積目標物とも呼ぶ。
選択部17は、
ステップS173において1つ以上の探知情報を取得した場合、ステップS175に進み、
それ以外の場合、ステップS178に進む。
選択部17は、重複範囲にある目標物4の探知情報41のうち、既に別の移動体5に割り当てられた目標物4の探知情報41を除外する。
選択部17は、
ステップS175の処理の結果、まだ探知情報41が1つ以上存在する場合、ステップS177に進み、
それ以外の場合、ステップS178に進む。
選択部17は、重複範囲にある目標物4の探知情報41であってどの移動体5にも割り当てられていない目標物4の探知情報41の内、選択車両に最も近い目標物4の探知情報41を、選択車両に割り当てる。
選択部17は、最も近いか否かを、選択車両と目標物4との空間的な距離によって判断しても良く、選択車両が見積案45における選択車両の位置から目標物4の位置まで移動することに要する時間によって判断しても良く、これらの組み合わせ等他の基準によって判断しても良い。以下、情報処理装置100の各部が最も近いか否かを判定する場合において、特に断りがない限り、同様である。
選択部17は、
見積案45内の全ての移動体5を既に選択した場合、ステップS179に進み、
それ以外の場合、ステップS172に戻る。
選択部17は、
全てのセンサ30を既に選択した場合、ステップS410に進み、
それ以外の場合、ステップS171に戻る。
選択部17は、見積案45内の各移動体5に割り当てられた各センサ30の目標物4の探知情報41の数を合計し、割当探知情報数とする。選択部17は、割当探知情報数×距離相関係数αを算出し、距離相関点Rとする。
選択部17は、
見積案45内の各移動体5に割り当てられた各センサ30の目標物4の探知情報41について、種別が車両種別と一致する探知情報41の数の合計を種別探知情報数として算出し、
種別探知情報数×種別相関係数βを種別相関点Cとする。
αとβとは正の値であり、どのような値であっても良い。
選択部17は、
各見積案45について距離相関点R+種別相関点C=見積相関点Bを算出し、
見積相関点Bが最も高い見積案45を見積情報451として選択する。
本図の見積案45Aに関する見積相関点Bを算出することについて説明する。センサ30Aの探知情報のうち見積案45Aの車両位置と重複範囲にあるものが10個、センサ30Bの探知情報のうち見積案45Aの車両位置と重複範囲にあるものが4個である。よって、割当探知情報数は計14個であるため、距離相関点R=14αである。また、種別相関点については、センサ30Aの探知情報はいずれも車両種別不明のため除外し、センサ30Bの探知情報のうち距離相関のある4つの探知情報は全て種別が見積案45Aの車両種別と一致している。よって、種別相関点Cは4βであるため、見積案45Aの見積相関点B=14α+4βである。
同様に、見積案45Bの見積相関点B=6α+βである。
従って、見積相関点は見積案45Bのものより見積案45Aのものの方が高くなるため、選択部17は、見積案45Aを見積情報451として選択する。
選択部17は、選択した見積情報451において、
移動体5に相当する目標物4が探知情報41に含まれる場合に、移動体5の位置を移動体5に相当する目標物4の位置に設定し、
それ以外の場合に、移動体5の位置を見積情報451における隊形に基づいて相対的に適切な位置に設定する。
(ステップS414)
選択部17は、位置を設定した見積情報451を判定部18に提供する。
判定部18は、
探知情報41と、見積情報451と、範囲情報46とに基づいて、移動体5の位置を基準として定められる指定範囲と、進行可能範囲との重複する重複範囲に存在する全ての目標物4に基づいて割当結果48を生成し、
生成した割当結果48を探知情報同一化部19に提供する。
指定範囲は、移動体5を中心とし、相関判定距離rを半径とする円の内側とする。本ステップにおける相関判定距離rの値は、選択処理S170における相関判定距離rの値と異なっても良い。指定範囲は、移動体5の周囲の領域である。指定範囲の形状は、円でなくても良い。重複範囲に存在する目標物4を対象目標物とも呼び、対象目標物に対応する探知情報を対象探知情報とも呼ぶ。
判定部18は、センサ30毎に、移動体5の周囲の重複範囲内に目標物4が存在するか否かを判定する。
判定部18は、探知情報相関判定器とも称され、見積情報451の代わりに予測見積情報453を使用しても良い。
判定部18は、移動体5の周囲の重複範囲内に目標物4が存在する場合に、要集約と判定しても良い。
集約先の目標物4を、目標見積とも呼ぶ。
探知情報41と、見積情報451との相関判定を行い、
重複範囲内において、探知情報41の目標物4の位置と、見積情報451の移動体5の位置との距離差、及び、目標物4と移動体5との車両種別の同一性に基づいて、各探知情報41を、最も相関の高い見積情報451内の移動体5に割り当てる割当結果48を生成する。
本図を用いて、判定処理S180を詳しく説明する。
判定部18は、判定処理S180において選択処理S170におけるステップS171からステップS179までと同様の処理を実行し、各センサ30からの各目標物4の探知情報41を、選択された見積情報451内の各移動体5に割り当てる。
判定部18は、まだ選択していないセンサ30を1つ選択センサとして選択し、移動体5を選択したことに関する情報を初期化する。
判定部18は、まだ選択していない移動体5であって、見積情報451内の各移動体5の1つを選択車両として選択する。
判定部18は、選択車両に対応する重複範囲にある目標物4のうち、選択センサによって探知された目標物4の探知情報41を取得する。
判定部18は、
ステップS183において取得した探知情報41が1つ以上ある場合、ステップS185に進み、
それ以外の場合、ステップS188に進む。
判定部18は、重複範囲にある目標物4の探知情報41のうち、既に別の移動体5に割り当てられた目標物4の探知情報41を除外する。
判定部18は、
ステップS185の処理の結果、まだ探知情報41が1つ以上存在する場合、ステップS187に進み、
それ以外の場合、ステップS188に進む。
判定部18は、重複範囲にある目標物4の探知情報41であってどの移動体5にも割り当てられていない目標物4の探知情報41の内、選択車両に最も近い目標物4の探知情報41を選択車両に割り当て、割当結果48を生成する。
判定部18は、
見積情報451内の全ての移動体5を既に選択した場合、ステップS189に進み、
それ以外の場合、ステップS182に戻る。
判定部18は、
全てのセンサ30を既に選択した場合、ステップS510に進み、
それ以外の場合、ステップS181に戻る。
判定部18は、生成した割当結果48を探知情報同一化部19と、見積同一化部20とに提供する。
割当結果48は、目標物4と、見積情報451に含まれる移動体5との対応関係を示す情報でもある。
探知情報同一化部19は、移動体5毎に、割当結果48に基づいて判定部18が重複範囲内に移動体5に対応する目標物4が複数存在すると判定した場合、これら複数の目標物4を同一化した同一化目標物4sの情報を含む同一化探知情報411を生成する。
探知情報同一化部19は、具体例として、目標物4を探知した複数のセンサ30の内、優先度42が最も高いセンサ30が出力した探知情報41に対応する目標物4を同一化目標物4sとして同一化探知情報411を生成する。
同一化目標物4sは、複数の探知情報41それぞれに対応する目標物4を集約したものである。
割当結果48に基づき、見積情報451の各移動体5に対応する複数のセンサ30からの探知情報41を同一化して1つの同一化探知情報411にまとめ、
生成した同一化探知情報411を見積同一化部20に提供し、出力インタフェース940から出力する。
本例において、同一化探知情報411における各同一化目標物4sの位置は、目標物4を探知した複数のセンサ30の内、最も優先度42の高いセンサ30(以下、優先センサ)の探知情報41に対応する位置とする。
本図を用いて、探知情報同一化処理S190を詳しく説明する。
探知情報同一化部19は、まだ選択していない移動体5であって、割当結果48に含まれる1の移動体5を選択車両として選択する。
探知情報同一化部19は、
選択車両に割り当てられた探知情報41(以下、選択探知情報)が2つ以上ある場合、即ち複数のセンサ30の探知情報41が選択車両に割り当てられている場合、ステップS193に進み、
選択探知情報が1つある場合、選択車両の位置と車両種別とを選択探知情報のものとしてステップS195に進み、
それ以外の場合、ステップS195に進む。
本ステップ及びステップS194において、探知情報同一化部19は、同一化目標物4sを生成することにより同一化探知情報411を生成する。
探知情報同一化部19は、複数の選択探知情報に対応する目標物4を同一化目標物4sにまとめ、同一化探知情報411を生成する。同一化目標物4sの位置は、選択車両に割り当てられている探知情報41に対応するセンサ30の内、優先センサの探知情報41に含まれる目標物4の位置とする。
探知情報同一化部19は、優先センサが複数ある場合、優先センサの中から1つのセンサ30をランダムに選択しても良く、優先センサ全ての探知情報41に含まれる目標物4の位置の平均を同一化目標物4sの位置としても良い。
探知情報同一化部19は、選択車両の車両種別を、ステップS193で生成した同一化目標物4sに対応する目標物4の種別に設定する。
探知情報同一化部19は、
割当結果48の見積情報451内の全ての移動体5について処理を行った場合、本フロー図に示す処理を終了し、
それ以外の場合、ステップS191に戻る。
同一化探知情報411を表示機器310に表示することにより、目標群6の探知状況を整理した情報をオペレータに対して提示することができる。
見積同一化部20は、見積情報451と、同一化探知情報411とに基づいて、見積情報451に含まれる移動体5の位置を補正し、補正見積情報452を生成する。
見積同一化部20は、具体例として、
同一化探知情報411に基づいて、見積情報451を補正し、
見積情報451と、同一化探知情報411とに基づき、見積情報451の移動体5の位置を、移動体5に割り当てられた目標物4の位置、又は、移動体5に対応する同一化目標物4sの位置に補正し、
補正した見積情報451を、補正見積情報452として予測部21に提供する。
補正後の見積情報451を補正見積情報452とする。
見積同一化部20は、見積情報451に含まれる移動体5であって、対応する探知情報41が無いと判定された移動体5の位置を、目標群の隊形等に基づいて適切な位置に設定する。見積同一化部20は、具体例として、目標群の隊形の相対的な位置を考慮する。
対応する探知情報41が無いと判定された移動体5は、いずれの目標物4とも相関値が基準値以下である。
本図を用いて、見積同一化処理S200を詳しく説明する。
見積同一化部20は、まだ選択されていない移動体5であって、見積情報451に含まれる1つの移動体5を選択車両として選択する。
見積同一化部20は、
選択車両に割り当てられた同一化目標物4sが存在する場合、ステップS203に進み、
それ以外の場合、ステップS204に進む。
見積同一化部20は、見積情報451における選択車両の位置を同一化目標物4sの位置に補正し、ステップS206に進む。
見積同一化部20は、
選択車両に割り当てられた探知情報41が存在する場合、ステップS205に進み、
それ以外の場合、ステップS206に進む。
見積同一化部20は、見積情報451における選択車両の位置を、選択車両に割り当てられた目標物4の位置に補正する。
見積同一化部20は、
見積情報451に含まれる全ての移動体5について処理を行った場合、補正見積情報452を出力して本フロー図に示す処理を終了し、
それ以外の場合、ステップS201に戻る。
予測部21は、
速度情報44と、補正見積情報452と、経路情報47とに基づいて、次回時刻における目標群6の位置を予測して予測見積情報453を生成し、
生成した予測見積情報453を見積情報451として、範囲生成部15と、判定部18とに提供する。
予測部21は、目標群機動予測器とも称される。
予測部21は、見積同一化部20から補正見積情報452を取得し、経路生成部16から経路情報47を取得し、次の処理周期時刻において予想される各目標群の位置を算出する。
次回時刻は、典型的には、現在時刻から処理周期間隔を経過した時刻である。
速度情報44と、補正見積情報452に含まれる移動体5の位置情報とに基づいて進行経路移動速度sを算出し、
経路情報47に基づいて、補正見積情報452内の各移動体5の現在位置から処理周期間隔ΔT×sによって算出される距離を経路情報47に沿って移動した位置に各移動体5の位置を更新し、
更新した各移動体5の位置を出力インタフェース940を通じて出力して表示機器310に提供する。
予測部21は、具体例として、現在時刻からΔTが経過した後、更新した目標群6の各移動体5の位置を表示機器310によって表示させ、判定部18に予測見積情報453を提供する。本例において、判定部18は、受け取った予測見積情報453と、受信部11から新たに得られた探知情報41とに基づいて処理を実行する。
表示機器310は、同一化探知情報411と、予測見積情報453とを表示する。
表示機器310は、具体例として、ΔTごとに、同一化探知情報411と予測見積情報453とを表示する。
情報処理装置100は、本ステップの終了後、初期処理を実行しない場合、範囲生成処理S140に戻る。
情報処理装置100は、
領域S内における移動体5を目標物4としてセンサ30が探知した結果である探知情報41であって、目標物4の位置と速度との情報を含む複数の探知情報41と、記憶時刻における移動体5の位置を記憶位置として見積もった情報を含む見積情報451と、記憶位置に位置する移動体5が記憶時刻から現在時刻までに移動することができる進行可能範囲を含む範囲情報46とを記憶している記憶部22と、
探知情報41と、見積情報451と、範囲情報46とに基づいて、記憶位置の周辺の指定範囲と、進行可能範囲とが重複する重複範囲に存在する目標物4を対象目標物とし、対象目標物に対応する探知情報41を対象探知情報41とし、記憶部22が複数の対象探知情報41を記憶している場合に要集約と判定する判定部18と、
判定部18が要集約と判定した場合に、複数の対象探知情報41それぞれに対応する目標物4を集約した同一化目標物4を求め、同一化目標物4の情報を含む同一化探知情報411を生成する探知情報同一化部19と
を備える。
情報処理装置100は、見積情報451と、速度情報44とに基づいて進行可能範囲を求めて範囲情報46と同等の生成範囲情報を生成し、生成範囲情報を範囲情報46として記憶部22に記憶させる範囲生成部15を備える。
情報処理装置100は、移動体情報と、領域情報とに基づいて速度情報44と同等の生成速度情報を生成し、生成速度情報を速度情報44として記憶部22に記憶させる速度情報生成部13を備える。
情報処理装置100は、同一化探知情報411と、経路情報47とに基づいて、次回時刻における移動体5の位置を予測して予測見積情報453を生成し、生成した予測見積情報453を見積情報451として記憶部22に記憶させる予測部21を備える。
判定部18は、複数の対象探知情報41の内、最も高い優先度に対応する対象探知情報41に含まれる対象目標物を同一化目標物4とする。
情報処理装置100は、
複数の見積案45に含まれる1の見積案45を対象見積案45とし、探知情報41と、対象見積案45と、対象見積案45に対応する範囲情報46とに基づいて、対象見積案45に示される記憶位置案の周辺の指定見積範囲と、進行可能範囲とが重複する重複見積範囲に存在する目標物4を対象見積目標物4として求め、求めた対象見積目標物4の位置と、対象見積案45に示される対象移動体5の位置との相関の度合いを示す距離相関点Rと、求めた対象見積目標物4の種別と対象移動体5の種別との相関の度合いを示す種別相関点Cとに基づいて、対象見積案45と、探知情報41との相関の度合いを示す見積相関点Bを求めることを複数の見積案45それぞれに対して行い、最も高い見積相関点に対応する見積案45を選択し、選択した見積案45を見積情報451として記憶部22に記憶させる選択部17を備える。
<変形例1>
情報処理装置100は、センサ30と接続されていなくても良い。本変形例において、情報処理装置100は、他の機器と通信することによりセンサ30が取得した情報を受け取る。
情報処理装置100は、前回時刻において領域Sの外に存在し、現在時刻において領域Sに存在する移動体5の位置を見積もっても良い。
本変形例において、情報処理装置100は、具体例として、前回時刻において領域S外に存在する移動体5の情報をオペレータから受信する。
情報処理装置100は、センサ30から受信した情報を基に優先度42を生成しても良い。
1つのセンサ30の優先度42は1つだけでなくても良い。本変形例において、具体例として、探知情報同一化部19は、センサ30から目標物4までの距離に応じてセンサ30の優先度42を算出しても良く、領域情報602に基づいて優先度42を設定しても良い。
情報処理装置100は、車両情報生成処理S110を実行しなくても良い。本変形例において、情報処理装置100は、具体例として、移動体情報43をオペレータから受け取る。
情報処理装置100は、速度情報生成処理S120を実行しなくても良い。本変形例において、情報処理装置100は、具体例として、速度情報44をオペレータから受け取る。
情報処理装置100は、見積案生成処理S130を実行しなくても良い。本変形例において、情報処理装置100は、具体例として、見積案45をオペレータから受け取る。
経路生成部16は、領域S外を経由して領域S内に戻る経路を生成しても良い。
選択部17は、ステップS175を実行しなくても良い。本変形例において、選択部17は、具体例として、目標物4をリストに登録して管理しており、移動体5に割り当てた目標物4をリストから除外し、ステップS173においてリストに登録されている目標物4を対象とする。
判定部18は、同様にステップS185を実行しなくても良い。
探知情報同一化部19は、探知情報同一化処理S190において、同一化目標物4sの位置を、最も優先度の高いセンサ30の探知情報41に対応する位置としなくても良い。
本変形例において、探知情報同一化部19は、具体例として、優先度42に基づく重みを考慮して算出した平均位置としても良い。本例において、探知情報同一化部19は、優先度42が所定の基準値以上のものだけを対象にしても良い。
本実施の形態では、情報処理装置100の「部」の機能がソフトウェアで実現されるが、変形例として、情報処理装置100の「部」の機能がハードウェアで実現されても良い。
図10は、本変形例に係る情報処理装置100の構成例である。
本図に示すように、情報処理装置100は、処理回路909、入力インタフェース930、出力インタフェース940及び通信装置950等のハードウェアを備える。
以上にように、本実施の形態に係る情報処理装置100によれば、
選択部17が、見積案45に含まれる各移動体5の位置と、各センサ30から得られた探知情報41、即ち目標物4の位置との相関判定を行い、相関の度合いを示す点数を計算することによって、最も点数の高い見積案45を選択し、
判定部18が、複数の探知情報41同士の同一化を判定するにあたり、各探知情報41が同一の見積情報451に含まれる移動体5の情報と相関があるか否かを判定基準とし、
見積同一化部20が、見積情報451の各移動体5の位置を、相関ありと判定された探知情報41の位置に合わせて補正することによって、見積情報451を探知状況に応じて修正する。
速度情報生成部13が速度情報44を生成し、
範囲生成部15が、速度情報44、及び、目標群6に含まれる移動体5の位置と速度と針路とを初期値とに基づいて、移動体5の変速と変針とを考慮して移動体5の範囲情報46を生成し、
見積案生成部14と、経路生成部16とが、領域Sで探知されると予想される目標物4の数、位置及び移動経路を推定するため、
複数の探知情報41同士が同一の目標を探知したものか否かを比較的容易に判定することができる。
複数の探知情報41を同一化した情報をオペレータに提供することができ、
予測部21が各目標物4の未来位置を予測することができるため、新たに得られた探知情報41が過去に探知した目標物4に対応するか否かを比較的容易に判定することができる。
従って、オペレータが目標物4の移動履歴を比較的容易に把握することができる。
また、情報処理装置100は、1つの装置でなく、複数の装置から構成されたシステムでも良い。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物及び用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
Claims (10)
- 領域内における移動体を目標物としてセンサが探知した結果である探知情報であって、前記目標物の位置と速度との情報を含む複数の探知情報と、記憶時刻における前記移動体の位置を記憶位置として見積もった情報を含む見積情報と、前記記憶位置に位置する前記移動体が前記記憶時刻から現在時刻までに移動することができる進行可能範囲を含む範囲情報とを記憶している記憶部と、
前記探知情報と、前記見積情報と、前記範囲情報とに基づいて、前記記憶位置を基準として定められる領域である指定範囲と、前記進行可能範囲とが重複する重複範囲に存在する目標物を対象目標物とし、前記対象目標物に対応する探知情報を対象探知情報とし、前記記憶部が複数の対象探知情報を記憶している場合に要集約と判定する判定部と、
前記判定部が前記要集約と判定した場合に、前記複数の対象探知情報それぞれに対応する目標物を集約した同一化目標物を求め、前記同一化目標物の情報を含む同一化探知情報を生成する探知情報同一化部と
を備える情報処理装置であって、
前記領域は、地上領域と海上領域とのいずれかであり、
前記指定範囲は、前記記憶位置の周囲の領域であり、
前記記憶部は、前記複数の探知情報それぞれに対応する優先度を記憶しており、
前記判定部は、前記複数の対象探知情報の内、最も高い優先度に対応する対象探知情報に含まれる対象目標物を前記同一化目標物とする情報処理装置。 - 領域内における移動体を目標物としてセンサが探知した結果である探知情報であって、前記目標物の位置と速度との情報を含む複数の探知情報と、記憶時刻における前記移動体の位置を記憶位置として見積もった情報を含む見積情報と、前記記憶位置に位置する前記移動体が前記記憶時刻から現在時刻までに移動することができる進行可能範囲を含む範囲情報とを記憶している記憶部と、
前記探知情報と、前記見積情報と、前記範囲情報とに基づいて、前記記憶位置を基準として定められる領域である指定範囲と、前記進行可能範囲とが重複する重複範囲に存在する目標物を対象目標物とし、前記対象目標物に対応する探知情報を対象探知情報とし、前記記憶部が複数の対象探知情報を記憶している場合に要集約と判定する判定部と、
前記判定部が前記要集約と判定した場合に、前記複数の対象探知情報それぞれに対応する目標物を集約した同一化目標物を求め、前記同一化目標物の情報を含む同一化探知情報を生成する探知情報同一化部と
を備える情報処理装置であって、
前記領域は、地上領域と海上領域とのいずれかであり、
前記指定範囲は、前記記憶位置の周囲の領域であり、
前記記憶部は、移動体を対象移動体とし、前記記憶時刻における前記対象移動体の位置の案を記憶位置案として示す複数の見積案と、前記複数の見積案それぞれに対応する範囲情報とを記憶しており、
前記複数の見積案に含まれる1の見積案を対象見積案とし、前記探知情報と、前記対象見積案と、前記対象見積案に対応する範囲情報とに基づいて、前記対象見積案に示される記憶位置案の周辺の指定見積範囲と、前記進行可能範囲とが重複する重複見積範囲に存在する目標物を対象見積目標物として求め、求めた対象見積目標物の位置と、前記対象見積案に示される対象移動体の位置との相関の度合いを示す距離相関点と、求めた対象見積目標物の種別と前記対象移動体の種別との相関の度合いを示す種別相関点とに基づいて、前記対象見積案と、前記探知情報との相関の度合いを示す見積相関点を求めることを前記複数の見積案それぞれに対して行い、最も高い見積相関点に対応する見積案を選択し、選択した見積案を前記見積情報として前記記憶部に記憶させる選択部を備える情報処理装置。 - 前記判定部は、前記記憶部が1のセンサに対応する探知情報であって、前記重複範囲に存在する複数の目標物に対応する複数の探知情報を記憶している場合に、前記重複範囲に存在する目標物の内、前記記憶位置に最も近い目標物のみを前記対象目標物とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 前記記憶部は、前記移動体が進行することが予想される経路に関する経路情報を記憶しており、
前記同一化探知情報と、前記経路情報とに基づいて、次回時刻における前記移動体の位置を予測して予測見積情報を生成し、生成した予測見積情報を前記見積情報として前記記憶部に記憶させる予測部を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記記憶部は、前記複数の探知情報それぞれに対応する優先度を記憶しており、
前記判定部は、前記複数の対象探知情報の内、最も高い優先度に対応する対象探知情報に含まれる対象目標物を前記同一化目標物とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記記憶部は、移動体を対象移動体とし、前記記憶時刻における前記対象移動体の位置の案を記憶位置案として示す複数の見積案と、前記複数の見積案それぞれに対応する範囲情報とを記憶しており、
前記複数の見積案に含まれる1の見積案を対象見積案とし、前記探知情報と、前記対象見積案と、前記対象見積案に対応する範囲情報とに基づいて、前記対象見積案に示される記憶位置案の周辺の指定見積範囲と、前記進行可能範囲とが重複する重複見積範囲に存在する目標物を対象見積目標物として求め、求めた対象見積目標物の位置と、前記対象見積案に示される対象移動体の位置との相関の度合いを示す距離相関点と、求めた対象見積目標物の種別と前記対象移動体の種別との相関の度合いを示す種別相関点とに基づいて、前記対象見積案と、前記探知情報との相関の度合いを示す見積相関点を求めることを前記複数の見積案それぞれに対して行い、最も高い見積相関点に対応する見積案を選択し、選択した見積案を前記見積情報として前記記憶部に記憶させる選択部を備える請求項1に記載の情報処理装置。 - 記憶部が、領域内における移動体を目標物としてセンサが探知した結果である探知情報であって、前記目標物の位置と速度との情報を含む複数の探知情報と、記憶時刻における前記移動体の位置を記憶位置として見積もった情報を含む見積情報と、前記記憶位置に位置する前記移動体が前記記憶時刻から現在時刻までに移動することができる進行可能範囲を含む範囲情報とを記憶しており、
判定部が、前記探知情報と、前記見積情報と、前記範囲情報とに基づいて、前記記憶位置を基準として定められる領域である指定範囲と、前記進行可能範囲とが重複する重複範囲に存在する目標物を対象目標物とし、前記対象目標物に対応する探知情報を対象探知情報とし、前記記憶部が複数の対象探知情報を記憶している場合に要集約と判定し、
探知情報同一化部が、前記判定部が前記要集約と判定した場合に、前記複数の対象探知情報それぞれに対応する目標物を集約した同一化目標物を求め、前記同一化目標物の情報を含む同一化探知情報を生成する情報処理方法であって、
前記領域は、地上領域と海上領域とのいずれかであり、
前記指定範囲は、前記記憶位置の周囲の領域であり、
前記記憶部は、前記複数の探知情報それぞれに対応する優先度を記憶しており、
前記判定部は、前記複数の対象探知情報の内、最も高い優先度に対応する対象探知情報に含まれる対象目標物を前記同一化目標物とする情報処理方法。 - 記憶部が、領域内における移動体を目標物としてセンサが探知した結果である探知情報であって、前記目標物の位置と速度との情報を含む複数の探知情報と、記憶時刻における前記移動体の位置を記憶位置として見積もった情報を含む見積情報と、前記記憶位置に位置する前記移動体が前記記憶時刻から現在時刻までに移動することができる進行可能範囲を含む範囲情報とを記憶しており、
判定部が、前記探知情報と、前記見積情報と、前記範囲情報とに基づいて、前記記憶位置を基準として定められる領域である指定範囲と、前記進行可能範囲とが重複する重複範囲に存在する目標物を対象目標物とし、前記対象目標物に対応する探知情報を対象探知情報とし、前記記憶部が複数の対象探知情報を記憶している場合に要集約と判定し、
探知情報同一化部が、前記判定部が前記要集約と判定した場合に、前記複数の対象探知情報それぞれに対応する目標物を集約した同一化目標物を求め、前記同一化目標物の情報を含む同一化探知情報を生成する情報処理方法であって、
前記領域は、地上領域と海上領域とのいずれかであり、
前記指定範囲は、前記記憶位置の周囲の領域であり、
前記記憶部は、移動体を対象移動体とし、前記記憶時刻における前記対象移動体の位置の案を記憶位置案として示す複数の見積案と、前記複数の見積案それぞれに対応する範囲情報とを記憶しており、
選択部が、前記複数の見積案に含まれる1の見積案を対象見積案とし、前記探知情報と、前記対象見積案と、前記対象見積案に対応する範囲情報とに基づいて、前記対象見積案に示される記憶位置案の周辺の指定見積範囲と、前記進行可能範囲とが重複する重複見積範囲に存在する目標物を対象見積目標物として求め、求めた対象見積目標物の位置と、前記対象見積案に示される対象移動体の位置との相関の度合いを示す距離相関点と、求めた対象見積目標物の種別と前記対象移動体の種別との相関の度合いを示す種別相関点とに基づいて、前記対象見積案と、前記探知情報との相関の度合いを示す見積相関点を求めることを前記複数の見積案それぞれに対して行い、最も高い見積相関点に対応する見積案を選択し、選択した見積案を前記見積情報として前記記憶部に記憶させる情報処理方法。 - 領域内における移動体を目標物としてセンサが探知した結果である探知情報であって、前記目標物の位置と速度との情報を含む複数の探知情報と、記憶時刻における前記移動体の位置を記憶位置として見積もった情報を含む見積情報と、前記記憶位置に位置する前記移動体が前記記憶時刻から現在時刻までに移動することができる進行可能範囲を含む範囲情報とを記憶しているコンピュータに、
前記探知情報と、前記見積情報と、前記範囲情報とに基づいて、前記記憶位置を基準として定められる領域である指定範囲と、前記進行可能範囲とが重複する重複範囲に存在する目標物を対象目標物とさせ、前記対象目標物に対応する探知情報を対象探知情報とさせ、前記コンピュータが複数の対象探知情報を記憶している場合に要集約と判定させ、
前記要集約と判定させた場合に、前記複数の対象探知情報それぞれに対応する目標物を集約した同一化目標物を求め、前記同一化目標物の情報を含む同一化探知情報を生成させる情報処理プログラムであって、
前記領域は、地上領域と海上領域とのいずれかであり、
前記指定範囲は、前記記憶位置の周囲の領域であり、
前記コンピュータは、前記複数の探知情報それぞれに対応する優先度を記憶しており、
前記コンピュータに、前記複数の対象探知情報の内、最も高い優先度に対応する対象探知情報に含まれる対象目標物を前記同一化目標物とさせる情報処理プログラム。 - 領域内における移動体を目標物としてセンサが探知した結果である探知情報であって、前記目標物の位置と速度との情報を含む複数の探知情報と、記憶時刻における前記移動体の位置を記憶位置として見積もった情報を含む見積情報と、前記記憶位置に位置する前記移動体が前記記憶時刻から現在時刻までに移動することができる進行可能範囲を含む範囲情報とを記憶しているコンピュータに、
前記探知情報と、前記見積情報と、前記範囲情報とに基づいて、前記記憶位置を基準として定められる領域である指定範囲と、前記進行可能範囲とが重複する重複範囲に存在する目標物を対象目標物とさせ、前記対象目標物に対応する探知情報を対象探知情報とさせ、前記コンピュータが複数の対象探知情報を記憶している場合に要集約と判定させ、
前記要集約と判定させた場合に、前記複数の対象探知情報それぞれに対応する目標物を集約した同一化目標物を求め、前記同一化目標物の情報を含む同一化探知情報を生成させる情報処理プログラムであって、
前記領域は、地上領域と海上領域とのいずれかであり、
前記指定範囲は、前記記憶位置の周囲の領域であり、
前記コンピュータは、移動体を対象移動体とし、前記記憶時刻における前記対象移動体の位置の案を記憶位置案として示す複数の見積案と、前記複数の見積案それぞれに対応する範囲情報とを記憶しており、
前記コンピュータに、前記複数の見積案に含まれる1の見積案を対象見積案とさせ、前記探知情報と、前記対象見積案と、前記対象見積案に対応する範囲情報とに基づいて、前記対象見積案に示される記憶位置案の周辺の指定見積範囲と、前記進行可能範囲とが重複する重複見積範囲に存在する目標物を対象見積目標物として求めさせ、求めた対象見積目標物の位置と、前記対象見積案に示される対象移動体の位置との相関の度合いを示す距離相関点と、求めた対象見積目標物の種別と前記対象移動体の種別との相関の度合いを示す種別相関点とに基づいて、前記対象見積案と、前記探知情報との相関の度合いを示す見積相関点を求めることを前記複数の見積案それぞれに対して行い、最も高い見積相関点に対応する見積案を選択させ、選択した見積案を前記見積情報として記憶させる情報処理プログラム。
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