JP7310572B2 - 計数装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

計数装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は商品の計数に関する。
検品作業などにおいて、検品対象の商品の管理が行われている。例えば特許文献1は、検品対象の荷物が撮像された画像を解析して荷物の品名と段数を特定し、その品名に対応する積み付け方法を特定し、その積み付け方法と段数に基づいて荷物の個数を特定する技術を開示している。なお、積み付け方法は、品物ごとに予め定められている。
特開2013-067499号公報
特許文献1の発明では、様々な荷物の特徴量が予めデータベースに格納されており、荷物を撮像した画像から得られた特徴量とデータベースに格納されている各荷物の特徴量とを比較することにより、荷物の品名を特定している。しかしながらこの方法では、荷物の品名の特定に要する時間が長くなってしまう。その結果、荷物の個数の特定に要する時間も長くなってしまう。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、商品の個数の特定を短い時間で行う技術を提供することである。
本発明の計数装置は、1)対象商品の識別情報を表すマークが含まれる第1の撮像画像を解析することで、マークによって表される識別情報を特定する特定部と、2)識別情報に対応するマスタ情報を取得するマスタ取得部と、3)複数の対象商品から成る商品群が含まれる第2の撮像画像を取得したマスタ情報を利用して解析することで、第2の撮像画像から対象商品を検出し、その検出結果に基づいて、商品群に含まれる対象商品の個数を特定する計数部と、を有する。
本発明の制御方法はコンピュータによって実行される。当該制御方法は、1)対象商品の識別情報を表すマークが含まれる第1の撮像画像を解析することで、マークによって表される識別情報を特定する特定ステップと、2)識別情報に対応するマスタ情報を取得するマスタ取得ステップと、3)複数の対象商品から成る商品群が含まれる第2の撮像画像を取得したマスタ情報を利用して解析することで、第2の撮像画像から対象商品を検出し、その検出結果に基づいて、商品群に含まれる対象商品の個数を特定する計数ステップと、を有する。
本発明のプログラムは、本発明の制御方法が有する各ステップをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、商品の個数の特定を短い時間で行う技術が提供される。
実施形態1に係る計数装置の動作を概念的に例示する図である。 計数装置の機能構成を例示するブロック図である。 計数装置を実現するための計算機を例示する図である。 実施形態1の計数装置によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。 商品群が1方向から撮像されるケースを例示する図である。 商品群が1方向から撮像され、なおかつ、第2カメラが第2撮像画像と深度画像を生成するケースを例示する図である。 実施形態2の計数装置の機能構成を例示するブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、特に説明する場合を除き、各ブロック図において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。以下の説明において、特に説明しない限り、各種所定の値(閾値など)は、その値を利用する機能構成部からアクセス可能な記憶装置に予め記憶させておく。
[実施形態1]
<概要>
図1は、実施形態1に係る計数装置2000の動作を概念的に例示する図である。ここで、図1を用いて説明する計数装置2000の動作は、計数装置2000の理解を容易にするための例示であり、計数装置2000の動作を限定するものではない。計数装置2000の動作の詳細やバリエーションについては後述する。
計数装置2000は、商品群20に含まれる対象商品10の個数を特定する。商品群20は、1つ以上の対象商品10を一箇所に集めたものである。例えば、対象商品10の出荷や入荷時の検品作業においてパレットに積まれた複数の対象商品10が、商品群20として扱われる。以下、計数装置2000が商品群20に含まれる対象商品10の個数を特定する方法の概要を説明する。
計数装置2000は、第1撮像画像32を取得する。第1撮像画像32は、第1カメラ30によって生成される。第1カメラ30は、マーク12がその撮像範囲に入るように設けられる。マーク12は、対象商品10の識別情報を表す任意のマーク(例えばバーコード)である。計数装置2000は、第1撮像画像32を解析することで、第1撮像画像32に含まれるマーク12から、対象商品10の識別情報を特定する。
計数装置2000は、対象商品10の識別情報に対応づけられているマスタ情報50を取得する。マスタ情報50は、対象商品10を検出するための画像解析に利用される。マスタ情報50は、例えば、対象商品10のテンプレート画像や、対象商品10の画像特徴(画像上の特徴量)などである。
計数装置2000は、商品群20が含まれる第2撮像画像42を取得する。第2撮像画像42は、第2カメラ40によって生成される。第2カメラ40は、その撮像範囲に商品群20が含まれるように設けられる。計数装置2000は、マスタ情報50を利用して第2撮像画像42を解析することにより、第2撮像画像42に含まれる対象商品10を検出する。計数装置2000は、この検出結果に基づいて、商品群20に含まれる対象商品10の数を特定する。
ここで、1つの第2撮像画像42には、商品群20に含まれる全ての対象商品10ではなく、一部の対象商品10しか含まれない可能性がある。例えば対象商品10がパレットに積み上げられている場合、一方向から商品群20を撮像しただけでは、一部の対象商品10が別の対象商品10に隠れてしまう可能性がある。
そこで例えば、計数装置2000は、第2撮像画像42から検出された対象商品10の個数、及び商品群20における対象商品10の配置に関する事前ルールに基づいて、商品群20に含まれる対象商品10の個数を特定する。その他にも例えば、計数装置2000は、それぞれ異なる方向から商品群20を撮像するように設置された複数の第2カメラ40それぞれから第2撮像画像42を取得し、各第2撮像画像42から検出された対象商品10の個数に基づいて、商品群20に含まれる対象商品10の個数を特定する。対象商品10の個数を特定するより具体的な方法については後述する。
<作用効果の一例>
本実施形態の計数装置2000は、第1撮像画像32に含まれるマーク12を利用して、対象商品10の識別情報を特定する。また、計数装置2000は、特定された対象商品10の識別情報に対応するマスタ情報50を取得し、そのマスタ情報50を利用して第2撮像画像42から対象商品10を検出する。そして、計数装置2000は、対象商品10の検出結果に基づいて、商品群20に含まれる対象商品10の個数を特定する。
このように計数装置2000では、対象商品10の個数を特定するために第2撮像画像42から対象商品10を検出するに当たり、対象商品10の識別情報に対応するマスタ情報50が利用される。そのため、第2撮像画像42を解析する際に、対象商品10とは別の商品のマスタ情報を利用したマッチング等は行われない。よって、特許文献1に開示されている発明などと比較し、画像から対象商品10を検出する処理に要する時間が短くなる。よって、対象商品10をより短い時間で計数することができる。また、対象商品10のマスタ情報50を利用することには、商品の検出で誤りが生じること(例えば、第2撮像画像42に含まれる商品が対象商品10以外の商品であると判定されてしまうこと)を減らすことができるという効果もある。
以下、計数装置2000についてより詳細に説明する。
<機能構成の例>
図2は、計数装置2000の機能構成を例示するブロック図である。計数装置2000は、特定部2020、マスタ取得部2040、及び計数部2060を有する。特定部2020は、第1撮像画像32を解析することで、マーク12によって表される対象商品10の識別情報を特定する。マスタ取得部2040は、対象商品10の識別情報に対応するマスタ情報50を取得する。計数部2060は、マスタ情報50を利用して第2撮像画像42から対象商品10を検出し、その検出結果に基づいて、商品群20に含まれる対象商品10の個数を特定する。
<計数装置2000のハードウエア構成の例>
計数装置2000の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、計数装置2000の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図3は、計数装置2000を実現するための計算機1000を例示する図である。計算機1000は、任意の計算機である。例えば計算機1000は、PC(Personal Computer)やサーバマシンなどといった、据え置き型の計算機である。その他にも例えば、計算機1000は、スマートフォンやタブレット端末などといった可搬型の計算機である。
計算機1000は、計数装置2000を実現するために設計された専用の計算機であってもよいし、汎用の計算機であってもよい。後者の場合、例えば、計算機1000に対して所定のアプリケーションをインストールすることにより、計算機1000で、計数装置2000の各機能が実現される(計算機1000が計数装置2000として動作するようになる)。上記アプリケーションは、計数装置2000の機能構成部を実現するためのプログラムで構成される。
計算機1000は、バス1020、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120を有する。バス1020は、プロセッサ1040、メモリ1060、ストレージデバイス1080、入出力インタフェース1100、及びネットワークインタフェース1120が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1040などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ1040は、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などの種々のプロセッサである。メモリ1060は、RAM(Random Access Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。ストレージデバイス1080は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又は ROM(Read Only Memory)などを用いて実現される補助記憶装置である。
入出力インタフェース1100は、計算機1000と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。例えば入出力インタフェース1100には、キーボードなどの入力装置や、ディスプレイ装置などの出力装置が接続される。
ネットワークインタフェース1120は、計算機1000を通信網に接続するためのインタフェースである。この通信網は、例えば LAN(Local Area Network)や WAN(Wide Area Network)である。例えばネットワークインタフェース1120には、通信網を介して、第1カメラ30や第2カメラ40が接続される。ただし、第1カメラ30や第2カメラ40は、ネットワークインタフェース1120以外を介して(例えば入出力インタフェース1100を介して)計算機1000と通信可能に接続されてもよいし、計算機1000とは通信可能に接続されていなくてもよい。後者の場合、例えば、各カメラと計算機1000が共通の記憶装置にアクセスできるようにしておく。そして、計算機1000は、その記憶装置を介して、第1撮像画像32や第2撮像画像42を取得する。
ストレージデバイス1080は、計数装置2000の各機能構成部を実現するプログラム(前述したアプリケーションを実現するプログラム)を記憶している。プロセッサ1040は、このプログラムをメモリ1060に読み出して実行することで、計数装置2000の各機能構成部を実現する。
<処理の流れ>
図4は、実施形態1の計数装置2000によって実行される処理の流れを例示するフローチャートである。特定部2020は第1撮像画像32を取得する(S102)。特定部2020は、第1撮像画像32を解析することで、マーク12によって表される対象商品10の識別情報を特定する(S104)。マスタ取得部2040は、対象商品10の識別情報に対応するマスタ情報50を取得する(S106)。計数部2060は、第2撮像画像42を取得する(S108)。計数部2060は、マスタ情報50を利用して第2撮像画像42を解析することで、第2撮像画像42から対象商品10を検出する(S110)。計数部2060は、対象商品10の検出結果に基づいて、商品群20に含まれる対象商品10の個数を特定する(S110)。
計数装置2000によって実行される処理の流れは図4に示したものに限定されない。例えば第2撮像画像42を取得するタイミングは、S110よりも前の任意のタイミングとすることができる。
<対象商品10と商品群20について>
対象商品10は、計数対象となる任意の商品である。ここで、対象商品10は、販売の単位となる1つの商品であってもよいし、販売の単位となる商品を複数まとめて梱包したものであってもよい。例えば、複数の同一の商品が1つの段ボール箱に入れられた状態で運搬される場合において、その商品が複数入れられた1つの段ボール箱が1つの対象商品10として扱われる。
対象商品10は複数まとめられた状態で、何らかの処理の対象となる。商品群20は、このように処理の単位としてまとめられた複数の対象商品10の集まりである。例えば、複数の商品が1つのパレットに載せられ、パレット単位で検品が行われることがある。そこで、このように1つのパレットに載せられた複数の対象商品10が、商品群20として扱われる。なお、複数の同一の商品が1つの段ボール箱に入れられており、その段ボール箱が複数まとめて処理の単位となる場合(例えば、パレットに複数の段ボール箱が積まれ、パレット単位で検品が行われる場合)、そのように複数の段ボールを1つにまとめたものが商品群20として扱われる。
例えば対象商品10は、入荷や出荷の作業において検品の対象となっている商品である。入荷又はや出荷における検品作業は、同一の商品を複数まとめたものを1単位として(例えばパレット単位)で行われることがある。計数装置2000は、このように複数個で1単位として扱われる対象商品10について、その1単位である商品群20にいくつの対象商品10が含まれているかを特定するために利用される。
商品群20は、第1カメラ30や第2カメラ40によって撮像される際、任意の方法で運搬されうる。例えば商品群20は、ベルトコンベアに載せられて運搬されうる。その他にも例えば、商品群20は、フォークリフトなどの自動車に乗せられたり、人力で動く台車に乗せられたりすることで、運搬されうる。
ただし、第1カメラ30や第2カメラ40は、静止している状態の商品群20を撮像してもよい。この場合、例えば商品群20は、第1カメラ30や第2カメラ40が設置されている場所に任意の方法で運搬され、その場所で一端止められる。そして、第1カメラ30や第2カメラ40による撮像が行われた後、再び別の場所に運搬される。
<マーク12について>
マーク12は、商品群20に含まれる対象商品10の識別情報を表す。ここで、マーク12としては、識別情報を表すことができ、なおかつ、カメラによって撮像可能な任意のマークを利用することができる。例えばマーク12は、対象商品10の識別情報を符号化することで得られる種々のコード(例えば、バーコードや二次元コード)である。その他にも例えば、マーク12は、対象商品10の識別情報を表す文字列(数値列を含む)であってもよい。
マーク12が付されている場所は様々である。例えばマーク12は、各対象商品10の任意の位置に付されている。その他にも例えば、マーク12は、パレットなど、複数の対象商品10を1つの商品群20にまとめるために利用される物の任意の位置に付されていてもよい。
ただし、マーク12は、第1カメラ30によって撮像可能な位置に付されている必要がある。例えば各対象商品10にマーク12が付される場合、少なくとも1つの対象商品10は、それに付されているマーク12が第1カメラ30によって撮像できる状態である必要がある。そこで例えば、第1カメラ30の撮像範囲に少なくとも1つのマーク12が含まれるように、商品群20における対象商品10の配置や、商品群20の運搬について、運用のルールを定めておくことが公的である。例えば、「商品群20を運搬する際、少なくとも1つの対象商品10については、マーク12が見える状態(外側を向いた状態)で配置されるようにする」という運用ルールを定めておく。パレット等にマーク12が付される場合も同様である。
ここで、マーク12を対象商品10やパレット等に付す方法は任意である。例えばマーク12は、対象商品10やパレット等に貼り付け可能なシールに印字される。この場合、そのシールを対象商品10やパレット等に貼り付けることで、マーク12が対象商品10やパレット等に付される。その他にも例えば、マーク12を対象商品10やパレット等の外面に直接印字することで、マーク12が付されてもよい。また、印字ではなく、人手による描画などでマーク12が付されてもよい。
<第1カメラ30について>
第1カメラ30は、マーク12を撮像するために利用される。言い換えれば、第1カメラ30としては、「第1撮像画像32に含まれるマーク12から対象商品10の識別情報を特定できる」という条件を満たすことができる任意のカメラを利用することができる。例えばこのような条件を満たすカメラとしては、バーコードリーダや QR コード(登録商標)リーダなどに利用されるカメラなどを利用することができる。その他にも例えば、第1カメラ30には、一般的なデジタルカメラ(例えば、携帯端末に設けられているデジタルカメラ)が利用されてもよい。なお、第1カメラ30は、静止画を撮像するスチルカメラであってもよいし、動画を撮像するビデオカメラであってもよい。
第1カメラ30は、マーク12を撮像可能な位置に設置される。例えば商品群20が運搬される場合、第1カメラ30は、その運搬経路(商品群20の移動経路)上に設置される。より具体的には、ベルトコンベアの付近や、フォークリフト等が移動する通路の付近などに設けられる。また、第1カメラ30は、商品群20の運搬に利用されるフォークリフト等に設けられてもよい。
第1カメラ30が撮像を行うタイミングは任意である。例えば第1カメラ30は、マーク12がその撮像範囲内に含まれるか否かにかかわらず、定期的なタイミングで撮像を繰り返してもよい。この場合、後述するように、特定部2020は、複数の第1撮像画像32それぞれからマーク12の検出を試みて、マーク12が検出されたら、そのマーク12から対象商品10の識別情報を特定する。
その他にも例えば、第1カメラ30は、マーク12がその撮像範囲に入るタイミングを把握し、そのタイミングで撮像を行うように構成されてもよい。例えば商品群20が運搬される場合、物体の通過を検知するセンサ(以下、物体検知センサ)を商品群20の運搬経路上に設けておく。物体検知センサは、物体の通過を検知したら第1カメラ30へ信号を送信するように、第1カメラ30と接続しておく。また、第1カメラ30は、物体検知センサから信号を受信したら撮像を行って第1撮像画像32を生成するように設定しておく。さらに、物体検知センサの位置は、物体検知センサによって商品群20が検知されるタイミングで、第1カメラ30の撮像範囲にマーク12が含まれるように、予め位置決めをしておく。このようにすることで、第1カメラ30によって生成される第1撮像画像32には、マーク12が含まれるようにすることができる。
<第2カメラ40について>
第2カメラ40は、商品群20を撮像し、その中に含まれる対象商品10を計数するために利用される。そのため、第2カメラ40としては、画像解析によって認識可能な態様で対象商品10が含まれる第2撮像画像42を生成できる任意のカメラを利用できる。例えば第2カメラ40には、携帯端末に設けられているカメラなどといった一般的なデジタルカメラを利用することできる。
なお、第2カメラ40は、第1カメラ30と比較し、より広範囲を撮像できることが好ましい。例えば第1カメラ30は、その画角内の大部分がマーク12で占められるように、商品群20に対して比較的近接するように設置される。一方で、第2カメラ40は、商品群20全体を撮像できるように、商品群20から比較的離して設置される。ただし、第1カメラ30は、必ずしも商品群20に近接して設置される必要はなく、第2カメラ40と同様に、商品群20全体を撮像できるように設置されてもよい。
第2カメラ40は、商品群20を撮像可能な位置に設置される。例えば商品群20が運搬される場合、第2カメラ40は、第1カメラ30と同様に、その運搬経路上に設置されたり、商品群20の運搬に利用されるフォークリフト等に設けられたりする。
なお、第2撮像画像42の解析には、第1撮像画像32を利用して得られるマスタ情報50が利用される。そのため、第1カメラ30は、第2カメラ40よりも早いタイミングで商品群20を撮像できる位置に設けられることが好適である。例えば第1カメラ30と第2カメラ40の双方を商品群20の移動経路上に設ける場合、第1カメラ30は、商品群20の移動方向に関し、第2カメラ40よりも手前に設けられることが好適である。
第2カメラ40が撮像を行うタイミングは様々である。例えば第2カメラ40は、商品群20がその撮像範囲内に含まれるか否かにかかわらず、定期的なタイミングで撮像を繰り返してもよい。この場合、後述するように、特定部2020は、複数の第2撮像画像42それぞれから商品群20の検出を試みて、商品群20が検出されたら、対象商品10の計数を行う。
その他にも例えば、第2カメラ40は、商品群20がその撮像範囲に入るタイミングを把握し、そのタイミングで撮像を行うように構成されてもよい。例えば商品群20が運搬される場合において、マーク12が第1カメラ30の撮像範囲に入るタイミングと、商品群20が第2カメラ40の撮像範囲に入るタイミングとの差異が既知であるとする(例えば、商品群20が一定の速度で移動する場合)。また、前述した物体検知センサなどを用いることにより、マーク12が第1カメラ30の撮像範囲に入るタイミングで第1カメラ30が撮像を行うとする。この場合、第2カメラ40は、第1カメラ30によって撮像が行われたことを検知し、第1カメラ30によって撮像が行われた時点から前述した既知の差異が経過したタイミングで撮像を行うように構成される。第1カメラ30によって撮像が行われたことは、例えば、第1カメラ30が撮像を行ったことに応じて第1カメラ30から第2カメラ40へ所定の信号が送信されるようにし、その信号を第2カメラ40が受信することによって把握することができる。また、第2カメラ40は、前述した物体検知センサから信号を受信し、その受信時点から所定の時間(前述した既知の差異など)が経過したタイミングで撮像を行ってもよい。その他にも例えば、第1カメラ30による撮像のタイミングを決める物体検知センサとは別に、第2カメラ40による撮像のタイミングを決める物体検知センサをさらに設けてもよい。
また、第2カメラ40は、第1カメラ30による撮像の影響を避けるタイミングで撮像を行ってもよい。具体的には、第1カメラ30が、光が照射された状況で撮像を行うように構成されているとする。このようにマーク12を撮像する際に利用される光は、マーク12の撮像には好適である一方で、商品群20の撮像には適さないことがある。例えば、第1カメラ30の撮像のために照射された光の影響で、第2撮像画像42において色飽和が起きてしまい、第2撮像画像42に含まれる対象商品10の認識精度が低下してしまう可能性がある。
そこで、第1カメラ30の撮像のために照射された光の影響が無くなったタイミング(光の照射が終わったタイミングや、光の照射が終わってから所定時間経過後など)で撮像を行うように第2カメラ40を構成する。こうすることで、第1カメラ30の撮像のために
利用される光が第2カメラ40による撮像に影響を及ぼしてしまうことを防げるため、第2撮像画像42から対象商品10を認識する処理の精度、ひいては対象商品10の計数の精度を向上させることができる。
例えば第2カメラ40は、第1カメラ30が撮像を行ってから所定時間経過後に撮像を行うように構成される。この所定時間は、第1カメラ30による撮像に利用される光の影響が無くなる長さに設定される。またこの場合、第2カメラ40の設置位置は、第1カメラ30が撮像を行ってから上記所定時間が経過したタイミングで商品群20が撮像範囲に含まれるように決められる。
第1カメラ30の撮像に利用される光の影響を避ける方法は、上述した方法に限定されない。例えば、商品群20のうち、第1カメラ30の撮像のために照射される光の影響を受けない部分(すなわち、光が照射されない部分)を撮像するように、第2カメラ40が設置されてもよい。
<第1撮像画像32の取得:S102>
特定部2020は第1撮像画像32を取得する(S102)。特定部2020が第1撮像画像32を取得する方法は任意である。例えば特定部2020は、第1カメラ30から送信される第1撮像画像32を受信することで、第1撮像画像32を取得する。その他にも例えば、特定部2020は、第1撮像画像32が格納されている記憶装置にアクセスすることで、第1撮像画像32を取得してもよい。なお、第1撮像画像32が格納される記憶装置は、第1カメラ30の内部と外部のどちらに設けられてもよい。
ここで、前述したように、第1カメラ30は、マーク12が撮像範囲に含まれないタイミングでも第1撮像画像32を生成しうる。この場合、例えば特定部2020は、第1カメラ30によって生成される各第1撮像画像32からマーク12の検出を試みる。そして、第1撮像画像32からマーク12が検出された場合、特定部2020は、検出されたマーク12を識別情報に変換し、その識別情報を、その第1撮像画像32に含まれる対象商品10の識別情報として特定する。
<対象商品10の識別情報の特定:S104>
特定部2020は、第1撮像画像32を用いて、対象商品10の識別情報を特定する(S104)。より具体的には、特定部2020は、第1撮像画像32に含まれるマーク12について画像解析を行うことにより、対象商品10の識別情報を特定する。
例えばマーク12は、対象商品10の識別情報を符号化することで得られる種々のコードである。この場合、特定部2020は、第1撮像画像32からマーク12を検出し、検出したマーク12をデコードすることにより、対象商品10の識別情報を特定する。ここで、画像に含まれるバーコードや二次元コードを解析してデコードすることにより、それらによって表される識別情報(例えば、バーコードによって表される JAN(Japan Article Number)コード)を特定する技術には、既存の技術を利用することができる。
その他にも例えば、マーク12は、対象商品10の識別情報を表す文字列である。この場合、特定部2020は、第1撮像画像32からマーク12を検出し、検出したマーク12について文字列認識処理(OCR:Optical Character Recognition)を行うことにより、マーク12によって表される対象商品10の識別情報を特定する。ここで、画像から文字列を検出し、検出した文字列を認識する技術には、既存の技術を利用することができる。
なお、マーク12が文字列である場合、第1撮像画像32の中に、マーク12以外の文字列(例えば商品名)も含まれうる。この場合、例えば、対象商品10の識別情報を表す文字列の条件(所定の文字数である、所定のプレフィックス又はサフィックスを持つ、又は所定の形状の図形で囲われているなど)を予め定めておく。そして、特定部2020は、第1撮像画像32から検出される複数の文字列のうち、この条件を満たす文字列を、対象商品10の識別情報を表すものとして特定する。
<マスタ情報50の取得:S106>
マスタ取得部2040は、特定された対象商品10の識別情報に対応するマスタ情報50を取得する(S106)。そのために、商品の識別情報とその商品についてのマスタ情報50とを対応づけて、予めマスタ情報記憶装置60に格納しておく。マスタ取得部2040は、特定部2020によって特定された対象商品10の識別情報でマスタ情報記憶装置60を検索することで、その識別情報に対応づけて格納されているマスタ情報50を取得する。
ここで、同一の対象商品10についての複数の商品群20が、計数装置2000による処理の対象となることがある。例えば、同一の対象商品10が積まれたパレットが複数搬入され、それらが順次検品されるケースなどである。このようなケースでは、マスタ取得部2040は、同一のマスタ情報を複数回利用しうる。そこで、マスタ情報記憶装置60から取得したマスタ情報をキャッシュに格納しておき、再度このマスタ情報を利用する場合にはキャッシュから取得するようにして、マスタ情報の取得を効率化してもよい。なお、キャッシュを実現する記憶装置は、計数装置2000からのアクセスに要する時間がマスタ情報記憶装置60より短いものであればよく、計数装置2000の内部と外部のどちらに設けられてもよい。
<第2撮像画像42の取得:S108>
計数部2060は、第2撮像画像42を取得する。計数部2060が第2撮像画像42を取得する方法は、特定部2020が第1撮像画像32を取得する方法と同様である。
ここで、前述したように、第2カメラ40は、商品群20が撮像範囲に含まれるか否かにかかわらず繰り返し撮像を行ってもよい。この場合、計数部2060は、複数の第2撮像画像42それぞれから商品群20の検出を試みて、商品群20が含まれる第2撮像画像42を特定し、その第2撮像画像42を利用して対象商品10の計数を行う。例えば、対象商品10が含まれていない第2撮像画像42や、対象商品10の一部が切れている第2撮像画像42(すなわち、第2撮像画像42に含まれるべき商品群20の外面の一部しか含まれていない第2撮像画像42)は、商品群20が含まれていない第2撮像画像42として扱われる。
<対象商品10の検出:S110>
計数部2060は、マスタ取得部2040によって取得されたマスタ情報50を利用して、第2撮像画像42から対象商品10を検出する(S110)。ここで、テンプレート画像や画像特徴などを利用して画像から特定の物体を認識する技術には、既存の技術を利用することができる。
なお、複数の商品群20それぞれが順次第1カメラ30や第2カメラ40の撮像範囲を通過するケース(例えば、これらの商品群20がコンベア上を順次流れているケース)などでは、各商品群20について、その商品群20に含まれる対象商品10の識別情報の特定が行われる。そのため、計数部2060は、複数の商品群20それぞれについて得られる対象商品10の識別情報の中から、これから解析しようとしている第2撮像画像42に含まれる商品群20について特定されたものを特定する必要がある。言い換えれば、計数部2060は、同一の商品群20が撮像された第1撮像画像32と第2撮像画像42とを対応づける必要がある。
例えば計数部2060は、各第1撮像画像32の生成時点と、各第2撮像画像42の生成時点とに基づいて、同一の商品群20が撮像された第1撮像画像32と第2撮像画像42とを対応づける。例えば計数部2060は、互いの生成時点の差異が小さい(所定値以下である)第1撮像画像32と第2撮像画像42とを対応づける。そして、計数部2060は、第2撮像画像42に対応づけられた第1撮像画像32から得られた対象商品10の識別情報を利用して得られたマスタ情報を、その第2撮像画像42の画像解析に利用する。
その他にも例えば、前述したように、第1カメラ30が撮像を行ったことに応じて第1カメラ30から第2カメラ40へ信号を送信し、その信号を受信したことに応じて第2カメラ40が撮像を行うように、第1カメラ30と第2カメラ40が構成されているとする。この場合、信号を送信するトリガとなった撮像で生成された第1撮像画像32と、その信号をトリガとして行われた撮像で生成された第2撮像画像42とを対応付けてもよい。
<対象商品10の個数の特定:S112>
計数部2060は、第2撮像画像42について対象商品10の認識を行った結果に基づいて、商品群20に含まれる対象商品10の個数を特定する(S112)。ここで、商品群20に含まれる対象商品10の全てが第2撮像画像42に含まれるとは限らない。例えば、「縦に4個かつ横に3個並べた対象商品10が、3段積み上げられている」といった商品群20の場合、中に隠れている対象商品10は第2カメラ40によって撮像することができない。
そこで例えば、計数部2060は、第2撮像画像42から認識された対象商品10の個数及びその配置と、商品群20における対象商品10の配置について予め定められた配置ルールとに基づいて、商品群20に含まれる対象商品10の個数を特定する。以下、商品群20に含まれる対象商品10の個数を特定する具体的な方法について説明する。
図5は、商品群20が1方向から撮像されるケースを例示する図である。図5では、パレットの載置面と平行な面が xy 平面であり、鉛直方向下向きが z 方向である。また、第2カメラ40の撮像方向は y 方向である。そのため、第2撮像画像42には、xz 平面視した商品群20が撮像される。
このように y 方向からのみ撮像を行う場合、第2撮像画像42からは、対象商品10が y 方向に何個並べられているのかを把握することが難しい。そこで、対象商品10の配置ルールとして、「y 方向には対象商品10を N 個ならべる」というルールを予め定めておく。
計数部2060は、第2撮像画像42を解析することにより、 xz 平面視において対象商品10が何個存在するかを特定する。そして、計数部2060は、 xz 平面視における対象商品10の数に、配置ルールで定められている y 方向における対象商品10の数 N を掛けることにより、商品群20に含まれる対象商品10の数を特定する。
また、第2撮像画像42に加えて深度画像を生成する機能をさらに持たせた第2カメラ40により、1方向から商品群20を撮像してもよい。この場合、例えば計数部2060は、第2撮像画像42と深度画像を使って以下のように対象商品10の個数を特定する。
図6は、商品群20が1方向から撮像され、なおかつ、第2カメラ40が第2撮像画像42と深度画像44を生成するケースを例示する図である。図6において、第2カメラ40の撮像方向は z 方向である。そのため、第2カメラ40からは、xy 平面視における対象商品10の配置を示す第2撮像画像42と、z 方向における各位置の深度を表す深度画像44とを得ることができる。深度画像44では、各画素の色の濃さが深度(その画素に対応する物体までの距離)を表している。
計数部2060は、第2撮像画像42から対象商品10を検出することにより、xy 平面視における対象商品10の配置を特定する。さらに、計数部2060は、深度画像44を利用し、各対象商品10が配置されている位置において、対象商品10が何個積み上げられているのかを特定する。そして、計数部2060は、各位置において対象商品10が積み上げられている数を合計することにより、商品群20に含まれている対象商品10の数を特定する。
深度画像44を利用して各位置に何個の物体が積まれているのかを特定する方法は、例えば以下の通りである。まず、深度画像44を利用することにより、第2カメラ40からパレットの載置面までの距離 D と、ある位置 P の最上段の対象商品10までの距離 a とを特定することができる。また、対象商品10の z 方向の厚み b を、予め把握しておく。これらの情報を利用することにより、位置 P に積まれている対象商品10の数は、(D-a)/b で計算することができる。なお、対象商品10の z 方向の厚みを示す情報は、例えば、マスタ情報50と共に、対象商品10の識別情報と対応づけて記憶装置に格納しておく。
また、深度画像44を利用して奥行き方向の対象商品10の個数を把握する代わりに、第2カメラ40を複数台設け、それぞれ異なる方向から商品群20が撮像された複数の第2撮像画像42を利用してもよい。第2カメラ40を2台設ける場合、例えば、商品群20の進行方向に向かって側面に垂直に2台設ける方法や、商品群20の進行方向斜め前方又は後方に2台設けるなどといった方法がある。第2カメラ40を3台設ける場合、例えば、商品群20の進行方向に向かって側面に垂直に2台の第2カメラ40を設け、かつ、商品群20の進捗方向の前方斜め上又は後方斜め上に1台の第2カメラ40を設ける方法がある。
ここで、複数の第2カメラ40でそれぞれ異なる方向から商品群20を撮像する方法には、それぞれ異なる商品群20の面が撮像された複数の第2撮像画像42について対象商品10の認識を行うことにより、対象商品10以外の商品が誤って混入している状況を検出しやすくなるという利点がある。このように対象商品10以外の商品が混入していることが検出された場合、例えば後述する実施形態2で説明するように、エラーの通知が出力される。
<対象商品10の個数の特定結果を活用する方法>
計数部2060によって特定された商品群20に含まれる対象商品10の個数に関する情報を活用する方法は様々である。以下、その活用方法について、具体的に例示する。
<<活用方法の例1>>
例えば、商品群20に含まれる対象商品10の個数は、商品群20の管理に利用される。この場合、計数部2060は、商品群20の識別情報(例えばパレットの識別情報)と対応づけて、その商品群20に含まれる対象商品10の個数を、記憶装置に格納する。このようにすることで、入荷や出荷が行われる対象商品10を、商品群20という単位(例えばパレット単位)で容易に管理できるようになる。
なお、商品群20の識別情報を取得する方法は任意である。例えば、商品群20の任意の位置(例えばパレット外面の任意の位置)に、商品群20の識別情報を表すマークを付しておく。計数装置2000は、マーク12から対象商品10の識別情報を特定する方法と同様の方法により、商品群20の識別情報を表すマークから、商品群20の識別情報を特定する。なお、商品群20の識別情報は、第1カメラ30によって撮像されてもよいし、第2カメラ40によって撮像されてもよいし、これら以外に用意された別のカメラによって撮像されてもよい。
なお、商品群20の識別情報に対応づけて管理される情報としては、対象商品10の個数以外にも様々なものを採用しうる。例えば計数装置2000は、商品群20の識別情報に、その中に含まれる対象商品10の識別情報をさらに対応づける。その他にも例えば、計数装置2000は、商品群20に含まれる対象商品10の属性に関する情報(以下、属性情報)をさらに取得し、その属性情報を商品群20の識別情報と対応づけて、記憶装置に格納する。属性情報としては、例えば、対象商品10の使用期限(食品の賞味期限や消費期限、又は薬の使用期限など)などといった任意の情報を採用できる。
例えば、対象商品10の属性情報を表すマーク(文字列やコード)が、対象商品10の外面に示されている。計数装置2000は、このマークが含まれる画像に対して画像解析を行うことにより、対象商品10の属性情報を特定する。例えば対象商品10の使用期限を表す文字列が対象商品10の外面に印字されている場合、計数装置2000は、その文字列が含まれる画像を解析してその文字列を認識することにより、対象商品10の使用期限を特定する。なお、対象商品10の属性情報を表すマークは、第1カメラ30によって撮像されてもよいし、第2カメラ40によって撮像されてもよいし、それ以外の画像によって撮像されてもよい。
<<活用方法の例2>>
商品群20に含まれる対象商品10の数が既知である場合において、計数装置2000は、計数部2060によって特定された対象商品10の個数を、商品群20に含まれる対象商品10の数が正しいか否かをチェックするために利用してもよい。この場合、計数装置2000は、商品群20に含まれるべき対象商品10の個数やその範囲を示す情報を取得し、その個数と計数部2060によって特定された対象商品10の個数を比較することで、計数部2060によって特定された対象商品10の個数が不正であるか否か(正しい個数と一致しない、又は正しい個数の範囲から外れている)を判定する。計数部2060によって特定された対象商品10の個数が不正であると判定した場合、計数装置2000は、エラーを表す通知を出力する。ここで、エラーを表す通知についての詳細は、実施形態2で説明する。
<変形例>
これまでの例では、第1カメラ30と第2カメラ40が別々のカメラとして設けられていた。しかしながら、1つのカメラが第1カメラ30と第2カメラ40の双方として利用されてもよい。例えば、第1カメラ30を別途設けることなく、第2カメラ40を第1カメラ30としても利用するようにする。この場合、特定部2020は、第2撮像画像42に含まれるマーク12から、対象商品10の識別情報を特定する。なお、第2カメラ40が複数設けられる場合、少なくとも1つの第2カメラ40の撮像範囲にマーク12が含まれるようにする。
[実施形態2]
図7は、実施形態2の計数装置2000の機能構成を例示するブロック図である。以下で説明する点を除き、実施形態2の計数装置2000は、実施形態1の計数装置2000と同様の機能を有する。
実施形態2の計数装置2000は通知部2080を有する。通知部2080は、エラーを表す通知(以下、エラー通知)を出力する。以下、通知部2080によって出力されるエラーの種類について説明する。
<エラー通知の例1>
例えば、特定部2020が第1撮像画像32から対象商品10の識別情報を特定できないことが考えられる。この場合、通知部2080は、対象商品10の識別情報を特定できなかった旨を表すエラー通知を出力する。ここで、対象商品10の識別情報を特定できないケースとしては、1)第1撮像画像32からマーク12が検出されないケースと、第1撮像画像32から検出されたマーク12を対象商品10の識別情報に変換できないケースとが考えられる。そこで、エラー通知には、1)と2)のどちらのケースなのかを示す情報がさらに含められていてもよい。また、エラー通知には、第1撮像画像32がさらに含まれてもよい。
対象商品10の識別情報が特定できなかった場合と同様にして、対象商品10の識別情報が不正である場合にエラー通知が出力されるようにしてもよい。例えば、検品対象となる対象商品10が特定の3種類の商品のいずれかであることが予め分かっている場合、それら3種類の商品のいずれにも該当しない商品の識別情報が特定部2020によって特定されたら、特定された対象商品10の識別情報が不正であると言える。そこで通知部2080は、このように対象商品10の識別情報が不正である場合についても、エラー通知を出力するようにする。
<エラー通知の例2>
計数部2060は、マスタ情報を用いて、第2撮像画像42から対象商品10を認識する。しかしながら、商品群20の中に含まれる物体を、対象商品10として認識できないことがありうる。これは例えば、計数部2060が、対象商品10のマスタ情報50を利用して、第2撮像画像42に含まれる商品が対象商品10である確度(第2撮像画像42に含まれる商品の画像特徴と対象商品10のマスタ情報50に示されている画像特徴との類似度など)を算出した結果、その確度が所定値以下であると判定された場合などである。このようなことは、第2撮像画像42の一部が不鮮明である場合や、商品群20の中に誤った商品が混入している場合などで起こりうる。
そこで通知部2080は、このように、商品群20の中に対象商品10として認識できない物体が含まれる場合に、その旨を示すエラー通知を出力する。このエラー通知には、対象商品10として認識できなかった物体が含まれる第2撮像画像42を含めることが好適である。なお、この第2撮像画像42には、対象商品10として認識できなかった物体を強調する情報(例えば、その物体を囲む枠)が加えられてもよい。
<エラー通知の例3>
計数装置2000は、前述したように対象商品10の属性情報を取得してもよい。この場合、通知部2080は、対象商品10の属性情報を取得することができなかった場合(例えば、OCR 処理でエラーが出た場合)に、その旨を表すエラー通知を出力してもよい。
<エラー通知の例4>
実施形態1の「活用方法の例2」で説明したように、計数装置2000は、計数部2060によって特定された対象商品10の数が正しいかどうかのチェックをしてもよい。この場合、通知部2080は、対象商品10の数が不正であると判定されたら、その旨を表すエラー通知を出力する。また、このエラー通知には、計数部2060によって特定された対象商品10の個数と、予め定められている対象商品10の正しい個数又はその範囲とが示されていてもよい。
<エラー通知の出力先について>
エラー通知の出力先は任意である。例えばエラー通知は、オペレータの端末に送信される。例えばオペレータは、上記エラー通知を受信したら、そのエラー通知を見えることで、エラーの状況を確認する。また、オペレータは、エラー通知に含まれる画像などを利用し、計数装置2000に対して正しい情報を与えてもよい。例えば対象商品10の識別情報や属性情報が文字列で表されている場合に、それらを特定することができないことを表すエラー通知が出力されたとする。この場合、オペレータは、エラー通知に含まれている画像を目視で確認することで、対象商品10の識別情報や属性情報を特定する。そして、オペレータは、特定した正しい対象商品10の識別情報や属性情報を端末に入力して計数装置2000へ送信する。これらの情報が商品群20の識別情報と対応づけて管理される場合、オペレータによって入力された情報を利用することで、商品群20の識別情報に正しい情報を対応づけて管理することができるようになる。
エラー通知の出力先は、オペレータの端末には限定されず、例えば、計数装置2000と接続されているディスプレイ装置に対して出力されたり、記憶装置にエラーログとして格納されたりしてもよい。
<ハードウエア構成の例>
実施形態2の計数装置2000のハードウエア構成は、実施形態1の計数装置2000のハードウエア構成と同様に、例えば図3で表される。ただし、実施形態2のストレージデバイス1080には、実施形態2の計数装置2000が有する各機能を実現するプログラムが格納されている。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
1. 対象商品の識別情報を表すマークが含まれる第1の撮像画像を解析することで、前記マークによって表される識別情報を特定する特定部と、
前記識別情報に対応するマスタ情報を取得するマスタ取得部と、
複数の前記対象商品から成る商品群が含まれる第2の撮像画像を前記取得したマスタ情報を利用して解析することで、前記第2の撮像画像から前記対象商品を検出し、その検出結果に基づいて、前記商品群に含まれる前記対象商品の個数を特定する計数部と、を有する計数装置。
2. 前記第1の撮像画像と前記第2の撮像画像は同一の画像である、1.に記載の計数装置。
3. 前記第1の撮像画像は、第1のカメラによって生成され、
前記第2の撮像画像は、第1のカメラとは異なる第2のカメラによって生成される、1.に記載の計数装置。
4. 前記第1のカメラと第2のカメラは、前記対象商品の移動経路上に設けられており、
前記第1のカメラは、前記第2のカメラと比較し、前記対象商品の移動方向に関して手前側に設けられている、3.に記載の計数装置。
5. 前記第1のカメラは、光が照射されている状態で撮像を行って前記第1の撮像画像を生成するように構成されており、
前記第2のカメラは、前記光が照射されていないタイミングで撮像を行うように制御される、3.又は4.に記載の計数装置。
6. 前記第2の撮像画像に含まれる商品の中に、前記対象商品である確度が閾値以下であるものが含まれる場合に、その第2の撮像画像が含まれる通知を出力する通知部を有する、1.乃至5.いずれか一つに記載の計数装置。
7. 前記計数部は、前記第2の撮像画像における前記対象商品の配置と、前記商品群における商品の配置のルールとに基づいて、前記商品群に含まれる前記対象商品の数を特定する、1.乃至6.いずれか一つに記載の計数装置。
8. コンピュータによって実行される制御方法であって、
対象商品の識別情報を表すマークが含まれる第1の撮像画像を解析することで、前記マークによって表される識別情報を特定する特定ステップと、
前記識別情報に対応するマスタ情報を取得するマスタ取得ステップと、
複数の前記対象商品から成る商品群が含まれる第2の撮像画像を前記取得したマスタ情報を利用して解析することで、前記第2の撮像画像から前記対象商品を検出し、その検出結果に基づいて、前記商品群に含まれる前記対象商品の個数を特定する計数ステップと、を有する制御方法。
9. 前記第1の撮像画像と前記第2の撮像画像は同一の画像である、8.に記載の制御方法。
10. 前記第1の撮像画像は、第1のカメラによって生成され、
前記第2の撮像画像は、第1のカメラとは異なる第2のカメラによって生成される、8.に記載の制御方法。
11. 前記第1のカメラと第2のカメラは、前記対象商品の移動経路上に設けられており、
前記第1のカメラは、前記第2のカメラと比較し、前記対象商品の移動方向に関して手前側に設けられている、10.に記載の制御方法。
12. 前記第1のカメラは、光が照射されている状態で撮像を行って前記第1の撮像画像を生成するように構成されており、
前記第2のカメラは、前記光が照射されていないタイミングで撮像を行うように制御される、10.又は11.に記載の制御方法。
13. 前記第2の撮像画像に含まれる商品の中に、前記対象商品である確度が閾値以下であるものが含まれる場合に、その第2の撮像画像が含まれる通知を出力する通知ステップを有する、8.乃至12.いずれか一つに記載の制御方法。
14. 前記計数ステップにおいて、前記第2の撮像画像における前記対象商品の配置と、前記商品群における商品の配置のルールとに基づいて、前記商品群に含まれる前記対象商品の数を特定する、8.乃至13.いずれか一つに記載の制御方法。
15. 8.乃至13.いずれか一つに記載の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
10 対象商品
12 マーク
20 商品群
30 第1カメラ
32 第1撮像画像
40 第2カメラ
42 第2撮像画像
44 深度画像
50 マスタ情報
60 マスタ情報記憶装置
1000 計算機
1020 バス
1040 プロセッサ
1060 メモリ
1080 ストレージデバイス
1100 入出力インタフェース
1120 ネットワークインタフェース
2000 計数装置
2020 特定部
2040 マスタ取得部
2060 計数部
2080 通知部

Claims (9)

  1. 対象商品の識別情報を表すマークが含まれる第1の撮像画像を解析することで、前記マークによって表される識別情報を特定する特定部と、
    前記識別情報に対応するマスタ情報を取得するマスタ取得部と、
    複数の前記対象商品から成る商品群が含まれる第2の撮像画像を前記取得したマスタ情報を利用して解析することで、前記第2の撮像画像から前記対象商品を検出し、その検出結果に基づいて、前記商品群に含まれる前記対象商品の個数を特定する計数部と、を有する計数装置。
  2. 前記第1の撮像画像と前記第2の撮像画像は同一の画像である、請求項1に記載の計数装置。
  3. 前記第1の撮像画像は、第1のカメラによって生成され、
    前記第2の撮像画像は、第1のカメラとは異なる第2のカメラによって生成される、請求項1に記載の計数装置。
  4. 前記第1のカメラと第2のカメラは、前記対象商品の移動経路上に設けられており、
    前記第1のカメラは、前記第2のカメラと比較し、前記対象商品の移動方向に関して手前側に設けられている、請求項3に記載の計数装置。
  5. 前記第1のカメラは、光が照射されている状態で撮像を行って前記第1の撮像画像を生成するように構成されており、
    前記第2のカメラは、前記光が照射されていないタイミングで撮像を行うように制御される、請求項3又は4に記載の計数装置。
  6. 前記第2の撮像画像に含まれる商品の中に、前記対象商品である確度が閾値以下であるものが含まれる場合に、その第2の撮像画像が含まれる通知を出力する通知部を有する、請求項1乃至5いずれか一項に記載の計数装置。
  7. 前記計数部は、前記第2の撮像画像における前記対象商品の配置と、前記商品群における商品の配置のルールとに基づいて、前記商品群に含まれる前記対象商品の数を特定する、請求項1乃至6いずれか一項に記載の計数装置。
  8. コンピュータによって実行される制御方法であって、
    対象商品の識別情報を表すマークが含まれる第1の撮像画像を解析することで、前記マークによって表される識別情報を特定する特定ステップと、
    前記識別情報に対応するマスタ情報を取得するマスタ取得ステップと、
    複数の前記対象商品から成る商品群が含まれる第2の撮像画像を前記取得したマスタ情報を利用して解析することで、前記第2の撮像画像から前記対象商品を検出し、その検出結果に基づいて、前記商品群に含まれる前記対象商品の個数を特定する計数ステップと、を有する制御方法。
  9. 請求項8に記載の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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