JP7306564B2 - ローミング中のネットワークスライスクォータ管理 - Google Patents

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Description

本開示は、通信システムに関する。本開示は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)規格又はその等価物若しくは派生物に従って動作する無線通信システム及びその装置に特に関連するが、これに限定するものではない。本開示は、いわゆる「5G」(あるいは「Next Generation」)システムにおけるネットワークスライスクォータ管理に特に関連するが、これに限定するものではない。
略語
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)
5GC 5Gコアネットワーク(5G Core Network)
5GS 5Gシステム(5G System)
5G-AN 5Gアクセスネットワーク(5G Access Network)
AAA-S 認証、承認及び会計サーバ(Authentication, Authorization and Accounting Server)
AAA-P 認証、承認及び会計プロキシ(Authentication, Authorization and Accounting Proxy)
AF アプリケーション機能(Application Function)
AMF アクセス及びモビリティ管理機能(Access and Mobility Management Function)
AUSF 認証サーバ機能(Authentication Server Function)
DNN データネットワーク名(Data Network Name)
gNB 次世代ノードB(Next generation Node B)
GPSI 汎用公衆加入者アイデンティティ(Generic Public Subscriber Identity)
GST 汎用スライステンプレート(Generic Slice Template)
NAS 非アクセス層(Non-Access Stratum)
NDA 秘密保持契約(Non-Disclosure Agreement)
NEF ネットワーク露出機能(Network Exposure Function)
NF ネットワーク機能(Network Function)
NG-RAN 次世代無線アクセスネットワーク(Next Generation Radio Access Network)
NR New Radio
NSQ ネットワークスライスクォータ(Network Slice Quota)
NSSAA ネットワークスライス固有の認証・承認(Network Slice Specific Authentication and Authorisation)
NSSF ネットワークスライス選択機能(Network Slice Selection Function)
OAM 運用及び保守(Operations and Maintenance)
PCC ポリシー及び課金制御(Policy and Charging Control)
PCF ポリシー制御機能(Policy Control Function)
PLMN 公衆陸上移動体通信網(Public land mobile network)
(R)AN (無線)アクセスネットワーク((Radio) Access Network)
RRC 無線リソース制御(Radio Resource Control)
SLA サービスレベルアグリーメント(Service Level Agreement)
UDM 統合データ管理(Unified Data Management)
UDR 統合データリポジトリ(Unified Data Repository)
UE ユーザ装置(User Equipment)
本明細書の目的のために、3GPP TR 21.905[1]及び以下に与えられる用語及び定義が適用される。本明細書において定義される用語は、もしあれば、3GPP TR 21.905[1]における同じ用語の定義よりも優先される。
3GPPリリース15及びリリース16において定義されているネットワークスライシング機能は、事業者及び産業界の双方に多種多様の通信サービスを可能にする。ネットワークスライシングの商業的実現可能性を高めるために、GSMA 5GJAは、ドキュメントNG.116において、いくつかのネットワークスライスタイプ(Network Slice Types)の記述を導き出することができる汎用スライステンプレート(Generic Slice Template)[4]の概念を導入してきた。GSTのパラメータの一部は、及びエンドカスタマに提供されるサービスのパラメータや境界の定義に明示的に指し示す。但し、これらの境界のいくつか又はこれらのパラメータのいくつかの実施は、まだ5GSによってサポートされていない。
例えば、GSTは、スライス当たりのPDUセッション数、ネットワークスライス当たりのサポートされる装置の数、又はネットワークスライス当たりの最大UL又はDLデータレートの制限(UEのAMBRと同じでなく、むしろUE/S-NSSAI当たりのレート制限)を目的とする。システムがそのような能力を欠いているので、これらのパラメータは、現時点では実施することができない。
ネットワークスライシングフェーズ2の強化(Enhancement of Network Slicing Phase 2)[5]に関するSA2 SIDは、GSTパラメータの実施についてサポートをする際に満たされる必要のあるギャップと、これらのギャップを解決するための適切なソリューションとをアイデンティファイ(identify)することを目的とする。
本研究の目的は、GSTパラメータをサポートするSA2が所有する技術仕様書(Technical Specifications)で定義されている、現在定義されている5GSシステムプロシージャのギャップをアイデンティファイし、これらのギャップに対処してもよい有望なソリューションを研究することである。少なくとも以下のパラメータが検討されることになる。
- ネットワークスライス当たりのUEの最大数
- ネットワークスライス当たりのPDUセッションの最大数
- ネットワークスライスにおけるUE当たり最大UL及びDLデータレート
作業の進展に伴ってアイデンティファイされるように、SA1及びGSMAとのやりとりは、明瞭にすることを必要とするあらゆる側面で期待される。
3GPP SA2ワーキンググループ(3GPP SA2 Working Group)は、GST(Generic Slice Template:汎用スライステンプレート)パラメータの監視、制御、及び実施をサポートする方法に関する研究を既に開始しているものの、ローミングにおけるネットワークスライス(Network Slice)当たりのUEの最大数に関するSLA(Service Level Agreement:サービス水準合意)クォータによる問題は、未だに解決されていない。この開示は、ローミングにおけるネットワークスライス当たりのUEの最大数についてのSLAクォータを監視、制御、及び実施する方法についてのソリューションを提案する。
本開示の態様によれば、ネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能(Network Function)ノードは、ネットワークスライス当たりのユーザ装置(UE)の数に関するネットワークスライスクォータを管理する手段を備える。
本開示の別の態様によれば、コアネットワークにおけるコアネットワークノードは、ネットワークスライス当たりのユーザ装置(UE)の数に関するネットワークスライスクォータを管理するように構成されたネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能ノード(Network Function)に対して、直接又は前記コアネットワークにおける他のネットワーク機能ノードを介して、ネットワークスライスの可用性をチェックするための第1の要求であって、前記ネットワークスライスを示す情報を含む第1の要求を送信する手段と、前記可用性を示す、前記第1の要求に対する第1の応答を、ネットワークスライスクォータのための前記ネットワーク機能ノードから直接又は前記他のネットワーク機能ノードを介して、受信する手段と、を備え、前記チェックは、ネットワークスライス当たりのUEの前記数に関する前記ネットワークスライスクォータに従って、ネットワークスライスクォータのための前記ネットワーク機能ノードによって行なわれる。
本開示の別の態様によれば、ネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能(Network Function)ノードのための制御方法は、ネットワークスライス当たりのユーザ装置(UE)の数に関するネットワークスライスクォータを管理することを含む。
本開示の別の態様によれば、コアネットワークにおけるコアネットワークノードのための制御方法は、ネットワークスライス当たりのユーザ装置(UE)の数に関するネットワークスライスクォータを管理するように構成されたネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能ノード(Network Function)に対して、直接又は前記コアネットワークにおける或るネットワーク機能ノードを介して、ネットワークスライスの可用性をチェックするための第1の要求であって、前記ネットワークスライスを示す情報を含む第1の要求を送信することと、前記可用性を示す、前記第1の要求に対する第1の応答を、ネットワークスライスクォータのための前記ネットワーク機能ノードから直接又は前記或るネットワーク機能ノードを介して、受信することと、を含み、前記チェックは、ネットワークスライス当たりのUEの前記数に関する前記ネットワークスライスクォータに従って、ネットワークスライスクォータのための前記ネットワーク機能ノードによって行なわれる。
図1は、新たに定義されたNSQ(Network Slice Quota:ネットワークスライスクォータ)のサービス及びオペレーションをより詳細に示す。 図2は、hPLMN(home PLMN:ホームPLMN)による、ローミング中のネットワークスライスクォータ管理のための例示的なプロシージャを概略的に示す。 図3は、hPLMNにおける、ネットワークスライスクォータ管理及び実施ごとのUEのための例示的なプロシージャを概略的に示す。 図4は、モデル1のローミングにおけるhNSQ/hNSSFによる「S-NSSAI_1当たりのUEの数」のクォータ可用性チェックのための例示的なプロシージャを概略的に示す。 図5は、モデル1のローミングにおけるhNSQ/hNSSFによる「S-NSSAI_1当たりのUEの数」のクォータ更新のための例示的なプロシージャを概略的に示す。 図6は、vPLMN(visiting PLMN:訪問PLMN)によるローミング中のネットワークスライスクォータ管理のための例示的なアーキテクチャを概略的に示す。 図7は、ローミングにおけるvNSQ/vNSSFによるネットワークスライス当たりのUEの数のクォータ更新のための例示的なプロシージャを概略的に示す(モデル2)。 図8は、NSQに対するネットワークスライスクォータのサブスクライブ/サブスクライブ解除(Subscribe/Unsubscribe)のための例示的なプロシージャを概略的に示す(モデル2)。 図9は、NSQに対するネットワークスライスクォータの可用性(Network Slice Quota Availability)チェックのための例示的なプロシージャを概略的に示す(モデル2)。 図10は、NSQに対するネットワークスライスクォータ更新のための例示的なプロシージャを概略的に示す(モデル2)。 図11は、OAMに対するネットワークスライスクォータの通知のための例示的なプロシージャを概略的に示す(モデル2)。 図12は、NEFを介したAFによるローミング中のネットワークスライスクォータ管理のための例示的なアーキテクチャを概略的に示す。 図13は、ローミングにおけるvNSQ/vNSSFによるネットワークスライス当たりのUEの数のクォータ更新のための例示的なプロシージャを概略的に示す(モデル3)。 図14は、NEFを介したAFによるネットワークスライスクォータ情報サブスクリプションのための例示的なプロシージャを概略的に示す(モデル3)。 図15は、NEFを介したAFによるネットワークスライスクォータ可用性チェックのための例示的なプロシージャを概略的に示す(モデル3)。 図16は、NEFを介したAFによるネットワークスライスクォータ更新のための例示的なプロシージャを概略的に示す(モデル3)。 図17は、NEFを介したAFに対するネットワークスライスクォータ通知のための例示的なプロシージャを概略的に示す(モデル3)。 図18は、上記の例示的な態様が適用可能なモバイル(セルラまたは無線)通信システム1を概略的に示す。 図19は、UE(モバイル装置3)の主要な構成要素を示すブロック図である。 図20は、例示的な(R)ANノード5(基地局)の主要な構成要素を示すブロック図である。 図21は、汎用コアネットワークノード(又は機能)の主要な構成要素を示すブロック図である。
ローミング中のネットワークスライスクォータ管理。
この例示的な態様は、ローミングにおけるネットワークスライス当たりのUEの最大数についてのSLAクォータ制限を監視、制御、及び実施する、例示的な方法を説明する。新たなNSQ(ネットワークスライスクォータ)サービスが提案されており、ネットワークスライスクォータが、指定されたネットワーク機能(例えば、NSQ - ネットワークスライスクォータ機能/エンティティ、又はネットワークスライスクォータ(例えばSLA(サービス水準合意))当たりのUEの最大数を監視、制御、及び実施する機能又はエンティティの他の表記)によって管理される、ということを想定する。この新たなNSQは、任意の既存のネットワークノード内の新たな機能エンティティとすることができ、例えば、NSSF、AMF、PCF、NWDAF、若しくはNSQが新たな物理エンティティとして実装することができる。以下のネットワークスライスクォータ(NSQ)サービス(Network Slice Quota (NSQ) Service)、NSQオペレーション、及び潜在的なNSQサービスコンシューマが表1に提案されており、これらはNSQが既存のネットワークノードの一部として表現される場合と新たに指定されたネットワークノードとして表現される場合との両方に適用可能である。
Figure 0007306564000001
図1は、新たに定義されたNSQ(ネットワークスライスクォータ)13のサービス及びオペレーションをより詳細に示す。
・サービスオペレーション名:Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Subscribe/Unsubscribe、又はネットワークスライスクォータサービスのサブスクリプション及びサブスクリプション解除を目的とするサービスオペレーションの他の表記。
・記述:このサービスオペレーションにより、AMF12は、NSQ(ネットワークスライスクォータ)関連サービス(例えば、NSQクォータ可用性チェック、NSQクォータ更新、NSQクォータ通知)についてサブスクライブするか又はサブスクライブ解除(unsubscribe)することができる。
・入力:AMF12がNSQサービスについてサブスクライブする又はサブスクライブ解除することを希望するS-NSSAI(複数可)。NSQサービスのタイプ、例えば、「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータ、「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータ。複数の種類のNSQサービスのタイプは、パラメータとして含めることができる。
いくつかの例示的な態様において、通知(Notification)、例えば、周期的(periodic)な通知、閾値ベースの通知、イベントベースの通知などのトリガを示す新たなパラメータ「通知パラメータ」を、パラメータとして含めることができる。
・潜在的なコンシューマ:AMF12、UDM15、OAM17、NEF11、AF16
・サービスオペレーション名:Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability要求/応答(Request/Response)、又はネットワークスライスクォータ可用性チェックを目的とするサービスオペレーションの他の表記。
・記述:このサービスオペレーションにより、AMF12は、NSQ13/NSSF14によりNSQクォータ可用性、例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数のクォータ可用性、をチェックすることができる。
・以下のパラメータによる入力(Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability要求):
・UE3がNSQ制御の対象であるか否か(例えば、UE(複数可)が、NSQクォータ可用性がチェックされるS-NSSAIに予め登録されていて、そのS-NSSAIに登録されているUEのリストに依然としてあるか)がチェックされるUE(複数可)を示すUE_Id(複数可)。
・クォータ可用性がチェックされるS-NSSAI(複数可)。
・NSQサービスのタイプ(例えば、「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータ、「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータ)。
・以下のパラメータによる出力(Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability応答):
・NSQクォータがチェックされるS-NSSAI(複数可)。
・NSQクォータステータス - NSQクォータが利用できる/NSQクォータが利用できない、又はネットワークスライス当たりのUEの最大数のクォータに到達した/到達しない、又はネットワークスライス当たりのPDUセッションの最大数のクォータに到達した/到達しない、又はNSQクォータが利用できるか否かを示す他の方法。複数の種類のNSQクォータステータスをパラメータとして含めることができる。
・潜在的なコンシューマ:AMF12、UDM15、OAM17、NEF11、AF16
・サービスオペレーション名:Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求/応答、又はネットワークスライスクォータ更新を目的とするサービスオペレーションの他の表記。
・記述:このサービスオペレーションにより、AMF12は、1つ以上のネットワークスライスについてNSQ13/NSSF14におけるネットワークスライス当たりのUEの数のクォータを更新し、これらのネットワークスライスのクォータの現在のステータスを取り戻すことができる。また、AMF12がAMF12の計画された削除プロシージャ(removal procedure)を行なう又はAMF12が復元プロシージャ(restoration procedure)に遭遇(encounter)した場合、AMF12が、NSQ13/NSSF14におけるネットワークスライス当たりのUEの数のクォータを更新することを可能にしてもよい。
・以下のパラメータによる入力(Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求):
・追加される又はネットワークスライスクォータから削除されるUE(複数可)を示すUE_Id(複数可)。
・Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求メッセージの送信元のノード識別子、例えば、グローバルに一意のFQDNフォーマットによるAMF名(AMF Name)、を示すNode_Id。Node_IdがあるがUE_Id(複数可)がなく、update_flagがNnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求メッセージにおいて「デクリメント」するように設定される場合、NSQ13/NSSF14は、Node_Idに関連付けられているNSQ13/NSSF14における登録されたUE(複数可)の数をデクリメントする。
・S-NSSAI(複数可)は、どのネットワークスライスクォータが更新されるのかを示す。
・NSQサービスのタイプ(例えば、「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータ、「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータ)。
・update_flagは、クォータをインクリメントするべきであるか、それともデクリメントするべきであるかを示す。代替的に、update_flagは、ネットワークスライス当たりの現在のUEの数をインクリメントするべきであるか、それともデクリメントするべきであるかを示すことができる。クォータのインクリメント/デクリメントと共に、NSQ13/NSSF14は、また、UE_Id及びNode_Idを、登録時にS-NSSAIに登録されたUEのリストに追加し、登録解除時にリストから削除する。
・以下のパラメータによる出力(Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update応答):
・NSQクォータが更新されるS-NSSAI(複数可)。
・NSQクォータステータス - NSQクォータの現在のステータス(例えば、利用できるクォータ、ネットワークスライス当たりの現在のUEの数)。複数の種類のNSQクォータステータスをパラメータとして含めることができる。
・潜在的なコンシューマ:AMF12、UDM15、OAM17、NEF11、AF16
・サービスオペレーション名:Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Notify、Nnsq/nssf_ NetworkSliceQuota_Notification、又はネットワークスライスクォータの可用性通知を目的とするサービスオペレーションの他の表記。
・記述:このサービスオペレーションによって、NSQ13/NSSF14は、(定期的(regularly)に又はトリガ若しくは閾値に基づいて)NSQクォータの現在のステータスを通知することができる。
・入力:UE_Id、クォータが報告されているS-NSSA(複数可)、NSQサービスのタイプ(例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数のクォータ)。複数の種類のNSQクォータステータスをパラメータとして含めることができる。
・潜在的なコンシューマ:AMF12、UDM15、OAM17、NEF11、AF16
モデル1:ホームPLMNによるネットワークスライスクォータ管理
図2は、hPLMN(ホームPLMN)による、すなわち、新たなネットワークノードとして実装された新たな機能エンティティ又は任意の既存のネットワークノード(例えば、NSSF14、AMF12、PCF、NWDAF)内の機能エンティティとすることができるhNSQ13(home Network Slice Quota:ホームネットワークスライスクォータ)機能による、ローミング中のネットワークスライスクォータ管理のための例示的なプロシージャを概略的に示す。サードパーティAF(例えば、図2におけるAF1及びAF2)は、hPLMNのhNSQ13との関連づけを有してもよい。ローミング中には、グローバルネットワークスライスクォータ(例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数)は、N8インタフェースを使用して、hPLMNにおけるhNSQ13によってカウントされる。hNSQ13エンティティは、任意の既存のネットワークノード内の新たな機能エンティティとすることができ、例えば、hNSSF14、hAMF12、hPCF、hNWDAF、又はhNSQ13は、新たな指定されたネットワークノードとして実装することができる。
図3は、hPLMNにおける、ネットワークスライスクォータ管理及び実施ごとのUEのための例示的なプロシージャを概略的に示す。グローバルクォータ(global quota)は、OAM17又はサービスプロバイダ(Service provider)(例えばAF)により、hPLMNにおいて利用できるようになる。ローミングでは、クォータはhPLMNのhNSQ13によって管理され、実施される。
ステップ1)。ローミングにおけるUE3は、S-NSSAI_1を含む登録要求を送信することによってS-NSSAI_1についての登録を要求する。この図で示した例はS-NSSAI_1用であるが、本プロシージャは、1つ以上のネットワークスライスの登録をする場合にも同様に有効である。
ステップ2)。vAMF12は、図4におけるhNSQ13/hNSSF14により「S-NSSAI_1当たりのUEの数」のクォータの可用性をチェックする。
ステップ3-a)。「S-NSSAI_1当たりのUEの数」のクォータを超過する場合、すなわち、クォータがS-NSSAI_1のために利用できず、S-NSSAI_1が、UE3が登録することを求める唯一のネットワークスライスである場合、vAMF12は、リジェクトされたNSSAIパラメータ内のS-NSSAI_1とともに、登録リジェクトメッセージ又は登録アクセプトメッセージを送信する。vAMF12は、また、登録リジェクトメッセージ又は登録アクセプトメッセージにS-NSSAI_1のバックオフタイマを含めてもよい。vAMF12は、また、登録リジェクトメッセージ又は登録アクセプトメッセージに、S-NSSAI_1についての原因値(cause value)「クォータ超過(Quota exceeded)」を含めてもよい。UE3がS-NSSAI_1のバックオフタイマ及び原因値「クォータ超過」を受信した場合、UEは、バックオフタイマが期限切れになる前に、S-NSSAI_1に登録することを試みないものとする。
ステップ3-b)。「S-NSSAI_1当たりのUEの数」のクォータにまだ到達していない場合、登録プロシージャは、3GPP TS(Technical Specification:技術仕様書)23.502[3]におけるサブセクション4.2.2.2.2のステップ4からステップ19を継続する。
ステップ4-b)。vAMF12は、図5で説明するように、hNSQ13/hNSSF14により「S-NSSAI_1当たりのUEの数」のクォータを更新する。
ステップ5-b)。vAMF12は、許容されたNSSAIパラメータ内のS-NSSAI_1とともに登録アクセプトメッセージを送信する。
図4は、モデル1のローミングにおけるhNSQ13/hNSSF14による「S-NSSAI_1当たりのUEの数」のクォータの可用性チェックのための例示的なプロシージャを概略的に示す。本プロシージャは、1つ以上のS-NSSAI(複数可)のケースにも同様に有効である。
ステップ1)。vAMF12は、hPLMNにおけるhNSQ13/hNSSF14によりネットワークスライスクォータの可用性をチェックする。vAMF12は、Nudm_NetworkSliceQuota_Availability要求(UE_Id、S-NSSAI_1、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータ)メッセージをhUDM15に対して送信する。vAMF12は、以下のパラメータを含める。すなわち、UE3がNSQ制御及び制限の対象であるか否かをチェックするUE3を示すUE_Id、S-NSSAI(複数可) - クォータ可用性がチェックされる1つ以上のS-NSSAI、例えばS-NSSAI_1、及び、その値が「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータであるNSQサービスのタイプ - 又は、ネットワークスライスクォータのタイプを示すフラグ/パラメータの他の表記。
ステップ2)。hUDM15は、hNSQ13/hNSSF14に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability要求(UE_Id、S-NSSAI_1、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータ)メッセージを転送する。
ステップ3)。hNSQ13/hNSSF14は、S-NSSAI_1のネットワークスライスクォータ可用性当たりのUEをチェックする。hNSQ13/hNSSF14は、数として利用できるグローバルクォータを有するか、又は利用できるS-NSSAI_1当たりの最新のUEの数を有しており、この場合、hNSQ13/hNSSF14は、S-NSSAI_1当たりの現在のUEの数をS-NSSAI_1当たりのUEの最大数のクォータと比較する。UE_IdがNnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability要求メッセージに含まれる場合、NSQ13/NSSF14は、まず、UE_IdがS-NSSAI_1に既に登録されている(すなわち、UE3は、S-NSSAI_1に登録されたUEのリストに既に含まれている)ことをチェックする。UE_IdがS-NSSAI_1に登録されているUEのリストに既にある場合、それ以上のチェックは行われない、すなわち、クォータをチェックする必要がない。UE3はリジェクトされないものとする。
ステップ4)。hNSQ13/hNSSF14は、hUDM15に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability応答(S-NSSAI_1、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータス)メッセージを返す。
S-NSSAI_1当たりのUEの数がS-NSSAI_1当たりのUEの最大数のクォータを超過する場合、「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータスは、「利用できるクォータなし(no quota available)」を示す。
S-NSSAI_1当たりのUEの数がS-NSSAI_1クォータ当たりのUEの最大数を超過しない場合、「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータスは「クォータが利用できる(quota available)」を示す。
ステップ5)。hUDM15は、vAMF12に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability応答(S-NSSAI_1、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータス)メッセージを転送する。
ステップ3)で説明したようなサービス機能がhUDM15に存在する場合、ステップ2)及びステップ4)の両方は、hUDM15内のサービス機能の間のインタフェースとして考えることができる、ということに留意されたい。
図5は、モデル1のローミングにおけるhNSQ13/hNSSF14による「S-NSSAI_1当たりのUEの数」のクォータ更新のための例示的なプロシージャを概略的に示す。本プロシージャは、1つ以上のS-NSSAI(複数可)のケースにも同様に有効である。
ステップ1)。vAMF12は、hPLMNのhNSQ13/hNSSF14によりネットワークスライスクォータを更新する。AMF12は、hUDM15に対して、Nudm_NetworkSliceQuota_Update要求(UE_Id、Node_Id、S-NSSAI_1、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータ、更新フラグ(update flag)=「デクリメント」)メッセージを送信する。vAMF12は、以下のパラメータを含める。すなわち、UE_Id、Node_Id、S-NSSAI(複数可) - ローミングにおける登録が進行中である1つ以上のS-NSSAI(例えばS-NSSAI_1)、更新されるクォータのタイプを示すために「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータである値を有するNSQサービスのタイプ、及び、新たなUEがS-NSSAI_1に対して登録される際にS-NSSAI_1のクォータがデクリメントされることを示すために「デクリメント」である値を有するupdate_flag。
ステップ2)。hUDM15は、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求(UE_Id、Node_Id、S-NSSAI_1、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータ、更新フラグ=「デクリメント」)メッセージを、hNSQ13/hNSSF14、又はネットワークスライスクォータ機能がhPLMNに共同で配置(co-located)され得る他のネットワークエンティティ(例えばhNSSF、hPCF、hNWDAF)に対して、転送する。
ステップ3)。hNSQ13/hNSSF14は、NSSAI_1に対して登録されたUEのリストに対してUE_Idを追加することによって、S-NSSAI_1におけるUEのリストを更新し、S-NSSAI_1のために利用できるクォータをデクリメントする。代替的に、S-NSSAI_1のための利用できるクォータをデクリメントする代りに、hNSQ13/hNSSF14は、S-NSSAI_1に登録されたUEの数を増加させてもよく、これは、後で、S-NSSAI_1のクォータが利用できるか否かを決定するためにS-NSSAI_1に許容されているUEの最大数と比較することができる。「デクリメントされるクォータ」とは、デクリメントされるクォータの残りの部分、すなわち、クォータがインクリメントされる登録されたUEの数を意味する、ということに留意されたい。Node_IdがあるがUE_Id(複数可)がなく、update_flagがNnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求メッセージにおいて「デクリメント」するように設定される場合、NSQ13/NSSF14は、Node_Idに関連付けられているNSQ13/NSSF14における登録されたUE(複数可)の数をデクリメントする。
ステップ4)。hNSQ13/hNSSF14は、hUDM15に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update応答(S-NSSAI_1、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータス)メッセージを返し、ここで、hNSQ13/hNSSF14がS-NSSAI_1のための残りのクォータを含める。代替的に、hNSQ13/hNSSF14は、S-NSSAI_1に対して登録された現在のUEの数を示してもよい。
ステップ5)。hUDM15は、vAMF12に対して、Nudm_NetworkSliceQuota_Update応答(S-NSSAI_1、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータス)メッセージを転送する。
ステップ3)で説明したようなサービス機能がhUDM15に存在する場合、ステップ2)及びステップ4)の両方は、hUDM15内のサービス機能の間のインタフェースとして考えることができる、ということに留意されたい。
モデル2
図6は、vPLMN(visiting PLMN:訪問PLMN)による、すなわち、新たなネットワークノードとして実装された新たな機能エンティティ又は任意の既存のネットワークノード(例えば、vNSSF、vAMF、vPCF、vNWDAF)内の機能エンティティとすることができるvNSQ(visiting Network Slice Quota:訪問ネットワークスライスクォータ)機能による、ローミング中のネットワークスライスクォータ管理のための例示的なアーキテクチャを概略的に示す。サードパーティAFは、各PLMN(すなわちホーム及び訪問)においてOAMシステムとの関連づけを有する。ホームクォータは、hPLMNにおいてカウントされる、すなわち、ローミングクォータは、vPLMNにおいてカウントされる。グローバルクォータは、hPLMNとvPLMNとの両方で、関連するすべてのNSQに対して問い合わせることによって、AFにおいてカウントされる。
図7から図11は、vPLMNにおける、ネットワークスライスクォータ当たりのUEの管理及び実施をより詳細に示す。サービスプロバイダ(例えばAF)は、hPLMNを含む各vPLMN(複数可)に対してクォータを割り当てる。グローバルクォータは、各PLMNにおいて関連するNSQに対して問い合せることによってAFにおいて更新される。
UE登録
図7は、ローミングにおけるvNSQ13/vNSSF14によるネットワークスライス当たりのUEの数のクォータ更新のための例示的なプロシージャを、以下のように、概略的に示す(モデル2)。
ステップ1)。ローミングにおけるUE3は、S-NSSAI_1を含む登録要求を送信することによってS-NSSAI_1についての登録を要求する。この図で示した例はS-NSSAI_1用であるが、本プロシージャは、1つ以上のネットワークスライスの登録をする場合にも同様に有効である。
ステップ2)。vAMF12は、ネットワークスライスクォータの可用性をチェックする。vAMF12は、訪問ネットワークスライスクォータ(visited Network Slice Quota:vNSQ)、又はネットワークスライスクォータ機能が共同で配置され得る他のネットワークエンティティ(例えば、vNSSF、vPCF、vNWDAF)に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability要求(UE_Id、S-NSSAI_1、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータ)メッセージを送信する。vAMF13は、以下のパラメータを含める。すなわち、UE3がNSQ制御及び制限の対象であるか否かをチェックするUEを示すUE_Id、S-NSSAI(複数可) - 登録が進行中である1つ以上のS-NSSAI(複数可)(例えばS-NSSAI_1)、「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータである値を有するNSQサービスのタイプ - 又はネットワークスライスクォータのタイプを示すフラグ/パラメータの他の表記。
ステップ3)。vNSQ13/vNSSF14は、S-NSSAI_1のネットワークスライス当たりのUEのクォータ可用性をチェックする。hNSQ13/hNSSF14は、数として利用できるローミングクォータを有するか、又は、利用できるS-NSSAI_1当たりの最新のローミングUEの数を有しており、この場合、hNSQ13/hNSSF14は、S-NSSAI_1当たりの現在のローミングUE数を、AF16によってそのvPLMNに割り当てられたS-NSSAI_1当たりのローミングUEの最大数のクォータと比較する。UE_IdがNnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability要求メッセージに含まれているケースにおいて、NSQ13/NSSF14は、まず、S-NSSAI_1のUEのリストにUE_Idが既に含まれていることをチェックする。UE_Idが既に登録されている(すなわち、S-NSSAI_1に登録されたUEのリストにある)場合、それ以上のチェックは行われない、すなわち、クォータをチェックする必要がない。UE3はリジェクトされないものとする。
ステップ4)。vNSQ13/vNSSF14は、vAMF12に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability応答(S-NSSAI_1、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータス)メッセージを返す。
S-NSSAI_1当たりのUEの数がS-NSSAI_1当たりのUEの最大数のクォータを超過する場合、「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータスは、「利用できるクォータなし」を示す。S-NSSAI_1当たりのUEの数がS-NSSAI_1クォータ当たりのUEの最大数を超過しない場合、「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータスは「クォータが利用できる」を示す。
ステップ5)。S-NSSAI_1当たりのUEの最大数のクォータを超過する場合、すなわち、クォータがS-NSSAI_1のために利用できず、S-NSSAI_1が、UE3が登録することを求める唯一のネットワークスライスである場合、vAMF12は、登録をリジェクトし、リジェクトされたNSSAIリストパラメータにおいてS-NSSAI_1を返す。vAMF12は、また、S-NSSAI_1のバックオフタイマを返してもよい。S-NSSAI_1当たりのUEの最大数のクォータにまだ到達していない場合、プロシージャは次のステップを継続する。
ステップ6)。vAMF12は、vPLMNのvNSQ13/vNSSF14によりネットワークスライスクォータを更新する。vAMF12は、vNSQ13/vNSSF14に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求(UE_Id、Node_Id、S-NSSAI_1、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータ、更新フラグ=「デクリメント」)メッセージを送信する。vAMF12は、以下のパラメータを含める。すなわち、UE_Id、S-NSSAI(複数可) - ローミングにおける登録が進行中である1つ以上のS-NSSAI(例えばS-NSSAI_1)、更新されるクォータのタイプを示すために「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータである値を有するNSQサービスのタイプ、及び、新たなUEがS-NSSAI_1に対して登録される際にS-NSSAI_1のクォータがデクリメントされることを示すために「デクリメント」である値を有するupdate_flag。
ステップ7)。vNSQ13/vNSSF14は、NSSAI_1に対して登録されたUEのリストに対してUE_Idを追加することによって、S-NSSAI_1におけるUEのリストを更新し、S-NSSAI_1が利用できるクォータをデクリメントする。代替的に、S-NSSAI_1のための利用できるクォータをデクリメントする代りに、vNSQ13/vNSSF14は、S-NSSAI_1に登録されたUEの数を増加させてもよく、これは、後で、S-NSSAI_1のクォータが利用できるか否かを決定するためにS-NSSAI_1に許容されているUEの最大数と比較することができる。「デクリメントされるクォータ」は、デクリメントされるクォータの残りの部分を意味し、すなわち、インクリメントされるクォータの登録UEの数であるということに留意されたい。
Node_IdがあるがUE_Id(複数可)がなく、update_flagがNnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求メッセージにおいて「デクリメント」するように設定される場合、NSQ/NSSFは、Node_Idに関連付けられているNSQ13/NSSF14における登録されたUE(複数可)の数をデクリメントする。
ステップ8)。vNSQ13/vNSSF14は、vAMF12に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update応答(S-NSSAI_1、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータス)メッセージを返す。
ステップ9)。vAMF12は、許容されたNSSAIパラメータ内のS-NSSAI_1とともに登録アクセプトメッセージを送信する。
NSQに対するサブスクライブ/サブスクライブ解除
図8は、NSQ13に対するネットワークスライスクォータのサブスクライブ/サブスクライブ解除(Subscribe/Unsubscribe)のための例示的なプロシージャを、以下のように、概略的に示す(モデル2)。
ステップ1)。OAM17は、NSQ13に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Subscribe/Unsubscribe(S-NSSAI(複数可)、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE数」のクォータ、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータ)を送信し、通知、例えば、周期的な(periodic)通知、閾値ベースの通知、イベントベースの通知などのトリガを示す新たなパラメータ「通知パラメータ」を、パラメータとして含めることができる。
ネットワークスライスクォータ可用性チェック
図9は、NSQ13に対するネットワークスライスクォータ可用性チェックのための例示的なプロシージャを、以下のように、概略的に示す(モデル2)。
ステップ1)。OAM17は、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability要求(UE_Id、S-NSSAI(複数可)、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータ、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータ)を送信する。 - OAM17は、NSQ13/NSSF14に対して、ネットワークスライスクォータ可用性(例えばネットワークスライス当たりのUEの数のクォータ可用性)チェックのための要求を送信する。AF16は、AF16がクォータ可用性のチェックを希望するS-NSSAI(複数可)(例えば、S-NSSAI_1)と、NSQサービスのタイプ(例えば「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータ)とを、パラメータとして、含める。
ステップ2)。NSQ13/NSSF14は、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability応答(S-NSSAI(複数可)、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータステータス、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータステータス))メッセージによって、OAM17に対して応答する。NSQ13/NSSF14は、報告されたクォータが適用可能なS-NSSAI(複数可)(例えばS-NSSAI_1)を、利用できるクォータ(例えば「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータステータス(NSQクォータステータス))とともに、パラメータとして、含める。
ネットワークスライスクォータ更新
図10は、NSQ13に対するネットワークスライスクォータ更新のための例示的なプロシージャを、以下のように、概略的に示す(モデル2)。
ステップ1)。OAM17は、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求(UE_Id、S-NSSAI(複数可)、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータ、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータ、update_flag)を送信する。 - OAM17は、NSQ13/NSSF14に対して、ネットワークスライスクォータの更新、例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数のクォータの更新のための要求を送信する。OAM17は、UE_Idと、OAM17がクォータの更新を希望するS-NSSAI(複数可)、例えばS-NSSAI_1と、NSQサービスのタイプ、例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数のクォータと、クォータがインクリメントされるのか又はデクリメントされるのかを示すための更新フラグとを、パラメータとして、含める。
ステップ2)。NSQ13/NSSF14は、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update応答(S-NSSAI(複数可)、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータステータス、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータステータス))メッセージによって、OAM17に対して応答する。NSQ13/NSSF14は、報告されたクォータステータスが適用可能なS-NSSAI(複数可)(例えばS-NSSAI_1)を、利用できるクォータ(例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数のクォータステータス(NSQクォータステータス))とともに、パラメータとして含める。
ネットワークスライスクォータ通知
図11は、OAM17に対するネットワークスライスクォータ通知のための例示的なプロシージャを、以下のように、概略的に示す(モデル2)。
ステップ1)。Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Notify(S-NSSAI(複数可)、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE数」のクォータステータス、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータステータス) - NSQ13/NSSF14は、ネットワークスライスクォータステータス(NSQクォータステータス)に関する通知を送信する。NSQ13/NSSF14は、報告されたクォータステータスが適用可能なS-NSSAI(複数可)(例えばS-NSSAI_1)を、利用できるクォータ(例えば「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータステータス(NSQクォータステータス))とともに、パラメータとして、含める。通知は、周期的にトリガされるか、又はOAM17による通知サブスクリプションに基づくイベント又は閾値によってトリガされ得る。
モデル3
図12は、NEF11を介したAF16によるローミング中のネットワークスライスクォータ管理のための例示的なアーキテクチャを概略的に示す。サードパーティAF(例えば、AF1及びAF2)は、NEF11を介して各PLMNにおいてNSQ13とのそれぞれの関連づけを有する。グローバルクォータは、各PLMNにおけるNEF11との相互に作用を介してAF16によってカウントされる。
図13から図17は、vPLMNにおけるネットワークスライス当たりのUEのクォータ管理及び実施を詳細に示す。サービスプロバイダ(例えばAF)は、hPLMNを含む各vPLMN(複数可)に対してクォータを割り当てる。グローバルクォータは、各PLMNにおけるNEF11を介して、関連するNSQ13に対して問い合わせを行うことによって、AF16において更新される。
UE登録
図13は、ローミングにおけるvNSQ13/vNSSF14によるネットワークスライス当たりのUEの数のクォータ更新のための例示的なプロシージャを、以下のように、概略的に示す(モデル3)。
ステップ1)。ローミングにおけるUE3は、S-NSSAI_1を含む登録要求を送信することによってS-NSSAI_1の登録を要求する。この図で示した例はS-NSSAI_1用であるが、本プロシージャは、1つ以上のネットワークスライスの登録をする場合にも同様に有効である。
ステップ2)。vAMF12は、ネットワークスライスクォータの可用性をチェックする。vAMF12は、訪問ネットワークスライスクォータ(vNSQ13)、又はネットワークスライスクォータ機能が共同で配置され得る他のネットワークエンティティ(例えば、vNSSF14、vPCF、vNWDAF)に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability要求(UE_Id、S-NSSAI_1、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータ)メッセージを送信する。vAMF12は、以下のパラメータを含める。すなわち、UE3がNSQ制御及び制限の対象であるか否かをチェックするUE3を示すUE_Id、S-NSSAI(複数可) - 登録が進行中である1つ以上のS-NSSAI(複数可)(例えばS-NSSAI_1)、「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータである値を有するNSQサービスのタイプ - 又はネットワークスライスクォータのタイプを示すフラグ/パラメータの他の表記。
ステップ3)。vNSQ13/vNSSF14は、S-NSSAI_1のネットワークスライス当たりのUEのクォータ可用性をチェックする。hNSQ13/hNSSF14は、数として利用できるローミングクォータを有するか、又は、利用できるS-NSSAI_1当たりの最新のローミングUEの数を有しており、この場合、hNSQ13/hNSSF14は、S-NSSAI_1当たりの現在のローミングUE数を、AF16によってそのvPLMNに割り当てられたS-NSSAI_1当たりのローミングUEの最大数のクォータと比較する。UE_IdがNnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability要求メッセージに含まれているケースにおいて、NSQ/NSSFは、S-NSSAI_1のUEのリストにUE_Idが既に含まれていることを第1にチェックする。UE_Idが既に登録されている(すなわち、S-NSSAI_1に登録されたUEのリストにある)場合、それ以上のチェックは行われない、すなわち、クォータをチェックする必要がない。UE3はリジェクトされないものとする。
ステップ4)。vNSQ13/vNSSF14は、vAMF12に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability応答(S-NSSAI_1、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータス)メッセージを返す。
S-NSSAI_1当たりのUEの数がS-NSSAI_1当たりのUEの最大数のクォータを超過する場合、「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータスは、「利用できるクォータなし」を示す。S-NSSAI_1当たりのUEの数がS-NSSAI_1クォータ当たりのUEの最大数を超過しない場合、「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータスは「クォータが利用できる」を示す。
ステップ5)。S-NSSAI_1当たりのUEの最大数のクォータを超過する場合、すなわち、クォータがS-NSSAI_1のために利用できず、S-NSSAI_1が、UE3が登録することを求める唯一のネットワークスライスである場合、vAMF12は、登録をリジェクトし、リジェクトされたNSSAIリストパラメータにおいてS-NSSAI_1を返す。vAMF12は、また、S-NSSAI_1のバックオフタイマを返してもよい。S-NSSAI_1当たりのUEの最大数のクォータにまだ到達していない場合、プロシージャは次のステップを継続する。
ステップ6)。vAMF12は、vPLMNのvNSQ13/vNSSF14によりネットワークスライスクォータを更新する。AMF12は、vNSQ13/vNSSF14に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求(UE_Id、Node_Id、S-NSSAI_1、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータ、更新フラグ=「デクリメント」)メッセージを送信する。vAMF12は、以下のパラメータを含める。すなわち、UE_Id、S-NSSAI(複数可) - ローミングにおける登録が進行中である1つ以上のS-NSSAI(例えばS-NSSAI_1)、更新されるクォータのタイプを示すために「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータである値を有するNSQサービスのタイプ、及び、新たなUEがS-NSSAI_1に対して登録される際にS-NSSAI_1のクォータがデクリメントされることを示すために「デクリメント」である値を有するupdate_flag。
ステップ7)。vNSQ13/vNSSF14は、NSSAI_1に対して登録されたUEのリストに対してUE_Idを追加することによって、S-NSSAI_1におけるUEのリストを更新し、S-NSSAI_1が利用できるクォータをデクリメントする。代替的に、S-NSSAI_1のための利用できるクォータをデクリメントする代りに、vNSQ13/vNSSF14は、S-NSSAI_1に登録されたUEの数を増加させてもよく、これは、後で、S-NSSAI_1のクォータが利用できるか否かを決定するためにS-NSSAI_1に許容されているUEの最大数と比較することができる。「デクリメントされるクォータ」がデクリメントされるクォータの残りの部分を意味し、すなわち、インクリメントされるクォータの登録UEの数であるということに留意されたい。
Node_IdがあるがUE_Id(複数可)がなく、update_flagがNnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求メッセージにおいて「デクリメント」するように設定される場合、NSQ13/NSSF14は、Node_Idに関連付けられているNSQ13/NSSF14における登録されたUE(複数可)の数をデクリメントする。
ステップ8)。vNSQ13/vNSSF14は、vAMF12に対して、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update応答(S-NSSAI_1、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE(複数可)数」のクォータステータス)メッセージを返す。
ステップ9)。vAMF12は、許容されたNSSAIパラメータ内のS-NSSAI_1とともに登録アクセプトメッセージを送信する。
NSQに対するサブスクライブ/サブスクライブ解除
図14は、NEF11を介したAF16によるネットワークスライスクォータ情報サブスクリプションのための例示的なプロシージャを、以下のように、概略的に示す(モデル3)。
ステップ1)。Nnef_NetworkSliceQuota_Subscribe/Unsubscribe(S-NSSAI(複数可)、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE数」クォータ、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」クォータ) - AF16は、NEF11に対して、ネットワークスライスクォータサービス、例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数のクォータ管理のためのサブスクリプション/サブスクリプション解除のための要求を送信する。AF16は、AF16がNSQサービスについてサブスクライブ又はサブスクライブ解除したいS-NSSAI(複数可)、例えばS-NSSAI_1と、NSQサービスのタイプ、例えば「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータ)とを、パラメータとして、含めて、更に、通知、例えば、周期的な通知、閾値ベースの通知、イベントベースの通知などのトリガを示す新たなパラメータ「通知パラメータ」を、パラメータとして含めることができる。
ステップ2)。Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Subscribe/Unsubscribe(S-NSSAI(複数可)、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE数」のクォータ、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータ) - NEF11は、NSQ13/NSSF14に要求を転送する。
ネットワークスライスクォータ可用性チェック
図15は、NEF11を介したAF16によるネットワークスライスクォータ可用性チェックのための例示的なプロシージャを、以下のように、概略的に示す(モデル3)。
ステップ1)。Nnef_NetworkSliceQuota_Availability要求(S-NSSAI(複数可)、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータ、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータ) - AF16は、NEF11に対して、ネットワークスライスクォータ可用性チェック、例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数のクォータ可用性のための要求を送信する。AF16は、UE3がNSQ制御の対象であるか否か(例えば、UE3が、NSQクォータ可用性がチェックされるS-NSSAIに予め登録されていて、そのS-NSSAIに登録されているUEのリストに依然としてあるか)がチェックされるUE3を示すUE_Idと、AF16がクォータ可用性のチェックを希望するS-NSSAI(複数可)、例えば、S-NSSAI_1と、NSQサービスのタイプ、例えば「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータとを、パラメータとして、含める。
ステップ2)。Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability要求(UE_Id、S-NSSAI(複数可)、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUE数」のクォータ、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータ) - NEF11は、NSQ13/NSSF14に対して要求を転送する。
ステップ3)。NSQ13/NSSF14は、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Availability応答(S-NSSAI(複数可)、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータステータス、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータステータス))メッセージにより、NEF11に対して応答する。NSQ13/NSSF14は、報告されたクォータが適用可能なS-NSSAI(複数可)(例えばS-NSSAI_1)を、利用できるクォータ(例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数のクォータステータス(NSQクォータステータス))とともに、パラメータとして、含める。
ステップ4)。NEF11は、Nnef_NetworkSliceQuota_Availability応答(S-NSSAI(複数可)、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE数」のクォータステータス、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータステータス)で、NSQ13/NSSF14からのメッセージをAF16に転送する。
ネットワークスライスクォータ更新
図16は、NEF11を介したAF16によるネットワークスライスクォータ更新のための例示的なプロシージャを、以下のように、概略的に示す(モデル3)。
ステップ1)。Nnef_NetworkSliceQuota_Update要求(UE_Id、S-NSSAI(複数可)、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータ、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータ、update_flag) - AF16は、NEFに対して、ネットワークスライスクォータの更新、例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数のクォータの更新のための要求を送信する。AF16は、パラメータとして、UE_Idを含める。Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求メッセージの送信元のノード識別子、例えば、グローバルに一意のFQDNフォーマットによるAMF名、を示すNode_Id。Node_IdがあるがUE_Id(複数可)がなく、update_flagがNnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update要求メッセージにおいて「デクリメント」するように設定される場合、NSQ13/NSSF14は、Node_Idと、AF16がクォータの更新を希望するS-NSSAI(複数可)(例えばS-NSSAI_1)と、NSQサービスのタイプ、例えば「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータと、クォータがインクリメントされるものとするか又はデクリメントされるものとするかを示す更新フラグとに関連付けられているNSQ13/NSSF14における登録されたUE(複数可)の数をデクリメントする。
ステップ2)。Nnsq/nssq_NetworkSliceQuota_Update要求(UE_Id、Node_Id、S-NSSAI(複数可)、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータ、NSQサービスのタイプ=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータ、update_flag)-NEF11は、NSQ13/NSSF14に対して要求を転送する。
ステップ3)。NSQ13/NSSF14は、Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Update応答(S-NSSAI(複数可)、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータステータス、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータステータス)メッセージにより、NEF11に対して応答する。NSQ13/NSSF14は、報告されたクォータステータスが適用可能なS-NSSAI(複数可)(例えばS-NSSAI_1)を、利用できるクォータ(例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数のクォータステータス(NSQクォータステータス))とともに、パラメータとして、含める。
ステップ4)。NEF11は、Nnef_NetworkSliceQuota_Update応答(S-NSSAI(複数可)、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE数」のクォータステータス、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータステータス)で、NSQ13/NSSF14からのメッセージをAF16に転送する。
ネットワークスライスクォータ通知
図17は、NEF11を介したAF16に対するネットワークスライスクォータ通知のための例示的なプロシージャを、以下のように、概略的に示す(モデル3)。
ステップ1)。Nnsq/nssf_NetworkSliceQuota_Notify(S-NSSAI(複数可)、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUE数」のクォータステータス、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータステータス) - NSQ13/NSSF14は、ネットワークスライスクォータステータスに関する通知を送信する。NSQ13/NSSF14は、報告されたクォータステータスが適用可能なS-NSSAI(複数可)(例えばS-NSSAI_1)を、利用できるクォータ(例えば、ネットワークスライス当たりのUEの数のクォータステータス(NSQクォータステータス))とともに、パラメータとして含める。通知は、周期的にトリガされるか、又はAF16による通知サブスクリプションに基づくイベント又は閾値によってトリガされ得る。
ステップ2)。NEF11は、AF16に対して要求を転送する - Nnef_NetworkSliceQuota_Notification(S-NSSAI(複数可)、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのUEの数」のクォータステータス、NSQクォータステータス=「ネットワークスライス当たりのPDUセッション数」のクォータステータス)。
要旨
有利なことに、上記の例示的な態様は以下の機能のうちの1つ又は複数を含むが、それらに限定されない。
・hPLMNによるローミングにおけるネットワークスライス当たりのUEの数の監視、更新、及び実施。グローバルクォータ(ホーム使用及びローミングでの使用)は、hNSQによって管理される。
ステップ1)。ローミングにおけるhNSQによるS-NSSAI当たりのUEの数のクォータチェック。
入力 - vAMFは、hUDMルートを介してNetworkSliceQuota_Availability要求メッセージによりクォータ可用性チェックをhNSQに要求し、クォータチェック対象であるS-NSSAI(複数可)とチェックするクォータのタイプを示すフラグとを含む。
処理 - hNSQは、要求されたクォータが利用できるか否かをチェックする。
出力 - hNSQは、hUDMルートを介してvAMFに対してクォータが利用できる/利用できないの結果を返す。出力に基づいて、vAMFは、ローミングにおける登録をキャンセルし、クォータが利用できないS-NSSAI(複数可)をリジェクトすることで、クォータ制限を実施し、時間、リソース、及びシグナリングを節約するか、それとも、クォータが利用できる場合にはvPLMNへの登録プロシージャを継続するか、のいずれかを行う。
ステップ2)。ローミングにおけるhNSQによるS-NSSAI当たりのUE数のクォータの更新。
入力 - vAMFは、UE_Idと、クォータ更新の対象であるS-NSSAI(複数可)と、ネットワークスライスにおけるUEの増加又は減少を示すupdate_flagとを含むNetworkSliceQuota_Update要求メッセージにより、hUDMルートを介して、クォータ更新をhNSQに要求する。
処理 - hNSQは、vAMFからの要求に基づいて、クォータを増加又減少させる。クォータが検証可能になるように、hNSQは、また、UE_Idを、リスト/テーブルに追加する、又はリスト/テーブルから削除する。
出力 - hNSQは、hUDMルートを介して、NetworkSliceQuota_Update応答によりvAMFに応答し、S-NSSAI(複数可)を示し、さらに、現在のクォータステータスを示してもよい。
・vPLMNによるローミングにおけるネットワークスライス当たりのUEの数の監視、更新、及び実施。グローバルクォータは、すべてのPLMN(hPLMN及びvPLMNs)の間に分配される。ローミングにおけるクォータは、vNSQによってクォータの残りの部分とは別々に管理される(すなわち、vPLMNごとに管理される)。vPLMNにおけるクォータは、オプションとして、hPLMNに対して定期的に(regularly)通知されてもよい。
ステップ1)。ローミングにおけるvNSQによるS-NSSAI当たりのUE数のクォータチェック。
入力 - vAMFは、NetworkSliceQuota_Availability要求メッセージによりクォータ可用性チェックをhNSQに要求し、クォータチェック対象であるS-NSSAI(複数可)とチェックするクォータのタイプを示すフラグとを含む。
処理 - vNSQは、要求されたS-NSSAIのクォータがローミングにおいて利用できるか否かをチェックする。
出力 - hNSQは、vAMFに対して、クォータが利用できる/利用できないの結果を返す。出力に基づいて、vAMFは、ローミングにおける登録をキャンセルし、ローミングでクォータが利用できないS-NSSAI(複数可)をリジェクトすることで、クォータ制限を実施し、時間、リソース、及びシグナリングを節約するか、それとも、クォータが利用できる場合にはvPLMNへの登録プロシージャを継続するか、のいずれかを行う。hNSQがグローバルクォータを管理している場合、vNSQは、また、hUDMルートを介してhNSQに対して、利用できるクォータを示してもよい。これは、必要に応じて、hPLMNがローミングパートナー(vPLMNs)の間でクォータ番号を再分配することを可能にする。
ステップ2)。ローミングにおけるvNSQによるS-NSSAI当たりのUE数のクォータの更新。
入力 - vAMFは、UE_Idと、クォータ更新の対象であるS-NSSAI(複数可)と、クォータの増加又は減少を示すフラグとを含むNetworkSliceQuota_Update要求メッセージにより、クォータ更新をvNSQに要求する。
処理 - vNSQは、vAMFからの要求に基づいて、クォータを増加又減少させる。クォータが検証可能になるように、vNSQは、また、UE_Idを、リスト/テーブル内に追加する、又はリスト/テーブルから削除する。
出力 - vNSQは、NetworkSliceQuota_Update応答によりvAMFに応答し、S-NSSAI(複数可)を示し、さらに、現在のクォータステータスを示してもよい。vAMFは、ローミングにおける登録プロシージャを終了させる。
・サービスプロバイダ(Service Provider)のアプリケーション機能(AF)によるローミングにおけるネットワークスライス当たりのUE数の監視、更新、及び実施。AFは、NSQにより、クォータ可用性チェック、クォータの更新、及びクォータ通知のネットワークスライスクォータサービスについてサブスクライブし、NEFを介して、これらのサービスにアクセスする。
これらの機能性を提供するために、上記の例示的な態様は、以下のステップ(の少なくとも一部)を含む例示的な方法を説明する。
・hPLMNによるローミング中のネットワークスライス当たりのUEの数の監視、更新、及び実施。グローバルクォータ(ホーム使用及びローミング中の使用)は、hNSQによって管理される。
ステップ1)。ローミングにおけるhNSQによるS-NSSAI当たりのUEの数のクォータチェック。
ステップ2)。ローミングにおけるhNSQによるS-NSSAI当たりのUE数のクォータの更新。
・vPLMNによるローミング中のネットワークスライス当たりのUEの数の監視、更新、及び実施。グローバルクォータは、すべてのPLMN(hPLMN及びvPLMNs)の間に分配される。ローミングにおけるクォータは、vNSQによってクォータの残りの部分とは別々に管理される(すなわち、vPLMNごとに管理される)。vPLMNにおけるクォータは、オプションとして、hPLMNに対して定期的に通知されてもよい。
ステップ1)。ローミングにおけるvNSQによるS-NSSAI当たりのUE数のクォータチェック。
ステップ2)。ローミングにおけるvNSQによるS-NSSAI当たりのUE数のクォータの更新。
サービスプロバイダ(Service Provider)のアプリケーション機能(AF)によるローミングにおけるネットワークスライス当たりのUE数の監視、更新、及び実施。AFは、NSQにより、クォータ可用性チェック、クォータの更新、及びクォータ通知のネットワークスライスクォータサービスについてサブスクライブし、NEFを介して、これらのサービスにアクセスする。
利点
上記の例示的な態様は、ローミングにおけるネットワークスライスに登録されたUEの数を監視及び制御することを可能にする。例示的な態様は、また、ネットワークスライス当たりのUEの最大数のクォータに到達した場合に、ローミングUEのためのネットワークスライスにおけるアクセス及びサービスの制限を実施することを可能にする。
システム概要
図18は、上記の例示的な態様が適用可能な、モバイル(セルラ又は無線)通信システム1を概略的に示す。
このネットワークでは、モバイル装置3(UE)のユーザが適切な3GPP無線アクセス技術(RAT)、例えば、E‐UTRA及び/又は5G RATを使用して、各基地局5及びコアネットワーク7を介して、互いに及び他のユーザと通信することができる。多くの基地局5が(無線)アクセスネットワーク又は(R)ANを形成することが理解される。当業者が理解するように、1台のモバイル装置3及び1台の基地局5(RAN)が例示の目的で図18に示されるが、システムは、実装される際に、典型的には他の基地局及びモバイル装置(UE)を含む。
各基地局5は、1つ又は複数の関連付けられたセルを(直接的に、又、はホーム基地局、中継器、リモート無線ヘッド、及び/又は分散ユニットなどの他のノードを介して)制御する。E‐UTRA/4Gプロトコルをサポートする基地局5は「eNB」と呼ばれてもよく、Next Generation(次世代)/5Gプロトコルをサポートする基地局5は「gNB」と呼ばれてもよい。いくつかの基地局5は、4G及び5Gの双方、及び/又は他の任意の3GPP又は非3GPPの通信プロトコルをサポートするように構成されてもよいことが理解される。
モバイル装置3とそのサービング基地局5とは、適切なエアインタフェース(例えば、いわゆる「Uu」インタフェースなど)を介して接続される。隣接する基地局5は(いわゆる「X2」インタフェース、及び/又は「Xn」インタフェースなど)基地局インタフェースに対する適切な基地局を介して互いに接続される。基地局5は、適切なインタフェース(いわゆる「S1」、「N2」、及び/又は「N3」インタフェースなど)を介して、コアネットワークノードにも接続される。非アクセス層(Non-Access-Stratum、NAS)インタフェース(例えば、いわゆる「N1」インタフェース等)は、基地局5を介してモバイル装置3とコアネットワークノードとの間に備えられる。
コアネットワーク7は、典型的には通信システム1における通信をサポートするための論理ノード(又は「機能」)を含む。典型的には、例えば、「Next Generation」/5Gシステムのコアネットワーク7は、他の機能に加えて、制御プレーン機能(CPF)及びユーザプレーン機能(UPF)を含む。コアネットワーク7は、とりわけ、ネットワーク露出機能(NEF)、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)12、ネットワークスライスクォータ(NSQ)13/ネットワークスライス選択機能(NSSF)14、及び、統合データ管理(UDM)機能15を含むこともできることが理解される。コアネットワーク7はまた、アプリケーション機能(AF)16及び運用及び保守(OAM)エンティティ17の少なくとも1つに接続する。コアネットワーク7から(インターネットなどの)外部IPネットワーク/データネットワーク20への接続も提供される。
このシステム1の構成要素は、上記の例示的な態様のうちの1つまたは複数を実行するように構成される。
ユーザ装置(UE:User equipment)
図19は、図18に示すUE(モバイル装置3)の主要な構成要素を示すブロック図である。図示したように、UEは、1つ以上のアンテナ33を介して、接続されたノード(複数可)に信号を送信し、当該ノードから信号を受信するように動作可能なトランシーバ回路31を含む。図19には必ずしも示されていないが、UEは、当然ながら、(ユーザインタフェース35などの)従来のモバイル装置の通常の機能のすべてを有することになり、これは、必要に応じて、ハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアのうちの任意の1つ又は任意の組み合わせによって提供されてもよい。コントローラ37は、メモリ39に記憶されたソフトウェアに従って、UEの動作を制御する。ソフトウェアは、例えば、メモリ39に予めインストールされていてもよく、及び/又は通信ネットワーク1を介して、若しくは取り外し可能なデータ記憶装置(RMD:removable data storage device)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム41と通信制御モジュール43とを含む。通信制御モジュール43は、UE3と、(R)ANノード5、アプリケーション機能及びコアネットワークノードを含む他のノードとの間の、シグナリングメッセージ及びアップリンク/ダウンリンクデータパケットを処理する(生成する/送信する/受信する)ことを担う。このようなシグナリングは、ネットワークスライスクォータ管理に関する適切にフォーマットされた要求および応答を含む。
(R)ANノード
図20は、図18に示す例示的な(R)ANノード5(基地局)の主要な構成要素を示すブロック図である。図示したように、(R)ANノード5は、1つ以上のアンテナ53を介して、接続されたUE3(複数可)に信号を送信し、当該UE3から信号を受信し、ネットワークインタフェース55を介して(直接的あるいは間接的に)他のネットワークノードに信号を送信し、当該ノードから信号を受信するように動作可能なトランシーバ回路51を含む。ネットワークインタフェース55は、典型的には、適切な基地局-基地局インタフェース(X2/Xnなど)と、適切な基地局-コアネットワークインタフェース(S1/N2/N3など)とを含む。コントローラ57は、メモリ59内に格納されたソフトウェアに従って(R)ANノード5の動作を制御する。ソフトウェアは、例えば、メモリ59に予めインストールされていてもよく、及び/又は通信ネットワーク1を介して、若しくは取り外し可能なデータ記憶装置(RMD:removable data storage device)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム61と通信制御モジュール63とを含む。通信制御モジュール63は、(R)ANノード5と、UE3、AF16、及びOAM17などの他のノードとの間のシグナリングを処理する(生成する/送信する/受信する)役割を果たす。このようなシグナリングは、ネットワークスライスクォータ管理に関する適切にフォーマットされた要求および応答を含む。
コアネットワークノード
図21は、図18に示す、一般的なコアネットワークノード(又は機能)、例えば、NEF11、AMF12、NSQ/NSSF13/14、及びUDM15の主要な構成要素を示すブロック図である。同じブロック図がAF16、OAMエンティティ17にも適用可能であることが理解されよう。図示したように、コアネットワークノードは、ネットワークインタフェース75を介して他のノード(UE3及び(R)ANノード5を含む)に信号を送信し、当該他のノードから信号を受信するように動作可能なトランシーバ回路71を含む。コントローラ77は、メモリ79に記憶されたソフトウェアに従って、コアネットワークノードの動作を制御する。ソフトウェアは、例えば、メモリ79に予めインストールされていてもよく、及び/又は通信ネットワーク1を介して、若しくは取り外し可能なデータ記憶装置(RMD:removable data storage device)からダウンロードされてもよい。ソフトウェアは、特に、オペレーティングシステム81と、少なくとも通信制御モジュール83とを含む。通信制御モジュール83は、コアネットワークノードと、UE3、(R)ANノード5、及び他のコアネットワークノードなどの他のノードとの間のシグナリングを処理する(生成する/送信する/受信する)役割を果たす。このようなシグナリングは、ネットワークスライスクォータ管理に関する適切にフォーマットされた要求および応答を含む。
変形例及び代替例
以上、詳細な例示的な態様について説明してきた。当業者が理解しうるように、上記の例示的な態様に対して、多数の変形及び代替を行うことができ、そこで実施される本開示の利点を得ることができる。ここでは、例示のために、これらの代替例及び変形例のうちのいくつかのみを説明する。
上記の説明ではUE、(R)ANノード、コアネットワークノードはいくつかの個別モジュール(通信制御モジュールなど)を有するものとして理解しやすくするために説明されている。これらのモジュールは、例えば、既存のシステムが上記例示的な態様を実装するように変形された特定の用途のために、又は、例えば、最初から本発明の特徴を念頭に置いて設計されたシステムにおける他の用途のためにこのように提供されてもよい。一方で、これらのモジュールは、オペレーティングシステム又はコードの全体に組み込まれてもよく、従って、これらのモジュールは、別個のエンティティとして識別できなくてもよい。これらのモジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせで実装されてもよい。
各コントローラは、例えば、1つ以上のハードウェアで実装されたコンピュータプロセッサと、マイクロプロセッサと、CPU(central processing unit:中央処理装置)と、ALU(arithmetic logic unit:算術論理ユニット)と、IO(input/output:入出力)回路と、内部メモリ/キャッシュ(プログラム及び/若しくはデータ)と、プロセッシングレジスタと、通信バス(例えば、コントロール、データ、及び/若しくはアドレスバス)と、DMA(direct memory access:ダイレクトメモリアクセス)機能と、ハードウェア若しくはソフトウェアで実装されたカウンタ、ポインタ、及び/若しくはタイマなどを含む(但しそれらに限定はされない)任意の適当な形式の処理回路を備えてもよい。
上記の例示的な態様で、多くのソフトウェアモジュールを説明した。当業者は理解することになるように、ソフトウェアモジュールは、コンパイルされた形態又はコンパイルされていない形態で提供されてもよく、コンピュータネットワーク上の信号として、又は記録媒体上で、UE、(R)ANノード、及びコアネットワークノードに供給されてもよい。更に、このソフトウェアの一部又は全部によって実行される機能は、1つ又は複数の専用ハードウェア回路を使用して実行してもよい。但し、ソフトウェアモジュールの使用はUE、(R)ANノード、及びコアネットワークノードの更新を容易にし、それらの機能を更新するために好ましい。
上記の例示的な態様は、また、「非モバイル」若しくは概して固定式のユーザ機器にも適用できる。
様々な他の変形が当業者には明らかであり、ここでは、それ以上詳細には説明しない。
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[4]汎用ネットワークスライステンプレート
https://www.gsma.com/newsroom/wp-content/uploads/NG.116-v1.0.pdf
[5]2019年6月、日本、札幌、SA2#134 24-28で合意されたネットワークスライシングフェーズ2の強化に関するSA2 SID
http://www.3gpp.org/ftp/Specs/archive/23_series/23.700-40/23700-40-020.zip
この出願は2019年12月20日に出願された欧州特許出願第19219053.6号に基づくものであり、その優先権の利益を主張し、その開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
1 モバイル(セルラまたは無線)通信システム()
3 モバイル装置(UE)
5 基地局
7 コアネットワーク
11 ネットワーク露出機能(NEF)
12 アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)
13 ネットワークスライスクォータ(NSQ)
14 ネットワークスライス選択機能(NSSF)
15 統合データ管理(UDM)機能
16 アプリケーション機能(AF)
17 運用及び保守(OAM)エンティティ
20 外部IPネットワーク
31 トランシーバ回路
33 アンテナ
35 ネットワークインタフェース
37 コントローラ
39 メモリ
41 オペレーティングシステム
43 通信制御モジュール
51 トランシーバ回路
53 アンテナ
55 ネットワークインタフェース
57 コントローラ
59 メモリ
61 オペレーティングシステム
63 通信制御モジュール
71 トランシーバ回路
75 ネットワークインタフェース
77 コントローラ
79 メモリ
81 オペレーティングシステム
83 通信制御モジュール

Claims (15)

  1. ネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能(Network Function)ノードであって、
    ネットワークスライスに登録されたユーザ装置(UE)の数を管理する手段と、
    前記ネットワークスライスの可用性をチェックするための第1の要求であって、前記ネットワークスライスを示す情報を含む第1の要求を、コアネットワークにおけるコアネットワークノードから受信する手段と、
    前記ネットワークスライスに登録されたUEの前記数従って、前記ネットワークスライスの前記可用性をチェックする手段と、
    前記可用性を示す、前記第1の要求に対する第1の応答を、前記コアネットワークノードに対して送信する手段と、を備え、
    前記第1の応答は、前記ネットワークスライスに登録されたUEの前記数に基づいて、前記コアネットワークノードにUEのための登録プロシージャをリジェクトさせ、
    前記コアネットワークノードは、前記UEの訪問PLMN(visited Public Land Mobile Network)に含まれ
    前記受信する手段は、前記コアネットワークノードから、前記ネットワークスライスに登録されたUEの前記数を減少させることを示す更新フラグを受信し、
    当該ネットワーク機能ノードは、前記更新フラグに基づいて、前記ネットワークスライスに登録されたUEの前記数を減少させる手段を備える、
    ネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能ノード。
  2. 前記受信する手段は、前記コアネットワークノードから、UEのアイデンティティを受信し、
    当該ネットワーク機能ノードは、前記更新フラグに基づいて、前記ネットワークスライスに登録されたUEのアイデンティティのリストから、前記UEのアイデンティティを削除する手段を備える、
    請求項1記載のネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能ノード。
  3. 前記第1の応答は、前記ネットワークスライスに登録されたUEの前記数に基づいて前記ネットワークスライスが利用できると決定された場合に、前記コアネットワークノードにUEのための登録プロシージャをアクセプトさせる、
    請求項1に記載のネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能ノード。
  4. ネットワークスライスクォータのための前記ネットワーク機能ノードは、前記UEのホームPLMNに含まれる、
    請求項1に記載のネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能ノード。
  5. ネットワークスライスクォータのための前記ネットワーク機能ノードは、前記UEの前記訪問PLMNに含まれる、
    請求項1に記載のネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能ノード。
  6. ネットワークスライスクォータのための前記ネットワーク機能ノードは、前記訪問PLMNに含まれる、
    請求項1に記載のネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能ノード。
  7. 前記UEは、前記訪問PLMNに含まれる、
    請求項1に記載のネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能ノード。
  8. ネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能(Network Function)ノードのための制御方法であって、
    ネットワークスライスに登録されたユーザ装置(UE)の数を管理することと、
    前記ネットワークスライスの可用性をチェックするための第1の要求であって、前記ネットワークスライスを示す情報を含む第1の要求を、コアネットワークにおけるコアネットワークノードから受信することと、
    前記ネットワークスライスに登録されたUEの前記数に従って、前記ネットワークスライスの前記可用性をチェックすることと、
    前記可用性を示す、前記第1の要求に対する第1の応答を、前記コアネットワークノードに対して送信することと、を含み、
    前記第1の応答は、前記ネットワークスライスに登録されたUEの前記数に基づいて、前記コアネットワークノードにUEのための登録プロシージャをリジェクトさせ、
    前記コアネットワークノードは、前記UEの訪問PLMN(visited Public Land Mobile Network)に含まれ
    前記受信することは、前記コアネットワークノードから、前記ネットワークスライスに登録されたUEの前記数を減少させることを示す更新フラグを受信することを含み、
    当該制御方法は、前記更新フラグに基づいて、前記ネットワークスライスに登録されたUEの前記数を減少させることを含む、
    制御方法。
  9. 前記コアネットワークノードから、UEのアイデンティティを受信することと、
    前記更新フラグに基づいて、前記ネットワークスライスに登録されたUEのアイデンティティのリストから、前記UEのアイデンティティを削除することを含む、
    請求項8記載の制御方法。
  10. 前記第1の応答は、前記ネットワークスライスに登録されたUEの前記数に基づいて前記ネットワークスライスが利用できると決定された場合に、前記コアネットワークノードにUEのための登録プロシージャをアクセプトさせる、
    請求項に記載の制御方法。
  11. ネットワークスライスクォータのための前記ネットワーク機能ノードは、前記UEのホームPLMNに含まれる、
    請求項に記載の制御方法。
  12. ネットワークスライスクォータのための前記ネットワーク機能ノードは、前記UEの前記訪問PLMNに含まれる、
    請求項に記載の制御方法。
  13. ネットワークスライスクォータのための前記ネットワーク機能ノードは、前記訪問PLMNに含まれる、
    請求項に記載の制御方法。
  14. 前記UEは、前記訪問PLMNに含まれる、
    請求項に記載の制御方法。
  15. 請求項1~の何れか一項に記載のネットワークスライスクォータのためのネットワーク機能ノード備える通信システム。
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