JP7302325B2 - 情報処理装置及び決済システム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び決済システムに関する。
近年、キャッシュレス決済の一例であるQRコード(登録商標)を用いた決済方法が普及している。QRコードを用いた決済方法には、店舗のレジにおいて客のスマートフォンに表示されるQRコードを読み取るストアスキャン方式と、客のスマートフォンを用いて店舗に備え付けられたQRコード表示板を読み取るユーザスキャン方式とが知られている(非特許文献1参照)。ユーザスキャン方式は、店舗のレジにおいて、QRコードを読み取る読取装置を設置する必要がないといった利点がある。一方、ユーザスキャン方式を採用する場合、複数の決済サービスを利用可能な店舗では、決済サービスごとにQRコード表示板を用意する必要がある。
「QR・バーコード決済」、[online]、 フリー百科事典、ウィキペディア(Wikipedia)、[令和1年6月19日検索]、インターネット(URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/QR%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E6%B1%BA%E6%B8%88)
しかし、ユーザスキャン方式を採用する場合、複数の決済サービスを利用可能な店舗では、決済サービスごとにQRコード表示板を用意する必要がある。このため、レジの周辺に複数のQRコード表示板を設置するスペースを確保する必要があった。また、QRコード表示板にシールを貼り付けることによって、送金先が改竄されるといった問題があった。
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様に係る情報処理装置は、複数の決済サービスに対応し、物品又は役務の対価を支払うユーザのユーザ装置を用いて読み取り可能な複数の二次元コードに関する管理情報を取得する取得部と、前記管理情報に基づいて、前記複数の二次元コードのうち、前記ユーザが利用を希望する決済サービスに対応する一の二次元コードを選択させるための画像を表示装置に表示させる表示制御部とを、備える。
本発明によれば、複数の二次元コードを表示装置に表示させるので、複数の決済サービスごとに二次元コードの表示板を店舗に設置する必要がなくなり、レジの周りのスペースを有効に活用できる。
第1実施形態に係る決済システム1の構成を示すブロック図である。 店舗装置10Aの構成を示すブロック図である。 第1表示態様に係る処理装置110の動作を示すフローチャートである。 第1表示態様において、表示装置130に表示される画像の遷移を示す説明図である。 第1表示態様において、表示装置130に表示される画像の一例を示す説明図である。 第2表示態様において、表示装置130に表示される画像の遷移を示す説明図である。 第3表示態様に係る処理装置110の動作を示すフローチャートである。 第3表示態様において、表示装置130に表示される画像の遷移を示す説明図である。 ユーザ装置20Aの構成を示すブロック図である。 管理サーバ40Aの構成を示すブロック図である。 管理テーブルTBL1の記憶内容の一例を示す説明図である。 第2管理テーブルTBL2の記憶内容の一例を示す説明図である。 決済システム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。 ユーザ装置20Bの構成を示すブロック図である。 管理サーバ40Bの構成を示すブロック図である。 第1管理テーブルTBL1bの記憶内容を示す説明図である。 決済システム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。 第2管理テーブルTBL2cの記憶内容の一例を示す説明図である。 第1管理テーブルTBL1cの記憶内容の一例を示す説明図である。 店舗装置10Aで表示するQRコードを説明するためのタイミングチャートである。 決済システム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。 動的QRコードを採用した場合について、第3表示態様におけるユーザ装置20Bの動作を示すフローチャートである。 QRコードの表示領域の変更例を示す説明図である。
1.第1実施形態
1-1:全体構成
図1は、第1実施形態に係る決済システム1の構成を示すブロック図である。決済システム1は、店舗において、物品又は役務の対価を支払うユーザが、複数の決済サービスの中から希望する決済サービスを利用することによって、キャッシュレスの決済を実現する。この例では、三種類の決済サービスを例示するが、決済システム1は二種類以上の決済サービスに適用できる。
決済システム1は、店舗に設置される店舗装置10A,10A…、ユーザが所持するユーザ装置20A,20A…、商品のバーコードを読み取ってユーザに決済金額を提示するPOSレジ30,30…、店舗装置10A,10A…を管理する管理サーバ40A、第1決済サービスを提供する第1決済サーバ50、第2決済サービスを提供する第2決済サーバ60、及び第3決済サービスを提供する第3決済サーバ70を備える。これらの構成要素は、インターネットなどの通信網NETに接続される。第1決済サーバ50、第2決済サーバ60、及び第3決済サーバ70は複数の決済サーバの一例である。
一つの店舗には、複数のPOSレジ30が配置されることがあり、複数のPOSレジ30と1対1に対応する複数の店舗装置10Aが配置されることがある。また、一つの店舗に配置されるPOSレジ30の数よりも、一つの店舗に配置される店舗装置10Aの数が小さいこともある。
決済システム1では、複数の決済サービスの1対1に対応する複数のQRコードを店舗装置10Aに表示し、表示される複数のQRコードのうちユーザが利用を希望する決済サービスに対応する一のQRコードが、ユーザ装置20Aを用いて読み取られる。ユーザ装置20Aは、読み取ったQRコードに対応する決済サーバにアクセスして支払いを完了させる。本開示は、QRコードを採用するが、QRコード以外の二次元コードを用いてもよい。二次元コードとしては、QRコードの他にSPコード及びCPコードなどが該当する。
1-2:店舗装置
図2は、店舗装置10Aの構成を示すブロック図である。店舗装置10Aは、情報処理装置の一例であり、スマートフォン又はタブレット端末などが該当する。店舗装置10Aは、処理装置110、記憶装置120、表示装置130、通信装置140、及び入力装置150を備える。店舗装置10Aの各要素は、情報を通信するための単体又は複数のバスで相互に接続される。なお、本明細書における「装置」という用語は、回路、デバイス又はユニット等の他の用語に読替えてもよい。また、店舗装置10Aの各要素は、単数又は複数の機器で構成され、店舗装置10Aの一部の要素は省略されてもよい。
処理装置110は、店舗装置10Aの全体を制御するプロセッサであり、例えば、単数又は複数のチップで構成される。処理装置110は、例えば、周辺装置とのインタフェース、演算装置及びレジスタ等を含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成される。なお、処理装置110の機能の一部又は全部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現してもよい。処理装置110は、各種の処理を並列的又は逐次的に実行する。
記憶装置120は、処理装置110が読取可能な記録媒体であり、処理装置110が実行する制御プログラムPR1を含む複数のプログラム、及び処理装置110が使用する各種の情報、例えば、管理情報D1などを記憶する。記憶装置120は、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)等の少なくとも1つによって構成されてもよい。記憶装置120は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)等と呼ばれてもよい。管理情報D1は管理サーバ40Aから送信される。管理情報D1は、複数の決済サービスに1対1に対応する複数のQRコード情報と、複数の決済サービスに1対1に対応する複数のアイコン情報を含む。
決済システム1は、3種類の決済サービスに対応しているので、管理情報D1は、複数のQRコード情報として、第1決済サービスに対応するQRコードC1を示すQRコード情報c1、第2決済サービスに対応するQRコードC2を示すQRコード情報c2、及び第3決済サービスに対応するQRコードC3を示すQRコード情報c3を含む。
QRコードC1は第1決済サーバ50のURLを表す。QRコードC2は第2決済サーバ60のURLを表す。QRコードC3は第3決済サーバ70のURLを表す。URLは決済サーバにアクセスするためのアクセス情報の一例である。また、QRコードC1、C2、及びC3の各々は、決済サーバのURLの他に店舗を識別する店舗ID、POSレジを識別するレジID、及び店舗の属するグループを示すグループIDのうち少なくとも一つを表してもよい。
管理情報D1は、複数のアイコン情報として、第1決済サービスに対応するアイコンA1を示すアイコン情報a1、第2決済サービスに対応するアイコンA2を示すアイコン情報a2、及び第3決済サービスに対応するアイコンA3を示すアイコン情報a3を含む。
表示装置130は、画像を表示するデバイスである。表示装置130は、処理装置110による制御のもとで各種の画像を表示する。例えば、液晶表示パネル及び有機EL(Electro Luminescence)表示パネル等の各種の表示パネルが表示装置130として好適に利用される。
通信装置140は、他の装置と通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)である。通信装置140は、例えば、ネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュール等とも呼ばれる。
入力装置150は、外部からの入力を受付けるデバイスであり、受付部の一例である。例えば、入力装置150は、数字及び文字等の符号を処理装置110に入力するための操作と、店舗装置10Aの表示面に表示されるアイコンを選択するための操作とを受付ける。例えば、後述する表示装置130の表示面に対する接触を検出するタッチパネルが入力装置150として好適である。なお、入力装置150は、ユーザが操作可能な複数の操作子を含んでもよい。入力装置150はユーザの操作に応じた入力情報を出力する。
処理装置110は、記憶装置120から制御プログラムPR1を読み出して実行することによって、取得部111及び表示制御部112として機能する。なお、制御プログラムPR1は、ネットワークを介して管理サーバ40Aなどの他の装置から送信されてもよい。
取得部111は、複数の決済サービスに対応し、物品又は役務の対価を支払うユーザのユーザ装置20Aを用いて読み取り可能な複数のQRコードに関する管理情報D1を取得する。具体的には、取得部111は、通信装置140を用いて、管理サーバ40Aから送信される管理情報D1を取得する。
表示制御部112は、管理情報D1に基づいて、複数のQRコードのうち、ユーザが利用を希望する決済サービスに対応する一のQRコードを読み取らせるための画像を表示装置130に表示させる。
以下、表示制御部112が表示装置130に表示させる画像について3種類の態様を説明する。
1-2-1:第1表示態様
図3は、第1表示態様に係る処理装置110の動作を示すフローチャートである。図4は、第1表示態様において、表示装置130に表示される画像の遷移を示す説明図である。図3に示すステップS10において、処理装置110は、第1画像を生成し、生成した第1画像を表示装置130に表示させる。図4の左側に第1画像を表示中の表示装置130が示される。処理装置110は、QRコード情報c1に基づいて領域XにQRコードC1を配置し、アイコン情報a1、a2、及びa3に基づいて領域YにアイコンA1、A2、及びA3を配置し、更に、領域Zに5つのインジケータを配置した第1画像を生成する。また、表示中のQRコードC1に対応するアイコンA1は強調表示される。図4に示す例では、アイコンAの外枠を太くさせる。強調表示によって、ユーザは表示中のQRコードC1が第1決済サービスに対するQRコードであることを認識できる。
また、処理装置110は、領域Zに表示される5個のインジケータを時間経過に伴って消灯させる。この例では、4個のインジケータが点灯している。ユーザは、点灯しているインジケータの数によって、第1画像の表示が切り替わるまでの大略の時間を認識する。
次に、処理装置110は、処理をステップS11に進め、第1画像の表示開始から所定時間が経過したかを判定する。所定時間は、例えば、30秒である。この場合、5個のインジケータは6秒ごとに、消灯する。
処理装置110は、判定結果が否定の場合、ステップS11の判定を繰り返す。ステップS11の判定結果が肯定の場合、処理装置110は、第2画像を生成し、生成した第2画像を表示装置130に表示させる(ステップS12)。図4の中央に第2画像を表示中の表示装置130が示される。処理装置110は、QRコード情報c2に基づいて領域XにQRコードC2を配置し、領域YにアイコンA1、A2、及びA3を配置し、更に、領域Zに5つのインジケータを配置した第2画像を生成する。また、表示中のQRコードC2に対応するアイコンA2は強調表示される。処理装置110は、第1画像と同様に、第2画像においても、領域Zに表示される5個のインジケータを時間経過に伴って消灯させる。
この後、処理装置110は、第2画像の表示開始から所定時間が経過したかを判定し(ステップS13)、判定結果が肯定になるまでステップS13の処理を繰り返す。ステップS13の判定結果が肯定の場合、処理装置110は、第3画像を生成し、生成した第3画像を表示装置130に表示させる(ステップS14)。図4の右側に第3画像を表示中の表示装置130が示される。処理装置110は、QRコード情報c3に基づいて領域XにQRコードC3を配置し、領域YにアイコンA1、A2、及びA3を配置し、更に、領域Zに5つのインジケータを配置した第3画像を生成する。また、表示中のQRコードC3に対応するアイコンA3は強調表示される。
次に、処理装置110は、第3画像の表示開始から所定時間が経過したかを判定し(ステップS15)、判定結果が肯定になるまでステップS15の処理を繰り返す。ステップS15の判定結果が肯定の場合、処理装置110は、処理をステップS10に戻す。ステップS10からステップS15までの処理は、上述した表示制御部112によって実現される。
このように、第1決済サービス、第2決済サービス、及び第3決済サービスに1対1に対応するQRコードC1、C2、及びC3を順番に表示装置130に表示させることによって、ユーザに利用を希望する決済サービスに対応するQRコードを読み取らせることができる。従って、店舗において、第1決済サービス、第2決済サービス、及び第3決済サービスに対応する3種類のQRコード表示板を用意する必要がないので、POSレジ30の周りのスペースを有効に活用できる。加えて、店舗装置10Aにシールを貼ってQRコードを改竄しても、QRコードが切り替わらないので、不正を簡単に認識できる。
上述した第1表示態様では、ユーザが希望する決済サービスに対応するQRコードは所定時間が経過すると切り替わってしまう。このため、ユーザ装置20Aの操作に不慣れなユーザは、希望する決済サービスのQRコードが店舗装置10Aに表示されても読み取りのタイミングを逸してしまう場合もあり得る。
そこで、処理装置110は、入力装置150から出力される入力情報に基づいて、強調表示されているアイコンがタップされたか否かを判定し、判定結果が肯定の場合に、表示中のQRコードを固定表示させてもよい。例えば、表示装置130に図4の左側に示す第1画像を表示中に、アイコンA1がタップされた場合、処理装置110の表示制御部112は、図5に示す画像を表示装置130に表示させてもよい。
1-2-2:第2表示態様
上述した第1表示態様では、第1画像、第2画像、及び第3画像の各々において、領域YにアイコンA1、A2、及びA3を配置し、領域Xに配置されるQRコードに対応するアイコンを強調表示した。これに対して、第2表示態様は、領域Yに領域Xに配置されるQRコードに対応するアイコンのみを配置する点で相違する。
図6は、第2表示態様において、表示装置130に表示される画像の遷移を示す説明図である。図6の左側に第1画像を表示中の表示装置130が示される。第1画像の領域XにはQRコードC1が配置され、領域YにはQRコードC1に対応するアイコンA1が配置される。図6の中央に第2画像を表示中の表示装置130が示される。第2画像の領域XにはQRコードC2が配置され、領域YにはQRコードC2に対応するアイコンA2が配置される。図6の右側に第3画像を表示中の表示装置130が示される。第3画像の領域XにはQRコードC3が配置され、領域YにはQRコードC3に対応するアイコンA3が配置される。
第2表示態様の処理装置110の動作は、強調表示すべきアイコンのみを領域Yに配置された第1画像、第2画像、及び第3画像を生成する点を除いて、図3に示す第1表示態様における処理装置110の動作と同じである。
第2表示態様も第1表示態様と同様に、第1決済サービス、第2決済サービス、及び第3決済サービスに1対1に対応するQRコードC1、C2、及びC3を順番に店舗装置10Aに表示させるので、POSレジ30の周りのスペースを有効に活用できるとともに、QRコードの改竄を防止できる。
1-2-3:第3表示態様
図7は、第3表示態様に係る処理装置110の動作を示すフローチャートである。図8は、第3表示態様において、表示装置130に表示される画像の遷移を示す説明図である。図7に示すステップS20において、処理装置110は、アイコン情報a1、a2、及びa3を基に、3個のアイコンA1、A2、及びA3を含む第4画像を示す画像情報を生成する。処理装置110は、生成した画像情報を表示装置130に供給することによって、表示装置130に第4画像を表示させる。
次に、処理装置110は、入力情報を基に、アイコンA1、A2、及びA3のいずれかがタップされたか否かを判定する(ステップS21)。処理装置110は、ステップS21の判定結果が肯定になるまで、ステップS21の判定を繰り返す。ステップS21の判定結果が肯定である場合、処理装置110は、タップされたアイコンに対応するQRコードを含む第5画像を示す画像情報を生成し、生成した画像情報を表示装置130に供給することによって、表示装置130に第5画像を表示させる。
例えば、図8の左側の店舗装置10Aには、第3画像が表示されている。ここで、ユーザが第3画像のアイコンA1をタップすると、処理装置110は、アイコンA1と当該アイコンA1に対応するQRコードC1とを含む第4画像を示す画像情報を生成する。図8の右側に示す店舗装置10Aには、領域XにQRコードC1が配置され、領域YにアイコンA1が配置され、領域Zに5個のインジケータが配置された第5画像が表示されている。
次に、処理装置110は、第5画像の表示開始から所定時間が経過したかを判定し(ステップS23)、判定結果が肯定になるまでステップS23の処理を繰り返す。ステップS23の判定結果が肯定の場合、処理装置110は、処理をステップS20に戻す。ステップS20からステップS23までの処理は、上述した表示制御部112によって実現される。
このように、ユーザが利用を希望する決済サービスに対応するアイコンをタップすることによって、当該アイコンに対応するQRコードを表示装置130に表示させることによって、ユーザに利用を希望する決済サービスに対応するQRコードをユーザ装置20Aに読み取らせることができる。従って、POSレジ30の周りのスペースを有効に活用できる。加えて、店舗装置10Aにシールを貼ってQRコードを改竄しても、本来、アイコンが表示されるべき領域にQRコードが貼られるので、不正を簡単に認識できる。
1-3:ユーザ装置
図9は、ユーザ装置20Aの構成を示すブロック図である。ユーザ装置20Aは、スマートフォン又はタブレット端末などが該当する。ユーザ装置20Aは、処理装置210、記憶装置220、表示装置230、通信装置240、入力装置250、撮像装置260、及び計時装置270を備える。ユーザ装置20Aの各要素は、情報を通信するための単体又は複数のバスで相互に接続される。
処理装置210は、ユーザ装置20Aの全体を制御するプロセッサであり、例えば、単数又は複数のチップで構成される。
記憶装置220は、処理装置210が読取可能な記録媒体であり、処理装置210が実行する制御プログラムPR2を含む複数のプログラム、及び処理装置210が使用する各種の情報などを記憶する。記憶装置220は、例えば、ROM、EPROM、EEPROM、及びRAM等の少なくとも1つによって構成されてもよい。なお、制御プログラムPR2は、通信網NETを介して管理サーバ40Aなどの他の装置から送信されてもよい。
表示装置230は、表示装置130と同様に画像を表示するデバイスである。例えば、液晶表示パネル及び有機EL(Electro Luminescence)表示パネル等の各種の表示パネルが表示装置230として好適に利用される。
通信装置240は、他の装置と通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)である。通信装置240は、例えば、ネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュール等とも呼ばれる。通信装置240は、送信部の一例である。
入力装置250は、入力装置150と同様に、外部からの入力を受付けるデバイスである。入力装置250としては、上述した表示装置230と一体に設けられるタッチパネルが好適である。入力装置250は、ユーザが操作可能な複数の操作子を含んでもよい。入力装置250はユーザの操作に応じた入力情報を出力する。入力装置250は、ユーザが物品又は役務の対価を支払う場合に、対価の金額を入力するために用いられる。例えば、店舗において、複数の物品を購入する場合、POSレジ30に合計金額が表示される。ユーザがQRコードを用いた決済サービスを利用する場合、入力装置250を用いて合計金額を入力する。この場合、入力装置250は、ユーザの入力操作に応じて決済金額を示す入力情報を生成する。
撮像装置260は、被写体を撮像して得た撮像情報を出力する。上述した店舗装置10Aに表示されるQRコードは被写体の一例である。
計時装置270は、クロック信号を基に時間を計時して、計時結果を示す時刻情報を生成する。
処理装置210は、記憶装置220から制御プログラムPR2を読み出して実行することによって、デコード部211及び決済要求生成部212Aとして機能する。
デコード部211は、QRコードを撮像して得られた撮像情報をデコードして、撮像されたQRコードに対応するURLを生成する。URLは決済サーバにアクセスするためのアクセス情報の一例である。
決済要求生成部212Aは、入力情報を基にユーザが入力した決済金額を示す決済情報を生成する。決済要求生成部212Aは、通信装置240を用いて撮像されたQRコードに対応する決済サーバに、決済情報を含む決済要求を送信させる。
1-4:管理サーバ
図10は、管理サーバ40Aの構成を示すブロック図である。管理サーバ40Aは、処理装置410、記憶装置420、表示装置430、通信装置440、入力装置450、及び計時装置470を備える。管理サーバ40Aの各要素は、情報を通信するための単体又は複数のバスで相互に接続される。
処理装置410は、管理サーバ40Aの全体を制御するプロセッサであり、例えば、単数又は複数のチップで構成される。
記憶装置420は、処理装置410が読取可能な記録媒体であり、処理装置410が実行する制御プログラムPR3を含む複数のプログラム、及び処理装置410が使用する各種の情報、第1管理テーブルTBL1及び第2管理テーブルTBL2などを記憶する。記憶装置420は、例えば、ROM、EPROM、EEPROM、及びRAM等の少なくとも1つに11によって構成されてもよい。
第1管理テーブルTBL1は、店舗装置10Aを一意に識別する店舗装置ID、店舗装置10AのIPアドレス、店舗装置10Aが利用可能な決済サービスを識別する決済サービスID、及び管理情報を対応付けて記憶する。
図11に管理テーブルTBL1の記憶内容の一例を示す。決済システム1はチェーンストアに導入されることがある。この場合、複数の店舗が1つのグループに属する。店舗装置IDは、グループの種別、グループ内での店舗の種別、及び店舗内でのレジの種別といった管理が望ましい。この例の店舗装置IDは、グループを識別するグループID、店舗を識別する店舗ID、及びレジを識別するレジIDから構成される。
例えば、店舗装置ID[FM01,001,01]、IPアドレス[c7.dd.4e.75]、決済サービスID[001,002,003]、及び管理情報[c1,a1、 c2,a2、 c3,a3]が対応付けられている。管理テーブルTBL1を参照すれば、店舗装置10Aごとに、利用可能な決済サービスを知ることができる。
また、この例では、グループ単位で利用可能な決済サービスが定まる。例えば、グループID[FM01]に属する店舗では、決済サービスID[001,002,003]に対応する3種類の決済サービスが利用可能である。一方、グループID[LS01]に属する店舗では、決済サービスID[001,003]に対応する2種類の決済サービスが利用可能である。
第2管理テーブルTBL2は、決済サービスID、決済サーバのURL、及びアイコン情報を対応付けて記憶する。図12に第2管理テーブルTBL2の記憶内容の一例を示す。この例では、第1決済サービスの決済サービスIDが[001]であり、第1決済サーバ50のURLが[https//fm123.co.jp]であり、第1決済サービスのアイコン情報が[a1]である。なお、アイコン情報は、アイコンの画像情報の他、アイコンの画像情報を取得可能なURLであってもよい。
表示装置430は、画像を表示するデバイスである。通信装置440は、他の装置と通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)である。入力装置450は、外部からの入力を受付けるデバイスである。入力装置450としては、キーボード及びポインティングデバイスが該当する。計時装置470は、クロック信号を基に時間を計時して、計時結果を示す時刻情報を生成する。
処理装置410は、記憶装置420から制御プログラムPR3を読み出して実行することによって、管理情報生成部411A、更新部412及び配信部413として機能する。
管理情報生成部411Aは、店舗装置IDごとに管理情報D1を生成する。より具体的には、管理情報生成部411Aは、第1に、第1管理テーブルTBL1を参照して、店舗装置IDに対応する決済サービスIDを取得する。管理情報生成部411Aは、第2に、第2管理テーブルTBL2を参照して、取得した決済サービスIDに対応する決済サーバのURL及びアイコン情報を取得する。管理情報生成部411Aは、第3に、決済サーバのURLをQRコードの画像を示すQRコード情報に変換する。管理情報生成部411Aは、第4に、店舗装置IDに対応するQRコード情報とアイコン情報を含む管理情報D1を生成し、管理情報を第1管理テーブルTBL1に書き込む。
例えば、店舗装置ID[FM01,001,01]に対応する管理情報D1を生成する場合、管理情報生成部411Aは、第1管理テーブルTBL1を参照して、決済サービスID[001,002,003]を取得する。次に、管理情報生成部411Aは、第2管理テーブルTBLを参照して、決済サービスID[001]に対応する決済サーバのURL[https//fm123.co.jp]及びアイコン情報a1、決済サービスID[002]に対応する決済サーバのURL[https//ls001.co.jp]及びアイコン情報a2、並びに決済サービスID[003]に対応する決済サーバのURL[https//sv007.co.jp]及びアイコン情報a3を取得する。
次に、管理情報生成部411Aは、URL[https//ls001.co.jp]をQRコードに変換してQRコード情報c1、URL[https//ls001.co.jp]をQRコードに変換してQRコード情報c2、及びURL[https//sv007.co.jp]をQRコードに変換してQRコード情報c3を生成する。
次に、管理情報生成部411Aは、QRコード情報c1とアイコン情報a1の組、QRコード情報c2とアイコン情報a2の組、及びQRコード情報c3とアイコン情報a3の組を含む管理情報D1を生成し、生成した管理情報を第1管理テーブルTBL1に書き込む。
更新部412は、第1管理テーブルTBL1及び第2管理テーブルTBL2の記憶内容を更新する。更新は、店舗において採用する決済サービスに変更があった場合、決済サーバのURLに変更があった場合に発生する。
例えば、グループID[FM01]に対応するチェーンストアが、決済サービスID[003]に対応する第3決済サービスを取りやめる場合を想定する。この場合、更新部412は、第1管理テーブルTBL1を図11の上部に示す記憶内容から、下部に示す記憶内容に更新する。
配信部413は、新規に店舗が決済サービスに加入した場合、及び管理情報が更新された場合に、管理情報を店舗装置10Aに送信する。具体的には、配信部413は、第1管理テーブルTBL1を参照して、更新の対象となる店舗装置IDに対応するIPアドレス及び管理情報を取得し、通信装置440を用いて、取得したIPアドレスに対して管理情報を送信させる。
配信部413によって、あるチェーンストアに適用される決済サービスに変更があった場合に、当該チェーンストアに属する複数の店舗に設置される複数の店舗装置10Aに対して更新された管理情報を配信することができる。これによって、各店舗では、店舗装置10Aの管理情報D1を変更する手間を削減できる。
1-5:決済システム1の動作
次に、決済システム1の動作について説明する。図13は、決済システム1の動作の一例を示すシーケンスチャートである。この例では、ユーザが第1決済サービスの利用を選択する。
まず、管理サーバ40Aが管理情報D1を店舗装置10Aに送信する。店舗装置10Aは管理情報D1を受信すると、店舗装置10Aの取得部111は、管理情報D1を取得し、記憶装置120に管理情報D1を記憶する(ステップSa1)。次に、店舗装置10Aの表示制御部112は、管理情報D1を用いて複数のQRコード情報を含む画像情報を生成し、生成した画像情報を表示装置130に供給して、表示装置130に複数のQRコードを表示させる(ステップSa2)。
一方、ユーザ装置20Aにおいて、決済サービスの利用を希望するユーザが、決済アプリケーションの起動させる操作を行うと、処理装置210は、制御プログラムPR2を記憶装置420から読み出して実行する(ステップSb1)。次に、ユーザが店舗装置10Aに表示されるQRコードを撮影すると、ユーザ装置20Aの処理装置210は、QRコードを示す撮像情報を取得する(ステップSb2)。この後、処理装置210はデコード部211として機能し、撮像情報をデコードするデコード処理を実行する(ステップSb3)。デコード処理によって、ユーザが利用を希望する決済サービスに対応する決済サーバのURLが得られる。この例では、ユーザは第1決済サービスの利用を希望するので、第1決済サーバ50のURLが特定される。
次に、POSレジ30では、ユーザの決済金額を表示する(ステップSd1)。ユーザによって表示された決済金額がユーザ装置20Aに入力されると(ステップSb4)、処理装置210は、決済要求生成部212Aとして機能し、決済金額及びユーザを識別するユーザIDを含む決済要求を生成する。更に、処理装置210は、決済要求を第1決済サーバ50のURLに送信する。
決済要求を受信した第1決済サーバ50は、決済処理を実行する(ステップSc1)。決済処理では、ユーザIDと紐付けられたユーザの口座から、決済金額を減額する。この後、第1決済サーバ50は、決済が完了したこと示す決済応答を、ユーザ装置20Aに送信する。加えて、第1決済サーバ50は、決済が完了したこと示す決済完了通知をPOSレジ30に送信する。
以上説明したように本実施形態によれば、店舗装置10Aは、複数の決済サービスに対応し、物品又は役務の対価を支払うユーザのユーザ装置20Aを用いて読み取り可能な複数のQRコード(二次元コードの一例)に関する管理情報D1を取得する取得部111と、前記管理情報に基づいて、前記複数の二次元コードのうち、前記ユーザが利用を希望する決済サービスに対応する一の二次元コードを選択させるための画像を表示装置130に表示させる表示制御部112とを備える。店舗装置10Aによれば、複数の決済サービスの各々について、二次元コードを表示する表示板をレジの周りに設置する必要がない。また、表示装置130の画像は切り替わるので、表示装置130にシールを貼れば、送金先が改竄されたことを店員は容易に知ることができる。また、管理情報D1を変更することで、決済サービスの変更に柔軟に対応することができる。
また、第1表示態様において、表示制御部112は、管理情報に基づく複数の二次元コードを、順番に表示装置130に表示させる。ユーザは、表示装置130に順番に表示される二次元コードのうち、利用を希望する決済サービスの二次元コードをユーザ装置20Aで読み取ればよいので、表示装置130が小型なものであっても、複数の決済サービスに対応することができる。
店舗装置10Aは、ユーザの操作を受け付ける受付部として機能する入力装置150を備え、管理情報D1は、複数の決済サービスと1対1に対応する複数のアイコン示すアイコン情報a1、a2、及びa3を含んでおり、表示制御部112は、アイコン情報a1、a2、及びa3に基づいて、複数のアイコンA1、A2、及びA3を表示装置130に表示させ、複数のアイコンA1、A2、及びA3のうち一のアイコンをユーザが選択したことを入力装置150が受け付ける場合、管理情報D1に基づいて一のアイコンに対応する二次元コードを表示装置130に表示させる。
上記態様によれば、ユーザがアイコンを選択すれば、利用を希望する決済サービスに対応する二次元コードを表示装置に表示させることができるので、複数の二次元コードを順番に表示装置130に表示させる場合と比較して、ユーザの待ち時間を短縮することができる。
2.第2実施形態
上述した第1実施形態の決済システム1では、QRコードは決済サーバのURLを含んでおり、ユーザ装置20Aは決済サーバにアクセスした。これに対して、第2実施形態の決済システム1において、QRコードは決済サービスの種別を示す。
第2実施形態の決済システム1は、ユーザ装置20Aに替わりにユーザ装置20Bを用いる点、及び管理サーバ40Aの替わりに管理サーバ40Bを用いる点で、第1実施形態の決済システム1と相違する。
図14は、ユーザ装置20Bの構成を示すブロック図である。処理装置210は、記憶装置120に記憶される制御プログラムPR2bを読み出して実行することによって、デコード部211及び決済要求生成部212Bとして機能する。
デコード部211は、QRコードの撮像情報をデコードして、ユーザが利用を希望する決済サービスの種別を示す決済サービスIDを生成する。決済サービスIDは、決済サービスを識別する識別情報の一例である。即ち、店舗装置10Aに表示されるQRコードは、決済サービスを識別する識別情報を含んでいる。
決済要求生成部212Bは、入力情報を基にユーザが入力した決済金額を示す決済情報を生成する。決済要求生成部212Bは、ユーザを識別するユーザIDと決済サービスIDと決済情報とを含む決済要求を生成し、通信装置240を用いて決済要求を管理サーバ40Bへ送信させる。
図15は、管理サーバ40Bの構成を示すブロック図である。管理サーバ40Bの記憶装置420は、第1管理テーブルTBL1の替わりに第1管理テーブルTBL1bを記憶する点と、制御プログラムPR3の替わりに制御プログラムPR3bを記憶する点で、管理サーバ40Aの記憶装置420と相違する。
図16に、第1管理テーブルTBL1bの記憶内容を示す。第1管理テーブルTBL1bは、QRコード情報c10、c20、及びc30を含む管理情報を記憶する。QRコード情報c10は、第1決済サービスの決済サービスID[001]をエンコードして得られるQRコードの画像情報である。また、QRコード情報c20は、第2決済サービスの決済サービスID[002]をエンコードして得られるQRコードの画像情報である。更に、QRコード情報c30は、第3決済サービスの決済サービスID[003]をエンコードして得られるQRコードの画像情報である。
図15に示す処理装置410は、制御プログラムPR3bを読み出して実行することによって、管理情報生成部411B、更新部412、配信部413、特定部414、及び決済要求生成部415として機能する。ここでは、第1実施形態の管理サーバ40Aと相違する機能について説明する。
管理情報生成部411Bは、店舗装置IDごとに管理情報D1を生成する。より具体的には、管理情報生成部411Bは、第1に、第1管理テーブルTBL1を参照して、店舗装置IDに対応する決済サービスIDを取得する。管理情報生成部411Bは、第2に、第2管理テーブルTBL2を参照して、取得した決済サービスIDに対応するアイコン情報を取得する。管理情報生成部411Bは、第3に、決済サービスIDをQRコードの画像を示すQRコード情報に変換する。管理情報生成部411Bは、第4に、店舗装置IDに対応するQRコード情報とアイコン情報を含む管理情報D1を生成し、管理情報を第1管理テーブルTBL1bに書き込む。
上述したようにユーザ装置20Bは、決済サービスIDと決済情報とを含む決済要求を管理サーバ40Bへ送信する。特定部414は、第2管理テーブルTBL2を参照して受信した決済要求に含まれる決済サービスIDに対応する決済サーバのURLを特定する。
決済要求生成部415は、ユーザIDと決済情報を含む決済要求を生成し、決済要求を特定された決済サーバのURLに送信するように通信装置440を制御する。
通知部416は、決済サーバから決済完了を示す決済応答を受信すると、決済完了を示す決済完了通知をユーザ装置20BとPOSレジ30に送信するように通信装置440を制御する。
図17は、第2実施形態に係る決済システム1の動作を示すシーケンスチャートである。この例は、ユーザが第1決済サービスを選択した場合を想定する。ステップSa1からステップsb4までの動作は、図13に示す第1実施形態と同じであるので、説明を省略する。
ユーザ装置20Bが決済要求を管理サーバ40Bに送信すると、管理サーバ40Bは決済要求を受信して、決済要求に含まれるユーザID、決済サービスID及び決済金額を示す決済情報を取得する。管理サーバ40Bの処理装置410は、決済サービスIDを基に、ユーザが利用を希望する決済サービスを特定する(ステップSe1)。
この例では、ユーザが第1決済サービスの利用を希望するから、決済サービスIDは第1決済サービスを示す。処理装置410は、ユーザIDと決済情報とを含む決済要求を生成し、生成した決済要求を第1決済サーバ50に送信するように通信装置440を制御する。
第1決済サーバ50が、管理サーバ40Bから決済要求を受信すると、第1決済サーバ50は決済要求に含まれるユーザIDと紐付いた口座から、決済情報の示金額を減額する決済処理を実行する(ステップSc1)。決済処理を完了した後、第1決済サーバ50は、決済応答を管理サーバ40Bに送信する。
決済応答を管理サーバ40Bが受信すると、決済完了通知をユーザ装置20BとPOSレジ30に送信する。ユーザ装置20Bは、決済完了通知を受信すると、表示装置230に決済が完了した旨のメッセージを表示させる。メッセージを表示させることによって、ユーザは決済が完了したことを知ることができる。また、POSレジ30は決済完了通知を受信することによって、POSレジ30は、提示した決済金額について決済が完了したことを認識できる。
以上説明したように第2実施形態によれば、店舗装置10Aは決済サービスを識別する決済サービスIDをQRコードで表示するので、ユーザ装置20BがQRコードを読み取ることによって、ユーザが利用を希望する決済サービスを特定することができる。そして、ユーザ装置20Aは、いずれの決済サービスを利用する場合であっても、管理サーバ40Bに決済要求を送信する。従って、決済サーバのURLが変更になっても、QRコードを変更する必要がない。この結果、管理情報D1を管理サーバ40Bから店舗装置10Aに再送する必要がなくなるので、通信資源を節約できる。
3.第3実施形態
上述した第2実施形態では、一つの決済サービスに一つの決済サービスIDを割り当てることによって、店舗装置10Aは、複数の決済サービスIDに1対1に対応する複数のQRコードを表示した。これに対して、第3実施形態の決済システム1では、一つの決済サービスに複数の決済サービスIDを割り当てることによって、店舗装置10Aにおいて、一つの決済サービスIDに対応して互いに異なる複数のQRコードを表示する。
図18は、第3実施形態で用いる第2管理テーブルTBL2cの記憶内容を示す説明図である。この例では、第1決済サービスに対応して3個の決済サービスID[001a]、[001b]、 [001c]が割り当てられ、第2決済サービスに対応して3個の決済サービスID[002a]、[002b]、[002c]が割り当てられ、第3決済サービスに対応して3個の決済サービスID[003a]、[003b]、[003c]が割り当てられる。
以下の説明では、決済サービスID[001a]、[001b]、[001c]、[002a]、[002b]、[002c]、[003a]、[003b]、及び[003c]の各々をエンコードして得られたQRコードを[C1a]、[C1b]、[C1c]、[C2a]、[C2b]、[C2c]、[C3a]、[C3b]、及び[C3c]と表記する。また、QRコード[C1a]、[C1b]、[C1c]、[C2a]、[C2b]、[C2c]、[C3a]、[C3b]、及び[C3c]の各々の画像を示すQRコード情報を[c1a]、[c1b]、[c1c]、[c2a]、[c2b]、[c2c]、[c3a]、[c3b]、及び[c3c]と表記する。
図19は、第3実施形態で用いる第1管理テーブルTBL1cの記憶内容を示す説明図である。この例では、店舗装置ID[FM01,001,01]に、管理情報[a1,c1a,c1b,c1c、a2,c2a,c2b,c2c、a3,c3a,c3b,c3c]が対応付けられている。
店舗装置IDが[FM01,001,01]である店舗装置10Aは、第1決済サービス、第2決済サービス、及び第3決済サービスの各々について、3種類のQRコードを表示する。図20は店舗装置10Aで表示するQRコードを説明するためのタイミングチャートである。
単位期間Ta、Tb、及びTcの各々は、第1決済サービスに対応するQRコードを表示する第1期間T1と、第2決済サービスに対応するにQRコードを表示する第2期間T2と、第3決済サービスに対応するQRコードを表示する第3期間T3とで構成される。
この例では、単位期間Taの第1期間T1にQRコードC1aが表示され、単位期間Tbの第1期間T1にQRコードC1bが表示され、単位期間Taの第1期間T1にQRコードC1cが表示される。店舗装置10Aは、時刻情報に基づいてどのQRコードを表示するかを管理している。この例では、時刻t20から時刻t21までの第1期間T1においてQRコードC1bを表示する。
また、店舗装置10Aの表示制御部112は、管理情報D1に基づいて、複数の決済サービスの各々に対応するQRコード(二次元コード)を、所定の周期で変更する。例えば、第1決済サービスに対応するQRコードは、一定時間が経過すると、QRコードC1a→QRコードC1b→QRコードC1cの順に変更される。このように、QRコードを変更することによって、QRコードが変更されることを、店員及びユーザに認識させることができる。この結果、シールを用いたQRコードの改竄を容易に発見できる。
ユーザ装置20Bは、QRコードを読み取った時刻を示す時刻情報を含む決済要求を生成し、決済要求を管理サーバ40Bに送信する。
管理サーバ40Bは、決済要求に含まれる決済サービスIDと時刻情報とに基づいて、決済要求の正当性を判定する。即ち、管理サーバ40Bは、店舗装置10Bで表示されるQRコードと同期して、正当性の認証に用いる決済サービスIDを切り替える。例えば、図20に示されるように、決済サービスIDを切り替える。この例では、時刻t20から時刻t21までの期間T1において、店舗装置10Bは第1決済サービスに対応するQRコードC1bを表示するとともに、管理サーバ40Bでは決済サービスIDが[001b]の場合に正当性を認証し、決済情報とユーザIDの組を第1決済サーバ50に送信する。
上述したように、第3実施形態の決済システム1によれば、店舗装置10Aに表示されるQRコードと管理サーバ40Bの認証に用いる情報を同期して切り替える。カードに印刷するのではなく、店舗装置10AにQRコードを表示させるので、QRコードを容易に変更することができる。このため、セキュリティが強化される。
4.変形例
本開示は、以上に例示した実施形態に限定されない。具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様を併合してもよい。
4-1:変形例1
上述の各実施形態では、ユーザはユーザ装置20Aに決済金額を入力する必要があった。変形例1は、決済金額の入力を省略する決済システムを提供する。
図21は、変形例1に係る決済システム1の動作を示すシーケンスチャートである。この例は、ユーザが第1決済サービスを選択した場合を想定する。第2実施形態と同様の動作は適宜省略する。
変形例1の決済システム1において、店舗装置10Aは第2実施形態と同様にPOSレジ30と対応付けられている。管理サーバ40Bは店舗装置10Aに管理情報D1を送信する。管理情報D1は、複数の決済サービスと1対1に対応する複数のQRコード情報を含む。複数のQRコード情報の各々は、複数の決済サービスIDとPOSレジ30を識別するレジIDをエンコードして得られたQRコードの画像を示す情報である。店舗装置10Aは、管理情報D1を取得し(ステップSa1)、取得した管理情報D1に基づく画像を表示する(ステップSa2)。この点は、第1実施形態で説明した第1表示態様、第2表示態様及び第3表示態様と同様である。但し、店舗装置10Aに表示されるQRコードは決済サービスIDとレジIDとを表している。
ユーザがユーザ装置20Bを用いて利用を希望する決済サービスに対応するQRコードを読み取ると(ステップSb2)、ユーザ装置20BはQRコードをデコードして、決済サービスIDとレジIDを取得する。
POSレジ30は、決済金額を表示した後(ステップSd1)、第1突合要求を管理サーバ40Aに送信する。第1突合要求は、POSレジ30を識別するためのレジID、決済額を示す金額情報、及び決済金額を表示した時刻を示す第1時刻情報を含む。
ユーザ装置20Bは、デコード処理が終了すると(ステップSb3)、第2突合要求を管理サーバ40Aに送信する。第2突合要求は、決済サービスID、レジID、ユーザID及びQRコードを読み取った時刻を示す第2時刻情報を含む。
管理サーバ40Bは、第1突合要求と第2突合要求を受信すると、突合処理を実行する(ステップSe2)。具体的には、管理サーバ40Bの処理装置410は、レジIDが一致する第1突合要求に含まれる第1時刻情報の示す第1時刻と第2突合要求に含まれる第2時刻情報の示す第2時刻との差が所定時間以内であるかを判定する。処理装置410は、判定結果が肯定である場合、第2突合要求に含まれるユーザIDに対応するアクセス情報を特定し、特定したアクセス情報に従って、確認要求をユーザ装置20Bに送信する。確認要求は、金額情報を含む。
ユーザ装置20Bは確認要求を受信すると、確認処理を実行する(ステップSb6)。確認処理では、ユーザ装置20Bの処理装置210は、金額情報の示す金額を表示装置230に表示させ、ユーザの確認を促す。ユーザが表示装置230に表示される確認用のアイコンをタップすると、処理装置210は確認応答を管理サーバ40Bに送信する。
管理サーバ40Bは、確認応答を受信すると、決済要求を第1決済サーバ50に送信する。決済要求には、ユーザID及び金額情報が含まれる。第1決済サーバ50は、決済処理を実行する(ステップSc1)。その後の動作は、第2実施形態に係る決済システム1と同様であるので、説明を省略する。
上述した変形例1によれば、ユーザはユーザ装置10Aに決済金額を入力しなくてもよいので、入力の手間を削減でき、しかも入力ミスを無くすことができる。なお、POSレジ30から商品情報を管理サーバ40Bに送信し、管理サーバ40Bから商品情報をユーザ装置20Bに送信してもよい。ユーザ装置20Bにおいて商品情報に基づく画像を表示装置230に表示させることによって、ユーザは安心して決済を行うことができる。
4-2:変形例2
上述した各実施形態において、QRコードは静的QRコードであったが動的QRコードであってもよい。
図22は、第2実施形態において動的QRコードを採用した場合について、第3表示態様におけるユーザ装置20Bの動作を示すフローチャートである。
処理装置210は、入力情報を基にユーザがアイコンを選択したかを判定し(ステップS30)、判定結果が肯定になるまで判定を繰り返す。ユーザがアイコンを選択すると、処理装置210は、生成要求を管理サーバ40Bへ送信させる(ステップS31)。生成要求には、選択された一のアイコンを識別する情報が含まれる。生成要求は、一のアイコンに対応するQRコードを生成することを要求する。管理サーバ40Bは、生成要求を受信すると、動的QRコードの画像を示す動的QRコード情報を生成し、動的QRコード情報(管理情報の一例)を含む生成応答をユーザ装置20Bに送信する。
ユーザ装置20Bが生成応答を受信すると、処理装置210は生成応答に含まれる動的QRコード情報を表示装置230に供給することによって、表示装置230に動的QRコードを表示させる(ステップS33)。
この態様によれば、随時変更される動的QRコードを用いるので、セキュリティを強化できる。
4-3:変形例3
上述した各実施形態においてQRコードを表示する領域を変更してもよい。図23は、QRコードの表示領域の変更例を示す説明図である。この例では、QRコードを表示する領域が領域X1、領域X2、及び領域X3の順に変更される。具体的には店舗装置10Aの処理装置110は、QRコードを表示させる領域を領域X1、領域X2、領域X3の順に変更すように画像情報を生成する。
変形例3に係る店舗装置10Aの表示制御部112は、複数のQRコードを表示装置130に表示する領域を切り替える。この領域の切り替えによって、表示装置130にシールが貼られた場合、シールの位置は固定であるが、QRコードは表示位置が変更されるので、ユーザ又は店員がQRコードの改竄を発見する可能性を高まる。
4-4:変形例4
上述した各実施形態において、ユーザが利用可能な決済サービスは予め登録しておく必要がある。このため、店舗装置10Aに表示される複数の決済サービスの中には、ユーザが未登録の決済サービスが含まれることがある。そこで、ユーザが未登録の決済サービスに係るQRコードを読み取った場合、ユーザ装置20Aの処理装置110は、ユーザが利用可能な決済サービスを表示装置230に表示させてもよい。なお、未登録の決済サービスについて、加入を促すメッセージを表示装置230に表示させてもよい。
5.その他
(1)上述した実施形態では、記憶装置120は、処理装置110が読取可能な記録媒体であり、ROM及びRAMなどを例示したが、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、CD-ROM(Compact Disc-ROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ、データベース、サーバその他の適切な記憶媒体である。また、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。また、プログラムは、電気通信回線を介して通信網から送信されてもよい。
(2)上述した実施形態において、説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
(3)上述した実施形態において、入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
(4)上述した実施形態において、判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
(5)上述した実施形態において例示した処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
(6)図1に例示された各機能は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
また、通信装置140は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置140は、例えば、周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。
(7)上述した実施形態で例示したプログラムは、ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
(8)前述の各形態において、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
(9)本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。
(10)上述した実施形態において、店舗装置及びユーザ装置は、移動局(MS:Mobile Station)である場合が含まれる。移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。また、本開示においては、「移動局」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」、「端末」等の用語は、互換的に使用され得る。
(11)上述した実施形態において、「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
(12)上述した実施形態において、「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
(13)本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
(14)上述した実施形態において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。更に、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
(15)本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
(16)本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」等の用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
(17)本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…決済システム、10A,10B…店舗装置、20A,20B…ユーザ装置、40A,40B…管理サーバ、50…第1決済サーバ、60…第2決済サーバ、70…第3決済サーバ、110,210…処理装置、111…取得部、112…表示制御部、130…表示装置、211…デコード部。

Claims (8)

  1. 処理装置を備え、
    前記処理装置は、
    複数の決済サービスに1対1に対応し、且つ物品又は役務の対価を支払うユーザのユーザ装置を用いて読み取り可能な複数の二次元コード、及び複数の決済サービスに1対1に対応する複数のアイコンを示すアイコン情報を取得する取得部と、
    前記ユーザの操作を受け付ける受付部と、
    前記アイコン情報に基づいて、前記複数の二次元コードのうち、前記ユーザが利用を希望する決済サービスに対応する一の二次元コードを選択させるために前記複数のアイコンを表示装置に表示させ、前記複数のアイコンのうち一のアイコンを前記ユーザが選択したことを前記受付部が受け付ける場合、前記アイコン情報及び前記複数の二次元コードに基づいて、前記一のアイコンに対応する二次元コード及び前記一のアイコンを前記表示装置に表示させる表示制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 処理装置を備え、
    前記処理装置は、
    複数の決済サービスに対応し、物品又は役務の対価を支払うユーザのユーザ装置を用いて読み取り可能な複数の二次元コードに関する管理情報を取得する取得部と、
    前記複数の二次元コードのうち、前記ユーザが利用を希望する決済サービスに対応する一の二次元コードを選択させるための画像を表示装置に表示させる表示制御部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記管理情報に基づく前記複数の二次元コードを、順番に前記表示装置に表示させ
    前記管理情報は、前記複数の決済サービスに1対1に対応する複数のアイコンを示すアイコン情報を含み、
    前記表示制御部は、前記アイコン情報に基づいて、前記画像を前記表示装置に表示させる、
    報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記管理情報に基づいて、前記複数の決済サービスの各々に対応する二次元コードを、所定の周期で変更する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記複数の二次元コードの各々は、前記決済サービスに対応する決済サーバへアクセスするためのアクセス情報を含むことを特徴とする
    請求項1からまでのうち、いずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記複数の二次元コードの各々は、前記決済サービスを識別する識別情報を含むことを特徴とする
    請求項1からまでのうち、いずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御部は、前記複数の二次元コードを前記表示装置に表示させる領域を切り替える、
    請求項1からまでのうち、いずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 複数の決済サービスと1対1に対応する複数の二次元コードを示すコード情報複数の店舗装置に送信する管理サーバと、
    前記複数の決済サービスに対応し、物品又は役務の対価を支払う複数のユーザのユーザ装置と通信する複数の決済サーバとを備え、
    前記複数の店舗装置の各々は、
    前記コード情報を前記管理サーバから取得する取得部と、
    前記コード情報に基づいて、前記複数の二次元コードのうち、前記ユーザが利用を希望する決済サービスに対応する一の二次元コードを表示装置に表示させる表示制御部とを備え、
    前記ユーザ装置は、
    前記一の二次元コードを撮影した結果を示す撮像情報を出力する撮像装置と、
    前記撮像情報をデコードすることによって、前記一の二次元コードに対応する一の決済サーバへアクセスするためのアクセス情報を生成するデコード部と、
    前記アクセス情報に基づいて、決済金額に関する決済情報を前記一の決済サーバへ送信する送信部とを備える、
    決済システム。
  8. 複数の決済サービスと1対1に対応する複数の二次元コードを示すコード情報を複数の店舗装置に送信し、物品又は役務の対価を支払う複数のユーザのユーザ装置と通信する管理サーバと、
    前記複数の決済サービスと1対1に対応し、前記管理サーバと通信する複数の決済サーバとを備え、
    前記複数の店舗装置の各々は、
    前記コード情報を前記管理サーバから取得する取得部と
    記複数の二次元コードのうち、前記ユーザが利用を希望する決済サービスに対応する一の二次元コードを表示装置に表示させる表示制御部とを備え、
    前記ユーザ装置は、
    前記一の二次元コードを撮影した結果を示す撮像情報を出力する撮像装置と、
    前記撮像情報をデコードすることによって、前記一の二次元コードに対応する一の決済サービスを識別する識別情報を生成するデコード部と、
    前記識別情報と決済金額に関する決済情報を前記管理サーバへ送信する送信部とを備え、
    前記管理サーバは、前記ユーザ装置から受信した前記識別情報に基づいて前記複数の決済サーバのうち一の決済サーバを特定し、前記一の決済サーバへ前記決済情報を送信する、
    決済システム。
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