JP7301566B2 - 液晶パネルおよび液晶表示装置 - Google Patents
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Description
前記液晶セルの視認側の第1透明基板の側に、導電層を介することなく第1粘着剤層を介して配置された粘着剤層付偏光フィルムを有し、かつ、前記粘着剤層付偏光フィルムの側面に導通構造を有する液晶パネルであって、
前記粘着剤層付偏光フィルムが、第1偏光フィルム、アンカー層および第1粘着剤層をこの順で有し、
前記第1偏光フィルムは、ヨウ素濃度6重量%以下の偏光子を含有し、
前記アンカー層は、導電性ポリマーを含有し、
前記第1粘着剤層は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)および帯電防止剤(B)を含有する粘着剤組成物より形成されており、
前記導通構造は、前記粘着剤層付偏光フィルムの寸法収縮試験を105℃、500時間の環境下で行った場合に、前記粘着剤層付偏光フィルムのフィルム面方向における寸法変化量が400μm以下となる側面の点bに少なくとも設けられていることを特徴とする液晶パネル、に関する。
以下に、粘着剤層付偏光フィルムAを説明する。上記のように、本発明の粘着剤層付偏光フィルムAは、第1偏光フィルム、アンカー層、第1粘着剤層を有する。
第1偏光フィルムは、偏光子および前記偏光子の片面または両面に保護フィルムを有するものが一般に用いられる。偏光子は、特に限定されず、各種のものを使用できる。偏光子としては、例えば、ポリビニルアルコール系フィルム、部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィルムに、ヨウ素を吸着させて一軸延伸したもの等が挙げられる。これらの中でも、ポリビニルアルコール系フィルムとヨウ素からなる偏光子が好適である。これらの偏光子の厚さは特に制限されないが、一般的に80μm程度以下である。
前記第1粘着剤層は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)および帯電防止剤(B)含有する粘着剤組成物より形成される。
帯電防止剤としては、例えば、イオン性界面活性剤系、導電性ポリマー、導電性微粒子等の帯電防止性を付与できる材料が挙げられる。また帯電防止剤としては、イオン性化合物を用いることができる。
また、イオン性化合物としては、アルカリ金属塩及び/または有機カチオン-アニオン塩を好ましく用いることができる。アルカリ金属塩は、アルカリ金属の有機塩および無機塩を用いることができる。なお、本発明でいう、「有機カチオン-アニオン塩」とは、有機塩であって、そのカチオン部が有機物で構成されているものを示し、アニオン部は有機物であっても良いし、無機物であっても良い。「有機カチオン-アニオン塩」は、イオン性液体、イオン性固体とも言われる。
アルカリ金属塩のカチオン部を構成するアルカリ金属イオンとしては、リチウム、ナトリウム、カリウムの各イオンが挙げられる。これらアルカリ金属イオンのなかでもリチウムイオンが好ましい。
(1):(CnF2n+1SO2)2N- (但し、nは0~10の整数)、
(2):CF2(CmF2mSO2)2N- (但し、mは1~10の整数)、
(3):-O3S(CF2)lSO3 - (但し、lは1~10の整数)、
(4):(CpF2p+1SO2)N-(CqF2q+1SO2)、(但し、p、qは1~10の整数)、で表わされるもの等が用いられる。特に、フッ素原子を含むアニオン部は、イオン解離性の良いイオン化合物が得られることから好ましく用いられる。無機塩を構成するアニオン部としては、Cl-、Br-、I-、AlCl4 -、Al2Cl7 -、BF4 -、PF6 -、ClO4 -、NO3 -、AsF6 -、SbF6 -、NbF6 -、TaF6 -、(CN)2N-、等が用いられる。アニオン部としては、(CF3SO2)2N-、(C2F5SO2)2N-、等の前記一般式(1)で表わされる、(ペルフルオロアルキルスルホニル)イミドが好ましく、特に(CF3SO2)2N-、で表わされる(トリフルオロメタンスルホニル)イミドが好ましい。
本発明で用いられる有機カチオン-アニオン塩は、カチオン成分とアニオン成分とから構成されており、前記カチオン成分は有機物からなるものである。カチオン成分として、具体的には、ピリジニウムカチオン、ピペリジニウムカチオン、ピロリジニウムカチオン、ピロリン骨格を有するカチオン、ピロール骨格を有するカチオン、イミダゾリウムカチオン、テトラヒドロピリミジニウムカチオン、ジヒドロピリミジニウムカチオン、ピラゾリウムカチオン、ピラゾリニウムカチオン、テトラアルキルアンモニウムカチオン、トリアルキルスルホニウムカチオン、テトラアルキルホスホニウムカチオン等が挙げられる。
(1):(CnF2n+1SO2)2N- (但し、nは0~10の整数)、
(2):CF2(CmF2mSO2)2N- (但し、mは1~10の整数)、
(3):-O3S(CF2)lSO3 - (但し、lは1~10の整数)、
(4):(CpF2p+1SO2)N-(CqF2q+1SO2)、(但し、p、qは1~10の整数)、で表わされるもの等が用いられる。なかでも特に、フッ素原子を含むアニオン成分は、イオン解離性の良いイオン化合物が得られることから好ましく用いられる。
アンカー層は、各種材料により形成することができる。アンカー層は、厚さが0.01~0.5μmであるのが好ましく、0.01~0.2μmであるのが好ましく、さらに0.01~0.1μmであるのが好ましい。
前記表面処理層としては、ハードコート層、防眩処理層、反射防止層、スティッキング防止層ないしアンチグレア層などの機能層を設けることができる。前記表面処理層は、前記保護フィルムの偏光子を接着させない面に設けることができる。
本発明の粘着剤層付偏光フィルムには、前記の各層の他に、第1偏光フィルムのアンカー層を設ける側の表面に、易接着層を設けたり、コロナ処理、プラズマ処理等の各種易接着処理を施したりすることができる。
図3に示すように、液晶セルBは、電界が存在しない状態でホモジニアス配向した液晶分子を含む液晶層20、前記液晶層20を両面で挟持する第1透明基板41および第2透明基板42を有する。図3では、液晶セルB内の電極は省略されている。
前記の液晶セルBとしては、図4乃至図8に示すインセル型液晶セルBを用いることができる。インセル型液晶セルBは、また前記第1透明基板41と第2透明基板42との間にタッチセンサーおよびタッチ駆動の機能に係るタッチセンシング電極部を有する。
本発明の液晶パネルCは、図3に示すように液晶セルBの視認側に粘着剤層付偏光フィルムAを有し、その反対側に第2偏光フィルム11を有することができる。なお、図4乃至図8では、インセル型液晶セルBを用いたインセル型液晶パネルが示されている。
本発明の液晶パネルCを用いた液晶表示装置は、照明システムにバックライトあるいは反射板を用いたもの等の液晶表示装置を形成する部材を適宜に用いることができる。
(メタ)アクリル系ポリマーの重量平均分子量(Mw)は、GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー)により測定した。Mw/Mnについても、同様に測定した。
・分析装置:東ソー社製、HLC-8120GPC
・カラム:東ソー社製、G7000HXL+GMHXL+GMHXL
・カラムサイズ:各7.8mmφ×30cm 計90cm
・カラム温度:40℃
・流量:0.8mL/min
・注入量:100μL
・溶離液:テトラヒドロフラン
・検出器:示差屈折計(RI)
・標準試料:ポリスチレン
(HC付40μmTACフィルム、HC付25μmTACフィルムの作製)
ウレタンアクリレートを主成分とする紫外線硬化型樹脂モノマー又はオリゴマーが酢酸ブチルに溶解された樹脂溶液(DIC(株)製,商品名:ユニディック17-806,固形分濃度:80%)に、その溶液中の固形分100部当たり、光重合開始剤(BASF(株)製,商品名:IRGACURE907)を5部、及びレベリング剤(DIC(株)製、商品名:GRANDIC PC4100)を0.1部添加した。そして、前記溶液中の固形分濃度が36%となるように、前記溶液にシクロペンタノンとプロピレングリコールモノメチルエーテルを45:55の比率で加えて、ハードコート層形成材料を作製した。作製したハードコート層形成材料を、硬化後のハードコート層の厚みが7μmになるようにTJ40UL(富士フィルム製,原料:トリアセチルセルロース系ポリマー,厚み:40μm)上に塗布して塗膜を形成した。その後、塗膜を90℃で1分間乾燥し、さらに高圧水銀ランプにて積算光量300mJ/cm2の紫外線を塗膜に照射し、前記塗膜を硬化させてハードコート層(HC)を形成して、HC付40μmTACフィルムを作製した。
(30μmアクリルフィルムの作製)
攪拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入管を備えた容量30Lの釜型反応器に、8,000gのメタクリル酸メチル(MMA)、2,000gの2-(ヒドロキシメチル)アクリル酸メチル(MHMA)、10,000gの4-メチル-2-ペンタノン(メチルイソブチルケトン,MIBK)、5gのn-ドデシルメルカプタンを仕込み、これに窒素を通じつつ、105℃まで昇温し、還流したところで、重合開始剤として5.0gのt-ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート(カヤカルボンBIC-7,化薬アクゾ(株)製)を添加すると同時に、10.0gのt-ブチルパーオキシイソプロピルカーボネートと230gのMIBKからなる溶液を4時間かけて滴下しながら、還流下、約105~120℃で溶液重合を行い、さらに4時間かけて熟成を行った。
得られた重合体溶液に、30gのリン酸ステアリル/リン酸ジステアリル混合物(PhoslexA-18,堺化学工業(株)製)を加え、還流下、約90~120℃で5時間、環化縮合反応を行った。次いで、得られた重合体溶液を、バレル温度260℃、回転数100rpm、減圧度13.3~400hPa(10~300mmHg)、リアベント数1個、フォアベント数4個のベントタイプスクリュー二軸押出し機(φ=29.75mm,L/D=30)に、樹脂量換算で、2.0kg/hの処理速度で導入し、この押出し機内で、さらに環化縮合反応と脱揮を行い、押し出すことにより、ラクトン環含有重合体の透明なペレットを得た。
得られたラクトン環含有重合体について、ダイナミックTGの測定を行ったところ、0.17質量%の質量減少を検知した。また、このラクトン環含有重合体は、重量平均分子量が133,000、メルトフローレートが6.5g/10min、ガラス転移温度が131℃であった。
得られたペレットと、アクリロニトリル-スチレン(AS)樹脂(トーヨーASAS20、東洋スチレン(株)製)とを、質量比90/10で、単軸押出機(スクリュー30mmφ)を用いて混練押出することにより、透明なペレットを得た。得られたペレットのガラス転移温度は127℃であった。
このペレットを、50mmφ単軸押出機を用い、400mm幅のコートハンガータイプTダイから溶融押出し、厚さ120μmのフィルムを作製した。作製したフィルムを、2軸延伸装置を用いて、150℃の温度条件下、縦2.0倍、及び横2.0倍に延伸することにより、厚さ30μmの延伸フィルム(30μmアクリルフィルム)を得た。この延伸フィルムの光学特性を測定したところ、全光線透過率が93%、面内位相差Δndが0.8nm、厚み方向位相差Rthが1.5nmであった。
厚さ45μmのポリビニルアルコールフィルムを、速度比の異なるロール間において、30℃、0.3%濃度のヨウ素溶液中で1分間染色しながら、3倍まで延伸した。その後、60℃、4%濃度のホウ酸、10%濃度のヨウ化カリウムを含む水溶液中に0.5分間浸漬しながら総合延伸倍率が6倍まで延伸した。次いで、30℃、1.5%濃度のヨウ化カリウムを含む水溶液中に10秒間浸漬することで洗浄した後、50℃で4分間乾燥を行い、厚さ18μmの偏光子を得た。当該偏光子の片面に、製造例1で得られた、けん化処理したHC付40μmTACフィルム(トリアセチルセルロースフィルム側)を、もう一方の片面に、製造例2で得られた、30μmアクリルフィルムをポリビニルアルコール系接着剤により貼り合せて偏光フィルム(1)を作製した。
(薄型偏光子Aの作製)
吸水率0.75%、Tg75℃の非晶質のイソフタル酸共重合ポリエチレンテレフタレート(IPA共重合PET)フィルム(厚み:100μm)基材の片面に、コロナ処理を施し、このコロナ処理面に、ポリビニルアルコール(重合度4200,ケン化度99.2モル%)およびアセトアセチル変性ポリビニルアルコール(重合度1200,アセトアセチル変性度4.6%,ケン化度99.0モル%以上,日本合成化学工業社製、商品名「ゴーセファイマーZ200」)を9:1の比で含む水溶液を25℃で塗布および乾燥して、厚み11μmのポリビニルアルコール系樹脂層を形成し、積層体を作製した。
得られた積層体を、120℃のオーブン内で周速の異なるロール間で縦方向(長手方向)に2.0倍に自由端一軸延伸した(空中補助延伸処理)。
次いで、積層体を、液温30℃の不溶化浴(水100重量部に対して、ホウ酸を4重量部配合して得られたホウ酸水溶液)に30秒間浸漬させた(不溶化処理)。
次いで、液温30℃の染色浴に、偏光板が所定の透過率となるようにヨウ素濃度、浸漬時間を調整しながら浸漬させた。本実施例では、水100重量部に対して、ヨウ素を0.2重量部配合し、ヨウ化カリウムを1.0重量部配合して得られたヨウ素水溶液に60秒間浸漬させた(染色処理)。
次いで、液温30℃の架橋浴(水100重量部に対して、ヨウ化カリウムを3重量部配合し、ホウ酸を3重量部配合して得られたホウ酸水溶液)に30秒間浸漬させた(架橋処理)。
その後、積層体を、液温70℃のホウ酸水溶液(水100重量部に対して、ホウ酸を4重量部配合し、ヨウ化カリウムを5重量部配合して得られた水溶液)に浸漬させながら、周速の異なるロール間で縦方向(長手方向)に総延伸倍率が5.5倍となるように一軸延伸を行った(水中延伸処理)。
その後、積層体を液温30℃の洗浄浴(水100重量部に対して、ヨウ化カリウムを4重量部配合して得られた水溶液)に浸漬させた(洗浄処理)。
以上により、厚み5μmの偏光子を含む光学フィルム積層体を得た。
アクリロイルモルホリン45重量部、1,9-ノナンジオールジアクリレート45部、(メタ)アクリルモノマーを重合してなるアクリル系オリゴマー(ARUFONUP1190,東亞合成社製)10部、光重合開始剤(IRGACURE 907,BASF社製)3部、重合開始剤(KAYACURE DETX-S,日本化薬社製)1.5部を混合し、紫外線硬化型接着剤を調製した。
偏光子の膜厚(μm)は、分光膜厚計MCPD-1000(大塚電子(株)製)を用いて測定した。サンプル(上記で調製した偏光フィルム(1)または(2))に含まれる偏光子は、サンプルを溶剤に浸漬し、偏光子保護フィルムを溶解させることによって取り出した。溶剤には、例えば、偏光子保護フィルムがトリアセチルセルロースフィルムの場合は、ジクロロメタンを、偏光子保護フィルムがアクリルフィルムの場合は、メチルエチルケトンを、それぞれ使用した。なお、偏光子の一方の面に設けられている偏光子保護フィルムの樹脂と、他方の面に設けられている偏光子保護フィルムの樹脂が、相違する場合には、それぞれの樹脂を上述した溶剤を用いて順次に溶解させた。
偏光子のヨウ素濃度は以下の方法で測定する。尚、サンプルに含まれる偏光子は、偏光子の膜厚を測定するときと同様に、サンプルを溶剤に浸漬し、偏光子保護フィルムを溶解させることによって取り出した。
(蛍光X線測定)
偏光子のヨウ素濃度を測定するに際し、先ず、蛍光X線分析の検量線法を用いてヨウ素濃度を定量した。装置は蛍光X線分析装置ZSX-PRIMUS IV((株)リガク製)を用いた。蛍光X線分析装置によって直接得られる値は、各元素の濃度ではなく、各元素に固有の波長の蛍光X線強度(kcps)である。したがって、偏光子に含まれるヨウ素濃度を求めるには、検量線を用いて蛍光X線強度を濃度に変換する必要がある。本明細書等における偏光子のヨウ素濃度とは、偏光子の重量を基準としたヨウ素濃度(重量%)を意味する。
検量線は以下の手順で作成した。
1.既知の量のヨウ化カリウムをポリビニルアルコール水溶液に溶解させて、既知の濃度のヨウ素を含むポリビニルアルコール水溶液を7種作製した。このポリビニルアルコール水溶液をポリエチレンテレフタレートに塗布、乾燥後剥離し、既知の濃度のヨウ素を含むポリビニルアルコールフィルムの試料1~7を作製した。
なお、ポリビニルアルコールフィルムのヨウ素濃度(重量%)は以下の数式1で算出される。
[数式1]ヨウ素濃度(重量%)={ヨウ化カリウム量(g)/(ヨウ化カリウム量(g)+ポリビニルアルコール重量(g))}×(127/166)
(ヨウ素の分子量:127,カリウムの分子量:39)
[数式2](ヨウ素濃度)(重量%)=14.474×(ポリビニルアルコールフィルムの単位厚み当たりの蛍光X線強度)(kcps/μm)
サンプル測定で得られた蛍光X線強度を厚みで除して、単位厚み当たりの蛍光X線強度(kcps/μm)を求める。各サンプルの単位厚み当たりの蛍光X線強度を数式2に代入してヨウ素濃度を求める。
<導電層(アンカー層)の形成材の調製>
固形分で、チオフェン系ポリマーを10~50重量%含む溶液(商品名:デナトロンP-580W,ナガセケムテックス(株)製)8.6部、オキサゾリン基含有アクリルポリマーを含む溶液(商品名:エポクロスWS-700,(株)日本触媒製)1部、及び、水90.4部を混合し、固形分濃度が0.5重量%の導電層形成用塗布液を調製した。得られた導電層形成用塗布液は、ポリチオフェン系ポリマーを0.04重量%、オキサゾリン基含有アクリルポリマーを0.25重量%含有していた。
前記導電層形成用塗布液を前記偏光フィルム(1)のアクリルフィルム側に、乾燥後の厚みが0.06μmになるように塗布し、80℃で2分間乾燥して導電層を形成した。得られた導電層には、チオフェン系ポリマー、オキサゾリン基含有アクリルポリマーが、それぞれ、8重量%、50重量%含まれていた。
攪拌羽根、温度計、窒素ガス導入管、冷却器を備えた4つ口フラスコに、ブチルアクリレート78.9部、フェノキシエチルアクリレート16部、アクリル酸5部、4-ヒドロキシブチルアクリレート0.1部、を含有するモノマー混合物を仕込んだ。さらに、前記モノマー混合物(固形分)100部に対して、重合開始剤として2,2’-アゾビスイソブチロニトリル0.1部を酢酸エチル100部と共に仕込み、緩やかに攪拌しながら窒素ガスを導入して窒素置換した後、フラスコ内の液温を55℃付近に保って8時間重合反応を行って、重量平均分子量(Mw)195万、Mw/Mn=3.9のアクリル系ポリマーの溶液を調製した。
上記で得られたアクリル系ポリマーの溶液の固形分100部に対して、トリメチルプロピルアンモニウム-ビス(トリフルオロスルホニルイミド)を1部、イソシアネート架橋剤(東ソー社製のコロネートL,トリメチロールプロパントリレンジイソシアネート)0.6部、およびベンゾイルパーオキサイド(日本油脂社製のナイパーBMT)0.1部を配合して、アクリル系粘着剤組成物の溶液を調製した。
次いで、上記アクリル系粘着剤組成物の溶液を、シリコーン系剥離剤で処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム(セパレータフィルム:三菱化学ポリエステルフィルム(株)製,MRF38)の片面に、乾燥後の粘着剤層の厚さが20μmになるように塗布し、155℃で1分間乾燥を行い、セパレータフィルムの表面に粘着剤層を形成した。次いで、上記で作製した偏光フィルム(1)の導電層(アンカー層)に、セパレータフィルム上に形成した粘着剤層を転写して、粘着剤層付偏光フィルムを作製した。
実施例1において、表2に示すように、偏光フィルムの種類、粘着剤組成物の調製に用いた帯電防止剤(イオン性化合物(B))の種類またはそのの配合割合、アンカー層の厚みを表2に示すように変えたこと以外は、実施例1と同様にして、粘着剤層付偏光フィルムを作製した。偏光フィルムとして、前記偏光フィルム(2)を用いた場合には前記偏光フィルム(2)の偏光子の面(HC付25μmTACフィルムが設けられていない偏光子面)に、前記同様の導電層を形成した。比較例2では、導電層は形成しなかった。
アンカー層、粘着剤層について、表面抵抗値を測定した。
アンカー層の表面抵抗値は、粘着剤層を形成する前のアンカー層付の偏光フィルムのアンカー層側表面について測定した。
粘着剤層の表面抵抗値は、セパレータフィルム上に形成した粘着剤層表面について測定した。測定は、三菱化学アナリテック社製MCP-HT450を用いて行った。
粘着剤層付偏光フィルムを10cm(吸収軸方向)×10cm(遅相軸方向)に切り出し、無アルカリガラス(コーニング社製)に貼付したものをサンプルとした。サンプルを、105℃の加熱試験機に投入した。500時間後にサンプルを取り出し、加熱試験機投入前の粘着剤層付偏光フィルムの位置から加熱試験投入後の粘着剤層付偏光フィルム位置の差を測定して、寸法変化量とした。測定は、点a:矩形サンプルの遅相軸方向に同じ方向の側面(吸収軸の方向に収縮)の中央点と点b:矩形の吸収軸方向に同じ方向の側面(遅相軸の方向に収縮)の中央点、について行った。
粘着剤層付偏光フィルムムからからセパレータフィルムを剥がした後、図7に示すように、インセル型液晶セルの視認側に貼り合わせた。次に、貼り合せた粘着剤層付偏光フィルムの側面部点bに5mm幅の銀ペーストをハードコート層、偏光フィルム、アンカー層、粘着剤層の各側面部を覆うように塗布し、乾燥後、当該液晶セルを85℃または105℃で120時間保管後に取り出し、外部からのアース電極と接続した。また、インセル型液晶セル内部の透明電極パターン周辺部の引き回し配線(不図示)をコントローラIC(不図示)と接続し、タッチセンシング機能内蔵液晶表示装置を作製した。当該液晶表示装置における、偏光フィルム面に静電気放電銃(Electrostatic discharge Gun)を印加電圧15kVにて発射して、電気により白抜けした部分が消失するまでの時間を測定し、下記の基準で判断した。
(評価基準)
◎:0.5秒未満。
〇:0.5秒を超え~1秒以内。
△:1秒を超え、5秒以内。
×:5秒を超える。
高温高湿環境下では偏光フィルム積層体の単体透過率が低下する。この低下はポリビニルアルコールのポリエン化が原因と推測される。ポリエンとは、-(CH=CH)n-を指し、加熱により偏光膜中に形成されうる。ポリエンは偏光膜の透過率を著しく低下させる。また、高温高湿環境下ではポリビニルアルコール-ポリヨウ素錯体が破壊されてI-及びI2が生成されやすい。ポリビニルアルコールのポリエン化は、高温高湿環境下において生成されたヨウ素(I2)と加熱により、脱水反応が促進されることで起こると考えられている(化学式1)。
粘着剤層付偏光フィルムを、105℃の環境下に500時間の加熱試験に供し、その前後で試料の単体透過率を測定し、単体透過率の変化量ΔTsを下式で求めた。
ΔTs=Ts(500)-Ts(0)
ここで、Ts(0)は加熱前における試料の単体透過率であり、Ts(500)は105℃の環境下に500時間加熱後における単体透過率である。
当該サンプルの下記基準で評価した。
(評価基準)
○:ΔTsが0以上
×:ΔTsが0未満
作製した粘着剤層付偏光フィルムを、偏光フィルムの吸収軸が長辺と並行になるようにして、300×220mmの大きさに切断した。当該粘着剤層付偏光フィルムを、350×250mm×0.7mm厚の無アルカリガラス(コーニング社製,商品名「EG-XG」)にラミネーターで貼合した。次いで、50℃、0.5MPaで15分間オートクレーブ処理して、粘着剤層をガラスに密着させた。かかる処理の施されたサンプルに、105℃の雰囲気下で500時間処理を施した後、当該サンプルの外観を下記基準で目視にて評価した。
(評価基準)
◎:発泡、剥がれなどの外観上の変化が全くなし。
○:わずかながら端部に剥がれ、または発泡があるが、実用上問題なし。
△:端部に剥がれ、または発泡があるが、特別な用途でなければ、実用上問題なし。
×:端部に著しい剥がれあり、実用上問題あり。
BAはブチルアクリレート、
PEAはフェノキシエチルアクリレート、
AAはアクリル酸、
HBAは4-ヒドロキシブチルアクリレート、
イソシアネート系は、イソシアネート架橋剤(東ソー社製のコロネートL,トリメチロールプロパントリレンジイソシアネート)、
BPOは、ベンゾイルパーオキサイド(日本油脂社製のナイパーBMT)、
K-TFSIはビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド カリウム、
Li-TFSIはビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド リチウム、
TMPA-TFSIは、トリメチルプロピルアンモニウム-ビス(トリフルオロスルホニルイミド)、
TBMA-TFSIは、トリブチルメチルアンモニウム-ビス(トリフルオロスルホニルイミド)、
MTOA-TFSIは、メチルトリオクチルアンモニウム ビス(トリフルオロスルホニルイミド)、を示す。
B 液晶セル(インセル型液晶セル)
C 液晶パネル(インセル型液晶パネル)
1、11 第1、第2偏光フィルム
2、12 第1、第2粘着剤層
3 アンカー層
4 表面処理層
20 液晶層
31 タッチセンサー電極
32 タッチ駆動電極
33 タッチ駆動電極兼センサー電極
41、42 第1、第2透明基板
Claims (7)
- 電界が存在しない状態でホモジニアス配向した液晶分子を含む液晶層、前記液晶層を両面で挟持する第1透明基板および第2透明基板を有する液晶セルと、
前記液晶セルの視認側の第1透明基板の側に、導電層を介することなく第1粘着剤層を介して配置された粘着剤層付偏光フィルムを有し、かつ、前記粘着剤層付偏光フィルムの側面に導通構造を有する液晶パネルであって、
前記粘着剤層付偏光フィルムが、第1偏光フィルム、アンカー層および第1粘着剤層をこの順で有し、
前記第1偏光フィルムは、ヨウ素濃度6重量%以下で、厚み10μm超~25μmの偏光子を含有し、
前記アンカー層は、導電性ポリマーを含有し、厚さが0.01~0.5μm、表面抵抗値が1×10 6 ~1×10 9 Ω/□であり、
前記第1粘着剤層は、(メタ)アクリル系ポリマー(A)および帯電防止剤(B)を含有する粘着剤組成物より形成されており、
前記導通構造は、前記粘着剤層付偏光フィルムの寸法収縮試験を105℃、500時間の環境下で行った場合に、前記粘着剤層付偏光フィルムのフィルム面方向における寸法変化量が400μm以下となる側面の点bに少なくとも設けられていることを特徴とする液晶パネル。 - 前記導通構造が設けられる前記点bの寸法変化量が250μm以下であることを特徴とする請求項1記載の液晶パネル。
- 前記第1粘着剤層は、厚さが1~100μm、表面抵抗値が1×108~1×1012Ω/□であることを特徴とする請求項1または2記載の液晶パネル
- 前記第1偏光フィルムは、前記偏光子および当該偏光子の両面に保護フィルムを有する両保護偏光フィルムであることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記液晶セルが、前記第1透明基板と第2透明基板との間にタッチセンサーおよびタッチ駆動の機能に係るタッチセンシング電極部を有するインセル型液晶セルであることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の液晶パネル。
- 前記液晶セルの第2透明基板の側に、第2粘着剤層を介して配置された第2偏光フィルムを有することを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の液晶パネル。
- 請求項6記載の液晶パネルを有する液晶表示装置。
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