JP7300583B2 - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

貯湯式給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7300583B2
JP7300583B2 JP2019231782A JP2019231782A JP7300583B2 JP 7300583 B2 JP7300583 B2 JP 7300583B2 JP 2019231782 A JP2019231782 A JP 2019231782A JP 2019231782 A JP2019231782 A JP 2019231782A JP 7300583 B2 JP7300583 B2 JP 7300583B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
insulating material
hot water
vacuum heat
water storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019231782A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021099201A (ja
Inventor
幸弘 藤原
淳一 西田
皓治 伊藤
和雄 内谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2019231782A priority Critical patent/JP7300583B2/ja
Publication of JP2021099201A publication Critical patent/JP2021099201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7300583B2 publication Critical patent/JP7300583B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

本発明は、貯湯式給湯装置に関するものである。
この種の貯湯式給湯装置は、加熱装置によって貯湯タンクの底部から供給される水を高温に加熱し、断熱材で被覆された貯湯タンクの上部へ貯留するサイクルを繰り返すことにより、貯湯タンクの全体または一部に高温の湯を蓄える。
そして、使用者が湯を使用する給湯時には、加熱されていない水と混合することで所定温度にして給湯端末で使用する。
そして、貯湯タンクに被覆する断熱材として真空断熱材が用いられているものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
図4において、真空断熱材は、シリカ等の繊維材からなる芯材100をアルミニウム等の上部外皮材101、下部外皮材102で包装して内部を真空にした後に、外周部端面103、104を熱溶着加工等で密閉処理した断熱材であり、その熱伝導率はウレタンの5分の1から10分の1と非常に高性能な断熱材である。
また、この真空断熱材を二重巻きとしているものも開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009-192093号公報 特開2017-96539号公報
しかしながら、前記従来の構成では、この真空断熱材を貯湯タンクに被覆した場合、真空断熱材に、外皮材が熱溶着している部分に熱が回り込むヒートブリッジ現象が生じるため、特に外皮材としてアルミ箔を用いた場合には、その影響は大きく、貯湯タンクの保温性能が低下してしまうという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、貯湯タンクに被覆する断熱材として、保温性に優れた真空断熱材を用いた貯湯式給湯装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の貯湯式給湯装置は、貯湯タンクと前記貯湯タンクの側部の少なくとも一部を覆う第一真空断熱材と、前記第一真空断熱材に対して径方向(法線方向)の外側に配置されている第二真空断熱材と、を備え、前記第一真空断熱材、前記第二真空断熱材は、芯材と前記芯材の全周を覆う外皮材とから形成されており、前記第二真空断熱材の前記外皮材は、前記第一真空断熱材の前記外皮材よりも、熱伝導率の小さい値の材料から形成されていることを特徴とするものである。
これにより、第一真空断熱材に対して径方向(法線方向)の外側に配置されている第二真空断熱材の外皮材が、第一真空断熱材の外皮材よりも熱伝導率の小さい値の材料から形成されているため、貯湯タンクの径方向(法線方向)の最外方に位置する第二真空断熱材の外皮材におけるヒートブリッジ現象による放熱を抑制できる。
このため、貯湯タンクに被覆する断熱材として、保温性に優れた真空断熱材を用いた貯湯式給湯装置を提供できる。
本発明によれば、貯湯タンクに被覆する断熱材として、保温性に優れた真空断熱材を用いた貯湯式給湯装置を提供できる。
本発明の実施の形態1における貯湯式給湯装置の構成図 (a)本発明の実施の形態1における貯湯タンクユニットの側断面図(b)図2(a)のA-A断面図 (a)本発明の実施の形態1における貯湯タンクの上部詳細図(b)本発明の実施の形態1における貯湯タンクの断熱構成の展開図 従来の真空断熱材の構成図
第1の発明は、貯湯タンクと前記貯湯タンクの側部の少なくとも一部を覆う第一真空断熱材と、前記第一真空断熱材に対して径方向(法線方向)の外側に配置されている第二真空断熱材と、を備え、前記第一真空断熱材、前記第二真空断熱材は、芯材と前記芯材の全周を覆う外皮材とから形成されており、前記第二真空断熱材の前記外皮材は、前記第一真空断熱材の前記外皮材よりも、熱伝導率の小さい値の材料から形成されていることを特徴とする貯湯式給湯装置である。
これにより、第一真空断熱材に対して径方向(法線方向)の外側に配置されている第二真空断熱材の外皮材が、第一真空断熱材の外皮材よりも熱伝導率の小さい値の材料から形成されているため、貯湯タンクの径方向(法線方向)の最外方に位置する第二真空断熱材の外皮材におけるヒートブリッジ現象による放熱を抑制できる。
このため、貯湯タンクに被覆する断熱材として、保温性に優れた真空断熱材を用いた貯湯式給湯装置を提供できる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記貯湯タンクの側部は、前記第一真空断熱材と前記第一真空断熱材に対して周方向に配置されている成形断熱材とで覆われており、前記第一真空断熱材の周方向の端部は、前記成形断熱材で覆われていて、前記第二真空断熱材の周方向の端部は、少なくとも前記成形断熱材と接していることを特徴とするものである。
これにより、第一真空断熱材の外皮材の周方向の端部におけるヒートブリッジ現象による放熱を抑制できる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記貯湯タンクは、前記側部と、前記側部に上下方向から接合されている外面略半球状の上部と下部とから構成されており、前記側部と前記上部との接合部である第一接合部は、前記第一真空断熱材では覆われておらず、繊維系断熱材または発泡プラスチック系断熱材にて覆われており、前記繊維系断熱材または前記発泡プラスチック系断熱材に対して径方向(法線方向)の外側には、前記第二真空断熱材が配置されていることを特徴とするものである。
これにより、第一真空断熱材の外皮材の前記第一接合部との接触による破損を防止できるとともに、前記第一接合部は、繊維系断熱材または発泡プラスチック系断熱材にて覆われていて、その外側に第二真空断熱材が配置されているため、第二真空断熱材の外皮材の前記第一接合部との接触による破損も防止できる。さらには、前記第一接合部からの放熱も抑制できる。
第4の発明は、特に、第1~第3のいずれかの発明において、前記第一真空断熱材の前記外皮材は、前記第二真空断熱材の前記外皮材より耐熱温度の高い材料から形成されていることを特徴とするものである。
これにより、高温湯が貯湯されている貯湯タンクに直接接している第一真空断熱材の外皮材の方が、第二真空断熱材の外皮材より耐熱温度の高い材料から形成されているため、貯湯タンクの断熱材として総合的に耐久性を向上できる。
第5の発明は、特に、第1~第4のいずれかの発明において、前記第二真空断熱材の厚みは、前記第一真空断熱材の厚みよりも小さいことを特徴とするものである。
これにより、第二真空断熱材の外皮材は、第一真空断熱材の外皮材よりも、熱伝導率の小さい値の材料から形成されているため、第一真空断熱材の厚みより小さくても断熱性能は維持でき、また、貯湯式給湯装置の小型化も実現できる。
第6の発明は、特に、第1~第5のいずれかの発明において、前記第一真空断熱材の前記外皮材をアルミ箔から形成し、前記第二真空断熱材の前記外皮材を蒸着フィルムから形成したことを特徴とするものである。
これにより、第二真空断熱材の外皮材を、第一真空断熱材の外皮材よりも、熱伝導率の小さい値の材料から形成することを実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における貯湯式給湯装置の構成を示す図である。
図1において、貯湯式給湯装置は、貯湯タンク1と、この貯湯タンク1の水を加熱する加熱装置2であるヒートポンプ装置と、貯湯タンク1の上部に接続された第1の出湯管3と、貯湯タンク1の下部に接続された給水管5と、第1の出湯管3と給水管5とが接続された位置の間、すなわち、高さ方向において貯湯タンク1の側部略中央部に接続された第2の出湯管4と、給水管5から分岐された給水分岐管10と、第1の出湯管3と第2の出湯管4とが入口側に接続された第1の混合弁6と、この第1の混合弁6の出口側に接続された出湯管合流管8と給水分岐管10とが入口側に接続された第2の混合弁7と、この第2の混合弁7の出口側に接続された混合水管9とを備えている。
さらに、この混合水管9に接続された給湯口11と、第2の出湯管4を流れる湯温を検知する中温検知手段12と、出湯管合流管8を流れる湯温を検知する合流温検知手段13と、混合水管9を流れる湯温を検知する給湯温度検知手段14と、貯湯タンク1の上部に接続された熱利用出湯管21と、熱利用出湯管21に接続された熱交換器20と、貯湯タンク1上部と貯湯タンク1と第2の出湯管4とが接続された位置の間に接続された熱利用戻り管22と、熱交換器20に接続された熱利用端末23と、熱利用戻り管22に流れる湯量を調整するポンプ25と、熱利用端末23に流れる湯温を検知する熱利用温度検知手段24と、を備えている。
さらに、貯湯式給湯装置の運転動作を制御する制御装置26を備えている。なお、加熱装置2であるヒートポンプ装置や熱利用端末23以外は、貯湯タンクユニット33内に配置されている。
以上のように構成された貯湯式給湯装置について、以下その動作、作用を説明する。
基本的な動作としては、沸き上げ前は貯湯タンク1に低温の水が多く満たされており、運転を開始すると、貯湯タンク1の水が、沸き上げ管16を介して、ヒートポンプ装置2に送出され加熱されて、高温の湯が貯湯タンク1に戻される。これによって貯湯タンク1には高温の湯が貯えられていく。
貯湯タンク1には高温の湯が貯えられた後、給湯利用の際には、第1の出湯管3と第2の出湯管4を通じて出湯される貯湯タンク1の湯を第1の混合弁6によって混合された出湯管合流管8内の湯と、給水分岐管10からの給水を第2の混合弁7によって給湯設定温度に混合されて給湯口11へ供給される。また、給湯に使用された湯量相当の水が給水管5を通じて貯湯タンク1下部から流入する。
また、風呂等の熱利用端末23の水を熱交換器20にて加熱する場合は、ポンプ25の運転により、貯湯タンク1の上部に接続された熱利用出湯管21から熱交換器20、熱交換器20から熱利用戻り管22へと、加熱後の中温水が貯湯タンク1に戻る。
その後、給湯が発生した場合、第2の出湯管4が熱利用戻り管22よりも下の位置に接続されているため、熱利用戻り管22により生じた中温水が、優先的に利用され、熱利用戻り管22による温度分布変化の影響を取り除くことができる。
また、熱利用戻り管22は貯湯タンク1の上部に接続されており、貯湯タンク1の下部の温度は給水温度に保たれているため、沸き上げ時に加熱装置に中温水が循環して効率が低下することは無くなる。
このように、熱利用戻り管22の貯湯タンク1との接続位置を第2の出湯管4の貯湯タンク1との接続位置よりも高い位置にする構成により、熱利用戻り管22によって生じる中温水の影響を取り除き、沸き上げ時の効率低下を防ぐことができるので、良好な使い勝手と高い省エネルギー性とを実現できる。
さらに、ヒートポンプ装置2の冷凍サイクルは冷媒として二酸化炭素を用い、臨界圧を越える圧力で運転することが好ましい。二酸化炭素を冷媒として用いることで沸き上げ温度を高温にできる。

図2(a)は、本発明の実施の形態1における貯湯タンクユニットの側断面図である。図2(b)は、図2(a)のA-A断面図である。
また、図3(a)は本発明の実施の形態1における貯湯タンクの上部詳細図である。図3(b)は、本発明の実施の形態1における貯湯タンクの断熱構成の展開図である。
以下、図2(a)、図2(b)、図3(a)、図3(b)に基づいて、貯湯タンク1の断熱構成について説明する。
貯湯タンク1は、貯湯タンク上部1a、貯湯タンク側部1b、貯湯タンク下部1cから構成されており、それぞれ溶接されて、貯湯タンク1を形成している。
そして、貯湯タンク上部1aは、タンク上部断熱材29にて覆われ、貯湯タンク下部1cは、タンク下部断熱材31にて覆われている。
また、貯湯タンク側部1bで、第2の出湯管4および熱利用戻り管22が接続している部位には、タンク側部断熱材30が配置されており、第2の出湯管4および熱利用戻り管22が、タンク側部断熱材30を貫通する構成となっている。
なお、タンク上部断熱材29、タンク側部断熱材30、タンク下部断熱材31は、加工の容易な発泡スチロールまたは発泡ウレタンから形成されている。
一方、貯湯タンク側部1bで、第2の出湯管4および熱利用戻り管22が接続していない部位には、貯湯タンク1の周方向において、第2の出湯管4と熱利用戻り管22との一端側から他端側まで、あるいは、その近傍まで、第一真空断熱材27が配置されており、さらに、第一真空断熱材27に対して径方向(法線方向)の外側には、第二真空断熱材28が配置されている。
ここで、第一真空断熱材27、第二真空断熱材28は、芯材と、芯材の全周を覆う外皮材とから形成されている。
そして、第一真空断熱材27の外皮材はアルミ箔から形成され、第二真空断熱材28の外皮材は蒸着フィルムから形成されている。
すなわち、第二真空断熱材28の外皮材は、第一真空断熱材27の外皮材よりも、熱伝導率の小さい値の材料から形成されている。
参考までに、外皮材の熱伝導率として、第一真空断熱材27のアルミ箔は約238[W/m・K]、第二真空断熱材28のアルミ蒸着フィルムは約20.6[W/m・K]である。
これにより、第一真空断熱材27に対して径方向(法線方向)の外側に配置されている第二真空断熱材28の外皮材が、第一真空断熱材27の外皮材よりも熱伝導率の小さい値の材料から形成されているため、貯湯タンク1の径方向(法線方向)の最外方に位置する第二真空断熱材28の外皮材におけるヒートブリッジ現象による放熱を抑制できる。
また、第二真空断熱材28の外皮材のうち、少なくとも第一真空断熱材27に接する面のみが蒸着フィルムであれば、ヒートブリッジによる放熱抑制の効果は得られる。
また、第一真空断熱材27の上方向の端部は、貯湯タンク1の側部と第二真空断熱材28とタンク上部断熱材29とで覆われている。また、第一真空断熱材27の下方向の端部は、貯湯タンク1の側部と第二真空断熱材28とタンク下部断熱材31とで覆われていている。
また、第一真空断熱材27の周方向の両端部も、タンク側部断熱材30にて覆われており、第二真空断熱材28の周方向の両端部は、少なくともタンク側部断熱材30と接している。
これにより、第一真空断熱材27の外皮材の高さ方向および周方向の端部、すなわち外皮材の全周が、断熱されているので、第一真空断熱材27の外皮材におけるヒートブリッジ現象による放熱を抑制できる。
貯湯タンク1は、貯湯タンク側部1bと貯湯タンク上部1aとの接合部である第一接合部34、貯湯タンク側部1bと貯湯タンク下部1cとの接合部である第二接合部35を備えている。
なお、本発明の第1の実施の形態における貯湯式給湯装置は、温度成層式なので、上方部の方が高温になる場合が多い。そのため、貯湯タンク側部1bの外周に貯湯タンク上部1aを被せてから溶接しているので、第一接合部34は貯湯タンク1の外表面より突出している。
そのため、貯湯タンク側部1bと貯湯タンク上部1aとの接合部である第一接合部34は、第一真空断熱材27では覆わず、タンク溶接部断熱材32である繊維系断熱材(例えば、グラスウール)または発泡プラスチック系断熱材(例えば、発泡スチロールまたは発泡ウレタン)にて覆われており、タンク溶接部断熱材32である繊維系断熱材または発泡プラスチック系断熱材に対して径方向(法線方向)の外側には、第二真空断熱材28が配置されている。
これにより、第一真空断熱材27の外皮材の第一接合部34との接触による破損を防止できるとともに、第一接合部34は、繊維系断熱材または発泡プラスチック系断熱材にて覆われていて、その外側に第二真空断熱材28が配置されているため、第二真空断熱材28の外皮材の第一接合部34との接触による破損も防止できる。
また、第一接合部34は、タンク溶接部断熱材32である繊維系断熱材(例えば、グラスウール)または発泡プラスチック系断熱材(例えば、発泡スチロールまたは発泡ウレタン)にて覆われていることで、貯湯タンク1の外表面より突出していることで、断熱材の配置の困難な貯湯タンク側部1bと貯湯タンク上部1aとの接合部である第一接合部34からの放熱を抑制できる。
また、高温湯が貯湯されている貯湯タンク1に直接接している第一真空断熱材27の外皮材の方が、第二真空断熱材28の外皮材より耐熱温度の高い材料から形成されているため、貯湯タンクの断熱材として総合的に耐久性を向上できる。
参考までに、外皮材がアルミ箔から形成されている第一真空断熱材27の耐熱温度は約240℃、外皮材が蒸着フィルムから形成されている第二真空断熱材28の耐熱温度は約180℃である。
また、第二真空断熱材28の厚みは、第一真空断熱材27の厚みよりも小さいが、第二真空断熱材28の外皮材は、第一真空断熱材27の外皮材よりも、熱伝導率の小さい値の材料から形成されているため、第一真空断熱材27の厚みより小さくても断熱性能は維持でき、また、貯湯式給湯装置の小型化も実現できる。
なお、本発明の実施の形態1における第一真空断熱材27は、上下方向に複数枚に分割されているが、一枚でも良い。
以上のように、本発明の第1の実施の形態における貯湯式給湯装置によれば、貯湯タンクに被覆する断熱材として、保温性に優れた真空断熱材を実現できる。
以上のように、本発明にかかる貯湯式給湯装置は、貯湯タンクに被覆する断熱材として、保温性に優れ真空断熱材を用いているので、家庭用の貯湯式給湯装置のみならず、業務用などの貯湯式給湯装置にも適用できる。
1 貯湯タンク
1a 貯湯タンク上部
1b 貯湯タンク側部
1c 貯湯タンク下部
2 加熱装置(ヒートポンプ装置)
3 第1の出湯管
4 第2の出湯管
5 給水管
6 第1の混合弁
7 第2の混合弁
8 出湯管合流管
9 混合水管
10 給水分岐管
11 給湯口
12 中温検知手段
13 合流温検知手段
14 給湯温度検知手段
16 沸き上げ管
20 熱交換器
21 熱利用出湯管
22 熱利用戻り管
23 熱利用端末
24 熱利用温度検知手段
25 ポンプ
26 制御装置
27 第一真空断熱材
28 第二真空断熱材
29 タンク上部断熱材
30 タンク側部断熱材
31 タンク下部断熱材
32 タンク溶接部断熱材
33 貯湯タンクユニット
34 第一接合部
35 第二接合部

Claims (6)

  1. 貯湯タンクと
    前記貯湯タンクの側部の少なくとも一部を覆う第一真空断熱材と、
    前記第一真空断熱材に対して径方向(法線方向)の外側に配置されている第二真空断熱材と、
    を備え、
    前記第一真空断熱材、前記第二真空断熱材は、芯材と前記芯材の全周を覆う外皮材とから形成されており、
    前記第二真空断熱材の前記外皮材は、前記第一真空断熱材の前記外皮材よりも、熱伝導率の小さい値の材料から形成されていることを特徴とする貯湯式給湯装置。
  2. 前記貯湯タンクの側部は、前記第一真空断熱材と前記第一真空断熱材に対して周方向に配置されている成形断熱材とで覆われており、前記第一真空断熱材の周方向の端部は、前記成形断熱材で覆われていて、前記第二真空断熱材の周方向の端部は、少なくとも前記成形断熱材と接していることを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯装置。
  3. 前記貯湯タンクは、前記側部と、前記側部に上下方向から接合されている外面略半球状の上部と下部とから構成されており、前記側部と前記上部との接合部である第一接合部は、前記第一真空断熱材では覆われておらず、繊維系断熱材または発泡プラスチック系断熱材にて覆われており、前記繊維系断熱材または前記発泡プラスチック系断熱材に対して径方向(法線方向)の外側には、前記第二真空断熱材が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の貯湯式給湯装置。
  4. 前記第一真空断熱材の前記外皮材は、前記第二真空断熱材の前記外皮材より耐熱温度の高い材料から形成されていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の貯湯式給湯装置
  5. 前記第二真空断熱材の厚みは、前記第一真空断熱材の厚みよりも小さいことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の貯湯式給湯装置。
  6. 前記第一真空断熱材の前記外皮材をアルミ箔とし、前記第二真空断熱材の前記外皮材を蒸着フィルムとしたことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の貯湯式給湯装置。
JP2019231782A 2019-12-23 2019-12-23 貯湯式給湯装置 Active JP7300583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019231782A JP7300583B2 (ja) 2019-12-23 2019-12-23 貯湯式給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019231782A JP7300583B2 (ja) 2019-12-23 2019-12-23 貯湯式給湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021099201A JP2021099201A (ja) 2021-07-01
JP7300583B2 true JP7300583B2 (ja) 2023-06-30

Family

ID=76541088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019231782A Active JP7300583B2 (ja) 2019-12-23 2019-12-23 貯湯式給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7300583B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010025402A (ja) 2008-07-17 2010-02-04 Panasonic Corp 貯湯タンクユニット及びそれを備えた給湯機
JP2012052674A (ja) 2010-08-31 2012-03-15 Hitachi Appliances Inc 給湯機
JP2013194985A (ja) 2012-03-19 2013-09-30 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2013221643A (ja) 2012-04-13 2013-10-28 Hitachi Appliances Inc 貯液ユニットおよび給湯装置
JP2014029223A (ja) 2012-07-31 2014-02-13 Hitachi Appliances Inc 給湯機
JP2017096539A (ja) 2015-11-20 2017-06-01 三菱電機株式会社 貯湯式給湯機
JP2019100609A (ja) 2017-12-01 2019-06-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 貯湯式給湯装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010025402A (ja) 2008-07-17 2010-02-04 Panasonic Corp 貯湯タンクユニット及びそれを備えた給湯機
JP2012052674A (ja) 2010-08-31 2012-03-15 Hitachi Appliances Inc 給湯機
JP2013194985A (ja) 2012-03-19 2013-09-30 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2013221643A (ja) 2012-04-13 2013-10-28 Hitachi Appliances Inc 貯液ユニットおよび給湯装置
JP2014029223A (ja) 2012-07-31 2014-02-13 Hitachi Appliances Inc 給湯機
JP2017096539A (ja) 2015-11-20 2017-06-01 三菱電機株式会社 貯湯式給湯機
JP2019100609A (ja) 2017-12-01 2019-06-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 貯湯式給湯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021099201A (ja) 2021-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4186835B2 (ja) 貯湯タンク
JP4458046B2 (ja) 貯湯タンク
JP2011237072A (ja) 貯湯タンクユニット
WO2010118565A1 (zh) 一种电加热器及高速热水机
JP2011257012A (ja) 貯湯式給湯機
JP7300583B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP4254902B1 (ja) 貯湯タンクユニット及びそれを用いたヒートポンプ給湯機
WO2002090836A1 (en) Electric water heater, liquid heater, steam generator
JP2007309621A (ja) 給湯装置
US20090047007A1 (en) Instantaneous water heater with a heating tube
JP4971682B2 (ja) 給湯装置
JP2007155274A (ja) 貯湯タンク
JP6979570B2 (ja) 貯湯式給湯装置
TWI691691B (zh) 儲存保溫式電熱水器區間加熱構造(二)
JP2007192440A (ja) ヒートポンプ給湯機
JP4922708B2 (ja) ヒートポンプ式給湯機の熱交換器
CN101852486A (zh) 贮水式电热水器
JP6566321B2 (ja) 給湯機
JP5788081B2 (ja) 複合断熱材、保温タンク及びヒートポンプ式給湯機
JP2007303748A (ja) 給湯装置
JP2011080706A (ja) 貯湯式給湯機
JP2009198129A (ja) 貯湯タンク及びそれを用いた給湯装置
JPH10204943A (ja) 配管カバー
TWI716905B (zh) 電熱水器構造
FR3096901A1 (fr) Dispositif de distillation présentant une consommation énergétique réduite

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220905

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20221020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230522

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7300583

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151