JP7299470B2 - mixer - Google Patents
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Description
本発明は、ミキサーの技術に関する。 The present invention relates to mixer technology.
たとえばミキサーの従来技術として、特開2013-135730号公報(特許文献1)には、「モーター等の駆動機構および常時は開放され、閉成時において同駆動機構を駆動可能とする安全スイッチを備えたミキサー本体と、このミキサー本体上に上記駆動機構と係合する形でセットされる工具ユニットを備えたカップ台と、このカップ台上にセットされるミキサーカップと、このミキサーカップの開口部上に嵌合セットされる蓋体と、この蓋体によって押圧操作され、上記ミキサー本体の安全スイッチをON作動させる連係ロッドを有し、上記カップ台、ミキサーカップ、蓋体の全てがセットされないと、上記ミキサー本体の安全スイッチが閉成されないようにした安全機構とからなり、該安全機構の上記連係ロッドの蓋体側と安全スイッチ側を非同軸状態に偏位させて配置することにより、水が浸入しないようにした。」ということが開示されている。 For example, as a conventional mixer technology, Japanese Unexamined Patent Application Publication No. 2013-135730 (Patent Document 1) discloses that a drive mechanism such as a motor and a safety switch that is normally open and that enables the drive mechanism to be driven when closed. a mixer body, a cup base provided with a tool unit set on the mixer body in a manner to engage with the drive mechanism, a mixer cup set on the cup base, and an opening of the mixer cup and a connecting rod that is pressed by the lid and turns on the safety switch of the mixer body. A safety mechanism for preventing the safety switch of the mixer main body from being closed, wherein the lid side and the safety switch side of the connecting rod of the safety mechanism are displaced in a non-coaxial state to prevent water from entering. It is disclosed that
本発明の目的は、蓋の空気孔から液体が漏れにくいミキサーを提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a mixer in which liquid hardly leaks from air holes in the lid.
本発明の一局面においては、調理対象物を収容する容器と、調理対象物を攪拌するための回転力を提供する本体と、容器の上部を閉じるための蓋と、を備えるミキサーが提供される。蓋は、略中央部に空気孔が形成されるとともに、蓋の容器側の面の空気孔の周囲に斜面が形成される。また、蓋の容器側の面には、空気孔の周囲を囲むための第1のリブが形成される。蓋の容器側の面のうち第1のリブの内側に位置する面は、蓋の容器側の面のうち第1のリブの外側に位置する面よりも蓋の容器側の反対側に位置するように形成される。また、蓋の容器側の面のうち前記第1のリブの周囲の面には、斜面が形成される第2のリブが形成される。また、第1のリブは、蓋から離れるにつれて内径が大きくなるように形成されている。 SUMMARY OF THE INVENTION In one aspect of the present invention, a mixer is provided that includes a container for containing an item to be cooked, a body for providing a rotational force for agitating the item to be cooked, and a lid for closing the top of the container. . The lid has an air hole formed substantially in the center thereof, and a slope is formed around the air hole on the surface of the lid on the container side. Also, a first rib for surrounding the air hole is formed on the container-side surface of the lid. The container-side surface of the lid located inside the first rib is located on the opposite side of the lid to the container side than the container-side surface of the lid located outside the first rib. is formed as Further, a second rib having an inclined surface is formed on a surface surrounding the first rib in the container-side surface of the lid. Also, the first rib is formed so that the inner diameter increases with increasing distance from the lid.
上記の構成によれば、斜面によって液体が分散され、蓋の空気孔から液体が漏れにくいミキサーが提供される。また、上記の構成によれば、第1のリブと第2のリブによって、蓋の空気孔から液体が漏れる可能性をさらに低減できる。また、上記の構成によれば、空気の出入りをスムースにしつつ、蓋の空気孔から液体が漏れる可能性を低減できる。 According to the above configuration, a mixer is provided in which the liquid is dispersed by the inclined surfaces and the liquid is less likely to leak from the air holes of the lid. Moreover, according to the above configuration, the first rib and the second rib can further reduce the possibility of liquid leaking from the air hole of the lid. In addition, according to the above configuration, it is possible to reduce the possibility of liquid leaking from the air holes of the lid while allowing air to flow in and out smoothly.
好ましくは、第2のリブよりも第1のリブの方が高い。 Preferably, the first rib is higher than the second rib.
上記の構成によれば、蓋を上方に押し上げる力を分散しつつ、蓋の空気孔から液体が漏れる可能性を低減できる。 According to the above configuration, it is possible to reduce the possibility of liquid leaking from the air holes of the lid while dispersing the force that pushes the lid upward.
好ましくは、第1のリブの蓋の容器側の面との接触部分の内径は、空気孔の径よりも大きい。 Preferably, the inner diameter of the portion of the first rib that contacts the container-side surface of the lid is larger than the diameter of the air hole.
上記の構成によれば、蓋の空気孔から液体が漏れる可能性をさらに低減できる。 According to the above configuration, it is possible to further reduce the possibility of liquid leaking from the air hole of the lid.
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<全体構成>
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, the same parts are given the same reference numerals. Their names and functions are also the same. Therefore, detailed description thereof will not be repeated.
<Overall composition>
まず、本実施の形態にかかるミキサー100の全体構成について説明する。ミキサー100は、図1および図2に示されるように、主に、本体160と、カップユニット110から構成される。カップユニット(容器)110は、調理対象物を収納する。本体160は、カップユニット110内の調理対象物を攪拌したり切削したりするためのカッターの動力を提供する。
First, the overall configuration of the
そして、本実施の形態にかかるミキサー100に関しては、図3および図4に示すように、本体160に対してカップユニット110が着脱可能に構成されている。
<本体160の構成>
As for the
<Configuration of
次に、本実施の形態にかかる本体160の構成について説明する。図3および図5に示すように、本実施の形態においては、本体160は、主に、本体カバー161と、操作部162と、電源コード163と、モータ164と、回転軸165と、駆動力伝達ギア166とを含む。本体カバー161は、略ピラミッド形状に形成され、その外部に操作部162が取り付けられ、その内部にモータ164や回転軸165などが搭載される。そして、ミキサー100は、操作部162を介してユーザから運転ON命令を受け付けるとモータ164を駆動させる。モータ164の駆動力は、回転軸165および駆動力伝達ギア166を介して、上方のカップユニット110内に位置するカッター141へと伝達される。
Next, the configuration of the
特に本実施の形態においては、図5および図6に示すように、本体カバー161は、その上部の外周面161Aが、内側に向かって窪んでいる。より詳細には、本体カバー161は、上端から約3分の1の位置において、全周にわたって、段差161Bが形成されている。
Particularly in the present embodiment, as shown in FIGS. 5 and 6,
そして、当該外周面161Aの上端部および下端部にパッキン171A,171Bが取り付けられる。より詳細には、外周面161Aの上端部に関しては、本体カバー161の上端面の全周にわたって、パッキン171Aが取り付けられる。外周面161Aの下端部に関しては、段差161Bに全周にわたって、パッキン171Bが取り付けられる。
外周面161Aの表面には、意匠部材172が取り付けられる。意匠部材172は、たとえば、意匠性が高い金属や樹脂などのシート状部材である。ただし、意匠部材172の代わりに、外周面161Aに意匠をペイントしてもよい。
A
そして、意匠部材172の外周面は、透明のカバー173で覆われる。より詳細には、透明のカバー173の上端部は、本体160の中心部に向けて、すなわち本体160の上端面の上方を覆うように、屈曲するように形成されている。カバー173の屈曲部173Xの全周の直上には、カップ本体120の全外周の下端面が位置する。両者は、ミキサー100の攪拌動作時に互いに当接する可能性が高い程度の距離だけ隔てられている。
The outer peripheral surface of the
そして、カバー173の屈曲部173Xの下面と本体カバー161の上端面との間には、上述したように、全周にわたって、パッキン171Aが挟み込まれる。透明のカバー173の下端面と本体カバー161の段差161Bとの間には、上述したように、全周にわたって、パッキン171Bが挟み込まれる。
Between the lower surface of the
これによって、カッター141による攪拌動作や切削動作が実行された際においても、カップユニット110や本体160から伝わる振動をパッキン171A,171Bで吸収することができ、それらの共振の程度を抑制することが可能になる。
As a result, even when the
またこの構成によって、本体160およびミキサー100全体の意匠性を高めつつ、意匠部材172に水分が付着する可能性を低減することが可能である。たとえば、意匠部材172が金属のシートにパンチングを施したものである場合であっても、金属に水が付着しにくく、その結果金属が腐食されにくくなる。あるいは、意匠部材172が紙のシートにデザインを施したものである場合であっても、当該紙に水が付着しにくくなる。つまり、本体160のデザインの自由度を高めることが可能になる。
<カップユニット110の構成>
Moreover, with this configuration, it is possible to reduce the possibility of moisture adhering to the
<Configuration of
次に本実施の形態にかかるカップユニット110の構成について説明する。図4および図5を参照して、本実施の形態においては、カップユニット110は、カップ本体120と、蓋130と、取り付け部140とを含む。
(カップ本体120)
Next, the configuration of the
(Cup body 120)
まず、本実施の形態にかかるカップ本体120は、図7および図8に示すように、樹脂またはガラスによって一体成型される。カップ本体120の材質は、透明度が高く、強度が高く、軽いものであることが好ましい。
First, as shown in FIGS. 7 and 8, the
カップ本体120は、胴部120Aと、取っ手120Bとから形成される。本実施の形態にかかる取っ手120Bは、片持ちタイプであって、取っ手120Bの上部が胴部120Aの上部と一体的に繋がっている。
The cup
胴部120Aの上部の前端部分には、注ぎ口120Cが形成されている。
A
胴部120Aの底面には開口部120Fが形成されている。図5に示すように、開口部120Fには、下方から取り付け部140が取り付けられる。取り付け部140は、主に、カッター141と、カッター141に本体160からの駆動力を伝達するための回動軸142と、回動軸142を回動可能に保持するベアリング143と、本体160の動力伝達ギアからの駆動力を回動軸142に伝達するためのギア144と、開口部120Fの内周に螺合する螺合部145などから構成される。
An
図5、図7、図8を参照して、胴部120Aの後壁には肉厚部120Dが形成される。換言すれば平面視において胴部120Aは、その後壁が後方に向けて膨らんでいる。肉厚部120Dの内部には、垂直方向に向けて導通孔120Eが形成される。導通孔120Eには、後述するように蓋安全機構121の検知棒122が挿通される。
5, 7 and 8, a
胴部120Aの内壁の上部の前部の右側と左側には、凹部120X,120Xが形成される。当該凹部120X,120Xには、後述するように蓋130に形成される凸部が係止される。
なお、胴部120Aの内壁の上部の後部の右側と左側にも、凹部が形成されることが好ましい。この場合は、当該後側の凹部にも、蓋130の後部に形成される凸部が係止されることが好ましい。
In addition, it is preferable that recesses are also formed on the right and left sides of the upper rear portion of the inner wall of the
胴部120Aと取っ手120Bとの連結部分には、蓋130の後部の底面に形成される左右の爪130Y、130Yが係止されるための2つの係止部120Y,120Yが形成される。
(蓋130)
Two
(Lid 130)
本実施の形態にかかる蓋130は、図5、図9、図10に示すように、主に、カップ本体120の胴部120Aに上方から差し込まれる円柱部130Aと、円柱部130Aの基部に該当する平面部130Bとか構成される。平面部130Bは、平面視において円柱部130Aの上方と、胴部120Aの外周の上方と、注ぎ口120Cの上方と、取っ手120Bの上方と、を覆うための平面部130Bとから形成される。
The
円柱部130Aの下部の外周にはパッキン131が取り付けられる。これにより、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた際に、蓋130とカップ本体120との隙間から液体などが漏れる可能性を低減することができる。
A packing 131 is attached to the outer circumference of the lower portion of the
ここで、蓋130をカップ本体120に取り付けて固定するための構成について説明する。まず、円柱部130Aの外周面の前部の右側と左側には、凸部130X,130Xが形成される。凸部130X,130Xは、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた際に、胴部120Aの凹部120X,120Xに係止可能に構成される。
Here, a configuration for attaching and fixing the
本実施の形態においては、さらに、円柱部130Aの外周面の後部にも、その右側と左側に、凸部が形成される。当該凸部のそれぞれは、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた際に、胴部120Aの内周面の後部に形成される凹部に係止可能に構成される。
In the present embodiment, convex portions are also formed on the right and left sides of the rear portion of the outer peripheral surface of the
平面部130Bの後部の底面側には、右側と左側に、爪130Y、130Yが形成される。図11に示すように、爪130Y,130Yは、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた際に、胴部120Aと取っ手120Bとの連結部分に形成される2つの係止部120Y,120Yに係止可能に構成される。
つまり、本実施の形態においては、蓋130は、パッキン131の摩擦力と、前部の凸部130X,130Xと、後部の凸部と、爪130Y,130Yとによって、カップ本体120に固定される。
That is, in the present embodiment, the
これによって、ユーザは、取っ手120Bを握った状態で、蓋130の平面部130Bの後端部を上方に押し上げることによって、蓋130をカップ本体120から取り外すことができる。より詳細には、例えば、ユーザは、人差し指と中指と薬指と小指と、手の平と、によって取っ手120Bを握った状態で、親指の腹で平面部130Bの後端部を持ち上げる。これによって、蓋130の爪部130Y,130Yが、カップ本体120の係止部120Y,120Yから外れて、凸部130X、130Xが凹部120X,120Xの上端部に当接して、当該当接部を軸にして蓋130の後部が上方へ回動する。
Thereby, the user can remove the
さらに、本実施の形態においては、平面部130Bの底面において、円柱部130Aの周囲には、平面部130Bの前側の左側と右側にリブ130Z,130Zが形成されている。これによって、蓋130の後端部を持ち上げる際に、当該リブ130Z,130Zが、カップ本体120の胴部120Aの上端面に当接し、当該当接部を支点に、テコの原理を利用して、蓋130の後端部をユーザが持ち上げやすいように構成されている。
Further, in the present embodiment,
なお、リブ130Z,130Zは、凸部130X,130Xよりも後方に形成されることが好ましい。これによって、蓋130の後端部を持ち上げる際には、最初は、リブ130Z,130Zと胴部120Aの上端面との当接部分が支点となって、蓋130の後部が持ち上がり、その後は、凸部130X,130Xと凹部120X,120Xとの当接部分を支点として蓋130の後部が持ち上げられる構成となっている。
Incidentally, the
また、本実施の形態においては、図7~図9などに示すように、胴部120Aの内周面の後部の上端近傍には、段差部120Hが形成されている。より詳細には、段差部120Hは、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた状態において、パッキン131よりも数mm上方に形成される。段差部120Hには、カップ本体120の上縁部から下方に切り欠かれた切り欠き部120Jと、カップ本体120の内面よりも取っ手120B側(径方向外側)に入り込ませた薄肉部120Kと、を含む。
Further, in the present embodiment, as shown in FIGS. 7 to 9 and the like, a stepped
これによって、蓋130を解放する際に蓋130の平面部130Bの後部が上方に数mm程度持ち上げられた際に、まず先にパッキン131が段差120Hよりも上方に移動する。これによって、外部の空気が当該段差120Hからパッキン131の下方を通って胴部120Aの内部空間に流れ込み、胴部120Aの内部空間の負圧を低減し、その結果ミキサー100のユーザが楽に蓋130をカップ本体120から取り外すことができるようになる。つまり、段差部120Hは、蓋130を開放する際に、カップ本体120の内部と外部との間(薄肉部120Kと切り欠き部120J)で空気を通流し易くする通気部となっている。
As a result, when the rear portion of the
ここで、図5に戻って、本実施の形態においては、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた状態において、カップ本体120の胴部120Aの底面から蓋130の平面部130Bの下面までの長さL1が169.5mmである。また、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた状態において、カップ本体120の胴部120Aの底面から蓋130の円柱部130Aの下端までの長さL2が141.1mmである。また、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた状態において、カップ本体120の胴部120Aの底面からカップ本体120の目盛りの最上位X(本実施の形態においては1リットル)までの長さL3が125.2mmである。すなわち、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた状態において、目盛りの最上位から平面部130Bの下面までの長さL4が、44.3mmである。
Here, returning to FIG. 5, in the present embodiment, when the upper portion of
そして、図5および図10を参照して、平面部130Bの略中央部、より詳細には、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた際における、カップ本体120の胴部120Aの中心の真上に位置する箇所、に空気孔130Dが形成される。これによって、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた際に胴部120Aの内部空間の圧力が上昇する程度を低減することができ、その結果、運転中に蓋130が外れてしまう可能性を低減することができる。なお、本実施の形態においては、空気孔130Dの直径L5が2.7mmに形成される。
Then, referring to FIGS. 5 and 10, the substantially central portion of
特に本実施の形態においては、平面部130Bの底面において、空気孔130Dの周囲には、第1のリブ130Eが形成される。第1のリブ130Eは、略円柱状に形成される。本実施の形態においては、第1のリブ130Eの高さL6は、13.4mmに形成される。これによって、胴部120A内の液体が攪拌されても、液体が空気孔130Dを通って外部へ飛び散る可能性を低減することができる。
Especially in the present embodiment, a
より詳細には、第1のリブ130Eは、平面部130Bに対する基部から離れるほど、その内周径が大きくなるように傾斜が形成される。
More specifically, the
また、本実施の形態においては、第1のリブ130Eの平面部130Bに対する基部の内周の直径L7が、空気孔130Dの直径L5よりも大きく形成されている。なお、本実施の形態においては、第1のリブ130Eの平面部130Bに対する基部の内周の直径L7は、4.8mmに形成されている。
Further, in the present embodiment, the diameter L7 of the inner circumference of the base portion of the
平面部130Bの下面には、第1のリブ130Eの周囲にわたって、第2のリブ130Fが形成される。第1のリブ130Eの高さL6の方が第2のリブ130Fの高さL8よりも高く形成される。なお、本実施の形態においては、第2のリブ130Fの高さは、3.4mmに形成される。そして、第1のリブ130Eの平面部130Bに対する基部の外周径よりも第2のリブ130Fの平面部130Bに対する基部の内周径が2.8mm大きく形成される。
A
第2のリブ130Fは、その断面が、山のような形状に形成される。すなわち、第2のリブ130Fには、その外周面に傾斜が形成され、その内周面にも傾斜が形成される。
The
これによって、図12に示すように、カッター141によって胴部120A内の液体が攪拌されても、当該液体によって蓋130が上方に押される力を左右方向に分散することができ、液体によって蓋130がカップ本体120から外れる可能性を低減することができる。また、蓋130の下面に付着した液体が第1のリブ130Eを伝って、空気孔130Dに到達する可能性も低減することもできる。
As a result, as shown in FIG. 12, even if the
なお、図5および図10に戻って、ミキサー100をコンパクトにするためには、たとえば、蓋130によってカップ本体120の上部が閉じられた状態において、カップ本体120の目盛りの最上位Xから平面部130Bの下面までの長さL4が、40mmから50mm程度にすることが好ましい。この場合は、空気孔130Dの直径L5を2mm~4mm程度にすることが好ましく、より好ましくは2.2mm~3.2mm程度にすることが好ましい。また、第1のリブ130Eの基部の内周の直径L7は、空気孔130Dの直径L5よりも1mm~3mm程度大きくすることが好ましい。また、第1のリブ130Eの高さL6は、10mm~20mm程度に形成することが好ましく、第2のリブ130Fの高さL8は、2mm~5mm程度にすることが好ましい。
<蓋安全機構について>
5 and 10, in order to make the
<About the lid safety mechanism>
本実施の形態にかかるミキサー100は、蓋130が解放されている状態で、カッター141が駆動されないように、蓋安全機構121が設けられている。図5および図13に示すように、蓋安全機構121は、主に、蓋130の平面部130Bの下面の後部に設けられた凸部130Jと、カップ本体120の取っ手120Bの基部に取り付けられる樹脂インサート部品123と、検知棒122と、樹脂爪ロック部材124などから構成される。
The
本実施の形態においては、樹脂インサート部品123は、カップ本体120の後部の上部、すなわち導通孔120Eの上端部の近傍に取り付けられる。そして、樹脂インサート部品123は、上方から蓋130の凸部130Jに押されると、検知棒122を下方に押し込むように構成されている。
In this embodiment, the
検知棒122は、略直線状の部材であって、胴部120Aの後壁に形成された導通孔120E内に上下方向に移動可能に配置される。検知棒122は、その上部が樹脂インサート部品123に当接し、その下部が樹脂爪ロック部材124に連動する。このようにして、樹脂インサート部品123が下降する動作に連動して、樹脂爪ロック部材124が下降する。
The
樹脂爪ロック部材124は、検知棒122に押されると、モータの駆動を許可するための安全用スイッチを押すように構成されている。つまり、安全用スイッチが押された状態では、カッター141による切削運転が許可される。逆に、安全用スイッチが押されていない状態では、ユーザが操作部162を操作しても、カッター141による切削運転はスタートしない。すなわち、蓋130が完全に閉められた状態である場合にのみ、カッター141による切削運転が開始される。
The resin
また、本実施の形態においては、図4に示すように、カップ本体120の導通孔120Eの下端部の近傍には、水抜き孔120Jが形成されている。これによって、導通孔120E内に水が浸入しても、水抜き孔120Jから当該水が外部に抜けやすくなり、検知棒122が腐食する可能性を低減することができる。
<第2の実施の形態>
In addition, in the present embodiment, as shown in FIG. 4, a
<Second Embodiment>
上記の実施の形態においては、カップ本体120の内壁の上部の前部の右と左に凹部120X,120Xが形成され、蓋130の外周の下部の前部の右と左に凸部130X,130Xが形成されるものであった。しかしながら、このような形態には限られず、カップ本体120の内壁の上部の前部の右と左に凸部が形成され、蓋130の外周の下部の前部の右と左に凹部が形成されてもよい。
<第3の実施の形態>
In the above-described embodiment,
<Third Embodiment>
また、上記の実施の形態においては、蓋130の第2のリブ130Fの外周面に斜面が形成されるものであったが、第1のリブ130Eの外周面に斜面が形成されてもよい。また、上記の実施の形態においては、平面部130Bの下面に、第1のリブ130Eと第2のリブ130Fとが形成されるものであったが、第1のリブ130Eだけが形成されてもよいし、さらに第3のリブが形成されてもよい。
<第4の実施の形態>
Further, in the above-described embodiment, the oblique surface is formed on the outer peripheral surface of the
<Fourth Embodiment>
また、上記の実施の形態においては、段差部120Hが、切り欠き部120Jと、薄肉部120Kと、を含むものであったが、切り欠き部120Jがなく、上端部に薄肉部120Kのみを設けて段差部120Hを構成してもよい。つまり、蓋130を取り外す際に、蓋130とカップ本体120の内部との間で、空気が通流し易くなる構造であればよい。
<まとめ>
In the above embodiment, the stepped
<Summary>
このように上記の実施の形態においては、調理対象物を収容する容器と、調理対象物を攪拌するための回転力を提供する本体と、容器の上部を閉じるための蓋と、を備えるミキサーが提供される。蓋は、略中央部に空気孔が形成されるとともに、蓋の容器側の面の空気孔の周囲に斜面が形成される。 Thus, in the above-described embodiment, the mixer includes a container for containing the object to be cooked, a main body for providing a rotational force for stirring the object to be cooked, and a lid for closing the top of the container. provided. The lid has an air hole formed substantially in the center thereof, and a slope is formed around the air hole on the surface of the lid on the container side.
好ましくは、蓋の容器側の面には、空気孔の周囲を囲むための第1のリブと、斜面が形成される第2のリブとが形成される。 Preferably, the container-side surface of the lid is formed with a first rib for surrounding the air hole and a second rib with a slope.
好ましくは、第2のリブよりも第1のリブの方が高い。 Preferably, the first rib is higher than the second rib.
好ましくは、第1のリブは、蓋から離れるにつれて内径が大きくなるように形成されている。 Preferably, the first rib is formed such that the inner diameter increases with increasing distance from the lid.
好ましくは、第1のリブの蓋の容器側の面との接触部分の内径は、空気孔の径よりも大きい。 Preferably, the inner diameter of the portion of the first rib that contacts the container-side surface of the lid is larger than the diameter of the air hole.
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。 It should be considered that the embodiments disclosed this time are illustrative in all respects and not restrictive. The scope of the present invention is indicated by the scope of the claims rather than the above description, and is intended to include all modifications within the scope and meaning of equivalents of the scope of the claims. Also, configurations obtained by combining configurations of different embodiments described herein are also included in the scope of the present invention.
100 :ミキサー
110 :カップユニット(容器)
120 :カップ本体
120A :胴部
120B :取っ手
120C :口
120D :肉厚部
120E :導通孔
120F :開口部
120H :段差部
120H :段差
120J :水抜き孔
120X :凹部
120Y :係止部
121 :蓋安全機構
122 :検知棒
123 :樹脂インサート部品
124 :樹脂爪ロック部材
130 :蓋
130A :円柱部
130B :平面部
130D :空気孔
130E :第1のリブ
130F :第2のリブ
130J :凸部
130X :凸部
130Y :爪
130Y :爪部
130Z :リブ
131 :パッキン
140 :取り付け部
141 :カッター
142 :回動軸
143 :ベアリング
144 :ギア
145 :螺合部
160 :本体
161 :本体カバー
161A :外周面
161B :段差
162 :操作部
163 :電源コード
164 :モータ
165 :回転軸
166 :駆動力伝達ギア
171A :パッキン
171B :パッキン
172 :意匠部材
173 :カバー
X :最上位目盛り
100: Mixer 110: Cup unit (container)
120: Cup
Claims (3)
前記調理対象物を攪拌するための回転力を提供する本体と、
前記容器の上部を閉じるための蓋と、を備え、
前記蓋は、略中央部に空気孔が形成されるとともに、前記蓋の前記容器側の面の前記空気孔の周囲に斜面が形成され、
前記蓋の前記容器側の面には、前記空気孔の周囲を囲むための第1のリブが形成され、
前記蓋の前記容器側の面のうち前記第1のリブの内側に位置する面は、前記蓋の前記容器側の面のうち前記第1のリブの外側に位置する面よりも前記蓋の前記容器側の反対側に位置するように形成され、
前記蓋の前記容器側の面のうち前記第1のリブの周囲の面には、前記斜面が形成される第2のリブが形成され、
前記第1のリブは、前記蓋から離れるにつれて内径が大きくなるように形成されている、ミキサー。 a container for housing an object to be cooked;
a main body providing a rotational force for agitating the cooking object;
a lid for closing the top of the container;
The lid has an air hole formed substantially in the center thereof, and an inclined surface is formed around the air hole on the surface of the lid on the container side,
A first rib for surrounding the air hole is formed on the surface of the lid on the container side,
Of the container-side surfaces of the lid, the surface positioned inside the first ribs is closer to the container-side surface than the container-side surface of the lid positioned outside the first ribs. formed so as to be located on the opposite side of the container side,
A second rib on which the slope is formed is formed on a surface surrounding the first rib of the container-side surface of the lid,
The mixer , wherein the first rib is formed such that the inner diameter increases with increasing distance from the lid .
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